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MX880UST ( モデル名 : MX712 UST)
デジタル プロジェクタ
取扱説明書
Welcome
Page 2
目次
安全にお使いいただくた
めに.....................................3
紹介.....................................7
プロジェクタの特長........................... 7
パッケージ内容................................... 8
プロジェクタ外観ビュー .................. 9
制御装置および機能......................... 10
設置...................................14
場所の選択 ......................................... 14
スクリーンサイズの調整 ................ 15
接続...................................16
ビデオ機器との接続......................... 17
プロジェクターからサウンドを
再生する ............................................. 18
操作...................................20
プロジェクタの起動......................... 20
投写イメージの調整......................... 21
メニューの使用方法......................... 23
プロジェクタの保護......................... 24
入力信号の切り替え......................... 27
詳細の拡大と検索............................. 28
縦横比の選択 ..................................... 28
画像の最適化 ..................................... 30
プレゼンテーションタイマーの
設定...................................................... 33
リモート ページング操作 ............... 34
画像の静止 ......................................... 34
画像を隠す ......................................... 34
FAQ 機能の使い方 ............................ 35
コントロールキーをロックする ....35
高地での操作......................................35
オリジナルのスタートアップ
画面を作成する .................................36
音量調整 ..............................................36
LAN 環境でプロジェクタを操作
する ......................................................37
USB Reader からプレゼンテー
ションを行う......................................50
プロジェクタの終了 .........................51
直接電源オフ......................................51
メニューの操作 .................................52
メンテナンス ..................62
プロジェクタのお手入れ.................62
ランプについて .................................63
トラブルシューティ
ング...................................69
仕様...................................70
プロジェクタの仕様 .........................70
外形寸法 ..............................................71
壁取り付けの手順 .............................71
タイミングチャート .........................72
保証と著作権について..74
法規...................................75
目次2
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安全にお使いいただくために
お使いのプロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するよう
に設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくため
に、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
安全にお使いいただくために
1. プロジェクタを操作する前に、こ
のユーザーガイドをお読みくださ
い。またいつでも参照できるよう
に、手の届く場所に保管しておい
てください。
2. 動作中は、プロジェクタのレンズ
を覗き込まないでください。光線
が強力なので、視力障害を引き起
こす恐れがあります。
3. 点検修理については、認定サービ
ス担当者にお問い合わせください。
5. 国によっては、電源電圧が一定し
ていない場合もあります。プロ
ジェクタは、電源が AC100 ~ 240V
の電圧範囲のときに安全に作動す
るように設計されていますが、停
電や ± 10V のサージが発生すると故
障する可能性があります。電源の
電圧が変動したり、電源供給が中
断したりする地域では、電源安定
器、サージプロテクタ、または無
停電電源装置 (UPS) にプロジェク
タを接続することをお薦めします。
6. プロジェクタが作動しているとき
に投写レンズを物体で塞ぐと、そ
れが過熱して変形したり、火災の
原因となったりします。一時的に
ランプをオフにするには、プロ
ジェクタかリモコンの BLANK ボタ
ンを押してください。
4. プロジェクタのランプをオンにす
るときは、必ずレンズシャッター
( ある場合 ) を開くか、レンズ
キャップ ( ある場合 ) を取り外し
てください。
安全にお使いいただくために 3
Page 4
安全上のご注意 ( 続き )
7. ランプは、動作中に非常に高温に
なります。ランプ部を取り外して
交換する場合は、プロジェクタの
電源を切ってから 45 分間ほど放
置して、プロジェクタを常温に戻
してください。
8. ランプは定格寿命より長く使用
しないでください。ごくまれです
が、定格寿命より長く使用する
と、ランプが破裂することがあり
ます。
10. 本製品は安定した場所に設置して
ください。本製品が落下して、破
損する恐れがあります。
11. 本装置のキャビネットは開けない
でください。内部には危険な電圧
が流れており、触れると死に至る
場合もあります。ユーザーが補修
できるパーツは専用の取り外し可
能なカバーが付いているランプだ
けです。
いかなる状況においても、これ以
外のカバーをご自身で取り外そう
としないでください。修理は認定
サービス担当者にお問い合わせく
ださい。
9. ランプ部や電子部品の交換は、必
ずプロジェクタの電源プラグを抜
いてから行ってください。
安全にお使いいただくために4
12. プロジェクタが稼動しているとき
には、通気孔から熱風と臭気を感
じる場合があります。これは正常
な状態であり、製品の欠陥による
ものではありません。
Page 5
安全上のご注意 ( 続き )
13. 次の場所に装置を置かないでくだ
さい。
- 通気が不十分な場所または密閉され
ている場所。壁との間隔を 50 cm 以
上空けて、プロジェクタの周辺の風
通しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高
温になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多
い場所、タバコの煙にさらされる場
所。このような場所に置くと、光学
部品が汚れ、プロジェクタの寿命が
短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C / 104°F を超える
場所。
- 高度が 3000 メートルを超える場所
14. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品をブランケットなどの寝具
類、または他の柔らかい物の上に置
かないでください。
- 本製品の上に布などをかぶせないで
ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か
ないでください。
通気孔がふさがれると、プロジェ
クタの内部が過熱し、火災が発生
することがあります。
15. 使用時は必ず装置を水平な平面上
に置いてください。
- 左右の傾きが 10° 、または前後の傾
きが 15° を超える状態で使用しない
でください。完全に水平になってい
ない状態でプロジェクタを使用する
と、ランプが故障したり破損したり
することがあります。
3000 m
(10000
フィート )
0 m
(0 フィート )
16. 装置を縦向きにしないでください。
縦向きにするとプロジェクタが倒
れ、けがをしたり、プロジェクタ
が破損したりする恐れがあります。
安全にお使いいただくために 5
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安全上のご注意 ( 続き )
17. 装置の上に乗ったり、物を置いた
りしないでください。装置が物理
的に破損するだけでなく、事故や
けがの原因になります。
18. プロジェクタの上または近くに液
体を置かないでください。プロ
ジェクタ内部に液体がこぼれると
故障の原因になります。プロジェ
クタを濡らした場合は、電源コン
セントからプロジェクタを外し、
BenQ にご連絡の上プロジェクタの
点検をご依頼ください。
19. 本製品を天井に取り付けて、イ
メージを反転投写することができ
ます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井
取り付けキットを使用し、しっかりと固
定してください。
プロジェクタの天井取り付け
BenQ プロジェクタを安心してお使
いいただくために、ここに記載す
る注意をよくお読みになり指示に
したがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける
場合は、BenQ プロジェクタ専用
天井取り付けキットをお使いにな
り、しっかりと確実に設置してく
ださい。
BenQ プロジェクタ以外の天井取り
付けキットをお使いになると、
ゲージやネジの長さが正確でない
ためプロジェクタが正しく固定さ
れず落下してしまう恐れがありま
す。
BenQ プロジェクタ専用天井取り付
けキットは、BenQ プロジェクタを
購入された販売店でお買い求めい
ただけます。また別途ケンジント
ンロックをお求めになり、プロ
ジェクタのケンジントンロックス
ロットと天井取り付けブラケット
のベースをセキュリティケーブル
でしっかりと繋いでおくことをお
薦めします。このようにしておく
と、万一天井取り付けブラケット
が緩んでしまった場合にも、プロ
ジェクタを補助的に支えることが
できます。
Hg - このランプの中には水銀が入ってい
ます。お住まい地域の規定にしたがって
処理してください。詳細は、
www.lamprecycle.org をご覧ください。
20. この装置は接地されていなければ
なりません。
安全にお使いいただくために6
Page 7
紹介
プロジェクタの特長
このプロジェクタは高性能な光学エンジン投写技術とユーザーフレンドリーな設
計を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
• ウェブブラウザを使ってコンピュータからプロジェクタの状態を管理できる
ネットワーク設定
• レンズを絞ると、プロジェクターとスクリーンの距離が短くても画像を大きく
することができます。
• プロジェクターのスピーカーからサウンドを出力するためのマイクロフォン
ジャック
• コンピュータ信号を表示するために USB ケーブルを接続する USB MINI-B
ジャック
• USB フラッシュドライブに保存した画像を表示するための USB TYPE-A
ジャック
• 画像に深みを与えることで 3D ムービー、動画、スポーツイベントよりリアル
に楽しめる 3D 機能
• TV 番組やビデオのダイアログ、ナレーション、サウンド効果を表示するク
ローズドキャプション
• 可変オーディオ出力
• あらかじめ定義された数種類の色から投写壁の色を選択できる壁の色補正
• 直ちに信号検出ができるクイック自動検索機能
• パスワード保護機能の選択
• 3D カラーマネージメントにより色を自在に調整
• 選択可能なクイック冷却機能によりプロジェクタを短時間で冷却
• キーを押すだけで問題点を解決できる FAQ
• プレゼンテーション時間を管理するためのプレゼンテーションタイマー
• 最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
• 画像の歪みを補正するデジタルキーストーン補正
• データ / ビデオ表示を調整可能なカラーバランスコントロール
• 言語を選択できるオンスクリーンディスプレイ (OSD) メニュー
• 消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
• オーディオ入力接続によりミックスモノラルオーディオ対応のスピーカー内蔵
• コンポーネント HDTV との互換性 ( YP
• 投写イメージの明るさは、周辺光の状態および選択した入力信号のコントラスト / 輝度設定に
よって変わります。また投写距離の影響を直接受けます。
• ランプの明度は時間の経過に伴い暗くなります。また明度はランプ製造元の仕様によって異な
ります。これは異常ではなく、正常で予期される変化です。
bP r)
紹介 7
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パッケージ内容
丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。
不足しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
標準アクセサリ
同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
* 保証書は特定の地域でしか」提供しておりません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い
合わせください。
プロジェクタ 電源コード VGA ケーブル
クイックスタートガイド 取扱説明書 CD 保証書 *
リモコン (電池付き)
別売りアクセサリ
1. スペアランプキット
2. 天井取り付けキット
紹介8
3. RS232 ケーブル
4. 壁取り付け用キット
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プロジェクタ外観ビュー
前面 / 上面
1
2
3
4
9
背面 / 底面
14
13
10
11
1. 外部コントロールパネル
詳細は、10 ページの " 制御装置およ
び機能 " を参照してください。
2. ランプカバー
3. 反転
7
4. 赤外線リモート センサー
5. 投写レンズ
5
6
8
6. ピントリング
7. 通気(冷気取り込み)
8. スピーカーグリル
9. 通気 (熱気排出)
10. AC 電源ジャック
9
11. 天井取り付け用の穴
12. 高さ調整フット
13. 12V DC 出力端末
電子スクリーンや照明コントロール
などの外部デバイスを使用するため
のものです。 これらのデバイスの接
続方法については、販売店へお問い
合わせください。
14. RS232 コントロールポート
17
16
15
20
18
19
21
15. RGB 信号出力ジャック
16. RGB( PC) /Component Video
( YPbPr/YCbCr)信号入力ジャック
17. USB ポート
18. RJ45 LAN 入力ジャック
19. S-Video 入力ソケット
ビデオ入力ジャック
20. オーディオ (L/R) 入力ジャック
21. オーディオ入力ジャック
オーディオ出力ジャック
マイクロフォン ジャック
22. 盗難防止用ケンジントンロックス
ロット
22
12
紹介 9
Page 10
制御装置および機能
プロジェクタ
7
1
2
3
4
5
6
1. POWER ( 電源インジケータ ライト )
プロジェクタ動作中に点灯または点
滅します。
2. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ (OSD)
メニューをオンにします。 前のオンス
クリーンメニューに戻り、メニュー
を終了して設定を保存します。
3. 左 /
FAQ 機能を実行します。
4. MODE/ENTER
有効な画像設定モードを選択します。
選択したオンスクリーンメニューア
イテムを有効にします。
5. BLANK
スクリーン画像を隠すために使用し
ます。
6. ピントリング
投写イメージの焦点を調整します。
7. TEMP ( 温度警告ライト )
プロジェクタの温度が異常に高くな
ると赤く点灯します。
8. LAMP ( ランプインジケータ ライト )
ランプの状態を表示します。 ランプに
問題が発生すると、点灯または点滅
します。
8
9
10
11
12
13
10
9. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン
グを自動的に決定します。
10. キーストーン / 矢印キー (/上、
/ 下 )
投写角度によって生じる画像の歪み
を手動で修正します。
11. 電源
スタンバイモードと電源オンの状態
を切り替えます。
12. 右 /
パネルキーロックを有効にします。
オンスクリーンメニューが有効な場
合、#3 、#10 、#12 キーを方向指示の
ボタンとして使用し、メニュー項目
の選択や調整を行います。
13. SOURCE
ソース選択バーを表示します。
紹介10
Page 11
リモートコントロール
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1. ON/OFF
スタンバイモードと電源オンの状態を切
り替えます。
2. ソース選択ボタン (COMPUTER-1、
COMPUTER-2、
VIDEO、 S-VIDEO)
ディスプレイ用入力ソースを選択し
ます。
3. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メ
ニューをオンにします。前のオンスク
リーンメニューに戻り、メニューを終了
して設定を保存します。
4. BLANK
スクリーンに表示されている画像を消し
ます。
5. 左 /
FAQ 機能を実行します。
12
13
14
15
16
15
17
18
19
20
21
22
23
6. MODE/ENTER
有効な画像設定モードを選択します。
選択したオンスクリーンメニューア
イテムを有効にします。
7. LASER
プレゼンテーション時にレーザーラ
イトを発します。
8. PAGE UP/PAGE DOWN
Page up/down コマンドに応答する
ディスプレイ ソフトウェア プログラ
ム (Microsoft PowerPoint など ) を操作
します。
9. FREEZE
投写画像を一時停止します。
10. NETWORK SETTING
ネットワーク設定を直接入力します。
11. TEST
テストパターンを表示します。
12. NETWORK
ネットワーク信号を検索し、信号が
有効になると数秒で投写します。
13. SOURCE
ソース選択バーを表示します。
14. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン
グを自動的に決定します。
15. キーストーン / 矢印ボタン
(/上、 / 下 )
投写角度によって生じる画像の歪み
を手動で修正します。
16. 右 /
プロジェクタのボタンをロックし
ます。
オンスクリーンメニューが有効な場
合、#5 、#15 、#16 ボタンを方向指示
のボタンとして使用し、メニュー項
目の選択や調整を行います。
紹介 11
Page 12
17. ZOOM+/ZOOM-
投写イメージのサイズを拡大または
縮小します。
18. VOLUME+/VOLUME-
音量を調整します。
19. MUTE
プロジェクタの音声をオン / オフに切
り替えます。
20. ASPECT
表示縦横比を選択します。
21. MIC/VOL +/-
マイクロフォンの音量を調整します。
22. CAPTURE
投写画像をキャプチャし、スタート
アップスクリーンとして保存します。
23. 数値ボタン
ネットワーク設定で数値を入力し
ます。
パスワードの入力を求められた時には、数
値ボタン 1 、2 、3 、4 を使用することはでき
ません。
LASER ポインタの操作
レーザーポインタは発表者
がプレゼンテーションを行
うときに使用するものです。
ポインタを押すと赤い光線
が発光し、インジケータも
赤く点灯します。
レーザー光線は目に見える
ものです。レーザー光線を
続けて放射するには LASER
ボタンを押し続ける必要が
あります。
絶対にレーザー光線ウィンドウを覗いたり、
光線を人の目に向けて当てないでください。
リモコンをご使用になる前に、裏面に記載さ
れている警告をお読みください。
レーザーポインタはおもちゃではありませ
ん。レーザーポインタはお子様の手の届か
ない場所に保管しておいてください。
紹介12
Page 13
リモコンの有効範囲
赤外線(IR)リモコン センサーは、プロジェクターの前面にあります。リモコン
を正しく機能させるには、プロジェクタの IR リモコンセンサに対して 30 度以内
でリモコンを使用する必要があります。リモコンとセンサーの間の距離が 8 メー
トル (26 フィート)を 超えないようにしてください。
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうかを確認し
ます。
• 正面からの操作
約
+
1
5
°
リモコンの電池の交換
1. バッテリーカバーを開くには、リモコンを裏返してカバーの溝を押し、矢印
の方向にスライドさせてください。するとカバーが外れます。
2. すでに挿入されている電池を取り出し(電池がある場合)、極性に注意しな
がら単 4 電池 2 個を挿入してください。プラス極 (+) はプラスに、マイナス
極 (-) はマイナスの方向に挿入してください。
3. カバーをスライドさせて元の状態に戻します。カチッという音がしたらカ
バーがしっかりと締まったことを意味しています。
• リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないで
ください。
• 使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカーが推奨する同等タイプの電池と交換してく
ださい。
• また、使用済みの電池はメーカーの指示および地域の環境規定にしたがって処分してください。
• 電池は絶対に火に投げ込まないでください。爆発する恐れがあり大変危険です。
• 電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないようにリモコンから
電池を外してください。
紹介 13
Page 14
設置
場所の選択
本機は次の 4 通りの設置状態で使うことができます。
1. 前面投写
プロジェクタをスクリーンの正面に置
いたテーブルに設置します。これが最
も一般的な設定です。
2. 天井前面投写
プロジェクタを上下逆さにスクリーン
正面の天井に取り付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロ
ジェクタ天井取り付けキットをご購入
ください。
プロジェクタの電源を入れた後で、シ
ステム設定 : 基本 > プロジェクタの投
写位置メニューで天井前面投写を設定
します。
3. 天井リア投写
プロジェクタを上下逆さにスクリーン
背面の天井に取り付けます。
専用の背面投写スクリーンと BenQ プ
ロジェクタ天井取り付けキットが必要
です。
プロジェクタの電源を入れた後で、シ
ステム設定 : 基本 > プロジェクタの投
写位置メニューで天井リア投写を設定
します。
4. リア投写
プロジェクタをスクリーン背面に置い
た机の上に設置します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
プロジェクタの電源を入れた後で、シ
ステム設定 : 基本 > プロジェクタの投
写位置メニューでリア投写を設定し
ます。
部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。設置する
際は、スクリーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタと
その他の装置の距離や位置などを考慮してください。
設置14
Page 15
スクリーンサイズの調整
投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットにより投写画面サイズは変化します。
たとえば、120 インチのスクリーンを使用する場合は、推奨する投写距離は
715 mm 、縦オフセットは 320 mm となります。
測定した投写距離が 0.9 m (900 mm) であったとき、" スクリーンからの距離 (mm)"
欄の最も近い値は 902 mm になります。同じ列を見ると、150 インチ ( 約 3.8 m) が
必要なスクリーンであることが分かります。
投写サイズ
適切な位置を計算する前に、71 ページの " 外形寸法 " を参照して、このプロジェ
クタのレンズサイズの中心を求めてください。
スクリーンサイズ
スクリーン
レンズ中央
縦オフセット
投写距離
スクリーンサイズ
対角
インチ
70 1778 1422 1067 404 186.7
80 2032 1626 1219 467 213.4
90 2286 1829 1372 529 240.0
100 2540 2032 1524 591 266.7
120 3048 2438 1829 715 320.0
150 3810 3048 2286 902 400.1
200 5080 4064 3048 1213 533.4
220 5588 4470 3353 1337 586.7
240 6096 4877 3658 1462 640.1
光学部品の偏差のため、これらの数字には 3% の公差があります。プロジェクタを一定場所に固定
する予定であれば、設置を行う前に実際にプロジェクタを使って投写サイズと距離を測っておかれ
るようお薦めします。このように準備しておくことによって、プロジェクタを最適な位置に固定す
ることができます。
幅 (mm) 高 (mm)
mm
スクリーンからの距離
(mm)
縦オフセット (mm )
設置 15
Page 16
接続
信号ソースをプロジェクタに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
• 下に示す接続図では、プロジェクタにケーブルは接続されていません ( 詳細は、8 ページの "
パッケージ内容 " を参照してください。)。ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
• 下の接続図は参照用です。プロジェクタの背面にある接続ジャックは、プロジェクタのモデル
毎に異なります。
ノートブックまたはデス
クトップ コンピュータ
モニタ
A/V デバイス
マイクロフォン
(VGA)
1
または
(DVI)
2
3
1. VGA ケーブル
2. VGA - DVI ‐ A ケーブル
3. USB ケーブル
4. コンポーネントビデオ -
VGA (D-Sub) アダプタケーブル
5. S ビデオ ケーブル
接続16
1
8
8 9
または
7
スピーカー
4
8
6
5
10
6. ビデオケーブル
7. オーディオ L/R ケーブル
8. オーディオケーブル
9. マイクロフォン
10. USB フラッシュ ドライブ /USB
ワイヤレス ハードウェア キー
Page 17
• 多くのノートブックでは、プロジェクタを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。
通常は「FN 」+ 「F3 」や CRT/LCD の組み合わせによって、外付けディスプレイをオン / オフ
にすることができます。CRT/LCD 機能キーまたは、ノートブック上でモニタ記号が示された機
能キーの場所を確認します。「FN 」とその機能キーを同時に押します。ノートブックのキーの
組み合わせについては、ノートブックの説明書をお読みください。
• D-Sub 出力は、COMPUTER-1 ジャックに正しく D-Sub 入力信号が送られなければ機能しま
せん。
• プロジェクタがスタンバイモードになっているときにこの接続方式を使用するには、システム
設定 : 詳細メニューでモニター出力機能がオンになっていることを確認してください。詳細は、
60 ページの " スタンバイ設定 " を参照してください。
ビデオ機器との接続
いずれかの方法でプロジェクタとビデオソース装置を接続してください。ただし、
方法によってビデオ品質が異なります。接続方法は、プロジェクタとビデオソー
ス装置の両方に搭載されている端末に合ったものを選択してください。
端末名 端末の形態 画質
Component Video
S-Video
Video
かなり良い
良い
標準
オーディオ接続
このプロジェクタにはビジネス用途に限り使用できる、データプレゼンテーショ
ンに備わった基本的な音声機能を再生できるように 2 台のモノラル スピーカーが
内蔵されています。このスピーカーはホームシアターやホームシネマなどに求め
られるステレオオーディオを再生するために設計されたものではありません。ス
テレオオーディオ入力は、プロジェクタのスピーカーを介して一般的なモノラル
オーディオ出力にミキシングされます。
AUDIO OUT ジャックを接続すると、内蔵スピーカーは無音になります。
• このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックスモノラルオー
ディオしか再生できません。詳細は、17 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
• 正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオイ
メージが表示されない場合は、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作しているこ
とを確認してください。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
接続 17
Page 18
プロジェクターからサウンドを再生する
プレゼンテーションでプロジェクターのスピーカー ( ミックス モノラル ) を使用
し、さらに別にアンプ スピーカーをプロジェクターの AUDIO OUT ソケットに接
続することも可能です。
別のサウンドシステムをお持ちの場合は、ビデオソースデバイスのオーディオ出
力をモノラルオーディオのプロジェクターではなく、そのサウンドシステムに接
続したい場合があるでしょう。
またマイクロフォンを使ってプロジェクターのスピーカーからサウンドを出力す
ることもできます。
接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作するこ
とができます。詳細は、59 ページの " オーディオ設定 " を参照してください。
下の表は、デバイス毎の接続方式と、サウンドの出力源をまとめたものです。
デバイス
オーディオ入力ポート
プロジェクターが再生で
きるサウンドの出力源
オーディオ出力ポート
選択した入力信号により、プロジェクターのスピーカーが再生するサウンドと、AUDIO OUT を接
続したとき、プロジェクターから出力されるサウンドが決定されます。PC 信号を選択すると、プ
ロジェクターは AUDIO IN 1/MIC から受信したサウンドを再生します。
PC/ コンポーネント
ビデオ
AUDIO IN 1 AUDIO IN 2 (L/R)
AUDIO IN 1/MIC AUDIO IN 2 (L/R)/MIC
AUDIO OUT AUDIO OUT AUDIO OUT
マイクロフォン入力について
• マイクロフォンを使用する場合は、3.5 ミニ ジャックケーブル マイクロフォン
をお使いください。
• プロジェクターのマイクロフォン入力ジャックにワイヤレス モジュールが接
続されており、関連する機器と不具合なく作動する場合は、ワイヤレス マイ
クロフォンを使用することができます。ワイヤレス マイクロフォンを正常に
使用するためには、下の表の仕様に適合したマイクロフォンをお使いくだ
さい。
信号 パラメーター 最小 タイプ 最大
マイクロ
フォン
• マイクロフォンの音量を調整するには、 2 つの方法があります。
• システム設定 : 詳細 > オーディオ設定 > マイクロフォンの音量メニュー
変換器原理 ダイナミック
インピーダンス
周波数応答
でマイクロフォンの音量を直接設定するか、あるいはリモコンの MIC/
VOL キー (+/-) を押して調整します。
ビデオ /S ビデオ
•M I C
• AUDIO IN 1/MIC
• AUDIO IN 2 (L/R)/
300 1K
600 16k Hz
オーム
マイクロフォン
MIC
MIC
接続18
Page 19
• システム設定 : 詳細 > オーディオ設定 > 音量メニューでプロジェクター
の音量を設定するか、あるいはリモコンの VOLUME+/VOLUME- を押し
て調整します。( プロジェクターの音量設定はマイクロフォンの音量に
影響します )。
• プロジェクターがスタンバイ モードのときマイクロフォン入力を有効にする
には、システム設定 : 詳細 > スタンバイ設定 > マイクロフォンメニューをオン
にします。
• マイクロフォンからサウンドが出力されない場合は、音量設定とケーブル接続
を確認してください。
• プロジェクターのスピーカーにマイクロフォンを近づけすぎると、マイクロ
フォンからフィードバック ノイズが聞こえる場合があります。その場合は、
プロジェクターのスピーカーからマイクロフォンを離してください。音量が高
くなるほど、ノイズ除去に必要な距離が長くなります。
接続 19
Page 20
操作
プロジェクタの起動
1. 電源コードをプロジェクタとコンセントに差
し込みます。コンセントのスイッチをオンに
します(該当する場合)。電源を入れると、
POWER ( 電源インジケータ ライト ) がオレン
ジ色になります。
電気ショックや火災などの危険を回避するために、アクセサリ
類 ( 電源コードなど ) は装置専用のものをご使用ください。
2. プロジェクタの 電源またはリモコンの
ON を押すと、プロジェクタが起動します。ランプが点灯するとすぐに
「電源オントーン」 が聞こえます。POWER ( 電源インジケータ ライト ) が緑
色に点滅し、電源がオンになると、緑色のまま点灯します。
起動処理には約 30 秒かかります。起動処理の後半で、スタートアップロゴ
が表示されます。
必要であれば、ピントリングを使って画像の鮮明さを調整してください。
音をオフにする方法については、37 ページの " オフにする電源オン / オフ音
" を参照してください。
プロジェクタが前回使用したときから完全に冷め切っていない場合は、約 90 秒間冷却ファンが作
動します。
3. 初めてプロジェクタを起動する場合は、画
面の指示に従って OSD 言語を選択してく
ださい。
4. パスワードの入力を求められた場合は、矢
印キーを使って 6 桁のパスワードを入力し
てください。詳細は、24 ページの " パス
ワード機能を使用する " を参照してくださ
い。
5. 接続されているすべての機器の電源をオン
にします。
6. プロジェクタは入力信号の検索を開始しま
す。スキャンされている入力信号がスク
リーン左上隅に表示されます。プロジェクタが有効な信号を検出しない場合
は、入力信号が検出されるまで 「信号なし」 のメッセージが表示され続け
ます。
プロジェクタまたはリモコンの SOURCE を押して表示する入力信号を選択す
ることもできます。詳細は、27 ページの " 入力信号の切り替え " を参照して
ください。
入力信号の周波数 / 解像度がプロジェクタの動作範囲を超えた場合、「対応範囲外」 というメッセー
ジが消画スクリーンに表示されます。プロジェクタの解像度に合った入力信号に変えるか、入力信
号を低い値に設定し直してください。詳細は、72 ページの " タイミングチャート " を参照してくだ
さい。
操作20
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投写イメージの調整
投写角度の調整
プロジェクターには 2 個の高さ調節用フットが付いています。これらのアジャス
タを使って、イメージの高さと投写角度を調整します。プロジェクタを調整する
には、次の手順にしたがってください。
背面調整脚を回して、水平角度を微調整し
ます。
高さ調整用フットを収納するには、後ろの
フットのネジを反対方向に回します。
プロジェクタが床に対して水平な場所に設置
されていない場合、またはスクリーンとプロ
ジェクタが垂直に設置されていない場合は、
投写画像が台形になります。このような問題
を補正する方法については、22 ページの "
キーストーンの補正 " を参照してください。
イメージの自動調整
場合によっては、画質を最適化する必要が生じることもあります。これを実行す
るには、プロジェクタかリモコンの AUTO を押します。組み込みのインテリジェ
ント自動調整機能により周波数およびクロックの値が再調整され、3 秒以内に最
適な画質が得られます。
下図のように、現在のソース情報がスクリーンの隅に 3 秒間表示されます。
• AUTO が機能している間、スクリーンは消画の状態になります。
• この機能は PC 信号 ( アナログ RGB) が選択されている場合にしか使用できません。
ランプが点灯しているときには絶
対にレンズを覗かないでくださ
い。ランプからは強い光が発され
ており、目を傷つける場合があり
ます。
イメージの鮮明さの微調整
ピントリングを回して焦点を合わせます。
操作 21
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キーストーンの補正
キーストーンとは、投写画像の上辺または下辺のいずれかが明らかに長くなって
しまう状態のことです。プロジェクタがスクリーンに対して垂直でない。
これを修正するには、プロジェクターの高さを調整するほか、次のいずれかの手
順に従って手動で修正する必要があります。
• リモコンの使用方法
プロジェクタかリモコンで / を押して、
キーストーン補正ページを表示します 。を
押すと、画像の上辺のキーストーンが補正され
ます 。を押すと、イメージの下部のキース
トーンが補正されます。
• OSD メニューの使用方法
1. MENU/EXIT を押して、表示メニューが表示されるまで / を押してくだ
さい。
2. を押して台形補正を選択し、次に MODE/ENTER を押してください。する
と台形補正補正ページが表示されます。
を押すと、画像の上辺のキーストーンが補正されます 。を押すと、イ
メージの下部のキーストーンが補正されます。
/ を
押します。
/ を
押します。
操作22
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メニューの使用方法
このプロジェクタは、オンスクリーン メニューを備えており、各種の調整や設定
が行えます。
以下に OSD メニューの概要を紹介します。
メインメニュー
アイコ
サブメニュー
サブメニュー
ハイライト
現在の入力信号
次の例は、OSD 言語を設定する順番を説明したものです。
表示
Analog RGB
壁スクリーン
縦横比
台形補正
位置
位相
水平サイズ
デジタル ズーム
3D 同期
3D 逆同期
教育テンプレート
オフ
自動
0
0
ENTER
オン
無効
メニュー 終了
状態
前のページに
戻ったり、終
了したりする
には、
MENU/EXIT
1. プロジェクタかリモコンの MENU/
EXIT を押して、 OSD メニューをオン
にします。
表示
壁スクリーン
縦横比
台形補正
位置
位相
水平サイズ
デジタル ズーム
3D 同期 オ ン
3D 逆同期
教育テンプレート
Analog RGB
オフ
自動
0
0
無効
メニュー 終了
2. / を使ってシステム設定 : 基本メ
ニューを選択します。
システム設定 : 基本
プレゼンテーション タイマー
言語
プロジェクタの投写位置
メニュー設定
操作設定
パネル キー ロック
背景色
スプラッシュ スクリーン
My Screen
Analog RGB
日本語
前面投写
オフ
BenQ
BenQ
メニュー終了
3. を押して言語を選択し、そ
の後で / を押して言語を
選択します。
システム設定 : 基本
プレゼンテーション タイマー
言語
プロジェクタの投写位置
メニュー設定
操作設定
パネル キー ロック
背景色
スプラッシュ スクリーン
My Screen
Analog RGB
日本語
前面投写
オフ
BenQ
BenQ
メニュー 終了
4. プロジェクタかリモコンで
MENU/EXIT を 2 回 * 押して、
設定を保存して終了します。
*1 回目に押すとメインメニューに
戻り、2 回目に押したときに OSD メ
ニューを閉じます。
操作 23
Page 24
プロジェクタの保護
セキュリティケーブルロックの使い方
盗難防止のために、プロジェクタは安全な場所に設置してください。またはケン
ジントンロックなどのロックを購入して、プロジェクタを安全に保護してくださ
い。ケンジントンロック スロットはプロジェクタの背面にあります。
ケンジントンケーブルロックは通常キーとロックを組み合わせたものです。ご使
用方法については、ロックの説明書を参照してください。
パスワード機能を使用する
セキュリティのため、および許可されていないユーザーがプロジェクタを勝手に
使用できないように、このプロジェクタにはパスワードを設定することができま
す。パスワードはオンスクリーンメニューで設定します。
警告:パスワード機能を有効にしたにも関わらず、パスワードを忘れてしまうと面倒なことになり
ます。(必要であれば) 本書を印刷し、設定したパスワードを本書に書き留めておき、安全な場所に
保管しておいてください。
パスワードの設定
一度パスワードを設定して電源オンロックを有効にすると、プロジェクタを起動するたびに正しい
パスワードを入力しなければプロジェクタを使用することはできなくなります。
1. OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 > セキュリティ設定メニューを選
択してください。MODE/ENTER を押します。するとセキュリティ設定ペー
ジが表示されます。
2. セキュリティ設定の変更を選択して、MODE/ENTER を押します。
3. 右図に示す通り、 4 つの矢印キー ( 、、
、 ) はそれぞれ 4 つの数字 (1, 2, 3, 4) を示
しています。矢印キーを使って、6 桁のパ
スワードを入力して設定します。
4. 新しいパスワードを再度入力して新しいパ
スワードを確認してください。
パスワードの設定が完了すると、オンスク
リーン メニューはセキュリティ設定ページ
に戻ります。
5. 電源ロック機能を有効にするには、 / を押して電源ロックを選択し、
/ を押してオンを選択します。
6. 起動画面ロック機能を有効にするには、 / を押して起動画面ロックを選択
し、 / を押してオンを選択します。
起動画面ロックが有効になっている場合は、システム設定 : 基本メニューの
My Screen 機能はパスワードで保護されます。
重要:入力した数字は画面上にはアスタリスク (*) で表示されます。本書の下の欄に設定したパス
ワードを書き留めておいてください。
パスワード: __ __ __ __ __ __
本書は安全な場所に保管しておいてください。
7. OSD メニューを終了するには、MENU/EXIT を押します。
新しいパスワード
電源オンロックとスプラッ シュスクリーン
ロックが同じパスワードで す。
戻る メニュー
操作24
Page 25
パスワードを忘れた場合
パスワード機能を有効にすると、プロジェクタを
オンにするたびに 6 桁のパスワードを入力するよ
う要求されます。間違ったパスワードを入力する
と、右図のようなパスワードエラーメッセージが
パスワード エラー
もう一度入力してください 。
3 秒間表示され、次にパスワードの入力という
メッセージが表示されます。別の 6 桁のパスワー
ド上を押してもう一度やり直してください。またはパスワード忘れてしまい、
さらに本書にパスワードを記録しておかなかった場合は、パスワードの呼び戻し
手続きを行ってください。詳細は、25 ページの " パスワードの呼び戻しを行うに
は " を参照してください。
パスワード入力を続けて 5 回間違えると、プロジェクタは間もなく自動的に
シャットダウンします。
パスワードの呼び戻しを行うには
1. プロジェクタかリモコンの AUTO を
3 秒間押します。スクリーン上にコー
ド化された番号が表示されます。
2. 番号を書き留めて、プロジェクタをオ
フにしてください。
3. 番号をデコードするには、お近くの
BenQ サービスセンターにお問い合わせ
ください。お客様がこのプロジェクタ
を使用できる正当なユーザーであるこ
とを確認するために、購入を証明する
文書の提示を求められる場合があります。
パスワードのリコール
リコール コードをメモして 、
BenQ カスタマー センターまで
お問い合わせください。
リコール コード:
0 2 1 2
メニュー
パスワードの変更
1. OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 > セキュリティ設定 > パスワード
の変更メニューを選択してください。
2. MODE/ENTER を押します。すると「現在のパスワード」というメッセージ
が表示されます。
3. 古いパスワードを入力してください。
i. パスワードが正しければ、「新しいパスワード」というメッセージが表示
されます。
ii. パスワードが間違っていれば、パスワードエラーメッセージが 3 秒間表
示され、「現在のパスワード」というメッセージが表示されますので、も
う一度パスワードを正しく入力してください。変更内容をキャンセルす
るか、別のパスワードを入力するには、MENU/EXIT を押してください。
4. 新しいパスワードを入力します。
重要:入力した数字は画面上にはアスタリスク (*) で表示されます。本書の下の欄に設定したパス
ワードを書き留めておいてください。
パスワード: __ __ __ __ __ __
本書は安全な場所に保管しておいてください。
5. 新しいパスワードを再度入力して新しいパスワードを確認してください。
6. プロジェクタに新しいパスワードが割り当てられました。次回プロジェクタ
を起動したときには、必ず新しいパスワードを入力してください。
7. OSD メニューを終了するには、MENU/EXIT を押します。
終了
操作 25
Page 26
パスワード機能を無効にする
パスワード機能を無効にするには、OSD メニューを開いた後でシステム設定 : 詳
細 > セキュリティ設定 > セキュリティ設定の変更メニューに戻ってください。
MODE/ENTER を押します。すると「パスワードの入力」というメッセージが表示
されます。現在のパスワードを入力してください。
i. パスワードが正しく入力されると、OSD メニューのセキュリティ設定
ページに戻ります。 を押して、電源ロックを選択し、次に / を押
してオフを選択してください。次回プロジェクタをオンにするときには、
パスワードを入力する必要はありません。 を押して、起動画面ロック
を選択し、次に / を押してオフを選択してください。システム設定 :
基本メニューのスプラッシュ スクリーン機能を変更することができ
ます。
ii. パスワードが間違っていれば、パスワードエラーメッセージが 3 秒間表
示され、「パスワードの入力」というメッセージが表示されますので、も
う一度パスワードを正しく入力してください。変更内容をキャンセルす
るか、別のパスワードを入力するには、MENU/EXIT を押してください。
パスワード機能を無効にしても、再びパスワード機能を有効にするときに古いパスワードを入力す
るよう要求されますので、古いパスワードは忘れないように記録し保管しておいてください。
操作26
Page 27
入力信号の切り替え
プロジェクタは同時に複数の装置に接続することができます。ただし一度に表示
できる装置は 1 台です。起動時にプロジェクタは自動的に有効な信号を検出し
ます。
プロジェクターに自動的に信号を検出させるためには、ソースメニューでクイッ
ク自動検索機能がオンになっていることを確認してください。
ソースの選択:
• リモコンまたはプロジェクターの使い方
リモコンのソース ボタンの 1 つを押すか、あるい
は任意の信号が選択されるまでプロジェクターの
SOURCE を繰り返し押します。
• OSD メニューの使用方法
1. プロジェクタかリモコンの SOURCE を押し
ます。ソース選択バーが表示されます。
2. 任意の信号が選択されるまで / を押し、
次に MODE/ENTER を押します。
信号が検出されたら、選択したソース情報
が画面の隅に数秒間表示されます。プロ
ジェクタに複数の装置が接続されている場
合は、ステップ 1-2 を繰り返すと別の信号を
検出することができます。
• 入力信号を変えると、そのたびに投写画像の輝度も変わ
ります。通常ほとんどが静止画を使ったデータ ( グラ
フィック ) PC プレゼンテーションは、ほとんどが動画
( ムービー ) のビデオよりも明るくなります。
• このプロジェクタの最高ディスプレイ解像度は、縦横比 4: 3 です。最高の画質を得るには、
この解像度で出力できる入力信号を選択、使用する必要があります。これ以外の解像度を使用
すると、縦横比の設定によってプロジェクタが画像の縦横比を変更してしまうため、画像が歪
んだり、鮮明さが失われたりします。詳細は、28 ページの " 縦横比の選択 " を参照してくだ
さい。
• Q Presenter および USB ディスプレイを正常に機能させるためには、 PC のファイヤーウォー
ルを無効にしておく必要があります。
Computer1/YPbPr1
Computer2/YPbPr2
Video
S-Video
ネットワーク ディス
プレイ
USB ディスプレイ
USB リーダー
操作 27
Page 28
詳細の拡大と検索
投射画像の詳細を見たい場合は、画像を拡大してください。画像をナビゲートす
るには、方向矢印キーをお使いください。
• リモコンの使用方法
1. ZOOM+/ZOOM- を押すとズームバーが表示されます。ZOOM+ を押すと画
像の中央が拡大されます。適切な画像サイズになるまでキーを押してくだ
さい。
2. プロジェクタかリモコンの方向矢印 ( 、、、) を使って、画像をナビ
ゲートします。
3. 画像を元のサイズに戻すには、AUTO を押してください。または ZOOM- を
使用することもできます。再びキーを押すと、元のサイズに戻るまで縮小さ
れます。
• OSD メニューの使用方法
1. MENU/EXIT を押して、表示メニューが表示されるまで / を押してくだ
さい。
2.
を押して、デジタル ズームを選択し、次に MODE/ENTER を押してくだ
さい。するとズームバーが表示されます。
3. を押して画像を任意のサイズに拡大します。
4. 画像をナビゲートするには、 MODE/ENTER を押してパンモードに切り替
えて、プロジェクタかリモコンの方向矢印 ( 、、、) ボタンを使用し
ます。
5. 画像サイズを縮小するには、MODE/ENTER を押してズームイン / アウト機
能に戻ります。AUTO を押すと、元のサイズに復元されます。または元のサ
イズに戻るまで を押す方法もあります。
画像は拡大された後でなければナビゲートすることはできません。詳細を検索しながら、画像
をさらに拡大することができます。
縦横比の選択
「縦横比」とは、イメージの幅と高さの比率のことです。ほとんどのアナログ TV
とある種のコンピュータの画面の縦横比率は 4:3 です。デジタル TV や DVD の場
合は 16:9 です。
デジタル信号処理能力が進化するにつれて、このプロジェクタのようなデジタル
ディスプレイ装置はイメージ出力をイメージ入力信号とは異なるアスペクトにま
で拡張できるようになりました。
投写画像の比率を変更する ( ソースの縦横比に関係なく ):
• リモコンの使用方法
1. ASPECT を押すと、現在の設定が表示されます。
2. ASPECT を押して、ビデオ信号のフォーマットとディスプレイの条件に合わ
せて適切な縦横比を選択してください。
• OSD メニューの使用方法
1. MENU/EXIT を押して、表示メニューが表示されるまで / を押してくだ
さい。
2.
を押して、縦横比を選択します。
3. / を押して、ビデオ信号のフォーマットとディスプレイの条件に合わせ
て適切な縦横比を選択してください。
操作28
Page 29
縦横比について
• 下の図では黒い部分が無効になったエリアで、白い部分が有効なエリアです。
• 未使用の黒いエリアには OSD メニューを表示することができます。
1. 自動 : 画像の縦横比を維持しながら、
プロジェクタのネイティブ解像度の横
幅または縦の高さに合わせて拡大縮小
します。このモードは、入力画像が 4:3
か 16:9 のとき、画像の縦横比を変更せ
ずにスクリーンを有効に使用したいと
きに便利です。
4. 16:9 : スクリーンの中央が 16:9
の縦横比になるようにイメー
ジを調整します。この設定は、
縦横比を変更する必要がない
ため高精度 TV など、すでに縦
横比が 16:9 になっている画像
に適しています。
15:9 画像
2. リアル
: 画像はその本来の解像度で投
写され、表示エリアに合わせてリサイ
ズされます。低解像度の入力信号で
は、投写画像はフルスクリーンサイズ
にリサイズした場合よりも小さいサイ
ズで表示されます。ズーム倍率を調整
するか、プロジェクタをスクリーンに
近づけると画像サイズを拡大すること
ができます。このような調整を行った
後は、プロジェクタのフォーカスを調
整し直す必要があるかもしれません。
4:3 画像
16:9 画像
3. 4:3 : スクリーンの中央が 4:3 の縦横比
になるようにイメージを調整します。
これは縦横比を変更せずにすむため、
ある種のコンピュータモニタ、標準精
度の TV 、縦横比 4:3 の DVD ムービー
などの 4:3 画像に適しています。
16:9 画像
5. 16:10 : スクリーンの中央が
16:10 の縦横比になるようにイ
メージを調整します。これは
縦横比を変更する必要のない、
縦横比 16:10 の画像に適してい
ます。
16:10 画像
4:3 画像
操作 29
Page 30
画像の最適化
壁の色の使い方
白以外でペイントされた壁に画像を投写するような場合は、ソースの色と投写画
像の色の違いが生じるのを防止するために壁の色機能を使って投写画像の色を補
正することができます。
この機能を使用するには、表示 > 壁スクリーンメニューを開き、 / を押して投
写面の色に最も近い色を選択してください。あらかじめ調整された色には次のよ
うなものがります:薄い黄色、ピンク、薄緑、青、および黒板。
ピクチャモードの選択
このプロジェクタは操作環境や入力信号の画像タイプによって自由に選択できる
ように、いくつかのピクチャモードが設定されています。
用途に合った操作モードを選択するには、次のいずれかの手順にしたがってくだ
さい。
• 任意のモードが選択されるまで、リモコンかプロジェクタの MODE/ENTER を
押します。
• ピクチャ > ピクチャ モードメニューに進み、 / を選択して任意のモードを
選択します。
1. ダイナミックモード:画像の輝度を最大限明るくします。このモードは、輝
度を最高に明るくする必要がある環境に適しています ( プロジェクタを明る
い部屋で使用する場合など )。
2. プレゼンテーションモード:プレゼンテーションに向いています。このモー
ドでは PC の色に合わせて輝度が強調されます。
3. sRGB モード:RGB の純度を最高に上げて、輝度設定に関係なく実物のよう
なリアルな画像を再現します。このモードは sRGB 対応の正しく調整された
カメラで撮影したフォトを見たり、PC グラフィックや AutoCAD などの描画
アプリケーションを見るのに適しています。
4. シネマモード:このモードはやや暗めの部屋で、PC 入力を介してデジタル
カメラや DV からカラームービーやビデオクリップを再生するのに適してい
ます。
5. ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モード:現在有効なピクチャモードを元にカ
スタマイズした設定を呼び出します。詳細は、30 ページの " ユーザー設定 1/
ユーザー設定 2 モードの設定 " を参照してください。
ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モードの設定
現在有効なピクチャモードが目的に合致しない場合は、2 種類のモードをユー
ザー定義することができます。ピクチャモードの 1 つ ( ユーザー設定 1/2 以外 ) を
スターティングポイントとして使用し、そこから設定をカスタマイズすることが
できます。
1. オンスクリーンメニューで MENU/EXIT を押してください。
2. ピクチャ > ピクチャ モード メニューに進みます。
3. / を押して ユーザー設定 1 またはユーザー設定 2 を選択します。
4. を押して、リファレンス モードを選択します。
この機能は、ピクチャ モードサブメニューアイテムでユーザー設定 1 かユーザー設定 2 のいずれか
のモードが選択されていなければ使用できません。
5. / を押して、用途に最も合ったピクチャモードを選択してください。
操作30
Page 31
6. を押して変更したいメニューアイテムを選択し、 / を使って値を調整
します。詳細は、" ユーザーモードの画質の微調整 " を参照してください。
7. すべての設定が完了したら、設定の保存を選択し、MODE/ENTER を押して
設定を保存してください。
8. 「設定保存済み」 という確認メッセージが表示されます。
ユーザーモードの画質の微調整
ユーザー設定 1 か ユーザー設定 2 を選択しているときには、選択した信号タイプ
によっていつくかの機能をユーザー定義することができます。必要であれば、こ
れらの機能を選択し、プロジェクタかリモコンで / を押すとこれらを調整す
ることができます。
調整輝度
値を高くするほどイメージの輝度が増加します。
設定値が小さいほどイメージは暗くなります。こ
のコントロールを調整すると、イメージの黒い領
+30
域が黒く表示されるため、暗い領域の詳細が見え
るようになります。
調整コントラスト
値を高くするほどコントラストが増加します。選
択した入力と表示環境に合わせて輝度を調整した
後、これを使って白のピークレベルを設定するこ
とができます。
-30
調整色
設定を下げると、彩度が低くなります。逆に値を上げすぎると、画像の色が不自
然に強調されてしまいます。
調整色調
値を高くするほど赤みがかった画像になります。値を低くするほど緑がかった画
像になります。
調整シャープネス
値を高くするほど画像がシャープになります。値を低くするほど画像が柔らかく
なります。
調整 Brilliant Color
この機能は新しい色処理アルゴリズムとシステムレベルでの向上を利用して、よ
りリアルで鮮やかな色を提供すると共に、明るさをより高めることができます。
ビデオや自然のシーンでよく見られる中間調イメージであれば、50% 以上も輝度
を上げることができますので、リアルで自然な色を再現することが可能です。高
画質イメージを表示したい場合は、オンを選択してください。そうでない場合は、
オフを選択してください。
オフに設定されている場合は、色温度機能は使用できません。
色温度の選択
色温度 * 設定のオプションは、選択した信号タイプによって異なります。
1. T1 : 最高の色温度のとき、T1 は他の設定よりも画像をより青白く再現し
ます。
2. T2: 画像を青みがかった白で表示します。
3. T3:白の色合いを通常に保ちます。
+50
0
+70
+30
操作 31
Page 32
4. T4:画像を赤みがかった白で表示します。
* 色温度について:
用途に応じて「白」とみなされる色合いが多数存在します。白色を表すために
よく使用される方法の 1 つに 「色温度」 があります。色温度の低い白色は赤みが
かった白で表示されます。色温度の高い白色は青みがかって表示されます。
3D カラーマネージメント
教室、会議室、ラウンジなど照明が常にオンになっている場所や、外窓から日光
が差し込む部屋など、ほとんどの状況ではカラーマネージメントは必要ありま
せん。
重役会議室、レクチャシアター、ホームシアターなど、照明レベルを調整できる
場所に設置した場合に限り、カラーマネージメントが必要となります。カラーマ
ネージメントを使用すると、色をより正確に再現するために、より詳細に色を調
整することができます。
適切なカラーマネージメントは、操作および管理された状況でのみ行うことがで
きます。この場合、色を測定するために色彩計を使用する必要があり、いくつか
の適切なソース画像が必要です。これらのツールはプロジェクタには付いていま
せんが、販売店や経験豊富な技術者にお尋ねになると入手できるはずです。
カラーマネージメントでは、6 色 (RGBCMY) を調整することができます。それぞ
れの色を選択すると、その色の範囲と彩度を個別に自在に調整することができ
ます。
さまざまな色テストパターンが含まれたテストディスクを購入された場合は、モ
ニタ、TV 、プロジェクタなどでの色表示をテストすることができます。ディスク
に保管された画像ならどれでもスクリーンに投写することが可能であり、 3D カ
ラーマネージメントメニューで調整することができます。
設定を調整するには:
1. ピクチャメニューに進み、 3D カラーマネージメントを選択します。
2. プロジェクタかリモコンの MODE/ENTER を押して、 3D カラーマネージメン
トページを開きます。
3. 原色を選択し、 / を押して赤、黄、緑、シアン、青、マゼンタの中から
色を選択します。
4. を押して、色相を選択し、次に / を押してその範囲を選択してくだ
さい。範囲を広げると、それに隣り合う 2 つの色も含まれます。
各色がどのように関連し合っているかに
ついては、右図を参照してください。
例えば、赤を選択し、その範囲を 0 に設
定した場合、投写画像の中で純粋な赤だ
赤
けが選択されます。範囲を広げると、黄
に近い赤やマゼンタに近い赤も含まれ
ます。
5. を押して 彩度を選択し、 / を押し
て任意の値に設定してください。調整し
た値は直ちに画像に反映されます。
例えば、赤を選択し、その範囲を 0 に設
定した場合、純粋な赤の彩度だけが影響
を受けます。
彩度とはビデオ映像の色の量のことです。値を低くすると彩度が低くなります。0 に設定すると、
画像から完全に色を抜いてしまいます。彩度が高すぎると、色が濃すぎて非現実的な色になってし
まいます。
マゼンタ
黄
青
緑
シアン
操作32
Page 33
6. を押してゲインを選択し、 / を押して任意の値に設定してください。
これによって選択する原色のコントラストレベルが影響を受けます。調整し
た値は直ちに画像に反映されます。
7. 他のカラーマネージメントも行う場合は、ステップ 3 から 6 を繰り替えして
ください。
8. すべて調整が完了したことを確認してください。
9. MENU/EXIT を押してメニューを終了し、設定を保存します。
プレゼンテーションタイマーの設定
プレゼンテーションタイマーはプレゼンテーション時間をスクリーン上に表示し
て、発表者が上手く時間管理できるようにします。この機能を使用するには、次
の手順にしたがってください。
1. システム設定 : 基本 > プレゼンテーション タイマーメニューを開き、 MODE/
ENTER を押してプレゼンテーション タイマー ページを表示します。
2. タイマー間隔を選択し、 / を使ってプレゼンテーション時間を設定しま
す。タイマー時間は 1 分から 5 分まで 1 分おきに、5 から 240 分まで 5 分おき
に設定できます。
すでにタイマーがオンになっている場合は、タイマー時間をリセットするとタイマーがカウントを
新しく開始します。
3. を押してタイマー表示を選択し、 / を押してスクリーン上にタイマーを
表示するかどうかを決定します。
選択 説明
常に使用する
1 分 /2 分 /3 分 タイマーを最後の 1/2/3 分間だけ表示します。
常に使用しない プレゼンテーション中、タイマーを表示しません。
4. を押してタイマーの位置を選択し、 /
ます。
プレゼンテーション中、常にタイマーをスクリーン上に表
示します。
を押してタイマーの位置を決定し
左上 左下 右上 右下
5. を押してタイマーのカウント方法を選択し、 / を押してカウント方向
を選択します。
選択 説明
増加
減少
0 からあらかじめ設定した時間までカウントを重ねます。
あらかじめ設定した時間から 0 までカウントダウンします。
6. を押してサウンドによる通知を選択し、 / を押すことによって、サウ
ンドによる通知を有効にするかどうかを決定してください。オンを選択する
と、カウントダウン / アップが残り 30 秒になると、ビーッという音が 2 回鳴
り、タイプアップすると 3 回鳴ります。
7. プレゼンテーションタイマーを有効にするには、 を押した後、 / を押し
てオンを選択し、MODE/ENTER を押します。
8. 確認のメッセージが表示されます。はいを選択し、プロジェクタかリモコン
の MODE/ENTER を押して選択肢を確認してください。スクリーン上に 「タ
イマーはオンです」 というメッセージが表示されます。タイマーがオンにな
ると、タイマーがカウントを開始します。
操作 33
Page 34
タイマーを中止するには、次の手順にしたがってください。
1. システム設定 : 基本 > プレゼンテーション タイマー メニューに進み、オフ
を選択します。MODE/ENTER を押します。確認のメッセージが表示され
ます。
2. はい を選択して、MODE/ENTER を押します。スクリーン上に 「 タイマーは
オフです」 というメッセージが表示されます。
リモート ページング操作
ページング機能を使用する前に、USB ケーブルを使ってプロジェクターを PC また
はノートブックに接続します。詳細は、16 ページの " 接続 " を参照してください。
リモコンの PAGE UP/PAGE DOWN コマンドに応答するディスプレイ ソフトウェ
ア プログラム (Microsoft PowerPoint など ) を操作することができます。
リモート ページング機能が正常に作動しない場合は、正しく USB 接続が行われ
ていることと、マウス ドライバが最新のバージョンであることを確認してくだ
さい。
リモート ページング機能は Microsoft® Windows® 98 では使用できません。Windows® XP 以上
のオペレーティング システムを推奨します。
画像の静止
リモコンの FREEZE 押すと画像が静止します。スクリーンの左上隅に 「FREEZE」
と表示されます。この機能を解除するには、プロジェクタかリモコンでどれでも
キーを押してください。
スクリーン上でイメージが静止しても、ビデオやその他の装置で映像は流れ続け
ています。接続した装置に有効なオーディオが含まれている場合は、画像が静止
しても音声は聞くことができます。
画像を隠す
プロジェクタかリモコンの BLANK を使用するとスクリーンの画像が消えるため、
聴衆の関心をすべて講演者に向けることができます。イメージが非表示になると、
スクリーンの隅に、「BLANK 」と表示されます。オーディオ入力を使用している
場合は、この機能を使用してもサウンドは流れたままになります。
システム設定 : 基本 > 操作設定 > 画面オフタイマーメニュー で、一定時間消画
スクリーン状態で何もしなかった場合に、自動的に画像が戻るように消画の時間
を設定することができます。タイマーは 5 分おきに 5 分から 30 分の範囲で設定で
きます。
プリセットの時間がこれから行うプレゼンテーションに合わない場合は、無効を
選択してください。
画面オフタイマーの有効 / 無効に関わらず、プロジェクタかリモコンのほとんど
のキーを押すと直ちに画像を戻すことができます。
投写中に投写レンズを他の物体で覆わないでください。その物体が過熱し、火災の原因となり危険
です。
操作34
Page 35
FAQ 機能の使い方
情報メニューには画質、設置、特殊機能の操作方法、補修情報など、本製品を使
用するにあたって生じ得る問題を解決するための情報が含まれています。
FAQ を見るには:
1. プロジェクタかリモコンの / を押すか、MENU/EXIT を押して OSD メ
ニューを開き、 / を押して情報メニューを選択します。
2. を押して FAQ - イメージとインストールまたは FAQ - 機能とサービス を選
択します。
3. MODE/ENTER を押します。
4. / を押して問題を選択し、 MODE/ENTER を押すと対処法が表示され
ます。
5. OSD メニューを終了するには、MENU/EXIT を押します。
コントロールキーをロックする
プロジェクタのコントロールキーをロックしておくと、プロジェクタの設定が
誤って変更されるのを防止することができます。パネル キー ロックがオンになっ
ているときには、プロジェクタのコントロールキーは 電源を除き、どれも作
動しません。
1. プロジェクタかリモコンの / を押すか、システム設定 : 基本 > パネル
キー ロックメニューに進み、プロジェクタかリモコンの / を押して
オンを選択します。確認のメッセージが表示されます。
2. はいを選択して、MODE/ENTER を押します。
パネルキー ロックを解除するには、プロジェクタかリモコンの / を 3 秒間押
します。
またはリモコンを使って
り、 / を押して
• パネルキー ロックが有効になっていても、リモコンのキーは使用できます。
• パネルキー ロックを無効にせずに 電源を押してプロジェクタをオフにすると、プロジェク
タを次回オンにしたときにもロックされたままの状態になっています。
システム設定 : 基本 > パネル キー ロックメニューに入
オフを選択することもできます。
高地での操作
海抜 1500 m ~ 3000 m 、気温 0°C ~ 35°C の環境で本製品を使用する場合は、高地
対応モードを使用されるようお勧めします。
高度 0 m ~ 1500 m 、温度 0°C ~ 35°C の範囲内では高地対応モードは使用しないでください。
このような環境でこのモードを有効にすると、プロジェクタが過度に冷却されてしまいます。
高地対応モードに設定するには:
1. MENU/EXIT を押して、システム設定 : 詳細メニューが表示されるまで /
を押してください。
2. を押して、高地対応モードを選択し、次に / を押してオンを選択し
てください。確認のメッセージが表示されます。
3. はいを選択し、MODE/ENTER を押します。
高地対応モードを選択した場合は、システムの性能を維持するために冷却ファン
が回転速度を速めるために操作ノイズが高くなる場合があります。
操作 35
Page 36
上記の場合を除き、その他の極限環境でプロジェクタを使用すると、プロジェク
タが自動的にシャットダウンする場合があります。これはプロジェクタを過熱か
ら保護するために設置された機能です。このような場合は、高地対応モードに切
り替えてみてください。これは、このプロジェクタが極限状態でも操作可能であ
るということを保証するものではありません。
オリジナルのスタートアップ画面を作成する
スタートアップ画面はプリセットの BenQ ロゴ、黒または青いスクリーンが用意
されていますが、これら以外にもコンピュータやビデオソースからプロジェクタ
に画像をダウンロードすることによって、ユーザー自身のスタートアップ画面を
作成することができます。
オリジナルのスタートアップ画面を作成するには、使用したい画像をコンピュー
タかビデオソースから投写します。残りの手順は次の通りです。
• リモコンの使用方法
1. リモコンで CAPTURE を押します。
2. 確認のメッセージが表示されます。再び CAPTURE または MODE/ENTER を
押します。
3. 画像をキャプチャしている間、「スクリーンキャプチャ中です ...」という
メッセージが表示されます。処理が完了するまでお待ちください。
4. 処理が完了すると、「キャプチャが完了しました」というメッセージが表示
されます。キャプチャした画像は My Screen として保存されます。
5. キャプチャした画像をスタートアップ画面として表示するには、システム設
定 : 基本 > スプラッシュ スクリーンメニューで My Screen を設定し、プロ
ジェクタを再起動してください。
• OSD メニューの使用方法
1. MENU/EXIT を押して、システム設定 : 基本メニューが表示されるまで /
を押してください。
2. を押して My Screen を選択し、次に MODE/ENTER を押してください。
3. 「リモコンの使用方法」セクションのステップ 2-5 までの手順にしたがい、
画像をキャプチャして表示してください。
まれにキャプチャ処理に失敗することがありますが、その場合はターゲットの画
像を変更してみてください。
音量調整
次の手順はプロジェクタのスピーカーの音量調整を行うためのものです。プロ
ジェクタのオーディオ入力が正しく接続されていることを確認してください。
オーディオ入力の接続方法については、16 ページの " 接続 " を参照してください。
無音にする
音を一時的に消すには:
1. MENU/EXIT を押して、システム設定 : 詳細メニューが表示されるまで /
を押してください。
2. を押して、オーディオ設定を選択し、次に MODE/ENTER を押してくださ
い。するとオーディオ設定ページが表示されます。
3. ミュートを選択し、 / を押してオンを選択してください。
音量調整
音量を調整するには、リモコンで VOLUME+/VOLUME- を押します。または、
1. 上記のステップ 1-2 の手順に従ってください。
操作36
Page 37
2. を押して、音量を選択し、次に / を押して任意の音量に設定してくだ
さい。
マイクロフォンの音量調整
マイクロフォンの音量を調整するには、リモコンで MIC/VOL キー (+/-) を押しま
す。または、
1. 上記のステップ 1-2 の手順に従ってください。
2. を押して、マイクロフォンの音量を選択し、次に / を押して任意の音
量に設定してください。
オフにする電源オン / オフ音
トーンをオフにするには:
1. 上記のステップ 1-2 の手順に従ってください。
2. を押して、電源オン / オフ音を選択し、次に / を押してオフを選択し
てください。
電源オン / オフ音を変更するには、ここでオンまたはオフに設定するしかありません。無音にした
り、音量を変更したりしても、電源オン / オフ音には影響しません。
LAN 環境でプロジェクタを操作する
リモートコンピュータが同一の LAN に正しく接続されている場合は、このコン
ピュータからプロジェクターを管理したり、操作したりすることができます。
ケーブル /
ADSL モデム
インターネット
ケーブル接続
DHCP 環境の場合:
1. RJ45 ケーブルでプロジェクタの RJ45 LAN 入力ジャックと、 Ethernet または
ルーターの RJ45 ポートを接続してください °
2. 次のいずれかの手順に従ってください。
• リモコンで NETWORK SETTING を押します。するとネットワーク設定
ページが表示されます。
• MENU/EXIT を押して、システム設定 : 詳細メニューが表示されるまで
/ を押してください 。を押してネットワーク設定を選択し、次に
MODE/ENTER を押してください。するとネットワーク設定ページが表
示されます。
3. 有線 LAN を選択し、MODE/ENTER を押します。
4. 状態が接続になっていることを確認してください。
操作 37
Page 38
5. を押して、DHCP を選択し、次に / を押してオンを選択してくだ
さい。
6. を押して適用を選択し、次に MODE/ENTER を押してください。
7. 再びネットワーク設定 > 有線 LAN ページに入ります。すると IP アドレス 、
サブネットマスク、既定のゲートウェイおよび DNS 設定が表示されます。
IP アドレス 列に表示される IP アドレスを書き留めておいてください。
それでも IP アドレスが表示されない場合は、ITS 管理者にお問い合わせください。
非 DHCP 環境の場合:
1. 上記のステップ 1-4 の手順に従ってください。
2. を押して、 DHCP を選択し、次に / を押してオフを選択してくだ
さい。
3. ITS 管理者から IP アドレス、サブネットマスク、既定のゲートウェイ、DNS
設定などの情報を取得してください。
4. を押して調整したいアイテムを選択し、 MODE/ENTER を押します。
5. / を押してカーソルを動かし、 / を押して値を入力します。
6. 設定を保存するには、 MODE/ENTER を押します。設定を保存しない場合は、
MENU/EXIT を押します。
7. を押して適用を選択し、次に MODE/ENTER を押してください。
ワイヤレス接続
無線でプロジェクターに接続するには、BenQ ワイヤレス ハードウェアキー ( オプ
ション ) をプロジェクタの USB Type A コネクタに接続します。次に若干の OSD 設
定を行う必要があります。
1. プロジェクタがオンになっていることを確認してください。
2. 次のいずれかの手順に従ってください。
• リモコンで NETWORK SETTING を押します。するとネットワーク設定
ページが表示されます。
• MENU/EXIT を押して、システム設定 : 詳細メニューが表示されるまで
/ を押してください 。を押してネットワーク設定を選択し、次に
MODE/ENTER を押してください。するとネットワーク設定ページが表
示されます。
3. ワイヤレス LAN を選択し、MODE/ENTER を押します。
4. 状態が接続になっていることを確認してください。
5. SSID 情報が表示されていることを確認してください。
6. を押して、接続モードを選択し、次に / を押して AP またはインフラ
を選択してください。AP モードでは、コンピュータのワイヤレス接続ユー
ティリティを使ってプロジェクターの SSID を検出し、それに接続する必要
があります。 その後で、Q Presenter を使ってプロジェクターを検出できます。
インフラモードを使用するには、コンピュータとプロジェクターを同一 AP
ルーターに接続し、IP アドレスで接続してください。
• Projector Network Display System > 管理者 > ワイヤレス LAN ページでは、別のワイヤレス
設定も行えます。
• AP モードとインフラモードについての詳しい情報は、通常コンピュータ ショップで販売され
ているワイヤレス ルーターの説明書を参照してください。
操作38
Page 39
ウェブブラウザからプロジェクタを遠隔操作する
プロジェクタの正しい IP アドレスを取得し、プロジェクタをオンまたはスタンバ
イモードに設定した後は、同一 LAN に接続されているコンピュータを使ってプロ
ジェクタを操作することができます。
• Microsoft Internet Explorer を使用する場合は、7.0 以上のバージョンであることを確認してく
ださい。
• 本書に掲載されるスクリーンショットは参照用であり、実際の仕様とは異なる場合があります。
1. ブラウザのアドレスバーにプロジェクタのアドレスを入力し、Enter を押し
ます。
2. Projector Network Display System のメインページが表示されます。このウェブ
ページからは、ワンクリックで各種機能にアクセスできます。
3. コンピュータに Q Presenter ソフトウェアを保存するには、[ ダウンロード ]
をクリックします。詳細は、47 ページの "Q Presenter を使って画像を表示す
る " を参照してください。
操作 39
Page 40
4. 仮想キーパッド ページには、プロジェクターの実際のキーパッドを使用した
場合と同じようにプロジェクタを操作できる、仮想キーパッドが表示されま
す。詳しい操作方法については、10 ページの " プロジェクタ " を参照してく
ださい。
5. ディスプレイ設定ページには、プロジェクターを操作したり、投写画像を調
整したりするのに必要な OSD メニュー アイテムが表示されます。詳しい使
用方法については、" メニューの操作 " の章を参照してください。
操作40
Page 41
6. 画像設定ページでは、投写画像を調整するのに必要なピクチャメニューの
すべての OSD メニュー項目が表示されます。詳しい使用方法については、
57 ページの "2. ピクチャメニュー " を参照してください。
7. 情報ページには、プロジェクターの状態、ネットワークの状態が表示され
ます。
操作 41
Page 42
8. 会議制御ページでは、1 台のプロジェクターに複数のユーザーが接続してい
る場合、同一 IP アドレス上におけるディスプレイ場所を制御することができ
ます。
9. Crestron (eControl) ページでは、Crestron eControl ユーザー インターフェイス
が表示されます。eControl ページでは、プロジェクターを操作したり、投写
画像を調整したりするための各種仮想キーを使用できます。
i
ii
i
i. これらのボタンは、OSD メニューやリモコンのボタンを同じように作動
します。詳細は、57 ページの "2. ピクチャメニュー " と 11 ページの " リ
モートコントロール " を参照してください。
ii. 入力ソースを切り替えるには、任意の信号をクリックしてください。
iii. ソフトウェアは複数の言語に対応しています。
前の OSD メニューに戻り、メニュー設定を保存して終了するには、メニューボタン
を使用することもできます。
操作42
i
iii
Page 43
ツールページでは、このプロジェクタでプロジェクタを管理したり、LAN 操
作の設定を行ったり、リモートネットワーク操作のセキュアアクセスを設定
したりすることができます。
iii
i
ii
iv
v
i. プロジェクタに名前を付けたり、プロジェクタの場所や担当者を追跡し
たりすることができます。
ii. ネットワーク設定を調整することができます。
iii. パスワードを設定すると、このプロジェクタのリモートネットワーク操
作がパスワードで保護されます。
iv. パスワードを設定すると、ツールページへのアクセスがパスワードで保
護されます。
調整後は、[ 送信 ] ボタンを押すとデータがプロジェクタに保存されます。
v. 終了を押すと、リモートネットワーク操作ページに戻ります。
情報ページには、このプロジェクタの情報と状態が表示されます。
exut ( 終了 )
を押すと、リ
モートネット
ワーク操作
ページに戻り
ます。
詳細は、http://www.crestron.com と www.crestron.com/getroomview をご覧くだ
さい。
操作 43
Page 44
10. 管理者ページにアクセスするには、パスワードを入力する必要があります。
このページでは他のネットワークを設定することも可能です。デフォルトの
パスワードは 0000 です。パスワードを変更するには、基本ページに入って
ください。
基本ページでは、パスワードを変更したり、接続するコンピュータの最大数
を設定したりすることができます。接続するコンピュータの数によっては、
ネットワークのディスプレイ性能に影響が出る場合があります。
操作44
Page 45
有線 LAN ページでは、有線 LAN の設定を調整できます。
ワイヤレス LAN ページでは、ワイヤレス LAN の設定を調整できます。
SSID の最大長は 16 バイトです。ワイヤレス LAN を介して複数のプロジェクタを接
続する場合は、異なる SSID を使用してください。
操作 45
Page 46
メール ページでは、ITS 管理者に警告メールを送信できます。
まずあなた自身でテストメール機能を使って警告メールが正常に機能するかどうか
を確認してください。
11. これらのクイック ボタンは、プロジェクターを操作できるように常にウェブ
ページにあります。
操作46
Page 47
Q Presenter を使って画像を表示する
Q Presenter のダウンロードとインストール
Q Presenter はホスト PC で実行するアプリケーションです。このアプリケーション
はコンピュータを有効なネットワーク プロジェクターに接続し、ローカル ネット
ワーク接続を介してデスクトップの内容をネットワーク プロジェクターに転送し
ます。
1. Projector Network Display System のメインページに入ります。詳細は、39 ペー
ジの 1-2 をご覧ください。
2. [ ダウンロード ] アイコンをクリックします。
3. ダウンロードが完了したら、 exe ファイルをクリックしてソフトウェアをコ
ンピュータにインストールします。画面の指示に従ってインストールを完了
してください。
4. Q Presenter を起動します。
Q Presenter の使い方
1
2 5
1. 検出ページでは、プロジェクターを検出して接続できます。
• プロジェクターに接続するには、プロジェクターの IP アドレスを入力
し、 [ 接続 ] をクリックします。
• プロジェクターを検出するには、 [ 検索 ] をクリックするだけで同一
LAN 上のプロジェクターがすべてリストされます。検索結果リスト
で任意のプロジェクターをクリックし、[ 接続 ] をクリックします。ま
た任意のプロジェクター名を入力し、[ 検索 ] をクリックすることもで
きます。
3
&
4
操作 47
Page 48
2. 特殊機能ページでは、投写画像を管理するための高度な機能を使用でき
ます。
• 全画面で表示するには、 [ 全画面 ] をクリックします。
• 画面の一部を表示するには、 [ 選択可 ] をクリックします。画面に矩形
の枠が表示されます。サイズを調整し、投写したい場所に合わせてく
ださい。
• 投写を一時停止するには、 [ 一時停止 ] をクリックします。
• プロジェクターに複数のコンピュータが接続されている場合は、 1、 2、
3、 4、 L、 R、あるいは全画面をクリックして、表示場所を選択するこ
とができます。
3. 基本設定ページでは、 Q Presenter を設定できます。
• リモート デスクトップ機能を有効にするには、 [ はい ] をクリックしま
す。コンピュータの名前とパスワードを入力します。プロジェクター
の OSD メニューシステム設定 : 詳細 > ネットワーク設定 > リモート デ
スクトップを開き、アカウント ( コンピュータの名前 ) および パスワー
ドを入力して、接続を選択した後、MODE/ENTER を押します。
操作48
Page 49
• Q Presenter では、大文字アルファベットと 0-9 の数字 8 文字以内で構成
される名前と、1 から 4 までの 6 桁で構成されるパスワードしか設定で
きません。
• Q Presenter インターフェイスの言語を変更するには、下向き矢印をク
リックしてドロップダウン リストを開き、言語を選択します。次に
[ 適用 ] をクリックします。
• 通知メッセージを表示するには、 [ はい ] をクリックします。次に
[ 適用 ] をクリックします。
• 複数のプロジェクターにコンピュータ スクリーンを表示するには、
[1:N ディスプレイをアクティベート ] をクリックします。次に [ 適用 ]
をクリックします。同時に最大 8 台のプロジェクターを表示できます。
4. 詳細設定ページでは、 Q Presenter を設定できます。
• 静止画を表示するには、下向き矢印をクリックしてドロップダウン リ
ストを開き、[ グラフィック ] を選択します。次に [ 適用 ] をクリック
します。ビデオクリップを表示するには、下向き矢印をクリックして
ドロップダウン リストを開き、[ ビデオ ] を選択します。次に [ 適用 ]
をクリックします。
グラフィック モード:画質は劣りますが、通信速度は速くなります。
ビデオ モード:画質は良くなりますが、通信速度は遅くなります。
ただし、実際の通信速度はその時のネットワークのトラフィック状態
によります。
• キャプチャレートを調整するには、スライドバーを動かします。ネッ
トワークの帯域によっても性能は影響を受けます。
• コンピュータのオペレーティング システムを起動したときに Q
Presenter を起動するには、[ はい
クリックします。
• Projector Network Display System の Web ページにリンクするには、[ リン
ク ] をクリックします。
5. 切断
プロジェクターから切断するには、[ 切断 ] アイコンをクリックします。
] をクリックします。次に [ 適用 ] を
操作 49
Page 50
• Q Presenter を使用する前に、他の仮想ネットワーク制御プログラムをオフにしておいてくだ
さい。
• Q Presenter および USB ディスプレイを正常に機能させるためには、 PC のファイヤーウォー
ルを無効にしておく必要があります。
• 現時点は、Pixelworks はワイヤレス キーボード マウス コンボには対応していません。
USB Reader からプレゼンテーションを行う
この機能はプロジェクターに接続した USB フラッシュ ドライブに保管されている
画像をスライドショーで表示します。これを使用することにより、コンピュータ
のリソースを使用する必要がなくなります。
サポートされる画像形式:
• JPEG(JPG) • PNG • TIFF
• BMP • GIF
• ファイル名に識別されない文字がある場合は、その部分は四角で表示されます。
• タイ語のファイル名には対応していません。
• GIF、 TIFF、 PNG、 BMP 形式のファイルは、 WXGA (1280 x 800) 以下のサイズのファイルしか
表示できません。
• フォルダに 200 個以上の写真が保管されている場合は、最初の 200 個だけが表示されます。
画像をスライドショーで表示するには、次の手順に従ってください。
1. プロジェクターの USB TYPE-A ジャックに USB フラッシュ ドライブを接続し
ます。
2. プロジェクターが自動的にサムネイルを表示します。またはソース選択バー
から手動で USB Reader を選択することができます。
サムネイルを表示しているときに、次の操作が可能です。
操作 押す
フォルダを開く
サムネイルをスクロール
前のページに戻る
USB Reader を終了 Exit ( 終了 )
別のページに切り替え
フォルダの最初のページに戻る
スライドショーを開始
USB Reader の設定を調整
Enter
4 つの矢印キー
Auto ( 自動 )
/
Back ( 戻る )
画像を選択してある場合に Slideshow
( スライドショー ) を表示
設定
スライドショーを表示している間
操作 押す
前または次の画像へ
画像を 90 度右回り / 左回りに回転 /
前のページに戻る
スライドショーを開始 / 中止
操作50
/
( 回転は一時的なものです。サムネイル
に戻ると、画像は元の方向に戻ります )
Auto ( 自動 )
Enter
Page 51
設定ページ
ファイルの順番とスライドショーの設定を調整できます。作業が完了したら [OK]
を押して設定を保存するか、[ キャンセル ] を押して変更内容を破棄します。
プロジェクタの終了
1. プロジェクターの 電源を押すか、リモコンの OFF を押すと、確認を促
すメッセージが表示されます。
数秒以内に応答しなければ、メッセージは自動的に消えます。
2. 再び 電源を押してください。POWER ( 電源インジケータ ライト ) がオレ
ンジ色に点滅して投写ランプが消灯した後、プロジェクタを冷却するために
ファンが約 90 秒間動作を続けます。
ランプを保護するため、冷却プロセスの間はプロジェクタはいかなるコマンドにも反応しません。
冷却時間を短縮するには、クイック冷却機能を有効にすることもできます。詳細は、59 ページの "
クイッククーリング " を参照してください。
3. 冷却処理が完了すると、「電源オフ トーン 」が
鳴ります。また POWER ( 電源インジケータ ラ
イト ) がオレンジ色に点灯し、ファンが停止し
ます。電源コードをコンセントから抜きます。
• 電源オン / オフ音をオフにする方法については、37 ページ
の " オフにする電源オン / オフ音 " を参照してください。
• プロジェクタが正常にシャットダウンしない場合は、ラン
プを保護するためにプロジェクタを再起動しようとすると
ファンが数分間作動して冷却を行います。ファンが停止し
たら再び 電源を押してプロジェクタを起動してくださ
い。このとき POWER ( 電源インジケータ ライト ) がオレ
ンジ色に点灯します。
• ランプの寿命は、環境条件と使用条件により異なります。
直接電源オフ
AC 電源コードはプロジェクターをオフにした直後に抜くことができます。ランプ
を保護するために、約 10 秒間待ってからプロジェクターを再起動してください。
( プロジェクターを再起動しようとすると、冷却のためにファンが数分間作動する
場合があります。このような場合は、ファンが停止したら再び 電源を押してプ
ロジェクタを起動してください。このとき POWER ( 電源インジケータ ライト ) が
オレンジ色に点灯します。
操作 51
Page 52
メニューの操作
メニュー システム
OSD メニューは、選択した信号のタイプと使用するプロジェクタのモデルにより
異なります。
メイン
メニュー
1.
表示
2.
ピクチャ
3. ソース
サブメニュー オプション
壁スクリーン
縦横比
台形補正
位置
位相
水平サイズ
デジタル ズーム
3D 同期 オン / オフ
3D 逆同期 無効 / 逆転
黒板
教育テンプレート
ホワイトボード
ピクチャ モード
リファレンス モード
輝度
コントラスト
色
色調
シャープネス
Brilliant Color オン / オフ
色温度
3D カラーマネージメ
ント
設定の保存
クイック自動検索
ダイナミック / プレゼンテーション /sRGB /
シネマ / ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2
ダイナミック / プレゼンテーション /sRGB /
シネマ
原色
色相
彩度
ゲイン
オフ / 薄い黄色 / ピンク /
薄緑 / 青 / 黒板
自動 / リアル /4:3 /16:9 /16:10
オフ / 英字シート /
ワークシート / 座標
オフ / 英字シート /
ワークシート / 座標
T1/ T2/ T3/ T4
R/ G/ B/ C/ M/ Y
オン / オフ
操作52
Page 53
メイン
メニュー
サブメニュー オプション
1 ~ 240 分
常に使用する /1 分 /2 分 /3 分 /
常に使用しない
上左 / 下左 / 上右 / 下右
減少 / 増加
オン / オフ
プレゼンテーショ
ン タイマー
言語
タイマー間隔
タイマー表示
タイマーの位置
タイマーのカウ
ント方法
サウンドによる
通知
オン / オフ
4.
システム設
定 : 基本
プロジェクタの投写位置
メニュー表示時
間
メニュー設定
操作設定
パネル キー ロック オン / オフ
背景色
スプラッシュ スク
リーン
My Screen
メニュー位置
アラームメッ
セージ
ダイレクト電源
オン
自動パワーオフ
画面オフタイ
マー
スリープ タイ
マー
前面投写 / リア投写 /
天井リア投写 / 天井前面投写
5 秒 /10 秒 /15 秒 /20 秒 /25 秒 /
30 秒
中央 / 左上 / 右上 / 右下 / 左下
オン / オフ
オン / オフ
無効 /5 分 /10 分 /15 分 /20 分 /
25 分 /30 分
無効 /5 分 /10 分 /15 分 /20 分 /
25 分 /30 分
無効 /30 分 /1 時間 /2 時間 /
3 時間 /4 時間 /8 時間 /12 時間
黒 / 青 / 紫 /BenQ
黒 / 青 /BenQ /My Screen
操作 53
Page 54
メイン
メニュー
5.
システム設
定 : 詳細
サブメニュー オプション
クイッククーリング
高地対応モード
オーディオ設定
ランプ設定
セキュリティ設定
ボーレート
テストパターン
クローズドキャプ
ション
スタンバイ設定
ネットワーク設定
全設定クリア
ミュート
音量
マイクロフォンの音量
電源オン / オフ音 オン / オフ
ランプ モード ノーマル / 省電力
タイマーのリセット
ランプ時間(低)
パスワードの変更
セキュリティ設定
の変更
クローズドキャプ
ション有効
キャプションバー
ジョン
ネットワーク
マイクロフォン
モニター出力
有線 LAN
ワイヤレス LAN
リモート デスク
トップ
オン / オフ
オン / オフ
オン / オフ
電源ロック
起動画面ロック
2400/4800/9600/14400/
19200/38400/57600/115200
オン / オフ
オン / オフ
CC1/CC2/CC3/CC4
オン / オフ
オン / オフ
オン / オフ
状態
DHCP
IP アドレス
サブネットマスク
既定のゲートウェイ
DNS サーバー
適用
状態
SSID
IP アドレス
接続モード
アカウント
パスワード
接続
操作54
Page 55
メイン
サブメニュー オプション
メニュー
FAQ - イメージとインストール
FAQ - 機能とサービス
6.
情報
メニューアイテムはプロジェクタが最低 1 つの有効な信号を検出しなければ有効
にはなりません。プロジェクタに装置が接続されていなかったり、信号が何も検
出されなければ、限られたメニューアイテムにしかアクセスすることができま
せん。
現在のシステム状態
• ソース
• ピクチャ モード
• 解像度
• カラー システム
• ランプ時間(低)
• ファームウェアバージョン
操作 55
Page 56
各メニューの説明
機能 説明
壁スクリーン
縦横比
台形補正
位置
位相
1. 表示メニュー
水平サイズ
デジタル ズーム
3D 同期
白以外の投写壁に投写するときに、投写画像の色を補正し
ます。詳細は、30 ページの " 壁の色の使い方 " を参照して
ください。
入力信号ソースによって、画像の縦横比を設定するいくつ
かのオプションがあります。詳細は、28 ページの " 縦横比
の選択 " を参照してください。
イメージのキーストーンを補正します。詳細は、22 ページ
の " キーストーンの補正 " を参照してください。
位置調整ページが開きます。投写画像を移動させるには、
方向矢印キーを使用します。ページの下に表示される値は、
キーを押すたびにその最高値または最低値に達するまで変
化します。
この機能は PC 信号 ( アナログ RGB) が選択されている場合にし
か使用できません。
画像の歪みを減少させるためにクロッ
ク位相を調整します。
この機能は PC 信号 ( アナログ RGB) が
選択されている場合にしか使用できません。
イメージの幅を調整します。
この機能は PC 信号 ( アナログ RGB) が選択されてい
る場合にしか使用できません。
投写画像のサイズを拡大または縮小します。詳細は、
28 ページの " 詳細の拡大と検索 " を参照してください。
本プロジェクターには、画像に深みを与えることで 3D ムー
ビー、動画、スポーツイベントよりリアルに楽しめる 3D 機
能が備えられています。3 D 画像を楽しむためには、3D メ
ガネを着用する必要があります。
• PC タイプの信号:
縦周波数が 60Hz または 120Hz で、3D 技術を使って作成さ
れたコンテンツを投写する場合は、オンを選択すると、3D
画像が表示されます。
• ビデオ タイプの信号:
3D 技術を使って作成されたコンテンツを投写する場合は、
オンを選択すると、 3D 画像が表示されます。
3D 同期機能がオンのとき:
• 投写画像の輝度が低くなります。
• ピクチャ モードは調整できません。
• 台形補正は一定角度内でしか調整できません。
操作56
Page 57
機能 説明
1. 表示メニュー
3D 逆同期
教育テンプ
レート
ピクチャ モー
ド
リファレンス
モード
輝度
コントラスト
2. ピクチャメニュー
色
色調
シャープネス
Brilliant Color
色温度
3D カラーマ
ネージメント
設定の保存
画像の深さが逆転している場合は、この機能を有効にすると問
題を解決できます。
さまざまな学習目的に、いくつかのプリセット パターンが用意
されています。
まず / を押して黒板またはホワイトボードを選択し、 /
を押して必要なパターンを選択します。MODE/ENTER を押し
てパターンをアクティベートします。
あらかじめ定義したピクチャモードを利用すると、ご使用のプ
ログラムタイプに最適なプロジェクタの画像を設定することが
できます。詳細は、30 ページの " ピクチャモードの選択 " を参
照してください。
必要な画質に最も合ったピクチャモードを選択し、下の同じ
ページで選択リストにしたがって画像を微調整します。詳細
は、30 ページの " ユーザー設定 1/ ユーザー設定 2 モードの設定
" を参照してください。
イメージの輝度を調整します。詳細は、31 ページの " 調整輝度
" を参照してください。
イメージの明るさと暗さの差を調整します。詳細は、31 ページ
の " 調整コントラスト " を参照してください。
彩度レベル、つまりビデオ画像の各色の量を調整します。詳細
は、31 ページの " 調整色 " を参照してください。
この機能はビデオ、S ビデオまたはコンポーネント ビデオ信号が選
択されている場合にしか使用できません。
画像の赤と緑の色調を調整します。詳細は、31 ページの " 調整
色調 " を参照してください。
この機能はビデオまたは S ビデオ信号が選択され、システムフォー
マットが NTSC の場合にしか使用できません。
イメージがシャープまたはソフトになるように調整します。
詳細は、31 ページの " 調整シャープネス " を参照してくだ
さい。
この機能はビデオ、S ビデオまたはコンポーネント ビデオ信号が選
択されている場合にしか使用できません。
詳細は、31 ページの " 調整 Brilliant Color" を参照してください。
4 種類の色温度設定が使用できます。詳細は、31 ページの " 色
温度の選択 " を参照してください。
詳細は、32 ページの "3D カラーマネージメント " を参照してく
ださい。
ユーザー設定 1 またはユーザー設定 2 モードの設定を保存し
ます。
操作 57
Page 58
3. ソースメニュー
機能 説明
クイック自動検索
プレゼンテーション
タイマー
言語
プロジェクタの投写
位置
4. システム設定 : 基本メニュー
メニュー設定
操作設定
詳細は、27 ページの " 入力信号の切り替え " を参照してく
ださい。
プレゼンテーション発表者に残りの持ち時間を知らせま
す。詳細は、33 ページの " プレゼンテーションタイマーの
設定 " を参照してください。
オンスクリーン メニューの言語を設定します。詳細は、
23 ページの " メニューの使用方法 " を参照してください。
プロジェクタは、天井またはスクリーンの背後に設置した
り、1 枚あるいは複数のミラーを使用して設置することが
できます。詳細は、14 ページの " 場所の選択 " を参照して
ください。
メニュー表示時間
最後にキーを押してからの OSD の表示時間を設定します。
設定は 5 秒毎に 5 から 30 秒までの範囲で設定できます。
メニュー位置
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューをオンにし
ます。
アラームメッセージ
アラーム メッセージをオンまたはオフにします。
ダイレクト電源オン
電源コードから電源が供給されると、プロジェクターは自
動的にオンになります。
自動パワーオフ
指定した時間を経過しても入力信号が検出されないとき
に、自動的にプロジェクタの電源をオフにします。詳細
は、63 ページの " 設定自動パワーオフ " を参照してくだ
さい。
画面オフタイマー
ブランク機能が有効になっているとき、画像をブランクに
しておく時間を選択します。ここで設定した時間が経過す
ると、画像は元に戻ります。詳細は、34 ページの " 画像を
隠す " を参照してください。
スリープ タイマー
自動的にシャットダウンするまでのタイマーを設定しま
す。タイマーは 30 分から 12 時間までの範囲で設定でき
ます。
操作58
Page 59
機能 説明
4. システム設定 : 基本メニュー 5. システム設定 : 詳細メニュー
パネル キー ロック
背景色
スプラッシュ スク
リーン
My Screen
クイッククーリング
高地対応モード
オーディオ設定
ランプ設定
セキュリティ設定
電源以外のプロジェクタのすべてのパネルキー機能
と、リモコンのキーを無効または有効にします。詳細
は、35 ページの " コントロールキーをロックする " を参
照してください。
プロジェクターの背景色を設定します。
プロジェクタ起動時に表示されるロゴ画面を、ユーザー
が選択することができます。次の選択肢があります。
BenQ ロゴ、My Screen 、黒いスクリーン、青いスクリー
ンです。
キャプチャした投写画像を My Screen として保存します。
詳細は、36 ページの " オリジナルのスタートアップ画面
を作成する " を参照してください。
まれにキャプチャ処理に失敗することがありますが、その
場合はターゲットの画像を変更してみてください。
クイッククーリング機能を有効 / 無効にします。オンを
選択するとこの機能が有効になり、プロジェクタの冷却
時間が通常の 90 秒よりも短くなり 30 秒程度で冷却が終
了します。
高地で使用する場合の操作モードです。詳細は、35
ページの " 高地での操作 " を参照してください。
ミュート
音量
マイクロフォンの音量
電源オン / オフ音
詳細は、36 ページの " 音量調整 " を参照してください。
ランプ モード
詳細は、63 ページの " ランプ モードを省電力に設定す
る " を参照してください。
タイマーのリセット
詳細は、67 ページの " ランプタイマーをリセットしま
す。" を参照してください。
ランプ時間(低)
ランプの使用時間を計算する方法については、63 ペー
ジの " ランプ時間を知るには " を参照してください。
パスワードの変更
新しいパスワードに変更する前に、現在のパスワードを
入力するよう要求されます。詳細は、24 ページの " パス
ワード機能を使用する " を参照してください。
セキュリティ設定の変更
電源ロック
起動画面ロック
詳細は、24 ページの " パスワード機能を使用する " を参
照してください。
操作 59
Page 60
機能 説明
ボーレート
テストパターン
5. システム設定 : 詳細メニュー
クローズドキャプ
ション
スタンバイ設定
適切な RS-232 ケーブルを使ってプロジェクタをコンピュー
タに接続し、プロジェクタのファームウェアを更新または
ダウンロードできるように、ボーレートはコンピュータと
同じ値に設定してください。この機能は専門の技術者用に
設けられています。
オンを選択するとこの機能が有効になり、プロジェクタに
グリッド テストパターンが表示されます。これはイメージ
サイズとフォーカスを調整し、投写画像に歪みがないこと
を確認するのに役立ちます。
クローズドキャプション有効
選択した入力信号がクローズドキャプションを送信する場
合は、オンを選択して機能を有効にします。
• キャプション:クローズドキャプション対応の (TV ガイ
ドでは通常「CC」と記載されています ) TV 番組やビ
デオの会話、ナレーション、サウンド効果をスクリーン
に表示します。
スクリーンの縦横比を 4:3 に設定します。この機能は縦横比が
16:9 またはリアルの場合は使用できません。
キャプションバージョン
任意のクローズドキャプション モードを選択してくださ
い。キャプションを表示するには、CC1、CC2、CC3、CC4
(CC1 はキャプションをその地域の第一言語で表示します )
を選択します。
ネットワーク
オンを選択すると、機能が有効になります。プロジェク
ターがスタンバイモードのときには、ネットワーク機能を
提供できます。
マイクロフォン
オンを選択すると、機能が有効になります。プロジェク
ターがスタンバイモードのとき、すべての必要な装置が正
しく接続されている場合は、マイクロフォン信号を出力で
きます。詳細は、18 ページの " プロジェクターからサウン
ドを再生する " を参照してください。
モニター出力
オンを選択すると、機能が有効になります。このプロジェ
クタはスタンバイモードで、COMPUTER-1 ジャックが正し
く装置と接続されている場合、VGA 信号を出力できます。
接続方法については、16 ページの " 接続 " を参照してくだ
さい。
この機能を有効にすると、スタンバイ時の電力消費量を若干低
減することができます。
操作60
Page 61
機能 説明
5. システム設定 : 詳細メニュー
ネットワー
ク設定
全設定をリ
セット
有線 LAN
ワイヤレス LAN
リモート デスクトップ
詳細は、37 ページの "LAN 環境でプロジェクタを操作する "
を参照してください。
すべての設定を工場出荷時の値に戻します。
次の設定は現在の設定値のまま維持されます。位相 , 水平サイズ ,
ユーザー設定 1, ユーザー設定 2, 言語 , プロジェクタの投写位置 ,
高地対応モード , セキュリティ設定 , リモート受信装置 , DHCP,
SSID, リモート デスクトップ および ボーレート。
FAQ - イメー
ジとインス
トール
生じ得る問題についての対応策を表示します。
FAQ - 機能と
サービス
6. 情報メニュー
現在のシス
テム状態
ソース
現在の信号ソースを表示します。
ピクチャ モード
ピクチャ メニューで選択したモードを表示します。
解像度
入力信号のネイティブ解像度を表示します。
カラー システム
入力システムフォーマットを表示します。NTSC 、PAL 、
SECAM 、YUV 、RGB 。
ランプ時間(低)
ランプの使用時間数を表示します。
ファームウェアバージョン
プロジェクタのファームウェアバージョンが表示されます。
操作 61
Page 62
メンテナンス
プロジェクタのお手入れ
ご使用のプロジェクタはほとんどメンテナンスの必要がありません。レンズと
ケースを清潔に保つために、定期的なお手入れだけが必要です。
ランプ以外はプロジェクタの部品は一切取り外さないでください。ランプ以外の交換
が必要な場合は、販売店にご相談ください。
レンズのクリーニング
表面に汚れやほこりが付いていたら、レンズのお手入れを行ってください。
• 圧縮空気スプレーを使用してほこりを取り除きます。
• 汚れやしみが付いた場合は、レンズ クリーニング ペーパーまたはレンズ ク
リーナで湿らせた柔らかい布でレンズの表面を軽く拭きます。
• 研磨用パッド、アルカリ性 / 酸性クレンザー、研磨剤入りパウダー、揮発性溶
剤 ( アルコール、ベンジン、シンナー、殺虫剤 ) などは一切ご使用にならない
でください。ゴムやビニール部分にこのような素材を使用したり、長期間これ
らを接触したままの状態にしておくと、プロジェクタの表面やキャビネットの
素材を傷つける場合があります。
プロジェクタケースのクリーニング
ケースのお手入れを行う前に、51 ページの " プロジェクタの終了 " に記載されて
いる正しい手順でプロジェクタの電源を切り、電源コードを抜いてください。
• ほこりや汚れを取り除くには、柔らかい、けば立ちのない布で拭きます。
• 落ちにくい汚れやしみを取り除くには、水で薄めた中性洗剤で布を湿らせて、
ケースを拭きます。
ワックス、アルコール、ベンジン、シンナー、その他の化学洗剤は使用しないでください。こうし
た薬剤を使用すると、ケースを傷める場合があります。
プロジェクタの保管
長期間プロジェクタを保管する必要がある場合、次の手順に従ってください。
• 保管場所の温度と湿度が、プロジェクタの推奨範囲内であることを確認しま
す。詳細は、 70 ページの " 仕様 " を参照されるか、販売店にお尋ねください。
• アジャスタフットを格納します。
• リモコンから電池を取り外します。
• プロジェクタを元の梱包または同等の梱包にしまいます。
プロジェクタの移動
プロジェクタを搬送するときは、元の梱包材または同等の梱包材に入れて行うこ
とを推奨します。ご自分で運ぶ場合は、最初に本製品が梱包されていた材料を使
用してください。
メンテナンス62
Page 63
ランプについて
ランプ時間を知るには
プロジェクタが作動している間、プロジェクタに内蔵されたタイマーがランプの
使用時間 ( 時間単位 ) を自動的に計算します。
省電力モードについての詳細は、" ランプ モードを省電力に設定する " を参照してください。
ランプ使用時間を知るには:
1. MENU/EXIT を押した後、 / を押してシステム設定 : 詳細メニューを選択し
ます。
2. を押してランプ設定を選択し、次に MODE/ENTER を押してください。
するとランプ設定ページが表示されます。
3. ここでメニューに表示されたランプ時間(低) 情報を見ることができます。
4. メニューを終了するには、 MENU/EXIT を押します。
また情報メニューではランプ時間情報を見ることもできます。
ランプ寿命を延長する
投写ランプは消耗品であり、通常は正常に使用していれば 3000-4000 時間もちま
す。ランプの寿命をできるだけ長く維持するには、OSD メニューで次の設定を
行ってください。
• ランプ モードを省電力に設定する
省電力モードに設定すると、システムノイズと電力消費量を最高で 20% まで低減
することができます。省電力モードを有効にすると、出力されるライトが低減さ
れ、その結果投写画像が暗くなります。
プロジェクタを省電力モードで使用すると、ランプの寿命を延長することができ
ます。省電力モードに設定するには、システム設定 : 詳細 > ランプ設定 > ランプ
モードメニューに進み、 / を押します。
• 設定自動パワーオフ
指定した時間を経過しても入力信号が検出されないときには、不要にランプの寿
命を消耗しないように自動的にプロジェクタの電源をオフにします。
自動パワーオフに設定するには、システム設定 : 基本 > 操作設定 > 自動パワーオ
フメニューに進み、 / を押します。タイマーは 5 分おきに 5 分から 30 分の範囲
で設定できます。プリセットの時間がこれから行うプレゼンテーションに合わな
い場合は、無効を選択してください。この場合、一定時間が経過してもプロジェ
クタは自動的にシャットダウンしません。
メンテナンス 63
Page 64
ランプを交換する時期
LAMP ( ランプインジケータ ライト ) が赤に点灯した場合、またはランプの交換時
期であることを示すメッセージが表示された場合は、新しいランプを取り付ける
か、お買い上げの販売店にご相談ください。古いランプを使用すると、プロジェ
クタの誤動作の原因となり、ランプが破裂することもあります。
ランプの交換については、http://lamp.BenQ.com をご覧ください。
ランプが過熱すると、LAMP ( ランプインジケータ ライト ) と TEMP ( 温度警告ライト ) が点灯し
ます。この場合は、電源をオフにして 45 分間ほど放置し、プロジェクタを常温に戻してください。
このようにしても電源をオンにしたときに 「Lamp」 (ランプ) インジケータまたは 「Tem p」
(温度) インジケータが点灯する場合は、販売店にご相談ください。詳細は、68 ページの " インジ
ケータ " を参照してください。
次のランプ警告が表示されたら、ランプを交換してください。
状態 メッセージ
動作を最適化するために、新しいランプを取
り付けてください。通常プロジェクタを省電
力モードで起動している場合は(63 ページ
の " ランプ時間を知るには " を参照してくだ
さい)、次のランプ警告メッセージが表示さ
れるまでプロジェクタを使用することができ
ます。
メッセージを消去するには、ENTER を押し
ます。
この時点でランプを交換されるよう強くお薦
めします。ランプは消費アイテムです。ラン
プは使用を重ねる毎に明るさが徐々に失われ
ます。これは正常な状態です。ランプが非常
に暗くなったら、いつでもランプを交換して
ください。
メッセージを消去するには、ENTER を押し
ます。
注意
予備ランプを準備
ランプ >XXXX 時間
新しいランプは、lam p.benq.com からどうぞ
OK
注意
予備ランプを準備
ランプ >XXXX 時間
新しいランプは、lamp.b enq.com からどうぞ
OK
プロジェクタを正常に動作させるには、ラン
プを交換してください。
注意
メッセージを消去するには、ENTER を押し
ます。
上記メッセージの "XXXX" に相当する番号は、モデル毎に異なります。
メンテナンス64
ランプ使用時間が経過しました
ランプを交換 (説明書を参照 )
次にランプタイマーをリセットしてください
新しいランプは、lamp.benq.com からどうぞ
OK
Page 65
ランプの交換
• 感電を防ぐため、ランプを交換する前には必ずプロジェクタの電源をオフにし、電源コードを
抜いてください。
• 重度のやけどを負う危険を防ぐため、ランプを交換する前に、最低でも 45 分間はプロジェクタ
を冷却してください。
• 割れて鋭くなったランプのガラス片を取り除く場合は、指をけがしたり、内部部品を破損した
りしないように、十分注意してください。
• 指のけがや、レンズに触れることによる画質の劣化を避けるため、ランプを取り外すときに空
のランプ ケースには触れないでください。
• このランプの中には水銀が入っています。ランプの処分は、地元の有害廃棄物規制条例にした
がって、正しい方法で行ってください。
• プロジェクタを最高の状態でご使用いただくために、交換用ランプとして指定されたプロジェ
クタ用ランプを購入されることをお薦めします。
• 天井に上下逆さに取り付けられているプロジェクタのランプを交換する場合は、ランプの破片
で人体や目に負傷する危険性がありますので、ランプソケットの下には絶対に立たないでくだ
さい。
1. 電源をオフにして、プロジェクタをコンセントから抜きます。ランプが高
温になっている場合は、やけどを防ぐためにランプを約 45 分間放置して常
温に戻してください。
2. プロジェクタの両側にある、ラン
プカバーを固定しているネジを緩め
ます。
3. プロジェクタからランプカバーを外
します。
4. ランプの保護フィルムを剥がし、
処理してください。
• ランプカバーを外したまま、電源を入れないで
ください。
• ランプとプロジェクタの間に指を挿入しないで
ください。プロジェクタ内部の尖ったパーツに
よりケガをする場合があります。
1
2
5. 図に示す通り、プロジェクタからラ
ンプコネクタを外してください。
6. ランプを固定しているネジを緩め
ます。
メンテナンス 65
Page 66
7. ハンドルを上に持ち上げてください。ハ
ンドルを使ってゆっくりとランプをプロ
ジェクタから引き出します。
• 急激に引っ張るとランプが割れ、ガラスの破片がプ
ロジェクタ内に散乱します。
• 取り出したランプは、水のかかる場所、子供の手が
届く場所、可燃物の付近には置かないでください。
• ランプを取り外した後は、プロジェクタ内に手を入
れないでください。内部の光学部品に手を触れる
と、投写イメージの色が不均一になり歪む場合があ
ります。
8. 図に示すとおり、新しいランプを下げ
ます。
9. ランプ コネクタを再度接続します。
10. ランプを固定しているネジを締めます。
• ネジの締め方がゆるいと接触が悪くなり、故障の原
因になる場合があります。
• ネジを締め過ぎないでください。
11. ハドルが完全にフラットな状態になって
おり、ロックされていることを確認して
ください。
12. 新しいランプに付いているランプ保護
フィルムをランプコンパートメントに設
置してください。
13. プロジェクタにランプカバーを戻し
ます。
メンテナンス66
2
1
Page 67
14. ランプカバーを固定しているネジを締め
ます。
• ネジの締め方がゆるいと接触が悪くなり、故障の原
因になる場合があります。
• ネジを締め過ぎないでください。
15. 電源を接続し、プロジェクタを再起動します。
ランプカバーを外したまま、電源を入れないでください。
ランプタイマーをリセットします。
16. スタートアップロゴの次にオンスクリーンメニューが表示されます。システ
ム設定 : 詳細 > ランプ設定メニューに進みます。MODE/ENTER を押します。
するとランプ設定ページが表示されます。タイマーのリセットを選択してく
ださい。ランプタイマーをリセットしても良いかどうかを確認するための
メッセージが表示されます。リセットを選択し、MODE/ENTER を押します。
するとランプ時間が 0 にリセットされます。
ランプを交換していない場合はリセットしないでください。ランプが破損する恐れがあります。
メンテナンス 67
Page 68
インジケータ
ライト 状態と説明
オレンジ オフ オフ
緑
に点滅
緑オ フオ フ
オレンジ
に点滅
オレンジ
に点滅
オフ オフ 赤
オフ 赤 オフ
オフ 赤 赤
オフ 赤 緑
オフ 赤 オレンジ
赤赤赤
赤赤緑
赤 赤 オレンジ
緑赤赤
緑赤緑
緑 赤 オレンジ
オレンジ 赤 赤
オレンジ 赤 緑
オレンジ 赤 オレンジ
オフ 緑 赤
オフ 緑 緑
オフ オフ
オフ オフ
オフ 赤
電源の状況
スタンバイ モードです。
電源を入れています。
通常動作状態です。
• 通常の冷却プロセスを経過せずに異常終了したため、
プロジェクタの冷却に 90 秒必要です。
• 電源を切った後、プロジェクタは 90 秒間の冷却時間
が必要です。
• プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェク
タを再起動しようとしても、プロジェクタは再度終
了します。販売店にお問い合わせください。
ランプの状況
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタを
再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了しま
す。販売店にお問い合わせください。
1. プロジェクタの冷却に 90 秒必要です。または
2. 販売店にお問い合わせください。
温度の状況
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタを
再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了しま
す。販売店にお問い合わせください。
メンテナンス68
Page 69
トラブルシューティング
プロジェクタの電源がオンにならない
原因 対応
電源コードをプロジェクタの電源ジャックと
電源コードから電源が来ていません。
冷却プロセスの間にプロジェクタの
電源をオンにしようとしています。
画像が映らない
原因 対応
ビデオ ソースがオンになっていない
か、正しく接続されていません。
プロジェクタが正しく入力信号機器
に接続されていません。
入力信号が正しく選択されていま
せん。
レンズカバーが閉じられたままです。 レンズカバーを外してください。
イメージがぼやける
原因 対応
投写レンズの焦点が合っていません。 ピントリングで焦点を合わせます。
プロジェクタとスクリーンの位置が
正しく合っていません。
レンズカバーが閉じられたままです。 レンズカバーを外してください。
リモコンが機能しない
コンセントに差し込みます。コンセントにス
イッチがある場合は、スイッチがオンになっ
ていることを確認します。
冷却プロセスが完了するまでお待ちくださ
い。
ビデオ ソースをオンにし、信号ケーブルが正
しく接続されていることを確認します。
接続を確認します。
プロジェクタまたはリモコンの SOURCE
キーで正しい入力信号を選択します。
投写角度および方向、また必要であればプロ
ジェクタの高さを調整します。
原因 対応
電池が切れています。 電池を新しい電池に交換します。
リモコンとプロジェクタの間に障害
物があります。
プロジェクタからの距離が遠すぎ
ます。
障害物を取り除きます。
プロジェクタから 8 メートル (26 フィート )
以内の場所に立ちます。
パスワードが間違っている
原因 対応
入力したパスワードが正しくありま
せん。
詳細は、25 ページの " パスワードの呼び戻し
を行うには " を参照してください。
トラブルシューティング 69
Page 70
仕様
プロジェクタの仕様
仕様はすべて予告なしに変更されることがあります。
光学
解像度
1024 x 768 XGA
表示システム
1-CHIP DMD
レンズ F/ 番号
F = 2.6
ランプ
230 W ランプ
電気仕様
電源
AC 100–240 V 、3.70 A 、50–60 Hz ( 自動 )
消費電力
380 W ( 最大 )、< 1 W ( スタンバイ )
機械仕様
重量
5.8 Kg (12.78 lbs)
出力端子
RGB 出力
D-Sub 15-pin (メス)x 1
スピーカー
( ステレオ ) 10 W x 2
オーディオ信号出力
PC オーディオジャック x 1
コントロール
RS-232 シリアルコントロール
9 ピン x 1
LAN コントロール
RJ45 x 1
IR 受信機 x 1
12 V トリガー x 1 ( 最大 1 A)
入力端子
コンピュータ入力
RGB 入力
D-Sub 15-pin (メス)x 2
ビデオ信号入力
S-VIDEO
Mini DIN 4-pin ポート x 1
VIDEO
RCA ジャック x 1
SD/HDTV 信号入力
アナログ – コンポーネント RCA
ジャック x 3
(RGB 入力 )
オーディオ信号入力
オーディオ入力
PC オーディオジャック x 1
RCA オーディオジャック (L/R) x 2
マイクロフォン x 1
USB ポート (Type-A x 1、Mini-B x 1)
使用環境条件
動作温度範囲
0°C–40°C ( 海抜 )
操作時の相対湿度
10%–90% ( 結露なきこと )
動作高度
0–1499 m (0°C–35°C)
1500–3000 m (0°C–30°C のとき、
高地モードオン )
仕様70
Page 71
外形寸法
159.92
280.73
320.64
532.72
646.53
322.30
120.97
160.36
201.40
280.16
372.97
149
184.31
76
104.06
12.2
87.75
89
106.68
404 mm ( 幅 ) x 229 mm ( 高さ ) x 324.3 mm ( 奥行き )
404
壁取り付けの手順
壁取り付け用ネジ:
M4 x 8
( 最長 = 8 mm)
324.3
229
単位:mm
仕様 71
Page 72
タイミングチャート
サポートされる PC 入力のタイミング
解像度 モード
VGA_60* 59.940 31.469 25.175
640 x 480
720 x 400 VGA_70 70.087 31.469 28.3221
800 x 600
1024 x 768
1024 x 576 BenQ 60.0 35.820 46.966
1024 x 600 BenQ 64.995 41.467 51.419
1280 x 800
1280 x 1024
1280 x 960
1440 x 900 WXGA+_60* 59.887 55.935 106.500
1440 x 1050 SXGA+_60* 59.978 65.317 121.750
1600 x 1200 UXGA 60.000 75.000 162.000
640 x 480@67Hz MAC13 66.667 35.000 30.240
832 x 624@75Hz MAC16 74.546 49.722 57.280
1024 x 768@75Hz MAC19 75.020 60.241 80.000
1152 x 870@75Hz MAC21 75.060 68.680 100.000
640 x 480 VGA_120* 119.518 61.910 52.500
800 x 600 SVGA_120* 119.854 77.425 83.000
1024 x 768 XGA_120* 119.989 97.551 115.5
800 x 600
*3D 機能の対応タイミング。
VGA_72 72.809 37.861 31.500
VGA_75 75.000 37.500 31.500
VGA_85 85.008 43.269 36.000
SVGA_60* 60.317 37.879 40.000
SVGA_72 72.188 48.077 50.000
SVGA_75 75.000 46.875 49.500
SVGA_85 85.061 53.674 56.250
XGA_60* 60.004 48.363 65.000
XGA_70 70.069 56.476 75.000
XGA_75 75.029 60.023 78.750
XGA_85 84.997 68.667 94.500
WXGA_60* 59.810 49.702 83.500
WXGA_75 74.934 62.795 106.500
WXGA_85 84.880 71.554 122.500
SXGA_60* 60.020 63.981 108.000
SXGA_75 75.025 79.976 135.000
SXGA_85 85.024 91.146 157.500
1280 x 960_60* 60.000 60.000 108.000
1280 x 960_85 85.005 85.938 148.500
VESA DMT0D
120
垂直周波数 (Hz) 水平周波数 (kHz)
119.972 76.305 73.25
ピクセル周波数
(MHz)
仕様72
Page 73
コンポーネント YP bP r 入力用にサポートされているタイミ
ング
タイミング 解像度
480i 720 x 480 59.94/60 15.734/15.75 13.5
480p 720 x 480 59.94/60 31.467/31.5 27
576i 720 x 576 50 15.625 13.5
576p 720 x 576 50 31.25 27
720/50p 1280 x 720 50 37.5 74.25
720/60p 1280 x 720 59.939/60 44.955/45 74.175/74.25
1080/50i 1920 x 1080 50 28.125 74.25
1080/60i 1920 x 1080 59.939/60 33.716/33.75 74.175/74.25
1080/50P 1920 x 1080 50 56.25 148.5
1080/60P 1920 x 1080 59.939/ 60 67.432/67.5 148.35/148.5
1080/24P 1920 x 1080 24 27.00 74.25
1080/25P 1920 x 1080 25 28.125 74.25
1080/30P 1920 x 1080 30 33.75 74.25
1080i(1125i)@60Hz または 1080i(1125i)@50Hz 信号を表示すると、イメージが若干揺れる場合が
あります。
垂直周波数 (Hz) 水平周波数 (kHz)
ピクセル周波数
(MHz)
ビデオおよび S ビデオ入力用にサポートされているタイミ
ング
ビデオモード
NTSC* 15.73 60 3.58
PAL 15.63 50 4.43
SECAM 15.63 50
PAL-M 15.73 60 3.58
PAL-N 15.63 50 3.58
PAL-60 15.73 60 4.43
NTSC4.43* 15.73 60 4.43
*3D 機能の対応タイミング。
水平周波数 (kHz) 垂直周波数 (Hz)
カラー副搬送波
周波数 (MHz)
4.25 または 4.41
仕様 73
Page 74
保証と著作権について
限定保証
BenQ は、本製品が正常に使用および保管される場合に限り、本製品の材料および
製造上の瑕疵がないことを保証します。
保証を受ける際には、購入日の証明が必要となります。保証期間中に本製品に瑕
疵があることが判明した場合、BenQ の全責任と、お客様に対する全面的な補償
は、瑕疵のある部品の交換 (工賃を含む) に限られます。保証サービスを受ける
場合は、製品を購入した販売店に直ちに連絡してください。
重要:お客様が BenQ の文書による指示に従わずに操作を行った場合はこの保証
は無効となります。特に本製品は環境湿度 10% から 90% の間、温度 0°C から
35°C の間、高度 4920 フィート以下の環境でご使用になり、ホコリが立ちやすい場
所での使用はお止めください。この保証により、お客様には特定の法的権利が与
えられます。また、在住している国によっては、お客様にその他の権利が与えら
れることもあります。
詳細は、弊社ホームページ www.BenQ.com をご覧ください。
著作権
Copyright 2010 by BenQ コーポレーション。無断複製を禁ず。本書のいかなる部分
も、BenQ コーポレーションの事前の書面による同意なく、電子的、機械的、磁気
的、光学的、化学的、手動その他の手段を問わず、複製、転載、改変、検索シス
テムへの保存、他言語またはコンピュータ言語への翻訳を行うことはできません。
免責
BenQ コーポレーションは、明示的または暗示的を問わず、本書の内容に関して、
特に保証、商業的可能性、特定目的への適合性に関しては、いかなる表明または
保証もいたしません。さらに、BenQ コーポレーションは本書を改定する権利と、
このような改定や変更についていかなる人物に対しても通知する義務を負うこと
なく内容を変更できる権利を有しています。
*DLP 、Digital Micromirror Device 、および DMD は、Texas Instruments の商標です。
その他の著作権は各社または各組織に帰属します。
特許
本 BenQ プロジェクターには、次の特許が適用されます。
米国特許 6,837,608; 7,275,834; 7,181,318 :台湾特許 202690; 205470; I228635; I259932.
中国特許 ( 中国发明专利 ) ZL01143168.7; ZL03119907.0; ZL200510051609.2
保証と著作権について74
Page 75
法規
FCC 規定 ( 米国 )
B クラス : 本デバイスはラジオ周波エネルギーを発生、使用し、さらに放射する
可能性があり、指示にしたがってインストールおよび使用しなければ、ラジオ通
信に有害な障害を与える場合があります。しかしながら、特定の方法で設置すれ
ば障害を発生しないという保証は何もありません。このデバイスがラジオや TV
受信装置に有害な障害を与える場合は(デバイスの電源を一度切って入れなお
すことにより確認できます)、障害を取り除くために次の方法にしたがってくだ
さい。
— 受信アンテナの方向を変えるか、設置場所を変える
— このデバイスと受信装置の距離をあける
— このデバイスの受信装置とは別のコンセントに接続する
— ディーラーか経験のあるラジオ /TV 技術者に問い合わせる
EEC 規制 ( ヨーロッパ )
本装置は、電磁両立性 (2004/108/EC) についての加盟国法制の近接に関する指令で
規定された条件、低電圧指令 (2006/95/EC) 、RoHS 指令 (2002/95/EC) 、トルコ EEE
指令、家庭用およびオフィス用電気および電子装置のスタンバイモードおよびオ
フモードにおけるエネルギー消費基準に関するヨーロッパ議会および協議会の指
令 2005/32/EC を実施するための委員会規制 (EC) No 1275/2008 、エネルギー関連製
品のエコ基準設定のためにヨーロッパ議会および協議会が設立しようとしている
フレームワークの指令 2009/125/EC に準拠しています。
WEEE 指令
ヨーロッパ共同体における家庭からの電子および電気製品の廃棄について。
本製品または梱包材料に記載されているこの記号は、これを家庭廃
棄物として破棄することができないことを意味しています。電子ま
たは電気装置の再利用規定に基づいて処理してください。本装置の
再利用についての詳しい情報は、お住まい地域の市役所、本製品を
購入された店、または家庭廃棄物処理機関にお問い合わせくださ
い。素材の再利用は自然環境の保護に役立つと共に、人類の健康や
環境を確実に保護する方法で再利用されます。
法規 75
Page 76
1973 年制定身体障害者法 508 節におけるアクセシビリティ
条件
BenQ は、BenQ 製 LCD モニタおよびプロジェクタに搭載されたテクノロジが、次
の補助機能を搭載することで 508 節のガイドラインに準拠していることを保証し
ます。
• BenQ のモニタには、色付きの 「Power」( 電源 ) インジケータが付いています。
このインジケータが緑のときには、モニタがフル電源を使用していることを意
味しています。一方インジケータが黄色またはオレンジ色のときには、モニタ
がサスペンドモードまたはスリープモードに入っており、2W 以下の電力を消
費していることを意味しています。
• BenQ のモニタにはあらかじめプログラムされた、ちらつかないタイミング設
定がいくつか用意されており、モニタに表示されたスクリーンがすぐに使用で
きるようになっています。モニタに電源を入れると既定のタイミング設定が自
動的にオンになりますので、ユーザーの手間を省くことができます。
• 視覚障害者のために、BenQ のモニタとプロジェクタにはテキストと画像を
別々に表示できる、輝度調整とコントラスト調整のオプションがあります。
同様の調整機能も OSD (On-Screen Display) を使うことによって使用可能となり
ます。
• BenQ のモニタとプロジェクタには、ユーザーが選択できる色調整機能、色温
度の選択 ( モニタ:5800K 、6500K 、9300K 、プロジェクタ:5500K 、6500K 、
7500K、 9300K)、および広範囲に及ぶコントラストレベルがあります。
• BenQ のマルチメディアモニタとプロジェクタには、聴覚障害者を含むユー
ザーが接続したコンピュータシステムと相互動作できるように 1 台または 2 台
のスピーカーが用意されています。スピーカー操作機能は、通常フロントパネ
ルにあります。
• BenQ のモニタおよびプロジェクタのファームウェアには、コンピュータシス
テムが BenQ 製品を識別し、接続したときにそのプラグアンドプレイ機能を有
効にできるように、独自の製品情報が含まれています。
• BenQ のすべてのモニタとプロジェクタは、PC99 規格に準拠しています。例え
ば、ユーザーが同社製品をコンピュータシステムに正確かつ簡単に接続できる
ように、コネクタは色分けしてあります。
• 聴覚障害者のために、BenQ のモニタおよびプロジェクタのモデルによっては、
特殊ヘッドフォンなど他のデバイスを接続できるように、追加の USB ポート
や DVI ポートが付いているものがあります。
• すべての BenQ モニタとプロジェクタにはユーザーガイドが保管された CD が
付いていますので、接続したコンピュータシステムから、Adobe Reader などの
市販のソフトウェアを使って簡単に読むことができます。これらのドキュメン
トは BenQ
があれば、その他のドキュメントもご用意できます。
• BenQ のカスタマーサービスは、電話、FAX 、電信メール、ウェブサイトを通
じてお客様のご質問にお答えし、サポートします。
のウェブサイト (www.BenQ.com) でもお読みいただけます。ご要望
法規76