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CD-R/RWの規格上の制約について11
★CDレコーダーの再生についての規格は、従来のCDプレーヤーの規格を元に作られていますが、録音につい
ては、従来のカセットデッキやMDレコーダーなどとは方式が異なります。次のCD-R/RWディスクのいく
つかの制約事項をよくご理解の上、お楽しみください。
オーディオ用CD-R/RWディスクの制約について
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本機で録音できるCD-R/RWディスクは、オーディオ用のみです。オーディオ用以外のパソコンデータ用CDR/RWディスクなどで録音などをしようとすると、
Not AudioDisc
が表示されます。(17ページの『本
機で使用できるディスクについて』を参照)
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CD-Rディスクには1度のみ録音できます。録音した内容は消去することができません。
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CD-RWディスクは、録音した内容を消去することができます。ファイナライズしてある場合は、アンファイ
ナライズの操作をおこなってから消去してください。
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CD-Rディスクで録音を失敗すると消去することができませんので、録音操作に慣れるまではCD-RWディス
クをお使いいただくことをお勧めします。
本機での録音上の制約について
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CD-RディスクとCD-RWディスクの録音の操作手順は同じです。
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すでに録音してあるディスクに追加録音をおこなうときは、最終曲の最後を検知して、そこから録音をはじ
めます。
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録音可能残り時間が約8秒以下のCD-R/RWディスクでは録音スタンバイモードの設定ができません。このと
きは
Disc Full
が表示されます。
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録音時間が4秒に満たない曲は録音することができません。録音をはじめてから3秒間のうちに録音を停止さ
せると、録音はされません。
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1枚のCD-R/RWディスクには、最大99曲まで録音することができます。録音が99曲になると
Disc Full
が表示され、これ以上の録音ができなくなります。
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デジタル録音したCD-R/RWディスク、MD、DATなどからデジタル録音をおこなうことはできません。デジ
タル録音しようとすると、
Copy Prohibit
が表示されます。このときはアナログ入力から録音してく
ださい。(19ページの『デジタルコピーについて』を参照)
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本機では、CD-ROMなどのオーディオ以外の信号は録音できません。このとき
Not Audio
が表示され
ます。
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CDグラフィックスやCD-TEXTのようにオーディオ信号以外のデータを含んだディスクから録音すると、オ
ーディオ信号のみ録音されますが、それ以外のデータは記録されません。
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DVD(ドルビーデジタルやDTSなどの圧縮されたオーディオ信号)を録音することはできません。
他のCDプレーヤーとのディスクの互換性について
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本機で録音したCD-Rディスクにファイナライズ処理をおこなうと、ほとんどのCDプレーヤーで再生するこ
とができます。(17ページの『CD-Rディスクのファイナライズ処理』を参照)
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本機で録音したCD-RWディスクにファイナライズ処理をおこなうと、CD-RWディスク対応のCDプレーヤー
や他のCDレコーダーでのみ再生することができます。(17ページの『CD-RWディスクのファイナライズ処理』
を参照)
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UD-M30/M50では、CD-R/RWディスクの再生はできません。
ご注意
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正確に録音をおこなうために、30℃以下の周囲環境で録音してください。
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録音中に本機に衝撃を与えると、本機は録音を停止することがあります。停止すると、ディスクを正常に使
えなくなります。