YDP-121
このたびは、ヤマハ・デジタルピアノYDP-121を
取扱説明書
お買い求めいただきまして、まことにありがとうございました。
YDP-121の機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくために、
この「取扱説明書」をご活用ください。
お読みになったあとは、いつでもご覧になれるところに大切に
保管してくださいますよう、お願い申し上げます。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するための
ものです。
注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を
「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願い致します。
記号表示について
この機器に表示されている記号や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
注意:感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
記号は、危険、警告または注意を示します。上記の場合、 は機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険
があることを警告しています。また、 は注意が必要なことを示しています。
記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。
点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または
巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
準
備
この機器の内部を開け たり、内部の部品を分解したり 改造し
たり しない。
感電や火災 、または故障など
の原因になります。異常を感
じた場合など、機器の点検
修理は必ずお買い上げの楽
器店または巻末のヤマハ電
気音響製品サービス拠点に
ご依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。ま
た、本体の上に花瓶や薬品 など液体の入ったものを置かない。
感電や火災、または故障の原因になります。
電源コード/プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が
出なくなったり異常なにおいや煙が出た場合は 、すぐに電源
スイッチを切り電源プラグをコンセントから抜く 。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス
拠点に点検をご依頼ください。
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って
接続すると、感電や火 災のおそれがあります。
手入れをするときは、必ず電源プラグをコンセントから抜く。
また、濡れた手で電源プラグを抜き 差し しない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほこり が付着し ている場合は、ほこ り を きれい
に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
注意 この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲
げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものをの
せない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
タコ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセ ント部
が異常発熱して発火 し たりするこ
とがあります。
(1)B-6
YDP-121 安全上のご注意
2
電源プラグを抜くときは、電源
コードを持たずに、必ず電源プラ
グを持っ て引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火
災が発生するおそれがあります。
長期間使用しない ときや落雷のお それがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜く 。
感電、ショー ト、発火などの原因になります。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った
上で行 う。また、電源を入れた り 切 っ たりする前に、必ず機器
のボリュームを最小(0)にする 。さらに、 演奏を始める場合も
必ず両機器のボリュームを最小(0)にし、演奏しながら徐々
にボリュームを上げていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端 に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低 いと
ころ、またほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする
原因になります。
テレ ビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近くで使用
しない。
デジタル回路を多用しているため 、テレビやラジオなど に
雑音が生じる場合 があります。
キー カ バ ー や鍵盤のすき間から 金属や紙片などを落 とさ ない 。
感電、ショート、発火や故障などの原因になります。すぐに
電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買
い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービ
ス拠点に点検をご依頼ください。
本体を壁につけない。
換気が十分でないと、本体内部に熱がこもり、火災が発生
するおそれがあります。壁から3cm以上離してください。
組み立て る前に、必ず本書または別紙の組み立て方の説明
をよくお読みください。
手順通りに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客
様がけがをしたりする原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
イスについて
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にす
ると、イスが転倒 したりこ われたり し て、お客様がけがをす
る原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原
因になります。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故 障したり、お客様がけがをしたりする原
因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブル
をすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれがあ
ります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞう きんなどは絶対に使用 しない。また、本体上にビニール
製品やプラスチック/ゴム製品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。お
手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせたりしない。また、ボタ
ンやスイッチ 、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
イスを長期間使用すると、イスのボルトがゆる む ことがあ り
ます。
ネジがゆるんだ場合は 、付属のスパナで締め直してください 。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかね
ます。また、データが破損したり失われたりした場合の保証
はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。
音楽を楽 しむエチケット
楽しい 音楽も時と場所によっては、大変気にな
るものです。隣近所への配慮を充分にいたしま
音のエチケット音のエチケット
音のエチケット
これは日本電子機
械工業会「音のエ
チケット」キャン
ペーンのマークで
す。
しょう。静かな夜間には小さな音でもよく通り、
特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬ
ところで迷惑をかけてしまうことがあり ます。夜
間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉め
たり 、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方
法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守り
ましょう。
*この製品は、電気用品取締法に定める技術基準に適合しています。
準
備
キー カ バ ーで指 な ど を はさまな いよう に注意す る 。また、キーカ
バーのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれ があります。
(1)B-6
YDP-121 安全上のご注意
3
付属品(お確かめください)
▼保証書 ▼専用イス
〔出張修理用〕
ヤマハデジタルピアノ保証書
この度はヤマハデジタルピアノをお買上げ頂きましてありがとうございました。
本書は裏面の保証規定により無料修理を行なうことをお約束するものです。
お買上げの日から右期間中に万一故障が発生した場合は製品に本保証書を添
えてお買上げの販売店にご依頼ください。
ご住所
電 話 ― ―
お名前 殿
お買上げ日 年月 日
保証期間
販売店名
(所在地)
(電 話) (扱者名)
PA・DMI事業部EKB国内営業部
〒430-8650静岡県浜松市中沢町10-1
▼取扱説明書(本書)
MODEL
お買上げの日から
YDP-121
製造
番号
本体一年間
ヘッドフォン六ヶ月間
TEL
(053)460-3275
V740100
▼ピアノで弾く名曲50選(楽譜集)
準
備
▼ヘッドフォン
YDP-121 付属品(お確かめください)
4
YDP-121でこんなことができます
MASTER VOLUME
ROOM
HALL 1
MAXMIN
HARD
TOUCHREVERBTRANSPOSEDEMO
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
PIPE
HARPSI-
GRAND
PIANO
VARIATION
STRINGS
E. PIANO
ORGAN
CHORD
METRO-
SONGFUNCTIONTEMPO
NOME
FUNCTION
/
NO+/
–
TRACKSTART/
SONG
1
2
STOP REC
SELECT
YES
YDP-121
POWER
準
備
YDP-121 YDP-121でこんなことができます
5
取扱説明書(本書)は こ んなふ うにお役に立ちます
この本は、「準備」「本編」「付録」の3部構成に なっています 。
準 備/ 最初にお読みください。
本 編/ YDP-121の機能を詳しく説明しています。
付 録/ YDP-121をMDP10(「伴奏くん」)と組み合わせて楽しむ方法、その他の資料
を掲載しています。
表記上の決まり
【 】: パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、スライダー、ジャック(端
子)といった言葉は省略します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、
文章中で【MASTER VOLUME】と表記します。
マスターボリューム
準
備
・本書では、以下に示すような矢印 を使って操作の結果と手順を区別しています。
○○○ ※※※ ○○○の操作を行った結果、※※※の状態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
○○○ ☆☆☆ ○○○の操作を行ったあと、☆☆☆の操作をすることを示しています。
(操作の手順を示します。)
※ この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。したがって 、実際の
仕様と異なる場合があります。
YDP-121 取扱説明書(本書)はこんなふう にお役に立ち ます
6
目 次
準 備
安全上のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・巻頭
(お確かめください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
付属品
YDP-121でこんなことができます ・・・・・・・・・・・・・5
取扱説明書(本書)はこんなふうに
お役に立ちます ・・・・・・・・・・・・・・ 6
ご使用前の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
本 編
各部の名前 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
操作の基本と共通機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
デモ曲/ピアノ曲を楽しむ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
デモ曲を聞く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
ピアノ50曲を聞く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
ピアノ50曲の片手練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 9
ピアノ50曲の部分練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 0
音色を選んで弾く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
音色を選ぶ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
ペダルを使う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
音に変化を付ける…
【TOUCH】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
【TRANSPOSE】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
「デュアル」で弾く(2つの音色を混ぜて弾く)・・・・・・・ 24
【METRONOME】を使う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25
演奏の録音(記録)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
録音の手順(1つのトラックへの録音)・・・・・・・・・・・・・ 26
録音し直す場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
続いて2つめのトラックへ録音する場合 ・・・・・・・・・・・ 28
録音(記録)されるデータの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
初期値の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
録音上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
録音した曲の再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
再生の基本手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
再生に関する便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
リバーブ
【REVERB】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
タッチ
トランスポーズ
メトロノーム
バリエーション
【VARIATION】/
ファンクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32
ファンクションでの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33
各フ ァンク シ ョン項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
・F1.音程の微調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
・F2.音律(調律 法)の選択 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
・F3.デュアルの諸設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35
・F4.左ペダル機能の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36
・F5.メトロノーム音量の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
・オフF6.ピアノ50曲のパート再生OFF時の音量設定 ・・・・・・ 36
・
F7.バックアップON/OFFの設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
・基本設定(=工場出荷時の設定)に戻すには ・・・・・・・・ 37
他の機器と接続する端子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
オン/オフ
付 録
MDP10(「伴奏くん」)を使って
ディスクソフトを楽しむ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
音色のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
基本設定一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
別売品のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
YDP-121の組み立て方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
保証とアフターサービス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・巻末
準
備
YDP-121 目次
本
編
付
録
7
ご使用前の準備
譜面立てについて
立てるとき
1.
譜面立てを、止まる まで手前に起こ します。
2.
譜面立て裏にある左右2つの金具を、下向きに
開き ます。
3.
金具が固定される位置まで、譜面立てを戻しま
す。
倒すとき
1.
譜面立てを、止まる まで手前に起こ します。
2.
譜面立て裏にある左右2つの金具を、上向きに
閉じます。
3.
譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでください。
また、譜面立てを倒すときは、途中で手を離さないでください。
準
備
キーカ バーについて
開けるとき
1.
少しだけ持ち上げます。
持ち上げすぎないよう に 、ご注 意く ださい。
2.
奥へすべらせて開けます。
閉めるとき
1.
下へすべらせます。
2.
手を添えたまま静かに降ろ します。
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行い、途中で手を離さないでください。
また、ご自分や周りの方、特にお子様など が、キーカバ ーの端と本体の間に手や指をはさまないよ
うご 注 意ください 。
キーカバーを開けるとき、 キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体の内部
に落ちて取り出せなく なり、感電、ショート、 発火や故障などの原因になります。
手や指をはさまないように注意
YDP-121 ご使用前の準備
8
電源を入れる
1.
電源コードを接続する
最初に本体側のプラグを差し込み、次に コンセント側(家庭用AC100V)のプラ グ
を差 し込みま す。
①
AC
IN
LET
(本体後側の底面
2.
電源を入れる
パワー
本体パネル右の【POWER】を押すと
電源が入ります。本体パネル中央のディス プレイ に表示が表れます。また、本
体前面左の電源ランプも点灯します。
パワー
POWER
②
POWER=電力、電気
電源切り忘れ防止について…
YDP-121のご使用後、電 源を切り忘
れていないか を 確認してく ださい。
通常はテンポが表示されます
電源ランプ
パワー
電源を切るときは、もう一 度 【POWER】を押します。
ディ スプレイの表示が消え、本体前面左の電源ランプも消灯します。
音量(ボリューム)調節
本体パネル左の【MASTER VOLUME】を左右に動かして
調節します。実際に鍵盤を弾くなど音を出しながら、音量を
調節してください。
マスター ボリューム
ヘッドフォンを使う場合
ヘッドフォンを【PHONES】端子に接続して使
います。
ヘッドフォンを接続するとYDP-121本体のス
ピーカーからは音が出ません。
フォーンズ
また、【PHONES】端子は2つありますので、
ヘッドフォンを2本接続して2人で演奏を楽しむ
こともできます。(1本だけ接続する場合は、どち
らの端子をご使用いただいても構いません。)
フォーンズ
MASTER VOLUME
小さくなる 大きくな
底面
PHONES
ステレオ
フォーン
プラグ
(標準)
準
MAXMIN
MASTER=全体を制御する
VOLUME=音量
マスター ボリューム
【MASTER VOLUME】で、
フォーンズ
【PHONES】の出力レベルも調節でき
ます。
別売ヘッドフォン…
YAMAHAヘッドフォンHPE-150
(税別価格:4,000円)
YDP-121 ご使用前の準備
備
9
● YDP-121の機能を詳しく説明しています。
各部の名前 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12
操作の基本と共通機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・ P14
デモ曲/ピアノ曲を楽しむ ・・・・・・・・・・・・・ P16
デモ曲を聞く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P17
ピアノ50曲を聞く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P18
ピアノ50曲の片手練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P19
ピアノ50曲の部分練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P20
音色を選んで弾く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P21
音色を選ぶ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P21
ペダルを使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P21
音に変化を付ける…
【TOUCH】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P23
【TRANSPOSE】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P23
「
【METRONOME】を使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P25
リバーブ
【REVERB】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タッチ
トランスポーズ
デュアル
」で弾く(2つの音色を混ぜて弾く)・・・
メトロノーム
バリエーション
【VARIATION】/
P22
P24
演奏の録音(記録)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P26
録音の手順(1つのトラックへの録音)・・・・・・ P26
録音し直す場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P27
続いて2つめのトラックへ
録音する場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P28
録音(記録)されるデータの種類 ・・・・・・・・・・・ P28
初期値の変更 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P29
録音上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P29
録音した曲の再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P30
再生の基本手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P30
再生に関する便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P30
ファンクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P32
ファンクションでの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・ P33
各ファンクション項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・ P34
・F1.音程の微調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
・F2.音律(調律法)の選択 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
・F3.デュアルの諸設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35
・F4.左ペダル機能の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
・F5.メトロノーム音量の設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 36
・オフF6.
ピアノ50曲のパート再生OFF時の音量設定 ・・・・・
・
F7.バックアップON/OFFの設定 ・・・・・・・・・・・・・ 3 6
・基本設定(=工場出荷時の設定)に戻すには ・・・ 37
オン/オフ
36
他の機器と接続する端子 ・・・・・・・・・・・・・・ P38
各部の名 前
トップ パ ネ ル
MASTER VOLUME
MAXMIN
623 90 BCD FAEG7854
ROOM
HALL 1
TOUCHREVERBTRANSPOSEDEMO
HALL 2
STAGE
HARD
MEDIUM
SOFT
GRAND
E. PIANO
PIANO
HARPSICHORD
STRINGS
PIPE
VARIATION
ORGAN
METRO-
NOME
FUNCTION
SONG
SONGFUNCTIONTEMPO
/
–
SELECT
NO+/
STOP REC
YES
TRACKSTART/
1
2
本
編
MASTER VOLUME
MAXMIN
C0 D0 E0 F0 G0 A0 B0 C1 D1 E1 F1 G1 A1 B1 C2 D2 E2 F2 G2 A2 B2 C3 D3 E3 F3 G3 A3 B3 C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4
B-1A-1
ROOM
GRAND
HALL 1
HARD
TOUCHREVERBTRANSPOSEDEMO
PIANO
MEDIUM
HALL 2
SOFT
STAGE
中央の「ド」
H
パワー
1
【POWER】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P9
2
【MASTER VOLUME】・・・・・・・・・・・・・・・・ P9
3
【DEMO】
4
【TRANSPOSE】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P23
5
【REVERB】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P22
6
【TOUCH】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P23
マスター ボリューム
デモ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P16
トランスポーズ
リバーブ
タッチ
7音色ボタン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P21
バリエーション
8
【VARIATION】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P22
9ディスプ レイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P14
0
A
メトロノーム
【METRONOME】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P25
【▼】
テンポ
TEMPO
ファンクション
【▲】/
【•】FUNCTION【¶】・・・・・・・・・・・・・・ P14、33
TRACKSTART/
PIPE
HARPSI-
VARIATION
STRINGS
E. PIANO
ORGAN
CHORD
METRONOME
SONG
SELECT
SONGFUNCTIONTEMPO
FUNCTION
–
/
NO+/
2
1
STOP REC
YES
YDP-121
1
POWER
C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7
ファンクション
B
【FUNCTION】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P32〜37
ソング
C
【SONG】
D
【▼】
【−/NO】【+/YES】
E
【START/STOP】・・・・・・・・・ P17〜20、27、30
レコード
F
【REC】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P26
トラック
G
TRACK
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P16
ソング セレクト
SONG SELECT
ノー イエス
【▲】/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P14、33
スタート/ストップ
【1】【2】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P26、30
フォーンズ
H
【PHONES】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P38
YDP-121 各部の名前
12
ペダル
ペダル端子
L
I
J
K
(ス タート/ストップ機能)・・・・・・・・・・・・ P19、36
J
まん中のペダル(ソステヌートペダル)
・・・・・・・ P21
K右のペダル(ダンパーペダル)・・・・・・・・・・ P21
L
PEDAL
ペダル
PEDAL端子 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P38、45I左のペダル(ソフトペダル)・・・・・・・・・・・・・ P21
YDP-121 各部の名前
本
編
13
操作の基本と共通機能
取扱説明書の「本編」をお読みいただく上で必要な「操作の基本と共通機能」を説明 します。必ずお読みくだ
さい。
操作の基本
操作の基本はパネルのボタンを押すだけです。
操作の結果をパネル中央のディスプレイで確認しながら進めてく ださい。
場面に応じて、たとえば下記のよう な表示にな ります。
テンポ
ピアノ50曲の曲番号 ファンクション項目番号 各種設定値
(通常の表示)
いろいろな 場面でよく使うボタン
マスター ボリューム テンポ ファンクション ソング セレクト ノー イエス
【MASTERVOLUME】 【SONGSELECT/−/NO,+/YES
MASTER VOLUME
MAXMIN
マスター ボリューム
ROOM
HALL 1
TOUCHREVERBTRANSPOSEDEMO
HALL 2
STAGE
HARD
MEDIUM
SOFT
GRAND
PIANO
【MASTER VOLUME】
音量を調節します。
テンポ ファンクション
【TEMPO/FUNCTION】
この 2つの ボタンは 、 場面に応じて下記のよ う に異なる働き を します。
【TEMPO/FUNCTION】
PIPE
E. PIANO
HARPSICHORD
STRINGS
VARIATION
ORGAN
METRO-
SONG
NOME
FUNCTION
SONGFUNCTIONTEMPO
/
NO+/
–
STOP REC
SELECT
YES
TRACKSTART/
2
1
テンポ
・ TEMPOの調節
メトロノームを 使うときや、ピア ノ曲、録音した曲の再生時のテンポを調節します。ボタンを押し続けると値が連続して変わ
本
編
ります 。【▼】と【▲】を同時に押すと、標準テンポ(録音した曲に設定されているテンポ、または120)に戻ります 。
ファンクション
・ FUNCTION項目の選択
ファンクションの項目を選びます(P33)。
ソング セレクト ノー イエス
【SONG SELECT/−/NO,+/YES】
ソング
・ SONGの選択
ピア ノ50曲の曲を選びます。ボタンを押し続ける と曲 番号が連続して変わり ます。
ノー イエス
・ −/NO, +/YES機能
各種の値を設定、選択したり、操作の実行(YES)や中止(NO)を行いま す。ボタ ンを押し続けると値が連続して変わる場
合があります。そのとき、項目によって最大値、最小値でストップする場 合と、循環して変わる場合があ り ます。【−/NO】と
イエス
【+/YES】を同時に押す と、基本設定(工場出荷時の設定)に戻る場合が あります。
YDP-121 操作の基本と共通機能
14
イエス ノー
ノー
メ モリ ーバックアップについて
基本設定(工場出荷時の設定)では、バックアップはすべてOFF(バッ クアッ プされない)になっ
ています。バックアップON/OFFの設定は、ファンクションで設定内容のグループごとに任意に
切り替えることが できます(P36)。ただし 、「メモリーに録音された演奏データ」及び「バックアップ
オン/オフ
ON/OFFの設定」自体は常にバックアップされます。
バックアップ の設定をO Nにしていても、 電源を切って約1週間以上過ぎると、バックアップされて
オン/オフ
オン
オフ
いる内容が消え、すべての設定内容が基本設定(工場出荷時の設定)に戻ってしまいます。した
がって、バックアップされている内容を1週間以上保持したい場合は、少なくとも1週間以内に数
分間は電源をONにしてください。
オン
YDP-121の機能の全体構成
大きく下記3つの機能があります。
演奏に関する機能(P21〜P25)
録音/再生に関する機能(P26〜P31)
ファンクションの各機能(P32〜P37)
ファンクションとは…
YDP-121をお使いいただく上での各種の設定を、ご自分の使いやすい状態に設定する機能で
す。特に設定をしなくても工場出荷時に基本的な設定になっていますが、特に独自の設定をし
たいときに、ご利用ください。
また、各種の応用的な操作がファンクションにま とめられています。(P32〜P37)
メモリーとは …
いろいろな設定や録音データが記
憶される、YDP-121本体内部の記
憶装置のことです。
バックアップとは…
メモリーに 記憶されている内容を電
源を切 っても消 さずに残し ておくこ
とを言います。 バッ クア ッ プをONに
しておくと、次回電源を入れたとき
にも前回の設定が有効になります。
バッ クア ッ プをOFFに してお くと、
次回電源を入れたときは基本設定
(工場出荷時の設定)に戻りま す。
基本設定一覧表がP42に掲載され
ています。
オフ
オン
YDP-121 操作の基本と共通機能
本
編
15