Elektron Machinedrum User Manual

JAPANESEEDITION
OS1.30対応版
SPS-1UW対応版
ELEKTRON MACHINEDRUM SPS-1 / SPS-1 UW MK II マニュアルの追補
この度は Elektron Machinedrum / UW Mk II をお求めいただき誠にありがとうございます。
MK II
ハードウェア
大きさ
MK II の高さは 63 ミリ(底面のゴムとノブを含む)になり MK I より 13 ミリ低くなりました。
AC アダプター
MK II で AC アダプターがスイッチング電源に変更されました。入力は 100VAC〜240VAC に対応するユニバーサル
タイプになり、世界中で電圧を変換するためのトランスなしで使えるようになりました。
また出力は 6 VDC(直流)/ 3A に変更されました。
★注意:MK I の AC アダプターは 6〜7 VAC(交流)のため MK II には絶対に使わないでください。またその逆に
    MK II の AC アダプターは MK I には絶対に使わないでください。どちらの場合も故障の原因になります。
S/N 比と出力
S/N 比(信号対雑音比)が改善され 100dB になりました。また出力回路はインピーダンス・バランスタイプに改良
されました。
サンプラーの仕様(UW のみ)
MK I のサンプリング・メモリーは 2MB でしたが MK II では 2.5MB に拡張されました。
それに伴い MK I の ROM スロットは 32 個でしたが MK II では 48 個に拡張されました。
追加された 33〜48 の ROM マシンは 25〜32 の ROM マシンと同様にリニア(直線)STRT と END のパラメーター
が用意されています。
さらに MK I では RAM マシンは 2 つでしたが MK II では 4 つになりました。
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ELEKTRON MACHINEDRUM SPS-1 / SPS-1 UW MK II マニュアルの追補
MK II
ソフトウェア
パターンの長さ
MK II のパターンは最大 64 ステップになりました。
新しい CTR(コントロール)マシン
MK II ではシーケンサーを使ってステレオマスターエフェクトをコントロールすることができるようになりました。
これまではパラメーターロックの状態でこれらのパラメーターをコントロールすることはできませんでした。
追加された CTR マシンは下記のとおりです。
CTR-RE : Rhythm Echo Delay「リズムエコー」ディレイ
CTR-GB : Gate Box Reverb「ゲートボックス」リバーブ
CTR-EQ : Master EQ「EQ」
CTR-DX : Dynamix「ダイナミクス」プロセッサー
シンセシス画面の CTR マシンのメニューではマスターエフェクトと同じパラメーター表示されます。
パラメーターとその機能については 28 ページの「ステレオマスターエフェクトシステム」の項目をご覧ください。
新しい CTR マシンのトラックエフェクト画面は未入力の状態です。ルーティング画面では LFO コントロールへの
アクセスができます。
★参考:トラックへのディレイセンドの設定後に LFO を CTR-RE のタイムにアサインするとおもしろい効果を得
    ることができます。
トラックページのコピー
グリッドレコーディングモードでトリガーデータのページをコピーできるようになりました。
1:RECORD LED が点灯し、現在グリッドレコーディングモードであることを確認します。
  サウンドセレクションホイールを回してコピー元になるトラックを選択します。
2:[SCALE SETUP]ボタンを押して任意のページを選択します。
  コピーしたいページを選択したら[SCALE SETUP]ボタンを押しながら[COPY]ボタンを押します。
  画面に COPY PAGE と表示されます。
されます。
★注意:トラックにペーストを行うと、これまでのノート、データ、パラメーターロックはすべて上書きで変更さ
    れます。
EGAP ETSAPPOTSPUTES ELACS3
SYSEX レシーブ
パターン、キット、ソングなどの SysEx(システム・エクスクルーシブ)データの受信を SYSEX REC メニュー
に切り替えることなく、いつでも実行できるようになりました。詳しくは 56 ページの「元の場所への SYSEX レシ
ーブ」をご覧ください。
SysEx データの受信中でもシーケンサーのプレイバックは止まることはありません。
★注意:特定の場所にデータを保存する場合は SYSEX REC メニューから SPEC を選択する必要があります。
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ELEKTRON MACHINEDRUM SPS-1 / SPS-1 UW MK II マニュアルの追補
MK II
サンプルの受信(UW のみ)
サンプルの受信を SAMPLE MGR(サンプルマネージャー)メニューに切り替えることなく実行できるようになり
ました。Machinedrum UW MK II にサンプルが送られると、UW MK II はそれを自動的に感知して画面にデータ転送
の進行に合わせて変化するバーグラフが表示されます。
データ転送の方法は MK I の場合と同じです。詳しくは 90 ページをご覧ください。
データ転送が完了するまではシーケンサーのプレイバックはできません。
サンプルの転送が完了すると、UW MK II はそれを自動的に感知して通常の画面に戻ります。
★注意:サンプルマネージャーメニューで操作中は上記の方法ではサンプルの受信はできません。
    MK I の場合と同じ 90 ページの「レシーブ(受信)」で説明されている方法で行ってください。
RAM から ROM へのコピー
RAM マシンのサンプルを ROM マシンへコピーする場合に MK I ではもう一つの RAM マシンのサンプルは直ちに
消去されましたが MK II では消去か保存を選択できるようになりました。
RAM マシンのサンプルが ROM マシンへコピーされると画面に RELOAD SAMPLES NOW ? と表示さます。
[ENTER/YES]ボタンを押すと ROM マシンへのコピーが実行され、他の RAM マシンのサンプルはこれまで同様に
消去されます。[EXIT/NO]ボタンを押すと他の RAM マシンのサンプルは消去されません。
そのためそれらの RAM マシンのサンプルも同様に ROM マシンへコピーすることができます。
サンプルのコピーやサンプルマネージャーを途中で中止すると上記の RELOAD SAMPLES NOW ? の表示後に
[ENTER/YES]ボタンを押したのと同じ結果になります。
★注意:サンプルマネージャーではコピーの内容はコピーを実行する前に確認することはできません。
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Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
マシンドラム SPS-1ユーザーズマニュアル 目次
イントロダクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
マニュアル表記のルール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
マシンドラム・ストーリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
マシンドラム SPS-1 主な特徴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
ユーザーインターフェイスとコネクター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
フロントパネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 リアパネル/ コネクター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 ラックマウントキット(アクセサリー) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
ラックマウントキットの取り付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 SPS-1の接続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 手入れに関するアドバイス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
LCD ユーザーインターフェイス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
レイヤーエディットとウィンドウ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
クイックスタート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
ドラムサウンドの発音と音色コントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 トラックエフェクトの使用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 パターンの選択と演奏 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 グリッド入力を使用したパターンレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 アクセントパターンの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 スウィングパターンの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 パターンのライブレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 パラメーターロック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
マシンドラムのサウンドシンセシス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
マシンドラムのキット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
キットのロード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
キットのセーブとネーミング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
アンドゥキット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
キットの複製 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
キットアセンブリ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
キットに関連したトリガーとミュートの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
マシンのコピー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
マシンのクリア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 マシンパラメーターのエディット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23 トラックエフェクト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
アンプリチュード・モジュレーター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
トラックEQ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25
フィルター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
サンプルレートリデューサー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 ルーティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
ディストーション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
トラックボリューム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
トラックパンニング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
ディレイセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
リバーブセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
LFOコントロール ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28 ステレオマスターエフェクトシステム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
「リズムエコー」ディレイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29 「ゲートボックス」リバーブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
EQ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30
「DYNAMIX」ダイナミクスプロセッサー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
ロー・フリーケンシー・オシレーター(LFO) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
LFOエディット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
2
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
シーケンサー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
クラシックvs エクステンデッド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
クラシックモードのエディット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 エクステンデッドモードのエディット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
テンポ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
テンポスクリーン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 タップテンポ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35 外部機器とのシンク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・35
パターンモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
パターンセレクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
パターンチェイン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 スケールセットアップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36 パターンの製作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
グリッドレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・37
ライブレコーディング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
トラックコピー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
クリアートラック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
パターンコピー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39
クリアーパターン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40 アクセントトラック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41 トラックミュート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
トラックミュートウィンドウ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41
ミュートウィンドウの最小化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42 スウィング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
スウィングウィンドウ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
スウィングパターン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 パラメーターロック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
ライブレコーディングモードでのパラメーターロック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43 パラメーターロック・スライド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・45 ソングモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
ソングのロード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
ソングの再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
ソングのナビゲーション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
ソングのエディット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
ソングステップ内のオフセット及びレングス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
ソングのトランスポート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
ソングのループとジャンプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49
ソングミュート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
ソングのセーブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・51
グローバルセッティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
MIDI ベースチャンネル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52 マップエディター ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53 SYSEX センド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
ALLDATASYSEXセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54
グローバルSYSEXセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
ソング+ パターン(+ キット)SYSEXセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
パターン(+キット)SYSEXセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55
キットSYSEXセンド ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55 SYSEX レシーブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
元の場所へのSYSEX レシーブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
指定した場所へのSYSEX レシーブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57 トラックのルーティング ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 トリガー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59 シンク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
シンク テンポIN ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 3
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
ボンゴコンガ E12-BC P-I ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75
バスドラム PI-BD
スネアドラム PI-SD
タム PI-XT
リムショット PI-RS
メタリカ PI-ML
マラカス PIMA
ハイハット E12-HH
ライドシンバル PI-RC
クラッシュシンバル PI-CC GND ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76
サイン波 GND-SN
ノイズ GND-NS
インパルス GND-IM INP ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77
インプットゲートA/B INP-GA/B
インプットフィルターフォロワーA/B INP-FA/B
インプットエンベロープA/B INP-EA/B MIDI マシン MD ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78
シンセシスメニュー
エフェクトページ
ルーティングページ
巻末資料B:MIDIコントロールリファレンス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80
デフォルトMIDI マッピング コントロールチェンジマッピング
巻末資料C:SYSEXリファレンス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・82
OS1.20差分マニュアル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85
OS1.30差分マニュアル/補足情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・87
SPS-1UWクイックリファレンス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・88
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 5
MachinedrumSPS-1 ユーザーズマニュアル
copyright2001-2002ELEKTRONESIAB
イントロダクション
 この度はシンセティック・パーカッション・シンセサイザー MachinedrumSPS-1を お買い求め頂きまして誠にありがとうございます。SPS-1はパーカッションサウンドと リズムシーケンスを創造するためのパワフルで直感的なツールです。我々エレクトロン 開発チームは貴方がこの音楽製作ツールを選んで頂いたことに感謝の意を表すると共に、 Machinedrumの限りない可能性を存分に楽しみ、大きな成功を手に入れることを願って おります。本機の持つ大きな自由度と可能性を存分に利用するためにも、ご使用の際に は本マニュアルに充分目を通してください。
マニュアル表記のルール
 このマニュアル内では、LED インジケーターやノブ、ボタン等のユーザーインター フェイス部については、以下のルールに従って表記します:
ボタンは全て大文字で太字、カッコで閉じた形で表記します。例えば、「ファンクショ ン」ボタン[FUNCTION]と表記されます。
ノブは全て大文字で太字、イタリック体(斜体)にて表記します。例えば、「レベル」ノ ブは
LEVEL
「レコード」等のLEDインジケーターは<RECORD>と表記されます。
と表記されます。
マニュアル中に出てくるアイコンはそれぞれ以下の意味を表しています。
このアイコンは注意すべき点を示しています。
このアイコンは知っておくと役に立つ、便利なSPS-1の使用法を示しています。
6
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
THESTORYOFTHEMACHINEDRUM
マシンドラム・ストーリー
マシンドラムSPS-1は全く新しいサウンド/音楽製作のメソッドを提供する楽器です。 また同時に、未だ人気の高いクラシックなドラムマシンのサウンドも受け継いでいます。
ドラムマシンのコンセプトは30年以上昔にまで遡ることができます。BobMoog博士が キーボーディスト向けの小型シンセサイザーを初めて世に送り出した頃、ドラムマシン も既に存在していたのです。もちろんそれらは非常に原始的な設計で、予めプログラム されたパターンを再生するだけのものでしたが、以後のエレクトロニックミュージック とサウンドプロダクションの基礎となりました。
その後に追従した多くのドラムマシンにより、モダンミュージックに於けるリズムパー トの新しいジャンルが形成されました。Roland(TRシリーズ)、Linn、Simmons等から 発売されたドラムマシンは、それぞれ独自のサウンドを持っていた事から今日でも伝説 的な人気と評価を維持しています。アナログ・ドラムマシンはシンセサイザーの進歩し たもの、つまりパーカッシブなサウンドの生成に特化した設計をもつ製品です。現在こ の種の製品に求められていることはアコースティックドラムを電子的に再現することで はなく、より多くの音色的な可能性を得られることと言えるでしょう。また、「グリッ ド・プログラミング」の方法論はリズムを作成する上で非常にクリエイティブなアプ ローチでもあります。
パーカッションシンセサイズは非常に長い間軽視されていた分野でもありました。しか しPCMサンプルベースのリズムプログラミングは、パワフルなドラムシンセサイザー/ シーケンサーの持つ可能性に取って代わるものでは決してありません。我々の作ったマ シンドラムは、クラシックなドラムマシンの最良なアイディアを一体化し、多くのパー カッションサウンド専用に特別にデザインされた「マシン」と呼ばれる各パートの音源、 それらを統合した新しいサウンド/リズムプログラミングの可能性を追求した製品なの です。
マシンドラムSPS-1 主な特徴
SPS-1は「パーカッション・シンセサイザー」「エフェクトシステム」「パーカッション・ シーケンサー」の3つのパートから構成されています。
シンセサイザー部には16個の同時使用可能なドラムシンセサイザー(マシン)を内蔵 しています。それぞれのマシンは特定のドラムサウンド--バスドラムやクラベスなど -
-に特化した設計とパラメーターを持っています。
エフェクトシステムは「トラックエフェクトシステム」と「ステレオ・マスターエフェ クトシステム」から構成されています。トラックエフェクトシステムはアンプリチュー ドモジュレーション(AM)、1 バンドEQ、レゾナンス付きLP/BP/HPフィルター、サン プルレートリダクション、ディストーションが各トラック全てに用意されています。こ れらのエフェクトを組み合わせて使用することで、マシンのサウンドをより作り込む事 が可能です。
ステレオ・マスターエフェクトシステムにはリズムエコー、ゲートリバーブ、EQ、ダイ
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 7
THESTORYOFTHEMACHINEDRUM
ナミクスの各エフェクトが用意されています。このセクションで処理された信号はメイ ンアウトプット信号にミックスされて出力されます。
・SPS-1に搭載の MDシンセ音源は、TRX、EFM、E12、PIの異なる構造とサウンドを
持つ4種類のシンセエンジンによりパーカッシブなサウンドを生成します。
・MD シンセ音源はパート毎に、各ドラムサウンド(バスドラムやクラベス等)に特化
した設計とパラメーターを持っています。
・各マシンはトラックエフェクトのセッティングと一緒に統合され(キット)、16 パー
トのリアルタイムでのフルコントロールが可能なパーカッション音源を構成します。
・各マシンにはノブによるリアルタイムコントロールが可能なサウンドパラメーターが
最大8個まで用意されています。
・キット内に組み込まれた各マシンは、内蔵16トラックシーケンサーの対応するトラッ
クによってコントロールされます。
・各トラックにはアンプリチュードモジュレーション(AM)、1 バンドEQ、レゾナンス
付きLP/BP/HPフィルター、サンプルレートリダクション、ディストーションのトラッ クエフェクトがそれぞれ用意されています。
・内蔵シーケンサーは各マシンのパラメーターだけでなく、トラックエフェクトやルー
ティングのパラメーターまでフルにコントロール可能です。
・ステレオ・マスターエフェクトシステムにはリズムエコー、ゲートボックスリバーブ、
EQ、ダイナミクス(コンプレッサー)の各エフェクトが用意されています。各トラック はそ
れぞれリズムエコーとゲートボックスリバーブへ送るルーティングが独立して用意さ
れています。
8
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
USERINTERFACEANDCONNECTORS
ユーザーインターフェイスとコネクター
フロントパネル
マシンドラムSPS-1フロントパネル:
1. マスターボリュームコントロール:メインアウトプット及びヘッドフォンアウトの  音量をコントロールします。
2. <SOUNDSELECTION>LED:現在選択されているトラックと、トリガーされている  トラックを表示します。
3. [CLASSIC/EXTENDED]モード切替ボタン:現在のエディットモードを  <CLASSIC><EXTENDED> との間で切り替えます。
4. SOUNDSELECTIONホイール:トラックの選択及びエディット中のパラメーター値  の変更に使用します。
5. [FUNCTION]ボタン:このボタンを押したまま他のボタンを押すことで二次ファン  クションを呼び出します。
6. [BANK]ボタン:バンクグループをA〜 D と E 〜 H との間で切り替えます。
7. [A/E]ボタン:このボタンを押したまま[DRUM]ボタンの内一つを押すと、Aまたは Eバンク([BANK]ボタンの設定に依存します)のパターンを呼び出すことが可能です。
 このボタンの二次ファンクションは「トラックミューティング」です。
8. [B/F]ボタン:このボタンを押したまま[DRUM]ボタンの内一つを押すと、Bまたは Fバンク([BANK]ボタンの設定に依存します)のパターンを呼び出すことが可能です。
 このボタンの二次ファンクションは「アクセントパターンエディット」です。
9. [C/G]ボタン:このボタンを押したまま[DRUM]ボタンの内一つを押すと、Cまたは Gバンク([BANK]ボタンの設定に依存します)のパターンを呼び出すことが可能です。
 このボタンの二次ファンクションは「パターンスウィング設定」です。
10. [D/H]ボタン:このボタンを押したまま[DRUM]ボタンの内一つを押すと、Dまたは Hバンク([BANK]ボタンの設定に依存します)のパターンを呼び出すことが可能です。
 このボタンの二次ファンクションは「スライドパターンエディット」です。
11. 液晶グラフィック・インターフェイス・ディスプレイ
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 9
USERINTERFACEANDCONNECTORS
12. [ENTER/YES]ボタン:サブメニューに入る時や選択を決定する際に使用します。
13. [EXIT/NO]ボタン:現在のメニューから抜ける際やオプション選択の解除/キャン  セルに使用します。
14. 
矢印ボタン:メニュー内のカーソル移動に使用します。
 タンが用意されています。
15. 
LEVEL
ノブ:選択されているトラック全体のボリュームをコントロールします。
16. [TEMPO]ボタン:テンポメニューを呼び出します。現在のテンポは常にボタン横  の<TEMPO>LEDの点滅によって確認することが可能です。
17. 
DATAENTRY
 エフェクト等の各パラメーターをコントロールします。
DATAENTRY及びLEVEL
く変化させることが可能になっています。
18. 
[SYNTHESIS/EFFECTS/ROUTING]ボタン:
 割り
当てるパラメーターを切り替えます。現在選択されているページはそれぞれ  <SYNTHESIS><EFFECT><ROUTING>LEDで確認することができます。このボタンの  二次ファンクションは「LFOエディットメニュー」です。
19. 
[RECORD]ボタン:グリッドエディットモードのON/OFFを切り替えます。ライブ  (リアルタイム)レコーディングを行うには、[PLAY]ボタンを押したまま[RECORD]ボ  タンを押します。グリッドエディットモード時は <RECORD>LED は点灯し、ライブ  レコーディングモード時には点滅します。このボタンの二次ファンクションは「コ   ピー」です。
20. [PLAY]ボタン:パターン/ソングの再生を開始します。再生中にこのボタンをもう
一度押すと一時停止となります。このボタンの二次ファンクションは「クリアー」です。
21. 
[STOP]ボタン:パターン / ソングの再生を停止させます。このボタンの二次ファン  クションは「ペースト」です。
ノブ:このノブを回すことでディスプレイ上に表示されたマシン/
ノブは、ノブを押し込んで回す事でパラメーター値を大き
データエントリー
[上][下][左][右]の四方向のボ
エンコーダーノブに
10
・コピー/クリアー/ペーストの各機能は使用状況、前後関係により扱うデータの種類が
変化します。具体的な使用法はマニュアル内の対応する章で解説します。
22. [PATTERN/SONG]ボタン:パターンとソングシーケンサーモードとを切り替えま  す。現在のシーケンサーモードは<PATTERN><SONG>の各LEDで確認することがで  きます。このボタンの二次ファンクションは「グローバルエディットメニュー」です。
23. [KIT]ボタン:キットメニューを呼び出します。このボタンの二次ファンクション  は「ソングメニューの呼び出し」です。
24. [DRUM]ボタン1〜16:各トラックのマシンのダイレクトトリガー演奏に使用しま  す。また、グリッドエディットではノートのステップ入力に使用します。また、[A-H]  ボタンを押したままの状態では各バンク内のパターンの選択に使用されます。  [FUNCTION]ボタンを押したままの状態ではトラックの直接選択に使用されます。
25. [SCALE]ボタン:パターンのステップ数が16以上の場合、グリッドエディット時  の[DRUM]ボタンのフォーカスを最初の16ステップ/後の16ステップの間で切り替え  ます。この前後のフォーカスは<1/32:1><1/32:2>LED で確認できます。<1/16>LEDが  点灯している場合は[SCALE]ボタンを押しても何も起こりません。このボタンの二次  ファンクションは「スケールセットアップメニューの呼び出し」です。
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
THELCDUSERINTERFACE
LCD ユーザーインターフェイス
マシンドラムSPS-1をエディットする際中心となるのはLCDディスプレイ(液晶ディ スプレイ)です。本機のメインインターフェイス画面は以下のとおりです:
1. 現在のテンポ:小数点以下第一位まで表示
2. パターン中の現在の再生位置を示すボックス
3. プレイバック/レコーディングステータス:「REC」「PLAY」「STOP」をシンボルで  表示
4. 現在のキットの名前と番号
5. 現在選択されているトラックのMDシンセ部の詳細と現在のデータエントリーペー  ジを表示
6. レベルバー:現在アクティブのマシンの全体のボリュームを表示
7. 最大8個のデータエントリーバリュー:横のデータエントリーダイヤルの操作を反  映して、現在のパラメーター値を表示します。相互に関連する2つのパラメーターの  場合は、以下の様に小さなクリップでパラメーター同士がリンクされています:
レイヤーエディットとウィンドウ
特定の機能を呼び出すと、メイン画面の上にもう一つウィンドウが重ねて開かれます。 このとき特定のボタン及びエンコーダーは通常画面時とは異なる役割を持ちます。その 機能で使用されていないボタン/データエントリーノブは依然下側のレイヤーでの機能 を維持します。例えば、TEMPOボタンを押してテンポメニューが開かれると、
ドセレクション リー
ノブはその裏で現在フォーカスされているマシンをコントロールできるのです。
全てのウィンドウは[EXIT/NO]ボタンを押すことで閉じられます。
ホイールはテンポコントロール機能に切り替わりますが、
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 13
サウン
データエント
QUICKSTART
クイックスタート
この章では実際の使用例を通して、初めてSPS-1を使用する際に必要な基本操作を紹介 していきます。まず最初にP12の「SPS-1の接続」の項に従って周辺機器を接続してく ださい。
データエントリーノブ
回すことでステップが大きくなり、より素早いパラメーター調整が可能になります。
ドラムサウンドの発音と音色コントロール
1. [KIT]ボタンを押します。
2. 矢印ボタンを使用して「LOAD」アイコンにカーソルを移動させ、[ENTER/YES]ボタ  ンを押します。上下の矢印ボタンを使用して画面に表示されたリストから任意のキッ  トを選択します。
3. [ENT ER /YES]ボタンを 押すと選択したキットがロードされます。[EXIT/NO]ボタンを  押してメニュー画面から元の画面に戻ります。
4. [DRUM]ボタンを押すと、それぞれのトラックに対応したサウンドが発音されます。  パネル上部のドラムセレクトLEDが各トラックの発音に対応して点灯する事を確認し  てください。
5. 
サウンドセレクション
 これで<BD>-バスドラム-がアクティブトラックになりました。これで今後のエ  ディット操作は直接バスドラムトラックに対して適用されます。
6. [SYNTHESIS/EFFECT/ROUTING]ボタンを数回押して<SYNTHESIS>LEDを点灯さ  せた状態に設定します。
7. ディスプレイに表示されたバスドラム・マシンのパラメーターは、対応する
 エントリーノブ
 ながら[DRUM]ボタン1を押すとバスドラムサウンドがトリガーされ、ピッチの変化  を聴くことができます。
は、通常±1ステップで値が変化しますが、ノブを押しながら
ホイールを回して<BD>LEDを点灯させた状態に設定します。
を使用して変更することが可能です。
データエントリーノブA
データ
を回し
14
トラックエフェクトの使用
1. [SYNTHESIS/EFFECT/ROUTING]ボタンを数回押して<EFFECTS>LEDを点灯さ  せた状態に設定します。
2. この状態で  トパラメーターをコントロールできます。
データエントリーノブ
を回すことによりアクティブトラックのエフェク
パターンの選択と演奏
1. キットをロードしていることを確認してください。詳細は直前の項をご覧ください。
2. [CLASSIC/EXTENDED]ボタンを押して<CLASSIC>LEDが点灯した状態に設定して  ください。
3. <PATERN>LEDが点灯していることを確認してください。<SONG>LEDが点灯して  いるときは[PATTERN/SONG]ボタンを使用して切り替えます。
4. [BANKGROUP]ボタンを押してバンクA〜 D とE〜 H を切り替えます。今回のデ  モンストレーションではA〜Dのバンクを選択しておきましょう。
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
QUICKSTART
5. パターンA01を選択するには、パターンセレクションボタン[A/E]を押したまま  [DRUM]ボタン 1 を押します。現在選択されているパターンはディスプレイ左下の表  示で確認できます。
6. [PLAY]ボタンを押すとパターン演奏が開始されます。このボタンを押すとパターン  は最初から再生を始め、最後に達すると繰り返しループ再生されます。演奏中に  [PLAY]ボタンをパターンが一時停止されます。
7. 演奏中にパターンを変更したい場合は、ステップ5と同様の操作でバンクとパター ンを選択します。ディスプレイには現在再生中のパターンNo.の横に矢印と今回選択さ れたパターンNo.が表示され、選択されたパターンが待機状態に入ったことを示します。 現在のパターンが最後まで再生を終えると新しいパターンが再生を始めます。
8. [STOP]ボタンを押すとパターン演奏が停止します。
グリッド入力を使用したパターンレコーディング
1. パターンの再生中でも停止中でも、パターンへのノートの入力を行うことが可能で  す。[RECORD]ボタンを押すと、グリッドレコーディングが開始されます。このモード  に入ると、<RECORD>LED が点灯します。
2. 
サウンドセレクション
3. 一般的なリズムマシンと同様に、[DRUM]ボタンを使用して16分割されたグリッドの  任意の位置にノートを指定していきます。入力されたステップはLEDが点灯します。  ステップからノートを取り除くためには、そのステップの[DRUM]ボタンを再度押し  てLEDを消灯させます。
4. 
サウンドセレクション
ホイールを使用してアクティブトラックを選択します。
ホイールを回すと他のトラックの入力が行えます。
アクセントパターンの設定
1. [FUNCTION]ボタンを押したまま、[B/F]ボタンを押してアクセント画面に入ります。
2. この画面では  ます。
3. 現在のアクセントパターンは[DRUM]ボタン上の LEDで確認できます。アクセント  を付けるステップの入力は[DRUM]ボタンを使用して16分割されたグリッドの任意の
位置を指定するだけです。入力されたステップはLEDが点灯します。アクセントステッ
 プを解除するには、そのステップの[DRUM]ボタンを再度押してLEDを消灯させます。
サウンドセレクション
ホイールはアクセントレベルの設定に使用され
スウィングパターンの設定
1. [FUNCTION]ボタンを押したまま、[C/G]ボタンを押してスウィング画面に入ります。
2. この画面ではパターンのスウィングの大きさを設定します。 ホイールを回すとスウィングが変化します。50%でジャスト、値を65%程度まで上げて いくと効果が分かりやすいでしょう。
3. このモードでは[DRUM]ボタン上のLEDはスウィングによってシフトされるステッ プを表示しています。初期設定値では全ての偶数ステップ(16分音符のウラ拍)が選択 された状態ですが、[DRUM]ボタンを押すことで特定のステップのみスウィングさ せる等、 スウィングパターンを変えることが可能ですが通常のリズムスタイルではこのパラメー ターは初期設定値のままにしておいた方が良いでしょう。
サウンドセレクション
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 15
QUICKSTART
パターンのライブレコーディング
1. SPS-1はリアルタイム演奏を記録してパターンを組むことも可能です。[RECORD]ボ タンを押したまま、[PLAY]ボタンを押すとライブレコーディングモードに入ります。
2. この状態で、[DRUM]ボタンを直接使用してリアルタイムにパターンを演奏してくだ さい。演奏されたノート情報は16 分音符にクォンタイズされ、次のリピート時に先ほ ど入力したパターンを聞くことが可能です。
3. パターンは[STOP]ボタンを押すまでループ再生されます。
パラメーターロック
1. [CLASSIC/EXTENDED]ボタンを押して<EXTENDED>LEDを点灯させます。 これ  によりエクステンデッドモードに入りました。クラシックモードとの違いが後ほどこ  のマニュアル上で詳しく解説します。
2. このモードでは、パターン中の特定のノートのパラメーターをロックすることが可  能です。グリッドエディットモード中で任意のステップの[DRUM]ボタンを押し  ま
データエントリー
はロックされました。対応する<DRUM>LEDは素早く点滅し、そのステップのパラ 
 メーターがロックされていることを示します。
3. ライブレコーディングモード時にはレコーディング中リアルタイムで操作されたパ  ラメーターが自動的にロックされ、ノブの動きを記録し再現します。
4. パラメーターのロック機能は全てのトラックに対して同時に使用できます。別のト
ラックのパラメーターをロックする場合はアクティブトラックを切り替えた後、ステッ
 プ2
以降の操作を行ってください。
5. ロックを解除するには、まずグリッドエディットモードに入りロックされたノート の[DRUM]ボタンを2回押します。これにより一旦そのステップのノートを取り除き、 再度[DRUM]ボタンを押して新規にノートを入力します。また、そのステップの[DRUM] ボタンを押し続けるとロックされたパラメーターを確認できます。ロックされたパラ メーターは反転表示されています。
ノブを回します。これによりそのステップのそのパラメーター値
たま
16
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
マシンドラムのサウンドシンセシス
 マシンドラムの基本的なサウンド生成ユニットは「マシン」と呼ばれます。各マシン はそれぞれバスドラムやスネアやクラベスなど、特定のサウンドを生成する為に特化し て設計されています。しかし、これはそのマシンをその名前の通りの用途にしか使用し てはいけないという事では決してありません。
 マシンはMD シンセというグループにまとめられます。そのグループ内には様々な
「ファミリー」と呼ばれるカテゴリーがあり、それぞれのファミリーは独自のマシンを
持っています。例えばEFMファミリーの中にはバスドラムやスネア、クローズドハイ ハット等に特化した8種類のマシンが含まれています。ファミリーの中のマシンは同じ 方式の音源方式を持ちながら、パラメーターセットはそれぞれ独自のものを備えていま す。各マシンのパラメーターはそれぞれのサウンドに最も効果的で使いやすいものが選 ばれているのです。
 それぞれのMDシンセと各パラメーターは「巻末資料A:マシンリファレンス」に収 録されています。
 16個のトラックにはそれぞれどんなマシンをアサインすることも可能です。マシンの アサイン情報やパラメーターのセッティングは「キット」という単位で管理されます。 キットの作成、エディットはP21の「キットアセンブリ」の項を参照してください。
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 17
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
 各々のトラックはそれぞれトラックエフェクトシステムと呼ばれるエフェクトモ ジュールを持っています。各トラックエフェクトにはハイ/ ロー/バンドパス・24dBレ ゾナンス付きフィルターとアンプリチュードモジュレーション、1バンドEQとビット リダクションが用意されています。トラックエフェクトシステムはP25の「トラックエ フェクト」の項で詳しく解説されています。
 ルーティングページでは、マシンのパン、ディレイセンド、リバーブセンド、アウト プットディストーション及びボリュームがコントロールできます。ルーティングオプ ションはP27の「ルーティング」の項で詳しく解説されています。
 SPS-1はマシン、トラックエフェクト、ルーティングの各パラメーターに自由にアサ イン可能なLFOを16基装備しています。LFOについてはP32の「 オシレーター
(LFO)」の項で詳しく解説されています。
ロー・フリーケンシー・
マシンドラムのキット
 マシンドラムのキットは下記の情報を保持しています:
・ 16トラック分のマシンの選択情報 ・ 16個のマシンのパラメーターセッティング ・ トラックエフェクトシステムのパラメーターセッティング ・ ルーティングのパラメーターセッティング ・ ステレオマスターエフェクトのパラメーターセッティング
・ キットの名前
 全てのキットはユーザーによる定義が可能で、電源OFF時も内蔵電池によりバック アップされます。メモリー内には64個のユーザーキットが保存可能です。
・ キットは初期状態から全て構築するだけでなく、既存のキットをエディットして別
のロケーションに保存することでも新規に作成することができます。目的のキットに近 いものがあれば、こちらの方が素早く結果を得られることもあるでしょう。
キットウィンドウは[KIT]ボタンを押して呼び出します。
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Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
キットのロード
1. キットウィンドウを開きます。
2. 矢印ボタンを使用してカーソルを「LOAD」アイコンに移動します。[ENTER/YES]ボ  タンを押してロードキットメニューを呼び出します。
3. 画面上には現在メモリーに保存されているキットのリストが表示されます。[上][下]  の矢印ボタンを使用して64のキットスロットの中から任意のキットを選びます。  [ENTER/YES]ボタンを押すと選択したキットがロードされます。
[EXIT/NO]ボタンを押すと、キットをロードしないでメイン画面に復帰します。
キットのセーブとネーミング
1. キットウィンドウを開きます。
2. 矢印ボタンを使用してカーソルを「SAVE」アイコンに移動します。[ENTER/YES]ボ  タンを押してロードキットメニューを呼び出します。
3. 画面上には現在メモリーに保存されているキットのリストが表示されます。[上][下]  の矢印ボタンを使用して64のキットスロットの中から保存したいロケーションを選び  ます。[ENTER/YES]ボタンを押すとセーブするキットスロットが決定されます。
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 19
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
4. 画面上にはキットのネーム入力画面が表示されます:
サウンドセレクション
ンでカーソルを移動させてキットの名前を入力します。
5. ここで[FUNCTION]ボタンを押すと、全ての文字の一覧が見られる「ハイスコア入  力モード」が呼び出されます。[FUNCTION]ボタンを押したまま、上下左右の矢印ボタ
ンで入力したい文字にカーソルを移動させ、入力したい文字が決定したら[FUNCTION]
 ボタンを離します。
ホイールまたは上下矢印ボタンで文字を選択し、左右矢印ボタ
6. 名前の入力が終了したら、[ENTER/YES]ボタンを押てセーブを実行します。
7. キットのセーブを中断するときは[EXIT/NO]ボタンを押します。
アンドゥキット
 最初(00番)のキットスロットは「アンドゥキット」と呼ばれる特別なキットが保存 されています。
 キットをエディットし、セーブしないまま新しいキットをロードした場合、セーブさ れていない前回エディットされていたキットは自動的にこの「アンドゥキット」ポジ ションに保存されます。また、既存のキットに上書き保存した場合も、上書きされた キットはこの「アンドゥキット」ポジションに保存されます。
 これにより、手違いでキットの情報を消去してしまったり、エディットに煮詰まって しまった場合でも直前のキットに復帰することが容易になります。特にこれはパターン を切り替えるとキットも一緒に切り替えられてしまうエクステンデッドモードで有効で す。アンドゥキットをロードして復帰した時は、セーブするのを忘れないでください。
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Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
キットの複製
 キットを複製するには、まずキットをロードした後、新しいキットスロットにセーブ するだけです。それぞれの手順はP19の「キットのロード」「キットのセーブとネーミ ング」の項をご覧ください。
キットアセンブリ
 キットを組むにはまず、各トラックにそれぞれマシンを選んでアサインする必要があ ります。まずは[KIT]ボタンを押してキットウィンドウを開きます。
1. 矢印ボタンを使用してカーソルを「EDIT」アイコンに移動します。[ENTER/YES]ボ  タンを押してエディットウィンドウを開きます。
2. 
エディットキットウィンドウはシンセサイザー/マシンメニューからマシンを選択し、  ミュートとトリガーグループの設定に使用します。現在エディットしているトラック  は<SOUNDSELECTION>LE D で確認できます。エデ ィット中のトラック はまたディ  スプレイ情報にも表示されています。エディットするトラックを切り替えるときは
 ウンドセレクション
3. 変更したいトラックを選択したら、[左][右]の矢印ボタンを使用して「SYNTH」
「MACHINE」「RELATE」の各コラム間を移動します。左右の矢印ボタンはまた「RELATE」
コラム内のトリガー/ ミュートポジション機能でも使用します。選択されたコラム名  は名前が反転表示され、[上][下]の矢印ボタンを使用するとコラム内のオプションを選  択できます。
 まず、[左][右]の矢印ボタンを使用して「SYNTH」コラムを選択し、[上][下]の矢印ボタ ンを使用して任意の MD シンセのタイプを選択します。
4. [右]矢印ボタンを1回押して、フォーカスを「MACHINE」コラムに移動します。[上] [下]の矢印ボタンを使用して任意のマシンを選択します。
ホイールを左右に回します。
5. 最後に[ENTER/YES]ボタンを1回押して選択を決定します。
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 21
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
・現在選択されているMDシンセとマシンは反転文字で表示されています。元々の選択
からカーソルを移動させると、現在の選択は□で囲まれます。[ENTER/YES]ボタンを押 して現在のフォーカスが決定されると、文字は反転してそのことを示します。
キットに関連したトリガーとミュートの設定
 ミュートグループはオープン/クローズハイハットの様に同時に発音してはいけない ドラムサウンドの設定に便利です。トリガーグループは異なるトラックの2つのサウン ドを片方のトリガーで一緒に発音できるため、異なるサウンドをレイヤーしたドラムサ ウンドを作成する際に役立ちます。
1. エディットキットメニュー内で、[左][右]の矢印ボタンを使用して「RELATE」コラム  内の「MUTEPOS(ミュートグループ)」を選択します。「TRIGPOS(トリガーグルー  プ)」の呼び出しも[左][右]の矢印ボタンを使用します。
2. ミュートリレーションはハイハットのオープン/クローズなど、同時にグループ内  のサウンドが発音されない設定です。片方の発音中にもう片方がトリガーされると、  先に発音していたサウンドはその時点で消え、代わりにもう一方のサウンドが置き換  わってスタートします。[上][下]ボタンを使用して現在のマシンがトリガーされた時に  ミュートされるトラックを選択します。
3. トリガーリレーションはサウンドのレイヤー作成に最適です。サウンドをよりリッ  チで複雑なものにするには、違うサウンドを重ねるのが最も手っ取り早く有効でしょ  う。[左][右]の矢印ボタンを使用して「TRIGPOS」を選択し、[上][下]ボタンを使用して  現在のマシンがトリガーされた時に同時にトリガーされるトラックを選択します。
・トリガーリレーションは複数をチェーン設定することはできません。例えばバスドラ ムと同時にスネアをトリガーする様設定した後で、スネアと同時にシンバルをトリガー する様設定すると、バスドラムとスネアのリレーションは解除され、バスドラムをトリ ガーしてもバスドラム単体しかトリガーされなくなります。
マシンのコピー
 現在のトラックから別のトラックへ、マシンとそのセッティングをコピーすることも 可能です。
1. エディットキットメニュー内で、[FUNCTION]ボタンを押したまま[RECORD]ボタン  を押します。ウィンドウには「COPYMACHINE」とメッセージが表示されます。
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Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
2. この操作でセッティングはマシンのコピーバッファに移されました。この時点でサ ウンドセレクションホイールを回して別のトラックに切り替えるか、新しいキットを ロードしてその中の書き換えたいトラックを選択します。
3. ターゲットトラックを選択したら、[FUNCTION]ボタンを押したまま[STOP]ボタン  を押します。ウィンドウには「PASTEMACHINE」とメッセージが表示されます。
・ペーストすると、元の全てのマシンセッティングデータは上書きされます。
・一旦マシンをコピーしてコピーバッファにデータを移すと、次にコピーする時まで内
容が保持されるため、繰り返し何度も別のロケーションにマシンをペーストすることが 可能です。
マシンのクリア
 トラックをクリアし、何もマシンを接続しない状態に設定することも可能です。
1. エディットキットメニュー内で、[FUNCTION]ボタンを押したまま[PLA Y]ボタンを押  すとマシンがクリアされます。
2. クリアを実行したトラックは以下の様な状態になります:
・クリアマシーン操作は同じ操作をもう一度行うことでアンドゥ(取り消し)する事が
可能です。このときディスプレイには「UNDOMACHINE」と表示されます。
マシンパラメーターのエディット
 MD マシンは ロールすることが可能です。
データエントリー
Machinedrum SPS-1 USER’S MANUAL 23
ノブを使用して最大で8個のパラメーターをコント
THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
1. 
[SYNTHESIS/EFFECTS/ROUTING]ボタンを使用して<SYNTHESIS>LEDを点灯させ  ます。ディスプレイ下端左側のマシンインフォメーションエリアの右端に「SYNT」と  いう文字が表示され、現在シンセシスが選択されていることを確認できます。この状  態でマシンのパラメーターはディスプレイに対応した  ロールすることが可能になります。
2. ここでの変更はセーブ操作を行わないとキットに保存されません。P19の「キット  のセーブとネーミング」の項を参照してください。
 各マシンそれぞれの詳しい情報やパラメーターの解説は、「巻末資料A:マシンリファ レンス」をご覧下さい。
データエントリー
ノブでコント
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THESOUNDSYNTHESISOFMACHINEDRUM
トラックエフェクト
 16個のトラック全てに用意されているトラックエフェクトシステムは、マシンのパー カッションシンセシスを更に幅広く拡張します。
1. 
[SYNTHESIS/EFFECTS/ROUTING]ボタンを使用して<EFFECTS>LEDを点灯させ、  トラックエフェクト画面に入ります。ディスプレイ下端左側のマシンインフォメーショ  ンエリアの右端に「FX」という文字が表示され、現在トラックエフェクトが選択され  ていることを確認できます。この状態でアクティブトラックのエフェクトパラメー  ターはディスプレイに対応した  になります。
2. ここでの変更はセーブ操作を行わないとキットに保存されません。P19の「キット  のセーブとネーミング」の項を参照してください。
データエントリー
ノブでコントロールすることが可能
アンプリチュード・モジュレーター
 アンプリチュードモジュレーションはLFOによるボリュームコントロール、所謂トレ モロと呼ばれるエフェクトです。マシンドラムのアンプリチュードモジュレーターは、 フリーケンシーとデプスの2つのパラメーターを持っています。LFOは非常に高い周波 数まで発振させることが可能なため、過激なエフェクトを与えることも可能です。
モジュレーションデプスは「AMD」パラメーターでコントロールします。 モジュレーションフリーケンシーは「AMF」パラメーターでコントロールします。
トラックEQ
 1バンドのパラメトリックEQです。特定の周波数帯域をブースト/カットすることが できます。
EQのセンター周波数は「EQF」パラメーターでコントロールします。 EQのゲイン(マイナス値ではリダクションとなります)は「EQG」パラメーターでコ ントロールします。
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