Yamaha PLG100-VH User Manual [ja]

VH Effect Editor
マニュアル

ご使用になる前に

VH Effect Editorは、PLG100-VHに関するすべての設定をグラフィカルに行なうためのアプ リケーションです。 直感的な入力、設定作業ができるよう、わかりやすい操作方法を目指しました。
・ このアプリケーションで音色パラメーターをエディットしている時にPLG100- VH を組み込んだシン
セサイザーや音源を操作すると、アプリケーションと本体との設定が食い違ってしまいますのでご注 意ください。
著作権について
・ このアプリケーションおよびマニュアルの著作権はすべてヤマハ株式会社が所有します。 ・ このアプリケーションおよびマニュアルの一部または全部を無断で複製、改変することはできませ
ん。
・ 市販の音楽データは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に
無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門家にご相談される などのご配慮をお願いします。
・ このマニュアルに掲載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
ご注意
・ このアプリケーションおよびマニュアルを運用した結果およびその影響については、一切責任を負い
かねますのでご了承ください。
・ このマニュアルに掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがっ
て、最終仕様と異なる場合がありますのでご了承ください。
このマニュアルについて
・ VH Effect Editorには、独立したアプリケーションと他のアプリケーションのプラグインソフトとして
使用するものがあります。このマニュアルは両方の共通マニュアルとして作られておりますので、一 部未対応の機能について記載されているところがあります。詳しくは、本文中のドキュメントアイコ ン(黄色)をクリックして内容をご確認ください。
・ このマニュアルでは、Windows版とMacintosh版とで同様の画面となる場合、Windows 版の画面を用
いて説明しています。
Windowsユーザーの皆様へ
VH Effect Editorをお使いになる場合、コントロールパネル/画面/(設定/)詳細で、フォントサイズを
「小さいフォント」に設定してください。「大きいフォント」を選択すると、ダイアログの文字列が正しく
表示されないことがあります。
MacOSユーザーの皆様へ
MacOS8.5以降でVH Effect Editorをお使いになる場合、「コントロールパネル」の「アピアランス」で
「フォント」のタブを選択し、「ラージ・システムフォント」を「Osaka」に設定してください。また、 「なめらかな文字で表示する」のチェックボックスをオフにしてください。
Copyright (c) 2001 Yamaha Corporation. All rights reserved. Version 1.0.1, 2001 YAMAHA CORPORATION

VH Effect Editorとは

PLG100-VHに関するすべての設定をグラフィカルに行なうためのソフトウェアです。 すべてのウィンドウからドラッグ&ドロップ操作でホストアプリケーションのトラックビュー にブロックを挿入したり、リストウィンドウに値を入力できます(プラグインエディターの場合 のみ)。 また、コーダルモード用のコードをリストウィンドウに入力できるウィンドウも用意されてい ます(プラグインエディターの場合のみ)。
2

操作手順

XGプラグインシステム対応機器 (MU2000、MU128など)での設定

クク
ママママイイイイクク
MUシリーズの A/Dインプット端子にマイクを接続します。
z
A/Dパートをバンク=0、プログラムナンバー =2の「Mic」にします。
x
外外外外部部部部キキキキーーーーボボボボーーーードド
・ ボコーダーハーモニー、コーダルハーモニーでは、外部キーボードの演奏に合わ
せて、ハーモニーが変化します。
・ 外部キーボードのMIDI OUT端子と、MUシリーズのMIDI IN-AをMIDIケーブル
で接続します。
・ 外部キーボードのMIDIチャンネルをシステムタブのハーモニーチャンネルと同じ
チャンネルに設定します。
・ MUシリーズの音が鳴らないようにするためには、そのパートをミュートするか、
チャンネルのボリュームを0に設定しておきます。
・ [ハーモニー簡易設定 ]ダイアログでも同じようなことができます。
ドド

モジュラーシンセシスプラグインシステム対応機器(S80、MOTIFシリーズなど)での設定

・ プラットフォーム機器のA/Dインプット端子にマイクを接続します。
・ A/Dインプットの情報がPLG100-VHの入力に接続されるように、プラット
フォーム機器を設定します。詳しくは、プラットフォーム機器のマニュアル(パ フォーマンスモードなどのエフェクトについての説明の「PLG-EF」の項目)をご 参照ください。
3
操作手順 //
//

ボコーダーハーモニーをかける手順

ボコーダーハーモニーをかける手順
マイクで歌いながらキーボードを弾き、ハーモニー音をコントロールする。
[Effect]タブをクリックします。
z
エフェクトタイプをVocoder Harmonyに設定します。
x
[14. Part]をad1に設定します。
c
モジュラーシンセシスプラグインシステム対応のシンセサイザー /トーンジェネレーターを お使いの場合は、パートナンバーを本体で設定する必要があります。
[System]タブをクリックします。
v
[Harmony Ch] を、外部キーボートの送信チャンネルに合わせます。
b
ハーモニーミュートをoffに設定して、ハーモニー 1 〜3ボリュームを十分に上げ
n
ておきます。
〈〈〈〈演演演演奏奏奏奏方方方方法法法法〉〉
・ マイクで歌いながらキーボードを弾くと、その音程に合わせてハーモニー音が鳴ります。
・ キーボードの演奏をトラックに録音すれば、ハーモニーが付いた曲を作成することも可能で
す。
・ Modeの設定によって、いろいろなハーモニーを体験できます。
〉〉
4
操作手順 //
//

コーダルハーモニーをかける手順

コーダルハーモニーをかける手順
マイクで歌いながらキーボードを弾き、コードの構成音でハーモニー音をコントロールする。
[Effect]タブをクリックします。
z
エフェクトタイプをChordal Harmony に設定します。
x
[14. Part]をad1に設定します。
c
モジュラーシンセシスプラグインシステム対応のシンセサイザー /トーンジェネレーターを お使いの場合は、パートナンバーを本体で設定する必要があります。
[System]タブをクリックします。
v
[Harmony Ch] を、外部キーボートの送信チャンネルに合わせます。
b
ハーモニーミュートをoffに設定して、ハーモニー 1 〜3ボリュームを十分に上げ
n
ておきます。
〈〈〈〈演演演演奏奏奏奏方方方方法法法法〉〉
・ マイクで歌いながらキーボードを弾くと、弾いた鍵盤から認識したコードの構成音でハーモ
ニー音が鳴ります。
・ 鍵盤を離しても、入力音が鳴っている間はハーモニー音は鳴り続けます。
・ システムエクスクルーシブでコードを指定することも可能です。その場合、外部キーボード
は必要なく、ハーモニー用にMIDIチャンネルを使う必要もなくなります。
・ 曲に合わせてコード情報を録音すれば、ハーモニーが付いた曲を作ることもできます。VH
Effect Editorでコードを入力することもできます(→[Chord]タブ)
・ Modeの設定によって、いろいろなハーモニーを体験できます。
〉〉
5
操作手順 //
//

デチューンハーモニーをかける手順

デチューンハーモニーをかける手順
入力音声にコーラス効果をかける。
[Effect]タブをクリックします。
z
エフェクトタイプをDetune Harmonyに設定します。
x
[14. Part]をad1に設定します。
c
モジュラーシンセシスプラグインシステム対応のシンセサイザー /トーンジェネレーターを お使いの場合は、パートナンバーを本体で設定する必要があります。
ハーモニーミュートをoffに設定して、ハーモニー 1 〜3ボリュームを十分に上げ
v
ておきます。
〈〈〈〈演演演演奏奏奏奏方方方方法法法法〉〉
・ マイクで歌うと、コーラスのかかったような効果が得られます。
・ Modeの設定によってデチューンの量を変更できます。
・ デチューンハーモニーでは、ハーモニー音のジェンダーは変更できません。
〉〉
6
操作手順 //
//

クロマティックハーモニーをかける手順

クロマティックハーモニーをかける手順
入力音声から一定分ピッチシフトしたハーモニー音をコントロールする。
[Effect]タブをクリックします。
z
エフェクトタイプをChromatic Harmonyに設定します。
x
[14. Part]をad1に設定します。
c
モジュラーシンセシスプラグインシステム対応のシンセサイザー /トーンジェネレーターを お使いの場合は、パートナンバーを本体で設定する必要があります。
ハーモニーミュートをoffに設定して、ハーモニー 1 〜3ボリュームを十分に上げ
v
ておきます。
〈〈〈〈演演演演奏奏奏奏方方方方法法法法〉〉
・ マイクで歌うと、入力音声から一定分ピッチシフトしたハーモニー音が鳴ります。
・ Modeの設定によって、ピッチシフトの音程を変更することができます。
〉〉
7
操作手順 //
//

PLG100-VHの効果がかからない場合

PLG100-VHの効果がかからない場合
PLG100-VHの効果がかからない場合は、次のポイントをチェックしてください。
・ XGプラグインシステム対応の機器の場合、[14. Part]の設定は、Ad1に設定さ
れていますか?
・ Lead/Harmony(リード/ハーモニー )でハーモニー音の音量バランスが小さく設
定されていませんか?
・ ハーモニーチャンネルがoff以外に設定されていますか?ボコーダーハーモニー、
コーダルハーモニーでは、ハーモニーチャンネルがoffの場合は効果がかかりませ ん。
・ ハーモニーチャンネルで設定したチャンネルで、MIDIキーボードやシーケンサー
からノートオンメッセージが送られてきていますか? ボコーダーハーモニーでは、ノートオンメッセージを受信しないとハーモニー音 は鳴りません。
・ ハーモニーミュートが設定されていませんか?
・ ハーモニー 1〜3ボリュームは十分な値に設定されていますか?
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