Tektronix 4200 Japanese J-903-01A Quick Start Guide

Model 4200-SCS Semiconductor Characterization System
QuickStart Manual
4200-SCS ඨዉ૕․ᕈ⹏ଔࠪࠬ࠹ࡓ
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4200J-903-01 Rev. A / November 2003
www.keithley.com
A GREATER MEASURE OF CONFIDENCE
Model 4200-SCS
使用許諾条件
お客様へのご注意:以下に説明する使用許諾条件(以下「使用許諾」)を注意深くお読みください。4200 半導体特性評価シス テム(以下「4200-SCS」)と共に提供されるソフトウェア(以下「ソフトウェア」)の使用をもって、お客様がこれらの使用条 件に合意されたものと見なします。お客様がこれらの使用条件に合意されない場合は、ソフトウェアおよび付属品(書面、梱 包箱等も含みます)を速やかにそれらを購入された販売元へ返却して代金の全額払い戻しを受けてください。
ライセンス付与
Keithley Instruments(以下「ケースレー」)は、お客様との合意による使用条件に従い、4200-SCS 用としてケースレーが開発 し、その権利を所有するソフトウェアの一部を非排他的かつ譲渡を許さない態様で使用する権利、およびソフトウェアの実装、 トレーニング、および使用に係わるマニュアルその他の付属物(以下「ドキュメンテーション」)を専らお客様ご自身の仕事に のみ使用し、それ以外の人または事業体の利益のためには使用しないという条件で使用を許諾します。この合意に基づき、ソ フトウェアまたは 4200-SCS を使用するにあたって必要と認められる範囲においてケースレーソフトウェアを機械読取り可能 な媒体もしくは印刷物へコピーすることが許されます。ケースレーソフトウェアおよびドキュメンテーション、およびそのコ ピーや変更を以下「ライセンス製品」と呼びます。
所有権
ライセンス製品に関するすべての権利と資格および利益はケースレーおよびサードパーティサプライヤ(以下「オーナー」)が 所有します。ライセンス製品に関するすべての権利と資格および利益が専らオーナーに帰属し、本合意に明記された範囲と態 様を除いてお客様はライセンス製品に関する如何なる権利も主張できません。ライセンス製品には米国著作権法、企業秘密保 護法、および国際条約で保護された項目が含まれています。
使用の制限
ソフトウェアをインターネットまたは類似のネットワーク技術を介して使用させることを禁じます。ライセンス製品またはそ れに関連した媒体から著作権、商標その他の所有権に係わる標識を取り除くことを禁じます。お客様は、ソフトウェアの一部 または全体について逆コンパイル、リバースエンジニアリング、変更、翻訳、適用、逆アセンブルなどの行為を行わないこと、 さらにソフトウェアのオブジェクトコードからソースコードを再現する試みを行わないことに合意されたものとみなします。
サブライセンス
お客様はケースレーソフトウェアのサブライセンスを、サブライセンシーが本使用条件に合意する場合に限り、付与すること ができます。これ以外の場合にはライセンス製品の使用権を貸与、賃貸その他の方法で移転することはできません。
使用権の終了
この合意はその終結に至るまで効力を持ちます。両当事者の任意の一方は、他方が本合意の条項、条件、約事項等のいずれ かの実施、遵守義務を行しなかった(デフォルト)場合には 15 日間是正期間をけた終了予告(「通告」)を 送達し、それ にもわらず当該通告受領後 10 日を経過しても不履行事項の是正が見られない場合に本合意を終結させることができます。本 合意に基づいて使用されていたあらゆる形態のソフトウェア、すべてのドキュメンテーション、フイル、その他の関連物件 は合意終結 3 日以内に破棄されなければならず、同時にソフトウェアのあらゆる痕跡 4200-SCS から恒久的に除しなけなりません。
輸出に関する制限
該当する法または規制違反してソフトウェア、そのコピーまたは翻輸出または再輸出することを禁じます。
米国政府の持つ権利の制限
米国政府による使用、製作、および内容の開は FA R § 52.227-14 Alternates I、IIIII1987 年 6 )、FAR § 52.227-19 (1987 年 6 月 )、および / または FAR § 12.211/12.212(商用技術ータ / コンピュータソフトウェア)、および、DFARS § 252.227- 70151995 11 )(技術ータ)および / または DFARS § 227.7202(コンピュータソフトウェア)のいれか該当するも
のによって約を受けます。
保証の範囲
ケースレーは、ソフトウェアの用が如何なる条件下でも妨げられることがないこと、あるいは、エラーを一切含まず、お客 様の目的とする使用法 / アプリケーションに適していることを保するものではありません。しかし、ケースレーはお客様が ケースレーソフトウェア受領後 90 日間(以後「保証期間」)に渡り、ケースレーソフトウェアが本目的とする装置上でドキュ メンテーションの規定に従って用される限りにおいて、本マニュアルに記載の仕様に合して基本的に円滑に機能すること を保します。保証期間内のケースレーソフトウェアが保された性能を発揮しない場合(「仕様適合」)は、本保に基づ いてケースレーソフトウェアの訂正もしくはケースレーによるケースレーソフトウェア使用法の説明を受けることができま す。その際、問題の有無の判定は専らケースレーの裁量によるものとします。ケースレーからの書面による許諾なしにソフト ウェアに何らかの変更がされた場合には記の保証は無効となります。ケースレー自体が開発し、所有する以外の部のソ フトウェアについて記の保は適用され、また、ケースレーは該当するサードパーティサプライヤの保をお客様に実 する責任 / 義務いません。万一「 仕 様 不適合」とわれる場合は保証期間内にケースレーへその旨を通知してください。期間過ぎ通知されました場合、ケースレーは本保に付する義務および責任から解放されたものとみなします。
記の内容を除き、ソフトウェアはその「現」で渡されるものとし、特の目的を対象とした商品価値や適合性(またこ れだけに限されることなく)にする如何なる保も行われません。
5/00
本ソフトウェアは如何なる状況下でも無故障 / 無停止作することを保されたものではありません。また、フェイルセー フ機能を要される危険環境下(使用施設内での用、航空機のナビゲーションや通信システム、航空交通管制武器 ステム、救命その他を含み、ソフトウェアの障害が人の命や重大な傷害、または重大な物損や財産の喪失を招く環境での 使用(これを総称して「危険活動」と呼びます)での使用を想定して設計されたものでもありません。
書面によるものであれ、あるいは含意によるものであれ、ケースレーはこのような危険活動に用いた場合の適性は一切保証せ 、そのいません。
責任の及ぶ範囲
ケースレーが本合意に基づいてうべき責務義務のすべては上記制限付保の項で明記されたとおりです。如何なる場合も、 ケースレーは損害する責任いません。 万一以下の事態が発したとしてもケースレーがその責任われることはな く、義務うこともありません(これらの事態の解釈が記説明によって限を受けることはありません):(1) 経済的、 発的、間接的、副次的、専的、懲罰/ 懲戒損害賠償(約、私犯、その他どの法解釈によるかを問いません)、(2) タまたはプグラムの喪失 / 損傷、(3) 如何なる内容であれ損害 / 損害条項による損害賠償、または (4) 限付保に基づい てケースレーが提供する物品 / サースに関連して発する出費損害用の補償請求。
雑則
本合意内容の一部(どの部であるかは問いません)が無効となった場合であっても、両当事者は無効部位が残りの部分の有 効性に影響を与えないを合意することができます。この合意はオイオ法に従って解釈されると共に同法によって管轄さ れ、他の法による解釈上紛争がきたとしてもその影響を受けません。本合意はケースレーとお客様の包的合意であ り、それ以に本ライセンスに関して書面と口頭とを問わず何らかの合意ないしは理解存在したとしても、本合意内容がそ れに置き換わるものとします。両当のいれかが本合意内容の一部の権利を放棄したとしても、それが他の部分に関する 権利の放棄解釈されることはないものとします。
本合意についての疑問点、あるいは他の理由により Keithley Instruments との連絡を希望されるお客様は電話1-800-552-1115) または書面(Keithley Instruments, 28775 Aurora Rd., Solon, Ohio, USA 44139)でおい合わせください。
ハードウェアに関する保証の制限
ケースレーは、お客様がご購入されたードウェアのケースレーの製に係わる部分(「ケースレーードウェア」)について、 ケースレーードウェア受領後 1 年間(「保証期間」)にわたり、本マニュアルに記の仕様に従って本的に機能することを 保します。 ただし、保が適用されるのはケースレーードウェアがその本来の目的とする用に、かつドキュメンテーショ ンの指定に従って適に使用された場合に限られます。この限付き保証は以下の場合に無効となります:(1) ケースレーから の書面による許諾なしにケースレーードウェアが改造された場合、(2) ケースレーが明的に認し、サートする以外の サードパーティソフトウェアを使用して 4200 半導体特性評価システムを用した場合、および (3 ) ケースレーが明的に認 し、サートする以外のオレーティングシステムを用いて 4200 SCS を用した場合。
一ケースレーードウェアが保証期間内に所の性能を発揮出来ない場合、お客様はケースレーードウェアの修理もしく交換に限定した保証を受けることができます。 その際、欠陥の有無を最終的に判断するのはケースレーによるものとし (「仕適合」)、修理交換のいれを実するかの判断もケースレーの裁量とさせていただきます。 ケースレー自体が開発し、 所有する以外の部分のハードウェアについて記の制限付保証は適用されず、また、ケースレーは該当するサードパーティサ プライヤが提供する保をお客様に実する責任 / 義務いません。 万一「仕様適合」とわれる場合は保証期間内にケー スレーへその旨を通知していただく必要があります。 この期間過ぎ通知されました場合、ケースレーはこの限付ード ウェア保に付する義務および責任から解放されたものとみなします。
記の内容を除き、ードウェアはその「現」で渡されるものとし、特の目的を対象とした商品価や適合性(またこ れだけに限されることなく)にする如何なる保も行われません。
ケースレーがこの限付ードウェア保に基づいて負う責任の範囲はケースレーードウェアの修理もしくは交換のみに限 されます。如何なる場合も、ケースレーは損害する責任いません。 万一以下の事態が発したとしてもケースレー がその責任われることはなく、義務うこともありません(事態の解釈記説明によって限されることはありませ ん):(1) 経済的、偶発的、間接的、副次的、専門的、懲罰/ 懲戒的損害賠償(契約、私犯、その他どの法解釈によるかを問 いません)、(2) ータまたはプグラムの喪失 / 損傷(3) 如何なる内容であれ損害 / 損害条項による損害賠償、または (4) 限付ードウェア保に基づいてケースレーが提供する物品 / サースに関連して発する出費、損害用の補償請求
本合意についての疑問点、あるいは他の理由により Keithley Instruments との連絡を希望されるお客様は電話1-800-552-1115) または書面(Keithley Instruments, 28775 Aurora Rd., Solon, Ohio, USA 44139)でおい合わせください。
Keithley In st rum ents , Inc. • 28775 Aurora Road • Cleveland, OH 44139 • 440-248-0400 • Fax: 440-248-6168 • http://www.keithley.com
BELGIUM: Keithley Instruments B.V. Bergensesteenweg 709 • B-1600 Sint-Pieters-Leeuw • 02/363 00 40 • Fa x: 02/363 00 64 CHINA: Keithley Instruments China Y uan Chen Xin Building, Room 705 • 12 Y umin Road, Dewai, Madian • Beijing 100029 • 8610-62022886 • Fax: 8610-62022892 FRANCE: Keithley Instruments Sarl 3, allée des Garays • 91127 Palaiseau Cede x • 01-64 53 20 20 • Fax: 01 - 60 11 77 26 GERMANY: Keithley Instruments GmbH Landsberger Strasse 65 • 82110 Germering • 089/84 93 07-40 • Fax: 089/84 93 07-34 GREAT BRITAIN: Keithley Instruments Ltd The Minster • 58 Portman Road • Reading, Berkshire RG30 1EA • 0118-9 57 56 66 • Fax: 0118-9 59 64 69 INDIA: Keithley Instruments GmbH Flat 2B, WILOCRISSA • 14, Rest House Crescent • Bangalore 560 001 • 91-80-509-1320/21 • Fax: 91-80-509-1322 ITALY: Keithley Instruments s.r.l. Viale S. Gimignano, 38 • 20146 M ilano • 02-48 39 16 01 • Fa x: 02-48 30 22 74 NETHERLANDS: Keithley Instruments B.V . Postbus 559 • 4200 AN Gorinchem • 0183-635333 • Fax: 0183- 630821 SWITZERLAND: Keithley Instruments SA Kriesbachstrasse 4 • 8600 Dübendorf • 01-821 94 44 • F a x: 01-820 30 81 TAIWAN: Keithley Instruments Taiwan 1 Fl. 85 Po A i Street • Hsinchu, Taiwan, R.O.C. • 886-3572-9077 • Fax: 886-357 2-903
9/00
4200-SCS 半導体特性評価システム
基本操作説明書
©2000, Keithley Instrum ents, Inc.
All rights reserved.
Cleveland, Ohio, U.S.A.
First Printing, November 2003
Document Number: 4200-903-901 Rev. A
マニュアル印刷履歴
本マニュアルの全ての版と補遺の印刷履歴を以下に示します。マニュアルが更新されるたびに版数を示すア
ルファベットが A,B,C… の順に変化してゆきます。正式な改訂と次の改訂の間に発生した重要な変更で、か つお客様に遅滞なくお知らせする必要のある情報は随時発行される補遺に記載されています。補遺には連番 が付けられます。新しい改訂版を発行するときは、その前の版数のマニュアルに付随する補遺の内容はすべ
て新しい版に組み込まれます。各改訂版ごとに、この印刷履歴ページも内容を更新して添付されます。
版数 A(資料番号 4200-903-01 .............. ... .... ..... ..... ... .... ..... ..... ... .... ..... ....2003 年 11
ケースレー(Keithley)のすべての製品名は Keit h ley Instru m e n ts, Inc. の商標または登録商標です。 それ以外のブランド名は該当メーカーに帰属する商標または登録商標です。
安全上の注意事項
本製品および付する装をご使用になられるに、以下 に説明する安全上の注意事項を認してください。
やアクセサリのには通常の使用条件では危険高電 を使用しないものもありますが、かれる状況によって危険状態が存在する場合があります。
本製品は感電危険良く認識し、事故防止に必要な安全 の注意事項を熟知した人による使用を前提としています。 製品ご使用のに、設置・操作に関して説明された 内容をよく読み、それに従ってください。製品仕様の詳細 についてはマニュアルをごください。
製品を指定の方法でご使用けなかった場合は、装が本 来備える保護機能をめる可能性があります。
本装を使用されるのはのような方です:
責任者責任団体)は装の使用と保責任人 またはグループであり、装が本の仕様と作限の範 囲で適用され、オレーターが適切な教育を受け ることにして責任います。
レーターは目的の機能を実現するために製品を使用し ます。オレーターは電気的な全保および装の適用について教育を受けていなけれならず、電気 ショックや通電回路直接触ように保護されている必 要があります。
は製品をしく作させるために必要な所の作 業を行います(例えば電源電圧の設定、消耗部品の交換 など)。体的な保作業の内容についてはマニュアルをご ください。保守担当者が実施できる項目であるかどうか はそれれの作業説明に明記してあります。該当しない項 目についてはサービス担当者におせください。
サービス担当者は安全に装置を設置し、製品の修理を行い ます。このため、サービス担当者は活線作業実のための 教育を受けていなけれなりません。設置やサース作業 を行るのは適正な教育を受けたサービス担当者だけです。
ケースレーの製品は国際電気準会議IEC)IEC
60664 に従って設置カI、または設置カII に位付けられた電気信号を対象として設計されています。
測定、コントール、および I/O 信号の殆どは設置カテゴ I に属すものであり、電源電圧きな電圧源直 接接続することは許されません。設置カテゴII 接続
は、現場の AC 電源接続往々に見られるきな過渡電圧 の印加に対する保護が必要となります。マニュアルに特 の注記、説明がない場合は、すべての測定、コントロール、 I/O 接続はI 信号源に接続するものと見なしてくだ さい。
感電危険性が存在する場面では特別な注意が必要です。 ケーブル接続ックや試ジグには人命にかかわる高電 が印されていることがあります。米国
ANSI)においては、電圧ルが 30V RMS42.4V(ピー
)、または 60VDC る場合は感電が危険が すると規定されています。知回路測定しようとする ときは、常に危険な高電圧が存在するものとして作業を 行ってください。
レーターは作業中常感電から保護されていなければ なりません。責任者体)はオレーターが危険個所に
れない / 絶縁されているようにすべての接続ポイントをする必要があります。場合によっては、人がれられ
るように接続個所をあえて出させなければならないこと があります。オレーターは、このような状況でも感電から自を保護できるように教育されていなけれなり ません。しかし、1000V 電圧で作する可能性の ある回路については、して回路の導電部位を出させな いでください。
スイッングードを限機能のない電源回路に直接 接続しないでください。これらのードはインピーンス限された電源への接続想定したものです。スイッ ングードは対に AC 電源に直結しないでください。ス イッングードに電源接続するときは、過大電圧ードに印されないようにする保護バイスを装 してください。
作させるに、電源コードがしくされたコ ンセントに接続されていることを確認してください。
接続ケーブルや試導線、ジンパー等に磨耗れ目、 断線などがないか検査してください。
電源コードへのアクセスがしい場所(ラックなど)に装設置する場合は、主電源できる独立したデバイ
スを装のできるだけく、かつオペレーターが易に 作できる位置けてください。
実に全を保するため、験回路通電されているは製品、試ケーブル、その他の装置にはを触れない ようにしてください。のような作業を行う場合は必に全回路の電源を切り、コンデンサーを放電させてくだ
さい:ケーブル / ジャンパーの接続や取り外し、スイッ ングードの装/ 取り外し、ジンパーの取付け / 取り外 しなどの内部設定変更。
回路のコ電源 GND 経路となりる物体には触らないでください。測定を行うときは
れていないことを認し、測定対象電圧に十分耐 乾燥した非導性のに立って作業してください。
およびアクセサリはその仕様と指定された作法に 従って使用してください。これがられない場合は装置を 全に使用してくことができません。
およびアクセサリの最大信号ベルを対にない ようにしてください。このは装仕様と作法に定義さ れており、さらに装や試ジグのパネル、スイッング
5/03
ードにも印刷されています。
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製品が装しているューズを交換するときは、火事 を連監視できるようにするため、必型式と定格が同じ
ューだけを使用してください。
端子測定回路のシールドの接続のみに用い、GND 接続には使用しないでください。
ジグを使用する場合、被試験デバイスの通電中は必ずじてください。安全に作業するためにはインターック 付きのを使用してください。
または 記された所はユーザ用資料に推奨され
たケーブルを用いて保安接してください。 装置上 シンルが記された所については、マ
ニュアルに記載の操作説明を必ずご覧ください。
置上にシボルが表記された個所は、通常およびコ ード電圧の方を考慮すると 1000 V またはそれ以電圧を発/ 測定できることを示します。使用がこのよ うな電圧直接触れないようにするため、標的な して全を保してください。
マニュアルので「告」という見しに続くは、使用 する人に傷害(場合によっては致命的な)を引き起こす可 能性のある危険性について説明しています。該当する操作 を実行するに必関連する情報を注意深く読んでくださ い。
マニュアルので「注意」という見しに続くは装置の
損傷に結びつく危険事項を説明しています。このような損は保証規定を無効にすることがありますからご注意くだ
さい。
およびアクセサリを人体に接続しないでください。
作業を行うときは必電源ケーブルとすべてのケーブルを取り外してください。
感電火災防止するため、メイン回路コンーネン ト(電源トランス、試験導、入ジャックなど)の交換 部品は必ケースレーから正品を購入してください。
ューについては、該当安格をたし、かつ型式格が一するものであれば標準品を使用できます。それ
以外の部品で装置の安全には関係しないものについては、 本の部品に等の他製品を購入していてかまいませ ん。
(ただし一部の指定された部品については、製品の確と機
能を保つために、直接ケースレーから購入してく必要が あります。)
交換部品の適用性についてご明のがあるときは、ケー スレーの、代におい合わせください。
をクリーニングするときは湿らせた、または水溶性の クリーナーを使用してください。クリーニングできるのは装
の外りだけです。装置自体(内部)は直接クリーナーでらないでください、また、装置面や内部に体が入らな
いように注意してください。ケースや体のない回路(コンピュータに装着するータ収集基板など)は、指示
に従って適切に操作されている限りにおいてクリーニング の必要はありません。基板が汚れ、それによって機能に影響じている場合は、基をメーーに返してクリーニン グ / サースを依頼してください。
仕様を満たすための条件
Model 4200-SCS ハードウェアの仕様
ここに示す仕様は、4200-SMU、4210- SMU、および 42 00-PA の性能 試験の基準となる値です。測定とソースの確度は、製品に添付され るケーブルで終端した場合の値として指定されます。
電流仕様
電流レンジ 最大電流 測定 ソース
分解能
4210-SMU 高パワー SMU
4200-SMU および 4210­SMU、4200-PA PreAmp(オ プション)付
2
4200-SMU 中パワー SMU
2
電圧コンプライアンス:両極性のリミット値は、指定電圧レンジのフルスケールと 10% の範囲に収まる 1 つの数 値で代表させています。
1 A 21 V 1 µA 0.100 % +200 µA 50 µA 0.100 % + 350 µA
100 mA 210 V 100 nA 0.045 % +3 µA 5 µA 0.050% +5 µA 100 mA 21 V 100 nA 0.045 % + 3 µA 5 µA 0.050 % + 15 µA
10 mA 210 V 10 nA 0.037 % + 300 nA 500 nA 0.042 % + 1.5 µA
1 mA 210 V 1 nA 0.035 % + 30 nA 50 nA 0.040 % + 150 nA
100 µA 21 0 V 100 pA 0.033 % + 3 nA 5 nA 0.038 % + 15 nA
10 µA 210 V 10 pA 0.050% +600 pA 500 pA 0.060% + 1.5 nA
1 µA 210 V 1 pA 0.050% + 100 pA 50 pA 0.060% +200 pA
100 nA 210 V 100 fA 0.050% +30 pA 5 pA 0.060% + 30 pA
10 nA 210 V 10 fA 0.050 % + 1 pA 500 fA 0.060 % + 3 pA
1 nA 210 V 3 fA 0.050 % + 100 fA 50 fA 0.060 % + 300 fA
100 pA 210 V 1 fA 0.100 % + 30 fA 15 fA 0.100 % + 80 fA
10 pA 210 V 0.3 fA 0.500% +15 fA 5 fA 0.500% + 50 fA
1 pA 210 V 100 aA 1.000% +10 fA 1.5 fA 1.000% + 40 fA
電圧仕様
•23°C ± 5°C(校正後 1 年以内)、相対湿度(RH)5% ~ 60%、 30 分の暖機運転後
通常(NORMAL)速度に設定
ガード付き Kelvin 接続
•ACAL から 24 時間、温度変動 ± 1°C
3
± (% rdg + amps)
確度
分解能
c
確度
± (% rdg + amps)
電流レンジ 最大電流 測定 ソース
4200-SMU 4210-SMU
4
200 V
20 V 105 mA 1.05 A 20 µV
2 V 105 mA 1.05 A 2 µV
200 mV 105 mA 1.05 A 1 µV
電流コンプライアンス:両極性のリミット値は、指定電圧レンジのフルスケールと 10% の範囲に収まる 1 つの数値で代表 させています。
10.5 mA 105 mA 200 µV
分解能
補足情報
以下の補足情報は保証の対象外ですが、4200-SMU、4210-SMU、およ び 4200-PA の有用な情報を与えてくれます。
コンプライアンス確度:
電圧コンプライアンスは電圧ソース仕様と一致します。電流コ ンプライアンスは電流ソース仕様と一致します。
オーバーシュート: <0.1% (典型値)
電圧: フルスケールステップ、抵抗負荷、10mA レンジ 電流: 1mA ステップ、R
レンジ切換え時の過渡現象:
電圧レンジ切換え: <200mV 電流レンジ切換え: <200mV
確度仕様:雰囲気温度と湿度条件に応じて以下の係数のいずれか 1
つが確度仕様の値に乗算されます。
= 10kΩ、 20V レンジ
L
% 相対湿度
温度
10°–18°C 18°–28°C 28°–40°C
5–60 60–80
3 31 33 5
確度
± (% rdg + volts)
0.015 % + 3 mV
0.01 % + 1 mV
0.012 % + 1 50 µV
0.012 % + 1 00 µV
リモートセンシング:
FORCE と SENSE 端子間の電圧差が 5V を超えないように、 <10Ω が FORCE 端子に直列に挿入されます。COMMON と SENSE LO 間の最大電圧は ± 30V です。
最大負荷キャパシタンス: 10nF 最大ガードオフセット電圧:FORCE を基準に 3mV ガード出力インピーダンス:100kΩ 最大ガードキャパシタンス: 1500pF 最大シールドキャパシタンス: 3300pF 4200-SMU、4210-SMU のシャント抵抗(FORCE-COMMON 間)
12
>10
Ω(100nA ~ 1A レンジ)
4200-PA のシャント抵抗(FORCE COMMON 間):>10
レンジ)、>10
出力ターミナル接続:4200-PA:デュアル 3 軸コネクタ、4200-
SMU/4210-SMU:デュアルミニ 3 軸コネクタ
ノイズ特性(典型値):
電圧ソース(rms): 出力レンジの 0.01% 電流ソース(rms): 出力レンジの 0.1% 電圧測定(p-p): 測定レンジの 0.02% 電流測定(p-p): 測定レンジの 0.2%
最大スルーレート: 0.2V/s
13
Ω(100pA ~ 100nA レンジ)
分解能
5mV
500 µV
50 µV
5 µ V
確度
± (% rdg + volts)
0.02% + 15 mV
0.02% + 1.5 mV
0.02% + 300 µV
0.02% + 150 µV
16
Ω(1pA、10pA
追加仕様
最大出力パワー:4210-SMU:22W、4200-SMU:2.2W(両タイプ共に 4
象限ソース / シンク動作を行います)。
DC フローティング電圧:COMMON を筐体 GND から ± 32V の範囲でフ
ローティングさせることができます。
電圧モニター(VMU モードの SMU)
電圧レンジ 測定分解能
200 V 200 µV
20 V 20 µV
2 V 2 µ V
200 mV 1 µV
入力インピーダンス: >10
13
Ω
入力リーク電流: <30pA 測定ノイズ:測定レンジの 0.02%(rms)
差動電圧モニタ:
2 台の SMU を VMU モードで使用するか、またはそれぞれの SMU の低 電位側ターミナルを使用することにより、差動電圧モニタとして動作 させることができます。
接地(GND)ユニット
接地ユニット使用時の電圧誤差は 4200-SMU、4210-SMU、および 4200­PA の仕様にすでに含まれています。したがって、接地ユニットの使用 によって追加的に誤差が増えることはありません。
出力ターミナル接続:デュアル 3 軸、5 方向分岐接続ポスト 最大電流:2.6A(デュアル 3 軸コネクタ使用時)、4.4A(5 方向分岐
接続ポスト使用時)
負荷キャパシタンス:特に制限なし ケーブル抵抗:FORCE:<=1Ω、SENSE:<=10Ω
測定確度
± (%rdg + volts)
0.015% + 3 mV
0.01% + 1 mV
0.012% + 110µV
0.012% + 80 µV
温度範囲
一般項目
動作時: +10°~ +40°C. 保管時: -15°~ +60°C.
湿度範囲
動作時: 5% ~ 80% RH結露こと 保管時: 5% ~ 90% RH結露こと
標高
動作時: 0~2,000m
保管時: 0~4,600m 電源要件: 100V ~ 240V、50 ~ 60Hz. 最大 VA: 500VA 準拠規格: 安全性:
低電圧指針 73/23/EEC
EMC:89/336/EEC 外形寸法:43.6cm(× 22.3cm(さ)× 56.5cm(行き)
(17 5/32 ×8 3/4 × 22 1/4 インチ)
重量(概略値):29.7kg(65.5 lbs)、SMU 4 基を備えた準的
の場合 I/O ポート:SVGA、プリンタ、RS-232、GPIB、イーネット、
ス、ード
付属アクセサリ:
4200-MTRX-2 超低ノイズ SMU 3 軸ケーブル(各 SMU に 2
本付属)、2m(6.6 ft)。4200-PA PreAmp を含 む構成の SMU には付属しません。
4200-TRX-2 超低ノイズ PreAmp 3 軸ケーブル、2m(6.6
ft)。 接地ユニットに 2 本付属。4200-PA を装着構成した SMU には 4200-MTRX-2 ケーブルの 代わりに 2 本付属。
4200-RPC-2 リモート PreAmp ケーブル(PreAmp ごとに 1
本付属)、2m(6.6 ft 236-ILC-3 インターロックケーブル、3m(10 ft) 電ケーブル 100115VAC 用として NEMA 5-15P。240VAC 用と
して CEE 7/7(大欧州仕様) ード、およびポインティングデイス
ユーザマニュアル
1
すべてのレンジはフルスケールの 105% まで拡張可能。
2
これらのレンジには 4200-PA の有無に係わらず仕様が適用されま す。
3
指定された分解能は基本的なノイズリミットによって制限されます。 実測値の分解能はそれぞれのレンジ共 6.5 桁です。ソースの分解能
はそれぞれのレンジ共 4.5 桁です。
4
200V レンジを使用するときは必ずインターロックを作動させてくだ
さい。
仕様は改良のために予告なく変されることがあります。
1 システムの理解と準備
システムの開梱と検査 ..... ........ ...... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... .. 2
システムの操作に慣れる ..... ........ ...... ........ ....... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ .... 2
ソフトウェアの機能 ....................................................................................................... 3
ハードウェアの特徴と機能 ........................................................................................... 4
システムを適正な環境条件に設置する ..... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... .. 8
システムコンポーネントの接続 ..... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... 9
被試験デバイス(DUT)の接続 ....... .. .... .. .... ... .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. .... .. 1 0
デバイスの基本的接続法 ............................................................................................. 10
デバイス接続の詳しい説明 ......................................................................................... 11
4200-SCS に電源を入れる .................................................................................................. 12
システムの設定 ..... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ .... 13
2 試験の設計と実行
4200-SCS の試験が持つ階層構造と用語を理解する ........................................................ 2
KITE インターフェイスに馴れましょう ..... ....... .... ...... .... ...... .... ...... .... ...... .... ...... .... ...... .... 2
プロジェクトナビゲータを理解する ........................................................................... 4
対話試験モジュール(ITM)とユーザ試験モジュール(UTM)を理解する .......5
プロジェクトの構築 ........ ...... ........ ...... ........ ....... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ .. 6
新規プロジェクトの定義 ............................................................................................... 6
サブサイトプランの挿入 ............................................................................................... 7
デバイスプランの挿入 ................................................................................................... 8
ITM の挿入 .......... .......... ........ .......... ........ ........... ........ .......... ........ .......... ........ .......... ........ 8
UTM の挿入 ................................................................................................................... 10
プロジェクトの保存 ..................................................................................................... 11
プロジェクト ITM の定義と設定 ...................................................................................... 11
ITM 定義タブを理解する .......... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ .... 11
ITM の強制機能を理解する .......... ........ ....... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ 13
Definition タブを使用して ITM パラメータを設定する .......................................... 14
フォーミュレータの計算設定(必要な場合のみ) ................................................... 16
ITM 設定の保存............................................................................................................. 16
プロジェクト UTM の定義と設定 .......... ........... ........ .......... ........ .......... ........ .......... ........ .. 17
目次
1
UTM 定義タブを理解する ........................................................................................... 17
UTM Definition タブを使用して UTM を定義する ...................................................18
カスタムユーザモジュールとユーザライブラリの作成(必要な場合のみ) ....... 19
プロジェクト試験を実行する ..... ........ ...... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... .. 25
1 つのサイトで 1 つの試験を実行する ...................................................................... 25
_RevA\QSBook\Art\Sec02 .............................................................................................. 26
追加された(append)試験と試験シーケンスを 1 つのサイトで実行する .... ...... 27
プロジェクト全体を 1 つのサイトで実行する ......................................................... 27
プロジェクト全体を複数のサイトで実行する ......................................................... 28
試験の反復 ..................................................................................................................... 30
サブサイトサイクリングの概要 ................................................................................. 30
ストレス / 測定モード(HCI ストレス測定試験) .................................................... 31
3 試験結果の表示
データファイルを理解する ..... ........ ...... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ 2
データファイルの命名法 ............................................................................................... 2
データファイルの位置 ................................................................................................... 2
データワークシート(シートタブ)を使用して試験結果を数値で表示する ...... ...... .. 3
Graph タブを使用して試験結果をグラフで表示する .......................................................4
Graph タブを開く ............................................................................................................ 4
グラフ設定(Graph Setting)メニューの詳細 ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... .... 5
基本グラフの定義 ........................................................................................................... 7
4 ユーザファイルとシステムソフトウェアの保護
ソフトウェアの整合性保護 ..... ........ ...... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... ........ 2
ユーザファイルの整合性保護 ..... ........ ...... ........ ...... ......... ...... ........ ...... ........ ...... ........ ...... .... 2
バックアップするべきファイルの選択 ....................................................................... 2
バックアップ方法の選択 ............................................................................................... 3
2
表一覧
1 システムの理解と準備
1-1 Reference Manual』セクション 4 に現われるデバイス接続の追加説明図....... 1-11
2 試験の設計と実行
2-1 ITM UTM の主な相違点 ... ............ ........... ............ .......... ............ .......... ............ ....... 2-6
2-2 強制機能の要約 .......................................................................................................... 2-13
4 ユーザファイルとシステムソフトウェアの保護
4-1 4200-SCS で一般的に使用されるバックアップ用媒体オプション ........ .. .... .. .... .. .4-3
3
図一覧
1 システムの理解と準備
1-1 4200-SCS の概要............................................................................................................1-3
1-2 前面パネル .................................................................................................................... 1-4
1-3 ソース - 測定ハードウェアの概要..............................................................................1-5
1-4 ソース - 測定ハードウェアコネクタに印加される信号タイプと絶対定格..........1-6
1-5 ソース - 測定動作領域境界..........................................................................................1-7
1-6 4200-SCS 用に使用できる 3 軸ケーブル....................................................................1-7
1-7 システムコネクタ、システム接続を背面パネルより見る .....................................1-9
1-8 背面パネル、およびデバイスの SMU PreAmp への基本接続 .........................1-10
1-9 電源リセプタクル .......................................................................................................1-12
1-10 KCON の概要...............................................................................................................1-14
2 試験の設計と実行
2-1 KITE インターフェイスの概要 ...................................................................................2-3
2-2 プロジェクトナビゲータ .............................................................................................2-4
2-3 プロジェクトナビゲータ内の ITM UTM. .............................................................2-5
2-4 新規プロジェクトの定義(D efine New Project)ウィンドウ .................................2-6
2-5 プロジェクトプラン u_build に合わせて設定された Define New Project(新規プロ
ジェクトの定義)ウィンドウ................................................................................2-7
2-6 4200-SCS デバイスライブラリの中から新しいデバイスプランを選択する........2-8
2-7 デバイスプラン ウィンドウ ........................................................................................2-9
2-8 4200-SCS デバイスライブラリから ITM を選択する ..............................................2-9
2-9 試験シーケンステーブルに ITM を追加する.......................................................... 2-10
2-10 ITM 定義 (ITM Definition) タブ および隣接するタブ ...........................................2-12
2-11 既存ライブラリ ITM に対応する典型的な強制機能 / 測定オプション(Forcing
Functions/Measure Options)ウィンドウ .............................................................2-15
2-12 UTM 作成の概要 .........................................................................................................2-17
2-13 UTM Definition タブ....................................................................................................2-18
2-14 空白状態の UTM Definition タブ...............................................................................2-18
2-15 UTM タブ設定例 .........................................................................................................2-19
2-16 KULT インターフェイスの概要 ...............................................................................2-20
2-17 Example プロジェクトのサイトナビゲータ............................................................2-25
2-18 Example プロジェクトのサイトナビゲータ............................................................2-26
2-19 プロジェクトウィンドウでサイト番号を設定する ...............................................2-27
1
2-20 マルチサイト試験シーケンス ...................................................................................2-28
2-21 プロジェクトウィンドウでサイト番号を設定する ...............................................2-29
2-22 試験の反復 ...................................................................................................................2-30
2-23 サイクルモードの設定 ...............................................................................................2-31
2-24 サブサイトサイクリングの開始 ...............................................................................2-31
図 2-25 ストレス / 測定モード - 対数サイクル時間の設定 ..............................................2-32
2-26 デバイスストレス特性 サブサイトプランの最初のデバイスに適用するステップ
を設定します..........................................................................................................2-33
2-27 ITM 出力値をサブサイトデータシートへエキスポートする...............................2-34
2-28 ストレス / 測定モード用サブサイトデータシート例 ............................................ 2-35
2-29 ストレス / 測定モード用サブサイトグラフ例 ........................................................2-35
3 試験結果の表示
3-1 ワークスペースウィンドウのタブ名とデータファイル名の形式 .........................3-2
3-2 .Sheet タブの Data ワークシート.................................................................................3-3
3-3 Graph タブの例..............................................................................................................3-4
3-4 未設定状態の Graph タブの例 .....................................................................................3-5
3-5 グラフ設定(Graph Setting)メニュー.......................................................................3-5
3-6 未設定状態の “vds-id ITM 用グラフ定義ウィンドウ...........................................3-7
3-7 vds-id ITM に合わせて設定されたグラフ定義ウィンドウ....................................3-8
3-8 グラフ定義ウィンドウ設定後の “vds-id グラフ ...................................................3-8
2
1

システムの理解と準備

1-2 システムの理解と準備 システムの理解と準備

システムの開梱と検査

損傷有無の検査
本体を開梱したら、輸送中に発生した損傷がないかを注意深く検査してください。輸 送中の損傷は通常の保証の範囲外となりますから、どのような損傷でも直ちに輸送業 者に連絡してください。
発送内容
以下の項目は、発注内容にかかわらずすべての Model 4200-SCS に同梱されます。
Model 4200-SCS 半導体特性評価システム(発注内容に則した SMU が出荷時に取付
けられています)
発注された Model 4200-PA モジュールが工場出荷時に取付けられています
電源ケーブル
Model 4200-SCS 基本操作説明書』(印刷物)
ミニチュア 3 軸ケーブル、Model 4200-S MU または 4210-SMU に各 2 本、2m(6 ft)
3 軸ケーブル、Model 4200-PA ユニット 1 台ごとに 2 本、2m6 ft
インターロックケーブル
キーボード(ポインティングデバイス付)
システムソフトウェアとマニュアル(CD-ROM として提供)
Microsoft Windows XP Professional
Microsoft C++
製品情報 CD- ROM:『Quick Reference Guide』、『Applications Manual』、『Reference
Manual』が PDF として書き込まれています。
1
SMU 4200-PA と共に発注された場合は含まれません
1
発送のための再梱包
修理などのために Model 4200-SCS を返送する必要が生じたときは、ユニット全体を配 送時のオリジナル容器または相当品に収め、さらに以下の項目を添えてください:
ケースレーに連絡して返送品認証(RMA:Return Material Authorization)を取得し
てください。ケースレーへ連絡していただくには最寄のケースレー支社および代 理店を通すか、または工場直通電話 1-888-534-8453(1-888-KEITHLEY)、または
Web ページ(www.keithley.com)を利用してください。
発送用ラベルには”ATTENTION REPAIR DEPARTMENT”(修理部気付け)と明記
して RMA 番号を記入してください。
保証に関する説明と連絡先は本マニュアルの最初の部分に記載されています。

システムの操作に慣れる

警告 Model 4200-SCS への電源投入時に守っていただかなければなら
ない安全操作手順がこのマニュアルのセクション 1 の後半
4200-SCS への電源投入」で説明されています。この項目の説
明を読むまでは Model 4200-SCS に電源を入れないでください。
Model 4200 半導体特性評価システム(SCS)は、最大 8 ユニットの SMU(Source- Measure Unit)を使用して、半導体デバイスと試験構造の IV と CV の特性評価を自動
実行します。この機能を拡張するための外部コンポーネントが各種用意されています
(図 1-1 参照)。
システムの理解と準備 システムの理解と準備 1-3
図 1-1
4200-SCS の概要
Model 4200-SCS
Keyboard
& Pointing
Device
User
Optional
External Monitor
Interactive
Test Module
(ITM) Library
KITE
(Keithley
Interactive Test
Environment)
Software
Flat Panel
Monitor
Video
Interface
Parallel
Interface
Printer
User Test
Module
(UTM) Library
KULT
(Keithley User
Library Tool)
Software
Computer
USB
Interface
Pointing Device
Thumb Driver
Printer
KTE-Interactive
Software
KCON
(Keithley
CONfiguration
Management
Software)
LAN
Interface
Network
KXCI
(Keithley
External Control
Interface
Software)
SMUs (Source­Measure
Units)
Serial
Interface
GPIB
Interface
Other External Control
PreAmps
C-V
Meter
I/V
C/V
Pulse
Generator
I/V
Pulses
Switch Matrix
Prober

ソフトウェアの機能

注意 KTE 対話型ソフトウェアツールのいずれかを初めてご使用にな
4200-SCS の操作とメインテナンスには次の 4 種類のソフトウェアツールが使用されま す。
KITE
ス特性評価アプリケーションです。ユーザはまず KITE を使用して試験を個々のプロジェク トへと組織化します。それ以後はやはり KITE を用いてプロジェクトの管理・実行を行いま す。デバイスを個別に特性評価することも、半導体ウェーハ全体を自動的に試験することも 可能です。
KULT KULT(Keithley User Library Tool)を使用することにより、ユーザはプログラミン
グ言語 C を用いたアルゴリズム(ユーザモジュール)を構築して、これらのモジュールを KITE に統合することができます。このモジュールは 4200-SCS の内蔵する機能は勿論、外部 装置をコントロールすることができます。 さらに KULT を使用してユーザモジュール用のラ イブラリを作成して管理することも可能です。
KCONKCON(Keithley CONfiguration)は 4200-SCS に接続された外部 GPIB(IEEE-488)
装置やスイッチマトリックス、解析プローブなどを設定する機能をユーザに提供するユー ティリティです。KCON は基本的な診断とトラブルシューティング機能も備えています。
られるユーザは、画面に表示されるライセンス許諾に関する質 問に肯定で答えながら先へ進んでください。質問に “Yes” で答 えなかった場合には、ソフトウェアを再インストールするまで システムが機能しなくなります。
KITE(Keithley In te ractive T es t E nv ironment)は Model 4200-SCS の中核となるデバイ
1-4 システムの理解と準備 システムの理解と準備
KXCI KXCI(Keithley External Control Interfac e)を使用することにより、外部コンピュー
タから GPIB(IEEE-488)バスと HP 4145B スタイルのコマンドを使用して、 4200-SCS SMU
をリモートコントロールすることができます。4145 エミュレーションモードまたは 4200 拡 張モードのいずれかを用いてコントロールしますが、後者を使用すれば 4200-SCS SMU が備 えるすべての機能とレンジの利用が可能になります。
KXCI の詳しい説明はこの基本操作説明書の範囲外です。
実際に KXCI を使用する際に必要となる詳しい説明については
4200-SCS Reference Manual』のセクション 9 ¢KXCIKeithley
External Control Interface£ をご覧ください。

ハードウェアの特徴と機能

装置パネル
4200-SCS 前面パネルが備える機能を図 1-2 に示します。
図 1-2
前面パネル
Model 4200-SCS
1
3
9
SEMICONDUCTOR CHARACTERIZATION SYSTEM
2
4
4200
INTERLOCK
HARD DISK
POWER
5
0I
8 7
6
MEASURING
1. ディスプレイ — グラフィックユーザインターフェイス、データ、グラフ、および システム動作情報を表示します。(注: 4200-SCS/C はディスプレイを備えていませ
んから CRT を外付けする必要があります。)
CD-ROM ドライブ
2.
3. フロッピーディスクドライブ
4. ディスプレイ輝度調節 — FPD ディスプレイの明るさを希望のレベルに設定しま
す。
5. 電源(POWER)スイッチ
6. ハードディスク (HARD DISK) ランプ ハードディスクのアクセス中に点灯しま
す。
7. インターロック(INTERLOCK)ランプ — 試験治具のインターロックが閉じられ
ているときに点灯します。
8. 定(MEASURING)ランプ 測定実行中に点灯します。
USBv1.1)ポート× 2 — 周辺装置とのインターフェイス(ポインティングデバイス、プ
9.
リンタ、スキャナ、サムドライブ、外部ハードディスク、CD-ROM など)
面パネルの機能にいては、セクシンの図 1-3図 1-7、および図 1-8 で説明しま
す。
ソース - 測定ハードウェア
ソース - 測定ハードウェアの概要
1-3 をご覧ください。 4200-SCS 本体には最大 8 SMU を装着することができ、
れの SMU はプリアンプ(PreAmp)の使用 / 非使用どちらでも選択できます。 SMU 4 にはータイプの 4210-SMU を使用することができます。
システムの理解と準備 システムの理解と準備 1-5
図 1-3
ソース - 測定ハードウェアの概要
Ground Unit (GNDU)
SENSE-signal
ground-return
(triaxial connector
FORCE-signal ground-return
(triaxial connector)
4200-SCS
circuit-common
(binding post +
banana jack)
Chassis-ground (binding post +
banana jack)
GNDU
S E
N
S E
N
S
E
N
M
O
U
I
R
T
T
C
S
O
Y
E
L
L
U
N
IN
N
E
D
N
S
D
O
N
N
O
R
G
E
A
U C T
S
U
M
O
G
L
S
E S N
E S
T
N
O
O
L
M
S
M
S
O
6
U
C
D
E
N G
N
D
F O R C
E
C O M M O N
S E
F O R C E
C O M M O N
N I
T U O
T N A
O L S
U
E
S
M
7
N
S
E S
N O M
T
M
O
O
L
C
S
8
D R
E
A
C
U
R
G
O F
PreAmp
C O
P
N
R E
T
A
R
M
O
P
PreAmp
Control
Connector
L
Mounting
Foot
O L
S
2
T
O L S
3
O
L E S
S
N
T
E
N
T
S
E
O
M
L
S U R
4
T S
O L
N I
E
S
E
N
S
E
N
T
S
E
O
S
L S
5
O
L E
S
E
N
S
E
N
S
E
S
E
C R O
F
E S
N E S
E
C
R O F
E C
R O F
L R T
N
C A P
L R
T N C
A
P
L R T
N
C A P
4200-PA-1 REMOTE P
Force
Connector
Model 4200­SCS
T
O L S
1
T
O L
E
S N E S
E S N E
S
E C R O
F
4200-PA-1 R
C
O
P
N
R
T
E
A
R
M
O
P
L
EM
OT
E S N E S
E C R O F
Sense
Connector
R
E
A
M
P
Source-Measure Unit (SMU)
KEITHLEY
4210 SMU
SENSE LO
SENSE LO
(triaxial connector)
SENSE
SENSE HI
(triaxial connector)
FORCE
FORCE
(triaxial connector)
PreAmp
Control
Connector
PA CNTRL
E S N E S
E C R O F
上図の
項目
ソース -
測定
ユニット
(SMU)
PreAmp
Ground
Unit
説明 モデル
以下のいずれかの機能を実行し ます:
電圧ソースとして機能し、電 流または電圧(または両方) を測定します
電流ソースとして機能し、電
圧または電流(または両方) を測定します
ソース電圧/電流をスイープまた はステップ変化させる、または 一定のバイアス電圧 / 電流を出 力する設定が可能です。
Model 4200-SMU / Model 4210­SMU の値に、更に低い電流レン
ジが加わります。
要求に特化した内容の、 COMMON へ接続する帰線を提 供します。
電流レンジ(フルスケール /
分解能設定)
電圧レンジ(フル
スケール / 分解能設定)
ソース 測定 ソース 測定
4200-SMU (2.2W out)
105nA/ 5pA
1.05µA / 50pA
10.5µA / 500pA 105µA / 5nA
1.05mA /50nA
10.5mA /500nA 105mA / 5µA
4210-SMU (22W out)
上記の値に加え て
1.05A / 50µA
4200-PA 追加されるレン
ジは次のとお り:
1.05pA / 50aA
10.5pA / 500aA
100.5pA / 5fA
1.05nA / 50fA
10.5nA / 500fA
105nA / 1pA
1.05µA / 10pA
10.5µA / 100pA 105µA /1nA
1.05mA /10nA
10.5mA / 100nA 105mA / 1µA
上記の値に加え て
1.05A / 10µA
追加されるレン ジは次のとお り:
1.05pA / 10aA
10.5pA / 100aA
100.5pA / 1fA
1.05nA / 10fA
10.5nA / 100fA
210mV / 5µV
2.1V / 50µV 21V / 500µV 210V /5mV
本体の一部該当しません 該当しません 該当しません 該当しません
210mV / 5µV
2.1V / 50µV 21V / 500µV 210V /5mV
1-6 システムの理解と準備 システムの理解と準備
ソース - 測定コネクタ
前出の図 1-3 SMUPreAmp、および GNDU に取付けるコネクタを示しています。 次の図 1-4 はこれらのコネクタに用する号のタイプと、絶対えてはいけない 限界値を示しています。
図 1-4
ソース - 測定ハードウェアコネクタに印加される信号タイプと絶対定格
KEITHLEY
4210 SMU
SENSE LO
SENSE
FORCE
SENSE
FORCE
SMU(4200-SMU or 4210-SMU) Triaxial Connector Signals and Limits
SENSE current from Kelvin connection
250V
40V
PEAK
40V
PEAK
PEAK
250V
PEAK
GUARD
250V
PEAK
!
CAT I
COMMON
SENSE current to Kelvin connection
FORCE current
0.1A max for 4200-SMU
1.0A max for 4210-SMU
FORCESENSE
PreAmp CONTROL connector
PreAmp (4200-PA)Triaxial Connector Signals and Limits
250V
PEAK
SENSE current to Kelvin connection
FORCE current
0.1A max w/4200-SMU
1.0A max w/4210-SMU
FORCESENSE
40V
PEAK
40V
PEAK
250V
PEAK
GUARD
250V
PEAK
!
CAT I
COMMON
42V
PEAK
42V
PEAK
32V DC max
GNDU
S E N S E
F O R C E
C O M M O N
GUARD
Ground Unit (GNDU) Connector Signals and Limits
SENSE current return from one or more Kelvin connections
FORCE current return from one or more SMUs
2.6A max
5A max
10max cable/path
SENSE
COMMON
FORCE
1max cable/path
Unshielded current return
Chassis (earth) ground
システムの理解と準備 システムの理解と準備 1-7
ソース - 測 定動作領域境界
1-5 は、2 種類の SMU モデルにいての通常のソース / シンク動作領域境界単独
使用の場合と PreAmp 使用の場合)を示しています。
図 1-5
ソース - 測定動作領域境界
4200-SMU 単独、および 4200-SMU + 4200-PA
Operating boundaries for 4200-SMU alone and 4200-SMU + 4200-PA PreAmp
PreAmp の動作領域境界
+I
100mA
4210-SMU 単独、および 4210-SMU + 4200-PA
Operating boundaries for 4210-SMU alone and 4210-SMU + 4200-PA PreAmp
PreAmp の動作領域境界
+I
1A
-V
-200V
(IV)
Sink
(III)
Source
-20V
10mA
-10mA
- 100mA
-I
20V
(I)
Source
(II)
Sink
200V
+V
-V
-200V
(IV)
Sink
(III)
Source
-20V
100mA
-100mA
-1A
-I
20V
(I)
Source
+V
200V
(II)
Sink
SMU および PreAmp 動作領域境界いてしくは、『4200-SCS Reference Manual』のセクシン 3 に追加されている境界ダイアグラムと説明をごください。
ソース - 測定接続ケーブル
DUT試験デバイス)との点の役割持つデバイス(試験治具やプローバ)と は、製品に添付される 3 軸ケーブルを使用して接続することができます。 1-6 と次 の節では、2 種類の接続法を説明しています。
図 1-6
4200-SCS 用に使用できる 3 軸ケーブル
4200-TRX-X 4200-MTRX-X
PreAmp が装着されている場合は、4200-TRX-X シリーズの低ノイズ 3 軸ケーブルを使用し
てください。 このケーブルは両端を 3 スロット付き 3 軸コネクタで終端されています。コネ クタの一方を PreAmp へ接続し、他方の端を DUT 試験治具またはプローブステーションへ 接続します。
PreAmp が装着されていない場合は、ケーブルの一方をミニチュア 3 軸コネクタで、他方の
端を標準 3 スロット付き 3 軸コネクタで終端した 4200-MTRX-X ケーブルを使用してくださ い。ミニチュアコネクタ側の端を直接 SMU へ接続し、他端を試験治具またはプローブス テーションへ接続します。
1-8 システムの理解と準備 システムの理解と準備
注意 PreAmp が装着されている状態では、絶対にミニチュア 3 軸コ
ネクタを直接 SMU モジュールへ接続しないでください。このよ うな接続は、SMU または DUT(または両方)の損傷とデータ破 壊の原因になります。

システムを適正な環境条件に設置する

次に示す囲気温度と湿度条件の範囲内で動作できるように、Model 4200-SCS を設 してください:
温度 :+15°~ +40°C
相対湿度:5% 80%、結露せぬこと
SMU と PreAmp の確度仕様は温度が 23 ± 5C、相対湿度が 5% から 60%
での使用を前提としています。この範囲を超える場合の定格値の変化に ついては製品仕様をご覧ください。
注意 過熱防止のため、ユニットは適正な換気の行われている場所の
みで使用してください。十分な量の空気が流れるようにするた め、本体背部には少なくとも 8 インチのクリアランスを確保し、 かつ、以下の事項を守ってください:
清浄で粉塵のない環境でユニットを動作させてください。
ファンの通気孔と冷却用通気孔が塞がれないように注意して
ください。
冷却用通気孔に空気(加熱の有無を問わず)を強制的に送り
込むようなデバイスをユニットの近くに配置しないでくださ い。余分な空気の流れは装置確度に悪影響を及ぼすことがあ ります。
ユニットをラックに取付ける場合は、側面、底面、背面に適
切な量の空気が流れるようにしてください。
Model 4200-SCS のすぐ近くに高電力消費機器を設置しないで
ください。
ラック環境内の自然対流だけで十分な冷却を行うためには、最 も高温になる装置(電源など)をラックの一番上位に設置して ください。Model 4200-SCS のような精密装置は、ラック内で最 も温度が低くなる一番下側に配置します。同時に、適正な空気 の流れを確保するために、ユニットの下側にスペーサーパネル を配置してください。
システムの理解と準備 システムの理解と準備 1-9

システムコンポーネントの接続

警告 インターロックがアクテブになっているは SMUPreAmp
端子危険な電圧が印加されることがあります。SMU と PreAmp 端子については、例プログラムによって低電圧に設定されて
いる場合であっても、常に危険な電圧が加されるものとして 取り扱う必要があります。試験デバイスや保護されていない リード(配)を 250V、カテゴリ I応の二重絶縁で囲うこ とにより電事故を防止してください。
1-7典型的なシステムコンポーネントの取付け方法を示しています。
図 1-7
システムコネクタ、システム接続を背面パネルより見る
Safety-Interlock Connector
Interlock Cable
Probe
Station
Shielded
Serial Cable
RS-232
Connector
Parallel
Printer
Shielded
Parallel
Cable
LAN Junction
Box or Hub
External
CAT 5 UTP Cable
Y-Cable (supplied)
Keyboard
Monitor
(optional)
* v1.1 USB connector  Connect a USB device, such as a USB printer.
Parallel
Connector
GNDU
S
COM 1
E
INSTRUMENT
N S
CONNECTIONS
E
SMU ONLY
F O
LPT 1
R C E
SMU AND GNDU
C O M M
GUARD
O N
INSTALLATION
CATEGORY I
KEITHLEY
4200
TM
INTLK
IN
OUT
USB
Port*
Mouse/Keyboard
Connector
GPIB
Instrument
Safety-Interlock
Connector
LAN
Connector
SENSE LO
GUARD
SENSE LO
COMMON
SENSE
COMMON
FORCE
SLOT8SLOT7SLOT6SLOT5SLOT4SLOT3SLOT2SLOT
7007
GPIB Connector
GPIB
Cable
GPIB
Instrument
7007 GPIB Cable
4200-SCS
INSTRUMENTS
KEITHLEY
4210 SMU
SENSE LO
SENSE
FORCE
PA CNTRL
Model
KEITHLEY
KEITHLEY
4200
4210
SMU
SMU
SENSE LO
SENSE LO
SENSE
SENSE
FORCE
FORCE
PA CNTRL
PA CNTRL
1
KEITHLEY
4200 SMU
SENSE LO
SENSE
FORCE
PA CNTRL
Trigger Link Connectors
1-10 システムの理解と準備 システムの理解と準備

被試験デバイス(DUT)の接続

デバイスの基本的接続法

デバイスの基本な接続法図 1-8 に示します。 これらの接続法はデバイスの設置方 法や操作ハードウェア(試験治具やプローバなど)には依存しません。
図 1-8
背面パネル、およびデバイスの SMU PreAmp への基本接続
Basic Connections to SMUs Basic Connections to PreAmps
FORCE
Connectors
on SMUs
Two -
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Two -
Terminal
Device
FORCE
Connectors
on SMUs
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FORCE Connector on GNDU
FORCE
Connectors
on SMUs
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Four
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Device
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Connectors
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FORCE
Connectors
FORCE Connector on GNDU
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FORCE
Connectors
Three-
Terminal
Device
Four
Terminal
Device
FORCE Connector on GNDU
FORCE Connector on GNDU
システムの理解と準備 システムの理解と準備 1-11

デバイス接続の詳しい説明

な試験要わせた SMU PreAmp 接続法いては『4200-SCS Reference Manual』のセクシン 4 に追加説明があります。の各項目にいての簡単な説明 と、同マニュアルの当項目をまとめて表 1-1 に示します。
1-1 では『Reference Manual』での出現順にしたがって図の説明を配
置しています。
表 1-1
『Reference Manual』セクション 4 に現われるデバイス接続の追加説明図
図のタイトル
“Device shielding” SMU
“Device guardin g” SMU
“SMU local sense connections”
“PreAmp local sense connections”
“Ground unit and SMU local sense connections”
“Ground unit and SMU remote sense connections”
“Ground unit and PreAmp local sense connections”
“Ground unit and PreAmp remote sense connections”
“Typical SMU common connections”
接続する
装置
SMU
PreAmp
SMU
(複
数)と
GNDU SMU
(複
数)と
GNDU
PreAmp
数)と
GNDU PreAmp
数)と
GNDU
複数
SMUs
説明
シールドのみが施された DUT への接続法を示します。
シールドとガードの両方が施された DUT への接続法を示しま す。
SENSE FORCE ターミナルが SMU 内部で接続されている場 合の DUT への接続法を示します。
SENSE-to-FORCE ターミナルが PreAmp 内部で接続されている 場合の DUT への接続法を示します。
SENSE FORCE ターミナルが内部で接続されているときに、 コモン(GNDU 接地ライン)を使用して複数の SMU DUT
(複数可)に接続する方法を示します。
SENSE FORCE ターミナルが DUT (複数可)にリモート接続 [Kelvin 接続 ] されているときに、コモン(GNDU 接地ライン)
を使用して複数の SMU DUT(複数可)に接続する方法を示 します。
(複
SENSE FORCE ターミナルが内部で接続されているときに、 コモン(GNDU 接地ライン)を使用して複数の PreAmp DUT
(複数可)に接続する方法を示します。
(複
SENSE FORCE ターミナルが DUT (複数可)にリモート接続 [Kelvin 接続 ] されているときに、コモン(GNDU 接地ライン)
を使用して複数の PreAmp DUT(複数可)に接続する方法を 示します。
すべての DUT ターミナルが SMU FORCE ターミナルに接続 されているときに、COMMON 接続を行う方法を示します。 えば、SMU FET のソースターミナルを強制的に 0.0V にする ようにプログラムされているときにこのような状況が起こりま す。このようなケースでは、選択された FORCE ターミナルを 1 つの SMU が内部的に COMMON に接続します。
記載位置
(サブセクション名)
“Shielding and guarding
“Shielding and guarding
“SMU connections”
“PreAmp local sense connections”
“Ground unit and SMU local sense connections”
“Ground unit and SMU remote sense connections”
“Ground unit and PreAm p lo c al se n se connections”
“Ground unit and PreAmp remote sense connections”
“SMU ci rcuit COMMON connections”
1-12 システムの理解と準備 システムの理解と準備

4200-SCS に電源を入れる

Model 4200-SCS は電圧が 100 から 240VAC周波数 50 または 60Hz の電源で動作し ます。電圧については装置が自動検しますが、周波数いては判別しません(次 のステップ 6 参照)。
以下の手順従って電源を接続し、装置に電源を入れてください:
1. 使用地域の電源電圧が装置定格に合っていることを確認します。
注意 間違った電源電圧で装置を運転すると装置損傷の原因となるば
かりでなく、保証規定を無にすることがあります。
図 1-9
電源リセプタクル
電気的な過渡現象や電圧のふらつきに起因する問題を避けるため、専用 電源から Model 4200-SCS へ給電して動作させてください。
2. 電源コードを挿し込む前に、前面パネルの電源スイッチが OFF になっていることを必ず確
認してください。
3.製品に添付された電源コードのプラグ(ス側)を面パネルの AC プタクルにし込 みます( 1-9)。
警告 適正な接地条件を確保するため、製品に添付される接地ライン付きの電
源ケーブル(またはその相当品)以外を使用しないでください。
Power
Receptacle
Line Fuses
4.製品に添付される電源コードの他端を、接地端付き AC コンントへ接続します。
警告 ユニット添付される電源ケーブルには、接地端子付コンセントに接続す
るための独立した接地導線が設けられています。正しく接続すれば、装 置の筐体が電源ケーブルの接地導線を介して電源 GND ラインに接続さ れます。接地端子を持たないコンセントの使用は、(場合によっては致 命的な)感電事故を引き起こす可能性があります。
5. 前面パネルの電源スイッチを ON 側にします。Model 4200-SCS は一の自己診断機能を実 行し、障害出された場合はエラーメッセージを表示します。
問題が収まらない場合は、修理のために Model 4200-SCS をケースレー
へ送り返してください。Model 4200-SCS を工場へ返送する具体的な説明 については、「発送のための再梱包」の項を参照してください。
ユニットが自己診断に合格すると、システムソフトウェアが自動的ち上がり面が表示されます。
システムの理解と準備 システムの理解と準備 1-13
6. ユニット自体は動時に電源ライン周波数を検出しませんが、ケースレーは発注
時に定していただいた電源周波数50、または 60Hz)にわせて 4200-SCS を設 定して出荷します。 しかし、必要が生じた場には KCON ユーティリティを使用 して電源周波数設定を変更することも能です。(『4200-SCS Reference Manual』の セクション 7 KCONKeithley CONfigura tion Utility)を参照してください。)
7. ユニットを運転します。電源投入後直 Model 4200-SCS を使用することも可能です

システムの設定

されている装置(工場出荷時に装着済みの SMUPreAmpGNDU)だけを使用 するのであれば、新たにシステム設定を行う必要はありません。4200-SCS は内部装置 を自動検出して、個々の操作が適切に実行できるようにシステム設定を行います。
しかし、ポートされている外部装置(スイッチマトリックス、外部 GPIB 装置、プ ローブステーションなど)を追加した場には、KITEKXCI が追加された要素を使
用できるように、適切なシステム設定を行う必要があります。 また、KXCI を利用して 4200-SCS をリモート操作する必要がある場にも、システムの追加設定が必要になり
ます。 これらの設定には KCONKeithley CONfiguration utility)を使用します。図 1-10 に示す
のが KCON の機能の要です。このツールの使用法にいてしくは『4200-SCS Referen ce Manual 』のセクション 7 ¢KCONKeithley CONfiguration utilit y)£ を参照し てください。
電源周数設定は SMU の電源周数ノイズ除去影響しますから、間 違った周数で Model 4200-SCS 用した場合には読取り値のノイズ
異常加します。
が、測定の定格確度を実するたには、なくとも 30 分間時間を置いてください。
このツールを起動するには、ウィンドウズデスクトップの KCON アイコンをダブルクリックします:
KCON 実行中は KITE KXCI をスタートさせることができません。逆
KITE または KXCI が実行中であっても、KCON をスタートさせるこ とは可能ですが、この状態でシステム設定を変更しても変更内容は保存 されません。
KCON 設定ナビゲータで KI System Configuration を選択すると、ワー クスペースにはシステム全体の構成のまとめが表示されます。
設定ナビゲータで KI 4200 SCS を選択すると、ワークスペースにはシス テム特性の簡略表示と SMU スロットの割り当てが表示され、ユーザは この画面で以下の操作を行うことができます。
実際の設置条件に対応した正しい電源周波数(50、または
60Hz)を指定できます。
KXCI(Keithley External Control Interface)を使用してシステム
をリモートコントロール用に設定します。
特定のユーザライブラリをアクティブなユーザライブラリとして指
定できます。特に指定しない場合は、C:\S4200\kiuser\usrlib がデフォ ルトとして選択されます。
1-14 システムの理解と準備 システムの理解と準備
HTML
Web
図 1-10
KCON の概要
システム設定を タの中で最初に KI System Configuratio n を選択すると、このメニュー項目は 4200-SCS システム の一般情報を表示する Web ページを作成してくれます。
システム設定を HTML ファイル(Web ブラウザで表示可能)として保存します。設定ナビゲー タの中で最初に KI System Configuration を選択すると、このメニュー項目は 4200-SCS システム の一般情報を表示する Web ページを作成してくれます。
システムの一般設定情報を印刷します その内容は、設定ナビゲータで KI System Con figuration が選択されているときに KCON ワークスペースに表示される情報です。
KCON プログラムを終了します。設定変更を保存せずに終了しようとすると、KCON はその旨 を注意してくれます。
設定ナビゲータで選択した外部装置をシステム構成から取り外します。外部装置を選択すると、 この項目(Delete External Instrument)がアクティブになります。
システム設定の矛盾や、装置との通信に問題がないかを自動的にテストします。この機能は、プ ローブステーションと試験治具、および汎用試験装置を除くすべての装置に適用されます。
デフォルトを変更して、新規作成した KITE 試験モジュールに Formula tor 定数を自動的に割り付 けます。Formulator とは試験中、および試験後に使用する試験データ用のプログラム計算機能で す。
Web ブラウザを自動的にスタートさせてインストール済みの参照ドキュメント(Complete Reference)をローディングします。 このドキュメントには 42 00 - S C S のユーザマニュアル、参
照マニュアル、製品データシート、アプリケーションノート等が含まれています。
問い合わせに必要な情報の入力を要求し、使用中の 4200-SCS を解析してその結果をディス ケットに保存します。このディスケットをケースレー宛に送っていただきますと、技術サ ポートが問題を解決するのに役立ちます。
バージョン番号や著作権情報を含むウィンドウを表示します。
ファイル(
ブラウザで表示可能)として保存します。設定ナビゲー
外部装置(サポートされているもの)を追加します。 これらの装置は最初のサブメニューでカテゴリー別 に選択され、さらに該当する場合には 2 番目のサブ メニューでモデル番号が指定されています。外部装 置は KITE UTMUser Test Module)によってコン トロールされ、さらにこれらの UTM KULT ユー ザモジュールに接続されています(使用するライブ ラリは 4200-SCS に含まれています)。
内部装置:
工場出荷時 に装着され ている
SMU PreAmp
よび接地ユ ニット。
外部装置:
ユーザが取付 けたスイッチ マトリック ス、キャパシ タンスメー タ、パルス発 生器、プロー ブステーショ ン、試験治 具、汎用試験 装置など。
設定ナビゲータ:
4200-SCS のシステム構成に含ま れている、すべての装置や機器 を表示します。
Selected instrument for which this configuration information is displayed
ワークスペース:
設定ナビゲータで選択した装置の設定プロパティを表示します。 また、 外部装置の場合には上に示す GPIB アドレスの例のように設定プロパ ティを変更することもできます。

試験の設計と実行

警告 KTE 対話型ソフトウェアツールのいずれかを初めてご使用にな
られるユーザは、画面に表示されるライセンス許諾に関する質 問に必ず肯定で答えながら先へ進んでください。質問に “Yes” で答えなかった場合には、ソフトウェアを再インストールする までシステムが機能しなくなります。
2
2-2 試験の設計と実行 4200-SCS 基本操作説明書
4200-SCS の試験が持つ階層構造と用語を理解する
KITE は、半導体ウェーハの編成適合させるために、試験に次のような階層構造をたせています(KITE は個別半導体についても同様の方式を用います)。具体的な内
容にいては下記の説明をごください。
プロジェクト
イト
イト
デバイス
試験:話試験モジュール(ITM)およびユーザ試験モジュール
UTM
プロジェクト
半導体ウェーハ、または回路集合体の評価にかかわる、操作全体(開から 終了まで)試験位置をまとめたプロジェクト。プロジェクトの作成と実行には、
KITE グラフィカルユーザインターフェイスを使用します。
サイト
半導体上の個々のダイと付する試験構造(サブサイト)を組合せた要素。
サブサイト
プローバが動でき、常にコンタクト能な個々のウェーハ位置。標準的には 1 つの 試験構造に対応しますが、1 のグループとして試験能であれば、デバイスの組合
せをすこともあります。
デバイス
試験実行の対象となる個々のコンポーネント(トランジスタやダイオード、あるいは キパシタなど)。
試験
あるデバイスに対して KITE が実行する、特定タイプのパラメータ特性評価法の詳細 を定する要であり、付するデータ解析やパラメータ抽出の方法も規定します。
この定にはデバイスの各端子に対応して以下の項目がまれます:
強制する電または電の希望刺激)。
または電(または両方)の希望定項目。
試験には対話型試験モジュール(ITMInte ractive Tes t Module)とユーザ試験モジュー ル(UTMUser Test Module)の 2 のクラスがあります。ITM データと UTM データ のどちらの場も、同じ KITE データ解析機能を使用します。
対話型試験モジュール(ITM
この試験ではユーザがグラフィックユーザインターフェイスを使用して、対話的に試 験の定付けを行います。
ユーザ試験モジュール(UTM)
として、C 言語を使用したユーザモジュールをプログラムすることで、試験の定 付けを行います(その際に KULT を使用します)。 ただし、この場合も重要な試験パラ
メータの入には、グラフィックユーザインターフェイスを使用します。
KITE インターフェイスに馴れましょう
ユーザは、KITE が提供するグラフィックユーザインターフェイス(GUI)を使用し て、以下の操作を行えます:
プロジェクトナビゲータ(Pr oject Navigator)を使用して、対話にプロジェクト
の構築と編集を行います。
来合いの ITM の設定、あるいは新規、あるいは出来合いのテンプレートを
使用した ITM スタマイを行います。
製品添付の、あるいはユーザがプログラムした C コードモジュールから UTM を作
します。
試験およびそれに付する操作(スイッチマトリックスの接続、プローバの移動
など)を自動実行します。 例えば次のような作業が含まれます:選択した 1 個のデバイス(トランジスタ、イオード、抵抗、キパシタなど)
対象とする単一試験。
選択した 1 のデバイスを対象とする試験シーケンス。 複数のデバイス(、あるイトの全部のデバイス)を対象とする試
験シーケンス。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-3
)
/
/
あるプロジェクト全体をバーする試験シーケンス – 1 あるいは複数
トにまれる、すべてのサブサイトへプローバを着地させる操作も含むことが あります。
試験結果数値とグラフで表示します。
のパラメータ出ツールを用いて試験結果解析します。
解析結果数値とグラフで表示します。
KITE メインウィンドウの要構成要素をまとめて図 2-1(下)に示します。続くサブ セクシンでは、このウィンドウのプロジェクトナビゲータ(Project Navigator)と
イトナビゲータ(Site Navigator)の部分を中に説明するとともに、このウィンドウ からアクセス能な重要 GUI 項目にいても説明します。
2-1
KITE インターフェイスの概要
プロジェクトナビゲーター:
プロジェクトの組み立て、編集、 表示、および実行が行われます。
(プロジェクトは様々なデバイスの
1 個所以上の部位で行う一連の試 験を定義します。)ここをダブルク リックすることにより、定義、設 定、およびツール画面が現われま す。プロジェクトの一部のみを実 行するのであれば、ここでの選択 によってスタートする位置を指定 することができます。
サイトナビゲーター:
プロジェクトが現在評価実 施中のサイト(典型例とし ては半導体ウェーハ上のダ イ)を表示します。プロ ジェクトの一部のみの実施 でよい場合は、評価の対象 となる 1 つのサイトを選択 することができます。
Menu area
KITE ワークスペース:
種々の画面やウィンド ウ、タブメッセージ ボックス等が表示され、 これらを使用して 1) す べてのプロジェクト要 素の設定、2) 評価結果 の観察、3) 評価結果の 解析を行います。
ツールバーエリア:
種々のアイコンが表示さ れ、これらを使用して 1 プロジェクト要素の開始 停止、2) プロジェクト実 行の検証、3) プロジェク ト要素の挿入、4) プロ ジェクトファイルの保存 印刷、および 5) KIT E ヘ ルプの表示を行います。
ステータスバー: メニューとツールバー項目の説明を表示します。
メッセージエリア:
KITE の実行およびエラーに関するメッセージを表示します。
2-4 試験の設計と実行 4200-SCS 基本操作説明書

プロジェクトナビゲータを理解する

プロジェクトナビゲータはプロジェクトの構築、編集、表示を行う中心となるイン ターフェイスであり、個々のプロジェクトコンポーネントの指定やアクセスにも使用
されます。以下の項目に注意してください:
メニュー項目やツールバーボタンを使用して、プロジェクトの任意の位置にコン
ポーネントを追加することができます。
プロジェクトナビゲータのコンポーネントを 1 クリックすると、そのコンポーネ
ントは次のいずれかに当するものとして選択されます。
新規コンポーネントの追加、または既存コンポーネントの削除を行う位置プロジェクトを単独実行する部分(イト、デバイス、または個別試験)。
プロジェクトナビゲータのコンポーネントをブルクリックすると、のコン
ポーネントの設定画面が現われて、コンポーネントの状態わせて試験結果や 解析ツール、ステータス情報などが表示されます。
各種コンポーネントを表示した、典型的なプロジェクトナビゲータを 2-2 に示しま す。
2-2
プロジェクトナビゲータ
ナビゲータ:
試験の対象となるすべてのサブサイトやデバイス、および各サ イト(標準的にはウェーハ上の 1 つのダイに対応)で実行する 試験 / 操作の定義付けと順序付けを行います。
サブサイトプラン:
プローバのある着地位置に属するすべての被試験デバイスと、実 施するすべての試験操作の定義付けおよび順序付けを行います。 標準的には 1 つのサイトに複数のサブサイトが存在します。
デバイスプラン:
あるサブサイトの特定のデバイス(トランジスタ、ダイオード、 抵抗など)に実施する、すべての試験の定義付けと順序付けを行 います。
対話型試験モジュール(ITM):
簡単に設定できる一連のグラフィックユーザインターフェイス
GUI)を使用して、全くプログラミングを行わずにパラメータ試
験を完全に定義することができます。生データと解析後のデータ を、数値およびグラフとしてリアルタイムで表示します。
ユーザ試験モジュール(UTM):
C 言語でプログラムされたユーザモジュール(UTM に接続され、 ユーザが指定するパラメータ値が設定されたモジュール)を使用 して特殊試験、スイッチマトリックス接続の設定、プローバの進 み、外部装置の操作などの操作を定義します。 (同じユーザモ ジュールと連動する UTM が複数存在することもあります。) 設定 には単純なグラフィカルユーザインターフェイスが使用できま す。 UMT に接続するライブラリとしてはケースレーが提供するも のの他に、ユーザが KULT を使用して作成することも可能です。 生データと解析済みのデータを、数値とグラフの両方(条件によ ります)で提供します。
初期化ステップ(最上段)と終了ステップ:
試験セッションの始めに試験装置を初期化する操作を定義して
UTM のみ)、実行シーケンスの最後で結果の処理と装置のリセッ
トを行います。プロジェクトを複数回実行する場合であっても
プロジェクトナビゲータチェックボックス:
プロジェクトナビゲータチェックボックスを使用 して、プロジェクトプラン / サブサイトプラン / デ バイスプラン、または個々の試験(ITM と UTM のオン / オフを切換えます。チェックボックスを クリックするとそのボックスにチェックマークが 付くか ( 能がオンになります )、または
完結)
(ウェーハ上の複数のサイトを評価するような場合)、初期化と終
了処理は試験セッションの中で各 1 回だけ実行されます。
一意の ID 番号(UID):
同じ名前を持つプロジェクトのそれぞれのインスタンスに割り付けられる 番号。ある名前のプロジェクトコンポーネントが 1 つのインスタンスし 持たない(例えば左のプロジェクト)場合は、それぞれのインスタンスが 1 という UID を持ちます。 しかし、決められた名前の複数のコンポーネン トをプロジェクトに挿入する場合(例えば ITM UTM など)には、複 の UID が割り付けられます。コンポーネントがそのプロジェクトに留 まっている限り UID は決して変化しません(例え、プロジェクトからよ り小さな UID を持つ同名コンポーネントが削除されても変化しません)。
あるコンポーネントの UID = 0 の場合、そのコンポーネントはプロ
ジェクト内に唯 1 回だけ現われることがされます。)
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-5

対話試験モジュール(ITM)とユーザ試験モジュール(UTM)を理解する

KITE の試験と操作は ITM UTM して実行されます。図 2-3 は “vds-id” ITM および
“rdson” UTM ウィンドウそれぞれが、example KITE プロジェクトにおいてめる位置関
示すものです。
2-3
プロジェクトナビゲータ内の ITM UTM
ITM
UTM
ITM UTM な相点をまとめて表 2-1 に示します。
2-6 試験の設計と実行 4200-SCS 基本操作説明書
2-1
ITM UTM の主な相違点
ITM UTM
系統的つ対に作られた連のグラフィックユー ザインターフェイス(GUI)を使用して常に設定され、 プログラミングを使用しません。
柔軟性にんでいます。どの標準的なデバイスや試 験に対応したデフォルト ITM 設定をケースレーが提供 しますので、ユーザはデフルトパラメータそのま ま、あるいは最低限変更だけでくの評価試験を実 行できます。勿論、ITM 新規成や既存 ITM タマイズも可能ですから、常にい範囲の静的 / 動
評価を行うことができます。さらに、「n-
UTM をユーザモジュールに接続して、入パラメー
を入/ 変更することによて、作と設定が行 われます。
特定のタスク用です。ただし、UTM 接続されてい るユーザモジュールのソースコードを変更して、コン パイルし直すことによって新しいユーザモジュールを 作することができます。ケースレーは 4200-SCS に添 付されるどのユーザモジュールにしてソースコー ドを提供しています。ユーザモジュールの変更には KULT を使用します。
子」デバイス用に ITM を作することも能です。 4200-SCS 機器を使用するタスク実行用です。 4200-SCS に内された装置上、および IEEE- 488 バス
または RS-232 ポートをして 4200-SCS 接続された意の装置上でタスクを実行します。
パラメータ試験用です。 試験に関連したどあらゆるタスクの実行に使用でき
ます。
1
データ(Dataークシート
の内容は生したデー
タによて、試験の実とともにリアルタイムで更新
データ(Data)ワークシート1は、試験の実行完了後に生成したデー タによって更新されます。
されます。
1
セクション 3「データワークシート(シートタブ)を使用して試験結果を数値で表示する」を参照してください。

プロジェクトの構築

このブセクションでは、4200-SCS 標準ライブラリ ITM とライブラリ、および ユーザ定 UTM からプロジェクトを構する方法を説明します。

新規プロジェクトの定義

1. File メニューにまれる New Project新規プロジェクト)をクリックします。 Define New Project新規プロジェクトの定)ウィンドウがわれ、図 2-4 に示す
ようにデフルト設定が表示されます。
2-4
新規プロジェクトの定義(Define New Project)ウィンドウ
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-7
2. 以下の手順従っ新規プロジェクトの定ウィンドウを設定してください:
Project Nameプロジェクトを入します。.
Locationデフルトフを使用しないのであれ、プロジェクトの保
先フォルダを入します。
Number of Sites — プロジェクトで評価を行うイトの定します。
Restore Default Location — このボタンをクリックすると、プロジェクトの保
設定がデフルトフォルダに戻ります。
Project Plan Initialization Steps — プロジェクト開始時に、1 の初期化 UTM を挿入するのであれば On をクリックしてください。
Project Plan Termination Steps — プロジェクトプラン終了時に、1 つ以上の終 UTM を挿入するのであれば On をクリックしてください。
新規したプロジェクトプラン u_build の設定内容を 2-5 に示します。
2-5
プロジェクトプラン u_build に合わせて設定された Define New Project(新規プロジェクトの定義)ウィンドウ
3. OK をクリックします。での設定内容を反映したプロジェクトナビゲータが表示
されます。
4. ツールバーボタン Save All( ) をクリックします。
5. File メニューの Close Project 選択
意のタイミングでプロジェクトプ ランをじることができます。プロジェク トプランを保せずにじようとした場下のイアログボックスがわれます から Yes をクリックしてください。

サブサイトプランの挿入

1. プロジェクトナビゲータの中で、最初の
イトプランを入しようとする位置のすぐにあるコンポーネント(ノード)を選択し
ます。その右では、u_build プロジェクトの期化ステップ(Initialization St eps)が選択
されます。
2. 以下の手順従って、プロジェクトプランにサブサイトプランを追加します:
a. プロジェクトプラン ツールバーの Add
Subsite Plan ボタン ()をクリックしま
す。 すると Add New Sub- site Plan to Project ダイアログボックス(右の図) が現われます。
b. 新規サブサイトプラン名を、このダイア
ログボックスに入します。
2-8 試験の設計と実行 4200-SCS 基本操作説明書
c. OK をクリックします。選択されているコ
ンポーネントの下にサブサイトプランが
入されます(図)。
3. れ以外にもイトプランを追加する
必要がある場は、ステップ 1 と 2 をり返してください。

デバイスプランの挿入

デフルト 4200-SCS デバイスライブラリからデバイスプランを入するには、以下手順を実行してください。
1. プロジェクトナビゲータの中から、の下
にデバイスプランを入したいサブサイト プランを選択します(に示すを参照)。
2. 以下の手順従って、プロジェクトプラン
にデバイスプランを追加します: a. プロジェクトプラン ツールバーに含まれる Add New Device Plan ボタン ( ).
をクリックします。Add New Device Plan to Projectらしいデバイスプランを プロジェクトに追加)ウィンドウがわれます(図 2-6 に示す面キプチ 参照)。
2-6
4200-SCS デバイスライブラリの中から新しいデバイスプランを選択する
ITM の挿入
b. Add New Device Plan to Project ウィンドウで、デフルト デバイスライブラリの
中からしいデバイスプランを選択します。 2-6)に示す面キを参照。
c. OK をクリックします。選択されている
コンポーネントの下にデバイスプラン が入されます(右図参照)。
あるデバイスプランへの ITM の挿入は、次のような条件が満た
された場合にのみ許されます:
ITM が必要とするデバイスターミナルの数が、ターゲットデ
バイスのターミナル数を超えないこと。(例えば、ダイオー ドの試験に BJT ITM を使用することはできません。)
ITM が必要とするターミナル名が、ターゲットデバイス上に
も存在すること。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-9
デフルト 4200-SCS ライブラリの中から ITM 入するには以下の手順を実行しま す:
1. ロジェクトナビゲータの中で、の下に最 初の ITM 入しようとするデバイスプラ
ン コンポーネントを選択します(右に示す を参照)。
2. 選択したデバイスプラン名をブルクリックします。 デバイスプラン ウィンドウが現われて、そのデバイスに適合する ITM をんだデ バイスカテゴリフォルダを一覧表示します( 2-7 参照)。
2-7
デバイスプラン ウィンドウ
3. ITM 追加しようとするデバイスタイプに対応するフをクリックします。 ITM(通常は UTM も)の一覧が表示されます。図 2-8 半分に示されるを参
照してください。
2-8
4200-SCS デバイスライブラリから ITM を選択する
適切なデバイスフォルダを選択します
Select the app ro p ri a te D ev i ce f o ld e r Selec t th e d es ired ITM
4. 希望する ITM 選択します。 2-8)の半分に示されるを参照してくださ い。
5. 多くの ITM ンプルデータをんでいます。このデータも含め ITM 入したい場合は、Include Data チェックボックスに チェックマークを付けてください(図参照: このチェックボック スは、デバイスプランウィンドウの右下隅に配されています)。
6. デバイスプランウィンドウの、ITM 一覧の下にある Copy ボタンをクリックしま す。これにより、ITM がデバイスプラン ウィンドウの試験シーケンステーブル
Test Sequence Table)に追加されます( 2-9 参照)。
希望する ITM を選択します
2-10 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
2-9
試験シーケンステーブルに ITM を追加する
C
o
p
y
a
c
t
i
o
n
7. 試験シーケンステーブル(Test Sequence Table)の中の、希望する以外の位置 ITM われた場は、次の手順を実行します:
a. 動したい ITM 選択します。 b. Move Up または Move Down ボタンを使用して、ITM 位置変更します。
8. デバイスプランウィンドウの、ITM 一覧の下
にある Apply ボタンをクリックします。これ により ITM がプロジェクトナビゲータに追加 されます(に示すを参照)。
UTM の挿入
ライブラリ UTM の挿入
必要な UTM ライブラリが C:\S4200\kiuser\Tests library または個人用ライブラリにすで存在する場は、れを ITM で使用したのと次の点だけをいて、同じ方法
することができます(ITM の挿入」参照)。
プロジェクトナビゲータの Initialization Steps Termination Steps の下に
同じ前の複数 UTM インスタンスを入する場れのインスタンスが
新しい、名前だけの UTM を挿入する
必要とする UTM が C:\S4200\kiuser\Tests library と個人ライブラリのどちらにも存在し ない場合はそれを新規成しなければなりません。の場は、まず最初にしい、
前だけの UTM を以下の手順でプロジェクトに入します:
1. プロジェクトナビゲータの中で、UTM をの下に
入できるのは UTM だけです。これらの位置 ITM を挿入することはできません。
自のパラメータ値持たなければなりません。
したいコンポーネントを選択します(図参照)。 UTM は以下の位置入可能です:
デバイスプラン、初期化ステップ、および終了
テップの下。
ITM および他の UTM または下。(説明を単純
にするために、このブセクシンでは ITM また は UTM の下に UTM 追加する方法説しま
す。)
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-11
2. ツールバーボタン Add New UTM をクリックしま す。Add New User Test Module (UTM) to Project イアログボックスが表示されます(図参 照、ただし UTM 名はまだ記入されていませ ん)。
3. Add New User Test Module (UTM) to Project ダイ アログボックスに、希望する UTM を入力し ます(図参照)。
4. OK をクリックします。これにより、しい名前 だけの UTM がプロジェクトプランに入され ます(図参照)。
5. 実際に使用する前に UTM の定付けと設定を行う必要がありますが、方法いては後続のプロジェクト UTM の定義と設定」で説明します。
に使用する前に UTM の定付けと設定を行う必要がありますが、その方法に いては後続プロジェクト UTM の定と設定で説明します。

プロジェクトの保存

プロジェクトの入作業が終了したなら、ツールバーの Save All ボタン ()して、プロジェクトを保存してください。

プロジェクト ITM の定義と設定

ITM 定義タブを理解する
ITM の定付けには、ITM ITM Definition)タブを使用します。プロジェクトビゲータの ITM ブルクリックしてこのタブを表示させます。ITM Definition
タブの外と説明にいては2-10 をごください。 この図では、example プロジェ クトの部である vds-id ITM として表示しています(前出の2-22-3 に示さ
れています)。
2-12 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
F
O
M e
2-10
ITM 定義 (ITM Definition) タブ および隣接するタブ
ステータス(Status)タブ:
グラフ(Graph)タブ:
試験および解析結果。
シート(Sheet)タブ:
数値試験と分析結果、お よび試験設定。
フォーミュレータ
Formulator):
試験結果を数学的に解 析するツール。
utput Values(出力値)ボタ
ン:
この試験の出力値(Output Values)をサブサイトデータ シートにエクスポートするとき
にクリックします。
ORCE MEASURE(強制測
定)ボタン:
ITM を設定するときにクリック します。
装置オブジェクト:
デバイスの特定のターミナル に接続されている装置の設定
内容の要約を表示します。
ワークスペースウィンドウ タブ:
ワークスペースタブをクリックす ることにより、現在 KITE ワーク スペースでアクティブになってい るプロジェクトコンポーネント ウィンドウ(複数が同時にアク ティブになっていることがありま
)へ簡単にアクセスできます
(タブ機能がオンになっていなけ
ればなりません。 『Reference
anual』のセクション 6 「Specifying
nvironmental preferences」参照)。 訳者注他に
類似の文から、最後の部分は Section 6 in
Reference Manual”の意味と解釈しました)
試験定義と設定ステータス。
終了条件(Exit Conditions)ボタン:
コンプライアンス発生時
.
に試験終了条件を設定す るためにクリックしま
置選択コンボボックス:
デバイスターミナルに 4200-SCS の装置を
タイミング(Timing)ボタンと速 度(Speed)コンボボックス:
カスタム設定または予め設定され ている試験タイミング / ノイズ除 去条件を選択します。
モード(Mode)コンボボックス:
スイープモードの代わりに時間サンプリ ングモードを使用できるようにします。
この ITM によって試験され ているデバイスの模式図。
ITM Definition タブは ITM を次の方法で定します:
ITM によて試験されるデバイスのタイプ(FETBJT、キパシタなど)を模式
に表示します。
デバイスのターミナルの隣に装置オブジェクトを表示します。 このオブジェクトの
機能は次のとおりです:
ターミナルを識別します(ゲート、ドレイン、ソース、コレクタ、アード
等々)。
–SMU GNDU 適合するターミナルを明示して同定と付け / 再割付を能と
するか、試験中にターミナルに物理的に接続される回路を開けるようにしま す。
ターミナルに現在適用されている強制機能と定オプシンを表示します。 –SMU 持つ強制機能と定オプシンを明示して、付と設定 / 設定を
能にします。FORCE MEASURE ボタンを一度クリックすると、そのターミナル対応する強制機能 / 定オプション ウィンドウが表示されます。
試験中、試験後のデータ計算を行うフーミュレータ(Formulator)へアクセス
します。
ITM が使用する設定済み Speed パラメータや、スタム Timing パラメータの設
定を行えます。
現在の試験モード(Mode)を表示します:Sweeping または Sampling。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-13
ITM の強制機能を理解する
ITM で使用できる強制機能を要して表 2-2 に示します。 これらの機能が 4200-SCS 示をえて、デバイスターミナルに印加する静的 / 動的な電圧や電流条件をコント
ロールします。
2-1
強制機能の要約
一般
タイプ
静的
名称 説明およびグラフ例
ターミナルをゼロ電流状態に保ちます(接続された SMU の最大電圧コンプライアンス条件に従いま
コモン ターミナルをゼロ電圧状態に保ちます(接続された SMU の最大電流コンプライアンス条件に従いま
電流 バイアス
電圧 バイアス
スイープ電流
スイープ 電圧
スイープ
す)。
す)。 ターミナルを指定した定電流状態に保ちます(接続された SMU に対してユーザが指定した電圧コンプ
ライアンス条件に従います)。 ターミナルを指定した定電圧状態に保ちます(接続された SMU に対してユーザが指定した電流コンプ
ライアンス条件に従います)。 ITM Definition タブの Timing と Speed 設定によって決まる速度で、電圧または電流を段階的に増加
させてゆきます。該当 ITM 用に Sheet タブの Data ワークシートに記録された内容にしたがってパラ メータ曲線カーブを生成します。 このカーブは ITM Graph タブにプロットされます。
対数スイープ
Tim e
4
3
2
ate Voltage (V) G
1
0
線形スイープ
0.1V Steps, 41 Data Points
1000
Current (µA)
100
10
Tim e
ステップ電流
ステップ 電圧
ステップ
電流または電圧を 2 段階以上のレベルに変化させ、別なターミナルでの電流スイープ / 電圧スイープ / 電流リストスイープ / 電圧リストスイープ進行中はそのレベルを保持します。それぞれの電流ステップ または電圧ステップレベルごとのパラメータ曲線データが、ITM Sheet タブの Data ワークシートに記録 されます。組み合わせたデータを IT M G ra ph タブにプロットすることができますから、その結果とし て一連の(ファミリー)カーブが作られます。
任意関数
urrent or Voltage C
Time
urrent or Voltage C
パルスの線形スイープ
Time
2-14 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
2-1 (cont.)
強制機能の要約
一般
タイプ
ステップ電流
名称 説明およびグラフ例
ステッ プ
ステッ プ
電流または電圧を 2 段階以上のレベルに変化させ、別なターミナルでの電流スイープ / 電圧スイープ / 電流リストスイープ / 電圧リストスイープ進行中はそのレベルを保持します。それぞれの電流ステップ または電圧ステップレベルごとのパラメータ曲線データが、ITM Sheet タブの Data ワークシートに記録 されます。組み合わせたデータを IT M G ra ph タブにプロットすることができますから、その結果とし て一連の(ファミリー)カーブが作られます。電圧
Stepping the Gate Voltage of a FET
FET ゲート電圧のステップ変化
5
4
3
2
Gate Voltage (V)
1
0
5
4
3
2
Step 3
Step 2
Step 1
Time
ゲート電圧の 1 ステップごとに、FET のドレイン電圧を掃引します
At Each Gate Voltage Step, Sweeping the Drain Voltage of the FET
Step 4
1
Drain Voltage (V)
0.1V Steps, 51 Data Points
0
0.1V Steps, 51 Data Points
0.1V Steps, 51 Data Points
Time
強制機能の詳細いては『Reference Manual』の セ ク シ ン 6 Understanding and con- figuring the <ForcingFunctionName> function parameters area をごください。
Definition タブを使用して ITM パラメータを設定する
このセクションではライブラリ ITM(接続と試験モードは設定済みで
す)のパラメータ設定について説明します。ITM の新規作成や既存 ITM のカスタマイズまで含めた ITM の一般的な設定法については、
Reference Manual』のセクション 6 Configuring the Proj ect Plan ITMs 」を
ご覧ください
ライブラリ ITM のプロジェクトへの挿入後は、これ以降現われるサブセクションの説 明(出現順)にしたがて、それぞれの ITM セットアップを設定してください。
物理接続および仮想接続のマッチング
以下の操作を実行します:
1. プロジェクトナビゲータの中にある、設定の対象となる ITM ブルクリックし ます。当する ITM ウィンドウの Definition タブが自動に開きます(前出の
2-10 参照)。
2. Definition タブにはデバイスの各ターミナルに対応する仮想接続が、のターミナ
ルの装置オブジェクト一覧として表示されますから、これを直してください
(図 2-10 参照)。
3. 物理なデバイス接続が、仮想デバイス接続Definition タブ)とマッチしている ことを認します。マッチしていない場は必要にじて装置停止させ、物理 接続を修してください。
0.1V Steps, 51 Data Points
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-15
注意 デバイスターミナルの物理接続と仮想接続は、厳密にマッチし
ていなければなりません:間違った試験結果の取り込みやデバ イス損傷の原因になります。
各デバイスターミナルごとの強制機能設定
ITM Definition タブが開いた状態で、れのデバイスターミナルごとに以下の 操作を行います:
1. 対象となるターミナル( 2-10)の装置オブジェクト上の FORCE MEASURE ボタ ンをクリックします。対応する Forcing Function/Measure Options ウィンドウが開き ます。Forcing Functions/Measure Options ウィンドウの典型的な外観と機能が 2-11 示されています。
2-11
既存ライブラリ ITM に対応する典型的な強制機能 / 測定オプション(Forcing Functions/Measure Options ウィンドウ
線形スイープまたは線形ス テップの場合、Start. がス イープ開始時の電圧 / 電流で あり、Stop. はスイープ終了時 の電圧 / 電流を表します。 Step. は各ステップ間の電圧 /
電流変化を表します。
Data.Points.―.Start、Stop、 Step の値から自動的に計算さ れます(ユーザは数値を入力 できません) 対数スイープの場合は Data
Points をユーザが指定しなけ ればなりません。Step 値 自 動的に計算されます(ユーザ は数値を入力できません)。
特定の電圧または電流を強制 印加するときに使用する SMU レンジを選択します。動的最
適化レンジ(Auto)、スイープ 全体に単一の最良レンジを適 用(Best Fixed)、またはレン ジを数値としてマニュアル入 力、のいずれかを選択します。
ここをチェックす ると、KITE は ITM 実行時に 32-
ビット測定ステー タスを Data ワー クシートに記録し ます。
1
StartStopStep の値を入力する代わりに、List Sweep 設定ウィンドウを使用して、電圧または電流の離散値リストを入力します。Start
StopStep の値を入力する代わりに、Cu rre nt Bias または Voltage Bias 設定ウィンドウにレベル(Level)の固定値を入力します。
2
ITM のカスタマイズを希望するとき以外は、これらのパラメータを変更しないでください カスタマイズは基本操作説明書で説明する範
囲を超えています。
3
スイープ / ステップ電圧の場合です。 スイープ / ステップ電流の場合は右側パネルのように Programmed と Measu red ボタンに置き換えられま
す。.
4
スイープ / ステップ電圧の場合です。 スイープ / ステップ電流の場合はボタンが、左側パネルに似たレンジ(Range)設定に置き換えられま
1
電圧にデ フォルト 以外の別 なデータ ラベルを 付けたい 場合に入 力します。
動的最適化レンジ
Auto)、特定の下限値を
上に向けて超えたときに 動的最適化レンジ適用
Limited Auto)、スイー
プ全体に単一の最良レン ジ(Best Fixed)、また はマニュアル操作で数値 レンジを指定、のいずれ かを選択します。
3
Limited Auto
選択した 場合は、 ここにリ ミット値 を指定し
3
ます。
ここをチェックす ると電圧測定オプ ションが有効と なって、Sheet タ ブの Data ワーク シートに電圧が記 録され、電圧デー タを Graph タブ でプロットできる ようになります。
Programmed を チェックすると設 定に従ってデータ 値が記録されます
StartStop、
Step 設定値から 計算されます)。 Measured を選択 すると測定値がそ のまま記録されま
4
す。
このデバイスターミナル用 に選択された装置と、実行 される試験のモードを説明 します。(スイープモードま たはサンプリングモード - 信号を印加して、時間に対 して変化するデータを記録 します)。
スイープまたはステップ強制 機能をマスター(独立)とし て機能させるか、スレーブ
(マスターに追随)として機
能させるかを選択します。
現在使用する強制機能を選 択します。
2
線形スイープまたは対数 スイープのいずれかを選 択します。
SMU の電圧スイープに対する 電流コンプライアンス、また
は電流スイープに対する電圧 コンプライアンスを選択しま
す。
電流にデ フォルト 以外の別
なデータ ラベルを 付けたい 場合に入 力します。
2.
ここをチェッ クすると電流 測定オプショ
ンが有効と なって、
Sheet タブの Data ワーク
シートに電流 が記録され、 電流データを Graph タブで プロットでき るようになり ます。
2
2-16 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
2. に示した 2-11 における設定の説明を参照しながら、デバイスターミナルの強
機能を定する、以下のパラメータを適宜設定します:
強制機能のスイープタイプとして線形Linear)または対数Log)。
強制する電/ 圧値
静的強制機能のレベル(Levelステップ(Step)または線形Linear)スイープ強制機能の場Start
Stop および Step
対数Log)スイープ強制機能の場Start、Stop、および Data Pointsリストスイープの場Data Points と、電Amperes)または電
Voltsのリスト
Src Range および Compliance のデフルト、またはユーザが希望する
Measuring Options のデフルト、またはユーザが希望する設定
3. OK をクリックします。これによりデバイスターミナルの設定が有効となり、 Forcing Functions/Measure Options ウィンドウが終了します。
4. りのデバイスターミナルにいても、ステップの 1 から 3 をり返します。

フォーミュレータの計算設定(必要な場合のみ)

ITM Definition タブからアクセスできる Formulator を使用すれば、試験中にも簡単演算を実行できるか、試験の ITM データにして複雑演算を行うことができ ます。
試験実行中のリアルタイム計算に使用できる演算子と関数は次のとおりです:
演算子 +, -, *, /, ^
機能:ABSDELTADIFFEXPINTEGLNLOGSQRT
試験後の計算ではこのにも様々追加機能を使用することができます。 Formulator の使用法にいてしくは、『4200-SCS Reference Manual 』のセクシ
6 Configuring Formulator calculations 」を参照してください。
ITM 設定の保存
KITE ツールバーの Save ボタン () をクリックします。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-17

プロジェクト UTM の定義と設定

UTM 定全なプロセスを2-12(下)に示します。ただし、カスタムユーザラ イブラリが要である場は、2-12のステップを実行する必要はありませ
ん。4200- SCS は種類かのユーザライブラリを提供しており、の中に様々なユー ザモジュールが含まれています。
2-12
UTM 作成の概要
ユーザライブラリは、ケースレー が作成して提供(4200-SCS に付 属)するものの他に、ここに示す 方法でカスタム作成することがで きます。
ユーザモジュールの作成に は . KULT
Keithley.User.Library.Tool
を使用します:.
1)
新規、または既存ライブラ リを開きます
2) 新規、または既存ユーザモ
ジュールを開きます
3) プログラミング / 編集、パラ
メータの指定を行い、ユー ザモジュールを保存します
4) ユーザモジュールをコンパ
イルします
le
du
o
M
r
e
Us
KULT Bu ild Library メニューコ
マンドを使用し て、新規 / 既存 ユーザライブラリ にユーザモジュー ルを追加または更 新します。
matrixulib ユーザラ イブラリ
ki42xxulib ユーザ ライブラリ
Winulib ユーザラ イブラリ
以下の手順に従って実行形式の
UTM を作成します:
1) ユーザライブラリのユーザモ
ジュールに UTM 名を関係付 け、
2) ユーザモジュールの入力パラ
メータを設定します。

UTM 定義タブを理解する

前だけの UTM をプロジェクトに挿UTM Definition タブを使用して、その新 UTM の定付けを行います。 UTM Definition タブはプロジェクトナビゲータの
UTM ブルクリックすると表示されます。UTM Definition タブのと説明を2-
13 に示します。
2-18 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
O
2-13
UTM Definition タブ
グラフ(Graph)タブ:
試験および解析結果を グラフ表示します。
シート(Sheet)タブ:
数値試験と分析結果、およ び試験設定。
フォーミュレーター
Formulator):
試験結果を数学的に解析す るツール。
utput Values(出力値)ボ
タン:
この試験の力値(Output Values)をサブサイトデー
タシートにクスポートす るときにクリックします。
パラメータ識別セル:
表計算フトに似たセルに、 ユーザモジュールで指定され
ている試験モジュールパラ メータとデータタイプが表 示されます。
ワークスペースウィンドウ ブ:
ワークスペースタブをクリッ クすることにより、現在 KITE
ワークスペースでアクティブ になっているプロジェクトコ ンポーネントウィンドウ(複 数が同時にアクティブになっ ていることがあります)へ簡 単にアクセスできます(タブ 機能がオンになっていなけれ ばなりません。『Reference Manual』のセクション 6
「Specifying environmental
preferences」参照)。
ステータス(Status)タブ:
試験定義と設定ステータス。
ドキュメンテーションエリア:
ユーザモジュールにする重要 情報を表示します。
ユーザライブラリ コンボボッ クス:
希望するモジュールを含んだ ユーザライブラリを選択しま す。
パラメータ入力セル:
表計算シートに似たこれらのセ ルに試験パラメータ値を入力し
ます。
セル表示 / 編集ボックス:
選択されたセルの内容が表示されま す。
ユーザモジュールコンボ ボックス:
UTM で使用するユーザモ ジュールを選択します。
UTM Definition タブを使用して UTM を定義する
2-14.
空白状態の UTM Definition タブ
以下の手順従って UTM を定します:
1. プロジェクトナビゲータに入り、定付けの対象となるらしい UTM ブル クリックします。空白の UTM Definition タブが表示されます(2-14 参照)。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-19
2. UTM Definition タブの User Libraries スクロールボックスを使用して、試験の対となるユーザモジュールを含むユーザライブラリを選択します。2-15(下) では my-1st-lib が選択されています。
Figure 2-15
UTM タブ設定例
Formulator
Output Values
my-1st-lib TwoTonesTwice
3. UTM Definition タブの User Modules スクロールボックスを使用して、試験の対象 となるユーザモジュールを選択します。UTM は、選択されたユーザモジュールの 設定パラメータを表示します。2-15上)の例では、ユーザモジュールとして TwoTonesTwice 選択されています。モジュール作時に記されたモジュール情 報が、ドキュメンテーションリアに表示されます。
4. このではデフルトパラメータ値をのまま受け入れておきます。(ユーザモ ジュールがしく実行できることを認してから、パラメータを変更することが できます。)
5. ツールボタンの Save All ( ) をクリックして、 UTM とプロジェクトを保しま す。
6. UTM を実際に使用する前に試験を行います。方法については、この
シングル試験の実行」を参照してください。

カスタムユーザモジュールとユーザライブラリの作成(必要な場合のみ)

UTM 用にスタムユーザモジュールが必要となた場は、全くしいモジュール / ライブラリを作成するか、またはケースレーが提供するモジュール / ライブラリのコ ピーをスタマイズします(殆どが変更可能です)。ユーザモジュールは 1) ANSI C 関 とケースレーが提供する LPTLib(Linear Parametric Test Library )のび出しを行う ための C 言語で記された関数(サブルーチン)であり、2) KULT(Keithley User Library Tool)を使用して開発されます。ユーザライラリはユーザモジュールの動的リ ンクライブラリ(DLL)であり、のコンパイルとリンクに KULT を使用します。
このブセクションで、基本なユーザモジュールとユーザライブラリの作に必要 な情報を説明します。『4200-SCS Reference Manual』のセクション 8 には、KULT の使
しく説明されていますから、ちらも参照してください。
KUL T イン ターフェ イスを理 解する
KULT のプログラミングと定付け用インターフェイスを2-16(下)に示します。
2-20 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
オプシ
ン(Options
*
2-16.
KULT インターフェイスの概要
ファイル(File) メニュー:
ライブラリやモ ジュールを開く /閉じる、モ ジュールの保 存、コー、 に使用し ます。
編集(Edit) メニュー:
り、 コー、 り付け、全
を選択、しと実行など
の操作に使 用します。
メニュー:
アクティブモジュール のコンパイル、アク ティブなユーザライブ ラリへユーザモジュー ルを追加 / 更新する、 モジュールをして KITE からアクセスでき ないようにする、等の 操作に使用します。
ライブラリ (Library):
アクティブ なライブラ リを表示 します。
モジュール
Module)
ボックス:
アクティブな モジュール を表示しま す。
返り値タイプ(Return Type)コンボ ボックス:
力するデータのに示すオプショ ンから選択しますcharfloatdouble
intlongvoid
Library Visible/ Library Hidden 表示:
ライブラリが KITE から使用能であるかかを表示 します。Visible/Hidden 換えは Options メニューか ら行います。
Apply ボタン(2 種類 1 機能は両方共 追加変更を反映してアクティブなモジュールを更新し
ます。モジュールを変更するとアクティブなモジュー ルが新規作されます。
モジュールパラメータ表示エリア:
モジュールが使用するインクルードフイル、定義、数プロトタイプだけを表示します。パラメータ入力
タブとインクルード入力タブリアの内容を反映して 変化します。
モジュールへのコード入力エリア:
組込みエディタがアクティブモジュールの C コード を表示します。 この機能を使用してコードの開発/
集を行います。
終端ブレースエリア:
モジュールコードの終端ブレース(中括弧)を表示しま す。 Apply ボタンをクリックすると自動的に入されま
す。
パラメータ入力タブエリア:
モジュールの I/O パラメータに関連した以下の操作を 行います パラメータ名を入力します。
表示されるデータ、データポインタ配列型の からパラメータのデータを選択します(力はに ポインタでなければなりませんchar *float *double 、または配列)。 パラメータが入力であるのか力であるのかを選択しま す(選択できるのはポインタと配列の場合だけです。
れ以外は常に入力になります)。オプションとして、パ ラメータのデフォルト値、最/ 最値を入力します。
追加(Add)、削除(Delete)ボタン
パラメータ入力タブリアから選択したパラメー タを追加 / 削除します。
Apply ボタン(2 種類の 1 機能は両方共同 追加変更を反映してアクティブなモジュールを更新
します。名前を変更するとアクティブなモジュールが 新規作されます。
ステータスバー:
ウィンドウのカーソル位置にある項目の説明を表 示します。
インクルード入力タブエリア:
モジュールのインクルードフイルと 定義を入力します。
説明文入力タブエリア:
アクティブモジュールにする情報を記録 します。
構築(Build)タブエリア:
コンパイルおよびライブラリ構築実行時 のステータスとラーメッセージを表示 します。ラーメッセージをブルク リックすると、モジュールコードリア 該当個所イライト表示されます。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-21
*/
KUL T を使 用してカ スタムユ ーザモジ ュー ルとライ ブラリを 作成する
KULT を起動
デスクトップの KULT アイコン(右図参照)をブルク リックして KULT をスタートさせます。に示すような 状態KULT ウィンドウが表示されます。
新しいユーザライブラリに名前を付けます(または既存ライブラリを選択)
次の手順従って、しいライブラリに前を付けます:
1. KULT File メニューにまれる New Library をクリックします。
2. Ente r Libra r y イアログボックスがわれますから、
こにしいユーザライブラリの前を入します。入 したライブラリ名が KULT ウィンドウの左上隅に表示さ れます(図参照)。
新しいユーザモジュールに名前を付け、その返り値のタイプを設定します
1. 次の手順従っしいモジュールに前を付けます:
a. KULT File メニューにまれる New Module をク
リックします。
b. KULT ウィンドウの上端にある Module テキストボッ
クスに、しいユーザモジュールを入します
図参照)。
c. Apply をクリックします。 すると、ユーザモジュール
パラメータ表示エリアにモジュールの関プロトタ イプが表示されます(図の参照)。(注:パラ メータ表示リアをスクロールすると、次の行が記 入されていることが分ります:#includekeithley.h”)
2. Module の下にある Retur n T y pe を選択します。デフルトでは void が入 されています。
新しいモジュールへ C コードを入力します(パラメータ宣言とヘッダーファイルは入 力しません)
C コードをモジュールコード入リアへ入します。TwoTonesTwice モジュールのには、次のようなコードを入するものとします:
この作業の最後の部分で KULT のデバッグ機能の説明に利用するため、 以下に示すコードには故意にセミコロンエラーが含まれています。
.
/* ユーザが定する周波数のブザーを交互に、合 4 回らします。 */ /* Windows が提供する Beepfrequency, duration)関を使用します。 */ /* ブザーの周波数(Frequency)は数型を使用して、Hz 単位定します。 */ /* ブザーの持続(Duration)は数型を使用して、ミリ単位定します。
Beep(Freq1, 500); /* 最初の周波数で 500ms 持続するブザーをらします */ Beep(Freq2, 500); /* 第 2 周波数でブザーをらします */ Beep(Freq1, 500); Beep(Freq2, 500) /* 注: この行のセミコロンの記入を意にれています。
*/
使用できる I/OSMU コマンド一覧が『4200-SCS Reference Manual』の
セクション 8 「LPT Library Function Referen ce」 に説明されています。 コー ドを入力するときはこの部分を参照してください。
2-22 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
新規モジュールが使用するパラメータの宣言
1. 必要なパラメータの 1 を以下の手順従って入します: a. Parameters タブをクリックします。 b. Parameters タブリアのにある Add ボタンをクリックします。
の図を参照)
c. Parameter Name の下に最初のパラメータを入力します。(ス
テップ d 下、を参照)
d. したパラメータの C 言語データタイプを次
のように入します(右の例を参照)。
パラメータの隣のセル(Data Type の下)を
クリックします。ポップアップメニューが われて、使用できるデータタイプを表示 します。
ポップアップメニューの中から、データタ
Entered parameter
イプを選択してください。
出力パラメータで使用できるのは以下のデータタイプに限られ
ます:ポインタ(char*、float*、double*、など)および配列
I_ARRAY_TF_ARRAY_T、または D _ARRAY_T)。
2. I/O の下にあるセルで、ステップ 6 追加したパラメータが入パラメータ(デルト)であるのか、出パラメータであるのかを指定します。 Data Type の下でポインタまたは配列を した場以外は、デフルト設定(Input)を 選択しなけれならないことに注意してくだ さい。Data Type の下でポインタまたは配定した場は、対応する I/O 入セルを クリックすると Input と Output オプシンを 含むスクロールボックスが表示されます( 図参照)。
3. DefaultMinimumMaximum の下にはパラメータのデフォルト、最大、および最 値をれ入しますが、これらの値は省略能です。しておけユーザ選択けます。
4. ユーザモジュールがこれ以外にも入/ 出パラメータを必要とする場は、ス テップの 1 から 3 り返してください。
5. モジュールパラメータ表示リアの Apply をクリックします。以の操作に
より、されたパラメータがモジュー ルプロトタイプに追加されました(右図 参照)。
新規モジュールにヘッダファイル(#include など)を入力する
イルを以下の手順従って入します:
1. ウィンドウの番下にある Includes タ ブをクリックします。図に示すような
Includes タブリアが表示されます。
2. ユーザモジュールが必要とする
イルがにあれここに追加します。(4200-SCS 標準するユーザライブ ラリをスタマイするのであれば、他にッダファイルを追加する必要はあり ません。)
3. 必要なすべてのヘッイルが入されたならば、Apply をクリックします。
ユーザモジュールのドキュメントを作成
以下の操作を実行します:
1. Description タブをクリッ クしてリア全体を表示 させます(図参照)。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-23
2. UTM まれるモジュールを適切に説明する、意のテキストを Description タブ に入します。下に示す TwoTonesTwice モジュールのドキュメント例を参照して ください。
注意 Description タブエリア内では、C コードのコメント識別子(/*,
*/、または //)を使用しないでください。 これらの記号が含まれ
ていると、モジュールのコンパイル時にエラーが発生します。 また、Description タブエリアに含まれる行の先頭カラム(行の 左端)にはピリオドを置かないでください。 UTM の説明エリア は、先頭カラムがピリオドである行を表示しません。
MODULE: TwoTonesTwice
DESCRIPTION: Execution results in sounding of four beeps at two alternating user-settable frequencies. Each beeps sounds for 500ms.
INPUTS: Freq1 (double) is the frequency, in Hz, of the first and third beep. Freq2 (double) is the frequency, in Hz, of the second and fourth beep.
OUTPUTS: None
RETURN VALUES: None
新しいユーザモジュールの保存
Save the File メニューの Save Module をクリックして、モジュールを保してくださ い。
新しいユーザモジュールのコンパイル
以下の手順従ってモジュールをコンパイルします:
1. ウィンドウの番下にある Build タブをクリックします。 Build タブリアが開き ます。ユーザモジュールのコンパイル実行後、Build タブリアにはモジュールの コンパイルが功したの通、もしくはコンパイル中に発生したラーメッ セージが表示されます。
2. Options メニューにまれる Compile をクリックして、C ソー
スコードフイルをコンパイルし ます。KULT Compile メッセー
ジボックスにはコンパイルの進行 状態が表示され、途中で問題が発 生した場合にはエラーメッセージ が表示されます。、最初に
TwoTonesTwice をコンパイルする と、セミコロンが抜けているために示すメッセージが表示されます。.
3. KULT の Comp ile メッセージボックスがじると(ラーメッセージが表示された OK をクリックしてじます)、Build タブリアには次のいずれかが表示さ れます。
コンパイルが功裏終了したときは、次のメッセージが表示されます: No
Errors/Warnings Reported, Compilation was Successful.
コンパイルが功であった場は、KULT Compile メッセージボックスに
表示されたラーメッセージが、Build タブエリアにも表示されます。
2-24 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
KULT は真のコンパイルエラー(ユーザモジュールのコンパイル
ができなくなるエラー)を赤色で表示します。他方、KULT は ワーニング(コンパイルを停止させる訳ではないが、疑わしい コード。例えば、使用されていない変数の宣言など)を青色で 報告します。
TwoTonesTwice の初のコンパイルを実行して、KULT Compile メッセージボックスの OK をクリックすると、Build タブリアには次のメッ セージが表示されます。
新しいユーザモジュールに含まれるコードエラーを見つけ出す
以下の操作を実行します:
1. Build タブエリアに表示されたコンパイルラー メッセージをブルクリックしま す。 すると KUL は以下の処理を実行します:a) コンパイラがどのようにエラーを
検出したかにより、ラーが発生した行、またはの次の行のコードをハイライ ト表示し、b) ラーメッセージをハイライト表示します。TwoTonesTwice の場
は、次の図に示すように、セミコロンがけた行がハイライト表示されます。.
2. エラーを修正します。TwoTonesTwice の場は、問題のコードの最後にけている セミコロンを追加します [Beep(Freq2,500);]。
3. ユーザモジュールを保します。(File メニューの Save Module をクリックしま す)
4. ユーザモジュールをコンパイルします。
KULT Compile メッセージボックス
も表示されず、ボックスは自動的に画面 からえるはずです。
Build タブリアにはコンパイルのを示
すメッセージ(右図参照)が表示されます。
新しいユーザモジュールを含むユーザライブラリの構築
ユーザモジュールのコンパイルがしたなら、次に Options -> Buildにク リックします。これにより次の理が実行されます:
a. ユーザライブラリの構が行われます。 b. Build Library メッセージボックスに構が表示され、リンーに
が発生した場にはエラーメッセージが表示されます。
c. Build Library メッセージボックスがじると(エラーメッセージが表示された
OK をクリックしてじます)、Build タブリアには次のいずれかが表 示されます。
コンパイルがしたときは、“No Errors/ Warnings Reported, Library
Build was Successful”が表示されます。
コンパイルが功であった場は、KULT の Build Library メッセージボッ
クスに表示されたのと同じ内容が、Build タブリアに表示されます(赤字)。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-25
ライブラリが含む構築エラーを見つけ出す
ラーメッセージにまれる情報を利用して、構ラーを見つけ出してくださ い。
ユーザモジュールのチェック
次の方法でユーザモジュールをチェックします:1) UTM Definition タブを使用して UTM を定するの説明に従っ KITE 内に UTMUser Test Module)を作し、2)
いて1 つのサイトで 1 の試験を実行する」(下)の説明に従って UTM を実行しま す。

プロジェクト試験を実行する

KITE SMU のいずれかで通常の範囲を超える温度を検出する
と、KITE はランを停止または中断してシステム出力を保護する とともに、KITE ウィンドウのメッセージエリアに発生した条件 を報告します。ランを実行しようとするときに、このような条 件が発生した場合には KITE が実行を禁止します。ラン実行中に 発生した場合、KITE はそのランを中断します。
ツールバーの Abort Test/Plan ボタン(赤色)を押すことによ り、どのような試験でも中断させることができます。
試験実行中の動的に変化する ITM データをデータシート上の数 値として、またはそれに合った設定がされていれば、グラフと して表示させることができます。(このマニュアルのセクション 3 参照。)新しい UTM データについては、試験の最後でないと見 られないことがあります。KITE ウィンドウのメッセージエリア はランの開始時間、終了時間、および全実行時間を表示します。
1 つのサイトで 1 つの試験を実行する
1. プロジェクトナビゲータ内で、実行する ITM または UTM を 1 クリックして選択
します。
2. 複数のイトを試験できるプロジェクトの場合は、イトナビゲータのスピンボ
タン(さな印)を用いて、収したデータ用として使用するイト番号ラベ ルを定します(サイトナビゲータはプロジェクトナビゲータの一番上に位置 ています。2-17)。 この番号はプローバのサイト番号に適合していなけれなり ません。
2-17
Example プロジェクトのサイトナビゲータ
サイトナビゲータ
データのラベリング用に 選択したサイト番号
、ITM または UTM をイト 5 で実行するのであればその前にサイトナビータを 5にセットしてプローバを物理的サイト 5 へ移動させます(サイトナ ビゲータの設定自体はプローバに指示を与えるものではないことに注意してくださ
い)。これにより、作されるデータフイルにしいイト番号ラベルが付けられ ます。(このマニュアルのセクション 3 ¢ データフイルを理する £ に記載されたラ ベリング則を参照してください。)
3. ツールバーの緑色の Run Test/Plan ボタン ( ) をクリックすることにより、選択
たシーケンスが実行されます。
さらにしい説明にいては、『4200-SCS Reference Manual』のセクション 6 Run’ execution of indi vidual tests and test sequences 」を参照してください。
スピンバー
2-26 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書

_RevA \QSBo ok\A rt\S ec02

1 イトで 1 の試験シーケンスを実行します 試験シーケンスを実行することにより、デバイスプランまたはサブサイトプランに記
入されたすべての試験が、プロジェクトナビゲータに記された番(から下)に 実行されます。
例え、次の図に示すデバイスプラン 3terminal-npn-bjt を実行するものとします。
サブサイトプラン 3terminal-npn-bjt での試験
このケースでは 3terminal-npn-bjt のすべての試験が次に示す順番に実行されます:
vce-ic −> gummel −> vcsat
また、次の図に示すイトプラン subsite_b を実行するとすれ
サブサイトプラン subsite_b での試験
subsite_b 含むすべての試験が次に示すシーケンスに従って実行されます: gummel2 −> vce-ic2 −> vcsat2 −> res4t −> move_prober_to_next_site
試験シーケンスを実行するには以下の操作を行います:
1. プロジェクトナビゲータ内で、実行するデバイスプランまたはサブイトプラン を、1 クリックして選択します。
2. 2. 複数のイトを試験できるプロジェクトの場合は、サイトナビゲータのスピンボ タン(さな印)を用いて、収したデータ用として使用するイト番号ラベ ルを定します(サイトナビゲータはプロジェクトナビゲータの一番上に位置 ています。2-18)。 この番号は現在のプローバのサイト番号に適合していなけれ なりません。
2-18
Example プロジェクトのサイトナビゲータ
サイトナビゲータ
データのラベリング用 に選択したサイト番号
、ある試験シーケンスをサイト 5 で実行するのであれば、その前にサイトナ
ビゲータを 5にセットしてプローバを物理イト 5 へ移動させます(サ
トナビゲータの設定自体はプローバに示をえるものではないことに注意してく ださい)。これにより、作されるデータフイルにしいイト番号ラベルが付 けられます。(このマニュアルのセクション 3 データフイルを理するに記載 されたラベリング則を参照してください。)
3. ツールバーの緑色の Run Test/Plan ボタン ( ). をクリックすることにより、選択 した試験シーケンスが実行されます。
さらにしい説明にいては、『4200-SCS Reference Manual』のセクション 6 Run’ execution of indi vidual tests and test sequences 」を参照してください。
スピンバー
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-27

追加された(append )試験と試験シーケンスを 1 つのサイトで実行する

上に説明した Run の実行では、それぞれの特定の試験に付随して、1 つだけの Data ワークシートが存在します。この Data ワークシートには、試験の最後のランのデー
タが記入されます。すなわち、しいランを実行すると、れ以前のデータが書き されることによって内容が更新されます。
しかし、KITE は追加書込み(Append方式での実行もサポートしており、この方法 によれ1 つの試験の複数回のランにより(Run 実行により作される Data シー
トにえて)複数のークシートが作されます。同Graph タブも Run データ
ーブにもの試験データを追加書込する Append モードを提供しています。 Append モードは 1 回だけの試験にも、あるいはデバイスプランやサイトプラン
全体にも能です。 Append モードで実行するには、標準的に使用する緑色の Run Test/Plan ツールバーボ
タン ()ではなく、黄色地に緑色で表示された Append Data ツールボタン ( ) を使 用して試験 / 試験シーケンスをスタートさせます。スタート後は Append Data ツール バーボタン ()す度に、新しい結果既存データに追加されてき、1 のラ ンごとに分かれたデータシートが作されます。
しい説明にいては、『4200-SCS Reference Manual』のセクシ 6Append execution of te sts, test sequences , and Project Plansおよび Appending curves from multiple runs on a single graphを参照してください。

プロジェクト全体を 1 つのサイトで実行する

プロジェクト全体を実行すると、プロジェクト内のすべての試験が実されます。example プロジェクト(前出の図 2-2 参照)を実行すると、19 あるプロ
ジェクトコンポーネントが順を追って全部実行されます。 プロジェクト全体を実行するには、以下の操作を行います:
1. プロジェクトナビゲータのツリー構造」の上端にあるプロジェクト名をブル
クリックします(下図参照)。
プロジェクト 名 “example
2. プロジェクトウィンドウの Start Execution at Site Fi nis h Execution at Site の両方を、試験を行いたいイト番号にわせます。、試験イトが 3 であるの なら、この者の 3 に設定します( 2-19 参照)。
2-19
プロジェクトウィンドウでサイト番号を設定する
3. プローバを、ステップ 2 で定したイトへ物理動させます。
4. ツールバーの緑色Run Test/Plan ボタン ( ). をク
リックします。プロジェクトナビゲータにリストアッ プされた順(上から下)に、プロジェクト試験が実されます。個々の試験 が実行されるに従い、現在実行中の試験名が Test/Plan Indicator ボックスに表示さ れます(図参照)。KITE ワークスペースに適切な ITM ウィンドウを開いておけ 、ITM データがデータシートに書き込まれ、グラフされる過程を表示させる ことができます。
Reference Manual』のセク シ 6 Run’ execution of Project Plans」もごください。.
2-28 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書

プロジェクト全体を複数のサイトで実行する

プロジェクトの複数サイトでの実施を指定すると、プロジェクト全体のすべての試験 が、指定した一連のウェーハサイト上で実行されます。1 例として、サイトの 1 から
5 までを試験するように設定した、example プロジェクトの試験シーケンス例を図 2-
20 に示します。まずユーザがプローバの位置イト 1わせてから、実行を開
させます。KITE はまず InitializationSteps を実行し、続いて 2 イト プランの試験を実施します。続いて move prober UTM がパルス発生を開始して、別々 にプログラムされたプローバをイト 2 へ移動させます。 動先でまた InitializationSteps と 2 イトプランが実行されます。サイトの 3、4、5 でもこのプロセスがされます。
イト 5 での 2 番目のサブイトプランが終了すると、TerminationSteps が実行さ れてプローバが所定位置停止します。
2-20
マルチサイト試験シーケンス
   ——
スタート
   ———
処理終了
2-20 に例示したステップと、それ以後のステップは 4200 SCS
が半自動プローバに接続されており、プロジェクトが適切な移 動ステップを含むことを仮定しています
複数サイトでプロジェクト全体を実行するには、以下の操作を行います:
1. プロジェクトナビゲータのツリー構造
上端にあるプロジェクトブルク
ロジェクト “example
リックします(右図参照)。プロジェクト ウィンドウが開きます(ステップ 2 参照)。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-29
2. プロジェクトウィンドウの Start Execution at Site に、試験対象の中での最も
さなサイト番号をセットし、Finish Execution at Site には試験の対象となるイト番号をセットします。例えイトの 2 から 4 までを試験するので あれば、Start Execution at Site を 2 にセットして Finish Execution at Site 4 にセットします( 2-21 参照)。
2-21
プロジェクトウィンドウでサイト番号を設定する
注意 プロジェクトウィンドウの Project Initialization Steps Project
Term ination Steps チェックボックスの設定は、どちらも変更し ないでください。これらを使用するのはプロジェクトを構築ま たは変更するときだけです。標準的にはプロジェクト内の InitializationSteps TerminationSteps の下にある UTM が外部装 置の初期化、およびプローバのセットアップと停止に関するタ スクを実行します。Project Initialization Steps Project Term ination Steps チェックボックスの片方または両方のチェッ クマークを消して Apply をクリックすると、この操作に関連し UTM が消去されてしまい、これらのチェックボックスを チェックしても UTM は追加されません。
3. プローバを、ステップ 2 定した最初のイト(Start Execution at Site の イト番号)まで物理的に移動させます。
4. 4200-SCS が号を発生したときに、プローバがステップ 2 で定したイト シーケンスに従ってイトとイトを動し、プロジェクトで定したシー ケンスに従っイトを動するようにプローバをプログラムします。従っ て、ステップ 2 で例として用いた example プロジェクトの場には、プロジェク トの移動信号により次に示すシーケンスに従ってプローバが動するようにプロ グラムします(最初だけはマニュアル操作でサイト 2 へ移動させます):
---------------------- ----------------------------------------------------- -------------------------
subsite_a −> subsite_b −> Site 3 −> subsite_a −> subsite_b −> Site 4 −> subsite_a −> subsite_b − > 停止位置
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
5. ツールバーの緑色の Run Test/Plan ボタン ( ). をク リックします。KITE は最初のイト(Start Execution at Site 定したイト)で、プロジェクトナビゲータに一覧表記された番に従っ
てプロジェクト試験を実行します。いて、KITE は図 2-20 に示す従ってプ ロジェクトのりのイトの試験を行います。 個々の試験が実行されるに従い、現 実行中の試験イト番号が Test/Plan Indicator ボックスに表示されます( 図参照)。KITE ークスペースに適切な ITM ウィンドウを開いておけば、ITM データがデータシートに書き込まれ、グラフ化される過程を表示させることがで きます。
Reference Manual』のセクション 6Run’ execution of Project Plans」もご覧ください。
2-30 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書

試験の反復

Repeat Test Execution ボタンをして試験を開することにより、個々の試験(ITM または UTM)を連続的に実行することができます。この方法で実行すると、初のラ
終了後も試験は停止せず、ループの最初に戻って試験を連続的に実行します。 試験を停止させるに と、試験が即時停止します。試験の復実行と試験停止に使用するボタンを図 2-22 に示します。
2-22
試験の反復
Abort Test/Plan ボタンを使用します。このボタンがされる
試験の反復実行
ここをクリックすると試験が停止 します。
試験データ復試験の場にはデータの追加が行われません。試験をする 度に前の試験に対応するスプレッドシートデータが消去され、グラフもスプレッド
シートのデータを反映して逐次更新されてゆきます。 復処理のり操作を行うと試験は即時停止となり、スプレッドシートとグラフ
のデータは試験が打ちりになる時点まで取り込まれます。
反復(Repeat)のさらに詳しい説明については『Reference
Manual』のセクション 6 「 Repeating a test 」(p.6-163)をご覧くだ
さい。

サブサイトサイクリングの概要

Cycle Subs ite を使用すると、選択した(して使用能になている)イトプ ランを、定した回数(最高 128 回まで)反復することができます。以下に要を
説明するサブサイトイクリング(Subsite Cycling)は、ストレス試験に使用されイクル(Cycle)モードとストレス / 測定(Stress/Measure)モードの両方
します。イトイクリングはササイトプラン ウィンドウを使用して設定します。収集
したデータグラフのアクセスにもこのウィンドウを使用します。サブサイトプラン ウィンドウを開くには、プロジェクトナビゲータのサブサイトプランをダブルクリッ クします。
試験の反復実行
ここをクリックすると、選択し た試験が連続実行されます。
サブサイトサイクリングの更に詳しい内容が『Reference Manual』
のセクション 6 「 S u bs it e cycling 」(p.6-308)に説明されています。
サブサイトのデータシートとグラフイトイクリングのデータは Subsite Data シートにかれ、これを表示させるにはイトプラン ウィンドウの Subsite
Data タブをクリックします。収したデータのグラフは Subsite Graph タブで見るこ とができます。
このデータシートに列挙される測定取り値は出力値Output Value)です。Output Value とはサブイトプランに登録された個々の試験からインポートされた測定
し、ITM または UTM からインポートされて Subsite Data シートに追加されます。 しい説明にいては力値Output Value)」(p.2-33)をご覧ください。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-31
サイクルモード
イクルモード(Cycl e M o de )では、サブイトプランが指定回数反復されます。れのイトイクルに、イトプランの個々の試験のデータが取り込
まれます。例えば、サブサイトを 5 回サイクルで実行するとすれば、それぞれの試 験ごとに 5 セットのデータ(およびグラフ)が取得されることになります。
サイクルモードの設定 サイクルモードの設定は、サブイトプラン ウィンドウの Subsite Setup タブから行います。サブサイトプラン ウィンドウに入て Subsite Setup
タブをクリックしてください。サイクルモードを設定する 4 つのステップを図 2-23 に示します。
サブサイトサイクルの開始 – プロジェクトナビゲータ内のサブイトプランが選択 れた(して動作可能な)状態で、Run Test/Plan Cycle Subsites ボタン(図 2-24)を
すことにより、サブイトイクルを開します。
2-23
サイクルモードの設定
1) サイクルを動作可 能にします
2) サイクルモードを選択 します。
3) サイクル数(0 128)をキー入力しま
す。(ループ無)
2-24
サブサイトサイクリングの開始

ストレス / 測定モード(HCI ストレス測定試験)

ストレス / 定(Stress/Measure)モードでは、サブサイトプランに登録されたデバイ スに HCIットキリア注入)によるストレス印を行います。HCI ストレス印 の設定では、各ストレスイクルでのストレス時、およびサブサイトプラン内のデ バイスにする電圧または電流ストレスを指定しなけれなりません。
イトイクルの開始後、イトプランに実される最初のパスは、プレス トレスイクルです。通常、この試験はストレスをえずに行われます。次のイク ルの開時に、設定されたストレス(電または電)がすべてのデバイスに印加さ れます。ストレス時間が終了すると、まずストレスが取りかれ、いて実行設定さ れている試験が実施されます。ストレスサイクル数がえるごとに同じ操作がり返 されます。すなわち、定したストレス時間のストレスを印してから、実行設定 されている試験が行われます。
4) Apply をクリックし ます。
Run Test/Plan and Cycle Subsites ボタン
クリックするとサブサイトサイクリングが開始します。
2-32 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
ストレス時間の設定 - ストレス時の設定は、イトプラン ウィンドウの Subsite Setup タブから行います。プロジェクトナビゲータの中からイトプラ
ンをブルクリックして、サブサイトプラン ウィンドウを表示させ、の中の Subsite Setup タブをクリックします。ストレス時を設定する 8 つの基本ステップ図 2-25 に示します。
ステップ 8 実行は、 2-26 を参照しながらデバイスストレス特性(Device Stress Properties)の設定を行います。
Device Stress Properties(デバイスストレス特性) – このウィンドウ(図 2-26)を 開くには、Subsite Setup タブ(図 2-25 のステップ 8)の Device Stress Properties ボ
タンをクリックします。このウィンドウではストレス電または電、およびリミッ トの設定を行い、サブサイトプラン内の各デバイスに対応するマトリックス接続
ンのり付けを行います。 サブサイトサイクリングの開始 - プロジェクトナビゲータのサブイトプランが選択
された状態で、Run Test/Plan Cycle Subsites ボタン( 2-24)をクリックすること により、サブサイトイクリングを開始させます。
2-25
ストレス / 測定モード対数サイクル時間の設定
1) サイクルを動作可能 にします。
2) ストレス / 測定モード を選択します。
3) 対数(Log)サイクル 時間を選択します。
4) 最初のストレスサイク ルのストレス時間(秒) および全サイクルの総ス トレス時間を入力します。
5) 対数デケードあたり のストレス数を入力し ます。
6) 必要に応じてストレス 期間終了後に挿入される 遅延時間を指定します
(例えば、この時間を利用
して各デバイスごとに試 験前の設定を行います)。
試験を一定期間ごとに実行したい場合はここを チェック(v)して、その頻度を設定します。指定 した頻度で決まる期間ごとに、ストレス印加を中 断して試験を実施します。
8) このボタンをクリック して最初のデバイスの
Devi ce Stres s Pr oper ti e s
ウィンドウを開きます。 具体的な設定法について は図 2-26 を参照。
7) App ly をクリック します。
Stress Times(ストレス印加回数)はユー ザが入力したサイクル時間データから自 動的に計算されます。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-33
5
2-26
デバイスストレス特性 サブサイトプランの最初のデバイスに適用するステップを設定します
1) ウェーハのサイト番号を選
択します。
2) 電圧ストレスまたは電流
ストレスを選択し、続い てストレス値(V、また は I)とリミット値(I、 または V)を入力します。
3) このデバイスの接続ピ
ン番号を割り当てます。
4) 劣化目標値 - このデバイ スに対応する試験と”Out-
put Values" を列記します。
実際に適用する目標値に チェックマーク()を付 け、目標値を設定(% 値) します。すべての目標値に ついてチェックマークの有 無を指定してください。
劣化目標値」参照。
) プルダウンメニューを使用
してストレス測定をコント ロールします。選択できる オプションには非測定(Do Not Measure)、初回ストレ
スのみ(First Stress Only)、 全ストレスサイクル( Every Stress Cycle)などがありま す。
6) 複数のデバイスを含むサブ
サイトプランの場合は、 Next Device をクリックして 次のデバイスのストレス特 性ウィンドウを開きます。 前のデバイスに戻るときは Prev Device をクリックしま す。
7) サブサイトプランに含ま
れる全てのデバイスにつ いてステップ 2 から 6 を繰 り返します。
クリア、コピー、貼り付け
参照
8) ステップの 1 から 7 を繰
り返して他のサイトのデ バイスストレス特性を設 定します。
9) SMU リソースとアクティブ
な(表示されている)サイト の接続をチェックするときに クリックします。十分な数の
SMU が存在しているかが Resource ステータスに表示さ
れ、マトリックス接続に問題 がある場合は Connection ス テータスに表示されます。
すべての変更をキャ ンセルしてウィン ウを閉じます。
10)すべてのデバイスとサイ
トのストレス特性設定が 終了したならば OK をク リックします。
11) Device Stress Properties
の設定を保存して試験に 適用するには、サブサイ トプラン タブ( 2-25
Apply をクリックしま す。
出力値(Output Value
イトイクリングで使用するために、ITM および UTM から出力値サイ トデータシートにエキスポートすることができます。サブサイトのイクリングを実 行するたびに、出力値に対応する測定値がサブサイトデータシートに書き込まれま す。例えば、サブサイトを 5 回サイクリングさせるとすれば、それぞれの出力値
Output Value)にして 5 つの測定取り値が存在することになります。
出力値をエキスポートする プロジェクトナビゲータで ITM または UTMブル クリックします。図 2-10(ITM)または図 2-13UTM)を参照しながら、Output
Values ボタンをクリックします。これにより、ITM Output Values ウィンドウ(図 2-
27)が表示されます。UTM Output Values のウィンドウもこれとよく似ています。
Output Value をエクスポートする 2 階のステップが図に説明されています。
劣化目標
ストレス印加後 Output Value 取りが最初のサイクルのストレス印前の取り比較され、変化%)がイトデータシートに書き込まれます。
2-34 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
力値Output Value)を目標値Target)としてイネーブル()することができ、 Target Value)をり付けることができます。あるデバイスのすべての目標値
されると、のデバイスにいてはれ以上の試験は行われません。それ以 イクルは目標値達したデバイスをバイパスして実行されます。全部の目標値が されるか、または最後のサブサイトイクルのとともに、サブサイトプランが
します。
クリア、コピー、貼り付け
Clear –Clear消去)ボタンをクリックすると、現在表示されているデバイスに関する すべてのストレス特性データが消去されます。これにより、すべての電と電流値
ロ、デバイスのピン番号割付はロに、ストレス定は“Do Not Measure” にそれ ぞれセットされ、すべての Target はオフ(Target % Value消去)になります。
Copy PasteCopy(コピー)と Pasteり付け)を使用すれ、あるデバイスの 特性設定をコピーしてのデバイスの特性ウィンドウにり付けることができます。 また、同じ方法でコピーした設定値を別なイトにり付けることも能です。Copy 操作、希望するサイト / デバイスを選択して、Paste をクリックしてください。
2-27
ITM 出力値をサブサイトデータシートへエキスポートする
1) サブサイトデータシートに挿入し たい項目の Ou tput Values にチェック マークを付けます。 チェックマーク()の挿入 / 削除に はチェックボックスをクリックして ください。
2) OK をクリックします。
サブサイトデータシート ITM UTM からの Output Value 読取り値は、イト データシートに書き込まれます。プロジェクトナビゲータ内でサブサイトプランを
ブルクリックしてワークスペースを開きます。Subsite Data タブをクリックしてデー タシートを表示させます。ストレス / 定モード用サブサイトデータシート例を 2-
28 に示します。イトイクル(先ラム)ごとに、すべての Output
Value から以下のデータが書き込まれます:
定されたストレス時
Output Value の実取り
% 変化最初の、ストレス印前の取りからの動。
標値 – これは定された Ta r ge t % Val u e です。目が使用能に設定されていな
い場、この値は 0.0 になります。
4200-SCS 基本操作説明書 試験の設計と実行 2-35
2-28
ストレス / 測定モード用サブサイトデータシート例
サブサイトグラフ - それれの試験から得られた Output Value をもとに図 2-29 に示す グラフが作されます。
2-29
ストレス / 測定モード用サブサイトグラフ例
1) デバイスを選択
します。
複数のデバイスを対象とするサブサイトプランの 場合、ここをチェックすると選択したデバイスの 全試験データが重ね書きされます。
2) そのデバイスに実施され
た試験を選択します。
2-36 試験の設計と実行 4200-SC S 基本操作説明書
3

試験結果の表示

3-2 試験結果の表示 4200-SCS 基本操作説明書

データファイルを理解する

データファイルの命名法

ークブックモードがオン(『Reference Manual』のセクシン 6 ¢Specifying environment preferences£ 参照)になていると、ITM または UTM ウィンドウの番下
には次のークスペースウィンドウタブが表示されます:1) ITM または UTM 前、2) の UID(Unique IDentifi er)番号、および 3) データ収集を行っサイト番 号。として、図 3-1 印を付けた試験のデータに前を付ける方法えてます。
3-1
ワークスペースウィンドウのタブ名とデータファイル名の形式
この試験に対応する Sheet および Graph タブの番下にあるークスペースウィンドウタブには、vds-id#1@5 というラベル
が付けられています。“vds-id” ITM 前、#1 はレベル 1 UID (Unique IDentifier)番号、@5 はイト 5 でデータ収を行
た、というを示します。図参照 試験のデータファイルは、同じ試験に対応したークスペースウィンドウタブの
前と同じになりますが、相点は .xls というフイル拡張子(Microsoft Excel と同じ) が付けられることです。したがて、図 3-1 でハイライト表示された試験のデータ フイルは vds-id#1@5.xls となります。図 3-1 に示すプロジェクトがvds-id,” と いう前で第 2、第 3 のインスタンスを持っている場合はそれぞれの UID が 2、3 とな りますから、イト 5 のデータファイルにはそれぞれ vds-id#2@5.xls および vds- id#3@5.xls というラベルが付けられます。

データファイルの位置

デフルト設定のまま使用すると、データファイルは 4200-SCS ハードディスクの以 下のディレクトリに保されます
C:\S4200\kiuser\Projects\<ProjectName>\tests\data
、プロジェクトexample のデータファイル “vds-id” は、以下のパスでアク セスすることができます:
C:\S4200\kiuser\Projects\example\tests\data\vds-id#1@1.xls
vds-id#1@5.xls
試験データフイルの構造に関するしい情報にいては『4200-SCS Reference Manual』のセクシン 6 ¢Tests subdirectory£ を参照してください。
4200-SCS 基本操作説明 試験結果の表示 3-3

データワークシート(シートタブ)を使用して試験結果 を数値で表示する

ITM または UTM ウィンドウからアクセスできる Sheet タブは、ITM または UTM から のデータを Microsoft Ex cel と同じ形式 Data ークシートに数値として表示します。
vds-id ITM により作成されたデータを、Sheet タブの Data ークシートに表示した
3-2(下)に示します。
3-2
.Sheet タブの Data ワークシート
パラメータ名。この図に繰り返 して現われるパラメータ名 [ 例 えば、DrainVolt(1)、Drain Volt(2)、など ] はゲートステッ プ電圧 1、ゲートステップ電圧 2 .. をスイープしたドレイン電 圧に対応します。
この場合のデータは異なるゲー ト - 電圧ステップにおける、複 数回のドレイン - 電圧スイープ に対応します。(セクション 2 の 表 2-2 に現われる「スイープ」 と「ステップ」を参照。)
ワークスペースウィンドウ タブ:
ワークスペースタブをクリックす ることにより、現在 KITE ワーク スペースでアクティブになってい るプロジェクトコンポーネント ウィンドウ(複数が同時にアク ティブになっていることがありま す)へ簡単にアクセスできます
(タブ機能がオンになっていなけ
ればなりません。Reference Manual』のセクション 6
Specifying environme ntal
preferences」参照)
Sheet タブの Data ワークシートの番下に表示されるワークシートウィンドウタブ は、データを作成した ITM 対応することに注意してください。また、その後のサブ セクション「 Understanding data-file naming conventions 」も参照してください。Sheet タ ブに関するしい説明にいては『Reference Manual』のセクション 6 Displaying and analyzing data us ing the Sheet tab 」をごください。
ある試験の Data ワークシートへアクセスする手順は、次のとおりです:
1. 試験が複数イトで実行された場は、イトナビゲータをデータが作られ
2. プロジェクトナビゲータで試験をブルクリックして、当する Definition
3. Sheet タブをクリックして、Data シートを表示させます。 ITM を実行するのであれData ークシートにアクセスして、データが実
に書き込まれてゆく過程することもできます。 試験データを表示させる方法詳細いてはReference Manual』のセクション 6
Displaying and analyzing data using the Sheet tab 」(p.6-165を参照してください。
イトのに設定します。
ブを開きます。
3-4 試験結果の表示 4200-SCS 基本操作説明書
Graph タブを使用して試験結果をグラフで表示する
ITM または UTM ウィンドウからアクセス可能な Graph タブを使用して、Sheet タブ からのデータをユーザが定する形式でグラフ表示することができます。ITM が実行
中であれば、データがグラフに書き込まれてゆく過程を見ることができます。 Graph タブが表示されている状態 Graph タブを右クリックするか、または Tools -
> Graph Settings 選択することにより、Graph Setting ポップアップメニュー が現われます。このポップアップメニューからプロット設定パラメータにアクセスす
ることができます。図 3-3(下)の Graph タブは図 3-2)に示した Sheet タブ データのプロットと、画面上にび出された Graph Setting ポップアップメニューを 示しています。
3-3
Graph タブの例
Graph Settin g
メニュー
ワークスペース ウィンドウタブ

Graph タブを開く

次の手順従っGraph タブを開きます:
1. プロジェクトナビゲータ内の試験を選択して、ブルクリックすることにより ITM または UTM ウィンドウ を開きます。
2. ITM または UTM ウィンドウが開いたなら、表示されている Graph タブラベルを
クリックします。Graph タブが開きます。
3-4 に示すのは vds-id” ITM のまだ設定されていない状態のグラフです。左上
に表示されているは、データが作された付と時を表しています。こではまだプロジェクトデータが軸に割り付けられていませんから、軸のス ケーリングとラベルは用設定のままになっています。
4200-SCS 基本操作説明書 試験結果の表示 3-5
3-4
未設定状態の Graph タブの例

グラフ設定(Graph Setting)メニューの詳細

グラフ設定(Gra ph Setting)ポップアップメニューを拡大した図(Graph Properties の ブメニューを呼び出した状態)を 3-5 に示します。
3-5
グラフ設定(Graph Setting)メニュー
グラフ設定のメニュー項目をまとめて以下に説明します(ッコ内で『Reference Manual』の項目を参照している場れらの項目はいずれもセクシン 6 にまれ
ています):
Define Graph — グラフするパラメータと、これらのパラメータをり付ける軸を
します。(『Reference Manual』の当項目:Defining the data to be graphed
Auto Scale — 全部の軸を一度だけ(ある時点を選択して)自動にスケーリングし
ます。(『Reference Manual』の当項目:Automatically scaling the axes
3-6 試験結果の表示 4200-SCS 基本操作説明書
Axis Properties — Axes Properties(軸のプロパティ)ウィンドウを開き、ここでグラ フのスケーリングとスケールフーマットの項目を定します。(『Reference
Manual』の当項目:Defining the axis properties of the graph
Cursors — Cursorsーソル)ウィンドウを開き、プロットラインの特定のポイ ントの数値正確に表示するーソルの選択と設定を行います。(『Reference Manual』の当項目:Numerically displaying plot coordinates using cursors
Line FitsGraph タブのプロットにラインを直フィッティングさせることができ
ます。次に示すタイプから選択した 2 種類までのラインをグラフにフィッティング させることができます:Linear2 のポイントを直線で接続)、Regression
)、Exponential指数)、Logarithmic対数)および Tangent接線)。
Zoom In グラフのさな部分を選択し、拡大してすることができます。
(『Reference Manual』の当項目:「 Temporarily enlarging a selected area of the graph by
zooming
Zoom Out グラフをオリジナルの、または直前のーム状態します。
(『Reference Manual』の当項目:「 Temporarily enlarging a selected area of the graph by
zooming
Comment — Comment(コメント)ウィンドウを開いて、コメントの追加や マットを行います。(『Reference Manual』の当項目:「 Adding a comment
Data Variables — Data Variables(データ変数)ウィンドウを開いて、4 種類までの
データ変数を(前をめて)設定することができます(データ変数は、Data また は Calc ークシートの第 2 行から出したパラメータと定されています)。Data
Variables メニューはデータ変数表示のえも行います。(『Reference Manual』の当項目:Numerically displaying extracted parameters and other data variables
Legend — 自動作されるの表示 / 非表示を換えます。(『Reference Manual当項目:Adding a legend
Test Conditions — グラフに表示されるデータを取り込ための要な試験条件 表示します。(『Reference Manual』の当項目:Displaying test conditions
Title — Title(タイトル)ウィンドウを開いて、タイトルの追加やーマットを行 います。(『Reference Manual』の当項目:Adding a title p.6-257
Graph PropertiesComment — Comment(コメント)ウィンドウを開いて、コメントの追加や
ーマットを行います。メインメニューの Comment と同じ機能です。
Data Variables — Data Var iab les(データ変数)ウィンドウを開いて、4 種類まで
のデータ変数を(名前を含めて)設定することができます(データ変数は、 Data または Calc ワークシートの 2 行から抽出したパラメータと定されて
います)。
Graph Area — Graph Area(グラフ領域)メニューを開き、ここでグラフ前
景色変更、時および付の表示え、グラフを白黒表示にえるな
どの操作を行います。(『Reference Manual』の当項目:「 Changing area properties of the gra ph
Legend — Legend Propertiesのプロパティ)ウィンドウを開き、ここで
ント、テキストの前/ 景色、凡例境界タイプ等の設定を行います。
(『Reference Manual』の当項目:Adding a legend
Series — Data Series Properties(データシリーズのプロパティ)ウィンドウを開
き、ここでそれぞれのプロットの色、種、プロットシンボル、を定義し ます。(『Reference Manual』の当項目:Defining the plot properties of the graph:
colors, line patterns, symbols, line widths
Test Conditionsグラフに表示されるデータの取込に使用される要な試験
を表示します。(『Reference Manual』の当項目:「 Displaying test conditions
Title — Title (タイトル)ウィンドウを開いて、タイトルの追加やーマット
を行います。メインメニューの Title と同じ機能です。
Crosshair — グラフ内の意の位置動できるクロスア(複数)の表示 / 示をえます。(『Reference Manual』の当項目:「 Vi sually reading pl ot coordinates
using cross hairs
Save As — Save As前を付けて保)ウィンドウを開き、グラフをの目
印刷)に使用できるようにットマップ形式.bmp)で保します。 (『Reference Manual』の当項目:Saving a graph as a bitmap file 」)
4200-SCS 基本操作説明 試験結果の表示 3-7
Synchronize Graphs — 同の試験から作された複数のグラフ(れのグラ
フがなるイトに対応)のいずれか 1 つが現在開いているときに使用する機能で す。このようなケースで Synchronize Graphs を使用すると、現在開いているグラ
フをとして、すべてのイトのデータを同じ形式に設定してくれます。
(『Reference Manual』の当項目:Identically configuring the graphs resulting from one
test executed at multiple sites
Moveーソル形状を通常タイプと十字矢印タイプのいずれかにえます。
字矢ーソルを動かすとグラフ自体が動きますから、Graph タブの意の位置 グラフを動させることができます。(『Reference Manual』の当項目:Changing
the position of a graph
Reset — 、グラフの位置がデフルト設定にります。(『Reference
Manual』の当項目:Resetting certain graph properties to KITE defaults
Resize — ーソル形状を通常タイプと定タイプのいずれかにえます。ルー
ラーーソルを動させると、れに連動してグラフのサイズが拡大 / 縮小します。 グラフを保するときにしいサイズも保されます。(これにして、Zoom In
は表示サイズのみに影響して、は保されません。)(『Reference Manual』の 項目:Changing the size of a graph 」)
Graph Setting メニュー項目すべてのめたしい説明にいては『Reference Manual』の当項目を参照してください。(これらの項目は『Reference Manual』の
6 Viewing data using the Graph tab まれています。)次のブセクシンでは、
グラフの定に最低限必要な設定項目について説明します。

基本グラフの定義

以下の手順を実行してください。
1. Graph タブに入り、グラフをクリックするか、または Tools -> Graph Settings 選択して Graph Settings メニューをび出します。
2. Graph Settings メニューの中から Define Graph 選択します。Graph Defi nition
(グラフ定)ウィンドウが開きます。 3-6 に示すのはまだ設定がなされていな
vds-id” ITM 用グラフ定ウィンドウです。このでは、通常の “vds-id” パラ メータにえて 2 種類の追加パラメータが表示されています。
3-6
未設定状態の “vds-id” ITM 用グラフ定義ウィンドウ
グラフ定ウィンドウを使用して、どのパラメータをプロットするのかを定し、 当する XY1、および Y2 セルを選択することによりプロットの軸を割り付けます。 こ こに、
•X は X 軸を表します。
•Y1 はグラフ左端の Y 軸を表します。
Y2 はグラフ右端Y 軸を表します。
3-8 試験結果の表示 4200-SCS 基本操作説明書
3-7 に示すのは 3-6 と同じグラフ定ウィンドウですが、vds-id” ITM パラメータ
わせてセルを選択した後の状態を示しています。
3-7
vds-id” ITM に合わせて設定されたグラフ定義ウィンドウ
3. OK をクリックします。グラフには選択したパラメータの基本プロットが表示され
ます。 3-8 に示すのは、 3-7 での選択従っvds-id” グラフの 4 種類のプ ロットがスケール調節された軸を使用してプロットされています。これらのカー ブは、なるート電圧で測定した 4 種類のドレイン - 電圧スイープ線です。
3-8
グラフ定義ウィンドウ設定後の “vds-id” グラフ
軸のラベルにいてはまだ適切前が付けられていませんから、KITE はデフォル Data シートのスイープ番号 1 対応するラムラベルをそのまま挿入しています。
前の付えも能です。 しくは『Reference Manual 』のセクシ 6 「 Defining the
axis properties of the graph を参照してください。
4
ユーザファイルと
システムソフトウェアの保護
4-2 ユーザファイルと システムソフトウェアの保護 4200-SCS 基本操作説明書
Model 4200-SCS は、Microsoft Windows を使用して PC アーキテクチャ上に構され ています。Model 4200-SCS は CP U と RAM を載したマザーボードと、ハードドライ ブ、CD ドライブ、フロッピーディスクドライブ、その他の標準的な PC ハードウェア
レメントをんでいます。このアーキテクチャ用したことにより、使いさ、 Win dows ツールとユーティリティの利用、広大なフイル記スペース等々の
くの利点が得られます。そ一方で、このアーキテクチャ PC に特有な注意
も同時にえています。このセクシンでは、ソフトウェアとデータを全に保管す るための推奨事項を説明します。これらの推奨事項は、以下の基準をたす意の
4200-SCS ユニットに用されるものです:
2003 、またはれ以前に製造されたユニット。
Windows XP Professional を実行するユニット
KTE 話ソフトウェアのバージン番号 4.3.2、およびれ以前を実行するユニッ
ト。

ソフトウェアの整合性保護

Model 4200-SCS は工場標準設定で最のシステム安定性と性、性能を発揮するよ うに設され、徹底に試験されています。システムソフトウェアの保のために以 下のントをることが役立ちます:
Reference Manual 10 Approved third party software p.10-14)をごにな
ると、システム理者が保証定の範囲内で 4200-SCS にインストールでき るソフトウェアがリストアップされています。このリストにまれていないソフ
トウェアのインストールがどうしても必要であるときは、常識に基づいて相当の 注意をていただく必要があります。試験 / 認証をけていないソフトウェアを
システムのハードドライブにインストールすると、システムの定性に影響を けることがあります。
施設内ネットークから入する能性のあるウィルスからシステムを保して
ください。(Norton Antivirus はケースレーが認証したプログラムの 1 です。)
4200-SCS 標準添付されるソフトウェアには FAZAMFull Armor Zero
Administration Diskeeper のようにソフトウェアの性保役立つツールが
まれています。これらのツールをしく設定し、必ず使用するようにしてくだ さい。
システムハードドライブの再フーマットやオペレーティングシステムのイン
ストールを行わないでください。4200-SCS のある種のソフトウェアにいてはア ンインストールと再インストールが可能ですが、ハードドライブの再フォーマッオペレーティングシステムのインストールを全に実行することはできま せん。このような操作を行うとシステムが動作しなくなり、工場での修理が必要 となります。
注意 Model 4200-SCS では Windows レーィングシステム
OS)のインストールやアップグレードを行ないでくださ
い。ースレーが認定したサービス施設以外ではこの作を行 ことができません。この注意をおりいただけなかった場合 は、Model 4200-SCS の保証が無効となるばかりでなく、Model 4200-SCS が使用能にることがあります。Windows レーィングシステムの再インストールやアップグレードを行 には一度装置を工場り返していただく必要があり、 これに関連した作業は時間および材料費を含めて保証規定の対 外として取り扱われます。

ユーザファイルの整合性保護

率としてはさいですが、ハードディスクには、例え適正な取いをけていたと しても、4200-SCS の寿命きないうちに故障する能性があります。このため、 ケースレーはユーザアプリケーシンフイルと定データを実にる最善の として、バックアップの作成を推奨します(定期的にデータの最新コピーを外部記 体に保存する)。

バックアップするべきファイルの選択

ケースレーは能なり以下のフイルとディレクトリをバックアップされるように おめします。
4200-SCS 基本操作説明書 ユーザファイルと システムソフトウェアの保護 4-3
デフルトユーザディレクトリ
Model 4200-SCS が工場からお様にけられた時点では、インストール済みのす べての試験結果とユーザアプリケーシン(KITE プロジェクト、デバイスライブ ラリ、試験ライブラリ、KULT ライブラリ)は C:\S4200\kiuser ディレクトリに されています。それ以も、デフルト設定のままで使用するのであれ、ユー ザが作したデータアプリケーシンフイルは同じファイルに保存されます。 したがて、システムユーザ理者が独立したユーザディレクトリを新規に作 しないりは、C:\S4200\kiuser ディレクトリをバックアップするだけで、すべて の試験結果とユーザアプリケーションフイルが保されます。
C:\...\data サブフォルダ(例:
C:\S4200\kiuser\Projects\default\tests\data)だけを選択的に保存す
るバックアップは避けてください。このようなバックアップで は付随するアプリケーションファイルが保存されませんから、 試験セットアップ / 条件をもとの状態にせなくなることがあり ます。
独立したユーザディレクトリ
システムユーザ / 理者が独立したユーザディレクトリを新規した場は、こ れらのディレクトリもバックアップしてください。C:\S4200\ Johns_tests and C:\S4200\Janes_tests などのディレクトリがこの例です。
データファイルとディレクトリ
に、次のような付加的に作された特殊フイルやディレクトリを バックアップします:
–UTM(User Test Module)が試験結果を自動に書き込イル。
UTM 結果 C:\TestData\test00 1.dat へ書き込ようにプログラムすることがで
きます。
– Microsoft Excel を使用して、データをマニュアル処理した結果されるフ
イル。
的にードドライブ全をパックアップすることも可能
1
。しかし、4200-SCS のシステムファイルとアプリケーショ
ンプログラムファイルが記憶媒体きな部分占めるため、 特別フトウェア
1
を使用しなければ正しく復できないこ
とがあります。したがって、このようなバックアップ方を使 用していのは、ユーザディクトリの構造が複雑で選択的に バックアップするのが困難な場合、保存スースに十分な がある場合に限られます。

バックアップ方法の選択

データのバックアップにいては、内部または外部記憶媒体を使用する通りもの存在します(このサブセクションでは個々の詳しい説明は行いません)。どの 方法選択する場合も、まず考慮しなけれならない基準体の記
あり、の次に来るのが体のコスト、み出し / 書込度、特定のデータへのア クセスの容さなどです。4200-SCS 用として比較的多く使用される選択をまとめて 表 4-1 に示します
4-1
4200-SCS で一般的に使用されるバックアップ用媒体オプション
バックアップするファイ
/ フォルダのサイズ
<1.44MB
<100MB
<250MB
<700MB
1. 常時使用されているファイル(例 えば、ある種のシステムファイル)は、 特殊なバックアップソフトウェアを使用 しなければ、バックアップすることができま せん。そのようなソフトウェアの使用を考えられる場合は、その前に ¢ ソフトウェアの整合性保護 £ に記載 の注意事項を読み直してください。
適切なバックアップ用デバイス 保存媒体
1
4200-SCS 内蔵フロッピー ディスク(ディスケット)ドラ イブ
付け行ポート Zip ドライブ
100MB
付け行ポート Zip ドライブ
250MB
内蔵 CD-RWCD /み)ドライブ(4200-SCS のタイプによっては内蔵してい
ないことがあります)
3.5 インチ高密ロッピー ディスク(ディスケット)
100MB Zip ディスク
100MB/250MB Zip ディスク
CD-R1 回のみ書み可能)ま
たは CD-RW(書きえ可能) コンパクトディスク
4-4 ユーザファイルと システムソフトウェアの保護 4200-SCS 基本操作説明書
4-1 (cont.)
4200-SCS で一般的に使用されるバックアップ用媒体オプション
バックアップするファイ
/ フォルダのサイズ
GB まで
適切なバックアップ用デバイス 保存媒体
1
付けテープドライブ テープートリッジ ネットワークサーバ ロールな記憶媒体なし
1
媒体に書き込むファイル割付表(FAT)のサイズも含めます。したがって、ファ イル保存用として有効に使用できる
記憶媒体容量は公称値よりも若干小さくなります。
索引
全性
システへの電源投入時 1-12 トウェアの合性保 4-2 ユーザファイルの整合性保 4-2
換気、システ 1-8 環境、設 1-8
境界、動作の
ソース - 測定ユニット(SMU)と PreAmp 1-7
強制機能
設定 2-15
タイプのまと 2-13 グラフ、基本、作 3-4 グラフ(Graph)タブ
設定メニュー、項目の説明 3-5
Graph タブを開く 3-4
警告
1-12
ケーブル 1-12
源投入時の全性 1-2 ケーブル
システコンポーネントの接続 1-9
ソース - 測定接続用、3
PreAmp 1-7 SMU 1-7
構築
プロジェクトの 2-6 ユーザライブラリの 2-24
サイクルモード 2-31 サイト
の定4200-SCS にした 2-2
サブサイト
の定 2-2
サブサイトサイクリング 2-30
サイクルモード 2-31 サイクルモードの設定 2-31 サブサイトサイクリングの開始 2-31 力値(Output Va lue) 2-33 ストレス / 測定モード 2-31 劣化目標 2-33, 2-34
3 軸コネクタ、損傷防 1-8 試験
実行 2-25 タイプ、説明 2-5 データ
グラで表示 3-4 数値で表示 3-3 理解する 3-2
プロジェクトへの挿入
ITM 2-8 UTM 2-10
の定4200-SCS にした 2-2
試験の反復 2-30 システ
検査 1-2 準備 1-1
システの開 1-2 システムを理解する 1-1
トウェアの機能 1-3 設定 1-13 ハードウェアの機能 1-4
発送のた再梱包 1-2 システムの再梱包 1-2 システムの準備 1-1
i-1
システへの電源投 1-12 実行、試験の 2-25
周波数、ライン電
システ設定 1-13
許容周波1-12力値(Outpu t Value 2-33 新規プロジェクトの定 2-6
タイプ
ソース - 測定ハードウェアコネクタにおける 1-6
リミット
ソース - 測定ハードウェアコネクタにおける 1-6
レンジと分解能
ソース - 測定ユニット(SMU 1-5
PreAmp 1-5
ストレス / 測定モード 2-31
環境 1-8s
システの開 1-2
システムの検査 1-2
接続、電 1-12ユニット(GNDU
1-5 コネクタに印加される号とリミット 1-6
接続
システコンポーネント 1-9
デバイス
詳細 1-11
デバイスの基本的接続法 1-10
1-12 設定
基本グラ 3-7
システ 1-13
4200-SCS 装置 1-13
ITM 2-14
UTM 2-18
設定ナビゲータ 1-14
装置、設定
外部装置 1-13
内部装置 1-13 装置パネルの機能 1-4
ソース - 測定ハードウェア
コネクタ、号のタイプ、リミット 1-6 ソース - 測定ユニット(SMU
1-5
コネクタに印加される号とリミット 1-6
号レンジと分解能 1-5
接続
使用する 3 ケーブル 1-7 DUT への 1-10
トウェア
合性保 4-2 1-3
KCON
KCON (Keithley CONfiguration utility)の項を参照
KITE
KITE (Keithley Interactive Test Environment)の項を参
KULT (Keithley User Library Tool)
KULT (Keithley User Library Tool) の項を参照
KXCI、簡単な説明 1-4
注意
システムの正しい電電圧 1-12 システのための換気 1-8 ライセンス許諾、応答 1-3 3 軸コネクタ、損傷防 1-8
データ
グラで表示 3-4 数値で表示 3-3
ファイルの位置 3-2 ファイルの 3-2
データの表示
グラ表示 3-4 数値表示 3-3
デバイス
接続
詳細 1-11
デバイスの基本的接続法 1-10
4200-SCS にした 2-2
デバイスプラン
プロジェクトへ挿入 2-8
電圧
境界、ソース - 測定ハードウェア 1-6, 1-7 ライン
注意 1-12 許容範囲 1-12
レンジ、ソース - 測定ハードウェア 1-5
ライン
周波数、システムが許容する 1-12 電圧範囲許容可能な 1-12
リセプタクル、要 1-12 電流
境界、ソース - 測定ハードウェア 1-6, 1-7 レンジ、ソース - 測定ハードウェア 1-5
動作境界
ソース - 測定ユニット(SMU)と PreAmp 1-7
i-2
トウェア 1-3 ハードウェア 1-4
ユーザファイルの整合性 4-2
ハードウェア
環境 1-8 システコンポーネントの接続 1-9 の接続、4200-SCS 1-12 と機能 1-4 試験デバイスの接続 1-10
バックアップ、ユーザファイルの 4-2
ファイル
合性保
トウェアファイル 4-2 ユーザアプリケーションとデータファイル 4-2
データファイル
位置 3-2
バックアップ 4-2
3-2
フォーミュレータ(Formulator
詳細説明されている個所 2-16
プロジェクト
コンポーネントの挿入 2-7 サブサイトプランの挿入 2-7 試験の実施 2-25 新規プロジェクトの定(設定) 2-6 デバイスプランの挿入 2-8 保存 2-11の定4200-SCS にした 2-2
ITM の挿入 2-8 UTM の挿入 2-10
プロジェクトナビゲータ 2-4
説明 2-4
表示するデータの選択に使用する
グラ表示 3-4 数値表示 3-3
プロジェクトコンポーネントウィンドウへのアクセス
に使用する 2-11
プロジェクトの構築に使用する 2-6
プロジェクトへの挿入
サブサイトプラン 2-7 デバイスプラン 2-8
ITM 2-8 UTM 2-10
装置を正しく接地して使用者を感電事故から保する
1-12
トウェアの合性 4-2
マルチサイト試験シーケンス 2-28
ユーザモジュール
2-19の定 2-19 UTM の選択 2-19
ユーザライブラリ
2-19の定 2-19 UTM の選択 2-19
の定4200-SCS に則した
サイト 2-2 サブサイト 2-2 デバイス 2-2 プロジェクト 2-2
ITM(対話型試験モジュール) 2-2 UTM(ユーザ試験モジュール) 2-2
4200-SCS に必要な運転 1-13
ライセンス許諾定応についての注意 1-3 劣化目標 2-33, 2-34 レンジ、電流と電圧
ソース - 測定ユニット 1-5
PreAmp 1-5
I
ITM(対話型試験モジュール)
実行 2-25(設定) 2-12 プロジェクトナビゲータでの 2-5 プロジェクトへの挿入 2-8の定 2-2
K
KCON (Keithley CONfiguration utility)
簡単な説明 1-3
i-3
機能の概要 1-14
設定ナビゲータ 1-14
はじめに 1-13
メニュー項目の説明 1-14
KITE (Keithley Interactive Test Environment)
インターェイス
2-2
プロジェクトナビゲータ 2-4
簡単な説明 1-3
試験結果をグラで表示する
基本グラの定 3-7 はじめに 3-4 メニュー、グラ設定 3-5 Graph タブを開く 3-4
試験結果を数値で表示する
はじめに 3-3
プロジェクト試験の実行
加書み(append)された試験の実行、および
1 つのサイトでの試験シーケンス 2-27
プロジェクト全体を複数のサイトで実行する
2-28
プロジェクト全体を 1 つのサイトで実行する 2-27
KULT (Keithley User Library Tool)
インターェイスの概要 2-20 簡単な説明 1-3 ユーザモジュールの作
手順 2-21 はじめに 2-19 ユーザモジュールのチェック 2-25
ユーザライブラリの作
手順 2-21 はじめに 2-19
KXCI (Keithley External Control Interf ace)
簡単な説明 1-4
P
PreAmp
1-5 コネクタに印加される号とリミット 1-6 号レンジと分 1-5
S
1 つの試験を 1 つのサイトで実行する 2-25 1 つの試験シーケンスを 1 つのサイトで
実行する 2-26
プロジェクトの構築
サブサイトプランの挿入 2-7 新規プロジェクトの定 2-6 デバイスプランの挿入 2-8 プロジェクトの保存 2-11
ITM の挿入 2-8 UTM の挿入 2-10
プロジェクト ITM の設定
接続、物理接続と仮想接続のマッチング 2-14 デバイスターミナルごとの強制機能設定 2-15 フォーミュレーター、計算のセットアップ 2-16 ITM 設定の保存 2-16
の定、試験コンポーネント
サイト 2-2 サブサイト 2-2 試験 2-2 デバイス 2-2 プロジェクト 2-2
ITM 2-2 UTM 2-2
ITM(対話型試験モジュール)と UTM
Å ユーザ試験モジュール)の説明 2-5i
Sheet タブの Data ワークシート 3-3
U
UTM(ユーザ試験モジュール)
実行 2-25付け
スタユーザモジュールの作 2-19
設定 2-18 プロジェクトナビゲータでの 2-5 プロジェクトへ挿入 2-10の定 2-2
i-4
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