Dell PowerVault LTO3-060 User Manual [ja]

DELLTM PowerVaultTM LTO3-060 テープ・ドライブ ユーザーズ・ガイド
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規制ラベル上の型式番号: LTO Ultrium 3-H
第 1 回リリース
: 2006 年 12 月
概要
テープ・ドライブのセットアップ
テープ・ドライブの使用
テープ・バックアップ・ソフトウェアの使用
トラブルシューティング
仕様
用語集
注: 「注」は、システムをよりよく活用するために役立つ重要な情報を示します。
注意: 「注意」は、ハードウェアを損傷する、またはデータを失う可能性が想定されることを示し、問題を回避する方法を説明します。
警告: 「警告」は、物的損害を生じる、 あるいは「怪我」、や「人が障害を負う 」または「死亡をもたらす」可能性があることをを 示します。
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用語集: DELLTM PowerVaultTM LTO3-060 テープ・ドライブ ユーザーズ・ガイド
- A - B - C - D - E - F - G - H - I - J - L - M - N - O - P - R - S - T - U - V - W
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数値
2:1 圧縮 (2:1 compression). 圧縮して保管できるデータ量と、圧縮なしで保管できるデータ量との関係。2:1 圧縮は、圧縮なしで保管するデータ量に比
べ、圧縮したほうが 2 倍の量のデータを保管できることを表す。
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A
A. アンペア (ampere) を参照。
アンペア (A) (ampere (A)). 1 クーロン (C)/秒、または 1 オームの抵抗に 1 ボルトの電圧が加えられて生じる電流の計測単位。 アダプター (adapter). アダプター・カード (adapter card) を参照。 アダプター・カード (adapter card). コンピューターに機能を加える回路ボード。
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B
バックアップ (backups). プログラムやサーバーのエラーまたは誤動作のために重要データが失われた際に、重要なビジネスおよびサーバーのファイ ルを復元するために使用される、レコードの保存操作を表す用語。
後方互換 (backward compatible). 類似の目的で設計された、以前の製品で使用できること。たとえば、最新のテープ・ドライブで使用するように設計 されているテープ・カートリッジを、特定の古いテープ・ドライブでも使用できる。
下位互換
(
downward compatible) と同義。
ベゼル (bezel). テープ・ドライブの前面を覆う、取り外し可能フレーム。 バースト・データ転送速度 (burst data transfer rate). データが転送される最大速度。 バイト (byte). 1 つの単位として扱われて文字を表す、一定数のビット (通常は 8) で構成されるストリング。バイトはデータの基本単位。
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C
C. 摂氏 (Celsius) を参照。
容量 (capacity). ストレージ・メディアに入れることができ、バイト単位で表すことができるデータ量。 カートリッジ (cartridge). テープ・カートリッジ (tape cartridge) を参照。 カートリッジ・ドア (cartridge door). テープ・カートリッジにおいて、カートリッジ内の磁気テープにアクセスするときに開けられ、保護するために閉じる
ことができる、ヒンジ付きの障壁。
カートリッジ・メモリー (cartridge memory). LTO カートリッジ・メモリー (LTO cartridge memory) を参照。 摂氏 (C) (Celsius (C)). 水の氷点と沸点の間の間隔を 100 度に分割した、自動温度調節スケール。 0 度は氷点を表し、100 度は沸点を表す。 クリーニング・カートリッジ (cleaning cartridge). テープ・ドライブのヘッドのクリーニングに使用するテープ・カートリッジ。
データ・カートリッジ
(
data
cartridge) と対比。
時計回り (clockwise). 正面から見た、時計の針が回る方向。 圧縮 (compression). レコードやブロックの長さを短くするため、ギャップ、空フィールド、冗長度、および不要データを除去する処理。 構成 (configure). システムに取り付けられたデバイス、オプション機構、およびプログラムをサーバーに記述すること。 反時計回り (counterclockwise). 正面から見た、時計の針が回る方向と反対の方向。 電流 (current). 一定時間当たりの帯電量。電流はアンペアで計測される。 周期電源 (cycle power). 短い周期内にデバイスへ電力を供給したり、遮断したりすること。
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D
データ (data). 意味を割り当てる、あるいは意味を割り当てることのできる、文字やアナログ数量などの任意の表現。 データ・カートリッジ (data cartridge). データの保管専用のテープ・カートリッジ。クリーニング・カートリッジ (cleaning cartridge) と対比。 データ圧縮 (data compression). 圧縮 (compression) を参照。 データ転送速度 (data transfer rate). データ伝送システム内の対応する装置の間で、一定時間当たりに渡されるビット、文字、またはブロックの平
均数。速度は、秒、分、または時間当たりの、ビット、文字、またはブロックで表される。
DC. 直流 (direct current) を参照。 消磁 (degauss). テープの磁気を中性化する電流を出す電気コイルに対して、テープを露出して磁気を消すこと。 デバイス (device). テープ・ドライブやテープ・ライブラリーなどの、データを送受信することができるハードウェア・コンポーネントや周辺装置。 デバイス・ドライバー (device driver). 接続デバイスを使用するのに必要なファームウェアが含まれているファイル。 診断 プログラム (diagnostic). 装置の障害やプログラムのエラーを認識し、突き止め、説明するために設計されたソフトウェア・プログラム。 直流 (DC) (direct current (DC)). 一方向にだけ流れる電流で、実質的には定数の値。 ドライブ (drive). テープ・カートリッジ内の磁気テープの動きを制御するデータ・ストレージ・デバイス。ドライブは、テープからのデータの読み取りとテー
プへのデータの書き込みを行う機構 (ドライブ・ヘッド) を内蔵している。 ドライブ・ダンプ (drive dump). 特定の瞬間に、 1 つのストレージ・デバイスの内容のすべてまたは一部を、別のストレージ・デバイスに記録すること。
通常、障害またはエラーに対する安全防護策として、あるいはデバッグと関連付けられて行われる。
ドライブ・ヘッド (drive head). 磁気テープに電気信号を記録したり、テープから信号を読み取って電気信号にするコンポーネント。 ドライブ・センス・データ (drive sense data). SCSI ドライブ・センス・データ (SCSI drive sense data) を参照。 ダンプ (dump). ドライブ・ダンプ (drive dump) を参照。
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E
排出 (eject). 内部から取り出したり、強制的に出したりすること。 格納装置 (enclosure). デスクトップ装置、テープ・カートリッジ・オートローダー、またはテープ・ライブラリーなどのテープ・ドライブに取り付けられるデバ
イス。 エラー・ログ (error log). テープ・ドライブによって保守され、最新の 10 個のエラー・コードが入っているリスト。このコードによって、ドライブに関連する
エラーを識別する。
󲻌
F
F. 華氏 (Fahrenheit) を参照。
華氏 (F) (Fahrenheit (F)). 温度の目盛りを表し、1 気圧下において、水の凍結点を 32 度とし、212 度を沸騰点とする。 ファイル (file). 1 つの単位として保管または処理されるレコードの、名前の付いた集合。 ファームウェア (firmware). 一般的にオペレーティング・システムの一部として送達される所有コード。ファームウェアは、変更可能なメディアからロード
されるソフトウェアよりも効率が良く、純粋なハードウェアの回路よりも変更するのが容易である。ファームウェアの例として、PC のマザーボード上の読 み取り専用メモリー (ROM) の基本入出力システム (BIOS) がある。
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G
GB. ギガバイト (gigabyte) を参照。 Generation 1. Ultrium テープ・ドライブの略名。 Generation 2 の先行テープ・ドライブ。Generation 1 ドライブは、非圧縮時記憶容量がカートリッジごと
に最大 100 GB、非圧縮時平均データ転送速度が 15 MB/秒である。 Generation 2. Ultrium 2 テープ・ドライブの略名。 Ultrium テープ・ドライブ (Generation 1) の第 2 世代バージョン。Generation 2 ドライブは、非圧縮時
記憶容量がカートリッジごとに最大 200 GB、非圧縮時平均データ転送速度が 35 MB/秒である。 Generation 3. Ultrium 3 テープ・ドライブの略名。 Ultrium テープ・ドライブ (Generation 12) の第 3 世代バージョン。 Generation 3 ドライブは、非圧
縮時記憶容量がカートリッジごとに最大 400 GB、非圧縮時平均データ転送速度が 80 MB/秒である。
ギガバイト (gigabyte). 1,000,000,000 バイト。 アース (ground). 地表との電気的な接続を持たせるもの。
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H
ハードウェア (hardware). コンピューターを形成する物理機器またはデバイス。 ヘッド (head). ドライブ・ヘッド (drive head) を参照。 ヘッド耐性測定テスト (Head Resistance Measurements test). ヘッドのテスト診断の一部で、テープ・ドライブのヘッドが正しく作動するかどうかを
判別する手順。このテストは、破損やその他の損傷に耐えられるかどうかヘッドの能力を測定する。 ホスト (host). データ通信構成における制御システム、または最高レベル・システム。
サーバー
(
server) と同義。
󲻌
I
ID. 識別子 (Identifier) in. インチ (inch) を参照。
インチ (inch). 1/36 ヤードまたは 25.4 mm と同等の長さの単位。 入出力 (I/O) (input/output (I/O)). コンピューターに提供されるデータ、またはコンピューター処理の結果によるデータ。 挿入 ガイド (insertion guide). ユーザーがカートリッジを誤って挿入することを防ぐ、テープ・カートリッジの表面にある大きな切り込みの入った個所。 インストール、取り付け (install). (1) 使用または保守のためにセットアップすること。 (2) 単一の変更によって、あるいは複数のコンポーネントやデバ
イスの追加によって、サーバーやデバイスに製品、機構、または機能を追加する処置。 変換 コネクター (interposer). あるサイズとスタイルのコネクターが別のサイズとスタイルの対のコネクターに接続できるようにする、アダプターに似た
デバイス。コンピューターに提供されるデータ、あるいは、コンピューター処理の結果として得られるデータ。 I/O. 入出力 (input/output) を参照。
󲻌
J
ジャンパー (jumper). (1) コネクターから突き出した対のピンに合わさる小さなコネクター。ジャンパーは、電気コネクターを変えるために動かすことが できる。位置が決まると、ジャンパーはピンを電気的に接続する。 (2) コネクター・ピンにジャンパーを配置すること。
󲻌
L
ラベル (label). 裏にのりの付いた紙片で、表面に書き込むことができ、識別や記述の手段としてテープ・カートリッジに貼ることができる。 ラベル域 (label area). LTO Ultrium テープ・カートリッジにおいて、バーコード・ラベルを貼らなければならない、ライト・プロテクト・スイッチの横のへこ
んでいる場所。 リーダー・ブロック (leader block). テープ・ドライブ内にあり、 LTO Ultrium テープ・カートリッジ内のテープに接続するスチール・ピンをかみ合わせる
パーツ。かみ合うと、リーダー・ピン・ブロックはテープをカートリッジから引き出して、ドライブに入れる。 リーダー・ピン (leader pin). テープ・カートリッジにおいて、磁気テープの端に接続される小さな金属製の円柱状のもの。 テープの処理の際に、リーダ
ー・ピンはスレッド機構によってつかまれる。この機構は、カートリッジからピンとテープを引っ張り出し、ドライブ・ヘッドを通してテープ巻き取り機構まで 持っていく。 次に、ヘッドはテープからデータを読み取ったり、テープにデータを書き込むことができる。
LED. 発光ダイオード (light-emitting diode) を参照。 発光 ダイオード (light-emitting diode). 給与電圧を受けたときに光を放ち、電子ディスプレイで使用される半導体ダイオード。 リニア・テープ・オープン (LTO) (Linear Tape-Open (LTO)). IBM CorporationHewlett-Packard、および Seagate によって開発されたテープ記憶
テクノロジーのタイプ。 LTO テクノロジーは「オープン・フォーマット」テクノロジーである。これは、このテクノロジーのユーザーが、複数のソースの製品と メディアを使用できることを意味する。 LTO テクノロジーの「オープン」性によって、ベンダーが確実に検査規格に適合していると、別々のベンダーによっ て提供されるものの間に互換性が生まれる。
ロード (load). テープ・ロード格納機構にテープ・カートリッジを挿入した後で、ドライブのヘッドによる読み取りまたは書き込みのために、テープの位置 を決める (テープ・ドライブが実行する) 処置。
ログ・センス・データ (log sense data). SCSI ログ・センス・データ (SCSI log sense data) を参照。
ループ (loop). (1) 終了条件に達するまで繰り返される一連の命令。
(2) ループを完了するために接続すること。
Low Voltage Differential (LVD). 低ノイズ、低電力、低振幅の電気信号方式システム。これによって、サポートされるサーバーとテープ・ドライブとの 間のデータ通信が可能になる。 LVD 信号方式は、銅線を通じて 1 つの信号を通すのに 2 つのワイヤーを使用する。一対のワイヤーを使用して、電気 的なノイズとクロストークが減る。
LTO. リニア・テープ・オープン (Linear Tape-Open) を参照。 LVD. Low Voltage Differential を参照。
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M
磁気 テープ (magnetic tape). 磁気記録によってデータを保管することのできる磁化可能な表層を持つテープ。 保守モード (maintenance mode). テープ・ドライブが診断プログラムを実行し、書き込み/読み取り操作を検証し、問題があると思われるテープ・カー
トリッジを検証し、自身のファームウェアを更新して、他の診断および保守機能を実行する前に、テープ・ドライブが入っている必要がある操作の状態。
MB. メガバイト (megabyte) を参照。 メディア (media).
メディア
(
medium) の複数形。
メディア (medium). データを表すことのできる物理的な素材 (磁気テープなど) メガバイト (MB) (megabyte (MB)). 1,000,000 バイト。
󲻌
N
ネットワーク (network). 情報交換のために接続される、データ処理デバイスとソフトウェアの構成。
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O
エールステッド (oersted). 有理化されていないセンチメートル - グラム - 秒 (cgs) 電磁気システムにおける磁気フィールドの強さの単位。エールステ ッドは、軸の長さ 4 パイ・センチメートルごとに 1 アブアンペアの巻きのリニア電流密度で誘発される、細長い均一巻きのソレノイド内部の磁場の強さ。
オフライン (offline). サーバーのアプリケーションがテープ・ドライブと対話できないときに、テープ・ドライブが入っている操作状態。 オンライン (online). サーバーのアプリケーションがテープ・ドライブと対話できるときに、テープ・ドライブが入っている操作状態。 オープン・システム (Open Systems). 専有されていない (所有権が主張されていない) 規格に基づくコンピューター・システム。 操作環境 (operating environment). テープ・ドライブが日常的に処理を行う室内の温度、相対湿度、および湿球温度。
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P
パリティー (parity). 偶数または奇数の数値が付けられた状態。パリティー・ビットは、2 進数のグループに付加されて、そのグループの合計が常に奇 数 (奇数パリティー) または偶数 (偶数パリティー) になるようにするための 2 進数である。
パリティー・エラー (parity error). 受信したデータが受信側システムで期待したパリティーではないときに起こる伝送エラー。これは通常、送信側と受 信側のシステムが異なるパリティー設定値を持つときに起こる。
ポート (port). (1) データが出入りするシステム、またはネットワークのアクセス・ポイント。 (2) 他のデバイス (ディスプレイ端末やプリンターなど) のケーブルが接続されるデバイス上のコネクター。 (3) ハードウェアへの物理接続の表現。ポートはアダプターと呼ばれることもある。ただし、アダプターには複数のポートがある可能性がある。
電源コネクター (power connector). テープ・ドライブの背面にあり、格納装置の内部電源ケーブルを接続するコネクター。 電源コード (power cord). 電源元にデバイスを接続するケーブル。 電源オフ (power-off). デバイスから電力を遮断すること。 電源オン (power-on, powered-on). (1) デバイスに電力を供給すること。
(2) デバイスに電力が提供されている状態。
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R
読み 取り (read). ストレージ・デバイス、データ・メディア、あるいは別のソースから、データを取得または解釈すること。 リブート (reboot). 初期プログラム・ロード (IPL) 操作を繰り返すことで、プログラムの実行を再初期化すること。 レコード (record). サーバーから提供され、テープ・ドライブによって処理されて記録されるデータ・バイトを区別する最小のセット、およびテープ・ドライ
ブによってテープから読み取られ、再処理されて、サーバーで使用できるようにするデータを区別する最小のセット。
相対湿度 (relative humidity). 同一温度で可能な水蒸気の最大量に対して、大気中に実際に存在する水蒸気の量の比率。 リセット (reset). デバイスまたは回路をクリア状態に戻すこと。
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S
スクラッチ・カートリッジ (scratch cartridge). 必要なデータが含まれておらず、新しいデータを書き込むことができるデータ・カートリッジのこと。 SCSI. Small Computer Systems Interface を参照。 SCSI バス (SCSI bus). (1) コンピューターのある部分から別の部分にデータを伝送するワイヤーの集合。
(2) SCSI の活動を定義する信号の完全セットを指す一般用語。
SCSI コネクター (SCSI connector). テープ・ドライブの背面にあり、格納装置の内部 SCSI ケーブルを接続する、サーバーとのコマンドのやり取りを 容易にするためのコネクター。
SCSI デバイス (SCSI device). SCSI バスに接続することができ、バスの活動に実際に参加することができる任意の装置。 SCSI ドライブ・センス・データ (SCSI drive sense data). エラー状態に関するサーバーからの照会に対する応答の際に、エラーに関する情報を含
み、ドライブによってサーバーに戻される SCSI センス・バイトのパケット。
SCSI ID. SCSI インターフェースを使用するテープ・ドライブに割り当てられる、固有のアドレス (1 ? 15)。 SCSI ID コネクター (SCSI ID connector). テープ・ドライブの背面にあり、ドライブの SCSI アドレスをセットできるコネクター。アドレスは、ピン上の
ジャンパーの配置によって決定される。
SCSI インターフェース (SCSI interface). Small Computer Systems Interface を参照。 SCSI ログ・センス・データ (SCSI log sense data). テープ・ドライブのエラー・ログおよびカウンターに関するサーバーからの照会に対する応答の際
に、エラーに関する情報を含み、ドライブによってサーバーに戻される SCSI センス・バイトのパケット。ログ・センス・データは、特に再現性のない問題の 診断に使用される。
(second). 1 分の 1/60。 センス・データ (sense data). 入出力エラーを記述するデータ。センス・データは、センス入出力コマンドへの応答の際にサーバーに渡される。 サーバー (server). ネットワークを介して 1 つ以上のクライアントにサービスを提供する機能単位。 たとえば、ファイル・サーバー、プリント・サーバー、
またはメール・サーバーなどがある。IBM pSeriesIBM iSeriesHP、および Sun は、サーバーである。ホスト (host) と同義。 1 文字ディスプレイ (single-character display). テープ・ドライブの前面にあり、英字または数字コードを表示する LED。診断または保守機能、エラ
ー状態、あるいは通知メッセージを表す。
スリープ・モード (sleep mode). 電力を節約するために、テープ・ドライブの電子機器を自動的に省電力モードに入らせる電源管理機能。 Small Computer Systems Interface (SCSI). コンピューター (サーバー) に周辺装置 (テープ・ドライブ、ハード・ディスク、CD-ROM プレイヤー、プリ
ンター、スキャナーなど) を接続するため、コンピューターの製造元によって使用される規格。 「スカジー」と読む。 SCSI インターフェースには、標準のシ リアルおよびパラレル・ポートよりも高速のデータ伝送速度を提供するバリエーションがある (最大 160 MB/秒)。バリエーションには次のものがある。
l Fast/Wide SCSI: 16 ビット・バスを使用し、20 MBps のデータ転送速度をサポートする。 l SCSI-1: 8 ビット・バスを使用し、4 MBps のデータ転送速度をサポートする。 l SCSI-2: SCSI-1 と同様であるが、25 ピン・コネクターではなく 50 ピン・コネクターを使用し、複数のデバイスをサポートする。 l Ultra SCSI: 8 または 16 ビット・バスを使用し、20 または 40 MBps のデータ転送速度をサポートする。 l Ultra2 SCSI: 8 または 16 ビット・バスを使用し、40 または 80 MBps のデータ転送速度をサポートする。 l Ultra3 SCSI: 16 ビット・バスを使用し、80 または 160 MBps のデータ転送速度をサポートする。 l Ultra160 SCSI: 16 ビット・バスを使用し、160 MBps のデータ転送速度をサポートする。
ソフトウェア (software). コンピューター・システムの操作に適したプログラム、プロシージャー、ルール、および関連する資料。 速度マッチング (speed matching). テープ・ドライブの非圧縮時データ転送速度をより遅いサーバーのデータ転送速度に動的に調整するために、テ
ープ・ドライブが使用する技法。スピード・マッチングによって、システム・パフォーマンスが改善され、バックヒッチが削減される。 ステータス・ライト (status light). テープ・ドライブの前面にあり、緑色またはこはく色のどちらかで点灯するか明滅する LED。ライトの状態はドライブ
の状態を表す。
󲻌
T
TapeAlert. テープ・ドライブに関してこれまでに起こった状態や問題を定義する、特許を受けたテクノロジーと ANSI 規格。 TapeAlert フラグ (TapeAlert flags). TapeAlert ユーティリティーによって生成される状況メッセージとエラー・メッセージであり、サーバーのコンソー
ルに表示される。 テープ・カートリッジ (tape cartridge). 繰り出しリールとテープ巻き取り機構に巻かれているベルト式の磁気テープを内蔵する、取り外し可能ストレー
ジ・ケース。 テープ・ドライブ (tape drive). テープ・カートリッジ内の磁気テープの動きを制御するデータ・ストレージ・デバイス。DELL PowerVault LTO3-060 テー
プ・ドライブは、テープからのデータの読み取りとテープへのデータの書き込みを行う機構 (ドライブ・ヘッド) を内蔵している。非圧縮時データ容量は、カ ートリッジ当たり 400 GB。2:1 圧縮時の容量は、最大 800 GB。
テープ・パス (tape path). テープ・ドライブ内における、メディアの移動先のチャネル。 終端 (terminate). 伝送回線からのエネルギーを吸収するデバイス (ターミネーターと呼ばれる) に適用することで、不要な電気信号の反射を防ぐこと。 ターミネーター (terminator). (1) SCSI バスの終端に使用されるパーツ。
(2) 伝送回線からのエネルギーを吸収するのに使用する、単一ポートの 75 オームのデバイス。ターミネーターは、無線周波数信号を吸収することによ って、エネルギーが反射してケーブル装置内に戻ってしまうのを防ぐ。通常、ターミネーターはシールドされており、そのために、不要な信号がケーブル・ システムに入ってきたり、有効な信号がケーブル・システムから出て行くのを防ぐようになっている。
ヘッドのテスト診断 (Test Head diagnostic). テープ・ドライブのヘッドが適切に作動しているか、およびドライブがテープからの読み取りとテープへの 書き込みを正しく行っているかを判別するテスト。
転送速度 (transfer rate). データ転送速度 (data transfer rate) を参照。
󲻌
U
Ultra160 LVD SCSI インターフェース (Ultra160 LVD SCSI interface). Small Computer Systems Interface を参照。
アンロード (unload). ドライブの内部テープ・パスからテープを引き出し、そのテープを (リーダー・ブロックを使って) テープ・カートリッジに戻す (ドライブ が行う) 処置。
ユーティリティー (utility). ユーティリティー・プログラム (utility program) を参照。 ユーティリティー・プログラム (utility program). コンピューター処理をサポートするコンピューター・プログラム。たとえば、診断プログラム、トレース・
プログラム、またはソート・プログラムなどがある。
󲻌
V
VDC. ボルト DC (直流)
ボルト (volt). 電位差および起電力の SI (国際) 単位。1 アンペアの一定の電流を運ぶ伝導体の 2 つの地点があると、これらの地点の間で消失する 電力が 1 ワットであるときの、これらの地点の間の電気的な電位差であると正式に定義されている。
󲻌
W
最大湿球温 度 (wet bulb temperature). 定常状態の条件の下で大気を飽和させるため、一定の大気のサンプルに一定の圧力で純水を蒸発させる 必要がある温度。 湿球温度は湿球温度計で読み取る。
書き 込 み (write). ストレージ・デバイスまたはデータ・メディアに、永続的または一時的にデータを記録すること。 ライト・プロテクト (write protected). テープ・カートリッジに適用される、一部の論理または物理機構によってデバイスがそのカートリッジのテープに
書き込まれないようにするときに存在する状態。 ライト・プロテクト・スイッチ (write-protect switch). テープ・カートリッジにあるスイッチで、事故によるデータの消去を防ぐ。ロックおよびアンロックさ
れたパッドロックのピクチャーがスイッチに表示される。 ロックされたパッドロックにスイッチをスライドさせると、データをテープに書き込めない。アンロッ クされたパッドロックにスイッチをスライドさせると、データをテープに書き込むことができる。
書き 込 み/読 み取りテスト (Write/Read test). ヘッドのテスト診断の一部で、テープ・ドライブがテープからの読み取りとテープへの書き込みを正しく 行っているかどうかを判別する手順。
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概要: DELLTM PowerVault
TM
LTO3-060 テープ・ドライブ ユーザーズ・ガイド
概要 SCSI バス・インターフェース 機構 テープ・バックアップ・ソフトウェア フロント・パネル 背面パネル ステータス LED 操作モード アンロード・ボタン 動作モードのステータス LED の解釈
概要
Dell PowerVault LTO3-060 は、高性能の大容量テープ・ストレージ・デバイスで、オープン・システム環境でデータのバックアップと復元、およびファイル のアーカイブと検索を目的として設計されています。このドライブは、タワーまたはラック・サーバーなどのコンピューター・システムに統合することができ ます。Dell PowerVault LTO3-060 テープ・ドライブは、Dell PowerVault 110T LTO-3 テープ・ドライブのハーフハイト・バージョンです。
LTO3-060 テープ・ドライブは、最大 400 GB (2:1 の圧縮率を想定した場合は 800 GB) のフォーマット済みカートリッジ容量、および、60 MB/秒のデータ 転送速度を提供します。
1 は、Dell PowerVault LTO3-060 テープ・ドライブを示しています。
1. Dell PowerVault LTO3-060 テープ・ドライブ
󲻌SCSI バス・インターフェース
これらのテープ・ドライブは、Ultra160 low voltage differential (LVD) SCSI バス上で、160 MB/秒のバースト転送速度で作動するように設計されていま す。このインターフェースは、古い SCSI テクノロジーとの後方互換性があります。
このテープ・ドライブには、システムへの接続用に、高密度の 68 ピン D シェル (HD-68) コネクターが装備されています。このドライブは、HD-68 コネクタ ーで LVD SCSI ケーブルをサポートします。
機構
テープ・ドライブには、以下の機構があります。
l 単一の LTO テープ上で 400 GB (非圧縮時)、800 GB (圧縮時*) の容量 l 高水準データ保全性のための書き込み後読み取り検証を標準装備 l 60 MB/(非圧縮時)120 MB/(圧縮時*) のデータ転送速度 l 128 MB の読み取り/書き込みキャッシュ・メモリー l インテリジェント LTO-DC デュアル・モード圧縮アルゴリズム l ピン・ピック・エラー・リカバリーを使用するフェイルセーフ・リーダー・キャプチャー機構 l LTO カートリッジ・メモリー l 安全なバックアップのための TapeAlert サポート l Ultra160 LVD SCSI インターフェース l スピード・マッチング (システムのデータ転送速度に合わせてテープ・ドライブをスローダウンする) l 省電力のためのスリープ・モード l Generation 2 カートリッジとの読み取りおよび書き込みの後方互換性 l Generation 1 カートリッジとの読み取りの後方互換性 l 正式な Ultrium LTO ロゴが付いたすべてのカートリッジとの互換性 l 正式な Ultrium LTO ロゴが付いた他の LTO テープ・ドライブとのテープの交換 l 適正温度の超過が検出された場合にカートリッジを安全にアンロードする、適正温度超過時のカートリッジの自動排出機能。** l 4 つの LED オペレーター・パネル構成 l 新しい保守モード動作
* 2:1 の圧縮率を想定しています。実際に実現できる容量と転送速度はデータ・セットによって異なり、これは実際の圧縮率に影響します。 ** ドライブでカートリッジへのホスト・データの書き込みが進行中である場合、ドライブはホストからのデータの受け入れを停止し、自動的にすべてのバッ
ファー・データをテープにフラッシュし (書き込み) ます。冷却後、ドライブは通常の操作を再開できます。
テープ・バックアップ・ソフトウェア
Dell PowerVault LTO3-060 テープ・ドライブをサポートするバックアップ・ソフトウェアが必要です。一般的な規則として、ネイティブ・バックアップ・アプリケ ーション (NTBackup および tar など) は、テープ・ドライブの最高の性能を発揮するのに必要なデータ・ストリーム速度を提供しません。より良いメモリー 管理が可能で、さらに TapeAlert などの他の便利な機能を提供するバックアップ・アプリケーションを使用することをお勧めします。サポートされる最新 のソフトウェア・バージョンについては、 http://www.support.dell.com を参照するか、バックアップ・ソフトウェア・ベンダーのサポート・サイトを参照し てください。
フロント・パネル
ハーフハイト・ドライブの操作では、 2 に示されるフロント・パネルを使用します。
2. ハーフハイト・ドライブのフロント・パネル
(1) - アンロード・ボタン
(2) ( ) - 作動可能ステータス LED (緑色)
(3) ( ) - アクティビティー・ステータス LED (緑色)
(4) ( ) - クリーニング・ステータス LED (こはく色)
(5) ( ) - 障害ステータス LED (こはく色)
背面パネル
3. ハーフハイト SCSI ドライブ背面パネル・エレメントの説明
1. 電源コネクター
2. SCSI ID コネクター
3. SCSI コネクター
󲻌ステータス LED
各ステータス LED には次の 4 つのモードがあります。
l オフ l オン l ゆっくり明滅する (2 Hz) l 速く明滅する (8 Hz)
󲻌操作モード
ドライブは、次のモードで機能します。
l 動作モード - 機能には、データおよびクリーニング・カートリッジの使用、エラーの報告、およびファームウェアの更新が含まれます。詳しくは、下
記の 表 2. 動作モードのステータス LED の解釈 (エラーなし) を参照してください。
l 保守モード - 機能には、ドライブ診断テスト、および「ダンプ」というドライブ診断情報の保管または消去の方法が含まれます。この情報は、後でト
レーニングを受けたサービス担当者がテープの問題のトラブルシューティングで使用します。詳しくは、『トラブルシューティング』セクションの保守
モードを参照してください。
アンロード・ボタンは、モードの切り替えに使用されます。詳しくは、アンロード・ボタンを参照してください。
󲻌アンロード・ボタン
アンロード・ボタン (図 2 の (1)) は、以下の機能を実行します。
1. アンロード・ボタンが実行 する機能
アンロード・ボタンの機能
機能の開始方法
テープをカートリッジに巻き戻し、カー トリッジをドライブから排出する
アンロード・ボタンを 1 回押します。ドライブの巻き戻し・アンロード中、アクティビティー LED が緑色に明滅しま す。
動作モードを終了して、保守モードに 入る
ドライブがアンロードされていることを確認します。次に、作動可能 LED が速く明滅するまでアンロード・ボタンを 押し続けます (約 6 秒間)。
: 保守モードのときには、ドライブはサーバーからのコマンドを受け入れません。
サービス機能をスクロールする
保守モードのときに、アンロード・ボタンを 1 秒あたり 1 回押して、サービス機能を 1 ずつ増分します。希望のサ ービス機能になったら、ドライブにカートリッジを挿入するか (サービス機能 1)、アンロード・ボタンをダブルクリッ クして (サービス機能 2、4、および 5)、その機能を選択します。 詳しくは、表 1. 保守モードを参照してください。
保守モードを終了して、動作モードに 入る
すべての保守モード選択をスクロールするまで、アンロード・ボタンを 1 秒あたり 1 回押します。作動可能 LED (点灯したまま) 以外のすべての LED がオフになると保守モードは終了します。アンロード・ボタンの活動が 15 秒 にわたり行われないと、ドライブは保守モードを終了します。 詳しくは、表 1. 保守モードを参照してください。
ドライブ・ダンプの強制
重要: ドライブが永続エラーを検出すると、自動的にドライブ・ダンプ (ファームウェア・トレースの保管とも呼ばれ ます) を強制的に行います。収集されたダンプ・データはドライブ RAM に置かれます。強制的にドライブ・ダンプ を行うと、既存のダンプは上書きされ、失われます。強制的にドライブ・ダンプを実行した後は、ドライブへの電源 をオフにしないでください。電源をオフにすると、ダンプ・データが失われる場合があります。ダンプを不揮発性メ モリーに永続的に保管するには、 サービス機能 4 の実行: ダンプのフラッシュへのコピーを参照してください。 フ ラッシュ・メモリーに保管されたダンプは、ドライブの電源サイクル中も存続します。
強制的にダンプを実行するには、以下のいずれかの手順を行ってください。
l ドライブが保守モードの場合、スクロールしてサービス機能 2 を選択します (サービス機能 2 の実行: 強制
ダンプ を参照)。
l ドライブが動作モードの場合、アンロード・ボタンを 12 秒間押し続けてください。
󲻌動作モードのステータス LED の解釈
󲻌 フロント・パネルの LED (図 2 (2)、(3)、(4)、および (5)) は、ドライブの現行状況を示しています。 次の表では、ドライブが動作モードになっていてエラーが発生していない場合のステータス LED の解釈について説明します。エラーがある場合は、「トラ
ブルシューティング」セクションの表 3. 動作モードのステータス LED の解釈 (エラー状態) に進んでください。
表 2. 動作モードのステータス LED の解釈 (エラーなし)
制限事項と免責事項をよくお読みください。
緊急時にカートリッジを排出して、ド ライブをリセットする
ドライブのアンロード・ボタンを 12 秒間押し続けます。ドライブは現行ドライブ状態のダンプを RAM に保管してか ら、リブートします。リブートの後、カートリッジはテープ開始点にゆっくり巻き戻されます (いくらか時間がかかりま す)。アンロード・ボタンをもう 1 回押すと、カートリッジは排出されます。
重要: 電源をサイクル (オフにしてまたオンにすること) しないでください。 そうすると、ダンプの内容が消 去されてしまいます。
LED ア イコン
電源オ ン
LED
テスト
パワー オン自
己診断
テスト
(
POST)
進行中
カートリ
ッジが
ロードさ
れてい
ない
カートリ
ッジが
ロードさ
れてい
ない。ド
ライブ のクリ
ーニン
グが必
要。
カートリ
ッジは ロード
済みで
活動は
ない
カートリ
ッジは
ロード 済みで 活動は
ない。ド
ライブ
のクリ
ーニン
グが必
要。
データ・ カートリ
ッジは
ロード
済みで
活動中
データ・ カートリ
ッジは
ロード
済みで
活動
中。ドラ
イブの
クリー
ニング
が必
要。
クリー ニング・ カートリ
ッジが
ロード
済みで
活動中
カートリ
ッジは
ロード
中また はアン
ロード
カートリ
ッジは
ロード
中また はアン
ロード 中。ドラ
イブの
クリー
ニング
が必
要。
ファー
ムウェ
ア・ダウ
ンロー ドが進
行中
ファー
ムウェ ア・ダウ
ンロー
ドが進
行中。 ドライブ
のクリ
ーニン グが必
要。
ファー
ムウェ ア更新
が進行
ファー
ムウェ
ア更新 が進行 中。ドラ
イブの クリー
ニング
が必
要。
(2.0
間)
(2.0
間)
(2.0
間)
(2.0
間)
1
LED は、ブート・プロセス中に 2 秒間にわたりオンになります。
2
こはく色に点灯したままの「クリーニング」LED は、ドライブのクリーニングが必要であることを示します。大半の場合、ドライブはそのまま機能します
が、可能な限り早くクリーニングを行ってください。
3
「ファームウェア・ダウンロード」は、ホストからドライブへのファームウェア転送を意味します。
4
「ファームウェア更新」は、新規ファームウェアのドライブへの組み込みを意味します。
ボタン:
= オフ = オン
= ゆっくり明滅
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