Zebra WT6300 Quick Start Guide [ja]

WT6300
ウェアラブル コンピュータ
クイック スタート ガイド
MN-004015-01JA
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WT6300 ウェアラブル コンピュータ クイック スタート ガイド
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デバイスの機能

図 1 正面図
番号 項目 機能
1 スピーカ ビデオや音楽の再生音を出力します。 2 バッテリ ¹ デバイスに電力を供給します。 3 ディスプレイ デバイスの操作に必要なすべての情報が表示されます。 4 履歴ボタン 最近開いたアプリケーションを表示します。 5 右インタフェース コネクタ ホストとクライアントの USB 通信、ケーブルやアクセサリを
使ったオーディオおよびデバイスの充電に使用します。 6 ホーム ボタン ホーム画面を表示します。 7 戻るボタン 前の画面を表示します。 8 P3 ボタン /入力ボタン プッシュトゥトーク通信を開始します (プログラム可能 ) 。
キーパッドが取り付けられている場合は、入力ボタンとして
使用します。 9 P2 ボタン 音量を上げます。 10 マイク ハンドセットでの通信に使用します。 11 P1 ボタン 音量を下げます。 12 電源ボタン ディスプレイをオン/ オフにします。ボタンを押し続けてデ
バイスをリセット、電源をオフにします。 13 NFC アンテナ 他の NFC 対応デバイスとの通信を提供します。 14 周辺光センサ ディスプレイ バックライトの輝度をコントロールするために、
周辺光を判別します。 15 通知 /充電 LED USB 充電ケーブルで充電中にバッテリ充電状態を示し、
アプリケーションからの通知を提供します。
¹ 標準バッテリが表示されています。
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図 2 背面図
番号 項目 機能
16 クリート 手首および腰に装着するため、デバイスを調整し固定します。 17 左インタフェース
コネクタ
ホストとクライアントの USB 通信、ケーブルやアクセサリを 使ったオーディオおよびデバイスの充電に使用します。
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バッテリの取り付け

バッテリを取り付けるには、次の手順に従います。
1. バッテリ受けに、バッテリの端を挿入します。
図 3 標準バッテリの取り付け
図 4 拡張バッテリの取り付け
2. 所定の位置にカチッとはまるまでバッテリを押し込みます。
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バッテリの交換

バッテリを取り出すには、次の手順に従います。
1. 電源ボタンを押して、デバイスをサスペンド モードにします。
2. 指先を使って、バッテリの端に向ってバッテリ リリース ラッチを押します。
図 5 標準バッテリのリリース ラッチを後方に引く
図 6 拡張バッテリのリリース ラッチを後方に引く
3. バッテリ受けからバッテリを引き出します。
図 7 標準バッテリの取り外し
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図 8 拡張バッテリの取り外し
4. バッテリ受けに、バッテリの端を挿入します。
図 9 標準バッテリの取り付け
図 10 拡張バッテリの取り付け
5. 所定の位置にカチッとはまるまでバッテリを押し込みます。
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デバイスの充電

デバイスおよび / または予備バッテリを充電するには、次のアクセサリのいずれかを使用します。
表 1 充電と通信
1 スロット USB 充電 クレードル
2 スロット デバイス/ RS6000 充電 クレードル
5 スロット充電専用 クレードル
5 スロット イーサネット クレードル
10 スロット デバイス /RS6000 充電専用クレードル
10 スロット充電専用 クレードル
説明 部品番号
CRD-NGWT-1S1BU-01 ×
CRD-NWTRS-2SUCH-01 × ×
CRD-NGWT-5S5BC-02 × ×
CRD-NGWT-5S5BE-02 ×
CRD-NWTRS-10SCH-02 × × ×
CRD-NGWT-10SCH-02 × × ×
充電 通信
バッテリ
( デバイス内)予備バッテリ
USB イーサネット
4 スロット バッテリ 充電器
20 スロット バッテリ 充電器
USB/ 充電ケーブル CBL-NGWT-USBCHG-01 × ×
SAC-NWTRS-4SCH-01 × × ×
SAC-NWTRS-20SCH-01 × × ×
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注: デバイスの 『Product Reference Guide』に記載されている、バッテリの安全に関するガイドライン に必ず従ってください。
1. 標準バッテリでデバイスを充電する場合は、デバイスの左右いずれかの端をデバイスの充電スロット
に挿入します。拡張バッテリを使用してデバイスを充電する場合は、図 11 に示すように、デバイス の端をデバイスの充電スロットに挿入します。
図 11 充電スロットでの拡張バッテリ
2. デバイスが正しくセットされていることを確認してください。
USB 充電ケーブルを使用する場合、充電中は通知/ 充電 LED が黄色で点灯し、充電が完了すると緑色の 点灯に変わります。
クレードルを使用する場合は、充電中はクレードルの充電 LED が黄色で点灯し、充電が完了すると緑色 の点灯に変わります。
標準バッテリは室温の場合、約 4 時間で充電が完了します。拡張バッテリは室温の場合、約 5 時間 30 分で 充電が完了します。

予備バッテリの充電

1. 予備バッテリ スロットに、予備バッテリを挿入します。
2. バッテリが正しく挿入されていることを確認します。
充電中であることを示す、予備バッテリ充電 LED が点滅します。充電インジケータについては、表 2 を 参照してください。標準バッテリは室温の場合、約 4 時間で充電が完了します。拡張バッテリは室温の 場合、約 5 時間 30 分で充電が完了します。
表 2 充電 LED インジケータ
状態 意味
消灯 バッテリは充電されていません。バッテリは正しくクレードルに挿入されてい
黄色で点灯 バッテリは充電中です。
ないか、電源に接続されていません。クレードルに電源が供給されていません。
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充電温度

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表 2 充電 LED インジケータ (続き )
状態 意味
緑色で点灯 バッテリの充電が完了しました。 赤色で速く点滅
(1 秒間に 2 回点滅)
赤色で点灯 劣化したバッテリが充電中であるか、または完全に充電されています。
バッテリは、0 ~ 40°C (32 ~ 104°F) の温度で充電してください。本デバイスまたはクレードルでは、常 に安全で適切な方法で充電が行われます。高温時 (約 37°C 以上 (98°F 以上) など) には、デバイスまたは クレードルは、バッテリの充電を有効と無効に交互に短時間で切り替えて、バッテリを許容温度に保つ 場合があります。異常な温度のために充電が無効になった場合は、デバイスおよびクレードルの LED で 示されます。
充電エラーです。次のような場合にこの状態になります。
- 温度が低すぎる、または高すぎる。
- 充電完了までの時間が長すぎる (通常は 8 時間 )。
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1 スロット USB 充電クレードル

番号 項目
1 デバイスの充電スロット 2 予備バッテリ充電スロット 3電 LED 4 予備バッテリ充電 LED 5 デバイスの充電 LED
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2 スロット デバイス /RS6000 充電クレードル

番号 項目
1 デバイスの充電スロット 2 デバイスの充電 LED 3電 LED 4 RS6000 充電 LED 5 RS6000 充電スロット
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5 スロット充電専用クレードル

番号 項目
1 デバイスの充電スロット 2 予備バッテリ充電スロット 3電 LED 4 予備バッテリ充電 LED 5 デバイスの充電 LED
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10 スロット デバイス /RS6000 充電専用クレードル

番号 項目
1 デバイスの充電スロット 2 電源 LED 3 デバイスの充電 LED 4 RS6000 充電 LED 5 RS6000 充電スロット
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10 スロット充電専用クレードル

番号 項目
1 デバイスの充電スロット 2 電源 LED 3 デバイスの充電 LED
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5 スロット イーサネット クレードル

番号 項目
1 デバイスの充電スロット 2 予備バッテリ充電スロット 3 1000 LED 4 100/100 LED 5 予備バッテリ充電 LED 6 デバイスの充電 LED
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4 スロット バッテリ充電器

番号 項目
1 バッテリ充電 LED (4)
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20 スロット バッテリ充電器

番号 項目
1 バッテリ充電 LED (20) 2 電源 LED
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USB/ 充電ケーブル

番号 項目
1 USB ポート 2 AC 電源コード 3電源 4 USB 充電ケーブル 5 インタフェース コネクタ
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人間工学に関する考慮事項

人間工学上の被害を受けるリスクを回避または最小限に抑えるため、以下の推奨事項に従ってください。
デバイスを適切に取り付けるためのトレーニングをユーザーが受けていることを確認してください。
取り付け前に、コンフォート パッドがホルダーに固定されていることを確認してください。
デバイスが手首の関節付近に装着されていないことを確認してください。
ディスプレイがユーザーの向きになるようにデバイスが取り付けられていることを確認してください。
調整可能な BOA ストラップの適切な使用とメンテナンスを実施してください。
ユーザーの前腕に合わせてストラップを選択 – 前腕のサイズが小~中の場合は白色のコード付き BOA ストラップを使用し、前腕のサイズが中~大の場合は黒色のコード付き BOA ストラップを使用して ください。
ストラップや非耐久財などのウェアラブル コンポーネントのメンテナンス、クリーニングを実施して ください。
必要のない反復動作や運動は、極力減らすか、なくすようにしてください。
自然な姿勢を保ってください。
腕や肩を高く上げた姿勢は、極力減らすか、なくすようにしてください。
過度に力が必要な動作は、極力減らすか、なくすようにしてください。
頻繁に使用するものは手の届く範囲内に配置してください。
作業は、適切な高さで行ってください。
直接圧力がかかる作業は、極力減らすか、なくすようにしてください。
適切な距離を保ってください。
適切な作業環境を用意してください。
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