TA8122,23ANG/AFG
東芝バイポーラ形リニア集積回路 シリコン モノリシック
TA8122ANG,TA8122AFG,TA8123ANG,TA8123AFG
3V 1 チップチューナ
TA8122ANG / AFG、TA8123ANG / AFG は、FM フロントエンド、
AM / FM IF、FM ステレオマルチプレックスの機能をすべて内蔵し
た、ラジオおよび 3V ヘッドフォンラジオの IC です。
特 長
特長
• AM 検波コイル、FM IFT、IF カップリングコンデンサ、FM IF
• FM 検波回路が無調整です。
• マルチプレックス VCO 回路が無調整です。
• ステレオチューナ機能 (FM F / E、AM / FM IF、FM MPX)をす
• FM IF S カーブ特性
• 動作電源電圧範囲 : V
バイパスコンデンサが不要です。
(セラミックディスクリミネータ採用)
(セラミックレゾネータ採用)
べて内蔵しています。
• TA8122ANG / AFG : 逆特性 (アッパーヘテロダイン用)
• TA8123ANG / AFG : 正特性 (ロアーヘテロダイン用)
= 1.8V~7V (Ta = 25°C)
CC
質量
SDIP24−P−300−1.78 : 1.2g (標準)
SSOP24−P−300−1.00 : 0.31g (標準)
1
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ブロック図
(注 ) 10.7MHz セラミックフィルタおよび
10.7MHz セラミックディスクリミネータ
については右の表に示す (株) 村田製作所
製のキットを推奨致します。セラミック
フィルタとディスクリミネータの中心周
波数を合わせてください。中心周波数が合
わない場合、特性が悪化します。
TA8122,23ANG/AFG
キット名称
KMFC403−Z SFE10.7MA5−Z 2 CDA10.7MG16−Z1
KMFC411−Z SFE10.7MA5−Z 1 CDA10.7MG16−Z1
KMFC422−Z SFE10.7MA2−Z 2 CDA10.7MG16−Z1
KMFC435−Z SFE10.7MA5L−Z 2 CDA10.7MG16−Z1
KMFC445−Z SFE10.7MA5L−Z 1 CDA10.7MG16−Z1
セラミック
フィルタ
組み合わせ
セラミック
数量
ディスクリミネータ
数量
2
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端子説明
TA8122,23ANG/AFG
端子
番号
1 FM−RF IN
2 GND1
3 FM MIX
項目 内部周辺回路
(AM RF, OSC, MIX, FM RF,
OSC, MIX 段の GND)
― 0 0
無信号時端子電圧
(標準値) (V)
AM FM
0 0.7
2.3 1.8
4 AM MIX
5 AGC (AM AGC)
6 V
(AM IF, FM IF, FM MPX 段の VCC) ― 3.0 3.0
CC2
2.3 1.8
0 0
3
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TA8122,23ANG/AFG
端子
番号
項目 内部周辺回路
無信号時端子電圧
(標準値) (V)
AM FM
7 AM IF IN
8 FM IF IN
9 GND2, (AM IF, FM IF, FM MPX 段の GND) ― 0 0
10 TUN LED (Tuning LED)
3.0 3.0
3.0 3.0
― ―
11 ST LED (Stereo LED)
12 QUAD (FM QUAD. Detector)
― ―
2.4 2.1
4
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TA8122,23ANG/AFG
端子
番号
13
R−OUT (R−ch Output)
14
L−OUT (L−ch Output)
項目 内部周辺回路
無信号時端子電圧
(標準値) (V)
AM FM
1.0 1.0
15 VCO
RPF2
･ 同期検波器の
16
17
ローパスフィルタ端子
･ AM / FM 切り替え端子
V
V
RPF1
･ 位相検波器の
ローパスフィルタ端子
･ VCO ストップ端子
V
= VCC → AM
16
= OPEN → FM
16
= VCC → VCO Stop
17
2.5
3.0
2.7 2.2
2.5
(VCO
Stop 時)
2.2
(VCO
Stop 時
2.7)
18 MPX IN
0.7 0.7
5
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端子
番号
項目 内部周辺回路
TA8122,23ANG/AFG
無信号時端子電圧
(標準値) (V)
AM FM
19 DET OUT
20 AM OSC
21 FM OSC
22 V
23 FM RF OUT (1)ピン参照 3.0 3.0
(AM RF, OSC, MIX, FM RF,
CC1
OSC, MIX 段の V
CC
)
― 3.0 3.0
1.5 1.2
3.0 3.0
3.0 3.0
24 AM RF IN
3.0 3.0
6
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TA8122,23ANG/AFG
最大定格
電源電圧 VCC 8 V
LED 電流 I
LED 電圧 V
消費電力 PD (注)
動作温度 T
保存温度 T
(Ta = 25°C)
項目 記号 定格 単位
10 mA
LED
8 V
LED
1200
400
−25~75 °C
opr
−55~150 °C
stg
mW
(注) 25°C 以上で使用する場合は、1°C につき TA8122ANG、
TA8123ANG は 9.6mW、TA8122AFG、TA8123AFG は 3.2mW 減じて考える。
7
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TA8122,23ANG/AFG
電気的特性
特に指定なき場合、Ta = 25°C、VCC = 3V、 F / E : f = 83MHz、fm = 1kHz
FM IF : f = 10.7MHz、∆f = ±22.5MHz、f
AM : f = 1MHz、MOD = 30%、f
MPX : f
= 1kHz
m
= 1kHz
m
= 1kHz
m
項目 記号
I
電源電流
入力リミッティング
F / E
電圧
局部発振電圧 V
入力リミッティング
電圧
検波出力電圧 VOD 1 Vin = 80dBµV EMF 55 80 110 mV
FM
IF
信号対雑音比 S / N 1 Vin = 80dBµV EMF ― 70 ― dB
全高調波歪率 THD 1 Vin = 80dBµV EMF ― 0.4 ― %
AM 抑圧比 AMR 1 Vin = 80dBµV EMF ― 50 ― dB
LED 点灯感度 V
電圧利得 GV 1 Vin = 23dBµV EMF 20 40 80 mV
検波出力電圧 VOD 1 Vin = 60dBµV EMF 50 60 100 mV
AM
信号対雑音比 S / N 1 Vin = 60dBµV EMF ― 44 ― dB
全高調波歪率 THD 1 Vin = 60dBµV EMF ― 1.0 ― %
LED 点灯感度 V
(19)ピン出力抵抗 R19 ―
CC (FM)
I
CC (AM)
V
in (lim)
2 f
osc
V
in (lim) IF
1 IL = 1mA 43 48 53 dBµV EMF
L
1 IL = 1mA 19 24 29 dBµV EMF
L
測定
回路
1 FM 時, Vin = 0 ― 14.0 18.5
1 AM 時, Vin = 0 ― 6.0 8.3
1 −3dB リミッティング ― 14 ― dBµV EMF
1 −3dB リミッティング 39 44 49 dBµV EMF
測定条件 最小 標準 最大 単位
= 72.3MHz 70 105 140 mV
OSC
FM 時 ― 0.75 ―
AM 時 ― 12.5 ―
mA
rms
rms
rms
rms
kΩ
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TA8122,23ANG/AFG
項目 記号
入力抵抗 RIN ― ― ― 24 ― kΩ
出力抵抗 R
最大コンポジット信号
入力電圧
OUT
V
in MAX
(ステレオ)
分離度 Sep 1
THD
(モノラル)
THD
(ステレオ)
MPX
全高調波
歪率
モノラル
ステレオ
電圧利得 GV 1 Vin = 150mV
チャネルバランス C.B. 1 Vin = 150mV
ステレオ
LED 感度
点灯 V
消灯 V
ステレオ LED
ヒステリシス
L (ON)
L (OFF)
V
キャプチャレンジ C.R 1 P = 15mV
信号対雑音比 S / N 1 ― ― 70 ― dB
測定
回路
測定条件 最小 標準 最大 単位
― ― ― 5 ― kΩ
L+R = 90%, P = 10%,
1
fm = 1kHz, THD = 3%
― 350 ― mV
fm = 100Hz ― 42 ―
L+R = 135mV
P = 15mV
1 Vin = 150mV
L+R = 135mV
1
P = 15mV
― 8 15
1 パイロット信号入力
1
H
LED ターンオンから
ターンオフまで
,
rms
fm = 1kHz 35 42 ―
rms
rms
f
= 10kHz ― 42
m
― 0.2 ―
rms
,
rms
−5 −3 −1 dB
rms
−2 0 2 dB
rms
― 0.2 ―
2 6 ―
― 2 ― mV
― 1.3 ― %
rms
mV
dB
%
rms
rms
rms
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測定回路 1
TA8122,23ANG/AFG
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測定回路 2
TA8122,23ANG/AFG
測定回路用コイルデータ
コイル番号
L1 FM RF 100MHz ― ― 100 ― ― ― 2
L2 FM OSC 100MHz ― ― 100 ― ― 2
T1 AM OSC 796kHz 288 ― 115 13 73 ― ― ― 0.08UEW (S)4147−1356−038
T2 AM IFT 455kHz ― 180 120 ― ― 180 ― 15 0.08UEW (S)2150−2162−165
テスト
周波数 L (µH)
C
o
(pF)
Q
o
1−22−31−31−4 4−6
巻数
3
4
1
2
― ― 0.5UEW (S)0258−244
(S) スミダ電機 (株)
ワイヤ
(mmφ)
― 0.5UEW (S)53T−037−202
備考
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TA8122,23ANG/AFG
FM 検波回路
FM 検波回路にはセラミックディスクリミネータの代わりに検波コイルの使用も可能です。
推奨回路、および推奨コイル仕様は次のとおりです。この場合、リミッティング感度が若干低下しますのでご注意
ください。
C
テスト周波数
10.7MHz 100 100 ― ― 12 ― 0.12UEW
o
(pF)
Q
o
なお、検波コイルを使用する場合、10.7MHz セラミックフィルタは前記セラミックディスクリミネータとの kit 品
を用いる必要はありません。一般品をご使用ください。
巻数
1−2 2−3 1−34−6
ワイヤ
(mmφ)
備考
スミダ電機 (株)
2153−4095−189
または、相当品
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TA8122,23ANG/AFG
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外形図
質量: 1.2g (標準)
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外形図
質量: 0.31g (標準)
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はんだ付け性については、以下の条件で確認しています。
(1) お客様の使用されるはんだ槽 (Sn-63Pb 半田槽) の場合
はんだ温度 230°C、浸漬時間 5 秒間 1 回、R タイプ フラックス使用
(2) お客様の使用されるはんだ槽 (Sn-3.0Ag-0.5Cu 半田槽) の場合
はんだ温度 245°C、浸漬時間 5 秒間 1 回、R タイプ フラックス使用
TA8122,23ANG/AFG
当社半導体製品取り扱い上のお願い
• 当社は品質、信頼性の向上に努めておりますが、一般に半導体製品は誤作動したり故障することがあります。当
社半導体製品をご使用いただく場合は、半導体製品の誤作動や故障により、生命･身体･財産が侵害されることの
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き注意事項や条件について｢東芝半導体製品の取り扱い上のご注意とお願い｣、｢半導体信頼性ハンドブック｣など
でご確認ください。
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ロボット、家電機器など) に使用されることを意図しています。特別に高い品質･信頼性が要求され、その故障や
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交通信号機器、燃焼制御、医療機器、各種安全装置など) にこれらの製品を使用すること (以下 “特定用途” とい
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使用することはできません。
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