Casio 3721 User Manual

MA0801-E

操作のしくみ

BB
B ボタンを押すごとに確認音が鳴り、以下の順でモードが切り替わります。
BB
※各モードのまま 2 〜 3 分間すると、自動的に時刻モードに戻ります。
時針
時 刻 モ ー ド
時刻が合っていないときは
秒針
Operation Guide 3721
分針
ボタン
(ライト点灯)
日付
ボタン
(モード切り替え)
受 信 確 認 モ ー ド
電波受信が正しく行 なわれたかを確認し ます。
秒針がGETまたは
NGの位置に移動し
ます。
受信成功
受信失敗
OFF
ON
ア ラ ー ム モ
アラーム時刻のセットやオン
/オフを設定します。
秒針がONまたはOFF の位置に移動します。
針 の 基 準 位 置 合 わ せ モ ー ド
針のずれを修正し ます。
秒針が正しくセットさ れている場合は、秒 針が12時位置に移 動します 。

電源について

本機はソーラーセルで発電し、二次電池に充電しながら使うようになっております。 光が当たりにくい場所での保管および使用、長袖で本機が隠れたままの使用が長時間続きますと、二次電池が消耗して機 能が停止することがあります。
※二次電池が消耗して時計機能が停止すると時刻やアラームセット時刻は消去される場合があります。 ※ライト点灯や報音のタイミングで、一時的に電圧が減少し、運針が停止する場合があります。この場合は、故障ではありませ
んので、光に当てて運針が再開するまでお待ちください。(時計内部では動いていますで、復帰後は正確な時刻を指します)
安定してお使いいただくために、なるべく光が当たるようにしてお使いください。
●充電切れ予告
二次電池の容量が少なくなると、秒針が 2 秒運針を行ない、充電不足をお知らせします。
<通常状態> <充電警告状態> <時計機能停止状態>
更に
充電不足 になると
2秒運針1秒運針
2 秒運針状態のまま、午前 12 時になると、日付が基準位置へ移動。 さらにバッテリーレベルが下がると秒針が 12 時位置で停止し、時・分針は午前または午後 12 時に運針を停止します。
※時計機能停止状態になっても再度充電を行なうと使用できます。 ※時計機能停止状態から充電したときは、十分に充電されてくると針が現在時刻の位置まで移動します。 ※通常状態になるまで十分に光を当ててから、ご使用ください。
充電不足 になると
基準位置表示
針が12時位置で停止
<注意>
2 秒運針中は、以下の操作 はできません。
自動受信および手動受信
ライト点灯
アラームの報音
●充電時のご注意
以下のような高温下での充電はお避けください。
●炎天下に駐車中の車のダッシュボードの上
●白熱ランプなどの発熱体に極端に近い所
●直射日光が長く当たって、高温になる所
充電の際、光源の条件によっては時計本体が 極端に高温になることがありますので、やけ どなどをしないようにご注意ください。
●充電のしかた
本機のソーラーセル部を光源に向けます。 ※ソーラーセルの一部が隠れていると充電効率が下がりま
すのでご注意ください。
例)時計の置き方
ソーラーセル
※イラストは樹脂バンドの場合です。
●充電の目安
本機は一度フル充電すると、充 電しなくても基本動作に加え、 下記の条件で使用した場合に約 4ヶ月動き続けます。
1 日あたりの使用量
ライト:1.5 秒間
アラーム報音:10 秒間
電波受信:1 回
なお、こまめに充電を行なえば、 安定してご使用いただけます。
*基本動作とは、時計内部の時刻演算処理と針の運針動作のことです。
各レベルに回復するための充電時間
環境(照度)
晴れた日の屋外など (50,000ルクス)
晴れた日の窓際など (10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
※この充電時間は目安のため、実際の環境下においては充
電時間が異なる場合があります。
運針開始まで フル充電まで
〈1日動くのに必要な充電時間〉
※左記の条件で使用した場合。
環境(照度)
晴れた日の屋外など
(50,000ルクス)
晴れた日の窓際など
(10,000ルクス)
曇り日の窓際など
(5,000ルクス)
蛍光灯下の室内など
(500ルクス)
充電時間
約1時間
約2時間
約3時間
約30時間
約12時間
約61時間
−−−
−−−
充電時間
約6分
約30分
約48分
約8時間
1
Operation Guide 3721

ライト点灯について

本機には LED ライトがついており、暗いときにライトを発 光させて時刻を見ることができます。また、時計を傾けると 暗いときにライトが発光するオートライト機能もあります。
■ ボタンを押して発光させる
手動発光〜
時刻モードのときに
AA
A ボタンを押します
AA
A ボタンを押すとライトが
約 1.5 秒間発光します。
オートライトOFFのときもAボタンを押すと発光します。
本機を振ると「カラカラ」と音がすることがあります。 これはオートライト機能のためのスイッチ(金属球) が内部で動くための音で、故障ではありません。

電波時計について

■ 電波時計とは
正確な時刻情報をのせた長波標準電波を受信することによ り、正しい時刻を表示する時計です。
内蔵の「受信アンテナ」
送信所
セシウム 原子時計
電波時計は正確な標準時を受信していますが、時計内 部の時刻演算処理等により、時刻表示に1秒未満のズ レが生じます。
長波標準電波
本機
電波情報
時刻情報
時計内部
から電波を受信
受信した電波を時 計内部で解読し、 時刻情報に変える
解読
時刻情報にもとづ いて時刻修正
■ 時計を傾けて発光させる
〜オートライト機能〜
オートライトは、ボタンを押さなくても暗いときに時 計を傾けるだけでライトが発光する便利なフルオート ライト機能です。
※明るいときは、自動発光しません。 暗い場所で時刻などを見るときに大変便利です。
オートライト機能では、どのモードのときでも、時計 を傾けるだけでライトが約 1.5 秒間発光します。
準備:受信確認モードのときに、
続けて、オートライトON(ライト点灯)にします。
※オートライトONのときは、受信確認モードでAボタンを
押してもライトが点灯します。
※オートライトONのときに、受信確認モードでAボタンを
約3秒間押し続けると、オートライトがOFFに戻ります。
AA
Aボタンを約 3 秒間押し
AA
■ 標準電波
●日本の標準電波(JJY)は独立行政法人情報通信研究機 構(NICT)が運用しており、福島県田村郡の「おおたか どや山標準電波送信所(40kHz)」および佐賀県と福岡県 の境にある「はがね山標準電波送信所(60kHz)」から送 信されています。
この標準電波は、ほぼ 24 時間継続して送信されてい ますが、保守作業や雷対策等で一時送信が中断される こともあります。
●ライトを発光させる
11
1
11
時計を腕にはめ、 水平にします
※オートライト機能を使用するときは、時計を「手首の外
側」にくるようにつけてください。
※文字板の左右(3 時−9時方向)の
角度を± 15°以内にしておいて ください。15°以上傾いていると 発光しにくくなります。
22
2
22
水平状態から、表示が見え るように約40°傾けます
40° 以上
〈ご注意〉
直射日光下では発光が見えにくくなります。
発光中にBボタンを押したり、アラームなどが鳴り 出すと発光を中断します。
■ 電波の受信範囲の目安
「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」と「 は が ね 山
標準電波送信所(60kHz)」からの電波のうち、受信しや すい方を自動的に選びます(自動選局)。
※前回受信に成功した方の電波を優先的に受信します。
<送信所の位置>
はがね山
(60kHz)
●条件の良いときは、送信所からおよそ1,000km離れ た場所でも受信することができます。
※ただし、約500kmを越えると電波が弱くなりますの
で、受信しにくくなることがあります。
※受信範囲内であっても、地形や建物の影響を受けたり、
季節や時間帯(昼・夜)などによって受信できないこと があります。
※電波の特性により、夜間の方がより受信しやすくなり
ます。
500km
500km
1000km
1000km
おおたかどや山
(40kHz)
〈オートライトご使用時の注意〉
オートライトを頻繁に使用すると電池の持続時間が 短くなりますのでご注意ください。
時計が服の袖に隠れるようにつけると、明るいとき でもオートライトが点灯することがあります。
時計を傾けたとき、ライトの発光が一瞬遅れること がありますが異常ではありません。
ライト発光後、時計を傾けたままにしておいても、発 光は約 1.5 秒間のみとなります。
2 秒運針になると、自動的にオートライト OFF に なります。
時計を「手首の内側」につけていたり、腕を振った り、腕を上にあげたりしても発光することがありま す。オートライトを使用しないときは必ず OFF に しておいてください。
※時計を「手首の内側」につけるときはできるだけ
オートライトを OFF にしてご使用ください。
静電気や磁気などでオートライトが動作しにくくな り、発光しないことがあります。このときはもう一 度水平状態から傾けなおしてみてください。なお、 それでも発光しにくいときは、腕を下からふりあげ てみると発光しやすくなります。
■ 使用場所について
電波は、以下のような場所では受信しにくくなりますので、 このような場所を避けて受信を行なってください。
※電波受信については、ラジオやテレビと同じようにお考
えください。
ビルの中およびその周辺
(ビルの谷間など)
乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
電波障害の起きるところ
(工事現場、空港のそばなど)
受信がうまくいかないときは、上記のような場所から 離れ、受信状況の良いところで再度受信してみてくだ さい。
高圧線、架線の近く
家庭電化製品、OA機器のそば
テレビ、スピーカー、FAX、 パソコン、携帯電話など
()
山の裏側…など
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