Elektron Overbridge User Manual

Overbridge
1.15
User Manual 日本語版
法律情報
この マニュアル は、 著 作 権 法により保 護 され ていま す。Elektron Music Machines Japan K.K. による書面による 許可のない転載および配布はいかなる場合でも禁止します。このマニュアルの内容は情報提供のみを目的としています。 予告なしに変更されることがあり、Elektron Music Machines Japan K.K. の責任を約束するものではありません。
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ての、Analog Keys、Analog Four、Analog Rytm および Analog Heat、および対応するプラグインと、将来の
Overbridge アプリケーションおよび機器を含むソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントに対するまたは関連す
る、特許、著作権、デザイン、商標、および取引上の 機密事項を含むがこれに限定されないすべての権利を保持します。
目次
1. はじめに ....................................................5
2. Overbridge
の概要 ..........................................6
2.1 対応する Elektron 製品 .................................................6
ソフトウェアのコンポーネント ..............................................6
2.2
特徴 ...............................................................6
2.3
3. コントロールパネルのレイアウト ....................................7
3.1 Overbridge コントロ ー ル パ ネ ル ...........................................7
4. 作業の簡単な始めかた ..........................................8
4.1 5 ステップで始めよう ....................................................8
4.2 Overbridge
4.3 DAW
について詳しく知るには .............................................8
対応 機 器 について詳しく知るには .................................8
5. Overbridge をイ ンスト ー ルする ..................................9
5.1 シ ステム 要 件 ..........................................................9
イン スト ー ルする .......................................................9
5.2
5.3 Overbridge Mode
5.4 Windows ..........................................................9
5.4.1 VSTの検索 ..............................................................10
5.4.2
ア ン イ ン ス ト ー ル す る( Windows) ............................................10
5.5 Mac OS ...........................................................10
5.5.1 サンド ボックス化 ホスト ......................................................10
5.5.2
ア ン イ ン ス ト ー ル す る( Mac OS) ..............................................10
をアクティブにする ...................................... 9
6.USB と帯域幅 ............................................... 11
6.1 制限事項 .............................................................11
7. オー ディオインタ ーフェイス ......................................12
7.1 AS IO チャンネルテ ーブル ................................................ 13
7.1.1 Analog Keys/Four のチ ャン ネ ル .............................................. 13
7.1.2 Analog Rytm
7.1.3 Analog Heat
の チャン ネ ル .................................................. 13
の チャン ネ ル .................................................. 13
8. コントロールパネル ...........................................14
8.1 ソフトウェアバージョンのマッチング ......................................... 14
オー ディオ I/O ....................................................... 14
8.2
8.2.1 Analog Rytm と の イ ン タ ーフ ェ イ ス ...........................................15
8.2.2 Analog Keys/Four
8.2.3 Analog Heat
8.3 パ フォ ーマン スの全 般 設 定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
8.3.1 プラグインパフォーマンスの全般設定 ............................................19
8.3.2
サウンドカードとドライバーのパフォーマンスの設定(Windows のみ) .................. 19
8.4 複 数 のサウンドカ ード ................................................... 19
8.4.1 Windows ...............................................................19
8.4.2 Mac ...................................................................19
8.5 接 続ステータス表示 .................................................... 19
の イ ン タ ーフ ェ イ ス ........................................ 16
の イ ン タ ーフ ェ イ ス ............................................. 17
3
9. プラグイン ................................................ 20
9.1 プラ グインの 全 般 コント ロ ー ル .............................................20
9.1.1 コ ント ロ ール 要 素とインジケー タ ー ..............................................21
9.1.2 MIDI
9.1.3
9.1.4
9.1.5
9.2 Analog Keys/Four のプラグインの概 要 ....................................28
9.2.1 Kit Editor ...............................................................28
9.2.2 Sound Browser .........................................................29
9.3 Analog Rytm プラグインの概要 ..........................................30
9.3.1 Kit Editor ...............................................................30
9.3.2 Sound Browser .........................................................31
9.3.3 Sound Browser .........................................................31
9.4 Analog Heat プラグインの 概 要 ..........................................32
9.4.1 Preset Editor ............................................................32
9.4.2 M/S
9.4.3 Settings ................................................................33
9.5 個 別 のア ウトプット .....................................................34
複 数 ア ウトプット ......................................................34
9.6
サイドチェインインプットルーティング ........................................34
9.7
コントロ ー ル .........................................................25
パラメー ター の自 動 化 .......................................................25
マシンの 状 態 のト ー タルリコ ール ...............................................26
クイック 割 り 当 て ...........................................................27
モード ..............................................................33
10. デジタルオーディオワークステーションを使用したシーケンス ..............35
10.1 Elektron シーケンサーを同 期する ......................................... 35
パターン 変 更 ........................................................35
10.2
11. 著作権表示と連絡先情報 .......................................36
11.1 著作権表示 ..........................................................36
連絡先情報 .........................................................36
11.2
付録 A: メディアリソース .........................................37
付録 B: セットアッ プ 例 ...........................................38
Ableton ステップ 1 – プラグインを 挿 入する ......................................38
Ableton Ableton Ableton Ableton Ableton
最後のステップ – USB MIDI を無効にする ....................................... 41
索引 .......................................................43
ステップ 2 – 個々のチャンネルインプット .................................39
ステップ 3 – オ ー ディ オ チ ャ ン ネ ルア ウトプット .............................39
ステップ 4 – 個々の MIDI チャン ネ ルア ウトプ ット ...........................40
ステップ 5 – プ ラ グ イント ラ ック の ア ウトプ ット 先 ............................40
ステップ 6 – ディレイ 補 正 ........................................... 41
4

1. はじめに

1. はじめに
Overbridge をダウンロードいただきありがとうございます。Overbridge は 、ハ ー ド ウ ェ ア と ソ フ ト ウ ェ ア を 、便 利 で 楽 し く 、
簡単に使用して音楽を制作できるよう設計されたコンポーネントから構成されています。
Overbridge は、Analog KeysAnalog Four、Analog Rytm および Analog Heat 向けに カ ス タ マイズした、デ ジ タ
ルオーディオワークステーションを使用した同期、編集、シーケンシング、レコーディングを可能にする、複数のデバイスマル チトラックコントロ ー ルコ ン ポー ネ ントと、ソフトウェア プラグインコンポーネント を 提 供 しま す。
Overbridge での音楽制作は素晴らしいものとなるはずです。それでは、存分にお楽しみください。
以下の記号は、マニュアルを通して使用されています。
注意する必要のある重要な情報です。
Overbridgeの操作を簡単にするためのヒントです。
この記号は、耳を保 護するための内容を示しています。耳を保護 するようにしましょう。
Elektron Overbridge ユーザーマニュアルの著 作 権 は © 2016 Elektron Music Machines MAV AB に帰 属 し ま す。
本マニュアルの最終更新日
: 2017 1 9
5

2. Overbridgeの概要

2. Overbridge の概要
Overbridge は、Elektron 社のハードウェアを、普段使っている音楽ソフトウェアに統合します。デジタルオーディオワーク
ステーション内で、リアルアナログプラグインとしてほかのプラグインやジャックで接続した機器と共に、エフェクト処理ユニッ トや 高 性 能 サ ウ ンド カ ード として使 用で き ま す。

2.1 対応する Elektron 製品

Overbridge に対応している製品は以下の通りです。
• Analog Four
• Analog Keys
• Analog Rytm
• Analog Heat

2.2 ソフトウェアのコンポーネント

ASIOWDM および CoreAudio 機能搭載の高性能 USB オーディオドライバー。
Overbridge コ ン ト ロ ー ル パ ネ ル 。 こ の ア プ リ ケ ー シ ョ ン で は 、デ バ イ ス の 管 理 、入 出 力 チ ャ ン ネ ル の 設 定 、グ ロ ー バ ル パ フ ォ ー
マンス設定の変更が行えます。
専用 Overbridgeプ ラ グイン。 お 使 い の 機 器 DAW 間の仲立ちとして機能する、Elektron 製品用 V S T/AU プラグインです。 このプ ラグイン で は 、Overbridge から DAW に個々のチャンネルを直接接 続し、デバイスをソフトウェア音 源のように使用 できます。出力のほかにプラグイン入力もあり、お使いの DAW 経由で 音 源をアナログ処理するのに便 利です。

2.3 特徴

マルチトラック機能を持っています。USB 経由で、Overbridge 機器からご使用の DAW に 直 接 、各 ト ラ ッ ク が 録 音 さ れ ま す 。
機器 をリアルアナログプラグインとして使用できます。包括的なプラグインエディターを使 用して、豊かな サウンドを作成で き ます。 MIDI を超えてシーケンシングと同期ができます。同じまたは異なる種 類の複数の Overbridge 機器を同時に使 用でき ます。
コントロ ー ル と 自 動 化 が 可 能 で す。 ントロ ー ル と 物 理 的 コ ント ロ ール を 同 等 に使 用 し ま す。パラメー タ ー やマク ロ を自 動 化 で き ま す。
Overbridge 機器を高性能で高品質のサウンドカードとして使用できます。
Overbridge 機器に、簡単かつ優れたアクセシビリティで、サウンド(Analog Heat のプリセット)やサンプルを割り当てる
こと が で き ま す。
Overbridge
プラ グイン で、 DAW プ ロジェクトごとの 機 器ステータスを自動 的にリコールできま す。
Overbridge 機器 の 各種 パラメーター を 同 時 に 調 節して、リアル タイムで、ソフトウェアコ
6

3. コントロールパネルのレイアウト

3.1 Overbridge コントロールパネル

3. コントロールパネルのレイアウト
14
13
12
11
10
1
21
3
4
5
89
7 6
使 用してい る Overbridge 機器が表示されます。現在接続されていてアクティブな機器には緑色のドットが付きます。現
1.
在アクティブでない(電源が切れている、または接続されていない)機器ではドットに色が付きません。通信不良の場合 は 赤 色 のド ット が 付き ま す。
歯 車 アイコ ン : 一般的なプラグインバッファーサイズやユーザーインターフェイスの設 定を表 示 / 非 表 示 にします。
2.
レンチアイコン : ドライバーおよびサウンドカードの機能設定を表示 / 非 表 示 に し ま す( Windows でのみ使用できます)。
3.
Overbridge 機器の Overview ページ に 移 動 しま す。
4.
アウトプットチャンネル設定。下のトグルボタンをクリックすると、Overbridge 機器 へ の オ ー ディオ チ ャン ネ ル の 有 効 /
5.
無効が切り替 わります。緑色になるとチャンネルが有効、グレーになるとチャンネルが無効になります。
Elektron のオンライン リソースへ の リンク。
6.
破棄 / 適用ボタン。適 用ボタンを押すと、新しい設定が 有効になります。破棄ボタンを押すと、最後に適用ボタンを押し
7.
た 時 の設 定 にリ セ ット さ れ ま す。
USB 帯域幅メーター。現在のチャンネル設定で使 用される帯域幅を示します。最大帯域幅容量は、接続した
8.
Overbridge 機器機器ごとに 1 方向当たり 8 チ ャ ン ネ ル( 16 ビット)または 1 方向当たり 6 チ ャ ン ネ ル( 24 ビット) に 相
当 し ま す( Analog Heatで は 使 用 で き ま せ ん )。
情報ボックス。マウスポインターをコントロールパネルの項目の上に移動すると、その項目の簡単な説明が表示されます。
9.
インプットチャンネル設定。すぐ下のトグルボタンをクリックすると、Overbridge 機 器 か ら の オ ー ディオ チ ャン ネ ル へ の
10.
有効
/ 無効が切り替わります。緑色になるとチャンネルが有効、グレーになるとチャンネルが無効になります。
VU メー タ ー 。 チャンネ ル のアク ティビティと信 号 強 度 が 表 示 さ れ ま す。
11.
ビット 深 度セ レ クタ ー 。 16 ビットまたは 24 ビット の 入 力 チ ャン ネ ル と 出 力 チ ャン ネ ル を 設 定 し ま す。
12.
現在インストールされている機器の OSOverbridge Protocol、Overbridge バージョンとドライバー、表 示 されて
13.
いる機器に対するサウンドカード機能の有効
使 用してい る Overbridge 機器の名前。名前をダブルクリックすると新しい名前を入力することができます。Enter キー
14.
を使 用して、保存します。
/ 無効を示します。
7

4. 作業の簡単な始めかた

4. 作業の簡単な始めかた

4.1 5 ステップで始めよう

次の手順 で、すぐにジャムセッションを始めることが できます。次の手順について詳しい説明が必要な 場 合は、引き続きこのマ ニュアルを読み進めてください。まず、次のものがあることを確認してください。
最新の OS がインストールされた Overbridge 対応機器
• Windows または Mac OS を搭載したコン ピューター
解像度 1280 × 768 ピクセル以上のコンピューターディスプレイ
• AB タイプ USB ケーブル
次の 手 順 で 操 作しま す。
Overbridge Windows または Mac にインストールします(画面に表示される手順に従ってください)。インストール
1.
中は、機器を接続しないでください。
AB タイプ USB ケーブル を 使 用して、Overbridge 対応機器とコンピューターを接続します(直接または USB ハブ
2.
経 由 )。 電 源 を 入 れ 、
USB Config メニューで Overbridge モード を 有 効 にしま す。
Overbridge コントロールパネル を 開 き、使 用するインプットとアウトプットを有効にします。適 用をクリックしま す(初
3.
めてコ ンピュー タ ーで れるため、接続が完了するまで数秒かかります)。
お使いの DAW を起 動し、Overbridge プ ラ グイ ン を 開 い て、 オー ディ オ お よ び MIDI を DAW にルーティングします。
4.
音量を上げて、演奏、シーケンス、処理、自動 化を開始します。
5.
Overbridge コントロールパネルを開き、機器の 電源を入れた時は、ドライバーがインストールさ

4.2 Overbridge 対応機器について詳しく知るには

Elektron Analog シリーズ製品についての詳細は、Elektron Web サイトからユーザーマニュアルをダウンロードするか、 Elektron チュートリアルビデオ をご覧ください。詳細につ いては、36 ペ ー ジ の「 付 録 A: メディアリソース」を参照してください。

4.3 DAW について詳しく知るには

アレンジのしかた、プラグイン機 器の使いかた、Music Studioソフトウェアのホストを使 用した自動 化のしかたについての詳 細は、付属の(またはオンラインの)マニュアルを参照してください。はじめの準備段階の手順については、36 ペ ー ジ の「 付 録 B: セットアップ例」を参照してください。
DAWOverbridgeコントロールパネルを使用できるようにするには、DAW側でOverbridgeコントロ ー
ルパネルのチャンネルを有効にする必要がありますのでご注意ください。
8

5. Overbridgeをイ ン スト ー ル す る

5. Overbridge を インスト ー ルする
Overbridge のインストールには、最新のコンピューターでも数分かかります。インストール手順は、使用 OS が Windows
Mac かで異なります。以降の手順を確認してください。

5.1 システム 要 件

Overbridge を使用するには、以下のものが必要です。
最新の OS がインストールされた Overbridge 対応機器。
• Windows(7 SP1、8 または 10.1)または Mac OS(10.8 〜 10.12)を搭 載し、OpenGL 3.2 以 上を サポートして い る
コンピュー ター 。
解像度 1280 × 768 ピクセル以上のモニター。
• AB タイプ USB ケーブル 。

5.2 イン スト ールする

Windows では、インストールソフトウェアを自分 のフォルダーに解凍します。Mac OS では、dmg ディス クイメー ジ を ダ ブ
ル クリックして マウントしま す。 KeysFour、Rytm、Heat 用 OS を Elektron Web サイト の サ ポ ート ペ ー ジ か らダ ウ ン ロ ー ドする時に付属している手順に従って、Elektron 機器のオペレーティングシステムを更新します。
Overbridgeを初めてインストールする時は、プロトコルが 一 致するよう、Overbridgeとお使いの機器の OSのバージョンが、両 方とも最新であることを確認してください。Overbridgeまた は 機 器 に 古 い バー ジョン
をインストールすることは推 奨されません。

5.3 Overbridge Mode をアクティブにする

以下で表 示される USB CONFIG メ ニ ューで、 OVERBRIDGE MODE を選択し、機 器 の Overbridge 機 能 をアク ティブ にしま す。
• Analog Keys/Four/Rytm の場合 : GLOBAL>SYSTEM>USB CONFIG
• Analog Heat の場合 : SETTINGS>SYSTEM>USB CONFIG
Overbridge
機能を無 効にするには、同じメニューから USB-MIDI ONLY モード をアク ティブ にします。

5.4 Windows

Elektron 機器がコンピューターに接続されていないことを確認してください。お使いのオペレーティングシステムに対応した Overbridge イン スト ー ラ ー( 32 ビットまたは 64 ビット)を実行し、画面に表示される手順に従います。このインストーラー
で、
ASIO ド ラ イバー 、 Windows WDM ドライバー 、VST/AU プラグインがインストールされます。
コンピューターに新しいソフトウェアをインストールするための管理者パスワードを入力するようプロンプトが表示されます。 インストールが終 了したら、機 器 を接続しま す。機器 の電源を入れると、その機器が自動 的にインストールされます。この動作 には 1 分ほどかかります。
9
5. Overbridgeをイ ン スト ー ル す る
インストール中または機器を接続した後に、Windows にプ ラ グ アンド プ レ イウィンド ウ が 表 示 されること が ありま す。 ド ラ イ バーの
Windows アップデートを検索するか尋ねられた場合は、「いいえ」をクリックしてください。

5.4.1 VST の検索

イン スト ール 中 、 Windows ファイルシステム内で 64 ビット お よ び 32 ビット VST フォル ダーが 検 索 さ れ ま す。 この情 報 が見つからない 場 合、次の VST フォルダー が デ フォルトで 設 定 さ れます。
64 ビット オ ペ レ ー テ ィン グ シ ス テ ム
64 ビット VST プラグイン : C:\Program Files\Steinberg\VstPlugins\Elektron (64bit) 32
ビット VST プラグイン : C:\Program Files(x86)\Steinberg\VstPlugins\Elektron (32bit)
32 ビ ット オ ペ レ ー ティ ン グ シ ス テム
C:\Program Files\Steinberg\VstPlugins\Elektron (32bit)
別のフォルダーを使 いたい場合、インストール 中にこの場 所を 変 更する必 要があります。Elektron の サ ブ フォル ダー 名 は 、 選択した VST フォルダーに関わらず自動的に付加されます。

5.4.2 アンインストールする(Windows

Window スタートメニューの「プログラムの追加と削除」を使って、Overbridge をアンインストールできま す。アンイン
ストール 中 は 、 Elektron 機器をコンピューターから取り外してください。

5.5 Mac OS

Elektron 機器がコンピューターに接続されていないことを確認してください。Overbridge dmg ファイルを ダ ブルクリッ
クしてマウントします。次に、pkg ファイル を ダ ブ ル クリックして、イン スト ールプ ロセ スを 開 始しま す。イン スト ール 完 了後、
Mac を再起動する必要があります。インストールが完了し、コンピューターが再起動されたら、機器をコンピューターに接続
しま す。
これで、 Core Audioドライバー 、 HAL ド ライバー 、Analog Keys、Analog Four、Analog Rytm および Analog
Heat VST/AU

5.5.1 サンド ボ ックス化 ホスト

Overbridge は、Mac OS VS T/AU プ ラ グイン 形 式 を サ ポートして い ま す。 た だし 、Overbridge でサ ポートして い
るのは、サンドボックス化されていないホストアプリケーションのみです。サンドボックス化されていないホストアプリケー ションが必要なのは、Overbridge は物理的機器と通信するためです。

5.5.2 アンインストールする(Mac OS

アンインストールアプリケーションは、Overbridge のイン スト ール に使った dmg ファイルにあります。これを実行すると、 すべての Overbridgeフ ァイ ル とド ラ イバー が Mac から削除されます。アンインストール中は、Elektron 機 器をコンピュー ターから取り外してください。
がインストールされます。
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6.USBと帯域幅

6.USB と帯域幅
ご使用になるコンピューター(または USB ハブ)には、Overbridge 接続専用の空き USB ポートが Elektron 製品ごとに 1 つ必 要 で す。
Overbridge 機器で最大数のチャンネルを使用する場合、USB オーディオストリーミングのパフォーマンスを最 適化
複数の するには、Elektron Overhub などの Multiple Transaction Translator(Multi -T TUSB ハブを使用してください。
USB Full Speed 機器 のフル 12Mbit/ 秒の帯域幅を同時に使用する必要があるため、Multi-TT ハブ が 必 要 で す。
複数の
Single Transaction Translator USB ハブを 使った場 合、USB バスの片方がより高い転送速度をサポートしている場合で
も、 すべ ての USB Full Speed(12Mbit/ 秒)機器で、同じ Full Speed 帯域 幅 を 共 有 する 必 要 が あります。 Multi-TT ハブ では、それぞれの Full Speed 機器は、それぞれ専用の 12Mbit/ 秒の帯域幅が割り当てられます。
Analog Heatは高速USBデバイスであり、Multi-TTハブは必 要ありません。

6.1 制限事項

Analog KeysFourRytm USB Full Speed 機器です。各機器の最大帯域幅は 12 Mbit/ 秒です。そのため、帯域幅
が不足せずに同時に使用できるオーディオチャンネル数には限りがあります。ビット深度(16 ビットまたは 24 ビット)に よ って 、 チャン ネ ル 数 を 増 減 で き ま す。 Overbridge コントロールパネルで、使用するインプットチャンネルとアウトプットチャンネル を有効または無効にし、最適な方法で帯域幅を使用することができます。
Analog Heat は最大帯域幅 480 Mbit/ 秒の高速 USB デバイスであ るため、上記の制限はありません。
コンピュー ターと USB 構成(ハブやその他の機器)によっては、同時に 10 チャンネルまで使用できます。ただし、この数字は、 高度に最適化されたシステムの場合です。多くのシステムでは、同時に使用できるチャンネル数は 6 〜 8 チャン ネ ル に なりま す。 つまり、Analog Four/Keys の場合、すべてのチャンネルをマルチトラックレコーディングできます。また、Analog Rytm の場合、DAW に直接 8 チャン ネ ル ま で レ コ ー ディン グ で き ま す。
Analog Keys、Four、Rytm では、Overbridge の 1 方向当 たり最 大 8 チャンネル使用でき、同時に合計 10 チ ャ ン ネ ル( 入
出力合わせて)実行することができます。
11

7.オーディオインターフェイス

7. オー ディオイン ターフェイス
Overbridge で は 、オー ディオインターフェイス機 能 も 提 供してい ま す。これ によりコンピューター上では 、Elektron 機器の
ボイスが個々に、個別のオーディオインプットチャンネルとして表示されます。また、シンセボイスやメインアウトプットバスに 直接ルーティングできるオーディオアウトプットチャンネルもあります。
お使いの トリガーされていることを確認してください。ボイス経由でルーティングされているゲートとオーディオのパターンを機器上で プログラムします。オーディオをパススルーするだけの場合は、トラックサウンドでリリースタイムを無限にする必要があります。
ASIO WDM イ ン タ ーフ ェ イ ス は Windows で利用でき、Core Audio イ ン タ ーフ ェ イ ス は Mac OS で利用できます。機
器を ASIO サウンドカードとして使用するには、オーディオアプリケーションで機 器を選 択します(以下の Ableton Live の 例を参照してください)。
DAW から Tr a ck 出 力チャンネルにオーディオをルーティング する際、対応する Synth/Drumトラックの VCA が
Windows では、登録された ASIO 機器は、接続していない時も DAW に常に表示されます。
12
7.オーディオインターフェイス

7.1 ASIO チャンネルテ ーブル

DAW ASIO チャンネル名が表示されない 場合、次の表を参考にしてください。インプットチャンネルとアウトプットチャン
ネルは、使 用する Overbridge 機 器 によって 異 な りま す。
Analog Keys、Four、Rytm では、Main L/R ア ウトプット は Main Out にミックスされ、Synth/Drum トラックアウトプッ
トはフィル タ ー / オーバードライブの前 でミックスされま す。Analog Rytmでは、Main FX Left および Right Output チャ ンネルは、マスタ Distortion および Compression の前で Main Out とミックスさ れ ま す。

7.1.1 Analog Keys/Four のチャンネル

Keys / Four Input ASIO Input ID Keys / Four Output ASIO Output ID
MAIN L 1 MAIN L 1
MAIN R 2 MAIN R 2
SYNTH TRACK 1 3 SYNTH TRACK 1 3
SYNTH TRACK 2 4 SYNTH TRACK 2 4
SYNTH TRACK 3 5 SYNTH TRACK 3 5
SYNTH TRACK 4 6 SYNTH TRACK 4 6
EXTERNAL IN L 7
EXTERNAL IN R 8

7.1.2 Analog Rytm のチャンネル

Analog Rytm Input ASIO Input ID Analog Rytm Output ASIO Output ID
MAIN L 1 MAIN L 1
MAIN R 2 MAIN L 2
BD TRACK 1 3 MAIN FX L 3
SD TRACK 2 4 MAIN FX R 4
RS/CP TRACK 3/4 5 BD 1 5
BT TRACK 5 6 SD 2 6
LT TRACK 6 7 RS/CP 3/4 7
MT/HT TRACK 7/8 8 BT 5 8
CH/OH TRACK 9/10 9 LT 6 9
CY/CB TRACK 11/12 10 MT/HT 7/8 10
CH/OH 9/10 11
CY/CB 11/12 12

7.1.3 Analog Heat のチャンネル

Analog Heat Input ASIO Input ID Analog Heat Output ASIO Output ID
ANALOG IN L 1 ANALOG OUT L 1
ANALOG IN R 2 ANALOG OUT R 2
FX SEND L 3 FX RETURN L 3
FX SEND R 4 FX RETURN R 4
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8.コント ロ ー ル パ ネ ル

8. コントロ ールパ ネ ル
コントロールパネルでチャンネルを設定し、このチャンネルを使ってオーディオを Overbridge 機器へ、または Overbridge 機器からストリーミングします。
Overbridge 機器の電 源をオンにし、コントロールパネルを開きます。アプリケーションに、接続されているデバイスが表示
されます。インストール後、初めて機器の電源を入れた場合は、機器が使用できるようになるまでに数分かかることがあります。 機器の横に緑色のドットが表示されたら、その機器は認識済みで、通信機能が動作しており、使用できる状態になっています。
コントロールパネルの上部に、デバイスセレクターが表示されます。ここに、 てこのアプリケーションを起動した時は、ここには何も表示されません。最初の機器を接続して電源を入れるとすぐに、その 機器が表示されます。複数の機 器がある場合、機器ごとの役 割が分かるよう、名前を変更することができます。たとえば、サ ウンド カ ード として使 用 して い る Analog Four と 、プ ラ グ イ ン 装 置 と し て の み 使 用 す る Analog Four があ った 場 合 な ど で す。
Overbridge 機器がすべて表示されます。初め

8.1 ソフトウェアバージョンのマッチング

Overbridge が正常に動作するには、機器の Overbridge のバージョンと、コンピュー ターにインスト ールする Overbridge ソフトウェアのバージョンが同じでなければなりません。
同じでない場合、Overbridge プラグインは正常に動作しますが、Overbridge と機器の OS に互換性がないという警告が コントロールパネルに表示されます。この警告が表示された場合は、プロトコルが同じになるよう、Overbridgeソ フト ウ ェ アと機 器 の OS を最新のバージョンにアップグレードしてください。

8.2 オー ディオ I/O

トグルボタンを使用してチャンネルを有効または無効にすることができます。ビット深度(16 または 24 ビット) を イ ン プット / アウトプットセクションごとに選択できます。選択したビット深度から、各機器の、各方向(8 または 6)で の 最 大 チ ャン ネ ル が 決まり ま す。
常にすべてのインプットおよびアウトプットチャンネルがオーディオアプリケーションに表示されますが、有効になっているチャ ンネルからの みオーディオがストリーミングされます。チャンネル設 定を更新するには、変更後に適用ボタンを押してください 。
パネルの一番下には、 を超える帯域幅)の設定は、コンピューターおよび USB 設 定 に よって は 適 用 で き な い 場 合 が あ り ま す。
USB 帯域 幅 メ ー ターが あ りま す。 こ のメー タ ー が 示 すの は 理 論 上 の 限 界 で す。 高 帯 域 幅 で の 使 用( 80%
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