GA-8VM800M
Intel® Pentium® 4 プロセッサマザーボード
ユーザーズマニュアル
改版 1001
* 製品の WEEE マークは、この製品を他の家庭ゴミと共に廃棄することを禁じ、廃棄電気電子機器の
リサイクルのための指定収集場所に引き渡す必要を示しています!!
* WEEE マークは EU 加盟国のみに適用されます。
目次
第 1 章 ハードウェアのインストール .......................................................................3
1-1 取り付け前に.......................................................................................................3
1-2 特長の概略 .........................................................................................................4
1-3 CPU とヒートシンクの取り付け.........................................................................6
1-3-1 CPU の取り付け.....................................................................................6
1-3-2 ヒートシンクの取り付け........................................................................ 7
1-4 メモリの取り付け ................................................................................................ 8
1-5 拡張カードのインストール ................................................................................ 9
1-6 I/O 後部パネルの紹介 ....................................................................................10
1-7 コネクタについて ..............................................................................................11
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第 1 章 ハードウェアのインストール
1-1 取り付け前に
コンピュータを用意する
マザーボードには、静電放電(ESD)により損傷を受ける、様々な精密電子回路および
装置が搭載されていますので、取り付け前に、以下をよくお読みください:
1. コンピュータをオフにし、電源コードのプラグを外します。
2. マザーボードを取り扱う際は、金属部またはコネクタに触れないでください。
3. 電子部品(CPU、RAM)を取り扱う際は、静電防止用(ESD)ストラップを着用してくだ
さい。
4. 電子部品を取り付ける前に、電子部品を静電防止パッドの上、または静電シール
ドコンテナ内に置いてください。
5. マザーボードから電源コネクタのプラグを抜く前に、電源が切断されていることを
確認してください。
取り付け時のご注意
1. 取り付ける前に、マザーボードに貼布されているステッカーを剥がさないでくださ
い。これらのステッカーは、保証の確認に必要となります。
2. マザーボード、またはハードウェアを取り付ける前に、必ず、マニュアルをよくお読
みください。
3. 製品を使用する前に、すべてのケーブルと電源コネクタが接続されていることを
確認してください。
4. マザーボードへの損傷を防ぐため、ネジをマザーボード回路、またはその機器装
置に接触させないでください。
5. マザーボードの上、またはコンピュータケースの中に、ねじ或いは金属部品を残
さないようにしてください。
6. コンピュータを不安定な場所に置かないでください。
7. 取り付け中にコンピュータの電源を入れると、システムコンポーネントまたは人体
への損傷に繋がる恐れがあります。
8. 取り付け手順や製品の使用に関する疑問がある場合は、公認のコンピュータ技
師にご相談ください。
保証対象外
1. 天災地変、事故又はお客様の責任により生じた破損。
2. ユーザマニュアルに記載された注意事項に違反したことによる破損。
3. 不適切な取り付けによる破損。
4. 認定外コンポーネントの使用による破損。
5. 許容パラメータを超える使用による破損。
6. Gigabyte 製品以外の製品使用による破損。
日本語
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ハードウェアのインストール
1-2 特長の概略
CPU
HT テクノロジー対応 Intel
533/800MHz FSB をサポート
L2 キャッシュはプロセッサにより異なります
チップセット ノースブリッジ:VIA P4M800
サウスブリッジ:VIA 8237R Plus
メモリ 2 184-ピン DDR DIMM スロット
DDR400/333/266 DIMM をサポート
最大 2GB までサポート
スロット 4X/8X (1.5V)のデバイスをサポートする1個の AGP スロット
3 個の PCI スロット
IDE 接続 2 つの IDE 接続(UDMA 33/ATA 66/ATA 100/ATA 133)で、4 台の IDE デバ
イスに接続可能
オンボード SATA シリアル ATA 2 ポート
FDD 接続 1 つの FDD 接続で、2 台の FDD デバイスに接続可能
周辺装置 1 個のパラレルポートで通常/EPP/ECP モードをサポート
1 個の VGA ポート、1 個の COMA ポート、オンボード COMB 接続
日本語
8 個の USB 2.0/1.1 ポート(後部 x 4、前部 x 4 ケーブル経由)
1 個のフロントオーディオコネクタ
1 個の PS/2 キーボードポート
1 個の PS/2 マウスポート
オンボード VGA 内蔵 VIA P4M800 チップセット
Onboard LAN
オンボードオーデ
ィオ
I/O コントロール
ハードウェアモニ
タ
オンボード RTL8201 チップ(10/100 Mbit)
1 個の RJ45 ポート
Realtek ALC653 CODEC
Line 入力をサポート;Line 出力;マイク入力
2 / 4 / 6 チャンネルオーディオをサポート
CD 入力接続
IT8705
CPU ファン速度検出
システム電圧検出
CPU 温度検出
®
Pentium® 4 (Northwood, Prescott)用 Socket 478
GA-8VM800M マザーボード
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オンボード SATA
RAID
内蔵 VT8237R Plus
ディスクストライピング(RAID0)またはディスクのミラーリング(RAID1)を
サポート
最大 150 MB/秒の UDMA をサポート
最大 2 台の SATA デバイスをサポート
BIOS
ライセンス済み AWARD BIOS の使用
Q-Flash をサポート
その他の機能 @BIOS をサポート
(注)
EasyTune
をサポート
オーバークロック BIOS によりオーバークロック(CPU/DIMM)
BIOS によりオーバー電圧(DIMM)
フォームファクター Micro-ATX フォームファクタ;24.4cm x 21cm
(注) EasyTune 機能はマザーボード毎に異なる場合があります。
日本語
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ハードウェアのインストール
1-3 CPU とヒートシンクの取り付け
日本語
CPU を取り付ける前に、以下の手順に従ってください:
1. マザーボードが CPU をサポートすることを確認してください。
2. CPU の刻み目のある角に注目してください。CPU を間違った方向に取り付けると、
注意
注
1-3-1 CPU の取り付け
適切に装着することが出来ません。装着できない場合は、CPU の挿入方向を変え
てください。
3. CPU とヒットシンクの間にヒートシンクペーストを均等に塗布してください。
4. CPU のオーバーヒートおよび永久的損傷が生じないように、システムを使用する前
に、ヒートシンクが CPU に適切に取り付けられていることを確認してください。
5. プロセッサ仕様に従い、CPU ホスト周波数を設定してください。周辺機器の標準規
格に適合しないため、システムバス周波数をハードウェア仕様以上に設定しないこ
とをお勧めします。仕様以上に周波数を設定する場合は、CPU、グラフィックスカー
ド、メモリ、ハードドライブ等を含むハードウェア仕様に従って設定してください。
ハイパースレッディング機能に必要な条件:
ご使用のコンピュータシステムでハイパースレッディングテクノロジーが有効となるには
下記のプラットホームコンポーネント条件を全て満たしている必要あります:
CPU:ハイパースレッディングテクノロジー対応 Intel® Pentium 4 プロセッサ
チップセット:ハイパースレッディングテクノロジー対応 VIA チップセット
BIOS:ハイパースレッディングテクノロジー対応 BIOS およびその設定が有効になされ
る
OS:ハイパースレッディングテクノロジー対応の最適化機能を有するオペレーティング
システム
ソケットレバー
図1
レバーを 90 度角に配置します。
図 2
CPU の一角に金色の矢印が付いています。この印の側をソケット
の CPU レバーに近い側に合わせてください。CPU のピンが穴に合う
ように置いてください。
CPU がソケットに装着された後、CPU 中央に指を一本押し付けなが
ら、金属レバーを元の位置に静かに戻してください。
CPU 取り付け時には細心の注意を払ってください。配置が正しくない場合、CPU を取り
付けることは出来ません。力任せではなく、CPU 位置を変更してください。
注意
GA-8VM800M マザーボード
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1-3-2 ヒートシンクの取り付け
図 1
ヒートシンク取り付け前に、CPU 表面にヒートシンクペーストを均一
に塗布します。すべてのヒートシンク部品を取り付けてください(取
り付け方法の詳細はヒートシンクのマニュアルを参照してくださ
い)。
図 2
ヒートシンクの電源コネクタをマザーボード上の CPU_FAN コネクタに
接続し、ヒートシンクを正常に動作させ、CPU の過熱を防止します。
日本語
ヒートシンクペーストの硬化により、ヒートシンクが CPU に付着する場合があります。付
着を防止するには、ヒートシンクペーストの代わりにサーマルテープを使用し、熱を発
注
散させるか、またはヒートシンクを取外す際は慎重に行ってください。
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ハードウェアのインストール
1-4 メモリの取り付け
メモリモジュールを取り付ける前に、以下の手順に従ってください:
1. ご使用のメモリがマザーボードにサポートされているかどうかを確認してください。
注意
マザーボードにはデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)ソケットを2本備えます。BIOS は自
動的にメモリのタイプと容量を検知します。メモリモジュールをインストールには、垂直に DIMM ソ
ケットに押し下げます。DIMM モジュールは、ノッチにより 1 方向しかフィットできません。ソケット
間のメモリ容量は異なることができます。
同様の容量、仕様、および銘柄のメモリをご使用することをお勧めします。
2. ハードウェアへの損傷を防ぐため、メモリモジュールの取り付け/取り外し前に、コン
ピュータの電源を切ってください。
3. メモリモジュールは、きわめて簡単な挿入設計となっています。メモリモジュール
は、一方向のみに取り付けることができます。モジュールを挿入できない場合は、
方向を換えて挿入してください。
日本語
図 1
DIMM ソケットにはノッチがあり、DIMM メモリモジュールは一方
向のみに挿入するようになっています。DIMM メモリモジュー
ルを DIMM ソケットに垂直に挿入し、押し下げてください。
図 2
DIMM ソケットの両側にあるプラスチックのクリップを閉じて、
DIMM モジュールを固定します。
DIMM モジュールを取り外すにはインストールと逆の手順で行
います。
ノッチ
DDR メモリモジュール
図 1
図 2
GA-8VM800M マザーボード
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