液晶プロジェクタ
型名
PJ-X3500
取扱説明書
このたびは富士通液晶プロジェクタをお求めいただき、まことにありがとうございました。
最初に
この「取扱説明書」をよくお読みになり、ご理解のうえ正しく
ご使用ください。お読みになった後は大切に保管してください。
商標について:
・PS/2、VGAおよびXGAはInternationalBusinessMachines
Corporationの登録商標です。
・Apple、MacおよびADBはAppleComputer,Inc.の登録商標です。
・VESAおよびSVGAはVideo Electronics Standard Associationの商
標です。
・WindowsはMicrosoftCorporationの登録商標です。
・その他の社名および商品名等は各社の商標または登録商標です。
B5FY-3831-02
2
保証書について
保証書は、必ず必要事項を記入し、内容をよくお読みください。その後、大切に保管してください。
・修理を依頼するときには、必ず保証書をご用意ください。
・保証期間内に、正常な使用状態で故障した場合は、無料で修理いたします。
・保証期間内でも、保証書の提示がない場合や、天災あるいは無理な使用による故障の場合などには、有料で
の修理となります。ご注意ください。
(詳しくは、保証書をご覧ください。)
・ランプユニット、エアフィルタは消耗品のため保証対象品とはなりません。
・本製品の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)の保有期間は、製造終了後5年間です。
・保証期間後に修理で機能が維持できる場合は、お客様のご要望により有料にて修理いたします。
本製品のハイセイフティ用途での使用について
本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業用などの一般的用途を想定したものであり、
ハイセイフティ用途での使用を想定して設計・製造されたものではありません。
お客様は、当該ハイセイフティ用途に要する安全性を確保する措置を施すことなく、本製品を使用しない
でください。
ハイセイフティ用途とは、以下の例のような、極めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保さ
れない場合、直接生命・身体に対する重大な危険性を伴う用途をいいます。
・原子力施設における核反応制御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行
制御、生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など
高調波ガイドライン適合品
電源の瞬時低下について
本製品は、落雷等による電源の瞬時電圧低下に対し不具合が生じることがあります。
電源の瞬時電圧低下対策としては、交流無停電電源装置等を使用されることをお薦めします。
(社団法人電子情報技術産業協会のパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策ガイドラインに基づく表示)
3
は
じ
め
に
特 長
本機は、各種のパソコン表示信号およびNTSC/PAL/
SECAM方式のビデオ信号をスクリーンに映し出せる投射型液
晶プロジェクタです。設置スペースをとらず、簡単に大画面が
実現できます。
● 高 輝 度
UHBランプ、高効率光学系の採用により、
高輝度を実現。
● 拡 大 機 能
お好みの部分を拡大表示できる「拡大」機
能を装備。
● 騒音低減機能
プロジェクタ使用時の騒音を低減
● ワンタッチ機能
ONE TOUCHボタン一つで、入力信号の
検索、画像の調節、台形歪みの補正までを
自動実行。
カーソルボタンの記号
参照ページの
記号
操作上、守っていただきた
いことを記載
操作に関連する
画面表示
リモコン
本体部
安全上、守っていただきたいことを記載
手順の説明
, , , 上下左右いずれかの操作
, 上下方向の操作
, 左右方向の操作
お知らせ
タイトル
お守りください
操作上、知っておいていただきたい
ことを記載
注意
本書の見かた
操作で使用する
ボタン
下図をご参考に本書をお読みください。
LASER
INDICATOR
VIDEO
RGB
STANDBY/ON
UP
ZOOM
FOCUS
PAGE
DOWN
BLANK
LASER
ASPECT
PUSH
ENTER
ESC MENU RESET
POSITION
AUTO
PinP
MAGNIFY VOLUME
ON
FREEZE
MUTE
OFF
WIRELESS KEYSTONE
ONE TOUCH
お守りください
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
、
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯
○○
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○○○○○
1
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○
, , , ○○○○○○○○○○
2
○○○○○○○○○
3
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○
00
○○○○○○○○○
1
○○○○○○○○○○○○○
LASER
INDICATOR
VIDEO
STANDBY/ON
ZOOM
FOCUS
PAGE
BLANK
ASPECT
PUSH
ENTER
ESC MENU RESET
POSITION
AUTO
MAGNIFY VOLUME
ON
FREEZE
OFF
WIRELESS KEYSTONE
ONE TOUCH
お知らせ
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
○○○○○
RGB
UP
DOWN
LASER
2
PinP
MUTE
3
○○○○○○○○○
○○○○○○○○○○○○○
○○○○○
○○○○○○○○○○
保証書について ………………………2
特 長 …………………………………3
本書の見かた …………………………3
使用上のご注意 ………………………5
安全上のご注意 ……………………………………5
お守りください ……………………………………9
お使いになる前の準備 ………………11
各部の名称 ……………………………13
本体 ………………………………………………13
リモコン …………………………………………14
本機を設置するには …………………15
アジャスタの使いかた …………………………15
本機とスクリーンを設置する …………………16
お持ちの機器の接続 …………………17
接続端子とケーブルについて …………………17
パソコンとの接続 ………………………………18
DVDプレイヤーとの接続 ………………………20
ビデオレコーダーとの接続 ……………………20
ディスプレイとの接続 …………………………20
リモコンの使いかた …………………21
リモコンに電池を入れる ………………………21
リモコン操作について …………………………22
電源の入れかた ………………………23
入力信号を選択する ……………………………24
電源の切りかた ………………………25
音量を調節する ………………………26
音声を一時的に消す …………………26
画面位置を調節する …………………27
自動的に画面調節する ………………27
台形歪みを補正する …………………28
画面を拡大する ………………………28
画像を静止させる ……………………29
ワンタッチで画面を調整する ………29
画面の縦横比を選ぶ …………………30
画面を一時的に消去する ……………30
子画面を表示する(P.INP.=ピクチャーインピクチャー)
30
メニュー機能の使いかた ……………31
各種機能の設定 ………………………32
メインメニュー …………………………………32
映像1メニュー …………………………………33
映像2メニュー …………………………………33
入力メニュー ……………………………………34
オートメニュー …………………………………35
スクリーンメニュー ……………………………36
その他のメニュー ………………………………37
ランプについて ………………………38
ランプの交換について …………………………39
エアフィルタについて ………………40
エアフィルタのお手入れ ………………………40
エアフィルタの交換 ……………………………41
その他のお手入れについて …………42
信号入/出力端子ピン配置 …………43
パソコン表示信号について …………44
初期設定信号について …………………………45
パソコンの画面を操作する …………46
故障かな?と思ったら ………………48
メッセージについて ……………………………48
インゲージランプについて ……………………49
故障と間違えやすい現象について ……………50
お問合せ先 ……………………………51
仕 様 …………………………………52
オプション品について ………………53
サプライ品について …………………53
環境への配慮のお知らせ ……………53
4
もくじ
はじめに
設 置
基本的な使いかた
各種機能の設定
お手入れ
付 録
ご 参 考
5
は
じ
め
に
使用上のご注意
ご使用のまえに
ご使用のまえにこの「使用上のご注意」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
絵表示について
製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、い
ろいろな絵表示をしています。
警告ラベル/注意ラベルについて
本製品には警告ラベルおよび注意ラベルが貼ってあります。警告ラベルや注意ラベルは、絶対にはがしたり、
汚したりしないでください。
絵表示の意味
気をつけなければならない。「注意」を示します。
「破裂注意」
してはいけない。「禁止」を示します。
「分解禁止」
必ず行う。「強制」を示します。
「電源プラグをコンセントから抜くこと」
警告
注意
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を
負う可能性があります。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり物
的損傷を発生する可能性があります。
(底面)
注意
点灯している状態で
レンズをのぞかない
でください。
QL06321
6
分解禁止
警 告
■異物や液体を入れない
内部に金属類などの異物や水などの液体が入ると、火災、感電の原因となります。
すぐに電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてご購入元または故障・修理に関するお問
合せ先(「お問合せ先」 )にご連絡ください。
●風呂場やシャワー室、屋外や水辺など、ぬれるところに置かない。
●花瓶、水槽、植木鉢、コップ、化粧品、薬品などを近くに置かない。
●金属や、燃え易いものなどを近くに置かない。
■分解したり、改造したりしない
内部には電圧の高い部分があり、火災や感電の原因となります。
修理はご購入元または故障・修理に関するお問合せ先(「お問合せ先」 )にご依頼くだ
さい。
■衝撃を与えない
落としたりぶつけたりすると、けがや破損、故障の原因となり、そのまま使用す
ると火災、感電の原因となります。
すぐに電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてご購入元または故障・修理に関するお問
合せ先(「お問合せ先」 )にご連絡ください。
■不安定な場所に置かない
落ちたり倒れたりすると、けがや破損
、故障の原因となり、そのまま使用すると
火災
、感電の原因となります。
●ぐらついた台の上や傾いた場所、振動の多い場所など不安定なところに置かない。
●キャスター(車)付きの台にのせる場合はキャスター止めをする。
●横向き、レンズの上向き、下向きには置かない。
●天吊り設置は、必ず事前にご購入元または技術的なご質問、ご相談のお問合せ先(「お問
合せ先」 )にご相談ください。
電源プラグを
コンセントか
ら抜くこと
■異常が発生したら、すぐに電源プラグを抜く
煙が出ている、
へんな臭いがする、へんな音がする、本機および電源コード、ケ
ーブル類などに損傷がある、本機の内部に異物(水、金属など)が入った、など
の異常や故障状態のまま使用すると火災、感電の原因となります。
すぐに電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてご購入元または故障・修理に関するお問
合せ先(「お問合せ先」 )に修理をご依頼ください。お客様による修理
は危険ですので
絶対におやめください
。
●電源プラグはすぐに抜くことができるように設置する。
■子供やペットに注意する
本機や付属品(リモコン、電池など)の取り扱いを誤ると、火災、感電、けが、
火傷、
視力障害などの原因となります。お子様やペットのいる場所でのご使用や
保管には、十分注意してください。
51
51
51
51
7
は
じ
め
に
レーザ
インジケータ
レーザボタン
レーザマーク
■高温に注意する
使用中や使用後しばらくは、本機のレンズや通風口から出る空気
は高温になり、
火災
、火傷の原因となります。また、内部の温度が上がりすぎると故障の原因と
なることがあります。
●使用中や使用後しばらくはレンズや通風口の付近に触れない。
●風通しの良い場所に、周囲の壁や物から30cm以上離して設置する。
●金属などの熱が伝わり易い台の上で使用しない。
●レンズや通風口の近くに物を置かない。
●通風口を塞がない。
●通風口のある面を下にして置かない。
●テーブルクロスや布などをかぶせない。
●カーペットや布団の上に置いて使用しない。
■レンズをのぞかない
ランプの点灯中は強い光
が投射されていますので、視力障害などの原因
となりま
す。絶対にのぞかないでください。
■指定(本体に表示)の電源電圧で使用する
指定の電源電圧以外でのご使用は、火災、感電の原因となります。
警 告
■電源は正しく接続する
電源コードの取り扱いを誤る
と火災、火傷の原因
となります。
●ぬれた手で電源コードに触れない。
●電源プラグや周辺に付着したほこりや金属類は、接続まえに乾いた布で拭き取る。
●電源プラグは根元まで確実に差し込む。ゆるみやがたつきのあるコンセントは使用し
ない。
■レーザ光を目にあてない
リモコン送信機のレーザポインタは指し棒の代わりに使用するものです。レーザ光を直接覗き
こんだり、他の人にレーザビームを向けたりしないでください。レーザビームが目にあたると
視力障害などの原因となります。また、お子様に使わせないようにしてください。
破裂注意
■ランプの取り扱いに注意する
ランプはガラス製で寿命のある製品です。ランプの取り扱いを誤ると火傷の原
因や、破裂してけがの原因となります。
ランプ交換の際は必ず本書の「ランプについて」の項をお読みになり、「仕様」の項に記
載の交換用ランプの型名をご確認のうえ、ご購入元にご連絡ください。
●ランプに衝撃を与えたり、傷つけたりしない。
●ランプ交換は高温状態で行わない。電源スイッチを切って十分冷ましてから行う。
●交換用ランプは、本書に指定の、新しい(未使用)ランプを使う。
●廃棄は、廃棄を行う地域の法律や条令に従って正しく行う。
8
注 意
■移動や運搬のときに衝撃を与えない
落としたりぶつけたりすると、けがや破損、故障の原因となったり、そのまま使
用すると火災、感電の原因となることがあります。
落としたりぶつけたりしないように注意してください。
●使用中には移動しない。移動時は、予め電源コードやケーブルの接続を外し、レンズは
レンズキャップを取り付けるか、レンズドアのある製品はレンズドアを閉じて保護する。
●キャリングバッグが付属されている製品の持ち運びにはこれを使用する。
●引越しや修理などで搬送する場合は、本機用の梱包材を使用する。
■湿気やほこりの多いところ、
煙草の煙や油煙、湯気などがあたるところに置かない
火災
、感電の原因となったり
、故障や不具合の原因となることがあります。
●調理台や加湿器の近くに置かない。
●喫煙所や、喫煙者のいるところに置かない。
■本機の上に乗ったり、物を置いたりしない
不安定になって落ちたり倒れたりすると、けがや火傷、破損、故障の原因となっ
たり、そのまま使用すると火災、感電の原因となることがあります。
■電池の取り扱いに注意する
電池(リモコン用)の取り扱いを誤る
と火災や人体への傷害の原因、破裂してけ
がや周囲の汚損の原因となります。
電池交換の際は、必ず本書の「リモコンの使いかた」の項をお読みください。
●電池は子供やペットの届かないところに保管する。万一、飲み込んだりした場合はすぐ
に医師に相談する。
●電池を火や水の中に入れない。火気、高温、湿気を避け、暗く涼しく乾燥した場所に保
管する。
●電池に衝撃を与えたり、傷つけたりしない。分解、半田付けなど、加工しない。
●電池を充電したり短絡したりしない。電池をピンセットなどの金属製の物で持たない。
●交換電池は、本書に指定の、新しい(未使用)電池を使うこと。
●電池を入れるときは、リモコンの極性表示( 、 )に注意して正しく入れる。
●電池が液漏れした場合は、漏れ液を布などで拭き取って新しい電池に交換する。漏れ液
には直接触れない。皮膚や衣服に付いてしまった場合は水でよく洗浄する。
●廃棄は、廃棄を行う地域の法律や条令に従って正しく行う。
■電源コードや接続ケーブルを傷つけない
損傷のある電源コードや接続ケーブル
を使用すると火災、感電の原因となります。
電源コードや接続ケーブルに損傷がある場合は使用せず、ご購入元または故障・修理に関
するお問合せ先(「お問合せ先」 )にご相談ください。
●本機や重いものを乗せない。
●ケーブル部分を持って引っ張らない。
●加熱しない。本機のレンズや通風口、ヒーターなどの発熱源の近くには置かない。
●無理に曲げたり、加工したりしない。
51
9
は
じ
め
に
■高温になるところに置かない
火災、感電の原因やキャビネットが傷む原因となることがあります。
●直射日光の当たるところ、ヒーターなどの発熱源の近くには置かない。
●通風口のある面を下にして使用しない。
■使用しないときは電源プラグを抜く
電源の完全な切断のためには電源スイッチを切るだけでなく電源プラグを抜いて
ください。
●長時間使用しないときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜く。
●お手入れやランプ交換のときなどは、必ず電源スイッチを切り、電源プラグを抜く。
電源プラグを
コンセントか
ら抜くこと
■排気ファン付近について
排気ファンからはランプ冷却後の熱風が排出されます。
排気ファン付近および本機を乗せている台は高温になりますのでご注意くださ
い。発泡スチロールやビニールなど熱に弱いものの上には置かないでください。
変形する恐れがあります。
■装置温度について
本機は動作中ならびに電源切断直後は、装置が高温になります。
本機を十分に冷ましてから持ち運んでください。
お守りください
■リモコンに衝撃を与えないでください
破損や故障の原因となることがあります。
●リモコンを投げたり、落としたりしないでください。
●リモコンに重い物を乗せないでください。
■レンズの取り扱いにご注意ください
レンズが傷つくと破損や故障の原因となることがあります。くもりや汚れは画像品質に悪い影響を及ぼす
ことがあります。
●使用しないときはレンズキャップを取り付けか、レンズドアのある製品はレンズドアを閉じてください。
●レンズには直接手を触れないでください。
●レンズのお手入れは市販のレンズクリーニングペーパー(カメラやメガネの清掃用)で行ってください。
レンズを硬いもので傷つけないようにご注意ください。
■長時間運用について
長時間でお使いになる場合や、通常の使用環境と異なった使い方をされる場合に
は、ご購入元にご相談ください。
本機には、有寿命部品(LCDパネル)が含まれており、長時間連続で使用した場
合、早期の部品交換が必要になります。
注 意
10
■エアフィルタのお手入れについて
エアフィルタがほこりや汚れでつまると、内部温度が上昇して故障の原因となることがあります。
内部温度の上昇を防ぐために電源が自動的にOFFになったり、「吸気口をチェックしてください(CHECK
THEAIRFLOW)」などのメッセージが表示されたりすることがあります。
お手入れの際は、本書の「エアフィルタについて」の項をお読みください。エアフィルタが損傷したり、
汚れがひどくて清掃しきれない場合は交換が必要です。ご購入元にご連絡ください。
●エアフィルタを外した状態で電源を入れないでください。
■キャビネット、リモコンのお手入れについて
誤った取り扱いは表面の変質や塗装がはがれる原因となることがあります。
お手入れは、ガーゼなどの柔らかい布で軽く拭いてください。汚れがひどい場合は、柔らかい布を水また
は水で薄めた中性洗剤に浸してよく絞り、軽く拭いた後、別の乾いた柔らかい布で軽く拭いて仕上げてく
ださい。中性洗剤の原液は使用しないでください。
●ベンジンやシンナーなどの揮発性の薬品、溶剤、研磨剤などは使用しないでください。
●スプレーは使用しないでください。
●ゴムやビニール製品を長時間接触させたままにしないでください。
●化学ぞうきんのご使用については、その注意書に従ってください。
■結露にご注意ください
本機を低温の室外から高温の室内に持ち込んだ場合など、本機内部の投射レンズやミラーに結露が生じ、
画面がぼやけたり見えなくなったりすることがありますのでご注意ください。
本機が周囲の温度に慣れるに従い、露が消えて画像は正常に戻ります。
■強い光を避けてください
直射日光や照明などの強い光がリモコン受光部に当たると、リモコン操作が正常に働かない場合がありま
す。
●光源は遠ざけてください。
■電波を発生するものを避けてください
本機の近くで電波を発生する装置を使用すると、画像が乱れたり、スピーカから雑音を発生したりする原
因となることがあります。
●携帯電話やトランシーバなどは本機から離れてご使用ください。
■映像特性について
本機は液晶パネルを使用した投映装置です。投映面(スクリーンや壁)の特性により、画像の色あいやコ
ントラストが、テレビやパソコンのCRTモニタとは異なることがあります。
●偏光スクリーンは使用しないでください。画面が赤味を帯びて見える場合があります。
■ノートパソコンとの接続について
ノートパソコンと接続する場合は、ノートパソコンのRGB外部映像出力を有効(LCDとCRTの同時表示ま
たはCRTの設定)にしてください。詳しくはパソコンの説明書をご覧ください。
■電源オン、電源オフの順序について
接続する機器のトラブルを防ぐため、特に指定のない場合は、本機の電源オンはパソコンやビデオより先
に、電源オフはパソコンやビデオより後に、行ってください。
■同一映像を長時間投映しないでください
同一映像を長時間投映すると、その映像が残像として残ることがあります。
■目の疲れにご注意ください
長時間のご使用は目が疲れる原因となります。ときどき画面から離れて目を休めてください。
■適度な音量でご使用ください
隣近所へ十分配慮して、適度な音量で使用してください。特に夜間は小さい音でも通りやすいので、窓を
閉めたり音量を下げたりして、生活環境を守りましょう。
お守りください(つづき)
11
は
じ
め
に
はじめに付属品をご確認ください。万一不足しているも
のがあれば、ご購入元にご連絡ください。
液晶プロジェクタ
型名
PJ-X3500
取扱説明書
このたびは富士通プロジェクタをお求めいただき、まことにありがとうございました。
最初に
この「取扱説明書」をよくお読みになり、ご理解のうえ正しく
ご使用ください。お読みになった後は大切に保管してください。
商標について:
・PS/2、VGAおよびXGAはInternationalBusinessMachines
Corporationの登録商標です。
・Apple、MacおよびADBはAppleComputer,Inc.の登録商標です。
・VESAおよびSVGAはVideoElectronicsStandardAssociationの商
標です。
・WindowsはMicrosoftCorporationの登録商標です。
・その他の社名および商品名等は各社の商標または登録商標です。
B5FY-○○○○-01
取扱説明書
(本書)
電源コード
RGBケーブル マウスケーブル
(USB)
リモコン
単3形乾電池×2個
(リモコン用)
AUDIO/VIDEO
ケーブル
ソフトキャリング
バッグ
保証書
お使いになる前の準備
●取扱説明書(本書)および保証書は、よくお読みになって内容をご理解の上、いつでも確認できるところ
へ大切に保管してください。
●梱包材は、修理や引越しの時のために保管しておいてください。
お守りください
電源プラグアダプタ
LASER
INDICATOR
VIDEO
RGB
STANDBY/ON
UP
PAGE
ZOOM
FOCUS
DOWN
BLANK
LASER
ASPECT
PUSH
ENTER
ESC MENU RESET
POSITION
AUTO
PinP
MAGNIFY VOLUME
ON
FREEZE
MUTE
OFF
WIRELESS KEYSTONE
ONE TOUCH
12
1
お手持ちの機器をつなぐ
パソコンやビデオデッキなどを接続します。
〜
17 20
リモコンに電池を入れる
2
21
3
電源コードを接続する
お使いになる前の準備(つづき)
電源接続についてのご注意: 誤った接続は、火災、感電の原因となります。
●指定の電源電圧で(AC100V)ご使用ください。
●電源コードおよび電源プラグアダプタは必ず本機に付属のものをご使用ください。
●電源プラグアダプタをご使用の場合は、必ず電源プラグを電源に接続する前に、アース線を接
続してご使用ください。また、アース線の接続を外す場合は、必ず電源プラグを電源から切り
離してから行ってください。
●電源コードと本機やアダプタ、コンセントへの接続は、接続部を根元まで確実に差し込んでく
ださい。
警告
電源プラグ
電源プラグアダプタ
アース線を接続する
3つ穴コンセントを使用する場合
(1)電源コードのコネクタ側を本体のACインレ
ットに接続する。
(2)電源プラグをコンセントに接続する。
2つ穴コンセントを使用する場合
(1)電源プラグアダプタのアース線を接地する。
(2)電源プラグアダプタをコンセントに接続する。
(3)電源コードのコネクタ側を本体のACインレッ
トに接続する。
(4)電源プラグを電源プラグアダプタに接続する。
●本製品はコンセントの近くに設置し、異常が発生したときにすぐ対応できるようにしてください。
万一、異常が発生した場合は本製品の電源を切り、その後電源コードをコンセントから抜いてくだ
さい。
注意
S-V
14
リモコン
ZOOM
ボタン
24
右マウスボタン
46
VIDEOボタン
24
LASER
インジケータ
22
RGBボタン
24
LASERボタン
22
FOCUSボタン
24
PAGEボタン
46
BLANKボタン
30
ディスクパッド
46
ASPECTボタン
30
ESCボタン
32
MENUボタン
31
POSITIONボタン
27
MAGNIFYボタン
28
WIRELESSボタン
37
KEYSTONEボタン
28
ワイヤード
リモコン端子
22
左/右
キーボタン
32
レバースイッチ(※1)
31
RESETボタン
32
AUTOボタン
27
PinPボタン
30
VOLUMEボタン
26
FREEZEボタン
29
MUTEボタン
26
ONETOUCHボタン
29
(裏面)
バッテリーカバー
(※2)
30
23
STANDBY/ON
ボタン
〈マウスコントロール用〉
マウスカーソルの移動
マウス左クリック
〈マウスコントロール用〉
マウス右クリック
(※1)レバースイッチの使いかた
ディスクパッド側へ倒す:上( )上キー
MENUボタン側へ倒す :下( )キー
中央で押す :ENTERボタン
各部の名称
(つづき)
(※2)レーザスイッチの使いかた
レーザスイッチ
1:レーザポインタ有効
2:レーザポインタ無効
バッテリーカバーの中
本リモコンはレーザポインタ機能付き
ですが、このスイッチを使用すると無
効(LAZERボタンを押しても、レーザ
光が出ない)にすることができます。
LASER
INDICATOR
STANDBY/ON
BLANK
ASPECT
PUSH
ENTER
VIDEO
ZOOM
FOCUS
ESC MENU RESET
POSITION
MAGNIFY VOLUME
ON
FREEZE
OFF
WIRELESS KEYSTONE
AUTO
RGB
UP
PAG E
DOWN
PinP
MUTE
ONE TOUCH
LASER
15
アジャスタの使いかた
1
アジャスタボタンを押す
2
プロジェクタを持ち上げ、高さを調節して、
アジャスタボタンから手をはなす
アジャスタボタンから手をはなすとアジャスタが固定され
ます。
3
アジャスタネジをまわし、微調節する
設置面やスクリーンなどに傾きがあるときなどには、アジャスタや、アジャスタネジで本機の設置
角度を調節してください。角度の調節は、0°〜10°の範囲で調節できます。
●誤った設置は火災、感電、けがなどの原因となることがあります。予め本書の「使用上の注意」を
よくお読みください。
●本機を保持しないでアジャスタボタンを押すと、本機が落ちたり倒れたり
して、けがや故障の原因
となることがあります。アジャスタボタンは必ず本機を持った状態で押してください。
注意
本機を設置するには
アジャスタボタン
アジャスタ
アジャスタネジ
設
置
16
下図および下表を参考に画面サイズと
投映距離をきめてください。
本機とスクリーンを
設置する
上から見た図
a
c
レンズセンタ
スクリーン
横から見た図
上から見た図
a
c
b
レンズセンタ
スクリーン
横から見た図
4:3スクリーンのとき
16:9スクリーンのとき
フルサイズのときの、
a:プロジェクタからスクリーンまでの距離(±10%)
b:レンズセンタから画面下端までの長さ(±10%)
c:レンズセンタから画面上端までの長さ(±10%)
スクリーンサイズ
[m(型)]
a[m]
b
[cm]
c
[cm]
最小 最大
0.8(30) 0.9 1.3 0 46
1.0(40) 1.2 1.8 0 61
1.3(50) 1.5 2.3 0 76
1.5(60) 1.8 2.7 0 91
1.8(70) 2.1 3.2 0 107
2.0(80) 2.4 3.7 0 122
2.3(90) 2.7 4.1 0 137
2.5(100) 3.0 4.6 0 152
3.0(120) 3.7 5.5 0 183
3.8(150) 4.6 6.9 0 229
5.0(200) 6.2 9.2 0 305
6.3(250) 7.7 11.6 0 381
7.5(300) 9.3 13.9 0 457
スクリーンサイズ
[m(型)]
a[m]
b
[cm]
c
[cm]
最小 最大
0.8(30) 0.9 1.4 6.2 44
1.0(40) 1.3 2.0 32 70
1.3(50) 1.6 2.5 41 78
1.5(60) 2.0 3.0 49 86
1.8(70) 2.3 3.5 57 94
2.0(80) 2.6 4.0 65 102
2.3(90) 3.0 4.5 73 110
2.5(100) 3.3 5.0 81 118
3.0(120) 4.0 6.0 97 134
3.8(150) 5.0 7.5 121 159
5.0(200) 6.7 10.1 162 199
6.3(250) 8.4 12.6 202 240
7.5(300) 10.1 15.1 243 280
16:9スクリーン
4:3スクリーン
本機を設置するには
(つづき)
4
3
16
9
17
設
置
接続時のご注意
●他の機器と組み合わせてご使用になるときにはそれぞれの取扱説明書をよくお読みになってください。
●接続の際は各機器の電源を切ってから行ってください。電源を入れた状態で接続すると、大きな音が出た
り故障の原因となることがあります。
●他の機器との接続時、入出力端子をまちがえて接続すると、故障の原因になりますのでご注意ください。
●本機の各端子のピン配列については、本書の「付録」をご覧ください。
●COMPONENTケーブルおよび他のいくつかのケーブルにはコアが必要です。接続ケーブルは付属または
所定のものをご使用ください。片端にだけコアがついているケーブルは、コア側をプロジェクタに接続し
てください。
●Dサブコネクタの接続はネジで固定してください。
お守りください
接続端子とケーブルについて
本機の接続端子と接続に使用するケーブルは、下表のようになっています。下表を参考に接続に使用するケー
ブルをご用意ください。
お手持ちの機器の接続
●誤った設置は火災、感電、けがなどの原因となることがあります。予め本書の「使用上の注意」を
よくお読みください。
注意
機 能 プロジェクタの端子 接続ケーブル
アナログRGB入力
RGB
RGBケーブル
(Dサブ15ピンシュリンク、インチネジ付)
(付属/オプション)
BNC(R/CR
/PR)(G/Y)(B/C
B/PB)
(H)(V)
・BNC(RGB)選択時(※)
BNCケーブル(市販品)
アナログRGB出力 RGBOUT
RGBケーブル
(Dサブ15ピンシュリンク、インチネジ付)
(付属/オプション)
デジタルDVI入力 DVI
DVIケーブル
(オプション)
パソコンからの音声入力
AUDIOIN1
・RGBまたはDVI端子入力に連動
AUDIO/VIDEOケーブル
(ステレオミニ)(市販品)
AUDIOIN2
・BNC(RGB)端子入力に連動(※)
USBマウスコントロール USB
USBケーブル
(付属/オプション)
PS/2マウスコントロール
CONTROL
PS/2マウス
ケーブル
(オプション)
ADBマウスコントロール ADBマウス
ケーブル
(オプション)
Sビデオ入力 S-VIDEOIN
S-VIDEOケーブル
(ミニDIN4ピン)(市販品)
ビデオ入力 VIDEOIN AUDIO/VIDEOケーブル(付属)
コンポーネントビデオ入力
COMPONENT(C
R/PR)(CB/PB)(Y)
COMPONENTVIDEOケーブル(オプション)
BNC(R/CR/PR)(G/Y)(B/CB/PB)
・BNC(COMPONENT)選択時(※)
ビデオ装置からの音声入力 AUDIOINR,L
AUDIO/VIDEOケーブル(付属)
またはAUDIOケーブル(市販品)
(RCAジャック)
音声出力 AUDIOOUT
AUDIOケーブル
(ステレオミニ)(市販品)
ワイヤードリモコン信号入力 REMOTECONTROL
AUDIOケーブル
(ステレオミニ)(市販品)
(※)BNC端子は入力メニューの「BNC」でRGB入力とCOMPONENTVIDEO入力とに切り換えてご使用になれます。
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