Tektronix MTM400 User manual

ユーザ・マニュアル
MTM400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ
071-1538-03
本マニュアルでは、ファームウェアのバージョン 2.6.x. 以上をサポートしています。
Copyright © Tektronix. All rights reserved. 使用許諾ソフトウェア製品は、Tektronix またはその供給者が所有するもの で、米国著作権法および国際条約の規定によって保護されています。
Tektronix 製品は、認定済みおよび申請中の米国およびその他の国の特許により保護されています。本書の内容は、 すでに発行されている他の資料の内容に代わるものです。仕様および価格は予告なしに変更することがあります。
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Tektronix, Inc. 14200 SW Karl Braun Drive P.O. Box 500 Beaverton, OR 97077 USA
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保証 2
当社では、本製品において、出荷の日から 1 年間、材料およびその仕上がりについて欠陥がないことを 保証します。この保証期間中に製品に欠陥があることが判明した場合、当社では、当社の裁量に基づき、 部品および作業の費用を請求せずに当該欠陥製品を修理するか、あるいは当該欠陥製品の交換品を提供 します。保証時に当社が使用する部品、モジュール、および交換する製品は、新しいパフォーマンスに 適応するために、新品の場合、または再生品の場合もあります。交換したすべての部品、モジュール、 および製品は当社で保有されます。
本保証に基づきサービスをお受けいただくため、お客様には、本保証期間の満了前に当該欠陥を当社に 通知していただき、サービス実施のための適切な措置を講じていただきます。お客様には、当該欠陥製 品を梱包していただき、送料前払いにて当社指定のサービス・センターに送付していただきます。本製 品がお客様に返送される場合において、返送先が当該サービス・センターの設置されている国内の場所 であるときは、当社は、返送費用を負担します。
しかし、他の場所に返送される製品については、すべての送料、関税、税金その他の費用をお客様に負 担していただきます。本保証は、不適切な使用または不適切もしくは不十分な保守および取り扱いによ り生じたいかなる欠陥、故障または損傷にも適用されません。当社は、以下の事項については、本保証 に基づきサービスを提供する義務を負いません。a)当社担当者以外の者による本製品のインストール、 修理またはサービスの試行から生じた損傷に対する修理。b)不適切な使用または互換性のない機器へ の接続から生じた損傷に対する修理。c)当社製ではないサプライ用品の使用により生じた損傷または機 能不全に対する修理。d)本製品が改造または他の製品と統合された場合において、改造または統合の 影響により当該本製品のサービスの時間または難度が増加したときの当該本製品に対するサービス。
この保証は、明示的または黙示的な他のあらゆる保証の代わりに、製品に関して当社がお客様に対して 提供するものです。当社およびベンダは、商品性または特定目的に対する適合性についての一切の黙示 保証を否認します。欠陥製品を修理または交換する当社の責任は、本保証の不履行についてお客様に提 供される唯一の排他的な法的救済となります。間接損害、特別損害、付随的損害または派生損害につい ては、当社およびそのベンダは、損害の実現性を事前に通知されていたか否に拘わらず、一切の責任を 負いません。
保証 9 (b)
当社では、ソフトウェア製品を提供する目的で使用されているメディア、およびそのメディア上のプロ グラムのエンコードにおいて、出荷の日から 3 か月間、材料およびその仕上がりについて欠陥がないこ とを保証します。この保証期間中にメディアまたはエンコードに欠陥があることが判明した場合、当社 では、当該欠陥メディアの交換品を提供します。ソフトウェア製品を提供する目的で使用されているメ ディアを除き、本ソフトウェア製品は、明示的保証または暗示的保証を問わず何等保証のない "現状有 姿" のまま提供されています。当社では、本ソフトウェア製品に含まれる機能がお客様の要求を満たす こと、プログラムの動作が中断されないこと、エラーが発生しないことのいずれも保証いたしません。
本保証に基づきサービスをお受けいただくため、お客様には、本保証期間の満了前に当該欠陥を当社に 通知していただきます。お客様から通知を受けた後、妥当な期間内に材料およびその仕上がりに欠陥が ない交換品を提供できない場合、お客様は、本ソフトウェア製品のライセンスを終了して本製品とその 関連材料を返却し、お客様が既に支払った代金を払い戻すことができます。
この保証は、明示的または黙示的な他のあらゆる保証の代わりに、製品に関して当社がお客様に対して 提供するものです。当社およびベンダは、商品性または特定目的に対する適合性についての一切の黙示 保証を否認します。欠陥メディアの交換またはお客様が支払った代金払い戻しを行う当社の責任は、本 保証の不履行についてお客様に提供される唯一の排他的な法的救済となります。間接損害、特別損害、 付随的損害または派生損害については、当社およびそのベンダは、損害の実現性を事前に通知されてい たか否に拘わらず、一切の責任を負いません。
重要
装置ご使用前にお読み下さい
本ソフトウェアは、Tektronix, Inc. からのライセンスに基づき提供されます。30 日間を超えて本プログラムを保有された場 合、又は方法の如何を問わず本プログラムを使用された場合、本ライセンス条項を承諾されたものとみなされます。
同梱のソフトウェア・ライセンス契約書をよくお読み下さい。本ライセンス条項にご同意頂けない場合、最寄りのテクトロニ クス営業所までお早めにお問い合わせの上、返品に関する手配をご用命下さい。
テクトロニクス・ソフトウェア・ライセンス契約書
装置内に搭載された本プログラムは、本契約条項を条件として提供されます。30 日間を超えて本プログラムを保有された場合、 又は方法の如何を問わず本プログラムを使用された場合、本契約条項を承諾されたものとみなされます。万一、本契約条項を ご承諾頂けない場合、お支払済ライセンス料の全額を返金致しますので、本プログラム及び関連資料を未使用の状態でお早め にテクトロニクスまでご返却下さい。(装置内に搭載された本プログラムの返却に関する情報については、最寄りのテクトロ ニクス営業所までお問い合わせ下さい。)
定義。「テクトロニクス」とは、装置を供給している米国オレゴン州法人 Tektronix, Inc. 又は他の国若しくは地域のテクト
ロニクス・グループ法人を意味します。
「本プログラム」とは、本契約書と共に同封されている又は本契約書添付の装置内に搭載されているテクトロニクス・ソフト ウェア製品(実行可能プログラム及び/又はデータ)を意味します。
「お客様」とは、本プログラムを発注された個人又は法人を意味します。
ライセンス。お客様は、次の各号に定める行為をすることができます。
a. 一時点で 1 台の装置上において本プログラムを使用すること。 b. 本プログラムがフローティング・ユーザ・ライセンスに基づき提供された場合、複数台の装置上において本プログラムを
使用すること。但し、ユーザが許可済であり、且つ一時点でのユーザ総数が許可済の同時使用ユーザ総数を超えないこと
を条件とします。 c. 上記の 1 台の装置上における使用の目的で本プログラムを改変し又は他のプログラムと併合すること。 d. 本プログラムを保管又はバックアップの目的で複製すること。但し、斯かる複製物が一時点で 1 部を超えて存在しない
ことを条件とします。
本プログラムがフローティング・ユーザ・ライセンスに基づき提供された場合、許可済ユーザによる使用の目的で複数台の装 置上に本プログラムを複製すること。お客様は、自己の作成した本プログラムの複製物に対し、テクトロニクスから受領した 本プログラム上の著作権表示及び権利制限事項を再現します。
お客様は、次の各号に定める行為をすることができません。
a. フローティング・ユーザ・ライセンス又は別途のサイト・ライセンスに基づく場合を除き、一時点で 1台を超える装置上
において本プログラムを使用すること。 b. テクトロニクスの事前の書面による同意なく、第三者に対し本プログラムを譲渡すること。但し、本プログラムが搭載さ
れている装置の譲渡に関する場合を除きます。 c. 管轄権を有する米国又は他国政府の法令により輸出又は再輸出が制限されている国に対し、必要とされる場合の米国商務
省輸出管理局及び斯かる他国政府機関の事前の許可なく、本プログラム、関連資料又はこれらの直接的産物を直接又は間
接的に輸出又は再輸出すること。 d. オブジェクトコード形式の本プログラムについて、目的の如何を問わず逆コンパイル又は逆アセンブルを行うこと。 e. 本プログラムの関連資料を複製すること。
1 台の装置に搭載された本プログラムが他の機器に移転されることなく 1 台又は 2 台以上の他の機器を遠隔的に支援する 場合、斯かる他の機器は、「1 台の装置」の定義に含まれます。また、1 台の装置に搭載された本プログラムが他の機器に 移転された上で実行される場合、本プログラムが使用される斯かる他の機器毎、又はフローティング・ユーザ・ライセンスに 基づく許可済同時使用ユーザ毎に別個のライセンスが必要となります。
本プログラム及びその総ての複製物(本プログラム又は斯かる複製物が存するメディアを除きます)に係る権利は、テクトロ ニクス又はテクトロニクスが各ライセンス権を取得した第三者に帰属します。
お客様は、本プログラムの保有若しくは使用又は本ライセンスについて本契約発効以後に課される総ての財産税を期限に従っ て支払い、斯かる財産税につき必要とされる総ての届出を行います。
本プログラムのうちお客様により改変され又は他のプログラムと併合された部分は、斯かる改変又は併合後も継続して本契約 条項の適用を受けます。
本プログラムが米国政府機関により又は当該機関のために取得された場合、本プログラムは、私的な費用負担にて開発された コンピュータ・ソフトウェアとみなされ、本契約におけるライセンス許諾は、調達関係の適用法令にて定義される通り、本プ ログラム及び関連資料における制限された権利をお客様に許諾することとして解釈されます。
本契約条項により明示的に許可された場合を除き、本プログラムは、使用、複製、改変、併合、又は第三者に譲渡されません。
本プログラムの複製物、改変物、又は併合部分が譲渡された場合、本契約において許諾されたライセンスは、自動的に直ちに 終了します。
期間。本契約において許諾されたライセンスは、お客様による承諾を以て発効し、本契約に規定される通り解約されるまで有
効に存続します。お客様は、何時といえども、テクトロニクスに対する書面による通知を以て直ちに本ライセンスを解約する ことができます。お客様が本契約条項に違反した場合において、テクトロニクス又はテクトロニクスが各ライセンス権を取得 した第三者からのその旨の通知後 30 日以内に斯かる違反が是正されなかったときは、テクトロニクス又は斯かる第三者は、 本ライセンスを解約することができます。何れかの当事者による解約後、お客様は、本プログラム及び関連資料を、形態の如 何を問わずその複製物の総てと共に、直ちにテクトロニクスに返還又は破棄します。
制限保証。テクトロニクスは、本プログラムが提供されたメディア、及び当該メディアへの本プログラムの記録状態に材質及 び製造上の欠陥がないことを、発送日から 3 ヵ月間保証します。当該保証期間中に斯かるメディア又は記録状態に欠陥がある ことが判明した場合、テクトロニクスは、斯かる欠陥メディアと交換に代替品を提供します。本プログラムが提供されたメ ディアに関する場合を除き、本プログラムは、明示又は黙示の何等の保証なく現状のままで提供されます。テクトロニクスは、 本プログラムに含まれている機能がお客様の要求を満たすこと、及び本プログラムに動作の中断又は誤動作がないことについ ては保証しません。
本保証に基づくサービスを受けるため、お客様は、当該保証期間の満了前に欠陥をテクトロニクスに通知します。その後合理 的な期間内にテクトロニクスが材質及び製造上の欠陥のない代替品を提供することができなかった場合、お客様は、斯かる本 プログラムのライセンスを解約し、本プログラム及び関連資料を返却して払戻を受けることができます。
本保証は、明示であると黙示であるとを問わず、他の一切の保証に代わって、本プログラムにつきテクトロニクスにより為さ れます。テクトロニクス及びその販売店は、商品性又は特定目的に対する適合性についての一切の黙示保証を否認します。本 保証の違反につきお客様に為される救済は、テクトロニクスが欠陥メディアを交換し、又はお客様からお支払い頂いた金額を 払い戻すことに限定されます。
責任の制限お客様による本プログラムの保有又は使用に起因又は関係する間接損害、特別損害、付随的損害、及び派生損害 については、テクトロニクス及びテクトロニクスがライセンス権を取得した第三者は、斯かる損害が発生し得る旨の事前通知 を受けていた場合といえども、何等の責任を負いません。
第三者による否認。別途明示的に合意した場合を除き、テクトロニクスがライセンス権を取得した第三者は、本プログラムに
つき何等の保証もせず、本プログラムの使用につき何等の責任も負わず、また、本プログラムに関する支援又は情報を提供す る如何なる義務をも負いません。
一般条項。本契約書は、本プログラムの使用、複製、及び譲渡に関する当事者間の完全なる合意事項を規定したものです。
お客様は、テクトロニクスの事前の書面による同意なく、本契約及び本契約において許諾されたライセンスを譲渡することが できません。
本契約及び本契約において許諾されたライセンスは、米国オレゴン州の法令により支配されます。
本契約又は本契約において許諾されたライセンスにつきご不明な点がございましたら、最寄りのテクトロニクス営業所までお 問い合わせ下さい。
目次
はじめに
安全にご使用いただくために......................................................................................... ix
安全に保守点検していただくために............................................................................. xi
環境条件について........................................................................................................... xiii
まえがき............................................................................................................................ xv
関連資料............................................................................................................................xvi
マニュアル規約................................................................................................................ xvi
概要....................................................................................................................................1-1
オプションとアクセサリ................................................................................................1-2
フィールド・アップグレード・キット........................................................................1-5
ライセンス........................................................................................................................1-6
MTM400 型のインストール ...........................................................................................1-9
MTM400 型の起動 .........................................................................................................1-14
リモート・ユーザ・インタフェース..........................................................................1-15
操作の基本
リファレンス
ローカル・インジケータ................................................................................................2-2
リモート・ユーザ・インタフェース............................................................................2-3
WebMSM の使用 ............................................................................................................2-12
MLM1000 の使用 ...........................................................................................................2-12
ユーザ・インタフェースのバージョン......................................................................2-12
時間帯..............................................................................................................................2-13
デバイス・ビュー............................................................................................................3-1
[デバイス・ステータス]............................................................................................3-2
デバイス・ログの表示....................................................................................................3-4
[デバイス設定]............................................................................................................3-6
デバイス情報..................................................................................................................3-15
SNMP...............................................................................................................................3-16
ストリーム・ビュー......................................................................................................3-17
監視概要画面([サマリ]画面)..............................................................................3-20
[詳細]画面..................................................................................................................3-22
[テスト]画面..............................................................................................................3-23
[カスタム]画面..........................................................................................................3-26
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
i
目次
[情報]画面 .................................................................................................................3-28
[プログラム]画面......................................................................................................3-30
PID 画面].................................................................................................................. 3-34
PID グループ]画面 .................................................................................................. 3-41
PCR ジッタ]画面..................................................................................................... 3-48
SFN]画面 .................................................................................................................. 3-55
TMCC]画面 .............................................................................................................. 3-56
SI グラフ]画面......................................................................................................... 3-57
SI テーブル]画面..................................................................................................... 3-60
[テンプレート] ......................................................................................................... 3-66
レコーディング ............................................................................................................. 3-69
[ログ]画面 .................................................................................................................3-70
[設定]画面 .................................................................................................................3-74
[サービス・ログ]......................................................................................................3-79
Polling 画面..................................................................................................................... 3-82
Thumbnails 画面 ............................................................................................................. 3-84
MTM400 型設定ファイル ............................................................................................. 3-87
設定ファイルの管理......................................................................................................3-88
チャンネルのポーリング..............................................................................................3-93
ポーリングのセットアップ..........................................................................................3-95
スケジューリング ......................................................................................................... 3-99
スケジューリング動作................................................................................................3-101
トリガ・レコーディング............................................................................................3-105
トリガ・レコーディングの設定................................................................................ 3-106
プリトリガ・レコーディング.................................................................................... 3-108
トリガ・レコーディングの動作................................................................................ 3-110
インタフェース設定と解釈........................................................................................3-113
QPSK(L バンド)...................................................................................................... 3-115
QAMAnnexes A および C.................................................................................... 3-120
QAM Annex B II................................................................................................... 3-124
COFDM .........................................................................................................................3-128
8VSB..............................................................................................................................3-132
8PSK インタフェース設定 ......................................................................................... 3-135
SMPTE310 の設定 ........................................................................................................ 3-138
ASI 設定........................................................................................................................ 3-138
ギガビット・イーサネット・インタフェース........................................................ 3-139
入力カードの設定のプリセット................................................................................ 3-150
ii MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
目次
付録
付録 A:ネットワークの設定........................................................................................A-1
MAC アドレス.................................................................................................................A-2
IP アドレス ...................................................................................................................... A-3
IP アドレスのリセット ..................................................................................................A-3
ネットワーク設定...........................................................................................................A-7
ネットワークの命名....................................................................................................... A-8
ネットワーク待ち時間................................................................................................... A-8
付録 B:保守..................................................................................................................... B-1
予防保全........................................................................................................................... B-1
ラックの取り付け........................................................................................................... B-2
ギガビット・イーサネット・インタフェース – SFP モジュール............................ B-7
用語集
索引
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル iii
目次
図の一覧
1-1 : MTM400 型 コネクタ(QPSK インタフェースの場合)........................... 1-10
1-2 : ログオン ........................................................................................................... 1-16
1-3: ホットスポット・ビュー .............................................................................. 1-17
1-4: サマリ・ビュー .............................................................................................. 1-17
2-1:前面パネル ......................................................................................................... 2-2
2-2RUI の概要 ......................................................................................................... 2-3
2-3:ホットスポット・ビュー ................................................................................. 2-4
2-4:デバイス・ビュー ............................................................................................. 2-5
2-5:ストリーム・ビュー ......................................................................................... 2-6
2-6:組み合わせ表示 ................................................................................................. 2-9
2-7:マルチ・ビュー ............................................................................................... 2-10
2-8:時間帯 - 例........................................................................................................ 2-13
3-1:デバイス・ビュー ............................................................................................. 3-1
3-2:デバイス・ビュー -[ステータス] ............................................................... 3-2
3-3:デバイス・ビュー -[ログ]........................................................................... 3-4
3-4:デバイス・ビュー -[設定]........................................................................... 3-6
3-5:デバイス・ビュー -[情報]......................................................................... 3-15
3-6:ストリーム・ビュー ....................................................................................... 3-17
3-7:ストリーム・ビュー -[概要]..................................................................... 3-20
3-8:ストリーム・ビュー -[詳細]..................................................................... 3-22
3-9:ストリーム・ビュー -[テスト] ................................................................. 3-23
3-10:ストリーム・ビュー -[カスタム] ........................................................... 3-26
3-11:ストリーム・ビュー -[情報] ................................................................... 3-28
3-12:ストリーム・ビュー -[プログラム] ....................................................... 3-30
3-13:ストリーム・ビュー - PID............................................................................ 3-34
3-14:ストリーム・ビュー -[PID グループ] .................................................... 3-41
3-15:ストリーム・ビュー - PCR グラフ- PCR 確度 ........................................... 3-49
3-16:ストリーム・ビュー - PCR グラフ - PCR アライバル .............................. 3-50
3-17:ストリーム・ビュー - PCR グラフ - PCR オーバオール・ジッタ .......... 3-51
3-18:ストリーム・ビュー - PCR グラフ - PCR 周波数オフセット.................. 3-52
3-19:ストリーム・ビュー - PCR グラフ - PCR ドリフト・レート.................. 3-53
3-20:ストリーム・ビュー - PCR グラフ - PTS アライバル............................... 3-54
3-21:ストリーム・ビュー -[SFN]画面............................................................ 3-55
iv MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
目次
3-22:ストリーム・ビュー - TMCC 画面 ..............................................................3-56
図 3-23:ストリーム・ビュー -[SI グラフ]画面 - 例 ............................................ 3-57
3-24 : DVBSI テーブル]ダイアログ・ボックス ............................................. 3-61
3-25ATSCSI テーブル]ダイアログ・ボックス ...........................................3-61
3-26ISDB-TSI テーブル]ダイアログ・ボックス......................................... 3-62
3-27SI テーブル・ビュー - 切り取りビュー......................................................3-64
3-28:ストリーム・ビュー -[テンプレート]....................................................3-67
3-29:ストリーム・ビュー -[ログ] ................................................................... 3-70
3-30:ストリーム・ビュー -[設定(MTM400 DVB フォーマット)] .....3-74
3-31:ストリーム・ビュー -[設定(MTM400 ISDB フォーマット)] ....3-75
3-32:ストリーム・ビュー -[設定(MTM400 ATSC フォーマット)] ...3-75
3-33:サービス・ログ - データ保存 ...................................................................... 3-79
3-34:ストリーム・ビュー -[サマリ] ...............................................................3-80
3-35:ストリーム・ビュー – Polling 画面 .............................................................3-82
3-36:サムネイルの表示..........................................................................................3-84
3-37:設定ファイルの処理......................................................................................3-87
3-38 : RF インタフェース・カードを使用したチャンネル................................3-93
3-39 : GigE インタフェース・カードを使用したチャンネル.............................3-94
3-40 Interface Settings ダイアログ・ボックス(例)........................................3-95
3-41 Polling Overview 画面(例) .......................................................................3-97
3-42:スケジューリングと時間帯........................................................................3-104
3-43:[トリガ・レコーディング]ダイアログ・ボックス............................3-105
3-44 : インタフェース設定 - QPSKL バンド) ...............................................3-115
3-45:[入力カード]画面(例 - QPSKL バンド))...................................3-118
3-46:インタフェースの設定 - QAM Annexes A および C).......................3-120
図 3-47 : 入力カード 画面、QAM (Annexes A および C)..................................3-122
3-48 QAM インタフェースの設定 - Annex B II(例) ...................................3-124
図 3-49 : 入力カード 画面 - QAM Annex B II(例) ...............................................3-126
3-50 COFDM インタフェース設定(例)........................................................3-128
図 3-51 : 入力カード 画面 - COFDM(例) .............................................................3-130
3-52 : 8VSB インタフェース設定(例).............................................................3-132
3-53:[入力カード]画面(例 - 8VSB...........................................................3-134
3-54 : 8PSK インタフェース設定(例) .............................................................3-135
3-55 :[入力カード]画面(例 - 8PSK............................................................3-137
図 3-56 : インタフェース設定 – GigE .......................................................................3-139
図 3-57 : 入力カード 画面 – GigE (例) ................................................................. 3-144
3-58 : プリセット設定(例)................................................................................3-150
A-1:ネットワーク設定 - 例 .................................................................................... A-1
A-2 :トランスポート・ストリーム・プロセッサのリセット・スイッチ .........A-6
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル v
目次
B-1 : シャーシ・セクションのラック・スライド................................................ B-2
B-2 : ラックの取り付けセクション........................................................................ B-3
B-3 : ハンドル固定ネジの取り外し....................................................................... B-4
B-4 : MTM400 型へのグランド・ストラップの取り付け.................................... B-5
B-5: ラック・フレームへのグランド・ストラップの取り付け....................... B-5
B-6 : ラック・スライドの取り付け/取り外し.................................................... B-6
B-7SFP モジュール................................................................................................ B-7
B-8 SFP モジュール - 取り外し............................................................................ B-8
B-9 : SFP モジュール - 取り付け............................................................................ B-9
B-10 : SFP モジュール - 接続済み........................................................................... B-9
vi MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
目次
表の一覧
1-1MTM400 型オプション .....................................................................................1-2
1-2MTM400 型電源コード・オプション .............................................................1-3
1-3 : MTM400 型のスタンダード・アクセサリ .....................................................1-4
1-4MTM400 型のオプショナル・アクセサリ(続き) .....................................1-4
1-5 : MTM400 型フィールド・アップグレード・キット .....................................1-5
1-6MTM400 型オプション一覧(パート 1......................................................1-7
1-7:電力要件 ...........................................................................................................1-10
1-8:トランスポート・ストリーム・プロセッサ・カードのコネクタ ............1-11
2-1:ボタンの色 - ホットスポット・ビュー.........................................................2-11
2-2:ボタンの色 - デバイス・ビューおよびストリーム・ビュー.....................2-11
3-1:ボタン・カラー -[情報]ビュー .................................................................3-29
3-2DVB 地域オプション ......................................................................................3-76
3-3ISDB 地域オプション......................................................................................3-76
3-4:[中国語]地域オプション............................................................................3-76
3-5 : GigE Traffic 表の列見出し ............................................................................3-147
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル vii
目次
viii MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
安全にご使用いただくために
人体への損傷を避け、本製品やこれに接続されている製品への損傷を防止するために、次の安全 性に関する注意をよく読んでください。安全にご使用いただくために、本製品の指示に従ってく ださい。
保守点検手順を実行できるのは、資格のあるサービス担当者のみです。
火災や人体への損傷を避けるには
適切な電源コードを使用してください。本製品用に指定され、使用国で認定された電源コードの
み使用してください。
本製品を接地してください。本製品は、電源コードの接地線を使用して接地します。感電を避け るため、グランド線をアースに繋げる必要があります。本製品の入出力端子に接続する前に、製 品が正しく接地されていることを確認してください。
製品に接続されている接地器具。この製品に接続されているすべての機器が接地されていて、 同じ電位であることを確認してください。
すべての端子の定格に従ってください。火災や感電の危険を避けるために、本製品のすべての定 格とマーキングに従ってください。本製品に電源を接続する前に、定格の詳細について、製品マ ニュアルを参照してください。
カバーを外した状態で動作させないでください。カバーやパネルを外した状態で本製品を動作さ せないでください。
適切なヒューズを使用してください。本製品用に指定されたヒューズ・タイプおよび定格のみを 使用してください。
回路の露出を避けてください。電源がオンのときに、露出した接地部分やコンポーネントに触れ ないでください。
障害の疑いがあるときは動作させないでください。本製品に損傷の疑いがある場合、資格のある サービス担当者に検査を依頼してください。
湿気の多いところで動作させないでください。
爆発しやすい環境で動作させないでください。
製品表面を清潔で乾燥した状態に保ってください。
適切に通気してください。適切な通気が得られるような製品の取り付け方法の詳細については、
取扱説明書を参照してください。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ix
安全にご使用いただくために
記号と用語
本マニュアル内の用語。本マニュアルでは、次の用語を使用します。
警告:「警告」では、怪我や死亡の原因となる状態や行為を示します。
注意:「注意」では、本製品やその他の接続機器に損害を与える状態や行為を示
します。
本製品に関する用語。本製品では、次の用語を使用します。
「危険」のマーキングが表示されている場合、負傷を負う危険が切迫しているこ とを示します。
「警告」のマーキングが表示されている場合、負傷を負う可能性があることを示 します。
「注意」のマーキングが表示されている場合、本製品を含む資産に損害が生じる 可能性があることを示します。
本製品に関する記号。本製品では、次の記号を使用します。
注意
マニュアル参照
保護接地
(アース)端子
x MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
安全に保守点検していただくために
保守点検手順を実行できるのは、資格のあるサービス担当者のみです。保守点検 手順を実行する前に、この『安全に保守点検していただくために』と『安全にご 使用いただくために』をお読みください。
一人だけで保守点検しないでください。応急処置と救急蘇生ができる人の介在が ないかぎり、本製品の内部点検や調整を行わないでください。
電源を切断してください。感電を避けるため、機器の電源を切り、電源コードを 電源コンセントから抜いてください。
電源オン時の保守点検には十分注意してください。本製品には、危険な電圧や電 流が存在している可能性があります。保護パネルの取り外し、はんだ付け、コン ポーネントの交換をする前に、電源の切断、バッテリの取り外し(可能な場合)、 試験導線の切断を行ってください。
感電を避けるため、露出している接続部には触れないでください。
ユニットを修理する時は、Tektronix が承認した部品のみを使用してください。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
xi
安全に保守点検していただくために
xii MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
環境条件について
このセクションでは、製品の環境に対する影響について説明します。
製品の廃棄方法
機器またはコンポーネントをリサイクルする際には、次のガイドラインを順守し てください。
機器のリサイクル。この機器を生産する際には、天然資源が使用されています。 この製品には、環境または人体に有害な可能性がある物質が含まれているため、 製品を廃棄する際には適切に処理する必要があります。有害物質の放出を防ぎ、 天然資源の使用を減らすため、機材の大部分を再利用またはリサイクルできるよ うに本製品を正しくリサイクルしてください。
左側に示している記号は、この製品が欧州連合の電気・電子機器の廃 棄に関する基準 2002/96/ECWEEE)の要件に適合していることを表 しています。リサイクル方法については、当社のホームページ (www.tektronix.com)のサポート/サービスの項目を参照してくださ い。
水銀に関するお知らせ。この製品に使用されている LCD バックライト・ランプに は、水銀が含まれています。廃棄にあたっては、環境への配慮が必要です。廃棄 およびリサイクルに関しては、お住まいの地域の役所等にお尋ねください。
有害物質に関する規制
この製品は Monitoring and Control(監視および制御)装置に分類され、2002/95/EC RoHS Directive(電気・電子機器含有特定危険物質使用制限指令)の範囲外です。
この製品には、鉛、カドミウム、水銀、および六価クロムが含まれています。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
xiii
このマニュアルについて
xiv MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
このマニュアルについて
このマニュアルは、MTM400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタの機 能および使用方法について説明します。このマニュアルは次の項から構成されて います。
はじめに
MTM400 型の概要、インストール手順、起動手順およびリモート・ユーザ・ インタフェース。
操作の基本
MTM400 型ユーザ・インタフェースの基本的なガイド。
リファレンス
ユーザ・インタフェースを通じてアクセスできる MTM400 型のすべての機能 に関する詳細なリファレンス情報。
付録 A:ネットワークの設定
MTM400 型をローカル・ネットワークで操作できるように設定するためのガ イド。
付録 B:保守
一般的な手入れと保守の手順。
用語集 索引
次の MTM400 型リファレンス・マニュアルが Tektronix のホームページ (www.tektronix.com) から入手できます。
MTM400 型 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference (071-1560-xx)
製品仕様、テスト・パラメータ、設定ファイル構文、ハードウェア保守手順 を説明しています。
MTM400 型 MPEG Transport Stream Monitor Programmer Manual (071-1375-xx)
このマニュアルは、管理アプリケーションで利用できるリモート・コント ロール・インタフェースおよびステータス監視インタフェースについて述べ ています。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
xv
このマニュアルについて
関連資料
インストール用ディスクに関連マニュアル(ReadMe ファイルなど)が含まれてい ます。
次の URL から標準機関のそれぞれのホームページにアクセスできます(URL は 本書作成時のものです)。
MPEG-2 規格(国際標準化機構)
Web アドレス: http//www.iso.ch/
DVB 規格(欧州電気通信標準化機構)
Web アドレス: http//www.etsi.org/
ATSC 規格(高画質テレビ・システム委員会)
Web アドレス:http//www.atsc.org/
ISDB/ARIB 規格(電波産業会)
Web アドレス: http//www.arib.or.jp/english/
マニュアル規約
SCTE CATV 通信技術者協会
Web アドレス: http://www.scte.org/
インタフェース要素の命名規則は、Windows 標準命名規則を基にしています。 MPEG-2ATSC、および DVB 構造の命名規則は、上記の標準規格団体の規則に
従っています。このほかに、このマニュアルでは次のフォーマット規則を採用し ています。
次の場合は、レター・ゴシック体のテキストを使用します。
キーボードから入力するテキスト
例:ネットワーク ID を入力します (http//TSMonitor01
キーボードで入力する文字
例:選択したテキストをコピーするには
ハード・ディスク上のコンポーネントへのパス
例:プログラム・ファイルは次の場所にインストールされています。
C/Program Files/Tektronix/
CTRL+C を押します。
xvi MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
はじめに
概要
この章では、Tektronix MTM400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタの インストールと起動の詳細について説明します。
MTM400 型は、信頼性に優れたシングル・ストリーム・モニタ・デバイスで、 MPEG-2 プロトコルに対応しています。このデバイスを使用すると、MPEG-2 DVBISDB および ATSC 環境でシングル・トランスポート・ストリームを監視で
きます。MTM400 型は、ラック・マウント型デバイスです。
標準の MTM400 型では、主要なパラメータを測定し、あらかじめ設定されている 値と測定値を比較することによって信頼性を監視します。そして、問題があれば、 エラー レベルごとに報告できます。システムは柔軟性があり、診断機能を組み込 むことができ、それによって障害の特定および解析に使用できる詳細な情報を提 供することができます。サムネイル機能を使用すると、暗号化されていない MEPG-2 ビデオ・コンテンツを監視できます。
ユーザ・インタフェースは、リモート・ユーザ・インタフェース (RUI) からア クセスできます。RUI によって MTM400 型のステータスを世界中のどこからでも 判断でき、管理者は測定と機器設定をリモート・コントロールすることができま す。RUI は、Microsoft Internet Explorer(バージョン 6 SP 1)を通じてアクセスさ れます。Microsoft Java Virtual Machine(バージョン 5.00.3809)もインストールさ れていなければなりません。
ユーザ・インタフェースへのアクセスは、Tektronix から提供される Multi-Layer MonitorMLM1000)および Web Monitoring Systems Manager WebMSMから も可能です。WebMSM は、PC にインストールできる Java アプリケーションです。 RUI を使用するためには、Microsoft Java Virtual Machine(バージョン 5.00.3809 が必要です。WebMSM のインストール、設定および操作については、『WebMSM
User Manual』 (071-1239-xx) で説明しています。
RUI および WebMSM による MTM400 型との通信には、オープン標準の Simple Network Management Protocol
使用します。
ASIAsynchronous Serial Interface) および SMPTE 310MSociety of Motion Picture and Television Engineers19.392 Mbps のみ)インタフェースが標準として 提供されています。QAM (Quadrature Amplitude Modulation)COFDMCoded Orthoganal Frequency Division Modulation)、QPSK (Quadrature Phase Shift Keying)(L バンド)、8PSK8 Phase Shift Keying)、8 VSB 8 Vestigial Side Band)、およびギガビット・イーサネット・インタフェースも使用できます。
SNMP) と Hypertext Transfer Protocol HTTP) を
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-1
はじめに
オプションとアクセサリ
このセクションの表では、 で使用できるオプションとアクセサリを示します。
MTM400 型 MPEG
トランスポート・ストリーム・モニタ
オプション
1-1 および 1-2 は、MTM400 型で使用できるオプションを示しています。
1-1MTM400 型オプション
名称 説明 パッケージ内容
Opt. 01 レコーディング機能。 ライセンス・キーを入力すること
によって使用可能になります。
Opt. 02 トランスポート・ストリーム・サービス情報
解析(PSI/SI/PSIP/ISDB 構造ビューお よび反復グラフ)。
Opt. 03 テンプレート・スケジュール付きテンプ
レート・テスト(ユーザ定義サービス・プラ ン・テスト用)。
Opt. 04 PCR 解析結果をグラフィカルに表示す
る機能。
Opt. 05 ビット・レート・テスト(PID グループおよ
び PID 可変性テストを含む)。
Opt. 06 サービス・ロギング機能。 ライセンス・キーを入力すること
Opt. 07 複数のストリームをポーリングするための
自動チャンネル変更機能。
Opt. QA QAM Annex A インタフェース。 QAM (Annex A) インタフェー
Opt. QB2
Opt. QC QAM Annex C インタフェース。 QAM (Annex C) インタフェー
Opt. QP QPSK(L バンド)インタフェース。 QPSK インタフェース・カードと
Opt. CF COFDM インタフェース。 COFDM インタフェース・カー
Opt. VS 8VSB インタフェース。 8VSB インタフェース・カードと
QAM Annex B インタフェース(レベル 1 および 2 インタリーブ)。
ライセンス・キーを入力すること によって使用可能になります。
ライセンス・キーを入力すること によって使用可能になります。
ライセンス・キーを入力すること によって使用可能になります。
ライセンス・キーを入力すること によって使用可能になります。
によって使用可能になります。 ライセンス・キーを入力すること
によって使用可能になります。
ス・カードと付属ケーブル類。 QAM (Annex B II) インタ
フェース・カードと付属ケーブ ル類。
ス・カードと付属ケーブル類。
付属ケーブル類。
ドと付属ケーブル類。
付属ケーブル類。
1-2 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
1-1MTM400 型オプション
Opt. EP 8PSK インタフェース。 8PSK インタフェース・カードと
付属ケーブル類。
Opt. GE ギガビット・イーサネット(GigE)インタ
フェースと付属 10/100/1000 BASE-T
GigE インタフェース・カードと 付属ケーブル類。
RJ45 電気ポート。
Opt. SX 1000BASE-SX 短波長光ポートと付属
SFP モジュール。 LC コネクタ(マルチ・モード 850 nm)、 MTM400 型のギガビット・イーサネット・ インタフェース用。
Opt. LX 1000BASE-LX 長波長光ポートと付属
SFP モジュール。 LC コネクタ(シングル・モード 1310 nm)、MTM400 型のギガビット・イーサ ネット・インタフェース用。
Opt. ZX 1000BASE-LX 光ポートと付属 LC コネ
SFP モジュール。 クタ(シングル・モード 1550 nm)、 MTM400 型のギガビット・イーサネット・ インタフェース用
Opt. L0 ユーザ・マニュアル(英語版) Opt. L5 ユーザ・マニュアル(日本語版) Opt. R3 3 年保証期間 ­Opt. R5 5 年保証期間 -
1-2MTM400 型電源コード・オプション
名称 説明
A0 北米仕様電源 A1 ユニバーサル欧州仕様電源 A2 英国仕様電源 A3 オーストラリア仕様電源 A4 240 V 北米仕様電源 A5 スイス仕様電源 A6 日本仕様電源 A10 中国仕様電源 A11 インド仕様電源 A99 電源コードなし
MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-3
はじめに
アクセサリ
1-3 および 1-4 は、MTM400 型付属のスタンダード・アクセサリとオプショナ ル・アクセサリを示しています。
1-3 : MTM 400 型のスタンダード・アクセサリ
部品番号 説明
071-1224-xx オプション L0 ユーザ・マニュアル(英語)。 071-1538-xx オプション L5 ユーザ・マニュアル(日本語)。 063-3889-xx CD-ROM 版マニュアル(ユーザ・マニュアル(英語および日本語)、リ
リース・ノート、ビデオ用語集、ファームウェア・アップグレード手順書)。 071-1564-xx リリース・ノート。 063-3719-xx ファームウェア、CD-ROM、バージョン 2.6.1、MTM 400 シリーズ。 351-0751-xx スライド・アセンブリ。 063-3158-xx ソフトウェア・オプション・キー認可証明書。 020-2852-xx 外部接地キット。
1-4MTM400 型のオプショナル・アクセサリ(き)
オプション 部品番号 説明
MTM400 LX 131-7957-xx 光ギガビット・イーサネット/ファイバ・チャンネル 1310
nm SFP SFF、1.25/1.0625 Gbaud、3.3 V
MTM400 SX 131-7834-xx 光ギガビット・イーサネット/ファイバ・チャンネル 850
nm SFP SFF、1.25/1.0625 Gbaud、3.3 V
MTM400 ZX 131-7958-xx 光ギガビット・イーサネット/ファイバ・チャンネル 1550
nm SFP SFF、1.25/1.0625 Gbaud、3.3 V
MTM400 CF
MTM400 EP
MTM400 QB2
- COFDM インタフェース 015-0688-xx アダプタ、RF、BNC ジャック -F プラグ 174-5135-xx ケーブル・アセンブリ、RF、BNC-BNC、75 Ω 174-3891-xx ケーブル・アセンブリ、RF、同軸、RFD、1.75 Ω、
RG179、7.25 L
- 8PSK インタフェース 174-5135-xx ケーブル・アセンブリ、RF、BNC-BNC、75 Ω 174-3891-xx ケーブル・アセンブリ、RF、同軸、RFD、1.75 Ω、
RG179、7.25 L
- QAM(Annex B) 174-5135-xx ケーブル・アセンブリ、RF、BNC-BNC、75 Ω 174-3891-xx ケーブル・アセンブリ、RF、同軸、RFD、1.75 Ω、
RG179、7.25 L
1-4 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
1-4MTM400 型のオプショナル・アクセサリ(続き)
オプション 部品番号 説明
MTM400 VS
- 8VSB インタフェース 015-0688-xx アダプタ、RF、BNC ジャック -F プラグ 174-5135-xx ケーブル・アセンブリ、RF、BNC-BNC、75 Ω 174-3891-xx ケーブル・アセンブリ、RF、同軸、RFD、1.75 Ω、
RG179、7.25 L
フィールド・アップグレード・キット
フィールド・アップグレード・キットは、ユーザがインストールできるハード ウェアとソフトウェアを含んでいます。表 1-5 は、MTM400 型で利用できる フィールド・アップグレード・キットを示しています。
1-5 : MTM400 型フィールド・アップグレード・キット
製品
オプ ション
説明
MTM4UP -
01 レコーディング機能を追加するためのフィールド・アップグレー
ド・キット
02 トランスポート・ストリーム・サービス情報解析
(PSI/SI/PSIP/ISDB 構造ビューおよび反復グラフ)を追加する ためのフィールド・アップグレード・キット
03 テンプレート・スケジュール付きテンプレート・テスト(ユーザ定
義サービス・プラン・テスト用)を追加するためのフィールド・ アップグレード・キット
04 PCR 解析結果をグラフィカルに表示する機能を追加するため
のフィールド・アップグレード・キット
05 ビット・レート・テスト(PID グループおよび PID 可変性テストを
含む)を追加するためのフィールド・アップグレード・キット
06 サービス・ロギング機能を追加するためのフィールド・アップグ
レード・キット
07 複数のストリームをポーリングするための自動チャンネル変更
機能を追加するためのフィールド・アップグレード・キット
MTM4FQA - QAM Annex A を追加するためのフィールド・
アップグレード・キット
MTM
4FQB2
- QAM Annex B(レベル 1 およびレベル 2 インタリーブ)インタ フェースを追加するためのフィールド・アップグレード・キット
MTM4FQC - QAM Annex C インタフェースを追加するためのフィールド・
アップグレード・キット
MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-5
はじめに
1-5 : MTM400 型フィールド・アップグレード・キット
製品
MTM4FQP - QPSK(L バンド)インタフェースを追加するためのフィールド・
MTM4FVS 8-VSB インタフェースを追加するためのフィールド・アップグ
MTM4FCF COFDM インタフェースを追加するためのフィールド・アップグ
MTM4FEP 8PSK インタフェースを追加するためのフィールド・アップグ
MTM4FGE - ギガビット・イーサネット・コンポーネントを追加するための
SX 1000BASE-SX 短波長光ポートと付属 LC コネクタ(マルチ・
LX 1000BASE-LX 長波長光ポートと付属 LC コネクタ(シングル・
ZX 1000BASE-ZX 光ポートと付属 LC コネクタ(シングル・モード
IFC 選択
オプ ション
説明
アップグレード・キット
レード・キット
レード・キット
レード・キット
フィールド・アップグレード・キット
モード 850 nm)を追加するためのフィールド・アップグレード・ キット
モード 1310 nm)を追加するためのフィールド・アップグレー ド・キット
1550 nm)を追加するためのフィールド・アップグレード・キット
オプションすべての一回インストールと 1
(続き)
製品の機能検査
ライセンス
オプションとアップグレードは、ライセンス・キーを入力することによって使用 可能になります。ライセンス・キーは、リアルタイム・モニタリング (RTM)・ デバイスにインストールされている機能のロックを解除し、使用可能にする暗号 キーです。この方法によって、RTM デバイスのアップグレードは新しいライセン ス・キーを入力するだけで簡単に行われます。
新しい RTM デバイスには、その製造中に適当なライセンス・キーが組み込まれま す。ただし、ライセンス・キーは製品ドキュメントの一部としても提供されます。
フィールド・アップグレード・オプションをインストールするときには、新しい ライセンス・キーを入力しなければなりません。このキーは、フィールド・アッ プグレード・キットのドキュメントの一部として提供されます。
このユーザ・マニュアルでは、フィールド・アップグレードを含むすべての利用 可能なオプションについて説明します。基本製品パッケージ(ライセンスを必要 とするオプションを含まない)には、次のトランスポート・ストリーム・モニタ 機能が含まれます。
1-6 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
テスト監視(DVBATSC、および ISDB テストのカスタム分類 基本プログラムおよび PID の解析と監視 基本 PCR 解析 SFN および TMCC 監視(ストリーム中に存在する場合) ストリーム・ログ
1-6 は、(パート 1 および 2)利用できるストリーム・オプションの一覧です。
1-6MTM400 型オプション一覧(パート 1
機能 デフォルト*
SFN TMCC PCR OJ、DR および FO テスト SI ビュー SI グラフ PID およびプログラム・ビット・
レート・リミット・テスト PID PID 可変性 テンプレートの自動生成 レコーディング PCR RF 信頼性測定 DPI セクション到達のロギング DPI セクションの基本的な構文チェック インタフェース・カード指標に関するアラーム・イベント DPI(SCTE35 Digital Program Insertion)監視 インタフェース測定テスト RF 指標に関する警告イベント スクリプトされたチャンネルのポーリング サムネイル
9 9 9
9 9 9 9 9 9 9
9
Opt. 01
レコーディン グ機能
9
Opt. 02 SI 解析
9 9
Opt. 03
テンプレー ト・テスト
9 9 9 9
* 公開またはオプション・ライセンス・キー不要。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-7
はじめに
1-6MTM400 型オプション一覧(パート 2
機能
Opt. 04 PCR 解析
Opt. 05
ビット・レート・ テスト
Opt. 06
サービス・ ロギング機能
Opt. 07
自動チャンネ ル・ポーリング
SFN TMCC PCR OJ、DR および FO テスト SI ビュー SI グラフ PID およびプログラム・ビット・
9
レート・リミット・テスト PID グループ PID 可変性
9 9
テンプレート テンプレート・ツリー・ビュー スケジューリング レコーディング PCR グラフ サービス・ログ
9
9
RF 信頼性測定 DPI セクション到達のロギング DPI セクションの基本的な構文チェック RF 指標に関するアラーム・イベント DPI(SCTE35 Digital Program Insertion)監視 RF 測定テスト RF 指標に関する警告イベント スクリプトされたチャンネルのポーリング サムネイル
9
デバイス・アプリケーションがライセンスによって変更されることはありません。
ストリームおよびデバイス・アプリケーションの概要については、「操作の基 礎」のセクションで説明しています。
1-8 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
MTM400 型のインストール
このセクションでは、MTM400 型ユニットをインストールする方法について説明 します。ここでは、次の事項について説明します。
ユニットのラックへの取り付け
グランド・ボンディング・ストラップに関する Central Office RBOCRegional Bell Operating Companies)の要件も説明します。
トランスポート・ストリームの監視を開始するために必要な電気接続 ユニットのネットワークへの接続
操作については、後の各セクションで説明します。
ハードウェアの取り付け
MTM400 型は、ラックに取り付けて使用するように設計されています。ラック取 り付けキットは、MTM400 型ユニットにスタンダード・アクセサリとして含まれ ています。ラック取り付けキットの使用法については、『MTM400 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference』およびこのマニュアルの付録 B で説 明しています。
警告:火災の危険を避けるために、MTM400 型は必ず指示されている方法でラッ クに取り付け、常に適切な通気を確保しなければなりません。
セントラル・オフィスでの設置
注意: ギガビット・イーサネット・インタフェースを含む、このプラットフォー
ムのイントラビルディング・インタフェースは、シールド接地ケーブルを両端に 持つイントラビルディング配線または非露出配線・敷線に適しています。イント ラビルディング・ポートや機器は、工場外部やその配線に接続するインタフェー スに対して金属的に接続しないでください。
Central Office RBOC アプリケーションで使用されるグランド・ボンディング・ス トラップは、MTM400 型 ユニットのスタンダード・アクセサリとして提供されま す。ラック取り付けキットおよびグランド・ストラップの使用法については、こ のマニュアルの付録 B で説明しています。
MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-9
はじめに
電源の接続
MTM400 型の電力要件は 1-7 にまとめてあります。電気特性の詳細については、 『MTM400 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference』を参照してくだ さい。
1-7:電力要件
要件 仕様
温度(動作時) +5 ℃ ~ +40 ℃ 高度(動作時) 0 m ~ 3000 m(9,800 ft) 電源電圧 100 VAC ~ 240 VAC、50 Hz/60 Hz 消費電力(最大) 1 Amp ピーク突入電流 7.2 A(ピーク時、240 VAC、50 Hz
において)
ヒューズ定格 電源ヒューズは 3.15 A、250 V、高速、オペレー
タによる交換不可。資格のあるサービス担当者
への依頼が必要。 過電圧カテゴリ II(IEC61010-1 定義) 汚染度 2(IEC61010-1 定義)。
評価対象は屋内用途のみ。
次の手順に従って、電気接続、信号接続、およびネットワーク接続を行います。
1. MTM400 型をラックに取り付けた後、付属の電源コードを後部パネルの電源
コネクタに接続します。次に、電源コードのプラグを正しく接地されたコン セントに接続します。
電源
100-240 VAC 50/60 Hz
1A MAX
Serial No.
Tektronix Inc. Beaverton OR. U.S.A.
イーサネット
00-01-F8-A7-33-CC
トランスポート・ストリーム・プ ロセッサ・カード
ASI/
IN
OUT
LAN LTC
SMPTE
TS入力
LTC In
TS出力
図 1-1 : MTM400 型 コネクタ(QPSK インタフェースの場合)
ALARMS
1
2 6
アラーム
Additional
information
found on label
on top panel
インタフェース・カード
(実装時)
QPSK (L-BAND)
IN OUT
LOCK
IN
LNB
POWER
1-10 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
注意: 指定の EMC 規格および指令を確実に遵守するには、この製品に高品質の シールド・ケーブルのみを使用してください。機器の性能に影響する可能性があ ります。通常、このケーブルは編組被覆タイプで、両端でシールド・コネクタに 低インピーダンス接続します。
2. ユニット後部の一連のコネクタを使用して、必要なトランスポート・スト
リーム、ネットワークおよび周辺装置を接続します。
表 1-8 に タおよび周辺装置のコネクタについて簡単に説明します(各コネクタとそれ ぞれ関連する信号の詳細については、『MTM400 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference』を参照)。
1-8:トランスポート・ストリーム・プロセッサ・カードのコネクタ
コネクタ 説明
イーサネット 10/100Base-T、RJ-45 LTC In Longitudinal time code 入力 トランスポート・ストリー
ム入力/出力 ASI 入力 • Burst および Packet モード ASI フォーマットと M2S の両
ASI 出力 • 対応する入力のアクティブ・ループスルー SMPTE310M 入力 • SMPTE310M に準拠(19.392 Mbps のみ) SMPTE310M 出力 • 対応する入力のアクティブ・ループスルー アラーム アラーム・リレーおよび TTL 出力用の(デジタル入
、トランスポート・ストリーム・コネクタ、ネットワーク・コネク
次の信号フォーマットに対応する 75 オームトランス 結合 BNC コネクタ
方を受け付ける
出力)26 ピン D タイプ・コネクタ、トリガ入力のレコーディン グにも使用
Alarms コネクタは、5 つのリレーへの接続を提供します。各リレーはユーザ・イ ンタフェースを通じて設定され(3-23 ページの「[テスト]画面」および 3-26 ページの「[カスタム]画面」を参照)、3 つの TTL 出力は同様の方法で設定さ れます。
ASI ループスルー(QAM (Annex B)、COFDM、8VSB、および 8PSK のみ)
ASI および RF 信号の監視(たとえば、モジュレータの入出力)
モジュレータからインタフェース・カードの ASI In ASI 信号を接続します。 インタフェース・カード上の ASI Out 端子を、トランスポート・ストリー
ム・プロセッサ・カード上の ASI In コネクタに接続します。
監視する信号の選択は、設定ビューを通じて行います(3-74 ページを参照)。
MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-11
はじめに
QAMAnnex A および C)および QPSKL- バンド)インタフェース・カードか らの ASI 信号は、内部でトランスポート・ストリーム・プロセッサ・カードに ループされます。
ネットワークの設定
MTM400 型は、ネットワーク (TCP/IP) 環境で使用するように設計されています。 すでにネットワーク管理者またはシステム管理者によって MTM400 型用に TCP/IP パラメータ(ネットワーク ID を含む)が設定されている可能性があります。まだ 設定されていない場合は、付録 A:ネットワークの設定に従って TCP/IP パラメー タを設定してください。
RUI で使用するフォントの設定
RUI がプログラム名とログを正しい文字セットで表示しない場合、最初に、監視 対象のブロードキャストに対応する適切なスタンダードが選択されているかどう かを確認します。それでも文字が正しく表示されない場合、次の手順によって
RUI のフォント設定を変更し、使用されている文字をサポートするようにします。
1. MTM400.INI ファイルを見つけます。これは通常は Windows フォルダ内の
Java フォルダ、またはホーム・ディレクトリにあります。
このファイルは Unix のテキスト・フォーマットです。Unix のファイル・ フォーマットに対応する PFE などのテキスト・エディタがない場合は、メモ 帳でこのファイルを編集することができます。新しい行を追加しないように 注意してください。ここでは既存の行の編集のみを行います。
2. MTM400.INI ファイルで UnicodeOn=false UnicodeOn=true に変更し、ファ
イルを保存し、RUI を再起動します。
3. RUI は、システム上にインストールされているフォントの中から適切なフォ
ントを選択しようとします。それでも文字が正しく表示されない場合、RUI を閉じて、再び MTM400.INI を開きます。
4. UnicodeFont の指定(UnicodeFont=Arial Unicode MS の行)を、使用する
TrueType フォントの名前に変更します(例、UnicodeFont=MS Gothic に変
更)。ファイルを保存し、RUI を再起動します。
デフォルトの Arial Unicode MS は、多くの Microsoft 製品およびオペレーティン グ・システムのパッケージに含まれており、完全な Unicode 文字セットを含んで います。このフォントは、英文字以外を使用したプログラム名や、ユーザ・イン タフェースの英語要素を表示するのに最も適しています。このフォントが入手で きない場合、同様のフォントを Bitstream Inc.Web www.bitstream.com) などか ら購入できます。
ここまでの指示は、Microsoft Java Virtual Machine で RUI を実行することを想定し ています。Sun Java Virtual Machine WebMSM を実行している場合には、この設
1-12 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
定はサポートされません。この場合、Sun のマニュアルでフォント・プロパティ の変更に関する説明を参照してください。RUI MLM1000 に組み込まれている 場合は例外です。この場合、MLM1000 に付属のユーザ・マニュアル(部品番号 071-1433-xx)を参照してください。
PC への拡張フォントのインストール
ISDB に関する ARIB 仕様では、標準 Unicode 文字セット[0xE000-0xF8FF]に対 するプライベート拡張が使用されています。この拡張によって提供される追加文 字と(標準化されていない)固有文字を、既存フォントへの拡張として使用でき ます。ブロードキャスタのトランスポート・ストリームで使用できる拡張フォン トがあるかどうかは、各ブロードキャスターに確認してください。これらの拡張 フォントはブロードキャスターに固有のため、Tektronix からは提供されません。
拡張セットは TrueType 拡張ファイル (*.tte) として提供されます。拡張セットの インストールは、標準 Windows の一部として提供される Private Character Editor を 使用して行います。
拡張セットをインストールするための一般的な手順を以下に示します。
1. Start > Run を選択します。
2. eudcedit と入力し、OK をクリックします。
3. Private Character Editor が開きます。Select Code ダイアログ・ボックスを閉じ
ます。
4. File > Font Links…を選択します。
5. [フォント・リンク]ダイアログ・ボックスで、Link with selected fonts(を
選択します Link with all fonts を選択すると、次のアクションによって既存の すべての拡張セットが上書きされます)。
6. Select Fonts ボックスで、拡張セットを適用するフォントを見つけ、ハイライ
トします。このフォントが RUI で使用されます。
7. Save As… をクリックします。
8. 提供された TrueType 拡張ファイル (*.tte) を参照し、Save をクリックしま
す。
9. Font Links ダイアログ・ボックスで、
10. Private Character Editor を閉じます。
拡張セットが正しくインストールされたことを確認するために、次の手順を実行 します。
OK をクリックします。
1. Character Map アプリケーションを開きます(Start > Run を選択し、charmap
と入力する)。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-13
はじめに
MTM400 型の起動
2. font namePrivate Characters) を選択し、拡張文字セットを確認します。
3. Character Map アプリケーションを閉じます。
これで、フォントを選択した時に拡張文字セットを使用できるようになりました。
ユニットへの接続が完了した後、電源をオンにすると MTM400 型が起動します。 電源コードを正しく接地されたコンセントに接続します。電源コードのもう一方 の端を製品の電源入力コネクタに接続します(図 1-1 : MTM400 型 コネクタ (QPSK インタフェースの場合) を参照)。
電源スイッチはありません。電源入力コネクタに電源コードを接続すると、すぐ に初期化が始まります。前面パネルの LED がユニットの動作状態を示します (2-2 ページの「ローカル・インジケータ」を参照)。初期化には 60 秒ほどかか る場合があります。
電源を遮断するには、電源コードを抜きます。
1-14 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
リモート・ユーザ・インタフェース
リモート・ユーザ・インタフェース (RUI) によって、MTM400 型の設定および 監視機能にアクセスすることができます。RUI は、最小限の仕様を満たし、 MTM400 型ユニットへのネットワーク・アクセスが可能な任意の PC(クライアン ト PC)上で実行できます。詳細な仕様は、『MTM400 型 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference』に示しています。
ログオン
MTM400 型の設定および監視機能にアクセスするには、次の手順を実行します。
1. ネットワーク PC 上で Microsoft Internet Explorer を起動します。
2. ブラウザのアドレス・バーで、MTM400 型ユニットのネットワーク ID また
IP アドレスを入力します。たとえば、次のように入力します。
http//TSMonitor01 or http//192.201.121.231.
Enter キーを押すと、MTM400 型ユニットから Java アプレットがダウンロー
ドされ、起動します。Java アプレットのファイル・サイズは約 1.5 MB で、 ダウンロード時間はネットワークの転送速度とトラフィックの状況によって 異なります。
注意:PC 上で temp ディレクトリが適切に設定されていないと、Java アプレット は動作しません。
Microsoft Java Virtual Machine がインストールされていないと、Java アプレットは 動作しません。コマンド・プロンプトで jview と入力することによって、Java アプ レットがインストールされており、そのバージョンが 5.00.3809 以上であることを 確認してください。インストールされていない場合は、インストール・ファイル を Tektronix Web サイトから入手することができます。
Sun Virtual Machine もインストールされている場合は、Java コントロール・パネル または Internet Explorer の[インターネットオプション]の[詳細設定]タブで
Sun Virtual Machine がデフォルトとして設定されていないことを確認してください。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-15
はじめに
Logon Details ダイアログが表示されます。
1-2 : ログオン
3. ドロップダウン・リストからユーザ名(Administrator または User)を選択し
ます。
インストール時には Administrator User 2 つのユーザ名を使用できます。
Administrator: すべてのビューおよび設定(インストールされているオプ ションを含む)に対する完全な読み取り/書き込みアクセスが許可されます。
User: すべてのビューおよび設定(インストールされているオプションを含 む)に対する読み取りアクセスのみが許可されます。アラームをリセットす ることもできます。
4. パスワードを入力します。Administrator のデフォルト・パスワードは tek で、
User にはデフォルト・パスワードは割り当てられていません。パスワードを 変更できます。3-13 ページを参照してください。
OK をクリックして、ログ・オンします。 Cancel をクリックすると、ダイア ログ・ボックスが閉じます。
1-16 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
Logon Details ダイアログ・ボックスを再表示するには、MTM400 型のネッ トワーク ID を再入力するか、またはブラウザの Refresh ボタンをクリックし ます。)
5. ホットスポット・ビューとストリーム・ビューが表示されます。
図 1-3: ホットスポット・ビュー
図 1-4: サマリ・ビュー
ホットスポット・ビューから、アクセス中の MTM400 型のデバイス・ビュー およびストリーム監視ビューにアクセスできます。
MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-17
はじめに
ハイ・レベルの監視
ホットスポット・ビューによって、MTM400 型デバイスとストリームの全体的状 態を表示することができます。それぞれのホットスポットに、対応するラベルが 付いています。
ホットスポット・ボタンの色は、リンクされている項目のエラー状態を表します (2-11 ページの「色分け」を参照)。
ホットスポット・ビューに表されるエラー状態は、リンクされている項目の次の エラー状態を表します。
[デバイス]- MTM400 型デバイスの最も重大なエラー状態。 [ストリーム]- ストリームの最も重大なエラー状態。
ホットスポットを左クリックすると、対応するビュー、すなわちデバイス・ ビューまたはストリーム・ビューが表示されます。
ユーザ・インタフェースの詳細については、このマニュアルの「リファレンス」 のセクションで説明しています。
リモート・ユーザ・インタフェースの終了(RUI)
もとの Internet Explorer ウィンドウを閉じると、RUI は終了します。アプリケー ション・ウィンドウも同時に閉じます。
ビデオ・サムネイルのサポート
RUI を使用してサムネイルを表示する前に、サムネイル・サポートをクライアン ト PC にインストールしておく必要があります。サムネイル・サポートをインス トールしないと、ストリーム・ビューで Thumbnails ボタンを選択した場合に、 メッセージが表示されます。
サムネイル・サポート・ソフトウェアは、MTM400 型のモニタに付属のファーム ウェア CD-ROM に収録されている実行可能ファイルです。または、Tektronix Web サイト(www.tektronix.com/software
MTM400 型のサムネイル・サポート・ソフトウェアは、修正済みのオープン・ ソース・マテリアルに準拠しています。修正済みコードは、実行可能ファイルに 含まれており、必要に応じてクライアント PC にコピーし、確認できます。
サムネイル・サポートのインストール。サムネイル・サポートをインストールす る前に、MTM400 型の RUI を少なくとも 1 度開いておく必要があります。
1. Internet Explorer を閉じます(開いている場合)。これにより、MTM400 型の
RUI も終了します。Internet Explorer が閉じていない場合は、インストーラが
処理を実行しません。
)からもダウンロードできます。
1-18 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
はじめに
2. 実行可能ファイルを開きます。
サムネイル・サポート・インストール・ウィザードの Welcome 画面が表示さ れます。
3. Next をクリックし、画面の指示に従います。
4. Setup Type 画面で、Typical を選択します。
サムネイル・サポート・パッケージを形成するオープン・ソース・コードを 調べる場合は、次の画面で、Custom セットアップ・タイプを選択し、Source Code オプションを有効にします(Components を選択します)。Next をク リックして、次に進みます。
5. サムネイル・サポート・インストール・ウィザードのすべての段階が終了す
ると、MTM400 型のサムネイル機能は動作可能になります。
注: サムネイル機能は、Configuration 画面のストリーム・ビューで有効にする必 要があります(3-74 ページの「[設定]画面」を参照してください)。
MTM 400 型 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 1-19
はじめに
1-20 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
操作の基本
この章では、システムの基本的操作の概要を説明します。システムの詳細な説明 については「リファレンス」の章を参照してください。
MTM400 型による監視作業は、次の 3 つの方法で確認できます。
ローカル・インジケータ リモート・ユーザ・インタフェース (RUI)
WebMSM
RUI および WebMSM では、オプションとして、ライセンス・キーを使用して、 監視のレベルを単純な適合性チェックから完全な診断機能へアップグレードする ことができます。次の各セクションでは、利用できるすべてのオプションについ て説明します。ご使用の MTM400 型では、すべてのオプションが利用可能でない ことがあります。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-1
操作の基本
ローカル・インジケータ
MTM400 型はリモート接続を通じて使用される MPEG モニタであり、ローカルの GUI 表示はサポートされていません。しかし、ユニット前面の 4 つの LED から成
るローカル・インタフェースによって、MTM400 型ユニットの動作を確認するこ とができます。
ATSC
2-1:前面パネル
MTM400
MPEG Transport Stream Monitor
SYNC STATUS ETHERNET SYSTEM
これらの LED は、次のことを示します。
SYNC 有効な MPEG トランスポート・ストリームがユニットに接続され
ていることを示します。
STATUS ストリームに対して実行中の種々のテストの状態の組み合わせを
示します。STATUS LED によって示されるテストは、RUI Any Stream Error に対応します(3-2ページの「[デバイス・ステータ ス]」を参照)。
ETHERNET イーサネット物理リンクの状態を示します。
SYSTEM ストリーム以外のすべての被測定項目(ハードウェア、タイム・
ソース)の状態を示します。SYSTEM LED によって示されるテス トは、RUI Any Box Error に対応します(3-2ページの「[デバ イス・ステータス]]」を参照。)
LED は、次の3つの色のいずれかを示します。
緑は、モニタがテストで合格したことを示します。 赤は、モニタがテストに不合格であることを示します。 黄色は、モニタがテストで合格したが、前回のシステム・リセット以降にエ
ラーが検出されていることを示します。
Ethernet LED が黄色になることはありません。
2-2 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
リモート・ユーザ・インタフェース
リモート・ユーザ・インタフェース (RUI) によって MTM400 型を設定および監 視することができます。RUI は、最小限の仕様を満たし(『MTM400 型 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference』を参照)、MTM400 型ユニットへの ネットワーク・アクセスが可能な任意の PC(クライアント PC)上で実行できま す。
複数のブラウザ・ウィンドウを開くことによって複数の RTM デバイスの RUI を 同時に開くことができますが、これはクライアント PC に大きなプロセス負荷をか けることになります。
使用している PC 上のブラウザから RUI にアクセスすると、ホットスポット・ ビュー、デバイス・ビュー、ストリーム・ビューの 3 つの画面(ビュー)が表示 され、それによって MTM400 型を監視および設定することができます。
ホットスポット・ビュー
デバイス・ビュー ストリーム・ビュー
2-2RUI の概要
リモート・ユーザ・インタフェースを閉じるには、元の Web ブラウザ・ウィンド ウを閉じます。すべての関連するウィンドウが閉じます。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-3
操作の基本
ホット・スポット・ビュー
ホットスポット・ビューを使用すると、MTM400 型とストリームの全般的な状態 を表示することができます。それぞれのホットスポットには、対応する名前が付 けられています。
2-3:ホットスポット・ビュー
ホットスポット・ボタンの色は、リンクされている項目のエラー状態を表します (2-11 ページの「色分け」を参照)。
たとえば、図 2-3 では、Device ボタンが緑、Stream ボタンが黄色になっています。 これは、デバイス上でエラーが発生しておらず、ストリーム上でエラーが発生し たが現在は正常であることを示しています。
[デバイス]および[ストリーム]ホットスポットの色(または状態)は、[デ バイス]およびストリーム・ビューの Any Box Error および Any Stream Error テス トに対応しています。
ホットスポットをクリックすると、対応する MTM400 型ビューが開きます。
2-4 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
デバイス・ビュー
デバイス・ビューでは、MTM400 型デバイスそのものを監視し、デバイスに固有 のパラメータを設定することができます。このビューには、メニュー・バーと情 報ビューがあり、メニュー・バーには種々のボタンがあります。ビューに表示す る情報は、メニュー・バーのボタンを押すことによって選択できます。ボタンの 色は、対応するビューに含まれる情報の全体的な状態を示します(2-11 ページの 「色分け」を参照)。
2-4:デバイス・ビュー
タイトル・バーには、接続しているデバイスの名前(デバイス設定ビューで設定し た名前)と現在のビュー・タイプが表示されます。次のような画面があります。
Status MTM400 型のハードウェア項目の状態を示します。この画面で
管理者は、各項目と関連するアラーム、リレーおよびパラメー タを設定することができます。
Log MTM400 型デバイス・ログを表示します。このログは、「デバ
イスの起動」のような非ストリーム・イベントを含んでいます。
Config MTM400 型の全体的な設定パラメータを表示します。管理者
は、特定のパラメータを変更することができます。
Info MTM400 型のソフトウェアおよびハードウェア構成の詳細を示
します。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-5
操作の基本
ストリーム・ビュー
ストリーム・ビューでは、ストリームを監視し、そのストリームに固有のパラ メータを設定することができます。
このビューにも、デバイス・ビューと同様に、メニュー・バーと情報ビューがあ り、メニュー・バーには種々のボタンがあります。ビューに表示する情報は、メ ニュー・バーのボタンを押すことによって選択できます。ボタンの色は、対応す るビューに含まれる情報の全体的な状態を示します(2-11 ページの「色分け」を 参照)。
2-5:ストリーム・ビュー
タイトル・バーには、接続しているデバイスの名前(デバイス設定ビューで設定 した名前)と現在のビュー・タイプが表示されます。
情報は一連の画面に表示されます。それぞれの画面の概要を以下に示します。
Summary ストリームと監視ステータスの概要を動的に、視覚的に示しま
す。この情報は一定間隔で更新されます。 (3-20 ページを参照)
Detail ストリームの詳細情報を[SI テーブル]、PID、または[プロ
グラム]について表示します。 (3-22 ページを参照)
2-6 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
Tests ストリームに対して実行しているテストの状態を示します。読
み取り/書き込み許可を持つユーザ(管理者)は、この画面で、 各テストと関連するアラーム、リレー、およびパラメータを設 定することができます。 (3-23 ページを参照)
Information 通常は[ストリーム]ログ内にレコーディングされないイベン
トを表示します(たとえば、PAT/PMT のバージョンが変更され た場合)。 (3-28 ページを参照)
Custom テスト・ビューと同様にテストの状態を示しますが、Critical
MajorMinor および Warning の各カテゴリに分類されています。
テストの各カテゴリへの分類はあらかじめ設定されていますが、 実行時にこの設定を変更することができます。ただし、設定は RUI を閉じたときに保存されません(WebMSM を使用すると、 設定が常時保存されます)。 (3-26 ページを参照)
Programs ストリーム上で転送中のプログラムとビット・レート、および
検出された最小ならびに最大ビット・レートが示されます。 ビット・レート・リミット・オプションがライセンスされてい る場合、管理者は各プログラムのビット・レート・リミットを 設定することができます。 (3-30 ページを参照)
PIDs ストリーム上で転送中の PID とビット・レート、および検出さ
れた最小ならびに最大ビット・レートが示されます。ビット・ レート・リミット・オプションがライセンスされている場合、 管理者は各 PID のビット・レート・リミットを設定することが できます。(3-34 ページを参照)
PID Groups * 作成した PID グループを表示します。この表示情報には、エ
ラー状態とビット・レートが含まれます。 (3-41 ページを参照)
PCR Jitter * [誤差]、[到達時刻]、[総ジッタ]、[周波数オフセッ
ト]、および[ドリフト・レート]の PCR グラフを表示します。 (3-48 ページを参照)
SFN 単一周波数ネットワーク SFN情報を使用できる場合は、
それを表示します。 (3-55 ページを参照)
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-7
操作の基本
TMCC Transmission and Multiplexing Configuration Control (TMCC
よび IIP 情報がある場合は、それを表示します (ISDB ストリームでのみ使用可能)。 (3-56 ページを参照)
SI Graphs * SI テーブルおよびサブテーブルの繰り返しレートについての情
報をグラフィカルに表示します。 (3-57 ページを参照)
SI Tables * ストリームについての SI 情報を表示します。
3-60 ページを参照)
Template * ストリームに適用されているテンプレートの構造および状態を
表示します。 (3-66 ページを参照)
Recording * [トリガされたレコーディング]セットアップ画面を表示し
ます。 (3-69 ページを参照)
Log ストリーム・ログを表示します。
3-70 ページを参照)
Config ストリームの全体的な設定パラメータを表示します。管理者
は、特定のパラメータを変更することができます。スケジュー リング、トリガされたレコーディング、およびインタフェー ス・セットアップをここで設定します。 (3-74 ページを参照)
Service Log サービス・ログを表示します。サービス・ログでは、指定した
PID のパケット数をユーザが指定する間隔(0 から 100 の範囲)
で収集できます。 (3-79 ページを参照)
Polling * ポーリングのステータスを表示し、制御できるようにします。
3-93 ページを参照)
Thumbnails 監視中のビデオ・チャンネルのサムネイル・ビューを表示しま
す。 (3-84 ページを参照)
Input Card* インストールされたインタフェース・カードについて、関連の
あるグラフとセットアップを表示します(インタフェース・ カードがある場合にのみ表示されます)。 (3-113 ページを参照)
* ライセンス・オプション(「表 1-1MTM400 型のオプション」および「表 1­6MTM400 型のオプション一覧」を参照)。
2-8 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
デバイス・ビューとストリーム・ビューの操作
デバイス・ビューとストリーム・ビューの操作は似ています。どちらのビューも、 ボタン・バーと情報ウィンドウによって構成されています。これら 2 つのビュー 要素を組み合わせて表示するか(1 つのウィンドウで、左側にボタン・バーを表 示)、別々に表示する(ボタン・バーと情報ウィンドウを別々に表示)ことがで きます。1 つのウィンドウとして表示した場合には、複数の情報ウィンドウを開 くことができます。どちらの方法で表示するかは、ボタン・バーの下にある 2 つ のボタンのどちらかをクリックすることによって選択できます。
組み合わせ表示。図 2-6 は、ボタン・バーと情報ウィンドウを組み合わせたデバ イス・ビューを示しています。ストリーム・ビューもこれに似ています。ボタン を選択するごとに、右側のビューが変わります。
2-6:組み合わせ表示
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-9
操作の基本
マルチ・ビュー 2-7 はマルチ・デバイス・ビューの例を示します。ストリー ム・ビューはこれとよく似た形になります。ファンクション・ボタンを選択する たびに、新しいウィンドウが開きます。
2-7:マルチ・ビュー
マルチ・ビューから組み合わせ表示に切り替えるとき、組み合わせ表示ウィンド ウが表示される前に、すべての機能ウィンドウを閉じてよいかどうかの確認を求 められます。
個別のデバイスおよびストリーム機能ウィンドウについては、このマニュアルの 「リファレンス」のセクションで説明しています。
2-10 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
色分け
RUI のホットスポット・ビューのデバイスとストリームのボタンは、表 2-1:ボタ ンの色 - ホットスポット・ビューで示すように色分けされています。
表 2-1:ボタンの色 - ホットスポット・ビュー
アイコン ボタンの色 意味
正常に動作 - エラーは検出されていません。
エラーが検出され、残っています。
黄色 エラーが検出されましたが、すでに修復されてい
ます。
灰色 対応するテストは無効になっています(または実行できま
せん)。 すべてのボタンが灰色である場合は、デバイスとの接続
が失われたことを表します。
デバイス・ビューおよびストリーム・ビューでは、表 2-2 に示すように、各ボタ ンとアイコンがエラー状態により色分けされます。
表 2-2:ボタンの色 - デバイス・ビューおよびストリーム・ビュー
アイコン 意味
正常に動作 - エラーは検出されていません。 赤 エラーが検出され、残っています。 黄色 エラーが検出されましたが、すでに修復されています。 灰色 対応するテストは無効になっています(または実行できま
せん)。 すべてのボタンが灰色である場合は、デバイスとの接続
が失われたことを表します。 白 テストを実行できません。 無色、中に? テストが不明または未完了です(たとえば、測定処理時
間中である)。 黒 保守モードです。
複数の要素を表すボタンの場合(たとえば、[ステータス]ボタンの場合)、 ボタンの色はそれらの要素の最も重大なエラー状態を表します。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-11
操作の基本
WebMSM の使用
MLM1000 の使用
システムが MTM400 ユニットで構成されている場合、WebMSM Monitoring System Manager を使用して監視機能を拡張することができます。
WebMSM ソフトウェアは、RUI のインストール版です。WebMSM ソフトウェア
では、WebMSM Configuration Editor を使用してシステムの階層的ネットワーク・ ビューを作成し、複数のデバイスを監視および制御できます。WebMSM のユー ザ・インタフェースは、RUI に似ています。
WebMSM のインストールと設定の詳細については、『WebMSM User Manual 071-1239-xx を参照してください。
システムが MTM400 型ユニット以外のデバイスを含む複数の Tektronix 監視デバ イスで構成されている場合、MLM1000 Multi-Layer Monitoring ソフトウェアを使用 して監視機能を拡張することができます。
MLM1000 ソフトウェアは、MTM400 型ユニット、波形モニタ、RF モニタ、およ びその他の機器の階層的ネットワークを管理します。MLM1000 ソフトウェアは、 WebMSM ソフトウェアと同様に、PC にインストールされます。MTM400 型のイ ンタフェースは RUI と同じです。
MLM1000 ソフトウェアのインストールと設定の詳細については、『MLM1000 Multi-Layer Monitoring Software User Manual』(当社部品番号 071-1433-xx)を参照
してください。
ユーザ・インタフェースのバージョン
ユーザ・インタフェースのソフトウェア・バージョン(RUI または WebMSM)は デバイス情報画面上に示されています(3-1 ページ)。RUI のバージョンは、接続 されている MTM400 型モニタにインストールされているファームウェア・バー ジョンと一致していることを確認してください。
2-12 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
操作の基本
時間帯
RTM デバイスのユーザ・インタフェースにネットワークのどこからでもアクセス できるということは、時間帯の違いを処理しなければならないということです。 ユーザ・インタフェースの各種の機能(ログ・ファイルを含む)では、時間情報 が表示されます。イベントのレコーディングに使用されるタイム・ソースを知る 必要があります。また、設定ファイルのロードを計画する時には、時間帯を考慮 しなければなりません(3-99 ページのスケジューリングを参照)。
2-8 は、MTM400 型がデンバーに設置されており、ポートランドから監視され るという想定での標準的なセットアップを示しています。ポートランドの現地時 間は、デンバーよりも 1 時間後です。この例では、世界協定時刻UTC) は午後 10 時です。したがって、ポートランドとデンバーの現地時間はそれぞれ午後 2 および午後 3 時です。
ポートランド
ローカル時間 UTC(世界協定時刻
=午後2時
)=午後10
UTC/ローカル・オフセット
図 2-8:時間帯 - 例
=-480
一部)
米国(
デンバー
ローカル時間 UTC(世界協定時刻
=午後3時
)=午後10
UTC(世界協定時刻)/ローカル
(世界協定時刻
時間オフセット=-420
UTC
)=午後10
MTM400 型ユーザ・インタフェースでは、システム要素が使用する時刻を調整す るために、基準時間帯として、UTC、クライアント PC の現地時間、または RTM デバイスの現地時間を選択することができます。すべての時刻は、UTC を基に計 算されます(3-9 ページの「デバイス設定」の時刻の設定を参照)。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 2-13
操作の基本
2-14 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
リファレンス
デバイス・ビュー
「リファレンス」のセクションでは、RUI で表示される使用可能な各ビューにつ いて詳しく説明します。説明は、最初に表示される 2 つのビュー、すなわちデバ イス・ビューとストリーム・ビューの順番に行います。
デバイス・ビューでは、MTM400 型ユニットそのものを監視し、ユニットに固有 のパラメータを設定することができます。このビューは、メニュー・バーと情報 ビューで構成されており、メニュー・バーには複数のボタンが表示されています。 ビューに表示する情報は、メニュー・バーのボタンを押すことによって選択でき ます。ボタンの色については、前のセクションで説明されています(ページ 2-11 「色分け」を参照してください)。
3-1:デバイス・ビュー
タイトル・バーにデバイス名と現在のビューのタイプが表示されます。
次のような画面があります。
Status MTM400 型型のハードウェア項目の状態を示します。また、管
理者は、この画面で各項目と関連するアラーム、リレー、およ びパラメータを設定することができます。(3-2 ページを参照)
Log MTM400 型デバイス・ログを表示します。(3-4 ページを参
照)
Config MTM400 型の全体的な設定パラメータを表示します。管理者
は、特定のパラメータを変更することができます。 (3-6 ページを参照)
Info MTM400 型のソフトウェアおよびハードウェア・ビルドの状態
の詳細を示します。(3-14 ページを参照)
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-1
デバイス・ビュー
[デバイス・ステータス]
[デバイス・ステータス]オプションは、ストリーム・イベントでなく MTM400 型デバイス・イベントのステータスを示す画面を表示します。
図 3-2:デバイス・ビュー -[ステータス]
表示されるイベントは RTM デバイス・タイプによって異なります。MTM400 型 について現在表示されているイベントは次の通りです。
Any Device Error デバイス・エラー状態の概要を示します。これは、このパネ
ルで示されるイベントを含みます。
Temperature アクティブのときは、前面パネルとプロセッサ・ボードで監
視されている最高温度が安全な操作のための制限を超えてい ることを表します。
Front Panel アクティブのときは、前面パネルの温度が安全な操作のため
の制限を超えているか、または 1 つ以上の LED が故障してい るか、もしくは音声アラームが故障していることを表します。
Battery アクティブのときは、TS プロセッサ・ボード上の設定バック
アップ用バッテリが故障していることを表します。この場合、 ユニットの電源が切断されると、すべての設定値が失われま す。
Time Source アクティブのときは、[デバイス設定]の Set Time… セク
ションで選択されているタイム・ソースが故障していること を表します(3-9 ページを参照)。
3-2 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
一般的な表示要素について、以下で説明します。
State イベントの状態を示すボタンです。
2-11 ページの「色分け」を参照)
このボタンを右クリックすると、ポップアップ・メニューが開
きます。このメニューを使用して、エラーをリセットしたり、 イベント監視の有効/無効を切り替えたりできます。このボタ ンをダブルクリックすると、イベント監視の有効/無効が切り 換わります。
Error エラー・イベントの名前(例、Fan)。
Alm エラーが発生したときにアラーム音 (Alm) を鳴らすかどうか
を示すアイコン。アイコンをダブルクリックすると、この状態 の有効/無効が切り換わります。
- 無効; - 有効
(詳細については、『MTM400 MPEG Test Technical
Reference』を参照)。
TTLn エラーが発生したときに、TTL TTLn) がアクティブになる
かどうかを示すアイコン。アイコンをダブルクリックすると、 この状態の有効/無効が切り換わります。
- 無効; - 有効
(詳細については、『MTM400 MPEG Test Technical
Reference』を参照)。
SNMP (T-T+)特定のイベントが開始および終了するときに、
SNMP トラップ・メッセージを送信するかどうかを示します。
- オフ(灰色); - オン(黄色)
RLYn エラーが発生した時にリレー (RLYn) がアクティブになるか
かどうかを示すアイコン。アイコンをダブルクリックすると、 この状態の有効/無効が 切り換わります。
- 無効; - 有効
(詳細については、『MTM400 MPEG Test Technical
Reference』を参照)。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-3
デバイス・ビュー
デバイス・ログの表示
デバイス・ログは、選択した MTM400 型と関連するデバイス固有のイベントをレ コーディングします。レコーディングされたイベントは、スクロール・リストに 表示されます。[日付]、[時刻]、[イベント ID]、および各イベントの説明 が表示されます。
図 3-3:デバイス・ビュー -[ログ]
ログ・エントリのハイライト
ログ・エントリのハイライト・カラー表示を開始するポップアップ・メニューを 開くには、リストの中のいずれかのエントリを右クリックします。
3-4 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
[ログ・エントリの強調表示]ダイアログ・ボックスでは、選択した色で特定の 種類のエントリを強調表示するように指定できます。指定する Color の横のド ロップ・ダウン・リストで、ハイライトにする Event の種類を選択します。イベ ント・リストに 16 進数の値が示されます。OK をクリックすると、ダイアログ・ ボックスが閉じ、ハイライトが有効になります。
デバイス・ログの保存
Download Log ボタンを使用して、デバイス・ログを保存できます。Log Download ダイアログで、ファイル名とパスを選択(または入力)し、Start ボタ
ンをクリックします。操作が完了するか、またはこのプロセスを中断する場合は、 Close ボタンをクリックします。
ダウンロードされたログ・ファイルは、CSV(コンマ区切り)フォーマットで保 存されます。
デバイス・ログのクリア
Clear Log を選択すると、現在のログ・エントリがクリアされます。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-5
デバイス・ビュー
[デバイス設定]
時間帯
監視デバイスが置かれる場所の間の時間帯の違いは、イベントのタイミングに関 係する混乱の原因になります。ウィンドウ上段の Time Zone ドロップダウン・リ ストで時間帯を選択することによって、表示されるログ・イベント発生時刻を調 整することができます。次のオプションがあります。
Local MTM400 型リモート・ユーザ・インタフェースが現在実行して
いるマシンのローカル時刻。
UTC 世界協定時刻。
RTM Device 監視対象の RTM デバイスのローカル時刻。
[デバイス設定]画面では、監視対象の MTM400 型ユニットに固有の項目を設定 することができます。
図 3-4:デバイス・ビュー -[設定]
Device Type 監視デバイスのタイプを示します。この情報は、監視対象のユ
ニットから読み取ります。
Device Name 監視デバイスに名前を付けると、この名前がすべての画面のタ
イトル・バーに表示されます。デバイスの IP アドレスが表示さ れている場合は、デバイス名を入力する必要はありません。
名前を入力し、 Set をクリックして、その名前を有効にします。
Network Settings…
デバイスのネットワーク設定を変更できます。 (3-7 ページの「[ネットワーク設定]」を参照)
3-6 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
Set Time… RTM デバイスの時刻を設定できます。
3-9 ページの「時刻の設定」を参照)
Upload Device Firmware…
新しいファームウェアをアップロードし、既存のデバイス・ ファームウェアを上書きします。 (3-11 ページの「ファームウェア・アップロード」を参照)
Upload I/F Card Firmware…
新しいファームウェアをアップロードし、既存のインタ フェース・カード・ファームウェアを上書きします。 (3-11 ページの「ファームウェア・アップロード」を参照)
Set Device Passwords
RUI パスワードを設定します。 3-13 ページの「パスワード」を参照)
Reset Device 再起動することによって MTM400 型をリセットします。設定は
不揮発性 RAM から再ロードされます。保存されていない設定 はすべて失われます。 (3-13 ページの「デバイスのリセット」を参照)
Upload License… ライセンス・キーの詳細を入力します。
3-14 ページの「ライセンスのアップロード」を参照)
[ネットワーク設定]
MTM400 型ネットワーク ID はインストール時に初期設定されますが、その後に Network Settings ダイアログ・ボックスで変更することができます。
SNMP コミュニティ・ストリングも、Network Settings ダイアログ・ボックスで設
定することができます。
いずれの場合も、値の変更が完了したら、右側の Set ボタンをクリックし、新し い設定を MTM400 型に保存します。
Network Settings ダイアログ・ボックスを開くには、[デバイス設定]ダイアロ グ・ボックスで Network Settings を選択します。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-7
デバイス・ビュー
ネットワーク設定を変更および設定し、Close をクリックすると、次のようなダイ アログ・ボックスが表示されます。
新しいネットワーク設定を有効にするには、OK をクリックしてデバイスを再起 動します。再起動しない場合は Cancel をクリックします。新しい設定は、ユニッ トが再起動するまで有効になりません。
必要な場合は、ネットワーク管理者に問い合わせて、IP アドレス、ゲートウェイ およびサブネット・マスク値を取得してください。
注:[ネットワーク設定]を変更して MTM400 型を再起動した場合、ブラウザは 以前のネットワーク ID を使用して通信を試みるため、RUI を実行している PC は、 MTM400 型と通信できなくなります。この場合、Internet Explorer を閉じて、RUI を終了する必要があります。その後、Internet Explorer を再度開き、新しいネット ワーク ID MTM400 型にアクセスすることができます。
WebMSM システム設定についても、同様です。この場合は、WebMSM Configuration Editor を使用して変更してください(『WebMSM ユーザ・マニュア 』を参照)。
3-8 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
時刻の設定
RTM デバイスおよびリモート・ユーザ・インタフェースで使用する時刻を調整す ることができます(タイミング・モデルの一般的な説明については、2-13 ページ の「時間帯」を参照)。
Time Source:ドロップダウン・メニューから、MTM400 型で使用できる 3 通りのタ イム・ソースを選択できます。
Real Time Clock MTM400 型内部クロック。
LTC (緯度時クロック)多くの場合、1 つの中心的なソースから提
供されるアナログ形式タイム・クロック。
SNTP Simple Network Time Protocol) インターネット上で提供さ
れる UTC 同期タイム・クロック。タイム・サーバーに対応す る IP アドレスは、システム管理者から入手してください。
Local 時刻はリモート・ユーザ・インタフェースで使用される時刻です。こ
れはローカル PC 時刻です。これは UTC(世界協定時刻)を基準とし、ロー カルの時差に対応してオフセットされます。たとえば、英国サマータイムは
+60 分です。調整された時刻が表示されます。ローカル時刻は、現在の Windows クロックおよび時間帯パラメータと対応します。
RTM Device 時刻は RTM デバイスで使用される時刻であり、全く異なる時間
帯に対応している場合があります。これは UTC(世界協定時刻)を基準とし、 ローカルの時差に対応してオフセットされます。たとえば、英国サマータイ ムは +60 分です。調整された時刻が表示されます。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-9
デバイス・ビュー
Time Source ドロップダウン・リストで Real Time Clock が選択されている場合、 Sync with Local を使用して、RTM デバイスをローカル PC 時刻と同期させること
ができます。必要なオフセット値(時間帯の違いを調整するため)を UTC to Time Zone Offset フィールドに分単位で入力し(範囲:±12 時間)、 Set よって有効にします。
注:時刻の取得の際に発生するネットワーク遅延のために、表示される RTM デバ イス時刻とデバイス上の実際の時刻の間に若干の遅延が生じることがあります。 この現象は、Sync with Local を選択して、Local 時刻と RTM Device 時刻に若干 の同期外れが観察された場合によく見られます。
Time Source ドロップダウン・リストで Longitudinal Time Code または Simple Network Time Protocol を選択すると、RTM デバイスは、選択したタイム・ソース
からシステム時刻を取得します。必要なオフセット値(時間帯の違いを調整する ため)を UTC to Time Zone Offset フィールドに入力し(分単位)、Set によって 有効にします。
リモート・タイム・サーバーを使用するには、Time Source ドロップダウン・リス トで Simple Network Time Protocol を選択し、適当な SNTP サーバーの IP アドレ スを SNTP フィールドに入力します。
リモート・サーバーが通信できるようにするには、ネットワーク・ゲートウェイ およびサブセット・マスクをセットアップする必要があります(3-7 ページの 「[ネットワーク設定]」を参照)。
3-10 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
ファームウェア・アップロード
新しいデバイスまたはインタフェース・カード・ファームウェアが入手可能であ る場合、この機能によって対象のデバイスにアップロードすることができます。 ファームウェアのファイル名の形式は *.hex となっています。
デバイス・ファームウェア・アップロード。
注意:ファームウェアをアップロードする直前に、デバイス・ログをクリアしな
ければなりません。
1. デバイス・ログをクリアします。
2. Upload Device Firmware を選択します。
3. パスとファイル名を入力するか、または Browse を使用して、ファームウェ
ア・ファイルを指定します。
4. Start をクリックして、ファームウェアをアップロードします。
注意: 機器に CIP インタフェース・カード(COFDMQAMB28PSK8VSB)が 含まれる場合は、アップロード処理が完了するまで最大 15 分かかることがありま す。 この処理中に電源が切断されると、操作に失敗します。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-11
デバイス・ビュー
5. プロセスが完了したとき、またはプロセスを中断するときは、Close をク
リックします。
インタフェース・カード・ファームウェア・アップロード
注:この機能は、インタフェース・カード・ファームウェアの一時的な更新のた
めにだけ使用できます。この更新は、最大 3 つのファイルによって行なわれます。 カード・タイプおよび使用する ROM 番号を指定する文書は、ファームウェア・ ファイルと合わせて提供されます。
ファームウェアは、カードの不揮発性 RAM にアップロードされます。この ファームウェアが損傷し、デバイスを再プログラミングしなければならない場合、 MTM400 型に保存されている元のファームウェアが使用されます。この場合、 更新されたファームウェアをもう一度適用しなければなりません。
1. インタフェース・カード・ファームウェアをアップロードするためには、
Upload I/F Card Firmware を選択します。
2. ドロップダウン・リストで、ファームウェアをアップロードする Card Type
を選択します。
3. ROM 番号(0、1 または 2)を入力します。
3-12 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
4. パスとファイル名を入力するか、 Browse を使用して、ファームウェアの
Filename ファイル名 を指定します。
5. Start をクリックして、ファームウェアをアップロードします。
6. プロセスが完了したとき、またはプロセスを中断するときは、 Close をク
リックします。
パスワード
現在のパスワードを変更するには、デバイス設定のパスワード機能を使用します。 これは、RUI 経由で使用するデバイスにアクセスする時に必要なパスワードです。 作成されたパスワード・ファイルは、RTM デバイスに保存されます。
管理者アクセス権限を持つユーザだけが RUI パスワードを変更できます。
1. 管理者のパスワードを Password フィールドに入力します。Verify Password
フィールドにそのパスワードをもう一度入力して、それを確認します。
2. [ユーザ]についても、この操作を繰り返します。
3. OK をクリックして、パスワードを確定します。
デバイスのリセット
Reset Device を選択すると、RTM デバイスがリセットされます。この操作は、電 源を遮断し再投入することと同じです。設定は不揮発性 RAM から再ロードされ ます。リセットの直前に行なった設定変更は保存されない可能性があるため、設 定を変更した場合は、数秒経過してからリセットしてください。デバイス設定は、 再起動時に不揮発性 RAM から再ロードされます。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-13
デバイス・ビュー
ライセンスのアップロード
RTM デバイスの機能を有効にするために、それぞれのライセンス・キーを適用 します。たとえばフィールド・アップグレードの一環として新しい機能や更新機 能を追加する場合、アップグレード・キットと合わせて新しいライセンス・キー が提供されます。License Upload ダイアログで、新しいライセンス・キーを適用 します。
新しいライセンス・キーを入力します。これは、アップグレード・ドキュメント に添付されています。Upload をクリックします。その結果が表示されます。
ライセンス・キーは、RTM デバイスに保存されます。ライセンスは、1 台の RTM デバイスにのみ有効です。
3-14 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
デバイス・ビュー
デバイス情報
情報ビューは、MTM400 型のソフトウェアおよびハードウェア構成を詳細に示し ます。(次の例で示されている値は、ユーザの画面に示される値とは異なりま す)。この情報は、当社にテクニカル・サポートを依頼する場合に必要になるこ とがあります。
図 3-5:デバイス・ビュー -[情報]
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-15
デバイス・ビュー
SNMP
Simple Network Management Protocol SNMP エージェントは、SNMP を使って クエリに応答し、MTM400 型のステータスと統計を提供するソフトウェア・プロ セスです。これにより、SNMP を使用してネットワーク上で MTM400 型ユニット にリモート・アクセスできる管理アプリケーションを開発することができます
MTM400 型から入手された各イベントは、Management Information Base (MIB) によって記述されるデータベースに保存されます。MIB から取得できるさまざま な値を「MIB 変数」と言います。MTM400 型について、これらの値が MIB で定義 されています。各 MIB 変数の名前は、「オブジェクト識別子」 (OID) によって 与えられます。
MTM400 型の MIB については、『MTM400 型 MPEG Transport Stream Monitor Programmer Manual』、Tektronix 部品番号 071-1375-xx で説明しています(PDF
バージョンのこのマニュアルは、Tektronix のホームページ (www.tektronix.com/manuals)からダウンロードできます)。
MTM400 型の MIB 定義ファイルについては、
http://address/mib/adsys.mib および http://address/mib/admpeg.mib からダウンロードできます。
コミュニティ
SNMP コミュニティ・ストリングはパスワードのようなものです。これは各 SNMP リクエストと共に送信され、MTM400 型へのアクセスを許可または拒否し
ます。ほとんどのエージェントは、デフォルトのパスワードとして「public」を受 け付けます。別のコミュニティ・ストリングを使用して、セキュリティを強化す ることができます。MTM400 型では、標準コミュニティ・ストリングの「public」 を使用します。しかし、異なるストリングを使用し、それらを変更することがで きない旧システムに対応するために、せカンダリ・コミュニティ・ストリングを 使用することもできます。セカンダリストリングが変更されても、「public」コ ミュニ ティ・ストリングは使用可能です。Network Settings ダイアログ・ボックス で、読み取りおよび書き込みのためのコミュニティ・ストリングを設定すること ができます(3-7 ページを参照)。
SNMP トラップ
SNMP トラップは、MTM400 型から SNMP エージェントに、イベントが発生した ことを知らせるために送信される非請求 SNMP ではポーリング期間中にしか検出されないイベントがすぐに通知されます。
メッセージです。トラップにより、
通常の
SNMP トラップは、デフォルトのコミュニティ・ストリング「public」を使用しま す。Network Settings ネットワーク設定ダイアログ・ボックスで,別のコミュニ ティ・ストリングを指定することができます(3-7 ページを参照)。
3-16 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
ストリーム・ビューは、監視対象のストリームに関する情報を提供します。
3-6:ストリーム・ビュー
タイトル・バーには、ストリーム名(ユーザによって設定される)と現在の ビュー・タイプが表示されます。
情報は一連の画面に表示されます。それぞれの画面の概要を以下に示します。
Su
mmary ストリームと監視ステータスの概要を動的に、視覚的に示しま
す。この情報は一定間隔で更新されます。 (3-20 ページを参照)
Detail ストリームの詳細情報を[SI テーブル]、PID、または[プロ
グラム]について表示します。 (3-22 ページを参照)
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-17
ストリーム・ビュー
Tests ストリームに対して実行しているテストの状態を示します。読
み取り/書き込み許可を持つユーザ(管理者)は、この画面で、 各テストと関連するアラーム、リレー、およびパラメータを設 定することができます。 (3-23 ページを参照)
Information 通常は[ストリーム]ログ内にレコーディングされないイベン
トを表示します(たとえば、PAT/PMT のバージョンが変更され た場合)。 (3-28 ページを参照)
Custom テスト・ビューと同様にテストの状態を示しますが、Critical
MajorMinor および Warning の各カテゴリに分類されています。
テストの各カテゴリへの分類はあらかじめ設定されていますが、 実行時にこの設定を変更することができます。ただし、設定は RUI を閉じたときに保存されません(WebMSM を使用すると、 設定が常時保存されます)。 (3-26 ページを参照)
Programs ストリーム上で転送中のプログラムとビット・レート、および
検出された最小ならびに最大ビット・レートが示されます。 ビット・レート・リミット・オプションがライセンスされてい る場合、管理者は各プログラムのビット・レート・リミットを 設定することができます。 (3-30 ページを参照)
PIDs ストリーム上で転送中の PID とビット・レート、および検出さ
れた最小ならびに最大ビット・レートが示されます。ビット・ レート・リミット・オプションがライセンスされている場合、 管理者は各 PID のビット・レート・リミットを設定することが できます。(3-34 ページを参照)
PID Groups * 作成した PID グループを表示します。この表示情報には、エ
ラー状態とビット・レートが含まれます。 (3-41 ページを参照)
PCR Jitter * [誤差]、[到達時刻]、[総ジッタ]、[周波数オフセッ
ト]、および[ドリフト・レート]の PCR グラフを表示します。 (3-48 ページを参照)
SFN 単一周波数ネットワーク SFN
) 情報を使用できる場合は、 それを表示します。 (3-55 ページを参照)
3-18 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
TMCC Transmission and Multiplexing Configuration Control (TMCC
よび IIP 情報がある場合は、それを表示します (ISDB ストリームでのみ使用可能)。 (3-56 ページを参照)
SI Graphs * SI テーブルおよびサブテーブルの繰り返しレートについての情
報をグラフィカルに表示します。 (3-57 ページを参照)
SI Tables * ストリームについての SI 情報を表示します。
3-60 ページを参照)
Template * ストリームに適用されているテンプレートの構造および状態を
表示します。 (3-66 ページを参照)
Recording * [トリガされたレコーディング]セットアップ画面を表示し
ます。 (3-69 ページを参照)
Log ストリーム・ログを表示します。
3-70 ページを参照)
Config ストリームの全体的な設定パラメータを表示します。管理者
は、特定のパラメータを変更することができます。スケジュー リング、トリガされたレコーディング、およびインタフェー ス・セットアップをここで設定します。 (3-74 ページを参照)
Service Log サービス・ログを表示します。サービス・ログでは、指定した
PID のパケット数をユーザが指定する間隔(0 から 100 の範囲)
で収集できます。 (3-79 ページを参照)
Polling * ポーリングのステータスを表示し、制御できるようにします。
Thumbnails
3-93 ページを参照)
監視中のビデオ・チャンネルのサムネイル・ビューを表示します。 (3-84 ページを参照)
I
nput Card* インストールされたインタフェース・カードについて、関連の
あるグラフとセットアップを表示します(インタフェース・ カードがある場合にのみ表示されます)。 (3-113 ページを参照)
* ライセンス・オプション(「表 1-1MTM400 型のオプション」および「表 1- 6MTM400 型のオプション一覧」を参照)。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-19
ストリーム・ビュー
監視概要画面([サマリ]画面)
この画面は、ストリーム・ステータスと監視ステータスの概要を動的、視覚的に 示します。この情報は一定間隔で更新されます。
3-7:ストリーム・ビュー -[概要]
画面の上段には、サービス情報が円グラフおよびリストの形式で示されます。円 グラフとリストの対応がわかるように、各サービスに名前とカラー・コードが割 り当てられています。円グラフでの[ヌル PID]の割合 (%) は、ストリーム・ ビットレートとの関係での値です。サービスは、ストリーム中のすべてのアク ティブ・サービスの総実効ビットレート全体に比例的に分割されます(PID の再 使用のために、総実効ビットレートは転送されたストリームのビットレートより も大きくなることがあります)。これにより、[ヌル PID]ビットレートは実際 に使用可能な帯域幅を示します。個別のサービスのビット・レートは、サービ ス・リストで示されます。サービス・リストのアイコンは、プログラムの内容 (ビデオ、オーディオまたはデータ)を示します。
3-20 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
画面の下段は、ストリームに対して実行するテストの概要を示します。テストは 次のように分類されます。
First Priority:第 1 優先度のテストを DVBISDB、または ATSC の順序でリスト します。
Other:第 1 優先度以外のすべてのテスト・グループの一覧です。これらのグルー プは、[テスト]画面から取得されます(3-23 ページを参照)。
Custom:そのカテゴリに関連するイベントで検出された最も重大なエラー状態を 表します(これらは[カスタム]画面上で編集可能です。3-26 ページを参照)。
テスト名の左側のボタンは、個別のテストの現在のエラー・ステータス、または テスト・グループの場合は、そのグループ中のテストで報告された最も重大なエ ラー状態を示しています(2-11 ページの「色分け」を参照)。
Reset All で、すべてのテストをリセットできます。
[ストリーム状態]サマリ・テーブルは、エラーの重大度とイベントの分類に よってストリームの全体的な状態を示します。
ストリーム統計のサマリが、画面の下段に示されます。次のフィールドがありま す。
TS Bit Rate ストリーム全体のビット・レート。
TS ID トランスポート・ストリーム IDProgram Association
Table PAT) から取得されます。
Packet Size トランスポート・ストリームのパケット・サイズ
188/204)。
Network ネットワーク名。ストリーム中の Network Information
Table NIT) から取得されます。
Interface 選択されているインタフェースを示します。
([設定]画面(3-74 ページ)を参照)
PID: トランスポート・ストリーム内のパケット識別子 (PID)
の数。
CC Errors 連続カウント・エラー(前回のリセット以降)。
BER [ビット・エラー・レート](L バンド (QPSK) または
QAM インタフェースにのみ表示されます)。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-21
ストリーム・ビュー
[詳細]画面
この画面では、ストリーム PID の動的な詳細ビューを示します。この情報は一定 間隔で更新されます。
3-8:ストリーム・ビュー -[詳細]
[詳細]画面ボタンでは、3 つのオプションを選択できます。All PIDs は、スト リームにおけるすべての PID の詳細を示します。SI Tables は、サービス情報、 テーブル情報を含む PID の詳細のみを示します。Programs… では、1 つのプログ ラムを選択して、関連する PID の詳細を表示できます。
3-22 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
[テスト]画面
[テスト]画面は、DVBISDB、あるいは ATSC の優先度順にグループ化された 現在のストリームにおけるテスト結果を示します。追加的な固有のテストは、 ビット・レート・テスト、PID テストなどの機能ごとにグループ化されます。
3-9:ストリーム・ビュー -[テスト]
テストとそれに関連するパラメータの完全なリストは、『MTM400 MPEG Transport Stream Monitor Programmer Manual』にあります。
[テスト]画面と[カスタム]画面では、同じ情報が異なる優先順位で示され ます。
ストリーム・ステータスの概要のほかに、テストでエラーが発生した時に 4 種類 までのアラームをアクティブ化できます。アラームには次のような種類がありま す。
内部アラーム音。
ユニットの後部にある TTL 出力。ストリームに割り当てられてい ます。
SNMP (Simple Network Management Protocol)トラップ・イベント。
ユニットの後部にある 1 つまたは複数のリレー出力。ストリームに 割り当てられています。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-23
ストリーム・ビュー
アラーム出力仕様は、『MTM400 MPEG Transport Stream Monitor Technical Reference』に記載されています。
対応するアイコンをダブルクリックすることで、各テストを有効/無効にできます
管理者だけが、パラメータ、テストの有効/無効、およびアラームを設定できます。
テスト名 (Error) の左側にあるボタン (State) はテストのステータスを示しま す(2-11 ページの「色分け」を参照)。
画面は次の情報によって構成されています。
Title Bar 画面のタイトル・バーには、テスト中のストリームの名前が表
示されます(3-72 ページの「[ストリーム設定]画面で指定さ れた名前」を参照)。
State イベントの状態を示すアイコン。
このアイコンを右クリックすると、ポップアップ・メニューが
表示されます。ここで、エラーのリセット、このイベントの監 視の無効/有効、テストのパラメータの変更などを行なうこと ができます。
このアイコンをダブルクリックすることによって、イベントの
モニタリングを有効/無効できます。
Error イベントの名前(例、1.1 Sync)。この名前は、規格(DVB
ASTCISDB または独自の規格)によって割り当てられます。
AlarmAlm) オフ -
、オン - 。 エラーが発生した時にアラーム音を鳴らすかどうかを示します。 アイコンをダブルクリックすると、この状態の有効/無効が切 り換わります。
TTLTTL1, TTL2 および TTL3 オフ -
、オン - 。 エラーが発生したとき TTL 出力がアクティブになるかどうかを 示します。アイコンをダブルクリックすると、この状態の有効 /無効が切り替わります。
SNMP(T-および T+ オフ -
(灰色)、オン - (黄色) 特定のイベントが開始および終了する時に SNMP トラップ・ メッセージを送信するかどうかを示します。
3-24 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
RelayRLY1 から RLY5オフ -
エラーが発生したときに、リレーがアクティブになるかどうか を示します。アイコンをダブルクリックすると、この状態の有 効/無効が切り替わります。5 つのリレー(Rly1Rly2Rly3Rly4 および Rly5)があります。リレー接続については、関連す る RTM デバイスのユーザ・ガイドを参照してください。
Rec オフ -
このアイコンは、トリガ・レコーディング(オプション 01)が
トリガ・レコーディングのセットアップは、[設定]画面で行
、[設定]-
このアイコンがアクティブである場合は、テストがストリーム のレコーディングのトリガとして選択されていることを表しま す。テストをトリガとして選択するには、そのアイコンの Rec 列をダブルクリックします。アクティブなアイコンは赤で表さ れ、アクティブでないアイコンは透明の丸で表されます。
ライセンスされている場合にのみ表示されます。
います(3-74 ページを参照)。
、オン -
テスト・パラメータ
多くのテストが、ストリームに適用されるスタンダード (DVB、ATSC、ISDB) によって推奨されるパラメータと関連しています。ローカルな条件に応じて、パ ラメータを調整することができます(ただし、この場合、テスト結果はスタン ダードと一致しなくなる可能性があります)。
パラメータ・ダイアログ・ボックスにアクセスするには、対象のテストのエラー [状態]アイコンをダブルクリックし、Parameters… を選択します。下の画面は、 このダイアログ・ボックスの例です。
テストとパラメータについては、『MTM400 MPEG Transport Stream Monitor
Technical Reference Manual』で詳しく説明しています。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-25
ストリーム・ビュー
[カスタム]画面
3-10:ストリーム・ビュー -[カスタム]
[テスト]画面と[カスタム]画面では、同じ情報が異なる優先順位で示されま す。[カスタム]画面では、現在のストリームに対するテスト結果が、[イベン ト分類]の順にグループ化されます。[イベント分類]のセットアップについて、 以下で説明します。
ビュー内のフィールドについてはすべて、[テスト]画面の章(3-23 ページ)で 説明されている通りです。
管理者としてログオンしたユーザだけが、パラメータ、テストの有効/無効、 およびアラームを設定できます。
3-26 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
[ストリーム・イベントの分類]
カスタム・ビューで Custom Classifications… ボタンを選択すると、[ストリー ム・イベント分類]ダイアログ・ボックスが開きます。
このダイアログ・ボックスで、関連するイベント分類ファイルを一時的に変更す ることができます。MTM400 型を閉じて、現在のセッションを終了すると、すべ ての変更は失われます。(WebMSM を通じてアクセスしている場合は、これらの 変更は保存されます。)
このダイアログ・ボックスで、各エラー・イベントを 4 つのカテゴリ([クリ ティカル]、[メジャー]、[マイナー]または[警告])のいずれかに分類で きます。ダイアログ・ボックスに表示されるイベントのリストは、RTM デバイス によって通知されるストリーム・スタンダード(DVBISDB および ATSC)を反 映します。一部の独自テストもこのリストに含めることができます。この分類は、 ストリーム・サマリ画面でストリームの全体的ステータスを示すときに使用され ます。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-27
ストリーム・ビュー
[情報]画面
Close ボタンをクリックすると、一時的設定が保持され、ダイアログ・ボックスが 閉じます。
[情報]画面は、ストリーム・イベントおよびメッセージを表示します。
ストリーム・イベントおよびメッセージはログにレコーディングされますが、テ ストの不履行についてはレコーディングされません。たとえば、SI/PSI 内に含ま れるテーブルのバージョン変更はストリーム・ログにレコーディングされますが、 標準テストには影響しません。ストリーム・イベントがレコーディングされる場 所は、ストリーム・ログの中だけです。この画面では、イベントをすべて 1 箇所 に集めて、ストリーム・ログ内のレコーディングを有効または無効にします。ア ラームは、メッセージが発生したときに鳴らすことができます。
また、ギガビット・イーサネット・インタフェースが取り付けられている場合は、 この画面には、各 IP セッションによって引き起こされたエラーも表示されます。
表示されるメッセージは出荷時に設定されています。また、インタフェース・ カードもメッセージを生成することができます。
3-11:ストリーム・ビュー -[情報]
3-28 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
レイアウトおよび機能は[テスト]画面に似ていまが、Log 列が1つ追加されて います。
Log オフ -
ストリーム・ログ内のメッセージ・レコーディングを有効/無 効。このアイコンをダブル・クリックすると、この状態の有効 /無効が切り換わります。
エラー LED を右クリックすると、パラメータ、テストの有効/無効、およびア ラームを設定できます。
; オフ - ;
[状態]アイコン
[情報]画面に使用されている[状態]アイコンを表 3-1 に示します。
表 3-1:ボタン・カラー -[情報]ビュー
アイコン カラー 意味
アイドル - 現在、イベントは発生していません。 青 イベントが検出され、残っています。 黄 トランゼント・イベントが検出されましたが、すでに修復
されています。
灰色 イベントは無効になっています(または実行できませ
ん)。 すべてのボタンが灰色である場合は、デバイスとの接
続が失われたことを表します。
テストの状態は適用できません。たとえば、プログラム
のクロック基準がストリームのいずれの PID によって運 ばれない PCR テストなど。
無色、中に? テストの状態が不明または未完了です。 たとえば、RF
測定処理期間中であるなど。
保守モードです。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-29
ストリーム・ビュー
[プログラム]画面
[プログラム]画面には、トランスポート・ストリームのプログラム内容の概要 が表示されます。
図 3-12:ストリーム・ビュー -[プログラム]
このビューでは、入力トランスポート・ストリームで検出されたすべてのプログ ラムが示されます。表示されるプログラムについて、次の情報が示されます。
プログラム名(分割バー) プログラム ID エラー状態(ビット・レート・テスト(オプション 05)がライセンスされて
いる場合にのみ表示されます)
プログラムのビット・レート(グラフィカル表示と数値表示)
PMT テスト
また、ビューの上部には、トランスポート・ストリーム ID、パケット・サイズ、 および総ストリーム・ビット・レートが表示されます。
3-30 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
ビューは次の要素で構成されています(詳細は次の通り):
Title Bar 画面のタイトル・バーには、テスト中のストリームの名前が表
示されます(この名前は[設定]画面で指定します。3-74 ペー ジを参照)。
Transport Stream:トランスポート・ストリーム ID10 進数および 16 進数形式)。
Packet Size: トランスポート・ストリームのパケット・サイズ。
Stream Bit Rate: ストリームの総ビット・レート。
Hex Display 有効にすると、プログラム ID 16 進数で表示されます。無効
にすると、表示は 10 進数形式になります。
テーブル:
Program ID (ID): プログラム番号。
Program Occupancy Status (State):*
プログラムのプログラム占有率テスト・エラーを示し ます。
Program Bit Rate (Multiplex Occupancy):*
プログラム・ビット・レートのグラフィカル表示。バーの色は、
プログラム・ビット・レートのエラー・ステータスを示します。 変化バーと制限(設定されている場合)がこのバーに重なって 表示されます(以下の Clear Limits 説明を参照)。最小および 最大ビット・レート値がプログラム・バーのいずれかの端に表 示されます。バーの上にカーソルを置くと、そのプログラムの 最大および最小ビット・レートが表示されます。
Program Bit Rate (Bit Rate): プログラムのビット・レート(ビット/秒)。
PMT Test: RMT テスト結果を示します(3-33ページを参照)。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-31
ストリーム・ビュー
ボタン:
Reset Change Bars * すべてのプログラムの[変化バー]をリセットします。
Reset Prog Occ Event *
独自プログラム占有率テストのノーマル状態(エラーな し)をリセットします。
Clear Limits * すべてのプログラムの[ビット・レート・リミット]を
リセットし、無効にします。
*[ビット・レート・テスト](オプション 05)がライセンスされている場合に のみ表示されます。
ビット・レート・リミットを調整できるのは管理者だけです。
[ビット・レート]
[プログラム・ビット・レート](ビット・レート)は、プログラムを構成して いるすべて PID の個別のビット・レートの合計を示します。
注:トランスポート・ストリームによっては、異なるプログラムが 1 つの PID 参照することがあります。たとえば、複数のプログラムが 1 つの PCR PID を参照 する場合があります。このような場合、PID ビットレートは、その PID を参照す るすべてのプログラムに含まれることになります。したがって、すべてのプログ ラムの総ビットレートは、ウィンドウ上部に表示される総ストリーム・ビット・ レートを上回ることがあります。
変化バー
変化バーは、各プログラムのビット・レートの変化を示します。変化バーの端が、 監視開始以降、または変化バーの最後のリセット以降のビット・レートの最大値 と最小値を示します。
[プログラム]画面上部の Reset Change Bars ボタンをクリックすると、すべての プログラム上の変化バーがリセットされます。
変化バー
ビット・レート・リミット
program で、最小( )および最大( )ビット・レート・リミットを設定する ことができます。入力ビット・レートが設定されている値の範囲外になると、画
3-32 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
面上でグラフィカル・ビット・レート・バーの色の変化によってアラーム状態が 知らされます。テスト・ビュー上のプログラム占有率テストおよび状態アイコン もセットされます。このテストで外部アラーム出力をアクティブにすることもで きます。有効にすると、リミットが上の図のように表示されます。
Limits
最小制限
ダイアログ・ボックスで、最大および最小ビット・レート・リミットを設定
最大制限
します。プログラム・バーをクリックすると、ダイアログ・ボックスが開きます。
ビット・レート・リミットを調整できるのは、管理者としてログオンしたユーザ だけです。ユーザとしてログオンした場合は、制限の表示のみが可能です。
最大値と最小値を設定するには、適切なスライド・バーを使用するか、または数 値フィールドに値を入力します。値は、キロバイト/秒単位で表されます。制限 を適用するためには Enabled チェック・ボックスを選択しなければなりません。 設定値を確認する場合は OK ボタンをクリックし、変更を無視する場合は Cancel ボタンをクリックします。
[プログラム]画面の上部の Clear Limits ボタンを選択することにより、スト リームのすべてのプログラムのビット・レート・リミットを無効にし、リセット できます。
[PMT テスト]
PMT 列では、各プログラムの PMT テスト (MPEG Test 1.5) の結果が表示されま す。緑色はパス、赤色はフェイル、黄色は以前に検出されたフェイルを示します。 通常、テストはストリーム内のすべてのプログラムについて有効になっています が、テスト・ボタンをクリックし、Disable を選択することにより、問題が検出さ れたプログラムを除外することができます。テスト・ボタンは灰色になります。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-33
ストリーム・ビュー
PID 画面
PID 画面では、トランスポート・ストリームに含まれている PID の概要がプログ ラムごとにソートされて表示されます。
3-13:ストリーム・ビュー - PID
このビューでは、入力トランスポート・ストリームで検出されたすべての PID が 示されます。PID はプログラムごとに分類されます。特定のプログラムと関連付 けられていない PID は、Other PIDs in the Multiplex セクションに番号順に示され ます。
このビューは、次の要素で構成されています(後に、必要に応じて詳しい説明を 示しています)。
Title Bar 画面のタイトル・バーには、テスト中のストリームの名前が 示
されます(この名前は[設定]画面で指定します。3-72 ページ を参照)。
Transport Streamトランスポート・ストリーム ID10 進数および 16 進数形式)。
Packet Size トランスポート・ストリームのパケット・サイズ。
3-34 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
Stream Bit Rate ストリームの総ビット・レート。
Hex Display 有効にすると、プログラム ID 16 進数で表示されます。無効
にすると、表示は 10 進数形式になります。
Test ドロップダウン・リストで選択したテストが、ストリーム内の
すべての PID に適用されます。各 PID のテストの状態は、テス ト・アイコンによって示されます。テストが PID に適用できな い場合、その PID についてのテストは無効になり、テスト・ア イコンにより示されます。
次のテストは、各 PID に適用できるテストです。
3-40 ページの「テストの選択 」を参照)
テーブル
PID データの PID 番号。
Test 現在選択されている PID テストの状態を示すアイコン。
このアイコンを右クリックすると、ポップアップ・メニューが
開き、エラーのリセット、このイベント監視の無効/有効の設 定、またはテストのパラメータの調整を行なうことができます。
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-35
ストリーム・ビュー
このアイコンをダブルクリックすることによって、イベントの
モニタリングを有効/無効できます。
Scrambled 鍵アイコン
クセス・テーブルに隣接して表示されます。 PID がスクランブルされている場合、錠アイコン
ます。
Type PID に使用されるデータ表示形式(例、ビデオ+PCRMPEG
オーディオ)。
Multiplex Occupancy
PID ビット・レートのグラフィカル表示。バーの色は、PID の エラー・ステータスを示します。変化バーと制限(設定されて いる場合)がこのバーに重なって表示されます(下の Clear Limits の説明を参照)。最小および最大ビット・レート値がプ ログラム・バーのいずれかの端に表示されます。バーの上に カーソルを置くと、そのプログラムの最大および最小ビット・ レートが表示されます。
PID の可変性]を選択すると、グラフィカル表示とタイト
ル・バーのセクションが変化することに注意してください (ページ 3-40 の「テストの選択」を参照)。
は、たとえば EMM/ECM などの条件付きのア
が表示され
Bit Rate PID のビット・レート(ビット/秒)。
ボタン
Reset Change Bars すべてのプログラムの変化バーをリセットします。
Clear Limits * すべてのプログラムの[ビット・レート・リミット]をリ
セットし、無効にします。
User PIDs 表示されるリストに PID を追加できます。
Reset All すべての PID について、選択されているテストをリセット
します。
*[ビット・レート・テスト](オプション 05)がライセンスされている場合に のみ表示されます。
3-36 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
ストリーム・ビュー
Stream Bit Rate は、ストリームを構成する個別の PID ビット・レートの合計を示 します。各 PID について示される PID ビット・レート(Bit Rate) は、個別の PID の ビット・レートです。
ビット・レート・リミットを調整できるのは、管理者としてログオンしたユーザ だけです。
変化バー
PID のビット・レートの変動は、変化バーによって示されます([PID の可変 性]が選択されている場合を除きます)。変化バーの端が、監視開始以降、また は変化バーの最後のリセット以降のビット・レートの最大値と最小値を示します。
変化バー
PID 画面上部の Reset Change Bars ボタンをクリックすると、すべての PID 上の変 化バーがリセットされます。
ビット・レート・リミット
PID で、最小( )および最大( )ビット・レート・リミットを設定すること ができます。入力ビット・レートが設定されている値の範囲外になると、画面上 でグラフィカル・ビット・レート・バーの緑色から赤色または黄色への変化に よってアラーム状態が知らされます。テストビュー上の PID 占有率テストもセッ トされます。このテストで外部アラーム出力をアクティブにすることもできます。 これを有効にすると、制限が下の図のように表示されます。
最小制限
最大制限
MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル 3-37
ストリーム・ビュー
Limits ダイアログ・ボックスで最大および最初ビット・レート・リミットを設定 します。プログラム・バーをクリックすると、ダイアログ・ボックスが開きます。
最大値と最小値を設定するには、適切なスライド・バーを使用するか、または数 値フィールドに値を入力します。値は、キロバイト/秒単位で表されます。リ ミット・テストを行うためには、Enabled チェック・ボックスを選択しなければ なりません。
PID 画面の上部の Clear Limits ボタンを選択することにより、ストリームのすべ ての PID のビット・レート・リミットを無効にし、再設定できます。
[ユーザ PID]
ユーザは、ストリーム中で自動的に認識されない PID を画面に追加することがで きます。追加される PID は、画面の Other PIDs in the Multiplex に表示されます。
3-38 MTM 400 MPEG トランスポート・ストリーム・モニタ・ユーザ・マニュアル
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