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オーナーズ / サービスマニュアル
CRF450R/RX
OWNER’ S/SERVICE MANUAL
M
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保証について
CRF450R/RX はモトクロスレース用として製作されたスペシャルマシンですので一般量産車と異なり保証の対象にはなりません。
あらかじめご了承ください。
CRF450R/RX のご使用について
1. この車両は一般道路を走行するために必要な保安部品、補器類(ヘッドライト、ウインカなど)を装備していません。あくま
でもモトクロスコース用としてご使用いただくように設計されております。
2. 自動車として登録する為に必要な国土交通省の認定はとってありませんので、この車両で道路(道路法に規定する道路、道路
運送法に規定する自動車及び、一般交通の用に供するその他の場所《道路運送車両法第 2 条第 6 項、道路交通法第 2 条第 1 号》)
を走りますと道路運送車両法、および道路交通法の違反となります。
従って一般道路での走行はできません。また、私道、社寺の境内、公園、海辺、農道、林道、堤防上など、いわゆる道路とし
ての形態を整えていない所でも、人や車両が自由に出入りできる所は一般の道路とみなされます。この車両が走っても良い場
所は相当限定されますので十分ご注意ください。
お買い上げいただきありがとうございました。
Honda CRF450R/RX は、モトクロス専用の競技車として製作された高性能市販モトクロッサーで、ご使用する際には、一般市販車
と異なった特殊な取り扱い方があります。このマニュアルは、苛酷なモトクロスレースで本来の性能を十分発揮いただけるよう、
基本的な取り扱い方と整備要領を案内しております。
なお、本書に記載されている以外に Honda モトクロッサーの取り扱いや整備に関するさまざまな知識や経験が必要になることがあ
ります。このため、モトクロスに関する経験が豊富なチームなどに加入し、先輩ライダーやメカニックの人達からアドバイスを受
けることをお奨めします。もし、近くにチームの心当たりがなかったり、Honda CRF450R/RX でご不明の点がございましたらお近
くの Honda 販売店にご相談ください。
Honda CRF450R/RX の高性能をお楽しみいただくと共に、モトクロスレースでのご活躍をお祈りしています。
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シンボルマーク
下記のシンボルマークは、このマニュアルを通して、作業上の注意事項を示している。
マーク 注意 マーク 注意
指示に従わないと、死亡または重大な
傷害に至るもの
守らないと車両や構成部品が損傷するた
め、行ってはいけない事項および作業要
領
指示に従わないと、死亡または重大な
傷害に至る可能性があるもの
指示に従わないと、傷害を受ける可能
性があるもの
下記のシンボルマークは作業に必要な給油脂、交換部品などを案内している。
マーク 注意 マーク 注意
オイル塗布を示す。銘柄指定がない場
合は指定または推奨エンジンオイルを
塗布する。
モリブデン溶液塗布を示す。モリブデ
ン溶液はエンジンオイルとモリブデン
グリスを 1:1 の割合で混合して作る。
マルチパーパスグリス塗布を示す。
(リチウム石けんをベースとしたグリ
ス NLGI#2 相当品)
該当銘柄例:シェルアルバニア EP-2
(昭和シェル石油)
モリブデングリス塗布を示す。(二硫
化モリブデン含有が 3% 以上、NLGI#2
相当品)
該当銘柄例:モリノックグリース AP2
(JXTG エネルギー )、モリコート
プラス(ダウコーニング社)など
モリブデンペースト塗布を示す。(二
硫化モリブデン含有が 40% 以上、
NLGI#2 相当品)
該当銘柄例:モリペースト 500(住鉱
潤滑剤)、モリコート
(ダウコーニング社)など
シリコングリス塗布を示す。
該当銘柄例:シリコングリス G-40M
(信越化学)
®
G-n ペースト
®
BR-2
作業を行う上で、知っておくと作業の効
率化につながる情報や補足説明
ネジロック剤塗布を示す。指定のない場
合、中強度のものを使用。
シール剤を塗布する。
分解毎に新品に交換する部品を示す。
ブレーキフルード塗布を示す。推奨規格
(DOT4)を用いること。
推奨クッションオイル塗布を示す。
上記に該当しない特殊グリスなどはシンボルマークを用いずに表示している。
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国際単位系(SI 単位)
このオーナーズ / サービスマニュアルは、従来から使われてきたメートル系単位に加えて、新たに国際単位系(SI 単位)を採用
している。
• SI 単位とは
SI 単位とは国際単位系(フランス語で )の略称で、従来から使われてきたさまざまな単位系を
国際的に統一するために定められた単位系である。
日本で従来から使われてきたメートル系は、基本的に長さを「メートル(m)」、質量を「キログラム(kg)」、時間を「秒(s)」と
いう単位で表してきた。SI 単位はこのメートル系を拡張したものである。
従来単位では「質量(kg)」と「力(kg または kgf)」の単位を一緒にして使用してきたが、SI 単位系では質量(kg)と力(N)の
単位がはっきり区別されている。力の大きさは、質量とは区別されて N(ニュートン)という単位で表される。なお、SI 単位でい
う「重量」とは物体に働く重力の大きさのことであり、質量に標準重力加速度を乗じたものであり、従来の“重量”の概念とは異
なっている。
• SI 単位と従来単位の記載例
項目 備考
圧力
トルク 1 kgf • m = 9.80665 N • m ( ニュートンメートル )
体積
力 1 kgf = 9.80665 N ( ニュートン )
1 kgf/cm
1 mmHg = 133.322 Pa = 0.133322 kPa
1 cm3= 1 cc
1 = 1,000 cm
2
= 98.0665 kPa ( キロパスカル )、1 kPa = 1,000 Pa ( パスカル )
3
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地球環境の保護について
お車および部品などの廃棄をするとき
地球環境を守るため、お車や交換した部品、なかでも使用済みのバッテリ
やタイヤ、エンジンオイルの廃油等はむやみに捨てないでください。これ
らのものを廃棄する場合は、Honda 販売店にご相談ください。
また、将来お車を廃車する場合も同様です。お車の廃棄を希望するときは
お近くの廃棄二輪車取扱店へご相談ください。
《廃棄二輪車取扱店とは》
一般社団法人 全国軽自動車協会連合会の登録販売店で広域廃棄物処理指
定店として登録されている廃棄二輪車を適正処理するための窓口です。
店頭に「廃棄二輪車取扱店の証」が掲示されています。
《二輪車リサイクルマーク / リサイクル料金》
この車両には、二輪車リサイクルマークが車両に貼付されています。
マークが車両に貼付されている二輪車は、再資源化するためのリサイクル
費用がメーカ希望小売価格に含まれていますので、二輪車を廃棄する際は、
再資源化に必要なリサイクル料金はいただきません。
ただし、廃棄二輪取扱店および指定引取場所までの収集・運搬料金はお客
様のご負担となります。収集・運搬料金については廃棄二輪車取扱店にご
相談ください。
二輪車リサイクルマークは、車両左側に貼付しています。
《二輪車リサイクルマークの取扱い》
お車を廃棄する際、二輪車リサイクルマークが必要です。マークは剥がさ
ないでください。マークの再発行や販売の取扱いはありません。二輪車リ
サイクルシステムの概要、ご利用方法等は、Honda ウェブサイト「廃棄段階
のリサイクル 二輪車リサイクル自主取り組み」にてご確認いただけます。
http://www.honda.co.jp/motor-recycle/
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目次
取り扱い要領
整備情報
外装部品、マフラ
点検整備
PGM-FI システム
点火装置
始動装置
燃料装置
潤滑装置
冷却装置
シリンダヘッド、バルブ
シリンダ、ピストン、カムチェーンテンショナ
クラッチ、スタータクラッチ、ギヤシフトリンケージ
エンジン / エンジン電装 フレーム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
AC ジェネレータ
クランクケース、クランクシャフト、トランスミッション、バランサ
エンジン脱着
フロントホイール、サスペンション、ステアリング
リヤホイール、サスペンション
ブレーキ装置
バッテリ、充電装置
電装
スイッチ
フレーム
マシンセッティング、故障診断
配線図
索引
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
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MEMO
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1. 取り扱い要領
1
取り扱い上の注意 ··········································· 1-2
各部の名称 ······················································ 1-3
燃料の補給 ······················································ 1-4
運転操作·························································· 1-4
エンジンモード················································1-7
ローンチコントロールシステム·······················1-9
HSTC(Honda セレクタブルトルクコントロール )
システム·························································1-11
慣らし運転 ·····················································1-12
1-1
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取り扱い要領
取り扱い要領
取り扱い上の注意
安全上の注意
• 排気ガスには有害成分が含まれているため、閉め切った場所や通気の悪い場所で長時間エンジンをかけないこと。
• エンジン停止直後は、エンジン、マフラなどが熱くなっており、素手で触れるとやけどをすることがあるので注意する。整備
を行う場合は長袖の作業服や、手袋で保護をして作業すること。
• バッテリには、可燃性の有機溶剤が電解液として含まれており、誤った取り扱いをすると、火傷や重大な傷害に至る可能性が
ある。
– バッテリを火花、火気、高温になる熱源に近づけないこと。
– バッテリを子供の手の届く場所に置かないこと。
– バッテリ本体およびバッテリ端子の分解や改造をしないこと。
– 工具などの金属でバッテリをショートさせないこと。
– バッテリに衝撃を与えないこと。
• 冷却液は毒性があるため飲用したり、皮膚、目、衣服に付着させないこと。皮膚、衣服に付着した場合は石鹸を使い、洗い流
すこと。目に入った場合は多量の水で十分に洗い流し、専門医の治療を受けること。
誤って飲んだ場合は、直ぐに吐き出させ、うがいをした後、専門医の治療を受けること。
冷却液の保管には十分注意し、特に子供の手の届かない安全な場所に保管すること。
• 整備に適した作業着(ツナギなど)、帽子、安全靴を必ず着用し、必要に応じて防塵眼鏡や、防塵マスク、手袋など保護用具を
着用して身体を守ること。
• ガソリンは非常に引火しやすいため、作業場所は火気厳禁のこと。裸火だけでなく、電気のスパークによる火花にも十分に注
意すること。また、蒸発(気化)したガソリンは爆発の危険もあり、通気の良い場所で作業すること。
• ブレーキドラム内を圧縮空気で清掃すると粉塵が空気中に漂い、肺に吸い込まれることになる。市販のブレーキクリーナなど
で拡散しないように処理しながら作業すること。
• ドライブチェーン、スプロケットなどの回転部分や可動部品に、手や衣服をはさまない様に常に注意しながら整備を行うこと。
• 2 名以上で作業をする場合は、必ずお互いに声をかけあうなどして安全を確認し合うこと。
分解、組み立て上の注意
• 部品、油脂類は必ず Honda 純正部品、または推奨品を使用する。
• 整備前に車両の泥やほこりをきれいに落とすこと。
• 各部品が元の位置に組み付けられるよう、各系統ごとに部品を整理、区別して保管する。
• ガスケット、O リング、ピストンピンクリップ、コッタピン(割ピン)などは分解時、必ず新品に交換する。
スナップリングは、取り外し時に拡げすぎると変形し、組み付け後に脱落しやすくなる。へたりの生じたスナップリングは再
使用しないこと。
• 部品は分解点検後、測定の前に洗浄し、圧縮空気で洗浄油を除去する。組み立て時には摺動面にオイルを塗布する。
• 分解時に必要な箇所は点検、データ測定を行い、組み付け時に分解前の状態に復帰できるようにしておく。
• ボルトの長さがわからなくなった時は、ボルトを締め込む前に、締め代が一定になるようボルトを配列する。
• ボルト、ナット、ビス類の締め付けは、仮付けをしてから、径の大きいものから小さいものへ、内側から外側に対角に規定の
締め付けトルクで締め付ける。
• ゴム部品は、分解時に劣化していないか点検し、必要な場所は早めに交換する。なお、ゴム製品はガソリン、灯油などに弱い
ものがあるので、なるべく揮発油や、油脂類を付着させないようにすること。
• 指定箇所には、必ず推奨グリスを塗布または注入する。
• 専用工具を必要とする作業には必ず、正しいものを使用する。
• 圧入されているベアリングを取り外す時に、ベアリングのボールに、圧力がかかるような外し方をした場合は、ベアリングの
再使用はしないこと。
• ボールベアリングはインナまたはアウタレースを指で回し、滑らかに回転するか確認する。
– 軸、直角方向のガタが過大なものは交換する。
– ゴツゴツ感のあるものは、洗浄油で洗い、治らなければ交換する。(両面シールドタイプは、洗浄できない。)
– ケース、またはシャフトへの圧入がゆるくなっている場合はベアリングを交換する。
• 片面シールドボールベアリングの場合は、組み付け方向に注意する。開放型または両面シールドベアリングの場合、ベアリン
グメーカ、サイズ刻印のある面を外側に向けて取り付ける。
• ボールベアリングの洗浄後、圧縮空気で吹く時にレースが回転しないようにする。レースが回転すると、限度以上に高速で回
転するためにベアリングを損傷させることがある。また、ベアリングは組み付け前にオイルやグリスを塗布する。
• スナップリングは、面取り側を荷重のかかる側に向けて取り付ける。へたりのあるスナップリングは、再使用しないこと。取
り付け後スナップリングを回し、溝に確実に取り付けられていることを確認する。
• 組み立て後は各部の締め付け、作動を必ず点検する。
• ブレーキ液と冷却液は塗装面、プラスティックやゴム部品など傷めるので付着させないこと。もし、付着した場合はすぐに水
で洗い流すこと。
• オイルシールは、メーカ印のある面を外側(油のない方向)に向けて取り付ける。
– 組み付け時にリップがめくれたり、バリでリップを傷つけないよう注意する。
– リップ部にグリスを塗布して組み付ける。
• チューブ類の取り付けは、ジョイントの根元まで確実に差し込むこと。チューブクリップなどがついているものは、チューブ
のへこみあとにクリップを合わせて取り付けること。取り付けがゆるくなっているチューブは交換する。
• エンジン内部やブレーキなどの油圧作動系統の内部にごみ、泥などを入れないこと。
• エンジンの各ケース合わせ面に付着したガスケット材は、きれいに除去してから組み付けること。当たり面の打痕は、オイル
ストーンで当たり面を均一にみがいて傷の山を取り除くこと。
• ケーブル類は無理にねじったり強く曲げないこと。変形や損傷を受けたケーブルは作動不良や破傷の原因となる。
• ブーツ類の取り付け溝がある場合は、必ずブーツを溝にはめ込み、取り付けること。
1-2
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クラッチレバー
エンジンストップ
スイッチ
フューエルタンクキャップ
スロットルグリップ
ブレーキレバー
スタータスイッチ
図は CRF450R:
エンジンモード
セレクトスイッチ
インジケータランプ
- PGM-FI 警告灯(橙)
- エンジンモードインジケータ(青)
- ローンチコントロールシステムインジケータ(紫)
HSTC スイッチ
HSTC システム
インジケータ(緑)
ギヤチェンジペダル
ファストアイドルノブ
サイドスタンド
(CRF450RX)
図は CRF450RX:
リヤブレーキペダル
フォークコンプレッション
ダンピングアジャスタ
図は CRF450R:
フォークリバウンド
ダンピングアジャスタ
ショックアブソーバ
リバウンドダンピング
アジャスタ
ショックアブソーバ
コンプレッションダンピング
アジャスタ
(高速側 / 低速側)
ショックアブソーバ
スプリングアジャスタ
各部の名称
取り扱い要領
1-3
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取り扱い要領
燃料の補給
火気厳禁。
フューエルタンクブリーザホース[1]をステアリングス
テム [2] から抜いてください。
フューエルタンクキャップ[3]は、左に回すと外れます。
燃料を口元まで補給した後、キャップを取り付け、右に
回して確実に締め付けてください。補給後、フューエル
タンクブリーザホースをステアリングステムに差し込
んでください。
タンク容量 :
CRF450R: 6.3 ℓ
CRF450RX: 8.0 ℓ
使用ガソリン : 無鉛ハイオクタンガソリン
• 燃料を補給する際、ノズルをタンク内に入れすぎ
ないようにしてください。フューエルポンプを損
傷させる恐れがあります。
運転操作
始動前に以下の項目を点検してください。
– エンジンオイル (4-14 頁参照 )
– 冷却液レベル (4-16 頁参照 )
– エアクリーナ (4-8 頁参照 )
• エンジン始動後、各インジケータは以下のように
動作します。
– インジケータランプ [1]:
PGM-FI 警告灯(橙)が数秒間点灯し消灯します。
その後エンジンモードインジケータ(青)が現
在のエンジンモードを表示し消灯します。
– HSTC システムインジケータ(緑)[2]:
現在の HSTC モードを表示した後、点灯します。
HSTCモードをOFFにしている場合は消灯します。
• PGM-FI 警告灯(橙)、エンジンモードインジケー
タ(青)、ローンチコントロールシステムインジ
ケータ(紫)はインジケータランプ を共有してい
ます。
• PGM-FI 装置に異常が検知されると、該当する故障
診断コードが PGM-FI 警告灯(橙)の点滅によって
表示されます。回数を記録し、故障診断を行って
ください。故障診断コードは 5-9 頁を参照してく
ださい。
• 各インジケータランプが点灯しない、もしくは点
灯したまま消灯しない場合は、L. ハンドルバース
イッチの点検を行ってください。
1-4
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取り扱い要領
始動要領
クラッチレバーを握らず、ギヤが入っている時に
スタータスイッチを押すと、車両が急に動き出し
危険である。
スタータスイッチを押す時は、必ずクラッチレ
バーを握っておくこと。
冷間時始動
1. ギヤをニュートラルにします。
2. 外気温が 10 ℃以下の時はファストアイドルノブ [1]
をいっぱいまで引きます。
3. スロットルグリップを完全に閉め方向に戻し、ク
ラッチレバーをいっぱいまで握りスタータスイッチ
を押して、エンジンを始動してください。
4. エンジン始動から約 1 分後ファストアイドルノブを
押し戻してください。
熱間時始動、走行中エンジンストールした時、または
転倒時の再始動
1. ギヤをニュートラルにします。
2. スロットルグリップ [1] を完全に閉め方向に戻し、
クラッチレバーをいっぱいまで握りスタータスイッ
チ [2] を押して、エンジンを始動してください。
エンジン始動に失敗した時
• ファストアイドルノブが押されている状態であ
ることを確認してください。
1. ギヤをニュートラルにします。
2. スロットルグリップを全開にしたまま、スタータス
イッチを 5 秒間押してください。
3. スロットルグリップを完全に閉め方向に戻し、ク
ラッチレバーをいっぱいまで握りスタータスイッチ
を押して、エンジンを始動してください。
• エンジンが始動できないときは 10 秒ほど待って
から再度始動を行ってください。
• 始動後アイドリングが安定しない場合は、スロッ
トルを少し開けてください。
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[1]
1速
2速
3速
4速
5速
ニュートラル
取り扱い要領
エンジンの停止
ギヤをニュートラルにします。
エンジンがアイドリング回転になったところで、エンジ
ンストップスイッチ[1]を押してエンジンを止めてくだ
さい。
• エンジンストップスイッチは、完全にエンジンが
停止するまで押したまま保持してください。
走り方
ギヤチェンジ操作は、踏み込み、蹴り上げ方式(1 ダウ
ン 4 アップ)で行います。
ニュートラルの位置からギヤチェンジペダル[1]を踏み
込むと 1 速、蹴り上げると 2 - 5 速にギヤチェンジする
ことができます。
サイドスタンド
CRF450R には差し込み式サイドスタンド[1] が標準装備
されています。
このスタンドは、仮に車両を支えるものであり、作業を
行う際はオプションのメインスタンドなどでエンジン
下部を確実に支持してください。
CRF450RX にはサイドスタンド [1] が標準装備されてい
ます。
このスタンドは、車両を支えるものであり、作業を行う
際はオプションのメインスタンドなどでエンジン下部
を確実に支持してください。
また、スタートする前に必ずサイドスタンドを格納して
ください。
1-6
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[1] [2]
モード 1:
モード 2:
モード 3:
点灯
消灯
点灯
消灯
点灯
消灯
エンジンモード
本車両では、エンジンモードを切り替えることにより、
路面状況に応じたエンジン出力特性に変更することが
できます。
– モード 1:標準
– モード 2:スムーズ
( 標準よりレスポンスが穏やかなモード )
– モード 3:アグレッシブ
( 標準よりレスポンスが鋭いモード )
エンジンモード確認方法
現在のエンジンモードを確認する場合は、停車してアイ
ドリング回転時にスロットルを完全に閉じた状態で、エ
ンジンモードセレクトスイッチ [1] を押してください。
現在のモードがエンジンモードインジケータ(青)[2]
の点滅回数で表示されます。
– モード 1:1 回点滅を 3 回繰り返し、消灯する
– モード 2:2 回点滅を 3 回繰り返し、消灯する
– モード 3:3 回点滅を 3 回繰り返し、消灯する
取り扱い要領
• エンジンモードインジケータ(青)は、PGM-FI 警
告灯(橙)、ローンチコントロールシステムイン
ジケータ(紫)とインジケータランプを共有して
います。
• ファストアイドルノブが引かれているとエンジ
ンモードの確認はできません。
• エンジンモードインジケータ点滅中にエンジン
コントロールユニットが異常を検知しても、一時
的に PGM-FI 警告灯は点滅または点灯しません。
• エンジンコントロールユニットがシステムに異
常を検知している場合でもモードの確認は可能
です。
• 保存された DTC の読み出し中にエンジンモード確
認を行うことはできません。
エンジンモードインジケータが点滅しない場合は、以下
の点検を行ってください。
– アイドリング回転数
– エンジンモードインジケータ(L. ハンドルバー
スイッチ)
1-7
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モード 1
モード 2
モード 3
[1] [2]
取り扱い要領
エンジンモード切り替え方法
停車してアイドリング回転時にスロットルを完全に閉
じた状態で、以下の手順に従ってエンジンモードを切り
替えてください。
1. エンジンモードセレクトスイッチ [1] を 1 秒以上長
押しします。
2. エンジンモードセレクトスイッチを離すと、選択し
たエンジンモードがエンジンモードインジケータ
(青)[2] の点滅回数で表示されます。
手順 1、2 を繰り返すごとにモードが切替わります。
• ファストアイドルノブが引かれているとエンジ
ンモードは切り替わりません。
• エンジンモードインジケータ(青)点滅中にエン
ジンコントロールユニットが異常を検知しても、
一時的に PGM-FI 警告灯は点滅または点灯しませ
ん。
• エンジンコントロールユニットがシステムに異
常を検知している場合でもモードの切り替えは
可能です。ただし吸気圧力センサまたはスロット
ル開度センサに異常がある場合(DTC1-1、1-2、21、8-1 または 8-2 を表示)は、エンジンモード切
り替えはできません。
• 保存された DTC の読み出し中にエンジンモード選
択を行うことはできません。
• エンジンを停止後、設定したエンジンモードは保
持されます。
エンジンモードが切り替わらない場合は、以下の点検を
行ってください。
– アイドリング回転数
– エンジンモードセレクトスイッチ(L. ハンドルバー
スイッチ)
1-8
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[1]
[2]
レベル 1:
レベル 2:
レベル 3:
点灯
消灯
点灯
消灯
点灯
消灯
繰り返し
繰り返し
繰り返し
ローンチコントロールシステム
本車両のローンチコントロールシステムでは、三段階の
スタートアシストを選択できます。
– レベル 1:ドライコンディション(上級者向け)
レブカット値:9,500 min
– レベル 2:セミドライコンディション(出荷時設定)
レブカット値:8,500 min
– レベル 3:マディコンディション
レブカット値:8,250 min
ローンチコントロールシステム起動方法
エンジンを始動して約 2 秒経過後にスタータスイッチ
[1] を長押しすると、ローンチコントロールシステムを
起動することができます。
ローンチコントロールシステムが起動すると、ローンチ
コントロールシステムインジケータ(紫)[2] が現在の
システムレベルを点滅回数で表示します。
– レベル 1:1 回点滅を繰り返す
– レベル 2:2 回点滅を繰り返す
– レベル 3:3 回点滅を繰り返す
-1
-1
-1
取り扱い要領
• ローンチコントロールシステムインジケータ
(紫)は、PGM-FI 警告灯(橙)、エンジンモードイ
ンジケータ(青)とインジケータランプを共有し
ています。
• ローンチコントロールシステムインジケータ
(紫)が点滅しない場合、L. ハンドルバースイッ
チを点検してください。
以下の状態ではローンチコントロールシステムは起動
しません。
– エンジン始動後、2 秒以上経過していない
– エンジンコントールユニットがエンジンの異常を検
知し、インジケータランプが橙に点灯している場合
– アイドリング回転数が低すぎる
スタータスイッチを短く押すと、ローンチコントロール
システムを解除できます。
1-9
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取り扱い要領
ローンチコントロールシステムレベル切
り替え方法
ローンチコントロールシステム起動後、以下の手順でレ
ベルを切り替えてください。
1. スタータスイッチ [1] を長押しします。
選択したレベルがローンチコントロールシステムイ
ンジケータ(紫)の点滅回数で表示されます。
2. スタータスイッチを離します。
手順 1、2 を繰り返すごとにレベルが切替わります。
レベルが切り替わらない場合は、エンジンコントロール
ユニットを良品と交換して、再点検を行ってください。
• エンジンを停止後、設定したローンチコントロー
ルシステムレベルは保持されます。
• 保存された DTC の読み出し中にローンチコント
ロールシステムレベルの切り替えを行うことは
できません。
ローンチコントロールシステム作動手順
ローンチコントロールシステムを起動します。
スタート時、以下の操作でローンチコントロールシステ
ムが作動します。
-1
– エンジン回転数が1,400 min
– ギヤを 1 速または 2 速にシフト
– 上の状態でスロットル開度 35°以上にする
• スロットルを過度にスナップすると、システムが
停止することがあります。
ローンチコントロールシステム作動中、ローンチコント
ロールインジケータ(紫)が点灯します。
スタート後、以下のいずれかでローンチコントロールシ
ステムの制御が終了します。
– ギヤを 3 速以上にシフトする
– スロットル開度 20°以下にする
– ローンチコントロールシステム作動から 3 秒経過
– エンジンが停止
– エンジンコントロールユニットが異常を検知
以上、14,000 min-1以下
1-10
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モード 1:
モード 2:
モード 3:
点灯
消灯
点灯
消灯
点灯
消灯
[1]
モード 1
モード 2
モード 3
HSTC OFF
:単押し
:長押し
[1]
[2]
HSTC(Honda セレクタブルトルクコント
ロール)システム
本車両では、HSTC モードを切り替えることにより、路
面状況に応じて走行中に起きるスリップを抑制するこ
とができます。
– モード 1:ドライコンディション
駆動力抑制:小
– モード 2:セミドライコンディション(出荷時設定)
駆動力抑制:中
– モード 3:マディコンディション
駆動力抑制:大
1. エンジンを始動します。
2. 現在のモードが HSTC システムインジケータ(緑)[1]
の点滅回数で表示されます。
– モード 1:1 回点滅を 3 回繰り返し、その後点灯する
– モード 2:2 回点滅を 3 回繰り返し、その後点灯する
– モード 3:3 回点滅を 3 回繰り返し、その後点灯する
• HSTC システムインジケータ(緑)が点滅しない場
合は、L. ハンドルバースイッチを点検してくださ
い。
取り扱い要領
HSTC システム切り替え方法
1. エンジンを始動します。
2. HSTC スイッチ [1] を押します。
選択したモードが HSTC システムインジケータ(緑)
[2] の点滅回数で表示され、その後点灯します。
3. HSTC スイッチを押すごとに、モードが切り替わりま
す。
HSTC スイッチを長押しすると、HSTC システムの ON/OFF
が切り替わります。
HSTC が ON になった場合、現在のモードが HSTC システ
ムインジケータ(緑)の点滅回数で表示され、その後点
灯します。
HSTC が OFF になった場合、HSTC システムインジケータ
(緑)は消灯します。
• エンジンを停止後、設定した HSTC システムモー
ドは保持されます。
• 保存されたDTC の読み出し中に HSTC システムモー
ドの切り替えを行うことはできません。
• 切り替えができない場合は、L. ハンドルバース
イッチを点検してください。
1-11
Page 19
dummytext
取り扱い要領
慣らし運転
新車時
適切な慣らし運転を行うと、その後のお車の性能を良い
状態に保つことができます。
この車両は乗りはじめてから 25 km まで、または最初の
1 日は急発進、急加速を避け、控えめな運転をしてくだ
さい。
部品交換時
シリンダ、クランクシャフト、ピストン、カムシャフ
ト、ピストンリング、ギヤなどエンジン部品を交換した
場合は、新車時と同様 25 km または 1 日の慣らし運転を
行ってください。
1-12
Page 20
dummytext
2. 整備情報
2
号機打刻位置 ·················································· 2-2
諸元表 ····························································· 2-3
締め付けトルク ··············································· 2-9
給油脂、シール剤 ··········································2-16
専用工具リスト··············································2-18
ワイヤリング図··············································2-20
2-1
Page 21
dummytext
フレーム号機:PE07-1400001 ~
エンジン号機:PE07E-1400001 ~
CRF450R: CRF450RX:
フレーム号機:PE07-1400001 ~
エンジン号機:PE07E-3400001 ~
整備情報
整備情報
号機打刻位置
フレーム号機打刻位置 [1]: エンジン号機打刻位置 [1]:
スロットルボディ号機打刻位置 [1]:
2-2
Page 22
dummytext
諸元表
主要諸元表
項目 諸元
車名 CRF450R/RX
長さ CRF450R 2,182 mm
CRF450RX 2,174 mm
幅 CRF450R 827 mm
CRF450RX 839 mm
高さ CRF450R 1,267 mm
CRF450RX 1,280 mm
軸距 CRF450R 1,481 mm
CRF450RX 1,477 mm
原動機の形式 PE07E
総排気量 449.77 cm
乗車定員 1 人
タイヤ CRF450R 前輪 80/100-21 51M
後輪 120/80-19 63M
CRF450RX 前輪 90/90-21 54M
後輪 120/90-18 65M
最低地上高 CRF450R 336 mm
CRF450RX 334 mm
原動機 始動方式 セルフ式
種類 水冷 4 サイクル
シリンダ数及び配置 単気筒前傾 10°
燃焼室形式 ペントルーフ型
弁機構 OHC チェーン駆動
内径×行程 96.000 × 62.138 mm
圧縮比 13.5 : 1
バルブ開閉時期 吸気 開き 15°BTDC (1 mm リフト時 )
閉じ 50°ABDC (1 mm リフト時 )
排気 開き 45°BBDC (1 mm リフト時 )
閉じ 20°ATDC (1 mm リフト時 )
潤滑装置 潤滑方式 圧送飛沫併用式
オイルポンプ方式 トロコイド式
燃料装置 エアクリーナ形式 湿式二重ウレタン
燃料タンク容量 CRF450R 6.3 ℓ
CRF450RX 8.0 ℓ
スロットルバルブ径 46 mm
動力伝達装置 クラッチ 形式 湿式多板
操作方法 油圧式
機関から変速機までの減速比 2.357
変速機 形式 常時噛合式
変速比 一速 2.133
二速 1.706
三速 1.421
四速 1.211
五速 1.043
減速機 形式 チェーン
最終減速比 CRF450R 3.769
CRF450RX 3.846
走行装置 前車軸 キャスタ CRF450R 27°7’
CRF450RX 27°18’
トレール CRF450R 114 mm
CRF450RX 115 mm
かじ取り角度 左側 44°0’
右側 44°0’
制動装置形式 前 油圧式シングルディスク
後 油圧式シングルディスク
3
整備情報
2-3
Page 23
dummytext
整備情報
項目 諸元
緩衝装置 前輪 懸架方式 倒立テレスコピック式
アクスルトラベル 273 mm
クッションストローク 310.0 mm
後輪 懸架方式 スイングアーム式
アクスルトラベル CRF450R 315 mm
CRF450RX 313 mm
フレーム形式 ツインチューブ
PGM-FI 諸元表
項目 標準値
吸気圧力センサ出力電圧 (1 atm/1,013 hPa) 2.7 - 3.1 V
水温センサ抵抗値 (20 ℃ ) 1.0 - 1.3 Ω
インジェクタ抵抗値 (20 ℃ ) 11 - 13 Ω
点火装置諸元表
項目 標準値
点火方式 DC-CDI 点火
スパークプラグ SILMAR10A-9S(NGK)
プラグギャップ 0.8 - 0.9 mm
イグニションコイル 1 次側抵抗値 (20 ℃ ) 0.7 - 0.9 Ω
イグニションコイル一次側ピーク電圧 100 V 以上
点火時期 (F マーク ) 4°BTDC/2,000 ± 100 min
-1
燃料装置諸元表
項目 標準値
スロットルボディ型式 GQ2KA
アイドリング回転数 2,000 ± 100 min
スロットルグリップの遊び 2 - 6 mm
燃圧(アイドリング時) 333 - 360 kPa (3.4 - 3.7 kgf/cm
フューエルポンプ吐出量 (12 V 時 ) 150 cm3 以上 /10 秒間
-1
2
潤滑装置諸元表
項目 標準値 使用限度
エンジンオイル容量 オイル交換時 1.00 ℓ -
オイル、フィルタ交換時 1.04 ℓ 分解時 1.35 ℓ -
推奨エンジンオイル Honda 純正ウルトラ G1、または相当品
オイルポンプ チップクリアランス 0.15 mm 0.20 mm
API 分類 :SG 級以上
JASO 規格 :MA
SAE 規格 :10W-30
冷却装置諸元表
項目 標準値
冷却液容量 交換時 1.08 ℓ
分解時 1.14 ℓ
ラジエータキャップの開弁圧 108 - 137 kPa (1.1 - 1.4 kgf/cm
推奨ラジエータ液 Honda ウルトララジエータ液
冷却液標準濃度 50 %
2
)
-
)
2-4
Page 24
dummytext
シリンダヘッド、バルブ諸元表
項目 標準値 使用限度
シリンダ圧縮圧力 450 KPa/1,000 min
バルブクリアランス IN 0.13 ± 0.03 -
EX 0.28 ± 0.03 -
カムシャフト カム山の高さ IN 36.8481 - 37.0881 36.8181
EX 29.0869 - 29.3269 29.0569
ロッカアーム、
ロッカアーム
シャフト
バルブ、
バルブガイド
バルブスプリング自由長 IN 42.62 41.77
シリンダヘッドの歪み - 0.05
ロッカアーム内径 IN 8.000 - 8.015 8.055
EX 12.000 - 12.018 12.058
ロッカアーム
シャフト外径
バルブステム外径 IN 4.975 - 4.990 -
バルブガイド内径 IN/EX 5.000 - 5.012 5.042
バルブガイド
取り付け高さ
バルブシート
当たり幅
IN 7.977 - 7.985 -
EX 11.977 - 11.985 -
EX 4.960 - 4.985 -
IN 14.2 - 14.4 -
EX 17.3 - 17.5 -
IN 1.1 - 1.3 2.0
EX 1.3 - 1.5 2.0
EX 43.00 42.14
-1
整備情報
単位 : mm
-
シリンダ、ピストン諸元表
項目 標準値 使用限度
シリンダ 内径 96.000 - 96.015 96.025
歪み - 0.05
ピストン、
ピストンリング
コンロッド小端部の内径 19.010 - 19.022 19.034
ピストン識別マーク方向 “IN”マークをインテーク側に向ける ピストン外径
(スカート下端より 5 mm)
ピン穴内径 19.002 - 19.008 19.03
ピストンピン外径 18.994 - 19.000 18.99
トップリング識別マーク方向 “1R”マークを上に向ける 合口すき間 トップ 0.25 - 0.31 0.32
オイル 0.10 - 0.35 0.36
リング溝とのすき間 トップ 0.030 - 0.065 -
95.976 - 95.991 95.876
クラッチ、スタータクラッチ、ギヤシフトリンケージ諸元表
項目 標準値 使用限度
推奨クラッチ液 Honda ウルトラブレーキフルード DOT4 クラッチマスタ
シリンダ
クラッチ クラッチフリクションディスク厚さ 2.92 - 3.08 2.85
クラッチアウタガイド 内径 23.000 - 23.021 -
メインシャフト外径(クラッチアウタガイド挿入部) 22.959 - 22.980 スタータドリブンギヤボス 内径 36.009 - 36.034 -
シリンダ内径 9.520 - 9.563 ピストン外径 9.477 - 9.504 -
クラッチプレート歪み - 0.15
クラッチスプリングの自由長 56.2 55.2
外径 29.980 - 29.993 -
外径 45.660 - 45.673 -
単位 : mm
単位 : mm
2-5
Page 25
dummytext
整備情報
クランクケース、クランクシャフト、トランスミッション、バランサ諸元表
項目 標準値 使用限度
クランクシャフト コンロッド大端部
サイドクリアランス
コンロッド大端部垂直方向のガタ 0.006 - 0.018 0.05
振れ - 0.05
トランス
ミッション
シフトフォーク、
シフトフォーク
シャフト
ギヤ内径 M4 29.007 - 29.028 -
ブッシュ外径 M4、 M5 28.959 - 28.980 -
ブッシュ内径 M5 26.000 - 26.021 -
メインシャフト
外径
カウンタ
シャフト外径
フォーク内径 C 11.003 - 11.021 -
シャフト外径 C 10.969 - 10.980 -
フォークの爪の厚さ 4.93 - 5.00 4.8
M5 29.020 - 29.033 C2 30.020 - 30.041 C3 31.025 - 31.050 -
C2 29.979 - 30.000 C3 30.950 - 30.975 -
C2 27.000 - 27.021 C3 27.985 - 28.006 -
M5 ブッシュ 25.959 - 25.980 -
C2 ブッシュ 26.959 - 26.980 C3 ブッシュ 27.959 - 27.980 -
R/L 12.035 - 12.053 -
R/L 11.966 - 11.984 -
0.30 - 0.55 0.65
単位 : mm
フロントホイール、サスペンション、ステアリング諸元表
単位 : mm
項目 標準値 使用限度
タイヤの空気圧 100 kPa (1.0 kgf/cm2)アクスルの曲がり - 0.2
ホイールリムの振れ 縦方向 - 1.0
横方向 - 1.0
フォーク スプリング自由長 CRF450R 472 464
CRF450RX 472 463
スライドパイプの曲がり - 0.2
推奨オイル フォークオイル(粘度:5W) オイル量 フォーク
チューブ
フォークダンパ 243 cm
コンプレッションダン
ピングアジャスタ標準
位置
リバウンドダンピング
アジャスタ標準位置
CRF450R
CRF450RX
CRF450R 最強位置から 10 クリック戻し -
CRF450RX 最強位置から 11 クリック戻し -
CRF450R
CRF450RX
3
380 cm
3
最強位置から 13 クリック戻し -
-
-
2-6
Page 26
dummytext
整備情報
リヤホイール、サスペンション諸元表
単位 : mm
項目 標準値 使用限度
タイヤの空気圧 100 kPa (1.0 kgf/cm2)アクスルの曲がり - 0.2
ホイールリムの振れ 縦方向 - 1.0
横方向 - 1.0
ドライブ
チェーン
ドライブチェーンスライダの厚さ 上側 - 5
ドライブチェーンローラの外径 アッパ - 31
ショック
アブソーバ
高速側コンプレッションダンピング
アジャスタ標準位置
低速側コンプレッションダンピング
アジャスタ標準位置
リバウンドダンピングアジャスタ
標準位置
サイズ / リンク CRF450R DID 520DM2-114RB -
CRF450RX RK 520EXU-114LE -
遊び 65 - 70 チェーン 17 ピン (16 ピッチ ) の
長さ(CRF450R)
チェーンインナ
プレートの幅
ダンパ圧縮力(12 mm 圧縮時) 197 - 237 N (20.1 - 24.2 kgf) スプリング
取り付け長
CRF450R - 14.0
CRF450RX - 13.5
下側 - 2.0
ロア - 31
CRF450R 229.8 -
CRF450RX 227.5 -
CRF450R 最強位置から 1 11/12 - 2 5/12 回転戻し -
CRF450RX 最強位置から 2 7/12 - 3 1/12 回転戻し -
CRF450R 最強位置から 6 クリック戻し -
CRF450RX 最強位置から 7 クリック戻し -
CRF450R 最強位置から 10 - 13 クリック戻し -
CRF450RX 最強位置から 12 - 15 クリック戻し -
- 257
ブレーキ装置諸元表
項目 標準値 使用限度
フロント ブレーキ液 Honda ウルトラブレーキフルード DOT4 -
ブレーキパッド使用限界溝 - 1.0
ブレーキディスクの厚さ 2.8 - 3.0 2.5
ブレーキディスクの振れ - 0.3
マスタシリンダ内径 11.000 - 11.043 マスタピストン外径 10.957 - 10.984 キャリパシリンダ内径 27.000 - 27.050 -
30.23 - 30.28 -
キャリパピストン外径 26.918 - 26.968 -
30.148 - 30.198 -
リヤ ブレーキ液 Honda ウルトラブレーキフルード DOT4 -
ブレーキパッド使用限界溝 - 1.0
ブレーキディスクの厚さ 3.8 - 4.0 3.5
ブレーキディスクの振れ - 0.3
マスタシリンダ内径 9.530 - 9.563 マスタピストン外径 9.477 - 9.504 キャリパシリンダ内径 22.650 - 22.700 キャリパピストン外径 22.585 - 22.618 プッシュロッドの長さ 78.6 - 80.6 -
単位 : mm
2-7
Page 27
dummytext
整備情報
バッテリ、充電装置諸元表
項目 標準値
バッテリ 銘柄 HY85S
出力 12 V – 2.0 Ah(20 時間)
リーク電流 0.18 mA
電圧(20 ℃) 完全充電 13.5 – 14.0 V
充電不足 10.8 V 未満
レギュレート / レクチファイヤ形式 三相全波整流 SCR 短絡方式
AC ジェネレータ 形式 三相交流式
出力 0.086 kW/5,000 min
チャージングコイル抵抗値(20 ℃) 0.1 - 1.0 Ω
ライト、メータ、スイッチ諸元表
項目 標準値
バルブ PGM-FI 警告灯 LED
エンジンモードインジケータ LED
HSTC システムインジケータ LED
ヒューズ メインヒューズ 10 A
-1
2-8
Page 28
dummytext
締め付けトルク
標準締め付けトルク
整備情報
種類
5 mm ボルト、ナット 5.2 5 mm スクリュ 4.2
6 mm ボルト、ナット 10 6 mm スクリュ 9.0
8 mm ボルト、ナット 22 6 mm フランジボルト
10 mm ボルト、ナット 34 8 mm フランジボルト、ナット 27
12 mm ボルト、ナット 54 10 mm フランジボルト、ナット 39
締め付けトルク
N·m
種類
(8 mm ヘッド、フランジ大)
締め付けトルク
エンジン、フレーム締め付けトルク
下表に示されていない箇所は標準トルクで締め付ける。
外装部品、マフラ
締め付け箇所 個数
シートマウントボルト 2 6 10
ラジエータシュラウドロアボルト 2 6 10
ラジエータシュラウド
アッパボルト
サイドカバーボルト 2 6 10
サイドアンダカバースクリュ 2 4 0.9 タッピングスクリュ
フロントナンバプレートボルト 1 6 10
クラッチレバーピボットボルト 1 6 1.0
クラッチレバーピボットナット 1 6 5.9
ブレーキレバーピボットボルト 1 6 1.0
ブレーキレバーピボットナット 1 6 5.9
ナックルガードスクリュ(CRF450RX) 4 5 1.5 タッピングスクリュ
フロントディスクカバーボルト 2 6 13
エンジンガードボルト 2 6 10
マッドガードスクリュ 2 5 1.5 タッピングスクリュ
リヤフレームアッパボルト 2 8 32
リヤフレームロアボルト 2 8 44
エアクリーナコネクティングホースバンド
スクリュ(エアクリーナケース側)
サイドスタンドスプリングフック (CRF450RX) 1 6 10
サイドスタンドピボットボルト(CRF450RX) 1 10 10 3-10 頁参照
サイドスタンドピボットナット(CRF450RX) 1 10 39 セルフロックナット
マフラジョイントバンドボルト 1 8 20
エキゾーストパイプジョイントナット 2 8 20
エキゾーストパイプスタッドボルト 2 8 - 3-12 頁参照
ステップブラケットアッパボルト 2 12 54
ステップブラケットロアボルト 2 8 29
CRF450R 2 5 5.2
CRF450RX 4 5 5.2
1 4 - 3-10 頁参照
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
3-10 頁参照
N · m
12
2-9
Page 29
dummytext
整備情報
点検整備
締め付け箇所 個数
スロットルケーブルアジャスタロックナット 1 6 4.0
スパークプラグ 1 10 22
クランクシャフトホールキャップ 1 30 15 ねじ部にグリス塗布
エンジンオイルドレンボルト 1 30 18 ねじ部、座面にオイル塗布
ラジエータシュラウド
アッパボルト
リヤアクスルナット 1 22 128 セルフロックナット
ドライブチェーンアジャスタロックナット 2 8 27 UBS ナット
アッパドライブチェーンローラボルト 1 8 12 アロックボルト;新品に交換
ロアドライブチェーンローラナット 1 6 12 セルフロックナット
ドライブスプロケットボルト 1 8 31 UBS ボルト
ドリブンスプロケットナット 6 8 40 セルフロックナット
フロントブレーキマスタシリンダリザーバ
カバースクリュ
リヤブレーキマスタシリンダリザーバカバー
ボルト
ブレーキホースオイルボルト 4 10 34
ブレーキレバーアジャスタロックナット 1 5 5.9
リヤブレーキマスタシリンダプッシュロッド
ロックナット
クラッチマスタシリンダリザーバカバー
スクリュ
クラッチホースオイルボルト 2 10 34
クラッチレバーアジャスタロックナット 1 5 5.9
エキゾーストパイプジョイントナット 2 8 20
マフラジョイントバンドボルト 1 8 20
フロントスポークニップル 36 BC3.5 3.7
リヤスポークニップル 32 4.5 3.7
ビードストッパナット 2 8 12
CRF450R 2 5 5.2
CRF450RX 4 5 5.2
2 4 1.0
2 4 1.0
1 6 5.9
2 4 1.0
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
PGM-FI
締め付け箇所 個数
吸気圧力センサマウントスクリュ / ワッシャ 1 6 4.9
水温センサ 1 10 12
吸気温度センサスクリュ 2 5 1.5 タッピングスクリュ
ギヤポジションスイッチボルト 1 6 10
エンジンコントロールユニットカバーボルト 2 6 10
始動装置
締め付け箇所 個数
スタータモータセットボルト 2 5 4.9
(-)ブラシマウントスクリュ / ワッシャ 1 5 3.7
スタータリレースイッチターミナルボルト 2 6 7.0
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
備考
2-10
Page 30
dummytext
燃料装置
締め付け箇所 個数
スロットルケーブルアジャスタロックナット 1 6 4.0
フューエルタンクフロントステイキャップ
ナット(CRF450R)
シートフックステイボルト(CRF450RX) 2 5 5.2
フューエルポンプユニットマウントナット
(CRF450R)
フューエルポンプユニットマウントボルト
(CRF450RX)
エアファンネルスクリュ 3 5 1.1 タッピングスクリュ
エアクリーナケーススクリュ 6 5 1.1 タッピングスクリュ
エレメントガードスクリュ 1 5 1.1 タッピングスクリュ
ファストアイドルノブ 1 12 2.3
エアクリーナコネクティングホースバンド
スクリュ ( スロットルボディ側 )
スロットルケーブルボルト 1 6 4.0
スロットルドラムカバーボルト 1 5 3.4
インシュレータバンドスクリュ
(スロットルボディ側)
インジェクタマウントボルト / ワッシャ 2 5 5.1
26 1 1
4 6 11 8-13 頁参照
6 6 11 8-16 頁参照
1 4 - 8-19 頁参照
1 5 - 8-20 頁参照
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
整備情報
備考
潤滑装置
締め付け箇所 個数
オイルポンプドリブンギヤガイドプレート
ボルト
ピストンジェットボルト 1 6 10 ねじ部にネジロック剤塗布
冷却装置
締め付け箇所 個数
ラジエータシュラウド
アッパボルト
ラジエータホースバンドスクリュ 8 6 - 10-6 頁参照
ウォータポンプインペラ 1 7 12
シリンダヘッド、バルブ
締め付け箇所 個数
ブリーザプレートボルト 2 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
シリンダヘッドカバーボルト 2 6 10
カムシャフトホルダマウントボルト 4 7 15 ねじ部、座面にオイル塗布
カムスプロケットボルト 2 7 20 ねじ部にネジロック剤塗布
シリンダヘッドボルト 4 10 50 ねじ部、座面にオイル塗布
シリンダヘッドハンガボルト 2 10 54
シリンダヘッドハンガプレートボルト 4 8 32
インシュレータバンドスクリュ
(シリンダヘッド側)
インシュレータバンドスクリュ
(スロットルボディ側)
CRF450R 2 5 5.2
CRF450RX 4 5 5.2
2 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
1 5 - 11-21 頁参照
1 5 - 11-23 頁参照
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
(*2)2-15 頁参照
(*2)2-15 頁参照
備考
備考
塗布範囲:4.5 ± 1.0 mm(ボル
ト先端から 1 – 2 mm を除く)
シリンダ / ピストン / カムチェーンテンショナ
締め付け箇所 個数
カムチェーンテンショナボルト 1 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
(*1)2-15 頁参照
2-11
Page 31
dummytext
整備情報
クラッチ、スタータクラッチ、ギヤシフトリンケージ
締め付け箇所 個数
ウォータポンプインペラ 1 7 12
ブレーキペダルピボットボルト 1 10 36 アロックボルト;新品に交換
クラッチスプリングボルト / ワッシャ 6 6 12
クラッチセンタロックナット 1 18 80 ねじ部、座面にオイル塗布
プライマリドライブギヤボルト 1 12 108 ねじ部、座面にオイル塗布
スタータアイドルギヤシャフトボルト 1 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
ギヤシフトスピンドルリターンスプリング
ピン
シフトドラムストッパアームボルト 1 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
シフトドラムセンタピン 1 8 22 ねじ部にネジロック剤塗布
オイルポンプドリブンギヤガイドプレート
ボルト
ギヤチェンジペダル割り締めボルト 1 6 12
クラッチスレーブシリンダブリーダスクリュ 1 8 5.4
クラッチマスタシリンダリザーバカバー
スクリュ
クラッチレバーピボットボルト 1 6 1.0
クラッチレバーピボットナット 1 6 5.9
クラッチホースオイルボルト 2 10 34
1 8 22 ねじ部にネジロック剤塗布
2 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
2 4 1.0
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
(*2)2-15 頁参照
(*2)2-15 頁参照
(*2)2-15 頁参照
(*2)2-15 頁参照
(*2)2-15 頁参照
AC ジェネレータ
締め付け箇所 個数
L. シリンダヘッドハンガボルト 1 10 54
L. シリンダヘッドハンガプレートボルト 2 8 32
フライホイールナット 1 12 70 ねじ部、座面にオイル塗布
ステータマウントボルト 3 6 10 ねじ部にネジロック剤塗布
クランクパルスジェネレータマウントボルト 2 5 5.2 ねじ部にネジロック剤塗布
クランクケース、クランクシャフト、トランスミッション、バランサ
締め付け箇所 個数
ピストンジェットボルト 1 6 10 ねじ部にネジロック剤塗布
リードバルブマウントボルト / ワッシャ 1 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
バランサシャフトロックナット 1 12 50 ねじ部、座面にオイル塗布
オイルガイドプレートボルト 1 6 10 ねじ部にネジロック剤塗布
カウンタシャフトベアリングセットプレート
スクリュ
メインシャフトベアリングセットプレート
ボルト
シフトドラムベアリングセットプレート
ボルト
クランクシャフトベアリングセットプレート
スクリュ
2 6 12 ねじ部にネジロック剤塗布
2 6 12 アロックボルト;新品に交換
2 6 12 アロックボルト;新品に交換
2 6 22 ねじ部にネジロック剤塗布
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
(*3)2-15 頁参照
(*3)2-15 頁参照
備考
(*2)2-15 頁参照
(*2)2-15 頁参照
塗布範囲:ボルト先端から
6.5 ± 1.0 mm
塗布範囲:ボルト先端から
3.5 ± 1.0 mm
(*1)2-15 頁参照
2-12
Page 32
dummytext
整備情報
エンジン脱着
締め付け箇所 個数
スイングアームピボットナット 1 14 88 セルフロックナット
ロアエンジンハンガナット 1 10 54
フロントエンジンハンガプレートボルト 4 8 26
フロントエンジンハンガナット 1 10 54
シリンダヘッドハンガボルト 2 10 54
シリンダヘッドハンガプレートボルト 4 8 32
ショックアブソーバアッパマウントナット 1 10 44 セルフロックナット
ドライブスプロケットボルト 1 8 31
インシュレータバンドスクリュ
(スロットルボディ側)
ギヤチェンジペダル割り締めボルト 1 6 12
ブレーキペダルピボットボルト 1 10 36 アロックボルト;新品に交換
フロントホイール、サスペンション、ステアリング
締め付け箇所 個数
フロントブレーキディスクナット 6 6 16 セルフロックナット
フロントビードストッパナット 1 8 12
フロントスポークニップル 36 BC3.5 3.7
フロントアクスルナット 1 16 88
アクスルホルダ割り締めボルト 4 8 20
フォークプラグボルト 2 5 1.3
フォークセンタボルト 2 24 69 ねじ部にネジロック剤塗布
フォークボルト 2 44 30
フォークダンパ 2 51 76 17-25 頁参照
フォークセンタボルトロックナット 2 14 28
ボトムブリッジ割り締めボルト 4 8 20
トップブリッジ割り締めボルト 4 8 22
フォークプロテクタボルト 6 6 7.0 アロックボルト;新品に交換
フロントブレーキキャリパマウントボルト 2 8 30 ねじ部にネジロック剤塗布
ハンドルアッパホルダボルト 4 8 22
ハンドルロアホルダナット 2 10 44 セルフロックナット
スタータスイッチマウントスクリュ 1 4 1.5
L. ハンドルバースイッチマウントスクリュ 1 4 1.5
ステアリングステムナット 1 26 108
ステアリングトップスレッド 1 30 - 17-36 頁参照
フロントブレーキホースガイドボルト 1 6 5.2
1 5 - 16-11 頁参照
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
備考
2-13
Page 33
dummytext
整備情報
リヤホイール、サスペンション
締め付け箇所 個数
リヤアクスルナット 1 22 128 セルフロックナット
リヤホイールベアリングリテーナ 1 50 44 新品に交換し、かしめる。
リヤブレーキディスクナット 4 6 16 セルフロックナット
リヤビードストッパナット 1 8 12
ドリブンスプロケットナット 6 8 40 セルフロックナット
リヤスポークニップル 32 4.5 3.7
ショックアブソーバスプリングアジャスタ
ロックナット
ショックアブソーバマウントナット 2 10 44 セルフロックナット
クッションアームナット 1 12 52 セルフロックナット
クッションコンロッドナット
(クッションアーム側)
クッションコンロッドボルト(フレーム側) 2 10 37 セルフロックナット
チェーンスライダスクリュ 3 5 4.2 アロックスクリュ;新品に交換
ロアドライブチェーンローラナット 1 6 12 セルフロックナット
ドライブチェーンガイドマウントナット 2 6 12 セルフロックナット
L. スイングアームワッシャマウントスクリュ 2 5 4.3
スイングアームピボットナット 1 14 88 セルフロックナット
リヤブレーキホースガイドスクリュ 4 5 1.2
ブレーキペダルピボットボルト 1 10 36 アロックボルト;新品に交換
16 0 4 4
1 12 52 セルフロックナット
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
ねじ部、座面にオイル塗布
ねじ部、座面にオイル塗布
ねじ部、座面にオイル塗布
ナットを固定して締め付ける。
ブレーキ装置
締め付け箇所 個数
ブレーキキャリパブリーダスクリュ 2 8 5.4
フロントブレーキマスタシリンダ
リザーバカバースクリュ
リヤブレーキマスタシリンダ
リザーバカバーボルト
フロントブレーキキャリパパッドピン 1 10 18
リヤブレーキキャリパパッドピン 1 10 18
ブレーキレバーピボットボルト 1 6 1.0
ブレーキレバーピボットナット 1 6 5.9
ブレーキホースオイルボルト 4 10 34
リヤブレーキマスタシリンダマウントボルト 2 6 13
リヤブレーキマスタシリンダプッシュロッド
ロックナット
フロントブレーキキャリパマウントボルト 2 8 30 ねじ部にネジロック剤塗布
リヤブレーキキャリパピンボルト 1 12 27
ブレーキペダルピボットボルト 1 10 36 アロックボルト;新品に交換
バッテリ / 充電装置
締め付け箇所 個数
バッテリターミナルボルト 2 5 2.0
バッテリボックスリッドボルト 2 5 5.2
バッテリボックスアッパボルト 1 6 10
バッテリボックスロアボルト 1 6 10
バッテリボックスカバースクリュ 2 5 1.5 タッピングスクリュ
2 4 1.0
2 4 1.0
1 6 5.9
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
備考
備考
スイッチ
締め付け箇所 個数
L. ハンドルバースイッチマウントスクリュ 1 4 1.5
スタータスイッチマウントスクリュ 1 4 1.5
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
2-14
備考
Page 34
dummytext
3.0 - 4.0 mm
この部分には塗布しない
6.5 ± 1.0 mm
この部分に塗布する
図のボルトは標準型:
1.0 - 3.0 mm
この部分には塗布しない
6.5 ± 1.0 mm
この部分に塗布する
図のボルトは標準型:
1.0 - 3.0 mm
この部分には塗布しない
4.5 ± 1.0 mm
この部分に塗布する
図のボルトは標準型:
マシンセッティング、故障診断
締め付け箇所 個数
フォークプラグボルト 2 5 1.3
ショックアブソーバスプリングアジャスタ
ロックナット
*1:図のように、ねじ部にネジロック剤を塗布する。
*2:図のように、ねじ部にネジロック剤を塗布する。
16 0 4 4
ねじ径 締め付けトルク
mm N · m
整備情報
備考
*3:図のように、ねじ部にネジロック剤を塗布する。
2-15
Page 35
dummytext
整備情報
給油脂、シール剤
エンジン関係
油脂類 塗布箇所 注意点
モリブデン溶液
(エンジンオイルとモリ
ブデングリスを 1:1 の
割合で混合したもの)
エンジンオイル シリンダ内周面
マルチパーパスグリス
(リチウム石けんベース
NLGI#2 相当品)
シール剤 (ThreeBond
TB1207B または相当品 )
シール剤 (ThreeBond
TB1141G または相当品 )
ピストンピン外周面
コンロッド大端部サイドプレート部
コンロッド小端部内周面
デコンプシャフト摺動面
デコンププランジャ摺動面
カムシャフトカム面
インテークロッカアーム内周面、カム摺動面、シム摺動面
エキゾーストロッカアーム内周面、カム摺動面、シム摺動面
バルブステム(ガイド摺動面)
バルブステムエンド部
クラッチアウタガイドとメインシャフトの摺動面
メインシャフトのスプライン部とトランスミッションギヤ
転動面
カウンタシャフトのスプライン部とトランスミッションギヤ
転動面
シフトフォーク爪部、ガイドピン
シフトフォークシャフト外周面
スタータクラッチニードルベアリング全周
スタータモータリダクションギヤシャフト全周
スタータモータアイドルギヤシャフト全周
各ギヤ摺動部
プラグホールシールリング
ピストン外周面、ピストンピン穴
ピストンリング全面
クランクシャフトベアリングオイルシール接触部
オイルポンプロータ摺動面
オイルポンプシャフト摺動面
クラッチアウタ摺動面
クラッチフリクションディスクライニング面
クラッチリフタピースベアリング
シフトドラム溝部
ギヤシフトスピンドルのチェンジペダル取り付け部歯面
スタータワンウェイクラッチ全周
カムチェーンテンショナリフタスプリング部 12-4 頁参照
各ベアリング転動部
各 O リング全周(ウォータシールは除く)
カムチェーン全周
各オイルシールリップ部
カウンタシャフトシールリング全周
オイルフィルタスプリング接触部
クラッチスレーブシリンダボール部(リフタロッド接触部)
シリンダヘッドカバーブリーザプレート合わせ面 11-5 頁参照
シリンダヘッドカバー溝部(ガスケット取り付け部)
クランクケースシリンダ合わせ面 12-8 頁参照
2-16
Page 36
dummytext
フレーム関係
油脂類 塗布箇所 注意点
マルチパーパスグリス
(リチウム石けんベース
NLGI#2 相当品)
モリブデングリス
(二硫化モリブデン含有
3% 以上、NLGI#2)
極圧添加剤入りリチウム
系耐水グリス ( アルバニ
ア EP2: 昭和シェル石油
または相当品 )
極圧添加剤入りウレア系
耐水グリス ( エクセライ
ト EP2: 協同油脂 または
相当品 )
シリコングリス フロント / リヤブレーキキャリパピンボルト摺動部 0.4 g 以上
エンジンオイル フューエルポンプユニット O リング全周
Honda ウルトラブレーキ
フルード DOT4
フォークオイル
(粘度:5W)
Honda 純正チェーンオイ
ルまたは #80-90 ギヤオ
イル
フォームフィルタオイル エアクリーナエレメント 50 cm
耐 熱 シ ー ル 剤(HSSK-
316CVT:ジャパンベスト
パートナーズ または相
当品)
Honda ボンド A または
“セメダイン #540”
R. ホイールベアリングダストシールリップ部
L. ホイールベアリングダストシールリップ部
ギヤチェンジペダルピボット摺動部
エアクリーナケース(エアクリーナエレメント接触部) 1.5 - 5.5 g
各ホイールベアリング転動部
アクスル摺動面
スイングアームピボットボルト摺動部
スイングアームピボットニードルベアリング転動部 充填する。
スイングアームピボットスラストベアリング転動部 充填する。
スイングアームピボットダストシールリップ部
クッションリンケージニードルベアリング転動部 充填する。
クッションリンケージサイドカラー(ニードルベアリング側)
クッションリンケージダストシールリップ部
ショックアブソーバダストシールリップ部
ブレーキペダルピボットボルト摺動部
L. スイングアームエンドピース
(スイングアームワッシャ接触面)
サイドスタンド摺動部(CRF450RX) 1.0 g
ショックアブソーバスヘリカルベアリング摺動部
スロットルケーブルエンド部(グリップ側)
スロットルパイプフランジ溝部
ステアリングヘッドアッパベアリング転動部 3 - 5 g
ステアリングヘッドロアベアリング転動部 3 - 5 g
ステアリングステムアッパ / ロアダストシールリップ部
ブレーキペダルダストシールリップ部
フロント / リヤブレーキキャリパブラケットピン摺動部 0.4 g 以上
フロント / リヤブレーキキャリパパッドピンストッパリング
ブレーキ / クラッチレバーピボットボルト摺動部 0.1 g
ブレーキ / クラッチレバースプリング 0.1 g
フロントブレーキ / クラッチマスタシリンダプッシュロッド
接触部
リヤブレーキマスタシリンダのプッシュロッド先端球面部と
ブーツ取り付け部
フロント / リヤブレーキキャリパピストン摺動部
フロントブレーキ / クラッチマスタシリンダ内周面 0.04 - 0.16 g
フロントブレーキ / クラッチマスタシリンダピストン摺動部
リヤブレーキマスタシリンダ内周面
リヤブレーキマスタシリンダピストン摺動部
フォークダストシールリップ部
フォークオイルシールリップ部
フォークスライドブッシュ摺動部
フォークガイドブッシュ全周
フォークダンパピストンロッド摺動部
フォークボルトスライドブッシュ全周
フォークスプリングシートカラースライドブッシュ全周
フォークの各 O リング全周
ドライブチェーン全周
マフラボディ(フロントパイプ接触部、エンドカバー接触部) 5.0 g
スロットルグリップ内周面
L. ハンドルバーグリップ内周面
フロント / リヤブレーキパッドリテーナ着座面
0.1 g
0.1 g
整備情報
3
2-17
Page 37
dummytext
整備情報
専用工具リスト
タイトル 専用工具番号 工具名
点検整備 07HMH-MR10103 ドライブチェーンかしめセット
07JMA-MR60100 ニップルレンチ、6.1 mm
070MA-KZ30100 ニップルレンチ、6.6 mm
PGM-FI システム 070MZ-KRN0100 バッテリハーネスアダプタ
070MZ-MEN0100 バッテリハーネス
070PZ-ZY30100 SCS ショートカプラ
07ZAJ-RDJA110 テストプローブ
点火装置 07HGJ-0020100 ピークボルテージアダプタ
始動装置 07ZAJ-RDJA110 テストプローブ
燃料装置 07406-0040004 フューエルプレッシャゲージ
070MJ-K260100 プレッシャゲージアタッチメントセット
07ZAJ-S5A0130 フューエルホース、6 mm/9 mm
07ZAJ-S7C0100 フューエルホース、8 mm/9 mm
07ZAJ-S7C0200 フューエルジョイント、8 mm/9 mm
07ZAJ-S5A0150 フューエルジョイント、6 mm/9 mm
07ZAJ-RDJA110 テストプローブ
冷却装置 07724-0010100 ギヤホルダ、2.5
07936-1660101 ベアリングリムーバセット、12 mm
07741-0010201 リムーバウエイト
07936-1660110 リムーバヘッド、12 mm
07936-1660120 リムーバシャフト
07749-0010000 ドライバハンドル A
07746-0010800 アウタドライバ、22 × 24 mm
07746-0040200 パイロット、12 mm
070MF-MEN0210 インストーラカラー
07946-1870100 アウタドライバ、28 × 30 mm
シリンダヘッド、バルブ 07RMJ-MY50100 コンプレッションゲージアタッチメント
070MG-0010100 テンショナストッパ
07757-0010000 バルブスプリングコンプレッサ
07959-KM30101 バルブスプリングコンプレッサアタッチメント
07942-MA60000 バルブガイドドライバ、5.0 mm
07743-0020000 バルブガイドドライバ
07984-MA60001 バルブガイドリーマ、5.010 mm
07781-0010400 カッタホルダ、5.0 mm
07780-0010500 シート面カッタ、40 mm(45°IN)
07780-0012400 平面カッタ、38.5 mm(32°IN)
07780-0014100 内面カッタ、37.5 mm(60°IN)
07780-0010400 シート面カッタ、35 mm(45°EX)
07780-0013500 平面カッタ、36 mm(32°EX)
07780-0014700 内面カッタ、34 mm(60°EX)
シリンダ、ピストン、
カムチェーンテンショナ
クラッチ、スタータクラッチ、
ギヤシフトリンケージ
AC ジェネレータ 07724-0010100 ギヤホルダ、2.5
070MG-0010100 テンショナストッパ
07724-0050002 クラッチセンタホルダ
07724-0010100 ギヤホルダ、2.5
070MG-KSE0100 クランクシャフトプロテクタ
070MC-HP10100 フライホイールプーラ
2-18
Page 38
dummytext
タイトル 専用工具番号 工具名
クランクケース、クランクシャフト、
トランスミッション、バランサ
フロントホイール、サスペンション、
ステアリング
リヤホイール、サスペンション 070MA-KZ30100 ニップルレンチ、6.6 mm
スイッチ 07ZAJ-RDJA110 テストプローブ
マシンセッティング、故障診断 07702-0020001 ピンスパナ(2 個必要)
07724-0010100 ギヤホルダ、2.5
07936-KC10100 ベアリングリムーバシャフト、15 mm
07936-KC10200 ベアリングリムーバヘッド、15 mm
07741-0010201 リムーバウエイト
07749-0010000 ドライバハンドル A
07746-0010100 アウタドライバ、32 × 35 mm
07746-0040300 パイロット、15 mm
07936-3710300 ベアリングリムーバシャフトセット、17 mm
07936-3710100 リムーバハンドル
07746-0010200 アウタドライバ、37 × 40 mm
07746-0040400 パイロット、17 mm
07746-0010400 アウタドライバ、52 × 55 mm
07746-0010500 アウタドライバ、62 × 68 mm
07746-0040600 パイロット、25 mm
07746-0010600 アウタドライバ、72 × 75 mm
07746-0040700 パイロット、30 mm
07JMA-MR60100 ニップルレンチ、6.1 mm
07746-0050600 ベアリングリムーバヘッド、20 mm
07GGD-0010100 ベアリングリムーバシャフト、14 × 400L
07749-0010000 ドライバハンドル A
07746-0010200 アウタドライバ、37 × 40 mm
07746-0040500 パイロット、20 mm
07WMA-KZ30100 ロックナットレンチ、50 mm
07958-2500001 ピストンベース
070MD-KRN0100 フォークシールドライバ、49 mm
07916-3710101 ステアリングステムソケット
07YAC-0010102 アジャスタブルリムーバヘッド
07JAC-PH80200 ベアリングリムーバシャフト
07741-0010201 リムーバウエイト
070MF-MEN0100 ベアリングレースインストーラ(2 個必要)
07VMF-KZ30200 インストーラシャフト
07746-0030300 インナドライバ、30 mm
07YMA-KZ40100 リテーナレンチ、48 mm
07710-0010401 リテーナレンチボディ
07746-0050800 ベアリングリムーバヘッド、25 mm
07GGD-0010100 ベアリングリムーバシャフト、14 × 400L
07749-0010000 ドライバハンドル A
07746-0010900 アウタドライバ、40 × 42 mm
07746-0040600 パイロット、25 mm
07702-0020001 ピンスパナ(2 個必要)
07949-3710001 ドライバハンドル、15 × 280L
07746-0010700 アウタドライバ、24 × 26 mm
07746-0040500 パイロット、20 mm
07746-0030300 インナドライバ、30 mm
07746-0041400 パイロット、19 mm
07746-0041000 パイロット、22 mm
07946-1870100 アウタドライバ、28 × 30 mm
整備情報
2-19
Page 39
dummytext
120 - 140 mm
前 前
スタータスイッチワイヤ
フロントブレーキホース
スロットルケーブル
100 - 120 mm
L. ハンドルバー
スイッチワイヤ
スタータスイッチ 2P カプラ
メインワイヤ
ハーネス
クラッチホース
L. ハンドルバースイッチ
8P カプラ
組み付け時に 360°以上
ねじれなきこと。
突き当てる。
突き当てる。
L. ハンドルバー
スイッチワイヤ
クラッチホース
整備情報
ワイヤリング図
2-20
Page 40
dummytext
スロットルケーブル
(戻し側)
フロントブレーキホース
クラッチホース
フューエルタンク
ブリーザホース
L. ハンドルバースイッチワイヤ
スタータスイッチワイヤ
スロットルケーブル
(引き側)
フロントブレーキホース
フロントブレーキホース
フロントブレーキホース
プロテクタ下端をクラン
パ下端に合わせること。
突き当てる。
整備情報
2-21
Page 41
dummytext
突き当てる。
前
クラッチホース
メインワイヤハーネス
ラジエータオーバ
フローホース
整備情報
2-22
Page 42
dummytext
クラッチホース
メインワイヤハーネス
クラッチホース
メインワイヤハーネス
メインワイヤハーネス
メインワイヤハーネス
フューエルフィードホース
左
フューエルタンクストラップを
溶接部に突き当てること。
サービスチェックカプラ
カプラの前側を
通線すること。
ワイヤバンドを溶接部に
突き当てること。
ハーネスラバーを溶接部
に突き当てること。
フレームの外側にレ
イアウトすること。
フューエルタンクストラップ
輪に通すこと。(ひばり結び)
整備情報
2-23
Page 43
dummytext
15°
右
15°
スパークプラグキャップ
メインワイヤハーネス
フューエルフィード
ホース
前
右
上
45°
クランクケース
ブリーザホース
クランクケース
ブリーザホース
ペイントマーク
右
上
スロットルケーブル
(戻し側)
スロットルケーブル
(引き側)
インジェクタ 2P
(灰)カプラ
吸気温度センサ 2P(黒)カプラ
イグニッションコイル
プライマリワイヤコネクタ
整備情報
2-24
Page 44
dummytext
フューエルポンプユニット 5P カプラ
メインワイヤハーネス
フューエルフィードホース
フューエルタンクストラップ
フューエルジョイントガード
フューエルフィードホース
フューエルポンプユニット
5P カプラ
メインワイヤハーネス
フューエルタンクストラップ
フューエルジョイントガード
CRF450R:
整備情報
CRF450RX:
2-25
Page 45
dummytext
レギュレート / レクチファイヤ 6P カプラ
エアクリーナケース
ドレンホース
スタータリレースイッチ
4P カプラ
クランクパルスジェネレータ 2P カプラ
AC ジェネレータ
3P カプラ
ギヤポジション
スイッチ 1P カプラ
スタータモータ
ケーブル
バッテリ(+)ケーブル
メインワイヤハーネス
バッテリ(–)
ケーブル
AC ジェネレータワイヤ
ギヤポジション
スイッチワイヤ
スタータモータ
ケーブル
ギヤポジションスイッチ
ワイヤを車両中央側で通
線させること。
ギヤポジションスイッチ
ワイヤを車両外側で通線
させること。
エンジン
アース
ポイント
ギヤポジションスイッチワイヤ
を奥に押し込むこと。
整備情報
2-26
Page 46
dummytext
フレーム
アースポイント
吸気圧力センサ 3P カプラ
スロットル開度センサ 3P(青)カプラ
メインワイヤハーネス
スタータ / メインリレー
8P カプラ
エンジンコントロールユニット
33P(黒)カプラ
バッテリ(–)
ケーブル
スタータモータ
ケーブル
バッテリ(+)ケーブル
回り止めに突き
当てること。
水温センサ
2P(黒)カプラ
クランクパルス
ジェネレータ 2P
カプラ
AC ジェネレータ
3P カプラ
ギヤポジション
スイッチ 1P カプラ
整備情報
2-27
Page 47
dummytext
前
前
ラジエータホース A
ラジエータホース C
ペイントマーク
前
上
前
上
0±22.5°
ペイントマーク
90 ± 22.5°
ラジエータホース B
ラジエータ
オーバフロー
ホース
70 ± 22.5° 70 ± 22.5°
整備情報
2-28
Page 48
dummytext
ラジエータホース A
ペイントマーク
右
上
90 ± 22.5°
前
上
90 ± 22.5°
ペイントマーク
ラジエータホース C
ラジエータホース D
右
前
180 ± 22.5°
ペイントマーク
ラジエータホース D
右
上
90 ± 22.5°
ペイントマーク
整備情報
2-29
Page 49
dummytext
リヤブレーキホース
リヤブレーキホース
突き当てる。
突き当てる。
前
前
整備情報
2-30
Page 50
dummytext
3. 外装部品、マフラ
3
整備情報·························································· 3-2
故障診断·························································· 3-2
外装部品配置図 ··············································· 3-2
シート ····························································· 3-3
ラジエータシュラウド ···································· 3-3
サイドカバー ·················································· 3-4
フロントナンバプレート ································ 3-5
ナックルガード(CRF450RX )······················· 3-5
フロントフェンダ ··········································· 3-6
フロントディスクカバー ·································3-7
リヤフェンダ ···················································3-7
ドライブスプロケットカバー ··························3-7
エンジンガード················································3-8
マッドガード ···················································3-8
リヤフレーム ···················································3-9
サイドスタンド(CRF450RX )······················3-10
エキゾーストパイプ / マフラ·························3-11
メインステップ··············································3-17
3-1
Page 51
dummytext
[1]
[4]
[7]
[8]
[13]
[2]
[5]
[6]
[15]
[12]
図は CRF450RX:
[3]
[10]
[14]
[11]
[9]
[10]
外装部品、マフラ
外装部品、マフラ
整備情報
作業上の注意
• 本章では外装部品、リヤフレームとマフラの脱着作業について説明している。
• エキゾーストパイプ / マフラの脱着は冷間時に行うこと。
• エキゾーストパイプ / マフラを取り外した場合、ガスケットを新品に交換すること。
• エキゾーストパイプ取り付け時、エキゾーストパイプ / マフラの全てのボルト、ナットを仮付けした後にジョイントナット、
マウントボルトの順で締め付ける。順番を間違えると、エキゾーストパイプが正しく取り付けられない場合がある。
• エキゾーストパイプ / マフラ取り付け後、エンジンを始動し排気漏れのないことを確認する。
故障診断
排気音が大きい
• エキゾーストパイプ、マフラの損傷
• 排気漏れ
力不足
• エキゾーストパイプ、マフラの変形
• 排気漏れ
• マフラの詰まり
外装部品配置図
[1] シート (3-3 頁参照 ) [9] ドライブスプロケットカバー (3-7 頁参照 )
[2] リヤフレーム (3-9 頁参照 ) [10] エンジンガード (3-8 頁参照 )
[3] リヤフェンダ (3-7 頁参照 ) [11] フロントディスクカバー (3-7 頁参照 )
[4] エキゾーストパイプ / マフラ (3-11 頁参照 ) [12] フロントフェンダ (3-6 頁参照 )
[5] サイドカバー (3-4 頁参照 ) [13] フロントナンバプレート (3-5 頁参照 )
[6] マッドガード (3-8 頁参照 ) [14] ナックルガード(CRF450RX)(3-5 頁参照 )
[7] サイドスタンド(CRF450RX)(3-10 頁参照 ) [15] ラジエータシュラウド (3-3 頁参照 )
[8] メインステップ (3-17 頁参照 )
3-2
Page 52
dummytext
[2]
[3]
[4]
[3]
[1] [6]
[3]
[5]
シート
外装部品、マフラ
脱着
シートマウントボルト [1] を取り外す。
シート [2] を前側にずらして取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
シートマウントボルト:
10 N · m
• シートのフック [3] を、フューエルタンクの溝
[4]、リヤフレーム [5]、およびリヤフェンダの溝
[6] に合わせる。
ラジエータシュラウド
脱着
CRF450R
シートを取り外す。(3-3 頁参照 )
以下の部品を取り外す。
– ラジエータシュラウドロアボルト [1]
– ラジエータシュラウドアッパボルト [2]
ラジエータシュラウド [3] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
ラジエータシュラウドロアボルト :
10 N · m
ラジエータシュラウドアッパボルト :
5.2 N · m
• ラジエータシュラウドの溝 [4] をサイドカバーの
爪 [5] に合わせる。
3-3
Page 53
dummytext
外装部品、マフラ
CRF450RX
シートを取り外す。(3-3 頁参照 )
以下の部品を取り外す。
– ラジエータシュラウドロアボルト [1]
– ラジエータシュラウドアッパボルト [2]
ラジエータシュラウド [3] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
サイドカバー
ラジエータシュラウドロアボルト :
10 N · m
ラジエータシュラウドアッパボルト :
5.2 N · m
• ラジエータシュラウドの溝 [4] をサイドカバーの
爪 [5] に合わせる。
脱着
シートを取り外す。(3-3 頁参照 )
サイドカバーボルト [1] を外す。
サイドカバー [2] を後ろ側にずらして取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
サイドカバーボルト :
10 N · m
• サイドカバーのフック [3] をリヤフェンダの溝
[4] に合わせる。
• サイドカバーの爪 [5] をラジエータシュラウドの
溝 [6] に合わせる。
分解 / 組み立て
サイドアンダカバースクリュ[1] を外し、サイドカバー
[2] とサイドアンダカバー [3] を分割する。
組み立ては、分解の逆手順で行う。
トルク :
サイドアンダカバースクリュ :
0.9 N · m
3-4
Page 54
dummytext
フロントナンバプレート
脱着
フロントナンバプレートのバンド [1] を取り外す。
フロントナンバプレートボルト [2] を外し、フロントナ
ンバプレート [3] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
フロントナンバプレートボルト :
10 N · m
• ワイヤリング図を参照し、ホースを正しく通すこ
と。(2-20 頁参照 )
外装部品、マフラ
ナックルガード(CRF450RX)
L. ナックルガードの脱着
以下の部品を取り外す。
– ワイヤバンド [1]
– クラッチレバーピボットナット [2]
– カラー [3]
– クラッチレバーピボットボルト [4]
L. ナックルガード Assy. [5] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
クラッチレバーピボットボルト :
1.0 N · m
クラッチレバーピボットナット :
5.9 N · m
• クラッチレバーピボットボルト摺動部にシリコ
ングリスを 0.1 g 塗布する。
• ワイヤバンドを新品に交換する。
3-5
Page 55
dummytext
外装部品、マフラ
R. ナックルガードの脱着
以下の部品を取り外す。
– ワイヤバンド [1]
– ブレーキレバーピボットナット [2]
– カラー [3]
– ブレーキレバーピボットボルト [4]
R. ナックルガード Assy. [5] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
ブレーキレバーピボットボルト :
1.0 N · m
ブレーキレバーピボットナット :
5.9 N · m
• ブレーキレバーピボットボルト摺動部にシリコ
ングリスを 0.1 g 塗布する。
• ワイヤバンドを新品に交換する。
分解 / 組み立て
ナックルガードスクリュ [1] を取り外す。
ブラケット [2] からナックルガード [3] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
ナックルガードスクリュ :
1.5 N · m
フロントフェンダ
脱着
ボルト [1] とワッシャ [2] を外し、フロントフェンダ
[3] を取り外す。
カラー [4] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
3-6
Page 56
dummytext
フロントディスクカバー
脱着
フロントディスクカバーボルト [1] を外し、フロント
ディスクカバー [2] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
フロントディスクカバーボルト:
13 N · m
リヤフェンダ
脱着
サイドカバーを取り外す。(3-4 頁参照 )
以下の部品を取り外す。
– ボルト [1]
– カラー(小)[2]
– カラー(大)[3]
リヤフェンダ [4] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
外装部品、マフラ
ドライブスプロケットカバー
脱着
ボルト [1] を外し、ドライブスプロケットカバー[2] を
取り外す。
取り付けは取り外しの逆手順で行う。
• 図のように、ドライブスプロケットカバーの上に
ギヤポジションスイッチワイヤ [3] を通すこと。
3-7
Page 57
dummytext
外装部品、マフラ
エンジンガード
脱着
エンジンガードボルト [1] を外し、エンジンガード [2]
を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
エンジンガードボルト :
10 N · m
• 図のように、エンジンガードの突起部 [3] をフ
レームに引っ掛ける。
• 図のように、ラジエータオーバフローホース [4]
を正しく通すこと。
マッドガード
脱着
マッドガードスクリュ[1] を外し、マッドガード [2] を
取り外す。
取り付けは取り外しの逆手順で行う。
トルク :
マッドガードスクリュ:
1.5 N · m
3-8
Page 58
dummytext
リヤフレーム
脱着
以下の部品を取り外す。
– マフラ (3-11 頁参照 )
– エンジンコントロールユニット (5-25 頁参照 )
– レギュレート / レクチファイヤ (20-9 頁参照 )
フューエルタンクを車両左側にぶらさげる。(4-6 頁参
照)
ワイヤクリップ [1] を外す。
クランクケースブリーザホース [1] の接続を外す。
吸気温度センサ 2P(黒)カプラの [2] の接続を外す。
コネクティングホースバンドスクリュ(エアクリーナ
ケース側)[3] をゆるめる。
外装部品、マフラ
リヤフレームアッパボルト[1]とリヤフレームロアボル
ト [2] を外す。
エアクリーナケースからコネクティングホースの接続
を外し、リヤフレーム / エアクリーナケース Assy. [3]
を取り外す。
リヤフレーム [1] をエアクリーナケース [2] から取り外
す。
3-9
Page 59
dummytext
外装部品、マフラ
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
リヤフレームアッパボルト : 32 N · m
リヤフレームロアボルト : 44 N · m
• リヤフレームアッパボルトを先に締め付けるこ
と。
• エアクリーナコネクティングホースバンドの穴
[1] をエアクリーナコネクティングホースの突起
[2] に合わせる。
• 図のように、エアクリーナコネクティングホース
バンドスクリュ(エアクリーナケース側)[3] を
指定寸法まで締め付ける。
サイドスタンド(CRF450RX)
取り外し
エンジンガードを取り外す。(3-8 頁参照 )
エンジン下部をささえ、車両を浮かす。
スプリング [1] を取り外す。
サイドスタンドピボットナット [2] を取り外す。
サイドスタンドピボットボルト [3] を外し、サイドスタ
ンド [4] を取り外す。
必要に応じて、サイドスタンドスプリングフック [5] を
取り外す。
取り付け
サイドスタンドスプリングフック[1]を取り外した場合
は取り付け、指定トルクで締め付ける。
トルク : 10 N · m
サイドスタンドの摺動面にモリブデングリス1.0 gを塗
布する。
サイドスタンド [2] とサイドスタンドピボットボルト
[3] を取り付け、ピボットボルトを指定トルクで締め付
ける。
トルク : 10 N · m
締め付け後、ピボットボルトを 45°から 90°ゆるめる。
サイドスタンドピボットナット [4] を取り付ける。
ピボットボルトを押さえながらピボットナットを指定
トルクで締め付ける。
トルク : 39 N · m
スプリング [5] を取り付ける。
エンジンガードを取り付ける。(3-8 頁参照 )
3-10
Page 60
dummytext
[1]
[3]
[2]
[4]/[5] [6]
[7]
エキゾーストパイプ / マフラ
マフラの取り外し
R. サイドカバーを取り外す。(3-4 頁参照 )
マフラジョイントバンドボルト [1] をゆるめる。
以下の部品を取り外す。
– マフラマウントボルト A [2]
– マフラマウントボルト B [3] とワッシャ [4]
– マフラ [5]
– ガスケット [6]
マフラの取り付け
マフラにマフラジョイントバンド [1] を取り付ける。
外装部品、マフラ
• マフラの溝にマフラジョイントバンドの突起部
[2] を合わせる。
エキゾーストパイプに新品のガスケット[3]を取り付け
る。
エキゾーストパイプにマフラを取り付ける。
マフラマウントボルト B [4]、ワッシャ [5]、およびマ
フラマウントボルト A [6] を仮付けする。
マフラジョイントバンドボルト[7]を指定トルクで締め
付ける。
トルク : 20 N · m
マフラマウントボルト A/B を確実に締め付ける。
R. サイドカバーを取り付ける。(3-4 頁参照 )
• 取り付け後、排気漏れがないことを確認するこ
と。
3-11
Page 61
dummytext
外装部品、マフラ
エキゾーストパイプの取り外し
マフラを取り外す。(3-11 頁参照 )
エキゾーストパイプジョイントナット [1] を外し、エキ
ゾーストパイプ [2] とガスケット [3] を取り外す。
エキゾーストパイプの取り付け
新品のガスケット[1]をシリンダヘッドのエキゾースト
ポートに取り付ける。
エキゾーストパイプ [2] を取り付け、エキゾーストパイ
プジョイントナット [3] を仮付けする。
マフラを仮付けする。(3-11 頁参照 )
エキゾーストパイプジョイントナットを指定トルクで
締め付ける。
トルク : 20 N · m
マフラジョイントバンドボルト、マフラマウントボルト
の順に締め付ける。(3-11 頁参照 )
• 取り付け 後、排気漏れがないことを確 認するこ
と。
エキゾーストパイプスタッドボルトの交
換
シリンダヘッドからスタッドボルトを取り外す。
新品のスタッドボルトを取り付け、シリンダヘッド端面
からスタッドボルト上端部の距離が図の寸法になるま
で締め付ける。
3-12
Page 62
dummytext
外装部品、マフラ
マフラの分解 / グラスウールの交換 / マ
フラの組み立て
R. サイドカバーを取り外す。(3-4 頁参照 )
ボルト [1] を外し、エンドカバーAssy. [2] を取り外す。
エンドカバー[1] から、セパレータ / グラスウールテー
ルパック Assy. を取り外す。
セパレータ [2] からグラスウールテールパック [3] を取
り外す。
セパレータとエンドカバーに付着したシール剤を除去
する。
マフラボディ[1] からグラスウールボディパック / ステ
ンレスウール Assy. を引き出す。
ステンレスウール [2] からグラスウールセンタパック
[3] を取り外す。
3-13
Page 63
dummytext
4.0 mm
5 mm
10 mm
[2]
[4]
[3] [3]
[5]
[5]
[3]/[5] [1]
[7]
[6]
[3]
[2]
[1]
前
100 mm
100 mm
25 mm 以下
45°
グラスウールの
巻き終わり位置
テープ巻き付け範囲
外装部品、マフラ
マフラを取り外す。(3-11 頁参照 )
マフラボディ[1] をウエスなどで保護し、バイスに軽く
はさみつける。
4.0 mm 径のドリル [2] を使用して、リベット [3] に深
さ 5 mm 以上の穴を開ける。
10 mm 径のドリル [4] を使用して、リベットの頭を削り、
リベットとワッシャ [5] を取り外す。
マフラボディからフロントパイプ [6] を取り外す。
フロントパイプからグラスウールフロントパック[7]を
取り外す。
マフラボディとフロントパイプに付着したシール剤を
除去する。
• リベット穴、マフラボディを損傷させないよう注
意すること。
図のように、ステンレスウール [1] に新品のグラスウー
ルボディパック [2] を巻きつける。
• グラスウールの巻き終わりが図の範囲内になる
よう取り付けること。
図のように、グラスウールをテープ [3] 等で固定する。
3-14
Page 64
dummytext
45°
グラスウールの
巻き終わり位置
[1]
[2]
外装部品、マフラ
図のように、グラスウールボディパック / ステンレス
ウール Assy. [1] をマフラボディ [2] に取り付ける。
• 巻き終わりが図の範囲内になるように、グラス
ウールボディパック / ステンレスウール Assy. を
取り付けること。
• マフラボディ内にグラスウールを均一に充填す
ること。(マフラボディのフロント側には、特に
グラスウールを十分に充填させること )
フロントパイプ[1]に新品のグラスウールフロントパッ
ク [2] を取り付ける。
• 図のように、フロントパイプ内にグラスウールを
すき間なく充填すること。
図のように、フロントパイプに耐熱シール剤 (2-17 頁参
照 ) を塗布する。
マフラボディ [3] をフロントパイプに取り付ける。
リベット穴を合わせ、ワッシャ [1] と新品のリベット
[2] を取り付ける。
マフラを取り付ける。(3-11 頁参照 )
3-15
Page 65
dummytext
45° 45°
グラスウールの
両端位置
エンドカバー内に
すき間なく充填する。
[1] [2] [3]
[1]
[5]
[1] [2]
[4]
[3]
[5]
外装部品、マフラ
図のように、新品のグラスウールテールパック [1] をセ
パレータ [2] に取り付ける。
エンドカバー [3] をセパレータ / グラスウールテール
パック Assy. に取り付ける。
• 両端が図の範囲内になるように、セパレータ / グ
ラスウールテールパックAssy.を取り付けること。
• エンドカバー内にグラスウールをすき間なく充
填すること。
エンドカバーAssy. に耐熱シール剤 (2-17 頁参照 ) を図
の範囲で塗布する。
エンドカバーAssy. [1] をマフラボディAssy. [2] に取
り付ける。
• エンドパイプ先端 [3] をインナパイプ先端 [4] に
差し込むこと。
ボルト穴を合わせ、ボルト [5] を取り付ける。
ボルトを確実に締め付ける。
• 組み立て時、ボルトでグラスウールを噛み込まな
いよう注意すること。
R. サイドカバーを取り付ける。(3-4 頁参照 )
3-16
Page 66
dummytext
図は CRF450R の左側:
ステップアーム
リターンスプリング
ワッシャ
コッタピン
ステップ
ジョイント
ピン
ステップブラケット
ステップブラケットアッパボルト ステップブラケットロアボルト
54 N · m 29 N · m
引っ掛ける
メインステップ
脱着
CRF450RX:必要に応じてサイドスタンドを取り外す。(310 頁参照 )
外装部品、マフラ
3-17
Page 67
dummytext
MEMO
Page 68
dummytext
4. 点検整備
4
整備情報·························································· 4-2
点検整備方式 ·················································· 4-3
フューエルライン ··········································· 4-6
スロットルの作動 ··········································· 4-7
エアフィルタ ·················································· 4-8
クランクケースブリーザ ······························ 4-10
スパークプラグ ············································· 4-10
バルブクリアランス······································ 4-12
エンジンオイル、オイルフィルタ ················ 4-14
アイドリング回転数······································ 4-16
ドライブチェーンローラ ·······························4-25
ドライブ / ドリブンスプロケット··················4-26
ブレーキ液 ·····················································4-26
ブレーキパッドの摩耗 ···································4-28
ブレーキ系統 ·················································4-28
クラッチ液 ·····················································4-30
クラッチ系統 ·················································4-30
ケーブル類 ·····················································4-31
エキゾーストパイプ / マフラ·························4-32
サスペンション··············································4-32
冷却液 ··························································· 4-16
冷却系統························································ 4-17
ドライブチェーン(CRF450R )···················· 4-18
ドライブチェーン(CRF450RX )················· 4-22
ドライブチェーンスライダ ··························· 4-25
スイングアーム / クッションリンケージ·······4-33
各部の締め付け··············································4-33
ホイール / タイヤ ···········································4-34
ステアリングヘッドベアリング·····················4-34
サイドスタンド(CRF450RX )······················4-34
4-1
Page 69
dummytext
- ステアリングヘッド
ベアリング転動部
(アッパ、ロア)
- ダストシールリップ部
- クッションリンケージニードルベアリング転動部
- ダストシールリップ部、サイドカラー(ニードルベアリング側)
(チェーンオイルまたは
#80-90 ギヤオイル)
クラッチレバーピボットボルト摺動面
ブレーキペダルピボットボルト摺動部
- ショックアブソーバ
スヘリカルベアリング摺動部
- ダストシールリップ部
ホイールベアリング
ダストシールリップ部
ブレーキレバーピボットボルト摺動部
- スイングアームピボットニードルベアリング
- スラストベアリング転動部
- ダストシールリップ部
ホイールベアリング
ダストシールリップ部
図は CRF450R:
(極圧添加剤入りウレア系
耐水グリス)
(極圧添加剤入りリチウム系耐水グリス)
スロットルケーブルパイプフランジ溝部
スロットルケーブル端(スロットルグリップ側)
ドライブチェーン
点検整備
点検整備
整備情報
作業上の注意
• 車両を点検するときは、オプションのメインスタンドを使い、水平な場所で車両を垂直に支えてから作業を行うこと。
• CRF450R はチタニウム製フューエルタンクが採用されている。塗装は施されていないので、泥や埃によって変色する可能性が
ある。
チタニウム製フューエルタンクに汚れが付着した場合は、まず目立たないところで以下の要領で洗浄し、不具合がないことを
確認してから全体を洗浄する。
– ステンレス用洗剤を使って、柔らかい布かスポンジで汚れを洗い落とす。
– 洗浄後十分に水洗いし、乾いた布で水分を拭き取る。
• 差し込み式サイドスタンドは、点検整備時には使用しないこと。
給油箇所
ここに表示されていない他の可動部に、オイルまたはグリスを塗布することにより、異音の発生を防止し、耐久性の向上がはから
れる。(2-17 頁参照 )
4-2
Page 70
dummytext
点検整備
点検整備方式
この車両の性能を十分に発揮するためには、以下の表に従って定期的に点検、整備することを推奨する。
なお、部品の寿命は、ほこりの多い場所または雨天時などの走行条件により大幅に異なるので、以下の表を参考にして早めに点
検、整備すること。
CRF450R
I:点検、清掃、調整、給油、必要な場合は交換 C: 清掃 R: 交換 A: 調整 L: 給油
時間 備考 1 レース毎 3 レース毎 6 レース毎 9 レース毎 12 レース毎 参照
項目 (約 2.5 時間) (約 7.5 時間) (約 15 時間) (約 22.5 時間)(約 30 時間)
フューエルライン 注 6 I R 4-6
フューエルポンプフィルタ 注 6 R8 - 1 1
スロットルの作動 I 4-7
エアフィルタ 注 1 C 4-8
クランクケースブリーザ I 4-10
スパークプラグ I 4-10
バルブクリアランス /
デコンプレッサシステム
エンジンオイル 注 3
エンジンオイルフィルタ 注 3 R
アイドリング回転数 I 4-16
ピストン / ピストンリング R
ピストンピン R
冷却液 注 2 I 4-16
冷却系統 I 4-17
ドライブチェーン I,L R 4-18
ドライブチェーンスライダ I 4-25
ドライブチェーンローラ I 4-25
ドライブスプロケット I
ドリブンスプロケット I
ブレーキ液 注 2 I 4-26
ブレーキパッドの摩耗 I 4-28
ブレーキ系統 I 4-28
クラッチ液 注 2 I 4-30
クラッチ系統 注 5 I 4-30
ケーブル類 I,L 4-31
エキゾーストパイプ / マフラ I 4-32
サスペンション I 4-32
スイングアーム /
クッションリンケージ
フォークオイル 注 3 R 17-7
各部の締め付け I 4-33
ホイール / タイヤ I 4-34
ステアリングヘッドベアリング I 4-34
注4 I
注5
IR
L4 - 3 3
ページ
4-12
11-9
4-14
12-6
4-26
注 1: ほこりの多い場所では1ヒート毎清掃のこと。
注 2: 2 年毎交換のこと。
注 3: 初回交換は、初期慣らし走行後に実施のこと。
注 4: 初回点検は、初期慣らし走行後に実施のこと。
注 5: クラッチフリクションディスク、クラッチプレートを交換した場合は、エンジンオイルを交換のこと。
注 6: 1 年毎交換のこと。
4-3
Page 71
dummytext
点検整備
CRF450RX
I:点検、清掃、調整、給油、必要な場合は交換 C: 清掃 R: 交換 A: 調整 L: 給油
時間 備考 1 レース毎 2 レース毎 4 レース毎 6 レース毎 8 レース毎 参照
項目 (約 3.5 時間) (約 7.5 時間) (約 15 時間) (約 22.5 時間)(約 30 時間)
フューエルライン 注 6 I R 4-6
フューエルポンプフィルタ 注 6 R 8-14
スロットルの作動 I 4-7
エアフィルタ 注 1 C 4-8
クランクケースブリーザ I 4-10
スパークプラグ I 4-10
バルブクリアランス /
デコンプレッサシステム
エンジンオイル 注 3
エンジンオイルフィルタ 注 3 R
アイドリング回転数 I 4-16
ピストン / ピストンリング R
ピストンピン R
冷却液 注 2 I 4-16
冷却系統 I 4-17
ドライブチェーン I,L R 4-22
ドライブチェーンスライダ I 4-25
ドライブチェーンローラ I 4-25
ドライブスプロケット I
ドリブンスプロケット I
ブレーキ液 注 2 I 4-26
ブレーキパッドの摩耗 I 4-28
ブレーキ系統 I 4-28
クラッチ液 注 2 I 4-30
クラッチ系統 注 5 I 4-30
ケーブル類 I,L 4-31
エキゾーストパイプ / マフラ I 4-32
サスペンション I 4-32
スイングアーム /
クッションリンケージ
フォークオイル 注 3 R 17-7
各部の締め付け I 4-33
ホイール / タイヤ I 4-34
ステアリングヘッド
ベアリング
サイドスタンド I 4-34
注4 I
注5
IR
L 4-33
I 4-34
ページ
4-12
11-9
4-14
12-6
4-26
注 1: ほこりの多い場所では1ヒート毎清掃のこと。
注 2: 2 年毎交換のこと。
注 3: 初回交換は、初期慣らし走行後に実施のこと。
注 4: 初回点検は、初期慣らし走行後に実施のこと。
注 5: クラッチフリクションディスク、クラッチプレートを交換した場合は、エンジンオイルを交換のこと。
注 6: 1 年毎交換のこと。
4-4
Page 72
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練習前、レース前の点検
点検整備
点検項目 点検内容
エンジンオイル オイル量 4-14
燃料系統 • フューエルフィードホースの曲がり、損傷
• クイックコネクタの取り付け状態
冷却液 液量 4-16
冷却系統 ラジエータホース、冷却系統の損傷 4-17
スパークプラグ • 締め付け、熱価、カーボン付着
エアクリーナエレメント 清掃、オイル塗布 4-8
クラッチ • ジャダスプリング、スプリングシートのへたり、損傷
クラッチ液 液量 4-30
エアクリーナケースドレンホース 清掃 4-10
ステアリングヘッドベアリング • ステアリングヘッドベアリングおよび関連部品の取り付け状態
スロットルグリップ • スロットルの作動
フロント、リヤタイヤ • 摩耗、損傷
フロント、リヤホイール • 損傷
フロント、リヤサスペンション 作動 4-32
フロント、リヤブレーキ • 作動
ドライブチェーン • 遊び
ドライブチェーンスライダ、
ドライブチェーンガイド、
ドライブチェーンガイドスライダ
アッパドライブチェーンローラ
ロアドライブチェーンローラ
エキゾーストパイプ、マフラ • ボルト / ナットのゆるみ
各締め付け部 締め付けトルクの確認 4-33
ワイヤハーネス類 各カプラのゆるみ、腐食による接触不良 2-20
PGM-FI 警告灯 PGM-FI 警告灯の点滅 5-9
フューエルタンククッションラバー 取り付け状態 4-6
ブレーキパッド 摩耗 4-28
ブレーキ液 液量 4-26
エンジンモードインジケータ エンジンモードインジケータの点滅 1-7
アイドリング 回転数、状態 4-16
L. ハンドルバースイッチ L. ハンドルバースイッチの作動 21-3
ドライブ / ドリブンスプロケット • 取り付け状態
フューエルポンプ • 燃圧
シリンダヘッド • バルブクリアランス
シリンダ、ピストン • ピストン頭部のカーボン堆積
• スパークプラグワイヤターミナルのゆるみ
• クラッチフリクションディスク、クラッチプレートの摩耗、歪み
• ステアリングヘッドベアリングおよび関連部品の摩耗、損傷
• ステアリングステムナットのゆるみ
• 遊び
• 空気圧
• アクスルシャフトの振れ
• スポークのゆるみ
• ビードストッパのゆるみ
• ブレーキレバーの位置
• ブレーキペダルの高さ
• ブレーキディスクナットのゆるみ
• 給油
• クリップのガタ (CRF450R)
摩耗、損傷
• 取り付け状態
• 摩耗、損傷
• 変形、亀裂
• 摩耗、損傷
• 吐出量
• シリンダヘッド燃焼室のカーボン堆積
• シリンダとピストンの当たり具合
参照
ページ
4-6
4-10
4-30
13-9
4-34
4-7
4-34
4-28
17-4
18-4
4-18
4-22
4-25
4-25
4-32
4-26
8-7
8-8
4-12
11-13
12-6
4-5
Page 73
dummytext
点検整備
フューエルライン
フューエルタンクのぶら下げ方
CRF450R:
以下の部品を取り外す。
– シート (3-3 頁参照 )
– ラジエータシュラウド (3-3 頁参照 )
フューエルタンクブリーザホース[1]にホースクランプ
[2] を取り付ける。
フューエルタンクブリーザホースをステアリングステ
ムから抜く。
以下の部品を取り外す。
– ボルト [3]
– タンクリヤバンド [4]
ガイド [5] からクラッチホース [6] を外す。
ゆっくりとフューエルタンク [1] を持ち上げ、フューエ
ルタンクを車体左側にぶらさげる。
• フューエルタンクをフューエルフィードホース
でぶら下げないこと。
• タンクで傷がつかないよう、ウエスなどでフレー
ムを保護すること。
• フューエルタンクストラップ [2] がフレームと
フューエルジョイントガードに確実に取り付け
られていることを確認すること。また、ストラッ
プに損傷がないことを確認すること。
取り付けは、ぶら下げの逆手順で行う。
• 走行前に、クッションラバー [1] が図のように正
しく取り付けられていることを確認すること。
• 燃料漏れを起こす可能性があるため、クッション
ラバーを外した状態で走行しないこと。
• フューエルフィードホースを曲げたり、ねじった
りしないよう注意すること。
• ワイヤリング図を参照し、ワイヤ、ホース、およ
びケーブルを正しく通すこと。(2-20 頁参照 )
CRF450RX:
以下の部品を取り外す。
– シート (3-3 頁参照 )
– ラジエータシュラウド (3-3 頁参照 )
フューエルタンクブリーザホース[1]にホースクランプ
[2] を取り付ける。
フューエルタンクブリーザホースをステアリングステ
ムから抜く。
ボルト [3] とワッシャ [4] を取り外す。
フューエルタンクバンド [5] を外す。
4-6
Page 74
dummytext
点検整備
ゆっくりとフューエルタンク [1] を持ち上げ、フューエ
ルタンクを車体左側にぶらさげる。
• フューエルタンクをフューエルフィードホース
でぶら下げないこと。
• フューエルタンクストラップ [2] がフレームと
フューエルタンクのステイに確実に取り付けら
れていることを確認すること。また、ストッパ
ケーブルに摩耗、損傷がないことを確認するこ
と。
取り付けは、ぶら下げの逆手順で行う。
• 走行前に、クッションラバー [1] が図のように正
しく取り付けられていることを確認すること。
• 燃料漏れを起こす可能性があるため、クッション
ラバーを外した状態で走行しないこと。
• フューエルフィードホースを曲げたり、ねじった
りしないよう注意すること。
• ワイヤリング図を参照し、ワイヤ、ホース、およ
びケーブルを正しく通すこと。(2-20 頁参照 )
点検
フューエルタンクを車体左側にぶらさげる。(4-6 頁参
照)
クイックコネクタカバー [1] の劣化、損傷、取り付け状
態を点検する。
クイックコネクタカバーを取り外す。
フューエルフィードホース [2] を前後に軽く動かし、1
- 2 mm 程度のガタがあることと、クイックコネクタ [3]
が確実に接続されていることを確認する。
クイックコネクタとその周囲が汚れている場合は清掃
する。
フューエルフィードホースの劣化、損傷、燃料漏れを点
検し、異常がある場合は交換する。(8-4 頁参照 )
スロットルの作動
スロットルケーブルの劣化、損傷、変形を点検する。
スロットルグリップを操作し、ハンドルがどの位置に
あってもスロットルがスムーズに開き、自動的に閉まる
か点検する。
スロットルグリップの作動不良の場合は、スロットル
ケーブルが正しく通されているか、スロットルハウジン
グの清掃、グリスの塗布が行われているか、スロットル
ドラムの作動に異常がないかを点検する。各部に異常が
なく、ケーブルがスムーズに作動しない場合はケーブル
を交換する。
スロットルグリップの遊びをグリップのフランジ部外
周で点検する。
遊び: 2 - 6 mm
4-7
Page 75
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点検整備
微調整はスロットルハウジング側のロックナット[1]を
ゆるめて、アジャスタ [2] を回して行う。
(-)方向に回すと遊びが減り、(+)方向に回すと遊びは
増える。
調整後、アジャスタを保持しながらロックナットを確実
に締め付ける。
アジャスタをいっぱいまで回して遊びが調整できなく
なった場合は、(+)方向に軽く突き当たるまで戻し、
(-)方向に 1 回転まわしてから、主調整を行う。
スロットルグリップの遊びの主調整はスロットルボ
ディ側で行う。
スロットルケーブルアジャスタロックナット[1]をゆる
め、アジャスタ [2] を(-)方向に回すと遊びが減り、
(+)方向に回すと遊びは増える。
調整後、アジャスタを保持しながらスロットルケーブル
アジャスタロックナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 4.0 N · m
スロットルグリップの作動を再点検する。
エアフィルタ
L. サイドカバーを取り外す。(3-4 頁参照 )
エレメントセットスプリングのフック [1] を外す。
エレメントセットスプリング [2] を開き、エアクリーナ
エレメント [3] を取り外す。
エレメントホルダ [1] からエアクリーナエレメント [2]
を取り外す。
• エアクリーナエレメントの穴を損傷しないよう
注意すること。
4-8
Page 76
dummytext
点検整備
エアクリーナエレメント [1] を洗浄液で洗浄したのち、
中性洗剤と湯で洗い流す。
エアクリーナエレメントにゴミ等の付着がないことを
確認し、必要であれば再度洗浄する。
洗浄後、エアクリーナエレメントをよくしぼり、完全に
乾燥させる。
• ガソリンや引火点の低い洗浄油は、非常に燃えや
すいのでエアクリーナエレメントの洗浄には使
用しないこと。
エアクリーナエレメント [1] をビニール袋 [2] に入れ、
フォームフィルタオイルを 50 cm
ントの内側に垂らす。
ビニール袋の上から両手でよくもみ込み、エアクリーナ
エレメント全体にオイルをむらなく浸透させる。
• エンジンオイルを使用しないこと。
エアクリーナエレメント [1] をエレメントホルダ [2] に
取り付ける。
• 図のように、エアクリーナエレメントの穴 [3] を
エレメントホルダの突起部 [4] に引っ掛ける。
• エレメントセットスプリングを取り付ける溝部
[5] に、エアクリーナエレメントの穴を引っ掛け
ないこと。
• エアクリーナエレメントの穴を損傷しないよう
注意すること。
3
エアクリーナエレメ
図のように、エアクリーナケースのエアクリーナエレメ
ント合わせ面にグリスを 1.5 - 5.5 g 塗布する。
4-9
Page 77
dummytext
点検整備
エアクリーナエレメント [1] を取り付ける。
• エレメントホルダの突起 [2] をエアクリーナケー
スの穴に合わせる。
エレメントセットスプリング[3]でエアクリーナエレメ
ントを固定する。
• エレメントセットスプリングがエレメントホル
ダの溝部 [4] に確実に取り付けられていることを
確認する。
• エレメントセットスプリングのフック [5] を確実
にロックすること。
• エアクリーナエレメントの取り付けが不完全だ
と、ゴミやホコリを直接吸ってシリンダの摩耗や
出力低下を起こし、エンジンの耐久性にも悪い影
響を与えるので、確実に取り付けること。
• エアクリーナエレメントがめくれるなど、取り付
けが不完全にならないように注意すること。
• 練習前、レース前には、毎回エアクリーナケース
の清掃、エアクリーナエレメントのオイル塗布を
確実に行うこと。
L. サイドカバーを取り付ける。(3-4 頁参照 )
クランクケースブリーザ
L. サイドカバーを取り外す。(3-4 頁参照 )
エアクリーナケースドレンホース [1] のドレンプラグ
[2] を取り外し、ホース内に堆積した水分、油分を排出
する。
ホースの詰まり、損傷を点検する。
ドレンプラグを確実に取り付ける。
• 雨天走行後や全開走行後には、蒸発した水分やミ
スト状の油分が溜まりやすくなるため注意する
こと。
L. サイドカバーを取り付ける。(3-4 頁参照 )
スパークプラグ
脱着
フューエルタンクを車体左側にぶらさげる。(4-6 頁参
照)
スパークプラグを取り外す際にゴミが燃焼室内に入ら
ないように、プラグ座面を圧縮空気などで清掃する。
プラグキャップ [1] を取り外す。
スパークプラグ [2] を取り外す。
取り付けは、取り外しの逆手順で行う。
トルク :
スパークプラグ :
22 N · m
4-10
• スパークプラグを取り付ける時は、まず手で仮付
けししてから、プラグレンチを使用して指定トル
クで締め付けること。
Page 78
dummytext
点検整備
点検
以下の項目を点検し、必要に応じてスパークプラグを新
品に交換する。
– 図のように、中心電極 [1] が丸くなっている場合
– 中心電極および側方電極 [2] に堆積物や汚れが認め
られる場合
– インシュレータ [3] の損傷が認められる場合
– 変色や焼き付きが認められる場合
指定スパークプラグ:
スタンダード : SILMAR10A-9S (NGK)
オプション : SILMAR9A-9S (NGK)
• イリジウム製の中心電極の損傷を防止するため、
電極が汚れている場合には掃除をせず、スパーク
プラグを新品に交換すること。
• 必ず指定のスパークプラグを使用すること。
ワイヤタイプのプラグゲージ [1] でプラグギャップ(中
心電極と側方電極の隙間)を測定し、中心電極と側方電
極の消耗を点検する。
• イリジウム製の中心電極の損傷を防止するため、
必ずワイヤタイプのプラグゲージを使用するこ
と。
1.0 mm のプラグゲージが電極間に入らないことを確認
し、電極間に入る場合はスパークプラグを新品に交換す
る。
• プラグギャップは調節せず、スパークプラグを新
品に交換すること。
電極のやけ具合を点検する。
白色(焼過ぎ) 黒色(くすぶり)
プラグ熱価が低い プラグ熱価が高い
混合気が薄すぎる 混合気が濃すぎる
燃料の劣化
4-11
Page 79
dummytext
[3]
[2]
[1]
[1]
[2] [3]
[1]
点検整備
バルブクリアランス
• バルブクリアランスの点検 / 調整はエンジン冷間
時(35 ℃以下 ) に行うこと。
点検
シリンダヘッドカバーを取り外す。(11-4 頁参照 )
スパークプラグを取り外す。(4-10 頁参照 )
クランクシャフトホールキャップ [1] を取り外す。
クランクシャフトホールキャップから O リング [2] を取
り外す。
クランクシャフトを時計回りに回し、プライマリドライ
ブギヤの“T”マーク [1] を R. クランクケースカバーの
合わせマーク [2] に合わせる。
カムスプロケットのタイミングマーク[3]がカムホルダ
合わせ面 [4] に合っていることを確認する。
デコンプウエイト [5] が図の位置にあることを確認す
る。
ウエイトが反対の位置にある場合は、再度クランクシャ
フトを時計回りに 1 回転させ、プライマリドライブギヤ
の“T”マークを R. クランクケースカバーの合わせマー
クに合わせる。
インテークロッカアーム [1] とカムローブ [2] の間に
シックネスゲージ [3] を入れ、インテークバルブのクリ
アランスを測定し、記録する。
標準値 : 0.13 ± 0.03 mm
• インテークロッカアームを傷つけないよう注意
すること。
標準値より外れる場合は、バルブクリアランスの調整を
行う。
4-12
Page 80
dummytext
[3]
[2]
[1]
[1]
[3]
[2]
[2]
[1]
[2]
点検整備
エキゾーストロッカアーム [1] とシム [2] の間にシック
ネスゲージ [3] を入れ、エキゾーストバルブのクリアラ
ンスを測定し、記録する。
標準値 : 0.28 ± 0.03 mm
標準値より外れる場合は、バルブクリアランスの調整を
行う。
新品の O リングにエンジンオイルを塗布する。
O リング [1] をクランクシャフトホールキャップ [2] に
取り付ける。
クランクシャフトホールキャップのねじ部にグリスを
塗布する。
クランクシャフトホールキャップを取り付け、指定トル
クで締め付ける。
トルク : 15 N · m
シリンダヘッドカバーを取り付ける。(11-5 頁参照 )
スパークプラグを取り付ける。(4-10 頁参照 )
調整
カムシャフトを取り外す。(11-6 頁参照 )
シム [1] を取り外す。
• インテークロッカアームを傷つけないよう注意
すること。
• シムを再使用する場合は、必ず元の位置に取り付
けること。
• シムが外れにくい場合は、ピンセットまたは、磁
石を使用して取り外すこと。
4-13
Page 81
dummytext
1.80 mm 1.825 mm 1.85 mm 1.875 mm
点検整備
シム [1] に付着したオイルを拭き取り、マイクロメータ
で取り付けられていたシムの厚さを測定し、記録する。
新しいシムの求め方
A: 求めるシムの厚さ
B: 測定したバルブクリアランス
C: 規定のバルブクリアランス
D: 取り外したシムの厚さ
計算式:A = (B - C) + D
• 新しいシム、取り外したシムの厚さは、マイクロ
メータを使用して正確に測定し、確認すること。
• シムは 1.200 mm から 3.000 mm まで 0.025 mm 間
隔で設定されている。
• 必要なシムの厚さが 3.000 mm を上回る場合はシ
リンダヘッドを分解し、バルブ、バルブシートを
点検すること。(11-13 頁参照 )
選択したシム [1] を取り付ける。
カムシャフトを取り付ける。(11-7 頁参照 )
クランクシャフトを数回回してシムをなじませた後、バ
ルブクリアランスを再度点検する。
エンジンオイル、オイルフィルタ
オイル量の点検及び補給
エンジンを始動し、アイドリング状態で3分間暖機する。
エンジンを停止し、3 分間待った後、水平な場所で車両
を垂直にする。
油量を点検窓から点検する。
オイルレベルが下限線 [1] 近くかそれ以下の場合は、推
奨エンジンオイルを上限線 [2] まで補給する。
4-14
Page 82
dummytext
点検整備
エンジンオイル / オイルフィルタ交換
エンジンガードを取り外す。(3-8 頁参照 )
エンジンを始動し、アイドリング状態で3分間暖機する。
エンジンを停止し、水平な場所で車両を垂直にする。
エンジンオイルドレンボルト [1]、O リング [2] を取り
外す。
オイルフィラキャップ [3] を取り外す。
エンジンオイルを排出する。
以下の部品を取り外す。
– ボルト [1]
– オイルフィルタカバー [2]
– O リング [3]
– オイルフィルタ [4]
– スプリング [5]
スプリングのオイルフィルタ接触部にグリスを塗布し、
新品のオイルフィルタに取り付ける。
“OUT-SIDE”マーク [6] を外側に向けて、オイルフィル
タ Assy. を取り付ける。
• オイルフィルタを逆向きに取り付けないこと。エ
ンジン損傷の原因となる。
新品の O リングにエンジンオイルを塗布し、オイルフィ
ルタカバーに取り付ける。
オイルフィルタカバー、ボルトを取り付け、確実に締め
付ける。
エンジンオイルドレンボルトのねじ部と座面にエンジ
ンオイルを塗布する。
新品の O リングにエンジンオイルを塗布する。
O リング [1] をエンジンオイルドレンボルト [2] に取り
付ける。
オイルが完全に抜けてから、エンジンオイルドレンボル
トを取り付け、指定トルクで締め付ける。
トルク : 18 N · m
オイル注入口から推奨エンジンオイルを注入する。
推奨エンジンオイル :
Honda 純正ウルトラ G1、または相当品
API 分類 :SG 級以上
JASO 規格 :MA
SAE 規格 :10W-30
エンジンオイル容量:
オイル交換時: 1.00 ℓ
オイル、フィルタ交換時: 1.04 ℓ
分解時: 1.35 ℓ
オイル量を点検する。(4-14 頁参照 )
エンジン各部にオイル漏れがないか点検する。
オイルフィラキャップ [3] の O リング [4] を点検し、劣
化、損傷があれば新品に交換する。
オイルフィラキャップを取り付ける。
エンジンガードを取り付ける。(3-8 頁参照 )
4-15
Page 83
dummytext
点検整備
アイドリング回転数
• 必ず点検前に暖機運転を行うこと。
• アイドリング回転数の調整はファストアイドル
ノブを押し込んだ状態で行うこと。
• 50 min
トランスミッションをニュートラルに入れ、車両を確実
に支える。
エンジンを始動し、暖機運転を行う。
エンジンを停止し、タコメータを説明書に従って正しく
取り付ける。
エンジンを始動する。
アイドリング回転数を点検し、必要ならばファストアイ
ドルノブ [1] を回して調整する。
アイドリング回転数 : 2,000 ± 100 min
調整は、ファストアイドルノブを左右に回して行う。
ファストアイドルノブを時計方向に回すとアイドリン
グ回転数は下がる。
ファストアイドルノブを反時計方向に回すとアイドリ
ング回転数は上がる。
アイドリング調整ができない場合は、ファストアイドル
ノブを点検する。(8-22 頁参照 )
-1
と。
差が読み取れるタコメータを使用するこ
-1
冷却液
• このラジエータのオーバフローホース [1] は、
キャッチタンクなどを設けていない、いわゆる開
放式なので、通常の使用でも少しずつ(通常 1 レー
ス相当走行毎に約 20 – 60 cm
する。練習前の点検、レース前の点検時に補充す
ること。
冷却液が急速に減少する場合は、冷却液の漏れが
ないか点検する。
• 冷却液(原液)を上水道水(軟水)で 1 対 1 の割
合に薄めて冷却液を作り、使用すること。
• 冷却液の容器に示されている注意事項に従うこ
と。
• レース場などで冷却液の補充を行う場合に、冷却
液がなく、やむを得ず水を使用する時は、飲料水
などの良質な軟水を使用すること。この場合は、
できるだけ早い機会に、冷却液に交換すること。
• 冬期、寒冷地において、長時間使用しない場合は、
ウォータポンプカバーのドレンボルトを外して冷
却液を抜いておくこと。
3
)冷却液量が減少
4-16
Page 84
dummytext
冷却系統
点検整備
ラジエータシュラウドアッパボルト [1] を外し、ラジ
エータキャップ [2] を取り外す。
冷却液が冷えていることを確認してからラジエー
タキャップを取り外すこと。
冷却液が注入口の口元[3]いっぱいまで注入されている
か点検する。
必要に応じて推奨冷却液を口元いっぱいまで補充する。
推奨ラジエータ液 : Honda ウルトララジエータ液
冷却液標準濃度 : 50%
ラジエータキャップを確実に閉める。
ラジエータシュラウドアッパボルトを取り付け、指定ト
ルクで締め付ける。
トルク : 5.2 N · m
レース及び練習前に、以下の点検を行うこと。
– 冷却液漏れ
– ホース類の傷、劣化、ホースバンドのゆるみがある
場合は交換または増し締めを行う。(10-6 頁参照 )
– ラジエータの取り付け状態
ウォータポンプ下部のブリードホール[1]に漏れがない
か点検する。
ブリードホールから水漏れが見られる場合は、メカニカ
ルシールを交換する。(10-7 頁参照 )
ブリードホールからオイル漏れが見られる場合は、オイ
ルシールを交換する。(10-7 頁参照 )
エンジン運転時、持続して冷却液が漏れないことを確認
する。
• 冷却水がブリードホールから少量にじみ出る程
度であれば正常である。
ラジエータグリルを取り外す。(10-5 頁参照 )
ラジエータ表面の詰まり、損傷がないか点検する。
ラジエータフィンが曲がっている場合は配線ドライバ
などで修正し、泥やその他の異物が詰まっている場合は
圧縮空気や低圧の水で清掃する。
フィンの損傷が全面積の 20%以上におよぶ場合は、ラ
ジエータを新品に交換する。
4-17
Page 85
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点検整備
ラジエータホースに亀裂や劣化がないか点検する。
– ラジエータホース A [1]
– ラジエータホース B [2]
– ラジエータホース C [3]
– ラジエータホース D [4]
– ラジエータオーバフローホース [5]
ホースバンドスクリュが確実に締め付けられているか
点検する。(10-6 頁参照 )
ドライブチェーン(CRF450R)
切断の危険あり。ドライブチェーンの点検および
調整は、必ずエンジンを停止した状態で行う。
ドライブチェーンの遊び点検
図の位置で、ドライブチェーンを上に動かして、スイン
グアーム端面からチェーン中心までの寸法を測定する。
標準値 : 65 - 70 mm
測定値が標準値を外れている場合は調整する。(4-19 頁
参照 )
4-18
Page 86
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点検整備
ドライブチェーンの調整
• スイングアームには調整位置を示す目盛り(刻
印)がつけられている。アジャストプレートの合
わせマークを左右同じ位置にすること。調整が不
揃いな場合、ホイールの整列が狂い、ハンドルが
とられることがある。
リヤアクスルナット [1] をゆるめる。
ドライブチェーンアジャスタロックナット [2] をゆる
め、アジャスタ [3] を回してドライブチェーンの遊びを
調整する。
調整後、スイングアームの刻印とアジャストプレートの
合わせマーク [4] が左右同じ位置であるか確認する。
リヤアクスルナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 128 N · m
ドライブチェーンの遊びを再点検し、リヤホイールがス
ムーズに回転することを確認する。
アジャスタを回し、ボルトをアジャストプレートに軽く
突き当てた状態で、ドライブチェーンアジャスタロック
ナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 27 N · m
ドライブチェーンの点検、清掃、給油
• 走行毎に清掃、給油を行うことで、チェーンの寿
命を延ばすことができる。
ドライブスプロケットカバーを取り外す。(3-7 頁参照 )
マスタリンククリップ [1] を取り外す。
• マスタリンククリップを曲げないよう注意する
こと。
リンクプレート [2] とマスタリンク [3] を取り外す。
ドライブチェーンの接続を外す。
マスタリンククリップを点検し、必要に応じて交換す
る。
ドライブチェーンを取り外す。
ドライブ / ドリブンスプロケットの摩耗、損傷を点検
し、必要に応じて交換する。(4-26 頁参照 )
洗浄液などでチェーン [1] の汚れを落とし、十分乾燥さ
せる。
ドライブチェーンを点検し、ローラに損傷があるもの、
リンクがゆるんでいるもの、外観上使用不能であること
が疑われるものは、新品に交換する。(4-21 頁参照 )
4-19
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[1]
14.0 mm 以下交換
257 mm 以上交換
点検整備
ドライブチェーン [1] の高さ(インナープレート部)を
測定する。
使用限度 : 14.0 mm 以下
ドライブチェーンをまっすぐに張り、17 ピン(16 ピッ
チ)の寸法を測定する。
使用限度 : 257 mm 以上
使用限度を超えている場合は、ドライブチェーンを新品
に交換する。(4-21 頁参照 )
ドライブチェーン [1] に推奨潤滑剤 [2] を塗布する。
推奨潤滑剤:
Honda 純正チェーンオイルまたは #80-90 ギヤオイル
余分な潤滑剤を拭き取る。
ドライブチェーンを取り付ける。
マスタリンク [1] とリンクプレート [2] を取り付ける。
合口 [3] をドライブチェーンの進行方向と反対に向け
て、マスタリンククリップ [4] を取り付ける。
• マスタリンククリップを逆に付けると、突発的に
マスタリンクが外れることがある。
ドライブスプロケットカバーを取り付ける。(3-7 頁参
照)
ドライブチェーンを調整する。(4-19 頁参照 )
4-20
Page 88
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点検整備
ドライブチェーンの交換
ドライブスプロケットカバーを取り外す。(3-7 頁参照 )
マスタリンククリップ [1] を取り外す。
リンクプレート [2] とマスタリンク [3] を取り外す。
ドライブチェーンの接続を外す。
ドライブチェーンを取り外す。
専用工具を使用して、新品のドライブチェーンから余分
なリンクを取り外す。
専用工具:
ドライブチェーンかしめセット 07HMH-MR10103
• 専用工具を使用する場合は、メーカの取扱説明書
を参照する。
標準リンク数 114 リンク
交換チェーン
DID:520DM2-120RB
• 摩耗したスプロケットに新品のドライブチェー
ンを使用してはならない。
スプロケットの状態が悪いと、新品のチェーンが
急速に摩耗する恐れがある。
チェーンを交換する場合は、併せてスプロケット
の点検を行うこと。(4-26 頁参照 )
ドライブチェーンを取り付ける。
新品のマスタリンクとリンクプレートを取り付ける。
合口 [4] をドライブチェーンの進行方向と反対に向け
て、新品のマスタリンククリップを取り付ける。
• マスタリンククリップを逆に付けると、突発的に
マスタリンクが外れることがある。
ドライブスプロケットカバーを取り付ける。(3-7 頁参
照)
ドライブチェーンを調整する。(4-19 頁参照 )
4-21
Page 89
dummytext
点検整備
ドライブチェーン(CRF450RX)
切断の危険あり。ドライブチェーンの点検および
調整は、必ずエンジンを停止した状態で行う。
ドライブチェーンの遊び点検
図の位置で、ドライブチェーンを上に動かして、スイン
グアーム端面からチェーン中心までの寸法を測定する。
標準値 : 65 - 70 mm
測定値が標準値を外れている場合は調整する。(4-22 頁
参照 )
ドライブチェーンの調整
• スイングアームには調整位置を示す目盛り(刻
印)がつけられている。アジャストプレートの合
わせマークを左右同じ位置にすること。調整が不
揃いな場合、ホイールの整列が狂い、ハンドルが
とられることがある。
リヤアクスルナット [1] をゆるめる。
ドライブチェーンアジャスタロックナット [2] をゆる
め、アジャスタ [3] を回してドライブチェーンの遊びを
調整する。
調整後、スイングアームの刻印とアジャストプレートの
合わせマーク [4] が左右同じ位置であるか確認する。
リヤアクスルナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 128 N · m
ドライブチェーンの遊びを再点検し、リヤホイールがス
ムーズに回転することを確認する。
アジャスタを回し、ボルトをアジャストプレートに軽く
突き当てた状態で、ドライブチェーンアジャスタロック
ナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 27 N · m
4-22
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dummytext
点検整備
ドライブチェーンの点検、清掃、給油
• 走行毎に清掃、給油を行うことで、チェーンの寿
命を延ばすことができる。
ドライブチェーン [1] の高さ(インナープレート部)を
測定する。
使用限度 : 13.5 mm 以下
使用限度を超えている場合は、ドライブチェーンを新品
に交換する。(4-24 頁参照 )
ドライブチェーン[1]を Oリングチェーン専用のチェー
ンクリーナで清掃する。ドライブチェーンの汚れが激し
い場合は柔らかいブラシを使用する。
スチームクリーナ、高圧クリーナ、ワイヤブラシ、揮
発性溶剤(ガソリン、ベンゼンなど)、研磨剤、O リ
ング専用以外のチェーンクリーナは使用しないこ
と。
ドライブチェーンを点検する。
ドライブチェーンを点検し、ローラに損傷があるもの、
リンクがゆるんでいるもの、外観上使用不能であること
が疑われるものは、新品に交換する。(4-24 頁参照 )
完全に乾燥した後、ドライブチェーンに推奨潤滑剤 [2]
を塗布する。
推奨潤滑剤:
Honda 純正チェーンオイルまたは #80-90 ギヤオイル
• O リング入りのドライブチェーンを使用している
ため、シールチェーン非対応のチェーン潤滑剤を
使用しないこと。
余分な潤滑剤を拭き取る。
4-23
Page 91
dummytext
点検整備
ドライブチェーンの交換
CRF450RX は、かしめ式マスタリンクのドライブチェー
ンを搭載している。
ドライブチェーンをいっぱいにゆるめる。(4-22頁参照)
専用工具を使用して、ドライブチェーンを取り外す。
専用工具:
ドライブチェーンかしめセット 07HMH-MR10103
• 専用工具を使用する場合は、メーカの取扱説明書
を参照する。
専用工具を使用して、新品のドライブチェーンから余分
なリンクを取り外す。
標準リンク数:114 リンク
交換チェーン
RK: 520EXU-120LJFZ
新品の O リング [1] を使用して、新品のマスタリンク
[2] をドライブチェーンの内側から挿入する。
新品の O リングを使用して、新品のリンクプレート [3]
を刻印を外向きにして取り付ける。
• ドライブチェーン、マスタリンク、リンクプレー
トおよび O リングは再使用してはならない。
• 摩耗したスプロケットに新品のドライブチェー
ンを使用してはならない。
スプロケットの状態が悪い場合には、新品の
チェーンが急速に摩耗する恐れがある。
チェーンを交換する場合は、併せてスプロケット
の点検を行うこと。(4-26 頁参照 )
専用工具を使用して、マスタリンクピン [1] にリンクプ
レート [2] を取り付ける。
専用工具:
ドライブチェーンかしめセット 07HMH-MR10103
マスタリンクピンが正しく取り付けられていることを
確認する。
マスタリンク [3] とリンクプレート間の寸法を確認す
る。
標準値 : 11.3 - 11.5 mm
専用工具を使用して、マスタリンクピンをかしめる。
かしめ範囲の直径をノギス [1] で測定して、ピンが正し
くかしめられていることを確認する。
標準値 : 5.30 - 5.70 mm
かしめた後、マスタリンクのかしめ範囲にひびが入って
いないことを確認する。
ひびが入っている場合は、マスタリンク、O リング、お
よびリンクプレートを交換する。
4-24
Page 92
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5 mm
2.0 mm
[1]
[1]
図は CRF450R:
ドライブチェーンスライダ
ドライブチェーンスライダ
ドライブチェーンスライダ[1]の摩耗、亀裂を点検する。
使用限度 : 上側 : 5 mm 以上交換
下側 : 2.0 mm 以上交換
• ドライブチェーンスライダに摩耗、亀裂があり、
スイングアームがむきだしになると、ドライブ
チェーンとスイングアームがあたり、スイング
アームの破損、ドライブチェーンの摩耗の原因と
なる。上下のどちらかが使用限度以上となった場
合はドライブチェーンスライダを交換すること。
(18-22 頁参照 )
点検整備
ドライブチェーンガイドスライダ
ドライブチェーンガイド [1] の変形、損傷を点検する。
• ドライブチェーンガイドが変形していると、ドラ
イブチェーンにあたり、ドライブチェーンのはず
れ、摩耗、異音の原因となる。
ドライブチェーンガイドスライダ [2] の摩耗を点検す
る。
使用限界溝 [3] まで摩耗している場合は、ドライブ
チェーンガイドスライダを交換する。(18-22 頁参照 )
ドライブチェーンローラ
アッパドライブチェーンローラ [1] とロアドライブ
チェーンローラ [2] の摩耗を点検する。
使用限度 :
アッパ:31 mm 以下交換
ロア: 31 mm 以下交換
• ドライブチェーンローラは色分けされている。
– アッパ:緑
– ロア:黒
• “ ”マーク [3] を外側に向けて、ドライブチェー
ンローラを取り付ける。
• アッパドライブチェーンローラボルトを外した
場合は、新品に交換すること。
ボルトとナットのゆるみを点検し、ゆるみがある場合
は、指定トルクで締め付ける。
トルク :
アッパドライブチェーンローラボルト [4]:
12 N · m
ロアドライブチェーンローラナット [5]:
12 N · m
4-25
Page 93
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点検整備
ドライブ / ドリブンスプロケット
スプロケットの摩耗点検
ドライブスプロケットカバーを取り外す。(3-7 頁参照 )
ドライブおよびドリブンスプロケット歯部の摩耗や損
傷を点検し、必要に応じて交換する。
摩耗したスプロケットに新品のドライブチェーンを使
用してはならない。
スプロケットの状態が悪い場合には、新品のチェーンが
急速に摩耗する恐れがある。
ドライブスプロケットカバーを取り付ける。(3-7 頁参
照)
スプロケットの締め付け点検
ドライブスプロケットカバーを取り外す。(3-7 頁参照 )
ドライブスプロケットボルト、ドリブンスプロケット
ナットのゆるみを点検する。
ボルト、ナットにゆるみのある場合は、指定トルクで締
め付ける。
トルク :
ドライブスプロケットボルト :
31 N · m
ドリブンスプロケットナット :
40 N · m
ドライブスプロケットカバーを取り付ける。(3-7 頁参
照)
ブレーキ液
こぼれたブレーキ液は塗装、プラスチック、ゴム部
品を損傷する場合がある。整備の際は、塗装や部品
を布で保護する。
• 化学変化を起こすので銘柄の異なるブレーキ液
• ブレーキ液を補充する際に、異物が混入しないよ
液量点検
リザーバを水平状態にしてブレーキ液量を点検する。
液量が下限線 [1] 近くまで減っている場合は、パッドの
摩耗、ブレーキ液の漏れがないかを点検し、ブレーキ液
を補給する。
を混合しないこと。
う注意すること。
4-26
Page 94
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点検整備
ブレーキ液の補充
フロント :
フロントブレーキマスタシリンダリザーバカバースク
リュ [1] を外し、リザーバカバー [2]、ダイヤフラム
[3] を取り外す。
ブレーキ液を上限線 [4] まで補給する。
推奨ブレーキ液 : Honda ウルトラブレーキフルード
DOT4
ダイヤフラム、リザ-バカバーを取り付ける。
フロントブレーキマスタシリンダリザーバカバースク
リュを取り付け、指定トルクで締め付ける。
トルク : 1.0 N · m
フロントブレーキ油圧系統にオイル漏れがないか確認
する。
リヤ :
リヤブレーキマスタシリンダリザーバカバーボルト[1]
を外し、リザーバカバー [2]、セットプレート [3]、ダ
イヤフラム [4] を取り外す。
ブレーキ液を上限線 [5] まで補給する。
推奨ブレーキ液 : Honda ウルトラブレーキフルード
DOT4
ダイヤフラム、セットプレート、リザ-バカバーを取り
付ける。
リヤブレーキマスタシリンダリザーバカバーボルトを
取り付け、指定トルクで締め付ける。
トルク : 1.0 N · m
リヤブレーキ油圧系統にオイル漏れがないか確認する。
4-27
Page 95
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フロント:
リヤ:
1.0 mm
1.0 mm
1.0 mm
[1]
[1]
点検整備
ブレーキパッドの摩耗
ブレーキパッドの最も摩耗している場所の厚みを測定
する。
使用限度 : 1.0 mm 以下
• 使用限界溝 [1] の幅が 1.0 mm なので目安にする。
使用限度まで摩耗している場合は交換する。
– フロントブレーキパッド (19-9 頁参照 )
– リヤブレーキパッド (19-10 頁参照 )
ブレーキ系統
油圧系統の点検
ブレーキレバーを握り(またはペダルを踏み込み)、ブ
レーキ油圧系統にエアが混入していないか確認する。
ブレーキレバーまたはペダル操作で手ごたえがない場
合はエア抜きを行う。(19-5 頁参照 )
ブレーキホース [1]、ホース取り付け部の損傷、液漏れ
を点検する。
取り付け部がゆるい場合は指定トルクで締め付ける。
トルク :
必要に応じてホース、取り付け具を交換する。
ブレーキホースオイルボルト :
34 N · m
4-28
Page 96
dummytext
78.6 –
80.6 mm
[2]
[1]
[2]
[1]
点検整備
ブレーキレバーの位置調整
ブレーキレバーはアジャスタを回すことにより、先端と
グリップ間の距離を調整できる。
ブレーキレバーアジャスタロックナット [1] をゆるめ、
アジャスタ [2] を回す。
反時計方向に回すとレバーが近くなり、時計方向に回す
とレバーが遠くなる。
調整後、アジャスタを保持しながらブレーキレバーア
ジャスタロックナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 5.9 N · m
ブレーキペダルの高さ調整
リヤブレーキマスタシリンダプッシュロッドロック
ナット [1] をゆるめ、プッシュロッド [2] を回し、ブ
レーキペダルの高さを以下の範囲で調整する。
標準値 : 78.6 – 80.6 mm
調整後、プッシュロッドを保持しながらリヤブレーキマ
スタシリンダプッシュロッドロックナットを指定トル
クで締め付ける。
トルク : 5.9 N · m
4-29
Page 97
dummytext
点検整備
クラッチ液
こぼれたクラッチ液は塗装、プラスチック、ゴム部
品を損傷する場合がある。整備の際は、塗装や部品
を布で保護する。
• 化学変化を起こすので銘柄の異なるクラッチ液
を混合しないこと。
• クラッチ液を補充する際に、異物が混入しないよ
う注意すること。
液量点検 / クラッチ液の補充
リザーバを水平にする。
以下の部品を取り外す。
– クラッチマスタシリンダリザーバカバースクリュ
[1]
– リザーバカバー [2]
– ダイヤフラム [3]
液量を点検する。
• 基準線 [4] より液量が多い場合:
– クラッチフリクションディスクの摩耗を点検す
る。(13-9 頁参照 )
• 基準線より液量が少ない場合:
– クラッチ油圧系統に漏れがないか点検する。(4-30
頁参照 )
必要に応じて、推奨クラッチ液を基準線まで補給する。
推奨クラッチ液 : Honda ウルトラブレーキフルード
DOT4
クラッチ液に異物混入が認められる場合は、クラッチ液
を交換し、エア抜きを行う。(13-24 頁参照 )
ダイヤフラム、リザ-バカバーを取り付る。
クラッチマスタシリンダリザーバカバースクリュを取
り付け、指定トルクで締め付ける。
トルク : 1.0 N · m
クラッチ系統
4-30
油圧系統の点検
クラッチレバーを握り、クラッチ油圧系統にエアが混入
していないか確認する。
クラッチレバー操作で手ごたえがない場合はエア抜き
を行う。(13-24 頁参照 )
クラッチホース [1]、ホース取り付け部の損傷、液漏れ
を点検する。
取り付け部がゆるい場合は指定トルクで締め付ける。
トルク :
クラッチホースオイルボルト :
34 N · m
必要に応じてホース、取り付け具を交換する。
Page 98
dummytext
合わせる
合わせる
[3]
[2]
[1]
[1]
ケーブル類
点検整備
クラッチレバーの位置調整
クラッチレバーはアジャスタを回すことにより、先端と
グリップ間の距離を調整できる。
クラッチレバーアジャスタロックナット [1] をゆるめ、
アジャスタ [2] を回す。
反時計方向に回すとレバーが近くなり、時計方向に回す
とレバーが遠くなる。
調整後、アジャスタを保持しながらクラッチレバーア
ジャスタロックナットを指定トルクで締め付ける。
トルク : 5.9 N · m
スロットルケーブル
スタータスイッチを取り外す。(21-6 頁参照 )
ダストカバー [1] をずらす。
ボルト [2] を外し、スロットルハウジングを分割する。
スロットルケーブル [3] の接続を外す。
スロットルパイプフランジ溝部[1]とスロットルケーブ
ルのケーブルエンド部 [2] に、極圧添加剤入りリチウム
系耐水グリス (2-17 頁参照 ) を塗布する。
スロットルケーブルとスロットルハウジングを取り付
ける。
スロットルハウジング [1] にワイヤガイド [2] を取り付
ける。
• ワイヤガイドの突起部をスロットルハウジング
の溝に合わせる。
スロットルハウジングとボルト [3] を取り付ける。
• ボルトはまだ締め付けないこと。
4-31
Page 99
dummytext
点検整備
スロットルハウジングの合わせ面[1]をペイントマーク
[2] に合わせる。
上側のボルト [3]、下側のボルト [4] の順で確実に締め
付ける。
ダストカバー [5] を取り付ける。
スロットルグリップの遊びを調整する。(4-7 頁参照 )
スタータスイッチを取り付ける。(21-6 頁参照 )
エキゾーストパイプ / マフラ
締め付け点検
以下のボルト、ナットを点検し、ゆるみのある場合は指
定トルクで締め付ける。
トルク :
エキゾーストパイプジョイントナット [1]:
20 N · m
マフラジョイントバンドボルト [2]:
20 N · m
ジョイント部から排気漏れがないか確認する。
エキゾーストパイプとマフラを点検し、割れていたり変
形しているものは交換する。
サスペンション
フォークの点検
フロントブレーキをかけ、フォークを上下に数回圧縮し
て作動を点検する。
フォークのオイル漏れ、各部の損傷、ゆるみを点検する。
フォークプロテクタ、スライドパイプ摺動面、およびダ
ストシールを点検し、泥、ゴミ、ホコリが付着していた
ら清掃する。
破損している部品があれば交換する。
各部の増し締めを行う。
フォークの脱着、分解 / 組み立てについては、「フロン
トホイール、サスペンション、ステアリング」章を参照
する。(17-7 頁参照 )
大気圧調整については、「マシンセッティング、故障診
断」章を参照する。(22-4 頁参照 )
4-32
Page 100
dummytext
[2]
1.5 mm
[1]
[1]
[1]
[3]
点検整備
ウエアリング [1] の摩耗、損傷を点検する。
ウエアリングの厚さが 1.5 mm、もしくはアウタチュー
ブ外側 [2] と同じ高さになった時は交換する。
ウエアリングの合い口[3]が車両後ろ側に向いているこ
とを確認する。
リヤサスペンションの点検
ショックアブソーバ[1]を上下に数回圧縮して作動を点
検する。
マフラを取り外す。(3-11 頁参照 )
ショックアブソーバのオイル漏れ、各部の損傷、ゆるみ
を点検する。
破損している部品があれば交換する。
各部の増し締めを行う。
ショックアブソーバの脱着、分解 / 組み立てについて
は、「リヤホイール、サスペンション」章を参照する。
(18-8 頁参照 )
マフラを取り付ける。(3-11 頁参照 )
スイングアーム / クッションリンケージ
エンジンガードを取り外す。(3-8 頁参照 )
リヤホイールを浮かせ、スイングアームを前後左右に動
かしてスイングアームベアリングのガタを点検する。
ガタがある場合はベアリングを点検し、必要があれば交
換する。(18-22 頁参照 )
クッションリンケージベアリングの損傷、ガタを点検
し、必要があれば交換する。 (18-15 頁参照 )
エンジンガードを取り付ける。(3-8 頁参照 )
各部の締め付け
すべてのナット、スクリュおよびボルトが指定トルクで
締め付けられていることを確認する。(2-9 頁参照 )
コッタピン、クリップ、ホースクランプが正しい位置に
確実に締め付けられていることを確認する。
4-33