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®
VR1710
October 2007
© 2007 Fluke Corporation, All rights reserved.
All product names are trademarks of their respective companies.
Voltage Quality Recorder
ユーザーズ・マニュアル
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保証および責任
Fluke の製品はすべて、通常の使用及びサービスの下で、材料および製造上の欠陥がないことを保証します。 保証期間は発送日
から 1 年間です。 部品、製品の修理、またはサービスに関する保証期間は 90 日です。 この保証は、最初の購入者または Fluke
認定再販者のエンドユーザー・カスタマーにのみに限られます。 さらに、ヒューズ、使い捨て電池、または、使用上の間違いが
あったり、変更されたり、無視されたり、汚染されたり、事故若しくは異常な動作や取り扱いによって損傷したと Fluke が認め
た製品は保証の対象になりません。 Fluke は、ソフトウエアは実質的にその機能仕様通りに動作すること、また、本ソフトウエ
アは欠陥のないメディアに記録されていることを 90 日間保証します。 しかし、Fluke は、本ソフトウエアに欠陥がないことま
たは中断なく動作することは保証しておりません。
Fluke 認定再販者は、新規品且つ未使用の製品に対しエンドユーザー・カスタマーにのみに本保証を行いますが、より大きな保証
または異なった保証を Fluke の代わりに行う権限は持っていません。 製品が Fluke 認定販売店で購入されるか、または購入者
が適当な国際価格を支払った場合に保証のサポートが受けられます。 ある国で購入された製品が修理のため他の国へ送られた場
合、Fluke は購入者に、修理パーツ/交換パーツの輸入費用を請求する権利を保有します。
Fluke の保証義務は、Fluke の見解に従って、保証期間内に Fluke 認定サービス・センターへ返送された欠陥製品に対する購入価
格の払い戻し、無料の修理、または交換に限られます。
保証サービスを受けるには、最寄りの Fluke 認定サービス・センターへご連絡いただき、返送の許可情報を入手してください。
その後、問題個所の説明と共に製品を、送料および保険料前払い (FOB 目的地) で、最寄りの Fluke 認定サービス・センターへご
返送ください。 Fluke は輸送中の損傷には責任を負いません。 保証による修理の後、製品は購入者に送料前払い(FOB 到着地)で
返送されます。 当故障が、使用上の誤り、汚染、変更、事故、または操作や取り扱い上の異常な状況によって生じたと Fluke が
判断した場合には、Fluke は修理費の見積りを提出し、承認を受けた後に修理を開始します。 修理の後、製品は、輸送費前払い
で購入者に返送され、修理費および返送料 (FOB 発送地) の請求書が購入者に送られます。
本保証は購入者の唯一の救済手段であり、ある特定の目的に対する商品性または適合性に関する黙示の保証をすべて含むがそれ
のみに限定されない、明白なまたは黙示の他のすべての保証の代りになるものです。 データの紛失を含む、あらゆる原因に起因
する、特殊な、間接的、偶然的または必然的損害または損失に関して、それが保証の不履行、または、契約、不法行為、信用、
若しくは他のいかなる理論に基づいて発生したものであっても、Fluke は一切の責任を負いません。
ある国また州では、黙示の保証の期間に関する制限、または、偶然的若しくは必然的損害の除外または制限を認めていません。
したがって、本保証の上記の制限および除外規定はある購入者には適用されない場合があります。 本保証の規定の一部が、管轄
の裁判所またはその他の法的機関により無効または執行不能と見なされた場合においても、それは他の部分の規定の有効性また
は執行性に影響を与えません。
Fluke Corporation
P.O. Box 9090
Everett, WA 98206-9090
U.S.A.
Fluke Europe B.V.
P.O. Box 1186
5602 BD Eindhoven
The Netherlands
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製品の登録には、register.fluke.com をご利用ください。
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目次
題目 ページ
はじめに ........................................................................................................... 1
問合せ ............................................................................................................... 2
安全情報 ........................................................................................................... 2
標準装備 ........................................................................................................... 3
レコーダーの概観 ........................................................................................... 4
レコーダーの使用 ........................................................................................... 5
レコーダーのセットアップ ....................................................................... 5
Power Logのインストール ..................................................................... 5
USBドライバーのインストール ........................................................... 5
時間と日付の設定................................................................................... 5
初めてのレコーダーの接続................................................................... 6
Power Logでレコーダーの設定 ............................................................. 6
データの収集 ............................................................................................... 8
Power Logを用いたデータのダウンロードおよび分析.......................... 9
保守 ................................................................................................................... 9
修理 ................................................................................................................... 9
ソフトウェア更新 ........................................................................................... 10
仕様 ................................................................................................................... 11
電気的仕様 ................................................................................................... 11
一般仕様 ....................................................................................................... 11
環境及び安全仕様 ....................................................................................... 11
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ユーザーズ・マニュアル
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表目次
表 題目 ページ
1. 記号........................................................................................................................ 3
iii
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ユーザーズ・マニュアル
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図目次
図 題目 ページ
1. VR1710 電圧品質レコーダー ............................................................................. 4
2. Power Log ドロップ・ダウン・リスト ................................................................. 7
3. 設定........................................................................................................................ 8
v
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ユーザーズ・マニュアル
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はじめに
Fluke VR1710電圧品質レコーダー(以下、レコーダー)は、通電中の電源コンセ
ントから電圧トレンド・データを記録・保存します。レコーダーのロギング・パ
ラメータをPower Logソフトウェアで設定すると、レコーダーは、PCにダウンロ
ードできる、分析に必要なデータを収集します。高度な設計により、全電圧パラ
メーターを正確に記録することができます。
レコーダーおよびPower Logの機能は以下のとおりです:
• 記録間隔の設定
• グラフおよびスプレッドシートによるデータ一覧
• タイムスタンプ付最小値、最大値、平均実効値の記録
• トランジェント波形の記録
• 各次数の高調波の値およびタイムプロット
• 付属のUSBケーブル経由でのPCへの記録データのダウンロード
Voltage Quality Recorder
• 表、グラフ、または両書式のレポート印刷
• データの表示、印刷およびエクスポート
詳細についてはVR1710 Manual CD のPower Logユーザーズマニュアル(英文)を
参照してください。, マニュアルにはFluke 電力品質装置への接続の総合説明の
他に、インストールおよび使用に関する説明が記載されています。
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ユーザーズ・マニュアル
問合せ
当社へのお問い合わせは下記の電話番号まで:
• 米国:1-888-99-FLUKE (1-888-993-5853)
• カナダ:1-800-36-FLUKE (1-800-363-5853)
• ヨーロッパ: +31 402-675-200
• 日本: 03-3434-0181
• シンガポール: +65-738-5655
• その他の国: +1-425-446-5500
または Flukeの Web siteからもご覧いただけます: www.fluke.com
製品のご登録はこちらへ: http://register.fluke.com
安全情報
警告では、ユーザーに対して危険をもたらす状態および行為を定義し、注意で
は、レコーダーを損傷する可能性のある状態および行為を定義しています。
レコーダー使用時の感電または身体への損傷を防止するために、次
のガイドラインに従ってください:
.
XW 警告
• 使用前に本マニュアルを読み、すべての安全指示に従って
ください。
• レコーダーはこのユーザー・マニュアルに記載されている
通りにお使いください。レコーダーに搭載されている安全
機能が損なわれる可能性があります。
• レコーダーの付属電源出力プラグ・アダプター以外は使用
しないでください。
• それぞれの使用前に、レコーダーが破損していないかどう
か調べてください。レコーダーおよびケーブルにひびや欠
けた部分がないか調べます。破損している場合は、使用し
ないでください。
2
• レコーダーは屋内使用限定です。
• レコーダーは直接プラグイン・ユニットで、適用可能な標
準ソケット以外に接続しないでください。配電回路にはヒ
ューズなどの安全装置をつける必要があります。
• 安全な操作が不可能であると判断した場合は、レコーダー
の電源を切り、不注意による再接続をしないように注意し
てください。
• レコーダーは、有資格者以外は開けることはできません。
• クリーニング(レコーダーの清掃)をする前に、かならず
レコーダーのプラグを抜いてください。
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Voltage Quality Recorder
W 注意
レコーダーの破損を防止するために、次のガイドラインに従ってく
ださい:
クリーニングには、芳香族炭化水素(ベンジン)など、または塩素
系溶剤を使用しないでください。これらの溶剤はレコーダーに使用
されているプラスチックを侵食します。
本マニュアルおよびレコーダーに使用されている安全および電気に関するマーク
を表 1に示します。
表 1. 記号
記号 意味 記号 意味
この製品は、無分別の廃棄物として処分し
W
危険。重要情報。
~
ないでください。リサイクル情報に関して
はFlukeのウェブサイトを参照してください
。
標準装備
X
P
)
/
危険な電圧。感電の危険。
関連するEUのディレクティブに
準拠
関連するカナダおよびアメリカ合
衆国の規格に準拠
リチウム電池
固形廃棄物処理に入れてはいけません。使用済み電池の処理は、有資格のリサイクル業者また
は危険物取扱者が行わなければなりません。
リサイクル情報に関しては、当社認定サービス・センターまでご連絡ください。
標準装備
レコーダーには以下のものが含まれています:
• 電圧レコーダー 23cm電源コード(付属)
• 世界各地用のIEC電源アダプター雌プラグ(6)セット:
T
;
N10140
CAT II
o Type B- アメリカ、中央アメリカ、日本
二重絶縁
関連するオーストラリアの規格に準拠
この装置は、テレビ、PC、携行用工具およ
びその他の家庭電化製品のような、固定設
置されたエネルギー消費機器からの過渡電
流から保護できるように設計されていま
す。
o Type F-ヨーロッパ
o Type G- イギリス、アイルランド、マレーシア、シンガポール
o Type I- オーストラリア
o Type J- スイス
o Type L- イタリア、北アフリカ
• USB A/B ケーブル、USB1.1および2.0の転送速度に対応。
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VR1710
ユーザーズ・マニュアル
• 製品CDには以下のものが収録されています:
o VR1710ユーザー・マニュアル(英語、フランス語、イタリア語、
ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、簡体字中国語)
o Power Log
ユーザー・マニュアル
o Power Log ソフトウェア
o VR1710 USB ドライバー
• 保証に関する冊子(対応言語は上記に記述したものと同じ)
• Certificate of Calibration Practices
レコーダーの概観
図1はレコーダーの概観です。
1
(注 校正証明書ではありません
)
4
3
2
4
5
番号 説明
記録インジケータ:
A
B
C 電源ケーブル
D アダプター・プラグ(Type B)
E USBケーブル・ポート(Bタイプ)
点滅 - レコーダーが情報を記録している。
非点滅 - レコーダーは停止し、情報を記録していない。
メモリ・フル・インジケータ:
レコーダーのメモリが一杯になっているので、さらに読み込みを行う前にPCへデータを移
動する必要がある。
図 1. VR1710 電圧品質レコーダー
fbx001.eps
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Voltage Quality Recorder
レコーダーの使用
レコーダーの使用
レコーダーの使用方法を要約すると次のようになります:
1. レコーダーのセットアップ
2. データの収集
3. Power Logを用いたデータのダウンロードおよび分析
上記に関しては、次のセクションで詳細に説明します。
レコーダーのセットアップ
データの収集を行う前に、レコーダーをセットアップする必要があります。次の
セクションで具体的手順を説明します。
Power Log
USB
のインストール
レコーダーを使用する前に、Power LogソフトウェアおよびVR1710 USBドライ
バーをPCにインストールする必要があります。VR1710 製品CDには、上記のほ
かに、ソフトウェアやマニュアルをPCにインストールする使いやすいインター
フェースが含まれています。
Power Logのインストールの詳細説明については、VR1710 製品CDに入っている
Power Log ユーザー・マニュアルのなかの「Power Logのインストール」を参照
してください.
ドライバーのインストール
VR1710用 USBドライバーをインストールするには:
1. PC上でVR1710 Product CDを起動します。
2. VR1710 USB Driver Installationをクリックします。
3. Installをクリックしてデフォルト・ディレクトリを選択するか、または
Change Install Location… をクリックしてファイル・パスを別のロケーシ
ョンに変更します。必要なファイルがPCにコピーされます。
4. ドライバーのインストールが終了したら、PCを再起動してください。
時間と日付の設定
レコーダーからデータを検索する際に、Power Logは、時間および日付の基準と
してPCの内蔵時計を使用します。Power Logを起動する前にPC内蔵の時間と日付
を正確に設定することが非常に重要です。
PCの内蔵時計を設定するには:
• Windows ®XPの場合は、コントロールパネルから日付と時間を設定しま
す。
• XP以外のシステムの場合は、日付および時間の設定に関する情報は、
Windows®ユーザー・マニュアルに記載されています。
注
レコーダーがイベントを記録している最中に、
PC
の内部時計が夏時
間から標準時間に、またその逆に切り替わった場合は、時間を増減
して、時間が変わるまで発生していたイベントの開始時間と停止時
間(日付および時間が表示されている場合)を修正する必要があり
ます。
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ユーザーズ・マニュアル
初めてのレコーダーの接続
レコーダーを標準の電源コンセントに差込み、付属のUSBケーブルでPCに接続
します。プラグが簡単に抜ける位置に設置しなければなりません。自国の電力タ
イプに適した(付属の)アダプターを使用してください。
インストールする場合は、次の手順に従ってください。
1. レコーダーの電源ケーブルを電源コンセントに差込みます。
注
レコーダーを、電源に差込み、
Power Log
る前に起動させた場合、
せん。
2. USBケーブルでレコーダーとPCを接続します.。
3. レコーダーをPCに初めて接続すると、Windowsがレコーダーを検出して
Windows の「新しいハードウェアの検出ウィザード」が現れます.。
1. 「いいえ」選択して、「次へ」をクリックして、ソフトウェアを自動的
にインストールする(推奨)のオプションを選択して「次へ」をクリックしま
す。
を起動させないでください。レコーダーを接続す
Power Log
PC
へ接続が終了するまで、
はレコーダーを認識しま
最新のレコーダー・ファームウエアに関しては、Firmware Updatesを参照してく
ださい。
Power Log
レコーダーでデータの収集する前に、Power Logでレコーダーに測定用の設定を
します。
値を設定するには:
2. 「完了」をクリックします。.
でレコーダーの設定
1. レコーダーを PCに接続します。
2. Power Logを起動します。Select Serial Portメニューが、Fluke VR1710を表
示していることをチェックします。表示されていない場合は、リストの
右側の矢印をクリックして、表示されるまでスクロールダウンします。
Fluke VR1710がリストにない場合は、レコーダーを接続した状態で、閉
じ、そしてPower Logを再起動します。これでリストにFluke VR1710が表
示されます。
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Voltage Quality Recorder
レコーダーの使用
図 2. Power Log ドロップ・ダウン・リスト
fbx001.bmp
3. をクリックします。(VR1710 の設定).
設定画面からは、記録間隔(Recording Interval)の指定、イベントのトリ
ガ用閾値、ディップの閾値(Dip Threshold)、 スウェルの閾値(Swell
Threshold)の指定、レコーダーのメモリの削除(Erase Recorded Data)を
することができます。
4. 希望の設定を入力し、Applyを押します。Applyを押さないと、レコーダ
ーは以前の設定に戻ります。
注
設定を開くたびに、データの記録は停止し、レコーダーを再
び接続するまで再起動しません。
使用された記録のメモリが%(Memory Used)で表示されます。予想記録可
能時間が、Typical Continuous Measurementの下に表示されます。これは、
レコーダーがデータを収集できる合計時間を表わします。トランジェン
ト電圧が検知された場合は、記憶されている波形により、最大記録時間
が短縮されます。
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VR1710
ユーザーズ・マニュアル
5. いったん設定を訂正して、Applyをクリックします。
6. Settingsを閉じ、PCからレコーダーをはずします。
データの収集
これで、レコーダーのデータ収集の準備ができました。レコーダーを標準電源コ
ンセントに差込みます。Recorder Setupで入力した設定にもとづいてデータの記
録が開始します。
アプリケーションにより、レコーダーを数時間または数日間、プラグを差込んだ
状態にしておきます。必要なだけデータを記録できた場合、またはレコーダーの
メモリが一杯になった場合は、レコーダーを電源コンセントからはずして、
Power Logが起動しているPCに接続します。
また、電気技術の専門家が、お客様にレコーダーを送って、お客様でレコーダー
を一定の期間、電源コンセントに接続する使い方もできます。データ収集の終了
後、お客様が専門家にレコーダーを返送します。専門家はPower Logソフトウェ
アを用いて収集されたデータを分析することができます。
図 3. 設定
注
記録間隔を選択するとき、記録間隔が短いことは、データを記
録する時間が短いことに注意してください。短い記録間隔のほ
うが、データがより詳細です。
fbx003.bmp
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Voltage Quality Recorder
設定、収集データおよび時計のデータは、レコーダーの不揮発性メモリに保存さ
れるため、電源が入っていなくても消えません。
保守
Power Log
レコーダーからデータをダウンロードする場合は、Power Logを開き
Download).をクリックします。
レコーダーのデータがPCにダウンロードされます。Power Logがデータの測定の
継続を尋ね(Download Complete. Keep Measureing?)、3つの選択肢が表示されま
す:
データ分析に関する詳細については、製品 CDのPower Log ユーザー・マニュ
アルのデータ分析を参照してください。
保守
このレコーダーは、保守不要です。容易に目視ができるように、レコーダーは清
潔に保ってください。レコーダーの清掃を行う場合は、レコーダーを電源からは
ずし、乾いた布で拭いてください。
を用いたデータのダウンロードおよび分析
• 測定の継続 (Yes)
• 測定の停止 (No)
• 測定は継続するが、データをダウンロードした時点までまでレコーダー
のメモリを削除する (Yes and Erase memory)。
以前の測定データはすべて失われるので注意してください。かならず終
了する前にPower Logにデータをセーブしてください。
(Data
修理
W 注意
レコーダーの破損を防ぐために、清掃に芳香族炭化水素および塩素
系溶剤を使用しないでください。上記の溶剤はレコーダーのプラス
チックを破損させます。
/
注
レコーダーの内蔵時計には、非交換式、充電式リチウム電池を使用
しています。
固形廃棄物処理に混ぜてはいけません。使用済み電池の処理は、有
資格のリサイクル業者または危険物取扱者が行わなければなりませ
ん。
リサイクル情報に関しましては、当社サービス・センターまでご連
絡ください。
レコーダーには、ユーザーが修理できる部品は含まれていません。ケースを開け
たり、修理を行おうとすれば、保証および安全性認定は無効になります。USBケ
ーブルがVR1710のパッケージに含まれる唯一の交換部品です。修理または校正
が必要な場合は、購入先または当社サービス・センターまでご連絡ください。
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VR1710
ユーザーズ・マニュアル
ソフトウェア更新
当社では、レコーダー用のソフトウェアおよび内部ファームウエアのアップデー
トを提供する場合があります。最新のPower Log ソフトウェアまたはファームウ
エアをダウンロードする方法は、
www.fluke.com.Supportのページをご覧ください。
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仕様
仕様
電気的仕様
実効電圧チャネル 2
実効電圧測定レンジ 70 V~300 V
実効電圧分解能 0.125 V
実効電圧不確実性 レンジの±0.5 % (300 V)
測定方法 真の実効値RMS
サンプリング周波数 32 kHz
周波数レンジ 50 ±1 Hz, 60 ±1 Hz
周波数不確実性 ±0.02 Hz
過渡電流記録分解能 12ビット
高調波振幅不確実性 基本となる実効値の±0.2%
最大高調波記録次数 50次
一般仕様
内部メモリの保存期間 正常状態において3ヶ月以上
通信 USB 1.1 および 2.0
内蔵時計の誤差 1秒/月未満
電力消費 2.5 W
電源要件 70 V~300 V
寸法(H x W x L) 39 x 77 x 134 mm
重量 0.207 kg
環境及び安全仕様
作動高度 2000 m
IP 保護等級 40 屋内使用限定
振動 Class 2, MIL-PRF-28800F
落下試験 1 m
作動温度 (14 °F ~122 °F) -10 °C ~50 °C
保管温度 (-4 °F to 140 °F ) -20 ºC ~ 60 ºC
作動湿度
(結露のない状態であること)
0 °C ~ 30 °C 最大 95 % RH
30 °C ~ 40 °C 最大 75 % RH
40 °C ~ 50 °C 最大 45 % RH
測定カテゴリ定格 300V CAT II, 汚染等級 II
安全性 IEC 61010-1
EMC IEC 61326-1
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