
●機器を落としたり破 損した場合、または機 器の中に物体が落ち 込
はじめに
このたびは、サンパック PF20XD をお買い上げいただ 
きまして、ありがとうございました。 
ご使用にあたっては、この使用説明書をよくお読みにな 
り、内容を良く理解して正しくご使用ください。
ストロボを安全にお使いいただくために、必ずお守りください
ご使用になる人や他人 への危害、財産への損 害を未然に防止する た 
め、お守りいただくことを説明しています。 
よくお読みになり、取扱いには充分にご注意ください。
この表 示を 無視 して 誤った取扱 い 
をする と、人 が死 亡ま たは 重傷 を 
負う可 能性 が想 定さ れる内容を 示 
しています。必ずお守りください。
注意
警告
この表 示を 無視し て誤 った取 扱い をすると、人 
が障害 を負 う可能 性が 想定さ れる 内容、及び物 
的損害の発生 が想定される内容を示し ています。 
必ずお守りください。
 んだ場合には、絶対に露出部分に触れないでください。
●機器を 人の前(特 に乳幼児 )に近づけて撮 影しない でください。 
 目の近くで発光させ ると視力障害を起こ す危険性があります。 特 
 に乳幼児を撮影する場合は、1m 以上離れてください。
●電池を入れるとき は+・−を正しく入れて下さい。また電池 を交 
 換するときは全部を 一度に同一メーカー、 同一種類の電池を入 れ 
 て下さい。誤った 使い方は、漏液・発熱・破裂の恐れがあ り、電 
 池寿命が短くなったり、接触不良の原因になったりします。
●コップ、化粧品、薬品 の入った容器のそばで機器を使用しな いで 
 ください。こぼれたり、機器の中に入った場合、火災、感電また 
 は傷害の原因になります。
●風呂場や加湿器のそ ばなど、湿度の高い場 所では使用しないで く 
 ださい。火災、感電または傷害の原因になります。
●可燃性ガス及び爆発 性ガスなどが大気中 に存在する恐れがあ る場 
 所で使用しないでください。
注意
        災の原因となることがあります。
●不安定な場所で機器 を使用しないでくだ さい。バランスが崩れ て 
 倒れたり、落下してケガの原因となることがあります。
●水の飛液や水滴にさらさないでください。
●バッテリーを高熱にさらさないでください。
●乾電池は充電しないでください。
●直射日光の 当たる埃の多い場所や湿 気の多い場 所 
 に置かないでください。内部の温度が上がり、火
警告
●機器を開けたり改造しないでください。高圧 回路 
 があり、火災、感電または障害の原因になります。
●当社 指定 以外 の付 属品を使用 しな いで くだ さい。 
 火災、感電または障害の原因になります。
その他の注意
●ベンジンやシンナー、アルコール等で機器を拭かないでください。 
 機器の変色や変形の 原因となります。汚れ のひどいときは柔ら か 
 い布でから拭きしてください。
2

目 次
各部の名称 ……………………3 
電池の入れ方 …………………4 
電源の入れ方 …………………4 
撮影の準備 ……………………4 
本機の取付方法 ………………5
各部の名称
カメラとストロボの設定方法 5 
内蔵ワイドパネルの使い方 …6 
撮影上のご注意 ………………7 
主な仕様 ………………………7
日
本
語
ストロボ発光部
内蔵ワイドパネル
ブラケット(PF20XD の付属品)
カメラ固定ネジ
モードダイヤル
シューアダプター
スレーブセンサー
ロックリング
オートセンサー
︵XDのみ︶
電池カバー
オン・オフダイヤル
テストボタン
シンクロモード 
スイッチ
ホットシュー
3

電池の入れ方
①電池カバーをはず し、+・−を間違わないように挿入してく ださ 
 い。電池の配列を間違うと故障の原因になります。
※本機にお使いいただける 
 電池の種類
 単 4 形アルカリ乾電池 
 単 4 形オキシライド乾電池 
 単 4 形ニッカド電池 
 単 4 形ニッケル水素電池
②電池を押し込むようにして 
 電池カバーを閉めてくださ 
 い。
電源の入れ方
①オン・オフダイヤルを ON 側に回してください。チャージ(充電) 
 が始まり、しばらくして発光準備完了のテストボタン(TEST)が 
 点灯します。
②電源を切るときはダイヤルを OFF の位置に合わせてください。
4
撮影の準備
シンクロモードスイッ チはご使用になるカ メラのストロボ発光 方式 
と本機の発光方式を合わせるためのスイッチです。 
設定は電源を入れる 前に行います。一度設定しておけば、以降 の撮 
影時は電源の ON・OFF のみで 再度設定 し直す必 要はあり ません。 
以下の各発光方式のス イッチ位置をご確認 の上、ご自身のカメラ に 
合ったスイッチ位置 に設定してください。なお、スイッチの操 作は 
ボールペンのペン先などをご利用ください。
ホットシュー プリ発光タイプ
ホットシューでの使用 以外で発光方式がプ リ発光タイプか非プ リ発 
光タイプのどちらか 判らない場合は、最初に中央の「プリ発光 タイ 
プ」の位置に合わせて 発光させてみてくだ さい。お使いのカメラ が 
プリ発光タイプの場 合には、同時に発光しますが、非プリ発光 タイ 
プの場合には同時発光 をいたしません。その 場合にはモードスイ ッ 
チを「非プリ発光タイプ」に位置に合わせてお使い下さい。 
また、カメラ側のスト ロボモードは「強制発光」にセットして くだ 
さい。さらに赤目軽減機 能をセットしてある 場合はそれを解除し て 
ください。
非プリ発光タイプ

本機の取付方法
PF20XD の取付には 2 つの方法があります。
①カメラのホットシューに直接取り付ける場合
PF20XD のシューをカメラのアクセサリーシューに差し込み、ロッ 
クリングを回して固定してください。 
②ブラ ケッ トを利用し てカ メラと一緒 に取 り付 ける場 合(ホ ット 
シューが付いていないカメラを使う場合) 
付属 の ブ ラケ ッ ト にカ メ ラ を取り 付 け ます。 ブ ラ ケッ ト 左 端の 
シューアダプターに PF20XD を差し込み、ロ ックリングを回 して 
固定してください。
※シューアダプターは、回せる構造になっています。
カメラとストロボの設定方法
●フルオートカメラやプログラムモードで使用する場合
①カメラの撮影モードを「プログラムモード」にします。 
②本機のモードダイヤルを MAX の位置に設定します。 
③この状態で、テストボタンを押してテスト発光を確認します。
※モードダイヤルの MAX(光量最大)から 
 MIN(光量最小)まで 5 段階調節ができま 
 すので、適正な露出が得られるポジション 
 をお選びください。
●マニュアル設定が可能なカメラでご使用の場合
①カメラの撮影モードを「M・マニュアル」 にします。 
②カメラの ISO 感度が 設定できる場合 は、 
 設定した感度をご確認ください。 
③適当な絞り値をモード切替ダイヤルから 
 選択して設定します。絞り値設定の際に 
 は、カメラ 側のI SO感 度と本 機背面 パネ 
 ル に示 して ある指 標を 参考 にしてく だ 
 さい。 
④本機の発光モード切替ダイヤルで選択し 
 た絞り値とカメラ側の絞り値を合わせま 
 す。
※次のような場合は、マニュアルモードに 
してお使いください。
①オートで定められた以外の絞り値を使用 
 したいとき。 
②日中シンクロや逆光撮影、または増灯撮 
 影をするとき。 
③被写体の周囲に光を反射するものがあ  
 り、それらがファインダーに入るとき  
 (鏡、ガラス、結婚式の金屏風など)。
絞り値設定
MAX
MIN
日
本
語
5

パワーレシオのご使用にあたって
● PF20XDは、MAX の位置か ら時計回 り順にMAX・1/4・  
 1/8・ 1/16・1/32 と 5 段階に光量 を選択 することが で 
 きます。
1/4
1/8
1/16
1/32
6
内蔵ワイドパネルの使い方
本機には「内蔵ワイドパネル」 
が装備されて います。この パ 
ネルを使用す ることで照射 角 
度を拡げ たり、ス トロボ 光を 
拡散(ディ フュー ズ)さ せる 
ことが出来ます。 
このパネ ルを使 用しないとき 
の照 射角 度は 35mm レン ズ
(135 判フィ ルム換 算) 相当
です。ワイドパネルを使用することで 24mm レンズ(135 判フィ 
ルム換算)相当まで対応可能になります。 
使用時には内蔵ワイド パネル上端の突起部 を指などで引っ掛け て上 
部へスライドさせて使用します。 
収納時には突起部を使 用時と同様に指など で引き下げてロック を外 
し収納します。この内蔵ワイドパネルを使用すると光量は約 1 絞り
ほど弱くなります。

撮影上のご注意
①被写体からの反射光をスレーブセンサーが感知して同調発 
 光しますが、反射光が少ない場合には同調できないことが 
 あります。 
②内蔵ストロボ光だけで光量が充分な距離では、本機を併用 
 すると露出オーバーになる場合があります。内蔵ストロボ 
 光だけでは光量が不足するような場合に本機をご使用くだ 
 さい。 
③ホットシューに取り付けて使用する際も、スレーブ機能の 
 解除は出来ません。 
④本機を使用中に他の人がストロボを発光させると本機が同 
 調する場合があります。 
⑤ストロボ前面のオートセンサーは適正な光量を計測する大 
 切なところです。ゴミやホコリで汚れないようにしてくだ 
 さい。また、カメラを構えるときに指などで、ふさがない 
 ようご注意ください。 
⑥必ずオート有効範囲内で撮影をしてください。 
⑦被写体の手前に反射率の高いもの(白いテーブルクロス、  
 白い花、白っぽい置物など)があると露出不足になること 
 があります。 
⑧正しい発光量を得るためにモードダイヤルはクリック位置 
 に従ってご使用ください。クリック位置から外れていると、 
 正しい発光量が得られません。 
⑨機器を異常消耗させないために、MAX 位置で連 続発光さ 
 せた場合は、最大で 10 カット で止め、10 分ほどストロ 
 ボを休ませてください。
PF20XD の主な仕様
ガイドナンバー 
調光方式 
ワイヤレス機能 
電  源 
発光間隔  アルカリ電池
(フル発光時)   
発光回数  アルカリ電池
(フル発光時)   
オート有効距離 
パワーレシオ 
照射角度 
閃光時間 
ワイドパネル 
大きさ(高さ×幅×奥行) 
質 量(重さ) 
付属品
※ 1:アルカリ・ニッカド・ニッケル水素・オキシライドの各種電池に対応しています。
ニッケル水素電池
ニッケル水素電池
(焦点距離 35mm 時)
20 
外部調光オート、パワーレシオ 
プリ発光キャンセル付スレーブ 
単 4 形電池 2 本 
約 9 秒 
約 5 秒 
約 70 回 
約 120 回 
F2.81.57m/F415m/F5.60.73.5m 
Full,1/4,1/8,1/16,1/32 
24mm(内蔵パネル)以上の焦点距離をカバー 
約 1/2,000 〜 1/30,000 秒 
内蔵タイプ 24mm 相当 
約 58 × 78 × 29mm 
約 100g 
ブラケット
※ 1
日
本
語
7