Brother MW-100, MW-100e software developer manual [ja]

ソフトウェア開発者マニュアル
ラスターコマンドリファレンス
MW-100/120/140BT/145BT/145MFi/260/260MFi/
170/270
Version 1.01
brother のロゴはブラザー工業株式会社の登録商標です。 ブラザーは、ブラザー工業株式会社の登録商標です。
© 2019 Brother Industries, Ltd. All rights reserved.
本ガイドに製品名が記載されている各ソフトウェアの開発会社は、著作プログラムに特定したソフトウェアライセンス 契約を有します。
ブラザー製品および関連資料等に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
更新履歴
バージョン
日時
修正内容
1.00
2019/05/22
MPrint Native Command Reference をベースに PDF
の形式として新規作成。 なおかつ、MW-145MFi/260MFi/170 の情報を追加した
1.01
2019/09/09
MW-270 のモデル情報を追加した
コマンド一覧に「電池残量リクエスト指令 (MPrint MW-
270)」の情報を追加した

使用許諾契約書

ブラザー工業株式会社
---------------------------------------------------­重要 - 以下のソフトウェア使用許諾書を注意してお読みください。
----------------------------------------------------
本使用許諾契約書 (以下「本契約書」といいます) は、ブラザー工業製モバイルプリンター製品「MPrint」シリーズ及び/又は「Pocket Jet」 シリーズ(以下単に「MPrintプリンター」といいます)用ソフトウェア開発ツールおよび開発資料 (以下「本ソフトウェア」といいます) に関して、 あらかじめ弊社WEBサイトに掲載の「MPrint&PocketJetSDKユーザー登録フォーム」に真正な内容の必要事項を記入の上、ブラザー工業 に提出することによって本ソフトウェアを入手されたお客様 (個人または法人のいずれであるかを問いません。以下単に「お客様」といいま す) と ブラザー工業株式会社(以下「ブラザー工業」といいます) との間に締結される法的な契約書です。本ソフトウェアは、コンピュータ ソフ トウェア コンポーネントならびにそれに関連した媒体、印刷物 (マニュアルなどの文書)、サンプルプログラム、および「オンライン」または電 子文書の全部もしくは一部を含みます。本ソフトウェアには、本契約書の修正条項または追加条項が付属している場合があります。本ソフ トウェアをインストール、複製、または使用することによって、お客様は本契約書の条項に拘束されることに同意されたものとします。同意さ れない場合、ブラザー工業は、お客様に本ソフトウェアのインストール、使用または複製のいずれも許諾できません。
登録について この契約はブラザー工業に対しあらかじめ上記方法にてユーザー登録を行うことによって本ソフトウェアを入手されたお客様に対してのみ 成立するものであり、ブラザー工業は、それ以外の第三者(上記以外の方法で本ソフトウェアを入手された第三者を含む)については、お客 様が本契約第2項c.に 基づいて再使用許諾するエンドユーザーを除き、本ソフトウェアの使用を一切許諾致しません。 なお、登録内容に 変更がある場合、お客様は速やかにブラザー工業に連絡するものとします。 ブラザー工業はお客様に登録して頂いた情報を社内およびそ の関連会社での管理、新製品開発のための資料、及びお客様との連絡以外の目的には使用しないことに同意致します。
1.権利の帰属
(a) 本ソフトウェアに関する一切の著作権その他の知的財産権は、ブラザー工業が留保致します。 (b) ブラザー工業は、本契約に明示されない事項については、本ソフトウェアについて何らお客様に権利を許諾致しません。
2.ライセンスの許諾
お客様が本契約書のすべての条項および条件を厳守する限り、ブラザー工業はお客様に対し以下の権利を非独占的に許諾します。
a.インストールおよび使用
お客様は、お客様の事業所1ヶ所内でMPrintプリンターに出力する目的にのみ、本ソフトウェアのコピーを1台若しくは複数台のコンピュータ にインストール若しくは蓄積して使用することができます。 かかるコンピュータにはネットワークサーバも含まれますが、当該事業所外からダウンロード可能な場所にインストール若しくは蓄積するこ とはできません。
b.アプリケーションの開発;再頒布の権利
お客様は、MPrintプリンターに出力する機能を有するお客様のアプリケーション製品(以下、開発アプリ製品といいます)において、かかる 出力機能を設計、開発、テストするために本ソフトウェアを使用することができます。 お客様は、以下の条項を厳守する限り、本ソフトウェアの一部を複製および頒布する無償の権利を許諾されます。
c.エンドユーザーに再使用許諾する権利
お客様は、本第2項d号(c)乃至(i)を遵守することを条件として、お客様が本契約に基づき頒布する開発アプリ製品のエンドユーザーに対 し、当該開発アプリ製品に組み込まれた本ソフトウェアの一部を、開発アプリ製品を使用するために必要最低限の範囲で、使用することを 再許諾する権利を許諾致します。
d.再頒布の条件
(a) お客様は、開発アプリ製品がMPrintプリンターに出力する機能を実現する(以下、頒布目的といいます)ために、本ソフトウェアのうち、 [Redist.txt]ファイルに一覧表示されたもの(以下、再頒布対象モジュールIといいます)を、ファイル、データに一切の変更なく、ブラザー工業 から提供されたオリジナルの状態に限り、開発アプリ製品に組み込んで再頒布することができます。 (b) お客様は、前(a)号に加え、本ソフトウェアのうち、 [Redist2.txt]ファイルに一覧表示されたもの(以下、再頒布対象モジュールIIといいま す)を、自由に改変し、頒布目的のために開発アプリ製品に組み込んで再頒布することができます。 (c) お客様は、再頒布対象モジュールI及び再頒布対象モジュールII(以下これらを総称して再頒布対象モジュールといいます)以外の本ソフ トウェアの全部若しくは一部を再頒布することはできません。 (d) お客様は、再頒布対象モジュールを開発アプリ製品に組み込まずに頒布することはできません。 (e) お客様は、再頒布対象モジュールII以外の本件ソフトウェア(再頒布対象モジュールIを含みます)を改変することはできません。 (f) お客様は、開発アプリ製品の販売にあたり、ブラザー工業の書面による事前の承諾なくして、ブラザー工業に権利が帰属するロゴまた は商標(「ブラザー」・「brother」等)を使用することはできません。 (g) お客様は、再頒布対象モジュールを組み込んだ開発アプリ製品の動作画面、マニュアルその他関連資料中に、本ソフトウェアに含まれ ているすべての著作権表示をオリジナルに忠実な形態で表示しなければなりません。 (h) お客様は、再頒布対象モジュールを組み込んだ開発アプリ製品に本契約書のコピーを添付しなければなりません。 (i) お客様は、開発アプリ製品のエンドユーザーに対し、当該開発アプリ製品に関するエンドユーザーライセンス契約等により、本ソフトウェ アの再頒布を明示的に禁止しなければなりません。
3.追加のソフトウェア
本契約は、ブラザー工業が提供する本ソフトウェア・オリジナルのアップデートまたは追加製品に適用されま す。但し、かかるアップデートまたは追加製品に別条項が適用される場合はこの限りではありません。
4.レンタル等の禁止
お客様は本ソフトウェアをレンタル、リース、貸与または譲渡することはできません。
5.リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルの制限
お客様は、本ソフトウェアをリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、またはその他の方法で読み取り可能な形に変えたり、 変更を加えたりすることはできません。 但し再頒布対象モジュールIIに関してはこの限りではありません。
6.契約の終了
以下に該当する場合、ブラザー工業は、他の権利を害することなく本契約を終了することができます。 そのような場合、お客様は本ソフトウェアおよびその複製物またはその構成部分を全て回収、破棄しなければなりません。
(a) お客様が本契約書の条項および条件に違反した場合。 (b) お客様よりブラザー工業に登録データの削除要求があった場合。 (c) お客様による登録内容に事実との不一致があった場合。 (d) その他両当事者間の合意による終了またはブラザー工業の判断により本契約を終了する旨の通知があった場合。
7.データの使用に関する承諾
お客様は、ブラザー工業およびその関連会社が、本ソフトウェアに関連したサポートサービスの一部として、お客様から提供された技術情 報を収集して使用することを承諾するものとします。 ただし、ブラザー工業はお客様を特定することとなるような方法でその技術情報を利用しないものとします。
8.輸出規制
お客様は、本ソフトウェア (その一部も含む)を、日本国外に輸出または再輸出しないことに同意するものとします。
9.サポート
(a) 本ソフトウェアについて 本ソフトウェアに関するサポート(本ソフトウェアの機能・利用方法に関する問い合わせ、及び、本ソフトウェアを 用いたプログラミングに関する問い合わせへの対応を含みます。以下本項において同じ)は、ブラザー工業が自らの任意で行います。本ソ フトウェアに関し、ブラザー工業はお客様に対し、何らサポートの責任を負いません。 (b) 開発アプリ製品について お客様は、開発アプリ製品のエンドユーザーに対し、その開発アプリ製品(これに組み込まれた再頒布対象モ ジュールを含みます)に関わる一切のサポートを行うものとし、ブラザー工業はお客様が作成した開発アプリ製品及びこれに組み込まれた 再頒布対象モジュールに関し、エンドユーザーに対して何らサポートする責任を負いません。
10.無保証
ブラザー工業は、本ソフトウェアおよびサポートサービス(該当する場合)を現状有姿のまま瑕疵を問わない条件で提供しています。その ため、本ソフトウェアの機能・品質についてブラザー工業はお客様に対し何らの保証も致しません。(本ソフトウェア若しくは開発アプリ製品 が市販に耐え得る商品たり得ることや特定の目的に合致することも保証しません。また、本ソフトウェアの使用によりお客様のシステム・ データが失われないことや使用結果が的確であることも保証しません。)さらに、本ソフトウェアの使用が第三者の特許権・実用新案権・意 匠権・回路配置利用に関する権利を侵害しないことも保証致しません。
11.損害に関する免責
(a) 本ソフトウェアについて ブラザー工業は、本ソフトウェアの使用もしくは使用不能またはサポートサービスの利用に関連して生じるもしく はその結果として生ずる特別損害、付随的損害、間接損害、派生的損害、懲罰的損害またはその他の一切の損害 (逸失利益、情報の喪 失、事業の中断、人身障害、誠実または合理的な注意義務を含めた義務の不履行、過失、またはその他の金銭的もしくはその他の損失を 含みますがこれらに限定されません) に関して一切責任を負いません。 (b) 開発アプリ製品について お客様は、開発アプリ製品(これに組み込まれた再頒布対象モジュールも含みます)の使用または頒布により 生じるまたはその結果として生ずる紛争または訴訟(弁護士費用も含みます)について、ブラザー工業を免責、補償および防御するものとし ます。
12.ダウンロードサイト移転・削除
本ソフトウェアがWebページにより頒布される場合、ブラザー工業はその判断によりいつでも、本ソフトウェアのダウンロードを削除する権 利およびダウンロード用 Web ページを変更、移動、または削除する権利を留保します。
13.準拠法
本契約は、日本国法に準拠するものとします。
目次
1. はじめに ································································································ 1
2. 用紙サイズと印刷可能領域 ········································································· 2
2.1. 通常用紙(A7 用紙・A6 用紙) ············································································ 2
2.2. 複写紙(A7 用紙・A6 用紙) ··············································································· 3
2.2.1. 複写可能領域 ................................................................................................... 4
2.2.2. 用紙印刷可能領域上の複写可能領域の配置 ...................................................... 6
3. お客様のプログラムで直接制御する場合の開発方法 ·········································· 8
3.1. フロー ········································································································ 8
3.1.1. 標準印刷フロー ................................................................................................. 9
3.1.2. コピー印刷フロー............................................................................................. 11
3.1.3. エラー発生フロー ............................................................................................ 13
3.2. コマンド一覧 ······························································································· 16
コ マ ン ド モ ー ド 切 替 (MPrint MW-120/MW-140BT/MW-145BT/MW-260/MW-
145MFi/MW-260MFi/MW-170/MW-270) .................................................................... 17
ステータスリクエスト指令 ............................................................................................ 18
初期化指令 ............................................................................................................... 19
無効指令 ................................................................................................................ 20
印字指令 ................................................................................................................ 21
排出を伴う印字指令 .................................................................................................. 22
コマンド送信指令 ....................................................................................................... 23
拡張モード設定指令 .................................................................................................. 24
ラスタグラフィックス転送指令 ...................................................................................... 25
ゼロラスタグラフィックス指令....................................................................................... 27
圧縮モード選択指令 .................................................................................................. 28
通信フロー指定 (MPrint MW-170) ............................................................................. 31
電池残量リクエスト指令 (MPrint MW-270) ................................................................. 32
3.3. ステータス ·································································································· 33
3.3.1. 各部定義 ........................................................................................................ 34
3.3.2. ステータス種類別のステータス有効部分 ........................................................... 39
3.4. インターフェイス仕様 ····················································································· 41
3.4.1. US B 関 連 ( 機種: MPrint MW-100/MW-120/MW-140BT/MW-145BT/MW-
260/MW-145MFi/MW-260MFi/MW-170/MW-270) ...................................................... 41
3.4.2. IrDA 関連 (機種: MPrint MW-100/MW-120/MW-260) ....................................... 42
3.4.3. Bluetooth 関連 (機種: MPrint MW-140BT/MW-145BT/MW-260/MW-145MFi/MW-
260MFi/MW-170/MW-270) ....................................................................................... 43

1. はじめに

1
1
MPrint(以下「本機」)は、Windows Mobile®搭載端末やWindows® PCと接続し、簡単な操作で印刷ができる、 軽 量・薄型で感熱方式のモバイルプリンターです。
インターフェイスと用紙及び対応ホストの違いによりラインアップを 構成しています。 インターフェイスはUSBの他に、IrDA (MW-100, MW-120, MW-260)Bluetooth (MW-140BT, MW-145BT, MW-
260, MW-145MFi, MW-260MFi, MW-170, MW-270)があります。 MW-100, MW-120, MW-140BT, MW-145BT, MW-145MFi, MW-170A7の用紙に、MW-260, MW-260MFi, MW­270A6の用紙に印刷することができます。
用紙は、ブラザー純正のペーパーカセットにてご提供します。 ペーパーカセットは、 保存・交換といった煩わしい作業を簡単にし、多彩な用紙のご提供を可能とします。 感熱紙や 複写紙等、目的に応じた印刷機能をご提供しますので、MPrintを持つだけでお客様の様々な 印刷 シーンにお応えします。
顧客先での見積書の発行、データーベースと接続した在庫確認書の発行、 また、様々なお客様の条件をその場 でシミュレーションして印刷するなど、外出先ではこれまで 簡単にできなかったソリューションを実現します。
お問い合わせ先
開発情報に関しましては、下記のメールアドレスにて受け付けております。 尚、プログラミングに関するアドバイスや、デバッグ等は一切お引き受けできませんのであらかじめご了承くださ い。
開発情報に関するお問い合わせメールアドレス:mwprintersdk@brother.co.jp
モバイルプリンター製品情報:http://www.brother.co.jp/product/mwprinter/index.htm

2.1 通常用紙(A7用紙・A6用紙)

2
A7用紙の場合
記 号
a 用紙幅 74 874
b 用紙長さ 105 1240
c 幅方向余白 2.5 29
d 長さ方向余白 2.5 30
e 印刷可能領域幅 69.1 816
f 印刷可能領域長さ 99.9 1180
A6用紙の場合
記 号
a 用紙幅 105 1240
b 用紙長さ 148 1748
c 幅方向余白 3.75 44
名称 サイズmm サイズdots
名称 サイズmm サイズdots
d 長さ方向余白 3.75 44
e 印刷可能領域幅 97.5 1152
f 印刷可能領域長さ 140.5 1660
(注1)mmでは誤差が多いため、内部的な処理にはdotsを使用してください。
(注2)用紙排出方向に直交する方向を幅、平行する方向を長さと称します。

2.2. 複写紙(A7用紙・A6用紙)

3
重要!
複写紙のご使用に際しては、必ず、実際の複写紙を使って、正しく「複写可能領域」に印刷され ること、正しく2枚目に複写されることをご確認ください。
文字などを構成する線が3ドット以上になるようにサイズを調整してください。

2.2.1. 複写可能領域

4
複写紙に印刷する場合には、通常用紙より内側に複写可能な領域がありますので、その中に印刷す る必要があります。 本資料ではその領域を「複写可能領域」と称します。
A7複写紙の場合
記 号
a 用紙幅 74 874
b 用紙長さ 105 1240
c 幅方向余白 2.5 29
d 長さ方向余白 2.5 30
e 印刷可能領域幅 69.1 816
f 印刷可能領域長さ 99.9 1180
g 複写可能領域幅方向余白 6.0 71
h 複写可能領域長さ方向余白(前) 6.0 71
i 複写可能領域長さ方向余白(後ろ) 4.0 47
j 複写可能領域幅 62.0 732
k 複写可能領域長さ 95.0 1122
名称 サイズmm サイズdots
A6複写紙の場合
5
名称 サイズmm サイズdots
a 用紙幅 105 1240
b 用紙長さ 148 1748
c 幅方向余白 3.75 44
d 長さ方向余白 3.75 44
e 印刷可能領域幅 97.5 1152
f 印刷可能領域長さ 140.5 1660
g 複写可能領域幅方向余白 6 71
h 複写可能領域長さ方向余白(前) 6.5 77
i 複写可能領域長さ方向余白(後ろ) 4.5 53
j 複写可能領域幅 93 1098
k 複写可能領域長さ 137 1618
(注1)mmでは誤差が多いため、内部的な処理にはdotsを使用してください。
(注2)用紙排出方向に直交する方向を幅、平行する方向を長さと称します。

2.2.2. 用紙印刷可能領域上の複写可能領域の配置

6
ソフト開発では、実際にデータを作成する領域(印刷可能領域)のどこに複写可能領域が配置される を知る必要があります。 下図の様にX方向、Y方向を仮定します。 X方向はラスタデータとは逆方向の関係にあります。 原点は用紙の印刷可能領域の左上端とします。
複写可能領域の印刷可能領域原点からの位置(用紙の端からではありません)
A7複写紙の場合
P1 mm dots
X方向位置 3.5 42
Y方向位置 3.5 41
P2 mm dots
X方向位置 65.5 774
Y方向位置 98.5 1164
(注2)この数値に関わらず、種々の条件により、複写可能領域に印刷が収まらない場合があります。
A6複写紙の場合
7
P1 mm dots
X方向位置 2.25 27
Y方向位置 2.75 32
P2 mm dots
X方向位置 95.25 1125
Y方向位置 139.75 1651
(注1)数値は位置であり、長さではありません。
必ず、実際に印刷をし、ご確認のうえ、ご使用ください。
(注3)実際の印刷データは上記例では右から左に展開する必要があります。詳しくは、[3.2.
コマンド
を参照ください。

3.1. フロー

8
ホスト(PC、PDA、他)とMPrintとの間のデータの送受信について定義します。 本資料では、通信方法(プロトコルなど)に関する部分については言及しません
3.1.1. 標準印刷フロー
3.1.2. コピー印刷フロー
3.1.3. エラー発生フロー

3.1.1. 標準印刷フロー

を確認します。
9
注意
<説明>
【1ページ目の場合】
①ステータスリクエスト指令(ESC+i+S) ②ステータス(ステータスリクエストへの応答ステータス)
※「3.3.2.
ステータスを受けたホストは次の事項を確認します。 これらはすべてのステータス種類に共通します。
①及び②は省略できません。 ホストはMPrintのステータスをリードしない場合があります。 必ずリードする、と仮定しないようにしてください。
Bluetooth接続での印刷時、ポートオープン後に500msec以上待ってから、データを送り始めて ください。
ステータス種類別のステータス有効部分」を参照してください。
ヘッドマーク サイズ 「ブラザー」コード シリーズコード 機種コード
ステータスリクエストへの応答ステータス(正確には「ステータス種類」が「ステータスリクエストへの返 信」であるステータス)では、ホストは、
メディア種類 メディア幅 MW-100・MW-120・MW-140BT・MW-145BT・MW-145MFi・MW-170の場合 : 74または0 MW-260・MW-260MFi・MW-270の場合 : 105または0 メディア長さ MW-100・MW-120・MW-140BT・MW-145BT・MW-145MFi・MW-170の場合 : 105または0 MW-260・MW-260MFi・MW-270の場合 : 148または0
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