Brother MW-145BT, MW-260, PJ-623, PJ-663 software developer manual [ja]

P-touch Template Manual
機種名 MW
-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663
<作成> ブラザー工業株式会社
1
対応モデル: MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663
本資料は、お客様が直接対応モデルを制御される場合に必要な情報を提供するものです。
お客様が以下の内容にご同意いただいた場合のみ、本資料のご利用が可能です。もしご同意い
ただけない場合は、お客様は本資料をご利用いただけません。
ご利用条件
お客様は、お客様ご自身が対応モデルをご利用いただくため(以下「本目的」といいます)に必要
な範囲においてのみ、本資料を使用し、複製することができるものとします。なお、お客様は次の
ことを行ってはならないものとします。
(1) 本目的以外の目的で本資料を複製すること
(2) 本資料を改変し、翻案・翻訳し、または第三者に再頒布すること
(3) 本資料を第三者に貸与・提供すること
(4) 本資料に含まれるブラザーの権利に関する表示を削除・改変すること
無保証
(a) 対応モデルおよび本資料のバージョンアップや修正等はブラザーが任意で行うものとし、お客
様からの本資料の内容に関するお問い合わせまたはご要望に対しては一切応じかねます。
(b) ブラザーは本資料に関し、明示または黙示であるかを問わず、瑕疵がないこと、特定の目的
に適合することを含め、その他いかなる保証も行いません。
(c) ブラザーは本資料および本資料に基づきお客様が作成したプログラムに起因して発生した直
接的または間接的損害について、お客様に対し、いかなる責任も負わないものとします。
以上
2
【目次】
はじめに.............................................................................................................................4
P-touch Templateとは? ...................................................................................................4
P-touch Templateの使い方............................................................................................... 5
設定ツール説明書 ..............................................................................................................6
P-touch Template 制限事項........................................................................................... 11
注意事項.......................................................................................................................... 18
付録:仕様........................................................................................................................ 21
3
はじめに
本書は MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663 へ転送したレイアウトにデータを流し、PC 以外
の端末を直接制御して印刷する方法が記されています。
本書は、お客様の開発環境におけるプログラミングに関しての知識がある方への説明書となって
おります。万一、本書を元にプログラムを開発したにもかかわらず、 MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663及び、P-touch Templateを用いたシステムなどのデータ
が消えたり変化した場合、生じた損害や逸失利益、または第三者からのいかなる請求につきまして
も、当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。加えて、本書はいかなる 請求の証拠にもなり得ませんので、あらかじめご了承ください。
また、本書の内容の一部または全部を無断で複写、転載することは禁じられています。
P-touch Templateとは?
P-touch Template とは、接続した端末より、送られてきたテキストデータを MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663 に保存しているレイアウトのテキストオブジェクト、バーコー ドオブジェクトに反映させることが出来るツールです。
1.接続する端末に 応じて、PCを用い てプリンターを設定
2 P-touch Editor を 用いてレイアウトを作 成しプリンターに転送
3.接続した端末より テキストデータを送信 し、ラベルを印刷。
P-touch T
るツールです。 接続が可能な端末は、下記の様なものです。 -スマートフォン -ハンディターミナル など
注意:
emplate は PC 無しでの印刷を可能にし、また手間無く帳票等のデータのみを変更でき
接続が可能な端末には、データを転送するためのインターフェイスが必要です。端末によっては、データを転送できないものもございます。
4
P-touch Templateの使い方
1. プリンター本体設定
MW
-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663 の接続先の環境や接続 端末に合わせて、「P-touch テンプレート設定」を作動させて、 MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663 のプリンター本体をセット
アップします。
(本書の設定ツール説明書をご参照くだ
さい。)
*あらかじめ USB 接続によりプリンタードライバーをインストールし てください。
2. レイアウトの作成
P-touch Editorでプリンタ
ー本体に転送するレイアウトを作成しま
す。
(本書のP
-touch Template 制限事項をご参照ください。)
3. レイアウトの転送
P-touch T
ransfer Manager を使用して、レイアウトをプリンタ
ー本体に転送します。 (MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663 のソフトウェアユーザーズ
※プリンターのイメージ画像は
お使いのプリンターによって異なります。
イドをご参照ください。)
4. P-touch Template コマンドによるプログラム
プリンター
であれば、
って接続する
本体を制御するために特別なコマンドが必要
P-touch Template
端末
のプログラムを変更してください。
コマンドリファレンスに従
本書のP-touch Templateコマンドリファレンスをご参
照ください。
5. 端末との接続から印刷
接続する端
末からテキストデータをプリンター本体へ送
り、帳票等を印刷します。
5
設定ツール説明書
プリンタ
画像はお使いのプリンタ
なります
①コマンドモード選択
②テンプレート番号選択
③区切り記号設定
④印刷開始トリガ設定
⑤印刷開始コマンド文字列設定
⑥印刷開始データ数設定
⑦文字コードセット選択
ーのイメー
ーによっ
⑧国際文字設定
⑨プレフィックス文字設定
⑩読み捨て文字列設定
⑪改行コード文字列設定
⑫コピー枚数設定
プリンター本体に①~⑫の設定値をセットする。
①~⑫の設定値をデフォルトに戻す。
ツールを閉じる。
6
①コマンドモード選択
P-touch Template モード
P-touch テンプレートを使用する場合は、P-touch Template モードを選択する。
ESC/P モード Raster モード
②テンプレート番号選択 電源ON時に、デフォルトで選択されるテンプレート番号を設定する。 ただし、プリンター本体に転送されていないテンプレート番号を設定することはできない。
③区切り記号設定 区切り記号とは、データの流し込み対象を、次のオブジェクトに移行する時に使う記号である。
1~20文字の文字列で設定する。
④印刷開始トリガ設定 印刷開始トリガを、以下の3つの中から1つ選択する。
印刷開始コマンド文字列受信時
(⑤で設定した印刷開始コマンド文字列を受信した時、印刷を開始する。)
全てのオブジェクトが埋まった時
(最終オブジェクトで、区切り記号を受信した時、印刷を開始する。)
設定されている文字数受信時
(⑥で設定した文字数を受信した時、印刷を開始する。ただし、区切り記号は、文字数にカウ
ントされない。)
⑤印刷開始コマンド文字列設定 1~20文字の文字列で設定する。
⑥印刷開始データ数設定 印刷開始データ数は、1~999 の値で設定が可能である。
⑦文字コードセット選択
選択不可。
7
⑧国際文字設定 各国別の文字セットを、以下から選択する。
USAフランスドイツイギリスデンマークスウェーデンイタリアスペイン日本 ノルウェーデンマークⅡスペインⅡラテンアメリカ韓国 リーガル
上記選択の国により、以下の12コードが切り替わる。 23h 24h 40h 5Bh 5Ch 5Dh 5Eh 60h 7Bh 7Ch 7Dh 7Eh 切り替わる文字に関しては、P-touch Template Command 国際文字セット表
⑨プレフィックス文字設定
プレフィックス文字コードを変更する。1文字の文字コードで設定する。 プレフィックス文字とは、P-touch Template モードで使えるコマンドを識別するための先頭文字 コードである。
⑩読み捨て文字列設定
ここで指定された文字列は、データ受信時に読み捨てられる。1~20文字の文字列で設定す る。
参照のこと。
8
⑪改行コード文字列設定
改行コードとは、データ流し込み時、以降のデータをテキストオブジェクト内の次の行に移動した
いときに使うコードである。改行コードを以下の4つの選択肢から選択するか、1~20文字の文 字列で設定する。 1.^CR 2.¥0D¥0A 3.¥0A 4.¥0D
⑫コピー枚数設定
コピー枚数を設定する。1~99枚まで設定可能である。
その他 ・ini ファイル [設定]ボタン(メイン画面または通信設定画面)をクリックした後、終了時に値を保存する。
MW-145BT の場合)
C:¥Documents and Settings¥(ユーザアカウント名)¥Application Data¥Brother ¥Printer Settings¥Pts3532.ini
MW-260 の場合)
C:¥Documents and Settings¥(ユーザアカウント名)¥Application Data¥Brother ¥Printer Settings¥Pts3432.ini
PJ-623 の場合)
C:¥Documents and Settings¥(ユーザアカウント名)¥Application Data¥Brother ¥Printer Settings¥pts3236.ini
PJ-663 の場合)
C:¥Documents and Settings¥(ユーザアカウント名)¥Application Data¥Brother ¥Printer Settings¥pts3436.ini
9
・テキストボックス③⑤⑨⑩への文字入力
テキストで入れられる文字はテキストで入力し、制御コードなどは、¥マークを前につけて ASCII コード[00 - FF]で入力ができる。 例;PRINT [PRINT]
TAB 制御コード;[¥09] 復帰制御コード;[¥0D]
¥ ;[¥¥]
10
P-touch Template 制限事項
テキストオブジェクト関係
(本書のP-touch Editorの設定と本体イメージの相関表もご参照ください。)
P-touch Editor で設定したフォントは、プリンター本体転送時、1バイトコードならばヘルシンキに、
2バイトコードならゴシックに変換される。
P-touch Editor で設定した文字サイズは、プリンター本体転送時、プリンター本体内蔵の近い
サイズに変換される。
P-touch Editor で設定した文字サイズは、オブジェクト内で全て同じサイズになる。P-touch Editor で設定したタイムスタンプは、「印刷時の日付時刻」設定有の場合、空白印刷さ
れ、「印刷時の日付時刻」設定無の場合、P-touch Editor で作成時の日時で印刷される。
<「印刷時の日付時刻」の設定箇所>
P-touch 日付と時刻オブジェクトのプロパティを開き、「印刷時の日付時刻」チェックボックスを OFF にす る。)
P-touch Editor で設定した水平配置(均等揃え両端揃え)設定は、左寄せに変換される。 P-touch で設定した改行時の行間設定有効範囲は、0~255ドットである。
Editor で、「日付と時刻のプロパティ」の「印刷時の日付時刻」の設定を解除するには、
P-touch Editor の行間設定は、マイナスの値を使用しないこと。また、プリンター本体の行幅に 上限(約 21mm)があるため、P-touch Editor でそれより大きな行間設定を行ってもプリンター本 体には反映されない。)
11
P-touch E
ditor での行間設定方法>
P-touch (ナンバリング文字列は初期値として設定した文字列が、P-touch Template では印刷される。)
<ナンバリングの初期値について>
P-touch Editor上 ー本体での印刷時もそのまま”No.100”と印刷されることになる。
P-touch Editor で設定した文字装飾は、オブジェクト内で全て同じ装飾になる。P-touch Editor で設定したテキストオプションが、「長文」の時、垂直配置は、常に上寄せの位
置に配置される。
P-touch Editor で設定したテキストオプションの「テキストを折り返す」は、オブジェクトサイズが
固定で文字は縮小される。
(「テキストを折り返す」はもともと長い文章を挿入するために追加されたモードであり、「テキストを
Editor で設定したナンバリング設定は、無効である。
で上図のナンバリングが設定されている場合、初期値は”100”となり、プリンタ
折り返す」機能をなくしてしまうと極端に文字サイズが小さくなる可能性があるため、P-touch
Editor では用紙が固定サイズまたは定長が設定されている場合は「枠サイズ固定」、用紙にオ
12
ート長が設定されているときは「自動長
1.「縮小して全体を表示」: テキストオブジェクトサイズが固定になり、テキストサイズがテキスト長さ により変更される。
2.「はみ出した部分はクリップする」: テキストオブジェクトサイズ及びテキストサイズが固定になる。 テキストが長い場合は、印刷されない。
3.「長文」: テキストオブジェクト幅とテキストサイズは固定である。テキストが長い場合には、自動的 に改行し垂直方向にのびる。.
4.「自動長」: テキストオブジェクト高さとテキストサイズは、固定である。テキストが長い場合は、テキ ストオブジェクトの幅がのびる。
5.「フリーサイズ」: テキストサイズが固定である。テキストが長い場合は、テキストオブジェクトの幅が のびる。改行されたら垂直方向にのびる。
<テキストオプション(文字の制御)の設定方法>
」を推奨する。)
赤丸で囲んだいずれかのコントロールをクリックすることで、選択肢がドロップダウンで表示され、 その中から選択する。
13
バーコード関係
バーコード全体
プリンター本体の対応していないバーコードを含むテンプレートを転送しようとすると、転送時に
エラーになりプリンター本体に転送できない。 プリンター本体が対応しているバーコードは、以下のとおりである。 1次元バーコード
CODE39,I-2/5,UPC-A,UPC-E,EAN-13,EAN-8,CODE128,
GS1-128UCC/EAN-128 ,
CODABAR 2次元バーコード PDF417QR CodeMicro QR CodeDataMatrix
バーコードオブジェクトにデータを流し込んだとき、規格外の文字があった場合は、そのバーコ
ードオブジェクトは印刷されない。
バーコードの大きさは、P-touch Editor からの印刷結果とは異なる場合がある。
CODE128/ GS1-128(UCC/EAN-128)は、大きめに印刷されやすいので、P-touch Editor
テンプレートを作成時に、余白を多めに入れることを推奨する。
P-touch Editor で作成時のテンプレートより、データの流し込みで横幅の長い
バーコードが出来た場合、途中で印刷が切れることがある。
バーコードデータの直前、直後に改行を入れてはいけない。バーコードデータの一部とみなされ、
改行コードも含んだバーコードが作成される、またはバーコード規格外のデータが入力されたと して、バーコード部分の印刷が空白になる。
・バーコードデータの直後は、区切り記号、もしくは印刷開始文字列をいれること。
●1次元バーコード
P-touch Editor で設定した1次元バーコードの比率の設定は無効である。常に 3:1 に固定であ
る。
・バーコードの高さの自動変換:
以下の高さ以上のバーコードを作成しても最大印字幅(ヘッド幅)に合わせて、以下のように変 換される。
MW-260/PJ-623/PJ-663 : 96mm 以上 → 96mm MW-145BT : 69mm 以上 → 69mm
規格毎の入力文字数は以下の通りである。
CODE39 : 1~50文字(両サイドの*は含まれない) I-2/5 : 3~64文字 EAN-8 : 7文字 EAN-13 : 12文字 UPC-A : 11文字 UPC-E : 6文字
14
CODABAR : 4~64文字(先頭と終了はA、B、C、Dのいずれか) CODE128 : 1~64文字 GS1-128(UCC/EAN-128): 1~64文字
上記の範囲を超えて転送しようとすると、転送時にエラーになる。データの流し込みは、下限値
に満たない場合は、印刷されない。上限値を超えた場合は、上限値までのデータを有効とする。 ただし、64文字を超えた場合は、印刷されない。
P-touch Editor でバーの高さが極端に低いバーコードのテンプレートを作成すると、バーが印
刷されないことがある。
CODE39
データ流し込み時、データの先頭と最終の*は読み飛ばす。
GS1-128(UCC/EAN-128)/CODE128
P-touch Editor で幅を極小に設定すると、下部文字設定に関わらず、下部文字は印刷されな
い。
QR Code
P-touch Editor で設定した QR Code のバージョン設定は無効である。バージョン設定は、OF
Fにすること。
P-touch Editor で設定した連結設定は無効である。
PDF417
P-touch Editor で設定したPDF417のエラー訂正レベルは、プリンター本体と一致しないため、
P-touch Template での印刷時に、バーコードの大きさが変わることがある。
・P-touch Editor で設定したPDF417の幅で、中は小に変換される。 ・P-touch Editor で設定した連結設定は無効である。
DataMatrix
・P-touch Editor で設定した連結設定は無効である。 ・P-touch Editor で設定したマクロ設定は無効である。
イメージ関係
P-touch Editor で、イメージが重なり合ったテンプレートを転送した場合、全てのイメージデータ
は重ねあわされる。(P-touch Editor はデフォルトでは後で作ったものが上に表示される。)
15
その他
最大転送テン
る。
MW-145BT/MW-260 の場合 : 512KB PJ-623/PJ-663 の場合 : 5888KB
1テンプレートの最大オブジェクト数は以下のとおりである。それを超えた場合、プリンター本体
に転送しようとしたときにエラーとなり転送できない。
MW-145BT/MW-260 の場合 : 50個 PJ-623/PJ-663 の場合 : 200個
・1テンプレート内のトータル行数(テキストの行数)の最大値は1000行である。これを超えた場合
は、印刷時にエラーになる。
印刷データの改行コード(0D0A0D0A)は読み捨てる。ただし、区切り記号や印刷開始文字
列、改行コマンドなど、特別なデータ列として設定された場合はそれらに従う。
オブジェクトの順番は、オブジェクト名の下位から4ケタ分の数字のみ有効として、順番が決定さ
れる。数字がない場合は、一番最後の順番になる。同じ番号の場合は、テキスト、1次元バーコ
ード、2次元バーコードの優先順位で番号を決定し、オブジェクトも同じ場合は、その中で最初
に作ったものを先の順番にする。順番を示す数字をオブジェクト名の後ろに入れることを推奨す る。
プレート数は99個である。ただし転送容量が以下を超えた時点で転送できなくな
P-touch Editor でオブジェクト名を設定するには、テキストおよびバーコード各オブジェクトのプ ロパティを表示し、拡張タブのオブジェクト名で名前を設定する。)
<オブジェクト名の設定箇所>
16
印刷データを流し込む場合は、コマンドモードを、P-touch Template モードにすること。 プリンター本体にテンプレートを転送すると、動的コマンドで設定した値は、全て初期化される。印刷開始トリガーを、全てのオブジェクトが埋まったときに設定時でも、印刷開始文字列を受信
すると、印刷を開始する。
P-touh Editor から印刷した後、コマンドモードは、ESC/P モード・ラスターモード
MW-145BT/MW-260 の場合はラスターモード)になる。テンプレート印刷を行うには、プリンタ ー本体設定ツールで P-touch Template モードにするか、直前のモードが、プリンター本体設 定ツールで P-touch Template モードにしていたならば、電源 OFF/ON すれば、P-touch
Temp la te モードに戻る。
17
注意事項
静的コマンドは、以下のモードでしか有効にならない。
MW-145BT/MW-260 の場合 : ラスターモード PJ-623/PJ-663 の場合 : メンテナンスモード
【例:テンプレート選択番号を、静的に10番に変更したい場合。】
1)ラスターモード(PJ-623/PJ-663 の場合はメンテナンスモード)に切り替え。
ESC i a 01h(1Bh 69h 61h 01h)
2)テンプレート番号を10番にする。
ESC i X n 2 01h 00h 0Ah
(1Bh 69h 58h 6Eh 32h 01h 00h 0Ah)
3)動的に、P-touch Template モードにする。
ESC i a 03h(1Bh 69h 61h 03h)
Bluetooth 使用時の注意点(MW-145BT/MW-260/PJ-663 のみ)
Bluetooth で接続する場合、ポートをオープンした直後は、プリンターの準備が整っていない ことがあります。印刷データを送る場合、ポートオープン後に 500msec 以上待ってから、データ を送り始めてください。
また、複数ページの印刷をする場合などで、ポートのクローズとオープンが連続して行なわれ る場合には、ポートをクローズした後に 500msec 以上待って次のポートオープンを行ってくださ い。
1 ページ分の印刷データを送信後印刷が完了するまで Bluetooth ポートは閉じないでくださ い。印刷完了後、プリンターから 32 バイトの返信がありますのでホスト側で受信した後、ポートを クローズしてください。
18
P-touch Editor
P-touch Editorの設定 テキストオプション(文字の制御)
制御モード
枠サイズ 固定
枠サイズ 固定 (折り返 し) 長文 固定
自動長
フリー サイズ
印刷イメージ
1 2 3 4 5
の設定と本体イメージの相関表
詳細­文字の制御
はみ出した 部分は クリップする
縮小して 全体を 表示する はみ出した 部分は クリップする 縮小して 全体を 表示する
テキストを 折り返す
固定
チェック
チェック
オブジェクトサイズ
オブジェクトサイズの 横からはみ出た文字は 印刷しない
固定 最小サイズの場合 横方向はみ出る
オブジェクトサイズの 横からはみ出た文字は 自動改行する
オブジェクトサイズの 横からはみ出た文字も 印刷する
オブジェクトサイズの 横からはみ出た文字も 印刷する
本体イメージ
文字サイズ
固定
オート オブジェクト サイズに 合わせて 文字サイズを 最大サイズ に調整する
固定
固定
固定
オブジェクトサイズ
固定 オブジェクトサイズの 縦からはみ出た文字は 印刷しない
固定 最小サイズの場合 縦方向はみ出る
オブジェクトサイズの 縦からはみ出た文字も 印刷する
固定 最小サイズの場合 縦方向はみ出る
オブジェクトサイズの 縦からはみ出た文字も 印刷する
文字サイズ
固定
オート オブジェクト サイズに 合わせて 文字サイズを 最大サイズ に調整する
固定
オート オブジェクト サイズに 合わせて 文字サイズを 最大サイズ に調整する
固定
印刷
イメージ
1
(下記参照)
2
(下記参照)
3
(下記参照)
4
(下記参照)
5
(下記参照)
19
印刷までの時間を速くするテンプレートの作成方法
●変更しないオブジェクトは下記の手順でイメージにしてください。
「Text のプロパティ」-「拡張」-「文字の編集を禁止する」をチェックするとオブジェクトがイ
メージになります。
「Text のプロパティ」-「拡張」がない場合は、「ツール」-「オプション」-「全般」-「その他」-
「オブジェクトのプロパティで拡張ページを表示」をチェックしてください。
●文字サイズが固定になるように、テキストオプション(文字の制御)を設定してください。
20
付録:仕様
BROTHER MW-145BT/MW-260/PJ-623/PJ-663 P-touch Template 仕様
印刷モード
MW-145BT/MW-260
Raster(PTCBP モード)
ESC/P モード
P-touch Template モード
解像度 (dpi)
テキスト
バーコード
*1 BarStar Pro エンコードライブラリ(DataMatrix, PDF417)の著作権は、アイニックス株式会社にあ
ります。
QR コードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
フォント ビットマップフォント: ゴシック、ヘルシンキ
サイズ(ドット) ビットマップフォント: 16x16, 24 x 24, 32 x 32 ドット
文字スタイル なし, ボールド, イタリック, アウトライン, シャドウ,
水平位置 左寄せ, 中寄せ, 右寄せ 回転 垂直, 水平
規格 *1
大, 中, 小, 極小
300dpi × 300dpi
アウトラインフォント: ゴシック、ヘルシンキ
アウトラインフォント: 33 - 400 ドット
シャドウ+アウトライン
CODE39, ITF(I-2/5), EAN-13, EAN-8, UPC-A, UPC-E, CODABAR, CODE128, GS1-128(UCC/EAN-128), QR Code (model 1, model 2, micro QR), PDF417 (Standard, Truncate), DataMatrix (ECC200 Square, ECC200 Rectangular)
PJ-623/PJ-663
Raster モード
ESC/P モード P-touch Template モード メンテナンスモード
QR コード生成プログラム Copyright(C) 2008 DENSO WAVE INCORPORATED
21
Loading...
+ 49 hidden pages