Benq MP782 ST User Manual [ja]

MP782 ST
デジタルプロジェクタ 取扱説明書
Welcome
目次
安全にお使いいただく
ために.................................3
プロジェクタの特長........................... 7
パッケージ内容................................... 8
プロジェクタ外観ビュー .................. 9
制御装置および機能......................... 10
設置...................................14
場所の選択 ......................................... 14
スクリーンサイズの調整 ................ 15
接続...................................20
コンピュータまたはモニタの
接続...................................................... 21
ビデオ機器との接続......................... 22
操作...................................25
プロジェクタの起動......................... 25
投写イメージの調整......................... 26
メニューの使用方法......................... 28
プロジェクタの保護......................... 29
入力信号の切り替え......................... 32
詳細の拡大と検索............................. 33
縦横比の選択 ..................................... 34
画像の最適化 ..................................... 36
プレゼンテーションタイマーの
設定...................................................... 39
画像の静止 ......................................... 41
画像を隠す ......................................... 41
FAQ 機能の使い方 ............................ 42
コントロールキーをロックする.... 42
高地での操作......................................43
音量調整 ..............................................43
プロジェクタのメニューディ
スプレイのカスタマイズ.................44
LAN 環境でプロジェクタを操作
する ......................................................44
プロジェクタの終了 .........................47
メニューの操作 .................................48
メンテナンス ..................57
プロジェクタのお手入れ.................57
ランプについて .................................58
トラブルシュー
ティング...........................64
プロジェクタの仕様 .........................65
外形寸法 ..............................................66
天井取り付け......................................66
タイミングチャート .........................67
保証と著作権について 70
目次2

安全にお使いいただくために

お使いのプロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するよう に設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくため に、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
安全にお使いいただくために
1. プロジェクタを操作する前に、こ のユーザーガイドをお読みくださ い。またいつでも参照できるよう に、手の届く場所に保管しておい てください。
2. 動作中は、プロジェクタのレンズ を覗き込まないでください。光線 が強力なので、視力障害を引き起 こす恐れがあります。
3. 点検修理については、認定サー ビス担当者にお問い合わせくだ さい。
4. プロジェクタのランプをオンにす るときは、必ずレンズシャッター を開くか、レンズキャップを取り 外してください。
5. 国によっては、電源電圧が一定し ていない場合もあります。プロ ジェクタは、電源が AC100
240V の電圧範囲のときに安全に作 動するように設計されています
が、停電や すると故障する可能性がありま
す。電源の電圧が変動したり、 電源供給が中断したりする地域で は、電源安定器、サージプロテク タ、または無停電電源装置(UPS) にプロジェクタを接続することを お薦めします。
±10V のサージが発生
安全にお使いいただくために 3
安全上のご注意(続き)
6. プロジェクタが作動しているとき に投写レンズを物体で塞ぐと、そ れが過熱して変形したり、火災の 原因となったりします。一時的に ランプをオフにするには、プロ ジェクタかリモコンの BLANK ボ
タンを押してください。
7. ランプは、動作中に非常に高温に なります。ランプ部を取り外して 交換する場合は、プロジェクタの 電源を切ってから 45 分間ほど放 置して、プロジェクタを常温に戻 してください。
8. ランプは定格寿命より長く使用し ないでください。ごくまれです が、定格寿命より長く使用する と、ランプが破裂することがあり ます。
9. ランプ部や電子部品の交換は、必 ずプロジェクタの電源プラグを抜 いてから行ってください。
10. 本製品は安定した場所に設置して ください。本製品が落下して、破 損する恐れがあります。
11. 本装置のキャビネットは開けない でください。内部には危険な電圧 が流れており、触れると死に至る 場合もあります。ユーザーが補修 できるパーツは専用の取り外し可 能なカバーが付いているランプだ けです。
いかなる状況においても、これ以 外のカバーをご自身で取り外そう としないでください。修理は認定 サービス担当者にお問い合わせく ださい。
安全にお使いいただくために4
安全上のご注意(続き)
12. プロジェクタが稼動しているとき には、通気孔から熱風と臭気を感 じる場合があります。これは正常 な状態であり、製品の欠陥による ものではありません。
13. 次の場所に装置を置かないでくだ さい。
- 通気が不十分な場所または密閉され
ている場所。壁との間隔を 50 cm 以 上空けて、プロジェクタの周辺の風 通しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高
温になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多
い場所、タバコの煙にさらされる場 所。このような場所に置くと、光学 部品が汚れ、プロジェクタの寿命が 短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40
場所。
- 高度が 3000 メートルを超える場所
°C/104°F を超える
14. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品をブランケットなどの寝具
類、または他の柔らかい物の上に置 かないでください。
- 本製品の上に布などをかぶせないで ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か ないでください。
通気孔がふさがれると、プロジェ クタの内部が過熱し、火災が発生 することがあります。
15. 使用時は必ず装置を水平な平面上 に置いてください。
- 左右の傾きが 10 度、または前後の
傾きが 15°を超える状態で使用し ないでください。完全に水平になっ
ていない状態でプロジェクタを使用 すると、ランプが故障したり破損し たりすることがあります。
3000 m
(10000
フィート )
0 m
(0 フィート )
16. 装置を縦向きにしないでください。 縦向きにするとプロジェクタが倒 れ、けがをしたり、プロジェクタ が破損したりする恐れがあります。
安全にお使いいただくために 5
安全上のご注意(続き)
17. 装置の上に乗ったり、物を置いた りしないでください。装置が物理 的に破損するだけでなく、事故や けがの原因になります。
18. プロジェクタの上または近くに液 体を置かないでください。プロ ジェクタ内部に液体がこぼれると 故障の原因になります。プロジェ クタを濡らした場合は、電源コン セントからプロジェクタを外し、 BenQ にご連絡の上プロジェクタ
の点検をご依頼ください。
19. 本製品を天井に取り付けて、イ メージを反転投写することができ ます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井 取り付けキットを使用し、しっかりと固
定してください。
プロジェクタの天井取り付け
BenQ プロジェクタを安心してお使 いいただくために、ここに記載す
る注意をよくお読みになり指示に したがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける 場合は、BenQ プロジェクタ専用
天井取り付けキットをお使いにな り、しっかりと確実に設置してく ださい。
BenQ プロジェクタ以外の天井取 り付けキットをお使いになると、 ゲージやネジの長さが正確でない
ためプロジェクタが正しく固定さ れず落下してしまう恐れがあり ます。
BenQ プロジェクタ専用天井取り付 けキットは、BenQ プロジェクタを 購入された販売店でお買い求めい
ただけます。また別途ケンジント ンロックをお求めになり、プロ ジェクタのケンジントンロックス ロットと天井取り付けブラケット のベースをセキュリティケーブル でしっかりと繋いでおくことをお 薦めします。このようにしておく と、万一天井取り付けブラケット が緩んでしまった場合にも、プロ ジェクタを補助的に支えることが できます。
Hg - このランプの中には水銀が入ってい ます。お住まい地域の規定にしたがって 処理してください。詳細は、 www.lamprecycle.org をご覧ください。
20. この装置は接地されていなければ なりません。
安全にお使いいただくために6
紹介

プロジェクタの特長

このプロジェクタは高性能な光学エンジン投写技術とユーザーフレンドリーな設 計を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
ウェブブラウザを使ってコンピュータからプロジェクタの状態を管理できる LAN 設定
プロジェクタとスクリーンの間の距離を縮めつつ、なお画像を大きく表示する
近距離レンズ
メンテナンスと操作コストを低減するフィルタフリー設計
チューナーにブリリアントカラー /VIDI を提供することで画像をより明るい
色に
•TV 番組やビデオのダイアログ、ナレーション、サウンド効果を表示するク ローズドキャプション
可変オーディオ出力
あらかじめ定義された数種類の色から投写壁の色を選択できる壁の色補正
直ちに信号検出ができるクイック自動検索機能
パスワード保護機能の選択
•3D カラーマネージメントにより色を自在に調整
選択可能なクイック冷却機能によりプロジェクタを短時間で冷却
キーを押すだけで問題点を解決できる FAQ
プレゼンテーション時間を管理するためのプレゼンテーションタイマー
最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
画像の歪みを補正するデジタルキーストーン補正
データ / ビデオ表示を調整可能なカラーバランスコントロール
• 1670 万色の表示能力
言語を選択できるオンスクリーンディスプレイ (OSD) メニュー
消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
オーディオ入力接続によりミックスモノラルオーディオ対応のスピーカー内蔵
コンポーネント HDTV との互換性(YP
• Crestron フォーマットと PJ-Link フォーマットの両方に対応
投写イメージの明るさは、周辺光の状態および選択した入力信号のコントラスト / 輝度設定に よって変わります。また投写距離の影響を直接受けます。
ランプの明度は時間の経過に伴い暗くなります。また明度はランプ製造元の仕様によって異な ります。これは異常ではなく、正常で予期される変化です。
bPr
紹介 7

パッケージ内容

丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。 不足しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。

標準アクセサリ

同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。 * 保証書は特定地域でしか提供しておりません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わ
せください。
プロジェクタ 電源コード VGA ケーブル
クイックスタートガイド 取扱説明書 CD 保証書 *
リモコン (電池付き)

別売りアクセサリ

1. スペアランプキット
2. 天井取り付けキット
アース接続は必ず電源プラグを電源につなぐ前に行ってください。 又、アース接続を外す場合は、 必ず電源プラグを切り離してから行ってださい。
紹介8
3. RS232 ケーブル
4. キャリーバッグ

プロジェクタ外観ビュー

前面 / 上面
2 1
3
4
5
背面 / 底面
14
15
10
11
1. ランプカバー
2. 外部コントロールパネル
詳細は、10 ページの " 制御装置およ
び機能 " を参照してください。
3. 通気(熱気排出)
6
4. クイックリリースボタン
5. レンズカバー
6. ピントリング
7. 通気(冷気取り込み)
8. 前面赤外線リモートセンサー
7
9. 投写レンズ
10. AC 電源ジャック
8
11. 盗難防止用ケンジントンロックス
9
ロット
12. 背面アジャスタフット
13. 天井取り付け用の穴
14. 背面赤外線リモートセンサ
15. RJ45 LAN 入力ジャック
16. RS232 コントロールポート
17. DVI-D 入力ポート
16
18
17
20
19
18. RGBPC/Component Video
21
YPbPr/YCbCr)信号入力ジャック
19. S-Video 入力ソケット
ビデオ入力ジャック
22
20. オーディオ (L/R) 入力ジャック
21. オーディオ入力ジャック
オーディオ出力ジャック
22. RGB 信号出力ジャック
12
13
4
紹介 9

制御装置および機能

プロジェクタ

1
7
2
3
4
5
6
1. ピントリング 投写イメージの焦点を調整します。
27 ページの " イメージの鮮明さの微調整 "
2. POWER ( 電源インジケータ ライト )
プロジェクタ動作中に点灯または点 滅します。
63 ページの " インジケータ "
3. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューをオンにします。前のオン
スクリーンメニューに戻り、メ ニューを終了して設定を保存します。
28 ページの " メニューの使用方法 "
4. 電源
スタンバイモードと電源オンの状態 を切り替えます。
25 ページの " プロジェクタの起動 "、47 ページの " プロジェクタの終了 "
5. 左 /
FAQ 機能を実行します。
42 ページの "FAQ 機能の使い方 "
6. BLANK
スクリーン画像を隠すために使用し ます。
41 ページの " 画像を隠す "
8
9
10
11
12
13
10
詳細は、手の記号で示される情報をご覧ください
7. TEMP ( 温度警告ライト )
プロジェクタの温度が異常に高くな ると赤く点灯します。
63 ページの " インジケータ "
8. LAMP ( ランプインジケータ ライト )
ランプの状態を表示します。ランプ に問題が発生すると、点灯または点 滅します。
63 ページの " インジケータ "
9. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン グを自動的に決定します。
27 ページの " イメージの自動調整 "
10. キーストーン / 矢印キー (/上、 / )
投写角度によって生じる画像の歪み を手動で修正します。
31 ページの " キーストーンの補正 "
11. /
パネルキーロックを有効にします。 オンスクリーンメニューが有効な場
合、#5#10#11 キーを方向指示の ボタンとして使用し、メニュー項目
の選択や調整を行います。
42 ページの " コントロールキーをロックす る "、28 ページの " メニューの使用方法 "
12. MODE/ENTER
有効な画像設定モードを選択します。 選択したオンスクリーンメニューア
イテムを有効にします。
36 ページの " ピクチャモードの選択 "
13. SOURCE
ソース選択バーを表示します。
32 ページの " 入力信号の切り替え "
紹介10

リモートコントロール

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1. FREEZE
投写画像を一時停止します。
41 ページの " 画像の静止 "
2. ASPECT
表示縦横比を選択します。
34 ページの " 縦横比の選択 "
3. CAPTURE
( この機能は MP7 シリーズモデルは ご使用いただけません )
4. BRIGHTNESS
明るさを調整します。
37 ページの " 調整輝度 "
13
14
15
16
17
18
19
18
20
21
22
詳細は、手の記号で示される情報をご覧ください
5. CONTRAST
コントラストを調整します。
37 ページの " 調整コントラスト "
6. TEST PATTERN
テストパターンを表示します。
55 ページの " テストパターン "
7. LASER
プレゼンテーション時にレーザーラ イトを発します。
12 ページの "LASER ポインタの操作 "
8. MENU/EXIT
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューをオンにします。
前のオンスクリーンメニューに戻 り、メニューを終了して設定を保存 します。
28 ページの " メニューの使用方法 "
9. 左 /
FAQ 機能を実行します。
42 ページの "FAQ 機能の使い方 "
10. ENTER
選択したオンスクリーンメニューア イテムを有効にします。
11. BLANK
スクリーンに表示されている画像を 消します。
41 ページの " 画像を隠す "
12. VOLUME+/VOLUME-
音量を調整します。
43 ページの " 音量調整 "
13. POWER
スタンバイモードと電源オンの状態 を切り替えます。
25 ページの " プロジェクタの起動 "、47 ページの " プロジェクタの終了 "
紹介 11
14. DIGITAL ZOOM+/DIGITAL ZOOM-
投写イメージのサイズを拡大または 縮小します。
33 ページの " 詳細の拡大と検索 "
15. TIMER ON
タイマー設定に基づいてオンスク リーンタイマーを有効または表示し ます。
39 ページの " プレゼンテーションタイマー の設定 "
16. TIMER SET UP
直接プレゼンテーションタイマーの 設定に入ります。
39 ページの " プレゼンテーションタイマー の設定 "
17. AUTO
表示画像に最適なピクチャタイミン グを自動的に決定します。
27 ページの " イメージの自動調整 "
18. キーストーン / 矢印ボタン (/上、 / )
投写角度によって生じる画像の歪み を手動で修正します。
31 ページの " キーストーンの補正 "
19. /
プロジェクタのボタンをロックし ます。
42 ページの " コントロールキーをロックす る "
オンスクリーンメニューが有効な場 合、#18#9#19 ボタンを方向指示
のボタンとして使用し、メニュー項 目の選択や調整を行います。
28 ページの " メニューの使用方法 "
20. SOURCE
ソース選択バーを表示します。
32 ページの " 入力信号の切り替え "
21. MUTE
プロジェクタの音声をオン / オフに 切り替えます。
43 ページの " 無音にする "
22. MODE
使用中の入力信号によって、ピク チャモードを選択できます。
36 ページの " ピクチャモードの選択 "
LASER ポインタの操作
レーザーポインタは発表者 がプレゼンテーションを行 うときに使用するもので す。ポインタを押すと赤い 光線が発光し、インジケー タも赤く点灯します。
レーザー光線は目に見える ものです。レーザー光線を 続けて放射するには LASER
ボタンを押し続ける必要が あります。
絶対にレーザー光線ウィンドウを覗いたり、 光線を人の目に向けて当てないでください。 リモコンをご使用になる前に、裏面に記載 されている警告をお読みください。
レーザーポインタはおもちゃではありま せん。レーザーポインタはお子様の手の 届かない場所に保管しておいてください。
紹介12
リモコンの有効範囲
赤外線(IR)リモコンセンサは、プロジェクタの前面と背面にあります。リモコ ンを正しく機能させるには、プロジェクタの IR リモコンセンサに対して 30 度以 内でリモコンを使用する必要があります。リモコンとセンサの間の距離が 8 メー トル(26 フィート)を超えないようにしてください。
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうかを確認し ます。
正面からの操作
+
1
5
°
背面からの操作
°
5
1
+
リモコンの電池の交換
1. バッテリーカバーを開くには、リモコンを裏返してカバーの溝を押し、矢印 の方向にスライドさせてください。するとカバーが外れます。
2. すでに挿入されている電池を取り出し(電池がある場合)、極性に注意しな がら単 4 電池 2 個を挿入してください。プラス極 (+) はプラスに、マイナス
極 (-) はマイナスの方向に挿入してください。
3. カバーをスライドさせて元の状態に戻します。カチッという音がしたらカ バーがしっかりと締まったことを意味しています。
リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないで
ください。
使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカーが推奨する同等タイプの電池と交換してく
ださい。
また、使用済みの電池はメーカーの指示および地域の環境規定にしたがって処分してください。
電池は絶対に火に投げ込まないでください。爆発する恐れがあり大変危険です。
電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないようにリモコンから
電池を外してください。
紹介 13
設置

場所の選択

本機は次の 4 通りの設置状態で使うことができます。
1. 前面投写 プロジェクタをスクリーンの正面に置
いたテーブルに設置します。これが最 も一般的な設定です。
2. 天井前面投写 プロジェクタを上下逆さにスクリーン
正面の天井に取り付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロ ジェクタ天井取り付けキットをご購入
ください。
プロジェクタの電源を入れた後で、 システム設定 : 基本 > プロジェクタの
投写位置 メニューで天井前面投写を設 定します。
3. 天井リア投写 プロジェクタを上下逆さにスクリーン
背面の天井に取り付けます。
専用の背面投写スクリーンと BenQ プ ロジェクタ天井取り付けキットが必要
です。
プロジェクタの電源を入れた後で、シ ステム設定 : 基本 > プロジェクタの投
写位置メニューで天井リア投写を設定 します。
4. リア投写 プロジェクタをスクリーン背面に置い
た机の上に設置します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
プロジェクタの電源を入れた後で、 システム設定 : 基本 > プロジェクタの
投写位置メニューでリア投写を設定し ます。
部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。設置する 際は、スクリーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタと その他の装置の距離や位置などを考慮してください。
設置14

スクリーンサイズの調整

投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットにより投写画面サイズは変化します。
プロジェクタは必ず机の上などに水平に配置し、スクリーンの水平方向の中央に 対して直角になるように設置してください。このように設置することによって、 角度を付けて投写(または角度が付いた面に投写する場合)すると生じる画像の 歪みを防止することができます。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、プロジェクタがやや下向きに角度を付 けて投写するように上下逆さまに取り付ける必要があります。
17 ページの図をご覧になるとお分かりいただけるように、このタイプの投写方法
では投写画像の下端がプロジェクタの水平面から縦に傾いてしまいます。天井に 取り付けた場合は、投写画像の上端がこのようになります。
プロジェクタをスクリーンから遠ざけると、投写イメージのサイズが拡大され、 それに伴い縦のオフセットも広がります。
スクリーンとプロジェクタの距離を決定する際は、投写距離に直接比例する投写 イメージのサイズと縦オフセットのサイズも考慮する必要があります。
プロジェクタを設置するための適度な距離については、縦横比 16:9 および 4:3 スクリーンサイズの表をご参照ください。設置場所を決定するときには、スク
リーン中央に対し直角の水平距離 ( 投写距離 ) と、スクリーンの上下端からのプ ロジェクタの縦オフセットの高さ ( オフセット ) の 2 つのサイズを考慮してくだ さい。

使用するスクリーンサイズに対しプロジェクタの 設置場所を決定する

1. スクリーンの縦横比を定義できましたか ? 得られた投射画像の縦横比によっ て、17-19 ページをご覧ください。
2. スクリーンサイズを選択します。
3. 左側の "(a) スクリーンサイズ " という欄から、スクリーンサイズに最も近い
値を探してください。この値の列を右に見ていくと、"(b) スクリーンからの
距離 " という欄に相当するスクリーンからの平均距離が記載されています。
これが投写距離になります。
4. 同じ列を右に見ていくと、"(c) 縦オフセット " 値が記載されています。この 値によって、スクリーンの端からの最終的な縦オフセット位置が決定され ます。
5. プロジェクタはスクリーンの水平方向の中心に対して直角に、前のステップ 3 で決定したスクリーンからの距離に、さらにステップ 4 で決定したオフ
セット値で設置するよう推奨します。
例えば、120 インチの縦横比 4:3 スクリーンを使用し、投写画像が 16:10 になる場 合は、18 ページの表 オフセットは 76 mm です。
B2 を参照してください。推奨する投射距離は 1192 mm、縦
設置 15

設置する距離に対し推奨するスクリーンサイズを 決定する

これは、プロジェクタを設置する部屋に合ったスクリーンサイズを求めるための 方法です。
最大スクリーンサイズは、使用する部屋の実際のスペースが上限となります。
1. プロジェクタとスクリーンを設置したい場所までの距離を測ってください。 これが投写距離になります。
2. 必要なスクリーン縦横比によって 17-19 ページを参照し、"(b) スクリーンか
らの距離 " という欄からスクリーンからの平均距離に最も近い値を探してく
ださい。これが投写距離になります。
3. この値と同じ列を左へ見ていくと、相当する "(a) スクリーンサイズ " を見つ けることができます。これが投写距離からの投写画像サイズになります。
4. 同じ列を右に見ていくと、"(c) 縦オフセット " 値が記載されています。この 値によって、プロジェクタの水平面を基にした最終的なスクリーン設置場所
が決定されます。
例えば、16:9 画像を投写するために 16:9 スクリーンが必要であり、測定した投射 距離が 1.5 m (1500 mm) になる場合は、17 ページの表 れに最も近い "(b) スクリーンからの距離 " 欄を見ると、1623 mm になっています。 この列を横に見ていくと、150'' ( 約 3.8 m) スクリーンが必要なことがわかり ます。
プロジェクタを別の場所に移動させると ( 推奨される範囲内で )、スクリーンの中 央に画像が表示されるようにプロジェクタを上下に傾ける必要があります。そう
すると、画像に歪みが生じる場合があります。この場合は、キーストーン機能を 使用して歪みを補正します。詳細は、31 ページの " キーストーンの補正 " を参照
してください。
A1 を参照してください。
設置16

投写サイズ

適切な位置を計算する前に、66 ページの " 外形寸法 " を参照して、このプロジェ クタのレンズサイズの中心を求めてください。
A1
(a)
スクリーン
レンズ中央
(c)
(b)
A2
(a)
スクリーン
レンズ中央
(c)
(b)
A1 スクリーンの縦横比は 16:9、投写画像は 16:9 です
(a) スクリーンサイズ
対角
インチ
30 762 374 664 374 664 325 41 50 1270 623 1107 623 1107 541 68
80 2032 996 1771 996 1771 866 110 100 2540 1245 2214 1245 2214 1082 137 120 3048 1494 2657 1494 2657 1298 164 150 3810 1868 3321 1868 3321 1623 205 180 4572 2241 3985 2241 3985 1947 247 200 5080 2491 4428 2491 4428 2164 274 220 5588 2740 4870 2740 4870 2380 301 240 6096 2989 5313 2989 5313 2597 329 270 6858 3362 5977 3362 5977 2921 370 300 7620 3736 6641 3736 6641 3246 411
高さ
(mm)幅(mm)高さ(mm)
mm
投写画像のサイズ (b) スクリーン
(mm)
からの距離
mm
(c) 縦オフ
A2 スクリーンの縦横比は 16:9、投写画像は 16:10 です
(a) スクリーンサイズ
対角
インチ
30 762 374 664 374 598 292 19
50 1270 623 1107 623 996 487 31
80 2032 996 1771 996 1594 779 50 100 2540 1245 2214 1245 1992 974 62 120 3048 1494 2657 1494 2391 1168 75 150 3810 1868 3321 1868 2989 1461 93 180 4572 2241 3985 2241 3586 1753 112 200 5080 2491 4428 2491 3985 1947 125 220 5588 2740 4870 2740 4383 2142 137 240 6096 2989 5313 2989 4782 2337 149 270 6858 3362 5977 3362 5380 2629 168 300 7620 3736 6641 3736 5977 2921 187
高さ
(mm)幅(mm)高さ(mm)
mm
投写画像のサイズ
(mm)
(b) スクリーン
からの距離
mm
(c) 縦オフ
セット
(mm
セット
(mm
設置 17
B1
(a)
スクリーン
レンズ中央
B2
(a)
スクリーン
レンズ中央
(c)
(b)
(c)
(b)
B1 スクリーンの縦横比は 4:3、投写画像は 4:3 です
(a) スクリーンサイズ
対角
インチ
30 762 457 610 457 610 357 34
50 1270 762 1016 762 1016 596 57
80 2032 1219 1626 1219 1626 953 91 100 2540 1524 2032 1524 2032 1192 114 120 3048 1829 2438 1829 2438 1430 137 150 3810 2286 3048 2286 3048 1787 171 180 4572 2743 3658 2743 3658 2145 206 200 5080 3048 4064 3048 4064 2383 229 220 5588 3353 4470 3353 4470 2622 251 240 6096 3658 4877 3658 4877 2860 274 270 6858 4115 5486 4115 5486 3217 309 300 7620 4572 6096 4572 6096 3575 343
高さ
(mm)幅(mm)高さ(mm)
mm
投写画像のサイズ
(mm)
(b) スクリーン
からの距離
mm
(c) 縦オフ
B2 スクリーンの縦横比は 4:3、投写画像は 16:10 です
(a) スクリーンサイズ
対角
インチ
30 762 457 610 381 610 298 19
50 1270 762 1016 635 1016 497 32
80 2032 1219 1626 1016 1626 794 51 100 2540 1524 2032 1270 2032 993 64 120 3048 1829 2438 1524 2438 1192 76 150 3810 2286 3048 1905 3048 1490 95 180 4572 2743 3658 2286 3658 1787 114 200 5080 3048 4064 2540 4064 1986 127 220 5588 3353 4470 2794 4470 2185 140 240 6096 3658 4877 3048 4877 2383 152 270 6858 4115 5486 3429 5486 2681 171 300 7620 4572 6096 3810 6096 2979 191
高さ
(mm)幅(mm)高さ(mm)
mm
投写画像のサイズ
(mm)
(b) スクリーン
からの距離
mm
(c) 縦オフ
セット
(mm
セット
(mm
設置18
(a)
C
(c)
スクリーン
レンズ中央
(b)
C スクリーンの縦横比は 16:10、投写画像は 16:10 です
(a) スクリーンサイズ
対角
インチ
mm
投写画像のサイズ
高さ
(mm)幅(mm)高さ(mm)
(mm)
(b) スクリーン
からの距離
mm
(c) 縦オフ
セット
(mm
30 762 404 646 404 646 316 20
50 1270 673 1077 673 1077 526 34
80 2032 1077 1723 1077 1723 842 54 100 2540 1346 2154 1346 2154 1053 67 120 3048 1615 2585 1615 2585 1263 81 150 3810 2019 3231 2019 3231 1579 101 180 4572 2423 3877 2423 3877 1895 121 200 5080 2692 4308 2692 4308 2105 135 220 5588 2962 4739 2962 4739 2316 148 240 6096 3231 5169 3231 5169 2526 162 270 6858 3635 5816 3635 5816 2842 182 300 7620 4039 6462 4039 6462 3158 202
光学部品の偏差のため、これらの数字には 3% の公差があります。プロジェクタを一定場所に固定 する予定であれば、設置を行う前に実際にプロジェクタを使って投写サイズと距離を測っておかれ
るようお薦めします。このように準備しておくことによって、プロジェクタを最適な位置に固定す ることができます。
設置 19
接続
信号ソースをプロジェクタに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
• 下に示す接続図では、プロジェクタにケーブルは接続されていません ( 詳細は、8 ページの "
パッケージ内容 " を参照してください )。ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
下の接続図は参照用です。プロジェクタの背面にある接続ジャックは、プロジェクタのモデル 毎に異なります。
詳しい接続方法については、21-24 ページを参照してください。
ノートブックま
モニタ
たはデスクトッ プ コンピュータ
A/V デバイス
スピーカー
(VGA)
または
1
(DVI)
2
1
1. VGA ケーブル
2. VGA DVI A ケーブル
3. DVI - HDMI ケーブル
4. DVI-D ケーブル
5. Component Video VG A (D -Su b)
アダプタケーブル
接続20
5 6 788
4
3
6. S- ビデオ ケーブル
7. オーディオ L/R ケーブル
8. オーディオケーブル
9. ビデオケーブル
8
9

コンピュータまたはモニタの接続

コンピュータの接続

このプロジェクタは、IBM® 互換機と Macintosh® コンピュータの両タイプに対応 しています。Macintosh コンピュータに接続するには、Mac アダプタ が必要です。
プロジェクタをコンピュータに接続するには :
1. 付属の VGA ケーブルをコンピュータの D-Sub 出力ジャックに接続します。
2. VGA ケーブルのもう片端をプロジェクタの COMPUTER 信号入力ジャックに
差し込んでください。
3. プレゼンテーションでプロジェクタの ( ミックスモノラル ) スピーカーを使
用したい場合は、適切なオーディオケーブルをコンピュータのオーディオ出 力ジャックとプロジェクタの AUDIO または AUDIO (L/R) ジャックに接続し てください。
4. プロジェクタに AUDIO OUT ジャックが有る場合は、別のオーディオケーブ
ルを使ってケーブルの片端をプロジェクタの AUDIO OUT ジャックに接続 し、もう片端を外付けスピーカー ( 本製品には付いていません ) に接続して ください。
接続が完了したら、プロジェクタの OSD メニューを使ってオーディオ操作 することができます。詳細は、54 ページの " オーディオ設定 " を参照してく ださい。
多くのノートブックでは、プロジェクタを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。 通常は「FN+F3」や CRT/LCD の組み合わせによって、外付けディスプレイをオン / オフにす
ることができます。CRT/LCD 機能キーまたは、ノートブック上でモニタ記号が示された機能キー の場所を確認します。「FN」とその機能キーを同時に押します。ノートブックのキーの組み合わせ については、ノートブックの説明書をお読みください。

モニタの接続

ご自分のプレゼンテーションをスクリーンだけでなく、モニタにも表示して近く で画面を確認したい場合、さらに MONITOR-OUT ジャックがプロジェクタに付い
ている場合は、下の図に示す通りプロジェクタの MONITOR-OUT 信号出力ジャッ クと外部モニタを接続できます。
プロジェクタとモニタを接続するには :
1. プロジェクタとコンピュータを 21 ページの " コンピュータの接続 " の手順に
したがって接続してください。
2. 適切な VGA ケーブル(本製品に同梱されているもの)を使ってビデオモニ
タの D-Sub 入力ジャックに挿入します。
または、モニタに DVI 入力ジャックが装備されている場合は、VGA - DVI-A ケーブルを使ってケーブルの DVI コネクタをビデオモニタの DVI 入力ジャッ クに接続してください。
3. ケーブルのもう片端をプロジェクタの MONITOR-OUT ジャックに差し込ん
でください。
•D-Sub 出力は、COMPUTER ジャックに正しく D-Sub 入力信号が送られなければ機能しま せん。
接続 21
• プロジェクタがスタンバイモードになっているときにこの接続方式を使用するには、システム 設定 : 詳細 メニューで モニタ出力スタンバイ 機能がオンになっていることを確認してくださ い。詳細は、54 ページの " モニタ出力スタンバイ " を参照してください。

ビデオ機器との接続

いずれかの方法でプロジェクタとビデオソース装置を接続してください。ただし、 方法によってビデオ品質が異なります。接続方法は、プロジェクタとビデオソー ス装置の両方に搭載されている端末に合ったものを選択してください。
端末名 端末の形態 参照 画質
DVI-D
Component Video
23 ページの "DVI-D デバイスの 接続 "
23 ページの " コンポーネント ビデオソース装置の接続 "
最高
かなり良い
S-Video
24 ページの "S-Video/ Composite Video 装置の接続 "
Video
良い
標準
オーディオ接続
このプロジェクタにはビジネス用途に限り使用できる、データプレゼンテーショ ンに備わった基本的な音声機能を再生できるように 2 台のモノラル スピーカーが
内蔵されています。このスピーカーはホームシアターやホームシネマなどに求め られるステレオオーディオを再生するために設計されたものではありません。ス テレオオーディオ入力は、プロジェクタのスピーカーを介して一般的なモノラル オーディオ出力にミキシングされます。
別のサウンドシステムをお持ちの場合は、ビデオソースデバイスのオーディオ出 力をモノラルオーディオのプロジェクタではなく、そのサウンドシステムに接続 したい場合があるでしょう。20 ページに示すオーディオ接続は、参考用として掲
載してあるものです。代わりのサウンドシステムがあったり、オーディオが必要 出ない場合は、必ずしもプロジェクタにオーディオを接続する必要はありません。
接続22
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