Tektronix 6517A User manual

Model 6517A エレクトロメータ
基本操作説明書
高抵抗メータ
/
A G R E A T E R M E A S U R E O F C O N F I D E N C E
保証規定
Keithley Instruments, Inc.
は、本製品が出荷後
年間の期間に渡って材質もしくは製造上の瑕疵による欠陥を生じないことを
保証します。
Keithley Instruments, Inc.
は以下の項目が出荷後
日の期間に渡って欠陥を生じないことを保証します:プローブ、ケーブル、
90
充電式電池、ディスケット、及びドキュメント。 万一保証期間内に製品に問題が発生しました場合には、欠陥と判定された製品の修理もしくは交換をさせて頂きます(どちらを
実施するかは弊社の裁量とさせて頂きます)。 本保証規定の実施を請求されます場合は、最寄の弊社代理店、もしくは本社(
Keithley
本社、
Cleveland、Ohio
)へ書面もしくは 電話でご連絡ください。遅滞なく事態の処理、および製品の返送に関する連絡を差し上げます。該当製品は、送料前払いにて、指 定されたサービス施設へお送りください。修理の完了した製品は輸送量当社負担にてお客様へ返送されます。
交換された製品に適用される保証期間は当初の保証が有効である残余期間、もしくは少なくとも
修理
/
90
日です。
保証の制限
Keithley
の対象外となります。また、ヒューズ、ソフトウェア、使い捨て電池、電池の液漏れに起因する損傷、および通常予期される磨 耗、取扱説明書の指示に従われなかったことに起因する故障も保証の対象となりません。
本保証規定は、本製品を特定の目的に使用した場合の適性や商品価値を示唆したものを含め、書面によると含意によるとを問わ ず、他のあらゆる保証に優先します
KEITHLEY INSTRUMENTS, INC.
異的、あるいは偶発的、従属的に発生し得る損害に対して、例え いて事前の連絡を受けていたとしても、その責を負いません。保証の対象外となる損害には以下の項目が含まれ、またそれだけ に限定されません:撤去および設置に係わる費用、要員の怪我に付随して継続的に発生する損失、または財産の損傷。
からの書面による許諾なしに実施された改造、あるいは製品および付随する部品の誤使用に起因する欠陥は本保証規定
。損害に対して本保証が提供する救済は購入者が得られる唯一かつ独占的な救済策です。
はもとよりその従業員も、装置もしくはソフトウェアの使用に起因する直接的、間接的、特
KEITHLEY INSTRUMENTS, INC.
がそのような可能性につ
Keithley Instruments, Inc. 28775 Aurora Road • Cleveland, Ohio 44139 • 440-248-0400 • Fax: 440-248-6168
Sales Offices:
BELGIUM: Bergensesteenweg 709 • B-1600 Sint-Pieters-Leeuw • 02-363 00 40 • Fax: 02/363 00 64 CHINA: Yuan Chen Xin Building, Room 705 • 12 Yumin Road, Dewai, Madian • Beijing 100029 • 8610-8225-1886 • Fax: 8610-8225-1892 FINLAND: Tietäjäntie 2 • 02130 Espoo • Phone: 09-54 75 08 10 • Fax: 09-25 10 51 00 FRANCE: 3, allée des Garays • 91127 Palaiseau Cédex • 01-64 53 20 20 • Fax: 01-60 11 77 26 GERMANY: Landsberger Strasse 65 • 82110 Germering • 089/84 93 07-40 • Fax: 089/84 93 07-34 GREAT BRITAIN: Unit 2 Commerce Park, Brunel Road • Theale • Berkshire RG7 4AB • 0118 929 7500 • Fax: 0118 929 7519 INDIA: 1/5 Eagles Street • Langford Town • Bangalore 560 025 • 080 212 8027 • Fax: 080 212 8005 ITALY: Viale San Gimignano, 38 • 20146 Milano • 02-48 39 16 01 • Fax: 02-48 30 22 74 JAP AN: New Pier T akeshiba North Tower 13F • 11-1, Kaigan 1-chome • Minato-ku, Tokyo 105-0022 • 81-3-5733-7555 • Fax: 81-3-5733-7556 KOREA: 2FL., URI Building • 2-14 Yangjae-Dong • Seocho-Gu, Seoul 137-888 • 82-2-574-7778 • Fax: 82-2-574-7838 NETHERLANDS: Postbus 559 • 4200 AN Gorinchem • 0183-635333 • Fax: 0183-630821 SWEDEN: c/o Regus Business Centre • Frosundaviks Allé 15, 4tr • 169 70 Solna • 08-509 04 600 • Fax: 08-655 26 10 TAIWAN: 13F-3. No. 6, Lane 99 Pu-Ding Road • Hsinchu, Taiwan, R.O.C. • 886-3-572-9077• Fax: 886-3-572-9031
1-888-KEITHLEY (534-8453) • www.keithley.com
© Copyright 2003 Keithley Instruments, Inc. Printed in the U.S.A. 1/03
Model 6517A
エレクトロメータ/高抵抗メータ
基本操作説明書
©2000, Keithley Instruments, Inc.
All rights reserved.
Cleveland, Ohio, U.S.A.
Second Printing, June 2003
Document Number: 6517A-903-01 Rev. B
マニュアル印刷履歴
本マニュアルの全ての版と補遺の印刷履歴を以下に示します。マニュアルが更新されるたびに版数 を示すアルファベットが 重要な変更で、かつお客様に遅滞なくお知らせする必要のある情報は随時発行される補遺に記載さ れています。補遺には連番が付けられます。新しい改訂版を発行するときは、その前の版数のマニュ アルに付随する補遺の内容はすべて新しい版に組み込まれます。各改訂版ごとに、この印刷履歴ペー ジも内容を更新して添付されます。
A,B,C…
の順に変化してゆきます。正式な改訂と次の改訂の間に発生した
版数
(資料番号
A
6517A-903-01) ................................................ 2003 年 8
ケースレー( それ以外のブランド名は該当メーカーに帰属する商標または登録商標です。
Keithley
)社のすべての製品名は
Keithley Instruments, Inc.
の商標または登録商標です。
安全上の注意事項
本製品および付随する装置をご使用になられる前に、以下に説明する安全上の注意事項を確認してください。 装置やアクセサリの中には通常の使用条件では危険な高電圧を使用しないものもありますが、置かれる状況によっては危険な状 態が存在する場合があります。
本製品は感電の危険を良く認識し、事故防止に必要な安全上の注意事項を熟知した人による使用を前提としています。製品ご使 用の前に、設置・操作・保守に関して説明された内容をよく読み、それに従ってください。製品仕様の詳細についてはマニュア ルをご覧ください。
製品を指定の方法でご使用頂けなかった場合は、装置が本来備える保護機能を傷める可能性があります。 本装置を使用されるのは次のような方々です: 責任者(責任団体)は装置の使用と保守に責任を負う個人またはグループであり、装置が本来の仕様と動作限界の範囲内で適正
に運用され、オペレーターが適切な教育を受けることに対して責任を負います。 オペレーターは目的の機能を実現するために製品を使用します。オペレーターは電気的な安全保持および装置の適正な運用につ
いて教育を受けていなければならず、電気ショックや通電回路に直接触れぬように保護されている必要があります。 保守要員は製品を正しく動作させるために必要な所定の作業を行います(例えば、電源電圧の設定、消耗部品の交換など)。具体
的な保守作業の内容についてはマニュアルをご覧ください。保守担当者が実施できる項目であるかどうかはそれぞれの作業説明 に明記してあります。該当しない項目についてはサービス担当者にお任せください。
サービス担当者は安全に装置を設置し、製品の修理を行います。このため、サービス担当者は活線作業実施のための教育を受け ていなければなりません。設置やサービス作業を行えるのは適正な教育を受けたサービス担当者だけです。
ケースレー社の製品は国際電気標準会議( けられた電気信号を対象として設計されています。 測定、コントロール、および ることは許されません。設置カテゴリー 護が必要となります。マニュアルに特段の注記、説明がない場合は、すべての測定、コントロール、 源に接続するものと見なしてください。
感電の危険性が存在する場面では特別な注意が必要です。ケーブル接続ジャックや試験ジグには人命にかかわる高電圧が印加さ れていることがあります。米国規格協会( 超える場合は常に感電が危険が存在すると規定されています。未知回路を測定しようとするときは、常に危険な高電圧が存在す
るものとして作業を行ってください。
オペレーターは作業中常に感電から保護されていなければなりません。責任者(団体)はオペレーターが危険個所に触れない 縁されているようにすべての接続ポイントを処置する必要があります。場合によっては、人が触れられるように接続個所をあえ て露出させなければならないことがあります。オペレーターは、このような状況でも感電事故から自分を保護できるように教育 されていなければなりません。しかし、 露出させないでください
スイッチングカードを電流制限機能のない電源回路に直接接続しないでください。これらのカードはインピーダンスで制限され た電源への接続を想定したものです。スイッチングカードは絶対に 源を接続するときは、過大な電流や電圧がカードに印加されないようにする保護デバイスを装着してください。
信号の殆どは設置カテゴリーI に属すものであり、電源電圧や大きな過渡電圧源に直接接続す
I/O
)規格
IEC
の接続では、現場の
II
ANSI
1000V
IEC 60664
)においては、電圧レベルが
を超える電圧で動作する可能性のある回路については、決して回路の導電部位を
に従って設置カテゴリーI、または設置カテゴリー
電源接続に往々に見られる大きな過渡電圧の印加に対する保
AC
接続はカテゴリーI 信号
I/O
30V RMS、42.4V
電源に直結しないでください。スイッチングカードに電
AC
(ピーク値)、または
に位置付
II
60VDC
/
装置を動作させる前に、電源コードが正しく接地されたコンセントに接続されていることを確認してください。 接続ケーブルや試験導線、ジャンパー等に磨耗や割れ目、断線などがないか検査してください。 電源コードへのアクセスが難しい場所(ラックなど)に装置を設置する場合は、主電源を遮断できる独立したデバイスを装置の
できるだけ近く、かつオペレーターが容易に操作できる位置に設けてください。
5/02
確実に安全を確保するため、被試験回路が通電されている間は製品、試験ケーブル、その他の装置には手を触れないようにして ください。次のような作業を行う場合は必ず事前に全回路の電源を切り、コンデンサーを放電させてください:ケーブル パーの接続や取り外し、スイッチングカードの装着
取り外し、ジャンパーの取付け/取り外しなどの内部設定変更。
/
ジャン
/
被試験回路のコモン側や電源 ないことを確認し、測定対象の電圧に十分耐える乾燥した非導電性の床の上に立って作業してください。
装置およびアクセサリはその仕様と指定された操作法に従って使用してください。 て頂くことができません。
装置およびアクセサリの最大信号レベルを絶対に超えないようにしてください。この値は装置仕様と操作法に定義されており、 さらに装置や試験ジグのパネル、スイッチングカードにも印刷されています。
製品が装着しているヒューズを交換するときは、引火事故を連続監視できるようにするため、必ず型式と定格が同じヒューズだ けを使用してください。
筐体端子は測定回路のシールドの接続のみに用い、安全接地 試験ジグを使用する場合、被試験デバイスの通電中は必ず蓋を閉じてください。安全に作業するためにはインターロック付きの
蓋を使用してください。
または
装置上に
装置上に を発生/測定できることを示します。使用者がこのような電圧に直接触れないようにするため、標準的な対策を施して安全を保持 してください。
マニュアルの中で「警告」という見出しに続く文は、使用する人に傷害(場合によっては致命的な)を引き起こす可能性のある 危険性について説明しています。該当する操作を実行する前に必ず関連する情報を注意深く読んでください。
が表記された個所はユーザ用資料に推奨されたケーブルを用いて保安接地してください
シンボルが表記された個所については、マニュアルに記載の操作説明を必ずご覧ください。
シンボルが表記された個所は、通常およびコモンモード電圧の両方を考慮すると
へ電流を流す経路となりえる物体には触らないでください。測定を行うときは手が濡れてい
GND
これが守られない場合は装置を安全に使用し
の接続には使用しないでください。
GND
1000 V
またはそれ以上の電圧
マニュアルの中で「注意」という見出しに続く文は装置の損傷に結びつく危険事項を説明しています。このような損傷は保証規 定を無効にすることがありますからご注意ください。
装置およびアクセサリを人体に接続しないでください。 保守作業を行うときは必ず事前に電源ケーブルとすべての試験ケーブルを取り外してください。 感電や火災事故を防止するため、メイン回路コンポーネント(電源トランス、試験導線、入力ジャックなど)の交換部品は必ず
ケースレーから純正品を購入してください。ヒューズについては、該当安全規格を満たし、かつ型式と定格が一致するものであ れば標準品を使用できます。それ以外の部品で装置の安全には関係しないものについては、本来の部品に同等の他社製品を購入 して頂いてかまいません。
(ただし一部の指定された部品については、製品の確度と機能を保つために、直接ケースレーから購入して頂く必要があります。)
交換部品の適用性についてご不明の点があるときは、ケースレーの支社、代理店にお問い合わせください。 装置をクリーニングするときは湿らせた布、または水溶性のクリーナーを使用してください。クリーニングできるのは装置の外
周りだけです。装置自体(内部)は直接クリーナーで触らないでください、また、装置表面や内部に液体が入らないように注意 してください。ケースや筐体のない裸の回路基板(コンピュータに装着するデータ収集基板など)は、指示に従って適切に操作 されている限りにおいてクリーニングの必要はありません。基板が汚れ、それによって機能に影響が生じている場合は、基板を メーカーに返送してクリーニング
サービスを依頼してください。
/
目次
1
前面パネル操作
製品の概要 ......................................................................................................................
ディスプレイ ..................................................................................................................
電源を入れる ..................................................................................................................
ウォームアップ ........................................................................................................
ベンチ(
測定機能の切換え ...........................................................................................................
測定手順 ..........................................................................................................................
電圧測定 ..........................................................................................................................
ガード .............................................................................................................................
電流測定 ..........................................................................................................................
抵抗測定 ........................................................................................................................
抵抗率測定 ....................................................................................................................
電荷測定 ........................................................................................................................
外部温度と相対湿度の測定 ...........................................................................................
BENCH
自動電圧源( 電流相対値(
自動放電 ................................................................................................................
接続 ........................................................................................................................
測定コントロール ..................................................................................................
温度単位 ................................................................................................................
ディスプレイへの指示値表示オプション ..............................................................
)デフォルト .......................................................................................
Auto V-Source Amps Rel
) .............................................................................
) ......................................................................................
1-2 1-5 1-5 1-6 1-6 1-6 1-7 1-7 1-9
1-9 1-10 1-12 1-12 1-12 1-14 1-15 1-15 1-15 1-16 1-16
1-17
2
測定オプション
マルチ表示 ......................................................................................................................
メニュー ..........................................................................................................................
メニュー内でのナビゲーション ......................................................................................
電圧源 .............................................................................................................................
接続 ..........................................................................................................................
基本操作 ...................................................................................................................
電圧源の設定 ............................................................................................................
相対 .................................................................................................................................
の設定 ................................................................................................................
Rel
ゼロチェック ..................................................................................................................
ゼロ補正 ..........................................................................................................................
トリガをかける .............................................................................................................
アイドリング .........................................................................................................
コントロールソース ...............................................................................................
デバイス動作 .........................................................................................................
出力トリガ .............................................................................................................
カウンタ(高度トリガ) ........................................................................................
ベンチデフォルトトリガモデルのセットアップ ....................................................
速度 ...............................................................................................................................
速度の設定 .............................................................................................................
2-2
2-5
2-6
2-7
2-7
2-8
2-8
2-9
2-9
2-9
2-9 2-10 2-11
2-11 2-12 2-12 2-12 2-12 2-12 2-12
分解能 ...........................................................................................................................
分解能の設定 .........................................................................................................
フィルタ ........................................................................................................................
フィルタタイプ ......................................................................................................
フィルタモード ......................................................................................................
メディアンフィルタ ...............................................................................................
フィルタの設定 ......................................................................................................
バッファ(データ保存) ..............................................................................................
読み取り値の保存 ..................................................................................................
演算 ...............................................................................................................................
数学演算の選択と設定 ...........................................................................................
演算機能をオンにする ...........................................................................................
Math Enabled
追加演算機能 .........................................................................................................
テストシーケンス .........................................................................................................
試験シーケンスの選択と設定 ................................................................................
接続 ........................................................................................................................
試験の実行 .............................................................................................................
内部スキャニング .........................................................................................................
内部スキャナの設定 ...............................................................................................
スキャンの実行 ......................................................................................................
チャンネルのオープン
外部スキャニング .........................................................................................................
トリガ接続 .............................................................................................................
外部チャンネルの設定 ...........................................................................................
スキャンの実行 ......................................................................................................
........................................................................................................
クローズ ...........................................................................
/
2-13 2-13 2-13 2-13 2-14 2-14 2-14 2-15 2-15 2-15 2-16 2-17 2-17 2-17 2-17 2-18 2-18 2-19 2-19 2-20 2-20 2-21 2-21 2-21 2-22 2-22
3
リモート操作
概要 .................................................................................................................................
ソフトウェアサポート ....................................................................................................
TestPoint
デモ
LabView IEEE-488 RS-232 IEEE-488 RS-232 IEEE-488 RS-232
共通コマンド ..................................................................................................................
コマンド ................................................................................................................
SCPI
コマンドの構文 .....................................................................................................
SCPI
ツリー構造 ...............................................................................................................
長形式と短形式コマンド ..........................................................................................
クエリー(問い合わせ)コマンド ...........................................................................
デフォルトノード ....................................................................................................
アプリケーションソフトウェア ..............................................................
スタートアッププログラム ..............................................................................
/
ドライバ ...................................................................................................
バス規格 ........................................................................................................
規格 ...................................................................................................................
バス接続 .........................................................................................................
接続 ...................................................................................................................
インターフェイス、アドレス、および言語の選択........................................
インターフェイスの選択と設定 ........................................................................
3-2 3-2 3-2
3-2 3-2 3-2 3-3
3-3 3-3 3-3 3-4 3-4 3-5 3-5 3-5 3-6 3-6
3-6
コマンド構文 ............................................................................................................
信号指向コマンド .................................................................................................
SCPI
:FETCh?
:MEASure[:<function>]?
サブシステムコマンド ..........................................................................................
SCPI
デフォルト ...............................................................................................................
新しい読取り値 ........................................................................................................
機能設定 ...................................................................................................................
電圧源 ......................................................................................................................
データ保存(バッファ) ..........................................................................................
チャンネルのオープン
トリガモデル .........................................................................................................
テストシーケンス ..................................................................................................
ステータスレジスタ ...............................................................................................
プログラム例 ................................................................................................................
測定機能とレンジの切換え ....................................................................................
ワンショットトリガ ...............................................................................................
連続トリガ
連続トリガ
バッファフルにより
読み込んだ値をバッファに保存する......................................................................
スキャナカードを使用するデータ取り込み ...........................................................
試験シーケンス −
..................................................................................................................
.........................................................................................
クローズとスキャン ..........................................................
/
........................................................................................................
#1
........................................................................................................
#2
を発生させる ...............................................................
SRQ
階段波スイープ .......................................................................
3-7 3-7 3-7 3-7 3-7 3-7 3-8 3-8 3-9
3-9 3-10 3-10 3-10 3-11 3-12 3-12 3-13 3-14 3-14 3-15 3-15 3-16 3-18
4
仕様
電圧 ..........................................................................................................................
電流 ..........................................................................................................................
電荷 ..........................................................................................................................
抵抗:標準法 ............................................................................................................
抵抗:極性切換え法 .................................................................................................
電圧源 ......................................................................................................................
温度(熱電対) ........................................................................................................
IEEE-488
一般項目 ...................................................................................................................
バスの実装 ...............................................................................................
サービスフォーム
4-2
4-2
4-3
4-3
4-3
4-4
4-4
4-4
4-5
1
前面パネル操作
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-1
製品の概要
このセクションをご覧になった後で何かご不明の点がありました場合は最寄りのケースレー代理店、または直接弊社 のアプリケーションエンジニア( の表紙に世界中の弊社連絡先電話番号を記載してあります。
1-800-348-3735:
米国、カナダのみ)までお問い合わせください。本マニュアル
Model 6517A
・ ・ ・ ・10Ω から ・ 表面抵抗率測定 ・ 体積抵抗率測定 ・ ・ 相対湿度測定(0〜
Model 6517A
・ 組み込み電圧源 −
・ データの保存 ・ ボタン ・ 組み込み演算機能 ・ 平均とメディアンフィルタ ・ 組み込みテストシーケンス ・ ・ ・ 外部スキャナ( ・ オプションスロットに装着したスキャナカード(
Model 6517A
な項目が列挙されています。
は次のような測定機能を備えた
から
1µV 10aA 10fC
210V
から
から
-25℃ から 150℃
はこの他にも次のような追加機能を備えています:
を供給します。
個の操作でゼロ合わせ(
1
IEEE-488(GPIB
までの
21mA
2.1µC
210TΩ
電圧測定
DC
までの
までの電荷測定
までの抵抗測定
までの外部温度測定(製品添付の熱電対
100
100V
電流測定
DC
%)、オプションとして提供される
レンジは最高
REL
)バスまたは
RS-232
DDC(Device-Dependent Command
Model 706、7001、7002
の前面と背面パネルの図(図
1-1、1-2
桁エレクトロメータ/高抵抗測定システムです。
6.5
Model 6517-TP
Model 6517-RH
100V
)プログラム言語モードを使用する
まで
10mA
インターフェイスによるリモート操作
など)のスキャン(測定)チャンネルを使用
Model 6521、6522
)の説明には、実際に装置を操作する前に知っておくべき重要
を供給します。
)のスキャン(測定)チャンネルを使
を使用)
プローブを使用
1000V
Model 617
レンジは
1000V
エミュレーション
まで
1mA
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-2
Secondary Display Line
4
1-1
Model 6517A
Primary Display Line
EDIT ERR REM TALK LSTN SRQ REAR REL FILT MATH 4W AUTO ARM TRIG SMPL
1234567891012345678910
前面パネルの概要
19
PREV
DISPLAY
NEXT
POWER
6517A ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
VI RQ
RELZ-CHK
FILTER MATH
INFO LOCAL
STORE RECALL
OPTION VOLTAGE SOURCE
CARD OPER
TRIG SEQ
EXIT ENTERCONFIG MENU
RANGE
AUTO
RANGE
VOLTAGE
SOURCE
OPERATE
CAL
52 6 7 3 8
1 通知ランプ
ERR REM TALK LSTN SRQ REL FILT MATH AUTO ARM
読み込み値にエラーの可能性あり リモートモードで点灯 トーカとしてアドレスされると点灯 リスナとしてアドレスされると点灯 サービス要求発生 相対読取り値を表示 デジタルフィルタ 数学演算機能 自動レンジ機能
ON
ON
ON
トリガ受け入れ準備完了:アイドリング状態 *(アスタリスク)ではありません。 読み込 み値は保存されます。
2 ファンクションキー 電圧(V)、電流(I)、抵抗(R)または電荷(Q)測定機能のいずれかを選択します。 3 レンジキー
上向き矢印 上位レンジへの切換え、数字を増加 下向き矢印 下位レンジへの切換え、数字を減少
AUTO
自動レンジ機能の使用/非使用選択
4 ハンドル 引き出して、希望する位置まで回転させてください(図には示されていません)。 5 表示キーPREV/NEXT ある機能の表示項目間を移動します
6 操作キー
Z-CHK REL FILTER
ゼロチェック機能のオン/オフ切換え。機能の切換え前にゼロチェックをオンにします。 相対値読み取り機能のオン/オフ 現在選択されている機能に適用されるデジタルフィルタのステータスを表示し、フィルタ のオン/オフを切換えます。
MATH TRIG SEQ
数学演算の設定を表示し、設定されている場合はそのオン/オフを切換えます。 ユニットにトリガをかけます。 選択したテストシーケンスを実行
左/右矢印 入力する数値の桁移動、メニューや表示情報間の移動
INFO LOCAL STORE RECALL
現在表示されている項目のそれぞれに対応した情報を表示 リモート操作をキャンセル データ保存機能をオンにします。 読み込んだデータを表示(読み込み値、個数、時刻)。
PREV/NEXT DISPLAY
を使用し
て最大、最小、平均、標準偏差を選択します。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-3
CONFIG
T
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
23 5 4 9810
1
MENU
EXIT ENTER
ファンクションと操作の設定 装置動作条件の保存/呼び出し、通信セットアップ、校正と自己テストの実行、リミット値 の定義、デジタル出力、およびその他の操作の設定(表 選択した内容をキャンセルして
つ前のメニューに復帰
1
2-2
参照)
読み込み値のホールド、選択内容の確定、メニューの下位項目への移動
7 電圧源キー
OPER
電圧源の動作とスタンバイの切換え 電圧源の出力値調節には上/下向き矢印キーを使用します
8電圧源の動作 動作中はインジケータが点灯、スタンバイ中は消灯します 9 オプションカードキー 実装されたオプションのプログラムと操作に使用します。外部スキャナチャンネルをス
キャンさせるときにもこのキーを使用します。
1-2
Model 6517A
背面パネルの概要
PEAK
OUT
!
INTERLOCK
DIGITAL
I/O
HI
SELECTED
LINE VOLTAGE
90-110V
105-125V
TRIG LINK
180-220V 210-250V
115V
LINE RATING
50-60HZ 50VA MAX AC ONLY
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A 90-125V
1/4A 180-250V
!
INPUT
250V PEAK
1
LO
PREAMP OUT
TEMP
TYPE K
250 PEAK
OPTION SLOT
COMMON 2V ANALOG
OUTPUT
HUMIDITY
750V
PEAK
EXT TRIGINMTR COMP
RS232
V SOURCE
1010V
17 671516 14 13 12
Input High Input Low
Chassis Ground
Unguarded (Guard off)
Input High Guard
Chassis Ground
Guarded (Guard on)
EXTERNAL TRIGGER INPUT
Trigger Reading
TTL HI
>10µsec
TTL LO
BNC CONNECTIONS
METER COMPLETE OUTPU
Reading Complete
>10µsec
HI
LO (Chassis)
MADE
IN
U.S.A.
TTL HI TTL LO
1
入力コネクタ(図
1
ガードなし構成 電流、抵抗、電荷測定、およびガードを使用しない電圧測定の カード付き構成 ガード付き電圧測定の
2 TEMP TYPE K 3 PREAMP OUT
(熱電対タイプ
(プリアンプ出力)
をオンにすると、 き入力が構成されます。これは、
参照)
1-2
ßK
PREAMP OUT
GUARD
を有効にします。
温度測定用として
INPUT
は内部で
COMMON
端子に印加される信号の大きさをそのまま出力します。
軸コネクタ
3
を基準とした信号です。さらに詳しくは『
Model 6517-TP
INPUT
のシェルと接続されて、電圧測定用のガード付
タイプの
GUARD
K-
を無効にします。
熱電対を接続します。
Model 6517A
ユーザマ
ニュアル』をご覧ください。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-4
GUARD
4
2V ANALOG OUTPUT(2V
グされた電圧が出力されます。標準的にはこの端子をチャートレコーダなどへの出力として使用します。さらに 詳しくは『
5 COMMON(共通電位)この接続端子は装置内部で 6 CHASSIS GROUND(筐体グラウンド) この接続端子は装置筐体と接地ラインを電源ケーブルを介して接続し
ています。グラウンドリンクを取り付けることにより、 フローティング測定を行うときは、 いることを確認してください。
7 HUMIDITY(湿度)
します。
8V-SOURCE HI/LO(電圧源 9 ライン電圧切換えスイッチ この
ります。電源電圧範囲 を設定してください。
10 電源リセプタクル 3 線電源コードを使用して接地端子付きコンセント( 11 LINE FUSE(電源ヒューズ) 電源電圧設定が
mm)
ます。
12 IEEE-488 コネクタ 装置を
ください。
13 TRIG LINK(トリガリンク) 外部装置との間でトリガパルスの送受信を行うための
タ。
14 DIGITAL I/O(デジタル 15 RS-232 16 INTERLOCK(インターロック) 適切なケーブルを使用して
抗測定治具との安全インターロック接続を行います。
17 オプションスロット
着します。
Model 6517A
Model 6517-RH
90〜125V
を使用します。電源電圧設定が
RS-232
インターフェイス用
Model 6521 や Model 6522
アナログ出力) この接続端子には
ユーザマニュアル』をご覧ください。
INPUT の Low 側と 0.6Ω
COMMON
と筐体グラウンド間のグラウンドリンク接続がオープンになって
115V、180〜250V
115V
のときは、
バスへ接続します。 シールド付の
コネクタ。標準
のときは、
1/4 A-250V
スキャナカードなどのオプションカードをこのスロットに装
HI/LO
電圧源を引き出すためのバナナジャック。
位置スライドスイッチの位置によって装置が使用できる電源電圧範囲が決ま
2
を使用する場合は
IEEE-488(GPIB)
I/O
TTL
COMMON
プローブ(オプション)を使用して相対湿度測定を行うときはここへ接続
230V
レベルのデジタル出力を
DB-9
COMMON
を筐体グラウンドへ落とすことができます。
を基準として 0〜
抵抗を介して接続されています。
の電源電圧範囲を使用する場合は
50/60 Hz
1/2 A-250V
のスローブローヒューズ(5×
のスローブローヒューズ(5×
IEEE-488
系統出力できる
4
RS-232
ケーブルを使用してください。
Model 8009
8
抵抗率測定治具や
2V
)へ接続します。
20 mm)
ケーブルを使用して
ピンマイクロ
8
ピンマイクロ
DIN
Model 8002A
にスケーリン
230V
20
を使用し
コネク
DIN
コネクタ。
高抵
ディスプレイ
1-1(Model 6517A
行、および通知ランプで各種の情報を表示します。
・ メイン表示行 − 一番上の表示行は読取り値と単位を表示します。測定タイプ、"ホールド"、数学演算のタイ
プ、チャンネル番号、メニューの名前とメッセージなどもこの行に表示されます。エラーとステータスメッ セージ一覧が『ユーザマニュアル』のセクション
・2 番目の表示行 − 下の行にはレンジ、電圧源の値、メニュー項目、メッセージ、およびマルチディスプレイ
が表示されます(このマニュアルの「測定オプション」のセクションを参照)。テキスト文字列が長くて一 行に収まらない場合は、表示行の左右いずれかに矢印が表示されます。このような場合はカーソルキー(右 左矢印キー)を使用して残りの情報を表示させてください。
前面パネルの概要)が示すように、前面パネルディスプレイはメイン表示行と
に記載されています。
2
行目の表示
2
電源を入れる
警告 Model 6517A の電源スイッチを入れる前に、製品に添付される正規の電源コードまたは相当品
によって装置が接地端子付きのコンセントに確実に接続されていることを確認してください。 適正に接地されていない装置は、最悪の場合は人命にかかわる感電事故を引き起こす恐れがあ ります。
電源の投入/遮断には前面パネルの
Model 6517A
合は、短時間だけエラーメッセージを表示してから通知ランプ  と、ディスプレイにファームウェアのバージョン番号とバスインターフェイスに関する情報が表示されます。
装置の立ち上げ手順の完全な説明は『ユーザマニュアル』のセクション
は立ち上げ処理の間に搭載しているメモリの自己テストを行います。このテスト中に問題が発生した場
POWER
スイッチを使用します。
ERR"
を点灯します。装置が自己テストに合格する
に記載されています。
2
/
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-5
ウォームアップ
電源投入シーケンスが完了すれば、装置は直ちに使用可能な状態になります。しかし、確度の定格値を実現するため には いて内部温度を安定化させてください。
時間のウォームアップ時間を置いてください。装置が極端な温度変化に曝されていた場合は更に長い時間を置
1
ベンチ(
Model 6517A は 10
たときに自動的選択されるデフォルトセットアップとしては、これらユーザセットアップのいずれか 種類の工場セットアップのどちらか(ベンチ作業と ます。
このマニュアルで説明する測定操作は テップに従い
1. MENU MAIN MENU SAVESETUP COMMUNICATION CAL
左矢印キー
2. SAVESETUP
示にしてから
SETUP MENU SAVE RESTORE POWERON RESET
3. RESET RESET ORIGINAL DFLTS BENCH GPIB
4. BENCH RESETTING INSTRUMENT
実行するには
5. ENTER
ゼロチェックはオンになっています。
BENCH
種類のユーザセットアップを不揮発性メモリに保存しておくことができます。装置に電源を入れ
MAIN MENU の SAVESETUP
キーを押してメインメニューを表示させます。
TEST LIMITS STATUS-MSG GENERAL
オプションが点滅表示になっていない場合は、左矢印キーを必要回数押してこの項目を点滅表
ENTER
オプションを選択してから
オプションを選択して
ENTER
を押して選択を確定させてください。ディスプレイに電圧測定機能が表示され、自動レンジはオフ、
)デフォルト
GPIB
BENCH
を押してセットアップメニューを表示させます:
ENTER
、キャンセルするには
デフォルトが選択されていることを前提としていますから、以下のス
を実行して装置をリセットしてください。
右矢印キー
ENTER
を押すことにより、リセットメニューを表示させます:
を押します。次のメッセージが表示されます:
EXIT
操作用に最適化された
を押してください。
"BENCH"
、または
つ、または
1
"GPIB"
2
)選択し
その他の測定機能についての
・ トリガ − 連続測定 ・ 測定速度(積分時間) − 標準(電源ラインのサイクルに同期) ・ デジタルフィルタ − オン( ・ メディアンフィルタ − オン(ランク 1) ・ 表示分解能 −
:メインメニュー内でのナビゲーションについては、このマニュアルのセクション「測定オプション」に含まれる
「メニュー」を参照してください。
5.5
BENCH
のデフォルト設定は次のとおりです:
回の測定値を平均化)
10
測定機能の切換え
誤動作防止のため、他の測定機能(V、I、R、または Q)のいずれかを選択するときは、その前にゼロチェック機能 をオンにしておいてください( です。ゼロチェック機能についてさらに詳しくはセクション
"ZeroCheck"
と表示されます)。ゼロチェックをコントロールするのは
の「ゼロチェック」をご覧ください。
2
Z-CHK
キー
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-6
測定手順 電圧測定
"BENCH"
1.
2.
のリセット条件を仮定すれば、基本的な手順は次のようになります:
ゼロチェックがオンの状態で( チェックのオン/オフ切換えには
必要に応じてガードをオンまたはオフにします。ガードの設定についてはこの手順の最後の部分をご覧くださ い。
ガードがオンのときは
されます)になっている場合は
"ZeroCheck"
Z-CHK
"Grd"
メッセージが表示されます。ただし、すでにゼロ補正がオン(
が表示されます)、V を押して電圧機能を選択します。 ゼロ
キーを使用します。
"Grd"
が表示されません。
"ZCor"
が表示
低電圧測定で最高の確度を達成するには
3. RANGE
ンになっているときは
ゼロ補正がオンになっているときは
測定レンジを自分で選択するか、または自動レンジを使用します。
4. a.
b.
テスト用ケーブルを測定対象である電圧源に接続します。ガードを使用しない測定接続例を図
5.
ドを使用する接続例を図
警告 GUARD をオンにした場合は、3軸ケーブルの内側シールドに危険な電圧がかかることがありま
注意 入力には 250V(ピーク値、DC60Hz)を超える電圧を印加しないでください。装置損傷の原
6. Z-CHK
の下向き矢印キーを押して最も小さい測定レンジ(2V)を選択して
ランプが点灯します。
REL
最も感度の高いレンジの選択を自動的に行いたい場合は自動レンジ機能をオンにしてください。 を押すと自動レンジのオン/オフが切換わります。この機能がオンになると
レンジを手動設定するときは レンジを選択してください。
が表示されます)になっている場合は
"Grd"
RANGE
にそれぞれ示します。
1-3B
す。30V を超える電圧を測定する場合は必ず安全シールドを安全接地グラウンドに接続して使 用してください(図 1-3B参照)。
因になります。
を押してゼロチェックをオフにしてからディスプレイの値を読み取ります。
Model 6517A
"ZCor"
の上向き/下向き矢印キーを使用して、予期される電圧に適した測定
メッセージが表示されます。ただし、ガードがすでにオン
をゼロ補正してください。これを実行するには、
を押します。ゼロ補正がオ
REL
"ZCor"
は表示されません。
AUTO
ランプが点灯します。
1-3A
AUTO
に、ガー
キー
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-7
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
A. Unguarded (GUARD off)
1-3
電圧測定
Measured
Voltage
Shield (Optional)
+
Vs
-
Red (HI)
Black (LO)
237-ALG-2
Cable
6517A
!
INPUT
250V PEAK
6517A
COMMON
IN OUT
TRIGGER
LINK
LINE RATING
90-134VAC
180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
Measured
Voltage
Guard
Safety
Earth
Ground
+
Vs
-
Safety
Shield
Red (HI) Black
Green LO
237-ALG-2
Cable
!
INPUT
250V PEAK
COMMON
IN OUT
TRIGGER
LINK
LINE RATING
90-134VAC
180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
IEEE-488
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-8
ガード
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
高インピーダンス電圧測定( ピーダンス回路では、ガードを施すことにより漏れ電流を大幅に減少させることができます。入力ケーブルが長い場 合は、ガードを施すことにより測定の応答時間を長くする原因となる、ケーブルの寄生容量をキャンセルすることが できます。
GUARD
がオンになると、3 軸コネクタ 位が印加されるようになります。この構成では 図
ガードのオン
はガードを使用する場合と使用しない場合、両方の
1-3
オフを切換えるには次のステップを実行します:
/
まず
1.
2.左/
CONFIG
右矢印キーを使用してカーソル(点滅するメニュー項目)を
を押し、続いて
します。 希望する選択項目(ガードを使用する場合は
3. ENTER
4. EXIT
を押します。
キーを押してメニューを終了します。
9
Ω)や長い入力ケーブルを使用する電圧測定でガードを使用してください。高イン
10
INPUT
を押すことにより電圧測定設定メニューを表示させます。
V
の接続が再構成されて、この
電位入力用として
LOW
INPUT
COMMON
コネクタの接続構成を示しています。
GUARD
、使用しないのであれば
ON
軸コネクタの内側シェルにガード電
3
バナナジャックが使用されます。
の上に移動させてから
)の上にカーソルを合わせて
OFF
ENTER
を押
電流測定
"BENCH"
1.
2.
3.
4.図 1-4
のリセット条件を仮定すれば、基本的な手順は次のようになります:
ゼロチェックがオンの状態( クのオン/オフ切換えには
"ZeroCheck"
Z-CHK
キーを使用します。
低電流測定で最高の確度を達成するには
RANGE
オンになっているときは
の下向き矢印キーを押して最も小さい測定レンジ(
ランプが点灯してメッセージ
REL
が表示されます)で
Model 6517A
をゼロ補正してください。これを実行するには、
を押して電流機能を選択します。 ゼロチェッ
I
20pA
"ZCor"
)を選択して
が表示されます。
を押します。ゼロ補正が
REL
測定レンジを自分で選択するか、または自動レンジを使用します。
最も感度の高いレンジの選択を自動的に行いたい場合は、自動レンジ機能をオンにしてください。
a.
キーを押すと自動レンジ機能のオン/オフが切換わります。この機能がオンになると
AUTO
ランプが点灯し
ます。 レンジを手動設定するときは、
b.
RANGE
の上向き/下向き矢印キーを使用して、予期される電流に適した測
定レンジを選択してください。
を参照して装置を測定対象となる電流源に接続します。
AUTO
注意 入力には250V(ピーク値、DC〜60Hz、mAレンジの場合は 1分あたり10 秒を超えないこ
と)を超える電圧を印加しないでください。装置損傷の原因になります。
5. Z-CHK
ゼロ補正をオフにするには、ゼロチェックをオンにしてから
1-4
を押してゼロチェックをオフにしてからディスプレイの値を読み取ります。
を押してください。
REL
電流測定
6517A
237-ALG-2
Red (HI)
Measured
Current
Shield
(Recommended
below 1mA)
I
s
Black (LO)
Input low
connected
to shield
注意: 最大入力=250V(ピーク値、DC〜60Hz)  ;mAレンジでは1分あたり10秒を超えぬこと。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
Cable
.
SLOWBLOW
COMMON
IN OUT
TRIGGER
LINK
LINE RATING
90-134VAC 180-250VAC 50, 60, 400HZ
55VA MAX
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
LINE FUSE
1/2A, 250V
!
INPUT
250V PEAK
1-9
抵抗測定
高抵抗を精密に測定するには低漏電を測定できる治具が必要となります。
以下の手順を実行するには装置が については「ベンチデフォルト」の項をご覧ください。
ゼロチェックがオン(
1.
す。 自動電圧源抵抗(
2.
にある電圧値(定格値 圧源」の項を参照してください。
"BENCH"
測定に適した電圧源レベルを選択しなければなりません。電圧源の使用法について詳しくはセクション 「電圧源」をご覧ください。
警告 自動電圧源抵抗を選択すると電圧源から 400V
測定レンジを自分で選択するか、または自動レンジを使用します。
3.
最も感度の高いレンジの選択を自動的に行いたい場合は、自動レンジ機能をオンにしてください。
a.
キーを押すと自動レンジ機能のオン/オフが切換わります。この機能がオンになると ます。
レンジを手動設定するときは、
b.
測定レンジを選択してください。
4. Model 6517A
ンメータの
から
LO
最高確度を達成するために、測定の電流成分に対して
することができます。実際に漏れ電流をキャンセルする方法については「アンペア 照してください。
LO
LO
V-Source ohms
のリセット条件では自動的に手動電圧源抵抗が選択されます。このモードではユーザが手動で
を試験治具へ接続します。最も基本となる接続方法を図
を、装置内部で電圧源の
へ接続する方法については、セクション
"BENCH"
"ZeroCheck"
または
40V
のリセット条件になっている必要があります。装置をリセットする方法
が表示されます)の状態で
)を選択します。このモードでは測定確度の最適化のために電圧源が自動的
)に設定されます。自動電圧源抵抗の選択について詳しくは「自動電
400V
RANGE
の上向き/下向き矢印キーを使用して、予期される抵抗値に適した
へ接続しなければならないことに注意してください。装置内部で
LO
2
を押すことにより抵抗測定機能を選択しま
R
が出力されることがあります。
AUTO
に示します。この接続方法ではア
1-5A
「電圧源の設定」をご覧ください。
を適用して試験治具の漏れ電流をキャンセル
REL
REL
2
AUTO
ランプが点灯し
」の項の説明を参
5. Z-CHK
ディスプレイから指示値を読み取ります。
6.
読み取りが終了したならば、もう一度
7.
警告 試験治具またはDUTとの接続/切り離しを行うときは、必ずその前に電圧源をスタンバイモー
を押してゼロチェックをオフにしてから
OPER
ドへ戻してください。
を押して電圧源をスタンバイ状態へ戻します。
OPER
を押して、試験治具
へ電圧を出力します。
DUT
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-10
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
基本接続
1-5
抵抗測定
A.
Measured
Resistance
Shield
6517A
R
X
237-ALG-2
Red
Black
LO connected to shield
Cable
INPUT
250V PEAK
PREAMP OUT
250V PEAK
HI
!
COMMON
LO
V SOURCE
IN OUT
TRIGGER
LINK
LINE RATING
90-134VAC 180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
IEEE-488
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
注: 電圧源のLOは内部で電流計の  LOと接続されています。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-11
自動電圧源(
抵抗測定で最高の確度を実現するためには自動電圧源を使用してください。自動電圧源を選択すると、電圧源が自動 的に ら
200TΩ
することができます。 抵抗測定時の電圧源モードを設定するには以下のステップを実行してください:
1.
2.
3.
4. EXIT
または
40V
までのレンジでは
まず
CONFIG
左/右矢印キーを使用して、カーソル(点滅するメニュー項目)を を押します。
カーソルを を押します。
キーを押してメニューを終了します。
Auto V-Source
400V
に設定されます。2MΩ から
400V
を押し、続いて
AUTO
(自動電圧源抵抗)または
200GΩ
が使用されます。手動電圧源を選択した場合には 、電圧源レベルを手動でセット
を押すことにより抵抗測定設定メニューを表示させます。
R
MANUAL
までのレンジでは電圧源が
VSOURCE
(手動電圧源抵抗)の上に移動させてから、
の上に移動させてから、
にセットされ、2TΩ か
40V
ENTER
ENTER
電流相対値(
抵抗測定用試験治具の漏れ電流をキャンセルしたい場合は 実行してください。
この手順を実行するためには、抵抗測定手順のステップ
ません。
電圧源がスタンバイ状態にあることを確認し、試験治具から
1.
アンペア(I)機能を選択してゼロチェックをオフにします。
2.
い。
3. OPER ATE
試験治具の漏れ電流を表示させるために、最も低い測定レンジを選択します。
4.
5. REL
れて指示値がゼロになります。
6. OPER
抵抗測定で使用する電流
7.
まず
a. b.左/
ENTER
抵抗測定にこのアンペア
c.
ENTER
d. EXIT
試験治具に
8.
抵抗測定機能(R)を選択し、抵抗測定の手順で説明したステップ
9.
Amps Rel
を押して電圧源を動作状態にします。電圧源が動作状態にあるときは
ランプが点灯します。
を押して相対測定をオンにします(
を押して電圧源をスタンバイ状態にしてから、ゼロチェックをオンにします。
CONFIG
右矢印キーを使用して、カーソル(点滅するメニュー項目)を
キーを押してメニューを終了します。
を押し、続いて
を押します。
を押します。
を再び取り付けます。
DUT
Amps Rel
ランプ点灯)。これによって漏れ電流読取り値がキャンセルさ
REL
値を決定するには以下のステップを実行してください。
Rel
を押すことにより抵抗測定設定メニューを表示させます。
R
値を使用することを確定させるために、カーソルを
Rel
を使用します。そのためには以下のステップを
から
1
DUT
REL
までがすでに実行されていなければなり
4
を取り外します。
がオフになっていることを確認してくださ
VOLTAGE SOURCE OPER-
AMPSREL
へと進みます。
5
の上に移動させてから、
の上に合わせて
YES
抵抗率測定
以下に説明する(表面/体積)抵抗率測定を実行するには、抵抗測定用治具である
必要になります。 この治具の使用法の詳細については『
以下の手順を実行するには装置が ついては「ベンチデフォルト」の項をご覧ください。
ゼロチェックがオン(
1.
す。 自動電圧源抵抗(
2.
的にある電圧値(定格値 抗測定」のセクションの「自動電圧源」の項を参照してください。
"BENCH"
測定に適した電圧源レベルを選択しなければなりません。電圧源の使用法について詳しくは「電圧源」の 項をご覧ください。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
V-Source ohms
のリセット条件では自動的に手動電圧源抵抗が選択されます。このモードではユーザが手動で
"BENCH"
"ZeroCheck"
)を選択します。このモードでは測定確度の最適化のために、電圧源が自動
または
40V
Model 8009
のリセット条件になっていなければなりません。装置のリセット方法に
が表示されます)の状態で、R を押すことにより抵抗測定機能を選択しま
)に設定されます。自動電圧源抵抗を選択する方法については「抵
400V
使用マニュアル』を参照してください。
1-12
Keithley Model 8009
警告 自動電圧源抵抗を選択すると電圧源から400V が出力されることがあります。
測定レンジを自分で選択するか、または自動レンジを使用します。
3.
最も感度の高いレンジの選択を自動的に行いたい場合は、自動レンジ機能をオンにしてください。
A.
キーを押すと自動レンジ機能のオン/オフが切換わります。この機能がオンになると ます。
レンジを手動設定するときは、
B.
測定レンジを選択してください。
4. Model 6517A を Model 8009
プ(表面、または体積)へ切換えます。 次の手順に従って抵抗率測定モードを選択します:
5.
まず
A. B.上/
CONFIG
下矢印キーを使用して、カーソル(点滅するメニュー項目)を
ENTER
カーソルを
C.
を押し、続いて
を押します。
RESISTIVITY
RANGE
試験治具へ接続し(図
を押すことにより抵抗測定設定メニューを表示させます。
R
の上に合わせて
の上向き/下向き矢印キーを使用して、予期される抵抗値に適した
参照)、試験治具上のスイッチを希望する測定タイ
1-6
MEAS-TYPE
ENTER
を押します。
AUTO
の上に移動させてから、
AUTO
ランプが点灯し
Model 6517A
体積)に倒されているかを検出し、選択内容に合わせて装置の測定タイプを自動的に設定します。
選択された測定タイプの上にカーソルが移動します(メニュー項目
D.
示になります)。
SURFACE -
せんから、
VOLUME -
を指定する必要があります。
カーソルが
a.
カーソルを
b.
メータの値が表示されます。 カーソルキー(左/右矢印キー)と
c.
してから
d. EXIT
6. Z-CHK
7. OPER
電時間として標準的には
読み取りが終了したならば、もう一度
8.
警告 試験治具またはDUTとの接続/切り離しを行うときは、必ずその前に電圧源をスタンバイモー
ENTER
キーを押してメニューを終了します。
を押してゼロチェック機能をオフにします。
を押して電圧を
はインターロックケーブルを介して、
測定タイプとして表面抵抗率を選択した場合は、これ以上のメニュー操作の必要がありま
キーを押してメニューを終了します。
EXIT
測定タイプとして体積抵抗率を選択した場合は、さらに以下の操作を行ってサンプルの厚さ
VOLUME THICKNESS
ドに戻してください。
の上にある状態で
の上に合わせて
を押します。
に印加し、適切な帯電時間経過後にディスプレイから指示値を読み取ります。帯
DUT
秒が使用されます。
60
ENTER
ENTER
RANGE 上/
OPER
を押して電圧源をスタンバイ状態へ戻します。
下矢印キーを使用して、サンプルの厚み(ミリ単位)を指定
Model 8009
を押し、体積パラメータメニューを表示させます。
を押します。サンプル用に現在設定されている厚さパラ
上のスイッチがどちら側(表面、または
SURFACE
または
VOLUME
が点滅表
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-13
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
Model 8009
1-6
抵抗率測定
METER SOURCE
TRIAX
MAX INPUT
250 MAX
1100V
HI-LO
8607 Banana Plug Cable
7078-TRX-3 Triax Cable
PREAMP OUT
!
INPUT
250V PEAK
!
LID INTERLOCK
警告:治具のを安全接地ワイヤ を使用して安全グラウンドへ接 地してください。
6517-ILC-3 Interlock Cable
8607 Banana Plug Cable
LO HI
COMMON
250V PEAK
!
V SOURCE
INTERLOCK
OUT
LINE RATING
90-134VAC
180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
IEEE-488
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
電荷測定
"BENCH"
1.
2.
3.
4.図 1-7
注意 250V(ピーク値、DC〜60Hz)を超える電圧を印加しないでください。装置損傷の原因になり
Model 6517A
のリセット条件を仮定すれば、基本的な手順は次のようになります:
ゼロチェックがオン(
"ZeroCheck"
が表示されます)の状態で、Q を押すことによりクーロン測定機能を選択
します。 測定レンジを自分で選択するか、または自動レンジを使用します。
最も感度の高いレンジの選択を自動的に行いたい場合は、自動レンジ機能をオンにしてください。
a.
キーを押すと自動レンジ機能のオン/オフが切換わります。この機能がオンになると
AUTO
ランプが点灯し
ます。 レンジを手動設定するときは、
b.
RANGE
の上向き/下向き矢印キーを使用して、予期される電荷の値に適し
た測定レンジを選択してください。
試験ケーブル(図
1-7)を Model 6517A
にします。必要に応じて
を押すことによりディスプレイ指示値をゼロにしてください。
REL
の入力へ接続し、入力がまだオープンの状態でゼロチェックをオフ
を参照して装置を測定対象となる電荷へ接続します。
ます。
AUTO
ディスプレイから指示値を読み取ります。
5.
ゼロチェックをオンにすることよって指示値をゼロにリセットすることも可能です。電荷の値が特定のレ
ベルに達したときに指示値をゼロにリセットしたいのであれば、次の節の説明に従って自動放電(
Discharge
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
)をオンにしてください。
1-14
Auto
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
1-7
電荷測定
6517A
237-ALG-2
Black (LO)
Cable
!
INPUT
250V PEAK
COMMON
IN OUT
TRIGGER
LINK
LINE RATING
90-134VAC 180-250VAC 50, 60, 400HZ
55VA MAX
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
Measured
Charge
Q
Red (HI)
s
Shield (Optional)
Input low connected to shield
自動放電
自動放電(
Auto Discharge
リセットされてゼロに戻ります。この操作によって積分回路がリセットされると、電荷測定プロセスが再びゼロから スタートします。
まず
1.
2.左/
右矢印キーを使用してカーソル(点滅するメニュー項目)を
ENTER
Auto Discharge
CONFIG
を押します。
3. Auto Discharge a. Auto Discharge
荷レベルを表示させます。左/右矢印キーと から
ENTER
b. Auto Discharge
4. EXIT
キーを押してメニューを終了します。
)機能をオンにすると、電荷がある指定したレベルに達したとき、電荷指示値が自動的に
のオン/オフを切換えるには次のステップを実行します。
を押し、続いて
をオンにするにはステップ a、オフにするにはステップ
をオンにする −
を押すことによりクーロン測定設定メニューを表示させます。
Q
の上に移動させてから
を押すことにより現在の電
の上にカーソルを移動させてから
ON
RANGE 上/
下矢印キーを使用して異なる電荷レベルを設定して
AUTO-DISCHARGE
を実行してください。
b
ENTER
を押します。
をオフにする − カーソルを
の上に合わせて
OFF
ENTER
を押します。
外部温度と相対湿度の測定
Model 6517A は K-
熱電対(
Model 6517-TP
とができます。
Model 6517A
はオプションとして提供される
測定することができます。
接続
Model 6517-TP "HUMIDITY"
Model 6517-TP
対がグラウンドラインや他の電位に接触していると誤った値を読み取る原因になります。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
(熱電対)と
6517-RH
とラベリングされた端子に接続します(図
の熱電対接合部はグラウンドや他の電位から電気的に絶縁するようにお奨めします。熱電
、標準添付)を使用して、
Model 6517-RH
湿度プローブを使用して、相対湿度(0〜
-25
℃〜
℃の範囲で外部温度を測定するこ
150
(湿度プローブ)は、それぞれ背面パネルの
参照)。
1-8
1-15
100
"TEMP TYPE K"
%)を
および
CAUTION:FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
M
1-8
外部温度と湿度測定
6517A
!
INPUT
250V PEAK
odel 6517-TP
Thermocouple
測定コントロール
PREAMP OUT
250V PEAK
COMMON
LO
V SOURCE
Extension Cable (P/N CA-129-1)
Model 6517-RH Humidity Probe
LINE RATING
90-134VAC
180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
BENCH
に合わせてリセットすると温度と湿度測定機能がオフに設定されます。これらの測定をオンにするには前面
パネルを使用して以下の操作を行ってください。
1. MENU
2.左/
を押してメインメニューを表示します。
右矢印キーを使用して、カーソル(点滅するメニュー項目)を
GENERAL
を押して、一般メニューのメニュー項目を表示させます。 カーソルを
3.
A/D-CONTROLS
の上へ移動させて
ENTER
を押し、
コントロールメニューを表示させま
A/D
す。 カーソルを
4.
す。
DATA-STAMP
と表示されれば測定が可能であることを意味し、
ON
の上に合わせて
ENTER
を押します。温度と湿度の現在の設定状態が表示されま
が表示されれば測定機能がオフになっているこ
OFF
とを示します。 温度/湿度測定のコントロール状態を変更するには、まずカーソルを該当するメニュー項目の上へ移動させてか
5.
ら、
RANGE
する状態(ON、または
6. EXIT
キーを押してメニューを終了します。
TEMPERATURE
の上向き/下向き矢印キーを押してコントロール状態を交互に切換えます。温度と湿度測定の希望
)が表示されたことを確認して
OFF
オプションは
"Change From Cal Temp"
ENTER
を押します。
マルチ表示の温度指示値をコントロールする
機能も備えています。詳しくはセクション 2「マルチ表示」をご覧ください。
温度単位
Model 6517A
は温度指示値を˚C、˚F、または
が ℃ にセットされます。単位を変更するには以下のステップを実行してください:
1. MENU
2.左/
を押してメインメニューを表示します。
右矢印キーを使用して、カーソル(点滅するメニュー項目)を
を押して、一般メニューのメニュー項目を表示させます。 カーソルを
3.
DISPLAY
の上に合わせて
させます。 カーソルを
4.
TEMP-UNITS
の上に合わせて
を示します。 温度単位を変更するのであれば、希望する選択肢(℃、K、または °F)の上にカーソルを合わせて
5.
を押してください。
6. EXIT
キーを押して上位のメニューへ戻ります。
で表示します。
K
ENTER
を押すことにより、
ENTER
"BENCH"
を選択した装置をリセットすると測定単位
GENERAL
SET READING DISPLAY
を押します。点滅カーソルが現在選択されている温度単位
の上に移動させてから
の上に移動させてから
メニューを表示
ENTER
ENTER
ENTER
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-16
ディスプレイへの指示値表示オプション
温度と湿度指示値にはマルチ( に加えて温度と湿度の読み取りも行われ、バッファに測定値を保存するときにも温度と湿度をデータ要素の一部とし て保存することができます。詳しくはセクション 2「マルチ表示」をご覧ください。
保存するデータ要素の一部として外部温度と湿度を選択するには、データ保存設定メニューを操作する必要がありま す。詳しくはセクション
「バッファ(データ保存)」をご覧ください。
2
)表示を適用することができます。マルチ表示を使用すると、通常の
NEXT
A/D
測定
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
1-17
22
2
22
測定オプション
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-1
このセクションでは実際に測定を行う際の詳細を説明します。説明の内容には設定オプション、トリガ、読み込み値 の保存、スキャニングを始めとする多くの項目が含まれます。ここで説明する内容は ら操作する場合と
IEEE-488
バスでコントロールする場合の両方で役立つ情報です。
Model 6517A
を前面パネルか
マルチ表示
それぞれの測定機能と一部の操作については、前面パネルディスプレイの一番下の行を利用する「マルチ表示」がサ ポートされています。マルチ表示機能により複数のタイプの測定値を表示したり、別な形式で表示したり、あるいは 読み込み値に関する追加情報を表示することができます。
マルチ表示についてはこのセクションでまとめて説明します(全部のマルチ表示を表 マルチ表示をスクロールして機能や操作を選択するには
マルチ表示モードをキャンセルするには、どちらかのキーを押してそのまま保持してください。
2-1
機能別マルチ表示 機能 次の表示項目
全部 時間、曜日、および日付
バーグラフ 中心振り分けバーグラフ 最大と最小値 相対値と実際の値 計算値と実際の値 リミットバーグラフ 相対湿度と外部温度 校正温度からの変化
NEXT と PREV(previous)DISPLAY
に示します)。
2-1
キーを使用します。
抵抗(R) 電圧源の値(V)と実測電流値(I)
バッファ 相対湿度と外部温度、電圧源の値、最大読取り値、最小読取り値、平均読取り
値、標準偏差、バッファデータのプリントアウト
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-2
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
時間、曜日、および日付
時間、曜日、日付を表示しま
す。時間、日付、および表示形式(
GENERAL MENU
(メインメニュー参照)の
プションを使用して設定します。
12/24
時間制)は
CLOCK
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
バーグラフ
示します。バーグラフの
左端をゼロとして読取り値をバーグラフ表
つのセグメントがレンジ全体の
1
約 4% を表します。
中心振り分けバーグラフ
値ゼロを中心として、正負両
方のリミットの範囲内で正負両方に振れる読取り値をバー グラフ表示します。1 つのセグメントがリミットの
10
に相当します。
最大、最小値
表示開始後に発生した最大と最小読取
り値を示します。現在選択されている機能の選択キーを 押すか、または表示を終了することによって最大/最小 値がリセットされます。
相対値と実際の値— 相対(
ます。一番上のラインが相対(
)機能でこの表示を使用し
Rel
)操作の結果を示し、
Rel
一番下のラインが実際(生)の読取り値を示します。
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
計算値と実際の値
数学演算機能でこのディスプレイを
使用します。一番上のラインが数学演算の結果を示し、一 番下のラインが生の読取り値を示します。
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-3
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
リミット
リミットテストの結果を示します。読取
り値をゼロを中心として左右に振り分けたバーグラ フとして表示し、読取り値が指定した上下リミット の範囲内に収まっているときは
PASS
メッセージを 示します。読取り値がリミットの範囲を超えた場合 は ン/オフ設定はメインメニューの
メッセージを示します。リミットの設定とオ
FAIL
LIMITS
オプション
で行います。
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
FILT 4W ARM
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
相対湿度と外部温度
この画面は相対湿度と外部温
度の表示に使用します。この表示を使用するために は該当するオプションが装着されており、その機能 がオンに設定されている必要があります(このマ ニュアルのセクション
校正温度からの変化
参照)。
1
温度読取り機能をオンにして
おくと、最近の校正実行時の内部温度と現在の内部 温度との差が表示されます。温度読取りをオンにす る方法についてはセクション 1「外部温度測定」を ご覧ください。
Measure/source
この画面を使用して抵抗測定用 に設定した電圧源レベルと、そのときの電流実測値 を表示します。
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
バッファ
取り値の
— RECALL
項目のデータが表示されます:
7
メニューに入るとバッファ読
相対湿度(RH)と外部温度(ET) 電圧源の値
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
最大読取り値(左寄り) 最小読取り値 平均読取り値(左寄り) 標準偏差 バッファデータプリントアウト
6517 ELECTROMETER/HIGH RESISTANCE METER
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-4
メニュー
Model 6517A
す。メインメニューは専用キーを持たない項目へアクセスし、 目を設定します。
メインメニューの選択項目をまとめて表 作に関する設定項目をまとめたものです。
2-2
メインメニューのまとめ
オプション 説明
SAVESETUP
COMMUNICATION CAL Model 6517A
TEST LIMITS STATUS-MSG GENERAL
が使用する基本的なメニューとして、メインメニューと設定(
に示します。表
2-2
セットアップのメモリへの保存とメモリからの呼び出し、起動時デフォルトの設定、装 置をデフォルト条件へ戻します。
インターフェイスの選択と設定(
の校正(『校正マニュアル』参照)、オフセット調節と校正日付の確
認。 自己診断の実行(『修理マニュアル』参照)。 リミット試験実行のための単位の設定。 ステータスメッセージモードのオン/オフ。 デジタル出力ポートの出力コントロール、装置のシリアル番号とファームウェアバー
ジョン番号管理、電源ラインとの同期コントロール、リミットコントロールとデータス タンプ、タイムスタンプ管理、指示値表示方法の設定とリアルタイムクロックの設定。
2-3
CONFIG
、および表
または
GPIB
CONFIG
メニューは測定機能と装置の操作に関する項
2-4
RS-232
)メニューの
は測定機能に関する設定と装置の操
種類がありま
2
2-3
各測定機能の設定
自動レンジ 外部 アンペア 測定
機能
電圧 電流 抵抗 電荷
抵抗または抵抗率
*
自動または手動
**
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
速度 フィルタ 分解能 リミット ダンピング ガード フィードバック
REL
タイプ*電圧源**放電
• • •
• • •
• • • • • •
• • •
2-5
V- 
自動
2-4
装置の操作方法設定 オプション 説明
CONFIG REL REL CONFIG FILTER CONFIG MATH
CONFIG TRIG CONFIG SEQ CONFIG STORE
CONFIG VOLTAGE SOURCE* CONFIG CARD CONFIG NEXT
電圧源(
*
印キー)のいずれかを押します。
V-Source
)メニューへアクセスするには
(相対)値をセットして機能をオンにします。 平均とメディアンフィルタを選択して設定します。 数学演算機能の選択と設定:多項式、パーセント、パーセント偏倚、比率または
log10
基本または高度なトリガモデルの選択と設定。 試験シーケンスの選択と設定。 データ保存法の設定:カウント、コントロール、タイムスタンプ、データ要素と表
示、バッファのクリア。 電圧源の設定:レンジ、電圧の限界値、抵抗性電流の限界値、メータ接続。 内部/外部スキャニングの選択と設定。 ゼロ中心バーグラフのスケール変更。
CONFIG
を押してから、
VOLTAGE SOURCE
キー(
、上向き矢印キーまたは下向き矢
OPER
メニュー内でのナビゲーション
メニュー構造の内部では以下の規則にしたがって項目間を移動してください。メニュー内での移動に使用できる前面 パネルキーを表
装置が指示値を表示している通常の状態からスタートして、以下の操作が可能です:
1.
CONGIF
る。
MENU
次の操作によって装置は指示値を表示する通常の状態へ復帰します:
2.
・ メインメニューのトップレベルにあるときに ・ 設定メニューのトップレベルから ・ メニュー内から測定ファンクションキーを押す。
3. ENTER
ベルに降りて行きます。メニュー構造の上位レベルに戻るには カーソル位置はメニュー項目やパラメータの点滅によって示されます。カーソルをある項目から次へ移動させ
4.
るにはカーソルキー(左/右矢印キー)を使用します。ある項目を選択するには、カーソルをその項目へ移動さ せてハイライト表示にした状態で
一番下の行に左矢印と右矢印キーが表示されたときは、さらに選択が必要な項目や追加情報があることを意味
5.
しています。例えば左矢印が表示された場合は、左矢印カーソルキーを押してください。カーソルキーは自動 リピート機能を持っています。
数値パラメータを入力するときは、変更したい桁の上にカーソルを合わせた状態で
6.
押して、その桁の数字を増加/減少させます。 実際に変更が行われるのは
7.
生し、その入力は無視されます。また、 メニューの何処にいるときであっても、
8.
れます。情報メッセージを消してそのままメニューに留まりたい場合は は
ENTER
の指示値表示モードに復帰します。
にまとめてあります。
2-5
を押し、続いて希望する機能キーや操作キー(V、
キーを押してメインメニューのトップレベルを表示させる。
または
EXIT
を押す。
EXIT
キーを押すことによりある項目が選択され、さらに細かな定義が必要な場合はメニュー構造の下のレ
MENU
EXIT
ENTER
ENTER
を押してください。ファンクションキーを押すと
を押してください。
キーが押されたときです。無効なパラメータを入力した場合はエラーが発
キーを押した場合にも変更が無視されます。
EXIT
キーを押せばその操作に関する有用な情報メッセージが表示さ
INFO
INFO
等々)を押して設定メニューを表示させ
TRIG
を押す。
キーを押します。
RANGE 上/
INFO
とメニューがキャンセルされ、装置は通常
をもう一度押すか、
下矢印キーを
EXIT
また
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-6
I
2-5
メニューのまとめ 動作 説明
CONFIG-
(ファンクション)
CONFIG
キーを押し、続いてファンクションキー(例:
)を押すと該当する機能
"V"
設定メニューのトップレベルが表示されます。
MENU MENU
キーを押すとメインメニューのトップレベルが表示されます。メインメ
ニューには直接対応するキーを持たない操作が配置されています。
右矢印キー メニュー項目間でのカーソル(ハイライト表示)の移動、パラメータ値の桁選択、ス
/
キャナのチャンネル切換えなどにこれらのカーソルキーを使用します。
RANGE
上向き矢印キー パラメータのある桁を選択して値を増加/減少させるときに
RANGE
キーを使用しま
す。
RANGE ENTER EXIT INFO
下向き矢印キー
メニューの選択やデータ入力の内容を確定させます。 メニューの選択をキャンセルし、直前のメニューレベルに復帰します。 現在表示されているメニューレベルに対応した情報を表示します。このキーを押すた
びにメッセージの表示/非表示が切換わります。
電圧源
双極性、容量
の内蔵電圧源は最高 ±
1W
1000V
までを出力できる能力を持っています。装置が通常の測定モードに
あるときは、プログラムされた電圧レベルがディスプレイの一番下の行に表示されています。
接続
警告 けがや、場合によっては人命にかかわる感電事故防止のため、電圧源が動作中(
SOURCE OPERATE
さい。
OPER
キーを押すことにより電圧源がスタンバイと動作モードで交互に切換わります。
独立した電圧源として使用する場合には、背面パネルの ます(図
SOURCE
参照)。
2-1
メニューの
FVMI(force voltage measure current
METER CONNECT
することができます(「電圧源の設定」参照)。これに合わせた接続例を図
2-1
独立した電圧源としての接続
LO
A. Basic Connections
V-Source Out
R
L
H
ランプ点灯)は絶対に装置や試験回路の接続/取り外しを行わないでくだ
V-SOURCE HI と LO
端子間から電圧を取り出すことができ
)ソースとして使用するのであれば、
オプションを使用して、
V-Source LO
2-2
を内部的にアンメータ
に示します。
VOLTAGE
CONFIGURE V-
と接続
LO
V-Source
LO HI
R
L
B. Equivalent Circuit
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-7
I
2-2
FVMI
としての接続
LO
INPUT
250V PEAK
注 CONFIGUREV-SOURCEメニューのMETER-
CONNECTオプションによってV-SOURCELO アンメータ入力のLOと接続されています。
Ammeter
A
HI
V-Source
LO
R
V SOURCE
OUT
R
HI
H
基本操作
基本操作として行うのは電圧源レベルの設定と、電圧を出力できる動作モードに入れることだけです。電圧源に関す るそれ以外の操作は
CONFIGURE-SOURCE
電圧リミット設定、抵抗電流リミットの選択、および電圧源とアンメータの 定」の項をご覧ください。
電圧源レベルの設定 − 電圧源のレベルは装置の通常の測定モードで行います。この電圧レベルの設定には
AGE SOURCE
上/下矢印キーとカーソルキー(左/右矢印キー)を使用します。これらの 押すと電圧源編集モードがアクティブになります。電圧源ディスプレイの点滅桁が現在のカーソル位置を表します。 カーソルキーを使用して希望する桁へカーソルを移動してから、 します。電圧の極性を切換えたい場合は、カーソルを極性記号の上に移動してから キーを押してください。
電圧を出力する −
OPER
す。電圧が出力されているときは
OPER
キーを押すと電圧源がスタンバイモードへ復帰します。
キーを押すと、現在ディスプレイに表示されている電圧レベルが出力端子に印加されま
VOLTAGE SOURCE OPERATE
メニューで実行します。電圧レンジの選択(
LO-LO
間接続については「電圧源の設
4
VOLTAGE SOURCE 上/
VOLTAGE SOURCE 上/
ランプが点灯します。この状態でもう一度
100V
または
1000V
)、
VOLT-
種類のキーのいずれかを
下矢印キーでレベルを変更
下矢印
電圧源の設定
以下のステップを実行して電圧源を設定します:
1. CONFIG
キーを押し、続いて
より以下の設定メニューを表示させます:
RANGE: 100V V-LIMIT: RESISTIVE LIMIT:
または
1000V
電圧リミット値の設定(絶対値)とコントロール(
抵抗(1MΩ)電流リミットをコントロール(
METER CONNECT: V-Source LO
メニュー項目を使用して電圧源を設定します。メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の項目に移
2.
動(左/右矢印キー)させてから ラメータ値を変更する場合はカーソルキーと ニュー構造の内部を移動する方法に関してさらに詳しくは、このセクションの前半で説明した「メニュー」の 項をご覧ください。
メニュー構造から脱出するには
3.
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
VOLTAGE SOURCE
のいずれか
レンジのいずれかを選択します。
とアンメータ
ENTER
EXIT
を押します。メニューのオプション選択も同じ方法で行います。パ
RANGE
キーを押します。
間の内部接続をコントロール(
LO
キーで値を変更してから
2-8
つ(
1
ON/OFF
ON/OFF
、上/下矢印キー)を押すことに
OPER
)を行います。
)します。
ENTER
ON/OFF
)します。
を押します。メ
相対
相対( 値として記憶し、それ以後は実際の入力値からこの基準値を引き去った値を表示します。
表示される指示値 = 実際の入力
(相対)機能をアクティブにするには
Rel REL
す。
Rel
切換えたときに保存されます。ある測定機能について決定した
Rel
ある測定機能の
1.
2. CONFIG
3.
)機能は実際の読取り値から基準値を減算します。
Rel
基準値
-
キーを押してください(
REL
機能がオフになります。
値は各測定機能ごとに独自の値を設定することができます。それぞれの測定機能の
CONFIG-REL
ディスプレイから
をオンにすると装置はその時点での読取り値を基準
Rel
ランプ点灯)。もう一度
REL
値を入力してこの機能をオンにすることも可能で
Rel
値は、すべてのレンジについて共通です。
Rel
の設定
値をチェック/変更するには以下のステップを実行してください:
Rel
対象となる測定機能を選択します。
キーを押し、続いて
カーソルキー(左右矢印キー)と は
がオンの状態で通常の表示状態へ復帰します。
Rel
キーを押して現在の
REL
RANGE
Rel
キーを使用して、
値を表示させます。
値を変更してから
Rel
REL
値の状態と値は、機能を
Rel
ENTER
を押します。装置
を押すと
ゼロチェック
ゼロチェックがオン( います。電圧、電流、および抵抗測定のときは、入力信号の接続/取り外しを行うときにゼロチェックをオンにしてく ださい。ただし、電荷測定ではゼロチェックをオフにする必要があります。ゼロチェックをオンのままにしておくと 電荷が
10MΩ
ゼロチェックのオン/オフ切換えには
シャントを介して散逸してしまいます。
"ZeroCheck"
表示)のとき、入力信号は高インピーダンスシャントを介して
Z-CHK
キーを使用します。
へ接続されて
LO
装置を正常に動作させるため、機能(V、I、R、または Q)切換えの前には必ずゼロチェックをオンにし
てください。
ゼロ補正
Z-CHK と REL
連携して機能します。 電圧または電流機能のゼロ補正を行うには以下のステップを実行してください:
または
1. V
ゼロチェック機能をオンにします。
2.
測定に使用するレンジを選択するか、または最も低いレンジを選択します。
3.
4. REL
電圧機能の場合、ガードがすでにオン(
5. Z-CHK
これで、通常の方法での読み取りが可能になりました。
6.
装置の測定レンジを上げてもゼロ補正された状態はそのまま保たれますが、レンジを下げた場合は装置の
キーは電圧と電流測定の確度劣化の原因となる内部オフセットをキャンセル(ゼロ補正)するために
機能を選択します。
I
を押して装置のゼロ補正を実行します。
表示されません。
を押してゼロチェック機能をオフにします。
ゼロ補正を再実行してください。
ゼロ補正をオフにするには、まずゼロチェックをオンにしてから次に
ランプが点灯して
REL
が表示されます)になっているときは
"Grd"
"ZCor"
REL
メッセージが表示されます。
"ZCor"
を押してください。
メッセージが
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-9
トリガをかける
r
以下の説明はトリガに関するおおまかな知識を得ることを目的としたものです。より完全な説明については『
6517A
きるトリガ設定(
Model 6517A は 2 2-4
イヤから構成されるのに対して、高度トリガモデルは ます。
基本トリガモデル(簡略表示)
ユーザマニュアル』をご覧ください。トリガの設定には
Trigger Configuration
種類のトリガモード(基本と高度)を備えています。これら
に示す簡略化されたトリガモデルによって表現されます。図に示すように、基本トリガモデルの動作は
)メニューを使用します。
つのレイヤを使用することでより多くのオプションを提供し
3
2-3
Idle
MODE
One Shot
Event
Detection
Continuous
Output Trigge
CONFIG と TRIG
キーを押すことによりアクセスで
種類のトリガモードは図
2
2-3 1
Model
と図
つのレ
Device Action
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-10
re t
2-4
高度トリガモデル(簡略表示)
Idle
No
Arm
Layer
Scan
Layer
Measure
Layer
Arm
Event
Scan
Event
Measure
Event
Device
Action
Yes
Yes
Yes
Another
Arm
?
No
Another
Scan
?
No
Another
Measure-
ment
?
Output Trigger
Arm
Count
Scan
Count
Measu
Coun
アイドリング
トリガモデルのいずれのレイヤにも入っていないとき、装置は常にアイドリング状態にあります。 (または、バスを介して
ランプが点灯すると同時に、装置がトリガモデル内で動作を開始します。
ARM
:INIT
または
:INIT:CONT ON
を送信)
Model 6517A
をアイドリングから脱出させると、
TRIG
を押して
コントロールソース
高度トリガと基本ワンショットトリガを使用する場合、装置の動作はコントロールソースによってコントロールさ れ、動作はプログラムされたイベントの発生までホールド状態になります。基本ワンショットトリガが ロールソースだけを使用するのに対して、高度トリガは
種類のコントロールソースを使用します。コントロール
3
ソースには次のようなタイプがあります:
・即時 − 即時にイベント検出が起こり、動作が次に進みます。 ・外部 − ・手動 − ・
GPIB −
TrigLink − TRIGGER LINK
EXT TRIG IN TRIG
キーを押すと、それに同期してイベント検出が起こります。
バストリガの受信(
コネクタから入力トリガを受信すると、それに同期してイベント検出が起こります。
GET
または
)によってイベント検出が起こります。
*TRG
コネクタから入力トリガを受信すると、それに同期してイベント検出が起こりま
す。基本トリガにはこの機能はありません。
TIMER −
れたタイマインターバルの経過によってイベント検出が起こります。高度トリガモデルの 機能はありません。
・ ホールド − ホールドを選択すると上に説明したどの条件が成立してもイベント検出が起こらず、動作はホー
そのレイヤを最初に通過するときは即時にイベント検出が起こります。それ以後は、プログラムさ
Arm Layer
ルド状態になります。基本トリガにはこの機能はありません。
連続基本トリガが使用されている場合、装置は図
に示すコントロールソースをバイパスしてデバイス動作を実行
2-3
します。
つのコント
1
にこの
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-11
デバイス動作
最も重要なデバイス動作は勿論測定です。しかし、機能の切換えやチャンネルスキャン(スキャナが使用可能である 場合)もデバイス動作に含まれます。チャンネルスキャンでは測定実行前に ズ)されます。内部チャンネルをスキャンしているときは、直前のチャンネルが開いて次のチャンネルが閉じます (ブレークビフォーメーク)。また、リレー整定時間用の遅延もデバイス動作に含まれます。
つのチャンネルがスキャン(クロー
1
出力トリガ
回の測定(デバイス動作)終了の度に出力トリガパルスが発生し、このパルスは
1
取り出すことができます。外部スキャナ( ンの次のチャンネルを選択する目的で出力トリガを利用します(このセクションの後半で説明する「外部スキャニン グ」参照)。
Model 7001 や 7002
スイッチシステムなど)を併用する場合は、スキャ
Model 6517A
の背面パネルから
カウンタ(高度トリガ)
高度トリガの います。例えば、測定レイヤ( での動作を継続することができます。毎回のデバイス動作終了後、動作ループはトリガレイヤ( ントロールソースへ復帰します。動作ループがより上位のレイヤ(またはアイドル状態)へ復帰するときにカウンタ がリセットされます。
つのレイヤはいずれもプログラムカウンタを利用して、それぞれのレイヤへの復帰と滞留の管理を行
3
Measure Layer
)カウンタを
とプログラムすることによって測定レイヤ内
infinite
Trigger Layer
)のコ
ベンチデフォルトトリガモデルのセットアップ
ベンチデフォルトでセットアップすると、高度トリガが選択されて に、全部のレイヤのコントロールソースを即時に、測定レイヤを無限にセットします。このトリガモデルがセット アップされると、動作はそのまま測定レイヤに入ってそのまま留まり、連続測定を行います。
Model 6517A
がアイドル状態を脱出するととも
速度
SPEED は A/D
定することができます。積分時間は電源ラインの周波数( なわち、
一般的に、一番速い積分時間( それに対して、一番遅い積分時間( ノイズの兼ね合いを考えて選択します。
60Hz の 1 PLC は 16.67msec
変換器の積分時間と入力信号を測定する周期を設定します。
0.01 PLC 10 PLC
であり、
)を選択すると読取りノイズが増加して信号の有効な分解能が低下します。
50Hz と 400Hz の 1 PLC は 20msec
)が最良の同相、標準モード除去率を示します。その中間の設定は速度と
SPEED
)から導かれるパラメータを用いて指定します、す
NPLC
は各測定機能ごとに独立して設
です。
速度の設定
積分時間はそれぞれの測定機能ごとに独立して設定することができます。速度を設定するときは以下にまとめる手順 に従って機能設定メニューを操作してください:
1. CONFIG
カーソルキー(左/右矢印キー)を使用して
2.
せます:
NORMAL: FAST: MEDIUM: HIACCURACY: SET-SPEED-EXACTLY: (0.01〜10) SET-BY-RESOLUTION:
ル』参照)。
メニュー項目を使用して速度を設定します。メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の項目に移動
3.
(左/右矢印キー)させてから キーで値を変更してから ニュー」に記載されています。
さらに詳しくは『ユーザマニュアル』のセクション
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
キーを押し、続いて希望する機能のキー(V、I、など)を押します。
積分時間を
積分時間を
積分時間を
積分時間を
を入力します。
1 PLC
0.01 PLC
0.1 PLC
このオプションを選択するとプロンプトが表示されますから、希望の
現在の分解能設定に合わせて積分時間を自動的に最適化します(『ユーザマニュア
ENTER
SPEED
に設定します。
に設定します。
に設定します。
10 PLC
ENTER
に設定します。
を押します。パラメータ値を変更する場合はカーソルキーと
を押します。メニュー構造内を移動する方法について詳しい説明が「メ
を選択し、
ENTER
2 「SPEED
2-12
を押して次の速度オプションを表示さ
」をご覧ください。
PLC
RANGE
分解能
Input signal
すべての機能は ます。
3.5
から
桁の分解能で動作します。それぞれの機能ごとに独立した分解能を設定することができ
6.5
分解能の設定
ある測定機能の分解能を設定するには以下の手順を実行してください:
1. CONFIG
カーソルキー(左/右矢印キー)を使用して
2.
ンを表示させます:
a. 3.5 to 6.5d: b. AUTO:
す(『ユーザマニュアル』参照)。
カーソルをメニューオプションの上に合わせ(左/右矢印キー使用)、
3.
メニュー構造内を移動する方法について更に詳しくは「メニュー」の節をご覧ください。
キーを押し、続いて希望する機能のキー(V、I、など)を押します。
RESOLUTION
いずれかのオプションを選択して表示分解能を設定します。
このオプションを選択すると現在設定されている分解能に合わせて積分時間を自動的に最適化しま
を選択し、
フィルタ
フィルタはノイズの多い測定を安定化してくれます。 します。 ルタが有効になります。もう一度
FILTER
を押してフィルタをオンにすると(
FILTER
を押すとフィルタの機能がオフになります。
フィルタタイプ
Model 6517A
ランプ点灯)、その測定機能用として選択されているフィ
FILT
はデジタルフィルタとメディアンフィルタを使用
ENTER
ENTER
を押して次の分解能オプショ
を押して分解能を設定します。
Model 6517A は 2
読取り値を単純平均化するフィルタですが、高度フィルタの相違点はユーザがプログラム可能なノイズ「ウィンド ウ」を使用できることにあります。ノイズウィンドウ(レンジのパーセント値で表します)を使用することにより信 号の大きなステップ変化に対する応答が速くなります(図 『ユーザマニュアル』をご覧ください。
2-5
フィルタ応答/ノイズウィンドウ
Response with the noise window turned “on” shifts when the input signal moves beyond the specified range
Limits of the
user-specified
noise window
種類のデジタルフィルタ(平均化と高度)を備えています。どちらのタイプも
参照)。フィルタタイプの完全な説明については
2-5
Response with no noise window
Value displayed
with filtering
1
回から
100
回の
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-13
フィルタモード
フィルタには移動平均と反復という
)スタックを利用します。スタックがいっぱいになると測定変換値を平均化して
out"
れ以後、1 回の れて新しい平均値(指示値)が計算されます。
反復フィルタの場合もやはりスタックが変換値でいっぱいになると、平均計算が行われて指示値が決まりますが、そ の後スタックを空にしてから同じ処理を繰り返します。フィルタモードの完全な説明については『ユーザマニュア ル』をご覧ください。
変換が行われる度に新しい変換値がスタックに書き込まれると同時に、最も古い変換値が捨てら
A/D
つのタイプがあります:移動平均フィルタは先入れ先出し(
2
つの指示値を計算します。そ
1
"first-in, first-
メディアンフィルタ
メディアンフィルタはサンプリングした読取り値のグループを値の昇順に並べて、その中で「最も中央に近い」値を 指示値として使用します。 例えば、読取り値が次の値であったとすれば:
20V, 1V, 3V
これらの値を昇順に並べると次のようになります:
1V, 3V, 20V
このサンプルグループのメディアン値(中央値)は サンプル読取り値の数は次の式によってランク付けされます。
サンプル読取り値の数
ここに、R はランクの値(1〜5)です。 例えば、ランクが 新しい読取り値が取り込まれたびにそれを一番古い値と入れ替え、更新されたサンプルグループからメディアンを決
定します。
の場合は最近の
4
= (2 ¥ R) + 1
個の読取り値((2×4)+1=9)からメディアンを決定します。
9
3V
です。
フィルタの設定
それぞれの測定機能ごとに独自のフィルタ設定を持たせることができます。以下に説明するステップに従ってフィル タの設定を行ってください:
測定機能を選択します。
1.
まず
2.
CONFIG AVERAGING: MEDIAN:
種類のフィルタ(デジタルとメディアン)に関連するメニュー構造は次のとおりです:
3. 2 a. AVERAGING
TYPE —
NONE AVERAGING
サイズ)を入力するように要求してきます。
ADVANCED
ズ)を入力するように要求してきます。スタックサイズを入力すると、さらにノイズ許容レベル(0〜 %)の入力を要求してきます。
AVERAGING-MODE —
ルタを選択します。
b. MEDIAN
DISABLE — ENABLE —
メニュー項目を使用してフィルタの設定を行います:メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の項
4.
目に移動(左/右矢印キー)させてから
RANGE
「メニュー」の節をご覧ください。
を押し、続いて
デジタルフィルタの設定とコントロールを行います。
メディアンフィルタの設定とコントロールを行います。
(デジタル)フィルタオプション:
この項目を使用してデジタルフィルタのタイプを選択します:
デジタルフィルタの機能をオフにします。
平均化フィルタを選択し、さらに平均値計算の対象となる読取り値の数(「スタック」
高度フィルタを選択し、さらに平均値計算の対象となる読取り値の数(「スタック」サイ
フィルタのオプション:
メディアンフィルタの機能をオフにします。
メディアンフィルタの機能をオンにして、レンジ(1〜5)入力を要求してきます。
キーで値を変更してから
FILTER
このメニュー項目を使用して移動平均(
を押すことにより以下のメニュー項目を表示させます:
)または反復(
ENTER
ENTER
MOVING
を押します。パラメータ値を変更する場合はカーソルキーと
を押します。メニュー構造内を移動する方法について更に詳しくは
REPEAT
100
)フィ
フィルタ設定メニューは機能設定メニューからもアクセスが可能です。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-14
バッファ(データ保存)
Model 6517A は 1
取り値の数は、何種類のオプションデータ要素を同時に保存するかによって変わります(『ユーザマニュアル』の表
参照)。
2-22
基本データ要素として含まれるのは読取り値、単位、読取り番号、およびステータス(オーバーフロー/アンダーフ ロー)です。バッファから読み出したデータには、これらの項目に加えて統計情報(最大/最小、平均、標準偏差な ど)も含まれており、これらの追加情報が
データ要素のオプションとしてはタイムスタンプ、湿度、外部温度、チャンネル番号(スキャニング用)、および電 圧源レベルがあります。
個から
15,000
個を超える読み取り値を保存できるバッファを備えています。実際に保存できる読
NEXT
表示の一部になります(セクション 1「マルチ表示」参照)。
読み取り値の保存
以下に説明する読み込み値の保存手順は、標準的なデータ保存設定を使用しています。この設定ではユーザが定義し た数の読取り値がバッファに保存されます(規定数に達したならば停止)。データ保存設定と操作全般の詳細が 『ユーザマニュアル』のセクション
希望する測定(機能、レンジ等)に合わせて装置をセットアップします。
1.
次の手順に従ってデータ保存の設定を行います:メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の項目に
2.
移動(左/右矢印キー)させてから とによりパラメータを変更します。メニュー構造内を移動する方法について更に説明が必要であれば「メ ニュー」の節をご覧ください。
押す CONFIG
押す STORE
選択 CONTROL
選択 FILL-AND-STOP
選択 ELEMENTS (y = オン, n = オフ)
選択 COUNT
選択 ENTER-COUNT (バッファサイズ入力)
に説明されています。
2
ENTER
を押します。
RANGE
キーで値を変更してから
ENTER
を押すこ
データ要素
あります。そうでなければ、
選択 TIMESTAMP
選択 TYPE
選択 REAL-TIME
選択 FORMAT
選択 ABSOLUTE
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
EXIT
3. STORE
必要に応じて、カーソルキーと るとバッファサイズが最大値に設定されます。)
4. ENTER
プが点灯します。 保存されている読取り値を呼び出すには
5.
キーを使用してください。
TIMESTAMP
を押すと、現在プログラムされているバッファサイズ(保存する読み込み値の数)が表示されます。
を押して読み込み値の保存を開始します。データ保存実行中であることを示すアスタリスク(*)ラン
を使用する設定にしたのであれば、続けてタイムスタンプの設定を行う必要が
EXIT
RANGE
演算
MATH CONFIGURE MATH
多項式:
キーを使用することにより個々の読取り値に対する数学演算を実行してその結果を表示することができます。
メニューにより設定された
Y = (a2)X2 + (a1)X + (a0)
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
キーを使用してバッファサイズを変更します。(最上位桁を増加させ
RECALL
6
を押します。バッファ内をスクロールするには
種類の数学演算機能は次のとおりです:
RANGE
ここに:X は通常表示される指示値、
a2、a1 Y
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
、および
は表示される演算結果です。
はユーザが定義する定数、
a0
2-15
パーセント:
P
パーセント=
ここに: 「読取り値入力」は通常表示される指示値、
「目標値」はユーザが入力する定数、 「パーセント」は表示される計算結果です。
パーセント偏差:
D = ¥ 100
ここに:X は通常表示される指示値、
Y PD
偏差:
偏差
ここに:X は通常表示される指示値、
Y
「偏差」は表示される計算結果です。
読取り値入力
目標値
(X - Y)
Y
はユーザが入力する基準値、
はディスプレイに表示される計算結果(パーセント偏差)です。
(X - Y)
=
Y
はユーザが入力する基準値、
100
¥
100
レシオ:
X
=
シオ
Y
ここに:X は通常表示される指示値、
はユーザが入力する基準値、
Y
「レシオ」は表示される計算結果です。
Log10
(対数)
log
X = Y
10
:
数学演算の選択と設定
数学演算の選択と設定の手順をまとめると次のようになります:
まず
1.
CONFIG
す:
NONE: MATH POLYNOMIAL: PERCENT: % DEV: DEVIATION: RATIO: LOG10:
メニュー項目を選択して演算機能の設定を行います。メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の項
2.
目に移動(左/右矢印キー)させてから
RANGE
「メニュー」の節をご覧ください。
を押し、続いて
キーを押しても数学演算機能が選択されません。
多項式演算を選択し、多項式係数(a2、a1、a0)を入力します。
パーセント計算を選択して目標値(基準値)を入力します。
パーセント偏差計算を選択します。
偏差計算を選択します。
レシオ計算を選択します。
対数計算を選択します。
キーで値を変更してから
MATH
を押すことにより以下の演算フィルタメニューオプションを表示させま
ENTER
ENTER
を押します。パラメータ値を変更する場合はカーソルキーと
を押します。メニュー構造内を移動する方法について更に詳しくは
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-16
演算機能をオンにする
単に
MATH
して、計算のタイプ( 時間だけ表示されます:
キーを押すだけで 、選択した数学演算機能がオンになります。機能がオンになると
NONE、POLY、%
MathEnabled
Math Enabled Display = NONE (reading)
Math Enabled Display = POLY (reading)
Math Enabled Display = % (reading)
Math Enabled Display = % DEV (reading)
Math Enabled Display = DEV (reading)
Math Enabled Display = RATIO (reading)
Math Enabled Display = LOG10 (reading)
もう一度
MATH
を押すと演算機能がオフになります。
、または
MATH
)が表示されます。さらに以下のいずれかのメッセージが短
DEV
ランプが点灯
追加演算機能
上に説明したような個々の読み込み値を対象とした演算機能に加えて、 います:
・ バッファに保存された読み込み値に対する演算(最大/最小値、平均値、標準偏差)。 ・ 合否判定試験の一部として個々の読取り値に対して実施される演算。
MATH
2-6
数学演算を組合せて実行
Raw
Measurement
機能に関する完全な説明については『ユーザマニュアル』のセクション
Math
Polynomial,
Percent, Percent Deviation, Ratio, Logarithmic
MAX, MIN
Value Displayed
Multiple Displays
Model 6517A
テストシーケンス
は次のような演算機能を備えて
をご覧ください。
2
Model 6517A
試験シーケンスに関する詳細は『ユーザマニュアル』に説明されています。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
自体が内蔵している試験シーケンスの概略を以下に説明します。
2-17
試験シーケンスの選択と設定
試験シーケンスの選択と設定は
まず
1.
2.
CONFIG
カーソルを スメニューの中から項目を選択して試験の選択と設定を行います。メニュー項目を選択するには、まずカーソ ルを目的の項目に移動(左/右矢印キー)させてから カーソルと
DEV-CHAR -
DIODE:
す。
CAPACITOR: CABLE: RESISTOR:
RESISTIVITY —
SURFACE:
放電時間を指定します。
VOLUME:
放電時間を指定します。
SIR —
間を指定します。
表面絶縁抵抗試験 −
SWEEP — SQUARE-WAVE:
サイクル数を指定します。
STAIRCASE:
す。
3. EXIT
を押して次のメニューを表示します:
を押し、続いて
APPLICATIONS
RANGE
ダイオードの漏れ電流試験 − 初期電圧と最終電圧、およびステップ変化量と遅延時間を指定しま
ケーブルの絶縁抵抗試験 − バイアス電圧とバイアス時間を指定します。
体積抵抗率試験 − 予備放電時間、バイアス電圧、バイアス時間、測定電圧、測定時間、および
キーを使用して値を変更し、最後に
装置の特性試験を選択します:
コンデンサの漏れ電流試験 − バイアス電圧とバイアス時間、および放電時間を指定します。
抵抗の電圧係数試験 − 電圧源
抵抗率試験を選択します:
表面抵抗率試験 − 予備放電時間、バイアス電圧、バイアス時間、測定電圧、測定時間、および
スイープ試験を選択します:
矩形波スイープ試験 − 高レベルの電圧と持続時間、低レベルの電圧と持続時間、および
階段波スイープ試験 − 初期電圧と最終電圧、およびステップ電圧とステップ時間を指定しま
CONFIGURE SEQUENCE
アプリケーションのコントロール カーソルを
4.
させます。希望するコントロールソースの上にカーソルを合わせて
MANUAL — TRIG IMMEDIATE — LID-CLOSURE —
CONTROL
キーを押して試験をスタートさせます。
準備ができ次第直ちに試験がスタートします。
試験治具
GPIB — Model 6517A EXTERNAL — Model 6517A
します。
TRIGLINK — Model 6517A
す。トリガの入力ラインについても選択を要求してきます。
CONFIGURE SEQUENCE
を押すことによりシーケンス設定メニューを表示させます。
SEQ
の上に移動(左/右矢印キーを使用)させて
メニューから以下の手順で行います:
ENTER
ENTER
の電圧と遅延、および電圧源
1
試験を選択します。バイアス電圧、バイアス時間、測定電圧、および測定時
SIR
の上へ移動させて
Model 8009
がバストリガ(
がトリガパルス(
がトリガパルス(
ENTER
の蓋が閉じられると試験がスタートします。
*TRG
を押し、試験をスタートさせるコントロールソースを表示
または
)を受信すると試験がスタートします。
GET
EXT TRIG IN
TRIG LINK
ENTER
を押します。パラメータ値を変更する場合は
を押します。
ENTER
コネクタ経由)を受信すると試験がスタート
コネクタ経由)を受信すると試験がスタートしま
を押します。試験シーケン
の電圧と遅延を指定します。
2
を押します。
接続
警告
図 式は電圧源の
SOURCE
に示す接続はあらゆる試験の要件をすべて厳密に満たすものではないことに注意してください。この図の目的はあく までも一般概念を説明することであり、より具体的な接続図は『ユーザマニュアル』に記載されています。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
に示すように、試験シーケンスは
2-7
LO
メニューの
Model 6517A
状態(
VOLTAGE SOURCE OPERATE
とアンメータ
METER CONNECT
への信号ラインの接続/取り外しを行うときは、事前に必ず電圧源がスタンバイ
ランプ消灯)になっていることを確認してください。
FVMI(Force Voltage Measure Current
とが内部的に接続されることを仮定しています。この接続は
LO
オプションを使用してコントロールします(「電圧源」参照)。図
2-18
)技術を使用します。この接続方
CONFIGURE V-
2-7
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
2-7
典型的な
FVMI
接続
6517A
7078-TRX
HI
Cable
LO
Shield
DUT
注: アンメータLOは装置の内部で電圧源

LOに接続されます(「電圧源」参照)
Shield
DUT
+
6517A
V-Source
HI
LO
-
LO
INPUT
250V PEAK
PREAMP OUT
250V PEAK
HI
!
COMMON
V SOURCE
IN OUT
TRIGGER
LINK
LINE RATING
90-134VAC
180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
HI
6517A
A
Ammeter
LO
試験の実行
試験が選択され、設定と接続が完了したならば、以下の手順に従って試験を実施します:
1. SEQ
2. ENTER
キーを押します。選択されている試験の種類がディスプレイに表示されます。
を押して試験をスタート可能な状態にします。
"SEQ"
メッセージが点滅表示されます。実際に試験が スタートするのは指定したコントロールソースイベントが発生したときです。ただし、コントロールソースと して即時(
Immediate
試験のスタート準備が整っていれば、どのコントロールソースが選択されていても、
)が選択されている場合は準備が整い次第試験がスタートします。
TRIG
キーを押すこ
とにより試験がスタートします。
試験が完了すると、ディスプレイの
3.
バッファに保存されたデータを読み出すには
4.
RANGE
キーを使用します。
"SEQ"
メッセージが消灯して、電圧源はスタンバイ状態に復帰します。
RECALL
キーを用い、バッファ内のデータをスクロールするに
内部スキャニング
Model 6517A
は装置背面のオプションスロットにスキャナカード(
Model 6521、6522
ことができます。このセクションではこのような内蔵チャンネルをスキャンさせるために必要な基本事項を説明しま す。スキャナカードがまだ未装着である場合は、該当するスキャナカードの取扱い説明書を参照してください。
スキャニング(内部/外部)の完全な説明については、スキャナカードに添付される取扱い説明書をご覧く
ださい。
など)を装着して使用する
内部スキャンの設定と実行に関するメニューへアクセスできるためには、スキャナカードがオプションス ロットに装着されていなければなりません。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-19
内部スキャナの設定
以下に説明するステップに従って内部スキャンの設定を行ってください:
1. CONFIG
内部スキャナに関するメニュー項目を表示させるため、
2.
キー使用) 以下に説明するメニュー構造にアクセスして内部スキャナの設定を行います。メニュー項目を選択するには、
3.
まずカーソルを目的の項目に移動(左 必要である場合はカーソルキーと しくは「メニュー」の節をご覧ください。
CHANNELS —
が表示されるチャンネルはスキャンに含まれており、 いことを示しています。チャンネルのステータスを変更するには、そのチャンネルにカーソルを合わせて
RANGE SCAN-MODE —
キャンモードですから、ブレークビフォーメイクスイッチングを必要としない測定にこのモードを使用するこ とができます。
VSRC-LIMIT —
す。± 電圧源設定メニューからも設定が可能です(「電圧源」参照)。
SETTLING-TIME —
す。時間間隔設定後は必ず
4. EXIT
を押し、続いて
ENTER
このメニュー項目を選択すると各チャンネルのステータス(
キーを押してください。作業が終わったならば最後に
このメニュー項目を使用してスキャンモードを設定します。最も高速なのは
このメニュー項目を使用して
リミットはスキャナカードを保護する目的で使用されます。 電圧源リミット(0〜±
200V
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
CARD
を押します。
このメニュー項目を使用して各チャンネルの整定時間(0〜
を押してスキャニングオプション(内部/外部)を表示させます。
INTERNAL
右矢印キー)させてから
/
RANGE
キーを使用します。メニュー構造内を移動する方法について更に詳
OFF
ENTER
が表示されるチャンネルはスキャンに含まれていな
ENTER
電圧源リミットのオン(
ENTER
200V
を押してください。
の上にカーソルを合わせて(左/右矢印
を押します。パラメータ値の変更が
ON/OFF
を押します。
)が表示されます。
VOLTAGE
YES)/
オフ(NO)を切換えま
1000V
999.999
秒)を設定しま
)は
ON
スキャンの実行
内部チャンネルをスキャンするには以下の手順を実行します。メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の 項目の上に合わせ(左/右矢印キー使用)、
RANGE
合は「メニュー」の節をご覧ください。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
キーで値を変更してから
希望する測定に合わせて
1.
2. CARD
3. PERFORM-SCAN
4. INTERNAL
します。 必要に応じてスキャンカウントを変更し、
5.
次に、スキャンとスキャンの間の時間を決定するために、スキャンタイマーを使用するか否かをきいて来ま
6.
す。
a. Yes —
b. No —
次に、読み込み値をバッファに保存するか否かをきいてきます。
7. a. Yes —
b. No —
を押して内部スキャナのオプションを表示させます(チャンネルのクローズ、スキャン実行など)。
を選択してスキャンのタイプ(内部/外部)を表示させます。
を選択してスキャンカウントを表示させます。スキャンカウントはスキャンを反復する回数を表
タイマーを使用するのであれば
表示されます。必要に応じて時間間隔を変更してください。
タイマーを使用しないのであれば
バッファを使用するのであれば
を表す数字が表示されます。
バッファを使用しないのであれば
8. "Press ENTER to begin"
します。 スキャン終了後は以下のオプションを使用できます:
9. a. RECALL DATA —
す。バッファ内のデータ位置をスクロールするには
b. SCAN AGAIN —
させるには
c. EXIT —
RECALL
ENTER
通常の測定モードに復帰するには
キーを押すことによって保存された読取り値を表示させることができます。
ENTER
Model 6517A
メッセージが表示されますから、この状態で
バッファに保存されている読取り値を読み出したいときは
スキャン(複数可)を反復するには
を押します。
ENTER
を押します。メニュー構造内での操作について更に詳しい情報が必要な場
ENTER
を押します。パラメータ値を変更するには、カーソルキーと
をセットアップします(機能、レンジ、フィルタなど)。
ENTER
YES
NO
YES
を押して次のステップへ進みます。
NO
を押してください。
を選択してください。現在設定されている時間間隔(秒)が
ENTER
を選択してください。
を選択してください。バッファに保存される読み込み値の数
を選択してください。
を押して次のステップへ進みます。
ENTER
を押すとスキャンがスタート
RECALL DATA
RANGE
を押してください。通常の測定モードであっても、
EXIT
2-20
キーを使用してください。
SCAN AGAIN
を選択します。スキャンをスタート
を選択しま
チャンネルのオープン/クローズ
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
7001 or 7002 Switch System
6517A Multimeter
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
内部スキャナカードのチャンネルをオープン/クローズするには以下の手順を実行します:
1. CARD
キーを押して内部スキャナのオプションを表示させます(チャンネルのクローズ、スキャン実行な
ど)。 カーソルを
2.
チャンネルのクローズに関連して使用できるオプションは次のとおりです:
3. a. CLOSE CHANNEL —
ENTER
CHANNEL-CLOSURES
チャンネルをクローズするには、カーソルを
を押します。
RANGE
の上に移動(左/右矢印キーを使用)させて
ENTER
CLOSE-CHANNEL
キーを使用してクローズしたいチャンネルを表示させてから
てください。クローズされたチャンネル番号が読取り値と共に表示されます。
b. OPEN CHANNELS —
CHANNELS
の上に合わせて
スキャナカードの全部のチャンネルをオープンするには、カーソルを
ENTER
を押してください。
外部スキャニング
を押します。
の上に合わせて
ENTER
OPEN-ALL-
を押し
外部のスキャニングメインフレーム(
Model 7158 Model 6517A
低電流マルチプレクサカード)を装着し、これを使用して
は外部トリガを使用して、各スキャンチャンネルの測定とデータ保存を行います。
Model 706、7001、7002
スイッチシステム)にスキャナカード(例えば
Model 6517A
で測定することも可能です。
スキャニング(内部と外部)に関する完全な説明については『ユーザマニュアル』のセクション
びスイッチシステムやスキャナカードの取扱い説明書をご覧ください。
以下に説明する手順は
Model 6517A が BENCH
照)に合わせてリセットされており、
Model 7001/7002 が RESET
デフォルト条件(セクション 2「ベンチデフォルト」参
デフォルト条件に設定されていると仮
定しています。
トリガ接続
トリガリンク(
Trigger Link
ます。標準的な外部トリガを使用する場合は図 は『ユーザマニュアル』のセクション
2-8
トリガリンクを使用するトリガ接続
MADE IN USA
OUT
)を使用するシステムでは、図
をご覧ください。
2
PREAMP OUT
!
250V PEAK
INPUT
250V PEAK
IN
に従って
2-8
に従って装置を接続します。トリガをかける方法について詳しく
2-9
LO HI
IN OUT
COMMON
V SOURCE
!
INTERLOCK
LINE RATING
90-134VAC
SLOWBLOW
180-250VAC 50, 60, 400HZ
55VA MAX
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
OUT
Model 6517A
LINE FUSE
1/2A, 250V
をスイッチシステムへ接続し
、およ
2
Trigger
Link
Trigger Link Cable (8501)
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
Trigger
Link
2-21
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
CAUTION:
FOR CONTINUED PROTECTION AGAINST FIRE HAZARD,REPLACE FUSE WITH SAME TYPE AND RATING.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
WARNING:
NO INTERNAL OPERATOR SERVICABLE PARTS,SERVICE BY QUALIFIED PERSONNEL ONLY.
External
2-9
標準外部トリガを使用するトリガ接続
7001 or 7002 Switch System
MADE IN USA
Channel
Ready
7051-2
!
External
Trigger Input
!
6517A Multimeter
COMMON
PREAMP OUT
250V PEAK
INPUT
250V PEAK
LO HI
V SOURCE
INTERLOCK
LINE RATING
90-134VAC
180-250VAC
50, 60, 400HZ
55VA MAX
IEEE-488
(CHANGE IEEE ADDRESS
WITH FRONT PANEL MENU)
OUT
Meter
Complete
Output
LINE FUSE
SLOWBLOW
1/2A, 250V
BNC to BNC
Cables (2)
外部チャンネルの設定
スキャナ設定メニューを使用してスキャンのチャンネル数(外部入力)を指定します。スキャナカードが
Trigger
6517A
のオプションスロットに装着されている場合は手順
てください。 手順
1.
2.
3.
スキャナが
A —
まず
CONFIG
カーソルを スキャンで使用する外部入力(チャンネル)の数をきいてきますから、カーソルキーと
)を変更してください。
400
4. EXT
Model 6517A
を押し、続いて
EXTERNAL
のオプションスロットに取り付けられている場合。
CARD
を押すことによりスキャナ設定メニューを表示させます。
の上に移動(左/右矢印キーを使用)させて
ENTER
を押して次へ進みます。
を押して通常の測定表示に戻ります。
を、オプションスロットが空の場合は手順
A
ENTER
を押します。
RANGE
Model
を使用し
B
キーで数(1〜
手順
B — Model 6517A
まず
1.
2.
CONFIG
スキャンで使用する外部入力(チャンネル)の数をきいてきますから、カーソルキー(左/右矢印キー)と
RANGE
3. ENTER
キーで数(1〜
を押して通常の測定表示に戻ります。
のオプションスロットが空の場合。
を押し、続いて
)を変更してください。
400
CARD
を押すことによりスキャナ設定メニューを表示させます。
スキャンの実行
外部チャンネルをスキャンするには以下の手順を実行します。メニュー項目を選択するには、まずカーソルを目的の項 目の上に合わせ(左/右矢印キー使用)、
ENTER
を押して確定させてください。
1. Model 6517A — CARD
ている場合はステップ
a. PERFORM-SCAN
a と b
の上にカーソルを合わせて
キーを押します。
ENTER
を実行し、オプションスロットが空の場合はステップ
表示させます。 カーソルを
b.
スイッチシステム
2.
EXTERNAL
— Model 7001/2
の上に合わせて
さい:
押す MENU
選択 SAVESETUP
選択 RESET
選択 ENTER
選択 ENTER
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
EXIT
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
を押します。パラメータの値は
Model 6517A
ENTER
ENTER
のオプションスロットにスキャナカードが実装され
を押すことにより、スキャンタイプ(内部/外部)を
を押します。
RANGE
キーを用いて変更し、
へ進んでください。
2
がまだリセットされていない場合は、次の手順に従ってリセットしてくだ
2-22
3. Model 6517A — ENTER COUNT to infinite"
スイッチシステム
4.
押す
選択
選択
選択
選択
注: チャンネルカウントとして無限(
さい。
SCAN SELECT-CONTROL NUMBER-OF-CHANS CHAN-COUNT INFINITE
5. Model 6517A — ENTER
を選択します。トリガリンク( トリガを使用するのであれば
"CONFIG EXT SCANNER"
スイッチシステム
6.
ばよいかを示すメッセージが
選択
選択
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
EXIT
CHANNEL-SPACING TRIGLINK or EXTERNAL
7. Model 6517A — ENTER
プトが表示されます。 スイッチシステム
8.
9. Model 6517A — ENTER
表示させます。 スイッチシステム
10.
— STEP
11. Model 6517A — ENTER
定回数を決定するのはスキャンカウントです。スキャンカウントを変更するには、カーソルキー(左/右矢印 キー)と
RANGE
12. Model 6517A —
のスキャンまでの時間間隔を与えるものです。
13. Model 6517A —
と、バッファに保存される読取り値の総数を示すメッセージが表示されます。 へ進みます。
キー(上/下矢印キー)を使用します。
スキャンタイマーを使用するか否かをきいてきます。このタイマーは
次に、読み込み値をバッファに保存するか否かをきいてきます。ここで
14. Model 6517A — "Press ENTER to begin"
キャンプロセスがスタートします。 スキャンの完了後は、値の読み出しまたはスキャンの反復を行うためのオプションが表示されます。
15.
RECALL-DATA —
にはカーソルキーと 択画面に戻ります。
SCAN-AGAIN —
EXIT —
スキャンを終了したいときに、このオプションを選択します。
を押して次のメッセージを表示させます、
次の手順に従ってチャンネルカウントを無限(
INFINITE
を押して
"SELECT TRIG SOURCE"
Trigger Link
EXTERNAL
メッセージが次に表示されます。
次の手順に従ってチャンネル間隔を設定してください。どの間隔オプションを選択すれ
Model 6517A
を押します。スイッチシステムのスキャンリストを定義するように要求するプロン
スキャンリストを定義します。
を押して
を押して現在プログラムされているスキャンカウントを表示させます。実行する測
"CONFIG EXT SCANNER; STEP scanner to first channel"
を押してスキャンの最初のチャンネルをクローズします。
)を選択した場合は、メニュー構造から抜け出さないでくだ
)を使用するのであれば
を選択します。スイッチシステムのチャンネル間隔設定を促す
に表示されます。
ENTER
を選択した場合は、時間間隔(秒)を入力してください。
YES
メッセージが表示されますから、この状態で
読取り値を呼び出すときにこのオプションを選択します。バッファ内をスクロールする
RANGE
スキャンを反復したいときに、このオプションを選択します。
キーを使用します。作業終了後は
"CONFIG EXT SCANNER; Set CHAN
INFINITE
メッセージを表示させ、適切なトリガ発生源
TRIGLINK
を押して次のステップへ進みます。
ENTER
)に設定します:
を選択します。標準的な外部
メッセージを
回のスキャンから次
1
を選択する
YES
ENTER
を押して、スキャン後オプション選
を押して次のステップ
ENTER
を押すとス
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide
2-23
3
リモート操作
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-1
概要
Model 6517A は IEEE-488
らのインターフェイスでも共通コマンドと
IEEE-488
の代わりに装置依存性のある
Model 6517A
り、
DDC
で操作する場合は
をあたかも
Model 617
一覧が『ユーザマニュアル』の付録
用に作成したプログラムを一切コードの修正なしに
または
Model 617
RS-232
言語モードの選択が可能となり、このモードでは共通コマンドや
DDC
DDC(Device Dependent Command
インターフェイスを使用してリモート操作を行うことができます。どち
コマンドを使用できます。
SCPI
SCPI
)を使用します。
エレクトロメータそのものであるように差し換えて使用することが可能とな
に適用できます。
に記載されています。
G
Model 6517A
モードを使用すると、
DDC
コマンド
Model 6517A
ソフトウェアサポート
Model 6517A
TestPoint
製品に添付されるディスクには プションスキャナカードを使用するアプリケーション、他方は複雑な対話操作を行うアプリケーションです。対話操 作アプリケーションは多くの機能を持ち、例えば機能とレンジ選択、測定実行、読み取値のバッファへの保存、結果 のグラフ化、さらにデータを アプリケーションは フェイスカードを必要とします。
Model 6517A 用 TestPoint
任意にカスタマイズすることができます。
には以下のソフトウェアツールが標準で添付されます:
アプリケーションソフトウェア
2
Microsoft Excel
Windows 3.0
ライブラリが標準で付属しますから、
種類の
TestPoint
以降を実行するどの
ランタイムアプリケーションが収められています。その一方はオ
ファイルへエキスポートなどの操作が可能です。これらのランタイム
にも適合しますが、
PC
TestPoint
Keithley KPC-488
を使用してこれらのアプリケーションを
シリーズインター
デモ/スタートアッププログラム
TestPoint
例が
LabView
ご請求により無償で提供されるこのドライバを使用することにより、 から へお問い合わせください。
IEEE-488
リモート操作の方法として、 信を行うことができます。 す。
Model 6517A は IEEE-488-1978 と IEEE-488.1-1987 SCPI 1994(Standard Commands for Programmable Instruments
格により、装置の殆どの動作を
ディスクには、ユーザに
本収められています。
5
ドライバ
Model 6517A
を操作することができます。詳しくは
バス規格
SCPI
Model 6517A は IEEE-488
IEEE-488
IEEE-488
コマンドに馴染んでいただくことを目的とした、
社アプリケーショングループ(
バスは
コマンドと
Keithley
バスを使用して装置とコントローラ(コンピュータ)間の通
GPIB(General Purpose Interface Bus
規格に準拠しているばかりでなく、
SCPI
コマンドを使用して実行することができます。
QuickBASIC
National Instruments
)規格にも準拠しています。これら
社の
LabView
03-5733-7555
)という名前でも知られていま
IEEE-488.2-1987
プログラム
パッケージ
種類の規
2
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-2
RS-232
Instrument
Instrument Instrument
リモート操作の方法として、 タ)間の通信を行うことができます。 す。このシリアルポートの電気的、機械的特性は
規格
Model 6517A は RS-232
コマンドを除くすべてのコマンドはシリアルポート経由で使用が可能で
DDC
シリアルポートを使用して装置とコントローラ(コンピュー
RS-232-C
規格に従っています。
IEEE-488
Model 6517A
ニットから構成される試験システムの典型的接続方式を図 ネクタが積み重ね接続できる構造になっていることに注意してください。
電磁放射による干渉をできるだけ小さくするため、必ずシールド付きの
7007-1
3-1
IEEE-488
7007-2
接続
RS-232
Model 6517A の RS-232
(ヌルモデム不可)でコンピュータに接続します。シリアルポートは ラベルを付けて配置してあります。
使用するコンピュータの が 続でなければならず、ヌルモデムは使用できません。
コネクタを備えたケーブルを使用するか、または変換コネクタが必要になります。この場合もストレート接
DB-9
バス接続
は終端に標準
)を使用してください。
IEEE-488
Controller
接続
シリアルポートは、
RS-232
インターフェイスが、
コネクタを装着したケーブルで
に示します。複数の装置を並列接続できるように、コ
3-1
コネクタで終端処理をした標準のストレート
DB-9
DB-25
コネクタを使用している場合は片側が
IEEE-488
IEEE-488
Model 6517A
バスに接続されます。複数のユ
ケーブル(例:
の背面パネルに
Keithley Models
RS-232
ケーブル
"RS232"
DB-25
、他方
という
IEEE-488
インターフェイス、アドレス、
および言語の選択
Model 6517A は IEEE-488
択されています。インターフェイスとして 示されます。
IEEE-488
クまたは変更してください。
1. MENU
2.
3.
インターフェイスとしてそれまで
4.
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-3
IEEE-488
バスインターフェイスを選択するには次の手順を実行します。 同時に一次アドレスと言語モードをチェッ
を押して
カーソルを フェイスのオプション(
カーソルを す。
MAIN MENU
を続けてください。
一次アドレスのチェック/変更を行いたい場合は以下のステップを実行してください:
カーソルを
a.
COMMUNICATION
GPIB
ADDRESSABLE
ADDRESS、LANGUAGE
バスが選択された状態で工場を出荷され、一次アドレスは
IEEE-488
バスは
GPIB(General Purpose Interface Bus
MAIN MENU
の上に合わせて
から脱出します。その場合はステップ
を表示させます。
の上に移動(上/下矢印キーを使用)させて
GPIB、RS-232
ENTER
RS-232
の上に合わせて
)を表示させます。
バスが選択されている装置では電源投入時に一次アドレスが表
)が表示されます。
を押すことにより、
が選択されていた場合は、
ENTER
、言語モードは
27
)という名前でも知られています。
ENTER
IEEE-488
1 から 3
を押すことにより、アドレッサブルメニュー項目
までを再実行してから以後のメニュー操作
バスインターフェイスを選択しま
GPIB
を押します。インター
を選択することによって一旦
SCPI
が選
カーソルを
b.
アドレスを変更するには、まずカーソルキーと
c.
から
バスに接続されたデバイスはそれぞれが一意のアドレスを持たなければなりません。標準的にはコン
ピュータは
言語モードのチェック/変更を行いたい場合は以下のステップを実行してください:
5.
カーソルを
a.
示させます。カーソルのある位置が現在選択されている言語モードを示します。 希望する言語モードの上にカーソルを合わせて
b.
言語モードを変更すると自動的に
EXIT
ADDRESS
ENTER
を押します。
または
0
LANGUAGE
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
の上に合わせて
ENTER
RANGE
というアドレスを使用します。
21
の上に合わせて
ENTER
ENTER
MAIN MENU
を押すことにより、一次アドレスを表示させます。
キーを使用して希望するアドレス値を表示させて
を押すことにより、言語オプション(
を押します。
から脱出します。言語モードを変更しなかった場合は
SCPI、DDC
)を表
RS-232
Model 6517A の RS-232
す:
1. MENU
カーソルを
2.
フェイスのオプション( カーソルを
3.
インターフェイスとしてそれまで
ボーレートのチェック/変更を行いたい場合は、以下のステップを実行してください:
4.
カーソルを
a.
ソルのある位置が現在のボーレートを示しています。現在の設定をそのまま使用するのであれば たは
ボーレートを変更するのであれば、希望する設定の上にカーソルを合わせて
b.
データビット数のチェック/変更を行いたい場合は、以下のステップを実行してください:
5.
カーソルを
a.
を表示させます。カーソルのある位置が現在選択されている設定を示します。現在の設定をそのまま使用す るのであれば
データビット数を変更したい場合は、希望する選択項目にカーソルを合わせて
b.
パリティのチェック/変更を行いたい場合は、以下のステップを実行してください:
6.
カーソルを
a.
EVEN
ま使用するのであれば パリティを変更するのであれば、希望する選択肢の上にカーソルを合わせて
b.
ストップビット数のチェック/変更を行いたい場合は、以下のステップを実行してください:
7.
カーソルを
a.
2
用するのであれば ストップビット数を変更したい場合は、希望する選択項目にカーソルを合わせて
b.
8. EXIT
インターフェイスの選択と設定
インターフェイス設定を選択、チェックまたは変更するには以下のステップを実行しま
Model 6517A
ピュータ側で使用する通信パッケージの設定と適合していなければなりません。
を押して
COMMUNICATION
RS-232
MAIN MENU
作を続けてください。
EXIT
)を表示させます。カーソルのある位置が現在選択されている設定を示します。現在の設定をそのま
)を表示させます。カーソルのある位置が現在選択されている設定を示します。現在の設定をそのまま使
キーを押してメニュー構造から脱出してください。
側の
RS-232
MAIN MENU
GPIB、RS-232
の上に合わせて
から脱出します。 その場合はステップ
BAUD
を押します。
BITS
の上に合わせて
の上に合わせて
ENTER
PARITY
STOP
の上に合わせて
の上に合わせて
ENTER
設定(ボーレート、データビット、パリティ、ストップビット)は、コン
を表示させます。
の上に移動(上/下矢印キーを使用)させて
または
ENTER
EXIT
または
または
)が表示されます。
ENTER
GPIB
ENTER
ENTER
を押します。
ENTER
EXIT
を押すことにより、
が選択されていた場合は、
を押すことにより使用可能なボーレートを表示させます。カー
を押すことにより、使用可能なデータビット数(7、または 8)
ENTER
EXIT
を押すことによりパリティオプション(
を押します。
を押すことにより、使用可能なストップビット数(1、または
を押します。
1
から
ENTER
RS-232
インターフェイスを選択します。
RS-232
までを再実行してから、以後のメニュー操
3
を押します。インター
を選択することによって一旦
ENTER
ENTER
ENTER
を押します。
を押します。
NONE、ODD
ENTER
を押します。
ENTER
を押します。
共通コマンド
共通コマンドはバスに接続されているすべての 共通コマンドの機能を要約して以下に説明します。コマンドの完全な説明については『ユーザマニュアル』のセク ション
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-4
をご覧ください。
3
IEEE-488
デバイスに機能するコマンドです。最も頻繁に使用される
*CLS (ステータスクリア)
すべてのイベントレジスタとエラーキューをクリアします。イベントレジスタのクリア後、このレジスタのビットが セットされるのをモニターすることによって、イベント(バッファがいっぱいになった等)の発生を知ることができ ます。
*RCL <NRf> (呼び戻し)
指定したメモリ位置に保存されている装置セットアップ情報を呼び戻します。例:メモリ位置 セットアップを呼び戻すには *RCL 0を送信します。
に保管されている
0
*RST (リセット)
装置を
*RST
デフォルト状態に戻し、装置をアイドリング状態に入れます(
ランプ消灯)。
ARM
*SAV <NRf> (保存)
現在の装置セットアップをメモリの指定位置( には*SAV 0を送信します。
)に保存します。例: メモリ位置
0〜9
にセットアップを保存する
0
*TRG (トリガ)
トリガモードのコントロールソースとして ト検出が行われます。例えば、装置の動作が測定(トリガ)レイヤコントロールソースで待ち状態にあり、かつ装置 が なわち測定)が行われます。
イベントにプログラムされているときに
BUS
が指定されているときに、このコマンドをバスに送出するとイベン
BUS
*TRG
を送信すると、イベント条件が満足されてデバイス動作(す
*WAI (継続待ち)
この遅延コマンドを使用すると、*TRG または他の起動コマンド(:INIT または :INIT:CONT ON)の受信を待って から次の処理の実行へ移行します。INITiate コマンドは、装置動作がアイドリング状態に復帰するまではコマンド 完了と見なされません。
SCPI
Model 6517A
らにコントロールポイントもより多く提供されているため、他の装置と同様の動作をさせるために必要なコマンド数 も多くなることがあります。この状況を調和させるため、装置は
Instruments
以下の
SCPI
コマンド
では、他の装置では一般に隠されているコントロール設定にもユーザのアクセスが許されています。さ
SCPI(Standard Commands for Programmable
)コマンドセットを組み込んでいます。
SCPI
・ 一般的に使用されるタスクの簡単なプログラム例を提示する。 ・ プログラム例が使用する
コマンドの入門的説明は
コマンド構文を説明する。装置へ送信するデータ量を減らすのに有効な短縮形式とデフォルトノード
SCPI
の説明を含みます。
SCPI
うにする。
とおりの目的を持っています:
3
コマンドの機能を説明して、ユーザが自分のニーズに合わせて変更できるよ
コマンドの構文
ツリー構造
コマンドの構成は、コンピュータオペレーティングシステムのディレクトリ構造に似たツリー構造をとってい
SCPI
ます。サブディレクトリに相当する構造をサブシステムと呼びます。その例として、 以下に列記し、同じものを図
[SENSe[1]]
:DATA? :FUNCtion <name> :VOLTage [:DC]
:RANGE [:UPPer] <n> :AUTO <Boolean> | ONCE :REFerence <n> :STATe <Boolean> :ACQuire
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-5
に示します。
3-2
SENSe1
サブシステムの一部を
3-2
SENSe1
コマンド例の階層構造
SENSe1
:DATA? :FUNCtion :VOLTage
[:DC]
:RANGe
コマンドを説明する
SCPI
網羅したものではありません。完全なコマンドはコンポーネントを接合することによって得られます。例えば、例に示し た
:STATe
SENSe1:VOLTage[:DC]:REFerence:STATe
角カッコはコマンドの一部ではなく、コマンドの省略可能な部分を示すことに注意してください。 構成がこのように階層化されているため、同じコマンドを何回も使用することが可能になります。例えば、多くのサ
ブシステムが :STATe コマンドを含んでいますが、完全なコマンドは一意的に表現されますからそれぞれの コマンドも一意的に定まります。この関係は、コンピュータハードディスク内の例えば ファイルが複数のディレクトリに存在できることと似ています。ファイル名が同じであっても、ディレクトリが異な ることから個々のファイルが一意的に定まります。
コマンドの完全な形は次のようになります:
つの方法としてコマンド要約テーブルを使用しますが、このテーブルはコマンド名を完全に
1
:REFerence
:ACQuire[:UPPer] :AUTO :STATe
:STATe
INDEX.TXT
という名前の
長形式と短形式コマンド
すべての を大文字で表記し、長形式を作るための残りの部分を小文字で表記します。コマンド名を長形式と短形式の中間の形 式で表現することはできません。すなわち、正確な長形式または短形式でコマンドを送信する必要があります。ただ し、大文字と小文字を上の説明のように使い分ける必要はなく、 成されたコマンドを問題なく受け付けます。例えば、次の3通りの方法で表現したSENSe1:VOLTage[:DC]:REFerence コマンドはいずれも有効です:
sense1:voltage[:dc]:reference:state sens1:volt[:dc]:ref:stat SENS1:volt[:DC]:rEFErENCe:STat
SCPI
コマンドは短形式を持っており、さらにその殆どは長形式も持っています。説明資料の中では短形式
Model 6517A
は大文字と小文字の任意の組合せで構
クエリー(問い合わせ)コマンド
少数の例外はありますが、すべての ントロールポイントを設定したとすれば、クエリーを用いて現在のコントロールポイント設定を確認することができま す。クエリーは単にコマンド名の末尾に トを設定するというよりもアクションを指定しますから、そのようなコマンドはクエリー形式を持ちません。例えば、
SENSe1:VOLTage[:DC]:REFerence:ACQuire
は設定コマンドではなくアクションコマンドですからクエリー形式を持ちません。 対応するコマンドを持たないクエリーも存在します。例えば、
に要求します。勿論、これに対応して読取り値を装置に送信させるようなコマンドは存在しません。
コマンドには対応する問い合わせ形式があります。あるコマンドが装置にコ
SCPI
を付加して作られます。ただし、幾つかのコマンドはコントロールポイン
"?"
SENSe1:DATA?
は最後の読取り値を返すように装置
デフォルトノード
はデフォルトノードという概念を使用します。前に示した図
SCPI
示した内容は装置に送信する際に必要ではありませんが、それを送信したとしても装置はそれを問題なく受け取りま す。測定レンジを設定する :UPPer コマンドを例に考えてみると、 る以下のコマンドはいずれも同様に機能します。
SENSe1:VOLTage[:DC]:RANGe:UPPer 15 SENSe:VOLTage[:DC]:RANGe:UPPer 15
SENSe1:VOLTage[:DC]:RANGe 15 VOLTage[:DC]:RANGe:UPPer 15 VOLTage[:DC]:RANGe 15
これらのコマンドは長形式で表記されていますが、短形式も同様に使用することができます。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-6
のコマンド例を考えてみます。 角カッコ内に
3-2
Model 6517A
の測定レンジを
15VDC
に設定す
コマンド構文
前節で示した例はいずれもコマンドの先頭にコロンが付いていないことに注意してください。コマンドの先頭にコロ ンがあると、 新しくコマンドを送信するたびに (勿論、コロンを付けて送信しても装置は問題なく受け取ります)。
つのメッセージ内に複数のコマンドを含めて送信することも可能です。その場合にはセミコロンでコマンドを区
1
切ってください。 りは、そのコマンドが直前のコマンドのレベルから始まるものと解釈します。例えば、次の も
Model 6517A を 20V
volt[:dc]:rang 20;ref 5;ref:stat on volt]:dc]:rang 20;:volt[:dc]:ref 5;:volt[:dc]:ref:stat on
Model 6517A
それが次の意味を持つと解釈します。
・ 文字列の最初のコマンドには属さない。 ・ コマンド先頭にコロンが付かない。 ・ 先行するコマンドのレベルは VOLTage[:DC] であった。
従って、装置はこのコマンドがあたかも VOLTage[:DC] レベルにあるものとして解釈します。
Model 6517A
Model 6517A
はこの
はそのコマンドがコマンドツリーのルート(最高レベル)から始まるものと解釈します。
Model 6517A
がセミコロンに続くコマンドに遭遇すると、コマンドの先頭にコロンを付加しない限
レンジにプログラムし、
つの完全に同等なコマンドとして取扱います。最初の文字列で
2
はルートからスタートしますから、先頭のコロンは必要ありません
つのコマンドはいずれ
2
を相対値(
5V
REFerence
コマンドとともに)として使用します。
";ref 5"
に遭遇すると、装置は
SCPI
信号指向コマンドは、高レベル命令で測定プロセスをコントロールして、読取り値を取り込むために使用するコマン ドです。最も頻繁に使用されるコマンドとして:FETCh? と :MEASure? があります。
すべての信号指向コマンドの詳細は『ユーザマニュアル』のセクション
信号指向コマンド
で説明されています。
3
:FETCh?
このクエリーコマンドは読み込み処理を終わった最新の値を要求するときに使用します。このコマンドの送信後に
Model 6517A
にトリガをかける訳ではなく、単に取り出し可能な最近の値を要求するだけです。
をトーカとしてアドレッシングすると、読み取り値がコンピュータへ送られます。このコマンドは測定
:MEASure[:<function>]?
一般的に、このコマンドは装置をワンショット測定モードに入れ( して:FETCh? を実行します。
このコマンドに測定機能を含めることにより、装置はまず指定した測定機能へ移行してから、ワンショット測定とク エリーを実行します。
:MEASure? 現在選択されている機能 :MEASure:VOLTage[:DC]? 電圧測定機能 :MEASure:CURRent[:DC]? 電流測定機能 :MEASure:RESistance? 抵抗測定機能 :MEASure:CHARge? 電荷測定機能
ランプ消灯)、単発測定トリガをかけ、そ
ARM
SCPI
すべての に使用されるコマンドだけを選択してその要点を説明します。
サブシステムコマンド
SCPI
コマンドの詳細については『ユーザマニュアル』をご覧ください。このセクションでは基本的な操作
デフォルト
SYSTem SYSTem サブシステム
:
:PREset
ます:電圧、連続トリガ、標準速度(
:POSetup <name> 起動時に選択するセットアップを選択:RSTPRESetまたは SAV0SAV9。装置は電源投入
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-7
6517A
とともに *RST または現在のシステムデフォルト、または *SAV0〜*SAV9 セットアップのいずれか で立ち上がります。
をシステムの現在のデフォルトに設定します。選択されるデフォルトは以下の内容を含み
1.0 PLC
)、および自動レンジ。
新しい読取り値
[:SENSe[1]] SENSe サブシステム :DATA:FRESh? 新たな読取り値を要求します。このコマンドが同じ読み込み値を
ありません。新しい読み込みにすでにトリガがかかっているのであれば、このコマンドは新しい読み込み 値が取り出し可能になるのを待ちます。
:CALCulate[1] CALCulate サブシステム
:DATA:FRESh? 新たな計算処理後の読取り値を要求します。
sens:data:fres? は計算前の読み取り値であり、calc:data:fres? は計算後の読み取り値です。
CALC1
がオフである場合、両方の読取り値は同じになります。
CALC1
がオンになっているのであれば、
機能設定
[:SENSe[1]] SENSe サブシステム
:FUNCtion <name> 測定機能の選択:
<name> ='VOLTage[:DC]' 電圧測定機能
'CURRent[:DC] ' 電流測定機能 'RESistance' 抵抗測定機能 'CHARge ' 電荷測定機能
:VOLTage[:DC] 電圧測定設定パス:
:NPLC <n> 速度設定: 0.01 10 PLC.
:AUTO <b> 自動
:RANGe 測定レンジ設定パス:
[:UPPer] <n> 予想される読取り値を指定してレンジを選択 :AUTO <n> 自動レンジのオン/オフ
:REFerence <n> 基準値(
:STATe <b> 基準値( :ACQuire 入力信号を基準(
:DIGits <n> 測定分解能を指定
:AUTO <b> 自動分解能選択のオン/オフ
AVERage デジタルフィルタコントロール用パス:
:TYPE <name> フィルタ選択( :TCONtrol <name> 平均値計算方法の選択( :COUNt <n> フィルタカウントを指定(1〜 :ADVanced 高度フィルタを設定するパス:
:NTOLerance <n> ノイズ許容範囲を指定(0〜
[:STATe] <b> デジタルフィルタのオン/オフ
:MEDian メディアンフィルタコントロール用パス:
:RANK < n> フィルタのランクを指定(1〜5) [:STATe] <b> メディアンフィルタのオン/オフ
:GUARd <b> ガードのオン/オフ
NPLC
)を指定:
Rel
Rel
のオン/オフ
-210〜+210
)使用のオン/オフ
)として使用
Rel
NONE、SCALar
REPeat
、または
または
100
100%
ADVanced
MOVing
回要求することは
2
:CURRent:DC 電流測定設定用パス:
電圧測定コマンド
(
:DAMPing <b> ダンピングのオン/オフ
:RESistance 抵抗測定設定用パス:
(電圧測定コマンド) 電圧測定コマンド(
[:AUTO] 自動電圧源抵抗設定用パス:
:RANGe 測定レンジ設定用パス:
[:UPPer] <n> レンジの選択(0〜
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-8
)
電圧測定コマンド(
GUARD
GUARD
100e18
を除く)を適用
を除く)を適用
:AUTO <b> 自動レンジのオン/オフ
:MANual 自動電圧源抵抗設定用パス:
:CRANge 測定レンジ設定用パス:
[:UPPer] <n> レンジの選択(0〜
AUTO <b> 自動レンジのオン/オフ
:
:VSOurce 電圧源設定用パス:
[:AMPLitude] <n> 電圧源レベルを指定( :RANGe <n> レンジ設定:
:OPERate <b> 電圧源出力のオン/オフ :IREFerence <b> 電流基準値のオン :DAMPing <b> ダンピングのオン :VSControl <name> 抵抗電圧源のモード選択( :MSELect <name> 抵抗測定のタイプ選択( :RESistivity 抵抗率測定設定用パス:
:STHickness <NRf> 体積抵抗率 − サンプルの厚さを指定、 :FSELect <name> 試験用治具の選択( :M8009 試験治具への問い合わせパス:
:RSWitch? スイッチ設定の問い合わせ(
:USER 試験治具の設定パス
:RSELect <name> 試験タイプの選択(
:KSURface <NRf> 表面抵抗率
:KVOLume <NRf> 体積抵抗率
100e18
100 = 100V
オフ
/
オフ
/
M8009
Ks Kv
0〜1000
MANual
NORMal
SURFace
を指定:
を指定:
レンジ、
または
または
>100 = 1000V
AUTO
RESistivity
0.0001〜99.9999 (mm)
または
USER
SURFace
または
VOLume
0.001〜999.999
0.001〜999.999
または
VOLume
レンジ
:CHARge 電荷測定設定用パス:
(電圧測定コマンド) 電圧測定コマンド(
:ADIScharge 自動放電コントロール用パス
:LEVel <NRf> レベル設定( [:STATe] <b> 自動放電のオン/オフ
電圧源
SOURce SOURce サブシステム
:
:VOLTage <n> 電圧源レベルを指定(0〜±
:RANGe <n> レンジ選択: :LIMit 電圧リミット設定パス:
[:AMPLitude] <n> 電圧リミットを指定:0〜
:STATe <b> リミットのオン/オフ :MCONnect <b> 電圧源
:CURRent 電流リミット設定パス:
:RLIMit 抵抗電流リミットのコントロール用パス:
:STATe <b>
:LIMit <b> 電流コンプライアンスのチェック用パス:
[STATe]? <b> 電流コンプライアンスの状態問い合わせ
データ保存(バッファ)
:TRACe TRACe サブシステム
:ELEMents <name> 読み込むデータ要素を選択:
:POINts <n> バッファサイズを指定 :FEED バッファをコントロールするパス:
:CONTrol <name> コントロールモードを選択してバッファの機能をオンにする:
:DATA? バッファ内の全読み取り値を読み込みます
GUARD
-2.2e6〜2.2e6
を除く)を適用
1000V
100 = 100V
レンジ、
1000(V
抵抗
とアンメータ
LO
リミットのオン/オフ
I
間の接続をオン/オフ
LO
TSTamp、HUMidity、CHANnel
ETEMperature、VSOurce、NONE
NEVer、NEXT、ALWays
、または
>100 = 1000V
PRETrigger
レンジ
PRETrigger
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-9
の使い方については『ユーザマニュアル』を参照。
チャンネルのオープン/クローズとスキャン
:ROUTe ROUTe サブシステム
:CLOSe <list> 指定されたチャンネルをクローズ
:STATe? クローズされたチャンネルの問い合わせ :OPEN <list> 指定されたチャンネルをオープン :OPEN:ALL すべてのチャンネルをオープン :SCAN スキャンをコントロールするパス:
[:INTernal] <list> 内部スキャンリストを指定します:
:EXTernal <list> 外部スキャンリストを指定します: 1〜
:SMEThod <name> 内蔵カードの整定時間を指定;
:LSELect <name> 指定されたスキャンをオンにします:
NONE
トリガモデル
2〜10
チャンネル
チャンネル
400
0〜99999.9999
INTernal、EXTernal
(秒)
または
システムのプリセット( リセットされた後のシステムでは起動コマンド、 度な操作を実施できるようになります。
:INITiate [:IMMediate] 装置をアイドリングから脱出させます( :CONTinuous <b> 連続起動のオン/オフ :ABORt トリガシステムをリセット。連続起動がオフ(
:TRIGger 高度トリガレイヤを設定するパス:
:SOURce <name> コントロールソースの選択:IMMediate、TIMer、MANual、BUS、
:TIMer <n> タイマーの時間間隔設定(秒単位): :DELay <n> 測定から次の測定までの遅延(秒)を設定: 0〜
:SYSTem
:MACRo
:TRIGger 基本トリガを設定するパス
[:EXECute] 基本トリガを選択 :MODE <name> トリガモード( :SOURce <name> トリガ信号源を指定(
:TIMer <n> タイマー間隔の設定;
:SYSTem:PRESet
)を実行し、装置の典型的な高度トリガモデルに合わせて設定します。プ
置はアイドリング状態のまま留まります
:ABORt
TLINkEXTernalまたはHOLD
、およびトリガ(測定)レイヤコマンドを使用して各種の高
CONTinuous
IMMediate、MANual、BUS、EXTernal
または
TIMer
0.001〜99999.999
ランプ点灯)
ARM
)になっている場合、装
OFF
0.001〜9999999.999
999999.999
または
ONEShot
)を指定
(秒)
テストシーケンス
:TSEQuence TSEQuence サブシステム :ARM 選択したテストシーケンスを実行可能な状態に準備 :ABORt 進行中のテストシーケンスを停止 :TYPE <name> テストのタイプを指定:
RVCoefficient、SRESistivity、VRESistivity、SIResistivity SQSWeep、STSWeep
:TSOurce <name> トリガ発生源を指定;
LCLosure
:TLINe <NRf> DLEakage ダイオード漏れ電流をテストするパス:
:STARt <NRf> 初期電圧を指定;
:STOP <NRf> 最終電圧を指定;
:STEP <NRf> ステップ変化電圧を指定;
:MDELay <NRf> 測定遅延時間を指定; 0〜
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-10
TLINK
ライン(1〜6)を指定
DLEakage、CLEakage、CIResistance
MANual、IMMediate、BUS、TLINk、EXTernal
-1000〜1000
-1000〜1000
-1000〜1000
99999.9
(秒)
:CLEakage コンデンサ漏れ電流テストパス:
:SVOLtage <NRf> バイアス電圧を指定( :STIME <NRf> バイアス時間を指定; 0〜 :DTIMe <NRf> 放電時間を指定; 0〜
:CIResistance ケーブルの絶縁抵抗テストパス:
:SVOLtage <NRf> バイアス電圧を指定; :STIME <NRf> バイアス時間を指定; 0〜
:RVCoefficient 抵抗の電圧係数テストパス:
:SVOLtage[1] <NRf> 印加電圧 :MDELay[1] <NRf> 測定遅延時間 :SVOLtage2 <NRf> 印加電圧 :MDELay2 <NRf> 測定遅延時間
:SRESistivity 表面抵抗率テストパス:
:PDTime <NRf> 予備放電時間を指定; 0〜 :SVOLtage <NRf> バイアス電圧を指定; :STIME <NRf> バイアス時間を指定; 0〜 :MVOLtage <NRf> 測定電圧を指定; :MTIMe <NRf> 測定時間を指定; 0〜 :DTIMe <NRf> 放電時間を指定; 0〜
:VRESistivity 体積抵抗率テストパス:
:PDTime <NRf> 予備放電時間を指定; 0〜 :SVOLtage <NRf> バイアス電圧を指定; :STIME <NRf> バイアス時間を指定; 0〜 :MVOLtage <NRf> 測定電圧を指定; :MTIMe <NRf> 測定時間を指定; 0〜 :DTIMe <NRf> 放電時間を指定; 0〜
:SIResistance 表面絶縁抵抗テストパス:
:SVOLtage <NRf> バイアス電圧を指定; :STIME <NRf> バイアス時間を指定; 0〜 :MVOLtage <NRf> 測定電圧を指定; :MTIMe <NRf> 測定時間を指定; 0〜
:SQSWeep 矩形波スイープテストパス:
:HLEVel <NRf> 高レベル電圧を指定; :HTIMe <NRf> 高レベル持続時間を指定; 0〜 :LLEVel <NRf> 低レベル電圧を指定; :LTIMe <NRf> 低レベル持続時間を指定; 0〜 :COUNt <NRf> サイクル数指定
:STSWeep 階段波スイープテストパス:
:STARt <NRf> 初期電圧を指定; :STOP <NRf> 最終電圧を指定; :STEP <NRf> ステップ変化電圧を指定; :STIME <NRf> ステップ時間を指定; 0〜
を指定;
1
を指定;
2
1
2
-1000〜1000
99999.9
9999.9
-1000〜1000
99999.9
-1000〜1000
を指定; 0〜
-1000〜1000
を指定; 0〜
99999.9
-1000〜1000
99999.9
-1000〜1000
99999.9
99999.9
99999.9
-1000〜1000
99999.9
-1000〜1000
99999.9
99999.9
-1000〜1000
99999.9
-1000〜1000
99999.9
-1000〜1000
-1000〜1000
-1000〜1000
-1000〜1000
-1000〜1000
99999.9
(秒)
(秒)
(秒)
99999.0
99999.9
(秒)
(秒)
(秒) (秒)
(秒)
(秒)
(秒) (秒)
(秒)
(秒)
99999.9
99999.9
(秒)
(秒)
(秒)
(秒)
(秒)
ステータスレジスタ
Model 6517A
ンを起こせるように構成されています。プログラム上での判断に特に有用なのは測定イベントレジスタ (
Measurement Event Register
ステータスレジスタについて詳しくは『ユーザマニュアル』をご覧ください。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-11
のステータスレジスタは、ユーザがレジスタの状態をモニターしてイベントの発生に同期してアクショ
)と動作イベントレジスタ(
:STATus STATus サブシステム
:MEASurement 測定ステータスレジスタへのパス:
[:EVENt]? 測定イベントレジスタの読み出しに使用します :OPERation 動作ステータスレジスタへのパス:
[:EVENt]? 動作イベントレジスタの読み出しに使用します
Operation Event Register
)をモニターすることです。
イベントレジスタを読み出すと、コンピュータへは タのどのビットがセットされているかを判定します。例えば、 ることを意味します。イベントレジスタは読み出しによってクリアされます。また、*CLS を送信することによって すべてのイベントレジスタがクリアされます。
イベントレジスタの中で特にコントロールに役立つビットを以下にまとめて説明します:
測定イベントレジスタ 動作イベントレジスタ
進数の数値が送られます。これを
10
10
進数の
はビットの
33
進数に読み直してレジス
2
B0 と B5
がセットされてい
(Measurement Event Register) (Operation Event Register)
ビットセット=読み込み値オーバーフロー
B0
ビットセット=読み込み実行可能
B5
ビットセット=バッファ使用可能
B7
ビットセット=バッファハーフフル
B8
ビットセット=バッファフル
B9
ビットセット=電圧源コンプライアンス
B14
ビットセット=計算中
B9
ビットセット=アイドルビット
B10
ビットセット=シーケンステスト実行中
B11
プログラム例
すべてのプログラム例は フェイスカードの使用を仮定しています。 さらに、 ばならず、
Model 6517A の IEEE-488
QuickBASIC
バージョン
4.5 CEC
バスアドレスは
以降と
Keithley KPC-488.2
ドライバのバージョン番号は
であるとします。
27
または
2.11
CEC IEEE-488
またはそれ以降でなけれ
インター
測定機能とレンジの切換え
Model 6517A
レンジをオンに設定し、電流測定には自動レンジをオフにすることができます。 弊社の従来機種とのもう一つの相違点はレンジコマンドに与えるパラメータです。 従来機種はそれぞれのレンジを
つの数字で表していましたが、 装置はこのパラメータを解釈して正しいレンジへ移行します。RANGe? でレンジ設定を問い合わせると、装置は現在 のレンジのフルスケール値を返します。次に示すプログラム例は機能とレンジを変更する方法を示すものです。この プログラムは複数の機能についてレンジ設定を行い、それぞれの機能を使用して値を読み取ります。
Model 6517A
VOLTage:DC:RANGe 20.45 コマンドを送ることによって 機能とレンジを変更して複数の機能で値を読み込む方法を示すプログラム例
'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
トリガモデルとともに SENSe1 サブシステムの設定をリセットする。
'
それぞれの READ? はトリガを
'
CALL SEND(27, "*rst", status%)
では測定機能ごとに独立したコントロール方法を設定することができます。例えば、電圧測定には自動
SCPI RANGe
は、適切なレンジを選択する前にレンジパラメータを丸めて整数にしていることに注意してください。
インターフェイスカード用
ライブラリの保存位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください
として初期化
21
回発生させる。
1
コマンドでは「測定する最大値」という形でパラメータを与えます。
Model 6517A が 20V
レンジに設定されます。
1
それぞれの機能ごとに測定レンジを設定する
'
CALL SEND(27, "volt:dc:rang 10", status%) CALL SEND(27, "curr:dc:rang 0.003", status%) CALL SEND(27, "res:rang 10e6", status%)
電圧測定に切換えて値を読み込む
'
CALL SEND(27, "func 'volt:dc';:read?", status%) reading$ = SPACE$(80) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-12
電流測定に切換えて値を読み込む
'
CALL SEND(27, "func 'curr:dc';:read?", status%) reading$ = SPACE$(80) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
線式抵抗測定に切換えて値を読み込む
'2
CALL SEND(27, "func 'res';:read?", status%) reading$ = SPACE$(80) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
ワンショットトリガ
ケースレーの従来からの装置は一般にワンショットと連続の は、指定したソースからの ソースがアクティブになるまで装置はアイドリング状態にあり、トリガ発生後は指定速度で繰り返しデータ読み込み を行います。非
・ ・ ・ ・ 外部トリガ(背面パネルの
SCPI
コントロールを変化させるコマンドを送信するだけで、装置自体がトリガに対する準備を整えます。
Model 6517A
・ トリガソースを陽にコントロール可能( ・ 装置をトリガに対応させる ・ トリガの機能を完全に停止させる機能
TRIGger
はありません。次に示すプログラムは、1 個の外部トリガパルスを受信するたびに
Model 6517A
外部トリガに同期してワンショット測定を行う方法を示すプログラム例
'
SCPI
IEEE-488 IEEE-488 GET(Group Execute Trigger
コマンド
"X"
装置の場合、トリガに応答させるために表立って特別な準備は必要ありません。単に非
に実装された
サブシステムの設定を変更しても、それだけで自動的に
をセットアップします。
装置に使用する典型的なトリガソースには次のタイプがあります:
トーカ
'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
ライブラリの保存位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください
個のトリガによって
1
コネクタ)
BNC
トリガモデルは次の機能を提供します:
SCPI
通りのレベル
2
インターフェイスカード用
回のデータ読み込みが起こります。連続モードの場合はトリガ
1
TRIGger
種類のトリガ機能を備えています。ワンショットで
2
装置にトリガ
SCPI
サブシステム)
Model 6517A
のトリガに対する準備ができる訳で
回の読み込みを行うように
1
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
'INIT、ARM、LAY1、ARM:LAY2
リング状態に入れる
CALL SEND(27, "*rst", status%) CALL SEND(27, "trig:sour ext;coun inf", status%)
全部の処理開始
'
CALL SEND(27, "init", status%) INITiate コマンドの受信後、
ジャックにパルスが入るのを待ちます。外部トリガジャックにパルスが到着するたびに み取りを行います。TRIGger:COUNt は イヤに留まります。トリガモデルをアイドリング状態に戻すには ABORt コマンドを送信しますが、これにより次回 INITiate コマンドが送信されるまでトリガには応答しなくなります。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-13
として初期化
21
、および
Model 6517A
TRIG
サブシステムのコントロールをリセットしてトリガモデルをアイド
はトリガモデルの TRIGger レイヤで動作を休止して外部トリガ
Model 6517A は 1
INFinity
に設定されていますから、トリガモデルはそのまま TRIGger レ
回だけ読
連続トリガ
#1
次のプログラム例は外部トリガ受信後に 実際にどれだけ速くなるかは
連続トリガの方法を示すプログラム例
'
A/D
'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
INITARMLAY1ARM:LAY2、および TRIG サブシステムのコントロールをリセットしてトリガモデルを
'
態に入れる
CALL SEND(27, "*rst", status%)
*RST TRIG:SOUR を
'
CALL SEND(27, "arm:lay2:sour ext", status%) CALL SEND(27, "trig:coun inf", status%)
全部の処理開始
'
CALL SEND(27, "init", status%) INITiate コマンドの受信後、
ジャックにパルスが入るのを待ちます。 す。TRIGger:SOURce IMMediate にセットされていることから、即時に読み込みにトリガが掛かると共に、 回の読み取りが終了すると直ちに次回のトリガが発生します。
ライブラリの格納位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください。
として初期化
21
にセットします
IMM
Model 6517A
Model 6517A
積分時間や自動レンジの
インターフェイスカード用
はトリガモデルの ARM:LAYer2 レイヤで動作を休止して外部トリガ
Model 6517A
ができるだけ速く値を読取れるようにセットアップします。
ON/OFF
を含む他の因子に依存します。
IDLE
は外部トリガ信号の発生によって TRIGer レイヤへ移動しま
1
連続トリガ
次のプログラム例は、外部トリガ受信後に連続的に読み取りを行うように
回の読み取りを行うようにトリガ速度を設定します。
1
指定した速度で連続トリガを発生させる方法を示すプログラム例
' 'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
INITARMLAY1ARM:LAY2、および TRIG サブシステムのコントロールをリセットしてトリガモデルを
'
状態に入れる
CALL SEND(27, "*rst", status%)
*RST TRIG:SOUR
'
CALL SEND(27, "arm:lay2:sour ext", status%) CALL SEND(27, "trig:coun inf;sour tim;tim .05", status%)
全部の処理開始
'
CALL SEND(27, "init", status%) INITiate コマンドの受信後、
ジャックにパルスが入るのを待ちます。 す。TRIGger:SOURce が TIMer にセットされていることから、即時に読み取りへのトリガが掛かるとともに、そ れ以後
50 ms
まま TRIGer レイヤに留まり続けます。
#2
Model 6517A
インターフェイスカード用
ライブラリの保存位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください
として初期化
21
にセットします。
IMM
Model 6517A
毎に読み取りが行われます。TRIGger:COUNt は無限に設定されていますから、トリガモデルはその
はトリガモデルの ARM:LAYer2 レイヤで動作を休止して外部トリガ
Model 6517A
は外部トリガ信号の発生によって TRIGer レイヤへ移動しま
を設定します。
50 ms
毎に
IDLE
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-14
バッファフルにより
SRQ
を発生させる
Model 6517A
IEEE-488 SRQ
的です。標準的には 度にシリアルポールが行われます。一般的には みスループットの低下をもたらします。この問題を回避するには関数呼び出し
Model 6517A
または
False
できます。 をチェックできますから、実行中のプロセスに割り込みをかけることなく とができます。
次に一部を示すプログラム例は読み込みバッファが完全にフルの状態になると
6517A
ルを示すのを待つようにプログラムします。 これは完全なプログラムではありません。トリガモデルと読み込みバッファを設定する部分がプログラムに示されて
いません(次の例参照)。ここに示す例を必要に応じて変更すれば ムに発生する任意のイベントに対応することができます。
'STATus サブシステムをリセットする(*RST の影響を受けません) CALL SEND(27, "stat:pres;*cls", status%) CALL SEND(27, "stat:meas:enab 512", status%) 'enable BFL CALL SEND(27, "*sre 1", status%) 'enable MSB CALL SEND(27, "trac:feed:cont next", status%)
全部の処理開始
'
CALL SEND(27, "init", status%)
がある動作を完了させるのをプログラムが待たなければならない場面では、動作完了時に
ラインをアサートするようにプログラムした方が、何度も装置をシリアルポールするよりも効率
IEEE-488
は実行する殆どすべての動作に関連してステータスビットを変化させます。ステータスビットが
に変化する度に
IEEE-488
をプログラムし、続いて読み込みバッファの準備をして読み込みを開始してから
コントローラ(使用中のコンピュータ)はシリアルポールを行わなくても
コントローラが装置を一度トーカとしてアドレスしてから次にアンアドレスし、その
に対するポーリングの繰り返しは全体としての読み込
srq%( )
を使用してください。
Model 6517A
6517A
がタスクを完了したことを知るこ
をアサートするように
SRQ
IEEE-488 SRQ
Model 6517A
ラインをアサートするように、
Model 6517A
Model 6517A
ステータスレポーティングシステ
Model 6517A
True
をプログラムすることが
ラインの状態
SRQ
Model
がバッファフ
WaitSRQ: IF (NOT(srq%)) THEN GOTO WaitSRQ CALL SPOLL(27, poll%, status%) IF (poll% AND 64)=0 THEN GOTO WaitSRQ
ラインがアサートされたのを検出すると、プログラムは
SRQ
ているサービスであるのか否かを確認します。次の
・ シリアルポールにより ・
イベントレジスタが一度サービス要求を発生させると、レジスタを読み出してそれをクリアするか(このケースでは STATus:MEASurement[:EVENt]? を使用)、または *CLS コマンドを送信しない限りは次のサービス要求を発生 させることができません。
をアサートするようにプログラムされた
SRQ
どの装置がサービスを要求しているのか確認しなければならない。
Model 6517A が SRQ
つの理由によりこの確認は必要です:
2
Model 6517A
ラインのアサートを解除できる。
IEEE-488
装置を
をシリアルポールしてデバイスが要求し
台以上持つ試験システムの場合は実際に
2
読み込んだ値をバッファに保存する
Model 6517A
類のコントロール要素を備え、コントロール用にコマンドも持っています:
バッファのサイズ(読み込み)
読み込みと共に追加データ(チャンネル番号、タイムスタンプなど)を保存するか。追加データの保存は
の読み込みバッファは柔軟性に富み高機能です。このバッファ用として
TRACe:POINts <NRf>
バッファの最大サイズを小さくします。 TRACe:ELEMents <name> 追加で読み込むデータ要素を指定:
TRACe
TSTamp、HUMidity、CHANnel
ETEMperature、VSOurce、NONE
バッファのコントロールモードを選択
TRACe:FEED:CONTrol NEVer 読み込み値の保存を即時停止 TRACe:FEED:CONTrol NEXT 即時保存を開始して、バッファがフルになると停止 TRACe:FEED:CONTrol ALWays 即時保存を開始し、そのまま継続 TRACe:FEED:CONTrol PRETrigger 即時保存を開始して、プリトリガ条件が満足されると停止
サブシステムは
3
次に示すプログラムは データを読み出すように が、読み出しの対象となるのは測定読取り値とタイムスタンプだけです。
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-15
個の読取り値を可能な限り速くバッファに取り込み、全部の書き込みが終わったならば
20
Model 6517A
をプログラムします。タイムスタンプを含む追加データも同時に保存します
バッファからの読み出し方法を示すプログラム例
' 'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
インターフェイスカード用
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
INITARMLAY1ARM:LAY2、および TRIG サブシステムのコントロールをリセットしてトリガモデルを
'
状態に入れる
CALL SEND(27, "*rst", status%)
STATus サブシステムをリセットする(*RST の影響を受けません)
'
CALL SEND(27, "stat:pres;*cls", status%) CALL SEND(27, "stat:meas:enab 512", status%) 'enable BFL CALL SEND(27, "*sre 1", status%) 'enable MSB CALL SEND(27, "trig:coun 20", status%)
TRACe サブシステムは *RSTの影響を受けません
'
CALL SEND(27, "trac:poin 20;elem none", status%) CALL SEND(27, "trac:feed:cont next", status%)
全部の処理開始
'
CALL SEND(27, "init", status%)
'6517A
reading$ = SPACE$(4000)
ライブラリの保存位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください
として初期化
21
が読み込み処理でビジーな間に reading$ を初期化
IDLE
WaitSRQ: IF (NOT(srq%) THEN GOTO WaitSRQ CALL SPOLL(27, poll%, status%) IF (poll% AND 64)=0 THEN GOTO WaitSRQ
CALL SEND(27, "trac:data?", status%) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
スキャナカードを使用するデータ取り込み
Models 6521 と 6522 は Model 6517A
カードです。ある一時にクローズできるのは ときに新たにチャンネルをクローズしようとすると、ブレークビフォーメーク動作によって最初のチャンネルがオー プンします。
スキャナカードは てから測定実行用の別なコマンドを送る方法であり、もう み込み前のチャンネルクローズ操作を計器に任せる方法です。
次に示すプログラムは ROUTe:CLOSe コマンドを使用してチャンネル
で抵抗をそれぞれ測定します。
3
複数の異なるチャンネルを使用して読み取りを行うプログラム例
'
通りの方法で使用が可能です。1 つの方法は特定のチャンネルをクローズするコマンドを発行し
2
'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
マルチメータ用オプションとして提供されている
つのチャンネルだけです。他のチャンネルがすでにクローズしている
1
つの方法ではスキャンリストをプログラムしておいて読
1
で電圧、チャンネル
1
インターフェイスカード用
チャンネルスキャナ
10
で電流、チャンネル
2
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-16
ライブラリの保存位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
として初期化
21
INITARMLAY1ARM:LAY2、および TRIGサブシステムのコントロールをリセットしてトリガモデルを
'
態に入れ、さらに測定機能として電圧を選択する
CALL SEND(27, "*rst", status%)
チャンネル
'
CALL SEND(27, "rout:clos (@1);:read?", status%) reading$ = SPACE$(80) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
チャンネル
'
CALL SEND(27, "func 'curr:dc'", status%) CALL SEND(27, "rout:clos (@2);:read?", status%) reading$ = SPACE$(80) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
チャンネル
'
CALL SEND(27, "func 'res'", status%) CALL SEND(27, "rout:clos (@3);:read?", status%) reading$ = SPACE$(80) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
次のプログラム例ではチャンネル 1、2、3 を使用して 用するように
計器は
10
は可能な限り高速で読み取るようにします。 になると
スキャンリストの使用法を示すプログラム例
' 'QuickBASIC 4.5 と KPC-488.2/CEC
をクローズして電圧を読み取る
1
をクローズして電流を読み取る
2
をクローズして抵抗を読み取る
3
DC
Model 6517A
セットの読み取りを行い、セット間の時間間隔を
をセットアップします。
Model 6517A
をアサートします。プログラムは
SRQ
インターフェイスカード用
SRQ
電圧を測定するためのスキャンリストを作成し、これを使
秒とします。
15
は読み取った値をバッファに保存し、バッファがいっぱい
の発生を待ってからバッファの値を読み出します。
つのセットに属する
1
個の読取り値
3
IDLE
'QuickBASIC
'$INCLUDE: 'c:\qb45\ieeeqb.bi'
インターフェイスをアドレス
'
CALL initialize(21, 0)
INITARMLAY1ARM:LAY2、および TRIG サブシステムのコントロールをリセットしてトリガモデルを
'
状態に入れる
CALL SEND(27, "*rst", status%)
'STATus サブシステムをリセットする(*RST の影響を受けません) CALL SEND(27, "stat:pres;*cls", status%) CALL SEND(27, "stat:meas:enab 512", status%) 'enable BFL CALL SEND(27, "*sre 1", status%) 'enable MSB
*RST TRIG:SOUR
'
CALL SEND(27, "trig:coun 3", status%) CALL SEND(27, "arm:lay2:sour tim;tim 15", status%) CALL SEND(27, "arm:lay2:coun 10", status%)
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-17
ライブラリの保存位置を示す次の行を使用するシステムに合わせて変更してください
として初期化
21
にセットします
IMM
IDLE
TRACe サブシステムは
'
CALL SEND(27, "trac:poin 30;elem none", status%) CALL SEND(27, "trac:feed sens1;feed:coun next", status%)
これでバッファの動作準備完了
'
CALL SEND(27, "rout:scan (@1:3)", status%) CALL SEND(27, "rout:lsel int", status%)
全部の処理開始
'
CALL SEND(27, "init", status%)
*RST
の影響を受けません
'6517A
reading$ = SPACE$(2500)
WaitSRQ: IF (NOT(srq%()) THEN GOTO WaitSRQ CALL SPOLL(27, poll%, status%) IF (poll% AND 64)=0 THEN GOTO WaitSRQ
CALL SEND(27, "form:elem read,time,chan", status%) CALL SEND(27, "trac:data?, status%) CALL ENTER(reading$, length%, 27, status%) PRINT reading$
が読み込み処理でビジーな間に reading$ を初期化
試験シーケンス−階段波スイープ
次に示すプログラムは階段波スイープを行います。この試験では いて、 個の読取り値はバッファに保存され、試験の終了後にコンピュータ
'Quick Basic 4.5、KPC-488.2/CEC
'$INCLUDE: 'ieeeqb.bi' CALL initialize(21, 0)
CLS CALL send(27, "*rst", status%) CALL send(27, "*CLS", status%) CALL spoll(27, KIspoll%, status%)
ステップの電圧(0〜
11
)を印加したときに
10V
カード
DUT
FVMI(Source Voltage Measure Current
を通って流れる電流を測定します(図
に表示されます。
CRT
2-8
)法を用
参照)。
11
ステータスモデルを「バッファフル時に
'
CALL send(27, "stat:meas:enab 512", status%) CALL SEND(27, "*sre 1", status%)
自動レンジ電流測定を選択:
'
CALL send(27, ":SENS:FUNC 'CURR'", status%) CALL send(27, ":SENS:CURR:RANG:AUTO ON", status%)
'0〜10V(1V
CALL send(27, ":TSEQ:TYPE STSW", status%) CALL send(27, ":TSEQ:STSW:STAR 0", status%) CALL send(27, ":TSEQ:STSW:STOP 10", status%) CALL send(27, ":TSEQ:STSW:STEP 1", status%) CALL send(27, ":TSEQ:STSW:STIM 0.3", status%) CALL send(27, ":TSEQ:TSO imm", status%)
処理を完了させるコマンド待ち
'
DATA1$ = SPACE$(600) CALL send(27, "*OPC?", status%) CALL enter(DATA1$, length%, 27, status%)
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-18
ステップ)の階段波スイープを設定
SRQ
発生」(
SRQ on Buffer Full
)に設定
試験シーケンス開始:
'
CALL send(27, ":TSEQ:ARM", status%)
待ち(バッファフル)
'SRQ
WaitSRQ IF (NOT (srq%)) THEN GOTO WaitSRQ CALL spoll(27, poll%, status%) If (poll% AND 64) = 0 THEN GOTO WaitSRQ
バッファ内の読取り値をコンピュータ
'
CALL send(27, ":TRACE:DATA?", status%) CALL enter(DATA1$, length%, 27, status%) A = 1 FOR I = 1 TO 11 r$ = MID$(DATA!$, A, 13) PRINT r$ A = A + 14
NEXT I
END
CRT
へ送出
6517A Electrometer/High Resistance Meter Getting Started Guide3-19
4
仕様仕様
仕様
仕様仕様
仕様
4-2
電圧
VOLTSVOLTS
VOLTS 確度
VOLTSVOLTS
5.5

レンジ 分解能 ±
2 V 10 µV 0.025 + 4 0.003 + 2
20 V 100 µV 0.025 + 3 0.002 + 1
200 V 1 mV 0.06 + 3 0.002 + 1

%%
%%
(

(1
年)

18〜28
カウント数)±
rdg+
1
0〜18
%%
%%
(
rdg+
温度係数


カウント数)/℃
注:
1
適正なゼロ調節が行われた場合の値、
読取り値
= 10
20V
50Hz
レンジで
または
>200T
60dB、200V
60Hz で CMR >120dB
Ω(並列に
NMRR:2V CMRR:DC
入力インピーダンス プリアンプ出力の小信号帯域幅:典型値
5.5 桁、1 PLC
レンジで
20pF
100 kHz(-3dB
(電源ラインサイクル)、メディアンフィルタ
>55dB、50/60 Hz±0.1%
)、ガード使用時は
電流
AMPSAMPS
AMPS 確度
AMPSAMPS
5.5

レンジ 分解能 ±
20 pA 100 aA
200 pA 1 fA
2nA 10fA 0.2 + 30 0.1 + 2
20 nA 100 fA 0.2 + 5 0.03 + 1
200 nA 1 pA 0.2 + 5 0.03 + 1
2µA10pA 0.1 + 10 0.005 + 2
20 µA 100 pA 0.1 + 5 0.005 + 1
200 µA 1 nA 0.1 + 5 0.005 + 1
2mA10nA 0.1 + 10 0.008 + 2
20 mA 100 nA 0.1 + 5 0.008 + 1

注:
1
適正なゼロ調節が行われた場合の値、
読取り値
= 10
2 
入力バイアス電流
aA =10
–18
A, fA=10
–15
T
入力バイアス電流ノイズ
減衰
入力電圧負荷量(
デジタルフィルタ=読取り値×
ON.
T
<20μV: 20pA、2nA、20nA、2μA、20μA
CAL
<100μV: 200pA、200nA、200μA <2mV:2mA <4mV:20mA
レンジ
レンジ
入力電圧負荷量の温度係数 プリアンプ整定時間(最終値の
15ms;μA と mA
NMRR : pA
レンジで
%%
%%
(
2
2
A.
にて <3fA
CAL
<750aA p-p
での値)
±1℃
<10μV/℃: pA、nA、μA
レンジでは
>95dB、nA、μA、mA
1

(1
年)

18〜28
カウント数)±
rdg+
1+30 0.1 + 5 1+5 0.1 + 1
5.5 桁、1 PLC
。温度係数 =
温度係数
&&
&28〜50℃
&&
0〜18
%%
カウント数)/℃
%%
(
rdg+
(電源ラインサイクル)、メディアンフィルタ
0.5fA/
(キャップ入力)、帯域幅
40
レンジ
レンジ
10%
以内)
レンジでの典型値:
pA
2ms
レンジで
60dB、50Hz

28〜50℃

&
レンジ
< 2pF(10M
0.1Hz〜10Hz
(減衰
2.5s
または
60Hz ±0.1%
、デジタルフィル
ON
Ω、ゼロチェックオンなし)
、デジタルフィル
ON
OFF)、4s
(減衰ON);
レンジでは
nA
電荷
COULOMBSCOULOMBS
COULOMBS 確度
COULOMBSCOULOMBS
5.5
レンジ 分解能 ±
2 nC 10 fC 0.4 + 5 0.04 + 3
20 nC 100 fC 0.4 + 5 0.04 + 1
200 nC 1 pC 0.4 + 5 0.04 + 1
2 µC 10 pC 0.4 + 5 0.04 + 1
%%
%%
(

(1
年)

18〜28
カウント数)±
rdg+
1
0〜18
%%
%%
(
rdg+
温度係数


& 28〜50
カウント数)/℃
注:
1
電荷取り込み時間は
2
適正なゼロ調節が行われた場合の値、
読取り回数
=
入力バイアス電流
10
回。
<1000s
T
CAL
でなければならず、
にて
<4 fA
。温度係数 =
10,000s
5.5 桁、1 PLC
0.5fA/
(電源ラインサイクル)、メディアンフィルタ
℃。
増えるごとに 1% ディレーティングします。
ON
仕様
4-3
、デジタルフィルタ
抵抗:標準法
確度
1
±
%%
%%
(
18〜28
rdg+
(1年)
カウント数)±
5.5
レンジ 分解能
2M 10 Ω 0.125+ 1 0.01 + 1 40 V 200 µA
20 M 100 0.125+ 1 0.01 + 1 40 V 20 µA
200M 1k 0.15 + 1 0.015+ 1 40 V 2 µA
2G 10 kΩ 0.225+ 1 0.035+ 1 40 V 200 nA
20 G 100 k 0.225+ 1 0.035+ 1 40 V 20 nA
200 G 1MΩ 0.35 + 1 0.110+ 1 40 V 2 nA
2T 10 MΩ 0.35 + 1 0.110+ 1 400 V 2 nA
20 T 100M 1.025+ 1 0.105+ 1 400 V 200 pA
200 T 1G 1.15 + 1 0.125+ 1 400 V 20 pA
温度係数 ℃&28〜50℃
0〜18
%%
%%
(
rdg+
カウント数)/℃
試験 電流 電圧 レンジ
注:
1
仕様は適切にゼロ調節された自動電圧源抵抗の場合を規定、
読取り値。電圧をユーザが選択する必要がある場合は手動モードを使用してください。手動モードでは電流測定値から
= 10
計算した抵抗値(最高
18
Ω)を表示します。
10
5.5 桁、1 PLC
、、メディアンフィルタ
、デジタルフィルタ
ON
電圧源確度に選択した電流レンジ確度を加算したものが全体確度になります。
プリアンプ整定時間:電圧源の整定時間を電流仕様に規定されたプリアンプ整定時間に加えてください。
抵抗:極性切換え法
試験治具として
再現性 確度
I
(V
ここに:
Keithley 8009
+ 0.1% (1s)
R/V
*
BG
ALT
SRC
Err + I
IBG
Err
MEAS
は標準的な測定条件下(
*
ラムした時間範囲にわたって発生する標準的バックグラウンド電流ノイズの実測値です。
は測定に使用する極性が変化する電圧値です。
V
ALT
V
Err は V
SRC
I
Err は V
MEAS
I
*
BG
R/V
< 10%
ALT
を設定値としたときの電圧源確度(ボルト単位)です。
ALT
/R を rdg
ALT
という条件の場合、被測定抵抗に対して典型値
抵抗実測値は試験治具に対して直列または並列に挿入される寄生抵抗の影響を受けます。
を使用
(装置温度定数
R)/V
ALT
1 PLC
として使用したときのアンメータ確度(アンペア単位)です。
℃)
±1
、同一レンジ、フィルタ
<10nF
)におかれたサンプルと試験治具がプログ
OFF、..
の寄生容量が並列に挿入されます。
仕様
4-4
電圧源
VOLTAGESOURCEVOLTAGESOURCE
VOLTAGESOURCE
VOLTAGESOURCEVOLTAGESOURCE
5.5
レンジ 分解能 ±
100 V 5 mV 0.15 +10 mV 0.005 +1 mV
1000 V 50 mV 0.15 + 100 mV 0.005 +10 mV
確度
1

(1
年)

18〜28
%%
設定+オフセット値)±
%%
(
温度係数


0〜18
%%
設定+オフセット値)/℃
%%
(
& 28〜50
最大出力電流:
±
10mA;<11.5mA、100V
±
1mA;<1.15mA、1,000V
レンジにおけるアクティブ電流リミット
レンジにおけるアクティブ電流リミット
整定時間:
<8ms; 100V <50ms; 1,000V
レンジで定格確度に達する整定時間
レンジで定格確度に達する整定時間
ノイズ:
<150μV p-p;0.1Hz〜10Hz、100V <1.5 mV p-p;0.1Hz〜10Hz、1,000V
レンジ
レンジ
温度(熱電対)
熱電対タイプ レンジ ±
K –25°C
注:注:
注:1プローブ誤差を除き、
注:注:
150°C ± (0.3% ± 1.5°C)
CAL
±5
℃、積分時間
T
確度
18〜28
1 PLC
%%
%%
(
rdg+℃)
1

(1
年)

湿度 確度
18〜28
レンジ ±
0–100% ± (0.3% +0.5)
注:注:
注:
注:注:
1
湿度プローブの確度を加算しなければなりません。
%%
%%
(
1

(1
年)

rdg+%RH)
Model 6517-RH
の場合、この値は
(85℃ を超えないようにしてください)。
IEEE-488
マルチラインコマンド 実装 ユニラインコマンド インターフェイス機能
バスの実装
DCL、LLO、SDC、GET、GTL、UNT、UNL、SPE、SPD
SCPI (IEEE-488.2、SCPI-1994.0); DDC (IEEE-488.1)
IFC、REN、EOI、SRQ、ATN
SH1、AH1、T5、TE0、L4、LE0、SR1、RL1、PP0、DC1、DT1、C0、E1
プログラム可能なパラメータ:測定機能、レンジ、ゼロチェック、ゼロサプレス、
ターミネータ( ド)、校正(
モードのみ)、
DDC
モードのみ)、電圧源出力、表示形式、
SPCI
個の読取り値保存(
100
モード)、最大
DDC
、ステータス(電圧源
SRQ
ガード
アドレスモード 読み込み完了時のトリガ発生:標準
RS-232
の実装
サポートする言語: ボーレート: プロトコル: コネクタ:
のみ、アドレッシング可能
TALK
、外部トリガと共に
150ms
SCPI 1994.0. 300、600、1200、2400、4800、9600、19.2k Xon/Xoff、7/8 ASCII
ビット、パリティ:遇/奇/なし
DB-9 TXD/RXD/GND
65℃
EOI(DDC
15706
リミットを含む)、出力形式、
I -
までの範囲で ±
3% RH
モードのみ)、トリガー、
個の読取り値保存(
SPCI
です
モー
一般項目
ディスプレイ オーバーレンジ表示ランプ:ディスプレイに レンジ設定:自動、またはマニュアル操作 変換時間 プログラム:前面パネルから 最大入力:最大入力 最大コモンモード電圧(DC〜 絶縁(計器 入力コネクタ3 ラグタイプ
アナログ出力:フルレンジ入力に対して
2V
プリアンプ出力:電圧測定用にガード出力を提供。反転出力として使用可能。
ともに使用可能
外部トリガ ガード:切換え式ガード使用可能 デジタル
EMI/RFI EMC
安全性:欧州共同体指針 試験シーケンス:極性交互切換え
読取り値の保存 読取り速度
I/O
VDE-0871
:欧州共同体指針
縁抵抗、およびスイープ
内蔵バッファへ書き込み:
IEEE-488
表面パネル表示: バス転送:
1
0.01 PLC
2
1.00 PLC
3
バイナリ転送モード
デジタルフィルタ:メディアン、または平均値 設置環境
動作温度:0〜50℃、相対湿度 保管温度:
暖機時間:定格確度達成に 電源
105〜125V
外形寸法・重量
筐体寸法: 動作時寸法:筐体前面から背面(電源ケーブル、 重量(本体): 出荷梱包重量:
付属アクセサリ:
Model 237-ALG-2
Model 8607 Model 6517-TP Model CS-459
桁真空蛍光表示、マルチライン
6.5 "OVERFLOW"
0.01 PLC〜10 PLC
= 250V
COMMON
TTL
とトリガライン:使用可能(使用法についてはマニュアルを参照)
バス伝送:
〜筐体間):標準値
レベル外部トリガとエレクトロメータ変換完了
および
個の読取り値を保存(
100
15 回/秒
2500 回/秒
、デジタルフィルタ 、デジタルフィルタ
-25℃〜+65
または
(高さ)×
90mm
の範囲で選択
アドレスへのアクセス、工業単位/科学表記の選択、デジタル校正可能
IEEE
(ピーク値、DC〜
正弦波):エレクトロメータ:
60Hz
軸(背面パネル)
3
クラス
FCC
89/336/EEC
73/23/EEC
準拠
準拠
Hi-R
1
125 回/
1,3
115 回/
2
3
OFF OFF
%(非結露)、35℃ まで
70
時間の暖機が必要(推奨操作についてはマニュアルを参照)
1
210〜250V
(外部スイッチ切換)、90〜
(幅)×
214mm
60 Hz);mA
10
Ω(並列に
10
を出力。電圧モードでは非反転出力。出力インピーダンス
2V
リミットに適合
B
、デバイス特性評価(ダイオード、コンデンサ、ケーブル、抵抗)、低効率、表面絶
モード)、最大
DDC
、前面パネル 、温度+
OFF
RH OFF
369mm
IEEE-488 <4.6 kg(<10.1 lbs <9.5 kg(<21 lbs
低ノイズ
軸ケーブル〜わに口クリップ接続ケーブル、3-スロット(
3
高電圧用安全試験リード線 熱電対入力リード線 インターロックコネクタ
軸ケーブル、
3
と表示
レンジでは
500V
500pF
15706
、温度+
RH OFF
110V
(奥行き)(
3.5×8.5 ×14.5
コネクタを含む)まで:
1
(ピーク値)、電圧源:
(内部の変更が必要)、50〜
分あたり
個の読取り値を保存(
仕様
秒を超えぬこと
10
(ピーク値)
750V
Ω
10k
電流、電荷モードでは外部フィードバックと
モード)
SCPI
60Hz、50VA
インチ)
インチ
15.5
6.6 ft
4-5
製品仕様は改良のために予告なく変更されることがあります。
サービスフォーム
製品型式名 シリアル番号  日付 
お名前と電話番号 
会社名 
コントロール設定の内容を列記し、発生している問題点を説明してください。該当するチェックボックスのすべて をチェックしてください。 ____________________________________________________________________
_________________________________________________________________________________________
_________________________________________________________________________________________
時折問題が発生する アナログ出力がディスプレイに 特定のレンジ/機能で問題が発生する
追随して変化する 具体的に:_____________________
前面パネルは機能している すべてのレンジ/機能で動作不良  ケーブルはすべてチェック済み
ディスプレイ/出力(1つだけチェックしてください)
ドリフト ゼロ調節不能 不安定オーバーロード 印加した入力を読み込めない校正のみ 校正検定書要 校正データ要
(必要ならば別紙に記入して添付してください) 接続されているすべての装置を含めた測定システムのブロック図を示してください(通電の有無も記入してくださ
い)。信号源についても説明してください。
測定実施場所?(工場、環境をコントロールしたラボ、屋外等々) ___________________________________
が機能しない 電源立ち上げ時に問題発生 バッテリーとヒューズは問題なし
IEEE
_________________________________________________________________________________________
使用電源電圧? _______________________________________ 周囲温度? ___________________________ F 相対湿度? ________________________________________________ その他? _______________________ その他の情報(ユーザが独自の改造を施している場合は具体的に説明してください)。 ___________________
_________________________________________________________________________________________ _________________________________________________________________________________________
お名前と電話番号が間違いなく記入されていることを確認してください。
予告なしに仕様書を変更することがあります。
ケースレー
(Keithley)
のすべての登録商標および商品名は、
Keithley Instruments. Inc.
が所有権を有します。
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