Benq TK700STi User Manual [ja]

デジタル プロジェクター
取扱説明書
ホームエンターテイメント シリーズ I TK700STi
V 1.00

保証と著作権について

限定保証
BenQ は、本製品が正常に使用および保管される場合に限り、本製品の材料および製造上の瑕 疵がないことを保証します。
保証を受ける際には、購入日の証明が必要となります。保証期間中に本製品に瑕疵があるこ とが判明した場合、BenQ の全責任と、お客様に対する全面的な補償は、瑕疵のある部品の交
換(工賃を含む)に限られます。保証サービスを受ける場合は、製品を購入した販売店に直 ちに連絡してください。
重要:お客様が BenQ の文書による指示に従わずに操作を行った場合はこの保証は無効となり ます。特に本製品は環境湿度 10% から 90% の間、温度 0°C から 35°C の間、高度 4920 フィー ト以下の環境でご使用になり、ホコリが立ちやすい場所での使用はお止めください。この保
証により、お客様には特定の法的権利が与えられます。また、在住している国によっては、 お客様にその他の権利が与えられることもあります。
詳細は、弊社ホームページ www.BenQ.com をご覧ください。
著作権
Copyright © 2021 by BenQ CorporationAll rights reserved。本書のいかなる部分も、BenQ Corporation の事前の書面による同意なく、電子的、機械的、磁気的、光学的、化学的、手動
その他の手段を問わず、複製、転載、改変、検索システムへの保存、他言語またはコン ピューター言語への翻訳を行うことはできません。
おことわり
BenQ Corporation は、明示的または暗示的を問わず、本書の内容に関して、特に保証、商業 的可能性、特定目的への適合性に関しては、いかなる表明または保証もいたしません。さら
に、BenQ コーポレーションは本書を改定する権利と、このような改定や変更についていかな る人物に対しても通知する義務を負うことなく内容を変更できる権利を有しています。
*DLPDigital Micromirror Device、および DMD は、Texas Instruments の商標です。その他の著 作権は各社または各組織に帰属します。
特許
BenQ プロジェクターの特許については、http://patmarking.benq.com/ をご覧ください。
2 保証と著作権について
目次
保証と著作権について ........................................................................................................... 2
安全にお使いいただくために ................................................................................................ 4
はじめに ................................................................................................................................. 7
パッケージ内容 ........................................................................................................................................ 7
プロジェクター外観ビュー ................................................................................................................. 8
制御装置および機能............................................................................................................................... 9
プロジェクターの配置 ......................................................................................................... 11
設置場所の選択 ......................................................................................................................................11
スクリーンサイズの調整.................................................................................................................... 12
プロジェクターの取り付け ...............................................................................................................13
投写画像の調整 ......................................................................................................................................14
接続 ....................................................................................................................................... 16
操作 ....................................................................................................................................... 18
QS01 HDMI メディアストリーミングのインストール ...........................................................18
プロジェクターの起動 ........................................................................................................................18
QS01 HDMI メディアストリーミングの設定.............................................................................. 21
メニューの使用方法............................................................................................................................. 23
プロジェクターの保護 ........................................................................................................................24
入力信号の切り替え .............................................................................................................................26
プロジェクターをシャットダウンする ........................................................................................26
メニューの操作 .................................................................................................................... 27
メニュー システム ................................................................................................................................27
メンテナンス ........................................................................................................................ 44
プロジェクターのお手入れ ...............................................................................................................44
光源について........................................................................................................................................... 45
トラブルシューティング ..................................................................................................... 49
仕様 ....................................................................................................................................... 50
プロジェクターの仕様 ........................................................................................................................50
外形寸法 ....................................................................................................................................................51
タイミングチャート............................................................................................................................. 5
RS232 コマンド....................................................................................................................................... 54
2
3 目次

安全にお使いいただくために

お使いのプロジェクターは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するように設計さ れ、テストされています。 ただし、本装置を安全にご使用いただくために、このガイドおよび
装置のマークに記載されている指示に従ってください。
1. プロジェクターを操作する前に、この取 扱説明書をお読みください。 またいつでも
参照できるように、手の届く場所に保管 しておいてください。
2. 動作中は、プロジェクターのレンズを覗 き込まないでください。 強い光線なので、
視力障害を引き起こす恐れがあります。
3. 点検修理については、サポートセンター にお問い合わせください。
6. 国によっては、電源電圧が不安定な場合 もあります。 プロジェクターは、電源が
AC 100 240 V の電圧範囲のときに安全 に作動するように設計されていますが、
停電や ±10 V のサージが発生すると故障 する可能性があります。 電源の電圧が変 動したり、電源供給が中断したりする地
域では、電源安定器、サージプロテクタ、 または無停電電源装置 (UPS) にプロジェ
クターを接続することをお薦めします。
7. プロジェクターが作動しているときに投 写レンズを物体で塞ぐと、それが過熱し て変形したり、火災の原因となったりし ます。 光源を一時的にオフにするには、
ECO BLANK ボタンを押します。
4. プロジェクターの光源をオンにするとき
は、必ずレンズシャッター(ある場合) を開くか、レンズキャップ(ある場合) を取り外してください。
5. 光源は動作中に非常に高温になります。 光源部を取り外して交換する場合は、プ
ロジェクターの電源を切ってから 45 分間 ほど放置して、プロジェクターを常温に
戻してください。
4 安全にお使いいただくために
8. 定格寿命より長く光源を使用しないでく
ださい。 ごくまれですが、定格寿命より 長く使用すると、光源が故障することが
あります。
9. 光源部や電子部品の交換は、必ずプロ ジェクターの電源プラグを抜いてから 行ってください。
10. 本製品は安定した場所に設置してくださ い。 本製品が落下して、破損する恐れが
あります。
11. 本装置のキャビネットは開けないでくだ さい。 内部には危険な電圧が流れており、
触れると死に至る場合もあります。 お客 様ご自身で補修できるパーツは、専用の
取り外し可能なカバーが付いたランプ部 分だけです。
いかなる状況においても、これ以外のカ バーをご自身で取り外そうとしないでく ださい。 修理はサポートセンターにお問い
合わせください。
13. 使用時は必ず装置を水平な平面上に置い てください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾きが 15° を超 える状態で使用しないでください。 完全に水平に なっていない状態でプロジェクターを使用する
と、光源が故障したり破損したりすることがあ ります。
14. 装置を縦向きにしないでください。 縦向き にするとプロジェクターが倒れ、けがを
したり、プロジェクターが破損したりす る恐れがあります。
15. 装置の上に乗ったり、物を置いたりしな いでください。 装置が物理的に破損する
だけでなく、事故やけがの原因になり ます。
12. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品をブランケットなどの寝具類、または他
の柔らかい物の上に置かないでください。
- 本製品の上に布などをかぶせないでください。
- プロジェクターの近くに可燃物を置かないでく
ださい。
通気孔がふさがれると、プロジェクター の内部が過熱し、火災が発生することが あります。
16. プロジェクターが作動しているときには、 通気孔から熱風と臭気を感じる場合があ ります。 これは正常な状態であり、製品
の欠陥によるものではありません。
5 安全にお使いいただくために
17. プロジェクターの上または近くに液体を
3000 メートル
10000 フィート)
0 m
0 フィート)
置かないでください。 プロジェクター内 部に液体がこぼれると故障の原因になり
ます。 万一プロジェクター内部に水など が入った場合は、電源プラグをコンセン
トから抜いて BenQ サポートセンターに ご連絡ください。
18. 本製品を天井に取り付けて、イメージを 反転投写することができます。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C/104°F を超える場所。
- 高度が 3000 メートル(10000 フィート)を超え
る場所。
リスクグループ 2
1. 光源と光源システムの光生物学的安全分類 によると、この製品はリスクグループ 2
IEC 62471-5:2015 とされています。
2. この製品からは、光放射が放出される可能
性があります。
3. 作動中の光源を見つめないでください。 視覚障害を起こす可能性があります。
4. 他の光源同様、直接光線を見つめることは
19. この装置は接地されていなければなりま
お止めください。
せん。
20. 次の場所に装置を置かないでください。
- 通気が不十分な場所または密閉されている場所。
壁との間隔を 50 cm 以上空けて、プロジェク ターの周辺の風通しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温になる 場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い場所、タ バコの煙にさらされる場所。このような場所に 置くと、光学部品が汚れ、プロジェクターの寿 命が短くなり、画像が暗くなります。
Hg - このランプの中には水銀が入っています。 各自治体の回収規則にしたがってください。 詳細は、 www.lamprecycle.org をご覧ください。
DLP チップの故障の原因となりますので、投写レンズに高性能レーザー光線を当てないでください。
6 安全にお使いいただくために

はじめに

パッケージ内容

丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。 不足しているもの がある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
標準アクセサリ
プロジェクター リモコン(電池付き)
クイックスタートガイド 規定宣言
電源コード
同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
• * 保証書は特定地域でしか提供しておりません。 詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わせく
ださい。
オプション アクセサリ
1. スペアランプキット 2. 3D メガネ
QS01 HDMI メディア
ストリーミング
保証書 *
リモコンの電池の交換
1. 図に示すとおり、電池カバーを一旦押してからスラ イドさせます。
2. 古い電池を取り出して(該当する場合)、2 個の AAA
(単 4)電池を挿入します。 図に示すとおり、極性に
注意してください。
3. 電池カバーをカチッという音がするまでスライドして元に戻してください。
7 はじめに
リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないでください。
7
6
16
16
16
9
8
3
3
3 3
5
4
1
2
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11 12 13
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15
電池メーカーが推奨するものと同じか、または同種の電池以外は使用しないでください。
また、使用済みの電池はメーカーの指示および地域の環境規定にしたがって処分してください。
電池を火の中に投げ込まないでください。 爆発の危険性があります。
電池が完全に消耗してしまったり、またはリモコンを長期間使用しないときには、漏電によりリモコン
のコントロール部分が破損しないように電池は外しておいてください。

プロジェクター外観ビュー

1. フォーカスリングとズームリング
2. 通気口(排気口)
3. 高さ調整脚
4. 投写レンズ
5. 赤外線リモートセンサー
6. 外部コントロールパネル
9 ページの「制御装置および機能」を参
照してください。)
11. RS-232 制御ポート
12. オーディオ出力ジャック
13. USB Type A ポート(電源 1.5 A
14. AC 電源ジャック
15. QS01 HDMI メディアストリーミング ポート(ATV ハードウェアキー)
16. 天井取り付け穴
7. ランプカバー
8. 環境照明センサー (ALS)
9. 通気口(吸気口)
10. HDMI 1/HDMI 2 入力ポート
8 はじめに

制御装置および機能

2
9
7
6
8
5
1
3 4
10
本書で説明するキーはすべて、リモコンまた はプロジェクターにあります。
プロジェクター & リモコン
14
1
11
5
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4
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6
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10 19
1. 電源
スタンバイと電源オンの状態を切り替え ます。
2. POWER(電源インジケーターライト)/ TEMP(温度警告ライト)/LIGHT(ライ
トインジケーターライト)
48 ページの「インジケーター」を参照し
てください。)
3. 赤外線リモートセンサー
4. BACK/
前の OSD メニューに戻ったり、終了して メニュー設定を保存します。
5. 矢印キー( 、 、 、 ) オンスクリーン ディスプレイ (OSD)
ニューまたは ATV メニューが有効な場合、 これらのキーを方向指示のボタンとして
使用し、メニュー項目の選択や調整を行 います。
OSD および ATV メニューが無効の時に は、CEC 対応デバイスでのみ使用でき ます。
6. ソース
ソース選択バーを表示します。
7. ECO BLANK
スクリーン画像を消すために使用します。
投写中に投写レンズを他の物体で覆わ ないでください。その物体が過熱し、 火災の原因となり危険です。
9 はじめに
8. OK
+
3
0
º
+
3
0
º
• 選択した ATV またはオン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューのアイテム を確定します。
• ATV メディア再生では、映像やオーディ オファイルを再生、または一時停止し
ます。
9. MODE
15. キーストーン
台形補正メニューを表示します。 詳細は、
15 ページの「台形補正」を参照してくだ
さい。
16. PRIME VIDEO
ATV ソースに切り替えて、「Prime Video」
アプリケーションを開きます。
使用可能なピクチャモードを選択します。
10. MENU/
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューをオン / オフにします。
11. FamiLand キッズチャンネル
ATV ソースに切り替えて、FamiLand
キッズチャンネルを開きます。
12. ミュート
プロジェクターの音声をオン / オフに切り 替えます。
13. ボリュームキー /
プロジェクターの音量を調整します。
14. フォーカス *
自動フォーカスページが開き / 閉じます。
17. ANDROID TV HOME
ATV ホームページが開きます。
18. ANDROID 設定
ATV ソースから現在のアプリケーション
の設定メニューを開きます。
19. 音声検索 / アシスタント
押したままにすると、音声アシスタント または音声検索が有効になります。 音声ア
シスタントを使い、このキーを押してリ モコンの上にあるマイクロフォンに向 かって話します。
* 互換性のあるプロジェクターでのみ使用 可能です。
リモコンの有効範囲
リモコンはプロジェクターの IR リモコン センサーに対して垂直に 30 度以内の角度に持たな ければ、正しく作動しません。 リモコンとセンサーの距離は、8 メートル(~ 26 フィート)以 内でなければなりません。
リモコンとプロジェクターの IR センサーの間に障害物があると、赤外線光線が届かない場合 があります。
正面からプロジェクターを操作する 上からプロジェクターを操作する
10 はじめに

プロジェクターの配置

設置場所の選択

プロジェクターの設置場所を決める際には、次のことに配慮してください。
スクリーンのサイズと位置
コンセントの位置
プロジェクターとその他のデバイスの間の位置と距離
このプロジェクターは、次の方法で設置できます。
1. 床面前面 プロジェクターをスクリーンの正面に置い
た机の上に設置します。 これが最も一般的 な設定です。
3. 天井前面 プロジェクターを上下逆さにスクリーン
正面の天井に取り付けます。 この方法で 設置する場合は、BenQ プロジェクター 天井取り付けキットをご購入ください。
2. 床面背面 プロジェクターをスクリーン背面に置いた机
の上に設置します。 専用の背面投写スクリー ンが必要です。
4. 天井背面 プロジェクターを上下逆さにスクリーン背面
の天井に取り付けます。 専用の背面投写スク リーンと BenQ プロジェクター天井取り付け キットが必要です。
プロジェクターの電源を入れた後、詳細設定メニュー - インストール > プロジェクタの投写 位置を選択して OK を押します。次に / を押して設定を選択します。
11 プロジェクターの配置

スクリーンサイズの調整

投写距離
レンズ中央
スクリーン
対角 16:9 スクリーン
縦オフセット
投写距離、ズーム設定(該当する場合)、ビデオフォーマットにより投写画面サイズは変化し ます。
投写サイズ
スクリーンの縦横比は 16:9、投写画像の縦横比は 16:9
スクリーンサイズ
対角
インチ
30 762 374 664 598 657 717 37
40 1016 498 886 797 877 956 50
50 1270 623 1107 996 1096 1195 62
60 1524 747 1328 1195 1315 1435 75
70 1778 872 1550 1395 1534 1674 87
80 2032 996 1771 1594 1753 1913 100
90 2286 1121 1992 1793 1972 2152 112
100 2540 1245 2214 1992 2192 2391 125
110 2794 1370 2435 2192 2411 2630 137
120 3048 1494 2657 2391 2630 2869 149
130 3302 1619 2878 2590 2849 3108 162
140 3556 1743 3099 2789 3068 3347 174
150 3810 1868 3321 2989 3287 3586 187
160 4064 1992 3542 3188 3507 3825 199
170 4318 2117 3763 3387 3726 4065 212
180 4572 2241 3985 3586 3945 4304 224
190 4826 2366 4206 3786 4164 4543 237
200 5080 2491 4428 3985 4383 4782 249
210 5334 2615 4649 4184 4602 5021 262
220 5588 2740 4870 4383 4822 5260 274
230 5842 2864 5092 4583 5041 5499 286
240 6096 2989 5313 4782 5260 5738 299
250 6350 3113 5535 4981 5479 5977 311
260 6604 3238 5756 5180 5698 6216 324
270 6858 3362 5977 5380 5917 6455 336
280 7112 3487 6199 5579 6137 6695 349
290 7366 3611 6420 5778 6356 6934 361
300 7620 3736 6641 5977 6575 7173 374
mm
(mm) (mm)
最短距離
(最大ズームにて)
投写距離 (mm)
平均
最長距離
縦オフセット
(最小ズームにて)
(mm)
12 プロジェクターの配置
たとえば、120 インチスクリーンの場合は「平均」推奨投写距離は 2630 mm となります。
測定した投写距離が 3700 mm であったとき、「平均」欄の最も近い値は 3726 mm になります。 同じ列を見ると、170 インチ(約 4.3 m)が必要なスクリーンであることが分かります。
投写品質を高めるために、グレイでない行の値を参考に投写することをお勧めします。
測定値はすべておよその値であり、実際のサイズにより変わります。 プロジェクターを一定場所に固定する予定であれば、設置を行う前に実際にプロジェクターを使って投写
サイズと距離を測っておかれるようお薦めします。 このように準備しておくことによって、プロジェク ターを最適な位置に固定することができます。

プロジェクターの取り付け

プロジェクターを取り付ける場合は、BenQ プロジェクター専用の取り付けキットをお使いに なり、しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクター以外の取り付けキットをお使いになると、ゲージやネジの長さが正確で ないためプロジェクターが正しく固定されず落下してしまう恐れがあります。
プロジェクターを取り付ける前に
• BenQ プロジェクター専用取り付けキットは、BenQ プロジェクターを購入されたショップで ご購入いただけます。
プロジェクターの取り付けは、販売店にご依頼ください。 お客様ご自身でプロジェクターを 取り付けると、落下するなどしてケガの原因となります。
地震などの際にプロジェクターが落下しないように、正しい手順で設置してください。
• BenQ 製以外の取り付けキットを使用して取り付けた場合は、製品が故障しても保証の対象
となりませんのでご注意ください。
天井 / 壁に取り付ける場合は、周囲の温度にご注意ください。 ヒーターを使用する場合は、 天井周辺の温度が予想以上に高くなる場合があります。
トルク範囲については、取り付けキットの取り扱い説明書をお読みください。 推奨範囲を超 えてトルクを締め付けると、プロジェクターの故障の原因となり、結果的に落下する場合が
あります。
いつでも簡単にプロジェクターをシャットダウンできるように、コンセントが手に届く位置 にあるか確認してください。
13 プロジェクターの配置
天井 / 壁取り付け図
天井 / 壁取り付け用ネジ穴: M4 x 8 mm
単位: mm
40.27
113.54 60
65.89

投写画像の調整

投写角度の調整
プロジェクターが床に対して水平な場所に設置され ていない場合、またはスクリーンとプロジェクター が垂直に設置されていない場合は、投写画像が台形 になります。 高さ調整脚で水平角度を微調整すること
ができます。 高さ調整脚を収納するには、背面調整脚のネジを反
対方向に回します。
65.89
光源が点灯しているときには絶対にレンズを覗かないでください。 光源からは強い光が発されており、 目を傷つける場合があります。
14 プロジェクターの配置
画像サイズと明瞭さの微調整
投写されたイメージのサイズを調整す るには、ズームリングを使用します。
フォーカスリングを回して焦点を合わせ ます。
台形補正
台形補正とは、まっすぐに投写されなかったために、投写画像の上部または下部のいずれか が明らかに長くなってしまう状態のことです。
歪んだ画像を補正する:
1. 次のメニューから 3D 台形補正を開きます。
プロジェクターの初回セットアップ中のセットアップウィザード
基本メニューシステム
詳細設定メニューシステムのインストールメニュー
2. 3D 台形補正ページが表示されたら:
• / を押して V、H、R のいずれかを選択します。 V を選択すると、縦の歪みが補正されます。 H を選択すると、縦の歪みが補正されます。 R を選択すると、投写画像が右回りまたは左回りに回転します。
• / を押して値を調整します。
歪んだ画像の縦方向の歪みを自動的に補正するには、OK 2 秒間押すか、
自動縦キーストーンをインストールメニューで有効にします。
3. 完了したら、 を押して変更内容を保存し、終了します。
15 プロジェクターの配置
接続
ノートブックまたは デスクトップ コンピューター
A/V デバイス
スピーカー
HDMI ケーブル
RS-232 ケーブル
USB ケーブル (Type A)
オーディオケーブル
1
2
3
4
信号ソースをプロジェクターに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべてのデバイスの電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
HDMI HDMI RS-232
1 1
2 3
USB Type-A
4
上に示す接続図のケーブルは、本機に付属していません(詳細は、7 ページの「パッケージ内容」を参 照してください。) ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
接続図は参照用です。 プロジェクターの背面にある接続ジャックは、プロジェクターのモデル毎に異な ります。
多くのノートブックでは、プロジェクターを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。 通常 FN + モニターの記号が付いた機能キーを同時に押すと、外付けディスプレイをオン / オフにすること ができます。 FN と記号が記された機能キーを同時に押します。 ノートブックのキーの組み合わせについ ては、ノートブックの説明書をお読みください。
正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオイメージが 表示されない場合は、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してくだ さい。 また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
16 接続
オーディオ接続
このプロジェクターにはビジネス用途に限り使用できる、データプレゼンテーションに組み 込まれた基本的な音声機能を再生できるようにモノラル スピーカーが内蔵されています。
のスピーカーはホームシアターやホームシネマなどに求められるステレオオーディオを再生 するために設計されたものではありません。 ステレオオーディオ入力は、プロジェクターのス
ピーカーを介して一般的なモノラルオーディオ出力にミキシングされます。
AUDIO OUT ジャックを接続すると、内蔵スピーカーは無音になります。
このプロジェクターではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックスモノラルオーディオし
か再生できません。
17 接続
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