
東芝ショットキバリアダイオード
CMS14
CMS14
○ スイッチング電源の高周波整流用 (出力電圧: 12 V 以下)
○ DC/DC コンバータ用
単位: mm
• 順電圧 : V
• 平均順電流 : I
• ピーク繰り返し逆電圧 : V
= 0.58 V (最大)
FM
= 2.0 A
F (AV)
= 60 V
RRM
• 小型外囲器なので高密度実装に適しています。
東芝呼称名 “M-FLAT
TM
”
絶対最大定格
ピーク繰り返し逆電圧 V
平均順電流 I
ピーク 1 サイクルサージ電流 I
接合温度 T
保存温度 T
(Ta = 25°C)
項目 記号 定格 単位
RRM
2.0 (注 1) A
F (AV)
40 (50 Hz) A
FSM
−40~150 °C
j
stg
60 V
−40~150 °C
注 1: Tℓ = 112°C セラミック基板実装時
基板サイズ : 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ : 2 mm × 2 mm
基板の厚さ : 0.64 mm
矩形波通電時 : (α = 180°), V
= 30 V 印加
R
注 2: 本製品の使用条件 (使用温度/電流/電圧等) が絶対最大定格以内での使用においても、高負荷 (高温および大電
流/高電圧印加、多大な温度変化等) で連続して使用される場合は、信頼性が著しく低下するおそれがあります。
弊社半導体信頼性ハンドブック (取り扱い上のご注意とお願いおよびディレーティングの考え方と方法) およ
び個別信頼性情報 (信頼性試験レポート、推定故障率等) をご確認の上、適切な信頼性設計をお願いします。
電気的特性
(Ta = 25°C)
②
4.7 ± 0.2
3.8 ± 0.1
①
1.75 ± 0.1
+ 0.2
− 0.1 2.4
0 ~ 0.1
0.16
0.98 ± 0.1
① アノード
② カソード
JEDEC ―
JEITA ―
東 芝 3-4E1A
質量: 0.023 g (標準)
0.65 ± 0.2
0.65 ± 0.2
項目 記号 測定条件 最小 標準 最大 単位
V
IFM = 1.0 A (パルス測定) ⎯ 0.45 ⎯
ピーク順電圧
ピーク繰り返し逆電流
接合容量 C
熱 抵 抗 (接合– 周囲間) R
熱 抵 抗 (接合– リード間) R
FM (1)
V
IFM = 2.0 A (パルス測定) ⎯ 0.53 0.58
FM (2)
I
V
RRM (1)
I
V
RRM (2)
VR = 10 V, f = 1.0 MHz ⎯ 77 ⎯ pF
j
th (j-a)
⎯ ⎯ ⎯ 16 °C/W
th (j-ℓ)
= 5 V (パルス測定) ⎯ 0.6 ⎯
RRM
= 60 V (パルス測定) ⎯ 25 200
RRM
セラミック基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ 2 mm × 2 mm
基板の厚さ 0.64 mm
ガラス・エポキシ基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ 6 mm × 6 mm
基板の厚さ 1.6 mm
ガラス・エポキシ基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ 2.1 mm × 1.4 mm
基板の厚さ 1.6 mm
⎯ ⎯ 60
⎯ ⎯ 135
⎯ ⎯ 210
V
μA
°C/W
1
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現品表示
略号 製品名
SD CMS14
ソルダリングパッドの参考パターン
単位: mm
2.1
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1.4
3.0 1.4
使用上の注意
1) ショットキバリアダイオードは、他のダイオードに比べ逆方向漏れ電流が大きく使用する温度・電圧により、熱暴走
を生じ破壊に至る場合があります。
順方向損失、逆方向損失を十分考慮し、放熱設計および安全設計のうえご使用ください。
2) 絶対最大定格は複数の定格の、どの一つの値も瞬時たりとも超えてはならない規格です。複数の定格のいずれに対し
ても超える事ができません。
従いまして、ご使用にあたりマージンを考慮して、ご設計をお願いします。
目安としまして V
また、V
ご考慮ください。
3) 熱抵抗特性 (接合部−周囲間) は製品の取り付け状態によって変わります。
ご使用の際の基板、はんだランド等をご考慮のうえ適用する熱抵抗値を選択してください。
4) その他ご使用に際しては弊社データブックを十分にご確認してください。
: 1) の注意事項をご参照のうえご使用ください。
RRM
は約 0.1%/°C の温度特性を有しておりますので低温時の使用に際し併せて
RRM
I
: 定格の 80%以下でかつ接合部温度 (Tj) が最悪条件下で 120°C 以下。
F (AV)
本素子の場合、Ta max − I
I
: 繰り返し定格ではありませんので、製品寿命中ほとんど印加されない異常時の定格として
FSM
ご使用ください。
T
: 信頼性を高める意味でディレーティングしてご使用ください。
j
120°C 以下でご使用されることを推奨いたします。
曲線に対してのマージンをご考慮ください。
F (AV)
2
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(A)
順 電 流 i
最高許容リード温度 Tℓ max (°C)
– vF
i
10
パルス測定
5
3
Tj = 150°C
1
F
0.5
125°C
0.3
75°C
0.1
0.05
0.03
0.01
0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2
F
25°C
順 電 圧 vF (V)
160
140
120
100
80
60
40
20
0
α = 60°
矩形波
360° α
0°
導通角α
I
F(AV)
VR = 30 V
0.4 0 0.8 1.2 2.0 2.4 1.6 2.8 3.2
平均順電流 I
1000
500
300
(°C/W)
100
th (j-a)
50
30
10
5
3
過渡熱インピーダンス r
1
0.001 1000 0.01 0.1 100 10 1
0.003 0.03 0.3 3 30 300
Tℓ max – I
F (AV)
F (AV)
180°
120°
(A)
ガラス・エポキシ基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ 2.1 mm × 1.4 mm
基板の厚さ 1.6 mm
(W)
F (AV)
平均順損失 P
DC
最高許容周囲温度 Ta max (°C)
r
– t
th (j-a)
セラミック基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ 2.0 mm × 2.0 mm
基板の厚さ 0.64 mm
時 間 t (s)
P
– I
2.0
1.6
1.2
0.8
0.4
0.0
0.0 0.6 1.2 1.8 2.4 3.0 3.6
F (AV)
120°
α = 60°
平均順電流 I
F (AV)
180°
F (AV)
DC
矩形波
360° 0° α
導通角α
(A)
160
140
120
100
セラミック基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ
2 mm × 2 mm
基板の厚さ
80
60
40
20
α = 60°
0
0.4 0 0.8 1.2 2.0 2.4 1.6 2.8 3.2
120°
平均順電流 I
ガラス・エポキシ基板実装
基板サイズ 50 mm × 50 mm
はんだランドサイズ 6.0 mm × 6.0 mm
基板の厚さ 1.6 mm
Ta m a x – I
F (AV)
0.64 mm
180°
F (AV)
矩形波
0°
導通角α
VR = 30 V
(A)
DC
360° α
I
F(AV)
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C
500
300
– VR (標準値)
j
Ta = 25°C
f = 1 MHz
(pF)
j
100
接合容量 C
50
30
(A)
FSM
サージ電流 I
サージ電流
50
40
30
20
10
Ta = 25°C
f = 50 Hz
10
1 5 100
30 10 3
50
逆 電 圧 VR (V)
0
1 10 100
3 5 30 50
サイクル数
I
10
パルス測定
1
(mA)
0.1
R
0.01
逆 電 流 I
0.001
0.0001
0 20 40 60 80 100 120 160
VR = 5 V
接合温度 Tj (°C)
– Tj (標準値)
R
48 V
40 V
30 V
20 V
10 V
140
P
(W)
R (AV)
平均逆電力 P
0.40
0.32
0.24
0.16
0.08
0.00
矩形波
360°0°
V
R
α
導通角α
Tj = 125°C
0 6 12 48
– VR (標準値)
R (AV)
240°
180°
120°
24
18 36 42
30
逆 電 圧 VR (V)
300°
DC
α = 60°
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2008-08-25

CMS14
製品取り扱い上のお願い
• 本資料に掲載されているハードウェア、ソフトウェアおよびシステム(以下、本製品という)に関する情
報等、本資料の掲載内容は、技術の進歩などにより予告なしに変更されることがあります。
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得て本資料を転載複製する場合でも、記載内容に一切変更を加えたり、削除したりしないでください。
• 当社は品質、信頼性の向上に努めていますが、半導体製品は一般に誤作動または故障する場合があります。
本製品をご使用頂く場合は、本製品の誤作動や故障により生命・身体・財産が侵害されることのないよう
に、お客様の責任において、お客様のハードウェア・ソフトウェア・システムに必要な安全設計を行うこ
とをお願いします。なお、設計および使用に際しては、本製品に関する最新の情報(本資料、仕様書、デー
タシート、アプリケーションノート、半導体信頼性ハンドブックなど)および本製品が使用される機器の
取扱説明書、操作説明書などをご確認の上、これに従ってください。また、上記資料などに記載の製品デー
タ、図、表などに示す技術的な内容、プログラム、アルゴリズムその他応用回路例などの情報を使用する
場合は、単独およびシステム全体で十分に評価し、お客様の責任において適用可否を判断してください。
当社は、適用可否に対する責任は負いません。
• 本製品は、一般的電子機器(コンピュータ、パーソナル機器、事務機器、計測機器、産業用ロボット、家
電機器など)または本資料に個別に記載されている用途に使用されることが意図されています。本製品は、
特別に高い品質・信頼性が要求され、またはその故障や誤作動が生命・身体に危害を及ぼす恐れ、膨大な
財産損害を引き起こす恐れ、もしくは社会に深刻な影響を及ぼす恐れのある機器(以下“特定用途”とい
う)に使用されることは意図されていませんし、保証もされていません。特定用途には原子力関連機器、
航空・宇宙機器、医療機器、車載・輸送機器、列車・船舶機器、交通信号機器、燃焼・爆発制御機器、各
種安全関連機器、昇降機器、電力機器、金融関連機器などが含まれます。本資料に個別に記載されている
場合を除き、本製品を特定用途に使用しないでください。
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非侵害保証を含むがこれに限らない。)をせず、また当社は、本製品および技術情報に関する一切の損害(間
接損害、結果的損害、特別損害、付随的損害、逸失利益、機会損失、休業損、データ喪失等を含むがこれ
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るいはその他軍事用途の目的で使用しないでください。また、輸出に際しては、「外国為替及び外国貿易法」、
「米国輸出管理規則」等、適用ある輸出関連法令を遵守し、それらの定めるところにより必要な手続を行っ
てください。
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製品のご使用に際しては、特定の物質の含有・使用を規制する RoHS 指令等、適用ある環境関連法令を十分
調査の上、かかる法令に適合するようご使用ください。お客様がかかる法令を遵守しないことにより生じ
た損害に関して、当社は一切の責任を負いかねます。
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2008-08-25