HONDA CB400 User Manual

取扱説明書
運転する前に必ずこの取扱説明書 をお読みください。
CB400 SUPER FOUR CB400 SUPER BOL D'OR
Honda
車をお買いあげいただきありがとうございます。
安全に留意し快適なバイクライフをお楽しみください。
お車の引き渡しについて 運転免許について
お買いあげになりましたら、 販売店にてこ
★★
の取扱説明書と共に「メンテナンスノート」を受取 り、下記の説明を受けてください。
お車の正しい取扱いかた 保証内容と保証期間 点検・整備について 車両受領書・保証書受領書の記入・捺印
Honda
この車を一般公道で運転するには、運転免許が 必要です。ご自身の免許で運転できるか、確認し てください。
この車の排気量:
排気量により必要な免許が異なります。
この車の乗車定員は、運転者を含め2人です。
なお、運転免許を取得後1年未満の方は、法令に より2人乗りはできません。
399 cm
(cc)
排出ガス規制について
この車は排出ガス規制適合車です。
(型
CB400 SUPER FOUR CB400 SUPER BOL D’OR
平成11年排出ガス規制適合車
BC NC39
(型
BC NC39
取扱説明書について
この取扱説明書には、お車の正しい取扱いかた、
安全な運転のしかた、簡単な点検の方法などに ついて説明してあります。
「安全に関する表示」「安全運転のために」「メン
テナンスを安全に行うために」は重要ですので、 しっかりお読みください。 車の取扱いを十分にご存じの方も、この車独自
の装備や取扱いがありますので、運転する前に 必ずこの取扱説明書をお読みください。 また、メンテナンスノートもぜひお読みくださ い。 車を譲られる場合、次の方にこの取扱説明書お
よびメンテナンスノートをお渡しください。 車の仕様、その他の変更により、この本の内容と
実車が一致しない場合があります。ご了承くだ さい。 この取扱説明書は、 を中心
に説明してあります。
CB400 SUPER FOUR
安全に関する表示について
★安全に関する表示
「運転者や他の方が傷害を受ける可能性のある
こと」を回避方法と共に、下記の表示で記載して います。これらは重要ですので、しっかりお読み ください。
指示に従わないと、死亡または 重大な傷害に至るもの
指示に従わないと、死亡または 重大な傷害に至る可能性がある もの
指示に従わないと、傷害を受け る可能性があるもの
★その他の表示
お車のために守っていただき たいこと 知っておいていただきたい こと 知っておくと便利なこと
目次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安全運転のために ・6
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・各部の名称 ・14
・・・・・・・・・・・・・・・・・・メータの見かた、使いかた ・18
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・計器類 ・18
・・・・・・・・・・・・・・・速度計(スピードメータ) ・18
・・・・・・・・・・・エンジン回転計(タコメータ) ・19
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ディスプレイ ・20
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時計 ・21
・・・・・・・・・・・・・積算距離計(オドメータ) ・23
・・・・・・・・・区間距離計(トリップメータ) ・23
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料計 ・24
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・警告灯・表示灯 ・26 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・油圧警告灯 ・26 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水温警告灯 ・27
(HISS)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器表示灯 ・29
前照灯上向き表示灯
・・・・・・・(ハイビームパイロットランプ) ・29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニュートラル表示灯 ・29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スイッチの使いかた ・30
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・メインスイッチ ・30
前照灯上下切換えスイッチ
・・・・・(ヘッドライト上下切換えスイッチ) ・31
・・・・・・・・・・・・・・・エンジンストップスイッチ ・32
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スタータスイッチ ・33
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホーンスイッチ ・33
・・・・・・・・・・・・・・・パッシングライトスイッチ ・34
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・方向指示器スイッチ ・35
・・・非常駐車灯スイッチ(ハザードスイッチ) ・36
・・・イモビライザーシステム 表示灯 ・28
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・装備の使いかた ・37・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・燃料の補給 ・58
・・・・・・・・・・イモビライザーシステム() 37
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハンドルロック ・44
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・シート ・45
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヘルメットホルダ ・46
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・収納ボックス ・48
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・正しい運転操作 ・60HISS
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンのかけかた ・60
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チェンジのしかた ・63
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・走りかた ・64
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキの使いかた ・66
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・書類入れ ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・携帯工具入れ ・49
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・右ポケット ・50 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左ポケット ・51
・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキレバーの距離調整 ・52 ・・・・・・・・・・・・・・・フロントクッションの調整 ・53
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・リヤクッションの調整 ・54 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サイドカバー ・55 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロープフック ・56
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・U字ロック格納場所 ・57
目次
・・・・・・・・・・・メンテナンスを安全に行うために ・68
・・・・・日常点検、定期点検、簡単なメンテナンス ・71 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・日常点検 ・73 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定期点検 ・76
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単なメンテナンス ・78
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブレーキ ・79
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前輪ブレーキ ・79
・・・・・・・・・・・・・ブレーキ液の量の点検 ・79
・・・・・・・ブレーキパッドの摩耗の点検 ・80
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後輪ブレーキ ・81
・・・・・・・・・・・・・ブレーキ液の量の点検 ・81
・・・・・・・ブレーキパッドの摩耗の点検 ・82
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・タイヤ ・83
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・空気圧の点検 ・83
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀裂と損傷の点検 ・84 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・異状な摩耗の点検 ・85
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・溝の深さの点検 ・85
・・・・・・・・・・・交換タイヤの選択について ・86
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドライブチェーン ・87
・・・・・・・・・・・・・・・・・緩み(たるみ)の点検 ・87
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・給油と清掃 ・88
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンオイル ・89
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイル量の点検 ・89
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オイルの補給 ・90
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷却水 ・94
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷却水量の点検 ・94
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・冷却水の補給 ・95
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クラッチ ・97
・・・・・・・・・クラッチレバーの遊びの点検 ・97
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バッテリ ・99
・・・・・・・・バッテリターミナル部の清掃 ・100
・・・・・・・・・・・バッテリの取付け、取外し ・101
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズ ・102
・・・・・・・・・・・・・・・ヒューズの点検、交換 ・102
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・エアクリーナ ・104
・・・・・・エアクリーナエレメントの交換 ・104
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類 ・105
・・・・・・・・・・・ケーブル・ワイヤ類の点検 ・105
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレン ・106
・・・・・・・・・・・・・・ブリーザドレンの清掃 ・106
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車のお手入れ ・107
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アルミ部品の取扱い ・110
・・・・・・・・・・・・・・・・・・つや消し塗装の取扱い ・110
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保管のしかた ・111
・・・・・・・・・・・・・・・・・・地球環境の保護について ・112
・・・・・・お車および部品等の廃棄をするとき ・112
・・・・・・・・・・・ストップ・テールランプについて ・114
・・・・・・・・・・・・・・・・・・色物部品をご注文のとき ・115
・・・・・・・・・・・・・・マフラの純正マークについて ・116
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フレーム号機 ・117
・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーバーヒートしたとき ・118
・・・・・・・・・・・・・・・・エンジンが始動しないとき ・119
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・主要諸元 ・120
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サービスデータ ・122

安全運転のために

ここであげた項目は、日常この車を取扱う上で必 要な基本的なものです。これらの項目をいつもお 守りいただき、安全運転を心がけてください。
運転する前に
日常点検を行ってください。 車は常に清潔に手入れをし、定められた点検整 備を必ず行いましょう。 日常点検は、 ページ参照。
定期点検を実施してください。 定期点検は、 ページ参照。
73
76
ガソリンの補給は、必ずエンジンを止め、火気厳 禁で行ってください。
排気ガスには、一酸化炭素などの有害な成分が 含まれています。エンジンは、風通しの良い場所 でかけてください。
安全運転のために
服装
運転者と同乗者は、必ずヘルメットを着用して ください。これは、法令でも定められています。 ヘルメットの着用は、あごひもを確実に締める など、正しく行ってください。 ヘルメットは二輪車用で 、 マークか マ ークのあるものをお勧めします。頭にしっくり 合って圧迫感のないものをお選びください。 保護具や保護性の高い服を着用してください。
フェイスシールドまたはゴーグルの使用 くるぶしまで覆い、かかとのある靴の着用
−二輪車用ブーツが望ましい 摩擦に強い皮製の手袋の着用 長ズボンと長袖のジャケットの着用
明るく目立つ色の動きやすい服装で体の露
− 出の少ないものを着用してください。 すその広いズボンや袖口の広いジャケット
− は、ブレーキやチェンジ操作のじゃまにな り思わぬ事故の原因にもなりますので避け てください。
PSC SG JIS
ヘルメットを正しく着用していないと、万一 の事故の際、死亡または重大な傷害に至る可 能性が高くなります。
運転者と同乗者は乗車時、必ずヘルメット、保 護具および保護性の高い服を着用してくださ い。
乗りかた
走行中は、運転者は両手でハンドルを握り、両足 をステップに置いてください。
からだを保持してください。運転者は、同乗者の 乗車姿勢を確認してください。
急激なハンドル操作や、片手運転は避けてくだ さい。 これは、すべての二輪車の安全運転の原則です。同乗者は、両足を後席用ステップに置き、両手で
安全運転のために
荷物
荷物を積んだときは、積まないときにくらべて 操縦安定性が変わります。積載するときは、積 み過ぎない、荷物を固定するなど十分注意し、 安全に走行してください。
ハンドルの近くに物を置くと、ハンドル操作が できなくなる場合があります。物を置かないで ください。 ヘッドライトレンズの前を荷物等でさえぎらな いでください。過熱によりレンズが溶けたり、荷 物等まで損傷する場合があります。
改造
車の構造や機能に関係する改造は、操縦性を悪 化させたり、排気音を大きくしたり、ひいては車 の寿命を縮めることがあります。 不正改造は法律に触れることは勿論、他の迷惑 行為となります。 このような改造に起因する場合は、保証が受け られません。 この車は平成 年排出ガス規制適合車です。 排出ガス濃度を劣化させるような不正改造は行 わないでください。
11
安全運転のために
駐車
駐車するときは サイドスタンドでの駐車について
盗難防止のため、車から離れるときは必ずハンド ルロックをかけ、キーを抜いてお持ちください。
水平でしっかりした地面の場所に駐車してくだ さい。 交通のじゃまにならない安全な場所を選んで駐 車しましょう。 やむをえず傾斜地、砂利を敷いた所、でこぼこな 所、地面の軟らかい所等に駐車せざるを得ない ときは、車の転倒・動き出しのないよう、安全処 置に十分留意してください。
車は水平な場所にハンドルを左にきって駐車しま しょう。 ハンドルを右にきった状態での駐車は、車が不安 定になり、転倒する恐れがあります。
マフラなどが熱くなっています。他の方が触れ ることのない場所に駐車しましょう。
エンジン回転中および停止後しばらくの間はマ フラ、エンジンなどに触れないでください。
マフラ、エンジンなどは、エンジン回転中およ び停止後しばらくの間は熱くなっています。 このとき、マフラ、エンジンなどに触れるとヤ ケドを負う可能性があります。
エンジン回転中および停止後しばらくの間 はマフラ、エンジンなどに触れないでくだ さい。 他の方がマフラ、エンジンなどに触れるこ とのない場所に駐車してください。
各部の名称《》CB400 SUPER FOUR
携帯工具入れ
(P.49)
書類入れ
(P.49)
後席用ステップ
ラジエータリザーバタンク
収納ボックス(P.48)
後輪ブレーキペダル
燃料タンクキャップ(P.59)
メインスイッチ(P.30)
バッテリ(P.99)
前輪ブレーキレバー
オイルレベル点検窓(P.89)
オイルフィラーキャップ
ヒューズボックス(P.103)
クラッチレバー
ブリーザドレン(P.106)
チェンジペダル
メインヒューズ(P.103)
サイドスタンド
ヘルメットホルダ(P.46) シートロック(P.45)
後席用ステップ
各部の名称《》CB400 SUPER BOL D’OR
携帯工具入れ
(P.49)
書類入れ
(P.49)
後席用ステップ
ラジエータリザーバタンク
収納ボックス(P.48)
後輪ブレーキペダル
燃料タンクキャップ(P.59)
メインスイッチ(P.30)
バッテリ(P.99)
前輪ブレーキレバー
右ポケット(P.50)
オイルレベル点検窓(P.89)
オイルフィラーキャップ
ヒューズボックス(P.103)
クラッチレバー
左ポケット(P.51)
ブリーザドレン(P.106)
メインヒューズ(P.103)
サイドスタンド
ヘルメットホルダ(P.46) シートロック(P.45)
後席用ステップチェンジペダル

メータの見かた、使いかた

計器類
走行中の速度を示します。法定速度を守り安全走 行してください。
メインスイッチのキーを の位置にすると、速 度計(スピードメータ)の指針は、一度最高目盛に 振れた後、 に戻ります。
右スイッチ
時刻合わせを行います。
左スイッチ
積算距離計(オドメータ)と区間距離計(トリップ メータ)の切換えや区間距離計のリセット、時刻合 わせを行います。 メインスイッチが の間、イモビライザーシ ステム()表示灯を点滅しないようにすると きに使用します。(38ページ参照)
‘‘0’’
HISS
‘‘ON’’
‘‘OFF’’
安全運転に支障をきたすおそれがありますので走 行中はスイッチの操作は行わないでください。速度計(スピードメータ)
〈〉
CB400 SUPER FOUR
右スイッチ左スイッチ

速度計(スピードメータ)

〈〉
CB400 SUPER BOL D’OR
左スイッチ 右スイッチ左スイッチ 右スイッチ
速度計(スピードメータ)

エンジン回転計(タコメータ)

エンジンの回転数を示します。
エンジン回転数がレッドゾーンに入らないように してください。
エンジン回転計
(タコメータ)
レッドゾーン
メインスイッチのキーを の位置にすると、エ
‘‘ON’’
ンジン回転計(タコメータ)の指針は、一度レッド ゾーンに振れた後、 に戻ります。
‘‘0’’
空吹かし及び1速2速ギヤ位置での急加速 はレッドゾーンに入りやすいので特に注意 してください。 レッドゾーンとはエンジンの限界回転域を 示したものです。レッドゾーン以上で使用 するとエンジン回転が不円滑になり、エン ジン寿命に悪影響を与えるだけでなく、最 悪の場合エンジンがこわれます。
メータの見かた、使いかた

ディスプレイ

時計、燃料計、区間距離計(トリップメータ)、積算 距離計(オドメータ)の表示を行います。
《初期表示》
メインスイッチのキーを の位置にすると、す べての表示があらわれます。(時計は時刻を表示し ます。)
このとき表示されない部分がある場合は、お買い 上げの 販売店で点検を受けてください。
Honda
時計はメインスイッチを にすると、消灯 します。
‘‘ON’’
‘‘OFF’’
初期表示
左側ディスプレイ
右側ディスプレイ
[時計]
時計は12時間表示で時刻を表示します。
《時刻の合わせかた》
メインスイッチのキーを の位置にしま
1.
す。 左スイッチと右スイッチを同時に2秒以上押
2.
し続けます。 時計の表示が点滅します。
‘‘ON’’
時計
右スイッチ左スイッチ
メータの見かた、使いかた
時刻を修正します。
3.
左スイッチを押します。
時:
右スイッチを押します。
分:
スイッチを1回押すと数字はひとつだけ進み、 スイッチを押しつづけると数字も進みつづけ ます。ただし時は12から1へ、分は59か ら
00に戻ります。また、 の表示は、時
が11か ら12へ進むと同時に切換わります。
時刻修正後、メインスイッチをにしま
4.
す。
表示が点滅している状態で、約30秒間スイッ チを操作しない場合、通常表示に戻ります。
AM PM
OFF
左スイッチ
右スイッチ
[積算距離計(オドメータ)]
走行した総距離を の単位で示します。
[区間距離計(トリップメータ)]
メータをリセット( に戻す)した時点からの走 行距離を示します。 区間距離計(トリップメータ)には
のモードがあります。
2’’
表示の切換え
左スイッチを押すごとに表示が右図のように変わ ります。
区間距離計のリセット
‘‘TRIP 1’’ ‘‘TRIP 2’’
秒以上押し続けます。 リセットのときは表示されている方だけ(例えば
‘‘TR IP 1’’ ‘‘TRIP 1’’
セットされます。
または の状態で左スイッチを1
が表示されていれば だけ)がリ
km
‘‘0’’
‘‘TRIP 1’’, ‘‘TRIP
左スイッチ
左スイッチ
積算距離計
(オドメータ)
区間距離計
(トリップメータ)
TRIP1
TRIP 2
メータの見かた、使いかた
[燃料計]
燃料タンク内のガソリンの量を示します。 ガソリンが減ってくるとFから順にマークが消灯 していきます。
サイドスタンド状態では正確な表示はしません。 ガソリンの量を確認するときは車体を垂直にして 行ってください。
左端のマークのみの表示から、右図のようにマー クが右から点灯していき全点灯したあと、右から 消灯していく表示をくりかえしたときは早めにガ ソリンを補給してください。 このときの燃料残量:約
3.0
燃料計マーク
燃料計の故障表示
マークが右図のように中央から左右方向へ点灯し ていき全点灯したあと、中央から左右方向へ消灯 していく表示をくりかえしたときは 販売店 へご相談ください。
Honda
マーク
メータの見かた、使いかた

警告灯・表示灯

油圧警告灯

エンジン回転中、エンジン内部を潤滑しているオ イルの圧力が低下すると点灯します。 エンジン回転中に点灯した場合は、ただちに安全 な場所に停車してエンジンを止め、エンジンオイ ル量を点検してください。 エンジンオイルが減っていないのに点灯している ときや、エンジンオイルを補給しても点灯すると きは、ただちに 販売店にご相談ください。 エンジンオイル量の点検は、 ページ参照。
油圧警告灯が点灯したまま走行しないでく ださい。エンジンが破損するおそれがあり ます。
Honda
89
油圧警告灯は、メインスイッチをに すると点灯し、エンジンを始動すると同時 に消灯するのが正常です。
油圧警告灯
ON

水温警告灯

メインスイッチがのとき、エンジン冷却水
ON
の温度が規定以上になると点灯します。 エンジン回転中に点灯した場合、オーバーヒート のおそれがあります。ただちに安全な場所に停車 してください。 処置手順は、 ページ参照。118
水温警告灯が点灯したまま、走行を続ける とエンジン故障の原因となります。
高温下での長時間にわたるアイドリングに より警告灯が点灯する場合があります。こ の場合は、走行してエンジンを冷やすか、ま たはエンジンが冷えるまで停止してくださ い。
水温警告灯
メータの見かた、使いかた
イモビライザーシステム 表示灯
エンジンストップスイッチが の状態 でメインスイッチを にすると、イモビライザ ーシステム の作動により表示灯が点灯し、 数秒後に消灯することで、エンジンの始動が可能 であることを示します。 消灯しない場合、エンジンの始動はできません。
もし、消灯しない場合、メインスイッチを に し、キーを抜き、再度キーを差し込み、メインスイ ッチを にしてください。それでも消灯しない ときは、 ページを確認してください。394
メインスイッチを にしたあと、24時間の間、 2秒間隔で点滅します。また、この点滅をしないよ うにすることもできます( ページ参照)。
イモビライザーシステム については ペ ージを参照してください。
(HISS)
‘‘ON’’
‘‘ON’’
‘‘OFF’’
(HISS)
‘‘ ’’ (RUN)
38
(HISS)
‘‘OFF’’
37
エンジンストップスイッチが の位置ではメインスイッチを にして も、イモビライザーシステム 表示灯 は点灯しません。 エンジンストップスイッチを にしてください。
イモビライザーシステム 表示灯
‘‘ ’’ (OFF)
‘‘ON’’
(HISS)
‘‘ ’’ (RUN)
(HISS)
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