Toro 09200 Operator's Manual [jp]

®
プロコア648 エアレータ
Model No. 09200—240000001 and Up
Form No. 3350-440
オペレーターズマニュアル
この文書は英語(EN)からの翻訳です。
カリフォルニア州
第65号決議による警告
カリフォルニア州では、この製品に搭載されているエ ンジンの排気ガスには発癌性や先天性異常の原因と なる物質が含まれているとされております。
重要 この機械のエンジンにはスパーク・アレスタが取
り付けられていません。カリフォルニア州の森林地帯・ 潅木地帯・草地などでこの機械を使用する場合には、法 令によりスパークアレスタの装着が義務づけられていま す。他の地域においても同様の規制が存在する可能性 がありますのでご注意ください。
本機のスパーク点火装置はカナダ安全規格に適合して おります: ICES-002
この車両に使用されている点火装置は、カナダの NMB­002 規格に適合しております。
もくじ
ページ
はじめに .................................................................................... 3
安全について ............................................................................ 3
安全な運転のために ...........................................................3
音圧レベル .............................................................................5
音力レベル ............................................................................. 5
振動レベル .............................................................................5
安全ラベルと指示ラベル ................................................. 5
仕様 .............................................................................................9
アクセサリ・チャート .............................................................10
組み立て ...................................................................................11
付属部品表 .........................................................................11
後輪を取り付ける .............................................................12
ハンドルを取り付ける .......................................................12
バッテリーへの補給、充電および接続 ........................12
後フードを固定する ...........................................................14
ベルト・カバーを固定する ...............................................14
タイン・ホルダー、ターフ・ガード、
タインを取り付ける ...........................................................14
運転の前に ..............................................................................15
使用推奨ガソリン ..............................................................15
スタビライザ/コンディショナについて .........................15
燃料を補給する ..................................................................16
エンジン・オイルの量を点検する ..................................16
油圧オイルを点検する ..................................................... 17
タイヤ空気圧を点検する .................................................18
ページ
運転操作 ..................................................................................19
各部の名称とはたらき ......................................................19
エンジンの始動と停止 ..................................................... 20
インタロック(安全装置) ..............................................21
整備用ラッチ .......................................................................21
タイン・ホルダー、ターフ・ガード、
タインを取り付ける ......................................................... 22
穴あけ深さを設定する .................................................... 23
手動による芝面追従 ......................................................... 23
エアレータを手で押して(引いて)の移動 ................. 24
コントロール回路のリセット .......................................... 24
タインが地中に刺さったまま立ち往生した時 ......... 24
現場から現場への移動 ................................................... 25
660 車両に搭載する場合 .............................................. 26
運転のヒント....................................................................... 26
ライン・マーカーを使う ................................................... 27
重量移動機構の調整 ....................................................... 28
追加用ウェイト ................................................................... 28
エアレータ・コントロール・モジュール(ACM) ........... 29
保守 .......................................................................................... 30
推奨定期整備一覧表 ....................................................... 30
始業点検表 ...........................................................................31
潤滑 ....................................................................................... 32
ジャッキアップ .................................................................... 32
エア・クリーナの整備 ....................................................... 33
エンジン・オイルについて ............................................... 34
点火プラグの整備 ............................................................ 35
燃料フィルタの整備 .......................................................... 36
燃料タンクの整備 .............................................................. 37
冷却系統の清掃 ................................................................. 37
油圧系統の整備 ............................................................... 37
芝面追従システムのリセット ........................................... 9
ベルトの点検 ....................................................................... 39
サイド・シールドの調整 ................................................... 40
ポンプ・ベルトの調整........................................................40
ターフ・ガードの交換 .........................................................41
穴あけ間隔の調整 ............................................................41
コアリング・ヘッドのボルトのトルク ............................ 42
コアリング・ヘッドのタイミング ....................................42
ヒューズの整備................................................................... 42
バッテリーの整備 .............................................................. 42
バッテリーの保管 .............................................................. 43
故障探究 ................................................................................. 44
配線図 ................................................................................... 46
油圧回路図 ......................................................................... 47
洗浄と格納保管 ................................................................. 48
Toro エアレータの品質保証 .............................................52
©2005 by The Toro Company 8111 Lyndale Avenue South Bloomington, MN 55420-1196
弊社ウェブサイトをお訪ねください:www.Toro.com
禁無断転載
Printed in U.S.A.
はじめに
安全について
この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十分 に理解してください。オペレータや周囲の人の人身事故 や製品の損傷を防ぐ上で大切な情報が記載されていま す。製品の設計製造、特に安全性には常に最大の注意 を払っておりますが、この製品を適切かつ安全に使用す るのはお客様の責任です。
整備について、また純正部品についてなど、分からない ことはお気軽に弊社代理店またはカスタマー・サービス におたずねください。お問い合わせの際には、必ず製品 のモデル番号とシリアル番号をお知らせください。モデ ル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付け位置 は図1の通りです。
1
図1
1. 銘板取り付け位置
いまのうちに番号をメモしておきましょう。
不適切な使い方をしたり手入れを怠ったりすると、人身 事故につながります。事故を防止するために、以下に示 す安全のための注意事項を必ずお守りください•この マークは、「注意」「警告」または「危険」の文字と共に 表示され、いずれも安全作業のための重要事項を示し ます。これらの注意を怠ると死亡事故などの重大な人身 事故が発生することがあります。
安全な運転のために
以下の注意事項は ANSI規格B71-1999 から抜粋したも のです。
トレーニング
• このマニュアルや、関連するトレーニング資料をよく お読みください。オペレータや整備士が日本語を読 めない場合には、オーナー の責任において、このオ ペレーターズ・マニュアルの内容を十分に説明してく ださい。
• 各部の操作方法や本機の正しい使用方法、警告表示 などに十分慣れておきましょう。
• 本機を運転する人、整備する人すべてに適切なトレ ーニングを行ってください。トレーニングはオーナー の責任です。
• 子供や正しい運転知識のない方には機械の操作や 整備をさせないでください。地域によっては機械のオ ペレータに年齢制限を設けていることがありますの でご注意ください。
モデル番号
シリアル番号
この説明書では、死亡事故を含む人身事故防止のため に様々な方法でお客様の注意をうながしております。
険、警告
がしております。しかしながら、危険の度合いに関係な く、常に細心の注意をもって製品をお取り扱い下さいま すようお願い申し上げます。
危険
の最重要安全注意事項です。
警告
安全注意事項です。
注意
この他に2つの言葉で注意を促しています。 重要 は製 品の構造などについての注意点を、また、 : はその他 の注意点を表しています。
および
:死亡事故を含む重大な人身事故を防止するため
:死亡事故を含む人身事故を防止するための重要
:けがなどを防止するための安全注意事項です。
______________________________
______________________________
注意
の表記により、お客様の注意をうな
• オペレータやユーザーは自分自身や他の安全に責任 があり、オペレータやユーザーの注意によって事故を 防止することができます。
運転の前に
• 作業場所を良く観察し、安全かつ適切に作業するに はどのようなアクセサリやアタッチメントが必要かを 判断してください。メーカーが認めた以外のアクセサ リやアタッチメントを使用しないでください。
• 作業にふさわしい服装をし、ヘルメット、安全めが ね、および聴覚保護具を着用してください。長い髪、 だぶついた衣服、装飾品などは可動部に巻き込まれ る危険があります。
• 作業場所をよく確認し、石、おもちゃ、針金などエア レータにとって異物となるものはすべて取り除いてく ださい。
• ガソリンなどの燃料の取り扱いに際しては安全に特 にご注意ください。燃料は引火性が高く、気化すると 爆発する危険があります。
• 燃料は必ず認可された容器に保管する。
• エンジン回転中やエンジンが熱い間に燃料タンク のフタを開けたり給油したりしない。給油はエン ジンが十分に冷えてから行う。禁煙を厳守する。
• 屋内での給油や燃料の抜き取りは絶対にしな い。
• オペレータ・コントロールやインタロック・スイッチな どの安全装置が正しく機能しているか、また安全カ バーなどが外れたり壊れたりしていないか点検してく ださい。これらが正しく機能しない時には芝刈り作業 を行わないでください。
運転操作
• 締め切った場所では絶対にエンジンを運転しないで ください。
• 作業は十分な照明のもとで行い、隠れて見えない穴 などの障害物に注意してください。
• エンジンを掛ける前には、全部の駆動装置をニュー トラルにし、駐車ブレーキを掛けてください。エンジ ンを掛ける時は必ず正しい運転位置から操作してく ださい。
• シールド、カバーその他のガード類は必ず正しく取り 付けて使用してください。すべてのインタロック装置 が正しく作動する状態でお使いください。
• エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。
• どんな場合であれ、運転位置を離れる時には、コア リング・ヘッドを上昇させ、平らな場所に停車し、駆動 装置を解除し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停 止させてください。
斜面での運転操作
• 段差や溝、大きく盛り上がった場所、池や川の近くな どでは作業しないでください。車輪が溝などに落ち て機体が転倒すると、死亡事故などの重大な事故と なる危険があります。
• ぬれた芝草に覆われた斜面では本機を使用しないで ください。 滑りやすくなっているために走行力が十 分発揮できず、制御できなくなる危険があります。
• 急旋回したり不意に速度を変えたりしないでくださ い。
• 斜面では速度を落とし、より慎重な運転を心がけま しょう。
• 作業場所に岩や木の幹などの障害物がある場合に は目に付きやすいマークをつけておきましょう。深い 芝生に隠れて障害物が見えないことがあります。
• 溝、穴、岩、くぼみ、マウンドなどに注意しましょう;不 用意に入ると機体が転倒する危険があります。
• 下り坂では制御不能にならないよう慎重に運転して ください。重心が前輪側に移動するとスリップを起こ したり、ブレーキや舵取りができなくなる恐れがあり ます。
• 斜面では急な発進や急な停止は避けてください。坂 を上れないと分かったら、タインの作動を止め、ゆっ くりとバックで、まっすぐに坂を下りてください。
• 斜面などでの安定性を高めるためのウェイトは、メー カーの説明に従って使用してください。
保守整備と格納保管
• 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動を感じ たときには運転を停止してよく点検してください。異 常を発見したら必ず運転を再開する前に修理してく ださい。
• タインに手足を近づけないでください。
• 人を乗せないでください。また、周囲に人や動物を近 づけないでください。
• 旋回動作を行う時は、注意深くゆっくりと行ってくだ さい。方向を変える前に、後方の安全と旋回方向の 安全を確認してください。
• 道路や歩道を横切るときは、減速し周囲に十分な注 意を払ってください。
• アルコールや薬物を摂取した状態での運転は避けて ください。
• トレーラやトラックにエアレータを積み降ろすときに は安全に十分注意してください。
• 見通しの悪い曲がり角や、茂み、立ち木などの障害 物の近くでは安全に十分注意してください。
• また、必ず機械各部の動きが完全に停止したのを確 認してから作業に掛かってください。必ずタインの動 作を停止し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止 し、キーを抜き取ってください。
• 火災防止のため、タインや駆動部、マフラーの周囲 に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご注意 ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふきとって ください。
• 機械を格納する際にはエンジンが十分冷えているこ とを確認し、また裸火の近くを避けて保管してくださ い。
• 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを閉 じておいてください。裸火の近くに燃料を保管した り、屋内で燃料の抜き取りをしたりしないでくださ い。
• 駐車は平らな固い場所で行ってください。適切な訓 練を受けていない人には絶対に機械の整備をさせな いでください。
• 必要に応じ、ジャッキ・スタンドや安全ラッチなどを 利用して機体を確実に支えてください。
• 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっ ている場合があります。取り外しには十分注意してく ださい。
• 修理を行うときには必ずバッテリーの接続と点火プ ラグの接続を外しておいてください。バッテリーの接 続を外すときにはマイナスケーブルを先に外し、次に プラスケーブルを外してください。取り付けるときに はプラスケーブルから接続します。
• 可動部に手足を近づけないよう注意してください。エ ンジンを駆動させたままで調整を行うのは可能な限 り避けてください。
• バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い 場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工 具は確実に絶縁されたものを使ってください。
• 各部品が良好な状態にあり、ボルトナット類が十分に しまっているか常に点検してください。擦り切れたり 破損したりしたステッカーは貼り替えてください。
• 弊社が認可していないアタッチメントは使用しないで ください。認可されていないアタッチメントを御使用に なると製品保証を受けられなくなる場合があります。
音圧レベル
この機械は、EC規則98/37およびその改訂に定める手 順に則って同型機で測定した結果、オペレータの耳の位 置での連続聴感補正音圧レベルが 84 dB(A)相当であ ることが確認されています。
音力レベル
この機械は、音力レベルが 102 dBA/1pW であること が確認されています。この数値はEC規則2000/14及び その改訂に定める手順に則って同型機で測定した結果 です。
振動レベル
この機械は、ISO 5349 規定に則って同型機で測定した 結果、手・腕部の最大振動レベルが 2.5 m/s2未満であ ることが確認されています。
この機械は、ISO 2631 規定に則って同型機で測定した 結果、全身の最大振動レベルが 0.5 m/s2未満であるこ とが確認されています。
安全ラベルと指示ラベル
危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損したりはがれ たりした場合は新しいラベルを貼付してください。
1
7
8
9
106-8854
1. オペレーターズマニュアルを読むこと。
. エンジン - 停止 . エンジン - 作動 . エンジン - 始動 . オペレーターズマニュアルを読むこと;スイッチ上げて芝面追従 ON、スイッチ下げてでスペーサをつけると芝面追従 OFF
6. オペレーターズマニュアルを読むこと;スイッチを押すと安全装置の作動テスト
7. エンジンの始動手順:始動キーを ON に回し、駐車ブレーキを解除する。オペレーターズマニュアルを読むこと。
8. エンジンの停止手順:PTOを解除し、駐車ブレーキを掛け、始動キーを OFF に回して抜き取る。オペレーターズマニュアルを読むこと。
9. 移動走行と穴あけ間隔の選択レバー
6
107-7534
1. 警告 - オペレーターズマニュアルを読むこと 。 . 警告 - 整備作業前にはエンジンキーを抜き取り、マニュアルを読むこと。 . 巻き込まれる危険 - 可動部に近づかないこと。 . ブームが当たると危険 ― 周囲の人を十分に遠ざけること 。 . 手や胴体が押しつぶされる危険 ― コアリング・ヘッドを上昇させたときには、整備用ラッチで固定すること。
6. 整備前にマニュアルを読むこと ― タインボルトのトルク値は1 N.m(.1 kg.m) 。
6
1
107-7548
1. オペレーターズマニュアルを読むこと。 . レンチのサイズ . ボルトのサイズ . トルク
1
6
106-8835
1. On/Off . 出力 . ソレノイドバルブ下降 . ソレノイドバルブ上昇 . ソレノイドバルブ、クイック
6. 入力
7. ヘッド下降
8. ヘッド上昇
9. 移動走行(#1)
10. エアレーション(#)
11. 芝面追従 1. 下降OK
1
7
8
9
10
11
1
1. 駐車ブレーキ . ロック解除 . ロック
93-9363
バッテリーに関する注意標識
全てがついていない場合もあります
1. 爆発の危険 . 火気厳禁、禁煙厳守のこと . 劇薬につき火傷の危険あり . 保護メガネ等着用のこと . オペレーターズマニュアルを読むこと。
6. バッテリーに人を近づけないこと
7. 保護メガネ等着用のこと: 爆発性ガスにつき失明等の危険あり
8. バッテリー液で失明や火傷の危険あり
9. 液が目に入ったら直ちに真水で洗眼し医師の手当てを受けること
10. 鉛含有:普通ゴミとして投棄禁止
6
1
1
106-8853
1. オペレーターズマニュアルを読むこと。 . 穴あけ深さ
1
93-9084
1. 吊り上げポイント . ロープ掛けポイント
1
93-6696
1. 力が掛かっている:オペレーターズマニュアルを読むこと
106-8856
1. オペレーターズマニュアルを読むこと。
107-7555
7
1
6
7
9
106-8855
1. レバーを上にすると後退 . レバーを下にすると前進 . PTO解除、ヘッド上昇 . PTO接続、ヘッド下降 . 警告 - 整備作業前にはエンジンを停止させ、マニュアルを読むこと。
6. 警告:給油前にはエンジン停止。
7. 巻き込まれ危険:人を乗せないこと。
8. ベルトへの巻き込まれと手足を潰される危険:可動部に近づかないこと。人を遠ざけること。
9. 転倒危険:高速移動中は急旋回禁止。旋回時は速度を落すこと。斜度1°以上の法面への乗り入れ禁止。
8
107-7547
1. 巻き込まれる危険 - 可動部に近づかないこと。 . 警告 - 表面が熱い。触れないこと。
8
仕様
エンジン コーラー空冷  気筒ガソリンエンジン, 排気量 67 cc, 出力 19HP(1.kW)@000 rpm, ト
ルク .1 N.m(.9 kg.m)@000 rpm。最大トルク . N.m(. kg.m) @00 rpm。 ハイ・アイドル 00 rpm, ロー・アイドル 100 rpm。排気量 67 cc。大型ドライエレメント 式エアクリーナ。スピンオン式オイル・フィルタ。ハイフロー・ブロア・ファンを搭載。
タイヤ 前後とも 0x10-10,  プライ, スムース・トレッド, チューブレス。リム脱着式。タイヤ空気圧は
0.8 kg/cm。
制御装置 始動キー, スロットル, チョーク, 駐車ブレーキ, 走行レバー, 昇降スイッチ, 穴あけ間隔設定レ
バー, 芝面追従セレクタ, システム・リセット・スイッチ, 穴あけ深さ調整レバー
電気系統 オルタネータ/ジェネレータ:1V, 1A レギュレータ付き。
バッテリー:BCI グループ No.: U1, 00 CCA @ 0º F 計器類:アワーメータ/タコメータ コントローラ:マイクロプロセッサによるロジック制御 インタロック:クラッチ・ラッチ, 走行ニュートラル, コアリング・ヘッド昇降
容量 燃料:8. リットル(無鉛ガソリン)
エンジン・オイル:1.9 リットル(フィルタ共)(Mobil 10W-0) 油圧オイル:11. リットル
ブレーキ 通常ブレーキ HST トランスミッションによる油圧ダイナミックブレーキ
駐車ブレーキ: ハンドル部で手動操作 油圧系統 リモート式スピン・オン・フィルタ 走行駆動部  輪駆動, 直並列油圧閉回路方式
ポンプ:吐出量可変ピストン・ポンプ
フルストロークでの最大吐出量:16 cc
. リットル毎分
システム・リリーフ圧力:00 bar(0 kg/cm)
ホイールの駆動:ハイトルク低速ホイール・モータによる
後モータ吐出量:197 cc
前モータ吐出量:9 cc 速度と方向 ハンドル部にコントロール・バー
オペレータ確認スイッチ:手を離すとコアリング・ヘッドが上昇して停止
前進:0~.6 km/h, 可変, エアレーション速度は  種類
後退:0~. km/h, 可変
エアレーション
設定1: 穴あけ間隔 .8 cm
設定: 穴あけ間隔 .1 cm
設定: 穴あけ間隔 6. cm
設定: 穴あけ間隔 7.6 cm 穴あけ深さの制御 True Core: マイクロプロセッサによりロジック制御により油圧機構でヘッド位置を制御する
機械式固定:オペレータが深さを設定する 寸法 全長: 6. cm
全幅: 17. cm
全高:
ヘッド上昇時: 11. cm
ヘッド下降時: 9.7 cm
ハンドル上部: 10.1 cm
ホイールベース: 11.0 cm
トラック幅 97. cm
作業幅: 1 cm
地上高: 1.1 cm
全重(燃料を含まず): 71 Kg
9
アクセサリ・チャート組み 立て
ミニ・タイン・ヘッド 10個
穴間隔39mm(1.6”)
シャンクのサイズ9.5mm(3/8”)
モデル No. 09222
必要なターフ・ホルダー 105–1110 数量 2
105–1111 数量 1
タイン
60 必要
使用できるクラシック・タイン 3/8” 9.5mm むく 100–3622
3/16” 4.5mm 側面排出 94–3417 1/4” 6.5mm 側面排出 106–8941 3/16” 5.0mm 中空 100–3625
プロコア 648
幅 1.2 m
モデル番号 09200
必要なタイン・ヘッド
オプション・アクセサリ
コア寄せキット 09220 タイヤ・スクレーパ 09225 追加用ウェイト 99–6166–01
ニードル・タイン・ヘッド5個
穴間隔39mm(1.6”)
モデル No. 09221
必要なターフ・ホルダー
105–1110 数量 2 105–1111 数量 1
タイン
30 必要
使用できるクラシック・タイン
3/16” 5mm ニードル・タイン 100–3620 5/16” 8mm ニードル・タイン 100–3621
タイン・ヘッド 3個
穴間隔65mm(2.6”)
シャンクのサイズ21.8mm(7/8”)
モデル No. 09226
必要なターフ・ホルダー 105–1106 数量 1
105–1107 数量 1
タイン
18 必要
使用できるクラシック・タイン 7/8” 22mm 側面排出 104–9877
3/4” 19mm 側面排出 92–7900 3/4” 19mm 中空 86–9720
新しく発売されたプレミアム製品とカーバイド・チップ使用 製品です
発売中. タイタン & タイタン・マックス・クワッド
タイタン & タイタン・マックス中空 タイタン & タイタン・マックス側面排出 タイタン & タイタン・マックス・フェアウェイ タイタンむく丸 タイタン・クロス&タイタン・スライス
詳しくは代理店へ
シャンクのサイズ18.8mm(3/4”)
タイン・ヘッド 3 個
穴間隔 65mm(2.6”)
モデル No. 09223
必要なターフ・ホルダー 105–1106 数量 1
105–1107 数量 1
タイン・ヘッド 4 個
穴間隔 50mm(2.0”)
シャンクのサイズ18.8mm(3/4”)
モデル No. 09224
必要なターフ・ホルダー 105–1104 数量 1
105–1105 数量 1
タイン
18 必要
使用できるクラシック・タイン
3/8” 9mm むく 100–3626 3/8” 10mm むく 100–3627 7/16” 11mm むく 100–3628 1/2” 13mm むく 100–3629 5/8” 16mm むく 100–3630 5/8” 16mm 側面排出 104–9876 3/4” 19mm 側面排出 104–9875 1/2” 13mm 側面排出ロング 106–8947 5/8” 16mm 側面排出ロング 107–7544 3/8” 10mm 中空 100–3633 1/2” 13mm 中空 100–3634 5/8” 16mm 中空 104–0984 1/2” 13mm 中空ロング 105–1180 5/8” 16mm 中空ロング 106–8943
タイン
24 必要
10
: 前後左右は運転位置からみた方向です。
付属部品表
: 組み立てに必要な部品がすべてそろっているか、以下の表で確認してください。1つでも欠けていると組み立てを 完成させることができません。
名称 数量 用途
ロックナット, 1/–0
ケーブル・ガイド
キャップスクリュ, /16 x 1/ in. フード・プレート
ポップ・リベット
キャップスクリュ, #10– x  in.
ナット, #10–
ロックナット, #10– キャップスクリュ, 1/–0 x 1 in.
ロックナット, 1/–0 キャリッジ・ボルト, /16 x / in.
フランジ・ナット, /16
始動キー
キャリッジ・ネジ, /8 x 1. in.
平ワッシャ, /8
フランジ・ナット, /8
規格適合認定書
1
1
1
1
 1
1
1
1 1
1 
ハンドルをフォークに取り付けます
後フードを固定します(CE要求)
ジャッキシャフトのフードを固定します(CE要求)
バッテリー・ケーブルをバッテリー端子に固定しま
す。
ターフ・ガードを固定します。
オペレーターズマニュアル ご使用前にお読みください。
エンジンマニュアル 1 ご使用前にお読みください。
パーツカタログ 1
オペレータービデオ 1 ご使用前にご覧ください。
納品前検査票 1
: 仕様および設計は予告なく変更される場合があります。
11
: 梱包を解いた後にコアリング・ヘッドを上昇させるに は、エンジンを始動し、RESETボタンを押してください。 詳細は、このマニュアルの「運転操作」の項を参照してく ださい。
3. ロックナット(1/2-30; 3 個)を使って、スタッドをフ ォークに固定する。
4. ケーブルを取り巻くようにケーブル・ガイドを取り付 ける。
後輪を取り付ける
1. エアレータ後部をパッケージに固定しているラグナッ ト(8個)を外す。
2. 各ハブにホイールを取り付ける(図2;1つのホイール にラグナット4個) ホイール・ナットを61–75 N.m(
6.2~7.6 kg.m)にトルク締めする。
: 各ホイールとハブの間にベアリング・プレートが入
っているのを確認してください。
3.タイヤは空気圧を高めに設定して出荷しています。タ イヤ空気圧は前後とも 83 kPa(0.84 kg/cm2)に調 整する。
図2
1. 車輪 . ベアリング・プレート
. ラグ・ナット
5. キャップスクリュ(5/16 x 1/2”; 2 本)を使って、フォ ーク上部にケーブル・ガイドを取り付ける。
バッテリーへの補給、充電および 接続
カリフォルニア州
第65号決議による警告
バッテリーの電極部や端子などの部分には鉛や鉛含 有物質が含まれており、カリフォルニア州では、これら の物質が癌や先天性異常の原因となるとされている。 取り扱い後は手を洗うこと。
1. ラッチを外し、バッテリー・ボックスのカバーを外
す。
2. バッテリー搭載部からバッテリーを取り出す。
ハンドルを取り付ける
1. ハンドルを旋回させてマシン前部に向ける。ケーブル を傷つけないように注意すること。
2. フォーク(図3)の穴に、ハンドル取り付け用スタッド を差し込む。
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図3
1. ハンドル . ロックナット
. フォーク . ケーブル・ガイド
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図4
1. バッテリー搭載部
バッテリーに補給する電解液は必ず比重 1.265 のもの を使用してください。
重要 バッテリー液を入れる時は、必ずバッテリーをマ
シンから下ろしてください。電解液がこぼれた場合、機 体が激しく腐食します。
3. バッテリー上面をきれいに拭き、各セルからキャップ をはずす。
4. 各セルの上限(電極板が 6 mm 程度水没する)まで ゆっくり液を満たす。
1
5. バッテリー液が電極板に浸透するまで 20~30分間 待つ。必要に応じて、電極板が6mm程度水没するぐ らいに電解液を補充する。
充電中は爆発性のガスが発生する。
充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づ けない。
6. バッテリーに3~4Aの充電器を接続する。3~4Aで
充電する。電解液の比重が 1.250 以上、液温が 16℃以上、全部の電極板から泡が出ていれば充電 終了である。
7. 充電が終わったらチャージャをコンセントから抜き、 バッテリー端子からはずす。
: 最初の充電以後は、バッテリー液が不足した場合
には蒸留水以外補給しないでください。この機械に 使用しているバッテリーはメンテナンス・フリーですの で、通常は水の補給もほとんど必要ありません。
バッテリーの端子に金属製品やトラクタの金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。それ によって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れ がある。
バッテリーの取り外しや取り付けを行うときには、端
子と金属部を接触させないように注意する。
• バッテリーの端子と金属製の工具やトラクタの機 体と接触させないこと。
8. バッテリー・ボックスのトレーにバッテリーを載せる
(図5)。この時、端子が車体の外側へ向くようにす る。
9. 横棒(1 本)、縦棒(2 本)、平ワッシャ(2 枚)、と蝶 ネジでバッテリーを固定する(図5)。
図5
1. バッテリー・トレイ . 上押さえ棒 . 押さえ棒 . プラス(+)端子 . マイナス(-)端子
重要 バッテリー・ケーブルと速度セレクタ・レバーとの
間に隙間を確保してください。速度セレクタ・レバーをレ ンジ一杯に動かしても、バッテリー・ケーブルから2.5cm 以上はなれていることを確認してください。バッテリー のプラス・ケーブルとマイナス・ケーブルを束ねないでく ださい。
10. プラス(赤)ケーブルをプラス(+)端子に、ボルトと 蝶ナットで固定する。次に、マイナス(黒)ケーブルを マイナス(-)端子に接続し、ボルトと蝶ナットで固定 する(図5)。ショート防止のために(+)端子にゴム キャップをかぶせる。
バッテリー・ケーブルの接続ルートが不適切であると ケーブルがショートを起こして火花が発生する。それ によって水素ガスが爆発を起こし人身事故に至る恐れ がある。
• ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス(黒)ケー ブルから取り外し、次にプラス(赤)ケーブルを外 す。
• ケーブルを取り付ける時は、必ずプラス(赤)ケー ブルから取り付ける。
11.バッテリー・ボックスを閉じてラッチを掛ける。
1
後フードを固定する
ベルト・カバーを固定する
(CE要求)
1. フード・プレートを後フードに3本のポップ・リベットで
取り付ける(図7)。
2. #10 x 2 inキャップスクリュに#10 ナットを嵌める。
3. キャップスクリュをフード・プレートに通す(図7)。
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図6
1. 後フード
(CE要求)
1. 1/4 x 1in キャップスクリュをベルト・カバーのラッチ
・レバーに通し、1/4 ロックナットで固定する(図8 & 9)。
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図8
1. ベルト・カバー . ラッチ・レバー
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図7
1. フード・プレート . ポップ・リベット . キャップスクリュとナット
4. #10ロックナットを使って、キャップスクリュをフード ・プレートに固定する(図7)。
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図9
1. ラッチ・レバー . キャップスクリュとナット
タイン・ホルダー、ターフ・ガード、 タインを取り付ける
豊富な種類のタイン・ホルダー、ターフ・ガード、タインが あります。取り付け要領については22ページを参照して ください。
1
運転の前に
使用推奨ガソリン
自動車用の無鉛レギュラーガソリン(ポンプ・オクタン価 85以上)を使用してください。無鉛ガソリンが入手でき ない場合は、有鉛ガソリンを使用してください。
重要メタノール、 メタノール添加ガソリン、 10%以上の
エタノールを添加したガソリン、 ガソリン添加物、 プレ ミアム・ガソリン、 などはエンジンに損傷を与えますか ら絶対に使用しないでください。 ガソリンにオイルを混 ぜないでください。
ガソリンは非常に引火・爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き 起こす。
• 燃料補給は必ず屋外で、エンジンが冷えた状態で 行う。こぼれたガソリンはふき取る。
• 箱型トレーラに本機を搭載した状態では、絶対に 本機への燃料補給をしてはならない。
• 燃料タンク一杯に入れないこと。給油は燃料タン クの首の根元から2.5 cm 程度下までとする。これ は、温度が上昇して燃料は膨張したときにあふれ ないように空間を確保するためである。
ガソリンを吸い込むと健康に害がある。ガソリン蒸気 を長時間吸い続けると身体に重大な障害を引き起こ す。
• ガソリン蒸気を長時間吸わないようにする。
• ノズルや給油口や缶のふたに顔を近づけない。
• ガソリン蒸気が目や肌に触れないようにする
スタビライザ/コンディショナにつ いて
添加剤としてスタビライザ/コンディショナのご使用をお すすめします。この添加剤は:
• 保管中のガソリンの劣化を防止します(最長90日 間)。これ以上長期にわたって機械を使用しない場 合には燃料タンクからガソリンを抜き取ることをお勧 めします。
• エンジン作動中にエンジンをクリーニンます。
• ゴム状やニス状の物質の発生を抑え、エンジンの始 動をスムーズにします。
重要 エタノール系、メタノール系のスタビライザはご
使用にならないでください。
• ガソリン取り扱い中は禁煙
絶対に近づけない。
• 燃料は安全で汚れのない認可された容器に入れ、 子供の手の届かない場所で保管する。30 日分以 上の買い置きは避ける。
• ガソリン容器は車から十分に離し、地面に直接置 いて給油する。
• 車に乗せたままの容器にガソリンを補給しない。
車両のカーペットやプラスチック製の床材などが 絶縁体となって静電気の逃げ場がなくなるので危 険である。
• 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪を地面 に接触させた状態で給油を行う。
• 機械を車に搭載したままで給油を行わなければい けない場合には大型タンクのノズルからでなく、小 型の容器から給油する。
大型タンクのノズルから直接給油しなければならな い場合には、ノズルを燃料タンクの口に常時接触 させた状態で給油を行う。
• 運転時には必ず適切な排気システムを取り付け正 常な状態で使用すること。
を厳守し、火花や炎を
スタビライザ/コンディショナは適切な割合でガソリンに 添加してください。
注: スタビライザは、新しい燃料に添加して常時使うの が最も効果的です。ゴム状やニス状の物質の発生を最 小限度にするため、スタビライザ/コンディショナは毎回 必ずお使いください。
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燃料を補給する
燃料タンク容量は約 28.4 リットルです。
1. 運転位置を離れる前に、エンジンを停止し、キーを抜 き取り、可動部が完全に停止したのを確認する。
2. 燃料タンクのキャップ(図10)周辺をきれいに拭く。 燃料タンクのキャップを取って、タンクの天井から約
1.5 cm 下(給油口の根元)まで燃料を入れる。これ は、温度が上昇して燃料は膨張したときにあふれな いように空間を確保するためである。燃料タンク一杯 に入れないこと。
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図11
1. ディップスティック . 補給管
3. ディップスティック(図12)を抜き、先端部をウェスで 拭う。
4. もう一度ディップスティックを完全に差し込む。ディッ プスティックを抜き取り、オイルの量を見る(図12)。 オイルの量が不足している場合は、Full マークまで、 補給口から少量ずつゆっくりと補給する。
図10
1. 燃料タンクのキャップ
3. 燃料タンクのキャップを閉める。こぼれた燃料はふき 取る。
エンジン・オイルの量を点検する
: 運転の前に、エンジンが冷えている状態で点検して ください。
1. 運転位置を離れる前に、エンジンを停止し、キーを抜 き取り、可動部が完全に停止したのを確認する。
2. 異物が入らないよう、ディップスティック(図11)の周 辺をきれいに拭く。
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図12
1. ディップスティック . 先端部
重要 オイルは入れすぎないよう十分注意してください。
オイルの量が多すぎても少なすぎてもエンジンを破損 する恐れがあります。
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