
当社ロジック・アナライザ・ファミリ
クイック・スタート・ユーザ・マニュアル
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保証 2
Tektronix では、本製品において、認定された当社代理店による出荷の日から 1 年間、材料およびその仕上がりに
ついて欠陥がないことを保証します。 この保証期間中に製品に欠陥があることが判明した場合、Tektronix では、当
社の裁量に基づき、部品および作業の費用を請求せずに当該欠陥製品を修理するか、あるいは当該欠陥製
品の交換品を提供します。 保証時に Tektronix が使用する部品、モジュール、および交換する製品は、新しい
パフォーマンスに適応するために、新品の場合、または再生品の場合もあります。 交換したすべての部品、モ
ジュール、および製品は Tektronix で所有されます。
本保証に基づきサービスをお受けいただくため、お客様には、本保証期間の満了前に当該欠陥を当社に通知し
ていただき、サービス実施のための適切な措置を講じていただきます。 お客様には、当該欠陥製品を梱包し
ていただき、送料前払いにて当社指定のサービス・センターに送付していただきます。 本製品がお客様に返
送される場合において、返送先が当該サービス・センターの設置されている国内の場所であるときは、当社は、
返送費用を負担します。 しかし、他の場所に返送される製品については、総ての送料、関税、税金その他の
費用をお客様に負担していただきます。
本保証は、不適切な使用または不適切もしくは不十分な保守および取り扱いにより生じたいかなる欠陥、故障また
は損傷にも適用されません。 当社は、以下の事項については、本保証に基づきサービスを提供する義務を負
いません。a)当社担当者以外の者による本製品のインストール、修理またはサービスの試行から生じた損傷に
対する修理。b)不適切な使用または互換性のない機器への接続から生じた損傷に対する修理。c)当社製で
はないサプライ用品の使用により生じた損傷または機能不全に対する修理。d)本製品が改造または他の製品
と統合された場合において、改造または統合の影響により当該本製品のサービスの時間または難度が増加し
たときの当該本製品に対するサービス。
この保証は、明示的または黙示的な他のあらゆる保証の代わりに、製品に関して Tektronix がお客様に対して提供
するものです。 当社およびそのベンダは、商品性または特定目的に対する適合性についての一切の黙示保証を否
認します。 欠陥製品を修理または交換する当社の責任は、本保証の不履行についてお客様に提供される唯一の
排他的な法的救済となります。 間接損害、特別損害、付随的損害または派生損害については、当社およびそのベ
ンダは、損害の実現性を事前に通知されていたか否かに拘わらず、一切の責任を負いません。

保証 9(b)
Tektronix は、ソフトウェア製品を提供する目的で使用されているメディア、およびそのメディア上でコード化されてい
るプログラムが、材質の欠陥と作業工程の欠陥のどちらの影響も受けていないことを、出荷から 3 か月の期間にわ
たって保証します。 保証期間内に、そのようなメディアまたはエンコードに欠陥があることが保証された場合は、
Tektronix は欠陥のあるメディアと交換する形で、代品を提供します。 ソフトウェア製品を提供する目的で使用され
ているメディアの欠陥を除き、本ソフトウェア製品は「あるがまま」の形で提供され、明示的と黙示的のどちらも含め、
いかなる形での保証も適用されません。 Tektronix は、ソフトウェア製品の中に含まれている機能がお客様の要求を
満たすこと、プログラムの動作が中断されないこと、またはエラーが皆無であることのいずれも保証しません。
この保証の下でサービスを受けるには、保証期間が終了する前に、お客様は Tektronix に対してその欠陥につい
て通知しなければなりません。 お客様から通知を受けた後、材質の欠陥または作業工程の欠陥の影響を受け
ていない代品を Tektronix が妥当な期間のうちに提供できない場合は、お客様は本ソフトウェア製品に関する
ライセンスを終了させ、本ソフトウェア製品とそれに関連するあらゆる資材を返却することにより、お客様が既に
支払った料金の払い戻しを受けることができます。
この保証は、明示的または黙示的な他のあらゆる保証の代わりに、製品に関して Tektronix がお客様に対して提供
するものです。 当社およびそのベンダは、商品性または特定目的に対する適合性についての一切の黙示保証を否
認します。 Tektronix がこの保証を履行しなかった場合は、Tektronix は欠陥メディアの交換、またはお客様が既に
支払った金額の払い戻しを行う責任を負いますが、それは保証不履行に対する唯一の排他的な賠償です 当社お
よびそのベンダは、当社またはベンダにそうした損害の可能性が前もって通知されていたかどうかにかかわらず、い
かなる間接的損害、特別な損害、付随的損害、または結果的損害に対しても責任を負いません。

目次
安全にご使用いただくために......................................................................... iii
環境条件について ..... . ............................................................................. vi
まえがき ............................................................................................ vii
基本セットアップ ..................................................................................... 1
機器の概要.......................................................................................... 7
データの解析....................................................................................... 20
データの管理....................................................................................... 27
iView による統合された測定 ......................................................................... 28
アプリケーション例 .................................................................................. 34
索引
目次
主要な機能..................................................................................... vii
マニュアル...................................................................................... viii
バージョンによる差異 ........................................................................... vii
インストール・マニュアル.......................................................................... 1
ネットワークヘの接続............................................................................. 1
ターゲット・システムへのプローブの接続 .......................................................... 1
機器の接続...................................................................................... 2
ロジック・アナライザ・ウィン
ロジック・アナライザを使用する際の基本手順 . .................................................... 5
簡単セットアップ・ウィザード ...................................................................... 6
データ・ウィンドウの概要 ......................................................................... 6
デフォルト・システムの設定....................................................................... 7
Setup ウィンドウの設定 ........................................................................... 7
Trigger ウィンドウの定義......................................................................... 13
Waveform ウィンドウの定義 ...................................................................... 14
データの取込み ................................................................................ 18
タブ形式の Trigger ウィンドウの使用 ............................................................. 19
データのズーム................................................................................. 20
カーソルを使用した波形データの測定........................................................... 22
データ測定ウィンドウの使用..................................................................... 24
MagniVu 高分解能タイミン
セットアップの保存.............................................................................. 27
セットアップの読み込み .... ..................................................................... 28
ロジック・アナライザとオシロスコープの接続 ...................................................... 29
iView データの取込み........................................................................... 30
オシロスコープのデータとロジック・アナライザのデータの配置の調整.............................. 31
グリッチでのトリガ ............................................................................... 34
ステート・アクイジション.......................................................................... 37
セットアップ & ホールド違反でのトリガ............................................................ 41
ドウ間の移動........................................................... 4
グを使用した取込みデータの表示 ..................................... 25
i
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル i

目次
ii TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル

安全にご使用いただくために
人体への損傷を避け、本製品や本製品に接続されている製品への損傷を防止するために、次の安全性
に関する注意をよくお読みください。
安全にご使用いただくために、本製品の指示に従ってください。
資格のあるサービス担当者以外は、保守点検手順を実行しないでください。
本製品をご使用の際に、規模の大きなシステムの他の製品にアクセスしなければならない場合があり
ます。 システムの操作に関する警告や注意事項については、他製品のコンポーネントのマニュアルに
ある安全に関するセクションをお読みください。
火災や人体への損傷を避けるには
安全にご使用いただくために
適切な電源コードを使用
ドのみを使用してください。
してください。
本製品用に指定され、使用される国で認定された電源コー
接続と切断は正しく行ってください。 プローブと検査リードは、電圧ソースに接続されている間は接続ま
たは切断しないでください。
本製品を接地してください。 本製品は、電源コードのグランド線を使用して接地します。 感電を避ける
ため、グランド線をアー
正しく接地されていることを確認してください。
スに接続する必要があります。 本製品の入出力端子に接続する前に、製品が
すべての端子の定格に従ってください。 火災や感電の危険を避けるために、本製品のすべて
の定格とマーキングに従ってください。 本製品に電源を接続する前に、定格の詳細について、製品マ
ニュアルを参照してく
入力は、メイン、カテ
共通端子を含むどの端
電源を切断してくださ
説明書を参照してください。 電源スイッチをさえぎらないでください。このスイッチは常にユーザが操作
可能であることが必要です。
ださい。
ゴリ II、 III、および IV 回路に対しては、定格化されていません。
子にも、その端子の最大定格を超える電位をかけないでください。
い。
電源スイッチにより、電源から製品を切断します。 位置については、使用
電源を切断してください。 電源コードにより、電源から製品を切断します。 電源コードをさえぎらないでく
ださい。このコード
カバーを外した状態で
させないでください。
は常にユーザが操作可能であることが必要です。
動作させないでください。
カバーやパネルを外した状態で本製品を動作
障害の疑いがあるときは動作させないでください。 本製品に損傷の疑いがある場合、資格のあ
るサービス担当者に検査してもらってください。
回路の露出を避けてください。 電源がオンのときに、露出した接続部分やコンポーネントに触れ
ないでください。
バッテリの交換を正
適切なヒューズを使
用してください。
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル iii
しく行ってください。
用してください。
指定されたタイプおよび定格のバッテリと交換してください。
本製品用に指定されたタイプおよび定格のヒューズのみを使

安全にご使用いただくために
湿気の多いところでは動作させないでください。
爆発しやすい環境では動作させないでください。
製品の表面を清潔で乾燥し
適切に通気してください。
アルの設置方法を参照してください。
た状態に保ってください。
適切な通気が得られるような製品の設置方法の詳細については、マニュ
iv TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル

安全にご使用いただくために
本マニュアル内の用語
本マニュアルでは、次の用語を使用します。
警告: 「警告」では、怪我や死亡の原因となる状態や行為を示します。
注意: 「注意」では、本製品やその他の資産に損害を与える状態や行為を示します。
本製品に関する記号と用語
本製品では、次の用語を使用します。
「危険」マークが表示されている場合、怪我をする危
「警告」マークが表示されている場合、怪我をする可
「注意」マークが表示されている場合、本製品を含む
本製品では、次の記号を使用します。
険が切迫していることを示します。
能性があることを示します。
資産に損害が生じる可能性があることを示します。
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル v

環境条件について
環境条件について
このセクションでは、製品の環境に対する影響について説明します。
製品の廃棄方法
機器またはコンポーネントをリサイクルする際には、次のガイドラインを順守してください。
機器のリサイクルこの機器を生産する際には、天然資源が使用されています。この製品には、環境また
は人体に有害な可能性がある物質が含まれているため、製品を廃棄する際には適切に処理する必要があ
ります。有害物質の放出を防ぎ、天然資源の使用を減らすため、機材の大部分を再利用またはリサイクル
できるように本製品を正しくリサイクルしてください。
下に示すシンボルは、この製品が WEEE Directive 2002/96/EC (廃棄電気・電子機器に関する指令)に基
づく EU の諸要件に準拠していることを示しています。リサイクル方法については、当社のホームページ
(www.tektronix.com)のサポート/サービスの項目を参照してください。
水銀に関するお知らせこの製品に使用されている LCD バックライト・ランプには、水銀が含まれ
ています。廃棄にあたっては、環境への配慮が必要です。廃棄およびリサイクルに関しては、お住まい
の地域の役所等にお
尋ねください。
有害物質に関する規制
この製品は Monitoring and Control (監視および制御)装置に分類され、2002/95/EC RoHS Directive (電
気・電子機器含有特定危険物質使用制限指令)の範囲外です。この製品には、鉛、カドミウム、水銀、
および六価クロムが含まれています。
vi TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル

まえがき
このマニュアルでは、当社ロジック・アナライザ・シリーズ機器の基本操作および概念について説明し
ます。 TLA5000 シリーズ・ロジック・アナライザは、スタンドアロン型製品であり、TLA7000 シリーズ・ロ
ジック・アナライザは、設定可能なモジュラ型製品です。 TLA7000 シリーズ・ロジック・アナライザは、さま
ざまなロジック・アナライザ・モジュールおよびパターン・ゼネレータ・モジュールを使用して設定するこ
とができます。 すべてのロジック・アナライザは、当社 TDS オシロスコープと統合された操作機能を備
えています。 このマニュアルは、次の機器をサポートしています。
TLA5000 シリーズ・ロジック・アナライザ(TLA5201 型、TLA5202 型、TLA5203 型、TLA5204 型)
TLA7000 シリーズ・メインフレーム(TLA7012、TLA7016)およびその関連モジュール(TLA7NAx、
TLA7Axx、TLA7N4、TLA7PG2)
主要な機能
当社ロジック・アナライザは、ハードウェア設計、プロセッサとバス設計、および組み込みソフトウェアとハー
ドウェアの統合について検証し、デバッグするのに役立ちます。主要な機能は次の通りです。
34/68/102/136 チャンネル・ロジック・アナライザ
500 ps (2 GHz) 256 MB 大容量タイミング解析
まえがき
125 ps (8 GHz) MagniVu 高分解能タイミング・アクイジション、それと同時に困難な問題発見のための
大容量あるいはステート・アクイジションを実行
最大 200 MHz の同期デジタル回路のステート・アクイジション解析(TLA7N4 シリーズ)
最大 235 MHz の同期デジタル回路のステート・アクイジション解析(TLA5000 シリーズ)
最大 450 MHz の同期デジタル回路のステート・アクイ
最大 800 MHz の同期デジタル回路のステート・アクイジション解析(TLA7Axx シリーズ)
ステート、高速タイミング、およびアナログ解析を同一のロジック・アナライザ・プローブを通して同時
に実行し、ダブル・プロービングなしで捕らえにくいエラーを特定(TLA7Axx シリーズおよび TDS
オシロスコープ)
グリッチおよびセットアップ/ホールド違反トリガによる、捕らえにくいハードウェアの問題の発見お
よび表示
トランジショナル・ストレージによる、信号解析取込み時間の拡大
合計 0.5pF の容量性負荷を持つコネクタレス・プロービング・システムにより、コネクタを実装する必要が
なくなり、回路への負荷が最小限に抑えられるために、差動信号アプリケーションに最適
Tektronix ロジック・アナライザ・ファミリでは、ロジック・アナライザ・モジュールと連携して動作し、ソフトウェ
アおよびハードウェア・テストにおいてテスト条件をシミュレートするデジタル信号を生成する機能を持つ、
TLA7PG2 パターン・ゼネレータ・モジュールも提供されています。主要な機能は次の通りです。
最大 2 MB のベクタ・メモリ長および最大 268 MHz のクロック・レートを備えた 64 チャンネル・モジュール
ジション解析(TLA7NAx シリーズ)
TTL/CMOS、ECL、PECL/LVPECL、LVDS、および LVCMOS 標準ロジック・レベルのサポート
機能検査のための可変電圧レベルおよび 2 チャンネルの遅延をサポートする可変プローブ
ベクタ出力のパターン・シーケンシング制御により、複雑なイベントの柔軟な定義が可能
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル vii

まえがき
マニュアル
次の表では、TLA マニュアル CD および当社ホームページ(www.Tektronix.com)で使用可能な関連マ
ニュアルの一覧を示します。
関連マニュアル
アイテム 目的 場所
TLA クイック・スタート・ユーザ・
マニュアル
高レベルの操作の概要
オンライン・ヘルプ
インストール・クイック・リファレン
ス・カード
インストール・マニュアル
ロジック・アナライザのすべて ロジック・アナライザの基本
アプリケーション・ノート
TLA 製品仕様 & 性能検査手順 TLA7000 シリーズ製品に対する
TPI.NET マニュアル
フィールド・アップグレード・キット
オプショナル・サービ
アル
ス・マニュ
操作およびユーザ・インタフェー
スの詳細なヘルプ
高レベルのインストール情報
初回のインストールの詳細な情
報
ロジック・アナライザ
ション専用ノート集
製品仕様および性能検査手順
.NET を使用したロジック・アナラ
イザ制御に関する詳細
ロジック・アナライザのアップグ
レード情報
モジュールおよびメイ
のセルフサービス・マニュアル
のアプリケー
な情報
ンフレーム
バージョンによる差異
このマニュアルの図の中では、機器のソフトウェア・バージョンにより異なるアイコンが表示されている場合
があります。 ソフト
viii TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル
ウェア・バージョンのメニュー機能に関するオンライン・ヘルプを参照してください。

基本セットアップ
インストール・マニュアル
機器のインストール手順、コントロールおよびコネクタの説明については、機器に付属の『インストール・リ
ファレンス・カード』あるいは『インストール・マニュアル』を参照してください。 (viii ページ 「マニュアル」 参照)
ネットワークヘの接続
ユーザ・インタフェースは、Microsoft Windows® オペレーティング・システムの下で動作します。 ネットワー
クに接続する前に、機器
の保護を保証するために Microsoft は次のことを推奨しています。
基本セットアップ
インターネット・ファイ
オペレーティング・シス
最新のアンチウイルス・ソ
ネットワークへの接続に
アウォールの使用
テムの更新の定期的なインストール
フトウェアの使用
関する詳細な手順については、『インストール・マニュアル』を参照してください。
ターゲット・システムへのプローブの接続
ロジック・アナライザの
ゲット・システムに接続する方法はいく
つかあります。 図を参照して、プロー
ブをターゲット・シス
スクエア・ピン・コネ
ローブを使用してターゲット・シス
テムに接続するには、スクエア・ピ
ン・コネクタまたは
ダプタを使用します。
コネクタレス圧縮コネクタ。多くの
チャンネルをターゲット・システム
上のコネクタレス圧
続するようなアプリケーションでは、
ランド・パターン・プローブを使用
します。
プローブをター
テムに接続します。
クタ。汎用プ
スクエア・ピン・ア
縮接触部に接
Mictor コネ
ルを Mictor コネクタまたは Mictor
アダプタを使用してすばやく接続
する必要があるア
は、Mictor コネクタ・プローブを使
用します。
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル 1
クタ。多くのチャンネ
プリケーションで

基本セットアップ
機器の接続
機器をリモート・ホスト、リモート・デスクトップ、あるいはローカルとして接続することができます。 機器を接
続せずにオフラインで動作させて、以前に保存したセットアップを修正したり、データ・ファイルを表示
させたりすることもできます。
TLA Connection ダイアログ・ボックスにアクセスするには、機器あるいは PC 上で TLA アプリケーショ
ン・ソフトウェアを起動させてください。
機器上で直接動作させる場合は、ロー
カル接続を選択してください。
PC 上でアプリケーションを実行して
機器をリモートで制御する場合は、リ
モート・ホストとして接続し、データは
PC のローカルに記憶してください。
注: リモート・ホストを使用するには、
LAN に接続されている必要がありま
す。
2 TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル

基本セットアップ
PC から機器上でアプリケー
ションを実
行する場合は、リモート・デスクトップと
して接続し、機器上にデータを記憶し
ます。 リモートでの動作に
関する詳細
な情報については、Microsoft のホー
ムページ http://www.microsoft.com を
参照してください。
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル 3

基本セットアップ
ロジック・アナライザ・ウィンドウ間の移動
当社では、ロジック・アナライザ・ウィンドウ間を移動して基本的な作業を完了するための、いくつかの異
なる方法を用意しています。 一番適切なものを選択してください。
TLA エクスプローラ
TLA エクスプローラを使用して、ツリー構造から主要なウィンドウにすばやくアクセスします。
TLA エクスプローラは、ロジック・アナ
ライザのモジュールとそ
ポーネントをすべて表示します。
のサブ・コン
ツール・バー・ボタン
ツール・バー・ボタンを使用して、画面スペースを有効に使用し、主要なウインドウ間をすばやく移動します。
ボタンのうちの 1 つをクリックして、現
在のロジック・アナライザ・モジュール
に対する、Setup ウィンドウ、Trigger
ウィンドウ、Waveform ウィンドウ、ある
いは Listing ウィンドウにすばやくア
クセスします。
4 TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル

System ウィンドウ
System ウィンドウ内のアイコンを使用して、ウィンドウ間を移動します。
System ウィンドウは、ロジック・アナラ
イザで使用可能なモジュールおよび
データ・ウィンドウのブロック図を表示
します。 アイコンをクリックして、関連
するウィンドウを開きます。
基本セットアップ
ヒント
TLA7012 ポータブル・メインフレーム上の前面パネル・ボタンを使用して、ウィンドウ間を移動します。
ロジック・アナライザを使用する際の基本手順
ロジック・アナラ
1. Setup ウィン
びメモリ容量をセットアップします。
2. Trigger ウィンドウで、トリガ方法を指定します。
3. Waveform ウィンドウを設定します。
4. データを取込みます。
イザを使用する際の基本手順は以下のとおりです。
ドウを使用して、ロジック・アナライザのチャンネル、スレッショルド電圧、クロック、およ
TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル 5

基本セットアップ
簡単セットアップ・ウィザード
機器の電源を最初にオンにした際に、簡単セットアップ・ウィザードが表示されます(無効にされていな
い場合)。 簡単セットアップ・ウィザードを使用して、初期セットアップが行えます。 ただし、このマニュ
アルの例ではウィザードを使用せずに基本セットアップを作成し、日常の基本となる機器の使用方法
を学ぶのに役立つようにしています。
データ・ウィンドウの概要
データ・ウィンドウを使用して、機器により取込まれたデータを表示し、解析します。 Waveform ウィンドウお
よび Listing ウィン
して、他の種類のデータ・ウィンドウを作成します。 さまざまなデータ・ウィンドウの作成と使用に関する
詳細な情報については、オンライン・ヘルプを参照してください。
ドウが、デフォルトのデータ・ウィンドウです。 新しいデータ・ウィンドウ・ウィザードを使用
Waveform ウィン
Waveform ウィンドウを使用して、ロジック・アナライザあるいは外部のオシロスコープから得られた波形
データを表示します。 Waveform ウィンドウは、記録された結果をデータ・シートのタイミング図と比較し
て、タイミング問題の診断、ハードウェアのタイミングに関係する特性の測定、および正常なハードウェ
ア動作の検証を行うのに最適です。
ドウ
Listing ウィンドウ
Listing ウィ
は、ステート・マシーンのデバッグ・アプリケーション、関連するソフトウェア実行のトレース、システム最適
化、およびシステム設計を通してのデータ追跡に使用できます。
Histogram
Histogram ウィンドウを使用して、取込まれたデータをヒストグラムとして表示します。 ヒストグラム・デー
タは、一定の作業を実行する際に多大な時間を要しているルーチンあるいは関数の特定などの、ソ
フトウェアの性能評価に役立ちます。
ンドウを使用して、ステート表示において取込まれたデータを表示します。 Listing ウィンドウ
ウィンドウ
ソース・ウィンドウ
ソース・ウィンドウとListing ウィンドウを使用して、ソフトウェア・アプリケーションでソース・コードの実
行を追跡します
。
グラフ・ウィンドウ
グラフ・ウィンドウを使用して、取込まれたデータ結果をグラフまたはチャート・フォーマットで表示します。
プロトコル・ウィンドウ
プロトコル・ウィンドウを使用して、プロトコル・データを表示し、解析します。
6 TLA クイック・スタート・ユーザ・マニュアル