Yamaha YDP-301 User Manual

DIGITAL
DIGITAL
PIANO
PIANO
YDP-301
取扱説明書

安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよ くお読みください。

ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。 注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警告」と
「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願い致します。
記号表示について
この機器の裏側に表示されている記号や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
注意:感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
記号は、危険、警告または注意を示します。上記の場合、 は機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険 があることを警告しています。また、
記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。 記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
は注意が必要なことを示しています。
   この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。    点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または    巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
警告 こ の表示内容を無視 した取 り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
この機器の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造し たりしない 。
感電や火災、または故障など の原因になります。異常を感 じた場合など、機器の点検 修理は必ずお買い上げの楽 器店または巻末のヤマハ電 気音響製品サービス拠点に ご依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。また、 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かな い。
感電や火災、または故障の原因になります。
電源コード/プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が出 なくなったり異常なにおいや煙が出た場合は、すぐに電源ス イッチを切り電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス
拠点に点検をご依頼ください。
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って
接続すると、感電や火災のおそれがあります。
手入れをするときは、必ず電源プラグをコンセントから抜く 。 また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほ こり が付着 している 場合は、ほこり をきれいに
拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
注意 この表示内容を無視した取り 扱いをする と、傷害を負う 可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源コードをス トーブなどの熱器具に近づけた り、無理に曲げ たり、傷つけた りしない。また、 電源コー ドに重いものをのせな い。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
タ コ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部
が異常発熱して発火したりするこ とがあります。
電源プラグを抜くときは、電源 コー ドを持たずに、必ず電源プラ グを持って引き抜 く。
電源コードが破損して 、感電や火 災が発生するおそれがあり ます。
(1)B-1
YDP-301 安全上のご注意
長期間使用しないときや落雷のおそれがあると き は、必ずコ ンセ ントから電源プラグを抜く 。
感電、ショー ト、発火などの原因になります。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った 上で行う。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器 のボリュームを最小(0)にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
本体を壁につけない。
換気が十分でないと、本体内部に熱がこもり、火災が発生す
るおそれがあります。
組み立てる前に、必ず本書または別紙の組み立て方の説明
をよくお読みください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損した り お客
様がけがをしたりする原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
イスについて
直射日光のあた る場所(日中の車内など)やストーブの近く な ど極端に温度が高く なるところ、逆に温度が極端に低いとこ ろ、またほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする原 因になり ます。
テレビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近くで使用
しない。
デジタル回路を多用しているため、テレビやラジオなどに 雑音が生じる場合があります。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故障したり、お客様がけがをしたりする原 因になり ます。
本体を移動する と き は、必ず電源コードなどの接続ケーブル をすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれがあ ります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシ ンナー、洗剤、化学ぞ
う きんなどは絶対に使用しない。また、本体上にビニール製
品やプラスチック製品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。お 手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせたりしない。また、ボタン やスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損 したり、お客様がけがをしたり する原因になり ます。
キーカバーで指などをはさまないよう に注意する 。また 、キー カバーのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
キーカバーや鍵盤のすき間か ら金属や紙片などを落とさない。
感電、ショー ト、 発火や故障などの原因になります。すぐに電 源を切り 、電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い 上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス 拠点に点検をご依頼ください。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にす
ると、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをす
る原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原
因になり ます。
イスにすわったままでイスの高さを調節しない。
イスにすわったままイスの高さを調節すると、高低調節機
構に無理な力が加わり、高低調節機構がこわれたりお客様
がけがをしたりする原因になります。
イスを長期間使用すると、イスのボルトがゆるむことがあ
ります。
ネジがゆる んだ場合は、付属のスパナで締め直してください。
作成したデータの保存について
作成したデータは、電源を切ると消えます。また、故障や誤
操作などのために失われることがあります。大切なデータ
は、ヤマハディスクオーケストラユニットDOU-10などの外
部機器に保存することをおすすめします。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかね ます。また、データが破損したり失われたりした場合の保証 はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気にな るものです。隣近所への配慮を十分にしましょ
音のエチケット音のエチケット
音のエチケット
これは日本電子機 械工業会「 音のエ チケット」キャン ペーンのマークで す。
う。静かな夜間には小さな音でもよく通り、特に 低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬとこ ろに迷惑をかけてしまうこ とがあ り ます。適度な 音量を心がけ、窓を閉めたり、ヘッ ドフォンを使 用するのもひとつの方法です。お互いに心を配
り、 快適な生活環境を守りましょう。
*この製品は、電気用品取締法に定める技術基準に適合しています。
YDP-301 安全上のご注意
(1)B-1
1
このたびは、ヤマハ・デジタルピアノYDP-301をお買い求めいただきまして、まことにありがとうございま
した。
YDP-301の機能を十分に生かして演 奏をお楽しみいただくために、この「取扱説明書」をご活用ください。 お読みになったあとは、いつでもご覧になれるところに大切に保管 してく だ さ い ますよ う、お願い申し上 げます。
付属品(お確かめください)
●保証書
●ご愛用者カード
●取扱説明書(本書)
●高低自在イス
ご自分の演奏しやすい高さに調節してお使い いただけます。
●ヘッドフォン
YDP-301 付属品(お確かめください)
2

YDP-301でこん なことができます

リアルなピアノ音色と、 リアルなタ ッ チで、本格的なピアノらしい演奏が楽しめます。
ピアノ以外の音色でも演奏できます。
(P16〜P21、P40)
ご自分の演奏を録音/再生できます。
(P22〜P26)
リアパネルの端子を
使ってデ ィスクオーケ ストラユニットDOU­10などをつなぐと 、別 売のディスクソフトを 再生するなど多彩な 楽しみ方ができます。
(P34〜37)
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
FUNCTIONTRANSPOSE
FIXED
REVERB
EFFECT TOUCH
PIANO E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
PIPE
PIPE
HARPSI-
ORGAN 2
ORGAN 1
CHORD
VARIATION
TEMPO/ SONG
METRONOME
/
NO + / YES
MASTER VOLUME
MIN
MAX
POWERPOWER
RECORDER
START
/
DEMO
/
REC
STOP
PIANO SONG
「音量調節ができる」 「ヘッドフォンで練習できる」 「軽量コンパクト」 「調律不要」
と、便利で経済的です。
本体にピアノ30曲の演奏データが
入っています。これらを鑑賞するだ けでなく、便利な練習機能を使って 練習することもできます。
(P12〜P15、P41)
メトロノーム機能が、練習の お役に立ちます。(P21)
YDP-301 YDP-301でこんなことができます
3
取扱説明書(本書)はこ んなふうにお役に立ちます
この本は、「準備」「本編」「付録」の3部構成になっています。
準    備/ 最初にお読みください。
本    編/ YDP-301の機能を詳しく説明しています。
付    録/ YDP-301の資料を掲載しています。
表記上の決まり
【   】: パネル上にあ るボ タン類を示し ま す。この場合、ボタン、スライダー、ジャ ック(端子)と
いった言葉は省略 し ます。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で
マスターボリューム
MASTER VOLUME】と表記します。
・本書では、以下に示すような矢印を使って操作の結果と手順を区別しています。
○○○ ※※※ ○○○の操作を行った結果、※※※の 状 態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
○○○ ☆☆☆ ○○○の操作を行ったあ と、☆☆☆の操作をすることを示しています。
(操作の手順を示します。)
※ 本書で使用しているデ ィスプ レイのイ ラストは、説明のための1つの例にすぎません。お使いのYDP-
301の状態によって、イ ラスト と異なる表示が出る場合もありますのでご了承ください。

YDP-301 取扱説明書(本書)はこんなふうにお役に立ちます

4
目 次
 準 備
安全上のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・巻頭 付属品(お確かめください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 YDP-301でこんなこ とができま す ・・・・・・・・・・・・・ 3 取扱説明書(本書)はこんなふうに
お役に立ちます ・・・・・・・・・・・・・ 4
ご使用前の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
 本編
各部の名前 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 操作の基本と共通機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 デモ曲/ピアノ曲を楽しむ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
デモ曲を聞く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 ピアノ30曲を聞く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ピアノ30曲の部分練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
音色を選んで弾く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
音色を選ぶ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
ペダルを使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
音に変化を付ける…
タッチ
【TOUCH】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
トランスポーズ
【TRANSPOSE】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 「デュアル」で弾く(2つの音色を混ぜて弾く)・・・・・・ 20
メトロノーム
【METRONOME】を使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
演奏の録音(記録)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
録音の手順(1 つの トラックへの録 音) ・・・・・・・・・・・・ 22
録音し直す場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
録音(記録)されるデータの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
初期値の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
録音上の注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
録音した曲の再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
再生の基本手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
再生に関する便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
バリエーション リバーブ
【VARIATION】/【REVERB】/
エフェクト
【EFFECT】・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
ファンクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
ファンクションでの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
各ファンクション項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
・F1.音程の微調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 ・F2.音律(調律法)の選択 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 ・F3.デュアルの諸設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 ・F4.メトロノームの諸設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 ・F5.左ペダル機能の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 ・F6.MIDI機能の諸設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
他の機器と接続する端子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
パーソナルコン ピューター との接続 ・・・・・・・・・・・・・36
故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
 付 録
MIDIについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 音色のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 デモ曲/ピアノ曲 曲名一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 基本設定一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 MIDIデータフォーマット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 MIDIインプリメンテーションチャート・・・・・・・・・・ 46 別売品のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 YDP-301の組み立て方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 51 メモ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 保証とアフターサービス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
YDP-301 目次
5

ご使用前の準備

譜面立てについて
立てるとき
1.
譜面立てを、止ま る ま で手前に起こします。
2.
譜面立て後ろ側の金具2つを、下向き に開きます。
3.
金具2つが固定される位置まで、譜面立てを戻します。
倒すとき
1.
譜面立てを、止ま る ま で手前に起こします。
2.
譜面立て後ろ側の金具2つを、上向き に閉じます。
3.
譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
譜面立ては、中間位置で使用または放置しないでください。 また、譜面立てを倒すときは、途中で手を離さないでください。
けんばんぶた
キーカバー(鍵盤蓋)について
③
①
開けるとき
1.
少 し だけ持ち上げます。
2.
上へすべらせて開けます。
閉めるとき
1.
下へすべらせます。
2.
手を添えたま ま静かに降ろ し ま す。
キーカバーを開閉する ときは、両手で静かに行い、途中で手を離さないでくださ い。 また、ご自分や周りの方(特にお子様など)が、キーカバーの端と本体の間に手や指をは
さまないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき 、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。 本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショー ト、発火や故障などの原因になりま す。
手や指をはさまないように注意
YDP-301 ご使用前の準備
6
電源を入れる
1.
電源コードを接続する
電源コードの両端のプラグを、本体とコンセント(家庭用AC100V)にそれぞれ差
し込みます。
ACINLET
(本体後側の底面)
2.
電源を入れる
本体パネル左のPOWER】を押すと
電源が入ります。本体パネル中央のディスプレイに表示が表れます。また、 本体前面左の電源ランプも点灯します。
パワー
パワー
POWER
POWER=電力、電気
電源ランプについて…
YDP-301のご使用後、電源を切り忘 れてキーカバー(鍵盤蓋)を閉めてし まった場合、電源ランプの点灯が、電 源が入ったままであるこ とを知らせて く れます。
けんばんぶた
電源ランプ
パワー
通常はテンポが表示されます。
電源を切るときは、もう1度POWER】を押します。
ディスプレイの表示が消え、本体前面左の電源ランプも消灯します。
音量(ボリューム)調節
マスターボリューム
MASTER VOLUME】を左右に動かして調節します。
実際に鍵盤を弾いたりなど音を出しながら、音量を調
MIN
節してく ださい。
小さくなる 大きくなる
ヘッドフ ォンを使う場合
フォーンズ
ヘッドフォンをPHONES】端子に接続して使い
ます。
ヘッドフォンを接続するとYDP-301本体のスピー カーからは音が出ません。 また、PHONES】端子は2つありますので、ヘッド フォンを2本接続して2人で演奏を楽しむこともで きます。
フォーンズ
MASTER VOLUME
底面
PHONES
ステレオ標準ジャッ
MAX
MASTER=全体を制御する VOLUME=音量
マスターボリューム
MASTER VOLUME】で、
フォーンズ
PHONES】や AUX OUT の出力レベ
ルも調節されます。
YDP-301 ご使用前の準備
7

各部の名前

トップパネル
MASTER VOLUME
MIN
PHONES
ROOM
HARD
HALL 1
2
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
1
POWERPOWER
C0 D0 E0 F0 G0 A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4
B-1A-1
HALL 2 STAGE
5
EFFECT TOUCH
6743
MEDIUM SOFT FIXED
89 ABC
PIANO E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
HARPSI­CHORD
PIANO E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
FUNCTIONTRANSPOSE
FIXED
REVERB
EFFECT TOUCH
MASTER VOLUME
MIN
MAX
PIPE
PIPE
ORGAN 2REVERB
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
ORGAN 1
VARIATION
中央の「ド」
VARIATION
0
TEMPO/
DEMO
/
SONG
/
NO + / YES
PIANO SONG
METRONOME
RECORDER
START
TEMPO/ SONG
METRONOME
/
NO + / YES
/
DEMO
/
REC
STOP
PIANO SONG
RECORDER
START
/
REC
STOP
DE
C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7
I
パワー
1
POWER】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7
2
MASTER VOLUME】・・・・・・・・・・・・・・ P7
3
FUNCTION】・・・・・・・・・・・・・・・・ P27〜33
4
TRANSPOSE】/【・・・・・・・・・・・・P19REVERB】/【・・・・・・・・・・・・・・・・P17
5
6
EFFECT】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P18
7
TOUCH】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P18
マスターボリューム
ファンクション
トランスポーズ
リバーブ
エフェクト
タッチ
8音色ボタン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P16
バリエーション
9
VARIATION】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P17
F
G
H
テンポ/ソング
TEMPO/SONG【▼】【▲】/
B
C
D
E
ノー イエス
【−/NO】【+/YES】
デモ/ピアノソング
DEMO/PIANO SONG】
スタート/ストップ
・・・・・・・・・・・・・・・ P10,28
・・・・・・・・・・・・・・P12
START/STOP】・・・・・・・ P13〜15,23,25
レコード
REC】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P22
F左のペダル(ソフトペダル)・・・・・・・・・ P17
G
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
・・P17
H右のペダル(ダンパーペダル)・・・・・・・ P16
フォーンズ
I
PHONES】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7
YDP-301 各部の名前
8
0ディスプレイ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P10
メトロノーム
METRONOME】・・・・・・・・・・・・・・・・・・P21
A
リアパネル
J
MIDI
IN OUT
ミディ イン アウト
J
MIDI INOUT・・・・・・・・・・・・・・ P35,39
ホストセレクト
K
HOST SELECT 【MIDI】
マッキントッシュ
 【PC-2PC-1Mac・・・・・・ P35,36〜37
トゥーホスト
TO HOST】・・・・・・・・・・・・・・ P35,36〜37
L
L
K
HOST SELECT TO HOST
PC-2 PC-1
MIDI
Mac
MIDI
IN OUT
HOST SELECT TO HOST
PC-2 PC-1
MIDI
Mac
AUX IN
RLRL/L+R
MN
AUX IN
RLRL/L+R
AUX OUT
AUX OUT
AC INLET
MAUX IN RL・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P35 NAUX OUT RL/L+R・・・・・・・・・・・・ P35
YDP-301 各部の名前
9

操作の基本と共通機能

取扱説明書の「本編」をお読みいただく上で必要な「操作の基本と共通機能」を説明します。必ずお読みくだ さい。
操作の基本
操作の基本はパネルのボタンを押すだけです。 操作の結果をパネル中央のディスプレイで確認しながら進めてください。 場面に応じて、たとえば下記のような表示になります。
テンポ
ピアノ30曲の曲番号 ファンクション項目番号 各種設定値
(通常の表示)
いろいろな場面でよく使うボタン
マスターボリューム テンポ ソング ノー イエス
【MASTERVOLUME】 【TEMPO/SONG】(−/NO,+/ YES)
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
マスターボリューム
MASTER VOLUME
音量を調節します。
テンポ ソング ノー イエス
TEMPO/SONG【▼】【▲】(−/NO, +/YES)
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
VARIATION
METRONOME
TEMPO/
/
NO + / YES
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
START
STOP
RECORDER
/
REC
この2つ のボタン 【▼】と【▲】は、場面に応じて下記のように異なる働きを します。
テンポ
・ TEMPOの調節
メト ロノ ームを使う ときや、デモ曲/ピアノ曲、録音した曲の再生時のテンポを調節します。32〜280(1分間の拍数)の範 囲で設定できます。ボタンを押し続けると値が連続して変わります。【▼】と【▲】を同時に押すと、標準テンポ(録音した曲 に設定されているテンポ、または120)に戻ります。
ソング
・ SONGの選択
ピアノ30曲の曲を選びます。ボタンを押し続けると曲番号が連続して変わります。
ノー イエス
・−/NO, +/YES機能
各種の値を設定、選 択したり、 操作の実行(YES)や中止(NO)を行います。多くの場合、ボタ ンを押 し続けると値が連続し て変わります。その場合、項目によって最大値、最小値でストップする場合と、循環して変わる場合があります。【▼】と【▲】 を同時に押すと、基本設定(電源ON時の設定)に戻 ります。
YDP-301 操作の基本と共通機能
10
イエス ノー
オン
YDP-301の機能の全体構成
大きく下記3つの機能があります。
演奏に関する機能(P16〜P21)
録音/再生に関する機能(P22〜P26) ファンクションの各機能(P27〜P33)
ファンクションとは …
YDP-301をお使いいただく上で の各種の設定を、ご自分の使いやすい状態に設定する機能で
す。電源ON時は基本設定になっていますが、特に独自の設定をしたいときに、ご 利用ください。 また、各種の応用的な操作がファンクションにまとめられています。(P27〜P33)
オン
YDP-301 操作の基本と共通機能
11

デモ曲/ピ アノ曲を楽しむ

YDP-301には、音色ごとに1曲ずつのデモ曲と、ピアノ模範演奏30曲が入っています。聞いてみましょう。ピ
アノ模範演奏30曲では、曲中のフレーズを指定して繰り返し練習(部分練習)した りするこ とができ ます。
2
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
VARIATION
電源を入れる
1
(まだ電源を入れていない場合)POWER】を押します。
電源が入ります。
音量はあとでデモ曲/ピアノ曲を実際に再生して聞き ながら調節 しますが、とりあえ ず
マスターボリューム
MASTER VOLUME】を中程まで上げておき ます。
パワー
デモ曲/ピアノ 曲モードに入る
2
パネル右ブロックのDEMO/PIANO SONG】を押します。
音色ボタンのランプが流れるように点滅します。
デモ ピアノソング
METRONOME
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
/
NO + / YES
デモ曲/ピアノ曲の曲名リスト…
音色ごとのデモ曲には、各音色の
特長がよくわかる曲が選ばれてい ます。ピアノ模範演奏30曲にはピ アノのレッスンでよく使われる曲が
集めら れています。曲名と、ピアノ
30曲の参考楽譜のリストをP41に
掲載しています。
デモ曲/ピアノ曲の再生データは
MIDI送信されません。また、 デモ曲/ ピアノ曲モー ド中はMIDI受信を行 いません。
録音モード(P22)のときと、曲
の再生中(P25)は…
デモ曲/ピアノ曲モードには入れま せん。
START
STOP
RECORDER
/
REC
このあと、音色デモ曲の聞き方と、ピアノ模範演奏30曲(以降「ピアノ30曲」と呼 びます)の
聞き方/楽しみ方に分けて説明します。
モー ドと は…
ある機能を実行できる状態を意味 します。たとえば、ファンクションと いう機 能を使える状 態 のことを ファ ンクションモー ドと言 います。 また、「種類」とか「方式」という意味 に使われる場合もあります。
ソング
SONGとは…
クラ ビノーバでは、演奏データを総
称して 「ソング(SONG)」と呼んで います。デモ曲/ピアノ曲も演奏 データですので【DEMO/PIANO
デモ/ピアノソング
SONG】と呼んでいます。
YDP-301 デモ曲/ピアノ曲を楽しむ
12

デモ曲を聞く

ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
選曲と再生スタート
3
聞きたいデモ曲の音色ボタンを押します。
デモ曲の再生がスタートします。
音量の調節
デモ曲を聞きながらMASTER VOLUME】で音量を調節します。
テンポの調節
デモ曲ごとに固有のテンポが設定されて
いますが、再生中にTEMPO/SONG 【▼】【▲】を押してテンポを変更できます。 【▼】【▲】を同時に押すと元のテ ンポに戻
ります 。
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
マスターボリューム
テンポ ソング
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
元のテンポに対してのプラスマイナスの値
(-99〜0〜99)で表示されます。元のテンポ
のときは「―――」と表示されます 
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
53 4
バリエーション
START
STOP
RECORDER
/
REC
TEMPO/
/
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
SONG
/
NO + / YES
DEMO
PIANO SONG
連続再生…
デモ曲/ピアノ30曲すべてを順番 に、または順不同に連続再生させ ること もできます。 次項「ピアノ30 曲を聞く」の操作3をご覧ください。
【VARIATION】を押すと…
音色デモでなく、ピアノ30曲の中 からランダムに曲が選ばれ再生さ れます。
テンポのリセット(再設定)…
新 しい曲を選ぶと(または連続再生 で新しい曲がスタートすると)テン ポは自動的にその曲の固有のテン ポにリセットさ れます。
再生ストップ
4
再生をストップする場合は、START/STOP】か再生中の音色ボタン(再生中は点滅し
ています)を押し ます。
スタート ストップ
デモ曲/ ピアノ曲モードを抜ける
5
デモ ピアノソング
DEMO/PIANO SONG】を押します。
音色ボタンのランプの流れるような点滅が止まります。
デモ曲では「部分練習」(P15)はで
きません。
YDP-301 デモ曲 /ピアノ曲を楽しむ
13

ピアノ30曲を聞く

ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
選曲と再生スタート
3
テンポ ソング
TEMPO/SONG【▼】【▲】を押 して聞くピアノ曲を選び
3 -1
ます。
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
53 3 -2-1 4
TEMPO/
/
/
NO + / YES
DEMO
SONG
PIANO SONG
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
START
STOP
RECORDER
/
REC
12330聞く曲番号を指定します。
オール
ALL デモ曲とピアノ30曲を順番に連続再生するモードです。
ランダム
rnd デモ曲とピアノ30曲を順不同に連続再生するモードです。
1曲だけ再生するモードです。
バリエーション
また、VARIATION】を押すとピアノ30曲の中からランダムに曲が選ばれ、再生がス
ター ト します。(この場合は即ス タートします。)
スタート ストップ
START/STOPを押すと再生がスタートします。
3 -2
音量の調節
マスターボリューム
ピアノ曲を聞きながらMASTER VOLUME】で音量を調節します。
テンポの調節
ピアノ曲ごとに固有のテンポが設定されていま
すが、再生中に、TEMPO/SONG【▼】【▲】を押
してテンポを変更できます。
【▼】【▲】を同時に押すと元の
テ ンポに戻 ります。
テンポ ソング
元のテンポに対してのプラスマイナスの値
(-99〜0〜99)で表示されます。元のテンポ
のときは「―――」と表示されます 
再生ストップ
4
ピアノ曲の再生が終了すると、自動的に再生前の状態に戻ります。再生途中に(または
連続再生中に)ストッ プする場合は、START/STOP】を押します。
・続いて他の曲を再生する場合は、操作3に戻ります。
デモ曲/ピアノ 曲モードを抜ける
5
デモ ピアノソング
DEMO/PIANO SONG】を押します。
音色ボタンのランプの流れるような点滅が止まります。
スタート ストップ
曲番号
ALLを選んでから音色ボタン
を押すと…
その音色のデモ曲から順番に連続
再生します。
テンポのリセット(再設定)…
新 しい曲を選ぶと(または、連続再
生で新しい曲がスタートすると)テ ンポは自動的にその曲の固有のテ ンポにリセットさ れます。
次に、ピア ノ 30曲の、曲中のフレーズを指定して繰り返し練習する方法(部分練習)を説明 し ま す。
YDP-301 デモ曲/ピアノ曲を楽しむ
14

ピアノ30曲の部分練習

曲中のフレーズを指定して繰 り 返し練習(部分練習)することができます。
1 2
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
フレーズの始まり(A点)と終わり(B点)の指定と練習スタート
1
選曲し、再生をスタートします。聞き なが ら、始まり(A点)にしたい ところ でFUNCTION
を押します。
始まり(A点)が設定され、ディスプレイ に と表示
されます。
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
VARIATION
ファンクション
METRONOME
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
/
NO + / YES
オール ランダム
ALLとrndのときはできません。
START
STOP
RECORDER
曲の先頭から繰り 返 しを始めた
いときは …
再生をスター トする前に
ファンクション
【FUNCTION】を押 して始ま り(A
点)を設定しま す。
/
REC
続いて、終わり(B点)にしたいとこ ろでも う1度FUNCTION】を押します。
ファンクション
終わり(B点)が設定され、ディ スプレイに と表
示されます。 同時に、A点に戻って繰り返し再生が自動的にスタートしま す。練習してください。
練習ストップ
2
A点、B点の設定を保っ たまま 一時練習をストップするときはSTART/STOP】を押しま す。(この場合、再度START/STOP】を押す と、再びA点〜B点の繰り返し再生がス
ター ト します。)
A点、B点の設定を解除するときはFUNCTION】を押します。
スタート ストップ
ファンクション
スタート ストップ
新しい曲を選ぶと…
A点、B点は自動的に解 除され ます。
YDP-301 デモ曲 /ピアノ曲を楽しむ
15

音色を選んで弾く

YDP-301では7種類の音色をお楽しみいただけます。
バリエーション リバーブ エフェクト
各音色で【VARIATION】や【REVERB】、【EFFECT】を使っていろいろに表情を変えることもできます。
また、2種類の音色を混ぜて弾くこと(=デュアル)もでき ます。
メトロノーム
METRONOME】もお使いいただけます。

音色を選ぶ

音色ボタン
ROOM
HARD HALL 1 HALL 2
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
STAGE
EFFECT TOUCH
使いたい音 色ボタンを押します。
ランプが点灯 し ます。
MEDIUM
SOFT
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
TEMPO/
/
/
NO + / YES
DEMO
SONG
PIANO SONG
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
音色の特長を掴むには…
音色ごとのデモ曲を聞いてみて く
ださ い。(P16)
START
STOP
RECORDER
/
REC
マスターボリューム
MASTER VOLUME】で音量を調節しながら演奏 して ください。

ペダル を 使う

3本のペダルの使い方を説明します。
右のペダル(ダンパーペダル)
このペダルを踏んでいる間、弾いた音を、鍵盤から指を離 しても長く響かせるこ とができます。
q
.
q
.
q
.
h
YDP-301 音色を選んで弾く
16
ここでダンパーペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤とその あと弾いた音すべてが長く響く
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
 
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、
鍵盤から指を離しても長く 響かせるこ とができます。ペダ ルを踏んだあとに弾いた音には効果はかかりません。
q
.
q
.
q
.
h
ここでソステヌートペダルを踏むと、 このとき押さえていた鍵盤の音だけが 長く響く
パイプオルガン パイプ
PIPE ORGAN 1】【PIPE
オルガン
ORGAN 2】の音色では…
ソステヌートペダルを踏むと、音が
減衰せず、踏 んでいる間鳴り続け
ます。
左のペダル(ソフトペダル)
このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音の音量をわずかに下げ、音の響き を柔らかくする こ とができます。(ペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音には効果はかか
りませんので、効果をかけたい音を弾く直前に踏みます。)
バリエーション
音に変化を付け る …【VARIATION】/
リバーブ エフェクト
【REVERB】/【EFFECT】
リバーブ
MIN
MASTER VOLUME
【REVERB】
エフェクト
【EFFECT】
ROOM
HARD HALL 1
MEDIUM HALL 2
SOFT STAGE
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
バリエーション ノー イエス
【VARIATION】
PIPE
PIPE
ORGAN 1
ORGAN 2
VARIATION
【−/NO】【+/ YES】
METRONOME
左のペダルの機能切り替え…
「ファンクションF 5」( P31)で左の
ペダルをパネルの【START/
ストップ
STOP】と同じ機能に切り 替える こ
とができ ます。
TEMPO/
SONG
/
NO + / YES
DEMO
PIANO SONG
/
START
STOP
RECORDER
スタート
/
REC
バリエーション
VARIATION
違った表情の音に し ま す。
操作
バリエーション
VARIATION】を押すごとにON/OFFが切り替わります。
オン/オフ
オン
ランプが点灯 した ときがONです。
リバーブ
REVERB
音に残響を付けます。種類により、その場所で演奏しているような臨場感を味わえます。その深
さ(かかり具合)を変え るこ ともできます。
オフ
OFF リバーブはかかりません。
ルーム
ROOM : 部屋の中にいるような響きになり ます。(=基本設定)
ホール1
HALL 1 : 小さいコンサー トホールにいるよう な響きになります。
ホール2
HALL 2 : 大きいコンサートホールにいるよう な響きになります。
ステージ
STAGE : ステー ジにいるよ うな響きになり ま す。
操作
リバーブ
REVERB】を押すごとに種類が切り換わります。
選ばれている種類のランプが点灯します。OFFの場合はどの ランプ も点灯 し ません。
オフ
基本設定…OFF
リバーブの種類は【REVERB】を押 して離した ときに切り換わります。
【REVERB】を押 した ま ま深さを変
更したときは、【REVERB】を離 して
オフ
リバーブ
リバーブ
リバーブ
も種類は 切り換 わりません。
YDP-301 音色を選んで弾く
17
深さ(かかり具合)を変える
リバーブ
REVERB】を押している間はディスプレイにリバーブの深さの値
が表示されます。
リバーブ
ノー イエス
REVERB】を押したまま【−/NO】または【+/YES】を押すと、深
さの値(0〜20、基本設定=10)が変わります。
エフェクト
EFFECT
音に広がり感を付けます。
その深さ(かかり具合)を変える こ と もできます。
深さ
深さ0:効 果なし 〜 深さ20:深さ最大
リバーブの種類と深さは全音色に
共通の設定となります。
基本設定…
音色ごとにON/OFFが設定されて
オン/オフ
います。
操作
エフェクト
EFFECT】を押すごとにON/OFFが切り替わります。
オン
オン/オフ
ONのと きラ ンプが点灯します。
深さ(かかり具合)を変える
エフェク トONのときは、EFFECT】を押している間デ ィスプレイに エフェク トの深さの値が表示されます。(OFFのときは表示されま せん。)
EFFECT】を押したまま【−/NO】または【+/YES】を押すと、深
さの値(0〜20)が変わります。
オン エフェクト
エフェクト
オフ
ノー イエス
深さ
タッチ

【TOUCH】

弾く強さに対する音の強弱の付きかた(タ ッチ感 )を4種類から選びます。使う音色や演奏する 曲、好みによっ て使い分けて ください。
ハード
HARD 強いタッチで弾かないと大きい音が出にくい設定です。ピアニッシモからフ ォ ル
ミディアム
MEDIUM : 標準的なタッチです。(=基本設定)
ソフト
SOFT 軽いタッチで大きい音を出すことができます。比較的音のつぶがそろいやすいタッ
フィックス
FIXED タッチによる音の強弱は付かず、一定の音量が出ます。その場合の音量を任意に
ティ ッシモまで表現豊かな演奏ができます。
チです。
設定するこ と もでき ます。
エフェク トのON/OFFは
エフェクト
【EFFECT】を押して離 した ときに
切り換わります。【EFFECT】を押し
たま ま深さを変更 した ときは、
エフェクト
【EFFECT】を離して もOFFにはな
オン/オフ
エフェクト
オフ
り ません。
深さ0:効果なし〜 深さ20: 深さ最 大
基本設定…
音色ごとに標準の深さが設定され
ています。
鍵盤の重さ自体は変わりません。
ハード
HARD=「努力を要する、骨の折れ
る」
ミディアム
MEDIUM= SOFT=「やさしい、楽な」
フィックス
FIXED=「固定された」
ソフト
「中間の、中位の」
タッチの種類は全音色に共通の設
定となります。
YDP-301 音色を選んで弾く
18
MASTER VOLUME
MIN
タッチ
【TOUCH】
ROOM
HARD HALL 1
MEDIUM HALL 2
SOFT STAGE
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
ノー イエス
【−/NO】【+/ YES】
START
STOP
RECORDER
/
REC
/
NO + / YES
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
操作
タッチ
【TOUCH】を押すごとに種類が切り 換わり ます。
選ばれている種類のランプが点灯します。
フィックス
FIXEDの場合の音量を変える
フィックス
FIXEDを選んでいるとき、TOUCH】を押している間はディスプレイ に 音量を示す値が表示されます。
タッチ
TOUCH】を押したまま【−/NO】または【+/YES】を押すと、音量を
示す値(1〜127、基本設定=64)が変わります。
トランスポーズ
タッチ
ノー イエス
音量

【TRANSPOSE】

弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さにキー(調)を合わ せたり、 演奏する曲を 移調したりします。半音単位でトランスポーズ量を設定できます。 たとえばト ラ ンスポーズ量を「5」に設定すると、「ド」を弾いたときに「フ ァ 」の音が出ることになり、
「ハ長調」の弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
1:最小音量〜 127:最大音量
フィックス
FIXEDの場合の音量も全音色に 共通の設定となります。
タッチの 種 類は【TOUCH】を押して 離したときに切り換 わります。
タッチ フィックス
【TOUCH】を押したままFIXEDの場
合の音量を変更したときは 、
タッチ
【TOUCH】を離しても種類は切り換
わりませ ん(FIXEDのままとなりま
タッチ
フィックス
す)。
トランスポーズ
TRANSPOSE:移調する
移調:曲全体の音程を上げたり下
げたりしてキー(調)を 変えること。
トランスポーズ
【TRANSPOSE】
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
操作
トランスポーズ
TRANSPOSE】を押している間はディス プレイ にト ラン ス ポーズ量
の半音単位の値が表示されます。
トランスポーズ
TRANSPOSE】を押した まま【−/NO】または【+/YES】を押すと、
トランスポーズ量の半音単位の値(-12〜0〜12、基本設定=0)が変わ
ります 。
トランスポーズ トランスポーズ
TRANSPOSE】のランプは、【TRANSPOSE】を押している間点灯しますが、ト ラ ンスポーズ 量
ゼロ
が0以外に設定されたときは、 操作後も引き続き、点灯し続けます。
REVERB
FIXED
EFFECT TOUCH
ノー イエス
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
トランスポーズ量
ノー イエス
【−/NO】【+/ YES】
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
/
NO + / YES
トランスポーズ量…
-12:-12半音(-1オクターブ) 0:標準音程 12:12半音(+1オクターブ)
トランスポーズをかけた場合の
発音域について…
トランスポーズによって、元の88鍵
の最高音(C7)より高くなる音は1 オクターブ下の音で、元の88鍵の 最低音(A-1)より 低くなる音は1オ
クターブ 上 の 音で 発 音します 。
START
STOP
RECORDER
/
REC
YDP-301 音色を選んで弾く
19

「デュア ル」で弾く(2つの音色を混ぜて弾く)

2種類の音色を混ぜて使います。2つの音色でメロディをデュエ ットさせたり、 同系統の音色を混ぜて厚みのある音を作り出
したりできます。
1 2
ROOM
HARD
HALL 1
MASTER VOLUME
MIN
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
VARIATION
METRONOME
/
NO + / YES
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
START
STOP
RECORDER
/
REC
デュアルモードに入る
1
2つの音色ボタンを同時に押します。(=1つの音色ボタンを押 したまま もう1つの音色ボ
タ ンを押します。)
2つの音色ボタンのランプが点灯します。
※ 右記の優先順位で2つの音色のうち番号
の若い方の音色が第1音色になります。
優先順位
1
2 3 4 5 6 7
PIANO E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
デュアルでのいろいろ な設定が「ファンクショ ンF3」(P30)ででき ます。(特に設定しなく ても基本の設定が音色ごとに自動的に選ばれます。)
デュアルモードを抜ける
2
新たに1つの音色ボタンを押すとデュアルモードを抜けます。
HARPSI­CHORD
PIPE
ORGAN 1
PIPE
ORGAN 2
デュアルのときの【VARIATION】
バリエーション
両方または片方の音色の
バリエーション オン
【VARIATION】がONになっ てい
るときにランプ が 点 灯します 。 両音
オフ
色ともOFFの場合には消灯します。 その後【VARIA TION 】を押すごと に両音色ともON、両音色ともOFF を切り替え る ことができます。(片方 だけONにしたい場合は、デュアル モードに入る前に音色ごとに
【VARIATION】のON/OFFを設
バリエーション
オン オフ
オン
バリエーション オン/オフ
定しておく必要があります。)
デュア ル のときの【EFFECT】…
基本の設定(ON/OFFと深さ)が音
エフェクト
オン/オフ
色の組み合わせごとに自動的に選 ばれます。
デュアルモードに入ったあとで
エフェクト オン/オフ
【EFFECT】のON/OFFを切り換え
た場合は、両 音 色共切り替わりま す。
デュアルモードでのエフェクトの深 さは 「ファンクションF3」(P30)で
音色ごとに任意に設定することも できます。
YDP-301 音色を選んで弾く
20
メトロノーム

【METRONOME】を使 う

YDP-301は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。お使いください。
1 2
ROOM
HARD HALL 1 HALL 2
MASTER VOLUME
MIN
MAX
メト ロノームを鳴らす
1
メトロノーム
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
STAGE
METRONOME】を押します。
メトロノーム が 鳴り出します 。
EFFECT TOUCH
MEDIUM
SOFT
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
TEMPO/
/
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
SONG
/
NO + / YES
DEMO
PIANO SONG
START
STOP
RECORDER
/
REC
テンポの調節
テンポ ソング
TEMPO/SONG【▼】【▲】を押すとテンポの値(32〜 280、基本設定=120)が変わります。
メトロノーム音量の調節
メトロノーム
METRONOME】を押 している間はディス プレイ にメ
トロノーム音量の値が表示されます。
メトロノーム ノー
METRONOME】を押 した まま【−/NO】または【+/
イエス
YES】を押す と、値(1〜20、基本設定=10)が変わりま す。
メト ロノームを止める
2
メトロノーム
METRONOME】を押します。
メトロノーム が 止まります。
メトロノームが鳴っている間、 テンポに合わせて点滅します。
メトロノームの音量は…
「ファンクションF4」(P31)でも設
定できます。また、ここで拍子も設定 できます 。
メトロノーム音量
YDP-301 音色を選んで弾く
21

演奏の録音(記録)

YDP-301の録音機能を使ってご自分の演奏を録音する方法を 説明します。
YDP-301で録音できる様式と特長は下記のとおりです。 ・ 録音後、音色やテンポ、効果などを変更できます。 ・ 録音後、再 生させながら演奏するこ とができます。

録音の手順

1 2
「録音」と「記録」…
カセットテープに録音するのとYDP-301のメモリーに録音(記 録)するのとでは、録音されるデータの形式が異なります。 カセットテープでは音そのものが「録音」されますが、YDP-301の メモリーでは音そのものではなく、「どの音を どのタイミングで弾 いた。音色はこれで、テンポはいくつで…」という情報が「記録」さ れます。再生の際は記録された情報どおりに、「音源」部が鳴りま す。 YDP-301のメモリーでは、本来「記録」というべきですが、広義に 捉えて、本書では一般的に理解しやすい「録音」という言 葉を使 います。ただ し、特に区別して ご理解いただきたい場合は、「記 録」という場合もあり ます。
メモリーとは…
録音データやいろいろ な設定が記録されるYDP-301本体内部 の記録装置のことです。
43 5
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
 録音済みの曲に再録音すると…
録音済みデータは消えてし まいますのでご注意ください。
録音する音色(とそのほかの設定)を選ぶ
1
音色ボタンを押して録音に使う音色を選びます。必要に応じてそのほかの設定(テン ポ、リ バーブな ど)も選んでください。
録音モードに入る
レコード
RECを押します。
2
レコード
REC】のラ ンプが赤く 点灯します。
ディ スプレイにYDP-301の記憶残容量の数値(KBの 数値)が表示されます。また、右端の点「.」が現在の テンポのタイ ミ ングで点滅します。
レコード
録音を中止する場合は、もう1 度REC】を押します。
HARPSI-
ORGAN 1
CHORD
キロバイト
TEMPO/
/
/
NO + / YES
DEMO
SONG
PIANO SONG
PIPE
ORGAN 2
PIPE
VARIATION
METRONOME
START
STOP
RECORDER
/
REC
デモ 曲/ピ アノ曲モードのときは…
録音モードに入ることはでき ませ
ん。
記憶残容量とは…
YDP-301に録音できるスペースが あとどれだけ残っているかを示す値 です。データの量を表す単位KB
(キロバイト)で示さ れます。何も録
音されていない場合で、21KB(お よそ4,200音符分)となります。
メトロノームを使う…
メトロノーム
【METRONOME】を使って録音す
ること もできます。ただしメトロノー ムの音は、録 音されませ ん。
点滅
YDP-301 演奏の録音(記録)
22
録音をスタートする
3
スタート ストップ
演奏を始めると自動的に録音がスタートします。または、START/STOP】を押すと録音 がスター ト します。
ディ スプレイに録音中の小節 番号がリアルタイムで表示さ れます。
録音をストップする
4
スタート ストップ
START/STOP】または【REC】を押します。
レコード
レコード
REC】の ランプが消灯し ます。(録音モードが自動的に解除されます。)
左のペダルを使ってスタートす
る…
「ファンクションF5」(P31)で左の
ペダルをパネルの【START/
STOP】と同じ機能に切り替える こ とができ ます。そうすると、 左のペダ
ルで録音をスタートするこ と ができ ます。
録音中にメモリーの記憶残容量が
少なくなってきた場合…
レコード
【REC】のランプが赤く 点滅 しだ し
ます。そして0になる と画面に
「FUL」のメッセージが出て録音が
自動的にストップします。(それまで
の演奏データは記録されます。)
スタート/ストップ
ゼロ
録音 し た演奏を聞いてみる
5
スタート ストップ
START/STOP】を押す と、今録音した演奏が再生されます。
スタート ストップ
もう1 度 START/STOP】を押すと 、再生が止まります。
曲のデータの削除…
スタート/ストップ
【START/STOP】で録音をスター ト
し、何も せず【START/STOP】で録
音をストップすると、曲のデータが
すべて削 除されます 。

録音し直す場合

録音した演奏がう まくいかなかっ た場合など、もう1度録音し直したい場合の手順を説明します。
必要に応じて、録音する音色(とそのほかの設定)を選び直す
1
先に録音したときと設定を変えたい場合に行ってください。
2
再び録音モードに入る
レコード
再びREC】を押します。
レコード
REC】のラ ンプが赤く 点灯します。
スタート/ストップ
これ以降、上記「3」以降の手順に従って録音します。
YDP-301 演奏の録音(記録)
23

録音(記録)され るデータの種類

実際には、弾いた音や音色のほかにも録音(記録)さ れるデータがあり ます。以下にそれを示し ま す。
・ノートデータ(弾いた音)
※初期値としては記録されません。
・音色 ・
ダンパーペダルのON/OFF ソステヌ ートペダルのON/OFF
※初期値としては記録されません。
ソフ トペダ ルのON/OFF
バリエーション
VARIATION】のON/OFF
エフェクト
EFFECT】の深さ
オン/オフ
オン/オフ
オン/オフ
オン/オフ
・ デュアルの音色
「ファンクションF3」でのデュアルの諸設定
※録音途中での変更、初期値の変更(次項参照)はできません。
・テンポ
リバーブ
REVERB】の種類と深さ
エフェクト オン/オフ
EFFECT】のON/OFF
初期値とは…
曲の先頭に記録されるデータで す。

初期値の変更

録音を終えたあとでも、曲の初期値を変更することができます。変更できるデータは前記「録音(記録)され
るデータの種類」のリストをご参照く ださい。
1
録音モードに入ります。
レコード
REC】のラ ンプが赤く 点灯します。
パネルを操作して初期値を変更します。
2
スタート ストップ
ここで鍵盤やSTART/STOP】を押さないようご注意くださ い。録音がスタートしてしまい、 録音済みのデータが消えてしまいます。
レコード
【REC】を押して録音モードを抜けます。
3
スタート ストップ
ここで START/STOP】を押さないようご注意くださ い。録音がスタートしてしまい、録音済 みのデータが消えてしまいます。
たとえば録音した【E. PIANO 1】の
エレクトリックピアノ2
音色を【E. PIANO 2】に変更する
場合…
操作1で のあと、
エレクトリックピアノ2
E.PIANO2
レコード
【REC】を押して完了です。
操作2で
】を押し

録音上の注意

録音した曲は、電源をOFFにす るまで記憶 されます。電源をOFFにすると消えてしまいます が、YDP-301にディスクオーケス トラユニットDOU-10などを接続して演奏データを送信し、 曲をデ ィスクに保存しておくこ と もできます。(「録音データのバルク送信」(P33))
オフ オフ
エレクトリックピアノ1
、操作3の
YDP-301 演奏の録音(記録)
24

録音し た曲 の再生

YDP-301の録音機能(P22〜24)を使って録音 した曲を再生します。

再生の基本手順

ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
再生スタート
1
スタート ストップ
START/STOP】を押すと再生がスタートします。
ディ スプレイにはスター ト後、再生中の小節番号が表 示されます。
・ 再生しながら 、演奏する こ と もできます。この場合、再生音色と手弾き音色は連動し
ません。再生音色は録音された音色で鳴り、手弾き音色は選ばれているパネル音色 で鳴ります。
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
VARIATION
METRONOME
小節番号
曲の再生データは、MIDI送信され ません。
1 2
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
/
NO + / YES
デモ曲/ピアノ曲モード、ファン
クション モ ード のときは…
再生できません。
録音データがないと き は【START/
ストップ
STOP】を押 して も再生はスタートし ません。
START
STOP
RECORDER
/
REC
スタート
音量の調節
マスターボリューム
MASTER VOLUME】で音量を調節します。
テンポの調節
テンポ/ソング
再生スタート前または再生中に、TEMPO/SONG【▼】【▲】を押してテンポを変更でき
ます。【▼】【▲】を同時に押すと録音された曲に設定されているテンポに戻り ます。
再生ストップ
2
曲が終わると、自動的に再生が終了します。再生の途中でストップする場合は、
スタート ストップ
START/STOP】を押します。
「連弾や2台のピアノのための曲の
片パートを録音し、それを再生 しな
がら自分でもう1つのパートを弾く」 という方法で、1人でアンサンブル を楽 しむこともできます。
再生といっしょに メ トロ ノーム を使う こともできます。この場 合、再生ス
トップすると、メトロノームも同 時 に
止まります 。
YDP-301 録音した曲の再生
25

再生に関する 便利な 機能

左のペダルでスタート/ストップ す る
左のペダルでスタート/ス ト ップすることができます。
「ファンクションF5」(P31)で左のペダルの機能をスタート/スト ップ(パネルのSTART/STOP】と
同じ機能)に切り替えます。 自分が先に弾き出して、途中から再生パートをスター ト させたいときに便利です。
スタート ストップ
YDP-301 録音した曲の再生
26

ファンクション

YDP-301をお使いいただく上での各種の設定を、基本設定(電源ON時の設定)以外のご自分の使いやす
オン
い設定に変更する機能です。 そのほかに、各種の便利な機能や応用的な機能が、ファンクシ ョンの中にまとめられています。
まず、ファンクシ ョンの各項目を概観して ください。 ファンクションには大項目が6個あります(F1〜F6)。
大項目の中には小項目をいくつか持つものもあります。
フ ァンクシ ョ ン一覧表
F1.
F2.
F3.y
大項目 小項目
音程の微調整
音律(調律法)の選択
デュアルの諸設定
F3.1 F3.2 F3.3 F3.4 F3.5 F3.6 F3.7
−29
−29
2音色の音量バランスの設定 30 2音色の音程を微妙にずらす設定 30 第1音色のオクターブシフ トの設定 30 第2音色のオクターブシフ トの設定 30 第1音色のエフェクトの深さの設定 30 第2音色のエフェクトの深さの設定 30 基本設定に戻す操作 31
ページ
F4.y
F5.
F6.y
メトロノーム の諸設定
左ペダル機能の設定
MIDI機能の諸設定
F4.1 F4.2
F6.1 F6.2 F6.3 F6.4 F6.5 F6.6 F6.7 F6.8
拍子の設定 31 メトロノーム音量の設定 31
−31
MIDI送信チャンネルの設定 31 MIDI受信チャンネルの設定 31 ローカルコントロールON/OFFの設定 32 プログラムチ ェンジ送受信ON/OFFの設定 32 コン トロールチェンジ送受信ON/OFFの設定 32 MIDI送信データにトランスポーズをかける設定 セットアップデータのMIDI送信 32 録音データのバルク送信 33
オン/オフ
オン/オフ
オン/オフ
32
YDP-301 ファンクショ ン
27

ファンク ションでの基本操作

フ ァ ン ク ションの各項目は以下の手順で操作し ま す。
(ファン ク シ ョンの各項目の説明で、操作がわからなく なった場合はここに戻ってご覧ください。)
1 5 2 4 3 4
ROOM
HARD
HALL 1
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
MASTER VOLUME
MIN
MAX
FUNCTION TRANSPOSE
REVERB
EFFECT TOUCH
FIXED
PIANO
E.PIANO 1 E.PIANO 2 E.PIANO 3
HARPSI­CHORD
ORGAN 1
PIPE
PIPE
ORGAN 2
VARIATION
METRONOME
/
NO + / YES
TEMPO/
/
DEMO
SONG
PIANO SONG
START
STOP
RECORDER
/
REC
ファンクションモー ドに入る
1
ファンクション
FUNCTION】を押します。
ラ ンプが点灯し、ファンクションモー ドのディスプレイ にな り ます。
TRANSPOSE REVERB
大項目を選ぶ
2
】【(ボ タン 下の印刷 )でファンクシ ョンの大項目 (F1〜F6)を選びます。
ノー イエス
ディスプレイ右横の【−/NO】【+/ YES(ボタ ン下の印刷)で…
3
小項目がない場合: 直接設定の操作に入りま す。 小項目がある場合:
こ れ以降次の2種類のボタ ン を使 っ て操作 しま す。
4
イエス
【+/YES】で小項目 を選択す る操作 に進みます。
■【】【
大項目ま た は小項目の選択に 使いま す。
ノー イエス
■
【−/NO】【+/YES】
(ディス プレイ右横のボタ ン)
オン/オフ
大項目ま た は小項目 を選んだ あと 、ON/OFFの設定 、種類の設定、数値の設定 をし ま す。
ノー イエス オン
【−/NO】【+/YES】を同時 に押す と基本設定(=電源ON時の設定)に戻 り ます。
項目を選んだあ と 、最初に
値)が表示されます。
ノー イエス
【−/NO】【+ /YES】
を押したとき は、現在 の設 定状態(設定
デモ曲/ ピアノ 曲モードの と き と、 曲の再生中、録音中は…
ファンクションモードに入ることは できませ ん。
ファンクションモードのときは…
曲の再生はで きませ ん。
YDP-301  ファンクショ ン
28
操作例1(F1.「音程の微調整」)
TRANSPOSEFUNCTION REVERB
ファンクション
大項目を選ぶ 数値を設定する
TEMPO/
SONG
/
NO + / YES
モードに入る
操作例2(F3.1「(デュ ア ルの )2音色の音量バランス の設定」)
TRANSPOSEFUNCTION REVERB
+
/
YES
ファンクション
モードに入る
/
TEMPO/
SONG
NO + / YES
大項目を選ぶ
小項目を選択する
操作に入る
数値を設定する
操作が完了し た ら …
5
ファンクション
FUNCTION】を押 してフ ァ ンク ションモードか ら抜けます。
ラ ンプが消灯し、ディスプレイがテンポ 表示に戻ります。
TRANSPOSE REVERB
小項目を選ぶ

各ファンクション項目の説明

F1. 音程の微調整
楽器全体の音程を微調整する機能です。合奏のとき など、ほかの楽器と音程を正確に合わせたいときなど に使用します。
1
ファンクションモードに入り、 大項目 を選びま
す。
ノー イエス
【−/NO】【+/YESで、A3の鍵盤の音程をHzの数値
2
で設定します(約0.2Hz単位)。
… 小数点以下の数値は、下記のような点「.」で示されま す。
表示
440.0
440.2
440.4
440.6
440.8
設定範囲: 427.0〜453.0(Hz) 基本設定: 440.0(Hz)
ヘルツ
・ H z とは …
音の高さを示す単位です。(音の高さは音波の振動数に よって決まり ます。1秒間に何回振動するかという数値の単
ヘルツ
位がHzです。)
 別の設定方法もあります…(ファンク ション
モードでないとき に操作できます。)
音程を上げる(約0.2Hz単位)…
A-1とB-1(左端の白鍵2つ)を同時に押したまま、C3〜B3の1つ の鍵盤を押す
音程を下げる(約0.2Hz単位)…
A-1とA#-1(左端の白鍵と黒鍵)を同時に押したまま、C3〜B3の 1つの鍵盤を押す
基本設定に戻す…
A-1とA#-1とB-1(左端の白鍵2つと黒鍵1つ)を同時に押したま ま、C3〜B3の1つの鍵盤を押す
約1Hz単位で設定する方法もあり ます…
ションモードでないときに操作できます。)
約1Hz単位で音程を上下させる…
「A-1とB-1」または「A-1とA#-1」(左端の白鍵2つ、または左端の
白鍵と黒鍵)を同時に押したまま、【−/NO】【+/YES】を押す
ノー イエス
ヘルツ
(フ ァ ンク
F2. 音律(調律法)の選択
音律(調律法)を選ぶ機能です。 現在もっとも一般的なピアノの調律法「平均律」が完 成するまでには、時代と共に様々な音律が考えられ、 また それによる 音楽が誕生しました。 当時の調律法で演奏することでその曲が誕生した時 の響きを味わうこ とができます。 次の7種類の音律(調律法)が用意されています。
イコールテンペラメント
平均律(EqualTemperament)
1オクターブを12の間隔で等分した音律です。現在もっとも ポピュラーなピアノの調律法です。
ピュアテンペラメント メジャー
純正律(長調)(PureTemperament)(Majer)
ピュアテンペラメント マイナー
純正律(短調)(PureTemperament)(minor)
自然倍音を基準とするため、主要3和音が美しく純粋に響く のが特長です。現在でも合唱のハーモニーなどで見られま す。
ピタゴリアンテンペラメント
ピタゴラス音律(PythagoreanTemperament)
ギリ シャ時代の哲学者ピタ ゴラ スによって考え られた5度音程
だけの組み合わせからできた音律です。3度 はうなりが生じま
すが5度と4度の音程が美しく、旋律の演奏に向いています。
ミーントーンテンペラメント
中全音律(MeantoneTemperament)
ピタゴラス音律の3度の音程のうなりをな くすために改良され た音律です。
十六世紀後半から十八世紀後半までにかけて広く普及 し、 ヘンデルも使用しま した。
ヴェルクマイスター
ヴェ ルクマイ ス ター音律(Werckmeister)
キルンベルガー
キルンベルガー音律(Kirnberger)
中全音律とピタゴラス音律を組み合わせた音律で、両者は
その組み合わせ方が異なります。転調により曲想が変化する
のが特長です。 バッハやベート ーベン時代に使用され、現在でもその時代の 音楽をハープシコード(=チェンバロ)などで演奏するときに
はしばしば用いられます。
基本設定に戻す…
「A-1とB-1」または「A-1とA#-1」(左端の白鍵2つ、または左端の
白鍵と黒鍵)を同時に押したまま、【−/NO】【+/YES】を同時 に押す
ヘルツ
ノー イエス
(上記操作中、ディ スプレイがHz表示(
に切り換わり ます。操作後元のディスプレイ に戻ります。)
YDP-301 ファンクショ ン
29
ファンクションモードに入り、 大項目 を選びま
1
す。
ノー イエス
【−/NO】【+/YESで音律(調律法)の種類を選びま
2
す。
選択範囲: 1 ・・・・・ 平均律
2 ・・・・・ 純正律(長調) 3 ・・・・・ 純正律(短調) 4 ・・・・・ ピタゴラス音律 5 ・・・・・ 中全音律 6 ・・・・・ ヴェルクマイスター音律 7 ・・・・・ キルンベルガー音律
基本設定: 1 ・・・・・ 平均律
3
平均律以外のときは、基音(演奏する曲の調の主音) を、鍵盤を押して設定する必要があります。設定した基 音の調に対して各音律の効果が得られます。
設定範囲: C,Db,D,E,Eb,F,F#,G,Ab,A,Bb,B 基本設定: C
・ 基音表示の例
(F#)(G)(Ab)
シャープのと き 上に−
 選択した音律は、この を抜けてから有効に
なります。
フラットのとき 下に−

F3. デュアルの諸設定

デュアルモードでの各種設定をします。
デュアルモードで音色を選んでからファンクションモード
1
に入り、 大項目 を選びます。
イエス
【+/YES
2
選び、
小項目
設定範囲: 0〜20(20に近付くほど第1音色の音量が大き
基本設定: 音色の組み合わせごと
片方の音をメインにしても う片方の音を薄く混ぜるなど、2音 色の音量バランスを工夫してみてください。
設定範囲:
基本設定: 音色の組み合わせごと
2音色の音程を微妙にず ら す と音に厚みが出ます。
を押して確定し、】【】で以下の小項目 を
ノー イエス
【−/NO】【+/YES】
 デュアルモードでないときには…
1での表示が になり、【+/YES】を押 しても反 応しません。 フ ァンクションモードに入ったあとで、デュアルモードに 入ることもできます。
で設定します。
イエス
2音色の音量バランスの設定
くなる、10で同音量)
2音色の音程を微妙にずらす設定
-10〜0〜+10(+方向で第1音色の音程が高くな る。-方向で第2音色の音程が高くなる。)
第1音色のオクタ ーブシ フトの設定 第2音色のオクターブシ フトの設定
設定範囲: -1、0、+1 基本設定: 音色の組み合わせごと
音程を1オクター ブ上下にシ フトさせます。第1音色と第2音色 別々に設定できます。音の響き方が違ってきます。
第1音色のエフ ェクトの深さの設定 第2音色のエフェ クトの深さの設定
設定範囲: 0〜20 基本設定: 音色の組み合わせごと
エフェク トの深さを第1音色と第2音色別々に設定します。 エフェク トがOFFのときは設定できません。(ファンクショ ン モードに入ってからでは エフェ クトの種類を選ぶことができ
ませんので、ファンクションモードを一度抜けてからエフェクト
の種類を選んでください。)
・「第1音色」「第2音色」については、P20をご覧く ださい。
オフ
YDP-301 ファンクショ ン
30
基本設定に戻す操作
イエス
【+/YES】を押すと上記すべての設定が、その音色の組み
合わせが持つ基本設定に戻ります。
 ショー トカット操作…
デュアルの2つの音色ボタンを押したままFUNCTION】を押 すと直接ファンクションモードの
ができます。 この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の操作
ファンクション
FUNCTION】を押す ランプ消灯)が必要です。
ファンクション
... に入ること

F4. メトロノームの諸設定

メトロノームの拍子と音量を設定します。
ファンクションモードに入り、 大項目 を選びま
1
す。
2
イエス
【+/YES】
選び、
を押して確定し、】【】で以下の小項目 を
ノー イエス
【−/NO】【+/YES】
で設定します。

F5. 左ペダル機能の設定

左のペダルの機能を設定します。基本設定ではソフト ペダルとして機能しますが、こ こで、スタート/スト ッ プ
スタート/ストップ
機能(パネルの【START/STOP】と同 じ機能)に切り 替えることができます。
ファンクションモードに入り、 大項目 を選びま
1
す。
ノー イエス
【−/NO】【+/YESで設定します。
2
選択範囲: 1(ソ フトペダル)、2(スター ト/ス ト ップ) 基本設定: 1(ソ フトペダル)

F6. MIDI機能の諸設定

MIDIに関する各種設定/操作をします。 MIDIについての基礎的な解説が「MIDIについて」
(P39)にあります。ご参照ください。
小項目
拍子の設定
設定範囲:ゼロ0(無拍子)、2(拍子)、3(拍子)、4(拍子)、
5(拍子)、6(拍子)
ゼロ
基本設定:
0(無拍子)
メトロノーム音量の設定
設定範囲: 1〜20 基本設定: 10
 メトロノーム音量の別の設定方法もあります…
(ファンクションモードでないときに操作できます。)
メトロノーム ノー イエス
METRONOME】を押 したま ま【−/NO】【+/YES】を押しま
す。
 ショー トカット操作…
メトロノーム ファンクション
METRONOME】を押 したま まFUNCTION】を押すと直接
フ ァンクションモードの または に入るこ とができ ます。
この場合でも、ファンクションモードを抜けるには、通常の操作
ファンクション
FUNCTION】を押す ランプ消灯)が必要です。
ファンクションモ ードに入り 、大項目 を選びます。
1
イエス
【+/YES
2
選び、
を押して確定し、】【】で以下の小項目を
ノー イエス
【−/NO】【+/YES】
で設定します。
小項目
MIDI送信チャンネルの設定
MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側 と受信側でMIDIチャンネル(1〜16チャンネル)を合わせて おく必要があります。ここでYDP-301からMIDIデータを送信
すると きのチャンネルを設定します。
選択範囲:
1〜16、OFF(送信しない)
オフ
基本設定: 1
・デュアルのときの第2音色は…
2チャンネルに固定です。ただし、上記設定チャンネルをOFF に設定した場合は送信されません。
・ デモ曲/ピアノ30曲の再生データ、録音した曲の再生データは
MIDI送信されません。
オフ
MIDI受信チャンネルの設定
MIDI楽器どうしで、演奏情報を送受信するためには送信側 と受信側でMIDIチャンネル(1〜16チャンネル)を合わせて おく必要があります。ここでYDP-301がMIDIデータを受信す るとき のチャンネルを設定し ます。
選択範囲:
基本設定:
オール
ALL、1&2、1〜16
オール
ALL
YDP-301 ファンクショ ン
31
オール
・ALLの場合は…
「マルチティンバー」と呼ばれる仕様になっており、外部MIDI
機器から送信される複数のチャンネルのデータを、同時にチャ ンネルごとに独立して受信します。 この状態で、シーケンサーなどから送信される複数のチャンネ ルを使って作られた演奏データを、YDP-301で受信して再生さ せることができます。
・ 「1&2」の場合は…
シーケンサーなどの外部MIDI機器から1、2チャンネルのデー タだけ受信し 、YDP-301本体で再生することができます。
・ YDP-301では、YDP-301本体のパネル設定や手弾き音は、送
信されてくるプログラムチェ ンジ(音色切り換え)などのチャン ネルメッセージから影響を受けません。
・ デモ曲/ピアノ曲モード中は、MIDI受信を行いません。
オン/オフ
ローカルコ ントロー ルON/OFFの設定
通常、YDP-301の鍵盤を弾くと本体内部の「音源部」から音
が出ます。この状態は「ローカルコントロー ル O N 」と呼ばれま
オフ
す。「ローカルコントロールをOFF」にすると、「鍵盤」と「音源」
が切り離され、鍵盤を弾いてもYDP-301からは音が出なくな
ります 。 一方、鍵盤を弾いた演奏情報はMIDI送信されます
ので、YDP-301では音を鳴らさずにMIDI接続した外部の音 源を鳴らしたいと きなどに、ローカルコント ロ ールをOFFにし
ます。
選択範囲:
オン/オフ
On/OFF
基本設定:オンOn
オン
オフ
オン/オフ
プログラムチェンジ送受信ON/OFFの設定
MIDIで送信側 の機器から受信側の機器の音色を切り換え
る情報をプログラムチェ ンジと言います。
たとえばYDP-301からプログラムチェンジを送信するとMIDI
接続した外部機器の音色を切り換えることが できま す。
(YDP-301のパネル上で音色を切り換えたときに、切り換え
た音色のプログラ ムチ ェンジナ ンバーが送信されま す。)逆 にMIDI接続した外部機器から送信されたプログラムチェ ン
ジをYDP-301が受信すると、同時に受信しているMIDIの演
奏データの音色が切り換わります。(このとき鍵盤での手弾き 音色は 切り 換わり ません。)
このプログラムチェンジの送/受信ができたほうが便利な場
合(=MIDI接続した外部機器と音色切換を連動させたい場 合)と、できないほうが便利な場合(=MIDI接続した外部機 器と音色切換を連動させたく ない場合)があ ります。音色切 換を連動させたい場合はOnに、連動させたく ない場合は、
オフ
OFFにします。
・YDP-301のプログラムチェンジナンバーは…
XG音色配列に準拠しています。各音色のプログラムチェンジ ナンバーについては「MIDIデータフォーマット」のP43をご覧
く だ さい。
選択範囲: 基本設定:
オン/オフ
On/OFF
オン
On
オン
コントロールチェンジ送受信ON/OFFの設定
オン/オフ
MIDIで送信側の機器から受信側の機器にダンパーペダル
の操作やエフェクト、 ボリュームなどの演奏 表現を伝える情
報をコント ロ ールチェンジ と 言います。
たとえばYDP-301からコントロールチェンジを送信すると
MIDI接続した外部機器の演奏をコントロール することが で きます。(YDP-301でダンパーペダルを操作をしたときなどに コン ト ロールチェンジが送信されます。)逆にMIDI接続した
外部機器から送信されたコントロールチェンジをYDP-301が
受信すると、同時に受信しているMIDIの演奏データがそれ に反応 しま す。(このとき鍵盤 での手 弾き音は影 響を受けま
せん)。
このコントロールチェンジの送/受信ができたほうが便利な
場合と、できないほうが便利な場合があります。送/受信がで きたほうが便利な場合はOnに、できないほうが便利な場合
オフ
オン
は、OFFにします。
・YDP-301がコントロールチェンジとして扱える情報…
「MIDIデータフォーマット」のP43をご覧く ださ い。
選択範囲:
オン/オフ
On/OFF
基本設定:オンOn
MIDI送信データに ト ランスポーズをかける設
MIDI送信データにトラ ン ス ポーズをかけ る 設定です。(本体
のトラ ンスポーズの設定とは連動しません。)
選択範囲: -12〜0〜12(半音単位)
基本設定: 0
セットアップデータのMIDI送信
YDP-301のパネル設定状態のセットアップデータをMIDI接
続したディ スク オー ケストラユ ニットDOU-10やシーケンサー などに送信します。
DOU-10や外部シー ケ ン サーに演奏デー タを録音する 際、演
奏データの頭に、録音データを再生しながら自分で演奏する
ためのセットアップデータを送信して記録しておくと、再生し ながらの演奏の際、便利です。
・セットアップデータと は…
YDP-301のパネル設定状態一式のデータです。
操作
送信するパネル設定を作ります。
シーケンサーなどとMIDI接続し、シーケ ンサー側のセ ッ
トアップデー タ受信準備を整え ま す。
ファンクションモードに入って を選びます。
イエス
【+/YES】を押すと送信が実行されます。
YDP-301 ファンクショ ン
32
・送信される「セットアップデータ」の内容…
「MIDIデータフォーマット」のP44(パネルデータ詳細)に掲載
されている内容が送信されます。
・送信したデータの受信方法…
データを送信した機器とYDP-301をMIDI接続します。
データを送信した機器側で送信操作をします。 自動的にYDP-301がそのデータを受信し、パネルの設定
状態に反映されます。
(送信した機種と同じ機種でだけ受信することができます。た
とえばYDP-301から送信したセットアップデータは、YDP-301 で受信することができますが、他の機種で受信することはでき ません。)
・セットアップデータMIDI送受信の操作については、接続する外
部機器の取扱説明書もご覧ください。
録音データのバルク送信
ディ スクオーケストラユニットDOU-10やシーケンサーなどを
YDP-301に接続し、YDP-301で録音したデータをMIDIのバ ルクデー タとして送信し、ディ スクに保存しておくことができ
ます。
保存しておいた録音データを再生する場合は、送信した機 器からYDP-301本体にバルクデータを送り戻した上で、通常 の再生操作で再生します。
・バルクデータとは…
MIDIで、データの種類を表す用語で「データのかたまり」と いった意味です。
操作
YDP-301で演奏を録音します。
ディ スクオーケスト ラユニットDOU-10などとMIDI接続
し、DOU-10などの側のバルクデータ受信準備を整 えま
す。
ファンクションモードに入って を選びます。
イエス
【+/YES】を押すと送信が実行されます。
・録音モードのときと再生中は…
バルクデータ送信はできません。
・バルクデータ送信中は…
手弾き音のデータ及びパネル情報はMIDI送信されません。ま た、MIDI受信を行いません。
・送信したデータの受信(送り戻し)方法…
データを送信した機器とYDP-301をMIDI接続します。
データを送信した機器側で送信操作をします。 自動的にYDP-301がそのデータを受信し、本体のメモ
リーにデータが入ります。
このあと、通常の再生操作で再生できます。
(送信した機種と同じ機種でだけ受信することができます。たと
えばYDP-301から送信したバルクデータは、YDP-301で受信 することができますが、他の機種で受信することはできませ ん。)
・ フ ァンク ションモードのとき 、および録音モードのときと
再生中は…
バルクデータ受信はできません。
・ バルクデータ送受信の操作については、接続する外部機器の
取扱説明書もご覧ください。
YDP-301 ファンクショ ン
33

他 の機器と接続する端子

フォーンズ
①【PHONES】端子
ヘッドフォンをPHONES】端子( 標 準ステレオフォーン端 子)に 接続して使います。 ヘッドフォンを接続するとYDP-301のスピーカーから は音が出ま せん。
フォーンズ
PHONES】端子は2つありますので、ヘッ ドフォンを2 本 接続し
て2人で演奏を楽しむこともできます。
フォーンズ
底面
PHONES
ステレオ標準ジャッ
YDP-301 他の機器と接続する端子
34
MIDI
T
IN OUT
MIDI
IN OUT
HOST SELECT TO HOST
PC-2 PC-1 MIDI
Mac
HOST SELECT TO HOST
PC-2 PC-1
MIDI
AUX IN
AUX OUT
RLRL/L+R
Mac
AC INLET
AUX IN
RLRL/L+R
AUX OUT
②AUXIN【R】【L】端子
イン
③AUXOUT【R】【L/L+R】端子
アウト
・
・AUXOUT【R】【L/L+R】端子
イン
AUXIN【R】【L】端子
ディ スクオーケストラユ ニット
YDP-301
AUX IN
AUX OUT
RLRL/L+R
DOU-10などの外部機器の 音をYDP-301本体のスピー
カーで鳴らすことができ ま
す。オーディオ接続コードを 使って図のように接続しま
フォーンプラグ
(標準)
AUXIN
オーディオ接続コード
す。
アウト
YDP-301をステレオな どに接続して、より大 きな音を出したり、 演
奏を録音した りでき ま
す。オーディオ接続 コードを使って図のよ う に接続します。 ステレオに接続したとき
マスターボリューム
YDP-301
AUX IN
RLRL/L+R
フォーンプラグ
(標準)
AUX OUT
AUXOUT
または
ピン→フォーン 変換プラグ
ピンプラグ
オーディオ接続コード
は、YDP-301の【MASTER
VOLUMEは中程の位置にして、ステレオ側で音量を調節してください。
OUTPU
DOU-10など
ステレオ
AUXIN
ピンプラ
アウト
AUXOUTから出力した音を、AUX
イン
INに戻さないでください。(AUX
アウト
OUTから外部オーディオ機器に接 続した場合、その機器から再び YDP-301のAUXINに接続しない でください。) YDP-301のAUXINから入 力され た音はそのままYDP-301のAUX
アウト
OUTから出 力されますので、オー
イン
イン
ディオ系の発振が起こり、正常な再 生がなされ ないば かりでなく 、両機 器の故障の原因になります。
オーディオ接続コード及び変換プラ グは抵 抗のないものをお 使いくださ い。
イン
AUXINからの入力音にはYDP­301本体の【 MASTERVOLUME 】
リバーブ
や【REVERB】の設定は効きませ
マスターボリューム
ん。
ミディ イン アウト
④MIDI【IN】【OUT】端子
MIDI接続専用のケーブルを使って外部MIDI機器と接続します。 MIDI端子を使う場合は下記HOSTSELECTスイッチを「MIDI」に設定してください。 MIDIについての基礎的な解説を「MIDIについて」(P39)に掲載してしますのでご参照くださ
い。
ホストセレクト トゥーホスト
ホストセレクト
⑤HOSTSELECTスイ ッチと⑥【TOHOST】端子
トゥーホスト
【TOHOST】端子は…
パーソナルコンピューターに直接接続する端子です。
ホストセレクト
HOSTSELECTスイッチは…
MIDI機器やパーソナルコンピューターを接続する場合に機器やパーソナルコンピューター
の種類に応じて切り換えるスイッチです。
詳しくは次項「パーソナルコンピューターとの接続」をご 覧ください。
YDP-301 他の機器と接続する端子
35

パーソナルコンピューター との接続

トゥーホスト
パーソナルコン ピ ュー ター用の音楽ソフトを、YDP-301のTO HOST(またはMIDI端子)とパーソナルコ ン
ピューターをつないで楽しむことができます。
・ YDP-301を音源として使う場合、YDP-301にない音色が使われている演奏データは、正しく 再生されません。
ミディ
YDP-301とコンピューターを接続する場合、2つの方法があります。
1.YDP-301のTO HOST】端子を使った接続方法
トゥーホスト
ミディ
2.YDP-301のMIDI端子を使った接続方法
トゥーホスト
1.
YDP-301の【TOHOST】端子を使っ
接続するシリアルケーブルの種類
接続 するコンピューターの種類に合わせて、下記のシリアル
た接続方法
コンピューター のシリアルポート(RS-232C端子やRS-422端
子)とYDP-301のTO HOST】端子を接続します。
この方法では、YDP-301をMIDIインターフ ェース機器と して
トゥーホスト
ミディ
ミディ
ケーブルを使用してください。
・ Macintosh互換機:YAMAHACCJ-Mac、または同等品 ・ NECPC-9801/9821互換機:
使用できるため、専用のMIDIインターフ ェース機器は不要 です。
・ IBM-PC/AT互換機:YAMAHACCJ-PC2、または同等品
・ パーソナルコンピュ ーターに よ っては上記にあてはまらな
接続方法
コンピューターのシリ アル ポート(RS-232C端子やRS-422端
子)を、専用のシリアルケーブルで、YDP-301のTO HOST
トゥーホスト
い場合もありますので、各シリアルケーブルの内部配線 図(P37)とパーソナルコンピューターの端子形状によりご 判断ください。
端子に接続します。
MIDI
IN OUT
YDP-301
HOST SELECT TO HOST
PC-2 PC-1
MIDI
Mac
YDP-301リアパネルのHOSTSELECTスイッ チの設定
接続するパーソ ナルコ ン ピュー タ ーの種類によって、YDP-301
TO HOST
リアパネルのHOSTSELECTスイッチを切り換えます。
YAMHACCJ-PC1NF、または同等品
CCJ-MAC(別売)CCJ-PC2(別売)
CCJ-PC1NF(別売)
RS-232C RS-232C モデムポート
IBM-PC/AT互換機 NECPC-9801/
Macintosh互換機
9821互換機
Windows3.1/Windows95をご使用のお客様へ
コンピューターのシリアルポートと
ホスト
YDP-301のTO
トゥー
HOST】端子を接続して、データのやり取りをするために は、指定のMIDIドライバー(YAMAHACBX-T3Serial Driver[Windows3.1対応]またはYAMAHACBX Driver[Windows95対応])をコンピューターにイ ンストー ルする必要があ ります。 MIDIドライバーについては、P53の「ポータブル楽器イン フォメーショ ンセンター」にお問い合わせください。 Windows95対応のドライバーは、インターネ ットのヤマハ ホームページ( X G ライブラリー→http://www.yamaha. co.jp/xg/L/tools/tooltop.html)から、ダウンロードし て 直接入手することもできます。
・ Macintosh互換機:
マッキントッシュ
メガヘルツ
Mac】(ボーレ ート=31,250bps、1MHzのクロックを使用)
・NECPC-9801/9821互換機:
 【PC-1(ボー レ ート=31,250bps)
・IBM-PC/AT互換機:
 【PC-2(ボー レ ート=38,400bps)
YDP-301の 最初に、YDP-301とコンピューターの電源を切った状態でケーブ ルを接続し、その後コンピューター→YDP-301の順番で、電源を 入れてください。
YDP-301の は、必ず
トゥーホスト
TO HOST】
端子からケーブルを抜いてください。ケーブ ルを接続したままだと、YDP-301が正常に動作しないことがあ りま す。
使用するソフトウェアの 種類によって、上記の設 定では動作しないものがあります。お使いになるソフトウェアの取 扱説明書をよく読んで、適合するボーレートの位置にHOST SELECTスイッチを設定してく ださい。
ホストセレクト
HOSTSELECTスイッチをPC-2】【PC-1】【 Mac に設定している と きは、
イン アウト スルー
TO HOST】
IN】【OUT】【 THRU】共)は使えません。(MIDIデータを送受信し
ません。)
逆に、HOSTSELECTスイッチをMIDI】に設定している と きは、 MIDI端子(IN】【OUT】【THRU】共)が使えますが、
ミディ
ホストセレクト
イン アウト スルー
子は使えません。(データを送受信しません。)
トゥーホスト
TO HOST
トゥーホスト
TO HOST
トゥーホスト
端子が使えますが、MIDI端子
ミディ
端子を使用する場合は、
端子を使用しない場合
ホストセレクト
マッキントッシュ
ミディ
ミディ
トゥーホスト
TO HOST】
YDP-301 他の機器と接続する端子
36
ミディ
2.
YDP-301のMIDI端子を使った接続
シリアルケーブルの内部配線図
方法
接続方法
ミディ ミディ
MIDIインターフェース機器を通じてYDP-301のMIDI端子に 接続します。専用のMIDIケーブルを使います。
MIDI OUT
MIDI IN
ミディ
MIDI
IN OUT
MIDI IN
MIDI OUT
MIDI インター フェース
YDP-301
MIDI OUT
HOST SELECT TO HOST
PC-2 PC-1
MIDI
Mac
MIDI IN
MIDI インター フェース
MIDI OUT
MIDI IN
MIDI インター フェース
・Macintosh互換機用
システムペリフェラル→8ケーブル(YAMAHACCJ-MACまたは同等品)
8-PIN
ミニDIN
1 2 3 4 5 6 7 8
2 (HSK i) 1 (HSK O) 5 (RxD-) 4 (GND) 3 (TxD-) 8 (RxD+) 7 (GP-) 6 (TxD+)
8-PIN
ミニDIN
・NECPC-9801/9821互換機用
8ピンミニDIN→D-SUB25ピンケーブル(YAMAHACCJ-PC1NFまたは同等品)
8-PIN
ミニDIN
1 2 3 4 8 5
5 (CTS) 4 (RTS) 3 (RxD) 7 (GND)
2 (TxD)
D-SUB 25ピン
・IBM-PC/AT互換機用
8ピンミニDIN→D-SUB9ピンケーブル(YAMAHACCJ-PC2または同等品)
IBM-PC/AT互換機 NECPC-9801/
Macintosh互換機
9821互換機
YDP-301リアパネルのHOSTSELECTスイッ
チの設定
ホストセレクト
YDP-301リアパネルのHOSTSELECTスイッチをMIDI】に 設定します。
ホストセレクト
HOSTSELECTスイッチをMIDI】に設定している
ミディ
ときは、MIDI端子(【IN】【OUT】【THRU共)が使えますが、【TO HOST端子は使えません。(データを送受信しません。)
逆に、HOSTSELECTスイッチをPC-2】【PC-1】【Mac】に設定して
いるときは、TO HOST】端子が使えますが、MIDI端子(IN
ホストセレクト
アウト スルー
イン アウト スルー トゥーホスト
トゥーホスト
OUT】【THRU共)は使えません。(MIDIデータを送受信しませ
ん。)
ミディ
マッキントッシュ
ミディ
ミディ
ミディ
イン
8-PIN
ミニDIN
1 2 3 4 8 5
8 (CTS) 7 (RTS) 2 (RxD) 5 (GND)
3 (TxD)
D-SUB 9ピン
・ プラグのピン番号
各プラグのピン番号は下記のとおりです。
オモテから見たピン番号
MINI DIN 8-PIN
67
8
34
5
1
2
1234567891011
14 15 16 17
D-SUB 25-PIN
12 13
18 19 20 21 22 23 24 25
D-SUB 9-PIN
45321
9876
・ パーソナルコンピュ ーターに よ っては上記にあてはまらな
い場合もありますので上記各シリアルケーブルの内部配 線図とパーソナルコンピューターの端子形状によりご判 断く ださ い。
Macintoshはアップルコンピュータ株式会社の商標です。 PC-9801/9821は日本電気株式会社の商標です。 IBM-PC/ATは、インターナシ ョ ナルビジネスマシーン株式会社の商標です。 Windowsは、米国MicrosoftCorporationの米国及びその他の国における登録商標です。
その他、本書に記載されている会社名及び商品名等は、各社の登録商標及び商標です。
YDP-301 他の機器と接続する端子
37
故障 かな?と思ったら
現象
YDP-301の電源が入らない。
電源(POWER)スイ ッチを 押して電源 を入れたとき、または切ったとき、「カ チッ」と音がする。
全体的に音が小さい。まったく音が出な い。
ダンパーペダルが効かない、またはダ
ンパーペダルを踏んでいないのに音
が長く響いてしまう。
特定の音域でピアノ音色の音程、音質 がおかしい。
考えられる原因
電源プラ グがコ ンセントに差し 込まれていませ
ん(本体側と家庭側)。
電気が流れたためです。
ボリ ューム(MASTERVOLUME)が下がって います。
ヘッドフォン が接続さ れています。
ローカルコント ロールがオフになっています。
ペダルコードのプラグが本体に差し込まれてい
ません。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をでき る限り
忠実に再現しようとしております。その結果、音 域により倍音が強調されて聞こえるなど、音程 や音域が異質に感じる場合があり ます。
解決法
電源プラグを本体と家庭用(AC100V)コンセン
トに、 確実に差し込んでください。(P7)
ご心配いりません。
ボリ ューム(MASTERVOLUME)を上げてくだ さい。(P7)
ヘッドフォンを抜いてください。(P7)
ロー カルコントロールをオンにしてく ださい。(P32)
ペダルコードのプラグを本体に確実に差し込ん でく ださい。(P50)
異常ではありません。
 ディス プレ イに が表示された場合は、YDP-301の内部に異常があります ので、お買い上げの楽器店か、巻末のヤマハ電気音響製品サービス
拠点までご連 絡く ださい。
YDP-301 他の機器と接続する端子
38

MIDIにつ いて

MIDI
IN OUT
MIDI(MusicalInstrumentDigitalInterface)とは、MIDI端子を備
えたMIDI機器間で演奏データや命令を送受信しあうための、各種
送受信データ様式についての統一規格です。 MIDI機器間でMIDIデータを送受信することにより、外部のMIDI 機器の演奏をコントロールしたり、外部のMIDI機器から自機がコン
トロールされたりすることが できます 。
・ MIDIでは、演奏データ や命令をデジタ ルデータ(数値に置き換え
たデータ)で送受信します。
・ ただしMIDI機器でも、機種ごとに送受信できるMIDIデータの内
容が同じではないため、接続しているMIDI機器間で共通に扱 えるデータや命令だけが送受信できることになります。 共通に扱 えるデータや 命令は、各機種の「MIDIインプリ メ ンテーシ ョ ン
チャ ート」を照合して調べることができます。YDP-301のMIDIイン
プリメンテ ーションチャ ートはP46に掲載されています。
MIDI端子
ミディ イン
MIDI【IN】:MIDIデータを受信する端子です。
ミディ アウト
MIDI【OUT】:MIDIデータを送信する端子です。
MIDIケーブル
専用のMIDIケーブルをご用意ください。
・ ファンクションのMIDI機能の諸設定(「F6」(P31〜33))で各種の
MIDI設定が行えます。
・ MIDIについての詳しい知識は、各種の音楽雑誌や書籍で得る
ことが できます 。
YDP-301 MIDIについての基礎的な解説
39

音色のご紹介

PIANO(ピアノ)
豊かに広がるグランドピアノの音。 クラ シック はもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。
E. PIANO 1 (エレクトリックピアノ1
タッチにより色々な表情を見せる多彩な可能性を秘めた新しい音で
す。
E. PIANO 2 (エレクトリックピアノ2
シンセサイザーDXのエレピの音。 弾いた瞬間の金属的な固い音が特徴的です。
E. PIANO 3 (エレクトリックピアノ3
やわらかな音色のエレピの音。 強く 弾く と芯のあ る音が しま す。
HARPSICHORD (ハープシコード)
バロック音楽などでよく使われる 楽器「ハープシコード」の音。
「チェンバロ」ともいいます。
PIPE ORGAN 1 (パイプオルガン1)
重厚なフルパイプオルガンの音。
PIPE ORGAN 2 (パイプオルガン2)
賛美歌の伴奏などに使われるパイプオルガンの音。
40
YDP-301 音色のご紹介

デモ曲/ピ アノ曲 曲名一覧表

デモ曲
音色名 曲名
PIANO バラード第1番ト短調作品23/F.F.Chopin E.PIANO1 コンソレーション第3番/F.Liszt E.PIANO2 ヤマハオリジナル E.PIANO3 ヤマハオリジナル HARPSICHORD フランス組曲第5番BWV816より「アルマンド」/J.S.Bach PIPEORGAN1 8つの小さな前奏曲とフーガBWV553-560より「前奏曲第1番ハ長調」/J.S.Bach PIPEORGAN2 賛美歌68番「父なる御神にみ栄えあれかし」
ピアノ曲
曲番号―曲名 参考楽譜
1. エリ ー ゼのために/L.V.Beethoven ヘンレ版 ベートーベンピアノ作品集
2. 人形の夢と目覚め/T.Oesten 全音楽譜出版社 ピアノ ピース
3. 花の歌/G.Lange 全音楽譜出版社  ピアノライブラリ ー ランゲピアノアルバム
4.トルコ行進曲/W.A.Mozart
5. 小犬のワルツ/F.F.Chopin ヘンレ版 ショパンワルツ集
6.トルコ行進曲/L.V.Beethoven 全音楽譜出版社 ピアノ名曲選集 上巻
7. 紡ぎうた/A.Ellmenreich 全音楽譜出版社 ピアノピース
8. アルプスの夕映え/T.Oesten 全音楽譜出版社 ピアノ ピース
9. バウムクーヘン/A.Yuyama
10. 渚のアデリーヌ/P.D.Senneville ヤマハオリジナルアレンジ
11. 荒野のバラ/G.Lange 全音楽譜出版社 
12. 貴婦人の乗馬/J.F.F.Burgmüller 全音楽譜出版 
1 3 . メヌエット/J.S.Bach ヘンレ版 アンナ・マグダレーナ・バッハの
14.トルコ風ロ ンド/J.F.F.Burgmüller 全音楽譜出版社 ピアノピース
15. ソナチネ第1楽章/W.Gillock 全音楽譜出版社 
ペーター ス版 モーツァルトピアノソナタ集2
全音楽譜出版社 ピアノ曲集 お菓子の世界
ピアノライブラリ ー ランゲピアノアルバム
ピアノライブラリー ブルグミュ ラー25の練習曲
ためのクラヴィーア小曲集
ピアノライ ブラリー ギロ ック子どものためのアルバム
曲番号―曲名 参考楽譜
16. エチュード・アレグロ/Y.Nakada 音楽之友社 子 ど ものピアノ曲集
17.
アンプロンプチュop.90-2/F.P.Schubert
18. ワルツop.64-2/F.F.Chopin ヘンレ版 ショパンワルツ集
19. ノクターン op.9-2/F.F.Chopin ヘンレ版 ショパンノクターン集
20. ソナタK.545第1楽章/W.A.Mozart
21. アラベスク1/C.A.Debussy ヘンレ版 ド ビュッシー2つのアラベスク
22. 乙女の祈り/T.Badarzewska 全 音 楽譜出版社 ピアノピース
23. 春の歌/J.L.F.Mendelssohn ヘンレ版 メンデルスゾ ーン無言歌集
24. すみれ/L.Streabbog
25. ル・ローヌ/K.Hattori 東京音楽書院 服部克久作品集
26. アラベスク/J.F.F.Burgmüller 全音楽譜出版 
27. エンターティナー/S.Joplin ヤマハオリジナルアレンジ
28. 星に願いを/L.Harline ヤマハオリジナルアレンジ
29. ミッキーマウスマーチ/J.Dodd ヤマハオリジナルアレンジ
30. ホールニューワールド/A.Menken ヤマハオリジナルアレンジ
ヘンレ版 シューベルト即興曲集
ペーター ス版 モーツァルトピアノソナタ集2
ドレミ楽譜出版社 ストリーボック ピアノ小品集
ピアノライブラ リー ブルグミュラー25の練習曲
YDP-301 デモ曲/ピアノ曲 曲名一覧表
41

基本設定一覧表

基本設定(=電源ON時の設定)を一覧にし ました。
オン
音色選択 PIANO
デュアル機能 OFF リバーブの種類 ROOM リバーブの深さ 10
エフェクトのON/OFF 音色ごと
エフェクトの深さ 音色ごと
トラ ンスポーズ 0
タッチの種類 MEDIUM タッチがFIXEDのときの音量 64 メトロノーム OFF メトロノーム音量 10 テンポ 120
オン/オフ
フ ァンクションモードの設定
F1 チューニング A3=440Hz F2 音律 1(平均律) F3.1 デュアル音量バランス 音色の組み合わせごと F3.2 デュアル音程のずらし方の設定 音色の組み合わせごと F3.3、F3.4 デュアルオクターブ設定 音色の組み合わせごと F3.5、F3.6 デュアルエフェクトデプス 音色の組み合わせごと F4.1 メトロノームの拍子 0(無拍子) F4.2 メトロノーム音量 10 F5 左ペダル機能 1(ソフトペダル) F6.1 MIDI送信チャンネル 1 F6.2 MIDI受信チャンネル ALL F6.3 ローカルコ ントロール ON F6.4 プログラムチェンジ送受信 ON F6.5 コントロールチェンジ送受信 ON F6.6 MIDIトラ ンスポーズ量 0
42
YDP-301 基本設定一覧表

MIDIデータフォーマット

1. ノートオン/オフ
[9nH]→[kkH]→[vvH]
9nH =
ノートオン/オフ・イベント(n=チャンネルNo.)
kkH = ノートNo.
(送信:09H〜78H=A-2〜C8) (受信:00H〜7FH=C-2〜G8)*1
vvH = ベロシティ
(ノートオン=01H〜7FH、ノートオフ=00H)
[8nH]→[kkH]→[vvH]
8nH = ノートオフ(n=チャンネルNo.) kkH = ノートNo.(00H〜7FH=C-2〜G8) vvH = ベロシティ
*1 ただし音色によって発音可能範囲を超えた場合
は、オクターブ単位で折り返して発音します。
2. コントロールチェンジ
[BnH]→[ccH]→[vvH]
BnH = コントロールチェンジ(n=チャンネルNo.) ccH = コントロールNo. vvH = コントロール値
1)バンク選択
ccH パラメーター 値(vvH)
00H バンク選択MSB 00H:ノーマル
20H バンク選択LSB 00H〜7FH
※ プログラムチェンジを受信するまで、バンク選択の
処理は保留されます。
2)メインボリューム(受信のみ)
ccH パラメーター 値(vvH)
07H ボリューム 00H〜7FH
3)エクスプレッション
ccH パラメーター 値(vvH)
0BH エクスプレッション 00H〜7FH
4)ダンパーペダル
ccH パラメーター 値(vvH)
40H ダンパー 00H〜7FH
※ 受信はハーフペダル対応です。
5)ソステヌートペダル
ccH パラメーター 値(vvH)
42H ソステヌート
6)ソフトペダル
ccH パラメーター 値(vvH)
43H ソフトペダル
7)アタックタイム
ccH パラメーター 値(vvH)
49H アタックタイム 00H〜7FH
8)エフェクト1デプス(リバーブ・センドレベル)
ccH パラメーター 値(vvH)
5BH エフェクト1デプス 00H〜7FH
※ リバーブ・エフェクトに対するセンドレベルを設定
します。
9)
エフェクト4デプス(バリエー ション・ エフェクト ・センドレベル
ccH パラメーター 値(vvH)
5EH エフェクト4デプス 00H〜7FH
バリエーション:オフ        :オン
00H〜3FH:オフ、40H〜7FH:オン)
00H〜3FH:オフ、40H〜7FH:オン)
3. モード・メッセージ
[BnH]→[ccH]→[vvH]
BnH = コントロール・イベント(n=チャンネルNo.) ccH = モード・メッセージNo. vvH = モード・メッセージ値
1)オール・サウンド・オフ
ccH コントローラー 値(vvH) 78H オール・サウンド・オフ 00H
※該当チャンネルの発音中の音を、すべて消音しま
す。ただし、ノートオンやホールドオンなどのチャ ンネルメッセージの状態は保持します。
2)リセット・オール・コントローラー
ccH コントローラー 値(vvH) 79H リセット・オール・コントローラー 00H
※以下のようにリセットされます。 コントローラー 設定値 エクスプレッション 127(最大) ダンパーペダル 0(オフ) ソステヌート 0(オフ) ソフトペダル 0(オフ)
3)オール・ノート・オフ
ccH コントローラー 値(vvH) 7BH オール・ノート・オフ 00H
※該当チャンネルのオンしているノートをすべてオフ
にします。ただし、ダンパーもしくはソステヌート がオンの場合は、それらがオフになるまで発音は終 了しません。
4)オムニ・オフ(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH) 7CH オムニ・オフ 00H
※オール・ノート・オフを受信したときと同じ動作を行
います。
5)オムニ・オン(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH) 7DH オムニ・オン 00H
※オール・ノート・オフを受信したときと同じ動作を行
います。
6)モノ(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH) 7EH モノ 00H
※オール・サウンド・オフを受信したときと同じ動作を
行います。
7)ポリ(受信のみ)
ccH コントローラー 値(vvH) 7FH ポリ 00H
※オール・サウンド・オフを受信したときと同じ動作を行
います。
◆補足
1. FUNCTIONでControlChangeON/OFFがOFFされて いるときは、コントロールチェンジは送受信されま せん。
2. ローカル・オン/オフ、オムニ・オン/オフは送信しま せん。(オール・ノート・オフは、送信時もノート・オ フ数を合わせます。)
3. ボイス・バンク(MSB、LSB)受信時は、順番に関係な く受け付けた番号を内部バッファに保存し、プログ ラムチェンジを受信した時点のバッファ値を用いて 実際の音色を決めます。
4. 本機は常にマルチティンバー・モード、ポリ・モード であり、オムニ・オン/オムニ・オフ/モノ/ポリ・モー ドを受信しても、モードは変わりません。
4. プログラムチェンジ
[CnH]→[ppH]
CnH =
プログラムチェンジ(n=チャンネルNo.)
ppH = プログラムチェンジNo. ※ ファンクションでプログラムチェンジ・オン/オフが
オフされているときは、プログラムチェンジは送受 信されません。
※ 各音色のプログラムチェンジNo.は下記の通りで
す。
音色 プログラムチェンジNo. PIANO 00H E.PIANO1 58H E.PIANO2 05H E.PIANO3 04H HARPSICHORD 06H PIPEORGAN1 13H PIPEORGAN2 10H
5. システム・リアルタイム・メッセージ
1)アクティブ・センシング
[FEH]
※ 200msecごとに送信します。 ※ 一度FEHを受信した後、約400msec以上MIDIからの
信号がこない場合は、オール・サウンド・オフ、オー ル・ノート・オフ、リセット・オール・コントローラー を受信したときと同じ処理をします。
2)クロック
[F8H]
※ 96分タイミングで送信します。 ※ エクスクルーシブ・メッセージでクロックがエクス
ターナルにセットされた場合に、96分タイミングと して受信します。
3)スタート
[FAH]
※ リズム・スタート時に送信します。 ※ 受信するとソングがスタートします。
4)ストップ
[FCH]
※ リズム・ストップ時に送信します。 ※ 受信するとソングがストップします。
※ MIDI受信時にエラーが起こったときは、全チャンネ
ルのダンパー、ソステヌート、ソフト効果をオフ し、オール・ノート・オフします。
YDP-301 MIDIデータフォーマット
43
6. システム・エクスクルーシブ・メッセージ (ヤマハMIDIフォーマット)
[F0H]→[43H]→[0nH]→[7CH]→....→[F7H]
F0H,43H,0nH,7CH :n=チャンネルNo. 00H,2EH : 43H,4CH,20H,20H : 43H,4CH,50H,27H,39H,36H 30H,30H :(バージョンx.y)
[パネルデータ]
[チェックサム(1バイト)]=0−(43H+4CH+20+.......+データエンド)
F7H
[パネルデータ詳細] (1) 音色 (2) デュアル・オン/オフ (3) デュアル音色 (4) デュアル・バランス (5) デュアル・デチューン (6) デュアル・ボイス1・オクターブ (7) デュアル・ボイス2・オクターブ (8) デュアル・ボイス1・エフェクト・デプス (9) デュアル・ボイス2・エフェクト・デプス (10)−−− (11)−−− (12)−−− (13)−−− (14)−−− (15)−−− (16)−−− (17)−−− (18)−−− (19)−−− (20)リバーブ・タイプ (21)リバーブ・デプス (22)エフェクト・タイプ1 (23)エフェクト・タイプ2 (24)エフェクト・デプス (25)−−− (26)バリエーション1・オン/オフ (27)バリエーション2・オン/オフ (28)タッチ・センシティビティ (29)ベロシティ (30)レフトペダル(ソフト/スタート) (31)−−− (32)テンポ(絶対値・下位バイト) (33)テンポ(絶対値・上位バイト) (34)−−−
※パネルデータ送信要求は受信しません。
データ長
 機種コード
エンド・オブ・エクスクルーシブ
7. システム・エクスクルーシブ・メッセージ  (ユニバーサル・システム・エクスクルーシ ブ)
1)ユニバーサル・リアルタイム・メッセージ
[F0H]→[7FH]→[XnH]→[04H]→[01H]→[llH]→[mmH]→[F7H ]
MIDIマスターボリューム
※全チャンネルの音量が一度に変化します。 ※MIDIマスター・ボリュームを受信したときは、MIDI
入力チャンネルのみに効果があり、パネルのボ リュームは変化しません。
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 7FH :ユニバーサル・リアルタイム 7FH :IDoftargetdevice 04H :サブID#1(機種コントロール・メッセージ) 01H :サブID#2(マスターボリューム) llH :ボリュームLSB mmH :ボリュームMSB F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
または
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 7FH :ユニバーサル・リアルタイム XnH :Xは無視、nは0〜Fを受信 04H :サブID#1(機種コントロール・メッセージ) 01H :サブID#2(マスターボリューム) llH :ボリュームLSB mmH :ボリュームMSB F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
2)ユニバーサル・ノン・リアルタイム・メッセージ(GM ON)
[F0H]→[7EH]→[XnH]→[09H]→[01H]→[F7H]
ジェネラルMIDIモード・オン
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 7EH :ユニバーサル・ノン・リアルタイム 7FH :IDoftargetdevice 09H :サブID#1(ジェネラルMIDIメッセージ) 01H :サブID#2(ジェネラルMIDIオン) F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
または
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 7EH :ユニバーサル・ノン・リアルタイム XnH :Xは無視、nは0〜Fを受信 09H :サブID#1(ジェネラルMIDIメッセージ) 01H :サブID#2(ジェネラルMIDIオン) F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
※オンを受信することにより、MIDIがリセットされて
初期状態になります。このメッセージの実行には、 約50msecかかるため、次のメッセージとの間隔を注 意してください。
8. システム・エクスクルーシブ・メッセージ  (XG規格)
1)XGネイティブ・パラメーター・チェンジ
[F0H]→[43H]→[1nH]→[4CH]→[hhH]→[mmH]→ [¬¬H
]→[ddH]→……→[F7H]
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 43H :ヤマハ 1nH :機種No.
 (n=送信時は常に0、受信時は0〜F) 4CH :XGモデルID hhH :アドレスHigh mmH :アドレスMid
¬¬
H :アドレスLow ddH :データ  ¦ : ¦ F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
2)バルクダンプ(受信のみ)
[F0H]→[43H]→[0nH]→[4CH]→[aaH]→[bbH]→[hhH]
→[mmH]→[¬¬H]→[ddH]→……→[ccH]→[F7H]
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 43H :ヤマハ 0nH :機種No.
 (n=送信時は常に0、受信時は0〜F) 4CH :XGモデルID aaH :バイトカウント bbH :バイト・カウント hhH :アドレスHigh mmH :アドレスMid
¬¬
H :アドレスLow ddH :データ  ¦ : ¦ ccH :チェック・サム F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
※XGシステム・オンを受信すると、必要なパラメー
ター、コントロール・チェンジ等をリセットし、初 期状態になります。このメッセージの実行には、約 50msecかかるため、次のメッセージとの間隔を注意 してください。
※XGネイティブ・パラメーター・チェンジは、データ
サイズが2または4のパラメーターは、そのサイズ分 のデータを送信します。
※XGバルクダンプのアドレスおよびバイトカウント
は、付表のMIDIパラメーター・チェンジ表(システ ム)を参照してください。付表中トータルサイズで 区切られたデータシリーズが一つのバルクになり、 そのシリーズの先頭アドレスのみバルクデータのア ドレスとして有効です。
※多量のバルクデータを受信するとエラーする場合が
ありますので、トータルで512バイト以上になる場 合は512バイト以下に区切り、適当な時間間隔
(120msec以上)をあけて送信してください。
<付表1> MIDIパラメーター・チェンジ表(システム)
アドレス(H) サイズ(H) データ(H) パラメーター 記述 初期値(H )
00 00 00 4 020C〜05F4 マスター・チューン -50〜50[セント] 00 04 00 00
トータルサイズ 07
YDP-301 MIDIデータフォーマット
44
01 1stビット3〜0→ビット15〜12 400 02 2ndビット3〜0→ビット11〜8 03 3rdビット3〜0→ビット7〜4
4thビット3〜0→ビット3〜0 04 1 00〜7F マスター・ボリューム 0〜127 7F 05 1 06 1 34〜4C トランスポーズ -12〜+12[セミトーン] 40
7E 0 XGシステム・オン 00=XGシステム・オン 7F 0 オール・パラメーター・リセット 00=オン(受信のみ)
注) 020CH以下の値は-50セントになります 。 05F4以上の値は+50セントになります。
28〜33の値は-12〜-1に折返ります。 4D〜58の値は+1〜+12に折返りま す。
<付表2> MIDIパラメーター・チェンジ表(エフェクト1)
※ リバーブ、コーラス、バリエーション・タイプのナンバーは、エフェクトMIDIマップを参照してください。
アドレス(H) サイズ(H) データ(H) パラメーター 記述 初期値(H)
02 01 00 2 00〜7F リバーブ・タイプMSB エフェクトMIDIマップを参照 01(=ホール1)
0C 1 00〜7F リバーブ・リターン -∞dB…0dB…+6dB(0…64…127) 40
00〜7F リバーブ・タイプLSB 00:ベーシック・タイプ 00
02 01 40 2 00〜7F バリエーション・タイプMSB エフェクトMIDIマップ参照 00(エフェクトなし)
注意:ここでいうバリエーション・エフェクトとは、本機のパネルのエフェクトに相当します。
<付表3> MIDIパラメーター・チェンジ表(マルチパート)
アドレス(H) サイズ(H) データ(H) パラメーター 記述 初期値(H)
08 nn 11 1 00〜7F ドライレベル 0〜127 7F
<付表4> エフェクトMIDIマップ(リバーブ)
MSB LSB 00H 01H 02H 03H〜 00H エフェクトなし ← ← 01H ホール1 ホール2 ホール1 ← 02H ルーム1 ← 03H ステージ1
<付表5> エフェクトMIDIマップ(バリエーション)
MSB LSB 00H 01H 02H 03H〜 00H〜 07H エフェクトなし ← ← 41H コーラス1
9. システム・エクスクルーシブ・メッセージ  (デジタルピアノMIDI準拠)
[F0H]→[43H]→[73H]→[xxH]→[nnH]→[F7H]
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 43H :ヤマハ 73H :
 デジタルピアノID
3BH : nnH :サブステータス
 コントロール nn  内部クロック 02H  外部クロック 03H  バルクデータ
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
※ nn=02H,03Hの機種IDは、機種(3BH)の代わりに、ク
ラビノーバ共通ID(01H)がきても受け付けます。
1)シーケンスデータ・バルクダンプ・フォーマット
F0H,43H,73H nnH : 06H :バルクID 05H
0xH,0xH,0xH,0xH
[バルクデータ] :low,high.....low,High
[チェックサム(1バイト)]=0−sum(バルクデータ)
F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
00〜7F バリエーション・タイプLSB 00:ベーシック・タイプ 00
10. システム・エクスクルーシブ・メッセージ  (特殊操作子)
[F0H]→[43H]→[73H]→[xxH]→[11H]→[0nH]→ [ccH]→[vvH]→[F7H]
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 43H :ヤマハ 73H :
 デジタルピアノID
3BH : 11H :SK特殊操作子 0nH :
コントロールMIDIチェンジ(n=特殊操作子チャンネルNo.) cc :コントロールNo. dd :値 F7H :エンド・オブ・ エクスクルーシブ
コントロール 0nH ccH dd メトロノーム 常に00H 1BH 00H:オフ
06H(06Hの後にバルクデータが続く)
機種ID(42H)
シーケンスデータバルクダンプ・フォーマット
:データ長=xxxxバイト
チャンネル・デチューン
ボイス・リザーブ Ch:00〜0FH 45H 00H:リザーブ・オフ
*1 リザーブ・オンの間に受信したボリューム、エク
スプレッションは次のキー・オン時から有効にな ります。通常はリザーブ・オフです。
Ch:00〜0FH 43H(Chごとのデチューン
01H:--­02H:2/4 03H:3/4 04H:4/4 05H:5/4 06H:6/4 7FH:ビートなし
量を設定する)
00H〜7FH
7FH:オン*1
11. システム・エクスクルーシブ ・メッセージ  (その他)
[F0H]→[43H]→[1nH]→[27H]→[30H]→[00H]→ [00H]→[mmH]→[¬¬H]→[ccH]→[F7H]
※ マスター・チューニング(XGと後着優先)で、全チャ
ンネルの音程を一度に変えられるメッセージです。
F0H :エクスクルーシブ・ステータス 43H :ヤマハ 1nH :n=送信時は常に0、受信時は0〜F 27H :TG100の機種ID 30H :サブID 00H : 00H : mmH :マスター・チューニングMSB
¬¬
H :マスター・チューニングLSB ccH :ccはなんでもよい。(7FH以下) F7H :エンド・オブ・エクスクルーシブ
YDP-301 MIDIデータフォーマット
45

YDP-301 MIDIインプリメンテーションチャート

46

別売品のご紹介

ディスクオーケストラユニットDOU-10
¥69,000(税別価格)
音源を備えた、16トラ ックのシーケンサー(録音/再生機器) です。YDP-301と接 続して、「ピアノア ンサ ン ブル」(右記参 照)を再生した り、YDP-301にない多彩な音色で演奏/録音
したりするのに最適です。
ミュージックデータプレーヤーMDP10(伴奏くん)
¥58,000(税別価格)
主なディスクソフ トのご紹介
ピアノアンサンブル
ピアノとバッ クバン ド/オー ケストラのアンサンブルソ フトで
す。鑑賞はもちろん、バックバンド/オーケストラパートをバック
に、ピアノ パートをご自身で演奏して楽しむこともできます。
楽譜付きです。
ピアノソフト
内外の一流ピアニストの演奏が収録されたソフトで す。クラ
シック、ジ ャズ、ポピュラーなどの多彩なジャ ンル、豊富な曲
数の中から選べます。(一部YDP-301ではご利用いただけな いタイトルもあります。 )
ミューマ
Mumaについて
ミューマ
Mumaとは、ヤマハ独自の音楽データ店頭販売システムで す。店頭に設置されているMuma専用コンピューターで、音 楽データをアルバム単位または自由選曲方式でお選びいた
だき、専用フロッピーディス クに収録してご購入いただけま
す。ピア ノソ フトの 多く を含む豊富な音楽データが取り揃えら れています。
ミューマ
スピーカー一体型の、ミュージッ クデータ再生専用モジュー
ルです。「ピアノアンサンブル」や「ピアノ ソフ ト」をは じめと
した幅広い種類のディスクソフ ト を簡単操作で再生できま
す。
・ 上記のソフトについて詳しくは、ソフ トカ タ ログをご覧く ださ
い。
YDP-301 別売品のご紹介
47
仕様
鍵盤 88鍵(A-1〜C7) 音源 AWMステレオサンプリング 最大同時発音数 最大32音
音色 ピアノ、エレクトリックピアノ1、エレクトリックピアノ2、エレクトリックピアノ3、
ハープシコード、パイプオルガン1、パイプオルガン2、各音色バリエーション
効果 リバーブ(ルーム/ホール1/ホール2/ステージ)、エフェクト
コントロール デュアル、メトロノーム、トランスポーズ、タッチ(ハード/ミディアム/ソフト/フィックス)、
各種ファンクション
レコーダー 録音/再生、テンポ
ペダル ダンパー、ソステヌート、ソフト デモ デモ曲7曲、ピアノ曲30曲
付属端子 AUX出力端子(R、L/L+R):出力インピーダンス600Ω、
AUX入力端子(R、L):入力インピーダンス10kΩ/入力感度-10dBm、 ヘッドフォン端子×2、TOHOST端子、MIDI(IN、OUT)
メインアンプ 40W(20W×2)
スピーカー 14cm×2 定格電源 AC100V、50/60HZ
消費電力 35W 寸法[間口×奥行き×高さ] 1393mm×525mm×863mm
(  )内は譜面立てを立てた場合 (1393mm×525mm×1038mm)
重量 64.0kg 装備 キーカバー、譜面立て 付属品 高低自在イス、ヘッドフォン、保証書、ご愛用者カード、取扱説明書(本書)
・仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
48
YDP-301 仕様

YDP-301 の 組 み立て方

・ 部品をまちがえたり、 向きをま ちがえ ないように注意して 、手順 どお りに組み立てて ください。 ・ 組み立ては、必ず2人以上で行ってください。 ・ ネジは指定のサイズ以外のものは使用 しないで くださ い。サイズの違うネジを使用すると 、製品の破損や故障の原因とな
る場合があります。 ・ ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないよう 増し締めを行 っ て確実に固定してください。 ・ 解体するときは、組み立てと逆の手順で行ってください。
+(プラス)のドライバーを用意します。
1
すべての部品を取り出します。部品がすべて
2
そろっているか確かめてください。
ネジセット VU49110
長いネジ(頭丸)×4 ① (6×35mm)
短いネジ(頭平)×4 ② (6×16mm)
細いネジ(頭丸)×2 ③ (4×16mm)
本体(A
先のとがったネジ×4 ④ (4×20mm)
コードクランプ×2 ⑥
)
下板(E)を固定します。
3
(2)下板(E)の端を、右板
(C)、左板(B)にぴったり
合わせて置く。
(3)長いネジ(頭丸)①で
固定する。
(1)下板(E)の底面に束ねてあるペダル
コー ドをほどく。
(外したビニールひもは、手順[7]で使
用します 。 )
裏板(D)を固定します。
4
(2)上側を、細いネジ
(頭丸)③で固 定
する
左板(B
)
電源コード(F
)
裏板(D
)
下板(E
)
裏側にペダルコードが 束ねてあります。
右板(C
)
R
(1)裏板(D)の下側を足
のふちに乗せてか
ら、上側をはめる。
L
(3)下側を、先 のとがった
ネジ④で固定する
YDP-301 YDP-301の組み立て方
49
×
本体(A)をのせます。
5
指をはさんだ り 、本体を落としたりしないよう 、 十分ご注意ください。
指定した位置以外を持たないでください。
コー ドを接続します。
7
(1)ペダルコードのプラグ
を、つめが背面側にくる
向きで差し込む。
15cm以上
R
本体(A)を固定します。
6
(2)背面から、短いネジ
(頭平)②で固 定す
る。
必ずここ(本体底面の端から15cm以上 内側)を持ってのせる。
(1)前面から見て、本 体 の 張り出し部分が
左右均等になるように調整する。
L
(3)ペダルコードを、
ビニールひもで 束ねる。
(2)コードクランプ
⑥を図の位置 に貼り付け 、ペ ダルコードを固
定する。
アジャスターを回します。
8
ACINLET
ACINLET
(4)電源コード(F)
のプラグを差 し 込む。
(3)前面から、短いネジ
(頭平)②で固 定す
る。
■ 組み立て後、必ず以下のチェックをしてください。
・ 部品が余っていませんか?
→組み立て手順を再確認してください。
・ 部屋のドア等がYDP-301にあたりませんか?
→YDP-301を移動してください。
・ YDP-301をゆすると、ガタガタ し ま せんか ?
→ネジを確実に締めてください。
・ ペダルを踏むと、下板がガタガタしませんか?
アジャスターを回して床にぴったりつけてください。
・ ペダルコード、電源コー ドのプラグが、確実に本体に
差し込まれていますか? →確認してください。
・ 使用中に本体がきしむ、横振れする、グラつく等の症
状がでたら、組み立て図にしたがって各部のネジを 締め直してく ださい。
アジャスタ ー を回して、床にぴったり つける。
組み立て後、本体を移動するときは、必ず本体の底面を 持って ください。
天板やキーカバーを持たないでください。本体が 破損したり、お客様がけがをしたりする原因にな り ます。
キーカバー
天板
×
YDP-301 YDP-301の組み立て方
50
索引
・ YDP-301取扱説明書の全体の流れを見たい場合は、P5「目次」をご覧ください。 ・ ボタンの名前から説明を捜したい場合は、P8〜P9「各部の名前」をご利用ください。 ・ ファンクション項目の説明を捜したい場合は、P27「 ファンクション一覧表」をご利用ください。
そのほかのキーワードか ら説明を捜 したい場合に、この「索引」をご利用く ださい。
・「*」印はそのページの欄外注に説明があるこ とを示しています。
記号・ABC順
の意味・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
の意味・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ALL(デモモード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 DOU-10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 MDP-10・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 MIDI ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35、39
ミューマ
Muma・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 rnd(デモモード)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
あいう えお順
音律 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 音量調節 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
キーカバー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
基本設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11、42
ご愛用者カード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
再生(曲の)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25〜26
小項目(ファンクション)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 ショートカット(F3.デュアルの諸設定)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 ショートカット(F4.メトロノームの諸設定)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31
初期値(録音データ)とは--- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24*
初期値(録音データ)の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 セットアップデータとは--- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 ソステヌートペダル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 ソフ トペダル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 ソングとは--- ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12*
大項目(ファンクション)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
端子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34〜35 ダンパーペダル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
ディスクオーケス トラユニットDOU-10 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
ディスプレイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
デモ曲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
デモ曲/ピアノ曲モード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12〜15
デュアルモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
電源 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
電源ランプ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
パーソナルコンピュ ータ ー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36〜37 ピアノ30曲 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14〜15 ピアノ30曲の練習方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ピアノアンサンブル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47 ピアノソフト ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47
左のペダル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
左ペダルスタート/ストップ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 ファンクションとは---・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ファンクションモード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27〜33
深さ(エフェク ト)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
深さ(リバーブ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
付属品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
部分練習(ピアノ30曲)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
譜面立て ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
ヘッドフォン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7
保証書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 まん中のペダル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
右のペダル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 モードとは---・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12* モードの相関 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12*、22*、25*、28*
録音モード ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22〜24
YDP-301 索引
51
メモ
52
YDP-301 メモ

保証とアフターサービス

サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い 上げ店、またはお近くのヤマハ電気音響製品 サービス拠点にご連絡ください。
● 保証書
本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販 売店印・お買い上げ日」などの記入をお確かめ のうえ、大切に保管してください。
● 保証期間
お買い上げ日から本体は1年間、ヘッドフォン は6ヵ月です。
● 保証期間中の修理
保証書記載内容に基づいて修理いたします。 詳しくは保証書をご覧ください。
● 保証期間経過後の修理
修理すれば使用できる場合は、ご希望により 有料にて修理させていただきます。 下記の部品については、使用時間により劣化 しやすいため、消耗に応じて部品の交換が必 要となります。消耗部品の交換は、お買い上 げ店またはヤマハ電気音響製品サービス拠点 へご相談ください。
消耗部品の例
ボリュームコントロール、スイッチ、ラン プ、リレー類、接続端子、鍵盤機構部品、鍵 盤接点など
● 補修用性能部品の最低保有期間
製品の機能を維持するために必要な部品の最 低保有期間は、製造打切後8年です。
● 修理のご依頼
異常があるときは、お買い上げの販売店、ま たは最寄りのヤマハ電気音響製品サービス拠 点へ修理をお申し付けください。
● 製品の状態は詳しく
修理をご依頼いただくときは、製品名、モデ ル名などとあわせて、故障の状態をできるだ け詳しくお知らせください。
◆ヤマハ電気音響製品サービス拠点
(修理受付および修理品お持込み窓口)
北海道サービスセンター 〒064-0810
仙台サービスセンター 〒984-0015 仙台市若林区卸町5-7
首都圏サービスセンター 〒211-0025 川崎市中原区木月1184
東京サービスステーション*
*お持ち込み修理のみお取り扱い)
浜松サービスセンター 〒435-0048 浜松市上西町911 ヤマハ㈱宮竹工場内
名古屋サービスセンター 〒454-0058 名古屋市中川区玉川町2-1-2
大阪サービスセンター 〒565-0803
四国サービスステーション
広島サービスセンター 〒731-0113 広島市安佐南区西原6-14-14
九州サービスセンター 〒812-8508 福岡市博多区博多駅前2-11-4
[本社]カスタマーサービス部
〒108-0074 東京都港区高輪2-17-11
〒760-0029 高松市丸亀町8-7 ㈱
〒435-0048 浜松市上西町911 ヤマハ㈱宮竹工場内
札幌市中央区南10条西1-1-50 ヤマハセンター内 TEL.011-512-6108
仙台卸商共同配送センター3F TEL.022-236-0249
TEL.044-434-3100
TEL.03-5488-6625
TEL.053-465-6711
ヤマハ㈱名古屋流通センター3F TEL.052-652-2230 吹田市新芦屋下1-16 ヤマハ㈱千里丘センター内 TEL.06-877-5262
ヤマハミュージック神戸高松店内
TEL.0878-22-3045
TEL.082-874-3787
TEL.092-472-2134
TEL.053-465-1158
◆デジタルピアノに関するお問い合わせ窓口
ポータブル楽器インフォメーションセンター
〒430-8650 
 ●受付日 月曜日〜金曜日(祝日およびセンターの休業日を除く)
 ●受付時間 10:00〜12:00/13:00〜17:00
北海道支店第二営業課 〒064-0810
仙台支店第二営業課 〒980-0804
東京支店第二営業部 〒108-0074 東京都港区高輪2-17-11       企画課 TEL.03-5488-5476
関東支店第二営業課 〒108-0074 東京都港区高輪2-17-11
名古屋支店第二営業課 〒460-8588 名古屋市中区錦1-18-28
大阪支店第二営業部 〒542-0081     第二営業課 TEL.06-252-7491
広島支店第二営業課 〒730-0031 広島市中区紙屋町1-1-18
九州支店第二営業課 〒812-8508 福岡市博多区博多駅前2-11-4
電子楽器営業部 〒108-0074 東京都港区高輪2-17-11  ポータブル楽器営業課 TEL.03-5488-6641
静岡県浜松市中沢町10-1 TEL.053-460-1696
札幌市中央区南10条西1-1-50 ヤマハセンター内 TEL.011-512-6113
仙台市青葉区大町2-2-10 住友生命仙台青葉通りビル TEL.022-222-6147
TEL.03-5488-1688
TEL.052-201-5199 大阪市中央区南船場3-12-9 心斎橋プラザビル東館
TEL.082-244-3749
TEL.092-472-2130
※住所および電話番号は変更になる場合があります。
◆インターネットホームページのご案内
製品等に関する情報をホームページ上でご案内しております。ご参照ください。 ・ヤマハ株式会社のホームページ http://www.yamaha.co.jp/
YDP-301 保証とアフターサービス
53
M.D.G.,EMIDivisionCYamahaCorporation1997
VZ71380709APAP15.2-01A0PrintedinJapan
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