Yamaha YDP-164, YDP-144, YDP-S54 operating instructions

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ARIUS YDP-164 YDP-144 YDP-554

ご使用の前に必ず4~8ページの「安全上のご注意」 をお読みください。 組み立て説明については巻末をご参照ください。

JA

基本編

応用編

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このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 この楽器は、高品位な音とタッチで演奏をお楽しみいただける電子ピアノです。 この楽器に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、 本書をよくお読みになってからご使用ください。

また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願いします。

取扱説明書について

この楽器には、以下の説明書が用意されています。

冊子マニュアル

  • 取扱説明書(本書) この楽器の機能や使い方を説明しています。
  • クイックオペレーションガイド(別紙) ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の一覧表です。
電子マニュアル(PDF)

🔤 スマートデバイス接続マニュアル

スマートフォンやタブレット端末などと接続する方 法を説明しています。iOS用とAndroid用があります ので、お使いのデバイスに合わせてご覧ください。

コンピューターとつなぐ この楽器とコンピューターを接続する方法や、MIDI データを送受信する方法などを説明しています。

MIDIリファレンス この楽器のMIDIに関する資料を掲載しています。

MIDI入門 MIDIについての基礎知識を説明しています。

上記のマニュアルは、ヤマハの下記ウェブサイトからご覧 いただけます。

サポート・お問い合わせ https://jp.yamaha.com/support/

付属品(お確かめください)

□ 取扱説明書(本書)×1 □ クイックオペレーションガイド×1 □ クラシック名曲50選(楽譜集)×1 □ 電源アダプター×1 □ 電源コード×1 (YDP-164、YDP-S54のみ) □ ヘッドフォン×1 (YDP-164、YDP-144のみ) □ イス×1 (YDP-164、YDP-144のみ) □ 保証書×1 □ 製品登録のご案内×1

スマートデバイスアプリ 「スマートピアニスト」

「スマートピアニスト」(無料)を使うと、スマートデバイス で音色選択やメトロノームなどを直感的に操作したり、譜 面を表示したりできます。詳しくは、下記ウェブサイトの 「スマートピアニスト」のページでご確認ください。

https://jp.yamaha.com/kbdapps/

楽器とスマートデバイスの接続については、「スマートピア ニスト」の接続ウィザードで、使用環境に応じた接続方法 を確認できます。接続ウィザードを開始するには、「スマー トピアニスト」の画面左上の「■」(メニュー)をタップ してメニュー画面を開き、「楽器」→「接続ウィザードを開 始する」を順にタップします。

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目次

取扱説明書について 2
付属品(お確かめください) 2
安全上のご注意 4
各部の名称と機能 10

基本編

ご使用前の準備 12
キーカバーを開ける/閉める
(YDP-164, YDP-144)
12
譜面立てを使う(YDP-164, YDP-144) 12
キーカバーと譜面立てについて(YDP-S54) 13
電源を入れる/切る 14
オートパワーオフ機能 15
ヘッドフォンを使う 15

ピアノとして演奏する......16

インテリジェント・アコースティック・
コントロール(IAC)を使う 16
ペダルを使う 17
ダンパーレゾナンスをオン/オフする 17
鍵盤の操作音をオン/オフする
鍵盤のタッチ感度を変える
メトロノームを使う

応用編

音色を楽しむ .20
音色を選ぶ 20
デモ曲を聞く 21
音に残響を付ける(リバーブ) 22
キー (調)を変える(トランスポーズ) 23
音の高さを微調整する(チューニング) 23
2つの音色を重ねる(デュアル) 24
二人で一緒に弾く(デュオ) 25

ソング再生と練習......26

クラシック名曲50選(プリセットソング)を聞く. 26
コンピューターから読み込んだ曲を聞く 26
パートを指定して片手練習する 27
最初の発音からすぐにスタートする
(クイックプレイ) 27
演奏を録音する 28
演奏を録音する . 28
録音済みのユーザーソングの設定を変える . 29
録音した演奏を消去する . 29
コンピューターやスマートデバイスと 使う 30

スマートデバイスアプリを使う....................................

データのバックアップと初期化......31

電源を切ったときに記憶されるデータ 31
ユーザーソングデータをコンピューターに
保存する 31
初期化(イニシャライズ)する 31
楽器のバージョンを確認する 31

資料

困う t レキ 1+ 20
とし 120 こさ ld JC
組み立て方 33
組み立て時の注意 33
YDP-164、YDP-144の組み立て方 .34
YDP-S54の組み立て方 37

  • 仕様......40
  • 索引....................................

クラシック名曲50選

(プリセットソング)一覧......43

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安全上のご注意

ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。

ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。

お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。

■ 記号表示について

この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。

「ご注意ください」という注意喚起を示します。
◇ ③ ⑧ ⑧ ~しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。

■「警告」と「注意」について

以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。

電源アダプターについて

製品は電源コンセントの近くに設置する。

電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、異常を 感じた場合にはすぐに製品の電源スイッチを切り、 電源プラグをコンセントから抜いてください。また、 電源スイッチを切った状態でも微電流が流れていま す。この製品を長時間使用しないときは、必ず電源プ ラグをコンセントから抜いてください。

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楽器本体について

▲ 警告

電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感雷や火災のおそれがあります。

電源アダプターは、必ず指定のもの(40ペー ジ)を使用する。 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。

(YDP-164, YDP-S54) 電源コード/プラグ は、必ず付属のものを使用する。また、付属の 電源コードをほかの製品に使用しない。 故障、発熱、火災などの原因になります。

ALLBER

分解禁止

この製品の内部を開けたり、内部の部品を分 解したり改造したりしない。 感電や火災、けが、または故障の原因になります。

水に注意

本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったもの を置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。

内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故障の原因になります。入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。

ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。

火に注意

本体の上にろうそくなど火気のあるものを 置かない。 ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になりま

異常に気づいたら

下記のような異常が発生した場合、すぐに電 源スイッチを切り、電源プラグをコンセント から抜く。

  • ·電源コード/プラグがいたんだ場合
  • ・製品から異常なにおいや煙が出た場合
  • ・製品の内部に異物が入った場合
  • ・使用中に音が出なくなった場合

そのまま使用を続けると、感電や火災、または故障の おそれがあります。至急、お買い上げの販売店または 巻末のヤマハ修理ご相談センターに点検をご依頼く ださい。

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▲ 注意

たこ足配線をしない。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 1000000000000000000000000000000000000

電源プラグを抜くときは、電源コードを持た 市に、必ず電源プラグを持って引き抜く。 電源コードが破損して、感雷や火災の原因になる? 必ず事行 とがあります。

長期間使用しないときや落雷のおそれがある ときは、必ずコンセントから電源プラグを抜 <.

感電や火災、故障の原因になることがあります。

組み立て

本書の組み立て方の説明をよく読み、手順 どおりに組み立てる。 手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損し たりお客様がけがをしたりする原因になります。

(YDP-S54) 転倒防止用金具は、必ず取りつ ける(37ページ)。

本体が転倒して故障したり、お客様やほかの方々が けがをしたりする原因になります。

不安定な場所に置かない。

本体が転倒して故障したり、お客様やほかの方々が 「本体が転回して政権したり、の者」

この製品を持ち運びする場合は、必ず2人以 上で行なう。

この製品を1人で毎理に持ち上げると、腰を痛めた り、この製品が落下して破損したり、お客様やほかの 方々がけがをしたりする原因になります。

本体を移動するときは、必ず電源コードなど の接続ケーブルをすべて外した上で行なう。 コードをいためたり、お客様やほかの方々が転倒し たりするおそれがあります。

この製品を電源コンセントの近くに設置する。 電源プラグに容易に手が届く位置に設置し、 異常を 感じた場合にはすぐに電源スイッチを切り、電源プ ラグをコンヤントから抜いてください。また、雷源ス イッチを切った状態でも微電流が流れています。こ の製品を長時間使用しないときは、必ず電源プラグ をコンセントから抜いてください。

すべての機器の雷源を切った上で、ほかの機 器と接続する。また、電源を入れたり切ったり する前に、機器のボリュームを最小にする。 感電、聴力障害または機器の損傷の原因になります。

演奏を始める前に機器のボリュームを最小に し、演奏しながら徐々にボリュームを上げて、 適切な音量にする。

聴力障害または機器の損傷の原因になります。

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取り扱い

キーカバーや本体のすき間に手や指を入れない。また、キーカバーで指などをはさまないように注意する。 お客様がけがをするおそれがあります。

キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属 や紙片などの異物を入れない。 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因になる

イス (YDP-164, YDP-144)

不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様やほかの方々がけがをする

原因になります。

イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしな

くしてい。 イスが頼 する原因

い。 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを

イズが転倒したりこわれたりして、の客様がりか する原因になります。

イスには二人以上ですわらない。

イスのネジを定期的に締め直す。

イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因になります。

高低自在イスの場合、イスにすわったままで イスの高さを調節しない。

高低調節機構に無理な力が加わり、高低調節機構が こわれたりお客様がけがをしたりする原因になりま す。

イスを長期間使用すると、イスのネジがゆるみ、お客 様がけがをする原因になります。ネジがゆるんだ場 合は、工具で締め直してください。

小さなお子様の後方への転倒に注意する。

背もたれがないため、後方へ転倒してけがをするお それがあります。

● データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了承ください。

● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。

使用後は、必ず電源を切りましょう。

[ゆ](スタンバイ / オン)スイッチを切った状態(電源ランプが消えている)でも微電流が流れています。[ゆ](スタンバイ / オン)スイッチが切れているときの消費電力は、最小限の値で設計されています。この製品を長時間使用しないときは必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。

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注記(ご使用上の注意)

製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下 の内容をお守りください。

■ 製品の取り扱いに関する注意

  • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の 近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラ ジオなどに雑音が生じる原因になります。iPad、iPhone、 iPod touchのアブリケーションと一緒に使用する場合は、 通信によるノイズを避けるためiPad、iPhone、iPod touchの機内モードをオンにしてお使いいただくことをお すすめします。
  • ・直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする原因になります(5℃~40℃の範囲で動作することを確認しています)。
  • 本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品など を置かないでください。本体のパネルや鍵盤が変色/変質 する原因になります。
  • イスの脚で床やたたみを傷つけないよう注意してご使用く ださい。イスの下にマットを敷くなどして、床やたたみを 保護されることをおすすめします。
■ 製品のお手入れに関する注意

  • 手入れするときは、乾いた柔らかい布、または水を含ませた柔らかい布を固くしぼってご使用ください。鍵盤の頑固な汚れには「ヤマハ鍵盤クリーナー」をお使いください。 ベンジンやシンナー、アルコール、洗剤、化学ぞうきんなどを使用すると、変色/変質する原因になりますので、使用しないでください。
  • ・極端に温湿度が変化すると、本体表面に水滴がつく(結露する)ことがあります。水滴をそのまま放置すると、木部が水分を吸収して変形する原因になります。水滴がついた場合は、柔らかい布ですぐに拭きとってください。

ペダルは一般的なアコースティックピアノ同様経年変化に よって変色することがあります。その際はピアノ用コンパ ウンドを楽器店などでお買い求めいただき、使用上の注意 をよくご確認のうえご使用ください。

■ データの保存に関する注意

この楽器の一部のデータ(31ページ)は自動的に保存され、 電源を切っても消えません。ただし保存されたデータは故 障や誤操作などのために失われることがあります。大切な データは、コンピューターなどの外部機器に保存してくだ さい。

この製品は、高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 に適 合しています。

機種名(品番)、製造番号(シリアルナンバー)、電源条件などの情報は、 製品の底面にある銘板または銘板付近に表示されています。製品を紛失した 場合などでもご自身のものを特定していただけるよう、機種名と製造番号に ついては以下の欄にご記入のうえ、大切に保管していただくことをおすすめ します。

機種名

製造番号

(bottom_ja_02)

銘板は、製品の底面にあります。

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お知らせ

■ データの著作権に関するお願い

  • ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている 音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作 権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製 または転用することを禁じられています。ご使用時には、 著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いしま す。
  • ・この製品に内蔵または同梱されたコンテンツは、ヤマハ(株) が著作権を有する、またはヤマハ(株)が第三者から使用許 諾を受けている著作物です。製品に内蔵または同梱された コンテンツそのものを取り出し、もしくは酷似した形態で 記録/録音して配布することについては、著作権法等に基 づき、許されていません。
    • **上記コンテンツとは、コンピュータープログラム、伴奏 スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記 録データ、楽譜や楽譜データなどを含みます。
    • ※上記コンテンツを使用して音楽制作や演奏を行ない、それらを録音や配布することについては、ヤマハ(株)の許諾は必要ありません。
■ 製品に搭載されている機能/データに関す るお知らせ

内蔵曲は、曲の長さやイメージが原曲と異なる場合があります。

■ 取扱説明書の記載内容に関するお知らせ

  • この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作 説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる 場合があります。
  • お買い上げの品番の末尾は、「B」「WH」などアルファ ベットが記載されています。これは、「B」が「ブラック ウッド調仕上げ」、「WH」が「ホワイトウッド調仕上げ」 など仕上げの情報を表しています。この取扱説明書では、 品番の末尾の仕上げの情報は省略しています。
  • ・Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国および その他の国における登録商標です。
  • iPhone、iPad、iPod touchは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
  • AndroidはGoogle Inc.の商標です。
  • ・MIDIは社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
  • その他、本書に記載されている会社名および商品名等は、 各社の登録商標または商標です。
■ 調律について

・調律の必要はありません。電源を入れるといつでも正しい ピッチ(音の高さ)でお使いいただけます。

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各部の名称と機能

YDP-S54

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  • [0] (スタンバイ/オン)スイッチ......14ページ 電源のオン/スタンバイを切り替えます。
  • (MASTER VOLUME)つまみ 楽器全体の音量を調節します。

∕∕∖注意

大きな音量で長時間使用しないでください。聴覚障害の原 因になります。

  • ③ [DEMO/SONG]ボタン………………………………………………………………………………………………
  • 『PIANO/VOICE]ボタン………20、22、24ページ [CFXグランド]をはじめとした音色を選択したり、 2つの音色を重ねて使うために選択したりできます。
  • ⑤ [METRONOME]ボタン....................................
  • [+R]、[-L]ボタン ...... 19、20、26、27ページ ・ 音色を順次選択します。
    • ソング再生中は、ソングを順次選択したり、[PLAY] ボタンを押したまま右手パート、左手パートを個別 にオン/オフします。
    • メトロノーム再生中は、テンポを増減します。
  • 「REC]ボタン....................................
  • ③ [PLAY]ボタン....................................
  • 『FUNCTION』………………………………………………………………………………………………

  • アナーズ [PHONES]端子......15ページ ヘッドフォンを接続します。
  • ① [USB TO HOST]端子....................................
  • ⑦ DC IN端子....................................
  • ITO PEDAL]端子....................................
  • ペダル………………………………………………………………………………………………
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基本編

ご使用前の準備

キーカバーを開ける/閉める (YDP-164, YDP-144)

開けるとき

少し持ち上げて、奥へ押し込みます。

閉めるとき

手前に引いて、静かに降ろします。

⚠注意

  • キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で 手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお 子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまな いようご注意ください。
  • キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、発火や故障などの原因になります。

譜面立てを使う (YDP-164, YDP-144)

立てるとき

  • 1. 譜面立てを、止まる位置まで手前に起こします。
  • 2. 譜面立て裏にある左右2つの金具を下ろします。
  • 3. 金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。

(YDP-164) 譜面止めを使うと、譜面立てに置いた楽譜の ページを固定できます。

⚠注意

金具が固定されていない位置で譜面立てを使用したり、放置し たりしないでください。また、譜面立てを立てたり倒したりす るときは、途中で手を離さないでください。

倒すとき

(YDP-164) 譜面止めを使っている場合は、譜面止めを下 ろしてから、以下の手順で譜面立てを倒します。

  • 1. 譜面立てを、止まる位置まで手前に起こします。
  • 2. 譜面立て裏にある左右2つの金具を上げます。
  • 3. 譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
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キーカバーと譜面立てについて (YDP-S54)

⚠注意

キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で手 を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお子様 などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまないよう ご注意ください。

キーカバーを開ける

  • 1. 手前のくぼみに手をかけ両手でカバー をゆっくりと持ち上げます。
  • 2. キーカバーの上側の部分を手前に倒します。

3. 譜面立てを手前に倒します。

キーカバーを閉める

  • 1. 譜面立てをキーカバー側に戻します。
  • 2. キーカバー上側の部分を下から持ち上 げ手前に立てます。
  • 3. キーカバーを持って手前にゆっくりと 倒します。

キーカバーには「ソフトランディング」機構が付い ており、キーカバーがゆっくり閉まるようになって います。

注記

**** 譜面立ては必ずキーカバー側に戻してからキーカバーを 閉めてください。キーカバー上側部分は、手前に立てて からキーカバーを閉めてください。

手や指をはさまないように注意してください。

⚠注意

ーー キーカバーを閉めるときは無理な力を加えないでください。 閉めるときにキーカバーに無理な力を加えると「ソフトラン ディング」機構が破損し、手指を挟んでけがをするおそれがあ ります。

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⚠警告

電源アダプターは、必ず指定のもの(40ページ)をご使用ください。異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、火災 などの原因になります。このような場合は、保証期間内でも保 証いたしかねることがございますので、十分にご注意ください。

⚠注意

本体はコンセントの近くに設置し、異常を感じた場合にはすぐ に電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。

NOTE

電源アダプターを外すときは、電源を切ってから、逆の手順で行なってく ださい。

プラグ部分が外れるタイプの電源アダプター の場合

電源アダブターのブラグは 外さないでください。外れ てしまった場合は、内部の 金属部分に手を触れないよ うに注意して、カチッと音 がするまで完全に差し込ん でください。

∕≜警告

電源アダプターは、必ずプラグを装着した状態で使用、または保管してください。プラグ部分だけをコンセントに差し込むと、感電や火災の原因になります。

ブラグを取り付ける際、内部の金具部分は触らないでください。また異物が入らないようご注意ください。感電やショート、故障の原因になります。

電源ランプ

電源を切り忘れてキーカバーを閉めてしまった場合、電源 ランプの点灯により、電源が入ったままであることを知ら せてくれます。

電源を切るときは、もう一度[ ](スタンバイ/オン)スイッチを1秒以上押して指を離します。電源ランプが消灯します。

⚠注意

電源を切った状態でも微電流が流れています。この楽器を長時 間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコンセン トから電源ブラグを抜いてください。

注記

電源を入れてから、楽器が完全に起動するまで、楽器を操作(鍵 盤やボタンを押す、ペダルを踏むなど)しないでください。楽器 が誤動作する原因になります。

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オートパワーオフ機能

この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能を搭載しています。これは、本体が30分操作されないと自動的に電源が切れる機能です。

オートパワーオフ機能の簡単解除

いったん楽器の電源を切ります。 A-1(左端の鍵盤)を押したまま[ ](スタンバイ/オン)ス イッチを押して電源を入れます。[REC]ランプが3回点滅 し、オートパワーオフ機能が無効になります。

オートパワーオフ機能の有効/無効を切 り替える

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押した ままA#0 (有効)またはA0 (無効)の鍵盤を押します。

この楽器には[PHONES] 端子が2つありますので、 ヘッドフォンを2本接続 して2人で演奏を楽しめ ます。 初期設定では、どちらか

の[PHONES]端子に ヘッドフォンを接続する と、自動的にスピーカー から音が出なくなります。

▲注意 大きな音量で長時間ヘッド フォンを使用しないでくだ さい。聴覚障害の原因にな ります。

スピーカーのオン/オフの設定

楽器本体のスピーカーから音を出す(オン)、出さない(オフ) を設定できます。

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押した ままD6~E6の鍵盤を押します。

オフ)| 石端の顕 F6(ノーマル)

オフ
(D6鍵盤)
常にスピーカーから音が出ません。
オン ヘッドフォンが接続されていても、常にひ
(D#6鍵盤) カーから音が出ます。
ノーマル ヘッドフォンが接続されると、スピーカー;
(E6鍵盤) 音が出なくなります(初期設定)。
ヘッドフォンハンガー (YDP-164のみ)

YDP-164では、ヘッドフォンハンガーにヘッドフォンを かけることができます。ヘッドフォンハンガーの取り付け 方法は、36ページをご参照ください。 YDP-144、YDP-S54には、ヘッドフォンハンガーを取

り付けることができません。

注記

ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないで ください。本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合が あります。

音の距離感を再現する (ステレオフォニックオプティマイザー)

ステレオフォニックオプティマイザーは、ヘッドフォンの 音に対して、アコースティックピアノの前に座って弾いて いるかのような音の広がりを再現する機能です。通常、 ヘッドフォンでは、音が耳のすぐそばで鳴っているように 聞こえますが、この機能がオンの場合は、ピアノ本体から 音が鳴っているような自然な距離感を得られます。

初期設定: オン

[PIĂNO/VOICE]ボタンを押したまま、F#3鍵盤を押すと オン、F3鍵盤を押すとオフになります。

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ピアノとして演奏する

インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)を使う

インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)とは、楽器の全体音量の大小に応 じて、自動的に音質を補正する機能です。音量が小さい場合でも、低音や高音がしっかりと 聞こえるようになります。IACは、この楽器のスピーカーからの出力音のみに有効です。

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、C2鍵盤を押します。

IACのかかり具合を調整する

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、D2 (1ずつ下げる)または E2 (1ずつ上げる)鍵盤を押して補正のかかり具合を調整します。

IACのかかり具合の値が大きいほど、音量が小さいときの低音や高音が、よりしっかりと聞こ えるように補正されます。

設定範囲: -3 ~+3

初期設定:

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ペダルを使う

右のペダル(ダンパーペダル)

このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾いた 音は長く響きます。この楽器のダンパーペダルはハーフペ ダル機能に対応しています。

ここでダンパーペダルを踏むと とき押さえていた鍵盤とそのあと弾い た音すべてが長く響く。

まん中のペダル(ソステヌートペダル)

このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、 鍵盤から指を離しても長く響かせることができます。ペダ 山を踏んだあとに弾いた音には効果はかかりません。

______ こでソステヌートペダルを踏むと こことシステメートハダルを踏むと、 このとき拥さえていた鍵盤の音だけが

左のペダル(ソフトペダル)

このペダルを踏んでいる間、ペダルを踏んだあとに弾いた音量をわずかに下げ、音の響きを 柔らかくします。ペダルを踏む前に押さえていた鍵盤の音には効果はかかりません。

ダンパーレゾナンスをオン/オフする

ダンパーレゾナンスがオンの状態でダンパーペダルを踏むと、ダンパーの残響音が付加され、ピアノのダンパーペダルを踏ん だときに近い効果が得られます。初期設定ではオンになっています。ダンパーレゾナンスの効果は、ピアノの音色(20ページ) のみにかかります。

ダンパーレゾナンスをオンにする

「PIANO/VOICEIボタンを押したまま、C#3鍵盤を押します。

ダンパーレゾナンスをオフにする

[PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、C3鍵盤を押します。

初期設定

NOTE

ダンパーペダルが効かない場合、 ペダルコードのプラグが [TO PEDAL]端子に差し込まれて いないと思われます。確実に差し込

んでください(39ページの手順6)。

ハーフペダル機能とは

ペダルの踏み加減で音の伸び具合が 調節できる機能です。

ペダルを踏みこむほど音が長く伸び ます。ペダルを踏んで音が響きすぎ たとき、踏み込んだ状態からペダル を少し戻して音の響きを抑える(音 の濁りを減らす)ことができます。

NOTE

オルガンやストリングスの音色で は、ソステヌートペダルを踏むと、 音が減衰せず、踏んでいる間鳴り続 けます。

NOTE

ジャズオルガンの音色を選ぶとロー タリースピーカーの回転の速い/遅 いの切り替え、ビブラフォンの音色 を選ぶとビブラートのオン/オフ機 能の切り替えがソフトペダルを踏む ごとに行なえます。

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鍵盤の操作音をオン/オフする

ボタンと鍵盤を使って設定を変更したときに、操作音(クリック音、または「オン」「オフ」、テンポの入力数値の音声読み上げ) が鳴ります。この操作音を鳴らす(オン)、鳴らさない(オフ)を設定できます。

操作音をオンにする

「DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、A#-1鍵盤を押します。

操作音をオフにする

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、A-1鍵盤を押します。

鍵盤のタッチ感度を変える

鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(タッチ感度)を、4種類の中から選びます (鍵盤自体の重さは変わりません)。

[PIÁNO/VŐICE]ボタンを押したままC6~D#6の鍵盤を押して、タッチ感度を設定します。

鍵盤 タッチ感度 説明
C6 ソフト 軽いタッチで大きい音が出ます。比較的音のつぶがそろいやすいタッチ
です。
C#6 ミディアム 標準的なタッチです。
D6 ハード 大きな音を出すためには、より強いタッチで弾いてください。
D#6 フィックス タッチの強弱にかかわらず一定の音量が出ます。
NOTE

初期設定

オルガンなど一部の音色では、タッ チによる音の強弱は付きません。

初期設定: C#6 (ミディアム)

18 YDP-164, YDP-144, YDP-S54 取扱説明書

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基本編

メトロノームを使う

この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご活用ください。

1. [METRONOME]ボタンを押すと、メトロノームが鳴り出します。

2. [METRONOME]ボタンを押すと、メトロノームは止まります。

メトロノームの設定

[METRONOME]ボタンを押したままグレーの鍵盤のどれかを押すことで、メトロノームの 定ができます。設定内容は下の説明をご覧ください。

現在のテンポの値を音声(英語)で読み上げる

[METRONOME]ボタンを押したままA-1鍵盤(左端の鍵盤)を押します。

拍子の設定

[METRONOME]ボタンを押したままC3~F3鍵盤のどれかを押します。 たとえば、3 (D3)に設定すると「チーンカチカチ」となります。 初期設定は拍子なし(C3)です。この場合すべての拍で「カチカチ」と鳴ります。

テンポの調節

メトロノームを5~280 (1分間の拍数)の範囲で設定できます。

・テンポを1ずつ上げる/下げる

[METRONOME] ボタンを押したまま[+R]または[-L]ボタンを押します。 メトロノームが鳴っているときは、[+R]または[-L]ボタンを押してテンポを1ずつ上 げたり下げたりできます。

  • テンポを10ずつ上げる/下げる [METRONOME]ボタンを押したままD2 (上げる)またはC2 (下げる)鍵盤を押します。
  • テンポを数値入力する [METRONOME]ボタンを押したままC1~A1鍵盤のどれかを押して、数字を設定します。2桁までの数値を入力して[METRONOME]ボタンから指を離すか、3桁の数値を入力すると、数値が確定します。
  • テンポを初期設定(120)に戻す [METRONOME]ボタンを押したまま、[+R]と[-L]ボタンを同時に押すか、C#2鍵盤を押します。メトロノームが鳴っているときは、[+R]と[-L]ボタンを同時に押すと、テンポを初期設定に戻せます。
音量の調節

[METRONOME]ボタンを押したままFO (1ずつ下げる)またはGO (1ずつ上げる)鍵盤を押し て音量を設定します。初期設定に戻すには[METRONOME]ボタンを押したままF#O鍵盤を 押します。

鍵盤 拍子
СЗ 0 (拍子なし)
C#3 2
D3 З
D#3 4
E3 5
F3 6
NOTE

テンポの数値入力では、入力した数 値を音声(英語)で読み上げます。 設定範囲外の数値が入力された場合 は操作が無効になります。

設定範囲:

初期設定:

7 (F♯(C))

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応用編

音色を楽しむ

音色を選ぶ

CFX グランドを選ぶには

[PIĂNO/VOICE]ボタンを1回押します。

ほかの音色を選ぶには

[PIANO/VOICE]ボタンを押したあと、[+R]または[-L]ボタンを押して、音色を順次切り替えます。

特定の音色を直接選ぶには

[PIANO/VOICE]ボタンを押したままC1~A1鍵盤のどれかを押します。各鍵盤に割り当てられた音色は、以下のリストをご参照ください。

音色リスト
鍵盤 音色名 音色紹介
Cl CFX グランド コンサートグランドピアノ CFXからサンプリングされたこの音色は、
弱いタッチから強いタッチまでのなめらかな音色変化が表現できます。
クラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。
C#1 メローグランド 温かみのあるソフトなピアノの音です。バラードの演奏に最適です。
Dl ポップグランド ブライトなピアノの音です。クリアに音を目立たせたい曲に最適です。
D#1 ステージエレピ 金属片をハンマーでたたいて発音させる電気ピアノの音です。弱く弾い
たときは柔らかく、強く弾くと芯のある音がします。
El DX エレピ FMシンセサイザーによる電子ピアノの音です。ポピュラー音楽に最適
です。
Fl ハープシコード バロック音楽でよく使われる楽器の音です。タッチによって音量は変わ
らず、鍵盤を離したときには独特の発音があります。
F#1 ビブラフォン 比較的柔らかなマレットでたたいたビブラフォンの音です。強く弾くほ
ど金属的な音になります。
G1 パイプオルガン パイプオルガンのプリンシパル系(金管楽器系)の混合音栓の音
(8フィート+4フィート+2フィート)です。バロック時代の教会音楽
の演奏に適しています。
G#1 ジャズオルガン 歯車回転式電気オルガンの音です。ジャズ、ロックなどの音楽でよく用
いられます。
A1 ストリングス ステレオサンプリングでリアルな響きがする大編成弦楽アンサンブルの
音です。ピアノとのデュアルでも楽しめます。
NOTE

音色の特徴をつかむには、音色ごと のデモ曲を聞いてみてください。 (21ページ)

NOTE

ボイス=音色(楽器音)

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デモ曲を聞く

この楽器には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。

1. [DEMO/SONG]ボタンを押します。

今選ばれている音色のデモ曲がスタートします。再生中は[PLAY]ボタンのランプが テンポに合わせて点滅します。デモ曲はストップするまで、選択した音色のデモ曲か らデモ曲リストの順に連続して再生されます。

再生中の曲変更

[+R]または[-L]ボタンを押すと、他のデモ曲へ順次切り替わります。 特定のデモ曲を選択するには、[DEMO/SONG]ボタンを押したままC1~A1鍵盤の どれかを押します。

[DEMO/SONG]または[PLAY]ボタンを押して、再生を ストップします。

[PLAY]ボタンのランプが消灯します。

デモ曲リスト
鍵盤 音色名 曲名 作曲者
C1 CFX グランド 組曲ゴイェスカス―恋するマホたち 第2部第7番
「エル・ペレレ(ゴヤ風な情景)」
E. グラナドス
C#1 メローグランド 子供の情景「見知らぬ国と人びと」op.15-1 R. シューマン
Dl ポップグランド オリジナル
D#1 ステージエレピ オリジナル
E1 DXIVピ オリジナル
F1 ハープシコード チェンバロ協奏曲 第7番 BWV 1058 J. S. バッハ
F#1 ビブラフォン オリジナル _
G1 パイプオルガン オルガン小曲集「神のひとり子なる主キリスト」
BWV 601
J. S. バッハ
G#1 ジャズオルガン オリジナル
A1 ストリングス オリジナル _

「オリジナル」は、ヤマハのオリジナル曲です。(◎ Yamaha Corporation) 「オリジナル」以外のデモ曲は、原曲から編集/抜粋されています。

NOTE

NOTE テンポの調節方法は、19ページを ご覧ください。

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音に残響を付ける(リバーブ)

この楽器にはいくつかのリバーブタイプが用意されており、コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響効果 をかけたり、その深さ(かかり具合)を変えることができます。リバーブタイプとその深さは、音色やソングを選択するだけで 最適なものが自動で呼び出されます。したがって、通常は設定の必要はありませんが、自由に変更できます。

リバーブタイプの設定

[PIANO/VOICE]ボタンを押したままC2~E2鍵盤のどれかを押します。

リバーブの深さを調節する

リバーブタイプリスト
鍵盤 リバーブの種類 説明
C2 リサイタルホール ピアノリサイタル向けの中規模ホールのクリアな響きになります。
C#2 コンサートホール オーケストラの公演が行なわれる、大きなホールの華やかな響きに
なります。
D2 サロン 室内楽に適した、宮廷内の広間の落ち着きのある響きになります。
D#2 クラブ ライブハウスやジャズクラブのメリハリのある響きになります。
E2 オフ リバーブはかかりません。
深さ(かかり具合)の調節

数値を上げるとリバーブが深くなり、下げるとリバーブが浅くなります。 [PIANO/VOICE]ボタンを押したままG2 (1ずつ下げる)またはA2 (1ずつ上げる)鍵盤を押し ます。

[PIANO/VOICE]ボタンを押したままG#2鍵盤を押すと、その音色に最適なリバーブの深さ (初期設定)に戻ります。

設定範囲:

NOTE

呼び出されます。

デュアル(24ページ)のときの

リバーブタイプは、音色の組み合わせによって最適なものが1つ自動で

深さ: 0 (効果なし)~20 (深さ最大)

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キー (調)を変える(トランスポーズ)

弾く鍵盤を変えずに ほかの楽器や歌う人の声の高さに坐き単位でキー (調)を合わせることができます。この機能をトランス ポーズといいます。

たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「八長調」の 弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。

キーを下げる

デモ [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、F#2 (-6)~B2 (-1) 鍵盤のどれかを押します。

キーを上げる

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、C#3 (+1)~F#3 (+6) 鍵盤のどれかを押します。

キーを標準に戻す

「DEMO/SONG1と「PIANO/VOICE1ボタンを同時に押したまま、C3鍵盤を押します。

トランスポーズは鍵盤演奏、ソング 再牛(26ページ)に有効ですが、そ れぞれ異なる数値に設定することは できません

NOTE

音の高さを微調整する(チューニング)

楽器全体の音の高さを微調整する機能です。ほかの楽器やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。

音の高さを上げる(約0.2 Hz単位)

「DFM0/S0NG1と[PIAN0/V0ICF1ボタンを同時に 押したまま、「+B1ボタンを押します。

音の高さを下げる(約0.2 Hz単位)

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に 押したまま、「-L]ボタンを押します。

Hz (ヘルツ)とは

音の高さを示す単位です。音の高さ は音波の振動数によって決まりま す。1秒間に何回振動するかという 数値の単位がHzです。

設定範囲: 414.8~466.8 Hz

初期設定:

ボタンを同時に押したまま、C#1鍵盤 を押します。

音の高さを442.0 Hzに設定

オス

音の高さを初期設定値(440.0 Hz)に 宦す

[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に 押したまま、「+R]と「-L]ボタンを同時に押します。 または、「DEMO/SONG1と「PIANO/VOICE」ボタン を同時に押したまま、Cl鍵盤を押します。

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2つの音色を重ねる(デュアル)

2種類の音色を重ねて鳴らすことができます。重ねて鳴らすことにより、厚みのある音を作り出せます。

1. デュアルモードに入ります。

[PIĂNO/VOICE]ボタンを押したまま、C1~A1鍵盤のうち2つの鍵盤を同時に(または、ひとつの鍵盤を押したままもう一方の鍵盤を)押して、重ねたい2つの音色を選びます。各鍵盤に割り当てられた音色は、「音色を選ぶ」(20ページ)をご参照ください。

上記の手順で選んだ2つの音色のうち、左側の鍵盤に割り当てられた音色が第1音色、 右側の鍵盤に割り当てられた音色が第2音色になります。第1音色と第2音色に同じ音 色を割り当てることはできません。

各音色のオクターブを上げる/下げる

下のイラストを参考に、[PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、F5~G5またはA5~ B5鍵盤のどれかを押します。例えば、[PIANO/VOICE]ボタンを押したままB5鍵盤を 2回押すと、第1音色が2オクターブ上がります。初期設定に戻すには、[PIANO/VOICE] ボタンを押したままA#5鍵盤(第1音色)またはF#5鍵盤(第2音色)を押します。

2音色の音量バランスをとる

[PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、C5 (1ずつ下げる)またはD5 (1ずつ上げる)鍵 盤を押します。 設定値が0のとき、両音色は初期設定の音量になります。設定値が+6に近づくほど第

1音色の音量が大きくなり、一6に近づくほど第2音色が大きくなります。

2. デュアルモードを抜けます。

[PIANO/VOICE]ボタンを押すとデュアルモードを抜け、通常の演奏状態に戻ります。

NOTE

デュアルとデュオ(25ページ)の機 能は同時には使えません。

設定範囲: -2~0~+2

設定範囲:

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二人で一緒に弾く(デュオ)

鍵盤を左右に分けて、同時に二人が同じ音域で演奏できます。1台の楽器で二人同時に演奏したり、二人並んで座り、一人が お手本を弾き、もう一人がそれを見ながら練習する、といった使い方ができます。

1. [PIĂNO/VOICE]ボタンを押したまま、[+R]と[-L]ボタンを NOTE 「時に押します。

E3が鍵盤の境目(スプリットポイント)となり、左奏者側と右奏者側に分かれます。

  • 右奏者側(第1音色)と左奏者側(第 2音色)で異なる音色は設定でき ません。
  • デュオのスプリットポイントは E3から変更できません。
  • デュオでは、リバーブ、ダンバー レゾナンス、ステレオフォニック オプティマイザーの効果はかかり ません。

2. 左側鍵域と右側鍵域に分かれて、2人で演奏しましょう。

左右の鍵域のオクターブを上げる/下げる

デュアルの「各音色のオクターブを上げる/下げる」(24ページ)と同じ操作です。 デュオの場合、左側鍵域が第2音色、右側鍵域が第1音色になります。

左右の鍵域の音量バランスをとる

デュアルの「2音色の音量バランスをとる」(24ページ)と同じ操作です。 設定値が+6に近づくほど右側鍵域の音量が大きくなり、-6に近づくほど左側鍵域が 大きくなります。

デュオ機能でのペダル効果

  • ・ダンパーペダル: 右側鍵域のダンパー効果
  • ・ソステヌートペダル: 左右両鍵域のダンパー効果
  • ・ソフトペダル: 左側鍵域のダンパー効果
3. デュオを解除するには、[PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、 [+R]と[-L]ボタンを同時に押します。

設定範囲:

設定範囲:

NOTE

左側で弾いている音は左のスピー カーから、右側で弾いている音は右 のスピーカーから出ます。 ヘッドフォン使用時も同様に、左側 で弾いている音は左(L)チャンネル から、右側で弾いている音は右(R) チャンネルから出ます。

NOTE

デュアルがオンの状態で、デュオに 入るとデュアルは解除されます。音 色は第1音色になります。

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ソング再生と練習

クラシック名曲50選(プリセットソング)を聞く

この楽器には、音色のデモ曲の他にクラシック名曲50選の演奏データが入っています。

1. 聞きたい曲の番号を調べます。

曲の番号は、クラシック名曲50選(プリセットソング)一覧(43ページ)、または付属の クイックオペレーションガイド、クラシック名曲50選(楽譜集)で確認できます。

2. [DEMO/SONG]ボタンを押したままC2~C#6鍵盤のどれか を押して、ピアノ曲の再生をスタートします。

C2~C#6鍵盤(以下参照)にはクラシック名曲50選が割り当てられています。

- 右端の鍵盤(C7)

再生中は[+R]、[-L]ボタンのランプが点灯し、[PLAY]ボタンのランプはテンポに合わせて点滅します。

再生をストップするまで、クラシック名曲50選(プリセットソング)が順に連続して再 生されます。

再生中に曲を切り替える

[+R]または[-L]ボタンを押します。

再生中にテンポを変更する

[METRONOME]ボタンを押したまま[+R]または[-L]ボタンを押して、1ずつテンポ 値を増減します。そのほかの方法は、メトロノームの場合(19ページ)と同じです。

曲の最初から再生する

曲の再生中、[+R]と[-L]ボタンを同時に押すと、曲の先頭から再生します。 曲の再生中、テンポを変更(上記)したあとで[+R]と[-L]ボタンを同時に押すと、その ままのテンポで曲の先頭から再生します。

[DEMO/SONG]または[PLAY]ボタンを押して、再生を ストップします。

[PLAY]、[+R]、[-L]ボタンのランプが消灯します。

コンピューターから読み込んだ曲を聞く

コンピューターからソングデータをこの楽器に10曲転送し、楽器で再生できます。コン ピューターからソングを転送する方法や、楽器での再生方法については、電子マニュアル (2ページ)の「コンピューターとつなぐ」をご覧ください。

コンピューターと送受信できるファイル

拡張子が.midのMIDIソングファイル(SMFフォーマット0、フォーマット1)

ソングとは

この楽器では、演奏データを総称し て「ソング」と呼んでいます。デモ 曲やクラシック名曲50選(プリセッ トソング)も演奏データです。

NOTE

クラシック名曲50選(プリセットソ ング)の再生に合わせて、鍵盤を弾 くことができます。その際、音色を 変えることもできます。

NOTE

クラシック名曲50選(プリセットソ ング)、音色のデモ曲、コンピュー ターから読み込んだソング(最大10 曲)は、各カテゴリー内で連続再生 します。

NOTE

[USB TO HOST]端子に接続した コンピューターからスタンダード MIDIファイル(SMFファイル)を転 送することで、ソングを追加できま す。詳細は電子マニュアル(2ペー ジ)「コンピューターとつなぐ」を ご覧ください。

NOTE

SMFフォーマットOや1のデータで も、この楽器が対応しないデータを 含む場合は、データどおりに再生で きません。この場合、再生チャンネ ルを変更すると、本来のソングに近 い音を再現できることがあります。 詳しくは電子マニュアル(2ページ) の「MIDIリファレンス」をご覧く ださい。

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パートを指定して片手練習する

音色のデモ曲(21ページ)))以のハングは パートでとに再生のオン/オフを設定できます。[+B]ボタンをオフにすれば右手の 練習が、[-L]ボタンをオフにすれば左手の練習ができます。

  • 1 プリセットソング(26ページ)またはユーザーソング(28ページ) を再生します。
  • 2. [PLAY]ボタンを押したまま、[+R]または[-L]ボタンを押し てオフにします。

「PLAYIボタンを押したまま、同じボタンを押すたびに再生のオン/オフが切り替わり ます。

再生中のパートのランプが 点灯します。

他の曲に切り替わると、両パートと もオンにリヤットされます。

NOTE

初期設定:

クラシック名曲50選(プリセットソ ング)のNo.16~20は連弾曲です。 これらの曲では、右手パートが第1 奏考田 左手パートが第2奏考田で す。

3. オフにしたパートを練習しましょう。

テンポを調節するには

必要に応じてテンポ調節ができます。詳細は19ページをご覧ください。

4. [PLAY]ボタンを押して、再生をストップします。

最初の発音からすぐにスタートする(クイックプレイ)

最初の音の前に空白がある曲(弱起の曲など)を再生する場合に、実際に音が鳴るところから再 生するか、休符や空白を含めて曲のデータどおりに再生するかを選びます。

「DEMO/SONG]ボタンを押したままA#-1鍵盤を押すと、最初の発音、もしくはダンパー

クイックプレイをオンにする

クイックプレイをオフにする

「DEMO/SONG]ボタンを押したままA-1鍵盤を押すと、休符や空白を含めて曲のデータど おりに再生します。

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演奏を録音する

この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を1曲、ユーザーソング(MIDI)として録音できます。演奏は、右手パートと左手 パートの2つを、個別に録音できます。録音データは、コンピューターにSMEファイルとして転送/保存できます(31ページ)。

演奏を録音する

1. 音色を選んだり、拍子などを設定します。

音色の選択方法については、20ページをご覧ください。必要に応じてそのほかの設定 (リバーブなど)も選んでください。

2 録音モードに入ります。

かんたん録音

「BECIボタンを押して録音モードに入ります。この場合、自動的に右手パート([+B]) が選ばれます。

かんたん録音の場合、それまでの録音データは、右手パート、左手パートとも消えて しまいますので、ご注意ください。

パートを指定して録音する

[REC]ボタンを押したまま、録音したいパートのボタン([+R]または[-L])を押して録 音モードに入ります。

もう一方のパートにすでに録音データがある場合、録音と同時にパートの再生が始ま りますので、それに合わせて録音できます。また、[Pl AY]ボタンを押したまま、パー トのボタン([+B]または[-])を押すことで、パート再生のオン/オフを切り替えるこ とができます。

録音を中止する場合

もう一度[REC]ボタンを押します。

3. 鍵盤を弾く、または[PLAY]ボタンを押して、録音をスタートし ます。

録音中は、「BEC1ボタンのランプが点灯し、録音しているパートのランプが現在のテ ンポに合わせて点滅します。

  • 4. [REC]または[PLAY]ボタンを押して、録音をストップします。 「BEC1、「PLAY1、「+B1、「-L1ボタンのランプが点滅し、保存中であることを示しま す。保存が終わるとランプが消灯し、録音モードは自動的に解除されます。
  • 5. 「PLAYIボタンを押して、録音したソングを聞きます。

もう一度[PLAY]ボタンを押すと再生は止まります。

もう一方のパートに録音する場合

上記手順を繰り返します。手順2では、「パートを指定して録音」の方法で行ないます。

オーディオ録音したい場合は、楽器 にコンピューターなどを接続する必 要があります。詳しくは30ページ をご覧ください。

NOTE

メトロノームを鳴らしながら録音す ることもできます。ただしメトロ ノームの音は、録音されません。

NOTE

デュオを設定している場合(25ペー ジ)、右奏者側は右手パートに、左 奏者側は左手パートに録音されま す。パートを選んで録音することは できません。

注記

すでに録音データがあるパート 9 てに歌音リーラがあるハート を指定して録音した場合、既存 のデータは消えてしまいますの でご注意ください。

NOTE

本体の容量が少ない場合、録音モー ドにはいるとき[BEC]と[PLAY]の ランプが3秒間すばやく点滅しま

楽器が内部のメモリーにデータ を書き込んでいるとき(すべての ボタンのランプが点滅中)は電源 を切らないでください。録音中 のデータだけでなく、すべての 記憶内容が失われる原因になり

演奏記憶容量

この楽器に記憶できる容量は、 との来話に記憶できる各里は、 約100KB(およそ11.000音符)で 7

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録音済みのユーザーソングの設定を変える

下記項目については、録音終了後に変更できます。

・パートごとの設定: 音色、デュアル/デュオの音量バランス、リバーブ深さ、ダンパーレゾナンス ・ソング全体の設定: テンポ、リバーブタイプ

  • 1. 上記項目につき、必要な設定を行ないます。
  • 2. [REC]ボタンを押したまま、設定を変更したいパートのボタンを押して、録音モードに入ります。

[REC]、[PLAY]ボタンと指定したパートのランプが点滅します。 この状態で[PLAY]ボタンまたは鍵盤を押さないでください。録音済みデータが消去されてしまいます。

3. [REC]ボタンを押したまま、[PLAY]ボタンを押して、録音 モードを抜けます。

[REC]、[PLAY]、[+R]、[-L]ボタンのランプが点滅します。 保存が終わると、すべてのボタンのランプが消灯します。

[PLAY]ボタンを押して、設定が変更になったか確認してみましょう。

録音した演奏を消去する

ユーザーソング全体の消去

  • 1. [REC]ボタンを押したまま[DEMO/SONG]ボタンを押します。 [REC]と[PLAY]ボタンが交互に点滅します。 消去をキャンセルする場合は、[BEC]ボタンを押します。
  • 2. [PLAY]ボタンを押し、データを消去します。 [REC]、[PLAY]、[+R]、[-L]ボタンのランプが点滅します。 データの消去が終わると、すべてのボタンのランプが消灯します。
特定パートの消去

  • 1. [REC]ボタンを押したまま、[+R]または[-L]ボタンを押して、 録音モードに入ります。 IBEC1、[PLAY]ボタンと選択されたパート([+R]または[-L])のランプが点滅します。
  • 2. [PLAY]ボタンを押して録音を始めます(鍵盤は弾きません)。 選択されたパート([+R]または[-L])のランプが点滅します。
  • 3. [REC]または[PLAY]ボタンを押して録音をストップします。 選択されたパートの全データが消去され、ランプが消灯します。
NOTE

ユーザーソングがない場合は、 [REC]と[PLAY]ボタンが約3秒間、 すばやく点滅します。

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コンピューターやスマートデバイスと使う

楽器と、コンピューターやiPhone/iPadなどのスマートデバイスと接続することで、演奏情報やソングデータなどのやりとり ができるようになります。接続方法について詳しくは、雷子マニュアル(2ページ)「コンピューターとつなぐ」または「スマー トデバイス接続マニュアル」をご覧ください。

USBケーブルを使って接続する 場合は、ABタイプのものをご使 用ください。また、3メートル未 満のケーブルをご使用ください。 同のターブルをご使用くたさい。 USB3.0ケーブルは、ご使用で きません

NOTE

MIDIに関する詳細は、電子マニュ アル(2ページ)の「MIDIリファレン ス」をご覧ください。

スマートデバイスアプリを使う

楽器に対応のアプリを使うことにより、楽器をもっと便利に楽しむことができます。特に、 専用のアプリケーション「スマートピアニスト」(無料)をスマートデバイスで使用すると、外 部から楽器本体の機能をコントロールでき大変便利です。 対応のスマートデバイスやアプリについて詳しくは、以下のウェブサイトでご確認ください。

スマートデバイスを不安定な場 所に置かないでください。

スマートデバイスが落下して破 損するおそれがあります。

アプリ「スマートピアニスト」使田 ゲノリーへ× ̄いヒィーハー」 &/ 由は 楽器のボタンは使えません。 「スマートピアニスト」を使って操

オーディオデータを再生/録音する(USBオーディオインターフェース機能)

スマートデバイスやコンピューターにあるオーディオデータを楽器で再生できます。また音 楽制作用のソフトを使用すれば、楽器の演奏をオーディオデータとして録音できます。 Windows搭載のコンピューターで使用する場合は、Yamaha Steinberg USB Driverをコ ンピューターにインストールする必要があります。 詳しくは、 雷子マニュアル(2ページ)の 「コンピューターとつなぐ」をご覧ください。

オーディオループバックのオン/オフ

「USB TO HOSTI端子からのオーディオ入力音を、楽器の演奏音に重ねて再度コンピュー ターなどに戻すか(オン)、戻さないか(オフ)を設定できます。 「DEMO/SONG1と「PIANO/VOICE」ボタンを同時に押したまま、G5鍵盤を押すとオフ、 G#5鍵盤を押すとオンになります。

NOTE

NOIE オーディオデータの入力音量は オーティオノーラのハリョニッパ スマートデバイスまたはコンピュー ター側で調節してください。

初期設定:

注記

DAW (Digital Audio Workstation)などの音楽制作用 アプリケーションと一緒に使用 する場合、設定によっては大き な音が発生することがあるため、 オーディオループバックをオフ オーティオルーフハッシーにしてご使用ください。

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データのバックアップと初期化

電源を切ったときに記憶されるデータ

下記の項目は、電源を切ってもその設定が記憶(バックアップ)されます。

  • ・メトロノームの音量
  • ・メトロノームの拍子
  • ・タッチ感度
  • ・チューニング
  • ・インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)のかかり具合
  • ・インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)のオン/オフ
  • ・ステレオフォニックオプティマイザーのオン/オフ
  • ・鍵盤操作音のオン/オフ
  • ・オートパワーオフ機能の有効/無効
  • ・スピーカーのオン/オフ
  • ・自分で録音したソング(ユーザーソング)データ
  • コンピューターから転送されたソングデータ(SMFファイル)

ユーザーソングデータをコンピューターに保存する

ユーザーソングデータ(USERSONGO0.MID)は、スタンダードMIDIファイル(SMF)として、 コンピューターへ転送できます。ユーザーソングデータをコンピューターへ転送する方法に ついては、電子マニュアル(2ページ)「コンピューターとつなぐ」をご覧ください。

注記 保存したユーザーソングデータ は、故障や誤った操作によって 失われるかもしれません。大切 なデータは、コンピューターな どの外部機器へ保存してくださ い。

初期化(イニシャライズ)する

右端の鍵盤(C7)を押したまま電源を入れることにより、ユーザーソングとコンピューターから読み込んだソング以外のデータが初期化され、工場出荷時の状態になります。

注記

初期化実行中([REC]、 [PLAY]、[+R]、[-L]ボタン のランブ点滅中)は、電源を切ら ないでください。

NOTE

この楽器が何らかの原因で操作 不能になったり、誤動作した場合 は、いったん電源を切り、初期化を 行なってください。

楽器のバージョンを確認する

お使いの楽器のバージョンを確認できます。[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したままBOの鍵盤を押し ます。現在の楽器のバージョンを英語で読み上げます。

ヤマハ製品では、機能や操作性向上のために、不定期に製品本体のファームウェアをアップデートすることがあります。本体 ファームウェアのアップデートや最新情報については、製品ウェブサイトをご確認ください。

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困ったときは

現象 考えられる原因と解決法
電源が勝手に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能(15ページ)が働いたためです。
本体の電源が入らない。 プラグが差し込まれていません。DCプラグを本体のDC IN端子に、電源プラグ
を家庭用(AC 100V)コンセントに、確実に差し込んでください(14ページ)。
電源スイッチを押して電源を入れたとき、
または切ったとき、「カチッ」や「ポツッ」
と音がする。
電気が流れたためです。故障ではありません。
本体から雑音が出る。 本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出
る場合があります。本体の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。
iPhone/iPadなどのスマートデバイスと
楽器を一緒に使っているとき、本体スピー
カーやヘッドフォンから雑音(ノイズ)が出
る。
スマートデバイスと一緒に使用する場合は、通信によるノイズを避けるため、
スマートデバイスの機内モードをオンにしてお使いいただくことをおすすめ
します。Bluetooth接続している場合は、機内モードをオンにすると接続が
切断されますが再度接続し直せば使用できます。
全体的に音が小さい。まったく音が出ない。 音量(マスターボリューム)が下がっています(MIN側になっています)。
[MASTER VOLUME]つまみを上げてください(1 1ページ)。
2つの[PHONES]端子のどちらかに、ヘッドフォンまたは変換アダプターな
どが接続されています。ヘッドフォン(変換アダプター )を抜いてください
(15ページ)。
楽器本体のスピーカーがオフになっています。スピーカーの設定をノーマル
またはオンにしてください(15ページ)。
ローカルコントロールがオフになっています。ローカルコントロールをオン
にしてください。詳細は電子マニュアル(2ページ)「MIDIリファレンス」を
ご覧ください。
ペダルが効かない。 ペダルコードのプラグが[TO PEDAL]端子にしっかりと差し込まれていません。本体の電源を切った状態で、ペダルコードのプラグを[TO PEDAL]端子に確実に差し込んでください。その際、プラグの金属部分が見えなくなるまで、しっかり差し込んでください(36、39ページ)。
ダンパーペダルが効かない。 ペダルを踏んだまま電源を入れたためです。故障ではありません。ペダルか
ら足を離し、再度踏み直すことで正常になります。
特定の音域でピアノ音色の音の高さ、音質
がおかしい。
ピアノ音色では、ピアノ本来の音をできる限り忠実に再現しようとしていま
す。その結果、音域により倍音が強調されて聞こえるなど、音の高さや音域
が異質に感じる場合があります。異常ではありません。
鍵盤を弾くと、機構音がカタカタ鳴る。 本体の鍵盤機構は、ピアノの鍵盤機構をシミュレートして設計されています。
ピアノの場合でも機構音は実際に出ているものです。異常ではありません。
楽器の起動時、ソングの選曲時、録音終了
時などに[+R]と[-L]ランプが点滅する。
故障ではありません。楽器の内部処理に時間がかかっている場合に、[+R]と
[-L]ランプが点滅することがあります。点滅中、楽器の操作はできないので
ご注意ください。
Page 33

組み立て時の注音

⚠注意

  • ・ 硬くて平らな場所で組み立ててください。
  • ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ どおりに組み立ててください
  • 組み立ては、必ず2人以上で行なってください。
  • ネジは付属の指定サイズ以外のものは使用しないでください。サ イズの違うネジを使用すると、製品の破損や故障の原因になるこ とがあります。
  • ネジは各ユニット固定後、ゆるみがないようきつく締め直してく ださい。
  • 解体するときは、組み立てと逆の手順で行なってください。

組み立て方
YDP-164、YDP-144 34ページ
YDP-S54 37ページ
詛み立て後のチェック

組み立て後、必ず以下の点をチェックしてください。

  • 部品が余っていませんか? → 組み立て手順を再確認してください。
  • 部屋のドアなどがこの楽器にあたりませんか? → この楽器を移動してください。
  • この楽器がぐらぐらしませんか? → ネジを確実に締めてください。
  • ペダルを踏むと、ペダルボックスがガタガタしません か? → アジャスターを回して床にぴったりつけてください。

• ペダルコード、電源コードのプラグが、確実に本体に差 し込まれていますか? → 確認してください。

本体を移動するとき

⚠注意

_____ 必ず本体の底面を持ってください。天板やキーカバーは持たないで ください。本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因にな ります。

ペダル下のアジャスターを回し、床から離してから移動してくださ い。床を傷つける原因になります。

引っ越し時の運搬方法

通常の荷物と一緒に運べます。組み立てた状態でも、組み 立て前の部品に解体した状態でも問題ありませんが、本体 は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びください。 また、大きな振動、衝撃を与えないでください。組み立て た状態でお運びいただいた場合は、設置の際、各部のネジ のゆるみを確認し、ゆるんでいる場合は締め直してくださ

∕∧注意

使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらするなどの 症状がでたら、組み立て図に従って各部のネジを締め直し てください。

Page 34

1. Cのペダルコードをほどいた後に、Dと EにCを仮留めします。

1-1 ペダルコードをほどきます。

  • 1-2 Cの両端に口とFを合わせて置きます。
  • 1-3 長いネジ(6×20mm) 4本で仮留めします。

モデルによっては、Bの裏表で色が違う場合がありま す。この場合は、演奏者側から見たときにBの色と D. Fの色が同じになる向きで、Bを取り付けます。

  • 2-1 Bの下側を足のふちにのせてから、上側をはめ
  • 2-2 上側を、細いネジ(4×12mm) 2本で仮留め
  • 2-3 DとEの下部を左右から押しながら、下側の左 右を、先のとがったネジ(4×20mm) 2本で
Page 35

  • 2-4 下側の残り2箇所を先のとがったネジ (4×20mm) 2本で固定します。
  • 2-5 上側を仮留めしたネジ(手順2-2)をきつく締め 直します。

  • 3. Cを固定します。
  • 3-1 Cを仮留めしたネジ(手順1-3)をきつく締め直 します。
  • 3-2 ネジの頭にキャップを付けます。

4. Aをのせます。

必ず本体底面の端から10cm以上内側を持ってのせ ます。

  • 指をはさんだり、本体を落としたりしないよう十分で注意ください。
  • 指定した位置以外を持たないでください。

5. Aを固定します。

  • 5-1 前面から見て、Aの張り出し部分が左右均等に なるように調整します。
  • 5-2 前面から短いネジ(6×16mm) 4本で固定し ます。

Page 36

7. アジャスターを回して調節します。 アジャスターを回して、床にぴったりつけます。

(YDP-164のみ)

8. ヘッドフォンハンガーを固定する。 付属のネジ(4×10mm) 2本で、図のように取り付 けます。

組み立て後、必ず33ページの「組み立て後のチェック」 を行なってください。

Page 37

  • 1-2 Cの両端にDとEを合わせて置きます。
  • 1-3 大きいネジ(6×20mm) 2本で仮留めします。

  • モデルによっては、Bの裏表で色が違う場合がありま す。この場合は、演奏者側から見たときにBの色と D. Fの色が同じになる向きで、Bを取り付けます。
  • 2-1 Bの上側を、細いネジ(4×12mm) 2本で仮留
  • 2-2 DとEの下部を外側から押しながら、Bの下側 の左右を、大きいネジ(6×25mm) 4本で固 定します。このとき、転倒防止用金具を一緒に
  • 2-3 下側の残り2か所を、先のとがったネジ (4×20mm) 2本で固定します。
  • 2-4 上側を仮留めしたネジ(手順2-1)をきつく締め

転倒防止用金具は、必ず取りつけてください。取り付けないと、本 体が転倒して故障したり、お客様やほかの方々がけがをしたりする

Page 38

  • 3. Cを固定します。
  • 3-1 Cに仮留めしたネジ(手順1-3)をきつく締め直します。
  • 3-2 ネジの頭にキャップをつけます。

4. Aをのせます。

必ずA底面の端から10cm以上内側を持ってのせます。

  • ⚠注意
  • 指をはさんだり、本体を落としたりしないよう十分ご注意ください。
  • A底面の端から10cm以内を持つと指をはさむ恐れがあります。
  • 指定した位置以外を持たないでください。

  • 5. Aを固定します。
  • 5-1 前面から見て、Aの張り出し部分が左右均等に なるように調整します。
  • 5-2 下面から小さいネジ(6×16mm) 4本で固定します。

Fのフェルトが付いていない面を演奏者側にして、 細いネジ(4×12mm) 2本で固定します。

Page 39

  • 7. ペダルコードを接続します。
  • 7-1 ペダルコードのプラグを背面の[TO PEDAL] 端子に差し込みます。
  • 7-2 ペダルコードを、コードホルダーで巻き付けて 固定します。

コードホルダーはDに付いています。

7-3 ペダルコードを、手順1-1で外したビニールひもで束ねます。

玉具部分が見れ 差し込みます。

  • 8. 電源アダプターを接続します。
  • 8-1 電源コードの一方の端を電源アダプターに差し 込みます。

8-2 電源アダプターのプラグをDC IN端子に差し 込みます。

9. アジャスターを回して調節します。

アジャスターを回して、床にぴったりつけます。

組み立て後、必ず33ページの「組み立て後のチェック」 を行なってください。

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YDP-164 YDP-144 YDP-S54
品名 電子ピアノ
サイズ/質量 幅 1.35 1.357 mm
高さ 849 mm
(譜面立てを立てた場合:
1,003 mm)
815 mm
(譜面立てを立てた場合:
969 mm)
792 mm
(キーカバーを開けた場合:
976 mm)
奥行き 422 mm 309 mm (キーカバ・
けた場合: 317 m
*転倒防止を見を含めた
は、404 mmになり
309 mm (キーカバーを開
けた場合: 317 mm)
*転倒防止金具を含めた奥行き
は、404 mmになります。
質量 42.0kg 38.0kg 40.0kg
操作子 鍵盤 鍵盤数 88
鍵盤種 グレードハンマー 3 (GH3)
鍵盤 象牙調・黒檀調仕上げ
グレードハンマー
スタンダード(GHS)鍵盤
黒鍵マット仕上げ
グレードハンマー 3 (GH3)
鍵盤 象牙調・黒檀調仕上げ
タッチ感度 ハード/ミディアム/ソフト/フィックス
ペダル ペダル数 3
ハーフペダル ○ (ダンパーペダル)
ペダル機能 ダンパー、ソステヌート、ソフト
パネル 言語 英語
本体 キーカバー (鍵盤 諸蓋) スラ・ イド式 回転式
譜面立て 0
音源/音色 音源 ピアノ音 ヤマハ CFXサンプリング
ピアノ音源の ダンパーレゾナンス 0
刘木 キーオフサンプリング 0
ストリングレゾナンス 0
スムースリリース 0 _ 0
最大同時発音数 192
プリセット 音色数 10
効果 タイプ リバーブ 4種類
インテリジェント・
アコースティック・
コントロール
0
ステレオフォニック
オプティマイザー
0
ファンクション デュアル 0
デュオ 0
録音/再生 プリセット 内蔵曲数 音色デモ曲:10曲、クラシック曲:50曲
録音 曲数 1
トラック数 2
データ容量 1曲約100KB(約11,000音符)
フォーマット 再生 SMF (フォーマット0、フォーマット1)
録音 SMF (フォーマット0)
ファンクション 全体設定 メトロノーム 0
テンポ
トランスポーズ
5~280
-6~0~+6
チューニング 414.8~440.0~466.8 Hz (約0.2 Hz単位)
USBオーディオ
インターフェース機能
0
メモリー /
接続端子
メモリー 内蔵メモリー 約900KB: ユーザー -ソング1曲 (最大約100KB)+タ 外部ソング 最大10曲
按称师士 接続端子 DC IN 16V 12V 16V
ヘッドフォン ステレオ標準フォーン端子(×2)
USB TO HOST 0 1
音響 アンプ出力 20W × 2 8W × 2 20W × 2
スピーカー 12cm × 2
電源部 電源アダプター PA-300C
(またはヤマハ推奨の同等品)
PA-150B
(またはヤマハ推奨の同等品)
PA-300C
(またはヤマ八推奨の同等品)
消費電力 13W (電源アダプター
PA-300C使用時)
9W (電源アダプター
PA-150B使用時)
13W (電源アダプター
PA-300C使用時)
1 オートパワーオフ 1 0

仕様

Page 41
YDP-164 YDP-144 YDP-S54
付属品 取扱説明書(本書)
クイックオペレーションガイド
クラシック名曲50選(楽譜集)
電源アダプター: PA-300C
(またはヤマハ推奨の同等品)
電源アダプター : PA-150B
(またはヤマハ推奨の同等品)
電源アダプター : PA-300C
(またはヤマ八推奨の同等品)
電源コード 電源コード
ヘッドフォン |
イス -
保証書
製品登録のご案内
別売品
  • ヘッドフォン(HPH-150/
    HPH-100/HPH-50)
  • 電源アダブター
    (PA-300Cまたはヤマハ
    推奨の同等品)
  • ワイヤレスMIDIアダブ
    ター(UD-BT01)
  • ヘッドフォン(HPH-150/
    HPH-100/HPH-50)
  • 電源アダブター
    (PA-150Bまたはヤマハ
    推奨の同等品)
  • ワイヤレスMIDIアダブ
    ター(UD-BT01)
  • ヘッドフォン(HPH-150/
    HPH-100/HPH-50)
  • 電源アダプター
  • (PA-300Cまたはヤマハ
    推奨の同等品)
  • ワイヤレスMIDIアダプ
    ター (UD-BT01)

本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。

Page 42

索引

Н

資 料

Hz (ヘルツ)23
I
IAC16
M
MIDI入門2
MIDIリファレンス2
U
[USB TO HOST]端子11
USBオーディオインターフェース機能

インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC).16

オーディオルーブバック

各部の名称と機能

キー (調)23
キーカバー12, 13

クイックオペレーションガイド

現在のテンポの読み上げ

困ったときは

再生26

仕様

ステレオフォニックオプティマイザー

ソステヌートペダル17
ソフトペダル
y
タッチ感度 .18
タンパーペタル .17
ダノハーレッテノス . | /
チューニング .23
デモ曲 .21
デモ曲リスト .21
デュアル .24
テユオ
需酒
25.
17
電源 .14
電源ランプ .14
電子マニュアル(PDF) 2
転倒防止用金具 .37
ナノ小の詞即 .19
トランスポーズ .23
取扱說明書 2
Л
バージョン .31
バックアップ .31
Ł
左手の練習 .27
拍子 .19
~
付属品
2
→キーカバー 12, 13
13
-0
. –
ヘッドフォン . | /
15
. 10
Ξ
右手の練習 .27
Х
メトロノーム .19
7
ーー
コーザー ソング
28
0
リハーノ .22
リハーファイフリスト
リバーブの深さ(かかり亘合)
22.
22
L
~~
録首 .28

ь

Page 43

クラシック名曲50選(プリセットソング)一覧

付属の「クラシック名曲50選」に楽譜が掲載されています ので、ご活用ください。

No. 曲名 作曲者
アレンジ曲
1 カノン J. パッヘルベル
2 G線上のアリア J. S. バッハ
З 主よ、人の望みの喜びよ J. S. バッハ
4 きらきら星 トラディショナル
5 ピアノソナタ 第17番「テンペスト」
第3楽章
L. v. ベートーヴェン
6 歓喜の歌 L. v. ベートーヴェン
7 子守唄 F. P. シューベルト
8 華麗なる大円舞曲 F. F. ショパン
9 英雄ポロネーズ F. F. ショパン
10 ラ・カンパネラ F. リスト
11 愛のあいさつ E. エルガー
12 家路 A. ドヴォルザーク
13 シシリエンヌ G. U. フォーレ
14 月の光 C. A. ドビュッシー
15 木星 (組曲「惑星」) G. ホルスト
連弾曲
16 メヌエット
(アイネ・クライネ・ナハトムジーク)
W. A. モーツァルト
17 メヌエット ト長調 L. v. ベートーヴェン
18 トルコ行進曲 L. v. ベートーヴェン
19 ピアノ協奏曲 第1番 第2楽章 F. F. ショパン
20 くるみ割り人形メドレー P.I.チャイコフスキー
原曲
21 前奏曲(平均律第1巻第1番) J. S. バッハ
22 メヌエット ト長調 J. S. バッハ
23 ピアノソナタ 第15番 第1楽章 W. A. モーツァルト
24 トルコ行進曲 W. A. モーツァルト
25 ピアノソナタ 第8番 「悲愴」 第2楽章 L. v. ベートーヴェン
26 エリーゼのために L. v. ベートーヴェン
27 ピアノソナタ 第14番 「月光」 第1楽章 L. v. ベートーヴェン
28 即興曲 作品90 第2番 F. P. シューベルト
29 春の歌 J. L. F. メンデルスゾーン
30 幻想即興曲 F. F. ショパン
31 別れの曲 F. F. ショパン
32 革命のエチュード F. F. ショパン
33 小犬のワルツ F. F. ショパン
34 ノクターン 第2番 変ホ長調 F. F. ショパン
35 ノクターン 第20番 嬰ハ短調 [遺作] F. F. ショパン
36 トロイメライ R. シューマン
37 舟歌 P. I. チャイコフスキー
38 乙女の祈り T. バダジェフスカ
39 愛の夢 第3番 F. リスト
No. 曲名 作曲者
40 花の歌 G. ランゲ
41 ユーモレスク A. ドヴォルザーク
42 アリエッタ E. H. グリーグ
43 タンゴ(スペインより) I. アルベニス
44 エンターテイナー S. ジョプリン
45 メイプル・リーフ・ラグ S. ジョプリン
46 亜麻色の髪の乙女 C. A. ドビュッシー
47 アラベスク 第1番 C. A. ドビュッシー
48 ケークウォーク C. A. ドビュッシー
49 ジュトゥヴ E. サティ
50 ジムノペディ 第1番 E. サティ
連弾曲について

連弾曲(No.16~20)では、右手パートが第1奏者用、左手 パートが第2奏者用です。

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保証とアフターサービス

サービスのご依頼、お問い合わせは、お買い上げ店、またはヤマハ 修理ご相談センターにご連絡ください。

● 保証書

本機には保証書がついています。 保証書は販売店がお渡ししますので、必ず「販売店印・お買い上げ日」 などの記入をお確かめのうえ、大切に保管してください。

● 保証期間

保証書をご覧ください。

● 保証期間中の修理

保証書記載内容に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧ください。

● 保証期間経過後の修理

修理すれば使用できる場合は、ご希望により有料にて修理させていた だきます。

有寿命部品については、使用時間や使用環境などにより劣化しやすい ため、消耗劣化に応じて部品の交換が必要となります。有寿命部品の 交換は、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターへご相談くだ さい。

有寿命部品の例

ポリュームコントロール、スイッチ、ランプ、リレー類、接続端子、 鍵盤機構部品、鍵盤接点、ドラムパッドなど

補修用性能部品の最低保有期間

製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間は、製造打切 後8年です。

修理のご依頼

まず本書の「困ったときは」をよくお読みのうえ、もう一度お調べくだ さい。それでも異常があるときは、お買い上げの販売店、またはヤマハ 修理ご相談センターへ修理をお申し付けください。

● 製品の状態は詳しく

修理をご依頼いただくときは、製品名、モデル名などとあわせて、 故障の状態をできるだけ詳しくお知らせください。

■ 修理に関するお問い合わせ
ヤマハ修理ご相談センター

上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-4830 へおかけください。

  • 受付 月曜日~金曜日 10:00~17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く)
  • FAX 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/東海) 03-5762-2125 西日本(北陸/近畿/中国/四国/九州/沖縄) 06-6649-9340
◆ 修理品お持込み窓口

受付 月曜日~金曜日 10:00~17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) *お電話は、セマリ修理で相談センターでお受けします。

東日本サービスセンター

〒143-0006 東京都大田区平和島2丁目1-1京浜トラックターミナル内14号棟A-5F FAX 03-5762-2125

西日本サービスセンター

〒556-0011 大阪市浪速区難波中1丁目13-17ナンバ辻本ニッセイビル7F

* 名称、住所、電話番号、営業時間などは変更になる場合があります。

◆ 電子ピアノの仕様や取り扱いに関するお問い合わせ

ご購入の特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンター へお問い合わせください。

お客様コミュニケーションセンター 雷子ピアノ・キーボードご相談窓口

上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-5272 へおかけください。

受付 月曜日~金曜日 10:00 ~ 17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く)

https://jp.yamaha.com/support/

◆ ウェブサイトのご案内

ヤマハ株式会社ホームページ https://ip.vamaba.com/

ヤマハ ピアノ・雷子ピアノ

http://jp.yamaha.com/piano/

ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.com/jp/

ヤマハミュージックデータショップ https://vamahamusicdata.in/

ヤマハ株式会社

〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町 10-1

* 都合により、住所、電話番号、名称、営業時間などが変更になる場合が ございますので、あらかじめご了承ください。

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2018年12月

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