Casio MA0702-B User Manual

MA0702-B
Operation Guide 3021

十分に光を当ててご使用ください

本機は、光で発電した電気を充電しながら使うようになっております。 安定してお使いいただくためには、本機のソーラーセルに光が当たるようにしてお使いください。
●光が当たっているときと当たらないとき
〈光が当たっているとき〉
ソーラーセル
(光で充電)
電気エネルギー
充 電
充電池
〈光が当たっていないとき〉
放 電
充電池
供給
時計は光が当たらないときでも常に動いていますので、こ のままでは充電池の容量が減って機能が使えなくなります。
本機の使用例<登山に使用するとき>
●ライト(表示用照明)をたくさん使うと
ライトを多用すると充電池の容量は早く減ります。
供給
オートライト機能を使うと、頻繁にライトが点灯する 状態になりますのでご注意ください。
本機は内蔵されたセンサーにより、高度・気圧・温度をそれぞれ計測しますので、登山やハイキングなどに使用すると便利です。
充電池
●時計に光が当たるようにしましょう
電池容量を示すバッテリーインジケーターがレベル 3 に なると機能に制限がかかりますので、レベル1、レベル2 を保つように光を当ててください。
<バッテリーインジケーター>
レベル1
放 電
腕から外したときは表示面(ソーラーセル)を明るい方 に向けて置くなどして、充電を心掛けてください。
ソーラーセル
充電池
レベル2 レベル3 レベル4
蛍光灯下や窓際などの光が 当たる所に置いてください。
すべての機能が 使えます
機能に制限が かかります
腕に付けているときはなるべく袖が表示面(ソーラーセ ル)にかからないように使用してください。
一部でも袖に隠れていると、 充電効率が著しく低下します。
.登山前
気圧の変化から今後のお天気の傾向がわかります。
「気圧・温度計測」参照
気圧差グラフィック
<気圧・温度計測モード>
温度
気圧
気圧傾向 グラフ
.登山を始めてから
●高度を見て、どのくらい登ったか がわかります。 また、高度と日時がメモリーできます。
「高度計測」参照
高度差グラフィック
高度傾向 グラフ
現在時刻
<高度計測モード>
●登山中の気圧や気温を計測する ことができます。
「気圧・温度計測」参照
気圧
気圧傾向 グラフ
温度
<気圧・温度計測モード>
.登山後、家に戻ってから
登山中にメモリーした高度を見直し、次回の登山計 画などを立てることができます。
「メモリーしたデータを見る」参照
1

操作のしくみと表示の見方

Operation Guide 3021
B D ボタンを押すと各計測モードに切り替わり、自動的に計測が開始されます(C ボタンを押すと時刻モードに戻 ります)。
●高度計測モードで 9〜10時間ボタン操作を行なわないと、自動的に時刻モードに戻ります。
気圧・温度計測モード
気圧と温度の計測ができます。 気圧傾向グラフを表示します。
モード名
高度計測モード
高度の計測ができます 高度のメモリーができます。
気圧傾向グラフ
気圧
温度
高度傾向グラフ
高度
ボタン
午後マーク
(午前は消灯)
ボタン
時・分
時刻モード
モード名
曜日
月・日
ボタン
ボタン
(ライト点灯)
ボタン
★表示切替えについて
気圧傾向 グラフ
時・分
モード名
現在時刻
ボタンを押すごとに、 時刻表示と気圧傾向グ ラフ表 示とが 切り替わり ます。

パワーセービング機能について

パワーセービング機能とは、暗いところに放置すると自動的に液晶表示を消してスリープ状態にし、節電する機能です。 本機は工場出荷時に「パワーセービング機能」を ON に設定してあります。
※時計が袖などで隠れている場合でも、表示が消えることがあります。
●スリープ状態になるには
表示スリープ
午後 10 時〜午前 6 時の間、暗いところで本機を約 1 時 間放置します。
※ タイマーモードとストップウオッチモードのときは、
スリープ状態になりません。 液晶表示が消え、パワー
セービングマークが点滅 します。 アラーム・時報の報音、タ イマーのタイムアップ報 音は行ないます。
機能スリープ
表示スリープのまま暗いところで6〜7日間経過します。
 ※ 時計機能は正常に作動しています。
パワーセービングマークが点滅から点灯にかわります。 アラーム・時報の報音、タイマーのタイムアップ報音 は行ないません。 2 時間毎の気圧計測も行ないません。
パワーセービン マーク
●スリープ状態を解除するには
本機を明るいところに置くか、いずれかのボタンを押すか、 オートライト(「ライトを点灯させる」参照)のように傾け たりします。
※本機を明るいところに出した場合は、表示が点灯するま
でに最大 2 秒かかる場合があります。
●パワーセービング機能の ON / OFF
パワーセービング機能を働かせなくするには「セットのしか た」をご覧になり、パワーセービング機能をOFFにしてくだ さい。
机の中などに長期間しまっておくときは、パワーセー ビング機能をONにしておけば、節電効果があります。
C ボタンを押すごとに、リコールモード、ストップウオッチモード、タイマーモード、アラームモードに切り替わりま す。
●リコールモード、アラームモード、気圧・温度計測モードで 2〜3 分間ボタン操作を行なわないと、自動的に時刻モー ドに戻ります。
リコールモード
メモリーした高度を呼び出して見ることができま す。
モード名 計測時刻高度 現在時刻モード名
計測年月日
アラームモード
アラーム時刻のセットや時報のON/OFFができま す。
アラーム時刻
アラーム番号
1/100秒単位で23時間59分59秒99(24時間 計)まで計測できます。
1分単位で24時間までセットでき、セットした時 間を経過すると5秒間の電子音が鳴ります。
ストップウオッチモード
タイマーモード
タイマー 時間
現在時刻モード名現在時刻モード名
計測値

操作音について

モード切替え時などに鳴る操作音のON/OFFを切り替え ることができます。
■ 操作音の ON / OFF 設定
セット中(表示点滅)以外のどのモードのときでも
CC
C ボタンを約 3 秒間押しま
CC
確認音が鳴り、操作音のON
/ OFF が切り替わります。
※ 操作音を OFFにしていると
きは、MUTEマークが点灯し す。
C ボタンを押したときに、
モードも切り替わりますの で、ご注意ください。
※ 操作音がOFFでも、アラーム
音、時報音、タイマーのタイ ムアップ音、高度メモリー操 作音は鳴ります。
MUTEマーク
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Operation Guide 3021

電源について

本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使 うようになっております。 光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が 隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗し て表示しなくなることがあります。 安定してご使用いただくために、なるべく光が当たるよう にしてお使いください。
二次電池が消耗して時計機能が停止すると(レベル5)、 メモリーされているデータや設定は消去されます。
●リカバーマークが点灯している場合
ライトやアラームなどを短時間に連続して使用し、電池に 大きな負担がかかった場合、リカバーマークが点灯して、 一時的に以下の操作ができなくなります。
EL バックライトの点灯
アラーム・時報などの報音
タイマーのタイムアップ報音
センサー計測
この場合は、時間がたてば電池 電圧が復帰し、使用できるよう になります。
●充電の目安
本機は一度フル充電すると、充電しなくても基本動作*に加 え、下記の使用例で使用した場合に約7ヶ月動き続けます。
使用例
ライト:1.5 秒間/日
アラーム報音:10 秒間/日
高度計測:10 時間/月
表示点灯:18 時間/日
なお、こまめに充電を行なえば、 安定してご使用いただけます。
* 基本動作とは、時計内部の時刻演算
処理のことです。
各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など (50,000ルクス)
晴れた日の窓際など (10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
レベル5
\
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充
電時間が異なる場合があります。
〈1日動くのに必要な充電時間〉
左記の条件で使用した場合
環境(照度)
晴れた日の屋外など (50,000ルクス)
晴れた日の窓際など (10,000ルクス)
曇り日の窓際など (5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など (500ルクス)
充電時間
レベル4\ レベル3\ レベル2\ レベル1
約2時間
約5時間
約9時間
約97時間
リカバ ー マーク
充電時間
約5分
約24分
約48分
約8時間
約6時間
約19時間
約27時間約96時間
約54時間
約194時間
−−− −−−
●バッテリーインジケーターの見方
レベル
1
レベル
2
レベル
3
レベル
4
レベル
5
※直射日光下などの強い光で充電した場合、バッテリーイ
ンジケーターが一時的に実際の電池容量より高いレベル を表示することがあります。レベルは充電後しばらくし てから確認してください。
※レベル 5 になっても再度充電を行なうことで使用できま
す。
レベル 5 から充電したときは、レベル 4 になると表示が 点灯し、CHGマークが点滅します。ただし、この状態で は機能が使用できませんので、レベル2またはレベル1に なるまで十分に光を当ててから、ご使用ください。
すべての機能が使用可能
すべての機能が使用可能
EL点灯不可、 アラームなどの報音不可、 センサー計測不可
液晶表示不可、EL点灯不可、 アラームなどの報音不可、 センサー計測不可
時計機能停止(時計発振不可)
●センサー計測中の電圧降下について
気圧・温度、高度の各計測モードにおいて、電池容量のレ ベルが2以上であるにもかかわらず、電池電圧がセンサー 駆動電圧に満たない場合は、センサー計測が行なわれず、 下記状態となります。
モード切替え直後
気圧
温度
高度
空白
空白
空白
※ただし電池電圧が復帰すれば通常通り使用できます。
計測中
−−−
−−−
−−−
●充電必要サイン
レベル4の状態は、電池残量が極端に少なくなっています。 このときは、本機を光に当てて、十分に充電を行なってく ださい。 また、頻繁にリカバーマークが点灯する場合も電池残量が 少なくなっていますので光を当てて充電してください。
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
炎天下に駐車中の車のダッシュボード
白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
直射日光が長く当たって、高温になる所
なお、極端な高温下では液晶パネルが黒くなることがあり ますが、温度が下がれば正常に戻ります。
充電の際、光源の条件によっては時計本体が極 端に高温になることがありますので、やけどな どをしないようにご注意ください。
●充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま
すので、ご注意ください。
例)時計の置き方
ソーラーセル
※イラストは樹脂バンドの場合です。
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