Hp SURESTORE DLT1 User Manual [ja]

hp surestore dlt1
DLT1

外付けドライブ ― 概要

詳細
システム要件をチェックします ( 必ず、Wide Ultra SCSI-2 Low-Voltage Differential (LVD) また はシングルエンド (SE) SCSI バスに接続してください )。詳細は、HP Surestore DLT1 Web ページ、 Library & Tape Tools を使用してドライブをインストールできます。
//www.hp.com/support/dlt1 にアクセスして、参照してください。HP

ステップ 1: ドライブの SCSI ID をチェックする

ドライブのリア・パネルにある SCSI ID スイッチで、テープ・ドライブの SCSI ID を確認し ます。必要があれば、SCSI ID の上下にある、「+」または「-」ボタンを押して、デフォルト 値 5 から変更します。ボールペンか先のとがったものを使用してください。鉛筆は粉で汚れ ることがありますので、使用しないでください。

ステップ 2:SCSI ケーブルを接続する

コンピュータの電源を切って、SCSI ケーブル ( ドライブに付属 ) の一端をコンピュータの外 部 SCSI コネクタに接続します。もう一端は、テープ・ドライブの後部にある SCSI コネク タに接続します。

ステップ 3: 電源ケーブルを接続する

電源ケーブルをドライブのリア・パネルのソケットにしっかり差し込みます。電源ケーブル のもう一端をコンセントに差し込みます。
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テープ・ドライブについて

テープ・ドライブのインジケータの意味を確認し、適切なカートリッジを使用します。 13 ページ

適切なメディアを使用する

DLTtape IV カートリッジと DLT1 クリーニング・カートリッジの使用方法とお手入れ方法を 確認します。

テープ・ドライブを操作する

ドライブの電源を入れてから、コンピュータの電源を入れます。稼動状況を確認して、バッ クアップとリストアのテストを実行します。

HP Library & Tape Tools

同梱されているフリー・ソフトウェアの診断 / トラブルシューティング・ツールについて説 明します。

ユーザ登録を行う

最新の HP 製品の最新の情報、サービス、サポートを受けるためにテープ・ドライブを登録 します。

トラブルシューティング

取付け時に問題が発生したら、まずこの項をチェックします。トラブルシューティングの詳 細については Web サイト、//www.hp.com/support/dlt1 にアクセスして、参照し てください。
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Copyright © 2000 by Hewlett-Packard Limited. 2000 10
このマニュアルに記載されている情報は、通知なく変更されることがあります。 このマニュアルに含まれている情報は、著作権によって保護されており、複製は禁止されています。
このマニュアルの一部またはすべてを、Hewlett-Packard 社の書面による許可なく、写真複写、複製、 または他言語への翻訳を行うことは禁止されています。
Hewlett-Packard 社は、取付け、性能、この文書の使用に関する偶発的および間接的損害 ( 逸失利益を 含む ) に対して、保証、契約、その他の法的な規律に基づく一切の責任を負いません。
Windows は、米国における Microsoft 社の登録商標です。 UNIX は、米国およびその他各国における X/Open Company の登録商標です。

製品について

必要な場合にすぐに確認できるよう、ご使用のテープ・ドライブの詳細を次の表に書きこんでください。
製品名 ( ドライブの種類 ):
製品番号:
シリアル番号:
購入日 / インストール日:
SCSI ID
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はじめに

新しいテープ・ドライブを取り付けて使用するには、次のものが必要です。
• Wide Ultra SCSI-2 LVD または SE-SCSI バス
• LVDS 準拠の SCSI ケーブル ( テープ・ドライブに付属 )
•HPSurestoreDLT1テープ・ドライブをサポートするバックアップ・ソフトウェア

SCSI host bus adapter

ご使用のコンピュータのマザーボード (SCSI-2SCSI-3 に準拠 ) に、SCSI ホスト・バス・アダプタを 適切に取り付けて設定するか、または内蔵型の SCSI コントローラを入手する必要があります。内蔵 型 SCSI チャンネルの仕様については、サーバのマニュアルを参照してください。RAID コントロー ラ・チャンネルには接続しないでください。このチャンネルは、ディスク・ドライブにのみ使用で きます。
Windows 98Windows NT 4Windows 2000Novell Netware システムの場合、ご使用のコンピュータ の SCSI 設定構成を確認するには、19 ページの「HP Library & Tape Tools」を参照してください。
HP Surestore DLT1 ドライブは、バースト転送速度 40MB/ 秒の、LVD-SCSI バスで作動するように設 計された Wide Ultra SCSI-2 SCSI デバイスです。このデバイスは、パフォーマンスに影響が出るため、 シングルエンドの SCSI バスでは使用しないでください。その他のシングルエンド・デバイスと同じ バスで使用してはいけません。同じバスで使用すると、LV D S ホスト・アダプタがシングルエンド・ モードに切り替わり、パフォーマンスに影響が出るからです。テープ・ドライブに専用のホスト・ バス・アダプタを使用することをお勧めします。適切なアダプタは、Hewlett-Packard からアクセサ リとして入手できます。注文方法、SCSI の仕様の詳細と SCSI バスの構成方法については、
//www.hp.com/support/dlt1
てください。
にアクセスしてオンラインの「ユーザーズ・ガイド」を参照し

SCSI ケーブル

ご使用のコンピュータの外部コネクタに接続する SCSI ケーブルが必要です。最高の性能を得るに は、必ずテープ・ドライブ付属のケーブルを使用してください。HP Surestore DLT1 テープ・ドライ ブに付属のケーブルは、Wide LVDS SCSI コネクタ (68 ピン ) または SE-SCSI コネクタに接続できま す。ご使用のサーバまたはホスト・バス・アダプタに超高密 (VHD) Wide SCSI コネクタが付いている 場合は、VHD-HD 変換ケーブルを入手する必要があります。ご注文の際は、
//www.hp.com/support/dlt1
を参照してください。
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バックアップ・ソフトウェア

HP Surestore DLT1 ドライブをサポートするバックアップ・アプリケーションが必要です。テープ・ ドライブに付属している TapeWare CD-ROM には Yosemite Technologies 社のバックアップ・ソフト ウェアが入っています。
一般に、ネイティブのバックアップ・アプリケーション ( たとえば、NTBackup や tar) では、 HP Surestore DLT1 テープ・ドライブのパフォーマンスを最大にするのに必要なデータ・ストリーミ ング速度を実現できません。TapeAl ert など、必要なデータ・ストリーミング速度だけでなく、他の 便利な機能を使用できるバックアップ・アプリケーションをご使用になることをお勧めします。 Computer Associates、HP、Ve r i t as 、Legato の各社から、テスト済みの HP Surestore ドライブ準拠製品 が販売されています。HP Surestore DLT1 をサポートするバックアップ・アプリケーションの最新の リストについては、We b サイト (
アプリケーションは、モデル番号ではなく、通常各メーカーの社内パーツ・ナンバーでテープ・ド ライブを識別します。そのため、ご使用のモデルに合う製品を探す際には、次の表で確認しておい てください。
ドライブ・モデル 社内パーツ・ナンバー
HP Surestore DLT1 BNCHMARK DLT1
www.hp.com/go/connect) を参照してください。
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HP Surestore DLT1 Web サイトを使用する

HP Surestore DLT1 Web サイト (//www.hp.com/support/dlt1) にはドライバ、便利なユーティ リティ、インストールおよびテープ・ドライブの使用に関する情報があります。

HP 製品ユーザ登録

新しいテープ・ドライブを We b 経由で登録するには、「Product Registration」リンクから行います。
ドライバについての詳細は、「Drivers」のリンクを参照してください。オペレーティング・システム ごとにリンクが作成されています。テープ・ドライブは、ドライバをインストールする前に取り付 ける必要があります。

ユーザーズ・ガイド

HP Surestore DLT1 テープ・ドライブの使用方法については、オンラインの「ユーザーズ・ガイド」 を参照してください。
データのバックアップやリストア方法についての詳細は、バックアップ・アプリケーションのマ ニュアルを参照してください。

HP Library & Tape Tools

HP Library & Tape Tools ソフトウェアには、診断およびトラブルシューティングのユーティリティが あります。このソフトウェアを使用すると、製品の正確な識別、SCSI バス上の SCSI ID 情報の チェック、テストの実行、ファームウェアのアップグレードが可能になるだけでなく、必要に応じ てカスタマ・サポートに提出する広範囲なトラブルシューティング情報を入手することもできます。 詳細は、19 ページを参照してください。

TapeAlert プラグイン

Tap eAler t は、ドライブ状況のモニタおよびメッセージ処理を行うユーティリティです。これを使用 すると、バックアップ・ユーティリティに影響する問題を検出することができます。ドライブ内で 欠陥のある古いテープを使用すると、TapeAl ert はエラー発生時にわかりやすい警告を表示して、問 題の解決方法を提示します。
Tap eAler t を活用するには、HP Surestore DLT1 などの Tape Alert 互換のテープ・ドライブと、Tape Aler t 互換のバックアップ・ソフトウェアが必要です。HP Surestore DLT1 の Web サイトには、TapeAlert for OpenView などのネットワーク上のテープ・ドライブをモニタするネットワーク管理コンソールのプ ラグインが含まれています。
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1: SCSI ID をチェックする
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ステップ 1: ドライブの SCSI ID をチェックする

メモ
メモ
HP Surestore DLT1 SCSI ID は、出荷時にデフォルトで SCSI ID 5 が設定されていますが、0 15 の 中から未使用の数字を任意に割り当てることができます。ただし、SCSI ID 7 0 は使用しないでく ださい。ID 7 SCSI コントローラ用に、ID 0 は通常、ブート・ディスク用に予約されています。パ フォーマンスが低下するため、ドライブを Narrow SCSI バスに取り付けないでください (3 ページの
SCSI host bus adapter」を参照してください )。
SCSI ID をデフォルト値 5 から変更する必要があるかどうかを確認します。
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Windows 98Windows NT 4Windws 2000、NetWare システムの場合、
//www.hp.com/support/tapetools
きます。コンピュータの現在の SCSI 設定を確認するには、「Install Check」を実行します (19 ページ を参照してください )。
UNIX® システムの場合は、既存デバイスの SCSI ID 判別方法について、
//www.hp.com/support/dlt1
照してください。
必要であれば、テープ・ドライブの SCSI ID を変更します。
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小さなスクリュードライバーかボールペンを使用して、リア・パネルにある SCSI ID セレクタ・ボタン ( 1 を参照 ) を押して、値を変更してください。鉛筆は芯の粉でドライブが汚れることがありますの
で、使用しないでください。
コンピュータとテープ・ドライブの SCSI ID は、電源投入時にのみチェックされます。取り付け後に
SCSI ID を変更する場合は、コンピュータとテープ・ドライブの両方の電源を切ってからドライブの SCSI ID を変更し、テープ・ドライブの電源を入れてからコンピュータの電源を入れてください。
We b サイトからHP Library & Tape Toolsをインストールで
Web サイト上にあるオンラインの「ユーザーズ・ガイド」を参
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