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MS521/MX522/MW523/MS511H/TW523
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目次
安全上のご注意 .................3
はじめに............................... 7
プロジェクタの特長.............................. 7
パッケージの内容.................................. 8
プロジェクタの外観.............................. 9
プロジェクタのメニューディス
プレイのカスタマイズ ...................... 44
ランプセーバーモードの選択......... 44
プロジェクタの停止........................... 45
メニュー操作......................................... 46
メンテナンス....................59
プロジェクタの設置 ......15
場所の選択..............................................15
望ましい投射画像サイズを得る.....16
接続 ......................................18
コンピュータまたはモニタの
接続 ...........................................................19
ビデオソース デバイスとの
接続 ...........................................................20
操作 ......................................24
プロジェクタの起動............................24
投射画像の調整.....................................25
メニューの使用方法............................28
プロジェクタの固定............................29
入力信号の切り替え............................32
細部の拡大と検索................................33
縦横比の選択 .........................................33
画像の最適化 .........................................35
プレゼンテーションタイマーの
設定 ...........................................................39
リモートページング操作 ..................40
画像を非表示にする............................41
画像の静止..............................................41
高地対応環境での操作.......................42
サウンドの調節.....................................42
教育テンプレートの使用 ..................43
プロジェクタのお手入れ.................. 59
ランプについて.................................... 60
トラブル
シューティング ...............67
仕様 ......................................68
外形寸法.................................................. 69
天井取付.................................................. 69
タイミング図......................................... 70
保証と著作権情報...........77
2
目次
安全上のご注意
お使いのプロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するよう
に設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくため
に、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
安全上のご注意
1. ロジェクタを操作する前に、この
ユーザーズガイドをお読みくださ
い。またいつでも参照できるよう
に、手の届く場所に保管しておい
てください。
2. 動作中は、プロジェクタのレンズ
を覗き込まないでください。光線
が強力なため、視力障害を引き起
こす恐れがあります。
4. プロジェクタのランプをオンにす
るときは、必ずレンズシャッター
を開くか、レンズキャップを取り
外してください。
5. 国によっては、線間電圧が一定し
ていない場合もあります。プロ
ジェクタは、電源が AC100 ~
240V の電圧範囲のときに安全に
作動するように設計されています
が、停電や± 10V のサージが発生
すると故障する可能性がありま
す。本線の電圧が変動したり、電
源供給が中断したりする地域で
は、パワースタビライザー、サー
ジプロテクタ、または無停電電源
装置(UPS )にプロジェクタを接
続することをお薦めします。
3. 点検修理については、認定サービ
ス部門要員にお問い合わせくださ
い。
6. プロジェクタが作動しているとき
に投写レンズを物体で塞ぐと、そ
れが過熱して変形したり、火災の
原因となったりします。
安全上のご注意
3
安全上のご注意(続き)
7. ランプは、動作中に非常に高温
になります。ランプ部を取り外
して交換する場合は、プロジェ
クタの電源を切ってから 45 分間
ほど放置して、プロジェクタを
常温に戻してください。
10. 本製品を不安定なカート、スタ
ンド、またはテーブルに設置し
ないでください。本製品が落下
して、重大な損傷を受ける恐れ
があります。
8. ランプは定格寿命を超えて使用
しないでください。ごくまれで
すが、定格寿命を超えて使用す
ると、ランプが破裂することが
あります。
9. ランプ部や電子部品の交換は、
必ずプロジェクタの電源プラグ
を抜いてから行ってください。
11. 本装置を分解しないでください。
内部には危険な高圧部があり、
触れると死亡事故につながる場
合もあります。ユーザーが補修
できる部分は専用の取り外し可
能なカバーが付いているランプ
だけです。
いかなる状況においても、これ
以外のカバーをご自身で取り外
そうとしないでください。点検
修理については、認定のサービ
ス部門要員にお尋ねください。
12. プロジェクタが稼動していると
きには、換気グリルから熱風と
臭気を感じる場合があります。
これは正常な状態であり、製品
の欠陥を示すものではありませ
ん。
4
安全上のご注意
3000 m
(10000
フィート )
0 m
(0 フィート )
安全上のご注意(続き)
13. 次の場所に本装置を置かないでく
ださい。
- 換気が不十分な場所または密閉され
ている場所。壁との間隔を 50cm 以
上空けて、プロジェクタ周りの風通
しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高
温になる場所。
- 非常に湿気の多い場所、ほこりの多
い場所、タバコの煙が充満している
場所。このような場所に置くと、光
学部品が汚れ、プロジェクタの寿命
が短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器のすぐ傍。
- 周辺温度が 40° C / 104° F を超える
場所。
- 3000 メートル (10000 フィート ) 以上
の高度。
14. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品を毛布などの寝具類、または
他の柔らかい物の上に置かないでく
ださい。
- 本製品の上に布などをかぶせないで
ください。
- プロジェクタの傍に可燃物を置かな
いでください。
通気孔を塞ぐと、プロジェクタの
内部が過熱し、火災の原因となり
ます。
15. 使用時は必ず装置を水平な平面上
に置いてください。
- 左右の傾きが 10 °、または前後の傾
きが 15 °を超える状態で使用しない
でください。完全に水平になってい
ない状態でプロジェクタを使用する
と、ランプが故障したり破損したり
することがあります。
安全上のご注意
5
安全上のご注意(続き)
16. 装置を縦にして置かないでくださ
い。縦にして置くとプロジェクタ
が倒れ、負傷や、プロジェクタの
破損の原因となります。
17. 装置の上に乗ったり、物を置かな
いでください。装置が物理的に損
傷するだけでなく、事故や負傷の
原因になります。
18. プロジェクタの上または傍に液体
を置かないでください。プロジェ
クタ内部に液体がこぼれると故障
の原因になります。プロジェクタ
を濡らした場合は、電源コンセン
トからプロジェクタのプラグを抜
き、BenQ にプロジェクタの点検を
ご依頼ください。
19. 本製品を天井に取り付けて、イ
メージを反転投写することができ
ます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井
取り付けキットのみを使用し、しっかり
と固定してください。
6
安全上のご注意
はじめに
プロジェクタの特長
このモデルは世界中で最高のプロジェクタの 1 つです。PC 、ラップトップ、
DVD 、VCR 、ドキュメントカメラなどのさまざまなデバイスを越えて、最大 300
インチの投写に最高の性能を発揮するビデオ品質をお楽しみいただけます。
プロジェクタには次のような特長があります
• SmartEco™ がダイナミックな省電力をスタート
SmartEco™ テクノロジでは、 SmartEco モードの選択時にコンテンツの輝度レ
ベルによって最大 80% ランプの消費電力を節約します
• SmartEco™ 技術で最長のランプ寿命
SmartEco™ テクノロジでは、 SmartEco モードの選択時にランプの寿命を伸ば
し、消費電力を抑えています
• ECO BLANK がランプ電力を 80% 節約
ECO BLANK ボタンを押すと直ちに画像が消え、同時にランプ電力が 80% 低下
します
• スタンバイ状態では 0.5W 以下
スタンバイモードでは、消費電力は 0.5W 以下に抑えられています
• フィルタ不使用
フィルタを使用しない設計により、メンテナンスと操作コストを下げていま
す。
• ワンキー自動調整
キーパッドまたはリモコンの AUTO (自動)を押すと、最高の画質が直ちに表
示されます
• クイック冷却、自動電源オフ、直接電源オン
プロジェクタの電源をオフにしているとき、クイック冷却機能が冷却プロセス
を加速します。自動電源オフ機能により、指定した時間を経過しても入力信号
が検出されない場合、プロジェクタの電源を自動的にオフにします。電力を供
給しているとき、自動電源オンによりプロジェクタの電源が入ります。
• クイック再起動
選択可能なインスタント再起動機能により、電源をオンにしてから 90 秒以内
にプロジェクタが再起動します。
• 3D 機能のサポート
さまざまな 3D 形式が 3D 機能の柔軟性をさらに高めています。この装置は画
像の深みを表現しており、BenQ 3D メガネを着ることで 3D ムービー、ビデ
オ、スポーツイベントをよりリアルにお楽しみいただけます。
• 投射イメージの明るさは、周辺光の条件、および選択した入力信号のコントラスト / 輝度設定
および投射距離に比例しによって変わります。
• ランプの輝度は時間の経過に下がります。また、ランプ製造元によっても異なります。これは
正常な状態で、予想された反応です。
はじめに
7
パッケージの内容
u
ick Start G
uid
eu
ick Start G
uid
e
1. 予備のランプキット
2. 天井取り付けキット
3. キャリーバッグ
4. 3D メガネ
5. Presentation plus
慎重に開梱し、以下の付属品がすべて揃っていることを確認してください。付属
品が足りない場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
標準アクセサリ
同梱のアクセサリは日本仕様のものであり、図と異なる場合があります。
*
保証カードは一部の特定地域でのみ提供されるものです。詳細は、販売店にお問い合わせください。
プロジェクタ 電源コード VGA ケーブル
D
igit
al Pro
j
ector
クイックスタートガイド 説明書 CD 保証書 *
オプションのアクセサリ
8
はじめに
リモコン (電池付き)
プロジェクタの外観
正面 / 上面
8
7
1
2
3
4
6
9
5
背面 / 底面
13
10
12
14
19
18
9
21
15
16
11
22
20
17
1.
外部コントロールパネル (詳細
10
ページの"プロジェクタ
は、
を参照してください。
)
2. ランプカバー
3. ズームリング
4. フォーカスリング
5. レンズカバー
6. 換気 (熱風の排出)
7. 正面 IR リモートセンサー
8. 投射レンズ
9. クイック解除ボタン
10. オーディオ入力ジャック
11. S ビデオ入力ジャック
12. RGB (PC)/ コンポーネントビデ
オ (YPbPr/ YCbCr) 信号入力
ジャック
13. RGB 信号出力ジャック
14. HDMI 入力ジャック
15. RS-232 コントロールポート
16. USB 入力ジャック
17. 盗難防止用ケンジントンロック
スロット
18. オーディオ出力ジャック
19. ビデオ入力ジャック
20. AC 電源コード差し込み口
21. 天井取付穴
22. 背面調節装置用足部
"
はじめに
9
コントロールおよび機能
1
3
11
2
13
9
6
8
7
4
9
10
7
12
5
プロジェクタ
7. 音量 / 矢印キー (/ 左、 / 右 )
サウンドレベルを調整します。
オンスクリーンディスプレイ(
メニューが起動中は、#7、#9キーは
方向矢印として、ご希望のメニュー項
目の選択や調整を行う際に使用できま
28
す。詳細は、
の使用方法
ページの"メニュー
"
を参照してください。
8. ECO BLANK
スクリーンのピクチャを非表示にす
るために使用します。詳細は、41
ページの " 画像を非表示にする " を参
照してください。
1. フォーカスリング
投写画像の焦点を調整します。詳細
は、26 ページの " 画像サイズと明瞭さ
の微調整 " を参照してください。
2. ズームリング
画像のサイズを調整します。詳細は、
26 ページの
" 画像サイズと明瞭さの微
調整 " を参照してください。
3. TEMP ( 温度 ) 警告灯
プロジェクタの温度が高くなりすぎる
と赤く点灯します。詳細は、66 ページ
の " インジケータ " を参照してくださ
い。
4. MENU/EXIT
オンスクリーン ディスプレイ (OSD)
メニューをオンにします。前の OSD
メニューに戻り、メニュー設定を終了
して保存します。
5. 電源表示灯
プロジェクタの動作中に点灯または点
滅します。詳細は 66 ページの " インジ
ケータ " を参照してください。
6. POWER
プロジェクタのスタンバイモードと電
源オンを切り替えます。詳細は、24
ページの " プロジェクタの起動 " およ
び 45 ページの " プロジェクタの停止 "
を参照してください。
10
はじめに
9. 台形補正 / 矢印キー (/ 上、 /
下 )
斜めになった投写により生じる画像
の歪みを手動で修正します。詳細は、
27 ページの " 台形補正の修正 " を参
照してください。
10. 電源表示灯
ランプの状態を示します。ランプに
問題が発生すると、点灯または点滅
します。詳細は、66 ページの " イン
ジケータ " を参照してください。
11. AUTO
表示された画像の最適のピクチャタ
イミングを自動的に決定します。詳
細は、25 ページの " 画像の自動調整 "
を参照してください。
12. SOURCE
ソース選択バーを表示します。詳細
は、32 ページの " 入力信号の切り替
え " を参照してください。
13. MODE/ENTER
使用可能なピクチャ設定モードを選
択します。詳細は、35 ページの " ピ
クチャ モードの選択 " を参照してく
ださい。
選択したオンスクリーンディスプレ
イ (OSD) メニュー項目を有効化しま
す。詳細は、28 ページの " メニュー
の使用方法 " を参照してください。
OSD)
プロジェクタの天井取り付け
BenQ プロジェクタを楽しんでお使いいただき、人が負傷したり資産が損傷
したりしないように、安全に関する事柄に注意していただきたいと思いま
す。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、BenQ プロジェクタ専用の適切な
天井取り付けキットをお使いになり、安全に設置されていることを確認して
ください。
BenQ ブランド以外のプロジェクタ天井取り付けキットをお使いになると、
ゲージやネジの長さが合わないためプロジェクタが正しく固定されず天井か
ら落下する恐れがあります。
BenQ プロジェクタ専用天井取り付けキットは、BenQ プロジェクタの販売店
でお買い求めいただけます。また BenQ では、別売のケンジントンロック互
換のセキュリティケーブルをお求めになり、プロジェクタのケンジントン
ロックスロットと天井取り付けブラケットのベースをしっかり取り付けるこ
とをお薦めします。こうすることで、天井取り付けブラケットが緩んだ場合
にも、プロジェクタを支える二次的役割を果たすことができます。
はじめに
11
リモコン
1
12
2
4
16
8
15
9
14
3
11
10
6
13
5
7
3
17
18
19
20
21
22
12
5. Eco Blank
Eco Blank ボタンを押して一定時間
画像をオフにすると、ランプの電力
を 70% 節約できます。もう 1 度押す
と画像が復元します。詳細は、41
ページの " 画像を非表示にする " を
参照してください。
6. Smart Eco
ランプモード選択バー ( ノーマル /
省電力 /SmartEco/LampSave) を表示し
ます。
7. Aspect
表示縦横比を選択します。詳細は、
34 ページの " 縦横比について " を参
照してください。
8. Digital Zoom キー (+、-)
投写したピクチャ サイズを拡大また
は縮小します。詳細は、33 ページの
" 細部の拡大と検索 " を参照してく
ださい。
9. Timer On
タイマー設定に基づいて、オンスク
リーンタイマーを有効にするか表示
1. Info
プロジェクタの状態情報を表示します。
2. Menu/Exit
オンスクリーン ディスプレイ (OSD) メ
ニューをオンにします。前の OSD メ
ニューに戻り、メニュー設定を終了し
て保存します。
詳細は、28 ページの " メニューの使用
方法 " を参照してください。
3. 左 / 右
オンスクリーンディスプレイ(OSD)
メニューが起動中は、#3 、#12 キーは
方向矢印として、ご希望のメニュー項
目の選択や調整を行う際に使用できま
す。詳細は、28 ページの " メニューの
使用方法 " を参照してください。
4. Mode/Enter
使用可能なピクチャ設定モードを選択し
ます。詳細は、
モードの選択"を参照してください。
12
選択したオンスクリーンディスプレイ
(OSD) メニュー項目を有効化します。
詳細は、28 ページの " メニューの使用
方法 " を参照してください。
はじめに
35
ページの"ピクチャ
します。詳細は、39 ページの " プレ
ゼンテーションタイマーの設定 " を
参照してください。
10. Timer Setup
直接、プレゼンテーションタイマー
の設定に入ります。詳細は、39 ペー
ジの " プレゼンテーションタイマー
の設定 " を参照してください。
I
I
11. Power
プロジェクタのスタンバイモードと
電源オンを切り替えます。詳細は、
24 ページの " プロジェクタの起動 "
および 46 ページの " プロジェクタの
停止 " を参照してください。
12. 台形補正 / 矢
印キー (/上、 /
下 )
斜めになった投写により生じる画像
の歪みを手動で修正します。詳細
は、27 ページの " 台形補正の修正 "
を参照してください。
13. Auto
表示画像に最適なピクチャタイミン
グを自動的に決定します。詳細は、
25 ページの " 画像の自動調整 " を参
照してください。
14. Source
ソース選択バーを表示します。詳細
は、32 ページの " 入力信号の切り替
え " を参照してください。
15. Volume +/-
サウンドレベルを調整します。詳細
は、42 ページの " サウンドの調節 "
を参照してください。
16. Page Up/Down
PC へ USB を通して接続されている
とき、前 / 次ページ矢印。詳細は、
40 ページの " リモートページング操
作 " を参照してください。
17. Mute
プロジェクタのオーディオのオンと
オフを切り替えます。
18. Freeze
19. CC
耳のよく聞こえない視聴者向けに、ス
クリーンにビデオ用語の説明が表示さ
れます。
20. Test
テストパターンを表示します。詳細は、
26 ページの " 組み込みテストパターン
の使用 " を参照してください。
21. Teaching Template
教師は自分に合った教育背景としての
テンプレートを選択できるように、選
択可能バーを表示します。詳細は、43
ページの " 教育テンプレートの使用 "
を参照してください。
22. 3D setting
3D オンスクリーンディスプレイ (OSD)
メニュー項目を有効化します。
投写画像を一時停止します。詳細
は、41 ページの " 画像の静止 " を参
照してください。
赤外線 (IR) リモコンセンサは、プロジェクタの正面にあります。リモコンを正し
く機能させるには、プロジェクタの IR リモコンセンサの垂直方向から 15 度以上
寝かさないようにリモコンを支える必要があります。リモコンとセンサの間の距
離が 8 メートル (26 フィート ) を超えないようにしてください。
リモコンとプロジェクタの IR センサーの間に、赤外線を遮断する障害物がないか
を確認します。
• 正面からのプロジェクタの操作
はじめに
13
リモコンの電池交換
1. バッテリカバーを開くには、リモコンを裏返してカバーのつまみを押し、図
のように矢印の方向にスライドさせます。すると、カバーが外れます。
2. 中の電池を取り出し(電池がある場合)、電池室の台に記された極性に注意
しながら、単 4 電池を 2 個挿入してください。プラス極 (+) はプラスに、マ
イナス極 (-) はマイナスの方向に挿入してください。
3. カバーを台に揃え所定の位置までスライドさせて、元の状態に戻します。カ
チッという音がして停止したら、取り付け完了です。
• 高い温度および湿度を避けてください。
• 電池を間違って取り付けると、破損する場合があります。
• 電池は同じものか、メーカーが推奨する同等タイプのものと交換してください。
• 使用済みの電池は電池メーカーの指示に従って処理してください。
• 電池は絶対に火に投げ込まないでください。爆発の危険があります。
• 電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液漏れがないようにリモコンから電
池を外してください。
14
はじめに
プロジェクタの設置
場所の選択
部屋のレイアウトやお好みで、取り付け場所をお選びください。スクリーンのサ
イズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタとその他の装置の距離や
位置などを考慮してください。
本機は次の 4 通りの設置場所から選ぶことができます。
1. 前面投写
プロジェクタをスクリーン正面の床近くに設置で
きる場所。これがプロジェクタを素早く設定した
り持ち運ぶ上で、もっとも一般的な設定です。
2. 天井前面投写
プロジェクタがスクリーン正面の天井から上下逆
さにつり下げられる場所。
天井にプロジェクタを取り付けるには、販売店か
ら BenQ プロジェクタ天井取り付けキットをご購入
ください。
プロジェクタの電源をオンにしてから、システム
設定 : 基本 > プロジェクタの設置メニューで天井前
面投写を設定してください。
3. リア投写
プロジェクタをスクリーン背部の床面近くに設置
できる場所。
特殊なリア投射スクリーンが必要です。
プロジェクタの電源をオンにしてから、システム
設定 : 基本 > プロジェクタの設置メニューでリア投
写を設定してください。
4. 天井リア投写
プロジェクタをスクリーン背面の天井から上下逆
さに吊り下げられる場所。
この取り付け場所には、特殊なリア投射スクリー
ンと BenQ プロジェクタ天井取り付けキットが必要
です。
プロジェクタの電源をオンにしてから、システム
設定 : 基本 > プロジェクタの設置メニューで天井リ
ア投写を設定してください。
プロジェクタの設置
15
望ましい投射画像サイズを得る
投写距離
レンズの中心
スクリーン
垂直偏り
対角線
W
H
プロジェクタレンズからスクリーンまでの距離、ズーム設定 ( 可能な場合 )、ビデ
オフォーマットなど投射画像サイズにはそれぞれの要素があります。
投射寸法
適切な位置を計算する前に、69 ページの " 外形寸法 " を参照してこのプロジェク
タのレンズ寸法の中心を求めてください。
MS521/MX522/MS511H
画面の縦横比は 4:3 で、投写画像は 4:3 になります
スクリーンサイズ 投射距離 (mm) 垂直偏り (mm)
対角線 幅
(mm)高さ(mm)
インチ
100 2540 2032 1524 4000 4200 4400 229
120 3048 2438 1829 4800 5040 5280 274
150 3810 3048 2286 6000 6300 6600 343
200 5080 4064 3048 8000 8400 8800 457
220 5588 4470 3353 8800 9240 9680 503
250 6350 5080 3810 10000 10500 11000 572
300 7620 6096 4572 12000 12600 13200 686
mm
30 762 610 457 1200 1260 1320 69
40 1016 813 610 1600 1680 1760 91
50 1270 1016 762 2000 2100 2200 114
60 1524 1219 914 2400 2520 2640 137
80 2032 1626 1219 3200 3360 3520 183
例えば、120 インチのスクリーンをご使用の場合、投影距離の平均は 5040mm で、
垂直オフセットは 274mm です。
測定した映写距離が 5.0m (5000mm) の場合、" 投射距離 (mm)" コラムで一番近いの
は 5040mm です。この列を見ると、120 インチ(約 3.0 m )のスクリーンが必要な
ことがわかります。
最小距離 平均 最大距離
( 最大
ズーム )
( 最小
ズーム )
16
プロジェクタの設置
MW523/TW523
画面の縦横比は 16:10 で投写された画像は 16:10 になります
スクリーンサイズ 投射距離 (mm) 垂直偏り (mm)
対角線 幅
(mm)高さ(mm)
インチ
100 2540 2154 1346 3209 3532 3856 168
120 3048 2585 1615 3851 4239 4627 202
150 3810 3231 2019 4814 5299 5783 252
200 5080 4308 2692 6419 7065 7711 337
250 6350 5385 3365 8023 8831 9639 421
300 7620 6462 4039 9628 10597 11567 505
mm
30 762 646 404 963 1060 1157 50
40 1016 862 538 1284 1413 1542 67
60 1524 1292 808 1926 2119 2313 101
80 2032 1723 1077 2567 2826 3084 135
例えば、120 インチのスクリーンをご使用の場合、投影距離の平均は 4239 mm で、
垂直オフセットは 202 mm です。
測定した映写距離が 5.0m(5000mm) の場合、" 投射距離 (mm)" コラムで一番近いの
は 5299 mm です。この列を見ると、150 インチ(約 4.0 m )のスクリーンが必要な
ことがわかります。
測定値はすべて概算で、実際のサイズと異なることがあります。
プロジェクタを固定して取り付けるつもりの場合、固定する前に、本プロジェクタの光学的特性を
考慮に入れることができるように、その位置で実際のプロジェクタを使って投射サイズと距離を物
理的にテストしておくことを、BenQ ではお薦めします。こうすることで、ご希望の取り付け位置
にもっともよく合う場所を見つけることができます。
最小距離 平均 最大距離
( 最大
ズーム )
( 最小
ズーム )
プロジェクタの設置
17
接続
信号ソースをプロジェクタに接続する場合、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
• 下に示す接続では、プロジェクタに付属していないケーブルが一部あります ( 詳細は、 8 ページ
の " パッケージの内容 " を参照 )。それらのケーブルは電気店でお求めいただけます。
• 接続方法についての詳細は、 19 -23 . ページをご覧ください。
• ソースのアクティブなオーディオの組み合わせについては、図のマークを参照してください。
1
2
3
2
1
4
7
6
1
5
8
18
1. オーディオケーブル 5. コンポーネントビデオ対
VGA(DSub) アダプタケーブル
2. VGA ケーブル 6. S ビデオケーブル
3. VGA 対 DVI-A ケーブル 7. ビデオケーブル
4. USB ケーブル 8. HDMI ケーブル
接続
コンピュータまたはモニタの接続
コンピュータの接続
プロジェクターは IBM® 互換機器と Macintosh® コンピュータの両方と接続するこ
とができます。旧式の Macintosh コンピュータに接続するには、Mac アダプタが必
要です。
プロジェクタをノート PC またはデスクトップ PC に接続するには
1. 付属の VGA ケーブルの一方の端をコンピュータの D-Sub 出力ソケットに接
続します。
2. VGA ケーブルのもう一方の端をプロジェクタのコンピュータ IN-1 あるいは
コンピュータ IN-2 信号入力ジャックに接続します。
3. プロジェクタのスピーカーをプレゼンテーションで使用する場合、適切な
オーディオケーブルの一方の端をコンピュータのオーディオ出力ジャック
に、もう一方の端をプロジェクタのオーディオジャックに接続します。コン
ピュータからのオーディオ出力信号を接続する場合、音量コントロールバー
のバランスを取って最適のサウンド効果を出すようにしてください。
多くのノート PC では、プロジェクタに接続すると外付けビデオポートはオンになりません。通常
は「FN 」+ 「F3 」や CRT/LCD キーの組み合わせによって、外部ディスプレイをオン / オフにするこ
とができます。CRT/LCD とラベルされた機能キー、またはノート PC にモニタ記号が付いた機能
キーを探します。「FN 」とラベルの付いた機能キーを同時に押します。ノート PC のキーの組み合わ
せについては、ノート PC の説明書をお読みください。
モニタの接続
ご自身のプレゼンテーションをスクリーンだけでなくモニタでもクローズアップ
表示したい場合は、以下の手順に従ってプロジェクタのモニタ出力信号出力
ジャックを外部モニタ仁接続することができます。
プロジェクタとモニタを接続するには、
1. 19 ページの " コンピュータの接続 " で説明したように、プロジェクタをコン
ピュータに接続します。
2. 適切な VGA ケーブル ( 一本のみ付属 ) の一方の端をビデオモニタの D-Sub 入
力ジャックに接続します。
または、モニタに DVI 入力ジャックが装備されている場合、VGA 対 DVI-A
ケーブルを使用し、ケーブルの DVI 側をビデオモニタの DVI 入力ジャックに
接続します。
3. ケーブルのもう一方の端をプロジェクタの モニタ出力ジャックに接続しま
す。
• モニタ出力ジャックの出力信号は、コンピュータ IN-1 またはコンピュータ IN-2 ジャックから
入力信号が送られている場合に限り機能します。プロジェクタの電源がオンの場合、コン
ピュータ IN-1 ジャックからの出力信号は、コンピュータ IN-2 またはモニタ出力ジャックから
の入力信号により異なります。
• プロジェクタがスタンバイモードになっているときにこの接続方式を使用するには、システム
設定 : 詳細メニューでモニタ出力スタンバイ機能がオンになっていることを確認してください。
詳細は、57 ページの " 待機設定 " を参照してください。
接続
19
ビデオソース デバイスとの接続
上記の接続方法のいずれかでプロジェクタとビデオソース デバイスを接続する必
要があります。ただし、方法によってビデオ品質のレベルが異なります。選択す
る方法は、以下で説明するように、プロジェクタとビデオソース デバイスの一致
する端末の可用性によって異なることがあります。
端末名 端末形状 参照 ピクチャ品質
HDMI
コンポーネント
ビデオ
S ビデオ
ビデオ
HDMI
コンピュータ
S ビデオ 23 ページの "S ビデ
ビデオ
21 ページの "HDMI
ソースデバイスの
接続 "
22 ページの " コン
ポーネントビデオ
ソース デバイスの
接続 "
オ / コンポジット
ソース デバイスの
接続 "
ノーマル
最高
良
普通
20
接続
HDMI ソースデバイスの接続
プロジェクタには HDMI 入力ジャックが装備されています。これにより DVD プ
レーヤー、DTV チューナーまたはディスプレイなどの HDMI ソース デバイスに接
続することができます。
HDMI ( 高精細マルチメディアインターフェース ) は、DTV チューナー、DVD プ
レーヤー、およびディスプレイなどの互換機器間での未圧縮ビデオデータ転送を
1 本のケーブルで対応します。これにより、ピュアなデジタル表示と音声体験が
実現します。
ビデオソース デバイスを検証し、未使用の HDMI 出力ジャックが使用可能かどう
か確認してください。
• 使用可能な場合は、この手続きを続けてください。
• 使用可能でない場合は、デバイスに接続するために使用できる方法を見直す必
要があります。
プロジェクタを HDMI ソース デバイスに接続するには、
1. HDMI ケーブルの一方の端を HDMI ソース デバイスの HDMI 出力ジャックに
接続します。ケーブルのもう一方の端をプロジェクタの HDMI 信号入力
ジャックに接続します。接続されたオーディオは、プロジェクタのオンスク
リーン ディスプレイ (OSD) メニューでコントロールすることができます。
詳しくは 56 ページの " オーディオ設定 " を参照してください。
2. HDMI ケーブルのもう一方の端をプロジェクタの HDMI ジャックに接続しま
す。
• プロジェクタの電源をオンにした後正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、選
択したビデオ画像が表示されない場合、ビデオソース デバイスの電源がオンになっていて正し
く動作していることを確認してください。また、信号ケーブルが正しく接続されていることを
確認します。
• プロジェクタの HDMI 入力によってプロジェクタを DVD プレーヤーに接続する場合、投射され
たピクチャの色が正しく表示されない場合が稀にあります。その場合、カラースペースを YUV
に変更してください。詳細は、32 ページの " カラースペースの変更 " を参照してください。
接続
21
コンポーネントビデオソース デバイスの接続
ビデオソース デバイスを検証し、未使用のコンポーネントビデオ出力ジャックが
使用可能かどうか確認してください。
• 使用可能な場合は、この手続きを続けてください。
• 使用可能でない場合は、デバイスに接続するために使用できる方法を見直す必
要があります。
プロジェクタをコンポ - ネントビデオソース装置に接続するには、
1. コンポーネントビデオ対 VGA (D-Sub) アダプタケーブルを使用し、 3 つの
RCA 型コネクタの付いた端をビデオソース デバイスのコンポーネントビデ
オ出力ジャックに接続します。緑は緑に、青は青に、赤は赤にというよう
に、プラグの色をジャックの色に合わせます。
2. コンポーネントビデオ対 VGA (D-Sub) アダプタケーブルのもう一方の端
(D-Sub 型コネクタ付き ) をプロジェクタのコンピュータ IN-1 あるいはコン
ピュータ IN-2 ジャックに接続します。
3. プロジェクタのスピーカーをプレゼンテーションで使用する場合、適切な
オーディオケーブルの一方の端をデバイスのオーディオ出力ジャックに接続
し、もう一方の端をプロジェクタのオーディオジャックに接続します。
• プロジェクタの電源をオンにした後正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、選
択したビデオ画像が表示されない場合、ビデオソース デバイスの電源がオンになっていて正し
く動作していることを確認してください。また、信号ケーブルが正しく接続されていることを
確認します。
22
接続
S ビデオ / コンポジットソース デバイスの接続
ビデオソース デバイスを検証し、未使用の S ビデオ / コンポジット出力ジャック
が使用可能かどうか確認してください。
• 両方のジャックが使用可能な場合、S ビデオ出力ジャックを接続に使用しま
す。これは、S ビデオ端末の方がビデオ端末よりも高いピクチャ品質を提供す
るからです。
• どちらかの出力ジャックが使用できる場合、この手順でも続行できます。
• 使用可能でない場合は、デバイスに接続するために使用できる方法を見直す必
要があります。
プロジェクタを S ビデオ / ビデオソース デバイスに接続するには、
1. S ビデオ / ビデオケーブルの一方の端をビデオソース デバイスの S ビデオ /
ビデオ出力ジャックに接続します。
2. S ビデオ / ビデオケーブルのもう一方の端をプロジェクタの S ビデオ / ビデオ
ジャックに接続します。
3. プロジェクタのスピーカーをプレゼンテーションで使用する場合、適切な
オーディオケーブルの一方の端をデバイスのオーディオ出力ジャックに接続
し、もう一方の端をプロジェクタのオーディオジャックに接続します。
• プロジェクタの電源をオンにした後正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、選
択したビデオ画像が表示されない場合、ビデオソース デバイスの電源がオンになっていて正し
く動作していることを確認してください。また、信号ケーブルが正しく接続されていることを
確認します。
接続
23
操作
プロジェクタの起動
1. 電源コードをプロジェクタとコンセントに差
込みます。コンセントのスイッチをオンにし
ます ( 当てはまる場合 )。電源を入れた後、
プロジェクタの電源表示灯がオレンジ色に点
灯することを確認します。
• 感電や火災の原因となるため、デバイスには付属のアク
セサリ ( 電源ケーブル、など ) のみを使用してください。
• システム設定 : 基本 > 操作設定メニューでダイレクト電源オン機能が有効化されている場合、
電源コードが接続され電力が入ると、プロジェクタの電源が自動的にオンになります。詳細は、
55 ページの " ダイレクト電源オン " を参照してください。
2. レンズ キャップを取り外します。キャップ
を付けたままにしておくと、プロジェクタ
のランプから発生する熱によりキャップが
変形してしまいます。
3. プロジェクタかリモコンの POWER を
押して、プロジェクタを起動します。電源
表示灯が点滅し、プロジェクタの電源がオ
ンになると緑色のライトが点灯します。
起動手順には約 30 秒かかります。起動処
理の後半で、スタートアップロゴが投射さ
れます。
(必要に応じて)フォーカスリングを回し
て画像の鮮明さを調整してください。
プロジェクタの前回の動作時の熱がまだ残っている場合、約 90 秒間冷却ファンが作動してからラン
プを作動します。
4. プロジェクタを始めて起動する場合、オ
ンスクリーンの指示に従い OSD 言語を選
択してください。
5. パスワードの入力を求められた場合、矢
印キーを押して 6 桁のパスワードを入力
します。詳細は、29 ページの " パスワー
ド機能の使用 " を参照してください。
6. 接続されているすべての機器の電源をオ
ンにします。
7. プロジェクタは入力信号の検索を開始し
ます。スキャンされている現在の入力信
号がスクリーンに表示されます。プロ
ジェクタが有効な信号を検出しない場合、
入力信号が見つかるまで「信号なし」の
メッセージが表示されます。
24
操作
プロジェクタまたはリモコンの Source を押して希望の入力信号を選択する
こともできます。詳細は、32 ページの " 入力信号の切り替え " を参照してく
ださい。
• 3 分間信号が検出されない場合、プロジェクタは自動的にエコ画面オフモードに入ります。
投射画像の調整
投写角度の調整
プロジェクタには、クイックリリースアジャスタフットおよび背面アジャスタ
フットが各 1 つ備え付けられています。これらのアジャスタを使って、画像の高
さと投射角度を調整します。プロジェクタを調整するには、次の手順にしたがっ
てください。
1. クイックリリースボタンを押し、プロジェ
クタの正面を持ち上げます。画像が正しく
表示されたら、クリックリリースボタンを
放してフットを固定します。
2. 背面アジャスタフットをねじ込み、水平角
度を微調整します。
フットを引き込むには、クイックリリース ボタ
ンを押しながらプロジェクタを持ち上げて、
ゆっくりとプロジェクタを下ろします。背面ア
ジャスタフットを逆方向にねじ込みます。
プロジェクタが平らな面に設置されていない場合、またはスクリーンとプロジェ
クタが互いに直角に設置されていない場合は、投射画像が台形になります。この
ような状況を補正するには、33 ページの " 細部の拡大と検索 " で詳細を参照して
ください。
• ランプが点灯している間は絶対にレンズを覗きこまないでください。ランプからは強い光が出
ているため、目を損傷する原因となります。
• アジャスタボタンは熱風が出る排気孔の傍にありますので、押すときには注意してください。
画像の自動調整
場合によっては、ピクチャ品質を最適化す
る必要が生じることもあります。これを実
行するには、プロジェクタかリモコンの
AUTO を押します。3 秒以内に組み込みイ
ンテリジェント自動調整機能により周波数
およびクロックの値が再調整され、最適な
ピクチャ品質が得られます。
• Auto が機能している間、画面は画面オフの状態
になります。
• この機能は PC 信号 ( アナログ RGB) が選択されている場合にしか使用できません。
操作
25
組み込みテストパターンの使用
内部信号コンテンツを観察することで、ま
たは OSD やリモコンからテストパターンの
組み込み OSD マニュアルを使用すること
で、画像形状とフォーカス状態を調整して
変更された形状を子細に観察できます。
OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 >
テストパターン > オンメニューを選択しま
す。MODE/ENTER を押します。テストパ
ターンが表示されます。
画像サイズと明瞭さの微調整
1. ズームリングを使用して、必要なサイズ
に投射画像を調整します。
26
2. 次に、フォーカスリングを回して画像を
シャープにします。
操作
台形補正の修正
台形補正とは、投射画像の上辺または下辺のいずれかが明らかに長くなる状態の
ことです。プロジェクタがスクリーンに対して垂直でないときに、台形になりま
す。
この問題を補正するには、プロジェクタの高さを調整する以外に、次のいずれか
のステップによって手動で補正する必要があります。
• リモコンの使用方法
プロジェクタかリモコンで / を押して、
台形補正ページを表示します。 を押すと、
画像の上辺の台形補正が修正されます。 を
押すと、画像の下部の台形補正が修正されま
す。
• OSD メニューの使用方法
1. MENU/EXIT を押し、表示メニューが選
択されるまで / を押します。
2. を押して台形補正を選択し MODE/
ENTER を押します。台形補正補正ペー
ジが表示されます。
3. 画像上部の台形補正を修正するには
を押し、画像下部の台形補正を修正
するには を押します。
操作
27
メニューの使用方法
現在の入力信号
メインメニュー
アイコン
メインメニュー
サブメニュー
ハイライト
MENU/EXIT
を押すと前
のページに
戻ったり、
終了したり
します。
状態
このプロジェクタは、オンスクリーン ディスプレイ (OSD) メニューを備えてお
り、各種の調整や設定が行えます。
以下に OSD メニューの概要を紹介します。
次の例は OSD 言語の設定方法を説明しています。
28
1. プロジェクタまたはリモコンの
MENU/EXIT を押し、OSD メニュー
をオンにします。
2. / を使用してシステム設定 : 基
本メニューを選択します。
操作
3. を押して言語を選択し、
その後で ENTER を押して言
語を選択します。
4. プロジェクタかリモコンの
MENU/EXIT を 2 回押して *、
設定を保存し、終了します。
*1 回目でメインメニューに戻り、2
回目で OSD メニューが閉じます。
プロジェクタの固定
セキュリティケーブルロックの使用
プロジェクタは盗難されないよう安全な場所に設置する必要があります。または、
ケンジントンロックなどのロックを購入し、プロジェクタを固定してください。
ケンジントンロックのスロットはプロジェクタ背面にあります。詳細は、9 ペー
ジの項目 17 を参照してください。
ケンジントンセキュリティケーブルロックは通常、キーとロックの組み合わせで
す。使用方法については、ロックのマニュアルを参照してください。
パスワード機能の使用
セキュリティの目的で、また権限のない使用を防ぐために、このプロジェクタに
はパスワードセキュリティ設定用のオプションが含まれています。パスワードは
オンスクリーン ディスプレイ (OSD) メニューで設定します。
警告 : 電源オンロック機能を有効化した後にパスワードを忘れると、大変不便です。本書を印刷し、
本書で使用するパスワードを書き留め、安全な場所に保管して(必要に応じて)参照してください。
パスワードの設定
一度パスワードを設定すると、プロジェクタを起動するたびに正しいパスワードを入力しなければ
プロジェクタを使用することはできなくなります。
1. OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 > セキュリティ設定メニューを選
択します。MODE/ENTER を押します。セキュリティ設定ページが表示され
ます。
2. 電源ロックをハイライトし、 / を押してオンを選択します。
3. 右図のように、 4 つの矢印キー ( 、、、
) はそれぞれ 4 つの数字 (1, 2, 3, 4) を表し
ています。設定したいパスワードのとおり、
矢印キーを押して 6 桁のパスワードを入力
します。
4. 新しいパスワードを再度入力して、新しい
パスワードを確認します。
パスワードが設定されると、OSD メニュー
はセキュリティ設定ページに戻ります。
重要 : 入力した数字は画面ではアスタリスクで表示されます。選択したパスワードは、忘れた場合
に参照できるように、前もって、または入力後直ちに本書に書き留めてください。
パスワード:__ __ __ __ __ __
本書は安全な場所に保管してください。
5. OSD メニューを終了するには、MENU/EXIT を押します。
操作
29
パスワードを忘れた場合
パスワード機能を有効にすると、プロジェクタを
オンにするたびに 6 桁のパスワードを入力するよ
う要求されます。間違ったパスワードを入力する
と、右図のようなパスワード エラーメッセージ
が 3 秒間表示され、次に「パスワードの入力」と
いうメッセージが表示されます。別の 6 桁のパス
ワード上を押してもう一度やり直してください。または本書にパスワードを記録
しておかなかったため、どうしても思い出せない場合、パスワードの呼び戻し手
順を使用してください。詳細は 30 ページの " パスワードの呼び戻し手順に入る "
を参照してください。
パスワード 5 回続けて間違えて入力すると、プロジェクタは間もなく自動的に停
止します。
パスワードの呼び戻し手順に入る
1. プロジェクタかリモコンの Auto を 3 秒間押
し続けます。プロジェクタはスクリーンに
コード化された数字を表示します。
2. 番号を書き留め、プロジェクタをオフにし
ます。
3. 番号をデコードするには、最寄りの BenQ
サービスセンターにお問い合わせください。
お客様がこのプロジェクタの認定ユーザー
であることを確認するために、購入証明書の提示を求められます。
パスワードの変更
1. OSD メニューを開き、システム設定 : 詳細 > セキュリティ設定 > パスワード
の変更メニューを選択します。
2. MODE/ENTER を押します。「現在のパスワード」というメッセージが表示さ
れます。
3. 古いパスワードを入力します。
• パスワードが正しければ、別のパスワード「新しいパスワード」が表示
されます。
• パスワードが間違っていれば、パスワード エラーメッセージが 3 秒間表
示され、「現在のパスワード」というメッセージが表示され再試行が求め
られます。変更内容をキャンセルするか、別のパスワードを入力するに
は、MENU/EXIT を押します。
4. 新しいパスワードを入力します。
重要 : 入力した数字は画面ではアスタリスクで表示されます。選択したパスワードは、忘れた場合
に参照できるように、前もって、または入力後直ちに本書に書き留めてください。
パスワード:__ __ __ __ __ __
本書は安全な場所に保管してください。
5. 新しいパスワードを再度入力して、新しいパスワードを確認します。
30
操作