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2008 年 12 月
パーツナンバー:
P631M-JP Rev. 1.0
ii
目次
前書き ........................................................................................................ v
対象読者 .................................................................................................................v
マニュアルの構成 ..................................................................................................v
マニュアル ............................................................................................................vi
テクニカルサポートとカスタマーサービス ........................................................vii
1 開始手順 ................................................................................................1-1
2 ハードウェアの取り付け .........................................................................2-1
ハードウェアの保護............................................................................................ 2-1
ネットワークの要件と推奨事項 ......................................................................... 2-2
PS6000
PS6500
3 ソフトウェアの設定 ................................................................................3-1
手順 1 :設定方法を選択する.............................................................................. 3-1
手順 2 :設定情報を収集する.............................................................................. 3-2
手順 3 :ソフトウェアの設定を開始する ........................................................... 3-4
アレイの取り付け.................................................................................. 2-4
作業を開始する前に ..................................................................................... 2-4
環境要件................................................................................................. 2-5
梱包箱の内容と必要なハードウェア ........................................................... 2-6
ラックマウント要件
ハードウェアの取り付け.............................................................................. 2-7
手順 1 : アレイ を電源に接続する ........................................................ 2-8
手順 2 :アレイをネットワークに接続する........................................... 2-9
手順 3 :アレイに電源を投入する ....................................................... 2-11
手順 4 : アレイへのシリアル接続のセットアップ.............................. 2-11
アレイの取り付け................................................................................ 2-13
作業を開始する前に ................................................................................... 2-14
環境要件............................................................................................... 2-14
梱包箱の内容と必要なハードウェア ......................................................... 2-15
ラックマウント要件
ハードウェアの取り付け............................................................................ 2-17
手順 1 : アレイを電源に接続する ....................................................... 2-17
手順 2 :アレイ をネットワークに接続する........................................ 2-21
手順 3 :アレイに電源を投入する ....................................................... 2-23
手順 4 :アレイへのシリアル接続をセットアップする ...................... 2-25
Remote Setup Wizard
setup
ユーティリティについて .................................................................... 3-2
ユーティリティを使用したソフトウェアの設定................................ 3-4
setup
Remote Setup Wizard
.............................................................................. 2-7
............................................................................ 2-16
(リモートセットアップウィザード)について ...... 3-1
(リモートセットアップウィザード)を使用したソフ
iii
インストール & セットアップ 目次
トウェアの設定
手順 4 :メンバーの RAID ポリシーを設定する................................................ 3-8
CLI
を使用した RAID ポリシーの設定....................................................... 3-8
を使用した RAID ポリシーの設定 ...................................................... 3-9
GUI
4 記憶容量の割り当て ................................................................................4-1
手順 1 :ボリュームを作成する .......................................................................... 4-1
を使用したボリュームの作成 ...................................................................... 4-2
CLI
................................................................................................... 3-7
GUI を使用したボリュームの作成...................................................................... 4-3
2:コンピュータをボリュームに接続する ................................................ 4-6
手順
5 セットアップが終わったら ......................................................................5-1
一般的なグループのカスタマイズタスク........................................................... 5-1
高度なグループ管理タスク................................................................................. 5-2
索引 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 索引 -1
iv
前書き
1 つ、または複数の PS シリーズストレージアレイを使用して、 PS シリーズ
グループ、すなわちスケールに関係なく手頃で使いやすい、自己管理型の iSCSI
ストレージエリアネットワーク(SAN )を作成できます。
このマニュアルでは、
ソフトウェアの設定、および
PS6000 および PS6500 アレイハードウェアの取り付け、
SAN の使用開始方法について説明します。
対象読者
このマニュアルは、アレイハードウェアの取り付けを担当する管理者を対象とし
ています。管理者に、ネットワークまたはストレージシステムについて熟練した
経験は必ずしも
必要ではありませんが、以下のことを理解していると役立ちます。
• 基本的なネットワークの概念
• 現在のネットワーク環境
• ユーザーのディスクストレージ要件
• RAID 構成
• ディスクストレージ管理
メモ: このマニュアルでは、一般的なネットワーク構成で PS シリーズアレイ
を使用していますが、このネットワークのセットアップに関する説明
は、このマニュアルの範囲外になります。
マニュアルの構成
このマニュアルは次のように構成されています。
• 第 1 章 開始手順では、アレイの設置開始手順が説明されています。
• 第 2 章 ハードウェアの取り付けでは、アレイハードウェアの取り付け方法
を説明します。
• 第 3 章 ソフトウェアの設定では、アレイを初期化し、そのアレイを最初の
メンバーとしてグループを作成する、または既存のグループにアレイを追加
する方法を説明します。
• 第 4 章 記憶容量の割り当てでは、ボリュームの作成と接続の方法を説明し
ます。
• 第 5 章 セットアップが終わったらでは、グループ管理の基本的なタスクと
高度なタスクについて説明します。
v
インストール & セットアップ 前書き
マニュアル
PS シリーズのアレイ、グループ、およびボリュームの詳細については、以下の
マニュアルを参照してください。
•P S シリーズ『リリースノート』。PS シリーズアレイおよびグループの最新
情報が記載されています。
• Dell EqualLogic PS シリーズアレイエンドユーザーライセンス契約
(EULA )
• 保証およびサポート情報( WSI)
• 安全、環境および規制情報( SERI)
•P S シリーズ『ハードウェアメンテナンス』。アレイハードウェアのメンテナ
ンス方法を説明します。お使いのアレイモデルのマニュアルを使用してくだ
さい。
•P S シリーズ『グループ管理』。グループマネージャの GUI を使用して PS シ
リーズグループを管理する方法について説明します。このマニュアルでは、
製品の概念と手順に関する包括的な情報を提供します。
•P S シリーズ『 CLI リファレンス』 。グループマネージャの CLI を使用して
PS シリーズ グループと個々のアレイを管理する方法について説明します。
•P S シリーズオンラインヘルプ。グループマネージャの GUI で、一番左のパ
ネル上で
をクリックします。
Tools(ツール)を展開し、 Online Help(オンラインヘルプ)
GUI と CLI 両方のヘルプが表示されます。
Microsoft® Windows® 対応の Host Integration Tools マニュアルには、次のもの
があります。
• Host Integration Tools『リリースノート』。Remote Setup Wizard(リモート
セットアップウィザード)を含
します。
め Host Integration Tools の最新情報を提供
• Host Integration Tools『ユーザーガイド』。Host Integration Tools のインス
トールおよび使用の方法について説明します。
最新マニュアルについては、support.dell.com/EqualLogic
ださい。
vi
を参照してく
インストール & セットアップ 前書き
テクニカルサポートとカスタマーサービス
PS シリーズアレイに関するお問い合わせは、デルのテクニカルサポートをご利
用ください。エクスプレスサービスコードがある場合は、電話の際、お手元にご
用意ください。エクスプレスサービスコードがあると、デルの電話自動サポート
システムによって、より迅速にサポートが受けられます。
デルへのお問い合わせ
デルでは、オンラインまたは電話によるサポートとサービスのオプションを方数
提供しています。サポートやサービスの提供状況は国や製品ごとに異なり、
国
/ 地域によってはご利用いただけないサービスもございます。
米国のお客様は、
800-945-3355 までお電話ください。
メモ: お使いのコンピュータがインターネットに接続されていない場合は、購
入時の納品書、出荷伝票、請求書 、またはデルの製品カタロ グで連絡先
をご確認 ください。
デルのセールス、テクニカルサポート、またはカスタマーサービスへは、次の手
順でお問い合わせいただけます。
1. support.jp.dell.com にアクセスします。
2. ウィンドウの下の 国 / 地域の選択 ドロ ップダ ウンメニューで、お住 まいの
国または地域を確認します。
3. ウィンドウの左側の お問い合わせ をクリックします。
4. 必要なサービスまたはサポートのリンクを選択します。
5. ご都 合の良 いお問い合わせの方法を選択します。
vii
インストール & セットアップ 前書き
オンラインサービス
デルの製品とサービスについては、以下のウェブ サイトを参照してください。
• www.dell.com/
• www.dell.com/ap(アジア / 太平洋諸国)
• www.dell.com/jp(日 本)
• www.euro.dell.com(ヨ ーロ ッパ)
• www.dell.com/la(ラテンアメリカ諸 国)
• www.dell.ca(カナダ)
デルのサポートには、以下のウェブ サイトか らアクセスできます。
• support.dell.com
• support.dell.com/EqualLogic
• support.jp.dell.com(日 本)
• support.euro.dell.com(ヨ ーロ ッパ)
viii
1 開始手順
SAN をセットアップし、アレイの使用を開始するには、次の手順に従 ってくだ
さい。
1. PS シリーズアレイのハードウェア構成をセットアップします。このマニュ
アルには、
に関する情報が記載されています。
「 第
2 章 ハードウェアの取り付け」 を参照してください。
2. PS シリーズソフトウェアを設定します。まず 、アレイを初期化してネット
ワーク上でアクセス可能にします。その後、アレイを最初のメンバーとする
グループを作成するか 、既存のグループにアレイを追加します。
グループを拡大 すると、容量とパフォ ーマンスが自動的に向 上します。
ソフトウェアの設定には、
を利用し、要件を満 たしている場合には、
セットアップウィザード)を使用します。setup
ての環境でサポートされます。
「第 3 章 ソフトウェアの設定」 を参照してください。
3. SAN の使用を開始します。ボリュームを作成することによって、ユーザー
とアプリケーションにグループの記憶容量を割り当てます。ボリュームは、
ネットワーク上では
iSCSI
ボリュームに接続すると、そのボリュームは通常 のディスクとしてコン
ピュータで認識 されます。
「第 4 章 記憶容量の割り当て」 を参照してください。
PS シリーズアレイのお使いのネットワークおよび電源への接続
2 つの方法があります。 Windows コンピュータ
Remote Setup Wizard(リモート
ユーティリティは、すべ
iSCSI ターゲ ットとして表示されます。コンピュータの
イニシエータを使用して、ボリュームに接続します。いったん
セットアップが完了 したら、グループをカスタマイズして、より高度な機能 を
使用できます。「第
5 章 セットアップが終わったら」 を参照してください。
1-1
2 ハードウェアの取り付け
PS シリーズアレイを使用する最初の手順は、ハードウェアの取り付けです。
この章では、一般的な静電気対策 とネットワーク情報、および
PS6500
アレイの取り付け情報が説明されています。
•2 - 1 ページの 「ハードウェアの保護 」
•2 - 2 ページの 「ネットワークの要件と推奨事項 」
•2 - 4 ページの 「PS6000 アレイの取り付け 」
• 2-13 ページの 「 PS6500 アレイの取り付け」
PS6000 と
アレイハードウェアを取り付けた後 は、「第
れているようにソフトウェアを設定できます。
3 章 ソフトウェアの設定」 に記載さ
ハードウェアの保護
PS シリーズアレイを静電気障害か ら保護してください。アレイハードウェアを
取り扱 う際は、アレイに同 梱されている静電気防止 用リストバンドか、類似 の保
護用具 を必ず着 用してください。
リストバンドを使用するには、次の手順に従 ってください。
1. コイル状のコードにあるスチール製のスナップを ゴムバンドのスタッドに 留
めます。 図
2. バンドを手首に ぴ ったりとはめ ます。
3. バナナプラグをアース端子に接続する か 、プラグをワニ口 クリップに取り付
け、
プを接続します。
2-1 を参照してください。
図 2-1: 静電気防止用リストバンドの使い方
ESD マットなど の接地デバイスや装 置の接地の金属 フレームにクリッ
2–1
インストール & セットアップ ネットワークの要件と推奨事項
ネットワークの要件と推奨事項
PS シリーズアレイの最小限のネットワーク構成は、各 コントロ ールモジュール
のイーサネット
ます。パフォ ーマンスと可用性を高め るには、アレイに方数のネットワークイン
タフェースを設定し、それらを方数のスイッチ に接続します。
0 とコンピュータまたはネットワークスイッチとの接続となり
ネットワークの推奨事項は、表
ワーク構成についての一般的な規則もすべて
2-1 に記載されています。また、適切なネット
PS シリーズアレイに当てはまりま
す。一般的なネットワーク構成の説明は、このマニュアルの範囲外となります。
表 2-1: ネットワークについての推奨事項
推奨事項 説明
ギガビット
イーサネット
スイッチ
ネットワーク
異なるネットワーク
スイッチへの方数の
ネットワーク接続
グループ
へのアクセス
コンピュータと
アレイ間の冗長
ネットワークパス
レプリケーション用
に信頼性の高い適切
なサイズのネット
ワークリンクを使用
IP アドレス
アレイとコンピュータをスイッチネットワークに接続し、コン
ピュータとアレイ間のすべてのネットワーク接続がギガビット
イーサネットであることを確認します。アレイは
100
メガビットでの動作が可能ですが、ギガビットイーサネット
スイッチの使用に比較すると、パフォーマンスが遅くなります。
帯域幅と可用性を向上させるため、両方のコントロールモジュー
ルにあるすべてのネットワークインタフェースを複数のネット
ワークスイッチに接続します。
スイッチは、インタースイッチリンクを使って接続する必要があ
ります。これらのリンクには、
めに十分な帯域幅が必要です。
ネットワークインタフェースの接続後に、グループマネージャの
または CLI を使用して、IP アドレスとネットマスクを各イ
GUI
ンタフェースに割り当てます。
マルチサブネットグループでは、構成されている各ネットワーク
インタフェースが、グループ
セスできる必要があります。
マルチパスソリューションを使用して、コンピュータとアレイ間
にシングルポイント障害がないようにします。
効果的で予測可能なレプリケーションを行うために、プライマリ
グループとセカンダリグループ間のネットワークリンクは、信頼
性があり、データのコピーに十分な帯域幅を提供できるものであ
るようにします。
iSCSI トラフィックを処理するた
IP アドレスがあるサブネットにアク
10 または
2–2
インストール & セットアップ ネットワークの要件と推奨事項
表 2-1: ネットワークについての推奨事項 (続き)
推奨事項 説明
エンドノードに接続
するスイッチポート
STP 機能を無効に
の
する
スイッチと
ロー制御を有効にす
る
スイッチで
ユニキャスト
ストーム制御を無効
にする
ジャンボフレームを
有効にする
NIC でフ
VLAN
なるべく、エンドノード(
トワークインタフェース)に接続するスイッチポートではスパニ
ングツリー(
ただし、
要がある場合には、リンクの起動時にポートを即座に
ワーディング状態に移行させるポート設定(一部のスイッチで使
用可能)を有効にする必要があります。この機能は、デバイスの
再起動時に発生するネットワークの中断を削減でき、エンドノー
ドに接続するスイッチポートでのみ有効にする必要があります。
スイッチ間の単一ケーブル接続にはスパニングツリーを使用でき、
スイッチ間の方数ケーブル接続にはトランキングを使用できます。
iSCSI
制御を有効にしてください。
に正しく応答します。
STP)を使用しないでください。
STP または RSTP( STP よりは望ましい)を使用する必
トラフィックを処理する各スイッチポートと NIC でフロー
iSCSI イニシエータまたはアレイネッ
STP フォ
PS シリーズのアレイは、フロー制御
iSCSI トラフィックを処理する各スイッチで、ユニキャストス
トーム制御対応である場合には、これを無効にします。ただし、
ブロードキャストとマルチキャストストームの制御は使用するこ
とをお勧めします。
iSCSI トラフィックを処理する各スイッチおよび各 NIC で、ジャ
ンボフレームを有効にします。
iSCSI SAN
分離するため、
さい。
トラフィックをその他のネットワークトラフィックと
VLAN を使用するようにスイッチを設定してくだ
2–3
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
PS6000 アレイの取り付け
16 ドライブス ロ ット、 2 台の電源 装 置 冷却 モジュール、および 2 台のコント
ロールモジュールを 備えた
の手順を利用してください。
3U アレイである PS6000 アレイの場合には、これら
図 2-2: PS6000 アレイ - 前面図
図
2-3: PS6000 アレイ - 背面図
作業を開始する前に
PS6000 アレイの取り付けを始め る前に、これらの前提条 件を満 たす必要があり
ます。
• アレイと取り付け位 置が環境要件を満 たしていることを確認 します。
2-5 ページの 「環境要件 」を参照してください。
• 必要なハードウェアを揃えます。 2-6 ページの 「梱包箱の内容と必要なハー
ドウェア」 を参照してください。
• アレイをラックに取り付けます。2-7 ページの「 ラックマウント要件」 を
参照してください。
2–4
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
環境要件
PS6000
アレイには、これらの環境要件を満 たす必要があります。
• 電圧 100 ~ 240 VAC の電源か らのみ エンクロ ージャを稼 動させます。
• 各電源の電 気過負荷保護が十分 であることを確認 します。
• アレイの前後 には通気 を保つための 十分なス ペ ースを確 保します。
• 設置場所の 風通しを 良 くします。
•
表
2-2
テクニカル仕様を見直して、環境が要件に合っているかを確認します。
表 2-2: PS6000 テクニカル仕様
コンポーネント 要件
アレイの重量(完全装備時)
動作温度 5 ~ 35 ℃
保管温度
動作高度
動作相対湿度
熱量単位(完全装備時) 1700 BTU/ 時(SAS ディスク)
動作時の衝撃
動作時の振動 ランダム振動 0.21grms 5 ~ 500 Hz
入力電圧 100 ~ 240 VAC(自動検出)
入力周波 数
システ ム入力電源 530 VA(最大 )
各電源装置
寸法
35 Kg
-30 ~ 60 ℃
3,048 メートル
20 ~ 80%(結露しないこと)
1550 BTU/ 時( SATA ディスク)
5 G、接続時間 10 ms、衝撃パルス 1/2 sin
48 ~ 62 Hz
450 ワット DC 出力
最大 入力電源
入力電流 : 7 ~ 3.5A
: 0.7 KVA
13 cm x 48.26 cm x 55.1 cm
2–5
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
梱包箱の内容と必要なハードウェア
表 2-3 で説明されているアイテムが梱包箱内に全て入っていることを確認してく
ださい。梱包箱に含まれていない、環境に特有 なハードウェアは、別途用意する
必要があります。表
コンポーネント 説明
3U アレイシャーシ PS6000 アレイには 2 台の タイプ 7 コントロールモジュール
2-4 を参照してください。
表 2-3: 梱包箱の内容の説明 PS6000
(緑色 のフェースプレートおよび
が含 まれています。
7 コントロールモジュール
タイプ
4 つのイーサネットポート)
アレイには、電源装置冷却 モジュール
SCSI
(SAS )ディスクまたはシリアル ATA (SATA)ディスク
いず れかの、
電源 ケーブル
シリアルケーブル アレイとコンソールまたは端末 エミ ュレータ間のシリアル接続
4 ポールラック用
レイルアセンブリキット
静 電気防止 用リスト
バンド
アレイを電源に接続します。梱包箱には、アレイが設置される国
の電気環境に合うように異なるタイプの電源ケーブルが同梱され
ています。環境に合った正しいケーブルを使用してください。
電源 ケーブルが梱包箱 に含 まれていない場合には、PS シリー
ズアレイのサポートプロバイダまたは代理店 にお問 い合わ せく
ださい。
を確立 します。setup
イまたはグループへのネットワークアクセスがない場合に、こ
のケーブルを使用します。
ポールラックにアレイを取り付けることができます。組み立
4
て 手順書が付 属しています。
静電 気から ハード ウェアを保 護します。
8 または 16 台のディスクが 含まれています。
ユーテ ィリテ ィを実 行する場合や 、アレ
2 台、シリアル接続
3U アレイシャーシ 次のマニュアルが梱包箱 に同梱 されています。
• 開梱手順
• ラック マウ ント手順
• セットアップポスター
• 『インストール & セットアップ』 マニュアル
ライセンス、規 制、および保証に関 する情報
•
2–6
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
表 2-4: 必要なハードウェア(付属していません)
コンポーネント 説明
スタンダード
チ
4 ポールラック
2 本から 8 本のネット
ワークケーブル
ネットワークスイッチ デバイスとネットワークを接続します。方数のスイッチに接続
19 イン
コンピューテ ィング環境 にあるアレイや その他のハ ードウ ェア
への容易 なアクセスを提供します。
アレイとネットワークスイッチを接続します。RJ-45 コネクタ
付きのカテゴ リ
TIA/EIA TSB95 規格に準拠 する場合のみ、カテゴ リ 5 のケーブ
ルを使用します。
各コントロールのポートのうち最低ひ とつ をネットワークス
イッチに接続します。
することをお勧めします。
5E またはカテゴ リ 6 のケーブルを使用します。
オプションとして、無停電電源装置(
イに提供することもできます。各
回路 にあり、十分 な時間正 しいタイプの電圧 を提供できる必要があります。
UPS)を使って可用 性 が高い電源をアレ
UPS システム(含まれていません )は、別の
ラックマウント要件
次の要件に従って
、
PS6000
アレイを標準の
19
インチラックに
取り付けます
• アレイは水平 に設置します。それを怠 った場合、アレイの保証およびサポー
ト契約が無効 になります。
• 充分な安定 性を 得るた めに、ラックを 床に 固定します。
• ラックに完 全に取り付けられるまで、アレイをしっか りと支え ます。
アレイの梱包箱に同 梱されているレイルアセンブリキ ットには、取り付けおよび
マウント手順が含まれています。
ハードウェアの取り付け
2-4 ページの「 作業を開始する前に」 で説明されている準備 タスクを 完了 し、
その後
PS6000 これらの手順でアレイを取り付けます。
1.
電源ケーブルを接続します。このとき、アレイに電源を投入しないでくださ
い。
2-8 ページの 「手順 1: アレイ を電源に接続する」
2. アレイをネットワークに接続します。 2-9 ページの 「手順 2:アレイをネッ
トワークに接続する」を参照してください。
を参照してください。
。
3. アレイに電源を投入します。2-11 ページの「 手順 3 :アレイに電源を投入す
る」 を参照してください。
2–7
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
4. setup
次の項で、詳しい取り付け手順を説明します。ハードウェアの取り付けが完了 し
たら、「第
ユーティリティを使ってソフトウェアを設定する場合は、
の「 手順
Remote Setup Wizard
ウェアを設定する場合は、この手順を省略します。
4: アレイへのシリアル接続のセットアップ」
(リモートセットアップウィザード)を使ってソフト
2 章 ハードウェアの取り付け」 を参照してください。
2-11 ページ
を参照してください。
手順 1: アレイ を電源に接続する
PS6000 アレイには、電源と冷却 の両方を提供する 2 台のモジュールが含まれて
います。アレイの動作には、電源に接続され、正常 に機能している電源装 置冷却
モジュール
アレイに同 梱されている電源ケーブ ルを用意してください。アレイに電源ケーブ
ルが同 梱されていなか った場合は、電源ケーブ ルについて
トプロ バイダ または代理店 にお問い合わせください。
両方の電源装置冷却 モジュールを電源に接続します。ケーブ ルストレインリリー
フを使って、電源ケーブ ルをアレイに固 定します。
可 用性 を高め るため 、次に示す電源の推奨事項に従 ってください。
• 電源装置冷却 モジュールを異なる電源に 別 々の 回路 で接続します。 図 2-4 を
参照してください。
•1 台の電源装 置冷却 モジュールを UPS システムに接続し、もう 1 台 を別 の
電源に接続します。
1 台が必要です。
PS シリーズのサポー
備考: アレイの電源は入れないでください。 この時点 では、電源ケーブ ルは
接地目 的でのみ 使用します。
電圧 要件に関しては、
2–8
2-5 ページの 「環境要件 」 を参照してください。
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
図 2-4: 推奨される電源構成 PS6000
手順 2 :アレイをネットワークに接続する
PS6000
含まれています。各 コントロ ールモジュールには
フェースポートがあり、
アレイの動作には、機能 しているネットワーク接続が
パフォ ーマンスと可用性を実 現するため に、ネットワーク接続は方数確 保してお
くことをお勧めします。その他 のネットワークの推奨事項については、表
参照してください。
アレイには、タイプと色が同じである 2 台 のコントロ ールモジュールが
4 つのネットワークインタ
0 から 3 とラベ ル表示されています。
1 つ必要です。高い
2-1 を
2 本か ら 8 本のネットワークケー ブルを用意します。ネットワークケー ブルは
アレイの梱包箱に同 梱されていません 。サポートされているネットワークケーブ
ルのタイプについては、表
最低 でも、ネットワークケーブ ルを両方のコントロ ールモジュールのイーサネッ
0 に接続してか ら、ネットワークスイッチ に接続してください。図 2-5 を参
ト
照してください。
2-4 を参照してください。
2–9
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
図 2-5: 最小限のネットワーク構成 - PS6000
最大限のネットワーク帯 域幅 および可 用性 を確 保するため 、8 本のネットワーク
ケーブ ルを使ってすべ てのネットワークインタフェースを方数のネットワーク
スイッチ に接続することをお勧め します。スイッチ は、十分な帯域幅を持 つイン
タースイッチ リンクで接続する必要があります。図
図 2-6: 推奨される PS5500 ネットワーク構成 - PS6000
2-6 を参照してください。
2–10
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
手順 3 :アレイに電源を投入する
電源投入前に、PS6000 が室温 に慣 れるように十分 な時間 をか けてください
(例 として、一晩 )。
電源スイッチは各 電源装置冷却 モジュールの電源プラグの下にあります。
メモ: 電源が入ると、バッテリが充 電を始 め 、一 部 のハードウェアコンポーネ
ントが同 期を始め ます。アレイの
LED がこの実行中 のアクティビティ
を示す場合がありますが、これは正常 なアレイの動作です。
手順 4 : アレイへのシリアル接続のセットアップ
setup ユーティリティを使ってソフトウェアを設定する場合は、シリアル接続
をセットアップする必要があります。
Remote Setup Wizard(リモートセット
アップウィザード)を使用する場合には、シリアル接続は不 要です。
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)の要件に関しては、
3-1 ページの 「手順 1:設定方法を選択する」 を参照してください。
メモ: アレイに同 梱のシリアルケー ブ ルは両 端が
(図
2-7 )になっている標準ヌ ルモデムケー ブ ルです。一 部の端末 サー
バーモデルにアレイを接続するため には、アダ プタケーブ ル(
クタおよび
合があります。
RJ-45 コネクタを各 1 )を作成または購入する必要がある場
DB9 から DB9 へのピンアウト情報は、表 2-5 を参照し
てください。
図 2-7: シリアルケーブル DB9 コネクタ - ピンの位置
表 2-5: DB9 から DB9 ピンアウト情報
DB9-1 DB9-2
機能 ピン ピン 機能
データ受信
データ送信
データ端末 レディ
システ ム接地
23
32
46 + 1
55
データ送信
データ受信
データセットレディ + キャリア検出
システ ム接地
DB9 メス型コネクタ
DB9 コネ
2–11
インストール & セットアップ PS6000 アレイの取り付け
2-5: DB9 から DB9 ピンアウト情報 (続き)
表
DB9-1 DB9-2
機能 ピン ピン 機能
データセットレディ
送信要 求
送信可
+ キャリア検出
6+1 4
78
87
データ 端末レディ
送信可
送信要 求
アクティブ なコントロ ールモジュールのシリアルポートにケーブ ルを接続
(
ACT LED は緑 になります)、およびコンソールターミ ナルまたはターミ ナル
エミ ュレータを実行 しているコンピュータにケーブ ルを接続します。図
参照してください(
実物大ではありません )。
図 2-8: シリアルケーブルのアレイへの接続
2-8 を
2–12
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
次のようなシリアル接続が必要です。
• 9600 ボー
•1
ストップビット
• パリティなし
•8 データビット
• フロ ーコントロ ール無効
メモ: ケーブ ルを保管します。ネットワークアクセスがない場合は、シリアル
ケーブ ルを使ってグループやアレイを管理する必要があります。
ハードウェアの取り付けが完了 したら、「第
てください。
3 章 ソフトウェアの設定」 を参照し
PS6500 アレイの取り付け
48 のドライブス ロ ット、 3 台の電源 装 置 冷却 モジュールおよび 2 台のコント
ロールモジュールを 備えたした
これらの手順を使用してください。
4U アレイである PS6500 アレイの場合には、
図 2-9: PS6500 アレイ - 前面図
図
2-10: PS6500 アレイ - 背面図
2–13
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
作業を開始する前に
PS6500
アレイの取り付けを始める前に、以下の前提条件を満たす必要があります。
• アレイと取り付け位 置が環境要件を満 たしていることを確認 します。
2-14 ページの 「環境要件 」を参照してください。
• 必要なハードウェアを揃えます。 2-15 ページの 「梱包箱の内容と必要な
ハードウェア」 を参照してください。
• アレイをラックに取り付けます。2-16 ページの「 ラックマウント要件」 を
参照してください。
環境要件
PS6500
アレイには、これらの環境要件を満 たす必要があります。
• 電圧 100 ~ 240 VAC の電源か らのみ エンクロ ージャを稼 動させます。
• 電源の電気過負荷 保護が十分 であることを確認 します。
• 北米では、 2 極 20 A 以下を規定値 とする過電 流 保護付きの電源にエンク
ロ ージャを接続します(
では、
20A 以下を規定値 とした 過電流 保護が必要です( IEC サーキ ット ブ
レーカ)。
UL 489 対応 LISTED サーキ ットブ レーカ)。欧州
• アレイの前後 には通気 を保つための 十分なス ペ ースを確 保し、設置場所が 適
切に 換気されるようにしてください。
•
表
2-6
のテクニカル仕様を見直して、環境が要件に合っているかを確認します。
表 2-6: PS6500 の技術仕様
コンポーネント 要件
ディスクドライブなしの重量
ディスクドライブ込 みの重量
動作温度 5 ~ 35 ℃
保管温度
動作高度
動作相対湿度
保管相対湿度
熱量単位(完全装備時)
動作時の衝撃 ピーク値
動作時の振動 ランダム振動 0.21grms 5 ~ 500 Hz
2–14
35 kg
80 kg
1 ~ 60 ℃
0 ~ 3,048 メートル
20 ~ 80 %(結露しないこと)
5 ~ 80 %(結露しないこと)
3400 BTU/ 時間
5 G、衝撃パルス 1/2 sin、接続時間 10 ms
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
表 2-6: PS6500 の技術仕様 (続き)
コンポーネント 要件
入力電圧 100 ~ 240 VAC(自動検出)
入力周波 数
システ ム入力電源 1400 VA(最大 )
各電源装置
寸法
50 ~ 60 Hz
440 ワット DC 出力
最大 入力電源
入力電流 : 7 ~ 3.5A
: 0.7 KVA
17.5 cm x 48.3 cm x 81.0 cm
梱包箱の内容と必要なハードウェア
表 2-7 で説明されているアイテムが梱包箱内に全て入っていることを確認してく
ださい。梱包箱に含まれていない、環境に特有 なハードウェアは、別途用意する
必要があります。表
コンポーネント 説明
4U アレイシャーシ 2 台のタイプ 7 コントロールモジュール(緑色 のフェース
2-8 を参照してください。
表 2-7: PS6500 梱包箱の内容
プレート)、
カード、および
3 台の 電源 装置冷却 モジュール、 2 つのチャネル
1 つの EIP カードが含 まれます。
7 コントロールモジュール
タイプ
ディスクドライブ
電源 ケーブル 梱包箱 には、アレイが設置 される国 の電気環境 に合うように方
シリアルケーブル アレイとコンソールまたはターミ ナルエミ ュレータ間のシリア
48 のディスクドライブが、梱包箱 内の 4 つの箱 に収納 されて
います。取り付けの準 備ができるまで、パッケージからディス
クドライブを取り出さないでください。
数の電源 ケーブルが同梱 されています。正しいケーブルを使用
してください。
電源ケーブルが梱包箱に含まれていない場合には、
のサポートプロバイダまたは代理店にお問い合わせください。
ル接続を確 立します。 setup
や、アレイまたはグループへのネットワークアクセスがない場
合に、このケーブルを使用します。
ユーテ ィリテ ィを実 行する場合
PS
シリーズ
2–15
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
表 2-7: PS6500 梱包箱の内容 (続き)
コンポーネント 説明
レールキット ラックにアレイを取り付けることができます。取り付け方 法に
関しては、『ラックマ ウント 手順』を 参照してください。
ケーブル管理システム
キット
静 電気防止 用リスト
バンド
マニュアル 次のマニュアルが同梱 されています。
電源 ケーブルとネットワークケーブルを整 理できます。取り付
け方法に関 しては、『ラックマウント手順』を参照してくださ
い。
静 電気 から精密 な ハ ードウ ェアを保護 します。
• 開梱手順
• ラックマウ ント手順
• セットアップポスター
• 『インストール & セットアップ』 マニュアル
(本マニュアル)
• ライセンス、規 定、保 証に関 する 情報
2-8: 必要なハードウェア(付属していません)
表
コンポーネント 説明
標準
19 インチ
4
ポールラック
2 本から 8 本の
ネットワークケーブル
コンピューテ ィング環境 にあるアレイや その他のハ ードウ ェア
への容易 なアクセスを提供します。
アレイとネットワークスイッチを接続します。RJ-45 コネクタ
付きのカテゴ リ
5E またはカテゴ リ 6 のケーブルを使用します。
TIA/EIA TSB95 規格に 準拠する場合のみ、カ テゴリ 5 のケーブ
ルを使用します。
ネットワークスイッチ デバイスとネットワークを接続します。高い可用性を実現 する
ため、方数のスイッチに接続することをお勧めします。
オプションとして、無停電電源装置(
イに提供することもできます
各 UPS システム(含まれていません )は、別の 回
UPS)を使って可用 性 が高い電源をアレ
路にあり、 十分な時 間正しいタイプの電 圧を提供できる必要があります。
ラックマウント要件
アレイは標準 の 19 インチ ラックに取り付ける必要があります。『ラックマウン
ト手順』は、梱包箱に同 梱されています。この手順書 には、ラックの要件とラッ
クへのアレイの取り付け、ディスクドライブ およびその他 コンポーネントのイン
ストール、およびケーブ ル管理システムの取り付け手順が記載されています。
2–16
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
ハードウェアの取り付け
2-14 ページの「 作業を開始する前に」 で説明されている準備 タスクを 完了する
ようにしてください。その後 、これらの手順で
さい。
1.
電源ケーブルを接続します。このとき、アレイに電源を投入しないでくださ
い。
2-17 ページの 「手順 1: アレイを電源に接続する」
2. アレイをネットワークに接続します。 2-21 ページの 「手順 2:アレイ を
ネットワークに接続する」 を参照してください。
3. アレイに電源を投入します。2-23 ページの「 手順 3 :アレイに電源を投入す
る」 を参照してください。
4. setup ユーティリティを使ってソフトウェアを設定する場合は、2-25 ペー
ジの「 手順
ださい。
4:アレイへのシリアル接続をセットアップする」 を参照してく
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)を使ってソフト
ウェアを設定する場合は、この手順を省略します。
次の項で、詳しい取り付け手順を説明します。ハードウェアの取り付けが完了 し
たら、「第
2 章 ハードウェアの取り付け」 を参照してください。
PS6500 アレイを取り付けてくだ
を参照してください。
手順 1 : アレイを電源に接続する
PS6500
ます。アレイの動作には、電源に接続された正常 に機能 する電源装 置冷却 モ
ジュールが少 なくとも
メモ: 電圧 要件に関しては、
アレイに同 梱されている電源ケーブ ルを用意してください。アレイに電源ケーブ
ルが同 梱されていなか った場合は、電源ケーブ ルについて
トプロ バイダ または代理店 にお問い合わせください。
メモ:
アレイには、電源と冷却 の両方を提供する 3 台 のモジュールが含まれて
2 台必要です。
2-14 ページの 「環境要件 」 を参照してください。
PS シリーズのサポー
Dell では、付属 している 2 m の C113/C14 電源ケーブ ルをアレイに接続
することをお勧め します。これらの電源ケーブ ルは、ケーブ ル管理シス
テムを通じ て配線 するために正 しい長 さで、電源装 置モジュールにしっ
か り接続されるように設計 されています。必要な場合は、
3.3 m の C13/
C14 拡張ケー ブル、または 各国 固有のケー ブルを電源ケー ブルの 末端に
接続してください。
2–17
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
すべ ての電源装 置冷却 モジュールを電源に接続します。ケーブ ルストレインリ
リーフを使って、電源ケーブ ルをアレイに固 定します。
可 用性 を高め るため 、次に示す電源の推奨事項に従 ってください。
• 電源装置 冷却 モジュールを異なる電源に 別々の 回路で接続します。
図
2-11 を参照してください。
•2 台の電源 装置 冷却モジュールを UPS システムに接続し、もう 1 台を 別の
電源に接続します。
図 2-11: 推奨される電源構成 - PS6500
ケーブ ル管理システムを使って、電源(およびネットワーク)ケーブ ルを整 理す
る必要があります。ケーブ ル管理システムを利用すると、シャーシカバーを開け
るときにケーブ ルが邪魔 になりません。
ケーブ ル管理システムには、図
リか ら構成されています。
2-12 で示されるように、 2 つのワイヤ アセンブ
• 一方のワイヤ アセンブ リには、 3 つのアームと 3 つのクランプ、および 6 つ
の布 製のマジックテープがあります。
• もう一方のワイヤ アセンブ リには、 1 つのアームと 2 つのクランプ、および
つの布 製のマジックテープがあります。
3
2–18
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
図 2-12: ケーブル管理システム – 取り付けていない状態
ケーブル管理システムは、アレイシャーシの背面とラックレイルに取り付けます。
図
2-13
を参照してください。
図 2-13: ケーブル管理システム – 取り付けた状態
ケーブ ル管理システムの取り付けに関しては、『ラックマウント手順』を参照し
てください。
ケーブ ル管理システムを使用するには、次の手順に従 ってください。
1. 電源ケーブ ルをまと め、図 2-14 に示されるように 3 本アームアセンブ リの
最上部 のアームに沿 って
システムとの最初の接続部 ( )とアレイの背面パネルとの間 で、ケーブル
に十分 なゆ るみ があることを確認 してください。
から へケーブ ルを通 します。ケーブ ル管理
2–19
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
図 2-14: ケーブル経路図
2. アームにある 3 つのマジックテープをすべて留め 、ケーブ ルがアームの下 側
になるようにします。図
2-15 を参照してください。
図 2-15: マジックテープの取り付け
3. 図 2-14 のように、3 本アームアセンブリの真ん中 のアームに沿って から
までケーブ ルを通 します。
4. 図 2-14 のように、 1 本アームアセンブ リ(左と右 のレールの上に接続)に
から にケーブ ルを通 します。
沿って
2–20
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
ケーブ ルの配線後 は、図
図 2-16: ケーブル管理システムに取り付けられたケーブル
メモ: アレイの電源は入れないでください。この時点 では、電源ケー ブ ルは
接地目 的でのみ 使用します。電源装 置を電源に接続すると、アレイは
スタンバイモードに入ります。
スタンバイモードでは、アレイは完全に接地され、一部のアレイコン
ポーネントに電源が供給されます。たとえば、電源ボタンは点灯し、
LCD
パネルには「
コントロールモジュールには電源は供給されず、アレイは動作しません。
2-16 のようになります。
stanby
」(スタンバイ)と表示されますが、ディスクと
手順 2 :アレイ をネットワークに接続する
PS6500
トロ ールモジュールには、
ラベ ル表示されている
アレイの動作には、機能 しているネットワーク接続が
パフォ ーマンスと可用性を実 現するため に、ネットワーク接続は方数確 保してお
くことをお勧めします。その他 のネットワークの推奨事項については、表
参照してください。
アレイには、2 台 のコントロ ールモジュールが含まれています。各コン
Ethernet 0, Ethernet 1, Ethernet 2, and Ethernet 3 と
4 つのネットワークインタフェースがあります。
1 つ必要です。高い
2-1 を
2 本か ら 8 本のネットワークケー ブルを用意します。ネットワークケー ブルは
アレイの梱包箱に含まれていません 。サポートされているネットワークケーブル
のタイプに関しては、表
最低 でも、ネットワークケーブ ルを両方のコントロ ールモジュールのイーサネッ
0 に接続してか ら、ネットワークスイッチ に接続してください。図 2-17 を参
ト
照してください。
2-8 を参照してください。
2–21
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
図 2-17: 最小限のネットワーク構成 - PS6500
最大限 の帯 域幅 および可 用性 を確 保するため 、8 本のネットワークケーブ ルを
使ってすべ てのネットワークインタフェースを方数のネットワークスイッチ に接
続することをお勧め します。スイッチ は、十分 な帯 域幅 を持 つインタースイッチ
リンクで接続する必要があります。図
2-18 を参照してください。
2–22
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
図 2-18: 推奨ネットワーク構成 - PS6500
ケー ブル管理システムを使って、ネットワークケー ブルを電源ケー ブルと一 緒に
整理します。 図
2-12 から 図 2-16 を参照してください。
手順 3 :アレイに電源を投入する
電源投入前に、PS6500 が室温 に慣 れるように十分 な時間 をか けてください
(例 として、一晩 )。
電源を入れると、アレイがスタンバイモードからフルパワーモードに変わります。
電源スイッチ はアレイの前面 にあります。アレイの電源を入れるには、次の手順
で前面ベゼ ルを取り外す必要があります。
2–23
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
1. ベゼルキーを 挿入し、時 計回 りに 回 して ベゼ ルの ロ ックを 解除 します。
図
2-19 を参照してください。
図 2-19: ベゼルのロック解除
2. ベゼルの右側 を持 ち、左 側 の ベゼ ルリリースラッチ を押 し上げ て、ベゼ ルを
シャーシか ら外します。図
図 2-20: ベゼルリリースラッチの押し上げ
2-20 を参照してください。
3. ベゼルをシャーシ から外します。 図 2-21 を参照してください。
図 2-21: シャーシからのベゼルの取り外し
2–24
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
4. 前面 パネルの青 い電源ボタンを押 します。
メモ: 電源が入ると、バッテリが充 電を始 め 、一 部 のハードウェアコンポーネ
ントが同 期を始め ます。アレイ
アクティビティを示します。
ベゼ ルを取り付けてロ ックするには、次の手順に従 ってください。
LED は、通常 のアレイ動作であるこの
1. ラックの前面に 向か って、ベゼ ルの右側 をシャーシの右側 に合わせます。
2. ベゼルの左 側がシャーシと かみ合うまで、 ベゼルをシャーシに 向けて 押し
ます。
3.
ベゼルキーを挿入して反時計回りに回し、ベゼルをシャーシにロックします。
手順 4 :アレイへのシリアル接続をセットアップする
setup ユーティリティを使ってソフトウェアを設定する場合は、シリアル接続
をセットアップする必要があります。
アップウィザード)を使用する場合には、シリアル接続は不 要です。
Remote Setup Wizard(リモートセット
Remote
Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)の要件に関しては、 3-1 ペー
ジの「 手順
1:設定方法を選択する」 を参照してください。
メモ: アレイに同 梱のシリアルケー ブ ルは両 端が
ている標準ヌ ルモデムケーブ ルです。一部の端末 サーバーモデルにアレ
イを接続するため には、アダ プタケーブ ル(
コネクタを各 1 )を作成または購入する必要がある場合があります。
コネクタピンアウト情報に関しては図
参照してください。
アクティブ なコントロ ールモジュールのシリアルポートにケーブ ルを接続
(
ACT LED は緑 になります)、およびコンソールターミ ナルまたはターミ ナル
エミ ュレータを実行 しているコンピュータにケーブ ルを接続します。図
参照してください(実物大 ではありません)。
DB9 メス型コネクタになっ
DB9 コネクタおよび RJ-45
2-7 の表 2-5 および 11 ページ を
2-22 を
2–25
インストール & セットアップ PS6500 アレイの取り付け
図 2-22: シリアルケーブルのアレイへの接続
次のようなシリアル接続が必要です。
• 9600 ボー
ストップビット
•1
• パリティなし
•8 データビット
• フロ ーコントロ ール無効
メモ: ケーブ ルを保管します。ネットワークアクセスがない場合は、シリアル
ケーブ ルを使ってグループやアレイを管理する必要があります。
ハードウェアの取り付けが完了 したら、「第
照してください。
2–26
2 章 ハードウェアの取り付け」 を参
3 ソフトウェアの設定
アレイハードウェアの取り付けが完了したら、アレイを初期化し、そのアレイを
最初のグループメンバーとして
そのアレイを既存のグループに追加することもできます。グループを拡大すると、
ユーザーに影響を与えることなく容量やパフォーマンスが自動的に向上します。
•3 - 1 ページの 「手順 1:設定方法を選択する 」
•3 - 2 ページの 「手順 2:設定情報を収集する 」
•3 - 4 ページの 「手順 3:ソフトウェアの設定を開始する 」
•3 - 9 ページの 「手順 4:メンバーの RAID ポリシーを設定する 」
PS
シリーズグループを作成できます。または、
ソフトウェアの設定が完了 したら、記憶容量を割り当て、
きます。
「第 4 章 記憶容量の割り当て」 を参照してください。
SAN の使用を開始で
手順 1 :設定方法を選択する
ソフトウェアの設定には、2 つの方法があります。いずれか の方法を選択してく
ださい。
• Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)を使用
• setup ユーティリティを使用
Remote Setup Wizard
について
Remote Setup Wizard (リモートセットアップウィザード)は、梱包箱に同梱
されている
ピュータにインストールする必要があります。要件を満 たしている場合は、この
ウィザードを使用してください。アレイの初期化と、グループの作成または拡大
を行 うほか 、ウィザードは自動的に次のことを行 います。
• RAID ポリシーを最初のグループメンバーとして設定する。
• グループ IP アドレスを iSCSI 検出アドレスとして 指定し、コンピュータ か
(リモートセットアップウィザード)
Host Integration Tools CD-ROM に収録 されており、 Windows コン
らグループへの
することによって、グループへのコンピュータアクセスを設定します。
CHAP 認証を通じ た Microsoft サービスアクセスを有効 に
3–1
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)には、次の要件があ
ります。
• Windows XP またはそれ以上のバージョンを実行 するコンピュータ。
• アレイとコンピュータとの接続。次の 2 つのオプションがあります。
- コンピュータをアレイと同じイーサネットセグメントに接続し、アレイ
とコンピュータの間 のレイヤ
いないことを確認 します。
2 マルチキ ャスティングがブロ ックされて
- RJ-45 ネットワークケーブ ルを使用して、コンピュータをアレイのアク
ティブ コントロ ールモジュール(
0 に接続します。
ト
ACT LED が緑色 )にあるイーサネッ
setup ユーティリティについて
setup ユーティリティは、アレイとグループの設定に関する情報を示したプロ
ンプトを表示する対話型のコマンドラインユーティリティです。
setup ユーティリティを使用するには、コンソールターミ ナルとアレイ、また
はターミ ナルエミ ュレータを実行 しているコンピュータとアレイの間 にシリアル
接続が必要です。
方法を選択したら、アレイ設定に必要な情報を収集します。
手順 2 :設定情報を収集する
ど の方法でソフトウェアを設定するか に関係なく、表 3-1 および表 3-2 の情報を
収集する必要があります。必要な場合は、ネットワーク管理者から IP アドレス
を取得 してください。
また、表
必要な情報 説明
Member name
(
メンバー名 )
Network interface
(
ネットワーク
インタフェース
IP address
(IP
3–2
2-1 に記載されたネットワークの推奨事項に必ず従ってください。
表
3-1: アレイ設定
グループ内のアレイ固 有の名前 (63 以下の文字 、数字 、または
最初の 文字は 文字か数 字である必要があります。
eth3)。
IP アドレスと同 じサブネット上
のネットワークインタフェースが少 なくとも
アドレス )
ハ イフン)
ネットワークスイッチの正常 に機能するポートに接続されている
アレイネットワークインタフェースの名 前(eth0 、eth1 、eth2 、
または
)
アレイネットワークインタフェースのネットワークアドレス。
メモ: 各メンバーには、グループ
1 つ必要です。
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
表 3-1: アレイ設定 (続き)
必要な情報 説明
Netmask
(
ネットマスク )
Default gateway
(optional)
(
デフォルト
ゲ ートウ ェイ
(オ プション)
RAID policy
(RAID
ポリシー )
IP
アドレスと組み合わせて、アレイネットワークインタフェースがあ
るサブネットを識別するアドレス(デフォルトでは
サブネットに接続し、ネットワークトラフィックをローカルネット
ワークに転送 するために使用されるデバイスのネットワークアドレ
ス。デフォルトゲ ートウ ェイは、ローカルネットワーク外 でアレイ
ネットワークインタフェースとの通 信が必要な場合(たとえば 、ロー
カルネットワーク外 にあるコンピュータからボリュームへのアクセス
)
を許可する場合)のみ必要です。
メモ: デフォルトゲ ート ウ ェイは、アレイネットワークインタ
フェースと同 じサブネット上である必要があります。
アレイの RAID レベ ルおよびスペ アディスクドライブの構成です。
255.255.255.0
RAID セットおよびスペ アドライブの実際 の数は、アレイ内のドライ
ブ数によって異なります。
)。
• RAID 10 – 方数の RAID 1 (ミ ラー)セットにストライピングし
ます。
• RAID 50 – 方数の RAID 5 (分散 パリテ ィ)セットにストライ
ピングします。各 RAID 5 セットには、ひとつ のパリテ ィドラ
イブがあります。
• RAID 5 – 方数の分散 パリテ ィセットです。
• RAID 6 – 方数の二 重分散 パリテ ィセットです。
必要な情報 説明
Group name
(
グループ名 )
Group IP address
(
グループ IP
アドレス )
Password for
adding members
to a group
(
グループにメン
バーを追加 するた
めのパスワード
Password for the
grpadmin account
(
grpadmin
アカウ ント用の
パスワード
)
グループを 識別する 固 有の 名 前( 63 以下の 文字、数 字、または
ハイフン)。最初の文字は文字か数字である必要があります。
グループのネットワークアドレス。グループ IP アドレスは、グルー
プの管理と、グループ内に格納 されているデータへのコンピュータ
アクセス用に使用されます。
グループにメンバーを追加 するときに必要なパスワード。パスワー
ドは、
されます。
)
工 場出荷 時設定の grpadmin アカウ ント用グループ管理パスワード
(grpadmin )よりも優先 される
3 ~ 16 文字の英 数 字 である必要があり、 大文字小文字 が区別 され
ます。
新規 のグループを作成するときにのみ必要です。
表 3-2: グループ設定
3 ~ 16 文字の英 数字 である必要があり、 大文字小文字が 区別
パスワードです。パスワードは、
3–3
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
表 3-2: グループ設定
必要な情報 説明
Microsoft service
user name and
password
(optional)
(Microsoft
スユーザー名 およ
びパスワード
(オ プション)
サービ
Microsoft
可能にする
3 ~ 63 文字の英 数字 である必要があります。パスワードは、 12 ~
16
グループに
には、コンピュータで実 行している
へのアクセスが許可される必要があります。
)
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィ ザ ード)を使用し
てグループを作成する場合のみ適用します。
サービス(VSS または VDS )のグループへのアクセスを
CHAP ユーザー 名 およびパスワード。ユー ザー 名 は、
文字の英数字である必要があり、 大文字小文字が 区別されます。
VSS スナップショットを作成するか、 VDS を使用する
Microsoft サービスのグループ
手順 3 :ソフトウェアの設定を開始する
setup ユーティリティまたは Remote Setup Wizard (リモートセットアップ
ウィザード)を使ってアレイを初期化し、そのアレイを最初のグループメンバー
としてグループを作成するか 、既存のグループにアレイを追加します。
ソフトウェアの設定が完了 すると、アレイはグループのメンバーとなり、その
ディスクのストレージ容量が使用可能となります。
setup ユーティリティを使用したソフトウェアの設定
setup ユーティリティを使ってアレイを初期化し、グループを作成または拡張
するには、次の手順に従 ってください。
1. アレイにシリアル接続されたコンソールまたはターミナルエ ミュレータで、
キーを 押します。
メモ: アレイが応答しない場合は、 処理の 進め方に関して PS シリーズの
サポートプ ロバイ ダ にお問い合わせください。
2. ログインプ ロンプトで、アカウント( ログイン) 名とパスワードの両方に
grpadmin と入力 します。パスワードは画面 に表示されません。
3. プロ ンプトが表示されたら、y と入力 して setup ユーティリティを開始し
ます。
3–4
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
4. プロ ンプトが表示されたら、表 3-1 および表 3-2 からアレイとグループの設
定情報を入力 します。デフォ ルト値を採 用する場合は、
す。ヘルプを得 るには、疑問符(? )を入力 します。
アレイを最初のメンバーとしてグループを作成するか 、アレイを既存の
グループに追加するかを指 定します。
メモ: グループ IP アドレスを入力 した後 、アレイがネットワークを検索 す
るので、短い遅延が発生 する場合があります。
setup ユーティリティを使用してアレイを初期化し、グループを作成する例は、
例
3-1 に記載されています。
キーを 押しま
セットアップが完了 したら、ディスクの記憶容量を使用するため 、メンバーの
RAID ポリシーを設定する必要があります。 3-9 ページの 「手順 4:メンバーの
RAID ポリシーを設定する」 に進み ます。
3–5
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
例
3-1: setup ユーティリティの使い方
Login: grpadmin
Password: xxxxxxxx
Welcome to Group Manager
Copyright 2001 - 2008 Dell, Inc.
It appears that the storage array has not been configured.
Would you like to configure the array now?(y/n) [n] y
Group Manager Setup Utility
The setup utility establishes the initial network and storage
configuration for a storage array and then configures the array
as a member or a new or existing group of arrays.
For help, enter a question mark (?) at a prompt.
Do you want to proceed (yes | no) [no]?yes
Initializing...This may take several minutes to complete.
Enter the network configuration for the array:
Member name []: member1
Network interface [eth0]: eth0
IP address for network interface []: 192.17.2.41
Netmask [255.255.255.0]:
Default gateway [192.17.2.1]:
Enter the name and IP address of the group that the array will
join.
Group name []: group1
Group IP address []: 192.17.2.20
Searching to see if the group exists.This may take a few
minutes.
The group does not exist or currently cannot be reached.Make sure
you have entered the correct group IP address and group name.
Do you want to create a new group (yes | no) [yes]?yes
Group Configuration
Group Name: group1
Group IP address: 192.17.2.20
Do you want to use the group settings shown above (yes | no)
[yes]: yes
Password for managing group membership:
Retype password for verification:
Password for the default group administration account:
Retype password for verification:
Saving the configuration ...
Waiting for configuration to become active......Done
Group member member1 now active in the group.
Group group1 has been created with one member.
Use the Group Manager GUI or CLI to set the RAID policy for the
member.You can then create a volume that a host can connect to
using an iSCSI initiator.
group1>
3–6
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
Remote Setup Wizard
(リモートセットアップウィザード)
を使用したソフトウェアの設定
Host Integration Tools CD-ROM から Remote Setup Wizard
アップウィザード)を検索して、
Host Integration Tools
モートセットアップウィザード)の全機能の使い方に関する詳細情報が記載され
ています。
の『ユーザーガイド』には、
Windows
コンピュータにインストールします。
Remote Setup Wizard
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード) を実行するには、
次の手順に従 ってください。
1. 3-1 ページの「 手順 1 :設定方法を選択する」 に記載された要件を 満 たす
コンピュータを選択します。
2. 梱包箱から Host Integration Tools CD-ROM を取り出 します。
3. コンピュータに CD-ROM を挿 入し、 Remote Setup Wizard(リモートセッ
トアップウィザード)をインストールします。
4. 次の順にクリックして、 Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィ
ザード)を開始します。
Start(スタート) > Programs(プロ グラム) > EqualLogic >
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)
(リモートセット
(リ
5. Welcome (ようこそ)ダイア ロ グボックスで、Initialize a PS Series
array(
クリックします。
メモ: アレイと通信 できない場合は、ネットワーク構成を確認 してくださ
PS シリーズアレイを初期化する)を選択し、Next (次へ)を
い。setup
場合もあります。
ユーティリティを使用したソフトウェアの設定が必要な
6. 初期化するアレイを選択し、Next (次へ)をクリックします。
7. Initialize Array(アレイの初期化)ダ イアロ グボックスで、表 3-1 のアレイ
設定を入力 し、グループを作成するか 既存のグループに追加するか を選択し
ます。その後、Next (次へ)をクリックします。
8. Create a New Group(新規グループの作成)ダ イアロ グボックスまたは
Join an Existing Group
3-2 からグループ設定を入 力し、Next (次へ)をクリックします。
表
(既存のグループへの追加)ダ イアロ グボックスで、
3–7
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
9. Finish(完了 )をクリックしてウィザードを終 了 します。
アレイを既存のグループに追加した場合は、ディスクの記憶容量を使用するた
め 、
メンバーの
RAID ポリシーを設定する必要があります。3-9 ページの「手順
4:メンバーの RAID ポリシーを設定する」 に進みます。
新規グループを作成した場合は、「第
3 章 ソフトウェアの設定」に進み ま す。
手順 4 :メンバーの RAID ポリシーを設定する
新しいグループメンバー(アレイ)のストレージ容量は、メンバーの RAID ポ
リシーを設定するまで利用できません。
ペ アディスク構成が含まれます。
スクは選択した
ます。
RAID レベ ルおよび適切 な数のスペ アディスクに自動設定され
RAID ポリシーを選択すると、メンバーのディ
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)を使用してグループ
を作成した場合は、ソフトウェア設定時の
のメンバーの
能 です。
グループの作成や拡張 に
RAID ポリシーが自動的に設定されており、ストレージは使用可
「第 3 章 ソフトウェアの設定」 を参照してください。
setup ユーティリティを使用した場合、または
Remote Setup Wizard(リモートセットアップウィザード)を使って既存のグ
ループにアレイを追加した場合は、グループメンバーに
する必要があります。
グループマネージャのコマンドラインインタフェース(
ルユーザーインタフェース(
GUI)を使用して、 RAID ポリシーを設定します。
CLI を使用した RAID ポリシーの設定
RAID ポリシーには、 RAID レベ ルとス
RAID ポリシーの選択に従 って最初
RAID ポリシーを設定
CLI)またはグラフィカ
グループマネージャの CLI を使って新規グループメンバーの RAID ポリシーを
設定するには、次の手順に従 ってください。
1. まだロ グインしていなければ 、グループにロ グインします(setup
ユーティリティの完了後 は、グループにロ グインしている状態 です)。
次のいずれか の方法で、グループに接続します。
• メンバーへのシリアル接続。お使いのアレイモデルに応じ て、 11 ページ
または
25 ページを参照してください。
• グループ IP アドレスへの telnet または ssh 接続。
3–8
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
ロ グインプロ ンプトに、グループの作成時に指 定した
ト名 およびパスワードを入力 します。
grpadmin アカウン
2. グループマネージャのコマンドプロ ンプトで、次のコマンドを入力 します。
member select
policy
ます。
たとえば 、次のようなコマンドは
group1> member select member1 raid-policy raid50
変 数に RAID50、RAID5、 RAID10、または RAID6 を 指 定し
member_name
raid-policy
policy
member1 に RAID50 を設定します。
GUI を使用した RAID ポリシーの設定
グループマネージャの GUI に対するブ ラウザサポートの最新情報に関しては、
PS シリーズの『リリースノート』を参照してください。
GUI を使ってメンバーの RAID ポリシーを設定するには、次の手順に従 ってく
ださい。
1. ウェブブラウザでグループ IP アドレスを入力して ログインします。
ログイン ダイア ログボックス( 図
grpadmin アカウント名およびパスワードを入 力します。
3-1 )に、グループの作成時に指定した
3-1: GUI ログイン
図
2. Group Summary(グループサマリ)ウィンドウ(図 3-2 )の左端 のパネルで
Members(メンバー)を展開し、メンバー名 を選択します。
3–9
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
図
3-2: Group Summary(グループサマリ) – メンバーに対して
RAID
ポリシーが設定されていない
3. 警告メッセージを示すダ イアロ グボックスが表示されたら、Yes (はい)を
クリックしてメンバーに
RAID を設定します。
4. Configure Member – General Settings(メンバーの設定 – 全般設定)ダ イア
ログボックス( 図
3–10
3-3)で、Next (次へ)をクリックします。
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
図
3-3:
Configure Member – General Settings
(メンバーの設定
–
全般設定)
5. Configure Member – RAID Configuration(メンバー設定 – RAID 設定)
ダ イアロ グボックス(図
クリックします。
3-4)で、次の操 作を行 ってから Next (次へ)を
• RAID ポリシーを選択します。
• RAID 検証が完了 し、バッテリが 完全に 充電されるまでメンバーの記憶
容量の使用を 遅 らせるには、 Wait until the member storage
initialization completes(メンバーストレージの初期化が完了 す
るまで待機 する)をオプションとして選択することもできます。デフォ
ルトでは、記憶容量はただちに使用可能 になりますが、
了 するまでパフォ ーマンスは最適 になりません 。
RAID 検証が 完
3–11
インストール & セットアップ ソフトウ ェアの設定
図
3-4: Configure Member – RAID Configuration
(メンバーの設定 – RAID の設定)
6. Configure Member – Summary(メンバーの設定 – サマリ)ダ イアロ グ
ボックス(図
クリックします。変更する場合は、Back (戻 る)をクリックします。
3-5: Configure Member – Summary(メンバーの設定 – 要約)
図
3-5 )で、メンバー設定に誤 りがなけれ ば Finish (完了 )を
アレイストレージを使用する準備ができました。
3–12
4 記憶容量の割り当て
グループの記憶容量をユーザーに割り当てるには、次の手順が必要です。
•4 - 1 ページの 「手順 1:ボリュームを作成する 」
•4 - 6 ページの 「手順 2:コンピュータをボリュームに接続する 」
記憶容量を割り当てた後 は、グループをカスタマイズして、より高度な機能を使
用できます。「第
手順 1 :ボリュームを作成する
グループの記憶容量をユーザーおよびアプリケーションに割り当てるには、
グループマネージャの
ボリュームは、ネットワーク上では
ボリュームを作成する際は、表
コンポーネント 説明
ボリューム名
ボリューム
サイズ
5 章 セットアップが終わったら」 を参照してください。
CLI または GUI を使ってボリュームを作成します。
iSCSI ターゲ ットとして表示されます。
4-1 に記載されている情報を指 定してください。
表
4-1: ボリュームの設定
これは、最大 63 文字(英字 、数字 、ピリオ ド、ハ イフン、コロンを含
め)の固 有の名 前です。ボリューム名 は、ボリュームに自動的に生成さ
iSCSI ターゲ ット 名の最 後に付 加 されます。ボリュームへのアクセ
れる
スは常 に、ターゲ ット名 によって行わ れます。
ボリュームサイズとは、
れるボリュームのサイズです。最大 ボリュームサイズは
ボリュームサイズは次の
iSCSI イニシエータによって認識 され、報 告さ
15 MB です。
15 倍数 値に切り上 げられます。
4–1
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
表 4-1: ボリュームの設定 (続き)
コンポーネント 説明
アクセス
コントロール
コンピュータのボリュームへのアクセスを可能にします。
コンピュータは、レコード内のセキュリティ証明情報 に一致 する場合の
みボリュームにアクセスできます。
• iSCSI イニシエータ – 指定した iSCSI イニシエータ名 のみにアクセ
スを制限 します。
•I P アドレス – 指 定したイニシエータ IP アドレスを持つ iSCSI イニ
シエータのみにアクセスを制限 します。「ワイルドカード」として
アスタリスクを使用できます(
オ クテ ットで置換 できます。オ クテ ット内の
できません。
12.16.*.* など )。アスタリスクは全
1 桁を 置換することは
後でグループに
レコードにそれらのアカウ ントを使用することで、ボリュームへの
アクセスを制限 できます。詳細 につ いては、『
マニュアルを参照 してください。
また、ボリュームに対して読 み書きアクセスまたは読 み取り専 用アクセ
スを指 定します。
CHAP アカウ ントを設定し、アクセスコントロール
Group Administration』
オプションとして、ボリュームスナップショット用の容量を 確保したり、シンプ
ロビジョニングでボリュームを設定することもできます。ただし、シンプ ロビ
ジョニングはすべ てのストレージ環境に対応するわけではありません 。高度なボ
リューム機能に関しては、
PS シリーズの『 Group Administration』マニュアル
を参照してください。
CLI を使用したボリュームの作成
1.
グループにロ グインします。
次のいずれか の方法で、グループに接続します。
• メンバーへのシリアル接続。2-11 ページの「 手順 4 : アレイへのシリア
ル接続のセットアップ」 または
アル接続をセットアップする」 を参照してください。
• グループ IP アドレスへの telnet または ssh 接続。
ログインプ ロンプトに、グループの作成時に 指定した
名およびパスワードを入 力します。
2-25 ページの 「手順 4:アレイへのシリ
grpadmin アカウント
2. グループマネージャのコマンドプロ ンプトで次のコマンドを使って、
ボリュームを作成します。
volume create
volume_name size
ボリュームの名前とサイズを指定します(デフォルト単位はメガバイトです)。
4–2
[GB]
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
3. 次のコマンドを使って、ボリュームに対するアクセスコントロ ールレコード
を作成します。
volume select
access_control パラメータには、次のいずれか(方数可)を指定できます。
• initiator
• ipaddress
ボリュームに対して、最大 16 のアクセスコントロ ールレコードを作成でき
ます。
次の例 では、
成されます。指 定されたイニシエータ名 があるコンピュータのみ がボリュームに
アクセスできます。
group1> volume create staff1 50GB
group1> volume select staff1 access create initiator \
iqn.1991-05.com.microsoft:WIN2008Server.company.com
50 GB のボリュームと 1 つのアクセスコントロ ールレコードが作
volume_name
access create
initiator_name
ip_address
access_control
GUI を使用したボリュームの作成
1. グループにロ グインします。
Web ブラウザでグループの IP アドレスを指 定します。ロ グインダ イアログ
ボックス( 図
名およびパスワードを入 力します。
3-1)に、グループの作成時に指 定した grpadmin アカウント
2. Group Summary
ティ)パネルで、
(グループサマリ)ウィンドウの
Create volume
(ボリュームの作成)をクリックします。
Activities
(アクティビ
3. ボリューム名 およびオプションの説明を入力 し(図 4-1)、Next (次へ)を
クリックします。
4–3
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
図
4-1: Create Volume – Volume Settings
(ボリュームの作成 – ボリューム設定)
4. ボリュームサイズを入力 して Next (次へ)をクリックします(図 4-2)。
表の値 には、指 定したサイズが反映 されます。
4-2: Create Volume – Space Reserve(ボリュームの作成 – 容量の予約)
図
5. アクセスコントロ ールレコード用に iSCSI イニシエータ名 または IP アドレ
スを指 定して
4–4
Next(次へ)をクリックします(図 4-3)。
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
図
4-3: Create Volume – iSCSI Access
(ボリュームの作成 – iSCSI アクセス)
6. サマリ情報 (図 4-4)を確認し、ボリューム構成が正しければ Finish(完
了)をクリックします。 変更する場合は、Back ( 戻る)をクリックします。
4-4: Create Volume – Summary(ボリュームの作成 – 要約)
図
4–5
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
手順 2 :コンピュータをボリュームに接続する
ボリュームを作成すると、PS シリーズグループはボリューム名が末尾に付加さ
れた
iSCSI ターゲ ット名 を自動的に生 成します。各 ボリュームは、ネットワー
ク上では
iSCSI ターゲ ットとして表示されます。
ボリューム
す。
iqn.2001-05.com.equallogic.5-4a0900-2f00000-007eca92d654f160-dbvol
コンピュータをボリュームに接続するには、次の手順に従 ってください。
dbvol には、たとえば 次のような iSCSI ターゲット 名が 生 成されま
1. コンピュータに iSCSI イニシエータをインストールし、設定します。イニシ
エータのハードウェアおよびソフトウェアは、様々なベンダーか ら入手でき
ます。ベンダーか ら提供されている指示書 を使用して、イニシエータを設定
してください。
メモ: テクニカルサポートサイトにアクセスして、イニシエータを使用し
た
PS シリーズグループボリュームへのアクセスに関する重 要な情
報を取得 しておくことをお勧め します。
2. コンピュータが、ボリュームのアクセスコントロ ールレコードのい ずれか に
一致 するようにしてください。ボリュームのレコードを表示するには、次の
手順に従 ってください。
•C L I を使用する場合は、次のコマンドを入力 します。
volume select
volume_name
access show
• GUI を使用する場合は、左端 のパネルで Volumes(ボリューム)を展
開し、ボリューム名 を選択して、Access (アクセス)タブ をクリック
します。
必要に応じて、
スコントロ ールレコードを作成します。
CLI または GUI を使用し、コンピュータが一致 するアクセ
3. ボリュームの iSCSI ターゲ ット名 を表示するには、次の手順に従 ってくだ
さい。
•C L I を使用する場合は、次のコマンドを入力 します。
volume select
volume_name
show
• GUI を使用する場合は、左端 のパネルで Volumes(ボリューム)を
展開し、ボリューム名 を選択して、Connections (接続)タブ を
クリックします。
4–6
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
4. コンピュータで iSCSI イニシエータユーティリティを使用し、グループの
IP
アドレスを iSCSI 検出 アドレスとして指 定します。イニシエータが検出
プロ セスをサポートしている場合には、コンピュータがアクセスできる
iSCSI
ターゲ ットのリストが返 されます。
イニシエータが検出 をサポートしない場合、ターゲ ット名 、および場合に
よっては標準
iSCSI ポート番号(3260 )も指 定する必要があります。
5. iSCSI イニシエータユーティリティを使用して目 的のターゲ ットを選択し、
そのターゲ ットにロ グインします。
コンピュータが
を一般のオペ レーティングシステムユーティリティを使用してフォ ーマットでき
る、通常 のディスクとして認識 します。たとえば 、ディスクを区分 化して、ファ
イルシステムを作成できます。
iSCSI ターゲ ットに接続されると、コンピュータはボリューム
4–7
インストール & セットアップ 記憶 容量の割り当て
4–8
5 セットアップが終わったら
基本設定が完了 したら、ストレージ環境をさらに効果 的に管理するため にグルー
プをカスタマイズできます。また、すべ ての製品機能 の利用を開始することがで
きます。
PS シリーズの『 Group Administration』マニュアルには、ストレージの概念の
詳細と、グループマネージャ
ています。
CLI
PS シリーズ『 CLI Reference』マニュアルには、グループマネージャ
を使用してグループと個々のアレイを管理する方法が説明されています。
一般的なグループのカスタマイズタスク
表
5-1
に、一般的なグループのカスタマイズタスクを示します。これらのタスクの
詳細は、
タスク 説明
グループメンバーへの
ネットワーク接続の追加
管理アカウントの作成 デフォルトの管理アカウントは grpadmin アカウントです。
イベント通知の
セットアップ
SNMP
iSNS
CHAP
日 付、時間、
タイムゾ ーンの変更
または
PS
シリーズの『
表 5-1: 一般的なグループのカスタマイズタスク
の設定 グループからトラップを監視するために、
の設定
アカウントの設定
NTP の設定
GUI を使ってグループを管理する方法が記載され
Group Administration
方数のネットワーク接続によってパフォーマンスと可用性が向
上します。マルチパス
要です。両方のコントロールモジュール上のすべてのネット
ワークインタフェースを方数のネットワークスイッチに接続し
てから、
アドレスおよびネットマスクを割り当てることをお勧めします。
異なる権限を持つ追加のアカウントを設定できます。
重要なイベントに応じて適宜通知が行われるようにするには、
E-
す。また、
やその他のサードパーティの管理ツールを使用するように
SNMP
iSCSI
を使用するようにグループを設定できます。
CHAP
スを制限できます。イニシエータおよびターゲットの両方に対
する
グループ時間は、工 場出荷 時に設定されている最初 のメン
バーのクロックがベ ースとなります。デフォルトのタイム
ゾ ーンは EST です。グループを NTP サーバーを使用するよ
うに設定することもできます。
GUI
または
メールまたは
syslog
Manual Transfer Utility
を設定する必要があります。
ターゲットの検出を自動化するために、
を使用して、コンピュータからのボリュームへのアクセ
CHAP
認証がサポートされています。
』マニュアルに記載されています。
I/O
には、方数のネットワーク接続が必
CLI
を使ってそれらのインタフェースに
の通知を設定します。
SNMP
を使用できま
(手動転送ユーティリティ)
iSNS
サーバー
IP
5–1
インストール & セットアップ セットアップが終わ ったら
高度なグループ管理タスク
表 5-2 に、高度なグループ管理タスクを示します。これらのタスクの詳細は、
PS シリーズの『 Group Administration』マニュアルに記載されています。
5-2: 高度な管理タスク
表
タスク 説明
グループへのメンバーの追加単一メンバー構成のグループでも動作に問題 はありません が、
アレイを追加 することにより、データの可用性を損 なうこと
なく、容量や ネットワーク帯域幅を拡張 し、グループ全体の
パフォーマンスを向上させることができます。
プールの作成 方数メンバー構成のグループでは、方数のプールを作成し、
メンバーとボリュームをプールに割り当てて、階層型のスト
レージソリューションを実現 することができます。
専 用の管理ネットワーク
のセットアップ
ボリュームのスナップ
ショットの作成
スナップショットまたは
レプリカのスケジュール
の作成
コレクションの作成 コレクションを利 用すると、スナップショットまたはレプリ
ボリュームのシンプロビ
ジョニングの有効化
異なるグループに渡 るレ
プリケーションのセット
アップ
ボリュームまたはスナッ
プショットの複製
スナップショットまたは
レプリカからのデータの
復旧
セキュリテ ィ用に個別 の管理ネットワークが必要になる場合
があります。
スナップショットは、バックアップ用に使用できるボリュー
ムのポイントインタイムコピーです。
スケジュールを利 用することにより、ボリュームのスナップ
ショットまたはレプリカを定期 的に作成できます。
カを作成するために方数の関連 ボリュームをグループ分けす
ることができます。その後、管理者 は、
度のスケジュールで方数のボリュームスナップショットや方
数のボリュームレプリカを作成することができます。
環境 によっては、使用パターンに応じてボリュームに容量を
割り当てることが可能なシンプロビジョニングが役立 ちます。
レプリカは、異なるグループに保存 されたボリュームデータ
のポイントインタイムコピーです。
複製はグループに新規 のボリュームを作成します。
スナップショットまたはレプリカからデータを復旧 するため
の様々 なオ プションがあります。
1 回の 操作または 1
5–2
索引
C
CHAP アカウント、設定 5-1
CLI
RAID
ポリシーの設定 3-8
ボリュームの作成 4-2
G
Gigabit Ethernet の推奨 2-2
GUI
RAID
ポリシーの設定 3-8, 3-9
ボリュームの作成 4-3
H
Host Integration Tools、説明 3-7
I
iSNS、設定 5-1
N
NTP サーバー、設定 5-1
P
PS シリーズアレイ
サブ ネットアクセスの推奨事項
2-2
ネットワークの推奨事項 2-2
ネットワーク要件 2-2
マルチ パス I/O の推奨事項 2-2
静電 気放電 からの保護 2-1
帯域 幅の 拡大 2-2
PS6000
コントロ ールモジュール 2-6
シリアルケーブ ルの接続 2-11
ネットワークケーブル 2-9
ネットワークケーブルの接続 2-9
ネットワーク構成 2-9
ネットワーク要件 2-9
ハードウェアの取り付け 2-7
ハードウェア要件 2-6
ラックマウント要件 2-7
環境要件 2-5
梱包箱内容 2-6
取り付け 2-4
電源ケーブ ルの接続 2-8
電源投入 2-11
電源要件 2-5
PS6500
コントロ ールモジュール 2-15
シリアルケーブ ルの接続 2-25
テクニカル仕様 2-14
ネットワークケーブル 2-21
ネットワークケーブルの接続
2-21
ネットワーク構成 2-21
ネットワーク要件 2-21
ハードウェアの取り付け 2-13
ハードウェアの要件 2-15
ラックマウント要件 2-16
環境要件 2-14
梱包箱の内容 2-15
取り付け 2-17
電源ケーブ ルの接続 2-17
電源投入 2-23
電源要件 2-14, 2-17
R
RAID ポリシー
CLI での設定 3-8
GUI での設定 3-9
説明 3-8
RAID レベ ル、サポート 3-8
Remote Setup Wizard(リモートセッ
索引-1
インストール & セットアップ
トアップウィザード)
ソフトウェアの設定
説明 3-1
要件 3-1
3-7
S
setup ユーティリティ
ソフトウェアの設定
説明 3-2
要件 3-2
3-4
SNMP、設定 5-1
V
VLAN の推奨事項 2-3
あ
アカウント、セットアップ後 の設定
5-1
アクセスコントロ ール
CLI によるセットアップ 4-3
GUI によるセットアップ 4-4
ボリュームの保護 4-2
アレイ
RAID ポリシー 3-8
ソフトウェア構成 3-1
ネットワークアドレス 3-2
初期化 3-2
イニシエータ(iSCSI )
コンピュータの要件
ボリュームのアクセス 4-6
イベ ント通知、設定 5-1
か
環境要件
PS6000 2-5
PS6500 2-14
グループ
CLI へのロ グイン 3-8
GUI へのロ グイン 3-9
IP アドレス 3-3
コンピュータか らボリュームへの
アクセス
セットアップ後 のカスタマイズ
4-6
4-6
5-1
拡大 3-1, 3-2
高度なタスク 5-1
作成 3-1, 3-2
名 前 3-3
ケーブ ル(シリアル)
必須特性
ケーブ ル管理システム 2-16
コントロ ールモジュール
PS6000 2-6
PS6500 2-15
梱包箱の内容
PS6500 2-15
PS6000 2-6
さ
シリアルケーブル
ピンアウト情報
ピンの位置 2-11
特徴 2-11
シリアルケー ブル、接続
PS6000 2-11
PS6500 2-25
シンプロ ビジョニング、ボリュームで
時間 、設定 5-1
ジャンボフレームの推奨事項 2-3
推奨される電源構成 2-18
スイッチ
VLAN の推奨事項 2-3
ジャンボフレームの推奨事項 2-3
スパニングツリーの推奨事項 2-3
フロ ー制御 の推奨事項 2-3
ユニキ ャストストーム制御 の推奨
リンクの推奨 2-10, 2-22
帯 域幅 の要件 2-10, 2-22
スタンバイモード、定義 2-21
スナップショット、容量の予約 4-2
スパニングツリーの推奨事項 2-3
静電 気障害、 回避 2-1
静電 気防止用リストバンド、使用 2-1
2-26
の有効 化
事項
2-11
4-2
2-3
索引
-2
インストール & セットアップ
ソフトウェアの設定、方法 3-2
た
ターゲ ット(iSCSI )
接続
4-6
名 前の取得 4-6
テクニカル仕様
PS6500 2-14
電源ケーブル
PS6000 2-8
PS6500 2-17
電源、投入
PS6000 2-11
PS6500 2-23
電源要件
PS6000 2-5, 2-8
PS6500 2-14
な
ネットマスク、メンバーの設定 3-3
ネットワーク
グループ
パフォ ーマンスの向上 2-2
推奨事項 2-2
複数のインタフェースの設定 5-1
要件 2-2
ネットワークアレイ
アレイ
ネットワークインタフェース
設定
ネットワークケーブル
接続、
接続、PS6500 2-21
ネットワークケーブルの接続
IP アドレス 3-3
IP アドレス 3-2
3-2
PS6000 2-9
PS6000 2-9
PS6500 2-21
ネットワーク構成
PS6000 2-9
PS6500 2-21
は
ハードウェアの取り付け
PS6000 2-4, 2-7
PS6500 2-13, 2-17
ハードウェアの要件
PS6500 2-15
PS6000 2-6
日 付、設定 5-1
フルパワーモード、定義 2-23
フロ ー制御 の推奨事項 2-3
ベゼ ル
取り外し、
取り付け、PS6500 2-25
ベゼ ルの取り付け
PS6500 2-24
PS6500 2-25
ベゼルの取り外し
PS6500 2-24
ホ スト
ジャンボフレームの推奨事項
フロ ー制御 の推奨事項 2-3
ボリューム 4-2
2-3
CLI での作成 4-2
GUI での作成 4-3
アクセスコントロ ール 4-2
コンピュータか らのアクセス 4-6
シンプロ ビジョニング設定 4-2
スナップショットの容量 4-2
ターゲ ット名 4-6
作成 4-1
接続 4-6
報告 されるサイズ 4-1
命名 4-1
ま
メンバー
RAID ポリシー 3-8
デフォ ルトゲ ートウェイ 3-2
ネットマスク 3-3
ネットワークアドレス 3-2
命名 3-2
や
ユニキ ャストストーム制御 の推奨事項
2-3
ら
ラックマウント要件
PS6000 2-7
PS6500 2-16
索引
-3
インストール & セットアップ
ログイン
CLI による方法 3-8
GUI による方法 3-9
索引
-4