Epson LX7700 service manual

ご使用の前に
● ご使用の際は、必ず「マニュアル」をよくお読みのうえ、正しくお使いください。
●「マニュアル」は、不明な点をいつでも解決できるように、すぐに取り出して見られる場所に保管 してください。

安全にお使いいただくために

この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能 性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定さ れる内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
障害や事故の発生を防止するための禁止事項の内容を表しています。
製品の取り扱いにおいて、してはいけない行為(禁止行為)を示しています。
障害や事故の発生を防止するための指示事項の内容を表しています。
必ず行う事項(指示、行為)を示しています。
電源プラグをコンセントから必ず抜くことを示しています。
アース端子を必ず接地(アース)して使用することを示しています。
2
煙が出たり、変な臭いや音がするなど異常状態のまま使用しないでください。 感電・火災の原因となります。 すぐに電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて、カスタマーサービスセン ターにご相談ください。 お客様による修理は危険ですから絶対にしないでください。
マニュアルで指示されている以外の分解や改造はしないでください。 けがや感電・火災の原因となります。
交流100V以外では使用しないでください。 指定外の電源を使うと、感電・火災の原因となります。
ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。 感電の原因となります。
通風孔など開口部から内部に金属類や燃えやすいものなどを差し込んだり、落とし たりしないでください。 感電・火災の原因となります。
異物や水などの液体が内部に入った場合は、そのまま使用しないでください。 感電・火災の原因となります。 すぐに電源を切り、電源プラグをコンセントから抜き、カスタマーサービスセン ターにご相談ください。
破損した電源コードを使用しないでください。感電・火災の原因となります。 電源コードを取り扱う際は、次の点を守ってください。
・ 電源コードを加工しない。 ・ 無理に曲げたり、ねじったり、引っぱったりしない。 ・ 電源コードの上に重いものを載せない。 ・ 発熱器具の近くに配線しない。
電源コードが破損したら、カスタマーサービスセンターにご相談ください。
電源コードのたこ足配線はしないでください。 発熱し、火災の原因となります。 家庭用電源コンセント(交流100V)から電源を直接取ってください。
電源プラグを取り扱う際は、次の点を守ってください。 取り扱いを誤ると、火災の原因となります。
・ 電源プラグは刃の根元まで確実に差し込む。 ・ 電源プラグはホコリなどの異物が付着したまま差し込まない。
・ 電源プラグを長期間コンセントに差したままにしない。 電源プラグは、定期的にコンセントから抜いて、刃の根元や刃と刃の間を清掃して ください。
3
本体カバーを外して作業するときは、必ずコンセントから電源プラグを抜いてくだ さい。 電源プラグを抜かないで作業すると、感電・火傷の原因となります。
小さなお子様の手の届く場所で、内蔵リチウム電池の着脱、保管をしないでくださ い。 飲み込むと化学物質による被害の原因となります。 万一、飲み込んだ場合は直ちに医師に相談してください。
小さなお子様の手の届くところに、マウスボールやフレームを取り外したまま放置 しないでください。 口に入れたりすると窒息する危険があります。
マウスボールは、絶対に投げないでください。 マウスボールの芯には鋼球が入っていますので、人に当たるとけがをする危険があ ります。
雷が鳴りだしたら、電源プラグをさわらないでください。 感電の原因となります。
電源プラグのアース端子を接地(アース)してください。 接地しないで使用すると、感電の危険性があります。 アースは必ず電源プラグをコンセントに差し込む前に行ってください。また、アー スを外す場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いた後に行ってください。
アース端子は、絶対にガス管に接続しないでください。 火災の原因となります。
アース端子をコンセントに挿入または接触させないでください。 感電の危険があります。
小さなお子様の手の届くところには設置、保管しないでください。 落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所など)に置かないでください。 落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
湿気やホコリの多い場所に置かないでください。 感電・火災の危険があります。
4
本機の通風孔をふさがないでください。 通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災の危険があります。 設置する際は、次の点を守ってください。
・ 押し入れや本箱など風通しの悪いところに設置しない。
・ じゅうたんや布団の上などに設置しない。
・ 毛布やテーブルクロスのような布をかけない。
連休や旅行等で長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをコン セントから抜いてください。
各種コード(ケーブル)は、マニュアルで指示されている以外の配線をしないでく ださい。 配線を誤ると、火災の危険があります。
拡張ボードやメモリの交換・増設などは本機の内部が高温になっているときには行 わないでください。火傷の危険があります。作業は電源を切って10分以上待ち、 本機の内部が十分冷めてから行ってください。
本機を移動させる場合は、電源を切り、電源プラグをコンセントから抜き、すべて の配線を外したことを確認してから行ってください。
ヘッドフォンやスピーカは、ボリュームを最小に調節してから接続し、接続後に音 量を調節してください。 ボリュームの調節が大きくなっていると、思わぬ大音量により聴覚障害の原因とな ります。
長時間あるいは不自然な姿勢でのコンピュータ操作は避けてください。 肩こり、腰痛、目の疲れ、腱鞘炎などの原因となります。
CD/DVDドライブのディスクトレイに手を入れ、挟まれないようにしてください。 けがの原因になります。
CD/DVDドライブで、ひび割れや変形補修したメディアは使用しないでください。 内部で飛び散って、故障したり、メディア取り出し時にけがをしたりする危険があ ります。
本機は重いので、開梱や移動する場合は1人で行わないでください。 必ず2人以上で行ってください。
本機を廃棄する場合は、法律に従って正しい処理をしてください。
5

製品保護上の注意

使用・保管時の注意
`
本機(コンピュータ)は精密な機械です。故障や誤動作の原因となりますので、次の注意事項を必ず 守って、本機を正しく取り扱ってください。
温度が高すぎる所や、低すぎる所には 置かないでください。また、急激な温 度変化も避けてください。 故障、誤動作の原因になります。適切 な温度の目安は10℃~35℃です。
直射日光の当たる所や、発熱器具(暖 房器具や調理用器具など)の近くな ど、高温・多湿となる所には置かない でください。 故障、誤動作の原因になります。 また、直射日光などの紫外線は、変色 の原因になります。
本機の上には重い物を載せないでくだ さい。 重圧により、故障や誤動作の原因とな ることがあります。
コンセントに電源プラグを接続したま ま、本体カバーを外して作業しないで ください。 電源を切っても、本機内部に微少な電 流が流れているため、ショートして故 障の原因となります。
テレビやラジオ、磁石など、磁界を発 生するものの近くに置かないでくださ い。本機の誤動作が生じたり、データ が破損したりすることがあります。逆 に、本機の影響でテレビやラジオに雑 音が入ることもあります。
電源コードが抜けやすい所(コードに 足が引っかかりやすい所や、コードの 長さがぎりぎりの所など)に本機を置 かないでください。 電源コードが抜けると、それまでの作 業データがメモリ上から消えてしまい ます。
本機の汚れを取るときは、ベンジン、 シンナーなどの溶剤を使わないでくだ さい。 変色や変形の可能性があります。 汚れは、中性洗剤をしたたらない程度 に染み込ませた柔らかい布で軽く拭き 取ってください。
遠隔地に輸送するときや保管するとき は、裸のままで行わないでください。 衝撃や振動、ホコリなどから本機を守 るため、専用の梱包箱に入れてくださ い。
移動するときは、振動や衝撃を与えな いようにしてください。 内蔵の周辺機器(HDDCD/DVDドラ イブなど)も含めて、故障、誤動作の 原因となります。
他の機械の振動が伝わる所など、振動 しやすい場所には置かないでくださ い。故障、誤動作の原因になります。
コンピュータ本体を横置きにしないで ください。 故障、誤作動の原因になります。 本機は縦置き専用に設計されています。
輸送や保管をするときは、付属物を セットしたままにしないでください。 配線ケーブルはすべて取り外し、CD/ DVDメディアなどは取り出してくだ さい。
アクセスランプ点灯中は、本機の電源 を切ったり、再起動したりしないでく ださい。
6
記録メディア
`
以下のような取り扱いをすると、次の記録メディアに登録されたデータが破損するおそれがあります。 記録メディアの種類は、次のとおりです。
FD
CD/DVDメディア
記録メディアの種類を指定していない場合は、すべての記録メディアに該当します。
直射日光が当たる所、暖房器具の近く など、高温・多湿となる場所には置か ないでください。
上に物を載せないでください。 使用後は、本機にセットしたままにし
キズを付けないでください。 ゴミやホコリの多いところでは、使用
クリップではさむ、折り曲げるなど、 無理な力をかけないでください。
磁性面あるいは金属単子にホコリや水 を付けないでください。 シンナーやアルコールなどの溶剤類を 近づけないでください。
アクセスランプ点灯/ 点滅中は、記録 メディアを取り出したり、本機の電源 を切ったり、再起動したりしないでく ださい。
たり、裸のまま放置したりしないでく ださい。 専用のケースに入れて保管してくださ い。
したり保管したりしないでください。
アクセスカバーを開けたり、磁性面あ るいは金属単子に触れたりしないでく ださい。
テレビやラジオ、磁石など、磁界を発 生するものに近づけないでください。
何度も読み書きしたFDは使わないで ください。 磨耗したFDを使うと、読み書きでエ ラーが生じることがあります。
信号面(文字などが印刷されていない 面)に触れないでください。
7
レコードやレンズ用のクリーナーなど は使わないでください。 クリーニングするときは、CD専用ク リーナーを使ってください。
レコードのように回転させて拭かない でください。 内側から外側に向かって拭いてくださ い。
CD/DVDドライブのデータ読み取りレ ンズをクリーニングするCDは使わな いでください。
信号面(文字などが印刷されていない 面)に文字などを書き込まないでくだ さい。
マウス
`
マウスは精密な機械です。次の点に注意して操作してください。
落としたり、ぶつけたりして強い衝撃 を与えないでください。
平らな場所で使用してください。でこ ぼこのある場所ではマウスボールの回 転が不規則になり、マウスの動きがコ ンピュータに正確に伝わりません。
シールを貼らないでください。
温度差の激しい場所に置かないでくだ い。結露する可能性があります。
マウスボールを素手で触らないでくだ さい。
持ち運びの際はマウス本体を持ってく ださい。ケーブルを持って運ばないで ください。
ゴミやホコリの多いところで使用した り、保管したりしないでください。マ ウスボールにゴミやホコリが付いたま ま使用すると、誤動作の原因になりま す。
8
目次
製品保護上の注意 ................................................. 6
使用・保管時の注意 ................................ 6
記録メディア ........................................... 7
マウス ....................................................... 8
マニュアル中の表記について .............................. 10
使い始めるまでの準備
ご使用の前に .........................................................12
ご使用前の確認事項 ................................ 12
本機の特長 ............................................... 13
各部の名称と働き ................................................. 14
本体前面 ................................................... 14
本体背面 ................................................... 15
FDD(オプション)................................. 16
コンピュータの設置 ............................................. 17
システムの拡張
拡張できる装置 ..................................................... 26
作業時の注意 .........................................................27
拡張時の準備作業 ................................................. 28
本体カバーの取り外し・取り付け......... 28
フロントパネルの取り外し・取り付け フェイスプレートの取り外し・取り付け
メモリの増設 .........................................................34
メモリの仕様 ........................................... 34
メモリ装着の組み合わせと順番............. 35
メモリの取り付け・取り外し ................ 35
メモリの増設・交換後の作業 ................ 39
拡張ボードの装着 ................................................. 40
拡張スロットの仕様 ................................ 40
拡張ボードの取り付け・取り外し......... 40
拡張ボードの取り付け・取り外し後の作業
3.5型ドライブベイへの装着 ............................... 44
3.5型ドライブの取り付け・取り外し
3.5型ドライブの取り付け・取り外し後の作業
... 31 ... 32
... 43
... 44 ... 47
5.25型ドライブベイへの装着 ............................ 48
5.25型ドライブの取り付け・取り外し
5.25型ドライブの取り付け・取り外し後の作業
HDDベイへの装着 ................................................ 52
HDDの取り付け・取り外し ................... 52
HDDの取り付け・取り外し後の作業 ... 55
IDE装置の装着 ...................................................... 56
UltraATAコネクタ ................................ 56
S-ATAコネクタ ....................................... 58
ドライブ装置の接続例 ............................ 59
... 48 ... 51
BIOSの設定
BIOSの設定を始める前に.................................... 64
BIOSSetupユーティリティの操作................... 65
BIOSSetupユーティリティの起動 ..... 65
BIOSSetupユーティリティの操作 ..... 66
設定値をもとに戻すには ........................ 69
Passwordの設定.................................... 70
BIOSSetupユーティリティの終了 ..... 72
BIOSSetupユーティリティの設定項目........... 73
Mainメニュー画面 .................................. 74
Advancedメニュー画面 ........................ 75
Powerメニュー画面 .............................. 77
Bootメニュー画面 .................................. 78
Exitメニュー画面 .................................... 80
BIOSの設定値 ......................................... 80
付録
お手入れ ................................................................. 84
本機のお手入れ ........................................ 84
リチウム電池の交換.............................................. 85
CMOSRAMの初期化.......................................... 88
コンピュータ内部のケーブル接続....................... 90
警告メッセージが表示されたら .......................... 91
機能仕様一覧 .........................................................92
9

マニュアル中の表記について

本書では次のような記号を使用しています。
安全に関する記号
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が死亡 または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをすると、人が傷害 を負う可能性が想定される内容および物的損害のみの発生 が想定される内容を示しています。
一般情報に関する記号
制限事項です。
機能または操作上の制限事項を記載しています。
名称の表記
参考事項です。
覚えておくと便利なことを記載しています。
本書とは別のマニュアルを示します。
『  』
+
本書では、本機で使用する製品の名称を次のように表記しています。
HDD FD FDD CD/DVDメディア CD/DVDドライブ
例)『梱包品の確認』:本機に添付の『梱包品の確認』を示 します。
参照先を示します。
操作手順です。
ある目的の作業を行うために、番号に従って操作します。
で囲んだマークはキーボード上のキーを表します。
Enterキーを表します。また、 のことで す。このように必要な部分のみを記載しているため、キー トップに印字された文字とは異なる場合があります。
+の前のキーを押したまま+の後のキーを押します。
この例では、 を押したまま を押します。
ハードディスクドライブ フロッピーディスク フロッピーディスクドライブ CDメディア、DVDメディア CD/DVDメディアを使用するためのドライブの総称
10

第1章使い始めるまでの準備

コンピュータの各部の名称と働き、接続方法について説明します。

ご使用の前に

ご使用前の確認事項
`
貼付ラベルの確認
本機の次の場所には、製品情報が記載されたラベルが貼られています。本機を ご使用の前に、ラベルが貼られていることを確認してください。ラベルは絶対 にはがさないでください。
z お問い合わせ情報ラベル
お問い合わせ情報ラベルには、型番や製造番号が記載されています。弊社に サポート・サービスに関するお問い合わせをいただく際には、これらの番号 が必要です。 お問い合わせ情報ラベルに記載されている製造番号は、『サポート・サービ スのご案内』の表紙に書き写しておいてください。
お問い合わせ情報ラベル
サポート・サービスのご案内
12
別冊子『サポート・サービスのご案内』には、弊社のサポートやサービスの内 容が詳しく記載されています。 困ったときや、万一の場合に備えてお読みいただくことをおすすめします。
本機の特長
`
第1章 使い始めるまでの準備
本機の特長は、次のとおりです。
CPU
インテルPentium 4またはCeleron D プロセッサを搭載しています。
チップセット
Intel 945G Express + ICH7チップセットを搭載しています。
メモリ容量
PC2-4200DDR2-533 SDRAM)を使用、最大3GBまで増設可能です。
拡張ベイ
次の拡張ベイを装備しています。
z 5.25型ベイ×2 z 3.5型ベイ×1 z HDDベイ×3
拡張スロット
次の拡張スロットを装備しています。
z PCI Express x16 スロット×1 z PCI スロット×3
サウンド機能
チップセット内蔵(Intel HD ウンド機能をメインボード上に搭載しています。
ネットワーク機能
10 Base-T/100 Base-T対応のLANコネクタを装備しています。
オーディオ(リアルテックオーディオ
CODEC))のサ
13

各部の名称と働き

本体前面
`
c: d:
e:
f:
g:
h:
i:
j:
k:
b: a:
14
a: CD/DVDドライブ
CD/DVDメディアの読み込み、書き込 みを行います。お使いのCD/DVDドラ
イブにより使用できるメディア、機能 は異なります。
b: CD/DVDドライブイジェクトボタン
ディスクトレイの開閉を行います。
c: CD/DVDドライブイジェクトホール
ディスクトレイが開閉しなくなった ときに使用します。
d: CD/DVDドライブアクセスランプ
CD/DVDメディアへのアクセス中や 音楽CD再生中に点灯・点滅します。
e: 5.25型ドライブベイ
5.25型のドライブ装置を取り付けま
す。
f: 3.5型ドライブベイ
3.5
型のドライブ装置を取り付けます。
g: 電源ランプ
電源を入れると点灯します。スタン バイ中は点滅します。
h: 電源スイッチ
コンピュータ本体の電源の入/切を
行います。
i: HDDアクセスランプ
HDDにアクセスしているときに、点
灯・点滅します。
j: USB2.0コネクタ
USB機器を接続します。
k: IEEE1394コネクタ
IEEE1394機器を接続します。
4ピン)
本体背面
`
サウンドコネクタ
i: j: k:
n:m:l:
第1章 使い始めるまでの準備
o:
p:
a: b:
c: d: e:
f:
g: h:
q:
r:
a: マウスコネクタ(PS/2)
マウスを接続します。
b: キーボードコネクタ(PS/2)
キーボードを接続します。
c: シリアルコネクタ
モデムなど、RS-232Cインタフェースに対応した 装置を接続します。
d: パラレルコネクタ
プリンタや、スキャナなどパラレルコネクタに対 応した装置を接続します。
e: VGA(モニタ)コネクタ
ディスプレイを接続します。
f: IEEE1394コネクタ
IEEE1394機器を接続します。(6ピン)
g: USB2.0コネクタ
USB機器を接続します。
h: LANコネクタ
ネットワーク接続用のコネクタです。
i: サイドスピーカ出力コネクタ
サイドスピーカを接続します。
j: リアスピーカ出力コネクタ
リアスピーカを接続します。
s:
k:
センタースピーカ/サブウーファ出力コネクタ
センタースピーカ、サブウーファを接続します。
l: マイク入力コネクタ
マイクを接続します。
m: フロントスピーカ/ライン出力コネクタ
フロントスピーカやヘッドフォンなどを接続しま す。 通常、スピーカはこのコネクタに接続します。
n: ライン入力コネクタ
オーディオ機器の出力信号線を接続します。
o: 冷却ファン
内部で発生する熱を逃したり、冷ましたりします。
p: 電源コネクタ
添付の電源コードを接続して電気を供給します。
q: 通風孔
外気を取り入れます。
r: セキュリティロックスロット
市販の盗難防止用ケーブル(ワイヤー)を取り付 けます。
s: 拡張スロット
拡張ボードを装着します。
15
各部の名称と働き
FDD(オプション)
`
本機購入時にFDDをオプション選択された場合、本機にはあらかじめFDDが装 着されています。
a:
b:
c:
a: 3.5型FDD
3.5FDのデータの読み込み、書き 込みを行います。
b: FDDアクセスランプ
FDに読み書きを行っているときに 点灯します。
c: FDDイジェクトボタン
FDDにセットしたFDを取り出すと きに押します。
16

コンピュータの設置

本機を安全な場所に設置し、キーボードやマウス、電源コードなどを接続して 使用できる状態にする手順を説明します。
設置における注意
z 不安定な場所(ぐらついた台の上や傾いた所など)に置かないでください。落
ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
z 本機の通風孔をふさがないでください。通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、
火災の危険があります。設置する際は、次の点を守ってください。
・ 押し入れや本箱などの風通しの悪いところに設置しない。 ・ じゅうたんや布団の上に設置しない。 ・ 毛布やテーブルクロスのような布をかけない。
故障や誤動作を防ぐため、p.6 「製品保護上の注意」 にある注意事項を守って設 置場所を決めてください。
17
コンピュータの設置
各種コード(ケーブル)接続時の注意
z ぬれた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。 z 電源コードのたこ足配線はしないでください。発熱し、火災の原因となりま
す。家庭用電源コンセント(交流100V)から電源を直接取ってください。
z 電源プラグを取り扱う際は、次の点を守ってください。取り扱いを誤ると、火
災の原因となります。
・ 電源プラグはホコリなどの異物が付着したまま差し込まない。 ・ 電源プラグは刃の根元まで確実に差し込む。
z 各種コード(ケーブル)は、マニュアルで指示されている以外の配線をしな
いでください。配線を誤ると、火災の危険があります。
z ヘッドフォンやスピーカを使用するときは、ボリュームを最小に調節してか
ら接続し、接続後に音量を調節してください。ボリュームの調節が大きくなっ ていると思わぬ大音量により聴覚障害の原因となります。
設置
1
本機とディスプレイを設置場所(丈夫で水平な台の上など)に置きます。
本機は横置きで使用できません。必ず縦置きでお使いください。
18
ディスプレイの接続
2
第1章 使い始めるまでの準備
接続の方法は、お使いになるディスプレイにより多少異なります。ディスプレ イの取扱い上の注意や詳しい使用方法は、お使いになるディスプレイに添付の マニュアルをご覧ください。
ディスプレイのVGAケーブルを、本機背面のVGA(モニタ)コネクタ(青 色)に接続します。
VGA(モニタ)コネクタ
19
コンピュータの設置
3
ディスプレイの電源コードを、家庭用電源コンセントに接続します。
スピーカの接続
本機にはスピーカは内蔵されていません。音声を出力したい場合は、スピーカ やスピーカが搭載されているディスプレイなどとの接続が必要です。 ここでは一般的な接続方法を説明します。 詳しくはディスプレイやスピーカに添付のマニュアルをご覧ください。
4
ディスプレイやスピーカのオーディオケーブルを本機背面のサウンドコネ クタに接続します。
オーディオケーブルが一本の場合は、フロントスピーカ/ライン出力コネク タに接続します。スピーカにより、接続するケーブルの数は異なります。
20
キーボードの接続
第1章 使い始めるまでの準備
5
キーボードケーブルの PS2 コネクタを本機背面のキーボードコネクタ(紫 色)に差し込みます。
キーボードコネクタ(紫色)
キーボードは操作しやすい位置に置き、傾斜させるときは、両端の脚を起こ します。
21
コンピュータの設置
マウスの接続
6
ネットワークへの接続
マウスケーブルの PS2 コネクタを本機背面のマウスコネクタ(緑色)に差 し込みます。
マウスコネクタ(緑色)
7
ネットワークに接続できる環境で、メインボード上のネットワーク機能を使 用する場合は、市販のLANケーブルをLANコネクタに接続します。
ネットワークボード使用時は、ネットワークボード上のLANコネクタに接続 します。 インターネットに接続する場合は、通信サービス会社やプロバイダから提供 されたマニュアルをご覧ください。
LANコネクタ
22
電源コードの接続
8
電源コードを接続します。
(1) 電源コードを本機の電源コネクタに接続します。 (2) 電源プラグを、家庭用電源コンセントに接続します。
アース線は、必ずコンセントのアース端子に接続してください。
(1)
第1章 使い始めるまでの準備
アース端子
アース線
これでコンピュータの設置は終了です。
電源プラグ
(2)
23
コンピュータの設置
24

第2章システムの拡張

コンピュータに内蔵オプション装置を装着して機能を拡張する方法を 説明します。

拡張できる装置

本機には、次の各部に装置を増設・交換して機能を拡張することができます。 ただし、購入時にいくつかの装置がすでに装着されているため、実際に拡張で きる装置の数は異なります。
a:
c:
d:
e:
26
a: メモリスロット
メモリを4枚、最大3GBまで装着することがで きます。
p.34 「メモリの増設」
b: 拡張スロット
次の拡張ボードを装着することができます。
PCI Express x16ボード 1
PCIボード 3
p.40 「拡張ボードの取り付け・取り外
し」
b:
c: 5.25型ドライブベイ
5.25型の装置(CD/DVDドライブなど)やマ ウントフレームを取り付けたMOドライブな
どを2台まで装着することができます。
p.48 5.25型ドライブベイへの装着」
d: 3.5型ドライブベイ
3.5型の装置(FDDなど)を1台装着すること ができます。
p.44 3.5型ドライブベイへの装着」
e: HDDベイ
S-ATA仕様の3.5HDD3台まで装着するこ とができます。
p.52 HDDベイへの装着」

作業時の注意

コンピュータ内部に装置を装着する場合は、必ず次の点を確認してから作業を 始めてください。
z コンセントに電源プラグを接続したまま作業をしないでください。
感電・火傷の原因となります。
z マニュアルで指示されている以外の分解や改造はしないでください。
けがや感電・火災の原因となります。
z 装置の増設・交換作業は、本機の内部が高温になっているときには行わない
でください。火傷の危険があります。作業は電源を切って10分以上待ち、本 機の内部が十分冷めてから行ってください。
z 不安定な場所(ぐらついた机の上や傾いた所など)で、作業をしないでくだ
さい。落ちたり、倒れたりして、けがをする危険があります。
z 本機は電源を切っていても、電源プラグがコンセントに接続されていると、微
少な電流が流れています。作業を始める前に必ずコンセントから電源プラグ を抜いてください。
z 取り付けを行う際は、取り付ける装置に添付されているマニュアルを必ず参
照してください。
z 本機および接続している周辺機器の電源は必ず切ってください。電源を切っ
たら、本機から周辺機器を取り外してください。
z コンピュータ内部のケースや基板には突起があります。装着作業の際には、け
がをしないよう注意してください。
z 作業直前には、金属のものに触れるなどして、静電気を逃がしてから、作業
を行ってください。
z メモリ、拡張ボードの端子部やコネクタ部に触れないでください。 z 拡張ボードやメモリの取り付け・取り外しを行うときは、裏表や前後を間違
えないでください。間違えて装着すると故障の原因になります。本書や拡張 ボードに添付のマニュアルの指示に従って、正しく装着してください。
27

拡張時の準備作業

装置の拡張作業を行う場合は次の準備作業が必要です。各装置の拡張手順に 従って、必要に応じて作業を行ってください。
コンセントに電源プラグを接続したまま作業をしないでください。 感電・火傷の原因となります。
本体カバーの取り外し・取り付け
`
本機の内部に装置を装着する場合は、本体カバーを外す必要があります。 本体カバーは、次の手順で取り外し・取り付けを行います。 ここでは左側の本体カバーを取り外す手順を説明しています。右側のカバーを 取り外す場合も同様の手順で行ってください。
取り外し
1
コンピュータの電源が入っている場合は、コンピュータ本体の電源を切りま す。
コンピュータ内部が冷えるまで10分以上放置してください。
28
2
コンピュータに接続しているケーブル類(電源ケーブル等)をすべて外しま す。
3
本体左背面のネジ(2本)を外します。
本体カバー(左側)
4
本体カバーを取り外します。
(1) 本体カバーを本体背面側にスライドさせます。 (2) 本体カバーを真横へ開いて外します。
(1)
(2)
第2章 システムの拡張
29
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