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MP620p デジタル プロジェクタ
メインストリーム シリーズ
取扱説明書
Welcome
Page 2

著作権
Copyright 2006 by BenQ Corporation. All rights reserved. 本書のいかなる部分も、BenQ
Corporation の事前の書面による同意なく、電子的、機械的、磁気的、光学的、化学的、
手動その他の手段を問わず、複製、転載、改変、検索システムへの保存、他言語または
コンピュータ言語への翻訳を行うことはできません。
免責
BenQ Corporation は、明示的または暗示的を問わず、本書の内容に関して、特に保証、
商業的可能性、特定目的への適合性に関しては、いかなる表明または保証もいたしませ
ん。また、BenQ Corporation は、お客様に改訂または修正の通知を行う義務を負うことな
く、本書を改訂したり、本書の内容を随時修正する権利を有します。
*DLP、Digital Micromirror Device、および DMD は、Texas Instruments の商標です。その他
の商標については、それぞれの企業または組織が著作権を保有しています。
Page 3

目次
安全にお使いいただくために .......................... 1
はじめに ................................................................ 5
プロジェクタの特長 ............................................... 5
パッケージ内容....................................................... 6
別売りアクセサリ ..........................................................................6
プロジェクタ外観ビュー ...................................... 7
前面 / 上面 ........................................................................................7
背面 ....................................................................................................7
低い方 ...............................................................................................7
制御装置および機能............................................... 8
外部コントロールパネル ..............................................................8
リモートコントロール ..................................................................9
リモコンの有効範囲 ....................................................................11
リモコンの電池の交換 ................................................................11
設置 ...................................................................... 12
場所の選択 ............................................................. 12
スクリーンサイズの調整 .................................... 13
使用するスクリーンサイズに対しプロジェクタの設置場所を決定
する: ..............................................................................................14
設置する距離に対し推奨するスクリーンサイズを決定する: 14
接続 ...................................................................... 16
コンピュータまたはモニタの接続 .................... 16
コンピュータの接続 ....................................................................16
モニタの接続 .................................................................................17
ビデオ機器との接続............................................. 18
コンポーネントビデオ装置の接続 ...........................................19
S ビデオ装置の接続 .....................................................................20
コンポジットビデオ装置の接続 ...............................................21
操作 ...................................................................... 22
起動 .......................................................................... 22
パスワード機能の使い方 .................................... 22
パスワードを設定するには: .....................................................23
パスワードを忘れた場合: .........................................................23
パスワードの呼び戻しを行うには: ........................................23
パスワードを変更するには: .....................................................24
高さ調整 .................................................................. 24
目次 i
Page 4

イメージの自動調整 .............................................25
画像サイズと明瞭さの微調整 .............................25
キーストーンの補正 .............................................26
アプリケーションモードの選択 ........................ 27
入力信号の切り替え .............................................27
画像を隠す ..............................................................27
リモートからのページ操作................................. 28
画像の静止 ..............................................................28
終了 ..........................................................................28
メニューの操作...................................................... 29
メニュー システム ....................................................................... 29
メニューの使用方法 .................................................................... 30
1. 画像メニュー ............................................................................ 31
2. 高画質画像メニュー ................................................................ 33
3. 設定メニュー ............................................................................ 34
4. 高度な設定メニュー ................................................................ 35
5. 情報メニュー ............................................................................ 37
メンテナンス...................................................... 38
プロジェクタのお手入れ .....................................38
レンズのクリーニング ................................................................ 38
プロジェクタケースのクリーニング ....................................... 38
プロジェクタの保管 .................................................................... 38
プロジェクタの移動 .................................................................... 38
ランプについて...................................................... 39
ランプの使用時間の計算 ........................................................... 39
警告メッセージ ............................................................................ 39
ランプの交換 ................................................................................ 40
温度情報 ......................................................................................... 42
インジケータ ................................................................................ 43
BenQ プロジェクタを天井に取り付けるための安全のための注意 45
トラブルシューティング ................................. 46
仕様....................................................................... 47
プロジェクタの仕様 .............................................47
タイミングチャート ............................................. 48
PC 入力用にサポートされているタイミング ........................ 48
コンポーネント YPbPr 入力用にサポートされているタイミング 48
ビデオおよび S ビデオ入力用にサポートされているタイミング 48
外形寸法 ..................................................................49
保証....................................................................... 50
目次ii
Page 5

限定保証 .................................................................. 50
法規 ...................................................................... 51
FCC 規則 ................................................................. 51
EEC 規則 .................................................................. 51
MIC 規則 ................................................................. 51
WEEE 指導 .............................................................. 51
目次 iii
Page 6

<メモ>
目次iv
Page 7

安全にお使いいただくために
お使いの
ように設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくた
めに、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
BenQ
プロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合する
警告
•
本装置のキャビネットは開けない
でください。感電する恐れがあり
ます。 ユーザーが保守可能な内部
部品はありません。
•
プロジェクタを操作する前に、こ
のユーザーズ ガイドをお読みくだ
さい。このユーザーガイドは、後
で参照できるよう大切に保管して
ください。
•
動作中は、プロジェクタのレンズ
を覗き込まないでください。 光線
が強力なので、視力障害を引き起
こす恐れがあります。
•
点検修理については、認定サービ
ス担当者にお問い合わせください。
•
プロジェクタのランプをオンにす
るときは、必ずレンズシャッター
を開くか、レンズキャップを取り
外してください。
•
国によっては、電源電圧が一定し
ていない場合もあります。
クタは、電源が
圧範囲のときに安全に作動するよ
うに設計されていますが、停電や
±
10V
のサージが発生すると故障す
る可能性があります。
変動したり、電源供給が中断した
りする地域では、電源安定器、
サージプロテクタ、または無停電
電源装置
接続することをお薦めします。
AC10 0~240V
(UPS)
にプロジェクタを
電源の電圧が
プロジェ
の電
安全にお使いいただくために 1
Page 8

安全にお使いいただくために
1. ランプは、動作中に非常に高温
になります。ランプ部を取り外
して交換する場合は、プロジェ
クタの電源を切ってから 45 分
間ほど放置して、プロジェクタ
を常温に戻してください。
2.
ランプは定格寿命より長く使用
しないでください。ごくまれで
すが、定格寿命より長く使用す
ると、ランプが破裂することが
あります。
本製品は安定した場所に設置し
4.
てください。本製品が落下して、
重大な損傷を受ける恐れがあり
ます。
本装置のキャビネットは開けな
5.
いでください。感電する恐れが
あります。点検修理については、
認定技術者にお問い合わせくだ
さい。
組み立て方法に誤りがある
と、本装置を使用するときにプ
ロジェクタの誤作動や感電の恐
れがあります。
ランプ部や電子部品の交換は、
3.
必ずプロジェクタの電源プラグ
を抜いてから行ってください。
安全にお使いいただくために2
Page 9

安全にお使いいただくために ( 続き )
6.
次の場所に装置を置かないでくださ
い。
- 通気が不十分な場所または密閉され
ている場所。壁との間隔を 50cm 以
上空けて、プロジェクタの周辺の風
通しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高
温になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多
い場所、タバコの煙にさらされる場
所。このような場所に置くと、光学
部品が汚れ、プロジェクタの寿命が
短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C / 104°F を超える
場所。
- 高度が 10000 フィートを超える場所。
7.
通気孔をふさがないでください。
- 本装置をブランケットなどの寝具類、
または他の柔らかい物の上に置かな
いでください。
- 本装置の上に布などをかぶせないで
ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か
ないでください。
通気孔がふさがれると、装置の内部
が過熱し、火災が発生することがあ
ります。
8.
使用時は、必ず装置を水平な平面上
に置いてください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾
きが 15°を超える状態で使用しない
でください。完全に水平になってい
ない状態で装置を使用すると、ラン
プが故障したり損傷することがあり
ます。
9.
装置を縦向きにしないでください。
縦向きにすると、装置が倒れ、けが
をしたり装置が損傷する恐れがあり
ます。
安全にお使いいただくために 3
Page 10

安全にお使いいただくために ( 続き )
10.
装置の上に乗ったり、物を置かない
でください。
装置が物理的に損傷す
るだけでなく、事故やけがの原因に
なります。
11.
プロジェクタが作動しているときに
投射レンズを物体で塞ぐと、それが
過熱して変形したり、火災の原因と
なったりします。
一時的にランプを
オフにするには、プロジェクタかリ
モコンの
Blank (
ブランク)
ボタン
を押してください。
12.
プロジェクタの上または近くに液体
を置かないでください。プロジェク
タ内部に液体がこぼれると故障の原
因になります。プロジェクタを濡ら
した場合は、電源コンセントからプ
ロジェクタを外し、
BenQ
にご連絡
の上プロジェクタの点検をご依頼く
ださい。
13.
本製品を天井に取り付けて、イメー
ジを反転投写することができます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井
取り付けキットを使用し、しっかりと固
定してください。
安全にお使いいただくために4
Page 11

はじめに
プロジェクタの特長
このプロジェクタは高性能な光学エンジン投写技術とユーザーフレンドリーな設計
を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
•
パスワード保護機能の選択
•
携帯性に優れたコンパクト設計
•
高品質の手動ズームレンズ
•
最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
•
イメージの歪みを補正するデジタルキーストーン補正機能
•
データ / ビデオ表示を調整可能なカラーバランスコントロール
•
超高輝度投写ランプ
•
1670 万色の表示能力
•
言語を選択できるオンスクリーンメニュー
•
消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
•
オーディオ入力接続によりミックスモノラルオーディオ対応のスピーカー内蔵
•
高画質な AV イメージを提供する強力な AV 機能
•
コンポーネント HDTV との互換性 (YPbPr)
• 投写イメージの明るさは、周辺光の状態、選択した入力ソースのコントラスト / 輝度設定、投
射距離との直接的な比率によって変わります。
• ランプの明度は時間の経過に伴い暗くなります。また明度はランプ製造元の仕様によって異
なります。 これは異常ではなく、正常で予期される変化です。
はじめに 5
Page 12

パッケージ内容
プロジェクタには、
います。丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してくださ
い。不足しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
PC
およびビデオ機器への接続に必要なケーブルが同梱されて
プロジェクタ 携帯用ソフト
ケース
リモコンを使用する前につまみを引き抜いてください。
クイックス
タートガイド
VGA ケーブル USB ケーブ 電源コード クリーニング用布
リモコン
(電池付き)
ユーザーズ
ガイド
別売りアクセサリ
1. Macintosh アダプタ
2. 200W
3.
ランプ モジュール
天井取り付けキット
4.
コンポーネントビデオ-
アダプタケーブル
sub)
5. RS232
コネクタ
ユーザーズ
ガイド CD
VGA (D-
はじめに6
Page 13

プロジェクタ外観ビュー
前面 / 上面
1
2
3
4
5
1. 外部コントロールパネル
( 詳細は 8 ページの " 外部コント
6
7
ロールパネル " を参照してくだ
さい )
2.
通気孔
3.
投写レンズ
4.
前面アジャスタボタン
5.
レンズキャップ
6.
ピント リングおよびズームリング
7.
前面赤外線リモートセンサ
背面
各種機器への接続については、16 ページの " 接続 " を参照してください。
12 13 14 15 16 17
11
10
9
8
8.
背面アジャスタ フット
9. AC
10.
11.
12. RS232
13. USB
電源コード差し込み口
盗難防止用ケンジントンロック
スロット
赤外線リモート センサ
コントロールポート
ソケット
14. RGB (PC) /
(YPbPr/ YCbCr)
15. RGB
16.
ビデオソケット
17. S
ビデオソケット
18.
オーディオソケット
19.
スピーカ
信号出力ソケット
18
コンポーネントビデオ
信号入力ソケット
19
低い方
20
21
22
20.
前面アジャスタ フット
21.
ランプカバー
22.
背面アジャスタ フット
はじめに 7
Page 14

制御装置および機能
外部コントロールパネル
13
14
7
12
8
1
6
5
9
10
2
11
3
1. Power ( 電源 ) ( 詳細については、 22 ページの " 起動 " と 28 ページの "
終了 " を参照してください )
プロジェクタのオン / オフを切り替えます。
2. Blank ( ブランク )(詳細については、27 ページの " 画像を隠す " を参照し
てください)
スクリーンのイメージを消すために使用します。 コントロールパネルのキー
をどれでも押すとイメージが戻ります。
3. Mode(モード)(詳細については、31 ページの " アプリケーションモード "
を参照してください)
選択した入力信号によって、数種類の画像設定オプションがあります。
4. Source (ソース)(詳細については、27 ページの " 入力信号の切り替え "
を参照してください)
入力信号を RGB、コンポーネントビデオ、S ビデオまたは
択します。
5. Auto(自動)(詳細については、25 ページの " イメージの自動調整 " を参照
してください)
表示画像に最適なピクチャタイミングを自動的に決定します。
6. LAMP
7. 温度警告ライト(詳細については、43 ページの " インジケータ " を参照して
8. 電源インジケータライト(詳細については、43 ページの " インジケータ " を
インジケータ ライト(詳細については、
を参照してください)
ランプの状態を表示します。ランプに問題が発生した場合に点灯または点滅
します。
ください)
プロジェクタの温度が異常に高くなると赤く点滅します。
参照してください)
プロジェクタ動作中に点灯または点滅します。
4
ビデオの順に選
43
ページの"インジケータ
"
はじめに8
Page 15

9. 3 左
10. 右 4(詳細については、26 ページの " キーストーンの補正 " を参照してく
ださい)
スクリーンメニューを表示していない場合、 #9 および #10 はキーストーン
-/+ ホットキーとして機能します。
11. 6MENU(メニュー)(詳細については、 30 ページの " メニューの使用方法 "
を参照してください)
オン スクリーン ディスプレイのコントロール メニューをオンにします。
12. 5Exit ( 終了 )
終了し、メニューの設定を保存します。
オンスクリーンメニューが有効な場合、#9 から #12 のボタンを方向指示の
ボタンとして使用し、メニュー項目の選択や調整を行います。
13.
ピントリング (詳細については、
を参照してください
投写イメージの焦点を調整します。
14.
ズームリング (詳細については、
を参照してください
画像のサイズを調整します。 時計回りに回転させると画像が拡大し、反時計
回りに回転させると画像が縮小します。
)
)
25
ページの"画像サイズと明瞭さの微調整
25
ページの"画像サイズと明瞭さの微調整
リモートコントロール
"
"
1
7
2
3
4
8
9
5
3
10
11
6
1. Power ( 電源 ) ( 詳細については、 22 ページの " 起動 " と 28 ページの "
終了 " を参照してください )
プロジェクタのオン / オフを切り替えます。
はじめに 9
Page 16

2. 一時停止
一時停止 ボタンを押すと、イメージが一時停止します。 スクリーンの右下隅
に "" アイコンが表示されます。 一時停止を解除するには、一時停止 ボタ
ンをもう一度押します。
3. 5 上、 6 下
4. 3 左、右 4
オンスクリーンメニューが有効になっているときには、5上、6 下、3左、
右4ボタンを使ってメニューアイテムを選択し、調整を行ってください。
5. MENU(メニュー)(詳細については、 30 ページの " メニューの使用方法 "
を参照してください)
メニュー項目の選択および調整に使用します。
6. Keystone(キーストーン) (詳細については、26 ページの " キース
トーンの補正 " を参照してください)
投写角度によって生じる画像の歪みを手動で修正します。
7. Page Up と Page Down ( 詳細については、 28 ページの " リモートからの
ページ操作 " を参照してください )
Page Up/Down コマンドに応答する(Microsoft PowerPoint など)ディスプレイ
ソフトウェア(PC 上にインストール)は、
これらのボタンを使って操作する
ことができます。
8. Auto(自動)(詳細については、25 ページの " イメージの自動調整 " を参照
してください)
表示画像に最適な画像設定を自動的に決定します。
9. Source (ソース)(詳細については、27 ページの " 入力信号の切り替え "
を参照してください)
入力信号を RGB、コンポーネントビデオ、
S ビデオまたは ビデオの順に選
択します。
10. Blank (ブランク)(詳細については、27 ページの " 画像を隠す " を参照し
てください)
スクリーンのイメージを消すために使用します。 リモコンのキーをどれでも
押すと、イメージが戻ります。
11. Mode
(モード)(詳細については、
31
ページの"アプリケーションモード
を参照してください)
選択した入力信号によって、数種類の画像設定オプションがあります。
"
はじめに10
Page 17

リモコンの有効範囲
赤外線 (IR) リモコンセンサは、プロジェクタの前面と背面にあります。リモコン
を正しく機能させるには、プロジェクタの IR リモコンセンサから 30 度以内でリ
モコンを使用する必要があります。 リモコンとセンサの間の距離は、6 メートル
(20 フィート ) を超えないようにしてください。
~ 6 メートル
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうかを確認します。
リモコンの電池の交換
1. 電池ケースを引き出します。
2.
新しい電池をケースに挿入します。 プ
ラス極が外側を向くように挿入して
ください。
3.
ケースをリモコンに押し込みます。
• 高温多湿の場所に置かないでください。 電池
は正しく取り扱わなければ、破損の原因とな
ります。
• 使用済みの電池は、同じタイプの電池か、
メーカーが推奨する同等タイプの電池と交換してください。
• また、使用済みの電池はメーカーの指示に従って処分してください。
• 電池は絶対に火に投げ込まないでください。 爆発する恐れがあり大変危険です。
• 電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないようにリモコンか
ら電池を外してください。
はじめに 11
Page 18

設置
場所の選択
本機は次の4とおりの設置状態で使うことができます。
1. 前方フロア
2.
前方天井
3.
床面背面
4.
後方天井
部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。設置する
際は、スクリーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタと
その他の装置の距離や位置などを考慮してください。
I. 床面前面
プロジェクタをスクリーンの正面に床面近くに
設置します。これが最も一般的な設定です。
II. 天井前面
プロジェクタを上下逆さにスクリーン正面の天
井に取り付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロジェクタ
天井取り付けキットをご購入ください。
プロジェクタをオンにしたら、ミラー >
高度な設定メニューで を設定してください。
III. 床面背面
プロジェクタをスクリーン背面、床面近くに設
置します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
プロジェクタ をオンにしたら、ミラー >
高度な設定メニューでを設定してください。
IV. 天井背面
プロジェクタを上下逆さにスクリーン背面の天
井に取り付けます。
専用の背面スクリーン投写と BenQ プロジェク
タ天井取り付けキットが必要です。
プロジェクタ をオンにしたら、ミラー >
詳細設定メニューでを設定してください。
設置12
Page 19

スクリーンサイズの調整
投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットにより投写画面サイズは変化します。
このプロジェクタの最高(ネイティブ)解像度は 1024 x 768 ピクセルであり、縦
横の比率が 4:3 です。 縦横比 16:9(ワイドスクリーン)の画像を完全に映し出す
ために、ワイドスクリーン画像をプロジェクタのネイティブ幅にリサイズするこ
とができます。 このようにすると、高さがプロジェクタのネイティブ高さの 75%
に縮小されます。
縦横比 4:3 の表示エリアに投射した縦横
比 4:3 の画像
したがって、縦横比 16:9 の画像はこのプロジェクタで表示できる縦横比 4:3 のう
ち、高さの 25% を使用せずに表示することになります。 リサイズした 16:9 画像を
4:3 表示エリアの縦方向の中央に表示したとしても、4:3 表示エリアの縦方向
12.5% に相当する使用されないこの部分は、黒いバーで表示されます。
プロジェクタの位置を決定する際、使用目的および入力信号の縦横比を考慮に入
れる必要があります。 すべての入力信号(16:9 信号を入力するコンポジットビデオ
以外)は、4:3 の縦横比で表示されます(リサイズした 16:9 画像の表示エリアより
もさらに 33%多い表示高さが必要です)。
重要: 入力信号を選択する必要がある場合は(16:9 信号を入力するコンポジットビデオ以外)、
16:9 をベースとした位置にプロジェクタを固定しないでください。
プロジェクタは必ず机の上などに水平に配置し、スクリーンの水平方向の中央に
対して直角になるように設置してください。 このように設置することによって、
角度を付けて投射(または角度が付いた面に投射する場合)すると生じる画像の
歪みを防止することができます。
新しいデジタルプロジェクタはまっすぐに画像を投射しません(例:古いリー
ル・トゥ・リール式のフィルムのプロジェクタ)。 代わりに、デジタルプロジェク
タはプロジェクタの水平面に対し、やや上向きに角度を付けて投射します。 これ
は机の上に配置したとき、スクリーンの下端が机のレベルよりも上になるよう
(また室内の全員がスクリーンをはっきりと見えるように)にするためです。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、プロジェクタがやや下向きに角度を付
けて投射するように上下逆さまに取り付ける必要があります。
図をご覧になるとお分かりいただけるように、このタイプの投射方法では投射画
像の下端がプロジェクタの水平面から縦に傾いてしまいます。 天井に取り付けた
場合は、投射画像の上端がこのようになります。
プロジェクタをスクリーンから遠ざけると、投射画像のサイズが拡大され、それ
に伴い縦のオフセットも広がります。
スクリーンとプロジェクタの距離を決定する際は、投射距離に直接比例する投射
画像のサイズと縦オフセットのサイズも考慮する必要があります。
プロジェクタを設置するための適度な距離については、縦横比 4:3 のスクリーン
サイズの表をご参照ください。 設置場所を決定するときには、スクリーン中央に
対し直角の水平距離(投射距離)と、スクリーンの上下端からのプロジェクタの
縦オフセットの高さ(オフセット)の2つのサイズを考慮してください。
縦横比 4:3 の表示エリアにリサイズして
投射した縦横比 16:9 の画像
設置 13
Page 20

使用するスクリーンサイズに対しプロジェクタの設
置場所を決定する:
1. スクリーンサイズを選択します。
2.
表を参考にして、左側の「スクリーンサイズ」という欄から使用したいスク
リーンサイズに最も近いものを探してください。
と、「平均」という欄に相当するスクリーンからの平均距離が記載されていま
す。
これが投射距離になります。
3.
同じ列を右に見ていくと、縦オフセット値が記載されています。 この値に
よって、スクリーンの端からの最終的な縦オフセット位置が決定されます。
4.
プロジェクタはスクリーンの水平方向の中心に対して直角に、ステップ2で
決定したスクリーンからの距離に、さらにステップ3で決定したオフセット
値で設置するよう推奨します。
たとえば、120 インチのスクリーンを使って平均投射距離が 4691 mm で、縦オフ
セット値は 46 mm になります。
プロジェクタを推奨される範囲で別の場所に配置する場合、イメージがスクリー
ンの中心に表示されるようにプロジェクタを上下に傾ける必要があります。 そう
すると、画像に歪みが生じる場合があります。この場合は、キーストーン機能を
使用して歪みを補正します。 キーストーンの補正については、26 ページの " キー
ストーンの補正 " を参照してください。
この値の列を右に見ていく
設置する距離に対し推奨するスクリーンサイズを決
定する:
これは、プロジェクタを設置する部屋に合ったスクリーンサイズを求めるための
方法です。
最大スクリーンサイズは、使用する部屋の実際のスペースが上限となります。
1. プロジェクタとスクリーンを設置したい場所までの距離を測ってください。
これが投射距離になります。
2.
表を参考にして、「平均」という欄からスクリーンからの平均距離に最も近い
値を探してください。
側に表示されています)の間にあることを確認してください。
3.
この値と同じ列を左へ見ていくと、相当するスクリーンサイズを見つけるこ
とができます。
4.
同じ列を右に見ていくと、縦オフセット値が記載されています。 この値に
よって、プロジェクタの水平面を基にした最終的なスクリーン設置場所が決
定されます。
たとえば、測定した投射距離が 4.5m (4500mm) であったとき、「平均」欄の最も近
い値は 4617mm になります。 同じ列を見ると、3000mm (3m)が必要なスクリー
ンであることが分かります。 大型サイズのスクリーンしか使用できない場合は、
3m スクリーンの両側にリストされているスクリーンサイズは 9' と 10' になってい
ます。
これらのスクリーンサイズの最小および最大投射距離は、測定した 4.5m の投射距
離がこれらのスクリーンにも適合することを示しています。 このプロジェクタは
同じ投射距離で、スクリーンサイズを変えて表示するように調整することもでき
ます(ズームコントロールを使用します。) スクリーンサイズが変わると、縦オフ
セットの値も変わりますので注意してください。
測定した距離が最小距離と最大距離(平均距離値の両
これが投射距離からの投射画像サイズになります。
設置14
Page 21

最大ズーム
最小ズーム
スクリーン
レンズ中央
オフセット
投写距離
4:3 スクリーン対角線 スクリーンからの距離(mm) 縦オフセット
フィート
光学部品の偏差のため、これらの数字には 3% の公差があります。
インチ
4 48 1219 1745 1876 2007 18
5 60 1524 2182 2345 2509 23
6 72 1829 2618 2815 3011 27
7 84 2134 3055 3284 3513 32
8 96 2438 3491 3753 4015 36
9 108 2743 3927 4222 4516 41
10 120 3048 4364 4691 5018 46
12 144 3658 5236 5629 6022 55
15 180 4572 6545 7036 7527 69
18 216 5486 7855 8444 9033 82
25 300 7620 10909 11727 12545 114
mm
最短距離(最大
ズームにて)
1500 2148 2199 2250 23
2000 2863 3078 3293 30
2500 3579 3848 4116 38
3000 4295 4617 4939 45
3500 5011 5387 5763 53
4000 5727 6157 6586 60
5000 7158 7695 8232 75
6000 8590 9234 9878 90
平均
最長距離(最小
ズームにて)
(mm)
設置 15
Page 22

接続
信号ソースをプロジェクタに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2.
各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3.
ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
下に示す接続図では、プロジェクタにケーブルは接続されていません(詳細は、6 ページの " パッ
ケージ内容 " を参照してください)。 ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
コンピュータまたはモニタの接続
コンピュータの接続
このプロジェクタにはPCと接続するための
また
USB
ションページをプロジェクタで操作することもできます
モートからのページ操作
プロジェクタと
1. 付属の VGA ケーブルをコンピュータの D-Sub 出力ソケットに接続します。
2. VGA
3.
4.
最終的には、下の図のような接続状態になります。
ケーブルを使ってプロジェクタとPCを接続し、PC上のプレゼンテー
"
を参照してください)。
PC
を接続するには:
ケーブルのもう片端をプロジェクタの
トに接続します。
ページ操作をリモートで行うには(詳細は、
"
ページ操作
USB
ポートとプロジェクタの
適切なオーディオケーブルを使ってコンピュータのオーディオ出力ソケット
と、プロジェクタのオーディオソケットを接続します。
を参照してください)、付属の
USB
VGA
入力ソケットがついています。
D-SUB/COMP IN
28
ページの"リモートからの
USB
ケーブルでコンピュータの
ソケットを接続してください。
(詳細は、
28
信号入力ソケッ
ページの"リ
ラップトップまたはデスクトップ コンピュータ
オーディオ ケーブル
USB ケーブ
VGA ケーブル
接続16
Page 23

• Macintosh コンピュータ(www.apple.com/usen/legacy/legacy_list.html)に接続するに
は、Mac アダプタ ( 別売のアクセサリ ) が必要です。
•
多くのラップトップでは、プロジェクタを接続すると外付けビデオポートはオンになりませ
ん。通常
<FN> + <F3> や CRT/LCD
ることができます。ラップトップ上で
された機能キーの位置を確認してください。
ラップトップのキーの組み合わせについては、ラップトップの説明書をお読みください。
す。
キーなどを使用すると、外部表示のオン/オフを切り替え
CRT/LCD
と記された機能キーか、モニタの記号が表示
<FN>
と記号が記された機能キーを同時に押しま
モニタの接続
ご自分のプレゼンテーションをスクリーンだけでなく、モニタにも表示して近くで
画面を確認したい場合、下の図に示す通りプロジェクタの
VGA
と外部モニタを
ケーブルで接続できます。
1. プロジェクタとコンピュータを 16 ページの " コンピュータの接続 " の手順
にしたがって接続してください。
2.
適切な
VGA
ケーブル(本製品に同梱されているもの)を使ってビデオモニタ
D-Sub
の
3.
もう片端をプロジェクタの
入力ソケットに挿入します。
D_SUB OUT
ソケットに挿入します。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
ラップトップまたはデスクトップ コンピュータ
RGB
信号出力ソケット
VGA ケーブル
VGA ケーブル
D-Sub 出力は、プロジェクタに正しく D-Sub 入力信号が送られなければ機能しません。
接続 17
Page 24

ビデオ機器との接続
本プロジェクタは次の出力ソケットのいずれかを備えたビデオ機器と接続すること
ができます。
•
コンポーネントビデオ
•
S ビデオ
•
ビデオ(コンポジット)
上記のいずれかの方法でプロジェクタとビデオソース装置を接続してください。た
だし、方法によってビデオ品質が異なります。
ソース装置の両方に搭載されている端末に合ったものを選択してください。
最高のビデオ品質
最高の品質を実現する接続方法は、コンポーネントビデオです(コンポジットビデ
オと間違えないでください)。
ポーネントビデオを出力しますので、使用できるならばこの方法で接続してくださ
い。
プロジェクタとコンポーネントビデオ装置の接続方法については、
ンポーネントビデオ装置の接続
デジタルTVチューナーや
"
を参照してください。
良好なビデオ品質
S
ビデオは標準のコンポジットビデオよりも品質が良いアナログビデオを再現しま
す。
ビデオソース装置にコンポジットビデオとSビデオの両出力端末が付いている
S
場合は、
プロジェクタと
接続
ビデオを選択してください。
S
"
を参照してください。
ビデオ装置の接続方法については、
標準ビデオ品質
コンポジットビデオはアナログビデオであり、見るだけなら十分です。ただしプロ
ジェクタから投射される結果は最適値以下であり、ここで記載した方法の中では最
も品質が低い方法です。
プロジェクタとコンポジットビデオ装置の接続方法については、
ポジットビデオ装置の接続
"
を参照してください。
オーディオ接続
このプロジェクタにはビジネス用途に限り使用できる、データプレゼンテーション
に備わった基本的な音声機能を再生できるようにモノラルスピーカーが内蔵されて
います。
オオーディオを再生するために設計されたものではありません。
オ入力は、プロジェクタのスピーカーを介して一般的なモノラルオーディオ出力に
ミキシングされます。
別にサウンドシステムを使用できる場合は、ビデオソース装置のオーディオ出力と
サウンドシステムを接続するとよいでしょう。
次のセクションで示すオーディオ接続図は参照としてのみ記載しています。 別のサ
ウンドシステムを使用できる場合、またはオーディオが必要でない場合は、プロ
ジェクタにオーディオを接続する必要はありません。
このスピーカーはホームシアターやホームシネマなどに求められるステレ
接続方法は、プロジェクタとビデオ
DVD
プレーヤーはコン
19
20
ページの"Sビデオ装置の
21
ページの"コン
ステレオオーディ
ページの"コ
接続18
Page 25

コンポーネントビデオ装置の接続
ビデオソース装置に未使用のコンポーネントビデオ出力ソケットがあるかどうか
を調べてください。
•
ある場合は、手続きを続けてください。
•
ない場合は、別の方法で装置を接続してください。
プロジェクタをコンポーネントビデオ装置に接続するには:
1. (オプションアクセサリの)コンポーネントビデオ- VGA (D-Sub) アダプタ
ケーブルの3個の RCA タイプコネクタが付いた方をビデオソース装置のコ
ンポーネントビデオ出力ソケットに差し込んでください。 プラグの色とソ
ケットの色を合わせてください(緑は緑と、青は青と、赤は赤と)。
2.
コンポーネントビデオ-
タイプコネクタが付いた方)をプロジェクタの
差し込みます。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
A/V デバイス
コンポーネントビデオ-
VGA (D-Sub) アダプタ
ケーブル
VGA (D-Sub)
アダプタケーブルのもう片端(
D-SUB/COMP IN
オーディオ ケーブル
ソケットに
D-Sub
• このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックス モノラルオー
ディオしか再生できません。 18 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
• ネイティブ 16:9 ピクチャを表示できるビデオ出力は、コンポーネントビデオだけです。
プロジェクタを高精度 TV (HDTV) チューナーに接続する場合は、次の規格がサ
ポートされています。
•
480i
•
576i
•
720p (50/ 60 Hz)
電源をオンにしても選択したビデオイメージが表示されず、正しいビデオソースが選択されている
場合、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してください。また
信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
•
480p
•
576p
•
1080i (50/ 60 Hz)
接続 19
Page 26

S ビデオ装置の接続
ビデオソース装置に未使用の S ビデオ出力ソケットがあるかどうかを調べてくだ
さい。
•
ある場合は、手続きを続けてください。
•
ない場合は、別の方法で装置を接続してください。
プロジェクタをSビデオ装置に接続するには:
1. (オプションアクセサリの)S ビデオケーブルをビデオソース装置の S ビデ
オ出力ソケットに差し込んでください。
2. S
ビデオケーブルのもう片端をプロジェクタのSビデオソケットに差し込ん
でください。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
A/V デバイス
オーディオ
ケーブル
S ビデオ ケーブル
• このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックス モノラルオー
ディオしか再生できません。 詳細は、 18 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
• 電源をオンにしても選択したビデオイメージが表示されず、正しいビデオソースが選択され
ている場合、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してく
ださい。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
• コンポーネントビデオ接続方式によりプロジェクタとこの S ビデオソース装置をすでに接続
してある場合は、S ビデオ接続方式でこの装置を接続すると不要に2つめの接続が生じ、画質
が悪くなるため、この装置を接続する必要はありません。 詳細は、 18 ページの " ビデオ機器と
の接続 " を参照してください。
接続20
Page 27

コンポジットビデオ装置の接続
ビデオソース装置に未使用のコンポジットビデオ出力ソケットがあるかどうかを
調べてください。
•
ある場合は、手続きを続けてください。
•
ない場合は、別の方法で装置を接続してください。
プロジェクタをコンポジットビデオ装置に接続するには:
1. (オプションアクセサリの)ビデオケーブルをビデオソース装置のビデオ出
力ソケットに差し込んでください。
2.
ビデオケーブルのもう片端をプロジェクタのビデオソケットに差し込んでく
ださい。
最終的には、下の図のような接続状態になります。
A/V デバイス
オーディオ
ビデオ ケーブル
ケーブル
• このプロジェクタではステレオオーディオ入力が接続されていても、ミックス モノラルオー
ディオしか再生できません。 詳細は、 18 ページの " オーディオ接続 " を参照してください。
• 電源をオンにしても選択したビデオイメージが表示されず、正しいビデオソースが選択され
ている場合、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してく
ださい。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
•
コンポーネントビデオ入力とSビデオ入力を使用できない場合に限り、コンポジットビデオ接
続方式で接続してください。
詳細は、
18
ページの"ビデオ機器との接続" を参照してください。
接続 21
Page 28

操作
起動
1. 電源コードをプロジェクタとコンセントに差し
込みます。コンセントのスイッチをオンにしま
す ( 該当する場合 )。 電源を入れると、Power
( 電源 ) インジケータ がオレンジ色になります。
2.
レンズ キャップを取り外します。キャップを付
けたままにしておくと、過熱によりキャップが変
形する場合があります。
3.
リモコンまたはプロジェクタの
電源)
ボタンを2秒間押し続けて装置を
Power (
起動します。
ライト が緑色に点滅し、電源がオンにな
ると、緑色のまま点灯します。
起動処理には、Power ( 電源 ) を押して
から約 30 秒かかります。 起動処理の後
半に、デフォルトの BenQ ロゴが表示さ
れます。
4.
パスワードを入力するよう要求されたら、矢印ボタンを押して4桁のパス
ワードを選択し、
22
ページの"パスワード機能の使い方" を参照してください。
は、
5.
接続されているすべての機器の電源をオンにします。
6.
プロジェクタは入力信号の検索を開始します。 スキャンされている入力ソー
スがスクリーン中央に表示されます。
が続行されます。
プロジェクタまたはリモコンの Source ( ソース ) を押して表示する入力信
号を選択することもできます。 詳細は、27 ページの " 入力信号の切り替え "
を参照してください。
入力信号の周波数 / 解像度がプロジェクタの動作範囲を超えた場合、[ 範囲外 ] というメッセージが
消画スクリーンに表示されます。
電源) インジケータ
Auto
(自動)
Power (
を押してください。 パスワード機能について
入力ソース信号が検出されるまで検出
パスワード機能の使い方
セキュリティのため、および許可されていないユーザーがプロジェクタを勝手に
使用できないように、このプロジェクタにはパスワードを設定することができま
す。 パスワードはオンスクリーンメニューで設定します。 オンスクリーンメニュー
の操作方法については、30 ページの " メニューの使用方法 " を参照してください。
警告: パスワード機能を有効にしたにも関わらず、パスワードを忘れてしまうと面倒なことになり
ます。 (必要であれば)本書を印刷し、設定したパスワードを本書に書き留めておき、安全な場所
に保管しておいてください。
操作22
Page 29

パスワードを設定するには:
注意: 一度パスワードを設定すると、プロジェクタを起動するたびに正しいパスワードを入力しな
ければプロジェクタを使用することはできなくなります。
1.
オンスクリーンメニューを開き、
ワード)
2.
初めてこの機能を有効にすると、スクリー
ン上に警告が表示されます。
6
してください。
は、
を選択します。 左 3
または右4
上 5または下
ボタンを使ってパスワードの番号を選択
パスワードの桁を変えるに
左 3
または右4
ボタンをお使いくだ
さい。
3.
パスワードを完全に入力したら、
を押して確認してください。確認の
動)
メッセージが表示されます。
• 入力したパスワード番号はスクリーン上に表示されます。
• 重要: 選択したパスワードは本書の下の欄に書き留めておき、忘れたときにいつでも参照で
きるようにしておいてください。
パスワード: __ __ __ __
本書は安全な場所に保管しておいてください。
4.
次のいずれかのステップにしたがってください。
i. Auto(自動)を押して続行します。 「パスワードの変更が完了しました」
というメッセージが表示されたらセットアップが完了したことになりま
す。
ii. 前のスクリーンに戻りパス
ワードを入力し直すには、上
5 ボタンを押します。
iii.
パスワードの設定を中止し、オ
ンスクリーンメニューに戻るに
は、
下 6
ボタンを押します。
Setting
(設定)> Password
を押してオン
を選択してください。
パスワードの設定
0
パスワードを入力
0
Auto(自動)を押して確認
番号を変えるには5か6を押す
Auto
(自
桁を移動するには
3か4
パスワードの設定
0 0 0 0 を新しいパスワードとして設定し
ますか ?
はい 自動 いいえ 5 キャンセル 6
(パス
00
を押す
パスワードを忘れた場合:
プロジェクタを起動すると毎回4桁のパスワードを入力するよう要求されます。
パスワードを間違えると、エラーメッセージが表示されます。 プロジェクタの電
源を一度切って(Power(電源)を押します)もう一度やり直してください。パス
ワードを忘れてしまい、さらにパスワードを記録しておかなかった場合は、パス
ワードの呼び戻し手続きを行ってください。
パスワードの呼び戻しを行うには:
右 4 ボタンを5秒間押します。 スクリーン上にコード化された番号が表示されま
す。 番号をデコードするには、お近くの BenQ サービスセンターにお問い合わせく
ださい。 お客様がこのプロジェクタを使用できる正当なユーザーであることを確
認するために、購入を証明する文書の提示を求められる場合があります。
操作 23
Page 30

パスワードを変更するには:
1. オンスクリーンメニューを開き、 Setting(設定) > パスワードの 変更
を選択します。
2.
左 3
または右4
を押します。 「パスワードの変更」メッセージが表示されま
す。
3.
古いパスワードを入力します。
i. パスワードが正しければ、新しいパスワードを入力することができます。
重要: 選択したパスワードは本書の下の欄に書き留めておき、忘れたときにいつでも参照できるよ
うにしておいてください。
パスワード: __ __ __ __
本書は安全な場所に保管しておいてください。
ii. 入力したパスワードが正しくなければ、「パスワードエラー」メッセージ
が表示されます。 もう一度入力するには上 5 を押します。キャンセルす
るには下 6 を押します。
4.
新しいパスワードをチェックしてください。
i. Auto(自動)を押すと設定が完了します。
ii. もう一度入力し直すには、上 5 を押してください。
iii. パスワードの設定を中止し、オンスクリーンメニューに戻るには、下 6
ボタンを押します。
高さ調整
プロジェクタには、クイック リリース アジャスタ フットが 1 つ、背面アジャスタ
フットが 1 つ備え付けられています。これらのアジャスタを使って、イメージの
高さと投写角度を調整します。プロジェクタを調整するには、次の手順にした
がってください。
1. プロジェクタを持ち上げ、ア
ジャスタボタンを押してア
ジャスタを解放します。 アジャ
スタが所定の位置に下りて固
定されます。
ランプが点灯しているときには絶対にレン
ズを覗かないでください。 ランプからは強
い光が発されており、目を傷つける場合が
あります。
2.
背面アジャスタ フットを回し
て、水平角度を微調整します。
フットを縮めるには、フロントアジャスタ ボタンを押しながらプロジェクタを持
ち上げて、ゆっくりとプロジェクタを下ろします。 背面アジャスタフットを逆方
向に回します。
スクリーンとプロジェクタが垂直になっていなければ、投影画像は縦に歪みます。 これを補正する
には、プロジェクタのコントロール パネルまたはリモコンの画像メニューでキーストーンの値を調
整します。
操作24
Page 31

イメージの自動調整
場合によっては、画質を最適化する必要が生じ
ることもあります。 手動で最適化するには、プ
ロジェクタのコントロールパネルまたはリモコ
ンの Auto ( 自動 ) を押します。組み込みのイ
ンテリジェント自動調整機能により周波数およ
びクロックの値が再調整され、3 秒以内に最適
な画質が得られます。
下図のように、現在のソース情報がスクリーン
の右下隅に 3 秒間表示されます。
Auto ( 自動 ) が機能している間、スクリーンは消画の状
態になります。
画像サイズと明瞭さの微調整
1. 投写されたイメージのサイズを
調整するには、ズームリングを
使用します。
2.
次にピントリングを回して焦点
を合わせます。
操作 25
Page 32

キーストーンの補正
キーストーンとは、投写イメージの上部または下部が大きく広がってしまう状態
のことです。プロジェクタがスクリーンに対して垂直でない場合に発生します。
これを補正するには、プロジェクタの高さ
の調整とは別に、次のいずれかの手順に従
い、手動で補正する必要があります。
1.
プロジェクタのコントロールパネルの
3 左 または 右 4 を押し、[キーストー
ン]というステータスバーを表示しま
す。
イメージの上部のキーストーンを補
正する場合は、
左3を押します。 イ
メージの下部のキーストーンを補正する
場合は、
2.
リモコンの / を押して、[キーストーン]というラベルの付いたス
右 4 を押します。
テータスバーを表示してから、イメージの上部のキーストーンを補正する場
合は、
を押し、イメージの下部のキーストーンを補正する場合は、 を
押します。
3.
プロジェクタの6
Menu (
メニュー)またはリモコンの
MENU (
メニュー)
キーを押します。
択し、プロジェクタの
調整してください。
以下に例を示します。
Keystone
Keystone
0
Picture
(画像)
-->
Key ston e
左3/ 右 4またはリモコンの左3/ 右 4
1. プロジェクタの左 3 を押すか、または
2. リモコンの を押すか、または
3. Picture(画像) --> Keystone(キーストー
ン)メニューが表示されている場合は、プロ
ジェクタの左 3 を押すか、リモコンの 3 を押
します。
1. プロジェクタの右 4 を押すか、または
2. リモコンの を押すか、または
3. Picture(画像) --> Keystone(キーストー
ン)メニューが表示されている場合は、プロ
ジェクタの右
します。
0
4 を押すか、リモコンの 4 を押
(キーストーン)
を押して値を
Keystone
Keystone
を選
-6
+6
操作26
Page 33

アプリケーションモードの選択
このプロジェクタは操作環境や入力ソースの
画像タイプによって自由に選択できるように、
いくつかのアプリケーションモードが設定さ
れています。
するには、
い。
信号タイプごとに使用できる画像モード
は次の通りです。
ケーションモード
必要に応じて操作モードを選択
Mode
(モード)
詳細は、
"
を押してくださ
31
を参照してください。
ページの"アプリ
PC 信号入力
最大輝度 プレゼンテーション
(デフォルト)
sRGB/ フォト ゲーム ビデオ
YPbPr/S ビデオ / ビデオ信号入力
ムービー(デフォルト) シネマ ゲーム フォト
入力信号の切り替え
プロジェクタは同時に複数の装置に接続するこ
とができます。 ただし一度に表示できる装置は
1台です。 有効な入力ソースを切り替えるに
は、プロジェクタのコントロールパネルかリモ
コンの Source(ソース)ボタンを押してくださ
い。 選択したソース名は、スクリーンの中央に
ボタンを押してから3秒間表示されます。
入力信号を変えると、そのたびに投射画像の輝度も変わ
ります。 通常ほとんどが静止画を使ったデータ(グラ
フィック)PC プレゼンテーションは、ほとんどが動画
(ムービー)のビデオよりも明るくなります。
入力タイプによって、アプリケーションモードで有効なオプションが変わります。 詳細は、 27 ペー
ジの " アプリケーションモードの選択 " を参照してください。
画像を隠す
Blank ( ブランク ) を使用するとスクリーンのイ
メージが消えるため、聴衆の関心をすべて講演
者に向けることができます。 リモコンのキーを
どれでも押すと、イメージが戻ります。 イメー
ジが非表示になると、スクリーンの右下隅に、
Blank
( ブランク ) と表示されます。 ビデオ / S ビデオ
入力を使用している場合は、この機能を使用し
てもサウンドは流れたままになります。
Advance(高度な設定)--> ブラン
を設定すると、一定時間消画スクリーン状態で何もしなかった場合に、自
ク時間
動的に画像が戻るように設定できます。
投射中に投写レンズを他の物体で覆わないでください。その物体が過熱し、火災の原因となり危険
です。
操作 27
Page 34

リモートからのページ操作
Page Up/Dow n
スプレイソフトウェア(
Page UpやPage Down ボタンを使って操作することができます。
詳細は、
この機能を使用する前に、プロジェクタと PC またはノートブック PC を
USB ケーブルで接続します。
コマンドに応答する(
16
ページの"コンピュータの接続" を参照してください。
PC
Microsoft PowerPoint
上にインストール)は、リモコンの
など)ディ
画像の静止
リモコンの
す。
止を解除するには、リモコンの
すか、プロジェクタのコントロールパネルの
ボタンを押してください。 Source
ソースも変わりますので注意してください。
スクリーン上でイメージが静止しても、ビデオやその他の装置
で映像は流れつづけています。接続した装置に有効なオーディ
オが含まれている場合は、画像が静止しても音声は聞くことが
できます。
Freeze
(一時停止)
ボタンを押すと画像が静止しま
スクリーンの右下隅に アイコンが表示されます。 一時停
Freeze
(一時停止)
(ソース)
ボタンを押
Source
(ソース)
ボタンを押すと入力
終了
1. Power ( 電源 ) を押すと、警告
メッセージが表示されます。
Power ( 電源 ) をもう一度押す
と、プロジェクタの電源がオ
フになります。
2.
Power (
電源)インジケータラ
がオレンジ色に点滅して
イト
ランプが消灯した後、プロ
ジェクタを冷却するために
ファンが約
ます。
• ランプを保護するため、冷却プロセスの間はプロジェクタはいかなるコマンドにも反応しま
せん。
• 冷却時間を短縮するには、クイック冷却機能を有効にすることもできます。 34 ページの " ク
イック冷却(オフ)" を参照してください。
90
秒間動作を続け
3.
電源コードをコンセントから抜きます。
• プロジェクタ終了手順が完了する前、または 90
秒間の冷却プロセスの間は、電源コードを抜かな
いでください。
• プロジェクタを正しく終了しなければ、プロジェ
クタを再起動しようとするとランプを保護するた
め、数分間ファンが動作して冷却します。プロ
ジェクタを起動するには、ファンが停止した後に
もう一度、電源を押します。
操作28
Page 35

メニューの操作
メニュー システム
OSD メニューは、選択した信号のタイプにより異なります。
受信信号のタイプにより使用可能な機能
サブメニュー
画像
高画質画像
設定
高度な設定
情報
PC(デフォルト値
または設定)
アプリケーション
モード
キーストーン
色温度
輝度
コントラスト
自動サイズ調整
縦横比
水平位置
垂直位置
位相
水平サイズ
ミュート
音量
OSD 時間
クイック冷却
パスワード
パスワードの変更
リセット
ミラー
ブランク時間
ソーススキャン
言語
スプラッシュスクリーン
高地モード
自動電源オフ
省電力モード
ソース
解像度
アプリケーション
モード
ランプ時間 ( 補正済
み )
(デフォルト値また
ビデオ / S ビデオ
は設定)
アプリケーションモード
キーストーン
色温度
輝度
コントラスト
色
色合い *
自動サイズ調整
縦横比
シャープネス
ソース
システム
アプリケーション
モード
ランプ時間(補正済
み)
コンポーネントビ
デオ(デフォルト
値または設定)
ソース
解像度
アプリケーション
モード
ランプ時間(補正済
み)
* ビデオまたは S ビデオ信号が接続されているときには、この機能は NTSC 規格が
選択されているときにしか使用することができません。
操作 29
Page 36

メニューの使用方法
プロジェクタは、
定が行えます。
メニュー言語は 17ヶ国語用意されています (詳細については、 35 ページの "4. 高
度な設定メニュー " を参照してください)。
次の例では、キーストーンの調整を説明しています。
1.
プロジェクタの6
または、リモコンの Menu
メニュー)
(
リーン
2.
プロジェクタの3 左/ 右 4
リモコンの
選択します。
3.
プロジェクタの5Exit (
6Menu
は
またはリモコンの
キーストーン
On-Screen Display (OSD)
Menu (
メニュー)
を押して、オンスク
メニューをオンにします。
または、
左3/ 右4を使用して、
Picture
(画像) メニューを
終了) また
(メニュー) を押すか、
6
/ 5
を押して、
を選択します。
メニューを備えており、各種の調整や設
4.
プロジェクタの 左3/ 右4ま
たは、リモコンの
を使用して、キーストーンの
値を調整します。
5.
プロジェクタの5Exit
(終了)を2
Menu
コンの
2回押して
保存します。
*1 回目にはサブメニューに戻り、2 回目
にオンスクリーンメニューが閉じます。
左3/ 右
回押すか、リモ
(メニュー)
*
終了し、設定を
4
を
操作30
Page 37

1. 画像メニュー
項目によっては、特定の入力ソースを使用している場合にしか調整できないものもあります。 調整
できない項目はスクリーンには表示されません。
機能(デフォル
ト / 設定値)
アプリケー
ションモード
(PC: プレゼ
ンテーション;
YPbPr/
S ビデオ /
ビデオ:
ムービー)
キーストーン
(0)
説明
あらかじめ定義したモードを利用すると、ご使用のプログラム
タイプに最適なプロジェクタのイメージを設定することができ
ます。
リモコンの Mode(モード)ボタンを使ってあらかじめ定義したモード
を選択することもできます。 詳細は、 27 ページの " アプリケーション
モードの選択 " を参照してください。
PC 信号入力
1. 最大輝度モード: イメージの輝度を最大限明るくします。
このモードは、輝度を最高に明るくする必要がある環境に
適しています(プロジェクタを明るい部屋で使用する場合
など)。
2.
プレゼンテーションモード (デフォルト)
ションに向いています。
輝度が強調されます。
3.
sRGB/
フォトモード: RGB
定に関係なく実物のようなリアルな画像を再現します。
のモードは
たフォトを見たり、
画アプリケーションを見るのに適しています。
4.
ゲームモード:
ムをする場合に適しています。
5.
ビデオモード:
介してデジタルカメラや
プを再生するのに適しています。
sRGB
明るいリビング ルームでコンピュータゲー
このモードはやや暗めの部屋で、PC入力を
このモードではPCの色に合わせて
の純度を最高に上げて、輝度設
対応の正しく調整されたカメラで撮影し
PC
グラフィックや
DV
からムービーやビデオクリッ
:プレゼンテー
AutoCAD
などの描
こ
YPbPr/S ビデオ / ビデオ信号入力
1.
ムービーモード(デフォルト):
明でカラフルなムービーや
2.
シネマモード:
ラウンジなどで
3.
ゲームモード:
でゲームボックスベースのビデオゲームを楽しむのに適し
ています。
4.
フォトモード:
たカメラで日中撮影したフォトを見たり、フォト
たりするのに適しています。彩度と輝度のバランスが良い
点が特長です。
イメージのキーストーンを補正します。 詳細については、 26 ペー
ジの " キーストーンの補正 " を参照してください。
このモードは暗くしたホームシネマルームや
DVD
ムービーを楽しむのに適しています。
このモードは普通のリビングルームの照明
このモードは
このモードはラウンジの照
TV
を楽しむのに適しています。
sRGB
対応の正しく調整され
CD
を見
操作 31
Page 38

色温度(選択
したアプリ
ケーション
モードにより
変わります)
輝度(選択し
た入力ソース
によります)
4種類の色温度 * 設定が使用できます。
1. T1: 最高の色温度のとき、T1 は他の設定よりも画像をより
青白く再現します。
2.
T2: 画像を青みがかった白で表示します。
3.
T3: 白の色合いを通常に保ちます。
4.
T4: 画像を赤みがかった白で表示します。
* 色温度について :
用途に応じて「白」とみなされる色合いが多数存在します。 白色
を表すためによく使用される方法の 1 つに「色温度」がありま
す。色温度の低い白色は赤みがかった白で表示されます。色温
度の高い白色は青みがかって表示されます。
イメージの輝度を調整します。値を高くするほどイメージの輝
度が増加します。設定値が小さいほどイメージは暗くなります。
このコントロールを調整すると、イメージの黒い領域が黒く表
示されるため、暗い領域の詳細が見えるようになります。
コントラスト
(選択した入力
ソースにより
ます)
色(選択した
入力ソースに
よります)
色合い(50)
-30
イメージの明るさと暗さの差を調整します。値を高くするほど
コントラストが増加します。 選択した入力と表示環境に合わせて
輝度を調整した後、これを使って白のピークレベルを設定する
ことができます。
-30
イメージの色強度を増減します。
イメージの色調を調整します。 値を高くするほど赤みがかったイ
メージになります。 逆に値を低くするほど緑がかったイメージに
なります。
ビデオまたは S ビデオ信号が接続されているときには、この機能は
NTSC 規格が選択されているときにしか使用することができません。
50
50
+70
+70
操作32
Page 39

2. 高画質画像メニュー
項目によっては、特定の入力ソースを使用している場合にしか調整できないものもあります。 調整
できない項目はスクリーンには表示されません。
機能(デフォ
ルト / 設定値)
自動サイズ調
整(オン)
縦横比(4:3)
水平位置(0)
説明
入力信号のピクセル解像度をプロジェクタの最高解像度に自動的
にリサイズします。
オン: 入力信号のピクセル解像度がプロジェクタの最高解像度
(1024 x 768)に変換されます。 低解像度の入力信号では、投射す
る前にピクセル間のギャップが自動的に補間されます。 これによ
り画像の鮮明さが失われる場合があります。
オフ: 画像はピクセルの変換を行わず、元の解像度のまま投射さ
れます。 低解像度の入力信号では、投射画像はフルスクリーンサ
イズにリサイズした場合よりも小さいサイズで表示されます。
ズーム倍率を調整するか、プロジェクタをスクリーンに近づける
と画像サイズを拡大することができます。 このような調整を行っ
た後は、プロジェクタのフォーカスを調整し直す必要があるかも
しれません。
縦横比の設定は 2 種類あります。
1. 4:3(標準のスクリーン) 2. 16:9(ワイドスクリーン)
縦横比 16:9 は正しい 16:9 信号が入力されているときに、コンポーネン
トビデオ入力を介してしか表示することができません。 詳細は、 19 ペー
ジの " コンポーネントビデオ装置の接続 " と 13 ページの " スクリーンサ
イズの調整 " を参照してください。
投写イメージの水平位置を
調整します。
-30 +30
投写イメージの垂直位置を
調整します。
垂直位置(0)
位相(選択し
た入力ソース
によって変わ
ります)
水平サイズ
(0)
シャープネス
(15)
-30
この機能を使用すると、クロック位相を調整
して、イメージの歪みを減少させることがで
きます。
イメージの幅を調整します。
イメージがシャープまたはソフトになるように調整します。
操作 33
+30
Page 40

3. 設定メニュー
機能(デフォル
ト / 設定値)
ミュート
(オフ)
音量(5)
OSD 時間
(10)
クイック冷却
(オフ)
パスワード
(オフ)
説明
プロジェクタの音声をオン / オフに切り替えます。
音量を調整します。
ボタンを押してからの OSD の表示時間を設定します。5 ~ 100 秒
の範囲で設定できます。
クイック冷却機能を有効 / 無効にします。 オンを選択するとこの
機能が有効になり、プロジェクタの冷却時間が通常の 90 秒よりも
短くなり 30 秒程度で冷却が終了します。
これは選択可能な機能です。 オンを選択すると、パスワードを
知っているユーザーのみプロジェクタを操作できるようにしま
す。 初めてこの機能を有効にするときに、パスワードを設定する
必要があります。 詳細は、22 ページの " パスワード機能の使い方 "
を参照してください。 パスワードを設定し、この機能を選択する
と、プロジェクタはパスワードで保護された状態になります。 正
しいパスワードを知らないユーザーはプロジェクタを操作するこ
とができません。
警告 : パスワード機能を有効にしたにも関わらず、パスワードを忘れてし
まうと面倒なことになります。
(必要であれば)本書を印刷し、設定したパスワードを本書に書き留めて
おき、安全な場所に保管しておいてください。
パスワード入力はプロジェクタやリモコンのボタンを使って行っ
てください。
入力したパスワード番号はスクリーン上に表示されます。
パスワードの
変更
リセット
操作34
新しいパスワードに変更する前に、現在のパスワードを入力する
よう要求されます。 詳細は、22 ページの " パスワード機能の使い
方 " を参照してください。
すべての設定を工場出荷時の値に戻します。
次の設定は現在の設定値のまま維持されます。 ミラー、言語、パスワード、
高地モード、位相、水平位置。
Page 41

4. 高度な設定メニュー
機能(デフォル
ト / 設定値)
ミラー
(床面前面)
ブランク時間
(20)
ソーススキャ
ン(オン)
言語(英語)
スプラッシュ
スクリーン
(BenQ ロゴ)
説明
プロジェクタは、天井またはスクリーンの背後に設置したり、1
枚あるいは複数のミラーを使用して設置することができます。プ
ロジェクタを天井に設置する場合は、販売店に連絡して、天井取
り付け用ブラケット ( 別売りアクセサリ ) をお求めください。 詳細
については、 12 ページの " 場所の選択 " を参照してください。
ブランク機能が有効になっているとき、画像をブランクにしてお
く時間を選択します。ここで設定した時間が経過すると、画像は
元に戻ります。
プロジェクタで自動的に入力信号を検索するかどうかを設定しま
す。 ソーススキャンがオンの場合、プロジェクタは信号を取得す
るまで入力信号をスキャンします。 この機能が有効になっていな
い場合は、最後に使用した入力信号が選択されます。 検出された
デフォルト値は RGB です。
OSD コントロール メニューの言語を設定します。
プロジェクタの左 3/ 右 4 または、リモコンの左 3/ 右 4 を使用
して、言語を選択します。
プロジェクタ起動時に表示されるロゴ画面を、ユーザーが選択す
ることができます。選択肢には以下の 3 つがあります。デフォル
ト (BenQ ロゴ )、黒画面、と青画面です。
操作 35
Page 42

高地や温度が高い場所で使用するときのモードです。 海抜 3000
フィート以上、気温 40
シャットダウンせずに連続して長時間使用する場合は、このモー
ドを選択されるようお薦めします。>
高地モードを有効にするには、プロジェクタかリモコンで左 3/
右 4 を押してオンを選択してください。確認のメッセージが表示
されます。 Auto(自動)を押してください。
海抜
3000
フィート以上または気温40℃以上の環境でプロジェク
タを使用する場合は、高地モードを使用されるようお薦めします。
°C 以上の環境、またはプロジェクタを
高地モードをオンにしますか ?
はい 自動 いいえ 5
高地モード
(オフ)
自動電源オフ
(オフ)
省電力モード
(オフ)
次回プロジェクタの電源を入れると、スタートアップ中に下のよ
うなメッセージが表示されます。
現在の状態
高地モード オン
このモードはプロジェクタを極限状態の環境から保護するため
高地モードを選択した場合は、システムの性能を維持するために
冷却ファンが回転速度を速めるために操作ノイズが高くなる場合
があります。
上記の場合を除き、その他の極限環境でプロジェクタを使用する
と、プロジェクタが自動的にシャットダウンする場合があります。
これはプロジェクタを過熱から保護するために設置された機能で
す。 このような場合は、高地モードに切り替えてみてください。 こ
れは、このプロジェクタが極限状態でも操作可能であるというこ
とを保証するものではありません。
指定した時間を経過しても入力信号が検出されないときに、自動
的にプロジェクタの電源をオフにします。 プロジェクタかリモコ
ンの左 3/ 右 4 を押して、プロジェクタの電源が切れるまでの時
間を設定してください。 オフを選択すると、この機能は無効にな
ります。
システムのノイズを減らすためにはこのモードを使用します。消
費電力が 20% 節減されます。 このモードを有効にすると出力され
るライトが低減され、その結果投射画像が暗くなります。
プロジェクタを常に省電力モードで使用すると、ランプタイマーの自動
シャットダウン機能が延長されます。 ランプの使用時間を計算する方法に
ついては、 39 ページの " ランプの使用時間の計算 " を参照してください。
に使用します。
操作36
Page 43

5. 情報メニュー
このメニューでは、プロジェクタの現在の操作状態を表示します。
項目によっては、特定の入力ソースを使用している場合にしか調整できないものもあります。 調整
できない項目はスクリーンには表示されません。
機能 説明
ソース
解像度
現在の信号ソースを表示します。
入力信号のネイティブ解像度を表示します。
アプリケー
ションモード
ランプ時間
(補正済み)
システム
画像 メニューで選択したモードを表示します。
ランプの使用時間数を表示します。
ビデオ入力システムの形式が NTSC 、SECAM 、PAL のいずれかを
表示します。
操作 37
Page 44

メンテナンス
プロジェクタのお手入れ
ご使用のプロジェクタはほとんどメンテナンスの必要がありません。 定期的に行
う必要があるのは、レンズのクリーニングだけです。
ランプを除き、プロジェクタの部品は一切取り外さないでください。 ランプ以外
の交換が必要な場合は、販売店にご相談ください。
レンズのクリーニング
表面の汚れやほこりが付いていたら、レンズをクリーニングします。
•
圧縮空気スプレーを使用してほこりを取り除きます。
•
汚れやしみが付いた場合は、レンズ クリーニング ペーパーまたはレンズ ク
リーナで湿らせた柔らかい布でレンズの表面を軽く拭きます。
レンズは絶対に研磨剤でこすらないでください。
プロジェクタケースのクリーニング
ケースのお手入れを行う前に、28 ページの " 終了 " に記載されている正しい手順
でプロジェクタの電源を切り、電源コードを抜いてください。
•
ケースの汚れやゴミを落とすには、付属のクリーニング布でやさしく拭いて
ください。
•
落ちにくい汚れやしみを取り除くには、水で薄めた中性洗剤で布を湿らせて、
ケースを拭きます。
ワックス、アルコール、ベンジン、シンナー、その他の化学洗剤は使用しないでください。こうし
た薬剤を使用すると、ケースを傷める場合があります。
プロジェクタの保管
長期間プロジェクタを保管する必要がある場合、次の手順に従ってください。
•
保管場所の温度と湿度が、プロジェクタの推奨範囲内であることを確認しま
す。 詳細は、 47 ページの " 仕様 " を参照されるか、販売店にお尋ねください。
•
アジャスタフットを格納します。
•
リモコンから電池を取り外します。
•
プロジェクタを元の梱包または同等の梱包にしまいます。
プロジェクタの移動
プロジェクタを搬送するときは、元の梱包または同等の梱包で行うことを推奨し
ます。 ご自分で運ぶ場合は、最初に本製品が梱包されていた材料か、添付の携帯
用ソフトケースを使用してください。
メンテナンス38
Page 45

ランプについて
ランプの使用時間の計算
プロジェクタが作動している間、プロジェクタに内蔵されたタイマーがランプの使
用時間(時間単位)を自動的に計算します。
す。
= 3/4 (
合計ランプ時間
省電力モードについての詳細は、36 ページの " 省電力モード(オフ)" を参照してください。
省電力モードでのランプ時間は標準モードの
ジェクタを省電力モードで使用すると、ランプ時間を
ます。
省電力モードでの使用時間
警告メッセージ
Lamp ( ランプ ) インジケータ が赤に点灯した場合、またはランプの交換時期であ
ることを示すメッセージが表示された場合は、新しいランプを取り付けるか、お
買い上げの販売店にご相談ください。 古いランプを使用すると、プロジェクタの
誤動作の原因となり、ランプが破裂することもあります。
プロジェクタの警告メッセージについての詳細は、43 ページの " インジケータ "
を参照してください。
ランプの温度が異常に高くなると、Lamp ( ランプ ) インジケータライトおよび温度警告ライトが点
灯します。この場合は、電源をオフにして 45 分間ほど放置し、プロジェクタを常温に戻してくだ
さい。このようにしても電源をオンにしたときに [Lamp] ( ランプ ) インジケータまたは [Temp] (
温度 ) インジケータが点灯する場合は、販売店にご相談ください。
次のランプ警告が表示されたら、ランプを交換してください。
メッセージ 状態
ランプの動作時間が
動作を最適化するために、新しいランプを取り
付けてください。
モードで起動している場合は(
電力モード(オフ)
2950
までプロジェクタを使用することができます。
ランプの動作時間が 2950 時間を超えました。
新しいランプに交換しておくと、ランプが寿
命で切れる不都合を避けられます。
ランプ時間の計算方法は次の通りで
) + 1 (
標準モードでの使用時間
3/4
として計算されます。 つまりプロ
1/3
ほど延長することができ
2800
時間を超えました。
通常プロジェクタを省電力
36
ページの"省
"
を参照してください)、
時間のランプ警告メッセージが表示される
)
ランプの動作時間が 3000 時間を超えました。
メッセージはスクリーン中央で約 30 秒間点滅
し、同時に Lamp ( ランプ ) インジケータ が 40
秒間赤く点灯します。
この程度の使用時間で ラ ン プを交換さ れ る よ
う強く お薦めします。 ラ ン プには寿命があ り ま
す。 使用時間が長 く な る と 、 ラ ン プは徐々に明
るさを失っていきます。 ランプが暗くなったこ
とに気付いたらランプを交換してく ださい。 ラ
ン プは使用時間が
る必要があ り ます。
3000
時間を 越えた ら 交換す
メンテナンス 39
Page 46

この警告メッセージが表示されると、プロ
ジェクタは 40 秒以内にシャットダウンしま
す。プロジェクタを正常に動作させるには、
ランプを交換してください。
ランプの交換
• 感電を防ぐため、ランプを交換する前には必ずプロジェクタの電源をオフにし、電源コード
を抜いてください。
• 重度のやけどを負う危険を防ぐため、ランプを交換する前に、最低でも 45 分間はプロジェク
タを冷却してください。
• 割れて鋭くなったランプのガラス片を取り除く場合は、指をけがしたり、内部部品を破損し
たりしないように、十分注意してください。
• 指のけがや、レンズに触れることによる画質の劣化を避けるため、ランプを取り外すときに
空のランプ ケースには触れないでください。
• このランプの中には水銀が入っています。ランプの処分は、地元の有害廃棄物規制条例にし
たがって、正しい方法で行ってください。
1. 電源をオフにして、プロジェクタをコンセントから抜きます。 ランプが高温
になっている場合は、やけどを防ぐためにランプを約 45 分間放置して常温
に戻してください。
2.
プロジェクタを上下に裏返します。 ランプ
カバーのネジを緩めます。
3.
プロジェクタからランプカバーを外しま
す。
ランプカバーを外したまま、電源を入れないでください。
メンテナンス40
Page 47

4.
プロジェクタからランプコネクタを外しま
す。
5.
ランプを固定しているネジを緩めます。
6.
プロジェクタからランプを外します。
• 急激に引っ張るとランプが割れ、ガラスの破片がプ
ロジェクタ内に散乱します。
• 取り出したランプは、水のかかる場所、子供の手が
届く場所、可燃物の付近には置かないでください。
•
ランプを取り外した後は、プロジェクタ内に手を入れ
ないでください。内部の光学部品に手を触れると、投
写イメージの色が不均一になり歪む場合があります。
7.
図に示す通り、新しいランプを手に持ち、
プロジェクタ上にランプを設置する穴とラ
ンプを合わせて、ランプをプロジェクタの
中へ引き入れてください。
8.
ランプコネクタをプロジェクタに接続します。
メンテナンス 41
Page 48

9.
ランプを固定しているネジを締めます。
• ネジの締め方がゆるいと接触が悪くなり、故障の原
因になる場合があります。
• ネジを締め過ぎないでください。
10.
プロジェクタにランプカバーを戻します。
11.
ランプカバーを固定しているネジを締めます。
• ネジの締め方がゆるいと接触が悪くなり、故障の原
因になる場合があります。
• ネジを締め過ぎないでください。
12.
プロジェクタを再起動してください。
ランプカバーを外したまま、電源を入れないでください。
13.
ランプカウンタのリセット
ランプを交換していない場合はリセットしないでください。
ランプが破損する恐れがあります。
i. プロジェクタの Exit ( 終了 ) 5 ボタンを 5
秒間押し、ランプの合計動作時間を表示
します。
ii. プロジェクタまたはリモコンの Auto
( 自動 ) を押し、ランプ時間を「0 」にリセットします。
iii. OSD が消えるまで、5 秒ほどお待ちください。
温度情報
温度警告ライトが点灯している場合は、以下の問題が発生していることを示して
います。
1. 内部温度が異常に高くなっています。
2.
ファンが動作していません。
プロジェクタの電源をオフにし、認定サービス担当者にお問い合わせください。
詳細は、43 ページの " インジケータ " を参照してください。
メンテナンス42
Page 49

インジケータ
意味
•
Blank (ブランク) -
•
•
: ライト点滅
: ライト点灯
:ライト消灯
•
O : オレンジ色
•
R : 赤色
•
G : 緑色
Light ( ライト )
電源 温度 ランプ
電源の状況
- -
O
G
G
O
O
O
- -
- -
- -
- -
-
R
R
Light ( ライト )
電源 温度 ランプ
ランプの状況
- -
状態と説明
スタンバイ モードです。
起動中、
プロジェクタは通常動作中です。
1. 通常の冷却プロセスを経過せずに異常終了したた
2.
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタを
再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了しま
す。販売店にお問い合わせください。
状態と説明
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタを
再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了しま
す。販売店にお問い合わせください。
1. プロジェクタの冷却に 90 秒必要です。または
2.
Power (
電源) インジケータ ライト
め、プロジェクタの冷却に 90 秒必要です。または
電源を切った後、プロジェクタは90秒間の冷却時
間が必要です。
販売店にお問い合わせください。
が点滅します。
メンテナンス 43
Page 50

Light ( ライト )
電源 温度 ランプ
温度の状況
- -
-
-
-
R
R R
R G
R
G
O R R
R R
R R
G R
状態と説明
プロジェクタが自動的に終了しました。プロジェクタを
再起動しようとしても、プロジェクタは再度終了しま
す。販売店にお問い合わせください。
メンテナンス44
Page 51

BenQ プロジェクタを天井に取り付けるための安全
のための注意
BenQ プロジェクタを安心してお使いいただくために、ここに記載する注意をよく
お読みになり指示にしたがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、BenQ プロジェクタ専用天井取り付け
キットをお使いになり、しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクタ以外の天井取り付けキットをお使いになると、ゲージやネジの
長さが正確でないためプロジェクタが正しく固定されず落下してしまう恐れがあ
ります。
BenQ プロジェクタ専用天井取り付けキットは、 BenQ プロジェクタを購入された
販売店でお買い求めいただけます。 また別途ケンジントンロックをお求めになり、
プロジェクタのケンジントンロックスロットと天井取り付けブラケットのベース
をセキュリティケーブルでしっかりと繋いでおくことをお薦めします。 このよう
にしておくと、万一天井取り付けブラケットが緩んでしまった場合にも、プロ
ジェクタを補助的に支えることができます。
メンテナンス 45
Page 52

トラブルシューティング
プロジェクタの電源がオンにならない
原因 対応
電源コードをプロジェクタの電源コードソ
電源コードから電源が来ていません。
冷却プロセスの間にプロジェクタの
電源をオンにしようとしています。
画像が映らない
原因 対応
ビデオ ソースがオンになっていない
か、正しく接続されていません。
プロジェクタが正しく入力ソース機
器に接続されていません。
入力信号が正しく選択されていません。
レンズ キャップが装着されたままです。
イメージがぼやける
原因 対応
投写レンズの焦点が合っていません。 ピントリングで焦点を合わせます。
プロジェクタとスクリーンの位置が
正しく合っていません。
レンズ キャップが装着されたままです。
ケットとコンセントに差し込みます。コンセ
ントにスイッチがある場合は、スイッチがオ
ンになっていることを確認します。
冷却プロセスが完了するまでお待ちくださ
い。
ビデオ ソースをオンにし、信号ケーブルが正
しく接続されていることを確認します。
接続を確認します。
プロジェクタまたはリモコンの
キーで正しい入力信号を選択します。
ス)
レンズ キャップを取り外します。
投写角度および方向、また必要であれば装置
の高さを調整します。
レンズ キャップを取り外します。
Source(
ソー
リモコンが機能しない
原因 対応
電池が切れています。 電池を新しい電池に交換します。
リモコンとプロジェクタの間に障害
物があります。
プロジェクタからの距離が遠すぎます。
トラブルシューティング46
障害物を取り除きます。
プロジェクタから
以内の場所に立ちます。
6
メートル
(19.5
フィート
)
Page 53

仕様
プロジェクタの仕様
仕様はすべて予告なしに変更されることがあります。
全般
製品名 デジタル プロジェクタ
モデル名
光学
解像度
表示システム
レンズ F/ 番号 F=2.6 ~ 2.77, f= 20.4 ~ 23.5 mm
ランプ 200W ランプ
電気仕様
電源 AC100-240V, 1.5A-3.2A, 50/60 Hz ( 自動 )
消費電力 285W ( 最大 )
機械仕様
外形寸法 284 mm ( 幅 ) x 94 mm ( 高さ ) x 231 mm ( 奥行き )
重量
入力端子
コンピュータ入力
RGB 入力 D-sub 15-pin ( メス ) x 1
ビデオ信号入力
S ビデオ Mini DIN 4-pin ポート x 1
ビデオ RCA ジャック × 1
HDTV 入力 D-sub <--> コンポーネント RCA ジャック × 3、
オーディオ信号入力
オーディオ入力 ミニ ジャック ステレオ ポート
出力
RGB 出力 D-sub 15-pin ( メス ) x 1
USB マウス コネクタ A/B シリーズ x 1
スピーカ (ミックスモノラル)2W x 1
使用環境条件
動作温度範囲 0°C ~ 40°C (海抜)
操作時の相対湿度 10% ~ 90% ( 結露なきこと )
動作高度
MP620p
1024 x 768 XGA
1-CHIP DMD
6 lbs (2.724 Kg)
(RGB 入力経由 )
•
0 ~ 3000 フィート(0°C ~ 40°C)
•
3000 ~ 6000 フィート(0°C ~ 30°C)
•
6000 ~ 10000 フィート(0°C ~ 23°C)
仕様 47
Page 54

タイミングチャート
PC 入力用にサポートされているタイミング
解像度
640 x 400 31.47 70.089 25.176 640 x 400_70
640 x 480 31.469 59.940 25.175 VGA_60
800 x 600 37.879 60.317 40.000 SVGA_60
1024 x 768 48.363 60.004 65.000 XGA_60
1280 x 1024 63.981 60.020 108.000 SXGA_60
水平周波数
(kHz)
37.861 72.809 31.500 VGA_72
37.500 75.000 31.500 VGA_75
43.269 85.008 36.000 VGA_85
48.077 72.188 50.000 SVGA_72
46.875 75.000 49.500 SVGA_75
53.674 85.061 56.250 SVGA_85
56.476 70.069 75.000 XGA_70
60.023 75.029 78.750 XGA_75
68.667 84.997 94.500 XGA_85
コンポーネント YP
垂直周波数
(Hz)
bPr 入力用にサポートされている
ピクセル周
波数 (MHz)
モード
タイミング
信号フォーマット
480i(525i)@60Hz 15.73 59.94
480p(525p)@60Hz 31.47 59.94
576i(625i)@50Hz 15.63 50.00
576p(625p)@50Hz 31.25 50.00
720p(750p)@60Hz 45.00 60.00
720p(750p)@50Hz 37.50 50.00
1080i(1125i)@60Hz 33.75 60.00
1080i(1125i)@50Hz 28.13 50.00
水平周波数 (kHz) 垂直周波数 (Hz)
ビデオおよび S ビデオ入力用にサポートされている
タイミング
ビデオモード
NTSC 15.73 60 3.58
PAL 15.63 50 4.43
SECAM 15.63 50
PAL-M 15.73 60 3.58
PAL-N 15.63 50 3.58
PAL-60 15.73 60 4.43
NTSC4.43 15.73 60 4.43
仕様48
水平周波数
(kHz)
垂直周波数
(Hz)
カラー副搬送
波周波数 (MHz)
4.25 または 4.41
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外形寸法
単位:mm
仕様 49
Page 56

保証
限定保証
BenQ は、本製品が正常に使用および保管される場合に限り、本製品の材料お
よび製造上の瑕疵がないことを保証します。
保証を受ける際には、購入日の証明が必要となります。 保証期間中に本製品
に瑕疵があることが判明した場合、BenQ の全責任と、お客様に対する全面的
な補償は、瑕疵のある部品の交換 ( 工賃を含む ) に限られます。保証サービス
を受ける場合は、製品を購入した販売店に直ちに連絡してください。
重要: お客様が BenQ の文書による指示に従わずに操作を行った場合はこの
保証は無効となります。特に本製品は環境湿度 10% から 90% の間、温度
0
°C から 40°C の間、高度 10000 フィート以下の環境でご使用になり、ホコリが
立ちやすい場所での使用はお止めください。
の法的権利が与えられます。また、在住している国によっては、お客様にそ
の他の権利が与えられることもあります。
詳細は、弊社ホームページ www.BenQ.com をご覧ください。
この保証により、お客様には特定
保証50
Page 57

法規
FCC 規則
B クラス : 本デバイスはラジオ周波エネルギーを発生、使用し、さらに放射
する可能性があり、指示にしたがってインストールおよび使用しなければ、
ラジオ通信に有害な障害を与える場合があります。しかしながら、特定の方
法で設置すれば障害を発生しないという保証は何もありません。このデバイ
スがラジオや TV 受信装置に有害な障害を与える場合は(デバイスの電源を
一度切って入れなおすことにより確認できます)、障害を取り除くために次の
方法にしたがってください。
─ 受信アンテナの方向を変えるか、設置場所を変える
─ このデバイスと受信装置の距離をあける
─ このデバイスの受信装置とは別のコンセントに接続する
─ ディーラーか経験のあるラジオ /TV 技術者に問い合わせる
EEC 規則
本装置は、EMC (Electronic Magnetic Compatibility :電磁的両立性 ) に関する
ECC 指令 89/336/EEC に適合することが試験の結果確認されています。
MIC 規則
B クラス装置 ( 家庭用情報 / 電気通信装置 )
本装置は家庭用として EMC 登録を受けているため、本製品は住居地域を含む
任意の地域で使用できます。
WEEE
指導
ヨーロッパ共同体における家庭からの電子および電気製品の廃棄について。
本製品ま たは梱包材料に記載 さ れている この記号は、 こ れを家庭
廃棄物と し て破棄す る こ と が で き ない こ と を意味 し ています。 電
子ま たは電気装置の再利用規定に基づいて処理 し て く だ さい。 本
装置の再利用についての詳 しい情報は、 お住まい地域の市役所、
本製品を 購入 された店、 ま たは家庭廃棄物処理機関にお問い合わ
せ く だ さ い。 素材の再利用は自然環境の保護に役立つ と共に、 人
類の健康や環境を 確実に保護する方法で再利用さ れます。
法規 51