
取扱説明書
「リゼレピュア」の糸調子は、
布地や糸の種類に関係なく
自動的に調子が取られるよう
にセットされています。
自動糸調子で、
電子ミシン ZZ3-B581
らくらく
ソーイング !!
この製品のすばらしい性能と、その正しい使い方をご理
解いただくために、この取扱説明書を最後までよくお読
みください。
お読みになったあとは、保証書とともに、必ず保存してく
■電源コード
■プーリー ■模様選択ダイヤル ■押えあげレバー
■スピードコントロールレバー
■ぬい目の長さ調節ダイヤル ■返しぬいレバー
■スタート/ストップスイッチ ■付属品ケース
■フリーアームにするには ■送り歯上下スイッチ
■ボビンの下糸巻き
■ボビンのセット
■上糸のかけ方
■糸通し装置の使い方
■下糸の引き出し方
■基本操作
■押えの付け替え方
■裁ち目かがり押えの使い方
■まつりぬい押えの使い方
■ボタン穴かがり押えの使い方
ぬう前の知識
糸の通し方
ぬってみましょう
特殊な糸や素材やギャザー・シャー
リングなどは、上糸調子ダイヤル
で調節します。
上糸を強くしたい場合
上糸調子ダイヤルを
右に回します。
上糸を弱くしたい場合
上糸調子ダイヤルを
左に回します。
■針の交換
■ランプの交換
■お手入れ
■トラブルチェック
■各部の名称
■付属品
■糸と針の選択早見表
■ぬい方早見表
■アフターサービス
ミシンを大切に

ランプスイッチ
電源スイッチ
AC100V
●
ミシンを使用しないときは、電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。
■電源スイッチ
■ランプスイッチ
模様選択
ダイヤル
プーリーを手前に回し
て、針を上げます。
模様選択ダイヤルを回すと、模様表示窓に
模様が表示されます。
模様選択ダイヤルは、必ず針が上がってい
●
ることを確認してから回してください。
針が曲がったり、折れたりする可能性があ
ります。
ソケット
電源コード
プーリー
●
電源プラグはしっかりと差し込んでくださ
い。
プーリーを回すと針が上下します。
●
プーリーは必ず手前に回してください。
●
模様選択をする場合、必ず針を上げてく
ださい。
模様表示窓
選択模様

押えあげレバー
レバーを下げると押えが下がり、布地を押えま
す。
厚地の重ねぬいなど布地を入れにくいとき
は、レバーをさらに押し上げて入れます。
スタート/ストップ
スイッチ
スイッチを押すとスタートし、もう一度押すとス
トップします。
●
スイッチを押している間は、低速でぬいま
す。
ミシンを停止させると、針は上で止まりま
●
す。
スピードコントロールレバー
ぬい目の長さ調節ダイヤル
ぬい目の 長さ
はやいおそい
合わせマーク
ぬい目の長さ調節ダイヤル
あらいこまかい
1針1針のぬい目の長さを変化させることが
できます。
選んだ模様によっては調節できません。
●
(ぬい方早見表参照)
レバーを下げている間は返しぬいを低速で行
います。
スピード
付属品
ケース
補助テーブル
補助テーブル
補助テーブルを左に開くと付属品が収納され
ています。
補助テーブルを左へ引きます。
補助テーブルを外した裏側にあります。
送り歯が上がり、
…
布地を送ります。
返しぬいレバー
送り歯上下スイッチ
送り歯が下がり、
…
布地を送りません。

ボビンは、専用ボビンをご使用ください。(モデル名:B051…5 個セット)
糸こま押え
糸こま
糸案内
下糸巻案内
ここで糸を押え、糸を張りぎみに
すると糸かけがしやすくなります。
ボビン
はやいおそい
切りかけ
糸巻き軸ばね
スピード
スピード

プーリーを手前に回し
て、針を上げます。
スタート/ストップス
イッチを押します。
押えを上げます。
押えを下げます。
プーリーを手前に回し
ます。
電源スイッチを切り
ます。
すべり板を開きます。
1
ボビンの穴に糸を通し、切りかけと
糸巻き軸ばねを合わせてしっかりは
めます。
糸端を持ち、ボビンを右へスライドさ
せます。
スピードコントロールレバーを
<はやい>に合わせます。
巻き終わるとボビンの回転は止
まります。
巻き終わったらスタート/ストッ
プスイッチをそして止めます。
ボビンを左へもどします。
糸端を切り、ボビンをはずしま
す。
すべり板
切りみぞ
ボビンをセットし、糸を切りみ
2
ぞへ通します。
すべり板を閉めます。
3
糸端を持ってスタート/ストップス
イッチを押します。

■細巻きの糸こまを使う場合
すき間をあける
(2~3mm程度)
ガイド
糸通しレバー
➊をしないと、糸がらみの原因になります。
フック

上糸をかるく持ち、プーリーを手
前にゆっくり1回転させ、針を
上げます。
プーリーを手前に回して針
1
を上げ、押えあげレバーを
下げます。
糸通しレバーを下げなが
2
ら、糸をガイドにかけま
す。
糸通しレバーをさらに下ま
3
で下げ、糸をフックにかけ
ます。
糸を手前に引き、フッ
●
クにかかっているか確
認してください。
針
9 番
11 番
14 番
糸
30番 50番 60番
30番 50番
30番
糸通しレバーを上げると同時
4
に、糸から手を離します。
上糸をうしろへ引き出しま
5
す。
糸通し装置が使用できない針と
●
糸の太さの組み合わせは左記
のとおりです。
なお、ナイロン透明糸は左記に
関係なく、ミシン針14番~16番
の範囲内でご使用ください。
上糸を引きながら下糸を引っ張
り出します。
上糸・下糸を15cmほど出してお
きます。
上糸
下糸
16 番
20番

■ジグザグの振り幅は自動的に設定されますので調節することはできません。
模様選択ダイヤルで模様を指定し
1
ます。
スタートします。
4
スタート/ストップスイッチを押し続
けると、その間低速でぬいます。
手はかるく布地に添えます。
布地
指定した模様に合わせ、押えと付
2
替えます。
押え記号
布地を入れ、押えを下げます。
3
再びスタート/ストップスイッチを押
5
してストップします。
押えを上げ、糸を切ります。
6
糸切り
■ぬい目の長さ調節 ■スピード調節
おそい
こまかい
ぬい目の長さ
あらい
はやい
スピード

ボタン
■取りはずし方
押えを上げ、押えホルダーのボタンを押
します。
<I>押えに付け替え、模様番号<1>を
指定します。
調節ねじ
押えホルダー
コイン
ピン
■取り付け方
押えホルダーの真下に押えのピンがくる
ように置き、押えを下げます。
片押えの付け替え方
押えを上げ、ねじをゆるめて押えホルダーを
はずします。
片押え(I)を付け、ねじを締めます。
ゆるめる
しめる
調節ねじをゆるめて、片押えの位
1
置を調節します。
プーリーを回して、針おち位置を確か
2
めます。
打ち合わせの下になる方を先にぬ
3
います。
押えの位置を変え、打ち合わせの
4
上になる方をぬいます。
片押え(I)

1cm
しつけ
裏
厚い布地の場合
0.5cm
●
<L>押えに付け替え、模様番号<6>を
指定します。
●
<G>押えに付け替え、模様番号<8>を
指定します。
しつけ
裏
折り山
1cm
0.5cm
ガイド
布地を折ります。
1
左の針おちがわずかに折り山にかか
2
るように、布地をセットします。
折り山にガイドを合わせます。
3
ガイド
押えのガイドに布端が合うように布
1
地をセットします。
ぬい始めたら、布端がガイドに合う
2
ように手を添えます。
●
裁ち目かがりのぬい上がりは、素材
により上糸と下糸の重なりがわずか
に下(裏)で出る場合があります。
模様番号<3>のときは裁ち目かがり
押えを使わないでください。
必ず<J>押えに付け替えてください。
布地は、針が布端よ
り少し外側におちるよ
うにセットします。
ぬい始めたら、折り山がガイドに合
4
うように手を添えます。
表に返します。
5
裏
表
● ボタン穴かがりを失敗したとき ●
(失敗した場所により操作がちがいますのでご注意ください。)
1. 押えを上げて糸をほどきます。
2. 模様選択ダイヤルでbを指定します。
3. 10針ほど空運転させます。
4. 模様選択ダイヤルでaを指定し、
始めからぬい直します。
1. 押えを上げて糸をほどきます。
2. 模様選択ダイヤルでaを指定し、
始めからぬい直します。

●必ず試しぬいをしてください。
■たてのボタン穴かがり ■横のボタン穴かがり
シャツなどの細い前立てや小
さなボタンをたくさん並べてつ
ける場合によく使われます。
ボタン付けの位置より0.3cm
上側からしるしを付けてくださ
い。
この部分を手前に
して取り付けます。
(
ボ
タ
ン
の
直
径
厚
み
)
×
0.3cm
前
丈夫なので、ほとんど
の服に使われます。
ボタン付けの位置より
0.3cm外側からしるし
を付けてください。
1
2
A
3
4
ボタン穴かがりはa→bの順に行います
ので、模様選択ダイヤルでaを指定しま
す。
ボタン穴かがり押えをセットし、押えの穴に
ボタン穴のスタート点を合わせて押えを下
げます。
上糸を持ってスタートします。
布地のしるしに合わせて止めます。
ボタン穴の長さ
(ボタ ンの直 径+厚み )
0.3cm
ボタン付けの位置
×
まち針
ボタン穴かがりのぬい目調節
ぬい目の長さ調節ダイヤルをFに合わせ、
1
模様aをぬいます。
a
ぬい目の長さ調節ダイヤルを回し調節します。
2
の場合
の場合
ぬい止まり
ぬい目の長さ調節ダイヤル
スタートします。
6
ぬい始めの位置までぬったら、外側
7
で止めます。
糸端を裏で結び、リッパーで切り開
8
きます。
ボタン穴かがり
微調節ねじ
a
模様選択ダイヤルでbを指定します。
5
機構上、aからbに切り換えても、2
※
針または3針ほどaのぬい目が入りま
す。
模様bをぬいま
3 4
す。
b
aのぬい目と比べ、ボタン穴かがり微調節ねじを回して調節し
ます。
の場合
の場合
b

電源スイッチを切り、針を上げ、押
※ランプは(8V、2.4W)は最寄りのブラザー販売店でお買
1
えを下げます。
い求めください。(部品コード:X50228-051)
電源スイッチを切ります。
1
ストッパー
コイン
コイン
平らな面を下にして
このすき間平行
ねじをゆるめて針を抜きます。
2
針の平らな面をうしろにしてストッ
3
パーに当たるまで差し込みねじを締
めます。
正しい針の調べ方■
面板
コイン
ねじをはずします。
2
面板を取りはずします。
3
ランプソケットを左に出し、ランプを
4
引き抜きます。(➊、➋)
新しいランプを取り付けます。
5
ランプソケットを右いっぱいまでもどし
ます。(➌、➍)
平らなもの
(針板・ガラスなど)
面板を取り付け、ねじを締めます。
6

コイン
電源スイッチを切ります。
1 5
押えホルダーと針をはずします。
2
6
針板をはずします。
3
ばね
凸部
ほこりや糸くずを取り除きます。
内かまは、やわらかい布でふきま
●
す。
取りにくい糸くずは、ピンセットや
●
掃除機で取り除きます。
内かまには油をささないでくださ
い。
内かま・針板の順に取り付けます。
内かまの凸部とばねを合わせて
●
セットしてください。
内かま
コイン
内かまを取り出します。
4
いつもきれいに
■
かるいよごれは、やわらかい乾いた布でふいてください。ひどいよ
ごれは中性洗剤を溶かした湯または水に浸した布でふき、次に
湯または水を浸した布で洗剤をふきとってください。
ミシンの大敵
■
ストーブやアイロンは近づけないでください。
ベンジン・シンナーなどは絶対に使わないでください。
保管するときには、直射日光をさけてください。

ミシンの調子が悪い場合は、まずは次の原因を確かめましょう。
上糸が
切れる
下糸が
切れる
ぬい目が
とぶ
布地に
しわがよる
糸通しが
できない
布地を
送らない
糸調子が
合わない
針が
折れる
ミシンが
動かない
糸のかけ方がちがっている。
上糸を正しくかけ直す。
糸がからまっている。
針板・かまの掃除。
針が正しく付いていない。
しっかりと取り付ける。
糸のかけ方がちがっている。
上糸を正しくかけ直す。 正しい針に交換。
針が正しい位置にない。
上げる。
ぬい目の長さが不適当。
ぬい目の長さを調節する。
糸のかけ方がちがっている。
上糸を正しくかけ直す。
針が正しく付いていない。
しっかりと取り付ける。
されていない。
を押す。
B
D
D
B
B
A
C
B
D
C
糸がからまっている。
▲
針板・かまの掃除。
▲
い。
セットし直す。
正しい針を使っていない。
▲
正しい針に交換。
正しい針を使っていない。
▲
▲
い。
調べる。
送り歯が下がっている。
▲
(上)にする。
下糸の入れ方がちがっている。
▲
セットし直す。
正しい針を使っていない。
▲
正しい針に交換。
▲
入っていない。
差し込む。
▲
い。
B
D
ま押えをしっかりと差す。
B D
正しい針を使っていない。
▲
正しい針に交換。 針板・かまをはずし、調べる。
B
▲
が不適当。
D
D
▲
早見表参照。
が不適当。
早見表参照。
▲
る。
送り歯・かまの掃除。 上糸を正しくかけ直す。
▲
【自動】になっていない。
【自動】に合わせる。
D
表紙
かまにキズができている。
▲
糸のかけ方がちがっている。
▲
●
D
も
ブ
し
ラ
、
ザ
ー
そ
れ
販
で
売
も
店
直
申
付
に
ら
お
な
い
し
場
合
け
は
く
、
B
だ
B
▲
せが不適当。
A
ぬい方早見表参照。 正しい針に交換。
正しい針を使っていない。
▲
D
糸がからまっている。
▲
針板・かまの掃除。
B
D
お
さ
買
い
。
い
上
げ
の
▲
が不適当。
B
D
▲
早見表参照。
が不適当。
早見表参照。
▲
【自動】になっていない。
【自動】に合わせる。
布地を不当に引っ張っている。
▲
手はかるく添えるだけ。
表紙
販
売
店
ま
た
C
は
最
寄
り
A
の
回転が遅い
音が高い
る。
送り歯・かまの掃除。
D

ボタン穴かがり微調節ねじ
てんびん
面板
糸切り
糸通しレバー
送り歯
針板
補助テーブル
上糸調子ダイヤル
下糸巻案内
押え
ぬい目の長さ調節ダイヤル 下糸巻き装置
糸こま押え
すべり板
糸こま
返しぬいレバー
スタート/ストップスイッチ
模様表示窓
プーリー
模様選択ダイヤル
スピードコントロールレバー
電源プラグ
電源コード
電源スイッチ
コントローラージャック
(コントローラーは別売り)
ソケット
押えあげレバー
送り歯上下スイッチ
ケース
停電について
●
運転中に停電が発生した場合。
・
・

● お買い上げの際、販売店でお渡しする保証書を大切に保存してください。
● 無償修理保証期間は、お買い上げ日より1年間です。
それ以降の修理については、お買い上げの販売店、または最寄りのブラザー
● 当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低8年保有しています。
性能部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
● アフターサービスについてご不明の場合は、お買い上げの販売店、または
「お客様相談室(ミシン119番)」までお問い合わせください。
〒467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
・
お客様相談室はブラザー販売株式会社が運営しています。
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
191581-0-01改
普通地 薄地 厚地 のびる布地 ほつれやすい布地
上記の電話番号・住所および受付時間は、都合により変更する場合が
ございますのでご了承ください。
布
ブ
地
の
ロ
種
ー
類
ド
カ
タ
糸
ン
種類
糸
60 60 50 60
~
糸
太さ
80 80 80 80 80 80
針
太さ
11~14 9~11 14~16
フ
タ
ラ
フ
タ
ノ
合
繊
糸絹糸
~
ギ
ャ
バ
ジ
ン
~
ロ
ョ
ー
ゼ
ト
合
繊
糸
60
ッ
~
ー
ラ
絹
糸
50 40
~
ー
ン
カ
タ
ン
糸
~
ー
デ
ュ
ニ
ロ
イ
ム
カ
合
タ
繊
ン
糸絹糸
糸
~
50
80 80 80 80
コ
デ
ポ
ジ
ツ
イ
ド
50
ー
ト
ジ
リ
コ
ッ
ジ
ト
ニ
ッ
ト用糸
ゴールド針
11~14
ャ
ー
カ
タ
ン
糸
50
~
9~14 16~18
■ぬい方早見表
模様の種類 直線 三重ぬい まつりぬい
ジグザグ
裁ち目
かがり
ジグザグ
三重ぬい
合
繊
糸絹糸
50 50
~
裁ち目
かがり
~
ステッチ糸
の場合
合
繊
糸絹糸
30 30
直線
ボタン穴かがり押え
付属品
リッパー ボビンミシン針ミシンブラシ
ボビンは必ず専用ボビンを
ご使用ください。
モデル名:B051(5個セット)
■アフターサービス
ボタン穴
かがり
1 2 3 4 5
模様番号
7
J
押え記号
地
ぬ
い
主な用途
返しぬい
レバー
ぬい目の長さ
調節レバー
●・・・返しぬいレバーを押している間、返しぬいができます。 ★・・・調節することができます。
・
そ
の
他
●
★
そ
パ
ア
裁
ッ
ッ
の
ち
他
チ
プ
目
ワ
リ
か
ー
ケ
が
ク
り
●
★
裁
の
ち
び
目
る
か
布
が
地
り
● ● ●
★
9 10 6
(
)
そ
パ
ッ
の
他
チ
ワ
ー
ク
L
地
ぶ
ぬ
縫
に
い
い
し
目
た
を
い
じ
ょ
と
き
う
ま
普
つ
通
り
地
ぬ
・
い
薄
地
● ●
★
8
G
(
)
裁
ち
目
か
が
り
1
a b
A
そ
ピ
お
フ
ァ
の
ン
と
他
タ
し
ス
ッ
ミ
ナ
ー
ク
シ
ン
付
け
●
★
ボ
タ
ン
穴
か
が
り
★
TEL:
050-3786-1134
114-581