Gigabyte GA-EP45C-DS3, GA-EP45C-DS3R User Manual [ja]

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GA-EP45C-DS3R/ GA-EP45C-DS3
LGA775
ソケットマザーボード (
Intel® CoreTM
プロセッサファミリー
/
Intel® Pentium®
プロセッサファミリー
/ Intel® Celeron®
プロセッサファミ
リー用)
ユーザーズ マニュアル
改版
1001
Page 2
- 2 -
目次
第1章 ハードウェアの取り付け
.................................................................................3
1-1
取り付け手順
.................................................................................................3
1-2
製品の仕様
.................................................................................................... 4
1-3 CPU
および
CPU
クーラーの取り付け
............................................................. 7
1-3-1 CPU
を取り付け
.......................................................................................................7
1-3-2 CPU
クーラーを取り付ける
......................................................................................9
1-4
メモリの取り付け
............................................................................................ 10
1-4-1
デュアルチャンネルのメモリ設定
............................................................................10
1-4-2
メモリの取り付け
...................................................................................................11
1-5
拡張カードの取り付け
.................................................................................. 12
1-6 SATA
ブラケットの取り付け
......................................................................13
1-7
背面パネルの概要
.......................................................................................14
1-8
内部コネクタ
.................................................................................................. 16
*
本製品の使用に関する詳細は、ユーザーズマニュアルの英語版を参照してください。
GA-EP45C-DS3R
のみ。
Page 3
ハードウェアの取り付け
- 3 -
1-1
取り付け手順
マザーボードには、静電放電
(ESD)
の結果損傷する可能性のある精巧な電子回路やコン ポーネントが数多く含まれています。取り付ける前に、ユーザーマニュアルをよくお読みになり、 以下の手順に従ってください。
取り付ける前に、マザーボードの
S/N
シリアル番号スティッカまたはディーラーが提供
する保証スティッカを取り外したり、はがしたりしないでください。これらのシリアルステッ カーは保証の確認に必要です。
マザーボードまたはその他のハードウェアコンポーネントを取り付けたり取り外したりす る前に、常にコンセントからコードを抜いて
AC
電力を切ってください。
ハードウェアコンポーネントをマザーボードの内部コネクタに接続しているとき、しっかり 接続されていることを確認してください。
マザーボードを扱う際には、金属リード線やコネクタには触れないでください。
マザーボード、
CPU
またはメモリなどの電子コンポーネントを扱うとき、静電放電
(ESD)
リストストラップを着用するようにお勧めします。
ESD
リストストラップをお持ちでない場
合、手を乾いた状態に保ち、金属物体に触れて静電気を取り除いてください。
マザーボードを取り付ける前に、これを静電防止パッドの上に置くか、静電遮断コン テナの中に入れてください。
マザーボードから電源装置のケーブルを抜く前に、電源装置がオフになっていることを 確認してください。
パワーをオンにする前に、電源装置の電圧が地域の電源基準に従っているこ とを 確認してください。
製品を使用する前に、ハードウェアコンポーネントのすべてのケーブルと電源コネクタ が接続されていることを確認してください。
マザーボードの損傷を防ぐために、ネジがマザーボードの回路やそのコンポーネントに 触れないようにしてください。
マザーボードの上またはコンピュータのケース内部に、ネジや金属コンポーネントが 残っていないことを確認してください。
コンピュータシステムは、平らでない面の上に置かないでください。
コンピュータシステムを高温環境で設置しないでください。
取り付け中にコンピュータのパワーをオンにすると、システムコンポーネントが損傷する だけでなく、怪我につながる危険があります。
取り付けステップについて不明確な場合や、製品の使用に関して問題がある場合 は、正規のコンピュータ技術者にお問い合わせください。
1 章
ハードウェアの取り付け
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 4 -
1-2
製品の仕様
CPU
以下のプロセッサをサポート
:Intel® CoreTM 2 Extreme
プロセッサ
/ Intel
®
CoreTM 2 Quad
プロセッサ
/ Intel® CoreTM 2 Duo
プロセッサ
/ Intel
®
Pentium
®
Dual-Core
プロセッサ
/ Intel® Celeron®
プロセッサ
(LGA 775
パッケージ
)
(
最新の
CPU
サポートリストについては、
GIGABYTE の Web
サイトにアクセス
してください)。
L2
キャッシュは
CPU
で異なります
フロントサイドバス
 1600/1333/1066/800 MHz FSB
チップセット
ノースブリッジ
: Intel® P45 Express
チップセット
サウスブリッジ
: Intel® ICH10R / ICH10
メモリ
DDR3:
最大
4 GB
のシステムメモリをサポートする
1.5V DDR3 DIMM
ソケット
(x2)
デュアルチャンネルメモリアーキテクチャ
DDR3 1600/13331066/800 MHz
メモリモジュールのサポート
DDR2:
最大
16 GB
のシステムメモリをサポートする
1.8V DDR2 DIMM
ソケット
(x4)
(注 1)
デュアルチャンネルメモリアーキテクチャ
DDR2 1066/800/667 MHz
メモリモジュールのサポート
(注:混合モード、
DDR2 と DDR3
メモリモジュールを同時に装着することはできま
せん。最新のメモリサポートリストについては、
GIGABYTE の Web
サイトにアクセス
してください)
オーディオ

Realtek ALC889A
コーデック

ハイディフィニションオーディオ

2/4/5.1/7.1
チャンネル

Dolby
®
Home Theater
に対応
(注 2)

S/PDIF
イン/アウトのサポート
CD
インのサポート
LAN

2 x Realtek 8111C
チップ
(10/100/1000 Mbit)

Teaming
に対応
拡張スロット
PCI Express x 16
スロット
(x1)
(注 3)
PCI Express x 8
スロット
(x1)
(PCIEX16_1
PCIEX8_1
スロットは
ATI CrossFireX
TM
テクノロジをサポート
し、
PCI Express 2.0
標準に準拠しています)。

PCI Express x 1
スロット
(x3)
PCI
スロット
(x2)
ストレージインター
サウスブリッジ
:
フェイス
- 6 x SATA 3Gb/
秒コネクタが最大
6 つの SATA 3Gb/
秒デバイスに対応
- SATA RAID 0、RAID 1、RAID 5
、および
RAID 10
をサポート
JMicron 368
チップ
:
- ATA-133/100/66/33
および
2 つの IDE
デバイスをサポートする
IDE
コネクタ
(x1)
iTE IT8718
チップ
:
- 最大 1
つのフロッピーディスクドライブをサポートするフロッピーディスクドラ
イブコネクタ
(x1)
GA-EP45C-DS3R
のみ。
GA-EP45C-DS3
のみ。
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ハードウェアの取り付け
- 5 -
IEEE 1394
T.I. TSB43AB23
チップ
最大 3 つの
IEEE 1394a
ポート (背面パネルに 2 つ、内部
IEEE 1394a
ヘッダ
に接続された
IEEE 1394a
ブラケットを介して 1 つ)
USB
サウスブリッジに統合
最大
12 の USB 2.0/1.1
ポート (背面パネルに
8
つ、内部
USB
ヘッダに接続
された
USB
ブラケットを介して 4 つ
)
内部コネクタ
24 ピン ATX
メイン電源コネクタ
(x1)
     
8
ピン
ATX 12V
電源コネクタ
(x1)
     
フロッピーディスクドライブコネクタ
(x1)
     
IDE
コネクタ
(x1)
     
SATA 3Gb/
sコネクタ
(x6)
     
CPU
ファンヘッダ
(x1)
     
システムファンヘッダ
(x2)
     
電源ファンヘッダ
(x1)
     
前面パネルヘッダ
(x1)
     
前面パネルオーディオヘッダ
(x1)
     
CD
インコネクタ
(x1)
     
S/PDIF
インヘッダ
(x1)
     
S/PDIF
アウトヘッダ
(x1)
 USB 2.0/1.1
ヘッダ
(x2)
IEEE 1394a
ヘッダ
(x1)
パラレルポートヘッダ
(x1)
シリアルポートヘッダ
(x1)
電源
LED
ヘッダ
(x1)
シャーシ侵入ヘッダ
(x1)
背面パネルの
PS/2
キーボードポート
(x1)
コネクタ
PS/2
マウスポート
(x1)
同軸
S/PDIF
アウトコネクタ
(x1)
光 S/PDIF
アウトコネクタ
(x1)
USB 2.0/1.1
ポート
(x8)

IEEE 1394a
ポート
(x2)

RJ-45
ポート
(x2)
 
オーディオジャック
(x6) (
センター/サブウーファスピーカーアウト/背面スピーカー
アウト/側面スピーカーアウト/ラインイン/ラインアウト/マイク
)
I/O
コントローラ

iTE IT8718
チップ
ハードウェアモニタ
システム電圧の検出

CPU/
システム温度の検出
CPU/
システム/パワーファン速度の検出
CPU
過熱警告
CPU/
システム/パワーファンエラー警告
CPU
ファン速度制御
(注 4)
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 6 -
BIOS

8 Mbit
フラッシュ
(x2)

ライセンスを受けた
AWARD BIOS
の使用

DualBIOSTM
のサポート
PnP 1.0a, DMI 2.0, SM BIOS 2.4, ACPI 1.0b
固有の機能

@BIOS
のサポート
Q-Flash
のサポート
仮想デュアル
BIOS
のサポート
ダウンロードセンターのサポート
Xpress
インストールのサポート
Xpress Recovery2
のサポート
EasyTune
のサポート
(注 5)

拡張ダイナミックエネルギセーバーに対応
Ultra TPM
に対応
(注 6)
時刻修復に対応

Q-Share
に対応
バンドルされ
Norton
インターネットセキュリティ
(OEM
バージョン
)
たソフトウェア オペレーティン
Microsoft® Windows® Vista/XP
のサポート グシステム フォームファクタ
ATX
フォームファクタ、
30.5cm x 24.4cm
GA-EP45C-DS3R
のみ。
(注 1) Windows Vista/XP 32
ビットオペレーティングシステムの制限により、
4 GB
以上の物理メモリを取り
付けても、表示される実際のメモリサイズは
4 GB
より少なくなります。
(注 2) Windows Vista/XP 32
ビットオペレーティングシステム専用
(注 3) PCI Express
グラフィックスカードを
1
枚取り付ける場合、最適のパフォーマンスを発揮できる
ように、
PCIEX16_1
スロットに取り付けてください。2 つのグラフィックスカードを取り付けると、
PCIEX16_1
スロットは最大
x8
モードで動作します。
(注 4) CPU/
システムのファン速度制御機能がサポートされているかどうかは、取り付ける
CPU/
システム
クーラーによって異なります。
(注 5)
調整可能な
CPU
電圧範囲は使用されている
CPU
によって異なります。
(注 6)
この機能は、地域によりポリシーが異なるためオプションになっています。
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ハードウェアの取り付け
- 7 -
1-3 CPU
および
CPU
クーラーの取り付け
CPU
を取り付ける前に次のガイドラインをお読みください
:
マザーボードが
CPU
をサポートしていることを確認してください。
(
最新の
CPU
サポートリストについては、
GIGABYTE の Web
サイトにアクセスしてください。
)
ハードウェアが損傷する原因となるため、
CP U
を取り付ける前に必ずコンピュータのパワー
をオフにし、コンセントから電源コードを抜いてください。
CPU
のピン
1
を探します。
CPU
は間違った方向には差し込むことができません。(または、
CPU
の両側のノッチと
CPU
ソケットのアライメントキーを確認します。
)
CPU
の表面に熱グリースを均等に薄く塗ります。
CPU
クーラーを取り付けないうちはコンピュータのパワーをオンにしないでください。
CPU
が損
傷する原因となります。
CPU
の仕様に従って、
CPU
のホスト周波数を設定してください。ハードウェアの仕様を超え たシステムバスの周波数設定は周辺機器の標準要件を満たしていないため、お勧めでき ません。標準仕様を超えて周波数を設定したい場合は、
CP U
、グラフィックスカード、メモ
リ、ハードドライブなどのハードウェア仕様に従ってください。
1-3-1 CPU
を取り付ける
A.
マザーボード
CPU
ソケットのアライメントキーおよび
CPU
のノッチを確認します。
ノッチ
アライメントキー
LGA 775 CPU
LGA775 CPU ソケット
CPU ソケットのピン 1
CPU の三角形のピン 1 マーキング
ノッチ
アライメントキー
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 8 -
B.
以下のステップに従って、
CPU
をマザーボード の
CPU
ソケットに正しく取り付けてください。
ステップ
2:
CPU
ソケットの金属製ロードプレートを持ち 上げます。(ソケットの接点に触れないでくださ い)。
ステップ
4:
CPU
を親指と人差し指で抑えます。
CPU ピン
1
のマーキング (三角形) を
CPU
ソケットのピン
1
隅に合わせ (または、
CPU
ノッチをソケットアラ
イメントキーに合わせ) 、
CPU
を所定の位置に
そっと差し込みます。
ステップ
3:
ロードプレートから保護ソケットカバーを取り外 します。(
CPU
ソケットを保護するために、
CPU
を取り付けた場所の保護ソケットカバーを取り 替えてください)。
ステップ
5:
CPU
が正しく挿入されたら、ロードプレートを元
に戻し、
CPU
ソケットレバーをそのロックされた
位置に押し込んでください。
CPU を取り付ける前に、CPU の損傷を防ぐためにコンピュータのパワーをオフにし、コンセントから 電源コードを抜いてください。
ステップ
1:
CPU
ソケットレバーを完全に持ち上げます。
CPU ソケットレバー
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ハードウェアの取り付け
- 9 -
1-3-2 CPU
クーラーを取り付ける
以下のステップに従って、
CPU
クーラーをマザーボードに正しく取り付けてください。(以下の手順は、サンプ
ルのクーラーとして
Intel®
ボックスクーラーを使用しています)。
ステップ
1:
取り付けた
CPU
の表面に熱グリースを均等に
薄く塗ります。
ステップ
2:
クーラーを取り付ける前に、オスプッシュピンの 矢印記号 の方向に注意してください。 (矢印の方向に沿ってプッシュピンを回すとクー ラーが取り外すされ、逆の方向に回すと取り 付けられます。)
オスのプッ シュピン
メスのプッ シュピン
メスのプッ シュピンの 上面
オスプッシュピン の矢印記号の 方向
ステップ
3:
クーラーを CPU の上に配置し、マザーボード のピン穴を通して 4 つのプッシュピンを揃えま す。プッシュピンを、対角方向に押し下げてくだ さい。
ステップ
4:
それぞれのプッシュピンを押し下げると、「クリッ ク音」が聞こえます。オスとメスのプッシュピン がしっかり結合していることを確認してください
(
クーラーを取り付ける方法については、
CPU
クーラーの取り付けマニュアルを参照してくださ い)。
CPU
クーラーと
CPU
の間の熱グリース/テープは
CPU
にしっかり接着されているため、
CPU
クー
ラーを取り外すときは、細心の注意を払ってください。
CPU
クーラーを不適切に取り外すと、
CPU
が損傷する恐れがあります。
ステップ
5:
インストール後、マザーボードの背面をチェック します。プッシュピンが上の図のように挿入され ていれば、取り付けは完了です。
ステップ
6:
最後に、
CPU
クーラーの電源コネクタをマザー
ボードの
CPU
ファンヘッダ
(CPU_FAN)
に取り付
けてください。
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 10 -
1-4
メモリの取り付け
異なる容量とチップのメモリモジュールを取り付けるとき、
POST
中にメモリはフレックスメモリモード
で作動していますというメッセージが表示されます。
Intel®
フレックスメモリテクノロジでは、異なるメ モリサイズを装着しながらデュアルチャンネルモード/パフォーマンスを発揮することによって、アップ グレードするためのより大きな柔軟性を提供しています。
デュアルチャンネルメモリ構成表
(SS=片面、DS=両面、「- -」=メモリなし)
メモリを取り付ける前に次のガイドラインをお読みください
:
マザーボードがメモリをサポートしていることを確認してください。同じ容量、ブランド、速度、 およびチップのメモリをご使用になることをお勧めします。
(最新のメモリサポートリストについては、
GIGABYTE の Web
サイトにアクセスしてください。
)
ハードウェアが損傷する原因となるため、メモリを取り付ける前に必ずコンピュータのパワーを オフにし、コンセントから電源コードを抜いてください。
メモリモジュールは、絶対に確実な設計が施されています。メモリモジュールは、一方向にし か挿入できません。メモリを挿入できない場合は、方向を変えてください。
混合モード、
DDR2 と DDR3
メモリモジュールを同時に装着することはできません。
1-4-1
デュアルチャンネルのメモリ設定
このマザーボードには、4 つの
DDR2
メモリソケットと 2 つの
DDR3
メモリソケットが搭載されており、デュア
ルチャンネルテクノロジに対応しています。 メモリを取り付けた後、
BIOS
はメモリの仕様と容量を自動的
に検出します。デュアルチャンネルメモリモードを有効にすると、元のメモリバンド幅が 2 倍になります。
4
つの
DDR2
メモリソケット
(DDR2_1、DDR2_2、DDR2_3、DDR2_4) は 2
つのチャンネルに分割され、それ
ぞれのチャンネルには以下のように 2 つのメモリソケットが付いています。
チャンネル
0: DDR2_1, DDR2_2
チャンネル
1: DDR2_3, DDR2_4
2
つの
DDR3
メモリソケット
(DDR3_1、DDR3_2)
は、次のように 2 つのチャンネルに分割されます。
チャンネル
0: DDR3_1
チャンネル
1: DDR3_2
DDR2_1
DDR2_2
DDR2_3
DDR2_4
DDR3_1
DDR3_2
DDR2
デュアルチャンネルメモリ構成
:
チップセットの制限により、デュアルチャンネルモードで
DDR2
メモリを取り付ける前に以下のガイドラインを
お読みください。
1. DDR2
メモリモジュールが1つしか取り付けられていない場合、デュアルチャンネルモードは有効に
なりません。
2. 2
つまたは 4 つのメモリモジュールでデュアルチャンネルモードを有効にするとき、最適のパフォー
マンスを発揮させるには同じ容量、ブランド、速度、およびチップのメモリを使用し、同じ色の
DDR2
ソケットに取り付けるようにお勧めします。
DDR2_1 DDR2_2 DDR2_3 DDR2_4
2 つのモジュール
DS/SS - - DS/SS - -
- - DS/SS - - DS/SS
4 つのモジュール
DS/SS DS/SS DS/SS DS/SS
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ハードウェアの取り付け
- 11 -
1-4-2
メモリの取り付け
ステップ 1: メモリモジュールの方向に注意します。メモリソケットの両端の保 持クリップを広げます。ソケットにメモリモジュールを取り付けます。 左の図に示すように、指をメモリの上に置き、メモリを押し下げ、 メモリソケットに垂直に差し込みます。
ノッチ
DDR2 DIMM
ステップ 2: メモリモジュールがしっかり差し込まれると、ソケットの両端のチップ はカチッと音を立てて所定の位置に収まります。
DDR2/DDR3
メモリモジュールにはノッチが付いているため、一方向にしかフィットしません。以下のステップ
に従って、メモリソケットにメモリモジュールを正しく取り付けてください。
メモリモジュールを取り付ける前に、メモリモジュールの損傷を防ぐためにコンピュータのパワーをオフ にし、コンセントから電源コードを抜いてください。
DDR2 と DDR3 DIMM
はそれぞれに、または
DDR DIMM
と互換性がありません。このマザーボード
DDR DIMM
を取り付けないでください。
DDR2 と DDR3
メモリモジュールを同時に装着することはできません。
DDR3
デュアルチャンネルメモリ構成
:
チップセットの制限により、デュアルチャンネルモードで
DDR3
メモリを取り付ける前に以下のガイドラインを
お読みください。
1. DDR3
メモリモジュールが
1
つしか取り付けられていない場合、デュアルチャンネルモードは有効に
なりません。
2. 2 つのDDR3
メモリモジュールでデュアルチャンネルモードを有効にするとき、
DDR3_1 と DDR3_2
ソ ケットにメモリを取り付けます。最適のパフォーマンスを達成するには、同じ容量、ブランド、速度 のメモリをご使用になることをお勧めします。
DDR2
DDR3
DDR2
DDR3
DDR3 DIMM
DDR2
DDR2
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 12 -
1-5
拡張カードの取り付け
拡張カードを取り付ける前に次のガイドラインをお読みください:
マザーボードが拡張カードをサポートしていることを確認してください。拡張カードに付属する マニュアルをよくお読みください。
ハードウェアが損傷する原因となるため、拡張カードを取り付ける前に必ずコンピュータのパ ワーをオフにし、コンセントから電源コードを抜いてください。
以下のステップに従って、拡張スロットに拡張カードを正しく取り付けてください。
1.
カードをサポートする拡張スロットを探します。シャーシの背面パネルから金属製のスロットカバーを取り外 します。
2.
カードの位置をスロットに合わせ、スロットに完全に装着されるまでカードを下に押します。
3.
カードの金属の接点がスロットに完全に挿入されていることを確認します。
4.
カードの金属製ブラケットをねじでシャーシの背面パネルに固定します。
5.
すべての拡張カードを取り付けたら、シャーシカバーを元に戻します。
6.
コンピュータのパワーをオンにします。必要に応じて、
BIOS
セットアップを開き、拡張カードで要求され
BIOS
の変更を行ってください。
7.
拡張カードに付属するドライバを、オペレーティングシステムにインストールします。
: PCI Express グラフィックスカードの取り付けと取り外し:
グラフィックスカードの取り付け: カードの上端が
PCI Express
スロットに完全に挿 入されるまで、そっと押し下げます。カードがス ロットにしっかり装着され、動かないことを確認し てください。
PCIEX16_1
スロットから カードを取り外す:スロッ トのレバーをそっと押し 戻し、カードを真っ直ぐ 上に持ち上げてスロット から出します。
PCI Express x1 スロット
PCI Express x8 スロット
PCIEX8_1
スロットから
カードを取り外す
:
PCI Express
スロットの 端の白いラッチを押し てカードを取り外し、 カードをスロットから垂 直に引っ張り上げま す。
PCI Express x16 スロット
PCI スロット
Page 13
ハードウェアの取り付け
- 13 -
1-6 SATA
ブラケットの取り付け
SATA ブラケットには、SATA ブラケット(x1)SATA信号 ケーブル(x1)、およびSATA電源ケーブル(x1)が含まれ ています。
ステップ 1: 空いている1 つの
PCIスロットを探し、 SATAブラケットをネジ
でシャーシの背面パ ネルに固定します。
以下のステップに従って SATA ブラケットを取り付けてください:
ステップ 2: ブラケットのSATAケー ブルをマザーボードの SATAポートに接続 します。
ステップ 3: ブラケットから電源 装置に電源ケーブル を接続します。
ステップ 4: SATA信号ケーブル の一方の端をブラケ ットの外部 SATAコ ネクタに差し込みま す。SATA電源ケー ブルをブラケットの電 源コネクタに接続し ます。
SATAブラケットでは、内部SATAポートをシャーシの背面パネルまで拡張することにより、外部SATAデバイ スをシステムに接続できます。
SATA
ブラケットと
SATA
電源ケーブルの取り付けや取り外しを行う前に、ハードウェアの損傷を防
ぐために、システムと電源装置のパワーをオフにしてください。
SATA
信号ケーブルと
SATA
電源ケーブルを取り付けるとき、対応するコネクタにしっかり差し込
みます。
ステップ 5: SATA 信号ケーブルと SATA 電源ケーブルのもう一方の端を SATAデバイス に接続します。外部筐体のSATAデバイスの場合、SATA信号ケーブルのみ を接続する必要があります。SATA信号ケーブルを接続する前に、外部筐 体のパワーがオフになっていることを確認します。
SATAブラケット
外部 SATA
コネクタ
電源コネクタ
外部 SATA コ
ネクタ
SATA 信号ケーブル SATA 電源ケーブル
GA-EP45C-DS3R
のみ。
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 14 -
背面パネルコネクタに接続されたケーブルを取り外しているとき、まずデバイスからケーブル を取り外し、次にマザーボードからケーブルを取り外します。
ケーブルを取り外しているとき、コネクタから真っ直ぐに引き抜いてください。ケーブルコネクタ 内部でショートする原因となるので、横に揺り動かさないでください。
アクティビティ LED
接続/ 速度LED:
LANポート
アクティビティ LED:接続/速度 LED:
1-7
背面パネルの概要
PS/2
キーボードと
PS/2
マウスポート
上部ポート (緑) を使用して
PS/2
マウスを接続し、下部ポート (紫) を使用して
PS/2
キーボードを
接続します。
光 S/PDIF
アウトコネクタ
このコネクタは、デジタル光オーディオをサポートする外部オーディオシステムにデジタルオーディオアウ
トを提供します。この機能を使用する前に、オーディオシステムが光デジタルオーディオインコネクタを 提供していることを確認してください。
同軸
S/PDIF
アウトコネクタ
このコネクタは、デジタル同軸オーディオをサポートする外部オーディオシステムにデジタルオーディオア
ウトを提供します。この機能を使用する前に、オーディオシステムが同軸デジタルオーディオインコネク タを提供していることを確認してください。
IEEE 1394a
ポート
IEEE 1394
ポートは
IEEE 1394a
仕様をサポートし、高速、高いバンド幅およびホットプラグ機能を特
徴としています。
IEEE 1394a
デバイスの場合、このポートを使用します。
USB
ポート
USB
ポートは
USB 2.0/1.1
仕様をサポートします。
USB
キーボード/マウス、
USB
プリンタ、
USB
フラッ
シュドライバなどの
USB
デバイスの場合、このポートを使用します。
RJ-45 LAN
ポート
Gigabit
イーサネット
LAN
ポートは、最大
1 Gbps
のデータ転送速度のインターネット接続を提供しま
す。以下は、
LAN
ポート
LED
のステータスを説明しています。
状態 説明 オレンジ 1 Gbps のデータ転送速度 緑 100 Mbps のデータ転送速度 オフ 10 Mbps のデータ転送速度
状態 説明 点滅 データの送受信中です オフ
データを送受信していません
Page 15
ハードウェアの取り付け
- 15 -
センター/ サラウンドスピーカーアウトジャック (オレンジ)
このオーディオジャックを使用して、
5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定のセンター/サブウーファスピーカー
を接続します。
リアスピーカーアウトジャック (黒)
このオーディオジャックを使用して、
4/5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定のリアスピーカーを接続します。
サイドスピーカーアウトジャック (グレー)
このオーディオジャックを使用して、
7.1
チャンネルオーディオ設定のサイドスピーカーを接続します。
ラインインジャック (青)
デフォルトのラインインジャックです。光ドライブ、ウォークマンなどのデバイスのラインインの場合、この オーディオジャックを使用します。
ラインアウトジャック (緑)
デフォルトのラインアウトジャックです。ヘッドフォンまたは
2
チャンネルスピーカーの場合、このオーディオ
ジャックを使用します。このジャックを使用して、
4/5.1/ 7. 1
チャンネルオーディオ設定の前面スピーカー
を接続します。
マイクインジャック (ピンク)
デフォルトのマイクインジャックです。マイクは、このジャックに接続する必要があります。
デフォルトのスピーカー設定の他に、
~
オーディオジャックを設定し直してオーディオソフト ウェア経由でさまざまな機能を実行することができます。マイクだけは、デフォルトのマイクイン ジャックに接続する必要があります
( )。2/4/5.1/7.1
チャンネルオーディオ設定のセットアップに
関する使用説明については、第
5
章、「
2/4/5.1/7.1
チャンネルオーディオの設定」を参照して
ください。
Page 16
GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 16 -
1-8
内部コネクタ
外部デバイスを接続する前に、以下のガイドラインをお読みください:
まず、デバイスが接続するコネクタに準拠していることを確認します。
デバイスを取り付ける前に、デバイスとコンピュータのパワーがオフになっていることを確認しま
す。デバイスが損傷しないように、コンセントから電源コードを抜きます。
デバイスをインストールした後、コンピュータのパワーをオンにする前に、デバイスのケーブルが マザーボードのコネクタにしっかり接続されていることを確認します。
2
1 3
16
7
9
8
4
12
13
5
22
6
4
18
14
10 1517
19
21
11
20
1)
ATX_12V_2X4
12)
CD_IN
2)
ATX
13)
SPDIF_I
3)
CPU_FAN
14)
SPDIF_O
4)
SYS_FAN1/SYS_FAN2
15)
F_USB1/F_USB2
5)
PWR_FAN
16)
F1_1394
6)
FDD
17)
LPT
7)
IDE
18)
COMA
8)
SATA2_0/1/2/3/4/5
19)
CI
9)
PWR_LED
20)
CLR_CMOS
10)
F_PANEL
21)
BAT
11)
F_AUDIO
22)
PHASE LED
Page 17
ハードウェアの取り付け
- 17 -
1/2) ATX_12V_2X4/ATX (2x4 12V
電源コネクタと
2x12
メインの電源コネクタ
)
電源コネクタを使用すると、電源装置はマザーボードのすべてのコンポーネントに安定した電力を供 給することができます。電源コネクタを接続する前に、まず電源装置のパワーがオフになっているこ と、すべてのデバイスが正しく取り付けられていることを確認してください。電源コネクタは、絶対に確 実な設計が施されています。電源装置のケーブルを正しい方向で電源コネクタに接続します。
12V
電源コネクタは、主に
CPU
に電力を供給します。
12V
電源コネクタが接続されていない場合、コン
ピュータは起動しません。
ATX_12V_2X4:
131
2412
ATX
1 4
5 8
ATX_12V_2X4
Intel Extreme Edition CPU (130W)
を使用しているとき、
CPU
メーカーでは
2x4 12V
電源コ
ネクタを装備する電源装置の使用を推奨しています。
拡張要件を満たすために、高い消費電力に耐えられる電源装置をご使用になることをお 勧めします(
500W
以上)。必要な電力を供給できない電源装置をご使用になると、シス
テムが不安定になったり起動できない場合があります。
電源コネクタは、
2x2 12V と 2x10
電源コネクタを装備する電源装置に対応しています。
2x4
12V と 2x12
電源コネクタを装備する電源装置を使用しているとき、マザーボードの
12V
の電
源コネクタとメインの電源コネクタから保護カバーを取り外します。
2x2 12V と 2x10
電源コネク タを装備する電源装置を使用しているとき、保護カバーをしたままのピンに電源装置のケーブ ルを挿入しないでください。
ピン番号 定義
1
GND (2x4
ピン
12V
専用)
2
GND (2x4
ピン
12V
専用)
3
GND
4
GND
5
+12V (2x4
ピン
12V
専用)
6
+12V (2x4
ピン
12V
専用)
7
+12V
8
+12V
ATX :
ピン番号 定義 ピン番号 定義
1 3.3V 13 3.3V
2 3.3V 14 -12V
3 GND 15 GND
4 +5V 16
PS_ON (ソフトオン/オフ)
5 GND 17 GND
6 +5V 18 GND
7 GND 19 GND
8
パワー良し
20 -5V
9
5V SB (スタンバイ +5V)
21 +5V
10 +12V 22 +5V
11
+12V (
2x12 ピン ATX 専用
)
23
+5V (
2x12 ピン ATX 専用
)
12
3.3V (
2x12 ピン ATX 専用
)
24
GND (
2x12 ピン ATX 専用
)
Page 18
GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 18 -
CPU:
およびシステムが過熱しないように、ファンケーブルをファンヘッダに必ず接続してくださ
い。過熱すると、
CPU
が損傷したり、またはシステムがハングアップする結果となります。
これらのファンヘッダは、設定ジャンパブロックではありません。ヘッダにジャンプのキャップを取 り付けないでください。
3/4/5) CPU_FAN/SYS_FAN1/SYS_FAN2/PWR_FAN (
ファンヘッダ
)
マザーボードには4 ピン
CPU
ファンヘッダ
(CPU_FAN)、3 ピン (SYS_FAN1)
および
4 ピン(SYS_FAN2)
システムファンヘッダ、および
3
ピン電源ファンヘッダ
(PWR_FAN)
が搭載されています。ほとんどのファン ヘッダは、絶対確実な挿入設計が施されています。ファンケーブルを接続するとき、正しい方向に接 続してください (黒いコネクタワイヤはアース線です)。マザーボードは
CPU
ファン速度制御をサポート
し、ファン速度制御設計を搭載した
CPU
ファンを使用する必要があります。最適の放熱を実現す
るために、シャーシ内部にシステムファンを取り付けるようにお勧めします。
6) FDD (
フロッピーディスクドライブコネクタ
)
このコネクタは、フロッピーディスクドライブを接続するために使用されます。サポートされるフロッピー ディスクドライブの種類は、次の通りです。
360 KB、720 KB、1.2 MB、1.44 MB
、および
2.88 MB
。フロッ ピーディスクドライブを接続する前に、コネクタに絶対に確実な溝を探してください。フロッピーディスク ドライブを接続する前に、コネクタとフロッピーディスクケーブルのピンを確認してください。ケーブルのピ ン1は、一般に異なる色のストライプで区別されています。
1
SYS_FAN1
PWR_FAN
1
1
CPU_FAN
1
SYS_FAN2
12
3334
SYS_FAN1/PWR_FAN:
CPU_FAN:
SYS_FAN2:
ピン番号 定義
1 GND
2 +12V
3
検知
4
速度制御
ピン番号 定義
1 GND
2
速度制御
3
検知
4 +5V
ピン番号 定義
1 GND
2 +12V
3
検知
Page 19
ハードウェアの取り付け
- 19 -
7) IDE (IDE
コネクタ
)
IDE コネクタは、ハードドライブや光ドライブなど最大 2 つの IDE デバイスをサポートします。IDE ケー ブルを接続する前に、コネクタに絶対に確実な溝を探します。2 つの IDE デバイスを接続する場合、 ジャンパとケーブル配線を IDE の役割に従って設定してください(たとえば、マスタまたはスレーブ)。 (IDE デバイスのマスタ/スレーブ設定を実行する詳細については、デバイスメーカーの提供する使用 説明書をお読みください)。
4039
21
8) SATA2_0/1/2/3/4/5 (SATA 3Gb/
s コネクタ
)
SATA
コネクタは
SATA 3Gb/
s 標準に準拠し、
SATA 1.5Gb/
s 標準との互換性を有しています。それぞ
れの
SATA
コネクタは、単一の
SATA
デバイスをサポートします。
GA-EP45C-DS3
のみ。
SATA 3Gb/秒ケーブルのL形状の端 をSATAハードドライブに接続してく ださい。
7
SATA2_4
SATA2_5
1
SATA2_2
SATA2_3
1
7
SATA2_0
SATA2_1
ピン番号 定義
1 GND
2 TXP
3 TXN
4 GND
5 RXN
6 RXP
7 GND
Page 20
GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 20 -
9) PWR_LED (
システム電源
LED
ヘッダ
)
このヘッダはシャーシにシステムの電源
LED
を接続し、システムの電源ステータスを示すために使用
できます。システムが作動しているとき、
LED
はオンになります。システムがS1 スリープ状態に入ると、
LED
は点滅を続けます。システムが
S3/S4
スリープ状態に入っているとき、またはパワーがオフになっ
ているとき
(S5)、LED
はオフになります。
1
8) SATA2_0/1/2/3/4/5 (SATA 3Gb/
s コネクタ
)
SATA
コネクタは
SATA 3Gb/
s 標準に準拠し、
SATA 1.5Gb/
s 標準との互換性を有しています。それぞ
れの
SATA
コネクタは、単一の
SATA
デバイスをサポートします。
ICH10R
コントローラは
RAID 0
RAID 1、RAID 5
、および
RAID 10
をサポートします。
RAID
アレイの設定の使用説明については、第
5
章「
SATA
ハードドライブの設定」をお読みください。
GA-EP45C-DS3R
のみ。
RAID 0
または
RAID 1
設定は、少なくとも 2 台のハードドライブを必要とします。2台のハー
ドドライブを使用する場合、ハードドライブの総数は偶数に設定する必要があります。
RAID 5
設定は、少なくとも 3 台のハードドライブを必要とします。(ハードドライブの総数は
偶数に設定する必要がありません)。
RAID 10
設定は少なくとも 4 台のハードドライブを必要とし、ハードドライブの総数は偶数
に設定する必要があります。
SATA 3Gb/秒ケーブルのL形状の端 をSATAハードドライブに接続してく ださい。
7
SATA2_4
SATA2_5
1
SATA2_2
SATA2_3
SATA2_0
SATA2_1
1
7
ピン番号 定義
1 GND
2 TXP
3 TXN
4 GND
5 RXN
6 RXP
7 GND
ピン番号 定義
1 MPD+
2 MPD-
3 MPD-
システムステータス
LED
S0
オン
S1
点滅
S3/S4/S5
オフ
Page 21
ハードウェアの取り付け
- 21 -
10) F_PANEL (
正面パネルヘッダ
)
シャーシ前面パネルのパワースイッチ、リセットスイッチ、スピーカーおよびシステムステータスインジケー タを、以下のピン配列に従ってこのヘッダに接続します。ケーブルを接続する前に、正と負のピンに注 意してください。
PW (
パワースイッチ、赤
):
シャーシ前面パネルのパワースイッチに接続します。パワースイッチを使用してシステムのパワーをオ フにする方法を設定できます (詳細については、第
2
章、「
BIOS
セットアップ」。「電源管理のセッ
トアップ」を参照してください。
)
SPEAK (
スピーカー、オレンジ
):
シャーシ前面パネルのスピーカーに接続します。システムは、ビープコードを鳴らすことでシステムの 起動ステータスを報告します。システム起動時に問題が検出されない場合、短いビープ音が
1
度鳴ります。問題を検出すると、
BIOS
は異なるパターンのビープ音を鳴らして問題を示します。
ビープコードの詳細については、第 5 章「トラブルシューティング」を参照してください。
HD (IDE
ハードディスク作動
LED、青)
シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ
LED
に接続します。ハードドライブがデータの読
み書きをおこなっているとき、
LED
はオンになります。
RES (
リセットスイッチ、緑
):
シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続します。コンピュータがフリーズし通常の再起動を実 行できない場合、リセットスイッチを押してコンピュータを再起動します。
NC (紫):
接続なし。
MSG (
メッセージ/パワー/スリープ
LED、黄):
シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケータに接続します。システム が作動しているとき、
LED
はオンになります。システムが
S1
スリープ状態に
入ると、
LED
は点滅を続けます。システムが
S3/S4
スリープ状態に入って
いるとき、またはパワーがオフになっているとき
(S5)、LED
はオフになります。
前面パネルのデザインは、シャーシによって異なります。前面パネルモジュールは、パワースイッ チ、リセットスイッチ、電源
LED
、ハードドライブアクティビティ
LED
、スピーカーなどで構成され ています。シャーシ前面パネルモジュールをこのヘッダに接続しているとき、ワイヤ割り当てとピ ン割り当てが正しく一致していることを確認してください。
メッセージ/パワー/
スリープ LED
スピーカー
パワース イッチ
IDE ハードディスク
作動 LED
リセットス イッチ
HD+
RES-
NC
SPEAK-
MSG+
PW+
SPEAK+
19
20
HD-
RES+
MSG-
PW-
1
2
システムステータス
LED
S0
オン
S1
点滅
S3/S4/S5
オフ
Page 22
GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 22 -
11) F_AUDIO (
前面パネルオーディオヘッダ
)
前面パネルのオーディオヘッダは、
Intel
ハイデフィニションオーディオ
(HD) と AC’97
オーディオをサポート します。シャーシ前面パネルのオーディオモジュールをこのヘッダに接続することができます。モジュールコ ネクタのワイヤ割り当てが、マザーボードヘッダのピン割り当てに一致していることを確認してください。 モジュールコネクタとマザーボードヘッダ間の接続が間違っていると、デバイスは作動せず損傷すること すらあります。
12) CD_IN (CD
入力コネクタ、黒
)
光ドライブに付属のオーディオケーブルをヘッダに接続することができます。
前面パネルのオーディオヘッダは、デフォルトで
HD
オーディオをサポートしています。シャー
シに
AC’97
前面パネルのオーディオモジュールが搭載されている場合、オーディオソフトウェ
アを介して
AC’97
機能をアクティブにする方法については、第
5 章「2/4/5.1/7.1
チャンネル
オーディオの設定」の使用説明を参照してください。
AC’97
前面パネルのオーディオモジュールを使用しているとき、前面または背面パネルの オーディオコネクタを使用することができますが、両方のコネクタを同時に使用することはで きません。
シャーシの中には、前面パネルのオーディオモジュールを組み込んで、単一プラグの代わり に各ワイヤのコネクタを分離しているものもあります。ワイヤ割り当てが異なっている前面パ ネルのオーディオモジュールの接続方法の詳細については、シャーシメーカーにお問い合わ せください。
1 2
9 10
1
AC’97 前面パネルオー
ディオの場合:
HD 前面パネルオーディオ の場合:
ピン番号 定義
1
MIC2_L
2
GND
3
MIC2_R
4
-ACZ_DET
5
LINE2_R
6
GND
7
FAUDIO_JD
8
ピンなし
9
LINE2_L
10
GND
ピン番号 定義
1
MIC
2
GND
3
MIC
パワー
4
NC
5
ラインアウト (右)
6
NC
7
NC
8
ピンなし
9
ラインアウト (左)
10
NC
ピン番号 定義
1
CD-L
2
GND
3
GND
4
CD-R
Page 23
ハードウェアの取り付け
- 23 -
13) SPDIF_I (S/PDIF
インヘッダ、赤
)
このヘッダはデジタル
S/PDIF
インをサポートし、オプションの
S/PDIF
インケーブルを介してデジタルオー
ディオアウトをサポートするオーディオデバイスに接続できます。オプションの
S/PDIF
インケーブルの購
入については、地域の代理店にお問い合わせください。
14) SPDIF_O (S/PDIF
アウトヘッダ
)
このヘッダはデジタル
S/PDIF
アウトをサポートし、デジタルオーディオ用の
S/PDIF
デジタルオーディオケー ブル(拡張カードに付属)をマザーボードから、グラフィックスカードやサウンドカードのような特定の拡張 カードに接続します。たとえば、グラフィックスカードの中には、
HDMI
ディスプレイをグラフィックスカードに
接続して
HDMI
ディスプレイから同時にデジタルオーディオを出力する場合、マザーボードからグラフィッ
クスカードにデジタルオーディオを出力するために、
S/PDIF
デジタルオーディオケーブルを使用するよう
に要求するものもあります。
S/PDIF
デジタルオーディオケーブルの接続に関する詳細については、拡
張カードのマニュアルをよくお読みください。
1
1
ピン番号 定義
1
電源
2 SPDIFI
3 GND
ピン番号 定義
1 SPDIFO
2 GND
Page 24
GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 24 -
16) F1_1394 (IEEE 1394a
ヘッダ、グレイ
)
ヘッダは
IEEE 1394a
仕様に準拠しています。
IEEE 1394a
ヘッダは、オプションの
IEEE 1394a
ブラケッ
トを介して 1 つの
IEEE 1394a
ポートを提供します。オプションの
IEEE 1394a
ブラケットを購入する場
合、地域の代理店にお問い合わせください。
USB
ブラケットのケーブルを
IEEE 1394a
ヘッダに差し込まないでください。
IEEE 1394a
ブラケットを取り付ける前に、
IEEE 1394a
ブラケットが損傷しないように、必ず
コンピュータのパワーをオフにし電源コードをコンセントから抜いてください。
IEEE 1394a
デバイスを接続するには、デバイスケーブルの一方の端をコンピュータに接続
し、ケーブルのもう一方の端を
IEEE 1394a
デバイスに接続します。ケーブルがしっかり接続
されていることを確認します。
15) F_USB1/F_USB2 (USB
ヘッダ、黄
)
ヘッダは
USB 2.0/1.1
仕様に準拠しています。各
USB
ヘッダは、オプションの
USB
ブラケットを介して
2 つの USB
ポートを提供できます。オプションの
USB
ブラケットを購入する場合、地域の代理店にお
問い合わせください。
IEEE 1394
ブラケット
(2x5 ピン)
ケーブルを
USB
ヘッダに差し込まないでください。
USB
ブラケットを取り付ける前に、
USB
ブラケットが損傷しないように、必ずコンピュータの
パワーをオフにし電源コードをコンセントから抜いてください。
10 9
2 1
1092
1
ピン番号 定義
1
電源
(5V)
2
電源
(5V)
3
USB DX-
4
USB DY-
5
USB DX+
6
USB DY+
7
GND
8
GND
9
ピンなし
10
NC
ピン番号 定義
1
TPA+
2
TPA-
3
GND
4
GND
5
TPB+
6
TPB-
7
電源
(12V)
8
電源
(12V)
9
ピンなし
10
GND
Page 25
ハードウェアの取り付け
- 25 -
17) LPT (
パラレルポートヘッダ
)
LPT
ヘッダは、オプションの
LPT
ポートケーブルを介して
1
つのパラレルポートを提供します。オプション
LPT
ポートケーブルを購入する場合、地域の代理店にお問い合わせください。
18) COMA (
シリアルポートコネクタ
)
COMA
ヘッダは、オプションの
COM
ポートケーブルを介して
1
つのシリアルポートを提供します。オプ
ションの
COM
ポートケーブルを購入する場合、地域の代理店にお問い合わせください。
1
25
2
26
1092
1
ピン番号 定義 ピン番号 定義
1
STB-
14
GND
2
AFD-
15
PD6
3
PD0
16
GND
4
ERR-
17
PD7
5
PD1
18
GND
6
INIT-
19
ACK-
7
PD2
20
GND
8
SLIN-
21
BUSY
9
PD3
22
GND
10
GND
23
PE
11
PD4
24
ピンなし
12
GND
25
SLCT
13
PD5
26
GND
ピン番号 定義
1
NDCD
2
NSIN
3
NSOUT
4
NDTR
5
GND
6
NDSR
7
NRTS
8
NCTS
9
NRI
10
ピンなし
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GA-EP45C-DS3R/DS3
マザーボード
- 26 -
19) CI (
シャーシ侵入ヘッダ
)
このマザーボードには、シャーシカバーが取り外された場合に検出するシャーシ検出機能が搭載され ています。この機能には、シャーシ侵入検出設計を施したシャーシが必要です。
オープン:
ノーマル
ショート: CMOS 値の消去
20) CLR_CMOS (
クリア
CMOS
ジャンパ
)
このジャンパを使用して
CMOS 値 (
例えば、日付情報や
BIOS
設定) を消去し、
CMOS
を工場出
荷時の設定にリセットします。
CMOS
値を消去するには、ジャンパキャップを 2 つのピンに取り付けて
2
つのピンを一時的にショートするか、ドライバーのような金属製物体を使用して
2
つのピンに数秒
間触れます。
CMOS
値常を消去する前に、常にコンピュータのパワーをオフにし、コンセントから電源コー
ドを抜いてください。
CMOS
値を消去した後コンピュータのパワーをオンにする前に、必ずジャンパからジャンパ
キャップを取り外してください。取り外さないと、マザーボードが損傷する原因となります。
システムが再起動した後、
BIOS
セットアップに移動して工場出荷時の設定をロードする
(Load Optimized Defaults
を選択
) BIOS
設定を手動で設定します
(BIOS
設定につい
ては、第
2
章、「
BIOS
セットアップ」を参照してください)。
1
ピン番号 定義
1
信号
2 GND
Page 27
ハードウェアの取り付け
- 27 -
22) PHASE LED
点灯している
LED
の数字は、
CPU
がロードしていることを示しています。
CPU
のロードが高ければ、
点灯している
LED
の数も多くなります。
21) BAT (
バッテリ
)
バッテリは、コンピュータがオフになっているとき
CMOS の値 (BIOS
設定、日付、および時刻情報など
)
を維持するために、電力を提供します。バッテリの電圧が低レベルまで下がったらバッテリを交換して ください。そうしないと、
CMOS
値が正確に表示されなかったり失われる可能性があります。
バッテリを交換する前に、常にコンピュータのパワーをオフにしてから電源コードを抜いてください。
バッテリを同等のバッテリと交換します。バッテリを正しくないモデルと交換すると、爆発する 危険があります。
バッテリを自分自身で交換できない場合、またはバッテリのモデルがはっきり分からない場 合、購入店または地域代理店にお問い合わせください。
バッテリを取り付けるとき、バッテリのプラス側 (+) とマイナス側 (-) の方向に注意してくださ い (プラス側を上に向ける必要があります)。
使用済みバッテリは、地域の環境規制に従って処理する必要があります。
バッテリを取り外すと、
CMOS
値を消去できます
:
1.
コンピュータのパワーをオフにし、パワーコードを抜きます。
2.
バッテリホルダからバッテリをそっと取り外し、1 分待ちます。
(
または、ドライバーのような金属物体を使用してバッテリホルダの
正および負の端子に触れ、5 秒間ショートさせます)。
3.
バッテリを交換します。
4.
電源コードを差し込み、コンピュータを再起動します。
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マザーボード
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