Tomei THROTTLE SYSTEM User Manual

2012年08月 M19Y232
L
INSTALLATION MANUA
4スロットルシステム
4 THROTTLE SYSTEM
品番 (PART NUMBER)
適合 SR20DE (APPLICATION) (R)PS13,P10 Φ45
日本語 **************2p
English **************7p
●この取扱説明書を良く読んでからお使いください
●日産自動車の発行する整備要領書と併せてお使いください。
●取り付け後も大切に保管してください。
●販売店様で取り付けをされる場合は本書を必ずお客様へお渡しください
TOMEI 製品のお買い上げありがとうございます。 各シリンダーの燃焼室近くにスロットルを配置し、ストレートポートによる 抜群のレスポンスを実現したのが、この4スロットルシステムです。
● Please carefully read this manual prior to installation.
● Please also refer to the NISSAN Service Manual with this Manual.
● After the installation has been completed please keep this manual for future reference.
● If the install was done in a shop please make sure to give this manual to the owner.
Thank you for purchasing another quality TOMEI product. It is now possible to setup individual throttle bodies closer to each combustion chamber with this quad throttle kit.
1
1
注 意
■本品は自動車競技専用です。サーキットや公道から閉鎖されたコース内に限って使用してください。
■一般公道で使用すると車両本来の安全性が失われ危険です。また、法律で罰せられます。
■自動車競技という特殊用途に用いる為、取り付けは特別の訓練を受けた整備士が、  設備の整った作業場で実施してください。
■取り付けの際は、適正な工具と保護具を使用しないとけがにつながり危険です。
■必ず日産自動車の発行する整備要領書の指示に従い脱着を行ってください。
■指定したエンジン以外への取り付けはできません。指定したエンジン以外に取り付けると各部が適合せず、   本品、およびエンジン本体を破損します。
■作業はエンジンが冷えている状態で行ってください。エンジンが熱い状態で作業を行うとやけどの恐れがあります。
■部品の脱着の際には無理に力を加えないでください。部品を破損する恐れがあります。
■ 作業は必ずキーシリンダーからキーを抜き、バッテリーのマイナス端子を外して行ってください。
作業に必要な工具類 本品の取り付けには下記が必要です。
・エンジン整備用工具一式  ・整備要領書  ・電圧テスター  ・シンクロメーター ・エンジン冷却水(補填用)
部品構成 キットの中には下記のものが入っています。( )内は数量。
・スロットルボディ 本体
・エアファンネル
・インテークマニホールド
・フューエルデリバリーパイプ
・フューエルホース
注 意
■ 本品を取り付ける前に、ノーマルサージタンクでイニャシャルの点火時期を合わせてください。 事前のカム交換などによって、イニシャルの点火時期が適正でない場合、本品を取り付けてエンジンを始動した ときに、スロットルから火を吹き返す恐れがあります。
■ 本品を取り付けることによって、AACバルブを取り外してしまうため、自動アイドリング回転数調整機能が 無くなります。 その点を考慮した制御装置(REYTECなど)を、あらかじめ用意し調整を行う必要があります。
■ 本品のみではブレーキマスターバックに必要な負圧の確保は行えません。別途、ブレーキ用バキュームタンク (別売 TOMEI バキュームタンク (品番:193055) )をお求め頂くなどの負圧の確保が必要です。
負圧の確保を行わないと、ブレーキが効かなくなり大変危険です。
■ 使用条件に応じてエアクリーナー(別売 品番193077)、オイルキャッチタンクを準備してください。
2
2
1.ノーマルサージタンク取り外し
支障がある場合は、(R)
を参考
支障がある場合は、(R)PS13の場合を参考に加工を行ってください。
注 意
作業はエンジンおよび、エンジンルーム内が冷えた状態で行ってください。
(1) 冷却水を抜き取る。
(2) 車両のノーマルサージタンク、サクションパイプ、
スロットル、AACバルブ用小ホース、スロットルワイヤー、 スロットルハーネス、燃料ホースを取り外す。
サージタンクのステーも、 本品装着時には使用しないので取り外す。
取り外しの際、フューエルホース、ウォーターホース類 およびスロットル部分を作業中異物の混入を防ぐため、 すぐにブラインド栓をすること。
(3) ノーマルサージタンクから、スロットルセンサー、
インジェクター、インジェクターキャップ、 燃料レギュレーターを取り外す。
2.4スロットルシステムの取り付け
注 意
装着および復帰時の、各部の締め付けトルク管理は、 整備要領書に準じて行ってください。
(1) ノーマルサージタンクから取り外したインジェクター   キャップ、およびインジェクターを、キットの
デリバリーパイプ部分に取り付ける。
・Oリングは必ず新品に交換してください。(再使用不可)
・Oリングは必ず素手で取り扱い、異物の付着や ねじれ等がないよう十分注意してください。
・Oリングにはエンジンオイルを塗布してください。
・落下、損傷などがないようインジェクターの 取り扱いには注意してください。
(2) スロットルセンサー配線とECCSアースを加工する。
■(R)PS13の場合
B
再使用しない (新品を用意)
B: スロットルセンサーカプラーがこちら側にくるように
配線を移動させる。
A: ノーマルサージタンク使用時では
スロットルセンサーカプラーの位置はこちら側。
A
■HP10場合
スロットルセンサーカプラー位置の変更、ECCSアース線の延長は現車を確認し、4スロットルシステム装着時に
PS13の場合
に加工を行ってください
<スロットルセンサー>
① ノーマル時、上図Aの位置にあるスロットル
センサー配線を、その他配線類から分離する。
② ①で分離したスロットルセンサー配線のみを
上図B側に移動する。
<スロットル装着用> 4スロットル装着用にECCSアース線は延長加工を施し、
マニホールドまたはエンジンにアースさせる。
3
3
(3) ノーマルサージタンクから取り外したスロットルセンサーを取り付ける。
この部分にスロットルセンサーを取りつける。
(R)PS13 (97.6~ )の車両については センサーの形状が異なるため、その まま取り付けができません。 PS13 NA、およびRPS13 NA(~97.6) に使用されているセンサーへの変更 が必要です。(日産純正品番:22620-53J01)
(4) 燃料レギュレーターを取り付けます。
・Oリングは必ず新品に交換してください。(再使用不可)
・Oリングは必ず素手で取り扱い、異物の付着やねじれ等が ないよう十分注意してください。
再使用しない (新品を用意)
(5) ノーマルサージタンクを取り外した時の逆の手順で4スロットルシステムを取り付ける。
取り付け中はマニホールドを仮止めし、スロットルを全開にしたときにシリンダーヘッドポートとの段付がないか 確認してください。多少の段付がある場合は、リューターや棒ヤスリで修正をしてください。
(6) 取り付け後、アクセルペダルを全開に踏み込み、スロットルが全開になる事を確認する。
・Oリングにはエンジンオイルを塗布してください。
・落下、損傷などがないようインジェクターの取り扱いには注意 してください。
3.バキュームタンクを取り付ける場合
ブレーキマスターバック用のバキュームタンク等を用意した際は、マニホールド部の1/8PTブラインド栓を外し、 負圧を取り出す。
【TOMEI バキュームタンクの場合】 マニホールド部の1/8PTブラインド栓を外し、バキュームタンク付属のメイルコネクターを取り付ける。
4
4
Loading...
+ 8 hidden pages