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OVER SIZE FUEL PUMP for FD3S
●販売店様で取り付けをされる場合は本書を必ずお客様へお渡しください
FD3S用 大容量フューエルポンプ
11年07月 M18Y890
INSTALLATION MANUAL
品 番
Part Number
適 合
Application
183012
FD3S
日本語・・・・・・・・・・・・・・2
English・・・・・・・・・・・・・・7
●この取扱説明書を良く読んでからお使いください。
●マツダの発行する整備要領書と併せてお使いください。
●取り付け後も大切に保管してください。
。
TOMEI 製品のお買い上げありがとうございます。
タービンやカムを交換してエンジンを高出力化すると、その吸入空気量に見合った燃料の確保が
必要です。TOMEI大容量ポンプはローラーベーン方式を採用することで、ノーマルとほぼ同じ外観で
ありながら、大容量化を実現しました。タービンやカムを交換するときに、ECUやインジェクターと
あわせて、適正な組み合わせでお使いください。ポンプをブラケットに結びつける危険な取り付け方法
ではなく、完全ボルトオンでキット化しました。
● Please carefully read this manual prior to installation.
● Please also refer to the MAZDA Service Manual with this Manual.
● After the installation has been completed please keep this manual for future reference.
● If the install was done in a shop please make sure to give this manual to the owner.
Thank you for purchasing a TOMEI product.
When upgrading your turbo(s) and camshaft(s), you will need to also increase the supply of fuel to
ensure the correct fuel/air mixture ratio is supplied. The Tomei high flow pump ensures that the
adequate supply of fuel is delivered as needed. When upgrading the turbines and cams, the ECU will
need to be remapped with the right flow injectors to suit the new setup.
To help with reducing the hassles and dangers of the upgrade, we have made an easy bolt on kit to
suit your application.
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部品構成
下記の内容・数量が揃っているかを確認してください。( )内は同梱されている数量です。
フィルター固定金具(1)
燃料ポンプ本体(1)
燃料ホース(1)
カプラー(1)
燃料フィルター(1)
端子(2)
ポンプインシュレーター(1)
ホースバンド(2)
作業に必要な工具類
取り付けには下記が必要です。
・エンジン整備用工具一式 ・整備要領書
・ホースカッター
注 意
■本品は自動車競技専用部品です。サーキットや公道から閉鎖されたコース内に限って使用してください。
■一般公道で使用すると車両本来の安全性が損なわれ危険です。また、法律で罰せられます。
■本品の取り付けは特別の訓練を受けた整備士が、設備の整った作業場で実施してください。
■指定する車種以外への取り付けはおやめください。本品およびエンジンを破損する恐れがあります。
■各ボルトの締め付けはトルクレンチを用いて、規定トルクで締め付けてください。規定トルクで締め付けない
とボルトが緩んだり、ボルトを破損する恐れがあり危険です。
■締め付け部は定期的に点検してください。
■部品脱着の際には無理な力を加えないでください。部品を破損する恐れがあります。
■取り付けの際は、適切な工具、保護具を使用しないと、けがにつながり危険です。
警 告
■本品の取り付けはエンジン及びエンジンルーム内が冷えた状態で行ってください。
■部品欠落による車輌の破損・火災が起こる可能性があるため、製品構成部品の取り付けは確実に行って
ください。
ガソリンに関わる警 告
本品の取り付けに際しては燃料系統の脱着を伴い、ガソリンが流出します。作業に際しては下記事項を確実に守っ
ください。守らないと爆発や火災の恐れがあり危険です。
■ 作業場所を指定し、作業場所以外では作業しない。
① 風通しの良い場所。
② 周囲に火気(溶接機・グラインダー・電動モーター・ストーブなど)の無い場所。
③ 気化した燃料が充満する恐れがあるピットなどから離れた場所。
■ 火気使用・火花発生作業は行わない。
① 電気機器の使用禁止。
・ 原則として作業等には使用しないこと。
・ 燃料抜き取りには電動ポンプおよび、ポリタンクを使用しないこと。
・ 溶接機・グラインダー・ドリルなどを使用しないこと。
② 火花発生作業の禁止。
・ 火花発生の恐れがある作業(ハンマーの使用など)はしないこと。
■ 静電気の防止および、安全への配慮を行う。
① 消火器を準備する。
② 静電気を防止する。
・ 足元が滑らない程度に床に水をまく。
・ フューエルチェンジャー・車両・フューエルタンク間にアース線を接続する。
③ 燃料が付着したウェスを分別処理する。
■ タンク内のガソリン残量が空に近い状態で作業すること。
■ ホースを抜くと配管の中に残ったガソリンが流れ出ます。ウェスなどを使って広がらないようにする。
■ 取り出し作業中にごみなどがタンク内部に侵入しないようにする。
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燃料配管内のガソリンの除去
① フューエルポンプのカプラーを取り外してください。
② 燃料フィラーキャップを外し、タンクの内圧を抜いてください。
③ 自然に停止した後、3~4回クランキングしてガソリンを消費してください。
④ イグニッションスイッチをOFFにし、バッテリーのマイナス端子を取り外してください。
取付
作業を始める前に、ガソリンタンク内のガソリン量を空に近い状態にしてください。
燃料ポンプを燃料タンクから取り出します。
この際、フロートをタンク等に引っ掛けて破損しないように
注意してください。
燃料ポンプステーの座金を
止めているボルトを外します。
燃料ポンプハーネスの
青いカプラーを外します。
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まっすぐ引き抜く
燃料ポンプをブラケットのパイプに差し込んであるだけなので、
まっすぐ引き抜いてください。
ポンプ本体に付属の
フィルターを、付属の
クリップを使い取り付け、
付属のホースも装着
します。
ポンプに付属のインシュレーターと座金を仮組みし、
取り付け位置を確認しパイプに印をつけ、
鉄ノコ等でパイプを切断します。
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