SH940
デジタル プロジェクタ
取扱説明書
目次
安全上のご注意 ......................3
概要.........................................6
パッケージ内容 ...................................... 6
リモートコントロールと
バッテリー ...............................................7
日本語
リモコン操作........................................... 7
プロジェクタの特長............................. 8
プロジェクタ外観ビュー....................9
制御装置および機能...........................10
コントロール パネル...............................10
リモートコントロール............................ 11
プロジェクタの配置 .............13
場所の選択 .............................................13
スクリーンサイズの調整..................14
投写サイズ .................................................. 15
投写レンズのシフト ................................ 17
ビデオ装置の接続.................18
準備 ................................................................ 18
HDMI デバイスの接続.............................18
コンポーネントビデオ /RGB 機器と
の接続............................................................ 19
ビデオ機器との接続 ................................ 19
コンピュータの接続 ................................ 20
モニタの接続.............................................. 20
プロジェクタの使用方法......21
起動...........................................................21
入力ソースの選択................................22
メニューの使用方法...........................23
プロジェクタの保護...........................23
セキュリティケーブルロックの
使い方............................................................ 23
パスワード機能を使用する .................. 24
投写イメージの調整...........................26
投写角度の調整 ........................................ 26
イメージの自動調整 ................................ 26
画像サイズと明瞭さの微調整 ..............26
画像の歪みの補正する ............................27
プリセットとユーザーモードの
使い方...................................................... 28
画質の微調整 ........................................ 30
画質の詳細設定.................................... 31
縦横比の選択 ........................................ 34
画像を隠す............................................. 36
画像の静止............................................. 36
音量調整 ................................................. 37
LAN 環境でプロジェクタを
操作する ................................................. 38
高地での操作 ........................................ 40
複数の画像ソースを同時に
表示する ................................................. 41
終了 .......................................................... 42
OSD(On-Screen Display)
メニュー ................................................. 43
追加情報............................... 52
プロジェクタのお手入れ ................. 52
ランプについて.................................... 53
ランプ時間を知るには ............................53
ランプ寿命を延長する ............................53
ランプを交換する時期 ............................54
ランプの交換 ..............................................54
インジケータ ........................................ 57
トラブルシューティング ................. 58
仕様 .......................................................... 59
保証と著作権について......... 63
2 目次
高性能 BenQ プロジェクタをお買い上げいただきありがとうございます。本製品はホームシア
ターもお楽しみいただけるよう設計されています。最高の結果をお楽しみいただくために、コ
ントロールメニューや操作方法については本書をよくお読みください。
安全上のご注意
お使いのプロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するように設計され、
テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくために、このガイドおよび装置
のマークに記載されている指示に従ってください。
1. プロジェクタを操作する前に、このユーザーガ
イドをお読みください。本書は必要なときにい
つでも参照できるように、安全な場所に保管し
ておいてください。
2. 使用時は必ず装置を水平な平面上に置いてくだ
さい。
- 本製品を不安定なカート、スタンド、テーブ
ルに置かないでください。製品が落ちてケガ
をしたり、製品が故障したりする場合があり
ます。
- プロジェクタの近くに可燃物を置かないでく
ださい。
- 左右の傾きが 10 度、または前後の傾きが 15
度を超える状態で使用しないでください。
4. 次の場所に装置を置かないでください。
- 通気が不十分な場所または密閉されてい
る場所。壁との間隔を 50 cm 以上空け
て、プロジェクタの周辺の風通しをよ
くしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温に
なる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い場
所、タバコの煙にさらされる場所。こ
のような場所に置くと、光学部品が汚
れ、プロジェクタの寿命が短くなり、
画像が暗くなります。
日本語
3. 装置を縦向きにしないでください。縦向きにす
ると、プロジェクタが倒れ、けがをしたり損傷
する恐れがあります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 35°C / 95°F を超える場所。
- 高度が 海抜 1500 メートル / 4920 フィー
トを超える場所。
安全上のご注意
3
日本語
5. プロジェクタ動作中に通気孔をふさがないで
ください(スタンバイモードでも同様):
- 本製品の上に布などをかぶせないでくださ
い。
- 本製品をブランケットなどの寝具類、または
他の柔らかい物の上に置かないでください。
9. 動作中は、プロジェクタのレンズを覗き込
まないでください。目を傷つける場合があ
ります。
6. メインの電源電圧が ±10 ボルト程度の変動が
ある場所では、プロジェクタを電源安定化装
置、サージプロテクタ、あるいは UPS のいず
れかに接続されるようお薦めします。
10. ランプは定格寿命より長く使用しないでく
ださい。ごくまれですが、定格寿命より長
く使用すると、ランプが破裂することがあ
ります。
7. 装置の上に乗ったり、物を置かないでください。11. ランプは、動作中に非常に高温になりま
す。ランプ部を取り外して交換する場合
は、プロジェクタの電源を切ってから 45
分間ほど放置して、プロジェクタを常温に
戻してください。
8. プロジェクタの上または近くに液体を置かな
いでください。プロジェクタに液体が入った
場合は、保証は適用されません。プロジェク
12. 本製品を天井に取り付けて、イメージを反
転投写することができます。BenQ の天井
取り付けキットを使用してください。
タを濡らした場合は、電源コンセントからプ
ロジェクタを外し、BenQ にご連絡の上プロ
ジェクタの点検をご依頼ください。
4
安全上のご注意
13. プロジェクタが完全に冷却され、電源から
コードを外すまでは、絶対にランプ部品を交
換しないでください。
14. 点検修理については、認定技術者にお問い合
わせください。
結露
寒い場所から暑い場所へプロジェクタを移動
させた後は、すぐには装置を操作しないでく
ださい。このように温度が急激に変化した状
態では、重要な内部部品が結露する場合があ
ります。プロジェクタの故障の原因となりま
すので、このような状態では最低でも 2 時間
以上経過してから装置を使用してください。
揮発性液体の使用の禁止
殺虫剤やある種のクリーナーなどの揮発性液
体を装置の近くで使用しないでください。ゴ
ムやプラスチック製品などを長時間装置に触
れたままの状態で放置しないでください。装
置に痕が残ってしまいます。化学薬品を染み
込ませた布で装置を拭く場合は、本書に記載
される安全のための指示にしたがってくださ
い。
日本語
15. 本装置のキャビネットは開けないでくださ
い。内部には危険な電圧が流れており、触れ
ると死に至る場合もあります。お客様ご自身
で補修できるパーツは、専用の取り外し可能
なカバーが付いたランプ部分だけです。詳細
は 54 ページを参照してください。
いかなる状況においても、これ以外のカバー
をご自身で取り外そうとしないでください。
修理は認定サービス担当者にお問い合わせく
ださい。
注意
将来搬送が必要な場合に備えて、元の梱包材料は捨て
ずに保管しておいてください。使用後にプロジェクタ
を梱包する必要がある場合は、搬送中に製品が破損し
ないように投写レンズを適切な位置に調整し、レンズ
をレンズクッションで保護し、さらにレンズクッショ
ンとプロジェクタクッションをぴったりとくっつけて
ください。
処理
本装置には人体や環境に有害な素材が使用さ
れています。
• リード(はんだに使用されています)
• 水銀(ランプに使用されています)
製品や使用済みランプを処理する方法につい
ては、お住まい地域の環境局にお尋ねくださ
い。
安全上のご注意
5
日本語
Digital Projector
Quick Start Guide
概要
パッケージ内容
丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。本製品を購入され
た地域によっては、同梱されていないアイテムもあります。ご購入場所をご確認ください。
アクセサリのいくつかは、国によって異なる場合があります。
保証書は特定地域でしか提供しておりません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わせください。
6
概要
リモートコントロールとバッテリー
1. バッテリーカバーを開くには、リモコンを
裏返してカバーのグリップを押し、図に示
す方向にスライドさせてください。すると
カバーが外れます。
2. 挿入されている電池を外し(必要な場合)、
単 2 電池 2 個を極性に注意しながら挿入し
てください。プラス極(+) はプラスに、
マイナス極(-) はマイナスの方向に挿入してください。
3. 再びカバーを元に戻してください。カチッという音がしたらカバーが閉まったことを意味
しています。
バッテリーについてのご注意
• 古いバッテリーと新しいバッテリーを混ぜて使用したり、異なるタイプのバッテリーを混ぜて使用したりし
ないでください。
• リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないでください。
• また、使用済みの電池はメーカーの指示および地域の環境規定にしたがって処分してください。
• リモコンを長期間使用しないときには、漏電によりリモコンのコントロール部分が破損しないように電池は
外しておいてください。
リモコン操作
• リモコンとプロジェクタの赤外線 (IR) セン
サーの間には、IR 光線の障害となるような
物を置かないでください。
• リモコンの有効範囲は最高 8 メートル、角度
にして 30 度以内です。赤外線光線はスク
リーンにも反射しますが、常にプロジェクタ
に向けて当てるようにしてください。
日本語
プロジェクタの天井取り付け
BenQ プロジェクタを安心してお使いいただくために、ここに記載する注意をよくお読みにな
り指示にしたがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、BenQ プロジェクタ専用天井取り付けキットをお使
いになり、しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクタ以外の天井取り付けキットをお使いになると、ゲージやネジの長さが正確
でないためプロジェクタが正しく固定されず落下してしまう恐れがあります。
BenQ プロジェクタ専用天井取り付けキットは、BenQ プロジェクタを購入された販売店でお買
い求めいただけます。また別途ケンジントンロックをお求めになり、プロジェクタのケンジン
トンロックスロットと天井取り付けブラケットのベースをセキュリティケーブルでしっかりと
繋いでおくことをお薦めします。このようにしておくと、万一天井取り付けブラケットが緩ん
でしまった場合にも、プロジェクタを補助的に支えることができます。
概要
7
日本語
プロジェクタの特長
•HD に完全対応
このプロジェクタは標準精度 TV(SDTV) 480i、480p、576i、576p、および高精度 TV
(HDTV) 720p、 1080i、1080p フォーマット、真の 1:1 再現を実現する 1080p フォーマット
と互換性があります。
• 高画質
このプロジェクタは高解像度、高度なホームシアター輝度、超高コントラスト、鮮明な色、
優れたグレイスケール再現により、高画質な画像を提供します。
• 高輝度
このプロジェクタにはさまざまな照明状況でもすぐれた性能を発揮できるよう、超高輝度
機能が備えられています。
• 超高コントラスト
プロジェクタには高コントラストを実現するために、ダイナミックな黒調整機能が備えら
れています。
• 鮮明な色再現
プロジェクタには 6 セグメントカラーホイールが備わっており、これ以下のセグメントの
カラーホイールでは実現できないリアルな色合いと色域を実現します。
• 優れたグレイスケール
このプロジェクタを暗い部屋で使用する場合は、自動ガンマコントロールによりシャドウ
の詳細や夜または暗いシーンの詳細を優れたグレイスケールで表示します。
• 感覚的な操作ができるレンズシフト
プロジェクタを柔軟に設定できるように、感覚的な操作が可能なレンズシフトレバーが付
いています。
• 多様な入力機能とビデオフォーマット
このプロジェクタはコンポーネントビデオ、コンポジットビデオ、HDMI、PC、などを含
め、ビデオと PC 装置を接続するためのさまざまな入力方式や、自動化スクリーンや環境照
明システムに接続にするための出力トリガーに対応しています。
• プロフェッショナルな調整機能
優れた性能を提供するために、このプロジェクタには OSD メニューからエキスパートモー
ドの設定を行うことができます。これらは認証された設置技術者のプロフェッショナルな
キャリブレーションサービスを必要とします。
• Panamorph レンズ対応
このプロジェクタは 16:9 プロジェクタを縦横比 2.35:1 に変換できる Panamorph レンズに
対応しています。
8
概要
プロジェクタ外観ビュー
接続についての詳細は、18 ページの「ビデ
オ装置の接続」を参照してください。
前面 / 上面
1. コントロール パネル(詳細は 10 ページの
1
2
5
6
背面
7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
18
底面
19
20
20
19
「コントロール パネル」を参照してくださ
3
2. ランプカバー
4
3. 前面 IR センサー
4. レンズシフトレバー
5. 投写レンズ
6. 通気 (熱気排出)
7. AC 電源コード差し込み口
8. 背面 IR センサー
9. RJ45 LAN 入力ジャック
10.HDMI ポート
11.コンポーネントビデオ入力 (RCA)
12.ミニ B タイプ USB
13.RS-232 コントロールポート
14.12VDC 出力端末
15.コンポーネントビデオ入力(BNC)/
16.RGB(PC)/ Component ビデオ
(YPbPr/YCbCr)信号入力ジャック
17.オーディオ入力ジャック
18.Kensington ロック
19.調整可能なフット
20.天井取り付け用の穴
い。)
日本語
PC、またはホームシアター コントロール /
自動化システムとのインターフェイスとし
て使用します。
電子スクリーンや照明コントロールなど、
外付け装置を使用するために使用します。
これらの装置の接続方法については、販売
店へお尋ねください。
RGBHV
5 BNC(RGB または(YPbPr)、SD また
は HD ビデオ信号のいずれかと接続しま
す)。
RGB 信号出力ジャック
オーディオ出力ジャック
スロット
概要
9
日本語
1
2
5
6
6
4
3
7
8
6
9
6
12
11
10
制御装置および機能
コントロール パネル
1. ピントリング
投写イメージの焦点を調整します。
2. ズームリング
投射した画像のサイズを調整します。
3. LAMP(ランプインジケータ ライト)
プロジェクタのランプに問題が発生した場
合に点灯または点滅します。
4. TEMP(温度警告ライト)
プロジェクタの温度が異常に高くなると点
灯または点滅します。
5. POWER(電源インジケータ ライト)
プロジェクタ動作中に点灯または点滅しま
す。
6. 矢印 / キーストーン キー(左 / 、
上 / 、右 /、下 / )
オン スクリーン ディスプレイ(OSD) メ
ニューが有効になっているとき、現在の
OSD メニューアイテムを選択した矢印の
方向に移動します。
投写角度によって生じる画像の歪みを手動
で修正します。
7. 電源
リモコンの電源ボタンと同じ役割を果たし
ます。
スタンバイと電源オンの状態を切り替えま
す。
8. SOURCE
リモコンのソース選択キーと同じ役割を果
たします。
入力ソースは順番に切り替わります。
9. MENU
オン スクリーン ディスプレイ(OSD) メ
ニューのオン / オフを切り替えます。
10.PRESET MODE
各入力に対して有効な、あらかじめ定義し
ておいた画像設定を順番に選択します。
11.EXIT
前のオン スクリーン ディスプレイ
(OSD) メニューに戻り、行った変更内容
を保存して終了します。
12.ENTER
選択したオン スクリーン ディスプレイ
(OSD) メニューのアイテムを実行します。
10
概要
リモートコントロール
1
2
3
6
7
8
9
10
11
12
13
14
16
17
18
20
19
15
4
5
6. ECO BLANK
スクリーンに表示されている画像を消しま
す。
7. LASER
プレゼンテーション時にレーザーライトを
発します。
8. TEST
テストパターンを表示します。
9. FREEZE
投写画像を一時停止します。
10.PIP
Picture In Picture(PIP) 画面が表示されま
す。
11.NETWORK SETTING
ネットワーク設定を直接入力します。
12.数値ボタン
ネットワーク設定で数値を入力します。
パスワードの入力を求められているときには、
数値ボタン 1、2、3、4 を押すことはでき
1. 電源 ON/OFF
スタンバイモードと電源オンの状態を切り
替えます。
2. ソース選択キー
表示する入力ソースを選択します。
3. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ(OSD) メ
ニューをオンにします。前のオンスクリー
ンメニューに戻り、メニューを終了して設
定を保存します。
4. 矢印 / キーストーン キー(左 / 、
上 / 、右 /、下 / )
オン スクリーン ディスプレイ(OSD)
メニューが有効になっているとき、現在の
OSD メニューアイテムを選択した矢印の方
向に移動します。
投写角度によって生じる画像の歪みを手動
で修正します。
5. MODE/ENTER
選択したオンスクリーンメニューアイテム
を有効にします。
使用中の入力信号によって、ピクチャモー
ドを選択できます。
ません。
13.AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミングを自
動的に決定します。
14.SOURCE
表示する入力ソースを選択します。
15. VOLUME+/VOLUME-
音量を調整します。
16.BRIGHTNESS
明るさを調整します。
17.CONTRAST
コントラストを調整します。
18.MUTE
プロジェクタの音声をオン / オフにしま
す。
19.ASPECT
表示縦横比を選択します。
20.LAMP MODE
ランプ モードを選択します。
日本語
概要
11
日本語
LASER ポインタの操作
レーザーポインタは発表者がプレ
ゼンテーションを行うときに使用
するものです。ポインタを押すと
赤い光線が発光し、インジケータ
も赤く点灯します。
レーザーポインタはおもちゃでは
ありません。レーザーポインタは
お子様の手の届かない場所に保管しておいてく
ださい。
絶対にレーザー光線ウィンドウを覗いたり、光線
を人の目に向けて当てないでください。リモコン
をご使用になる前に、裏面に記載されている警告
をお読みください。
12
概要
プロジェクタの配置
場所の選択
本機は次の 4 通りの設置状態で使うことができます。
部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。設置する際は、スク
リーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタとその他の装置の距離や位
置などを考慮してください。
1. 床面前面 :
プロジェクタをスクリーンの正面に床面近く
に設置します。これが最も一般的な設定です。
3. 床面背面 :
プロジェクタをスクリーン背面、床面近くに
設置します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
* プロジェクタの電源を入れてから、床面背
面を設定してください。
日本語
2. 天井前面 :
プロジェクタをスクリーン正面の天井に取り
付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロジェク
タ天井取り付けキットをご購入ください。
* プロジェクタの電源を入れてから、天井前
面を設定してください。
* プロジェクタの位置を設定するには:
1. プロジェクタで MENU を押すか、リモコンで MENU/EXIT を押して、 システム設定メニューが選択されるまで / を押し
続けてください。
2. / を押してプロジェクタの配置を選択し、位置が選択されるまで / を押し続けてください。
4. 天井背面 :
プロジェクタをスクリーン背面の天井に取り
付けます。
専用の背面投写スクリーンと BenQ プロジェ
クタ天井取り付けキットが必要です。
* プロジェクタの電源を入れてから、天井背
面を設定してください。
プロジェクタの配置
13
スクリーンサイズの調整
投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットにより投写画面サイズは変化します。
このプロジェクタには取り外し可能なレンズが付いています。詳細は、17 ページの「投写レン
ズのシフト」を参照してください。レンズを上下に完全にシフトした状態で測定した縦オフ
セット値は、15 ページと 16 ページの表を参照してください。
120 インチ、縦横比 4:3 のスクリーンをお使いになる場合は、" スクリーンの縦横比は 4:3、投
写画像の縦横比は 16:9" をご参照ください。平均投写距離は 494 cm です。
日本語
縦横比 16:9 のスクリーンを使用し、測定した投写距離が 4.5 m(450 cm) であった場合は、" ス
クリーンの縦横比は 16:9、投写画像の縦横比は 16:9" を参照してください。" 平均 " 欄で最も近
い値は 449 cm です。同じ列を見ると、100 インチが必要なスクリーンサイズであることが分か
ります。
15 ページの「投写距離 <D> [cm]」 で最短および最長投写距離を確認すると、4.5m の投写距離
の場合は 90 インチおよび 110 インチのスクリーンでも良いことがわかります。このプロジェ
クタは同じ投写距離で、別のサイズのスクリーンに投写するよう調整することもできます
(ズームコントロールを使用します。)スクリーンサイズが変わると、縦オフセットの値も変わ
りますので注意してください。
プロジェクタを別の場所に移動させると(推奨される範囲内で)、スクリーンの中央に画像が
表示されるようにプロジェクタを上下に傾ける必要があります。そうすると、画像に歪みが生
じる場合があります。この場合は、キーストーン機能を使用して歪みを補正します。詳細は、
27 ページの「画像の歪みの補正する」を参照してください。
14
プロジェクタの配置
投写サイズ
<A>
<B>
<C>
<E>
<D>
<F>
<G>
床取り付け
<F>: スクリーン <G>: レンズ中央
天井取り付け
<F>: スクリーン <G>: レンズ中央
16:9 スクリーンを使用する場合の設置
<A>
<C>
<B>
<E>
<D>
<G>
<F>
スクリーンの縦横比は 16:9、投写画像の縦横比は 16:9
スクリーンサイズ
対角
<A>
[ インチ(㎜)]
30 (762) 37 66 108 135 162 4.7
40 (1016) 50 89 144 180 215 6
50 (1270) 62 111 180 224 269 8
60 (1524) 75 133 215 269 323 9
70 (1778) 87 155 251 314 377 11
80 (2032) 100 177 287 359 431 12
90 (2286) 112 199 323 404 485 14
100 (2540) 125 221 359 449 539 16
110 (2794) 137 243 395 494 592 17
120 (3048) 149 266 431 539 646 19
130 (3302) 162 288 467 583 700 20
140 (3556) 174 310 503 628 754 22
150 (3810) 187 332 539 673 808 23
160 (4064) 199 354 575 718 862 25
170 (4318) 212 376 610 763 916 26
180 (4572) 224 398 646 808 969 28
190 (4826) 237 421 682 853 1023 30
200 (5080) 249 443 718 898 1077 31
250 (6350) 311 553 898 1122 1346 39
300 (7620) 374 664 1077 1346 1616 47
これらの数値は実際の値とは若干の誤差があるかもしれません。推奨するスクリーンサイズのみ表示してありま
す。スクリーンサイズが上記の表に記載されていない場合は、販売店へお問い合わせください。
高さ
<B>
[cm]
幅
<C>
[cm]
最短距離
(最大ズーム
にて)
投写距離 <D> [cm]
最長距離
平均
(最小ズーム
にて)
レンズの最低 / 最高
位置 <E> [cm]
日本語
プロジェクタの配置
15
4:3 スクリーンを使用する場合の設置
床取り付け
<F>: スクリーン <G>: レンズ中央
天井取り付け
<F>: スクリーン <G>: レンズ中央
下の図と表は縦横比 4:3 のスクリーンをお持ちの方、または 4:3 スクリーンを使って縦横比 16:9
の画像を投写したい方のために提供されています。
日本語
<A>
<C>
<H>
<E>
<B>
<F>
<G>
<D>
<A>
<C>
<H>
<E>
<D>
<G>
<F>
<B>
スクリーンの縦横比は 4:3、投写画像の縦横比は 16:9
スクリーンサイズ
対角
<A>
[ インチ(㎜)]
30 (762) 46 61 99 124 148 4.3 34.3
40 (1016) 61 81 132 165 198 5.7 45.7
50 (1270) 76 102 165 206 247 7.1 57.2
60 (1524) 91 122 198 247 297 8.6 68.6
70 (1778) 107 142 231 288 346 10.0 80.0
80 (2032) 122 163 264 330 395 11.4 91.4
90 (2286) 137 183 297 371 445 12.9 102.9
100 (2540) 152 203 330 412 494 14.3 114.3
110 (2794) 168 224 363 453 544 15.7 125.7
120 (3048) 183 244 395 494 593 17.1 137.2
130 (3302) 198 264 428 536 643 18.6 148.6
140 (3556) 213 284 461 577 692 20.0 160.0
150 (3810) 229 305 494 618 742 21.4 171.5
160 (4064) 244 325 527 659 791 22.9 182.9
170 (4318) 259 345 560 700 840 24.3 194.3
180 (4572) 274 366 593 742 890 25.7 205.7
190 (4826) 290 386 626 783 939 27.1 217.2
200 (5080) 305 406 659 824 989 28.6 228.6
250 (6350) 381 508 824 1030 1236 35.7 285.8
300 (7620) 457 610 989 1236 1483 42.9 342.9
これらの数値は実際の値とは若干の誤差があるかもしれません。推奨するスクリーンサイズのみ表示してありま
す。スクリーンサイズが上記の表に記載されていない場合は、販売店へお問い合わせください。
高さ
<B>
[cm]
幅
<C>
[cm]
投写距離 <D> [cm] レンズの
最短距離
(最大ズー
ムにて)
平均
最長距離
(最小ズー
ムにて)
最低 /
最高位置
<E>
[cm]
画像の高さ
<H>
[cm]
16
プロジェクタの配置
投写レンズのシフト
プロジェクタをより自由に取り付けられるように、レンズシフト機能が備わっています。この
機能を活用すると、プロジェクタがスクリーンの中央に画像を投写するよう調整することがで
きます。
レンズシフトは投写画像の高さまたは幅のパーセンテージにより表示されます。これは、投写
画像の垂直または水平方向の中心からのオフセットにより測定されます。レバーを使用する
と、画像の位置によって可能な範囲でどのような方向へもシフトできます。
レンズシフトレバーの使い方:
1. レバーを左に回してレバーを解除します。
2. レバーを動かして投写位置を調整します。
3. レバーを右に回してロックします。
• スクリーンの位置が固定されている場合
日本語
• プロジェクタの位置が固定されている場合
• レバーは締めすぎないでください。
• 画質が悪い場合はレンズシフト調整は正常に機能しません。画像が歪む場合は、26 ページの「投写イメージ
の調整」 を参照してください。
プロジェクタの配置
17
ビデオ装置の接続
HDMI ケーブル
HDMI デバイス:DVD プレーヤー、デジタル
チューナーなど。
HDMI 信号の正しい入力ソースタイプを選択するには、
50 ページの「HDMI 設定」 を参照してください。
プロジェクタは VCR、DVD プレーヤー、デジタルチューナー、ケーブルボックスまたは衛星
デコーダー、ビデオゲームコンソール、デジタルカメラなど、あらゆる種類のビデオ装置と接
続できます。またデスクトップ PC やラップトップ PC、アップルマッキントッシュ機との接続
も可能です。いずれかの方法でプロジェクタとソース装置を接続してください。ただし、方法
によってビデオ品質が異なります。接続方法は、プロジェクタとビデオソース装置の両方に搭
載されている端末に合ったものを選択してください。
日本語
端末名 端末の形態 参照 画質
HDMI
コンポーネン
トビデオ
ビデオ
PC(D-SUB)
PC
18 ページの「HDMI デバイスの接
続」
19 ページの「コンポーネントビデ
オ /RGB 機器との接続」
19 ページの「ビデオ機器との接続」
20 ページの「コンピュータの接続」
最高
かなり良い
標準
かなり良い
準備
信号ソースをプロジェクタに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに合った、正しい種類のプラグが付いたケーブルのみご使用ください。
3. ケーブルのプラグがすべて装置のジャックにしっかりと接続されていることを確認してく
ださい。
プロジェクタによっては、次の接続図に示すすべてのケーブルが同梱されていない場合があります(パッケージ
内容については、6 ページの「パッケージ内容」を参照してください)。ほとんどのケーブルは電気店でお買い求
めいただけます。
HDMI デバイスの接続
HDMI(High-Definition Multimedia Interface) は DTV チューナー、DVD プレーヤー、ディスプレ
イなど、対応するデバイスとデバイスの間を 1 本のケーブルで未圧縮のビデオデータを転送す
ることができます。この方式を使用すると、非常に優れたデジタル映像とオーディオをお楽し
みいただけます。プロジェクタと HDMI デバイスを接続するには、HDMI ケーブルをお使いく
ださい。
18
ビデオ装置の接続
コンポーネントビデオ /RGB 機器との接続
AV 装置:DVD プレーヤー、デ
ジタルチューナーなど。
コンポーネント ビデオ ケーブル
スピーカー
オーディオケーブル
オーディオケーブル
RGBHV ケーブル
ビデオケーブル
AV 装置
スピーカー
オーディオケーブル
オーディオケーブル
RGB ソース(DVD プレーヤーまたは HD セットトップ ボックス) を RBGHV 入力に接続しま
す。 BNC タイプのコンポーネント ケーブルでビデオ機器を接続することも可能です。オーディ
オ接続は通知目的のためにのみ提供されています。別途オーディオケーブルを適切なオーディ
オアンプに接続することができます。
ビデオ機器との接続
同一機器に繋がっているコンポジット ビデオ ケーブルを接続するだけです。オーディオ接続
は通知目的のためにのみ提供されています。別途オーディオケーブルを適切なオーディオアン
プに接続することができます。
日本語
• コンポーネントビデオ接続方式によりプロジェクタとビデオソース装置をすでに接続してある場合は、ンポ
ジットビデオ接続方式でこの装置を接続すると不要に 2 つ目の接続が生じ、画質が悪くなるため、この装置
を接続する必要はありません。 コンポーネントビデオがビデオソース装置にない場合(アナログビデオカメ
ラなど) に限り、コンポジットビデオ接続を行う必要があります。
• 電源をオンにしても選択したビデオイメージが表示されず、正しいビデオソースが選択されている場合、ビ
デオソースの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してください。また信号ケーブルが正
しく接続されていることを確認します。
ビデオ装置の接続
19