
AMD X670/B650 シリーズ
マザーボード
ソフトウェア / BIOS セットアップ
ガイド
バージョン 1.0
2022 年 8 月発行
Copyright©2022 ASRock INC. 無断複写・転載を禁じます。

バージョン 1.02022 年 8 月発行
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細情報について弊社取扱店までお問い合わせください。技術的なご質問がある場合は、
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ASRock Incorporation
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ASRock EUROPE B.V.
電子メール:sales@asrock.nl
ASRock America, Inc.
電子メール:sales@asrockamerica.com

內容
第 1 章 はじめに 1
第 2 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 2
2.1 自動ドライバー インストーラー (ADI) 2
2.1.1 初めてドライバーをインストールする 2
2.1.2 ドライバーの更新 6
2.2 ASRock ライブ更新と APP ショップ 7
2.2.1 ASRock ライブ更新と APP ショップ のインストール 7
2.2.2 UI 概要 8
2.2.3 アプリ 9
2.2.4 BIOS とドライバー 12
2.2.5 設定 13
2.3 ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) 14
2.3.1 ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) の
インストール 14
2.3.2 ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) の使用 14
2.4 ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming
Tuning) 17
2.4.1 ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming
Tuning) のインストール 17
2.4.2 ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming
Tuning) の使用 17
2.5 ASRock Polychrome SYNC 20
2.5.1 LED ストリップを接続する 20
2.5.2 アドレサブル RGB LED ストリップを接続する 21

2.5.3 Installing ASRock Polychrome SYNC ユーティリティの
インストール 22
2.6 Nahimic Audio(Nahimic オーディオ) 23
第 3 章 UEFI セットアップユーティリティ 25
3.1 はじめに 25
3.1.1 BIOS セットアップに入る 25
3.1.2 UEFI メニュー バー 26
3.1.3 ナビゲーション キー 27
3.2 Main ( メイン ) 画面 28
3.3 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面 29
3.4 Advanced ( 詳細 ) 画面 40
3.4.1 CPU Conguration (CPU 設定 ) 41
3.4.2 PCI 構成 42
3.4.3 オンボード デバイス構成 43
3.4.4 ストレージ構成 46
3.4.5 ACPI 構成 47
3.4.6 トラステッド コンピューティング 49
3.4.7 AMD CBS 51
3.4.8 AMD PBS 64
3.4.9 AMD オーバークロッキング 67
3.5 ツール 68
3.6 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘルス
イベント監視 ) 画面 70
3.7 Security ( セキュリティ) 画面 76
3.8 Boot ( ブート ) 画面 80
3.9 Exit ( 終了 ) 画面 82

AMD X670/B650 シリーズ
第 1 章 はじめに
このユーザー ガイドは、すべての AMD X670 および B650 マザーボード シリーズの完全
なセットアップ ガイドです。このマニュアルのスクリーンショットは参考用です。設定とオ
プションは、購入したマザーボードによって異なる場合があります。
このドキュメントの第 1 章では、セットアップ ガイドの概要を説明します。第 2 章には、ソ
フトウェアとユーティリティーの操作ガイドが含まれています。第3章には、BIOSセットアッ
プの設定ガイドが含まれています。
ソフトウェア セットアップ ガイド
•
自動ドライバー インストーラー (ADI)
•
ASRock Live Update & APP Shop (ASRock ライブ更新と APP ショップ )
•
ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning)
•
ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming Tuning)
•
ASRock Polychrome SYNC
•
Nahimic オーディオ
BIOS セットアップ ガイド
•
UEFI セットアップ ユーティリティ
マザーボードの仕様とソフトウェアは更新されることがあるため、このマニュアルの内容は予
告なしに変更することがあります。このマニュアルの内容に変更があった場合には、更新され
たバージョンは、予告なくASRock のウェブサイトから入手できるようになります。このマザー
ボードに関する技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモデルについての詳細情報
を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock ウェブサイト http://www.asrock.com。
1

第 2 章 ソフトウェアとユーティリティの操作
2.1 自動ドライバー インストーラー (ADI)
ドライバーのインストールに、光学ドライブまたはドライバー DVD は不要になりました。
ASRock マザーボードには、すでに BIOS ROM にプリパックされたイーサネット ドライ
バーが含まれています。オペレーティング システムのインストールが完了したら、自動ド
ライバー インストーラーを使用して、必要なすべてのドライバーを自動的にダウンロー
ドしてインストールします。
2.1.1 初めてドライバーをインストールする
指示に従って、自動ドライバー インストーラーから必要なすべてのドライバーをインス
トールします。
以下の手順では、インターネット アクセスが必要ですのでご注意ください。
手順 1
Windows OS をインストールしたら、コンピューターをインターネットに接続します。
RJ-45 Cable
LAN Port
Modem
Internet
2

AMD X670/B650 シリーズ
手順 2
システムを起動すると、画面の右下隅に「Do you want to one-step-install the latest
drivers simply from ASRock Auto Driver Installer? (ASRock 自動ドライバー インストー
ラーから簡単に最新のドライバーをワンステップでインストールしますか ?)」という通知
がポップアップ表示されます。
「Yes ( はい )」を選択して自動ドライバー インストーラーをインストールします。
「No ( いいえ )」を選択してインストールをスキップします。
自動ドライバー インストーラーは、BIOS のメニューの「Auto Driver Installer ( 自動ドラ
1.
イバー インストーラー )」項目が「Enabled ( 有効 )」に設定されている場合にのみ、ユー
ザーがドライバーをインストールするために自動的にポップアップ表示します。項目
はデフォルトで有効になっています。 したがって、初めてのユーザーは、BIOS で設定
を変更する必要はありません。
自動ドライバー インストーラーを使用するには、利用可能なインターネット接続が前
2.
提条件です。インターネットなしでシステムを起動すると、自動ドライバー インストー
ラーは表示されません。コンピューターをインターネットに接続し、数秒待つと、自動
ドライバー インストーラーがポップアップ表示されます。
手順 2 で「No ( いいえ )」を選択してインストールをスキップすると、自動ドライバー
3.
インストーラーは削除され
「Auto Driver Installer ( 自動ドライバー インストーラー )」項目を有効にしてください。
ます。アプリケーションを再度実行する場合は、BIOS 設定で
手順 3
完了すると、デスクトップに自動ドライバー インストーラー アイコンが表示され、自動ドラ
イバー インストーラーが表示されます。
3

手順 4
自動ドライバー インストーラー パネルには、マザーボードがサポートする利用可能なす
べてのドライバーが一覧表示されます。インストールするドライバーを 1 つ以上選択しま
す。
「Select All ( すべて選択 )」をクリックすると、すべての項目が選択されます。
「Unselect All ( すべての選択を解除 )」をクリックして、すべての選択を削除します。
「Update ( 更新 )」をクリックして、ドライバーのダウンロードとインストールを開始します。
インストールするドライバーがない場合は、「Finish ( 完了 )」をクリックして終了します。
アプリケーションを再度実行する場合は、BIOS 設定で「Auto Driver Installer ( 自動ドラ
イバー インストーラー )」項目を有効にしてください。
4

AMD X670/B650 シリーズ
手順 5
「During installation, your system may reboot and continue installing remaining item(s)
( インストール中にシステムが再起動し、残りの項目のインストールを続行する可能性が
あります )」というメッセージが表示されます。
「Yes ( はい )」をクリックして続行します。
「No ( いいえ )」をクリックして終了します。
手順 6
すべてのドライバーが正常にインストールされると、「Installation has been successfully
completed! For further drivers and utilities, please visit ASRock's website. ( インストール
が正常に完了しました ! その他のドライバーとユーティリティについては、ASRock の Web
サイトにアクセスしてください。)」というポップアップメッセージが表示されます。
「OK」をクリックして手続きを完了します。
ドライバーのインストールが完了すると、自動ドライバー インストーラー ツールがコン
ピューターから自動的にアンインストールされます。
ドライバーのインストール後、自動ドライバー インストーラーは削除されます。アプリケー
ションを再度実行する場合は、BIOS 設定の「Tool ( ツール )」メニューに移動し、「Auto
Driver Installer ( 自動ドライバー インストーラー )」項目を「Enabled ( 有効 )」に設定してく
ださい。
5

2.1.2 ドライバーの更新
ドライバーを更新すると、システムが問題なく正常に動作することが保証されます。ドラ
イバーを更新するには、ASRock の Web サイト (https://www.asrock.com) にアクセスし、
「Support ( サポート )」 > 「Latest Drivers Update ( 最新のドライバーの更新 )」を選択して
ください。
6

AMD X670/B650 シリーズ
2.2 ASRock ライブ更新と APP ショップ
ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェアアプリケー
ションを購入したりダウンロードできるオンラインストアです。さまざまなアプリケーショ
ンとサポートユーティリティを素早く簡単にインストールできます。ASRock Live Update &
APP Shop (ASRock ライブ更新と APP ショップ ) を使用すれば、数回クリックするだけで、
システムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持できます。
2.2.1 ASRock ライブ更新と APP ショップ のインストール
ASRock の Web サイトから ASRock ライブ更新と APP ショップ ユーティリティをダウン
ロードしてください:「https://www.asrock.com」。
マザーボードの製品ページに移動し、「Support ( サポート )」 > 「Download ( ダウンロー
ド )」を選択して APP ショップをダウンロードします。
インストール後、デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP
ショップ ユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインターネットに接続して
いる必要があります。
7

2.2.2 UI 概要
Category Panel
(カテゴリパネル)
Information Panel
(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル):カテゴリパネルにはいくつかのタブまたはボタンがあ
ります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情報パネルに関係する情報が表示
されます。
Information Panel(情報パネル):中央にある情報パネルには、現在選択されているカテ
ゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係するタスクを実行できます。
Hot News
(ホットニュース)
Hot News(ホットニュース):ホットニュースセクションにはさまざまな最新ニュースが表
示されます。画像をクリックして選択したニュースのウェブサイトを開いて詳しく読むこと
ができます。
8

AMD X670/B650 シリーズ
2.2.3 アプリ
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリが画面上に表示さ
れます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。その他のさまざまなアプリは右側
に表示されます。上下にスクロールして一覧にあるアプリを検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを確認できます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合は「Free(無
料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリがコンピュータにインス
トールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
9

手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックしてダウン ロードを
開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンが表
示されます。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックします。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
10

AMD X670/B650 シリーズ
アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。アプリの新しいバージョ
ンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に「New Version(新しいバージョ
ン)」 のマークが表示されます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
11

2.2.4 BIOS とドライバー
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはドライバ用の推奨更
新または重要な更新が一覧表示されます。速やかにすべて更新してください。
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細情報が表示されま
す。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
12

AMD X670/B650 シリーズ
2.2.5 設定
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択したり、Windows 起
動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に実行するかどうかを決めることが
できます。
13

2.3 ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning)
ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) は ASRock の多目的ソフトウェア スイー
トです。新しいインターフェースを搭載し、数々の新しい機能が追加されており、ユーティ
リティが改善されました。
2.3.1 ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) の
インストール
ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) を ASRock Live Update & APP Shop
(ASRock ライブ更新と APP ショップ)からダウンロードできます。
ASRock の Web サイトからユーティリティをダウンロードすることもできます:
「https://www.asrock.com」。マザーボードの製品ページに移動し、「Support ( サポート )」 >
「Download ( ダウンロード )」を選択して、「ASRock マザーボード ユーティリティ」をダウ
ンロードします。
インストール後、デスクトップに「ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning)」アイコ
ンが表示されます。「ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning)」アイコン をダ
ブルクリックすると、ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) のメイン メニューが
表示されます。
2.3.2 ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) の
使用
ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) のメイン メニューには次の 5 つのセク
ションがあります:Operation Mode(操作モード)、OC Tweaker(OC 調整)、System Info
(システム情報)、FAN-Tastic Tuning(FAN-Tastic チューニング)、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
14

AMD X670/B650 シリーズ
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
15

FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に達する
と、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
Settings ( 設定 )
ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) を構成します。Windows オペレーティン
グ システムの起動時に ASRock マザーボード ユーティリティ (A-Tuning) を起動する場
合は、「Auto run at Windows Startup (Windows 起動時に自動実行 )」をクリックして選択し
ます。
16

AMD X670/B650 シリーズ
2.4 ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom
Gaming Tuning)
ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming Tuning) は ASRock の多目的ソフ
トウェアスイートです。新しいインターフェースを搭載し、数々の新しい機能が追加され
ており、ユーティリティが改善されました。
2.4.1 ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom
Gaming Tuning) のインストール
ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming Tuning) を ASRock Live Update &
APP Shop (ASRock ライブ更新と APP ショップ ) からダウンロードできます。
ASRock の Web サイトからユーティリティをダウンロードすることもできます:
「https://www.asrock.com」。マザーボードの製品ページに移動し、「Support ( サポート )」 >
「Download ( ダウンロード )」を選択して、「ASRock マザーボード ユーティリティ」をダウ
ンロードします。
インストール後、デスクトップに「Phantom Gaming Tuning」アイコンが表示されます。
「Phantom Gaming Tuning」 アイコンをダブルクリックすると、Phantom Gaming
Tuning のメイン メニューがポップアップ表示されます。
2.4.2 ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom
Gaming Tuning) の使用
ASRock マザーボード ユーティリティ (Phantom Gaming Tuning) のメイン メニューには
次の 5 つのセクションがあります:Operation Mode(操作モード)、OC Tweaker(OC 調整)、
System Info(システム情報)、FAN-Tastic Tuning(FAN-Tastic チューニング)、Settings(設定)。
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
17

OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。
* モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
18

AMD X670/B650 シリーズ
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度に達する
と、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
Settings ( 設定 )
ASRock Phantom Gaming Tuning を構成します。Windows オペレーティング システムの
起動時に Phantom Gaming Tuning を起動する場合は、「Auto run at Windows Startup
(Windows 起動時に自動実行 )」をクリックして選択します。
19

2.5 ASRock Polychrome SYNC
ASRock Polychrome SYNC は、ご自分の好みに合わせて独自のスタイリッシュでカラフルな
ライティングシステムをビルドしたいという個性的なユーザー向けに特別設計されたライ
ティング制御機能です。LED ストリップを接続するだけで、「Static」、「Breathing」、「Strobe」、
「Cycling」、「Music」、「Wave」などのさまざまライティングスキームとパターンをカスタマイ
ズできます。
2.5.1 LED ストリップを接続する
RGB LED ストリップをマザーボード上の
1
B
R
G
V
2
1
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方向に取り付ける
1.
とケーブルが破損することがあります。
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切って、電源供給から
2.
電源コードを取り外してください。そうしないと、マザーボードコンポーネントが破損するこ
とがあります。
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
1.
RGB LED ヘッダーは、最大出力規格 3A(12V)で長さが 2 メートル以内の標準 5050
2.
RGB LED ストリップ(12V/G/R/B)に対応します。
RGB LED ヘッダー
1
12V GR B
RGB LED ヘッダー
に接続します。
20

AMD X670/B650 シリーズ
2.5.2 アドレサブル RGB LED ストリップを接続する
アドレサブル RGB LED
に接続します。
1
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方向に取り付ける
1.
とケーブルが破損することがあります。
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切って、電源供給から
2.
電源コードを取り外してください。そうしないと、マザーボードコンポーネントが破損するこ
とがあります。
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
1.
RGB LED ヘッダーは、最大定格 3A(5V)、長さ 2 メートルまでの WS2812B アドレサブ
2.
ル RGB LED ストリップ(5V/ Data /GND)に対応します。
ストリップをマザーボード上の
アドレサブル LED ヘッダー
アドレサブル RGB LED ヘッダー
1
GND
DO_ADDR
VOUT
21

2.5.3 Installing ASRock Polychrome SYNC ユーティリティの
インストール
必要な LED ストリップを接続したら、ASRock Live Update & APP Shop (ASRock ライブ更
新と APP ショップ ) から ASRockPolychrome SYNC ユーティリティをダウンロードします。
ASRock の Web サイトからユーティリティをダウンロードすることもできます:
「https://www.asrock.com」。マザーボードの製品ページに移動し、「Support ( サポート )」 >
「Download ( ダウンロード )」を選択して ASRock Polychrome RGB をダウンロードします。
このユーティリティを使用して RGB LED の色を調整し、PC のスタイルを思いのままに色
付けすることができます。
タブをドラッグしてお
好みに合わせてカス
タマイズします。
RGB LED スイッ
チのオン / オフを
切り替えます。
ドロップダウンメニュー
から RGB LED 照明効果
を選択します。
22
RGB LED 同期は
マザーボードのす
べての LED 領域
に適用されます。

AMD X670/B650 シリーズ
2.6 Nahimic Audio(Nahimic オーディオ)
Nahimic オーディオソフトウェアは、素晴らしいハイデフィニションサウンドを提供して、
システムのオーディオおよびボイス性能を向上させます。Nahimic オーディオインター
フェースは次の 4 つのタブで構成されます:Audio(オーディオ)、Microphone(マイクロ
フォン)、Sound Tracker(サウンドトラッカー)、Settings(設定)。
ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ライブ更新と APP ショップ)からこのユーティリ
ティをダウンロードしてください。ASRock の Web サイトからユーティリティをダウンロー
ドすることもできます:「https://www.asrock.com」。マザーボードの製品ページに移動し、
「Support ( サポート )」 > 「Download ( ダウンロード )」を選択して Nahimic ユーティリティ
をダウンロードします。
Nahimic オーディオには 4 つの機能があります:
番号 機能 説明
このタブから、現在のオーディオデバイスを消音にしたり、
4 つの工場出荷時オーディオプロファイルから選択したり、
1
(オーディオ)
Audio
すべてのオーディオ効果をオン / オフにしたり、または、現
在のプロファイルをデフォルト設定に復元したり、さらに、
Surround Sound(サラウンドサウンド)およびさまざまな機
能にアクセスできます。
このタブから、現在のマイクデバイスを消音にしたり、2 つ
の工場出荷時マイクプロファイルから選択したり、すべて
Microphone
2
(マイクロフォン)
のマイクロフォン効果をオン / オフにしたり、または、現
在のプロファイルをデフォルト設定に復元したり、さらに、
Static Noise Suppression(静的ノイズ抑制)およびさまざま
な機能にアクセスできます。
23

Sound Tracker
3
(サウンドトラッ
カー)
Sound Tracker(サウンドトラッカー)は、 ゲーム中に、音源
の位置を視覚的に表示します。サウンドの方向を示すダイ
ナミックセグメントで表示されます。ダイナミックセグメント
が不透明なほどサウンドが強くなります。
4
Settings
(設定)
このタブから、ソフトウェアのすべての設定と情報にアクセ
スできます。
24

AMD X670/B650 シリーズ
第 3 章 UEFI セットアップユーティリティ
3.1 はじめに
ASRock UEFI (Unied Extensible Firmware Interface) は、高度な表示インターフェースで
調整しやすいオプションを提供する BIOS ユーティリティです。UEFI システムは USB マウ
スで動作し、ユーザーに高速で洗練されたエクスペリエンスを提供します。
この BIOS ユーティリティは、システムの起動時に POST (Power-On Self-Test) を実行した
り、システムのハードウェア パラメーターを記録したり、オペレーティング システムをロー
ドすることができます。マザーボードのバッテリーは、システムの電源がオフになっている
ときに CMOS に必要な電力を供給し、UEFI ユーティリティで構成された値は CMOS に
保持されます。
BIOS 設定が不適切であると、システムが不安定になったり、誤動作したり、起動に失敗し
たりする可能性があるので注意してください。UEFI のデフォルト構成を変更しないこと、
あるいはトレーニングを受けたサービス担当者の支援がある場合にのみ設定を変更す
ることを強くお勧めします。
設定を変更した後、システムが不安定になったり、起動に失敗した場合は、CMOS 値をク
リアして、ボードをデフォルト値にリセットしてみてください。手順については、マザーボー
ドのマニュアルを参照してください。
3.1.1 BIOS セットアップに入る
UEFI セットアップ ユーティリティ は、コンピューターに電源を入れた直後に <F2> または
<Del> を押すことによって起動できます。ユーティリティを起動しなければ、電源投入時
セルフテスト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアップ ユー
ティリティを開始するには、<Ctrl> + <Alt> + <Delete> または本体のリセットボタンを押し
て、システムを再起動します。システムをシャットダウンした後、再度電源を入れても、ユー
ティリティーを起動することができます。
このセットアップ ガイドでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、サポートされ
ているすべてのシステムを構成する方法について説明します。このマニュアルのスクリー
ンショットは参考用です。UEFI 設定とオプションは、異なる BIOS リリース バージョンまた
は取り付けられている CPU によって異なる場合があります。詳細な画面、設定、オプショ
ンについては、購入したマザーボードの実際の BIOS バージョンを参照してください。
25

3.1.2 UEFI メニュー バー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
Main ( メイン )
OC Tweaker
(OC 調整 )
Advanced
( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor
(H/W モニター )
Security
( セキュリティ)
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
UEFI ソフトウェアは常に更新されているため、以下の UEFI セットアップ画面と説明は
参照のみを目的としています。また、最新の BIOS とは異なる場合があり、画面に表示さ
れる内容と正確に一致しない場合があります。
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティリティを終了
26
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サードパーティのオー
バークロックツールの使用などを含む、オーバークロックには、一定のリスクを伴います
のでご注意ください。オーバークロックするとシステムが不安定になったり、システムのコ
ンポーネントやデバイスが破損することがあります。ご自分の責任で行ってください。
弊社では、オーバークロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。

AMD X670/B650 シリーズ
3.1.3 ナビゲーション キー
メニューバーのカテゴリーを選択するには、< > キーまたは < > キーを使用します。
カーソルを上下に動かしアイテムを選択するには、< > キーまたは < > キーを使用し、
<Enter> を押してサブ画面に移動します。マウスでクリックして、必要なアイテムを選択す
ることもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
次の機能に切替え
前のページへ
次のページへ
画面の最初へ
画面の最後へ
一般的なヘルプ画面を表示
変更をキャンセルして、セットアップ ユーティリティを終了
すべての設定で最適な既定値を読込み
変更を保存して、セットアップ ユーティリティを終了
プリントスクリーン
終了画面へジャンプまたは現在の画面を終了
27

3.2 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システムの概要が表示さ
れます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明は参照のみ
を目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあります。オプションは、マ
ザーボードの機能によっても異なる場合があります。
28

3.3 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
BCLK Conguration (BCLK の構成 )
[Enter] を押して BCLK オプションを構成します。
AMD X670/B650 シリーズ
BCLK Frequency (BCLK 周波数 )
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。BCLK を上げると、内
部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック速度にも影響
をします。
BCLK SSC Mode (BCLK SSC モード )
BCLK スペクトラム拡散モードを選択できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Down Spreading 0.10% ( 下方散布
0.10%)] [Down Spreading 0.25% ( 下方散布 0.25%)] [Down Spreading 0.50% ( 下方散布
0.50%)] [Center Spreading 0.10% ( 中央散布 0.10%)] [Center Spreading 0.25% ( 中央散布
0.25%)] [Center Spreading 0.50% ( 中央散布 0.50%)]
BCLK Frequency F0D1 (BCLK 周波数 F0D1)
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。BCLK を上げると、内
部の CPU クロック速度を上げられますが、他のコンポーネントのクロック速度にも影響
をします。
F0D1 SSD Mode (F0D1 SSD モード )
BCLK スペクトラム拡散モードを選択できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Down Spreading 0.10% ( 下方散布
29

0.10%)] [Down Spreading 0.25% ( 下方散布 0.25%)] [Down Spreading 0.50% ( 下方散布
0.50%)] [Center Spreading 0.10% ( 中央散布 0.10%)] [Center Spreading 0.25% ( 中央散布
0.25%)] [Center Spreading 0.50% ( 中央散布 0.50%)]
Spectrum Spreading Share ( スペクトラム拡散シェア )
2 つの SSC エンジンの変調周波数が同じ場合、このビットを 1 に設定すると、F0D1 SSC
の位相が F0D0 SSC に揃えられます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
CPU Overclocking (CPU オーバークロック )
CPU オーバークロック設定を構成できます。
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの BCLK Delay (BCLK 遅延 ) 設定を適用
します。
[Customize ( カスタマイズ )] この項目を選択して、BCLK Delay (BCLK 遅延 ) 設定をカス
タマイズします。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
[Auto ( 自動 )] が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメモリモジュール
を検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
DRAM Prole (DRAM プロファイル )
XMP 設定を読み込んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能を実現しま
す。
DRAM Timing Conguration (DRAM のタイミング設定 )
DRAM タイミングを構成できます。
CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay to Read (tRCDRD) (RAS# から CAS# までの読み取り
遅延 (tRCDRD))
メモリの行を開いてから、そのうちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。
Row Precharge Time (tRP) ( 行プリチャージ時間 (tRP))
プリチャージ コマンドを発行してから、次の行が開かれるまでに要するクロックサイクル
数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要するクロック
サイクル数。
RAS# Cycle Time (tRC) (RAS# サイクル タイム (tRC))
activate コマンドから別の activate コマンドまでのメモリ クロック サイクル数。
30

AMD X670/B650 シリーズ
Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるまでに必要な遅
延量。
Refresh Cycle Time (tRFC1) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC1))
Refresh Recovery Delay Time (リフレッシュ回復遅延時間 ) を指定します。
Refresh Cycle Time (tRFC2) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFC2))
Refresh Recovery Delay Time (リフレッシュ回復遅延時間 ) を指定します。
Refresh Cycle Time (tRFCSb) ( リフレッシュ サイクル時間 (tRFCSb))
Refresh Recovery Delay Time (リフレッシュ回復遅延時間 ) を指定します。
Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに挿入されたクロッ
ク数。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンドウ (tFAW))
4 つのアクティベートが同じランクで許可される時間枠を指定します。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅延
(tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロッ
ク数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅延
(tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでのクロッ
ク数。
TrdrdScL
同じバンクグループの同じチップセットにおける、最初の読み取りバースト操作の仮想
CAS の最後のクロックから、次の読み取りバースト操作に対して CAS がアサートされるク
ロックまでのサイクルの最小数。
TrdrdSc
同じチップ選択における、最初の読み取りバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックか
ら、次の読み取りバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最
小数。
31

TrdrdSd
同じ DIMM における、最初の読み取りバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックから、
次の読み取りバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小数。
TrdrdDd
異なる DIMM における、最初の読み取りバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックから、
次の読み取りバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小数。
TwrwrScL
同じバンクグループにおける、最初の書き込みバースト操作の仮想 CAS の最後のクロッ
クから、次の書き込みバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの
最小数。
TwrwrSc
同じチップ選択における、最初の書き込みバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックか
ら、次の書き込みバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小
数。
TwrwrSd
同じ DIMM における、最初の書き込みバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックから、
次の書き込みバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小数。
TwrwrDd
異なる DIMM における、最初の書き込みバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックか
ら、次の書き込みバースト操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小
数。
Twrrd
最初の書き込みバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックから、次の読み取りバースト
操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小数。
Trdwr
最初の読み取りバースト操作の仮想 CAS の最後のクロックから、次の書き込みバースト
操作に対して CAS が適用されるクロックまでのサイクルの最小数。
DRAM Bus Control Conguration (DRAM バス制御構成 )
[Enter] を押して DRAM Bus Control Conguration (DRAM バス制御構成 ) オプションを
構成します。
電源オフの有効化
DDR5 パワー ダウン モードを有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
32

AMD X670/B650 シリーズ
Dram ODT impedance RTT_NOM_RD ( ドラム ODT インピーダンス
RTT_NOM_RD)
Dram ODT impedance RTT_NOM_RD (ドラム ODT インピーダンス RTT_NOM_RD)
を指定できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [RTT_OFF] [RZQ (240)] [RZQ/2 (120)] [RZQ/3 (80)]
[RZQ/6 (60)] [RZQ/5 (48)] [RZQ/6 (40)] [RZQ/7 (34)]
Dram ODT impedance RTT_NOM_WR ( ドラム ODT インピーダンス
RTT_NOM_WR)
Dram ODT impedance RTT_NOM_WR (ドラム ODT インピーダンス RTT_NOM_WR)
を指定できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [RTT_OFF] [RZQ (240)] [RZQ/2 (120)] [RZQ/3 (80)]
[RZQ/6 (60)] [RZQ/5 (48)] [RZQ/6 (40)] [RZQ/7 (34)]
Dram ODT impedance RTT_WRR ( ドラム ODT インピーダンス RTT_WR)
Dram ODT impedance RTT_WR (ドラム ODT インピーダンス RTT_WR) を指定できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [RTT_OFF] [RZQ (240)] [RZQ/2 (120)] [RZQ/3 (80)]
[RZQ/6 (60)] [RZQ/5 (48)] [RZQ/6 (40)] [RZQ/7 (34)]
Dram ODT impedance RTT_PARK ( ドラム ODT インピーダンス RTT_
PARK)
Dram ODT impedance RTT_PARK (ドラム ODT インピーダンス RTT_PARK) を指定でき
ます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [RTT_OFF] [RZQ (240)] [RZQ/2 (120)] [RZQ/3 (80)]
[RZQ/6 (60)] [RZQ/5 (48)] [RZQ/6 (40)] [RZQ/7 (34)]
Dram ODT impedance DQS_RTT_PARK ( ドラム ODT インピーダンス
DQS_RTT_PARK)
Dram ODT impedance DQS_RTT_PARK (ドラム ODT インピーダンス DQS_RTT_PARK)
を指定できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [RTT_OFF] [RZQ (240)] [RZQ/2 (120)] [RZQ/3 (80)]
[RZQ/6 (60)] [RZQ/5 (48)] [RZQ/6 (40)] [RZQ/7 (34)]
Dram DQ drive strengths (ドラム DQ ドライブ強度 )
すべての DQ および DMI IO のドラム プルアップおよびプルダウン ドライバー インピー
ダンスを選択できます。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
33

Processor ODT impedance ( プロセッサ ODT インピーダンス )
Processor ODT impedance ( プロセッサ ODT インピーダンス ) を指定できます。
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Processor DQ drive strengths ( プロセッサ DQ ドライブ強度 )
Processor DQ drive strengths ( プロセッサ DQ ドライブ強度 ) を指定できます。
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Processor CA drive strengths ( プロセッサ CA ドライブ強度 )
Processor CA drive strengths ( プロセッサ CA ドライブ強度 ) を指定できます。
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Innity Fabric Frequency and Dividers (Innity Fabric の周波数と分周器)
AMD Overclocking Setup (AMD オーバークロック設定 ): Innity Fabric frequency (FCLK)
(Innity Fabric 周波数 (FCLK)) を設定します。
[Auto ( 自動 )] FCLK = MCLK。
[Manual ( 手動 )] ほとんどの場合、最高のパフォーマンスを得るには、FCLK を MCLK 以
下にする必要があります。FCLK と MCLK が一致しない場合、レイテンシ ペナルティが発
生しますが、MCLK が十分に高い場合は、このペナルティを無効にするか、克服すること
ができます。
UCLK DIV1 MODE (UCLK DIV1 モード )
UCLK DIV mode (UCLK DIV モード ) を設定できます。
VDDG CCD Voltage (VDDG CCD 電圧 )
VDDG CCD は、Innity Fabric のデータ部分の電圧を表します。これは、CPU SoC/Uncore
電圧 (VDD_SOC) から抽出されます。VDDG は、VDD_SOC に達することがありますが、
VDD_SOC を超えることはありません。
VDDG IOD Voltage (VDDG IOD 電圧 )
VDDG IOD は、Innity Fabric のデータ部分の電圧を表します。これは、CPU SoC/Uncore
電圧 (VDD_SOC) から抽出されます。VDDG は、VDD_SOC に達することがありますが、
VDD_SOC を超えることはありません。
VDDP Voltage (VDDP 電圧 )
VDDP は DDR バス シグナリング (PHY) の電圧であり、DRAM 電圧 (VDDIO_Mem) から
導出されます。結果、VDDP 電圧に達することがありますが、DRAM 電圧を超えることは
ありません。
34

AMD X670/B650 シリーズ
SoC/Uncore OC Voltage (VID) (SoC/Uncore OC 電圧 (VID))
SoC/Uncore 電圧 (VDD_SOC) を指定して、メモリと Innity Fabric のオーバークロックを
サポートできます。VDD_SOC は、グラフィックスが統合されたプロセッサの GPU 電圧も
決定します。
VDD Misc Voltage (VDD その他の電圧 )
PCIe、DP Phy、PLL、ClkGen、Pmux 供給を構成できます。
DRAM VDDIO Voltage (DRAM VDDIO 電圧 )
この項目を使用して、VDDIO Voltage (VDDIO 電圧 ) を構成します。
Seperate DRAM VDDIO Voltage Control ( セパレート DRAM VDD 電圧制
御 )
Seperate DRAM VDDIO Voltage ( セパレート DRAM VDD 電圧) 制御設定を構成できます。
DRAM VPP Voltage (DRAM VPP 電圧 )
DRAM 側の PMIC によってサポートされる VPP Voltage (VPP 電圧 ) を設定できます。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
External Voltage Settings ( 外部電圧設定 )
[Enter] を押して電圧オプションを構成します。
VDDCR_CPU Voltage (VDDCR_CPU 電圧 )
外部電圧レギュレーターによるプロセッサ電圧を入力します。
[Auto(自動)]
この項目を選択して、デフォルトの VDDCR_CPU 電圧設定を適用します。
[Oset Mode(オフセットモード)]
このモードで VDDCR_CPU 電圧オフセット値を設定できます。
[Fixed Mode(固定モード)]
このモードで固定 VDDCR_CPU 電圧値を設定できます。
VDDCR_CPU Load-Line Calibration (VDDCR_CPU ロードライン校正 )
Load-Line ( ロードライン ) は Intel VRM Spec で定義されており、CPU の電源電圧に影響
します。システムの負荷が大きいときに、CPU の電圧垂下を防ぐのを助けます。より高い
ロードライン (レベル 1 または無効 ) の校正では、電圧が高くなり、オーバークロック パ
フォーマンスが向上しますが、CPU と VRM の温度が上昇します。
設定オプション:[Auto(自動)] [Level1(レベル 1)]-[Level5(レベル 5)]
VDDCR_CPU Auto Phase (VDDCR_CPU 自動位相 )
VDDCR_CPU Auto Phase (VDDCR_CPU 自動位相 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU Auto Phase (VDDCR_CPU 自動位
相 ) サポートを有効にします。
35

[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU Auto Phase (VDDCR_CPU 自動位
相 ) サポートを無効にします。
VDDCR_CPU Over Voltage Protection (VDDCR_CPU 過電圧保護 )
VDDCR_CPU Over Voltage Protection (VDDCR_CPU 過電圧保護 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU Over Voltage Protection (VDDCR_
CPU 過電圧保護 ) を有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU Over Voltage Protection (VDDCR_
CPU 過電圧保護 ) を無効にします。
VDDCR_CPU Over Current Protection (VDDCR_CPU 過電流保護 )
VDDCR_CPU Over Current Protection (VDDCR_CPU 過電流保護 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU Over Current Protection (VDDCR_
CPU 過電流保護 ) サポートを有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU Over Current Protection (VDDCR_
CPU 過電流保護 ) を無効にします。
VDDCR_CPU VR_HOT
VDDCR_CPU VR_HOT を構成できます。
VDDCR_CPU OTP Mode (VDDCR_CPU OTP モード )
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU OTP Mode (VDDCR_CPU OTP
モード ) を有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDDCR_CPU OTP Mode (VDDCR_CPU OTP
モード ) を無効にします。
VDDCR_CPU OTP Temperature (VDDCR_CPU OTP 温度 )
VDDCR_CPU OTP Temperature (VDDCR_CPU OTP 温度 ) を構成できます。
VDDCR_SOC Voltage (VDDCR_SOC 電圧 )
外部電圧レギュレーターによるプロセッサ電圧を入力します。
[Auto(自動)]
この項目を選択して、デフォルトの VDDCR_SOC 電圧設定を適用します。
[Oset Mode(オフセットモード)]
このモードで VDDCR_SOC 電圧オフセット値を設定できます。
[Fixed Mode(固定モード)]
このモードで固定 VDDCR_SOC 電圧値を設定できます。
36

AMD X670/B650 シリーズ
VDDCR_SOC Load-Line Calibration (VDDCR_SOC ロードライン校正 )
VDDCR_SOC Load-Line Calibration(VDDCR_SOC ロードライン校正) は、システムの負
荷が高い場合に CPU の電圧降下を防ぐのに役立ちます。
設定オプション:[Auto(自動)] [Level1(レベル 1)]-[Level5(レベル 5)]
VDDCR_SOC Auto Phase (VDDCR_SOC 自動位相 )
VDDCR_SOC Auto Phase (VDDCR_SOC 自動位相 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDDCR_SOC Auto Phase (VDDCR_SOC 自動位
相 ) サポートを有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDDCR_SOC Auto Phase (VDDCR_SOC 自動位
相 ) サポートを無効にします。
VDDCR_SOC VR_HOT
VDDCR_SOC VR_HOT を構成できます。
VDDCR_SOC OTP Mode (VDDCR_SOC OTP モード )
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDDCR_SOC OTP Mode (VDDCR_SOC OTP
モード ) を有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDDCR_SOC OTP Mode (VDDCR_SOC OTP
モード ) を無効にします。
VDDCR_SOC OTP Temperature (VDDCR_SOC OTP 温度 )
VDDCR_SOC OTP Temperature (VDDCR_SOC OTP 温度 ) を構成できます。
VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 )
外部電圧レギュレーターによるプロセッサ電圧を入力します。
[Auto(自動)]
この項目を選択して、デフォルトの VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 ) 設定を適用し
ます。
[Oset Mode(オフセットモード)]
このモードで VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 ) オフセット値を設定できます。
[Fixed Mode(固定モード)]
このモードで固定 VDDCR_MISC 電圧値を設定できます。
VDD_MISC Load-Line Calibration (VDD_MISC ロードライン校正 )
VDD_MISC Load-Line Calibration (VDD_MISC ロードライン校正 ) は、システムの負荷
が高い場合に CPU の電圧低下を防ぐのに役立ちます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Level 1 ( レベル 1)]-[Level 5 ( レベル 5)]
37

VDD_MISC Auto Phase (VDD_MISC 自動位相 )
VDD_MISC Auto Phase (VDD_MISC 自動位相 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDD_MISC Auto Phase (VDD_MISC 自動位相 )
サポートを有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDD_MISC Auto Phase (VDD_MISC 自動位相 )
サポートを無効にします。
VDD_MISC Over Voltage Protection (VDD_MISC 過電圧保護 )
VDD_MISC Over Voltage Protection (VDD_MISC 過電圧保護 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDD_MISC Over Voltage Protection (VDD_MISC
過電圧保護 ) を有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDD_MISC Over Voltage Protection (VDD_
MISC 過電圧保護 ) を無効にします。
VDD_MISC Over Current Protection (VDD_MISC 過電流保護 )
VDD_MISC Over Current Protection (VDD_MISC 過電流保護 ) を構成できます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、VDD_MISC Over Current Protection (VDD_MISC
過電流保護 ) を有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、VDD_MISC Over Current Protection (VDD_
MISC 過電流保護 ) を無効にします。
VDD_MISC VR_HOT
VDD_MISC VR_HOT を構成できます。
VDD_MISC OTP Mode (VDD_MISC OTP モード )
[Enabled ( 有効)] この項目を選択して、VDD_MISC OTP Mode (VDD_MISC OTP モード)
を有効にします。
[Disabled (無効)] この項目を選択して、VDD_MISC OTP Mode (VDD_MISC OTP モード)
を無効にします。
VDD_MISC OTP Temperature (VDD_MISC OTP 温度 )
VDD_MISC OTP Temperature (VDD_MISC OTP 温度 ) を構成できます。
VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 )
VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 ) の電圧を構成できます。
[Auto(自動)]
この項目を選択して、デフォルトの VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 ) 設定を適用し
ます。
[Oset Mode(オフセットモード)]
このモードで VDD_MISC Voltage (VDD_MISC 電圧 ) オフセット値を設定できます。
38

AMD X670/B650 シリーズ
[Fixed Mode(固定モード)]
このモードで固定 VDD_MISC 電圧値を設定できます。
1.8VSB Voltage (1.8VSB 電圧 )
1.8VSB Voltage (1.8VSB 電圧 ) の電圧を構成できます。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
+1.05V_RUN Voltage (+1.05V_RUN 電圧 )
+1.05V_RUN Voltage (+1.05V_RUN 電圧 ) の電圧を構成できます。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
+1.05V_ALW Voltage (+1.05V_ALW 電圧 )
+1.05V_ALW Voltage (+1.05V_ALW 電圧 ) の電圧を構成できます。
[Auto(自動)] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアップポート
フォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存します。
Load User UEFI Setup Prole to Disk(ユーザー UEFI セットアッププロフ
ァイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
39

3.4 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Conguration (CPU 構成 )、
PCI Conguration (PCI 構成 )、Onboard Devices Conguration ( オンボード デバイス構
成 )、Storage Conguration ( ストレージ構成 )、ACPI Conguration (ACPI 構成 )、Trusted
Computing (トラステッド コンピューティング )、AMD CBS、AMD PBS、AMD Overclocking
(AMD オーバークロック )。
このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になることがあります。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入るときのデフォルト ページを選択できます。
設定オプション:[Main (メイン )] [OC Tweaker] [Advanced ( 詳細 )] [Tool ( ツール )]
[H/W Monitor (H/W モニター )] [Security ( セキュリティ )] [Boot ( ブート )] [Exit ( 終了 )]
Full HD UEFI BIOS ( フル HD UEFI BIOS)
[Auto ( 自動 )]
「Auto ( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご使用のモニター
がフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対応であれば、解像度は
1024 x 768 に設定されます。
[Disabled ( 無効 )]
「Disabled ( 無効 )」を選択すると、解像度は 1024 x 768 に直接設定されます。
40

AMD X670/B650 シリーズ
3.4.1 CPU Configuration (CPU 設定 )
PSS Support (PSS サポート )
ACPI_PPC、_PSS、および _PCT オブジェクトの世代を有効または無効にできます。
NX Mode (NX モード )
非実行ページ保護機能を有効または無効にすることができます。
SVM Mode (SVM モード )
これを [Enabled ( 有効 )] に設定すると、VMM ( 仮想マシンアーキテクチャ ) は AMD-V
が提供する追加ハードウェア容量を利用できます。デフォルト値は [Enabled ( 有効 )] で
す。設定オプション:[Enabled ( 有効 )] と [Disabled ( 無効 )]。
SMT Mode (SMT モード )
この項目を使用して対称型マルチスレッドを無効にできます。SMT をもう一度有効にす
るには、[Auto ( 自動 )] を選択した後でパワーサイクルが必要です。
警告:SMT が無効の場合は、システム上では S3 に対応しません。
AMD fTPM Switch (AMD fTPM スイッチ )
この項目を使用して AMD CPU fTPM を有効または無効にします。.
設定オプション:[AMD CPU fTPM] [Route to SPI TPM (SPI TPM へのルーティング )]
[Disabled ( 無効 )]
41

3.4.2 PCI 構成
Above 4G Decoding (4G を超えるデコーディング )
4G 以上のアドレス空間での 64 ビット対応デバイスのデコードをグローバルに有効また
は無効にします ( システムが 64 ビット PCI デコードをサポートしている場合のみ )。
Re-Size BAR Support (BAR のサイズ変更のサポート )
システムにサイズ変更可能な BAR 対応の PCIe デバイスがある場合、このオプションは
サイズ変更可能な BAR のサポートを有効または無効にします。
Above 4GB MMIO Limit (4GB MMIO 制限を超える )
4GB 以上の MMIO 制限を 38 〜 43 ビットの制限に選択できます。このオプションは、
「Above 4G decoding (4G 以上のデコード )」が有効になっている場合にのみ機能します。
設定オプション:[40bit (1TB) (40 ビット (1TB))] [41bit (2TB) (41 ビット (2TB))]
[42bit (4TB) (42 ビット (4TB))] [43bit (8TB) (43 ビット (8TB))]
SR-IOV Support (SR-IOV サポート )
システムに SR-IOV 対応デバイスがある場合は、このオプションで Single Root IO
Virtualization Support ( シングルルート IO 仮想化サポート ) を有効または無効にします。
42

AMD X670/B650 シリーズ
3.4.3 オンボード デバイス構成
Turn On Onboard LED in S5 (S5 で オンボード LED をオンにします )
ACPI S5 状態で LED をオン / オフできます。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、ACPI S5 状態で LED をオフにします。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、ACPI S5 状態で LED をオンにします。
Restore Onboard LED Default ( オンボード LED デフォルトを復元する )
オンボード LED のデフォルト値を復元できます。
[Disabled ( 無効 )] オンボード LED のデフォルト値を復元しない場合は、この項目を選択
します。
[Apply ( 適用 )] オンボード LED のデフォルト値を復元する場合は、この項目を選択しま
す。
RGB LED On/O (RGB LED オン / オフ )
RGB LED を有効または無効にできます。
[On ( オン )] この項目を選択して、RGB LED を有効にします。
[O ( オフ )] この項目を選択して、RGB LED を無効にします。
Integrated Graphics Controller ( 統合グラフィックス コントローラ )
統合グラフィックス コントローラを有効または無効にできます。[Customize ( カスタマイ
ズ )] に設定すると、下の [UMA Frame buer Size (UMA フレーム バッファ サイズ )] オプ
ションが表示され、設定できるようになります。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )] [Customize ( カスタマイズ )]
43

UMA Frame buer Size (UMA フレーム バッファ サイズ )
CSM を無効にして、2GB を超えるフレーム バッファ サイズを取得します。システムが起
動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリのサイズを設定します。
[Auto ( 自動 )] BIOS がこの設定を自動的に構成します。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵 HD オーディオを有効または無効にできます。
WAN Radio (WAN ラジオ )
Wi-Fi モジュールの接続を構成できます。
BT On/O (BT オン / オフ )
Bluetooth を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
PS2 Y-Cable (PS2 Y ケーブル )
PS2 Y ケーブルを有効にするか、またはこのオプションを Auto ( 自動 ) に設定します。
PCIe Gen5 redriver (PCIe Gen5 リドライバー )
PCIe Gen5 redriver (PCIe Gen5 リドライバー ) を有効または無効にできます。
Downstream High Frequency Peak Port A (ダウンストリーム高周波ピー
ク ポート A)
Downstream High Frequency Peak Port A ( ダウンストリーム高周波数ピーク ポート A) 設
定を構成できます。
Downstream High Frequency Peak Port B (ダウンストリーム高周波ピー
ク ポート B)
Downstream High Frequency Peak Port B ( ダウンストリーム高周波数ピーク ポート B) 設
定を構成できます。
Downstream Low Frequency Peak Port A ( ダウンストリーム低周波ピー
ク ポート A)
Downstream Low Frequency Peak Port A ( ダウンストリーム低周波数ピーク ポート A) 設
定を構成できます。
Downstream Low Frequency Peak Port B ( ダウンストリーム低周波ピー
ク ポート B)
Downstream Low Frequency Peak Port B ( ダウンストリーム低周波数ピーク ポート B) 設
定を構成できます。
44

AMD X670/B650 シリーズ
Upstream High Frequency Peak Port A ( アップストリーム高周波ピーク
ポート A)
Upstream High Frequency Peak Port A ( アップストリーム高周波数ピーク ポート A) 設定
を構成できます。
Upstream High Frequency Peak Port B ( アップストリーム高周波ピーク
ポート B)
Upstream High Frequency Peak Port B ( アップストリーム高周波数ピーク ポート B) 設定を
構成できます。
Upstream Low Frequency Peak Port A ( アップストリーム低周波ピーク
ポート A)
Upstream Low Frequency Peak Port A ( アップストリーム低周波数ピーク ポート A) 設定を
構成できます。
Upstream Low Frequency Peak Port B ( アップストリーム低周波ピーク
ポート B)
Upstream Low Frequency Peak Port B ( アップストリーム低周波数ピーク ポート B) 設定を
構成できます。
Driver Swing (ドライバー スイング )
Driver Swing (ドライバー スイング ) 設定を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [600 mVppd] [640 mVppd] [670 mVppd] [700 mVppd]
Flat Gain ( フラット ゲイン )
Flat Gain ( フラット ゲイン ) 設定を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [-2.5 dB] [-1.5 dB] [-0.5 dB] [0.5 dB]
45

3.4.4 ストレージ構成
SATA Mode (SATA モード )
この項目では、SATA タイプを選択できます。
[AHCI] パフォーマンスを向上させる新機能をサポートするには、この項目を選択します。
[RAID] 複数のディスク ドライブを 1 つの論理ユニットに結合するには、この項目を選択
します。
NVMe Conguration (NVMe 構成 )
この項目は、マザーボードに NVMe M.2 デバイスがインストールされている場合にのみ
表示されます。
[Enter] を押して、NVMe コントローラとドライブの情報を表示します。
46

AMD X670/B650 シリーズ
3.4.5 ACPI 構成
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
[Auto] ( 自動 ) として電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Auto ( 自動 )]
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電源状態を選択できます。
[Power O ( 電源オフ )] この項目を選択すると、電源が回復しても電源はオフのままにな
ります。[Power On ( 電源オン )] この項目を選択すると、電源が回復したときにシステム
が起動し始めます。
設定オプション:[Power On ( 電源オン )] [Power O ( 電源オフ )]
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューターのシャットダウン時に省電力のためにディープ スリープ モードを構成で
きます。システムの互換性と安定性を優先される場合、ディープ スリープ モードを無効に
するようにお勧めします。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled in S5 (S5 で有効 )] [Enabled in S4 & S5 (S4
および S5 で有効 )]
PS/2 Keyboard S4/S5 Wakeup Support(PS/2 キーボード S4/S5 ウェイク
アップサポート)
この項目により、S4/S5 の PS/2 キーボードによってシステムをウェイクアップできます。
47

PCIE Devices Power On(PCIE デバイス電源オン)
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、システムが PCIE デバイスによってウェイクアップ
できるようにし、Wake on LAN を有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択すると、PCIE デバイスによるシステムのウェイクアッ
プが許可されず、Wake on LAN が無効になります。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
[Enabled ( 有効 )]
この項目を選択すると、システムがリアルタイム クロック アラームによってウェイクアップ
できるようになります。
[Disabled ( 無効 )]
この項目を選択すると、リアルタイム クロック アラームによるシステムのウェイクアップが
許可されません。
[By OS (OS による )]
この項目を選択して、オペレーティング システムで取り扱うようにします。
48

AMD X670/B650 シリーズ
3.4.6 トラステッド コンピューティング
注記:オプションは接続されている TPM モジュールのバージョンにより異なります。
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポート )
セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効または無効にできます。OS はセキュリティ
デバイスを表示しません。TCG EFI プロトコルと INT1A インターフェースは使用できなく
なります。
Active PCR banks ( アクティブ PCR バンク )
この項目により、アクティブな PCR バンクを表示することができます。
Available PCR Banks ( 利用可能 PCR バンク )
この項目により、利用可能な PCR バンクを表示することができます。
SHA256 PCR Bank (SHA256 PCR バンク )
SHA256 PCR Bank (SHA256 PCR バンク ) を有効または無効にできます。
SHA384 PCR Bank (SHA384 PCR バンク )
SHA384 PCR Bank (SHA384 PCR バンク ) を有効または無効にできます。
Pending Operation ( 保留中の操作 )
セキュリティ デバイスの操作をスケジュールできます。
注記:デバイスの状態を変更するために、コンピューターは再起動中に再起動します。
設定オプション:[None ( なし )] [TPM Clear (TPM クリア )]
49

Platform Hierarchy ( プラットフォーム階層 )
Platform Hierarchy ( プラットフォーム階層 ) を有効または無効にできます。
Storage Hierarchy ( ストレージ階層 )
Storage Hierarchy ( ストレージ階層 ) を有効または無効にできます。
Endorsement Hierarchy ( エンドースメント階層 )
Endorsement Hierarchy ( エンドースメント階層 ) を有効または無効にできます。
Physical Presence Spec version (Physical Presence Spec バージョン )
この項目を選択して、OS に PPI 仕様バージョン 1.2 または 1.3 をサポートするように指示
できます。一部の HCK テストはバージョン 1.3 をサポートしていない可能性があること
に注意してください。
設定オプション:
Device Select ( デバイス選択 )
この項目を使用して、サポートする TPM デバイスを選択します。
[TPM 1.2] この項目を選択して、サポートを TPM 1.2 デバイスに制限します。
[TPM 2.0] この項目を選択して、サポートを TPM 2.0 デバイスに制限します。
[Auto ( 自動 )] TPM 1.2 デバイスと 2.0 デバイスの両方をサポートするには、この項目を
選択します。デフォルトは TPM 2.0 デバイスに設定されています。TPM 2.0 デバイスが見
つからない場合は、TPM 1.2 デバイスが列挙されます。
50

AMD X670/B650 シリーズ
3.4.7 AMD CBS
CPU Common Options (CPU 一般オプション )
[Enter] を押して CPU Common Options (CPU 一般オプション ) を構成します。
Thread Enablement ( スレッドの有効化 )
[Enter] を押して read Enablement ( スレッドの有効化 ) を構成します。
SMT Control (SMT コントロール )
この項目を使用して対称型マルチスレッドを無効にできます。SMT をもう一度有効にす
るには、「Auto ( 自動 )」オプションを選択した後でパワー サイクルが必要です。
Performance ( パフォーマンス )
[Enter] を押して Performance ( パフォーマンス ) オプションを構成します。
Prefetcher Settings ( プリフェッチャー設定 )
[Enter] を押して Prefetcher Settings ( プリフェッチャー設定 ) を構成します。
L1 Stream HW Prefetcher (L1 ストリーム HW プリフェッチャー )
L1 Stream HW Prefetcher (L1 ストリーム HW プリフェッチャー ) を有効または無効にでき
ます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
L2 Stream HW Prefetcher (L2 ストリーム HW プリフェッチャー )
L2 Stream HW Prefetcher (L2 ストリーム HW プリフェッチャー ) を有効または無効にでき
ます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
51

L1 Stride Prefetcher (L1 ストライド プリフェッチャー )
個々の命令のメモリ アクセス履歴を使用して、各アクセスが前のアクセスから一定の距
離にある場合に追加の行をフェッチします。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
L1 Region Prefetcher (L1 領域プリフェッチャー )
メモリ アクセス履歴を使用して、特定の命令のデータ アクセスの後に他のデータ アクセ
スが続く傾向がある場合に、追加の行をフェッチします。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
L2 Up/Down Prefetcher (L2 アップ / ダウン プリフェッチャー )
メモリ アクセス履歴を使用して、すべてのメモリ アクセスに対して次の行または前の行を
フェッチするかどうかを決定します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Core Watchdog ( コア ウォッチドッグ )
[Enter] を押して Core Watchdog (コア ウォッチドッグ ) オプションを構成します。
Core Watchdog Timer Enable ( コア ウォッチドッグ タイマーの有効化 )
CPU Watchdog Timer (CPU ウォッチドッグ タイマー ) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Platform First Error Handling (プラットフォーム ファースト エラー処理 )
PFEH を有効または無効にし、個々のバンクをクロークし、各バンクからの遅延エラー割
り込みをマスクできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Core Performance Boost ( コアパフォーマンスブースト )
[Disabled ( 無効 )] CPB を無効にするには、この項目を選択します。
[Auto ( 自動 )] BIOS がこの設定を自動的に構成します。
Global C-state Control ( グローバル C ステート制御 )
IO ベースの C ステート生成と DF C ステートを制御できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Opcache Control(Opcache 制御)
Opcache を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Streaming Stores Control ( ストリーミング・ストア制御 )
ストリーミング ストア機能を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Local APIC Mode ( ローカル APIC モード )
ローカル APIC 操作モードを選択できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Compatibility ( 互換性 )] [xAPIC] [x2APIC]
52

AMD X670/B650 シリーズ
ACPI _CST C1 Declaration (ACPI _CST C1 宣言 )
C1 状態を OS に宣言するかどうかを決定できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
MCA error thrash enable (MCA エラー スラッシュ有効化 )
MCA エラーのしきい値を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
SMU and PSP Debug Mode (SMU および PSP デバッグ モード )
このオプションを有効にすると、コールド リセットの原因となる PSP FW または SMU FW
によって検出された未修正のエラーがハングし、システムがリセットされません。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
PPIN Opt-in (PPIN オプトイン )
PPIN 機能を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Fast Short REP MOVSB ( ファスト ショート REP MOVSB)
[Enabled ( 有効 )] デフォルトで 1 に設定されています。
[Disabled ( 無効 )] これは、OS がサポートしている限り、分析目的でゼロに設定できます。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Enhanced REP MOVSB/STOSB ( 拡張 REP MOVSB/STOSB)
[Enabled ( 有効 )] デフォルトで 1 に設定されています。
[Disabled ( 無効 )] これは、OS がサポートしている限り、分析目的でゼロに設定できます。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
REP-MOV/STOS Streaming (REP-MOV/STOS ストリーミング )
REP-MOVS/STOS が大きなサイズの非キャッシュ ストリーミング ストアを使用できるよう
にします。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Power Supply Idle Control ( 電源アイドル制御 )
Power Supply Idle Control ( 電源アイドル制御 ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Low Current Idel ( 低電流アイドル )] [Typical Current
Idle ( 標準電流アイドル )]
Xtring7 Workaround (Xstring7 回避策 )
この回避策は、Rev A にのみ適用されます。Rev A では、デフォルト ( 自動 ) で Bronze
回避策が適用されます。Bronze workaround (Bronze 回避策 ):DbReq と PDM は期待
どおりに機能します。 ブレークポイントのリダイレクト機能が損なわれています。Silver
workaground (Silver 回避策 ):DubReq、PDM、ブレークポイント リダイレクトは期待どお
りに機能します。 SCAN 機能が損なわれます。Rev B の場合、回避策は適用されず、このオ
プションの選択を変更しても変更はありません。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [No Workaround ( 回避策なし )] [Bronze Workaround
(Bronze 回避策 )] [Silver Workaround (Silver 回避策 )]
53

SNP Memory (RMP Table) Coverage (SNP メモリ (RMP テーブル ) カバレ
ッジ )
この項目を使用して、SNP Memory (RMP Table) Coverage (SNP メモリ (RMP テーブル )
カバレッジ ) を構成します。[Enabled ( 有効 )] を選択すると、システム メモリ全体がカバー
されます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )] [Custom ( カスタム )]
SMEE
この項目は、セキュア メモリ暗号化の有効化を制御します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Action on BIST Failure (BIST 障害時のアクション )
この項目では、CCD BIST 障害が検出されたときに実行するアクションを選択できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Do nothing ( 何もしない )] [Down-CCD ( ダウン CCD)]
DF Common Options (DF 一般オプション )
[Enter] を押して DF Common Options (DF 一般オプション ) を構成します。
Memory Addressing ( メモリ アドレッシング )
[Enter] を押して Memory Addressing (メモリ アドレッシング ) オプションを構成します。
Memory interleaving ( メモリインターリービング )
この項目を使用すると、メモリ チャネルのインターリーブを無効にすることができます。
Memory interleaving size ( メモリインターリービングサイズ )
この項目は、メモリ インターリービング サイズを制御します。有効な値は AUTO(自動)、
256 bytes、1 Kbytes または 2Kbytes です。これで、インターリーブ(bit 8、9、10、または、11)の
開始アドレスを定義します。
DRAM map inversion (DRAM マップ反転 )
マップを反転すると、最も高いメモリ チャネルにシステム内の最も低いアドレスが割り当
てられます。
Location of private memory regions ( プライベートメモリリージョンの
場所 )
この項目は、プライベート メモリ領域 (PSP、SMU、および CC6) が DRAM の上部にあるか、
最初の DRAM ペアの上部にあるか、分散しているかを制御します。分散されている場合
はすべてのダイでメモリが必要です。このオプションの設定に関わらず、メモリのないダイ
がある場合は DRAM のトップになります。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Distributed ( 分散 )] [Consolidated ( 集約 )]
[Consolidated to 1st DRAM pair (1 つ目の DRAM ペアに集約 )]
Disable DF to external downstram IP Sync Flood Propagation ( 外部ダウ
ンストリーム LIP 同期フラッド プロパゲーションへの DF を無効にする )
この項目を使用すると、UMC または任意のダウンストリーム スレーブ サンプル ECH へ
のエラー伝搬を無効にすることができます。これを使用して、障害シナリオでのリセットを
回避します。
54

AMD X670/B650 シリーズ
Disable DF sync ood propagation (DF 同期フラッド伝搬無効 )
この項目を使用すると、PIE から他の DF コンポーネントへ、そして最終的には SDP ポー
トへの伝達を無効にすることができます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Sync ood disabled ( 同期フラッド無効 )] [Sync ood
enabled ( 同期フラッド有効 )]
Freeze DF module queues on error ( エラーの際に DF モジュールキュ
ーをフリーズ )
この項目を使用すると、エラー時にすべての DF キューのフリーズを有効にし、MCA が無
効になっている場合でも HWA で同期フラッドを強制できます。
DR Cstates
DF Cstate 機能が有効な場合、FW はこの機能を有効にするために必要なレジスタをプロ
グラムします。自動オプションの場合、このオプションは Global C State (グローバル C ス
テート ) と同期されることを意味します。
PSP error injection support (PSP エラー インジェクションのサポート )
[True] エラー インジェクションを有効にするには、この項目を選択します。
[Flase] エラー インジェクションを無効にするには、この項目を選択します。
UMC Common Options (UMC 一般オプション )
[Enter] を押して UMC Common Options (UMC 一般オプション ) を構成します。
DDR Options (DDR オプション )
[Enter] を押して DDR Options (DDR オプション ) を構成します。
DDR Timing Conguration (DDR タイミング構成 )
[Enter] を押して DDR Timing Conguration (DDR タイミング構成 ) を調整します。
DDR Controller Conguration (DDR コントローラの構成 )
[Enter] を押して DDR Controller Conguration (DDR コントローラの構成) を調整します。
DDR Power Options (DDR 電源オプション )
[Enter] を押して DDR Power Options (DDR 電源オプション ) を構成します。
Power Down Eanble ( 電源オフの有効化 )
DDR 電源オフ モードを有効または無効にできます。
DDR RAS
[Enter] を押して DDR RAS オプションを構成します。
Disable Memory Error Injection ( メモリ エラー インジェクションを無効
にする )
[True] この項目を選択して、Memory Error Injection ( メモリ エラー インジェクション ) を
有効にします。
[False] この項目を選択して、Memory Error Injection (メモリ エラー インジェクション ) を
無効にします。
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルト設定を適用します。
55

DDR ECC Conguration (DDR ECC 構成 )
[Enter] を押して DDR ECC Conguration (DDR ECC 構成 ) を調整します。
ECC
ECC を有効または無効にできます。Auto ( 自動 ) は ECC を有効に設定します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
DDR Security (DDR セキュリティ )
[Enter] を押して DDR Security (DDR セキュリティ) オプションを構成します。
TSME
TSME 設定を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Data Scramble(データスクランブル)
Data Scramble ( データスクランブル ) 設定を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
DDR Addressing Options (DDR アドレッシング オプション )
[Enter] を押して DDR Addressing Options (DDR アドレッシング オプション ) を構成しま
す。
Chipselect Interleaving ( チップ選択インターリービング )
ノード 0 に選択された DRAM チップ全体でメモリ ブロックをインターリーブします。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )]
Address Hash Bank ( アドレスハッシュバング )
バンク アドレス ハッシュバングを有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Address Hash CS ( アドレスハッシュ CS)
CS アドレス ハッシュバングを有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
BankSwapMode
BankSwapMode を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Swap APU ( スワップ APU)]
DDR Training Options (DDR トレーニング オプション )
[Enter] を押して DDR Training Options (DDR トレーニング オプション ) を構成します。
DFE Read Training (DFE 読み取りトレーニング )
この項目は、DFE がオンの状態で 2D 読み取りトレーニングを実行します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
56

AMD X670/B650 シリーズ
DRAM PDA Enumerate ID Programming Mode (DRAM PDA Enumerate
ID プログラミング モード )
DRAM PDA Enumerate ID Programming Mode (DRAM PDA Enumerate ID プログラミン
グ モード ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Sequential PDA enumeration mode ( 順次 PDA 列挙モー
ド )] [Legacy PDA enumeration mode ( レガシー PDA 列挙モード )]
DDR Memory MBIST (DDR メモリ MBIST)
[Enter] を押して DDR Memory MBIST (DDR メモリ MBIST) を構成します。
MBIST Enable (MBIST 有効 )
Memory MBIST ( メモリ MBIST) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
MBIST Test Mode (MBIST テスト モード )
MBIST Test Mode (MBIST テスト モード ) - Interface Mode ( インターフェース モード )
( 単一および複数の CS トランザクションと基本的な接続をテスト) または Data Eye Mode
( データ アイ モード ) ( 電圧とタイミングの測定 ) を選択できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Interface Mode ( インターフェイス モード )] [Data Eye
Mode ( データ アイ モード )] [Both ( 両方 )]
MBIST Aggressors (MBIST アグレッサー )
MBIST Aggressors (MBIST アグレッサー ) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
MBIST Per Bit Slave Die Reporting (MBIST ビット当たりのスレーブダイ
報告 )
有効にすると、DQ、Chipselect、チャネルごとに ABL ログに 2D データ アイ結果が報告さ
れます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
DDR Data Eye (DDR データ アイ )
[Enter] を押して DDR Data Eye (DDR データ アイ ) オプションを構成します。
Pattern Select ( パターン選択 )
Pattern Select ( パターン選択 ) を構成できます。
設定オプション:[PRBS] [SSO] [Both ( 両方 )]
Pattern Length ( パターンの長さ )
このトークンは、パターンの長さを決定するのに役立ちます。可能なオプションは
N=3...12 です。
Aggressor Channel ( アグレッサー チャンネル )
これは、アグレッサー チャネルを読み取るのに役立ちます。有効になっている場合は、
1 つまたは複数のアグレッサー チャネルから読み取ることができます。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [1 Aggressor Channel (1 アグレッサー チャネル )]
[3 Aggressor Channels (3 アグレッサー チャネル )] [7 Aggressor Channels (7 アグレッサー
チャネル )]
57

DDR Memory Features (DDR メモリの機能 )
[Enter] を押して DDR Memory Features (DDR メモリの機能 ) を構成します。
Memory Context Restore ( メモリ コンテキストの復元 )
メモリ コンテキスト復元モードを設定できます。有効にすると、可能であれば DRAM の
再保持が回避され、POST レイテンシが最小限に抑えられます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
NBIO Common Options (NBIO 一般オプション )
[Enter] を押して NBIO Common Options(NBIO 一般オプション ) を構成します。
IOMMU
IOMMU を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
PCIe ARI Support(PCIe ARI サポート)
PCIe ARI Support (PCIe ARI サポート ) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
PCIe ARI Enumeration (PCIe ARI 列挙 )
各ダウンストリーム ポートの ARI 転送を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
PSPP ポリシー
PSPP Policy (PSPP ポリシー ) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
GFX 構成
[Enter] を押して GFX Conguration (GFX 構成 ) を構成します。
iGPU Conguration (iGPU 構成 )
UMA モードを選択できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [iGPU Disabled (iGPU 無効 )] [UMA_SPECIFIED]
[UMA_AUTO] [UMA_GAME_OPTIMIZED]
UMA Version (UMA バージョン )
UMA Version (UMA バージョン ) を選択できます。
[Legacy ( レガシー )] UMA Legacy Version (UMA レガシー バージョン ) の場合は、この項
目を選択してください。
[Non-Legacy ( 非レガシー )] UMA Non Legacy Version (UMA 非レガシー バージョン ) の
場合は、この項目を選択してください。
[Auto ( 自動 )] Hybrid Secure ( ハイブリッド セキュア ) の場合は、この項目を選択してく
ださい。
GPU Host Translation Cache (GPU ホスト変換キャッシュ )
GPU Host Translation Cache (GPU ホスト変換キャッシュ ) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
58

AMD X670/B650 シリーズ
Audio Conguration ( オーディオ構成 )
[Enter] を押して Audio Conguration ( オーディオ構成 ) を構成します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
NB Azalia
HD オーディオ コントローラを有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Audio IOs ( オーディオ IO)
オーディオ IO コントロールを構成できます。
PCIe loopback Mode (PCIe ループバック モード )
PCIe loopback Mode (PCIe ループバック モード ) を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
FCH Common Options (FCH 一般オプション )
[Enter] を押して FCH Common Options(FCH 一般オプション) を構成します。
USB Conguration Options (USB 設定オプション )
[Enter] を押して USB Conguration Options (USB 設定オプション) を構成します。
USB0 controller enable (USB0 コントローラの有効化 )
USB0 コントローラーを有効または無効にできます。
USB1 controller enable (USB1 コントローラの有効化 )
USB1 コントローラを有効または無効にできます。
USB2 controller enable (USB2 コントローラの有効化 )
USB2 コントローラを有効または無効にできます。
USB0 2.0 port enable (USB0 2.0 ポートの有効化 )
[Enter] を押して、USB0 2.0 ポート有効化オプションを構成します。
USB0 2.0 port 0 (USB0 2.0 ポート 0)
USB0 2.0 ポート 0 を有効または無効にできます。
USB0 2.0 port 1 (USB0 2.0 ポート 1)
USB0 2.0 ポート 1 を有効または無効にできます。
USB1 2.0 port enable (USB1 2.0 ポートの有効化 )
[Enter] を押して、USB1 2.0 ポート有効化オプションを構成します。
USB1 2.0 port 0 (USB1 2.0 ポート 0)
USB1 2.0 ポート 0 を有効または無効にできます。
USB1 2.0 port 1 (USB1 2.0 ポート 1)
USB1 2.0 ポート 1 を有効または無効にできます。
USB2 2.0 port enable (USB2 2.0 ポートの有効化 )
[Enter] を押して、USB2 2.0 ポート有効化オプションを構成します。
59

USB2 2.0 port 0 (USB2 2.0 ポート 0)
USB2 2.0 ポート 0 を有効または無効にできます。
USB0 3.1 port enable (USB0 3.1 ポートの有効化 )
[Enter] を押して、USB0 3.1 ポート有効化オプションを構成します。
USB0 3.1 port 0 (USB0 3.1 ポート 0)
USB0 3.1 ポート 0 を有効または無効にできます。
USB0 3.1 port 1 (USB0 3.1 ポート 1)
USB0 3.1 ポート 1 を有効または無効にできます。
USB1 3.1 port enable (USB1 3.1 ポートの有効化 )
[Enter] を押して、USB1 3.1 ポート有効化オプションを構成します。
USB1 3.1 port 0 (USB1 3.1 ポート 0)
USB1 3.1 ポート 0 を有効または無効にできます。
USB1 3.1 port 1 (USB1 3.1 ポート 1)
USB1 3.1 ポート 1 を有効または無効にできます。
FCH Spread Spectrum (FCH 拡散スペクトラム )
Spread Spectrm ( 拡散スペクトラム ) 機能を有効にするかどうかを選択できます。
SMU Common Options (SMU 一般オプション )
[Enter] を押して SMU Common Options (SMU 一般オプション ) を構成します。
TDP Control (TDP コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの持続電力制限を使用します。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた持続電力制限を設定します。
PPT Control (PPT コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの PPT 制限を使用します。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた PPT 制限を設定します。
Thermal Control ( サーマル コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの TctlMax を使用します。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた TctlMax を設定します。
TDC Control (TDC コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの TDC 制限を使用します。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた TDC 制限を設定します。
EDC Control (EDC コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの EDC 制限を使用します。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた EDC 制限を設定します。
60

AMD X670/B650 シリーズ
PROCHOT Control (PROCHOT コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択すると、デフォルトの PROCHOT デアサート ランプ タイム
が使用されます。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた PROCHOT デアサート ランプ
タイムを設定します。
VDDP Voltage Control (VDDP 電圧コントロール )
[Auto ( 自動 )] この項目を選択して、デフォルトの VDDP 電圧を使用します。
[Manual ( 手動 )] この項目を選択して、カスタマイズされた VDDP 電圧を設定します。
Innity Fabric Frequency and Dividers (Innity Fabric の周波数と分周器 )
Innity Fabric Frequency and Dividers (Innity Fabric の周波数と分周器) を設定できます。
[Auto ( 自動 )] BIOS がこの設定を自動的に構成します。
FEATURE FCLK DPM
FEATURE FCLK DPM を有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
SyncFifo Mode Override (SyncFifo モードのオーバーライド )
SyncFifo Mode Override (SyncFifo モードのオーバーライド) を有効または無効にできます。
[Auto ( 自動 )] に設定すると、SyncFifo Mode (SyncFifo モード ) は無効になります。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Soc Miscellaneous Control (Soc のその他のコントロール )
[Enter] を押して Soc Miscellaneous Control (Soc のその他のコントロール ) を構成します。
AGESA MPM Support (AGESA MPM サポート )
AGESA MPM Support (AGESA MPM サポート ) を有効または無効にできます。これは、
AIM-T 対応のプラットフォームでのみ機能します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]。
ABL Console Out Control (ABL コンソール アウト コントロール )
[Enabled ( 有効 )] ABL の ConsoleOut 機能を有効にするには、この項目を選択します。
[Disabled ( 無効 )] ABL の ConsoleOut 機能を無効にするには、この項目を選択します。
Pluton (HSP) Options ( プルトン (HSP) オプション )
[Enter] を押して Pluton (HSP) Options ( プルトン (HSP) オプション ) を構成します。
Pluton (HSP) X86 Firmware Support (Pluton (HSP) X86 ファームウェアの
サポート )
X86 ファームウェア HSP 関連のコード パス (AGESA HSP モジュールを含む ) および
SBIOS HSP 関連のドライバーを有効または無効にできます。
[Auto ( 自動 )] PcdAmdHspCoreEnable ビルド値によって異なります。
注記:
PSP ディレクトリ エントリ 0xB BIT36 の優先度が最も高くなります。
このオプションは、HSP ハードウェアを無効状態にしません。HSP ハードウェアを無効にす
るには、PSP ディレクトリ エントリ OxB、ビット 36 を 1 に設定する必要があります。
61

// EntryValue[36] = 0: Enable ( 有効化 )、HSP コアが有効化されます。
// EntryValue[36] = 1: Disable ( 無効化 )、HSP コアが無効になり、PSP が HSP クロックを
ゲートします。 これ以上 PSP から HSP へのコマンドはありません。システムは HSP なしで
起動します。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]。
Pluton (HSP) UART( プルトン (HSP) UART)
HSP ファームウェアはデバッグ情報を FCH UART に出力します。この機能を有効にする
か無効にするかを選択します。デフォルトでは、無効になっています。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]。
Pluton (HSP) FIPS ( プルトン (HSP) FIPS)
HSP の FIPS モードを有効または無効にできます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]。
PROM21 Chipset Common Options (PROM21 チップセット一般オプシ
ョン )
[Enter] を押して Chipset Common Options(チップセット一般オプション ) を構成します。
PROM21 Chipset PCIe Port Conguration Options (PROM21 チップセッ
ト PCIe ポート構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset PCIe Port Conguration Options (PROM21 チップセッ
ト PCIe ポート構成オプション ) を構成します。
PROM21 Chipset SATA Conguration Options (PROM21 チップセット
SATA 構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset SATA Conguration Options (PROM21 チップセット
SATA 構成オプション ) を構成します。
PROM21 Chipset USB Conguration Options (PROM21 チップセット
USB 構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset USB Conguration Options (PROM21 チップセット
USB 構成オプション ) を構成します。
PROM21L.1/3 USB Port Conguration Options (PROM21L.1/3 USB ポー
ト構成オプション )
[Enter] を押して PROM21L.1/3 USB Port Conguration Options (PROM21L.1/3 USB ポー
ト構成オプション ) を構成します。
PROM21 Chipset SI Conguration Options (PROM21 チップセット SI 構
成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset SI Conguration Options (PROM21 チップセット SI 構
成オプション ) を構成します。
62

AMD X670/B650 シリーズ
Secondary PROM21 Chipset PCIe Port Conguration Options ( セカンダ
リ PROM21 チップセット PCIe ポート構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset PCIe Port Conguration Options (PROM21 チップセッ
ト PCIe ポート構成オプション ) を構成します。
Secondary PROM21 Chipset SATA Conguration Options ( セカンダリ
PROM21 チップセット SATA 構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset SATA Conguration Options (PROM21 チップセット
SATA 構成オプション ) を構成します。
Secondary PROM21 Chipset USB Conguration Options ( セカンダリ
PROM21 チップセット USB 構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset USB Conguration Options (PROM21 チップセット
USB 構成オプション ) を構成します。
Secondary PROM21L.1/3 USB Port Conguration Options ( セカンダリ
PROM21L.1/3 USB ポート構成オプション )
[Enter] を押して PROM21L.1/3 USB Port Conguration Options (PROM21L.1/3 USB ポー
ト構成オプション ) を構成します。
Secondary PROM21 Chipset SI Conguration Options ( セカンダリ
PROM21 チップセット SI 構成オプション )
[Enter] を押して PROM21 Chipset SI Conguration Options (PROM21 チップセット SI 構
成オプション ) を構成します。
PROM21 Chipset Revision (PROM21 チップセットのリビジョン )
PROM21 Chipset Revision (PROM21 チップセット ) リビジョン設定を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [A1] [A2]
Dual PROM21 port number/disable ( デュアル PROM21 ポート番号 /
無効 )
2 番目の PROM21 のダウンストリーム ポート番号を設定できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Disable ( 無効 )] [Port 0 ( ポート 0)] [Port 4 ( ポート 4)]
[Port 8 ( ポート 8)]
63

3.4.8 AMD PBS
AMD Firmware Version (AMD ファームウェアのバージョン )
[Enter] を押して、すべての AMD ファームウェア バージョンの情報を表示します。
Graphics Features ( グラフィック機能 )
[Enter] を押して、Graphics Features (グラフィック機能 ) - HG、DGPU 機能、BOMACO を
構成します。
Primary Video Adaptor ( プライマリ ビデオ アダプタ )
内部 / 外部グラフィックを選択できます。デフォルト設定は [Int Graphics (IGD)] です。
設定オプション:[Int Graphics (IGD)] [Ext Graphics (PEG)]
AMD Common Platform Module (AMD 一般プラットフォーム モジュー
ル )
[Enter] を押して AMD Common Platform Module (AMD 一般プラットフォーム モジュー
ル ) を構成します。BIOS プロシージャ ライブラリは、AMD のお客様が AMD プラット
フォーム テクノロジを製品に迅速に実装できるように設計されています。
PCIe/GFX Lane Conguration (PCIe/GFX レーン構成 )
J10 Slot PCIe Lanes (J10 スロット PCIe レーン ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [x8x8] [x8x4x4] [x4x4x4x4]
64

AMD X670/B650 シリーズ
PCIe/GFX Lane Conguration (PCIe/GFX レーン構成 )
PCIe x16 Link Speed (PCIe x16 リンク速度 ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Gen1]-[Gen5]
M.2_1 Link Speed (M.2_1 リンク速度 )
M.2_1 Link Speed (M.2_1 リンク速度 ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Gen1]-[Gen5]
Chipset Link Speed ( チップセット リンク速度 )
Chipset Link Speed ( チップセット リンク速度 ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Gen1]-[Gen4]
UCSI Support (UCSI サポート )
[Enable ( 有効化 )] UCSI (USB Type-C Connector System Soware Interface) を有効にする
には、この項目を選択します。
[Disable ( 無効 )] UCSI (USB Type-C Connector System Soware Interface) を無効にするに
は、この項目を選択します。
External CLK Control ( 外部 CLK コントロール )
External CLK Control ( 外部 CLK コントロール ) を構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [eCLK0, GPP0-PCIe, GPP0-CPU] [eCLK1, GPP0-PCIe,
GPP1-CPU]
注記 : スイッチ APU クロック ソース マッピングはすぐにスタックします ( ポスト コード :
B0005A5A)。コールド リセット ボタンを手動で押してスタックを回避します。
NVMe RAID mode(NVMe RAID モード)
NVMe RAID mode (NVMe RAID モード ) を有効または無効にできます。「PCIe/GFX
Lanes Conguration (PCIe/GFX レーン構成 )」項目は RAID 構成に合わせて設定してくだ
さい。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Adjust VddcrVddfull Mode (VddcrVddfull モードの調整 )
VddcrVddfull モードを構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Manual ( 手動 )]
Adjust VddcrSocfull Mode (VddcrSocfull モードの調整 )
VddcrSocfull モードを構成できます。
設定オプション:[Auto ( 自動 )] [Manual ( 手動 )]
65

Thunderbolt Support (Thunderbolt サポート )
[Enable ( 有効化 )] underbolt サポートを有効にするには、この項目を選択します。
[Disable ( 無効化 )] underbolt サポートを無効にするには、この項目を選択します。
Security Level ( セキュリティレベル )
Security Level ( セキュリティレベル ) を選択できます。
設定オプション:[No Security ( セキュリティなし )] [User Authorization ( ユーザー認証 )]
[Secure Connect ( セキュア コネクト )] [Display Port only (Display Port のみ )]
Debug Print In ASL (ASL でのデバッグ印刷 )
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、Debug Print In ASL (ASL でのデバッグ印刷 ) を
有効にします。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、Debug Print In ASL (ASL でのデバッグ印刷 ) を
無効にします。
66

AMD X670/B650 シリーズ
3.4.9 AMD オーバークロッキング
AMD Overclocking (AMD オーバークロッキング ) メニューで、CPU 周波数と電圧を設定
するためのオプションにアクセスします。
67

3.5 ツール
RGB LED
[Enter] を押して、RGB LED オプションを設定します。
RGB LED Mode (RGB LED モード )
RGB LED Mode (RGB LED モード ) を構成できます。
設定オプション:[O ( オフ )] [Static ( 静的 )] [Breathing] [Strobe] [Cycling] [Wave]
[Spring] [Stack] [Cram] [Scan] [Neon] [Water] [Rainbow]
Speed ( 速度 )
LED 速度を 0 〜 255 の範囲で設定できます。
Brightness ( 輝度 )
LED 輝度を 0 〜 255 の範囲で設定できます。
SSD Secure Erase Tool (SSD セキュア消去ツール )
このツールを使用して SSD のデータを完全に消去します。このツールは、Secure Erase
(SSD セキュア ) 機能をサポートする SSD のみを一覧表示します。
NVME Sanitization Tool (NVME サニタイゼーション ツール )
SSD をサニタイズすると、SSD 上のすべてのユーザーデータが永久的に破壊されて、回
復できなくなります。
68

AMD X670/B650 シリーズ
AMD ROM Armor
AMD ROM Armor サポートを有効または無効にできます。
Instant Flash ( インスタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、Instant Flash ( インスタント フラッ
シュ ) を実行して UEFI を更新できます。
Auto Driver Installer ( 自動ドライバーインストーラー )
必要なすべてのドライバーを自動的にダウンロードしてインストールできます。
[Enabled ( 有効 )] この項目を選択して、Auto Driver Installer ( 自動ドライバーインストー
ラー ) ツールを有効にします。有効にすると、インターネットにアクセスできる状態で
Windows に入ると、Auto Driver Installer ( 自動ドライバーインストーラー ) ツールが自動
的に表示されます。
[Disabled ( 無効 )] この項目を選択して、Auto Driver Installer ( 自動ドライバーインストー
ラー ) ツールを無効にします。
69

3.6 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェア ヘル
ス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電圧などのパラ
メーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視できます。
注記 : オプションは、マザーボードの機能によって異なります。
CPU_FAN1 Setting (CPU_FAN1 設定 )
CPU ファン 1 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して 5 つ
の CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
CPU_FAN2/WP Switch (CPU_FAN2/WP スイッチ )
CPU Water Pump (CPU ウォーター ポンプ ) モードを選択できます。
CPU Fan 2 Control Mode (CPU ファン 2 制御モード )
CPU ファン 2 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode (DC モード )] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード )] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
70

AMD X670/B650 シリーズ
CPU Fan 2 Setting (CPU ファン 2 設定 )
CPU ファン 2 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して 5 つ
の CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
CPU Fan 2 Temp Source(CPU ファン 2 温度ソース)
CPU ファンのファン温度ソースを選択できます。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する )] この項目を選択して、マザーボードを温度の
測定対象として設定します。
[Monitor CPU (CPU を監視する )] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象として設
定します。
CHA_FAN1/WP Switch (CHA_FAN1 / WP スイッチ )
CHA_FAN1 またはウォーター ポンプ モードを選択できます。
Chassis Fan 1 Control Mode(シャーシファン 1 制御モード)
シャーシ ファン 1 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode (DC モード )] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード )] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシ ファン 1 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して
5 つの CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
Chassis Fan 1 Temp Source(シャーシファン 1 温度ソース)
シャーシ ファン 1 のファン温度ソースを選択できます。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する )] この項目を選択して、マザーボードを温度の
測定対象として設定します。
[Monitor CPU (CPU を監視する )] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象として設
定します。
71

CHA_FAN2/WP Switch (CHA_FAN2 / WP スイッチ )
CHA_FAN2 またはウォーター ポンプ モードを選択できます。
Chassis Fan 2 Control Mode(シャーシファン 2 制御モード)
シャーシ ファン 2 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode(DC モード)] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode(PWM モード)] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 2 Setting ( シャーシファン 2 設定 )
シャーシ ファン 2 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して
5 つの CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
Chassis Fan 2 Temp Source(シャーシファン 2 温度ソース)
シャーシ ファン 2 のファン温度ソースを選択できます。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する )] この項目を選択して、マザーボードを温度の
測定対象として設定します。
[Monitor CPU (CPU を監視する )] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象として設
定します。
CHA_FAN3/WP Switch (CHA_FAN3 / WP スイッチ )
CHA_FAN3 またはウォーター ポンプ モードを選択できます。
Chassis Fan 3 Control Mode(シャーシファン 3 制御モード)
シャーシ ファン 3 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode (DC モード )] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード )] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 3 Setting ( シャーシファン 3 設定 )
シャーシ ファン 3 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して
5 つの CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
72

AMD X670/B650 シリーズ
Chassis Fan 3 Temp Source(シャーシファン 3 温度ソース)
シャーシ ファン 3 のファン温度ソースを選択できます。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する )] この項目を選択して、マザーボードを温度の
測定対象として設定します。
[Monitor CPU (CPU を監視する )] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象として設
定します。
CHA_FAN4/WP Switch (CHA_FAN4/WP スイッチ )
CHA_FAN4 またはウォーター ポンプ モードを選択できます。
Chassis Fan 4 Control Mode(シャーシファン 4 制御モード)
シャーシ ファン 4 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode (DC モード )] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード )] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 4 Setting ( シャーシファン 4 設定 )
シャーシ ファン 4 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して
5 つの CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
CHA_FAN5/WP Switch (CHA_FAN5/WP スイッチ )
CHA_FAN5 またはウォーター ポンプ モードを選択できます。
Chassis Fan 5 Control Mode ( シャーシファン 5 制御モード )
シャーシ ファン 5 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode (DC モード )] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード )] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 5 Setting ( シャーシファン 5 設定 )
シャーシ ファン 5 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して
5 つの CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
73

CHA_FAN6/WP Switch (CHA_FAN6/WP スイッチ )
CHA_FAN6 またはウォーター ポンプ モードを選択できます。
Chassis Fan 6 Control Mode ( シャーシファン 6 制御モード )
シャーシ ファン 6 の PWM モードまたは DC モードを選択できます。
[Auto ( 自動 )] このモードを選択すると、取り付けられているファンのタイプを検出して、
制御モードを自動的に切り替えます。
[DC Mode (DC モード )] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード )] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 6 Setting ( シャーシファン 6 設定 )
シャーシ ファン 6 のファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して
5 つの CPU 温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
MOS FAN 1 Setting(MOS ファン 1 設定)
ファンのファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して 5 つの CPU
温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
設定オプション:
[Customize(カスタマイズ)] [Silent Mode(サイレントモード)] [Standard Mode(標準モー
ド)] [Performance Mode(パフォーマンスモード)] [Full Speed(最高速度)]
MOS FAN 1 Temp Source (MOS FAN 1 温度ソース )
ファン温度ソースを選択できます。
[Monitor M/B (マザーボードを監視する)] この項目を選択して、マザーボードを温度の
測定対象として設定します。
[Monitor CPU (CPU を監視する)] この項目を選択して、CPU を温度の測定対象として
設定します。
74

AMD X670/B650 シリーズ
Fan-Tastic
ファンのファンモードを選択するか、[Customize ( カスタマイズ )] を選択して 5 つの CPU
温度を設定し、各温度にそれぞれのファン速度を割り当てることができます。
ファンモードを選択するか、または、プロファイルをカスタマイズします。
調整するフ
ァンを選択
します。
FanTuning
選択すると、BIOS はマザーボードに接続されるファンの最低速度を検出します。このプロ
セスが完了するまで数分かかります。
注記:OS 内で適用される CAM 設定は、BIOS 内で行われた設定を上書きすることに注
意してください。
温度の測定
対象を選択
します。
設定を
保存する
75

3.7 Security ( セキュリティ) 画面
このセクションでは、システムのスーパーバイザーまたはユーザーのパスワードを設定お
よび変更できます。ユーザー パスワードを消去することもできます。
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI セットアッ
プ ユーティリティの設定を変更する権限があります。パスワードを消去するには、空欄に
して <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または変更します。ユーザーは、UEFI セットアッ
プ ユーティリティの設定を変更することはできません。パスワードを消去するには、空欄
にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
[Enter] を押して、Secure Boot ( セキュア ブート ) 設定を構成します。この機能は、POST 中
に不正なアクセスやマルウェアからシステムを保護します。
Secure Boot Mode ( セキュア ブート モード )
[Standard ( 標準 )] この項目を選択すると、システムは BIOS データベースからセキュア
ブート キーを自動的に読み込みます。
[Custom ( カスタム )] この項目を選択すると、セキュア ブート ポリシー変数は、完全な認
証なしで物理的に存在するユーザーによって構成されます。
76

AMD X670/B650 シリーズ
Install Default Secure Boot Keys ( デフォルトのセキュア ブート キーを
インストールする )
初めてセキュア ブートを使用する場合は、デフォルトのセキュア ブート キーをインストー
ルしてください。
Clear Secure Boot Keys ( セキュア ブート キーのクリア )
この項目は、デフォルトのセキュア ブート キーをロードする場合にのみ表示されます。
この項目を使用して、すべてのデフォルトのセキュア ブート キーをクリアします。
Key Management ( キー管理 )
この項目を使用すると、エキスパート ユーザーは完全な認証なしでセキュア ブート ポリ
シー変数を変更できます。Secure Boot Mode ( セキュア ブート モード ) を [Custom ( カス
タム )] に設定した場合のみ表示されます。
Factory Key Provision ( 工場キーのプロビジョン )
プラットフォームのリセット後、システムがセットアップ モードのときに、工場出荷時のデ
フォルトのセキュア ブート キーをインストールできます。
Install Default Secure Boot Keys ( デフォルトのセキュア ブート キーを
インストールする )
初めてセキュア ブートを使用する場合は、デフォルトのセキュア ブート キーをインストー
ルしてください。
Clear Secure Boot Keys ( セキュア ブート キーのクリア )
この項目は、デフォルトのセキュア ブート キーをロードする場合にのみ表示されます。
この項目を使用して、すべてのデフォルトのセキュア ブート キーをクリアします。
Export Secure Boot variables ( セキュア ブート変数のエクスポート )
セキュア ブート変数の NVRAM コンテンツをファイル システム デバイスルート フォル
ダー内のファイルにコピーできます。
Enroll E Image (E イメージの登録 )
イメージをセキュア ブート モードで実行できるようにします。バイナリの SHA256 ハッシュ
を承認済み署名データベース (db) に登録します。
Device Guard Ready (Device Guard 対応 )
Remove 'UEFI CA' from DB (DB から「UEFI CA」を削除します )
Device Guard 対応システムは、承認済み署名データベース (db) に「Microso UEFI CA」
証明書をリストしてはなりません。
Restore DB defaults (DB デフォルトを復元する )
DB 変数を工場出荷時のデフォルトに戻すことができます。
77

Platform Key(PK) ( プラット フォームキー (PK))
工場出荷時のデフォルトを登録するか、ファイルから証明書をロードします。
1. Public Key Certicate ( 公開キー証明書 ):
a) EFI_SIGNATURE_LIST
b) EFI_CERT_X509 (DER)
c) EFI_CERT_RSA2048 (bin)
d) EFI_CERT_SHAXXX
2. Authenticated UEFI Variable ( 認証済み UEFI 変数 )
3. EFI PE/COFF イメージ (SHA256)
Key Source ( キー ソース ):Factory ( 工場 )、External ( 外部 )、Mixed ( 混合 )
Key Exchange Keys ( キー交換キー )
工場出荷時のデフォルトを登録するか、ファイルから証明書をロードします。
1. Public Key Certicate ( 公開キー証明書 ):
a) EFI_SIGNATURE_LIST
b) EFI_CERT_X509 (DER)
c) EFI_CERT_RSA2048 (bin)
d) EFI_CERT_SHAXXX
2. Authenticated UEFI Variable ( 認証済み UEFI 変数 )
3. EFI PE/COFF イメージ (SHA256)
Key Source ( キー ソース ):Factory ( 工場 )、External ( 外部 )、Mixed ( 混合 )
Authorized Signatures ( 承認された署名 )
工場出荷時のデフォルトを登録するか、ファイルから証明書をロードします。
1. Public Key Certicate ( 公開キー証明書 ):
a) EFI_SIGNATURE_LIST
b) EFI_CERT_X509 (DER)
c) EFI_CERT_RSA2048 (bin)
d) EFI_CERT_SHAXXX
2. Authenticated UEFI Variable ( 認証済み UEFI 変数 )
3. EFI PE/COFF イメージ (SHA256)
Key Source ( キー ソース ):Factory ( 工場 )、External ( 外部 )、Mixed ( 混合 )
78

AMD X670/B650 シリーズ
Forbidden Signatures ( 禁じられた署名 )
工場出荷時のデフォルトを登録するか、ファイルから証明書をロードします。
1. Public Key Certicate ( 公開キー証明書 ):
a) EFI_SIGNATURE_LIST
b) EFI_CERT_X509 (DER)
c) EFI_CERT_RSA2048 (bin)
d) EFI_CERT_SHAXXX
2. Authenticated UEFI Variable ( 認証済み UEFI 変数 )
3. EFI PE/COFF イメージ (SHA256)
Key Source ( キー ソース ):Factory ( 工場 )、External ( 外部 )、Mixed ( 混合 )
Authorized TimeStamps ( 承認されたタイムスタンプ )
工場出荷時のデフォルトを登録するか、ファイルから証明書をロードします。
1. Public Key Certicate ( 公開キー証明書 ):
a) EFI_SIGNATURE_LIST
b) EFI_CERT_X509 (DER)
c) EFI_CERT_RSA2048 (bin)
d) EFI_CERT_SHAXXX
2. Authenticated UEFI Variable ( 認証済み UEFI 変数 )
3. EFI PE/COFF イメージ (SHA256)
Key Source ( キー ソース ):Factory ( 工場 )、External ( 外部 )、Mixed ( 混合 )
OsRecovery Signatures (OsRecovery 署名 )
工場出荷時のデフォルトを登録するか、ファイルから証明書をロードします。
1. Public Key Certicate ( 公開キー証明書 ):
a) EFI_SIGNATURE_LIST
b) EFI_CERT_X509 (DER)
c) EFI_CERT_RSA2048 (bin)
d) EFI_CERT_SHAXXX
2. Authenticated UEFI Variable ( 認証済み UEFI 変数 )
3. EFI PE/COFF イメージ (SHA256)
Key Source ( キー ソース ):Factory ( 工場 )、External ( 外部 )、Mixed ( 混合 )
79

3.8 Boot ( ブート ) 画面
このセクションは、ブートおよびブート優先順位の設定ができる、システム上のデバイス
を表示します。
CSM
非 UEFI ドライバー アドオン デバイスの互換性を向上させるために、CSM ( 互換性サポー
ト モジュール ) が有効になっています。UEFI 対応 OS を使用していて、すべてのデバイ
スが UEFI をサポートしている場合は、CSM を無効にして起動速度を上げることもでき
ます。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Enabled ( 有効 )]
Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
[UEFI only(UEFI のみ)] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に対応するものだ
けを実行します。
[Do not launch(開始しない)] この項目を選択して、レガシーオプション ROM と UEFI オ
プション ROM の両方を実行しないようにします。
Launch Storage OpROM Policy ( ストレージ OpROM ポリシーの起動 )
[UEFI only(UEFI のみ)] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に対応するものだ
けを実行します。
[Do not launch(開始しない)] この項目を選択して、レガシーオプション ROM と UEFI オ
プション ROM の両方を実行しないようにします。
80

AMD X670/B650 シリーズ
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
セットアップ ホット キーを待機する秒数を構成できます。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
システムの起動時に Num Lock をオンにするかオフにするかを選択できます。
Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
[Enabled ( 有効 )] 起動ロゴを表示する場合に選択します。
[Disabled ( 無効 )] 通常の POST メッセージを表示するには、この項目を選択します。
Fast Boot ( 高速ブート )
Fast Boot ( 高速ブート ) は、コンピューターの起動時間を短縮します。 ただし、USB スト
レージ デバイスから起動することはできません。超高速モードは UEFI 対応 OS 以降の
バージョンでサポートされており、外部グラフィックス カードを使用している場合は、UEFI
GOP をサポートする VBIOS が必要です。超高速モードの起動は非常に高速であるた
め、この UEFI セットアップ ユーティリティに入る唯一の方法は、CMOS をクリアするか、
Windows で UEFI ユーティリティへの再起動を実行することであることに注意してくださ
い。
設定オプション:[Disabled ( 無効 )] [Ultra Fast ( 超高速 )]
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3.9 Exit ( 終了 ) 画面
Save Changes and Exit ( 変更を保存して終了 )
このオプションを選択すると、「Save conguration changes and exit setup? ( 設定の変更を
保存して設定を終了しますか? )」というメッセージが表示されます。<F10> キーを押すか
[Yes ( はい )] を選択して変更を保存し、UEFI セットアップ ユーティリティを終了します。
Discard Changes and Exit ( 変更を保存しないで終了 )
このオプションを選択すると、「Discard changes and exit setup? ( 設定の変更を保存しない
で終了しますか? )」というメッセージが表示されます。<ESC> キーを押すか [Yes ( はい )]
を選択して、変更を保存せずに UEFI セットアップ ユーティリティを終了します。
Discard Changes ( 変更を破棄 )
このオプションを選択すると、「Discard changes? ( 変更を破棄しますか? )」というメッセー
ジが表示されます。<F7> キーを押すか、[Yes ( はい )] を選択してすべての変更を破棄し
ます。
Load UEFI Defaults (UEFI デフォルトの読込み )
すべてのオプションの UEFI デフォルト値を読み込むことができます。この操作には <F9>
キーをショートカットとして使用できます。
Launch EFI Shell from lesystem device ( ファイルシステム デバイスか
ら EFI シェルを起動 )
shellx64.e をルート ディレクトリにコピーして、EFI シェルを起動できます。
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