Asrock B560M-ITX/ac User Manual [jp]

バージョン 1.0 2021 年 1 月発行
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本文書の内容について、ASRock は、明示的にも黙示的にも、黙示的保証、 商品適格性、または特定目的への適合性を含む、いかなる種類の保証もいた しません。
いかなる状況においても、たとえ ASRock が当文書や製品の欠陥や誤りに起 因する損害の可能性を 事前に知らされていたとしても、ASRock、取締役、役 員、従業員、または代理人は、いかなる間接的、専門的、偶発的、または必 然的な損害(利益の損失、事業の損失、データの損失、事業の中断などを含 む)への責任を負いかねます。
この装置は、FCC 規則のパート 15 に準拠しています。操作は以下の 2 つの条件に 従います: (1) 本装置は有害な干渉を発生しない。および (2 本装置は、予想外の動作を引き起こす可能性のある干渉を含め、受信
したすべての干渉を受け入れる。
米国カリフォルニア州のみ
このマザーボードに採用されたリチウム電池は、カリフォルニア州議会で可決され たベストマネジメントプラクティス(BMP)で規制される有害物質、過塩素酸塩を 含んでいます。米国カリフォルニア州でリチウム電池を廃棄する場合は、関連する 規制に従って行ってください。 「過塩素酸塩物質 - 特別な処理が適用される場合があります。詳しくは、 www.dtsc.ca.gov/hazardouswaste/perchlorate をご覧ください」
ASRock ウェブサイト : http://www.asrock.com
オーストラリアのみ
弊社の製品にはオーストラリア消費者法の下で除外できない保証が付いていま す。購入者は、重大な故障に対しては交換または返金、および、その他の合理的 に予見可能な損失または損害に対しては補償を受ける権利を有します。また、製 品が許容できる品質を満たさない場合、または、故障が重大な故障にあたらない 場合は、購入者は製品を修理または交換する権利を有します。ご不明な点があり ましたら ASRock までお問い合わせください : 電話番号 +886-2-28965588 内線 123 (標準的な国際通話料金が適用されます)
HDMI® および HDMI ハイデフィニションマルチメディアインターフェース、 ならびに HDMI のロゴは、米国およびその他の国における HDMI Licensing LLC の商標または登録商標です。
重要:本ライセンスをコピー、インストール、使用する前に
お読みください。ライセンシーは、Intel のソフトウェア(付随資料を含め、以下 「本ソフトウェア」)を変更せずにバイナリ形式(付随する)で複製する権利を有 し、かかる複製はライセンシー個人の使用に供することのみを目的とし、商業利用 を目的としないものとします。本ソフトウェアは、本ソフトウェアの対象となる、 Intel 製品を使用した機器との関連で使用されることを意図して、以下の条件に基 づいて提供されます。
(a) ライセンシーは、本ソフトウェアを部分的にも開示、配布、譲渡することはで きず、貴殿は、本ソフトウェアが許可なく複製されることを阻止することに合意し ます。
(b) ライセンシーは、本ソフトウェアのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、 逆アセンブルはできません。
(c) ライセンシーは、本ソフトウェアをサブライセンスすることはできません。
(d) 本ソフトウェアは、サードパーティーサプライヤーのソフトウェアや他の知的 財産を含む場合があり、その一部は同梱のライセンステキストファイルや、他のテ キストまたはファイルの情報により特定されており、その使用が許諾されていま す。
(e)Intel は、本ソフトウェアに関してサポート、技術支援、アップデートを提供す る義務を負いません。
本ソフトウェアと著作権の所有権本ソフトウェアの複製に関する全ての権利は Intel、またはかかるライセンサーもしくはサプライヤーに帰属します。本ソフト ウェアは、米国およびその他の国の法律、また国際条約の条項により、その著作権 が保護されています。ライセンシーは、本ソフトウェアに付された著作権表示を取 り外さないものとします。上記で別途明示的に規定されている場合を除き、Intel は自己の特許、著作権、商標権、その他の知的所有権に基づく権利を、明示的にも 黙示的にも供与しません。本ライセンスの譲渡がなされることにより、ライセンシ ーは本ソフトウェアを使用する権利を喪失します。
保証に関する免責事項本ソフトウェアは「現状のまま」提供され、いかなる特定の 目的への商品性や適切性を含むが、それらに限定されない一切の保証は、明示的に も黙示的にも提供されません。
Intel エンドユーザー使用許諾契約
責任の制限 Intel、そのライセンサーまたはサプライヤーは、本契約に基づく、ま たはそれ以外の場合に起こり得る、いかなる利益の損失、使用不能、または事業の 停止、もしくは、間接的、特別、偶発的、または結果的な損害について、事前にか かる発生の可能性について知らされていた場合でも、何ら責任を負いません。
コメントや提案の使用許諾ライセンシーは、本契約によって、本ソフトウェアにつ いてコメントや提言を行う義務を負いません。しかし、ライセンシーが、(a) 本ソ フトウェア、または (b) 本ソフトウェアで稼働する Intel の製品やプロセスについ て、修正、訂正、改善、強化を目的としたコメントや提言を行う場合、かかるライ センシーは、Intel に対し、ライセンシーの知的所有権に基づき、かかるコメント や提言を利用し、自己の製品に取り入れるなどして利用する、非独占、世界的、永 続的、取消不能、譲渡可能、かつ著作権使用料無料のライセンスを供与し、またサ ブライセンスする権利を供与するものとします。
本ライセンスの終了ライセンシーが関連する規約に違反した場合、Intel および Intel のサブライセンサーは、かかるライセンシーへの使用許諾を終了する場合が あります。使用許諾が終了したライセンシーは、直ちに本ソフトウェアの複製を全 て破棄するか、もしくは返還するものとします。
サードパーティの受益者 Intel は、エンドユーザライセンス契約の対象となる受益 者であり、自己の規約のすべてを執行する権利を有します。
米国政府により制限される権利本ソフトウェアは、48 C.F.R. 12.212 および 48 C.F.R 227.7202-1 ~ 227.7202-4 に適合する、市販のコンピューターソフトウェア や市販のコンピューターソフトウェアの付随資料(48 C.F.R. 12.212 の定義によ る)で構成される市販品(48 C.F.R. 2.101 の定義による)です。貴殿は、本ソフ トウェアを米国政府に提供しないものとします。請負業者または製造業者は Intel Corporation(住所:2200 Mission College Blvd., Santa Clara, CA 95054)です。
輸出法ライセンシーは、ライセンシー自身およびライセンシーの子会社が、米国商 務省または米国の政府当局および省、もしくは米国の輸出先の国が輸出ライセンス または政府許可の対象とする国に、まずかかるライセンスや許可を得ることなく、 直接的もしくは間接的に、本ソフトウェアを輸出または再輸出しないことに合意し ます。ライセンシーが、米国から本ソフトウェアを輸出、もしくはその他の国から 再輸出する場合、ライセンシーは、かかる本ソフトウェアの流通、輸出、再輸出、 または輸入が、米国または他国の法律、規制、指令、輸出管理規則で規定するその 他の制限に準拠していることを、確認するものとします。
適用法本契約の内容や、本契約に関連して起こり得る一切の紛争は、抵触法の原則 によらず、米国およびデラウェア州の法律が適用されます。本契約の当事者は、国 際物品売買契約に関する国際連合条約(1980 年)の適用を排除します。本契約の内 容や、本契約に関連して起こり得る一切の紛争は、米国デラウェア州の連邦裁判所 およびデラウェア州立裁判所の独占的管轄権に服するものとします。本契約の当事 者は、これらの裁判所の対人管轄権と裁判地に合意するものとします。本項で定め る裁判所にて相手方当事者を提訴する当事者は、両当事者に管轄権を持つ他のいか なる裁判所においても、同様の提訴を行うことができます。
ライセンシーが持つ特定の権利は、国により異なります。
内容
第 1 章 はじめに
1.1
パッケージの内容
1.2
1.3
1.4 I/O
1.5 WiFi-802.11ac
2
仕様
マザーボードのレイアウト
パネル
1
1
7
9
モジュールと
ASRock WiFi 2.4/5 GHz
アンテナ
第 2 章 取り付け 12
2.1 CPU
2.2 CPU
2.3
2.4
2.5 I/O
2.6
2.7 SATA
を取り付ける
ファンとヒートシンクを取り付ける
メモリモジュール
フロントパネルオーディオヘッダーの接続
パネルシールドを取り付ける
マザーボードを取り付ける
ドライブを取り付ける
13
16
(DIMM)
を取り付ける
20
21
22
17
19
10
2.8
グラフィックスカードを取り付ける
2.9
周辺機器を接続する
2.10
電源コネクタを接続する
2.11
電源オン
2.12
ジャンパー設定
2.13
オンボードのヘッダーとコネクター
2.14 M.2_SSD (NGFF)
28
26
29
モジュール取り付けガイド
27
24
30
38
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作 42
3.1
ドライバをインストールする
42
3.2 ASRock
3.2.1 ASRock
ール
3.2.2 ASRock
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock
ョップ)
3.3.1 UI
3.3.2 Apps
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS
3.3.4
設定
3.4 ASRock Polychrome SYNC 54
4 章 UEFI
4.1
はじめに
4.2 EZ Mode (EZ
4.3 Advanced Mode (
マザーボードユーティリティ
マザーボードユーティリティ
43
マザーボードユーティリティ
48
48
概要
(アプリ)
53
49
とドライバ)
セットアップユーティリティ
56
モード
) 57
アドバンスドモード
(A-Tuning) 43
(A-Tuning)
(A-Tuning)
ライブ更新と
52
のインスト
の使用
43
APP
56
) 58
4.3.1 UEFI
4.3.2
4.4 Main (
4.5 OC Tweaker (OC
4.6 Advanced (
4.6.1 CPU Conguration (CPU
4.6.2 Chipset Conguration (
4.6.3 Storage Conguration (
4.6.4 Super IO Conguration
メニューバー
ナビゲーションキー
メイン) 画面
詳細) 画面
58
59
60
調整) 画面
61
73
) 74
設定
チップセット設定
ストレージ設定
(スーパー
IO
) 76
) 79
80
設定)
4.6.5 ACPI Conguration (ACPI
) 81
設定
4.6.6 USB Conguration (USB
4.6.7 Trusted Computing
コンピューティング)
4.7 Tools (
4.8 Hardware Health Event Monitoring (
ント監視) 画面
4.9 Security (
4.10 Boot (
4.11 Exit (
ツール
セキュリティ) 画面
ブート) 画面
終了) 画面
(トラステッド・
) 86
88
93
96
) 83
設定
85
92
ハードウェア ヘルス イベ
第 1 章 はじめに
ASRock B560M-ITX/ac シーリーズマザーボードは、ASRock の一貫した厳格 な品質管理の下で製造された信頼性の高いマザーボードです。ASRock の品質 と耐久性の取り組みに準拠した堅牢な設計を持つ、優れたパフォーマンスを 提供します。
この文書の第 1 章と第 2 章には、マザーボードの説明とステップ毎のイン ストールガイドが記載されています。第 3 章には、ソフトウェアとユーティ リティーの操作ガイドが含まれています。第 4 章には、BIOS セットアップの 設定ガイドが含まれています。
マザーボードの仕様と BIOS ソフトウェアは更新されることがあるため、こ のマニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。このマニュアル の内容に変更があった場合には、更新されたバージョンは、予告なく ASRock のウェブサイトから入手できるようになります。このマザーボードに関する 技術的なサポートが必要な場合には、ご使用のモデルについての詳細情報 を、当社のウェブサイトで参照ください。ASRock のウェブサイトでは、最新 の VGA カードおよび CPU サポート一覧もご覧になれます。ASRock ウェブサイ ト http://www.asrock.com.
B560M-ITX/ac
日本語
1.1 パッケージの内容
• ASRock B560M-ITX/ac マザーボード (Mini-ITX フォームファクタ )
• ASRock B560M-ITX/ac ユーザーマニュアル
• ASRock B560M-ITX/ac サポート CD
• 2 x シリアル ATA (SATA) データケーブル(オプション)
• 1 x I/O パネルシールド
• 2 x ASRock WiFi 2.4/5 GHz アンテナ ( オプション )
• 1 x M.2 ソケット用ねじ (オプション)
1
1.2 仕様
日本語
プラット フォーム
CPU
チップ セット
メモリ
• Mini-ITX フォームファクター
• 固体コンデンサ設計
• 第 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサおよび第 11 Gen Intel® CoreTM プロセッサ (LGA1200) をサポートします
• デジタル電源設計
• 6 電源フェーズ設計
• Intel® ターボブースト Max テクノロジー 3.0 に対応
• Intel® B560
• デュアルチャンネル DDR4 メモリ機能
• 2 x DDR4 DIMM スロット
• 第 11 世代 Intel® CoreTM プロセッサは、最大 DDR4 4600+(OC)* のノン ECC アンバッファードメモリに対応し ます
• 第 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサは、最大 DDR4 4400+(OC)* のノン ECC アンバッファードメモリに対応し ます
* 11 世代 Intel® CoreTM (i9/i7/i5) は、最大 3200 まで の DDR4 をサポートします。CoreTM (i3)、Pentium® および Celeron® は、最大 2666 までの DDR4 をサポートします。 * 10 世代 Intel® CoreTM (i9/i7) は、最大 2933 までの DDR4 をサポートします。CoreTM (i5/i3)、Pentium® および Celeron® は、最大 2666 までの DDR4 をサポートします。 * 詳細については、ASRock ウェブサイトのメモリーサポート 一覧を参照してください。 (http://www.asrock.com/)
• ECC UDIMM メモリモジュールに対応(non-ECC モードで動 作)
• システムメモリの最大容量: 64GB
• Intel® エクストリームメモリプロファイル(XMP)2.0 に 対応
2
B560M-ITX/ac
拡張 スロット
グラ フィック ス
11 世代 Intel® CoreTM プロセッサ
• 1 x PCI Express 4.0 x16 スロット *
10 世代 Intel® CoreTM プロセッサ
• 1 x PCI Express 3.0 x16 スロット *
* 起動ディスクとして NVMe SSD に対応
• 1 x 垂直 M.2 ソケット(Key E)、WiFi-802.11ac モジュ ールがバンドルされています(リア I/O)
• Intel® UHD グラフィックス内蔵ビジュアルおよび VGA 出力 は、GPU に統合されたプロセッサーのみでサポートされま す。
• 11 世代 Intel® CoreTM プロセッサは、Intel® Xe グラフィ ックスアーキテクチャ (Gen 12) をサポートします。 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサは、Gen 9 グラフィックス をサポートします
• グラフィック、メディアおよびコンピュート : Microsoft DirectX 12、OpenGL 4.5、インテル ® ビルトイン・ビジュ アル、インテル ® クイック・シンク・ビデオ、ハイブリッ ド / スイッチャブル・グラフィックス、OpenCL 2.1
• ディスプレイおよびコンテンツのセキュリティ : Rec. 2020 (Wide Color Gamut)、Microsoft PlayReady 3.0、 UHD/HDR Blu-ray ディスク
• デュアルグラフィックス出力 : 独立したディスプレイコン トローラで HDMI ポートと DisplayPort 1.4 ポートに対 応
• HDMI 2.0 テクノロジーに対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2160) @ 60Hz
• DisplayPort 1.4 テクノロジーに対応、最大解像度 4K x 2K (4096x2304) @ 60Hz
• HDMI 2.0 ポートでオートリップシンク、ディープカラー (12bpc)、xvYCC、および、HBR(高ビットレートオーデ ィオ)に対応(HDMI 対応モニターが必要です)
• HDMI 2.0 ポートと DisplayPort 1.4 ポートで HDCP 2.3 に対応
• HDMI 2.0 ポートと DisplayPort 1.4 ポートで 4K Ultra HD (UHD) 再生に対応
* 11 世代 Intel® CoreTM プロセッサは、HDMI 2.0 をサポー トします。 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサは、HDMI 1.4 をサポートします。
日本語
3
オーディ オ
• 7.1 CH HD オーディオ (Realtek ALC897 Audio Codec)
• サージ保護に対応
日本語
LAN
ワイヤレ ス LAN
リアパネ ル I/O
ストレー ジ
• ギガビット LAN 10/100/1000 Mb/s
• ギガ PHY Intel® I219V
• Wake-On-LAN(ウェイク オン ラン)に対応
• 雷 / 静電気放電 (ESD) 保護に対応
• エネルギー効率のよいイーサネット 802.3az をサポート
• PXE をサポート
• Intel® 802.11ac WiFi モジュール
• IEEE 802.11a/b/g/n/ac をサポート
• デュアルバンド(2.4/5 GHz)をサポート
• 最高 433 Mbps の高速ワイヤレス接続をサポート
• ブルートゥース 4.2/3.0 + ハイスピードクラス II をサポ ート
• 2 x アンテナポート
• 1 x PS/2 マウス / キーボードポート
• 1 x HDMI ポート
• 1 x DisplayPort 1.4
• 2 x USB 3.2 Gen1 ポート(静電気放電 (ESD) 保護に対応)
• 2 x USB 2.0 ポート(静電気放電 (ESD) 保護に対応)
• LED 付き 1 x RJ-45 LAN ポート(ACT/LINK LED と SPEED LED)
• HD オーディオジャック : ラインイン / フロントスピーカ ー / マイク
• 4 x SATA3 6.0 Gb/s コネクタ、Intel ラピッドストレー ジテクノロジ 18、NCQ、AHCI およびホットプラグに対応 *
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、 SATA3_0 は無効になります。
• 1 x Hyper M.2 Socket (M2_1) は、M Key タイプ 2280 M.2 SATA3 6.0 Gb/s モジュール、および、最大 Gen4x4 (64 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュール(第 11 世代 Intel® CoreTM プロセッサに対応 ) または、最 大 Gen3 x4 (32 Gb/s) (第 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサに対応) ま での M.2 PCI Express モジュールに対応 **
** 起動ディスクとして NVMe SSD に対応 ** ASRock U.2 キットに対応
4
B560M-ITX/ac
コネクタ
• 1 x シャーシイントルージョンヘッダー
• 1 x アドレサブル LED ヘッダー
* 合計 5V/3A、15W までの LED ストリップに対応
• 1 x CPU ファンコネクタ(4 ピン) * CPU ファンコネクタは最大 1A (12W) の電力の CPU ファン に対応します。
• 1 x シャーシファンコネクタ(4 ピン) * シャーシファンコネクタは最大 1A (12W) の出力のシャー シファンに対応します。
• 1 x シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ(4 ピン)
(スマートファン速度制御) * シャーシ / ウォーターポンプファンは最大 2A (24W) の出 力のウォータークーラーに対応します。 * CHA_FAN1/WP は 3 ピンまたは 4 ピンファンが使用されて いるかどうかを自動検出できます。
• 1 x 24 ピン ATX 電源コネクタ
• 1 x 8 ピン 12V 電源コネクタ
• 1 x 前面パネルオーディオコネクタ
• 1 x USB 2.0 ヘッダー(2 つの USB 2.0 ポートに対応)) (静電気放電(ESD)保護に対応)
• 1 x USB 3.2 Gen1 ヘッダー(2 つの USB 3.2 Gen1 ポー トに対応)(静電気放電 (ESD) 保護に対応)
• 1 x フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダー (静 電気放電(ESD)保護に対応)
日本語
BIOS 機能
ハード ウェアモ ニター
• AMI UEFI Legal BIOS、多言語 GUI サポート付き
• ACPI 6.0 準拠ウェイクアップイベント
• SMBIOS 2.7 サポート
• CPU、CPU GT、VCCSA、DRAM、VPPM、VCCIN AUX、VCCIO、 VCCST 電圧マルチ調整
• ファンタコメータ : CPU、シャーシ、シャーシ / ウォータ ーポンプファン
• 静音ファン(CPU 温度に従ってシャーシファン速度を自動 調整): CPU、シャーシ、シャーシ / ウォーターポンプフ ァン
• ファンマルチ速度制御 : CPU、シャーシ、シャーシ / ウォ ーターポンプファン
• ケース開閉検知
• 電圧監視 : +12V、+5V、+3.3V、CPU Vcore、VCCSA
5
OS
• Microsoft® Windows® 10 64-bit
日本語
認証
* 商品詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください。http://www.asrock.com
• FCC、CE
• ErP/EuP Ready(ErP/EuP 対応電源供給装置が必要です)
BIOS 設定の調整、アンタイドオーバークロックテクノロジーの適用、サード パーティのオーバークロックツールの使用などを含む、オーバークロックに は、一定のリスクを伴いますのでご注意ください。オーバークロックすると システムが不安定になったり、システムのコンポーネントやデバイスが破損 することがあります。ご自分の責任で行ってください。弊社では、オーバー クロックによる破損の責任は負いかねますのでご了承ください。
6
1.3 マザーボードのレイアウト
B560M-ITX/ac
日本語
7
日本語
番号 説明
1 12V 電源コネクタ(ATX12V1)
2 CPU ファンコネクタ(CPU_FAN1)
3 シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (CHA_FAN1/WP)
4 アドレサブル LED ヘッダー(ADDR_LED1)
5 2 x 288 ピン DDR4 DIMM スロット(DDR4_A1、DDR4_B1)
6 ATX 電源コネクタ(ATXPWR1)
7 フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダー (USB31_TC_1)
8 USB 3.2 Gen1 ヘッダー(USB3_3_4)
9 SATA3 コネクタ(SATA3_1)
10 SATA3 コネクタ(SATA3_0)
11 SATA3 コネクタ(SATA3_3)
12 SATA3 コネクタ(SATA3_2)
13 システムパネルヘッダー(PANEL1)
14 USB 2.0 ヘッダー(USB_3_4)
15 クリア CMOS ジャンパー(CLRMOS1)
16 シャーシスピーカーヘッダー(SPEAKER1)
17 シャーシファンコネクタ(CHA_FAN2)
18 シャーシイントルージョンヘッダー(CI1)
19 フロントパネルオーディオヘッダー(HD_AUDIO1)
8
1.4 I/O パネル
B560M-ITX/ac
3
1
2
4
10 578
9 6
番号 説明 番号 説明
1 PS/2 マウス / キーボードポート 6 アンテナポート
2 LAN RJ-45 ポート * 7 USB 2.0 ポート(USB_12)
3 ライン入力(明るい青色)** 8 USB 3.2 Gen1 ポート(USB3_12)
4 フロントスピーカー(ライム色)** 9 DisplayPort 1.4
5 マイクロフォン(ピンク色)** 10 HDMI ポート
* 各 LAN ポートにそれぞれ 2 つの LED があります。LAN ポートの LED 表示については下の表を参 照してください。
アクティビティ / リンク LED
速度 LED
LAN ポート
アクティビティ / リンク LED 速度 LED
状態 説明 状態 説明
消灯 リンクなし 消灯 10Mbps 接続 点滅 データアクティビティ オレンジ色 100Mbps 接続 点灯 リンク 緑色 1Gbps 接続
日本語
** 7.1 チャンネル設定のオーディオポートの機能 :
ポート 機能
明るい青色(リアパネル) リアスピーカー出力 ライム色(リアパネル) フロントスピーカー出力 ピンク色(リアパネル) セントラル / サブウーファースピーカー出力 ライム色(フロントパネル) サイドスピーカー出力
9
日本語
1.5 WiFi-802.11ac モジュールと ASRock WiFi 2.4/5 GHz アンテナ
WiFi-802.11ac + BT モジュール
このマザーボードには独自の WiFi 802.11 a/b/g/n/ac + BT v4.2 モジュール が装備されています(背面 I/O パネルに事前に取り付けられています)。WiFi
802.11 a/b/g/n/ac + BT v4.2 モジュールは WiFi 802.11 a/b/g/n/ac 接続規格お よび Bluetooth v4.2 に対応します。WiFi + BT モジュールは、WiFi + BT に対 応する使い易いワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アダプタです。 Bluetooth v4.2 規格には、モバイルデバイスにまったく新しいクラスの機能を追 加するスマート・レディ・テクノロジーが採用されています。BT 4.2 にはロー・ エネルギー・テクノロジーも採用されており、PC 向けの超低消費電力をお約束し ます。
* 伝送速度は環境によって異なることがあります。
10
WiFi アンテナ取り付けガイド
B560M-ITX/ac
手順 1
付属の WiFi 2.4/5 GHz アンテナを準備します。
手順 2
2 本の WiFi 2.4/5 GHz アンテナをアンテナコ ネクタに接続します。アンテナを右方向に回し てしっかりと接続します。
日本語
手順 3
図にあるように WiFi 2.4/5 GHz アンテナを設 定します。
* 信号を強化するためにアンテナの方向を調整す る必要があることがあります。
11
日本語
第 2 章 取り付け
これは Mini-ITX フォームファクタのマザーボードです。マザーボードを取 付ける前に、ケースに取付できるフォームファクター(サイズ)を確認し、 マザーボードを取り付けることができることを確認してください。
取り付け前の注意事項
マザーボードコンポーネントを取り付けたり、マザーボードの設定を変更す る前に、次の注意事項をよくお読みください。
• マザーボードを設置 / 取り外しをする場合は、必ず電源コードが抜いてくださ い。電源コードが繋がれたままで作業を行うと、怪我をしたり、マザーボード が破損する可能性がございます。
• 静電気によってマザーボードの部品が破損することを防止するために、マザー ボードはカーペットの上に置かないでください。また、静電気防止リストスト ラップを着用するか、または、部品を取り扱う前に静電気除去オブジェクトに 触れてください。
• 基板の端をつかんでください。IC には触れないでください。
• マザーボードを取り外す場合は、取り外したマザーボードを接地した静電気防 止パッドの上に置くか、商品に付属している袋に入れてください。
• マザーボードをシャーシに固定する為にねじを使う場合は、ねじを締め付けす ぎないでください。ねじを締め付けすぎると、マザーボードが破損することが あります。
12
2.1 CPU を取り付ける
1.
1200 ピン CPU をソケットに挿入する前に、PnP キャップ がソケット上に あること、CPU 表面に汚れがないこと、または、ソケット内に曲がったピ ンがないことを確認してください。PnP キャップがソケット上になかった り、CPU 表面が汚れていたり、または、ソケット内に曲がったピンがある 場合は、CPU を無理にソケット内に挿入しないでください。CPU を無理に ソケット内に挿入すると、CPU の甚大な破損につながります。
2.
CPU を取り付ける前に、すべての電源ケーブルを取り外してください。
1
B560M-ITX/ac
A
B
日本語
2
13
日本語
3
5
4
14
プロセッサーを取り外した場合は、カバーを保管して取り付け直してくださ い。アフターサービスのためにマザーボードを返品する場合は、カバーを必 ず取り付けてください。
B560M-ITX/ac
日本語
15
日本語
2.2 CPU ファンとヒートシンクを取り付ける
1 2
16
CPU_FAN
2.3 メモリモジュール (DIMM) を取り付ける
1
B560M-ITX/ac
2
3
日本語
17
日本語
このマザーボードには 2 つの 288 ピン DDR4 ( ダブルデータレート 4) DIMM スロットが装備されており、デュアルチャンネルメモリ技術に対応し ます。
1.
デュアルチャンネルメモリ設定のために、同一 ( 同じブランド、同じ速度、 同じサイズ、同じチップタイプ ) の DDR4 DIMM を 1 組取り付ける必要が
あります。
2.
1 つのメモリモジュールが取り付けられている場合は、デュアルチャンネル メモリテクノロジーを有効にできません。
3.
DDR、DDR2 または DDR3 メモリモジュールは DDR4 スロットに取り付けるこ とはできません。取り付けると、マザーボードと DIMM が破損することがあ ります。
DIMM は 1 つの正しい方向にしか取り付けることができません。DIMM を間 違った方向に無理に挿入すると、マザーボードと DIMM の損傷につながりま す。
18
2.4 フロントパネルオーディオヘッダーの接続
B560M-ITX/ac
日本語
19
日本語
2.5 I/O パネルシールドを取り付ける
1
20
2.6 マザーボードを取り付ける
B560M-ITX/ac
日本語
21
日本語
2.7 SATA ドライブを取り付ける
1
光学ドライブ
SATA ドライブ
2
22
SATAデータケーブル
B560M-ITX/ac
3
4
日本語
SATA
電源コネクタ
SATA データコネクタ
23
日本語
2.8 グラフィックスカードを取り付ける
1
24
拡張スロット (PCI Express スロット )
このマザーボードには 1 つの PCI Express スロットが装備されています。
拡張カードを取り付ける前に、電源供給が切断されていること、または、電 源コードが取り外されていることを確認してください。取り付け作業を始め る前に、拡張カードに添付されている文書を読んで、カード用に必要なハー ドウェア設定を行ってください。
PCIe スロット :
第 11 世代 Intel® CoreTM プロセッサ
PCIE1(PCIe 4.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィッ クスカード向けに使用します。
B560M-ITX/ac
第 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサ
PCIE1(PCIe 3.0 x16 スロット)は PCI Express x16 レーン幅グラフィッ クスカード向けに使用します。
日本語
25
日本語
2.9 周辺機器を接続する
26
2.10 電源コネクタを接続する
B560M-ITX/ac
日本語
$7;9
$7;3:5
27
2.11 電源オン
日本語
1
2
3
4
28
2.12 ジャンパー設定
このイラストは、ジャンパーの設定方法を示しています。ジャンパーキャッ プがピンに被さっていると、ジャンパーは「ショート」です。ジャンパー キャップがピンに被さっていない場合には、ジャンパーは「オープン」です。
クリア CMOS ジャンパ (CLRMOS1)(p.7、No. 15 参照)
CLRCMOS1 は、CMOS のデータをクリアすることができます。CMOS のデータに は、システムパスワード、日付、時間、システム設定パラメーターなどのシ ステム設定情報が含まれます。消去して、デフォルト設定にシステムパラ メーターをリセットするには、コンピューターの電源を切り、電源コードを 抜き、ジャンパーキャップを使用して、CLRCMOS1 のピンに 3 秒間ショートし ます。CMOS をクリアした後は、ジャンパーキャップを取り外すのを忘れない ようにしてください。BIOS をアップデート後、CMOS をクリアする必要があ れば、最初にシステムを起動し、それから CMOS クリアアクションを行う前 にシャットダウンしてください。
B560M-ITX/ac
日本語
CLRMOS1
2 ピンジャンパー
CMOS をクリアすると、ケースの開閉が検知されることがあります。以前の シャーシイントルージョンステータス記録を消去するには、BIOS オプション から「Clear Status(ステータスの消去)」で調整してください。
29
2.13 オンボードのヘッダーとコネクター
オンボードヘッダーとコネクターはジャンパーではありません。これらヘッ ダーとコネクターにはジャンパーキャップを被せないでください。ヘッダー およびコネクターにジャンパーキャップを被せると、マザーボードに物理損 傷が起こることがあります。
システムパネルヘッダー (9 ピン PANEL1)(p.7、 No. 13 参照)
電源スイッチを接続し、スイッチをリセットし、下記のピン割り当てに従っ て、シャーシのシステムステータス表示ランプをこのヘッダーにセットし ます。ケーブルを接続するときには、ピンの+と-に気をつけてください。
日本語
PANEL1
PWRBTN(電源スイッチ): シャーシ前面パネルの電源スイッチに接続してください。電源スイッチを使 用して、システムをオフにする方法を設定できます。
RESET(リセットスイッチ): シャーシ前面パネルのリセットスイッチに接続してください。コンピュー ターがフリーズしたり、通常の再起動を実行できない場合には、リセットス イッチを押して、コンピューターを再起動します。
PLED(システム電源 LED): シャーシ前面パネルの電源ステータスインジケーターに接続してください。 システム稼働中は、LED が点灯します。システムが S1/S3 スリープ状態の場 合には、LED は点滅を続けます。システムが S4 スリープ状態または電源オフ (S5)のときには、LED はオフです。
HDLED(ハードドライブアクティビティ LED): シャーシ前面パネルのハードドライブアクティビティ LED に接続してくださ い。ハードドライブのデータを読み取りまたは書き込み中に、LED はオンに なります。
前面パネルデザインは、シャーシによって異なることがあります。前面パネル モジュールは、主に電源スイッチ、リセットスイッチ、電源 LED、ハードドラ イブアクティビティ LED、スピーカーなどから構成されます。シャーシの前面 パネルモジュールとこのヘッダーを接続する場合には、配線の割り当てと、ピ ンの割り当てが正しく合致していることを確かめてください。
30
B560M-ITX/ac
シリアル ATA3 コネクタ (SATA3_0) (p.7、 No. 10 参照 ) (SATA3_1) (p.7、 No. 9 参照 ) (SATA3_2) (p.7、 No. 12 参照 ) (SATA3_3) (p.7、 No. 11 参照 )
これら 4 つの SATA3 コネクターは、最高 6.0 Gb/ 秒のデータ転送速度で内部スト レージデバイス用の SATA データケーブルをサポートします。
* SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、SATA3_0 は無効に なります。
SATA3_1
SATA3_3
USB 2.0 ヘッダー (9 ピン USB_3_4) (p.7、 No. 14 参照 )
このマザーボードには 1 つの USB2.0 ヘッダーが装備されています。こ の USB 2.0 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB_3_4
SATA3_0
SATA3_2
日本語
31
日本語
USB 3.2 Gen1 ヘッダー (19 ピン USB3_3_4) (p.7、 No. 8 参照 ) このマザーボードには 1 つのヘッダーが装備されています。この USB 3.2 Gen1 ヘッダーは、2 つのポートをサポートできます。
USB3_12
VbusVbus
IntA _PB_SSR X-
Vbus
IntA _PA_SSRX -
IntA _PA_SSRX +
IntA _PA_SSTX -
IntA _PA_SSTX +
IntA _PA_D-
IntA _PA_D+
IntA _PB_SSR X+
GND
IntA _PB_SST X-
GND
IntA _PB_SST X+
GND
IntA _PB_D-
GND
IntA _PB_D+
Dumm y
1
フロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダー (20 ピン USB31_TC_1) (p.7、No. 7 参照)
このマザーボード上には、1 つのフロントパネルタイプ C USB 3.2 Gen1 ヘッダーがあります。このヘッダーは、追加 USB 3.2 Gen1 ポート用に USB 3.2 Gen1 モジュールを接続するために使用されます。
32
F_USB3_TC_1
USB Type-C Cable
フロントパネルオーディオヘッダー
1
(9 ピン HD_AUDIO1)(p.7、No. 19 参照)
このヘッダーは、フロントオーディオパネルにオーディオデバイスを接続 するためのものです。
HD_AUDIO1
B560M-ITX/ac
MIC 2_L
MIC 2_R
OUT 2_R
J_S ENS
E
OUT 2_L
1.
ハイディフィニションオーディオはジャックセンシングをサポートしてい ますが、正しく機能するためには、シャーシのパネルワイヤーが HDA をサ ポートしていることが必要です。お使いのシステムを取り付けるには、当 社のマニュアルおよびシャーシのマニュアルの指示に従ってください。
2.
AC’97 オーディオパネルを使用する場合には、次のステップで、前面パネル オーディオヘッダーに取り付けてください。 A. Mic_IN (MIC)を MIC2_L に接続します。 B. Audio_R (RIN)を OUT2_R に、Audio_L (LIN)を OUT2_L に接続します。 C. アース(GND)をアース(GND)に接続します。 D. MIC_RET と OUT_RET は、HD オーディオパネル専用です。AC’97 オーディオ パネルではこれらを接続する必要はありません。 E. フロントマイクを有効にするには、Realtek コントロールパネルの 「FrontMic」タブで、「録音音量」を調整してください。
ャーシスピーカーヘッダー (4 ピン SPEAKER1)(p.7、 No. 16 参照)
シャーシスピーカーはこのヘッダーに接続してください。
MIC _RET
OUT _RET
GND
PRE SENCE #
日本語
SPEAKER1
SPE AKER
DUM MY
1
+5V
DUM MY
33
日本語
シャーシ / ウォーターポンプファンコネクタ (4 ピン CHA_FAN1/WP)(p.7、 No. 3 参照)
このマザーボードは、1 つの 4 ピン水冷 ます。3 ピンの
シャーシ
ウォータークーラーファンを接続する場合には、ピ
シャーシ
ファンコネクタを搭載し
ン 1-3 に接続してください。
CHA_FAN1/WP
GND
FAN _VOLT AGE
CHA _FAN_ SPEED
FAN _SPEE D_CON TROL
1 2 3 4
シャーシファンコネクター (4 ピン CHA_FAN2)(p.7、 No.17 参照)
ファンケーブルはファンコネクターに接続し、黒線とアースピンを合わせ てください。
34
CHA_FAN2
GND
+12 V
CHA _FAN_S PEED
4 3 2 1
FAN _SPEED _CONT ROL
CPU ファンコネクタ (4 ピン CPU_FAN1)(p.7、 No. 2 参照)
このマザーボードは 4 ピン CPU ファン(静音ファン)コネクタが装備されて います。3 ピンの CPU ファンを接続する場合には、ピン 1-3 に接続してくだ さい。
CPU_FAN1
FAN_ SPEED _CON TROL
CPU _FAN_ SPEED
+12 V
GND
4 3 2 1
ATX 電源コネクタ (24 ピン ATXPWR1)(p.7、No. 6 参照)
このマザーボードは 24 ピン ATX 電源コネクタが装備されています。20 ピ ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 13 番に合わせて接続してください。
B560M-ITX/ac
日本語
ATXPWR1
12
1
24
13
35
ATX 12V 電源コネクタ
8 5
(8 ピン ATX12V1)(p.7、No. 1 参照)
このマザーボードは 8 ピン ATX12V 電源コネクタが装備されています。4 ピ ンの ATX 電源を使用するには、ピン 1 と 5 番に合わせて接続してください。
* 警告 : 接続されている電源ケーブルが、グラフィックスカード用ではなく、CPU 用であることを確認してください。 PCIe 電源ケーブルをこのコネクターに接続 しないでください。
ATX12V1
日本語
4
1
アドレサブル LED ヘッダー (3 ピン ADDR_LED1)(p.7、No. 4 参照) このヘッダーを使用して、アドレサブル LED 延長ケーブルを接続すれば、ユー ザーは、さまざまな LED ライティング効果から選択できます。 注意 :
アドレサブル LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。 間違った方向に取り付けると、ケーブルが破損することがあります。 * このヘッダーに関する詳細指示については、54 ページをご参照ください。
ADDR_LED1
1
GND
DO_ ADDR
VOU T
36
ケースイントリュージョンヘッダー (2 ピン CI1)(p.7, No. 18 参照)
このマザーボードはシャーシカバーが開けられたことを検知する、ケース 開閉検知機能をサポートします。 この機能には、シャーシイントルージョ ン検知設計されたシャーシが必要です。
CI1
1
GND
Sig nal
B560M-ITX/ac
日本語
37
日本語
2.14 M.2_SSD (NGFF) モジュール取り付けガイド
M.2 は次世代フォームファクタ(Next Generation Form Factor、NGFF)とも呼ば れます。M.2 は小型の多目的カードエッジコネクタであり、mPCIe and mSATA に 代わることを目的とします。 SATA3 6.0 Gb/s モジュール、および、最大 Gen4x4 (64 Gb/s) までの M.2 PCI Express モジュール(第 11 世代 Intel® CoreTM プロセッサに対応 ) または、最 大Gen3 x4 (32 Gb/s) (第 10 世代 Intel® CoreTM プロセッサに対応) ま での M.2 PCI Express モジュールに対応 * SATA タイプ M.2 デバイスで M2_1 を使用している場合は、SATA3_0 は無効にな ります。
M.2_SSD (NGFF) モジュールを取り付ける
Hyper M.2 Socket (M2_1) は、M Key タイプ 2280 M.2
手順 1
M.2_SSD (NGFF) モジュールおよび ねじを準備します。
手順 2
PCB のタイプと M.2_SSD (NGFF) の 長さに合わせて、一致するねじの 位置を選んでください。
38
番号 1
ナットの場所 A PCB 長さ 8cm
モジュール のタイプ
Type 2280
B560M-ITX/ac
手順 3
M.2 (NGFF) SSD モジュールを整 列して、丁寧に M.2 スロットに 挿入します。M.2 (NGFF) SSD モ ジュールは 1 方向にしか取り付
A
けることができません。
A
o
20
日本語
手順 4
ドライバでねじをしっかりと留 めてください。しかし、きつく 締めるすぎるとモジュールが破
NUT1NUT2
損する恐れがあるのでご注意く ださい。
39
日本語
M.2_SSD (NGFF) モジュールサポート一覧
ベンダー インターフェース 部品番号
ADATA SATA3 AXNS330E-32GM-B ADATA SATA3 AXNS381E-128GM-B ADATA SATA3 AXNS381E-256GM-B ADATA SATA3 ASU800NS38-256GT-C ADATA SATA3 ASU800NS38-512GT-C ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-128GT-C ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-256GM-C ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-256GT-C ADATA PCIe3 x4 ASX8000NP-512GM-C ADATA PCIe3 x4 ASX7000NP-512GT-C Apacer PCIe3 x4 AP240GZ280 Corsair PCIe3 x4 CSSD-F240GBMP500 Crucial SATA3 CT120M500SSD4 Crucial SATA3 CT240M500SSD4 Intel SATA3 Intel SSDSCKGW080A401/80G Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF256G7 Intel PCIe3 x4 SSDPEKKF512G7 Kingston SATA3 SM2280S3 Kingston PCIe3 x4 SKC1000/480G Kingston PCIe2 x4 SH2280S3/480G OCZ PCIe3 x4 RVD400 -M2280-512G (NVME) PATRIOT PCIe3 x4 PH240GPM280SSDR NVME Plextor PCIe3 x4 PX-128M8PeG Plextor PCIe3 x4 PX-1TM8PeG Plextor PCIe3 x4 PX-256M8PeG Plextor PCIe3 x4 PX-512M8PeG Plextor PCIe PX-G256M6e Plextor PCIe PX-G512M6e Samsung PCIe3 x4 SM961 MZVPW128HEGM (NVM) Samsung PCIe3 x4 PM961 MZVLW128HEGR (NVME) Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250) (NVME) Samsung PCIe3 x4 960 EVO (MZ-V6E250BW) (NVME) Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME) Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV256HDGL) Samsung PCIe3 x4 SM951 (MZHPV512HDGL) Samsung PCIe3 x4 SM951 (NVME) Samsung PCIe x4 XP941-512G (MZHPU512HCGL) SanDisk PCIe SD6PP4M-128G SanDisk PCIe SD6PP4M-256G Team SATA3 TM4PS4128GMC105 Team SATA3 TM4PS4256GMC105 Team SATA3 TM8PS4128GMC105
40
Team SATA3 TM8PS4256GMC105 TEAM PCIe3 x4 TM8FP2240G0C101 TEAM PCIe3 x4 TM8FP2480GC110 Transcend SATA3 TS256GMTS400 Transcend SATA3 TS512GMTS600 Transcend SATA3 TS512GMTS800 V-Color SATA3 VLM100-120G-2280B-RD V-Color SATA3 VLM100-240G-2280RGB V-Color SATA3 VSM100-240G-2280 V-Color SATA3 VLM100-240G-2280B-RD WD SATA3 WDS100T1B0B-00AS40 WD SATA3 WDS240G1G0B-00RC30 WD PCIe3 x4 WDS256G1X0C-00ENX0 (NVME) WD PCIe3 x4 WDS512G1X0C-00ENX0 (NVME)
B560M-ITX/ac
M.2_SSD (NFGG) モジュールサポート一覧の最新の更新については、弊社のウェブ サイトで詳細をご確認ください http://www.asrock.com 。
日本語
41
日本語
第 3 章 ソフトウェアとユーティリティの操作
3.1 ドライバをインストールする
マザーボードに付属しているサポート DVD には、必要なドライバ、および、マ ザーボードの機能を強化する便利なユーティリティが含まれています。
サポート DVD を実行する
サポート DVD を使用するために、DVD を BD/DVD ドライブに挿入します。 コン ピュータで「AUTORUN(自動実行)」が有効になっている場合は、DVD がメイン メニューを自動的に表示します。 メインメニューが自動的に表示されない場合 は、サポート DVD 内のファイル「ASRSETUP.EXE」をダブルクリックしてメニュー を表示します。
ドライバメニュー
システムと互換性のあるドライバが自動的に検出されて、サポート DVD ドライバ ページに一覧表示されます。 Install All(すべてインストールする)をクリッ クするか、または、上から下への順番で必要なドライバをインストールしてくだ さい。 このようにインストールすることで、ドライバが正しく動作するように します。
ユーティリティメニュー
ユーティリティメニューには、マザーボードが対応するアプリケーションソフト ウェアが表示されます。 特定の項目をクリックして、インストールウィザード に従ってインストールします。
42
B560M-ITX/ac
3.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) は ASRock の多目的ソフトウェアス イートです。新しいインターフェースを有し、数々の新しい機能が追加されており、 ユーティリティが改善されてました。
3.2.1 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) をインストールする
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) を ASRock Live Update & APP Shop (ASRock ライブ更新と APP ショップ ) からダウンロードできます。インストール後、 デスクトップに「ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)」アイコンが表示さ
れます。「ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning)」 アイコンをダブル クリックすると、ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) のメインメニュー
が表示されます。
3.2.2 ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) を使用する
ASRock マザーボードユーティリティ (A-Tuning) のメインメニューには次の 5 つの セクションがあります :Operation Mode ( 操作モード ) 、OC Tweaker (OC 調整 ) 、 System Info ( システム情報 ) 、FAN-Tastic Tuning (FAN-Tastic チューニング ) 、 Settings ( 設定 ) 。
日本語
Operation Mode ( 操作モード )
コンピューターの操作モードを選択します。
素早く電源とシステム性能が調整できます。
性能向上
標準モード
43
ECO モード
日本語
OC Tweaker (OC 調整 )
システムのオーバークロック設定。
オーバークロック設定
設定を完了すると Apply を押し保存します。
44
System Info ( システム情報 )
システムに関する情報を表示します。 * モデルによっては、システムブラウザタブが表示されないことがあります。
システム現在の各詳細情報が見られます。
B560M-ITX/ac
日本語
45
日本語
FAN-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度 に達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
マザーボードに接続したクーラーの回転数テストまたは
左のグラフを変わって回転数調整ができます。
ファン 速度 調整
46
設定を完了すると Apply を押し保存します。
B560M-ITX/ac
Settings ( 設定 )
ASRock A-Tuning を設定します。Windows オペレーションシステムを起動 する際に A-Tuning を始動したい場合は、「Auto run at Windows Startup (Windows 起動時に自動実行 ) 」 をクリックして選択します。
Setting ページでは A-Tuning をシステムが立ち上げる際自動起動する設定が出来ます。
日本語
47
日本語
3.3 ASRock Live Update & APP Shop(ASRock ラ イブ更新と APP ショップ)
ASRock ライブ更新と APP ショップは、ASRock コンピュータ用のソフトウェ アアプリケーションを購入したりダウンロードできるオンラインストアで す。 さまざまなアプリケーションとサポートユーティリティを素早く簡単 にインストールできます。 ASRock APP ショップを使用すれば、数回クリッ クするだけで、システムを最適化して、マザーボードを最新の状態に維持で きます。
デスクトップ上の をダブルクリックして ASRock ライブ更新と APP ショップユーティリティにアクセスします。
*ASRock ライブ更新と APP ショップからアプリケーションをダウンロードするにはインター ネットに接続している必要があります。
3.3.1 UI 概要
Hot News(ホットニュース)Category Panel(カテゴリパネル)
Information Panel(情報パネル)
Category Panel(カテゴリパネル): カテゴリパネルにはいくつかのタブ またはボタンがあります。これらのタブまたはボタンを選択すると、下の情 報パネルに関係する情報が表示されます。
Information Panel(情報パネル): 中央にある情報パネルには、現在選択 されているカテゴリについてのデータが表示されます。また、ジョブに関係 するタスクを実行できます。
Hot News(ホットニュース): ホットニュースセクションにはさまざまな 最新ニュースが表示されます。 画像をクリックして選択したニュースのウェ ブサイトを開いて詳しく読むことができます。
48
3.3.2 Apps(アプリ)
「Apps(アプリ)」タブを選択すると、ダウンロードできるすべてのアプリ が画面上に表示されます。
アプリをインストールする
手順 1
インストールしたいアプリを検索します。
B560M-ITX/ac
日本語
最も推奨されるアプリが画面の左側に表示されます。 その他のさまざまな アプリは右側に表示されます。 上下にスクロールして一覧にあるアプリを 検索してください。
アプリの価格を確認したり、アプリを既にインストールしているかどうかを 確認できます。
- 赤色のアイコンに価格が表示されます。または、アプリが無料の場合
は 「Free(無料)」と表示されます。
- 緑色の「Installed(インストール済み)」アイコンは、アプリが
コンピュータにインストールされていることを意味します。
手順 2
アプリアイコンをクリックすると、選択したアプリの詳細情報が表示されます。
49
日本語
手順 3
アプリをインストールしたい場合は、赤色のアイコン をクリックし てダウン ロードを開始します。
手順 4
インストールが完了すると、右上端に緑色の「Installed(インストール済 み)」アイコンが表示されます。
アプリをアンインストールするには、ゴミ箱アイコン をクリックしま す。
* アプリによっては、ゴミ箱アイコンが表示されないことがあります。
50
アプリをアップグレードする
アップグレードできるのはインストール済みのアプリのみです。 アプリの 新しいバージョンがある場合は、インストールしたアプリアイコンの下に 「New Version (新しいバージョン)」 のマークが表示されます。
手順 1
アプリアイコンをクリックすると、詳細情報が表示されます。
B560M-ITX/ac
日本語
手順 2
黄色のアイコン をクリックしてアップグレードを開始します。
51
日本語
3.3.3 BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)
BIOS またはドライバをインストールする
「BIOS & Drivers(BIOS とドライバ)」タブを選択すると、BIOS またはド ライバ用の推奨更新または重要な更新が一覧表示されます。 速やかにすべて 更新してください。
手順 1
更新する前に項目情報を確認してください。 をクリックすると、詳細 情報が表示されます。
手順 2
更新したい項目を 1 つまたは複数クリックして選択します。
手順 3
「Update(更新)」をクリックして更新処理を開始します。
52
3.3.4 設定
「Setting(設定)」ページで、言語を変更したり、サーバーの場所を選択 したり、Windows 起動時に ASRock ライブ更新と APP ショップを自動的に 実行するかどうかを決めることができます。
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日本語
53
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3.4 ASRock Polychrome SYNC
ASRock Polychrome SYNC は、ご自分の好みに合わせて独自のスタイリッシュ でカラフルなライティングシステムをビルドしたい個性的なユーザー向けに特 別設計されたライティング制御機能です。LED ストリップを接続するだけで、 「Static」、「Breathing」、「Strobe」、「Cycling」、「Music」、「Wave」 などのさまざまライティングスキームとパターンをカスタマイズできます。
アドレサブル RGB LED ストリップを接続する
アドレサブル RGB LED ストリップをマザーボード上のアドレサブル LED ヘッダー (ADDR_LED1) に接続します。
ADDR_LED1
1
GND
DO_ ADDR
VOU T
1
54
1.
RGB LED ケーブルは間違った方向に取り付けないでください。間違った方 向に取り付けるとケーブルが破損することがあります。
2.
RGB LED ケーブルを取り付けたり取り外す前には、システムの電源を切っ て、電源供給から電源コードを取り外してください。そうしないと、マザー ボードコンポーネントが破損することがあります。
1.
RGB LED ストリップはパッケージには含まれていません。
2.
RGB LED ヘッダーは、最大定格 3A(5V)、長さ 2 メートルまでの WS2812B アドレサブル RGB LED ストリップ(5V/ Data /GND)に対応しま す。
B560M-ITX/ac
ASRock Polychrome SYNC ユーティリティ
ASRock Polychrome LED を使用すれば、お好みのカラフルなライティングシステム をビルドできます。 LED ストリップを接続すれば、ASRock Polychrome SYNC ユー ティリティで RGB LED の色を調整できます。
タブをドラッグしてお 好みに合わせてカスタ マイズします。
RGB LED スイッ チのオン / オフ を切り替えま す。
マザーボードに搭 載した全 LED の RGB LED 効果調整 を同期させる。
ドロップダウンメニュ ーから RGB LED 照明 効果を選択します。
日本語
55
日本語
第 4 章 U E F I セットアップユーティリ ティ
4.1 はじめに
このセクションでは、UEFI セットアップ ユーティリティを使用して、シス テムを構成する方法を説明します。UEFI セットアップ ユーティリティ は、 コンピューターに電源を入れた直後に <F2> または <Del> を押すことによっ て起動できます。ユーティリティーを起動しなければ、電源投入時セルフテ スト (POST) が通常のテストを開始します。POST の後に UEFI セットアッ プ ユーティリティを開始するには、<Ctl> + <Alt> + <Delete> または本体 のリセットボタンを押して、システムを再起動します。システムをシャット ダウンした後、再度電源を入れても、ユーティリティーを起動することがで きます、再起動できます。
UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明 は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり ます。
56
4.2 EZ Mode (EZ モード )
デフォルトでは、BIOS セットアッププログラムを開くと、「EZ Mode (EZ モー ド ) 」画面が表示されます。EZ モードはシステムの現在の状態のさまざま な読み取り値が表示されるダッシュボードです。CPU 速度、DRAM 周波数、 SATA 情報、ファン速度など、システムの最も重要な情報を確認できます。
「Advanced Mode ( アドバンスドモード ) 」に切り替えてその他のオプショ ンを表示するには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にある [Advanced Mode ( アドバンスドモード ) ] ボタンをクリックします。
ヘルプ
UEFI デフォルトの読込み
変更を保存して終了
変更を破棄
言語を変更
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日本語
システム
情報
メモリ
情報
ストレー
情報
詳細モード への切り替え
ファン
設定
ツールへのクイ
ックアクセス
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4.3 Advanced Mode ( アドバンスドモード )
Advanced Mode ( アドバンスドモード ) は BIOS 設定を設定するためのその 他のオプションを提供します。詳しい設定については次のセクションを参照 してください。
EZ モードにアクセスするには、<F6> を押すか、または、画面の右上隅にあ る [EZ Mode (EZ モード ) ] ボタンをクリックします。
4.3.1 UEFI メニューバー
画面上部には、以下が並んだメニューバーがあります:
日本語
Main ( メイン )
OC Tweaker (OC 調整 )
Advanced ( 詳細設定 )
Tool ( ツール )
H/W Monitor (H/W モニ ター )
Security ( セキュリ ティ )
Boot ( ブート )
Exit ( 終了 )
システムの時間 / 日付情報の設定
オーバークロック設定
システムの詳細設定
便利なツール
現在のハードウェアステータスを表示
セキュリティ設定
ブート設定およびブートの優先順位の設定
現在の画面または UEFI セットアップ ユーティ リティを終了
58
4.3.2 ナビゲーションキー
メニューバーで項目を選択する場合は、< > キーまたは < > キーを 使用します。カーソルを上下に移動して項目を選択する場合は、< > キー または < > キーを使用します。次に <Enter> を押してサブ画面へ移動し
ます。マウスでクリックして、必要なアイテムを選択することもできます。
各ナビゲーションキーの説明は、以下の表でご確認ください。
ナビゲーションキー 説明
B560M-ITX/ac
+ / -
<Tab>
<PGUP>
<PGDN>
<HOME>
<END>
<F1>
<F5>
<F7>
<F9>
<F10>
<F12>
<ESC>
選択したアイテムのオプションを変更
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59
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4.4 Main ( メイン ) 画面
UEFI セットアップ ユーティリティに入ると、メイン画面が現れ、システム の概要が表示されます。
BIOS 設定が利用可能であるかどうか、および BIOS 設定の場所は、モデルや BIOS のバージョンにより異なる場合があります。
My Favorite ( お気に入り )
BIOS アイテムのコレクションを表示。「お気に入り」の中のコレクションを 追加 / 削除する場合は F5 を押してください。
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4.5 OC Tweaker (OC 調整 ) 画面
OC 調整画面では、オーバークロック機能を設定できます。
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UEFI ソフトウェは、常に更新されているため、以下の設定画面および説明 は参照のみを目的としており、実際の画面と必ずしも一致しない場合もあり ます。
CPU Con󲶻guration (CPU 設定 )
CPU Ratio (CPU レシオ )
CPU の速度は、CPU レシオに BCLK が掛け合わされて決まります。CPU レシ オを上げると、他のコンポーネントのクロック速度に影響をせず、内部の
CPU クロック速度を上げられます
AVX Ratio Offset(AVX レシオオフセット)
AVX Ratio Offset(AVX レシオオフセット)は AVX ワークロードの CPU Ratio(CPU レシオ)からのマイナスオフセット値を指定します。AVX は SSE ワークロードの最大レシオを確保するために AVX レシオの低いよりス トレスの高いワークロードです。
AVX-512 Ratio Offset(AVX レシオオフセット)
AVX Ratio Offset(AVX レシオオフセット)-512 は AVX ワークロードの CPU Ratio(CPU レシオ)からのマイナスオフセット値を指定します。AVX-
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512 は SSE ワークロードの最大レシオを確保するために AVX-512 レシオの 低いよりストレスの高いワークロードです。
CPU Cache Ratio (CPU キャッシュ レシオ )
CPU の内部バス速度レシオ。最大値は CPU レシオと同じになります。
GT Frequency(GT 周波数)
統合 GPU の周波数を設定します。
BCLK Spread SpectrumMode (BCLK スペクトラム拡散モード )
有効にすると、EMI テストに準ずるように電磁干渉を低減します。無効にす ると、オーバークロック時に、より高速なクロックを確保します。
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BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電 源)
BCLK Aware Adaptive Voltage(BCLK アウェア型アダプティブ電源)を有効 / 無効にします。有効な場合は、CPU V/F 曲線を計算する際に pcode が BCLK 周波数を認識します。これは、BCLK オーバークロックで高電圧オーバーライ ドを防止する際に最適です。
Boot Performance Mode(ブートパフォーマンスモード)
OS ハンドオフの前に BIOS が設定する CPU パフォーマンス状態を選択します。
[Max Battery(最大バッテリ)]
このモードを選択して、システム起動中の CPU レシオを 8 倍に設定します。
[Max Non-Turbo Performance(最大ノンターボ性能)]
このデフォルトモードを選択して、システム起動中に CPU Flex(CPU フレック ス)レシオを維持します。
[Turbo Performance(ターボ性能)]
このモードでは、システム起動中に CPU レシオは 常にターボブースト速度で 動作します。
Ring to Core Ratio Offset(リング対コア比オフセット)
Ring to Core Ratio Offset(リング対コア比オフセット)を無効にすると、 リングとコアを同じ周波数で動作させることができます。
Intel SpeedStep Technology(Intel SpeedStep のテクノロジー)
Intel SpeedStep のテクノロジーにより、節電と放熱のために、プロセッサー を複数の周波数および電圧ポイントで切り替え可能です。
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Intel Turbo Boost Technology(インテル・ターボ・ブースト・ テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動 作周波数以上で実行可能です。
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・ テクノロジー)
Intel Speed Shift Technology(インテル・スピード・シフト・テクノロジー) サポートを有効 / 無効にします。有効にすると、CPPC v2 インターフェース をハードウェア制御の P ステート向けに使用できます。
Intel Turbo Boost Max Technology 3.0(インテル・ターボ・ブ ースト・テクノロジー)
インテル・ターボ・ブースト・テクノロジーにより、オペレーティングシス テムが最高水準のパフォーマンスを要求するときに、プロセッサーを基本動 作周波数以上で実行可能です。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、Intel ターボ・ブースト・テクノ ロジー・サポートを有効にします。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、 Intel ターボ・ブースト・テク ノロジー・サポートを無効にします。
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Intel Thermal Velocity Boost Ratio Clipping(TVB レシオクリ ッピング)
このサービスは、Intel Thermal Velocity Boost(TVB)機能を備えるプロ セッサー向けに、高いパッケージ温度に起因するコア周波数の低下を制御し ます。デフォルトの最大ターボ周波数よりも高い周波数でのオーバークロッ キングに対応するために、無効にする必要があります。デフォルト設定は [Disabled( 無効 )] です。
Dual Tau Boost ( デュアルタウブースト )
デュアルタブブースト機能を有効にします。これは、CMLS 35W/65W/125W スキュー にのみ適用できます。この項目は、Con󲶻g TDP 対応プロセッサーで のみサポート されます。
Long Duration Power Limit ( 長期間電力制限 )
[Con󲶻gure Package Power Limit 1] ( パッケージの電力制限 1) をワット数で指 定します。制限を超過すると、CPU レシオが徐々に下げられます。制限を低く設 定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く 設定することで、パフォーマンスが向上します。
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Long Duration Maintained ( 長期間維持 )
[Long Duration Power Limit] ( 長期間電力制限 ) を超過したときに、CPU レシオの下げられるスピードを設定します。
Short Duration Power Limit ( 短期間電力制限 )
[Con󲶻gure Package Power Limit 2] ( パッケージの電力制限 2) をワット数 で指定します。制限を超過すると、CPU レシオがただちに下げられます。制 限を低く設定することで、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一 方で制限を高く設定することで、パフォーマンスが向上します。
CPU Core Current Limit(CPU コア電流制限)
CPU コアの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が保護 され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、パ フォーマンスが向上します。
System Agent Current Limit(システムエージェント電流制限)
システムエージェントの電流制限を設定します。制限を低く設定すること で、CPU が保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定す ることで、パフォーマンスが向上します。
GT Current Limit(GT スライス電流制限)
GT スライスの電流制限を設定します。制限を低く設定することで、CPU が 保護され、電力の消費が抑えられます。一方で制限を高く設定することで、 パフォーマンスが向上します。
DRAM Con󲶻guration (DRAM 設定 )
Memory Information ( メモリ情報 )
ユーザーが、DDR4 モジュール向けのシリアルプレゼンス検出(SPD)と Intel エ クストリーム・メモリー・プロファイル(XMP)を閲覧できるようにします。
DRAM Timing Con󲶻guration (DRAM のタイミング設定 )
Load XMP Setting (XMP 設定の読込み )
XMP 設定を読み込んでメモリをオーバークロックし、標準仕様を上回る性能 を実現します。
DRAM Reference Clock (DRAM 基準クロック )
最適な設定には [Auto] ( 自動 ) を選択します。
DRAM Frequency (DRAM 周波数 )
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[Auto] ( 自動 ) が選択されている場合、マザーボードは挿入されているメ モリモジュールを検出し、適切な周波数を自動的に割り当てます。
DRAM Gear Mode (DRAM ギアモード )
Gear2 モードはメモリコントローラーの比率を 2 倍にし、高周波に適してい ます。
System Agent Geyserville(システムエージェントガイザービル)
システムエージェントガイザービル(SA GV)設定を構成します。
Primary Timing(プライマリタイミング) CAS# Latency (tCL) (CAS# レイテンシー (tCL))
カラムアドレスのメモリへの送信から、データが応答までの時間。
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延)と Row Precharge(行プリチャージ)(tRCDtRP)
RAS# to CAS# Delay(RAS# から CAS# までの遅延): メモリの行を開いてか ら、そのうちの列へのアクセスまでに要するクロックサイクル数。 Row Precharge(行プリチャージ): プリチャージ コマンドを発行してから、 次の行が開かれるまでに要するクロックサイクル数。
RAS# Active Time (tRAS) (RAS# アクティブ時間 (tRAS))
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バンク アクティブ コマンドから、プリチャージ コマンドを発行するまでに要す るクロックサイクル数。
Command Rate (CR) ( コマンドレート (CR))
メモリチップが選択されてから、最初のアクティブ コマンドが発行されるまでの 遅延。
Secondary Timing(セカンダリタイミング) Write Recovery Time (tWR) ( 書き込み回復時間 (tWR))
有効な書き込み操作の完了後、アクティブなバンクがプリチャージされるま でに必要な遅延量。
Refresh Cycle Time (tRFC) (リフレッシュ サイクル時間 (tRFC))
リフレッシュ コマンドから、同じランクへの最初のアクティブ コマンドまでの クロック数。
RAS to RAS Delay (tRRD_L) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_L))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
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RAS to RAS Delay (tRRD_S) (RAS から RAS までの遅延 (tRRD_S))
同じランクの異なるバンクで有効化された 2 つの行の間のクロック数。
Write to Read Delay (tWTR_L) ( 書き込みから読み取りまでの遅 延 (tWTR_L))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでの クロック数。
Write to Read Delay (tWTR_S) ( 書き込みから読み取りまでの遅 延 (tWTR_S))
最後の有効な書き込み操作から、同じ内部バンクへの次の読み取りコマンドまでの クロック数。
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Read to Precharge (tRTP) ( 読み取りからプリチャージまで (tRTP))
読み取りコマンドから、同じランクへの行のプリチャージ コマンドまでに 挿入されたクロック数。
Four Activate Window (tFAW) (4 つのアクティベート ウィンド ウ (tFAW))
1 つのランクに 4 つのアクティベートが可能な時間ウィンドウ。
CAS Write Latency (tCWL) (CAS 書き込みレイテンシー (tCWL))
CAS 書き込みレイテンシーを設定します。
Third Timing(3 番目のタイミング) tREFI
平均周期の間隔でリフレッシュ サイクルを設定します。
tCKE
DDR4 がリフレッシュモードに入ってから、内部で少なくとも 1 つのリフ レッシュコマンドを開始する間隔を設定します。
Turn Around Timing(ターンアラウンドタイミング) Turn Around Timing Optimization(ターンアラウンドタイミング
最適化)
一般的な用途では、自動が有効になっています。
tRDRD_sg
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dg
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モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dr
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDRD_dd
モジュールの読み取りから読み取りの遅延を設定します。
tRDWR_sg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dg
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tRDWR_dr
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
B560M-ITX/ac
tRDWR_dd
モジュールの読み取りから書き込みの遅延を設定します。
tWRRD_sg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dg
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dr
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRRD_dd
モジュールの書き込みから読み取りの遅延を設定します。
tWRWR_sg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dg
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dr
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
tWRWR_dd
モジュールの書き込みから書き込みの遅延を設定します。
日本語
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Round Trip Timing(ラウンドトリップタイミング) Round Trip Timing Optimization(ラウンドトリップタイミング
最適化)
一般的な用途では、自動が有効になっています。
Rx FiF0 Delay Offset(Rx FiF0 遅延オフセット)
Rx FIF0 遅延オフセットを構成し。
Initial RTL (A1 Rank1) ( 初期 RTL (A1 Rank1))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (A1 Rank2) ( 初期 RTL (A1 Rank2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (B1 Rank1) ( 初期 RTL (B1 Rank1))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
Initial RTL (B1 Rank2) ( 初期 RTL (B1 Rank2))
ラウンドトリップレイテンシの初期値を設定します。
RTL (A1 Rank1)
ラウンドトリップレイテンシを設定します。
RTL (A1 Rank2)
ラウンドトリップレイテンシを設定します。
RTL (B1 Rank1)
ラウンドトリップレイテンシを設定します。
RTL (B1 Rank2)
ラウンドトリップレイテンシを設定します。
ODT Setting(ODT 設定) ODT WR (A1)
チャンネル A1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT WR (B1)
チャンネル B1 のオンダイ終端抵抗 WR のメモリを設定します。
ODT NOM (A1)
これを使って ODT (CH A1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。規定値 は [Auto] ( 自動 ) です。
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ODT NOM (B1)
これを使って ODT (CH B1) Auto/Manual(自動 / 手動)設定を変更します。 規定値は [Auto] ( 自動 ) です。
ODT PARK (A1)
チャンネル A1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
ODT PARK (B1)
チャンネル B1 用の終端抵抗器の PARK 上のメモリを設定します。
Advanced Setting(詳細設定)
ASRock Timing Optimization(ASRock タイミング最適化)
MRC 経由の高速パスを設定します。
ASRock Second Timing Optimization (ASRock 2 次タイミン グの最
適化 )
MRC を通じて、2 次高速パスを構成します。
Memory Training Mode ( メモリトレーニングモード )
トレーニングメモリモードを設定します。
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Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)
Realtime Memory Timing(リアルタイム・メモリ・タイミング)を設定します。
[Enabled(有効)] システムは MRC_DONE の後に、リアルタイム・メモリ・ タイミング変更の実行を許可します。
Reset for MRC Failed (MRC にリセットに失敗しました )
MRC トレーニングに失敗した後、システムをリセットします。
Train on Warm Boot (ウォームブート時にトレーニングする)
有効にすると、ウォームブート時にメモリトレーニングが実行されます。
MRC Fast Boot (MRC 高速ブート )
有効にすると、DRAM メモリトレーニングをスキップし、起動が速くなりま す。
Voltage Con󲶻guration ( 電圧設定 ) Voltage Mode(電圧モード)
[OC]: オーバークロック用に幅広い電圧に対応します。
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[Stable ( 安定 )]: 小さな電圧変動によりシステムを安定させます。
CPU Core/Cache Voltage(CPU コア / キャッシュ電圧)
CPU コア / キャッシュの電圧を設定します。
CPU Core/Cache Load-Line Calibration (CPU コア / キャッシュ ロードライン キャリブレーション )
システムの負荷が大きいときに、CPU コア / キャッシュ の電圧垂下を防ぐ のを助けます。
CPU GT Voltage(CPU GT 電圧)
GPU の電圧を設定します。
CPU GT Load-Line Calibration (CPU GT ロードライン・キャリブ レーション )
CPU GPU Load-Line Calibration(CPU GPU ロードラインキャリブレーショ ン)は、システムに高負荷がかかる場合に GPU 電圧降下を防止します。
VCCSA Voltage(VCCSA 電圧)
VCCSA の電圧を設定します。
DRAM Voltage (DRAM 電圧 )
DRAM 電圧を設定します。デフォルトでは [Auto(自動)] です。
VCCIO Voltage(VCCIO 電圧)
VCCIO の電圧を設定します。
CPU Standby Voltage (CPU スタンバイ電圧 )
CPU スタンバイの電圧を設定します。
VCCIN AUX Voltage (VCCIN AUX 電圧 )
VCCIN AUX の電圧を設定します。
DRAM Activating Power Supply(DRAM アクティべーティング電源 供給)
DRAM アクティべーティング電源供給の電圧を設定します。
PLL 電圧設定 CPU Internal PLL Voltage(CPU 内部 PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。 それぞれのステップは 0.0175V です。 9
-15 のステップを追加して、液体窒素(LN2)冷却を使用して高周波数中 に CPU PLL が内部クロックをロックするようにします。 例 : 正しい値は
1.0575V ~ 1.1625V です。 ただし、それぞれのプロセッサーの電圧レベル
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は異なります。 ユーザーは、使用するプロセッサーに最適な値を見つけな ければなりません。 VCCPLL 電圧は目標 PLL 電圧よりも少なくとも 150mV 高くなければなりません。そうしないと、システムが停止します。
GT PLL Voltage(GT PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。 それぞれのステップは 0.0175V です。 9
-15 のステップを追加して、液体窒素(LN2)冷却を使用して高周波数中 に CPU PLL が内部クロックをロックするようにします。 例 : 正しい値は
1.0575V ~ 1.1625V です。 ただし、それぞれのプロセッサーの電圧レベル は異なります。 ユーザーは、使用するプロセッサーに最適な値を見つけな ければなりません。 VCCPLL 電圧は目標 PLL 電圧よりも少なくとも 150mV 高くなければなりません。そうしないと、システムが停止します。
Ring PLL Voltage(リング PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。 それぞれのステップは 0.0175V です。 9
-15 のステップを追加して、液体窒素(LN2)冷却を使用して高周波数中 に CPU PLL が内部クロックをロックするようにします。 例 : 正しい値は
1.0575V ~ 1.1625V です。 ただし、それぞれのプロセッサーの電圧レベル は異なります。 ユーザーは、使用するプロセッサーに最適な値を見つけな ければなりません。 VCCPLL 電圧は目標 PLL 電圧よりも少なくとも 150mV 高くなければなりません。そうしないと、システムが停止します。
B560M-ITX/ac
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System Agent PLL Voltage(システムエージェント PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。 それぞれのステップは 0.0175V です。 9
-15 のステップを追加して、液体窒素(LN2)冷却を使用して高周波数中 に CPU PLL が内部クロックをロックするようにします。 例 : 正しい値は
1.0575V ~ 1.1625V です。 ただし、それぞれのプロセッサーの電圧レベル は異なります。 ユーザーは、使用するプロセッサーに最適な値を見つけな ければなりません。 VCCPLL 電圧は目標 PLL 電圧よりも少なくとも 150mV 高くなければなりません。そうしないと、システムが停止します。
Memory Controller PLL Voltage(メモリコントローラ PLL 電圧)
デフォルト値は 0.900V です。 それぞれのステップは 0.0175V です。 9
-15 のステップを追加して、液体窒素(LN2)冷却を使用して高周波数中 に CPU PLL が内部クロックをロックするようにします。 例 : 正しい値は
1.0575V ~ 1.1625V です。 ただし、それぞれのプロセッサーの電圧レベル は異なります。 ユーザーは、使用するプロセッサーに最適な値を見つけな ければなりません。 VCCPLL 電圧は目標 PLL 電圧よりも少なくとも 150mV 高くなければなりません。そうしないと、システムが停止します。
AVX Con󲶻guration(AVX 設定) AVX2 Voltage Guardband Scale Factor (AVX2 電圧ガードバンド
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日本語
スケールファクタ )
AVX2 電圧ガードバンドスケールファクタは、AVX2 ワークロードに適用され る電圧ガードバンドを制御します。値 > 1.00 では、電圧ガードバンドが増 加します。値 < 1.00 では、」電圧ガードバンドが減少します。
AVX-512 Voltage Guardband Scale Factor (AVX-512 電圧ガード バンドスケールファクタ )
AVX-512 電圧ガードバンドスケールファクタは、AVX-512 ワークロードに適 用される電圧ガードバンドを制御します。値 > 1.00 では、電圧ガードバン ドが増加します。値 < 1.00 では、」電圧ガードバンドが減少します。
Save User Default ( ユーザー定義の保存 )
設定をユーザー定義として保存するには、プロファイル名を入力し、<Enter> を押します。
Load User Default ( ユーザー定義の読込み )
前回保存したユーザー定義を読み込みます。
Save User UEFI Setup Pro󲶻le to Disk(ユーザー UEFI セットア ップポートフォリオをディスクに保存)
現在の UEFI 設定をユーザーデフォルトプロファイルとしてディスクに保存 します。
Load User UEFI Setup Pro󲶻le to Disk(ユーザー UEFI セットア ッププロファイルをディスクに読み込む)
前に保存したユーザーデフォルトをディスクから読み込みます。
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B560M-ITX/ac
4.6 Advanced ( 詳細 ) 画面
このセクションでは、以下のアイテムの設定ができます:CPU Con󲶻guration(CPU 設定)、Chipset Con󲶻guration(チップセット設定)、Storage Con󲶻guration, (ストレージ設定)、Super IO Con󲶻guration(スーパー IO 設定)、ACPI Con󲶻guration(ACPI 設定)、USB Con󲶻guration(USB 設定)、Trusted Computing(トラステッド・コンピューティング)。
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このセクションで誤った値を設定すると、システムの誤作動の原因になるこ とがあります。
UEFI Con󲶻guration(UEFI 設定)
UEFI セットアップスタイル
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトモードを選択 します。
Active Page on Entry ( 開始時のアクティブページ )
UEFI セットアップ ユーティリティに入ったときのデフォルトページを選択 します。
Full HD UEFI ( フル HD UEFI)
「Auto( 自動 )」を選択すると解像度は 1920 x 1080 に設定されます。(ご 使用のモニターがフル HD に対応している場合)もしモニターがフル HD 非対 応であれば、解像度は 1024 x 768 に設定されます。「Disable( 無効 )」に 設定すると、モニタの解像度は 1024 x 768 に設定されます。
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日本語
4.6.1 CPU Con󲶻guration (CPU 設定 )
Intel Hyper Threading Technology
Intel Hyper reading のテクノロジーにより、各コアで複数のスレッドを実 行し、スレッドソフトウェア上の全体的なパフォーマンスを向上することが
できます。
Active Processor Cores ( アクティブ プロセッサー コア )
各プロセッサー パッケージで有効にするコアの数を選択します。
CPU C States Support (CPU の C ステートの有効化 )
CPU の C ステートを有効にすると、電力消費が削減されます。C6 および C7 を維持することをお勧めします。いずれも電力消費を最適に削減します。
Enhanced Halt State (C1E) ( 強化停止ステート (C1E))
電力消費を抑えます。
CPU C6 State Support (CPU の C6 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
CPU C7 State Support (CPU の C7 ステートの有効化 )
スリープさせ、電力消費を抑えます。
Package C State Support ( パッケージの C ステートの有効
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化 )
CPU、PCIe、メモリ、グラフィックの C 状態サポートを有効にすると、電力 消費が削減されます。
CFG Lock(CFG ロック)
この項目で CFG Lock(CFG ロック)を無効または有効にできます。
C6DRAM
「CPU が C6 ステートの場合に DRAM コンテンツを PRM メモリへ移動する」 を有効 / 無効にします。
CPU Thermal Throttling (CPU サーマル スロットリング )
CPU を過熱から保護するために、CPU 内部の熱制御メカニズムを有効にしま す。
Intel AVX/AVX2
Intel AVX および AVX2 命令を有効 / 無効にします。これは、ビッグコアの場 合のみ適用されます。
Intel AVX-512
Intel AVX-512 ( 別名 AVX3) 命令を有効 / 無効にします。これは、ビッグコ アの場合のみ適用されます。
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Intel Virtualization Technology (Intel Virtualization テクノロジー )
Intel Virtualization のテクノロジーにより、プラットフォームに複数のオ ペレーティングシステムやアプリケーションを独立したパーティションで実行 し、単一のコンピューターシステムを複数のバーチャルシステムとして機能さ せることができます。
Hardware Prefetcher ( ハードウェア プリフェッチャー )
プロセッサーにデータとコードを自動的にプリフェッチし、パフォーマンス を向上します。
Adjacent Cache Line Prefetch ( 隣接するキャッシュライン のプリフェッチ )
現在要求されたキャッシュラインを取得しながら、後続のキャッシュライン を自動的にプリフェッチし、パフォーマンスを向上します。
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4.6.2 Chipset Con󲶻guration ( チップセット設定 )
Primary Graphics Adapter ( プライマリ グラフィック アダプ ター )
プライマリ VGA を選択します。
Above 4G Decoding(4G を超えるデコーディング)
Above 4G Address Space(4G を超えるアドレス空間)でデコードする 64 ビット対応デバイスを有効または無効にします(システムが 64 ビット PCI デコーディングに対応する場合のみ)。
VT-d
I/O の仮想化を支援する Intel® Virtualization Technology for Directed I/O (VT-d) は、アプリケーションの互換性や信頼性を向上し、また管理性、 セキュリティ、分離、および I/O 性能のレベルを高めることにより、バー チャルマシンモニターのハードウェアのさらなる活用を助けます。
SR-IOV Support(SR-IOV サポート)
システムに SR-IOV 対応デバイスがある場合は、このオプションで Single Root IO Virtualization Support(シングルルート IO 仮想化サポート)を 有効または無効にします。
DMI Link Speed(DMI リンク速度)
DMI スロットリンク速度を設定します。 Auto(自動)モードがオーバーク ロック向けに最適化します。
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PCIE1 Link Speed (PCIE1 リンク速度 )
PCIE1 のリンク速度を選択します。
PCI Express Native Control(PCI Express ネイティブコン トロール)
この項目を選択して OS 内のエンハンスド PCI Express 省電力モードを有効に します。
PCIE ASPM Support(PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての CPU ダウンストリームデバイスの ASPM サポートを有 効 / 無効にします。
PCH PCIE ASPM Support(PCH PCIE ASPM サポート)
このオプションですべての PCH PCIE デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし ます。
DMI ASPM Support(DMI ASPM サポート)
このオプションで DMI リンクの CPU 側にある ASPM の制御を有効/ 無効にします。
PCH DMI ASPM Support(PCH DMI ASPM サポート)
このオプションですべての PCH DMI デバイスの ASPM サポートを有効 / 無効にし ます。
Share Memory ( 共有メモリ )
システムが起動したときに統合グラフィックス プロセッサーに割当てるメモリの サイズを設定します。
IGPU Multi-Monitor (IGPU マルチモニター )
外部グラフィックカードがインストールされている場合に、統合グラフィックスを 無効にするには、無効を選択します。有効にすると、内蔵のグラフィックスを有効 のまま保ちます。
Intel(R) Ethernet Connection I219-V(Intel(R) イーサネッ ト・コネクション I219-V)
オンボードネットワークインターフェースコントローラ(Intel® I219V)を 有効または無効にします。
Onboard HD Audio ( 内蔵 HD オーディオ )
内蔵の HD オーディオをオン / オフします。[Auto] ( 自動 ) に設定すると、 内蔵の HD オーディオは有効化され、サウンドカードがインストールされた ときにのみ自動的に無効にされます。
日本語
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日本語
Front Panel ( フロントパネル )
フロントパネルの HD オーディオをオン / オフします。
Onboard HDMI HD Audio ( 内蔵 HDMI HD オーディオ )
オーディオのデジタル出力が可能になります。
Onboard WAN Device( 内蔵 WAN デバイス )
内蔵 WAN デバイス有効 / 無効にします。
WAN Radio(WAN ラジオ)
WiFi モジュールの接続を有効または無効にします。
Bluetooth ( ブルートゥース )
ブルートゥース有効 / 無効にします。
Deep Sleep ( デイープスリープ )
コンピューターがシャットダウンされたときの節電を目的としたディープス リープを設定します。
Restore on AC/Power Loss (AC/ 電源損失で復元 )
停電後の電力状態を選択します。
[Power Off(電源オフ)]
この項目を選択すると、電力が回復しても電源はオフのままになります。
[Power On(電源オン)]
この項目を選択すると、電力が回復するとシステムが起動し始めます。
Turn On Onboard LED in S5 (S5 で LED をオンにします )
ACPI S5 ステートで LED をオン / オフにします。
Restore Onboard LED Default(オンボード LED デフォルト を復元する)
オンボード LED デフォルト値を復元します。
RGB LED
このオプションで RGB LED を有効 / 無効にします。
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4.6.3 Storage Con󲶻guration ( ストレージ設定 )
SATA Controller(s) (SATA コントローラー )
SATA コントローラを有効 / 無効にします。
B560M-ITX/ac
日本語
SATA Mode Selection (SATA モード選択 )
[AHCI] 性能を向上させる新しい機能に対応します。
SATA Aggressive Link Power Management (SATA リンク電源 積極管理 )
これにより、非アクティブのときに SATA デバイスが低電力状態に入り、電 力消費を削減します。AHCI モードでのみサポートされます。
Hard Disk S.M.A.R.T.( ハードディスク S.M.A.R.T.)
「S.M.A.R.T」は、Self-Monitoring ( セルフモニタリング )、Analysis ( 分 析 )、Reporting ( 報告 )、Technology ( テクノロジー ) を表します。コン ピューターのハードディスク ドライブの監視システムであり、信頼性に関 するさまざまな指標を検知して報告します。
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4.6.4 Super IO Con󲶻guration(スーパー IO 設定)
PS2 Y-Cable(PS2 Y ケーブル)
PS2 Y ケーブルを有効にするか、またはこのオプションを Auto(自動)に 設定します。
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4.6.5 ACPI Con󲶻guration (ACPI 設定 )
Suspend to RAM (RAM へのサスペンド )
無効にすると、ACPI サスペンドタイプは S1 に設定されます。[Auto] ( 自 動 ) として電力消費の少ない ACPI S3 を選択することをお勧めします。
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PS/2 Keyboard S4/S5 Wakeup Support(PS/2 キーボード S4/ S5 ウェイクアップサポート)
S4/S5 状態で PS/2 キーボードでシステムをウェイクアップできます。
PCIE Devices Power On(PCIE デバイス電源オン)
PCIE デバイスでシステムを起動したり、ウェイクオンラン(Wake-On-LAN) を有効にできます。
I219 LAN Power On (I219 LAN 電源オン )
システムを I219 LAN で起動できます。
RTC Alarm Power On (RTC アラームによる電源オン )
リアルタイム クロックのアラームでシステムを起動できるようになります。
[Disabled(無効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラー ム電源オン)機能を無効にします。
[Enabled(有効)] この項目を選択して、RTC Alarm Power On(RTC アラー ム電源オン)機能を有効にします。
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USB Keyboard/Remote Power On (USB キーボード / リモコンに よる電源オン )
USB キーボードまたはリモコンでシステムを起動できるようになります。
USB Mouse Power On (USB マウスによる電源オン )
USB マウスでシステムを起動できるようになります。
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4.6.6 USB Con󲶻guration (USB 設定 )
Legacy USB Support ( レガシー USB の有効化 )
USB 2.0 デバイスのレガシー OS のサポートを有効 / 無効にします。USB の互換 性に関する問題が発生した場合は、レガシー USB を無効にすることをお勧めしま す。
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[Enabled ( 有効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS ( レガシー OS) サポートを有効にします。
[Disabled (無効 ) ] この項目を選択して、USB デバイスの Legacy OS ( レガシー OS) サポートを無効にします。
[UEFI Setup Only (UEFI セットアップのみ ) ] この項目を選択して、UEFI セッ トアップおよび Windows/Linux オペレーティングシステムでのみ USB デバイス
に対応するようにします。
XHCI Hand-off (XHCI ハンドオフ )
これは XHCI ハンドオフ機能に対応していない OS ( オペレーティングシステム ) 向けの応急措置です。XHCI オーナーシップの変更は XHCI ドライバで請求しま す。デフォルトではこの項目は [Disabled ( 無効 ) ] に設定されています。
[Enabled ( 有効 ) ] XHCI に対応しないオペレーティングシステムでは BIOS で XHCI に対応し ます。
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[Disabled ( 無効 ) ] XHCI に対応するオペレーティングシステムでは XHCI ドライバで XHCI に対応 します。
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4.6.7 Trusted Computing( ティング
Security Device Support ( セキュリティ デバイス サポー ト )
セキュリティ デバイスの BIOS サポートを有効または無効にします。
トラステッド・コンピュー
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4.7 Tools ( ツール )
ASRock Polychrome RGB
RGB LED とヘッダーを使用すれば、ユーザーは LED ストリップを接続して 独自の PC スタイルを容易に演出できます。
UEFI Tech Service (UEFI テクニカルサービス )
お使いの PC で問題が発生した場合は、ASRock のテクニカルサービスにお 問い合わせください。[UEFI Tech Service] (UEFI テクニカルサービス ) を 利用するには、まずネットワークの設定をする必要があります。
SSD Secure Erase Tool(SSD セキュア消去)
Secure Erase(セキュア消去)機能に対応するすべての HDD が記載されて います。
NVME Sanitization Tool (NVME サニタイゼーション ツール)
SSD をサニタイズすると、SSD 上のすべてのユーザーデータが永久的に破壊 されて、回復できなくなります。
Instant Flash ( インスタント フラッシュ )
UEFI ファイルを USB ストレージ デバイスに保存し、[Instant Flash ( インスタ ント フラッシュ )] を実行すると、UEFI が更新されます。
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Internet Flash ( インターネットフラッシュ ) - DHCP ( 自動 IP) 、AUTO ( 自動 )
ASRock の [Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) は、サーバーから 最新の UEFI ファームウェアをダウンロードして更新します。[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) を利用するには、まずネットワークの設定をする 必要があります。 *BIOS のバックアップとリカバリー用に、この機能を使用する前に、USB ペン ド ライブを差し込むことをお勧めします。
Network Con󲶻guration ( ネットワーク設定 )
[Internet Flash] ( インターネット フラッシュ ) で必要なインターネット 接続を設定します。
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Internet Setting ( インターネット設定 )
セットアップ ユーティリティでのサウンドエフェクトをオン / オフします。
UEFI Download Server (UEFI ダウンロード サーバー )
UEFI ファームウェアをダウンロードするサーバーを選択します。
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4.8 Hardware Health Event Monitoring ( ハードウェ ア ヘルス イベント監視 ) 画面
このセクションでは、CPU 温度、マザーボード温度、ファン速度、および電 圧などのパラメーターを含め、システムのハードウェアのステータスを監視 できます。
Fan Tuning ( ファン・チューニング )
ファンの最小デューティサイクルを測定します。
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Fan-Tastic Tuning ( ファン調整 )
グラフを使用して、最大 5 種類のファン速度が設定できます。割当てられた温度 に達すると、ファンは次の速度レベルへと自動的にシフトします。
ファンモードを選択するか、または、プロファイルを
カスタマイズします。
温度の測定 対象を選択 します。
調整するフ ァンを選択
します。
CPU Fan 1 Setting (CPU ファン 1 設定 )
CPU ファン 1 のファンモードを選択します。または [Customize ( カスタマイズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれぞれファン速度を 割当てることができます。
設定オプション : [Customize ( カスタマイズ ) ] [Silent Mode ( サイレントモード ) ] [Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full Speed ( 最高速度 ) ]
CPU Fan 1 Step Up (CPU ファンステップアップ )
CPU Fan 1 Step Up (CPU ファンステップアップ ) の値を設定します。デフォルト 設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
CPU Fan 1 Step Down (CPU ファンステップダウン )
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設定を保存 する
CPU Fan 1 Step Down (CPU ファンステップダウン ) の値を設定します。デフォル ト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
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CHA_FAN1 / W_PUMP 切り替え
CHA_FAN1/CPU オプションモードまたはウォーターポンプモードを選択しま す。
Chassis Fan 1 Control Mode ( シャーシファン 1 制御モード )
シャーシファン 1 の PWM モードまたは DC モードを選択します。
[DC Mode (DC モード ) ] 3 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
[PWM Mode (PWM モード) ] 4 ピンファンの場合はこのモードを選択します。
Chassis Fan 1 Setting ( シャーシファン 1 設定 )
シャーシファン 1 のファンモードを選択します。または [Customize ( カス タマイズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれ ぞれファン速度を割当てることができます。
[Customize ( カスタマイズ ) ] [Silent Mode ( サイレントモード ) ] [Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full Speed ( 最高速度 ) ]
Chassis Fan 1 Temp Source ( シャーシファン 1 温度ソース )
シャーシファン 1 のファン温度ソースを選択します。
[Monitor CPU (CPU を監視する ) ] この項目を選択して、CPU を温度の測 定対象として設定します。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する ) ] この項目を選択して、マザー ボードを温度の測定対象として設定します。
Chassis Fan 1 Step Up ( シャーシファン 1 ステップアップ )
Chassis Fan 1 Step Up ( シャーシファン 1 ステップアップ ) の値を設定します。 デフォルト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
Chassis Fan 1 Step Down ( シャーシファン 1 ステップダウン )
Chassis Fan 1 Step Down ( シャーシファン 1 ステップダウン ) の値を設定しま す。デフォルト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
Chassis Fan 2 Setting ( シャーシファン 2 設定 )
シャーシファン 2 のファンモードを選択します。または [Customize ( カス タマイズ )] を選択すると、5 つの CPU 温度を設定し、各温度に対してそれ ぞれファン速度を割当てることができます。
[Customize ( カスタマイズ ) ] [Silent Mode ( サイレントモード ) ]
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[Standard Mode (標準モード) ] [Performance Mode (性能モード) ] [Full Speed ( 最高速度 ) ]
Chassis Fan 2 Temp Source ( シャーシファン 2 温度ソース )
シャーシファン 2 のファン温度ソースを選択します。
[Monitor CPU (CPU を監視する ) ] この項目を選択して、CPU を温度の測 定対象として設定します。
[Monitor M/B ( マザーボードを監視する ) ] この項目を選択して、マザー ボードを温度の測定対象として設定します。
Chassis Fan 2 Step Up ( シャーシファン 2 ステップアップ )
Chassis Fan 2 Step Up ( シャーシファン 2 ステップアップ ) の値を設定します。 デフォルト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
Chassis Fan 2 Step Down ( シャーシファン 2 ステップダウン )
Chassis Fan 2 Step Down ( シャーシファン 2 ステップダウン ) の値を設定しま す。デフォルト設定は [0 Sec (0 秒 ) ] です。
Case Open Feature ( ケースの開閉検知機能 )
有効 / 無効が選択可能。有効にするとケースカバーが取り外されていないか を検知します。
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4.9 Security ( セキュリティ ) 画面
このセクションでは、システムのスーパーバイザーまたはユーザーのパス ワードを設定および変更できます。ユーザー パスワードを消去することも できます。
Supervisor Password ( スーパーバイザー パスワード )
管理者アカウントのパスワードを設定または変更します。管理者のみに、UEFI セットアップ ユーティリティの設定を変更する権限があります。パスワードを消 去するには、空欄にして <Enter> を押します。
User Password ( ユーザー パスワード )
ユーザー アカウントのパスワードを設定または変更します。ユーザーは、UEFI セットアップ ユーティリティの設定を変更することはできません。パスワードを 消去するには、空欄にして <Enter> を押します。
Secure Boot ( セキュア ブート )
この項目を使って セキュアブートへのサポートを有効 / 無効にします。
Intel(R) Platform Trust Technology (Intel(R) プラットフォー ム・トラスト・テクノロジー )
ME で Intel PTT を有効 / 無効にします。ディスクリート型 TPM モジュールを使 用する場合はこのオプションを無効にします。
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4.10 Boot ( ブート ) 画面
このセクションは、ブートおよびブート優先順位の設定ができる、システム 上のデバイスを表示します。
Fast Boot ( 高速ブート )
コンピューターのブート時間を最小化します。高速モードでは、USB スト レージ デバイスからブートすることはできません。外付けグラフィックス カードを使用する場合は、VBIOS は UEFI GOP に対応しなければなりません。 超高速モードは、この UEFI セットアップ ユーティリティで CMOS を消去し たり、Windows で UEFI に再起動したりするためにのみ使用する高速ブート
ですので、ご注意ください。
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Boot From Onboard LAN ( 内蔵 LAN からのブート )
内蔵の LAN でシステムをウェイクアップできるようになります。
Setup Prompt Timeout ( 設定プロンプトのタイムアウト )
ホットキー設定のための待機時間を秒数で指定します。
Bootup Num-Lock ( 起動時の数値ロック )
起動時にテンキーに数値ロックをかけるかを選択します。
Boot Beep ( ブート ビープ音 )
起動時にビープ音をならすかを選択します。ブザーが必要になります。
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Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )
有効にすると、ブートロゴが表示され、無効にすると通常の POST メッセー ジが表示されます。
AddOn ROM Display ( アドオン ROM 表示 )
有効にすると、アドオン ROM メッセージが表示されます。また [Full Screen Logo ( 全画面ロゴ )] が有効の場合は、アドオン ROM の設定もでき
ます。ブート速度を重視する場合は、無効にします。
Boot Failure Guard Message ( ブートフェイラーガードメッセー ジ )
コンピューターが何度もブートに失敗すると、システムがデフォルトの設定 を自動的に復元します。
CSM:Compatibility Support Module (CSM:互換性サポート モジュール )
CSM
[Compatibility Support Module ( 互換性サポート モジュール )] を起動し ます。WHCK テストを実行している場合以外は、無効にしないでください。
Launch PXE OpROM Policy (PXE OpROM ポリシーの起動 )
[UEFI only (UEFI のみ )] この項目を選択して、UEFI オプション ROM に 対応するものだけを実行します。
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