Tesla X 2018 Owner's Manual [ja]

MODEL X オーナーズ マニュアル
2018.12 March 22, 2018
目次
概要................................................................. 2
インテリアの概要....................................................................2
エクステリアの概要................................................................ 3
開閉................................................................. 4
ドア.......................................................................................... 4
ウィンドウ.............................................................................12
リアトランク.........................................................................13
フロントトランク..................................................................15
グローブボックス..................................................................17
カップホルダー..................................................................... 18
サン バイザー........................................................................19
座席と安全拘束具........................................ 20
フロントおよびリア シート..................................................20
シートベルト.........................................................................26
チャイルドシート..................................................................29
エアバッグ.............................................................................39
運転モード....................................................43
ドライバー プロフィール..................................................... 43
ハンドル................................................................................ 45
ミラー.................................................................................... 48
始動と電源オフ..................................................................... 49
ギア........................................................................................50
インストゥルメントパネル...................................................51
ライト.................................................................................... 57
ワイパーとウォッシャー...................................................... 62
ブレーキ................................................................................ 63
トラクション コントロール..................................................65
パーキングアシスト..............................................................66
オートブレーキホールド...................................................... 68
加速モード.............................................................................69
走行情報................................................................................ 71
航続距離を最大限に伸ばす...................................................72
リア ビュー カメラ................................................................74
アクティブ スポイラー......................................................... 75
牽引とアクセサリー..............................................................76
充電中.........................................................
電気車両コンポーネント....................................................142
バッテリーに関する情報....................................................144
充電方法..............................................................................145
メンテナンス............................................. 150
メンテナンス スケジュール............................................... 150
タイヤの手入れと保守........................................................151
クリーニング.......................................................................156
ワイパー ブレードとウォッシャー液ノズル..................... 159
フルード リザーバ.............................................................. 160
ジャッキ アップと引き上げ............................................... 162
部品とアクセサリー........................................................... 163
仕様............................................................ 164
識別ラベル.......................................................................... 164
車両総重量.......................................................................... 165
寸法および重量...................................................................167
サブシステム.......................................................................170
ホイールとタイヤ............................................................... 172
ロードサイドアシスタンス....................... 178
ロードサイドアシスタンスへのご連絡..............................178
車両輸送者向け注意事項....................................................179
消費者情報................................................. 181
イースター エッグ.............................................................. 181
このオーナー情報について................................................ 182
免責事項..............................................................................183
安全上の不具合を報告する................................................ 187
適合宣言..............................................................................188
142
ドライビングアシスト.................................84
ドライビングアシストについて........................................... 84
トラフィックアウェア クルーズコントロール....................87
オートステアリング..............................................................93
自動車線変更.........................................................................96
オートパーキング..................................................................98
レーンアシスト...................................................................102
衝突回避アシスト............................................................... 104
スピードアシスト機能........................................................107
タッチスクリーンの使用...........................108
タッチスクリーンの概要....................................................108
コントロール.......................................................................113
設定..................................................................................... 116
温度調整..............................................................................120
スマート エア サスペンション...........................................126
メディアとオーディオ........................................................128
電話..................................................................................... 132
地図とナビゲーション........................................................134
カレンダー.......................................................................... 137
セキュリティ設定............................................................... 138
Wi-Fi への接続....................................................................139
ソフトウェア アップデート............................................... 140
モバイル アプリ..................................................................141

インテリアの概要

注 : 右ハンドル (RHD) 車では、上記のパーツが車両右側に左右対称になるように配置されています。
2. トラフィック アウェア クルーズ コントロール(トラフィックアウェア クルーズコントロール - 87 ペ ージ)およびオートステアリング(オートステアリング - 93 ページ)
3. ハイビーム (ハイビーム ヘッドライト - 60 ページ)、ウィンカー (ウィンカー - 60 ページ)、ワイパ ー、ウォッシャー (ワイパーとウォッシャー - 62 ページ)
4. ステアリング ホイール ボタン - 左 (ハンドルの左ボタンを使用する - 45 ページ)
5. インストゥルメントパネル (インストゥルメントパネル - 51 ページ)
6. ステアリング ホイール ボタン - 右 (ハンドルの右ボタンを使用する - 46 ページ)
7. ギア セレクター (ギアシフト - 50 ページ)
8. タッチスクリーン (タッチスクリーンの概要 - 108 ページ)
9. グローブボックス ボタン (グローブボックス - 17 ページ)
10. パワー ウィンドウ スイッチ (ウィンドウを開ける、閉じる - 12 ページ)
11. サイド ミラー調整スイッチ (ミラー - 48 ページ)
12. シート (フロントおよびリア シート - 20 ページ)
13. ステアリング コラム アジャスター (上図には非表示) (ハンドル - 45 ページ)
14. クラクション (ホーン - 47 ページ)
15. ブレーキ (ブレーキ - 63 ページ)
16. ハザード ランプ (ハザードランプの点滅 - 61 ページ)
17. キャビン環境コントロール (温度調整 - 120 ページ)
18. カップ ホルダー (カップホルダー - 18 ページ)
2 Model X オーナーズ マニュアル

エクステリアの概要

1. エクステリア ライト (ライト - 57 ページ)
2. フロント ドア Model X のドアを車外から開閉する - 7 ページ
3. ファルコン ウィングドア (ドア - 4 ページ)
4. 充電ポート (充電方法 - 145 ページ)
5. アクティブ スポイラー(オプション)
6. ドライビングアシスト カメラ (ドライビングアシストについて - 84 ページ)
7. 外部ミラー (ミラー - 48 ページ)
8. レーダー センサー(上の画像では非表示)(ドライビングアシストについて - 84 ページ)
9. フード / フロントトランク (フロントトランク - 15 ページ)
10. ホイールおよびタイヤ (ホイールとタイヤ - 172 ページ)
11. リアビュー カメラ (リア ビュー カメラ - 74 ページ および ドライビングアシストについて - 84 ペー )
12. リア トランク/リフトゲート (リアトランク - 13 ページ)
13. 超音波センサー (パーキングアシスト - 66 ページ および ドライビングアシストについて - 84 ペー
ジ)
概要
アクティブ スポイラー - 75 ページ)
3
ドア

キーレスロックとロック解除

Model X はロックやロック解除を簡単に行うこと が出来ます。有効なキーを携帯している必要があり ますが、必ずしも使用する必要はありません。 Model X 1 メートルの範囲内にキーが存在する ことを認識できるセンサーが運転席のドア周辺に装 備されています。キーをポケットやバッグに入れて おけば、Model X に近づくと検出されます。
パッシブ エントリーをオンにしている場合、 携帯して Model X に近づくと、ドアが自動でロッ ク解除します。リアトランクを開けるには、トラン ク外側のハンドル奥にあるスイッチを押します。
: Model X ドアやリア トランクがロック解除す る前に、運転席ドア付近でキーが検出されなければ なりません。
注 : パッシブ エントリーがオフになっている場合 は、キーを使用して Model X のロックを解除する 必要があります。キーを使用する - 4 ページを 参照してください。
プレミアム パッケージが装備され、自動ドア設定が オンとなっている場合は、鍵を持って Model X に 近づくとドアが自動でアンロックされ、ドライバー 側のドアが少し開きます。装備されていない場合、 または設定がオフになっている場合、ドアは自動で ロック解除され、ハンドルを押すとドアが開きます。
注 : キーを携帯して Model X に近づいた際に、全て のドアのロックを解除するか、もしくは運転席のド アのみを解除するかを選択できます(ドア アンロッ
クモード - 10 ページを参照)。
キーを携帯しているときは、リア トランクもキーを 使わずに開くことができます。トランクのエクステ リア ハンドルの下のスイッチを押すだけです。ド アロック解除モード(ドア アンロックモード - 10 ページ を参照)をすべてに設定し、車両のドア付近 でキーを検出してからでないとリアトランクは開き ません。
Model X ロックも自動的に行われます。降車後オ ートロックをオンに設定していれば、Model X はキ ーを携帯して遠ざかったときにロックされます (
車後オートロック - 10 ページを参照)。
Model X の車内にいる場合は、タッチスクリーンの ステータス バーにあるアイコンをタッチするか、ま たはの左下にあるドアコントロールを使用してコン トロール > ドアをタッチしたときに使用できるドア コントロールを使用して車両をロック、アンロック することもできます。
キーを

キーを使用する

キーのご使用に慣れるために、キーを Model X の ミニチュア版と考えてください (Tesla のエンブレ ムのある側が前方です)。キーの上面はフロント、 ア、その中間で 3 つのボタンに分かれており、両サ イドにはファルコン ドアに対応する金属ボタンが あります。
トランク
1.
ダブルクリックしてリアトランクを開けま
す。
パワー リフトゲートが搭載されている場
合、ダブルクリックしてリアトランクを閉 めます。シングルクリックすると、動いて いるリフトゲートを止めることができま す。
充電ポート ドアを開くには、 2 秒間押し続けます。
2. 全ロック/アンロック
シングル クリックすることで、すべてのド
アとリア トランクがロックされます。ハ ザードライトが 1 回点滅します。
注 : ドアまたはリア トランクが開いている 場合は、ハザードランプが 3 回点滅してド アはロックされません。シングル クリッ クですべてのドア (リア トランクを含む) を閉じてロックするには、「コントロー ル」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「キ ーフォブで全て閉じる」 > 「ON」の順に タッチします。デフォルトでは、この設定 はオフに設定され、オフの場合はこのボタ ンをトリプル クリックすればドアが閉じ てロックされます。
ボタンを 1
4 Model X オーナーズ マニュアル
ドア
Model X をアンロックするにはダブル ク リックしてください。ハザードライトが 2 回点滅します。
注 : プレミアム アップグレード パッケー ジが装備されている Model X で自動ドア がオンに設定されている場合 (「コントロー ル」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「自 動ドア」 > 「ON」の順にタッチします)、 Model X に近づくだけでドアがアンロッ クされ運転席のドアが開きます。運転席側 ドアが開いてからダブルクリックすれば助 手席側フロント ドアを開くことができま す。
注 : 「ドア アンロックモード」が「運転席」 に設定されている場合は、ダブルクリック してもアンロックされるのは運転席側のド アのみとなり、全てのドアとトランクをア ンロックするには再度ダブルクリックする 必要があります。「すべて」に設定されてい る場合は、最初のダブルクリックで全ての ドアとトランクがアンロックされます。タ ッチスクリーンを使用してこの設定を変更 します (「コントロール」 > 「設定」 > 「ド アとロック」 > 「ドア アンロック モード」 の順にタッチします)。
3. フロントトランク (フランク)
ダブルクリックしてフロントトランクを開
けます。
4. ファルコン ウィングドア
ダブルクリックすると、対応するファルコ
ン ウィングドアが開閉されます。 シングルクリックすると、対応するファル
コン ウィングドアの動きが止まります。 続いてダブルクリックすると、ファルコン ウィングドアの動きが逆になります。たと えば、ドアを開いていたときは閉じ、閉じ ていたときは開きます。
注 : ファルコン ウィングドアは、事前に障 害物を検出し、障害物が検出されたときは ドアが動かないように設計されています。
警告 : Model X ファルコン ウィング ドアには、ドアの動線にある物体の存 在を検出するセンサーが複数取り付 けられています。大半の場合、物体が 検出されるとドアの動きは止まりま す。ただし、センサーはどんな場合で も、特にドアが閉まりかけている場合 に、あらゆるエリアで何でも検出でき るわけではありません。そのため、ド ライバーは常に、ドアの動線に障害物 がないようファルコン ウィングドア を見守り、いかなるときもドアが何か
(人を含む)に接触することを事前に
防止できるようそばにいてください。 確認を怠ると、重大な損傷や負傷事故 につながる可能性があります。
開閉
この場合、キーを Model X に向ける必要はありま せんが、キーの作動範囲内にいる必要があります (作 動範囲はキーのバッテリーの強さによって異なりま す)。
Model X がキーを検出できない場合は、キーが車内 にないことを示すメッセージがタッチスクリーンに 表示されます。キーを、Model X が最も検出しやす い位置である 12 V 電源ソケットの下に置きます (キーは車内にありません - 49 ページを参照)。
周波数の近い無線機器がキーに影響を与える場合が あります。その場合は、キーを他の電子機器 (携帯電 話、ノートパソコンなど) から 30 cm 以上離してく ださい。キーが動作しない場合は、バッテリーの交 換が必要となる場合があります。キーのバッテリー が切れている場合は、以下のアンロックの手順に従 って Model X のドアを開けることができます。 (キーが動作しないときのアンロック - 10 ページ を参照)。
注意 : 運転する際は、必ずキーを携帯してくだ さい。キーを携帯していない場合でも Model X を運転することはできますが、その 場合は電源を一度切ると、 ができません。
注意 : キーを衝撃、高温、液体による損傷から 保護してください。キーが溶剤、 磨洗浄剤に触れないようにしてください。
キーのバッテリー交換
キーのバッテリーの寿命は約 1 年です。バッテリー 残量が低下すると、インストゥルメントパネルにメ ッセージが表示されます。以下の手順に従ってバッ テリーを交換します。
再度オンにすること
ワックス、研
5
ドア
1. キーの裏面を上にして、マイナス ドライバー状 のもの、爪または Tesla 提供のツール を用いて 底面のカバーを開きます。
* 便宜上、Tesla はバッテリー カバーを簡単に 開ける特殊なツールを提供しています。このツ ールは、Model X をお買い求めいただいたとき にキーが入っているボックスの中に入っていま す。
注 : キーにストラップ が付いているときは (
トラップを取り付ける - 6 ページを参照)、
底面のカバーの「X」の文字のところを指で押 してストラップを引くと (カバーを押して開け るような感じで)、カバーを外すことができま す。また、キーとカバーの間に小さなマイナス ドライバー状のもの、爪または Tesla 提供のツ ールを差し込んでもカバーをこじ開けることが できます。
バッテリーは、斜めにすると取り出すことがで
2.
きます。
3. プラス (+) 面を上にして新しいバッテリー (CR2354) を挿入します。バッテリーが所定の
位置にぴったりとはまるようある程度角度を付 けて+面(接触面はキーのほぼ中央にあります) に向けてスライドさせ、その後反対側にしっか りと押し込んで所定の位置にしっかりはまって いることを確認してください。
注意 : バッテリーは+の接触面に対してス プリングで押さえられていなければなり ません。バッテリーを接触面の上に置い て無理に押さえつけることはしないでく ださい。接触面を損傷する恐れがありま す。
注 : バッテリーはきれいに拭いて、平らな面に 指を触れないようにして挿入します。バッテリ ーの平らな面に指紋が付いていると、バッテリ ーの寿命が短くなることがあります。
カバーは、フロント側をキー本体に付け、横に
4.
付いているタブとキー本体側のスロットの位置 を合わせて、パチンという音がするまで押し込 んで固定します。
ストラップを取り付ける
Model X のキーは小さなストラップを付けられる ようになっています。ストラップを付けるときは、 上記の要領で底面のカバーを外します。キーの裏側 のピンにストラップをかけます。カバーを合わせ て、パチンと押し込みます。
6 Model X オーナーズ マニュアル
ドア
追加のキーを入手する
キーを紛失した場合または追加のキーが必要な場合 は、Tesla にご連絡ください。 Model X 最大 8 個 のキーを認識することができます。
Model X の新しいキーを注文したときは、 のキーすべてをプログラミングし直してください。
お手持ち

車内からドアを開ける

フロント ドアを開くためには、インテリア ドアハン ドルを内側に向かって引っ張ってください。
Model X の車内からタッチスクリーンを利用して ドアの開閉を行うこともできます。「コントロー ル」 > 「ドア」をタッチし、開閉したいドアを選び ます。さらに、 ジを装備した Model X の場合、ブレーキ ペダルを 押すと、運転席側のドアが自動的に閉まります。
注 : お子さまが内部ドアハンドルを使用してファル コン ウィングドアを開けないようにするには、タッ チスクリーンで「コントロール」 > 「設定」 > 「ド アとロック」 > 「チャイルド ロック」の順にタッチ してチャイルド ロックを有効にします (チャイルド
ロック - 10 ページを参照)。
プレミアム アップグレード パッケー

Model X のドアを車外から開閉する

Model X のドアは電動です。キーを持って Model X に近づいた時に、運転席側ドアのみをアンロック
するか、全てのドアをアンロックするかを指定する ことができます。タッチスクリーンで、「コントロー ル」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「ドア アンロ ック モード」の順にタッチしてから「運転席」また は「すべて」を選択してください。
装備されている場合、運転席のドアは近づくと自動 的にアンロックして開くように設定することもでき ます。ドアは途中まで開きます(センサーが検出す る障害物によって 20 度から 45 度の角度で開きま す)
。「コントロール」 > 「設定」 > 「ドアとロッ
ク」 > 「自動ドア」 > 「ON」の順にタッチします。 この設定がオンのときに運転席側のドアを開けるに は、キーにあるロック/アンロック ボタンをダブル クリックしてください。助手席側のドアを開くに は、キーにあるロック/アンロック ボタンを再度ダ ブルクリックしてください。
注意 : 急な坂道に駐車している場合は、フロン ト ドアが自動で完全に開かない、 い場合があります。急な坂道に駐車している 場合は、ドアの開閉を Model X に完全に頼ら ないでください。
注 : 製造日と購入時に選択したオプションによって は、Model X に自動ドアが搭載されていない場合が あります。
ドアが開いていると、インストゥルメン トパネルに「ドアが開いています」イン ジケーターが表示されます。タッチスク リーンの「コントロール」ウィンドウの Model X の画像にも、 トランクが表示されます。
ドアは次のようにして閉めることができます。
ドアを手で押して閉める
タッチスクリーンを使用する (「コントロー ル」 > 「ドア」)
キーフォブで全て閉じる設定を OFF に設定さ
れている場合、 をトリプル クリックします(全てのドアとトラ ンクが閉じてロックされます)
キーフォブで全て閉じる設定を ON に設定して いる場合、キーのロック/アンロックボタンをシ ングル クリックします(全てのドアとトランク が閉じてロックされます)
ドアがすでに開いている時にハンドルを触ると外側 フロントドアを閉めることができます。
注 : 電動式のドアは、障害物が検出されると動作を 停止します。
警告 : フロント ドアを自動で開閉する (手動で 開閉する代わりに) ときは、まずドアの周囲に 障害物 (人や物など) がないか確認してくださ い。人や物と接触しないようにドアの動きを 常に監視してください。これを怠ると重大な 怪我や事故につながる恐れがあります。
キーのロック/アンロックボタン
または閉じな
開いているドアや
開閉
7
ドア

ファルコン ウィングドアの開閉

Model X は電動ファルコン ウィングドアを装備し ており、ボタンひとつで、あるいはキーもしくはタ ッチスクリーン (「コントロール」 > 「ドア」) をタッ チすることで簡単に開閉できます。ファルコン ウ ィングドアには、人や物を検知するセンサーが複数 装備されており、何かを検知した場合はドアの動き が止まります。検知した物体に応じて、ドアはそれ に接触しないように外側および上方向の動きを調整 します。たとえば、物体が Model X の上方に検知 された場合、ドアはさらに外側には動くものの低め になり、一方、物体がドアのそばに検知された場合 には、
ドアが外に出る動きはずっと少なくなります。
警告 : いかなる時でも、 ア フレームには手を置かないでください。ド アを閉じる前はドアフレーム周辺を確認し、閉 じ始めたらドアの動きを注視し人や物が挟ま らないことを確認してください。これを怠る と重大な怪我や事故につながる恐れがありま す。
警告 : ファルコン ウィングドアの開け閉めを する前に、 ことを確認してください。ドアには多くのセ ンサーがついていますが、いつでもすべての物 体を検知できるとは限らず、特にドアが動いて いるときにはその傾向が高まります。ある時 点において、ドア近くに検出できないゾーンが 生じる場合があります。そのため、ファルコン ウィングドアを開閉する場合、ドライバーおよ びその他のパッセンジャーは、ドアの動きを意 識し、いつでも対応できるようにしながら、動 いているドアから離れてください。ドアを動 かないようにするには、キーにあるファルコン ウィングドア ボタンをシングルクリック、ドア またはドアピラーにあるスイッチを押す、タッ チスクリーンにあるボタンをタッチ、これらの いずれかを行ってください。
ファルコン ウィング ドアを Model X の外から開 けるには、 ルコン ウィング ドア ボタンを押します (キーを使
用する - 4 ページを参照)。
Model X 車内からファルコン ウィング ドアを開く には、ドア ピラーにあるスイッチを使うか、タッチ スクリーンのドア コントロールをタッチします (「コントロール」 > 「ドア」)。
ドア周囲に障害物(人や物)がない
ドア ハンドルを押すかまたはキーのファ
ファルコン ウィング ド
: Model X がロックされている場合は、 ッチ(上図参照)を使用して対応するドアのロック を解除します。もう一度引っ張るとドアが開きま す。
ドアを閉じるには、ドアの内側にあるボタンを押し てください。キーを利用することもできますが (
ーを使用する - 4 ページを参照)、ドア ピラーにある
スイッチ (上図参照) を使用するか、タッチスクリー ンのドア コントロールをタッチすることもできま す (「コントロール」 > 「ドア」)。
注 : お子さまが誤って内側のスイッチを押してドア を開けることを防ぐには、タッチスクリーンで「コ ントロール」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「チ ャイルドロック」の順にタッチしてチャイルドロッ クを有効にします。チャイルド ロック - 10 ペー ジを参照してください。
注 : タッチスクリーンを使用して、Model X のファ ルコン ウィング ドアを低い高さ設定で開くように 設定することができます (「コントロール」 > 「設 定」 > 「ドアとロック」 > 「ファルコンドアの高 さ」)。
注 : ファルコンウィングドアが閉じる時に障害物を 検出すると、数センチ戻って動きを止めます。
一度スイ
8 Model X オーナーズ マニュアル
ドア
警告 : 対応するファルコン ウィングドアを開 閉しようとしているときにフロント ドアが開 いている場合は常に、 ら手(あるいは物)を離してください。ファル コン ウィングドアが開きかけているフロント ドアを通過する際、両ドアの間隔は非常に狭く なります。その部分に置いた手や指などはセ ンサーに検出されず、ドアとドアの間に挟まれ ることがあります。ファルコン ウィングドア の開閉時には、負傷事故の発生を防止するため に、手はフロント ドアから常に離しておく習慣 をつけてください。
警告 : ファルコン ウィングドアの開閉時には、 ドアが人や物に触れることがないようにドア の動きを意識することが重要です。確認を怠 ると、
重大な損傷や負傷事故につながる可能性
があります。
注意 : ドアに積雪や氷がある場合は、ドアを開 ける前に取り払ってください。雪が Model X 内部に入り、 す。
注意 : 雨天時には、リフトゲートを開く際にフ ァルコン ウィングドアを開けたままにしてい ると、
雨水がリフトゲートからリアシート部に
侵入します。
注 : ファルコン ウィングドアは、Model X が停止し ているときにしか開きません。
フロント ドアの開口部か
ドアが開かなくなる恐れがありま
障害物検出
ファルコン ウィングドアは、 サーが物体を検知したとき、あるいはドアが何かに 接触したことにより抵抗を感じたときに動きを止め ます。タッチスクリーンが「ドア」タブに警告を表 示します。その場合、ファルコン ウィングドアの開 閉動作を続行させることが適切であれば、次のいず れかを行うことで障害物の検出を一旦解除すること ができます:
ドアピラーにあるスイッチを押したままにしま
す。
タッチスクリーンの該当するドア アイコンを タッチして長押ししてください。
Model X が天井の低さを検知すると(例:ガレージ 内)、他に障害物が無くてもファルコン ウィング ド ア(およびトランク)を低めの高さで開きます。タ ッチスクリーンで対応するドア アイコンにタッチ すれば、この高さを無視してドアが開く高さを上げ ることができます (「コントロール」 > 「ドア」)。 Model X は、タッチスクリーンで開けるドアの高さ をこの位置で特定したいかどうか尋ね、その設定を 保存します。次回この場所でファルコン ウィング ドアを開くと、Model X は保存した高さでドアを開 きます。
警告 : デフォルト設定されているファルコン ウィング ドアの開く高さを変更する前に、 の開閉範囲でドアと障害物との間に充分なク リアランスがあることを目視で確認してくだ さい。
警告 : ファルコン ウィング ドアの外側にラッ プやステッカー、 着性物質を付けると、センサーが物体を認識す る性能に悪影響を与えることがあります。
キャリブレーション
ファルコン ウィング ドアが正しくキャリブレーシ ョンされていない場合、タッチスクリーン上に警告 が表示されます。ドアのキャリブレーションを行う には、まず両方のドアの周囲に十分な空間があり乗 員や物がないことを確認してから、 Calibrate ボタ ンをキャリブレーションが終了してから 5 秒間押し 続けてください。キャリブレーション中は、下部ド アが全開し です)、上部ドアがいっぱいまで動いてからドアが閉 まります。
Model X の側面側に十分な空間が必要
それがもつ多くのセン
ドア
ラバー コーティングなどの粘
開閉

内部からのロックとアンロック

Model X の車内に有効なキーがある場合、タッチス クリーンで車内からドアとトランクをロック/ロッ ク解除することができます。タッチスクリーンのス テータスバーの ロック アイコンにタッチします。
9
ドア
停車して Model X パーキングにシフトした時に、 ドアをアンロックするか、ロックしたままにするか を選択できます。これを行うには、「コントロー ル」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「パーキング 時のロック解除」の順にタッチします。ON に設定 すると、パーキングにシフトした時にドアが自動的 にアンロックされます。
また、
ギア セレクターの端にあるパーキング ボタン
をもう一度(パーキングにシフトした時に一度目を 押した後)押して、ドアをアンロックして。
: Model X をロックする際にドアまたはトラン クがまだ開いている場合は、それを閉じたときにロ ックがかかります。

ドア アンロックモード

キーを携帯して車両に近づいた際に、全てのドアの アンロックするか、もしくは運転席のドアのみをア ンロックするかを選択できます。これを行うには、
「コントロール」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「ドア アンロック モード」の順にタッチしてから「運
転席」または「すべて」を選択します。

チャイルド ロック

Model X お子様が内部ハンドルを使用してファル コン ウィング ドアやリフトゲートを開けるのを防 ぐために、リア ドアとリフトゲートにチャイルドロ ックを備えています。タッチスクリーンを使用して
チャイルド ロックをオンまたはオフにするには、 「コントロール」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「チャイルド ロック」の順にタッチします。
注 : 後部座席にお子さまを乗せている場合は、チャ
イルドロックを ON にすることをお勧めします。

走行時オートロック

Model X 走行速度が時速 8 km を超える場合は、必
ずすべてのドア (トランクを含む) を自動的にロッ
クします。

降車後オートロック

ドアとトランクは、キーを携帯して遠ざかっただけ
で自動的にロックすることができます。
この機能をオンまたはオフにするには、「コントロー
ル」 > 「設定」 > 「ドアとロック」 > 「降車後オー
トロック」の順にタッチします。
注 : すべてのドアが閉まっているときにキーを使用
して Model X のロックを解除すると、「降車後オー
トロック」機能は 1 分間無効になります。この 1
以内にドアを開けた場合は、その後にすべてのドア
が閉まってからキーを持って車から離れるまで、ド
アは再びロックされません。

キーが動作しないときのアンロック

Model X に近づいたり、 押したりしても ロックが解除されない場合は、キー のバッテリーが切れている可能性があります。その 場合でも、Model X をアンロックして運転すること ができます。
Model X をアンロック (さらにセキュリティ アラ ームを無効に) するには、図のように、まずキーを車 両のドライバー側でフロント ドアとファルコン ド アの間のドア ピラー下に置きます。次に運転席側 のドアハンドルを押します。Model X のロックが 解除されない場合は、キーの位置を調整してくださ い。キーは必ず正しい位置にする必要があります。 まだ Model X をアンロックできない場合は、キー のバッテリーを一度取り外して、もう一度試してく ださい。キーのバッテリー交換 - 5 ページを参照し てください。
Model X を運転するには、12 V 電源ソケットの真 下にあるセンター コンソールにキーを置き、 キ ペダルを踏んだまま Model X の電源をオンにし ます。
注 : 上記の方法で Model X のロックを解除すると、 降車後オートロック機能は無効になります。この場 合、キーのバッテリーを交換した後、降車後オート ロック機能を手動で再び有効にする必要がありま す。
キーのバッテリーを交換する方法については、キー
のバッテリー交換 - 5 ページを参照してください。
キーのアンロックボタンを
ブレー
10 Model X オーナーズ マニュアル
ドア

電源が切れた状態で内部からドアを開く

Model X の電源が切れている場合、フロント ドア は通常どおり内部ドアハンドルで開きます。リア ドアを開けるには、スピーカーグリルをドアから慎 重に外し、機械式解除ケーブルを下に引き、車両の 前に向けて引いてください。ラッチが解除された ら、ドアを手動で持ち上げてください。

電波干渉

心臓ペースメーカーを使用している方は、キーレス システムのキー アンテナからの電波によるペース メーカーへのあらゆる影響を防ぐために、Model X に取り付けられた任意のキー アンテナから少なく とも 22 cm 離れるようにしてください。アンテナ は以下の場所に設置されています。
用前に医療用電気機器の製造元にお問い合わ せ下さい。
リアバンパーの中央。
1.
2. 左側の 1 列目と 2 列目の座席位置の間のドア
ピラー。
3. 右側の 1 列目と 2 列目の座席位置の間のドア
ピラー。 センターコンソール。
4.
フロントトランクの中央。
5.
警告 : 電波は医療用電気機器に悪影響を及ぼす ことがあります。植込み型ペースメーカーを 使用している方は、
開閉
想定される影響について使
11

ウィンドウ

ウィンドウを開ける、閉じる

スイッチを押して、対応するウィンドウを下げます。
スイッチの操作には 2 段階あります。
ウィンドウを完全に下げるには、スイッチを下
まで完全に押してすぐに放します。 ウィンドウを途中まで下げるには、スイッチを
軽く押して希望の位置まで下がったらスイッチ を離します。
同様に、スイッチを引いてウィンドウを一番上まで
上げます。
ウィンドウを完全に下げるには、スイッチを下
まで完全に押してすぐに離します。 ウィンドウを途中まで上げるには、スイッチを
軽く引いて希望の位置まで下がったらスイッチ を離します。
警告 : ウィンドウを閉める前に、 特にお子さまの身体の一部がウィンドウの外 に出ていないことを確認してください。確認 を怠ると、大けがにつながる可能性がありま す。
すべての乗員、

リアウィンドウをロックする

乗員がリアウィンドウのスイッチを使用するのを制 限するには、 ます。スイッチのランプが点灯します。リアウィン ドウのロックを解除するには、もう一度スイッチを 押します。
リアウィンドウロック スイッチを押し
警告 : 安全確保のため、後部座席にお子さまが 乗っている場合は、リア ウィンドウ スイッチ をロックすることをお勧めします。
警告 : お子さまを付き添いなしで Model X 内 に放置しないでください。
12 Model X オーナーズ マニュアル

リアトランク

開く
リア トランクを開くには、次のいずれかの操作を行 い、.
タッチスクリーンで、 「コントロール」 > 「ト ランク」 の順にタッチします。
キーのリア トランク ボタンをダブルクリック します。
モバイル アプリにあるトランク ボタンをタッ チします。
Model X をアンロックし、リア トランクの外 部ハンドルの下側にあるスイッチを押します。
注 : パッシブ エントリーがオフの場合、スイッチを 使用してリア トランクを手動で開けるには、キーを 使用して Model X のロックを解除する必要があり ます。キーを使用する - 4 ページを参照してくださ い。
ドア、、またはトランク/リフトゲートが 開いているとき、計器パネルのに「ドア が開いています」のインジケーター が表 示されます。 タッチスクリーンにある Model X のイメージ 「コントロール」 ウ ィンドウにも開らいているトランクが表 示されます。
動作中のリフトゲートを停止するには、キーのリア トランク ボタンをシングルクリックします。さら に、リア トランク ボタンをダブルクリックすると、 動作が逆方向に再開されます(停止時にほぼ全開の 状態または閉じた状態を除く) トを開けている途中にシングルクリックで動作を停 止すると、次にダブルクリックした時点でリフトゲ ートが閉じます。
Model X の電源が全くない状況で Model X の内 側からトランクを開ける方法については、トランク
内にある緊急トランク リリース - 14 ページ を参
照してください。
。例えば、リフトゲー
Model X が天井が低いことを検知した場合(例:ガ レージ内) よびファルコン ウィング ドア)は低めに開きます。 この高さは、手動でリア トランクのドアを上げるこ とで変更できます。Model X は、タッチスクリーン で開けるドアの高さをこの位置で特定したいかどう か尋ね、その設定を保存します。次回この場所でフ ァルコン ウィング ドアを開くと、Model X は保存 した高さでドアを開きます。
、他に障害物が無くてもリア トランク(お
警告 : リア リフトゲートの開け閉めをする前 に、
リフトゲート周囲に障害物 (人や物) がない
ことを確認してください。電動リフトゲート は障害物を検知することができますが、すべて を検出することはできません。リフトゲート を開閉するときは、障害物の確認するためにセ ンサーだけに頼らないでください。人や物と 接触しないようリフトゲートの動きを常に監 視してください。これを怠ると重大な怪我や 事故につながる恐れがあります。

積載制限

Model X の運転を開始する前は、 かり固定されているか確認し、重いものはトランク 下側にあるコンパートメントに入れます。
注意 : 損傷を防ぐために、リア カーゴ エリア
(下側トランク コンパートメントの上部分)に
80 kg(175 lbs) 以上の貨物、または下側ト ランク コンパートメントに 60 kg(175 lbs) 以上の貨物を積載しないでください。これを 行うと、車に損傷を与える恐れがあります。
必ず積載物がしっ
閉める
電動リフトゲートを閉めるには、次のいずれかを行 います。
キーのトランク ボタンをダブルクリックする。
タッチスクリーンで、 「コントロール」 > 「ト ランク」 の順にタッチします。
リフトゲートの下にあるスイッチを押す(開い
たときの高さを調整する - 13 ページ を参
照)
通電したリフトゲートが閉じている途中に障害物を 検出すると、自動的に開く動作に切り替わり、チャ イムが 2 回なります。障害物を取り除き、もう一度 閉じる操作を行ってください。それでも閉じない場 合は、一時的に電動動作を無効にします。手動で閉 めることにより、再び電動機能が働くようにします。
注 : 電動リフトゲートを 1 時間以上開けたままの状 態にした場合にも、パワークローズ機能は一時的に 無効になります。
開閉

開いたときの高さを調整する

リフトゲートを開いたときの高さを、お好みの高さ に調整することができます。
13
リアトランク
リフトゲートを開いてから、手動で任意の高さ
1.
に下げる、または上げてください。 リフトゲート下方のボタンを確認のチャイム音
2.
が聞こえるまで 2 秒間押したままにします。
リフトゲートを閉めてもう一度開き、開いたと
3.
きの高さがお好みの高さであることを確認しま す。

貨物エリアへのアクセス

Model X リア トランクの貨物エリアにアクセスす るには、カーゴ カバー ハンドルの膨んだ部分を押し 下げてから引き上げてください。カーゴ カバーの 位置を調整するかカーゴ カバーを完全に取り外す ことが可能になります。
カバーの下側を手前に強く引き、カバーを外し
1.
ます。 ケーブルを引っ張り、ラッチを外します。
2.
3. リア トランクを押して開きます。
注 : このボタンは外光に短時間当たった後、数時間 光ります。
警告 : お子様をトランクの中で遊ばせたりしな いでください。閉じ込められる恐れがありま す。お子様にシートベルトを着用させないと、 事故にあった際重度の怪我または死亡事故に つながるおそれがあります。特に空調機能が 作動してない場合、お子様が車両に閉じ込めら れると熱中症にかかるおそれがあります。
注意 : リア カーゴ エリア(下側トランク コン パートメントの上部分)に 80 kg(175 lbs) 以上の貨物、 ントに 60 kg(175 lbs)以上の貨物を積載し ないでください。これを行うと、車に損傷を与 える恐れがあります。
または下側トランク コンパートメ

トランク内にある緊急トランク リリー ス

また、Model X の電力が失われた場合、リア トラ ンク内側にある照明付き機械式リリースを使えば、 閉じ込められても内側から開けることができます。 中に人が閉じ込められた場合は機械式リリースで脱 出することができます。
14 Model X オーナーズ マニュアル

フロントトランク

開ける
フロントトランクを開ける方法:
フード周辺に障害物がないことを確認してくだ
1.
さい。
2. タッチスクリーンで 「コントロール」 > 「フロ
ントトランク」の順にタッチする、またはモバ イル アプリのフロントトランク ボタンをタッ チする、
またはキーにあるフロントトランク ボ
タンをダブルクリックします。 ボンネットを引き上げます。
3.
ドア、、またはトランク/リフトゲートが 開いているとき、計器パネルのに「ドア が開いています」のインジケーター が表 示されます。 タッチスクリーンの 「コン トロール」ウィンドウでも Model X の表 示がフロントトランクのオープン状態を 示します。
警告 : ボンネットの開け閉めをする前に、ボン ネット周囲に障害物 (人や物) がないことを確 認してください。これを怠ると重大な怪我や 事故につながる恐れがあります。
注 : タッチスクリーンを使用したり、車外からキー あるいはモバイル アプリモバイル アプリを使って Model X をロックした場合、Model X からキーを 持って離れる(降車後オートロック - 10 ページ が 有効となっていること) 効になっているとき (バレーモード - 44 ページを 参照)は、フロントトランクが閉じている間、常に ロックされます。
、またはバレー モードが有
2. ここで示すように (緑色の箇所) 、 のフロント部分に置き、しっかりと押し下げて ラッチにはめ込みます。
慎重にフードのフロント端部を持ち上げてしっ
3.
かりと閉まっていることを確認します。
注意 : 損傷を避けるために:
ここで示す緑色の部分以外には力を加え
ないでください。赤色の領域に無理な力 を加えると、損傷することがあります。
ボンネットは片手で閉めないでください。
片手で閉めると力が一個所に集中し、 や波打ちの原因となります。
ボンネット前端には圧力をかけないでく
ださい。圧力をかけると、前端が曲がる恐 れがあります。
ボンネットを強く閉めたり、落としたりし
ないでください。
警告 : 運転する前に、ボンネット前端をゆっく りと持ち上げてみて、 た位置でラッチがかかり、動かないことを確認 してください。
フードが完全に閉じられ
両手をフード
凹み

内部緊急解除

人がフロントトランクに閉じ込められても、トラン ク内でリリース ボタンのイルミネーションが点灯 するため脱出することができます。
閉める
Model X ボンネットは自重でラッチがかかるほど の重量はありません。ボンネット フロント端部ま たは中央を無理に押すと損傷することがあります。
ボンネットの正しい閉め方:
フードがラッチに触れるまでボンネットを下げ
1.
ます。
開閉
15
フロントトランク
内部解除ボタンを押して、フロントトランクを開け て、ボンネットを押し上げます。
注 : 周囲の光に少しでもあたると、インテリア リリ ース ボタンが点灯します。
警告 : フロントトランクには入らないでくださ い。フロントトランクに人を入れて閉めない でください。
警告 : フロントトランクに荷物を入れるとき は、
荷物がリリース ボタンを押してトランクが
開いてしまうことのないよう注意してくださ い。
16 Model X オーナーズ マニュアル

ウィンドウを開ける、閉じる

グローブボックスを開けるには、タッチスクリーン の横にあるスイッチを押します。グローブボックス を 5 分間以上開けたままにしておくと、グローブボ ックスのライトが自動的に消灯します。
注 : キーまたは降車後オートロック機能で Model X を外部からロックすると、 スもロックされます。Model X がバレー モードに ある時もロックされます(バレーモード - 44 ペー ジを参照)。Model X をタッチスクリーンでロック したときは、グローブボックスはロックされません。
警告 : 走行時はグローブボックスを閉め、衝突 発生時や急停車時に乗員が負傷しないように してください。
グローブボック

グローブボックス

開閉
17

カップホルダー

カップホルダーを開ける、閉じる

フロント カップ ホルダーを出すにはアームレスト を後ろにスライドします。
リア カップ ホルダーを出すには (車両に装備されて いる場合)、センター コンソール後部にあるカップ ホルダーのフェース プレートを押して離します。
18 Model X オーナーズ マニュアル
Model X のサン バイザーはマグネットで固定され
ています。フロントガラスから入り込む日差しを遮 るには、ピラーからサン バイザーを外しマグネット で固定される位置までバック ミラーに向けて回転 させます。マグネットで所定の位置に固定された ら、サン バイザー下側のエクステンダーを張り出し 日よけを最大にします。

サン バイザー

バニティ ミラーを使用するには、 ンダーを下げてミラーカバーを下げます。カバーを 下げると、ミラーが現れライトが点灯します。
前席にいる人が横の窓から入り込む日差しを遮りた い場合は、 ー エクステンダーを下げます。
ピラーからサン バイザーを下げてバイザ
バイザー エクステ
開閉
19

フロントおよびリア シート

正しい運転位置

シート、ヘッド拘束装置、シートベルト、およびエ アバッグは連動し、乗員の安全性を最大限確保する ようになっています。これらの機能を正しく使用す ることで、保護性能を向上させることができます。
シート位置を正しく設定すると、フロントエアバッ グからできるだけ離れた位置でシートベルトを正し く装着することができます。
上体を起こし両足をフロアに着けた状態で着座
1.
し、
シートのリクライニングが 30°を超えない
ようにします。 ペダルに足が十分に届き、ハンドルを握ったと
2.
き腕が少し曲がることを確認します。胸がエア バッグカバーの中央から 25 cm 以上離れるよ うにしてください。
シートベルトの肩ベルトが乗員の首と肩の間を
3.
通るようにします。シートベルトの腰ベルトが 腹回りに通らず腰回りに密着するように装着し ます。
20 Model X オーナーズ マニュアル

運転席シートの調整

1. ランバー サポートを調整する。
注 : このボタンを使用してヘッドサポートを上 下に動かすこともできます (ヘッド サポート/
拘束装置 - 25 ページを参照)
タッチすると、タッチスクリーンにシートのイ メージ画像のあるポップアップが表示されま す。画像のランバー部分が青色にハイライト表 示されていない場合、画像のランバー部分をタ ッチしてランバー サポートを調整するよう指 定します。選択した調整は再度調整するまでそ のまま保持されます。
バックレストを調整する。
2.
シートを前後に移動させる。
3.
シートの高さと傾きを調整する。
4.
警告 : フロント シートを調整する前に、 の周りに何もないことを確認してください(人 や荷物など)。
警告 : 運転中にシートの調整をしないでくださ い。事故につながる恐れがあります。
警告 : 走行中にリクライニングしたシートに座 っていると、 り込んだりシートベルトに巻き込まれたりし て重傷を負う危険があります。車両走行時は
衝突時に乗員が腰ベルトの下に潜
。このボタンを
シート
フロントおよびリア シート
必ず、シートのリクライニングを 30°未満に してください。

2 列目シートのモノポスト調整

購入時に選択されたオプションにより、モノポスト シートが装備された Model X なら 2 列目に 2 人ま たは 3 人の人が座ることができます。これらのシー トの位置の調整には 2 つの方法があります。
タッチスクリーンで、「コントロール」 > 「シー ト」 の順にタッチします。タッチスクリーン上 のアイコンを長押しして、希望のシートを調節 してください。白いアイコンはシートを動かせ る方向を示し、グレーのアイコンはその方向に はそれ以上シートを動かせないことを示しま す。
注 : 必要があれば、モノポストシートを前方に 動かせるようにフロント シートを少し前に移 動します。
以下のイラストにあるように手動調整を使用し
ます。シートを前後に移動させるだけでなく、 手動のシート位置調整では背もたれの調整も可 能です。外側シートのコントロール ボタンは L 字型をしており、中央のシートのコントロール ボタンは円形ですが、両方とも同じ機能を提供 します。
座席と安全拘束具
1. シートを前後に動かし (コントロールを上下に 操作) 、
背もたれの位置を調整 (コントロールを
左右に操作) します。
21
フロントおよびリア シート
シートを前後に移動させる。
2.
バックレストを調整する。
3.
注 : バックレストは、レバーを離したときの位置に ロックされます。走行用ギアにシフトしたときにバ ックレストがロックされていないと、インストゥル メントパネルが警報を表示します。バックレストを 調整し直して、ロックされていることを確認します。
警告 : 走行中にリクライニングしたシートに座 っていると、 り込んだりシートベルトに巻き込まれたりし て重傷を負う危険があります。車両走行時は 必ず、人が座っているシートのリクライニング を 30° 未満にしてください。
衝突時に乗員が腰ベルトの下に潜

2 列目ベンチシートの調整

Model X 2 列の座席仕様の場合、2 列目のベンチ
シートは最大 3 名を乗せることができます。各シー ト外側にある機械式調整レバーを使用して、背もた れを折りたたむ、またはリクライニングさせます。 ベンチシートは 6 4 で分割され、 レバーは左側と中央のシートの背もたれを動かしま す(それに対し、右側のレバーは最も右側にある背 もたれを動かします)。レバーを引き上げている間 に背もたれを任意の位置に動かしたらレバーを離し ます。背もたれを直立位置に戻したときは、押した り引いたりしてラッチがその位置でしっかりはまっ ていることを確認してください。
左側にある調整
Model X 3 列仕様の場合は、上記のシートバッ クの調整に加え、外側の各座席の下にある機械式レ バーを使用すれば 2 列目のシートを前後に移動する ことができます。左側のレバーは左側と中央のシー トを動かし、 ンチシートの右側シートのみを動かします。レバー を引き上げて、シートを前後に動かし、希望の位置 でレバーを離します。
22 Model X オーナーズ マニュアル
右側のレバーは 6 4 で分割されたベ
注 : 機械式レバーのみでベンチシートを調整するこ とができます。 で調整することはできません)。5 人乗り仕様の車 両ではベンチシートを前後に移動することはできま せん。7 人乗り仕様の車両のベンチシートは前後に 動かすことができます。
(ベンチシートをタッチスクリーン
警告 : 走行中にリクライニングしたシートに座 っていると、衝突時に乗員が腰ベルトの下に潜 り込んだりシートベルトに巻き込まれたりし て重傷を負う危険があります。車両走行時は 必ず、人が座っているシートのリクライニング を 30° 未満にしてください。
フロントおよびリア シート

3 列目シートへのアクセス

2 列目シートにモノポストシートが装備されている
場合の 3 列目シートへのアクセス:
イージーエントリー ボタンは、3 列目シート(装備 されている場合)に乗っている人が簡単に押して乗 り降りできるよう 2 列目外側のモノポストシートに 設けられています。イージーエントリー設定が有効 になっているとき(デフォルトではオンになってい ます)
、外側にあるシートを傾けて最前位置まで動か し、イージーエントリーボタンを一回押すだけで中 央にあるシートを前に動かすことができます。イー ジー エントリーが無効になっていると(チャイルド シートを取り付けている場合は無効にしておくこと が推奨されます)、イージー エントリー ボタンを押 してシートを動かす必要があります。「コントロー ル」 > 「設定」 > 「車両」 > 「イージジー エントリ ー」 > 「オフ」 をタッチして、イージー エントリー ボタンの 1 回押しを無効にします。イージーエント リーで 3 列目のモノポストシートにアクセスした ら、外側のシートのいずれかの背もたれにあるイー ジーエントリーボタンを押すだけでシートを元の位 置に戻すことができます。

2 列目ベンチシートの折り畳み

Model X 2 列目ベンチシートをフラットに折り
畳むことができます。2 列目シートを折りたたむ前 に、
シートやリア シートの足元スペースにある物を
取り除いてください。2 列目シートの背もたれを完 全にフラットにするには、フロントシートを前方へ 移動させる必要がある場合もあります。
2 列目のベンチシートをフラットに折り畳むには、 各外側シートの側面にある機械式レバーを引き上げ て、背もたれをフラットに折り畳みます。左側にあ る調整レバーは左側と中央のシートの背もたれを動 かし、右側のレバーは最も右側にある背もたれを動 かします。
座席と安全拘束具
2 列目シートにベンチシートが装備されている場合 の 3 列目シートへのアクセス:
23
フロントおよびリア シート
イージーエントリー ボタンは、3 列目シート(装備 されている場合)に乗っている人が簡単に押して乗 り降りできるよう 2 列目外側のベンチシートに設け られています。左外側シートのイージーエントリー ボタンを押して離すと、左側シートと中央のシート が前方に傾き移動します。右外側シートのイージー エントリーボタンを押して離すと、右側シートが前 方に傾き移動します。イージーエントリーを使用し て 3 列目シートにアクセスした後、ベンチシートを 元の位置に戻したら、シートをゆすってラッチがし っかりかかっていることを確認します。
: 2 列目にベンチシートが装備されている場合、 イージーエントリーボタンを押して離せば 3 列目シ ートにアクセスすることができます。
傾斜地に駐車したときや、シートトリムがベンチシ ートの動きに影響を与えるときなど、イージーエン トリーボタンを押してもベンチシートが完全に前に 動かないことがあります。その場合は、トラックの 端に達するまでゆっくりとシートを押してくださ い。
イージーエントリーが作動すると、2 列目モノポス トまたはベンチシートがぶつかる位置にフロントシ ートがある場合、2 列目シートを前方に移動させる のに十分なだけフロントシートが自動的に移動しま す。
: 2 列目シートが前方へ移動中に調整しようとす るとその動きが止まります。
注 : 外側シートがイージーエントリーのために傾け られたとき、そのバックレストは中立位置にリセッ トされますので、再調整が必要になります。
警告 : イージーエントリー機能を使用する際 は、
乗車している人を検知して動作させること
Model X のみに頼らないでください。イー ジーエントリーは、座席が空いている場合での み使用してください。

3 列目シートの折りたたみ

Model X 3 列目シートが搭載されている場合
は、折りたたむ前にシートやリアシートの足元スペ ースにある物を取り除いてください。3 列目シート バックを完全に平らにするには、2 列目シートを前 方へ移動させる必要がある場合もあります。
3 列目シートを折りたたむには、シートの外側上部 のかどにあるボタンを押します。ボタンには 2 つの 戻り止めがついています。
ヘッド拘束装置を前にたたみます。
1.
シートを前方にたたみます。
2.
注 : 必要があれば、3 列目シートを前方に動かせる ように 2 列目シートを少し前に移動します。
注 : シートの位置を高くするには、シートの外側上 隅にあるボタンを押したまま、シートが固定される 位置までシートを後ろ上方へ引きます。シートバッ クを前方へ引き、直立位置でロックされていること を確認します。
警告 : シートバックが必ず、直立位置でロック されているようにしてください。これを怠る と事故の危険が増します。
24 Model X オーナーズ マニュアル
フロントおよびリア シート

ヘッド サポート/拘束装置

シートにある丸ボタンを押すとヘッドサポートを上 下に動かすことができます。シートのランバー サ ポートの調節にも同じボタンを使用することができ ます(運転席シートの調整 - 20 ページを参照) のため、このボタンをタッチすると、タッチスクリ ーンにシートの画像がポップアップで表示されま す。画像に示されるヘッド サポートが青色にハイ ライト表示されていない場合、画像のこの部分をタ ッチしてこのヘッド サポートの調整を指定します。 選択した指定は再度調整するまでそのまま保持され ます。ヘッドサポート設定はドライバー プロフィ ール に保存することができます(ドライバー プロフ
ィール - 43 ページを参照)。
。こ
Model X に寒冷地オプションが搭載されている場 合、
全てのリア シートと加熱式ワイパー、ウォッシ
ャーノズルを「コントロール」 > 「寒冷地設定」の 順にタッチすることで操作できます(コントロール
- 113 ページを参照)。
警告 : 長時間の使用によるやけどを防止するた めに、末梢神経障害を患っている方、糖尿病、
神経損傷、その他の症状が原因で痛みを
加齢、 感じる機能が低下している方は、空調システム やシート ヒーターの使用の際に十分注意して ください。

シートカバー

警告 : Model X にシート カバーを使用しない でください。使用すると衝突発生時にシート 搭載サイド エアバッグの膨張が制限される可 能性があります。
2 列目シートおよび 3 列目 シートには調節機能の ないヘッドサポートが装備されており、これは取り 外しできません。しかし、3 列目シートのヘッドサ ポートは折りたたんで格納することができます (3
列目シートの折りたたみ - 24 ページを参照)。

シートヒーター

フロント シートは 3 (強) から 1 (弱) の 3 つのレベ ルで動作するヒーターパッドを備えています。シー ト ヒーターの操作方法は、温度調整 - 120 ページを 参照してください。
座席と安全拘束具
25

シートベルト

シートベルトの着用

シートベルトとチャイルドシートは、衝突の発生時 に乗員を保護する最も効果的な手段です。したがっ て、シートベルトの着用はほとんどの地域で義務づ けられています。
運転席と助手席の両方に、3 点慣性リールシートベ ルトが装備されています。慣性リールベルトは、通 常の運転状況で乗員が快適に移動できるよう自動的 に張力がかかるようになっています。チャイルドシ ートを固定するために、すべての座席の着座位置に ALR(自動ロック式巻き取り装置)が取り付けられ ています。シートベルトを必要以上の長さに引っ張 ると、ALR が作動してベルトがロックされます。バ ックルが外されないかぎりベルトはロックされたま まです(シートベルト保持式チャイルドシートを取
り付ける - 33 ページ参照)
シートベルトリールは、Model X が急加速、ブレー キング、コーナリング、または衝突の衝撃に伴う力 を受けると、乗員の身体移動を防止するために自動 的にロックされます。
インストゥルメントパネル上のシートベ ルト リマインダーは、座席にいる乗員が シートベルトを着用していない場合に警 告を出します。シートベルトが着用され ないままの状態でいると、リマインダー が点滅し断続的なチャイム音を鳴らしま す。すべての乗員がシートベルトを着用 したにもかかわらずリマインダーがオン のままの場合は、シートベルトが正しく 着用されていることを確認するために再 度着用し直します。また乗員がいない座 席から重い物 (書類かばんなど) を移動し てください。リマインダーランプが引き 続き点灯している場合は、Tesla にご連絡 ください。
ラッチプレートをバックルの中にカチッという
3.
音がするまで差込みます。
安全に固定されたことを確認するため、ベルト
4.
を引きます。 ベルトの対角線部分をリールに向かって引き、
5.
余分な緩みを取り除きます。
ショルダー アンカーの高さを調整するには
Model X には各フロントシートに調節可能ショル ダーアンカーが装備されており、シートベルトを正 しい位置で装着できます。シートベルトは、運転時 の正しい位置 (正しい運転位置 - 20 ページ参照) に あるとき、鎖骨の中間点を横切って平らになるはず です。シートベルトが正しい位置になっていない場 合は、ショルダー アンカーの高さを調整します。
1. ショルダー アンカーのボタンを押さえたまま
ロック機構を解除します。 ボタンを押さえたまま、必要に応じてショルダ
2.
ー アンカーを上下に動かして、 正しい位置に調整します。
シートベルトが
シートベルトを着用するには
1. 座席の正しい位置を確認します 正しい運転位
- 20 ページを参照)
ベルトをスムーズに引き出して、ベルトが骨盤、
2.
胸、鎖骨の中間点の上、首と肩の間に平らに位 置するようにします。
26 Model X オーナーズ マニュアル
3. ショルダー アンカーのボタンを離して所定位
置にロックします。
4. ボタンを押さずに、シートベルト ウェビングを 引っ張り、ショルダー アンカーを下に動かし て、所定位置にロックされていることを確認し ます。
シートベルト
警告 : 運転前にシートベルトが正しい位置にあ り、ショルダー アンカーが所定位置にロックさ れていることを確認します。シートベルトが 正しい位置にないか、、ショルダー アンカーが 所定位置にロックされていない状態で動いて いる車両に乗っていると、衝突時のシートベル トの効果が低くなる可能性があります。
シートベルトを着用するには
シートベルトが速く巻き込まれすぎないようにする ために、バックル近くのベルトを持ち、バックルの ボタンを押します。そうすることで、ベルトが自動 的に巻き込まれます。ベルトが完全に巻き込む際に 邪魔になるような障害物がないことを確認し、ベル トが完全に巻き込まれるようにします。シートベル トが完全に巻き込まれない場合は、Tesla にご連絡 ください。

妊娠中の女性がシートベルトを着用する とき

腰ベルトは、腹部のふくらみを避け腰骨のもっとも 低い位置にくるように調整します。肩ベルトは胸の 中央を通るようにします。詳しくは医師の指示に従 ってください。
警告 : 衝突事故が発生した場合の衝撃を和らげ ようとして、 を入れないでください。
人とシートベルトの間に絶対に物

シートベルトプリテンショナー

前席シートベルトには、前方向からの激しい衝突の 際にエアバッグと連動して作動するプリテンショナ ーが装備されています。プリテンショナーはシート ベルトアンカーとシートベルトウェビングを巻き込 み、腰ベルトと肩ベルトの緩みを減らし、乗員の前 方への移動を減少させます。
リア外側シートには人が前に飛び出すことを抑える ため、
シートベルト ウェビングを巻き取るためのシ
ョルダー プリテンショナーが装備されています。
プリテンショナーとエアバッグが衝突時に作動しな かった場合、故障ではなくこれらの作動条件を満た すほどの強い衝撃が存在しなかったこと意味しま す。
警告 : シートベルトプリテンショナーは一度し か作動しません。一度作動したら、交換する必 要があります。衝突事故の後、エアバッグ、シ ートベルトプリテンショナー、すべての関連コ ンポーネントなど異常がないか確認し、必要に 応じて交換してください。

シートベルトのテスト

シートベルトが正しく作動することを確認するた め、各シートベルトで 3 つの簡単な点検を行ってく ださい。
シートベルトを着用している状態で、バックル
1.
に最も近いウェビングを素早く引きます。バッ クルはしっかりとロックされたままでなければ なりません。
ベルトを外した状態で、ウェビングを限界まで
2.
引き出します。引き出し操作がスムーズに行え ることを確認し、ウェビングに摩耗がないか確 認します。ウェビングを引き込ませて、引き込 みがスムーズで完全であることを確認します。
3. ウェビングを半分引き出した状態で、
レートを持ち、前方に素早く引きます。シート ベルトが自動的にロックし、それ以上引き出せ なくなったことを確認します。
シートベルトがこれらのテストのいずれかに合格し ない場合、Tesla にただちにご連絡ください。
シートベルトのクリーニングについての詳細は、
ートベルト - 157 ページを参照してください。
タング プ
座席と安全拘束具
27
シートベルト

シートベルトに関する警告

警告 : シートベルトは、短距離の運転であって
すべての乗員が必ず着用しなければなりま
も、 せん。誤って取り付けられている場合、衝突事 故が発生した場合にけがや死亡事故につなが る恐れがあります。
警告 : 小さなお子様は適切なチャイルドシート に安全に座らせてください(チャイルドシート
- 29 ページを参照)。取り付ける際は、必ず チャイルドシート製造元の取扱説明書の指示 に従ってください。
警告 : すべてのシートベルトが正しく着用され ていることを確認してください。シートベル トを正しく着用しないと、 場合に負傷や死亡事故につながる危険性が増 大します。
警告 : ペン、鍵、眼鏡など硬くて先端が尖った
壊れやすい物を入れた衣服の上からシート
物、 ベルトを着用しないでください。
警告 : ストラップがねじれた状態でシートベル トを着用するのは避けてください。
警告 : シートベルトは乗員 1 人につき 1 本使 用します。お子さまを膝の上に乗せたまま、 ートベルトを着用するのは危険です。
警告 : 衝突事故で着用されたシートベルトは、 目視で損傷が確認できない場合でも、必ず Tesla が点検または交換をしなければなりませ ん。
警告 : シートベルトに摩耗の兆候 (擦り切れな ど) がある、もしくは何らかの切り込みまたは 損傷がある場合は、 てください。
警告 : シートベルトを化学物質、液体、埃、ゴ
または洗浄液等で汚さないようにしてくだ
ミ、 さい。シートベルトが巻き込まない、またはバ ックルで固定できない場合は、ただちに交換す る必要があります。Tesla にご連絡ください。
警告 : シートベルトの緩みを除去することを妨 げる、
またはシートベルトが緩みを調整するこ とを妨げるような部品の追加や改造はしない でください。ベルトが緩むと、乗員保護の効果 が大幅に減少します。
警告 : シートベルトの操作を妨げる、または操 作に影響を与えるような改造はしないでくだ さい。
警告 : シートベルトは、未使用時に完全に巻き 込まれ、緩みのない状態である必要がありま す。シートベルトが完全に巻き込まれない場 合は、Tesla にご連絡ください。
衝突事故が発生した
必ず Tesla に交換を依頼し
28 Model X オーナーズ マニュアル

チャイルドシート

お子さまを乗せるときのガイドライン

乳幼児等の子供は年令、 ドエアバッグが ON になっているときは、お子さまを乳幼児用または小児用チャイルドシートで助手席に乗車 させないでください。助手席用フロントエアバッグを無効にするには、#unique_95 - をご参照ください。
警告 : 「作動可能状態のエアバッグ」 ください。お子さまが重傷を負ったり死亡事故につながる危険性があります。
: 2 列目モノポスト シートが装備されている Model X で 2 列目シートにチャイルド シートを取り付けて いる場合は、 ジを参照)。
のサンバイザーにつけられたラベルを参照してください。
注 : 以下に示す画像は見本であり、実際の車両のラベルとは異なる場合があります。
常にイージーエントリーを無効にすることが推奨されます (3 列目シートへのアクセス - 23 ペー
体重、身長に合ったチャイルドシートで身体を固定する必要があります。助手席ヘッ
が前にあるシートでチャイルドシートを使用するのは絶対に避けて
座席と安全拘束具
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