Sun Microsystems System Management Services Release Note [ja]

System Management Services
(SMS) 1.3 ご使用にあたって
Sun Microsystems, Inc. 4150 Network Circle Santa Clara, CA 95054 U.S.A.
Part No. 817-1348-10 2003 1 , Revision A
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Sun Microsystems, Inc. (
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W3 の補助漢字を使用しています。なお、フォントとして無断複製することは禁止されています。
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すべての は登録商標です。SPARC 商標が付いた製品は、米国 Sun Microsystems 社が開発したアーキテクチャーに基づくものです。
HG 明朝 L と HG
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ATOK Server/ATOK12
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および
Sun Microsystems Xerox
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Sun Graphical User Interface
社の先駆者としての成果を認めるものです。米国
Sun Microsystems
ゴシック
は、サン・マイクロシステムズ株式会社の登録商標です。
社は、コンピュータ産業用のビジュアルまたは グラフィカル・ユーザーインタフェースの概念の研究開発
http://www.sun.com/patents
B
は、株式会社リコーがリョービイマジクス株式会社からライセンス供与されたタイプフェー
は、米国
(
外為法) に定められる戦略物資等 (貨物または役務) に該当する場合、本製品を輸出または日本国
社とします) は、本書に記述されている製品に採用されている技術に関する知的
Berkeley BSD
L-KL (Ryumin-Light)
W3
は、株式会社リコーが財団法人 日本規格協会 文字フォント開発・普及センターから
Solaris
のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標また
ATOK8
は、株式会社ジャストシステムの著作物であり、
ATOK Server/ATOK12
Sun Microsystems
Sun Microsystems
Sun Microsystems
に掲載されているひとつまたは複数の米国特許、およ
ATOK8
UNIX
は、
にかかる著作権そ
システムに基づいていることがあります。
および中ゴシック
HG 明朝 L と HG
は、米国およびその他の国における米国
Sun Microsystems
は、米国
は、株式会社ジャストシステムの著作物であり、
社が自社のユーザーおよびライセンス実施権者向けに開発し
Xerox
社は米国
社のライセンス実施権者にも適用されます。
BBB (GothicBBB-Medium)
B
ゴシック
の補助漢字部分は、平成明
社の登録商標です。
Xerox Graphical User
社から
Sun
: System Management Services (SMS) 1.3 Release Notes
原典
Part No: 816-5321-10 Revision A
Please
Recycle
目次
はじめに
1. System Management Services (SMS) 1.3
SMS 1. 3 で既知の制限事項 1
一般的な問題 2
Capacity on Demand (COD) 2
システムコントローラ (SC) 外部ネットワークの構成 3
システムの BREAK 処理 4
IPSec の構成 5
smsconnectsc コマンド 5
再インストールとアップグレード 5
SMS のマニュアルについて 6
パーツ番号 6
2. SMS 1.3 のバグ 7
vii
COD 関連の SMS コマンド 3
COD 1.1 からのアップグレード 3
ご使用にあたって
1
SMS 1.3 ソフトウェアのバグと RFE 7
ドメインが POST を実行しているときに、dsmd が誤ったタイムアウトメッ
セージをログに記録する (BugId 4709190) 8
scman がアクティブなパスの変更を検出できない (BugId 4737187) 8
iii
IOSRAM コンソールが低速なため、コンソールデータが消失してしまう
(BugId 4750509) 8
smsconnectsc をスペア SC で実行すると、制御操作が混乱する (BugId
4776482) 9
断続的な受信メールボックスの障害により DR 操作が失敗する (BugId
4778572) 9
何も装着されていない IO スロットが、hpost 実行後に hsPCI として表示さ
れる (BugId 4783670) 9
スペア SC OBP プロンプト状態にある場合、SC クロックはフェーズロッ
クされない (BugId 4783775) 10
Hpc3130 カセットの状態に対して、断続的な I
2
C タイムアウト (1124) が発
生する (BugId 4785961) 10
最初のドメインの POST 中に HASRAM テストと通信が失敗する (BugId
4789435) 10
SC が削除されると、esmd SCPER からデータへのアクセスを試行し続け
(BugId 4789560) 11
SC が削除されると、frad SCPER からデータへのアクセスを試行し続け
(BugId 4789565) 11
数字で始まるプラットフォーム名の場合、mand の起動に失敗する (BugId
4790002) 11
/etc/inet/inetd.confsun-dr エントリを削除すると、ネットワーク
またはドメインがハングアップする (BugId 4791943) 12
フェイルオーバー後に、フェイルオーバーメカニズムが自動的に使用不可に
ならないことがある (BugId 4792450) 12
showenvironment コマンドがスペア SC で実行しようとする (BugId
4793237) 12
setbus 接続準備メッセージが長すぎるとき、メッセージの途中から表示さ
れなくなる (BugId 4793542) 13
hwad プロキシ呼び出しエラーメッセージがプラットフォームログに記録さ
れる (BugId 4793662) 13
SC0 Secure Shell を起動できない (BugID 4796675) 14
setkeyswitch standby/off を実行すると、拡張ボードのグローバル
dstops が発生し、分割構成を使用している場合に POST が失敗する
(BugId 4799169) 14
iv System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
• 2003 年 1
テストボードの失敗 -- dxs が、入出力ボードテストメモリーに対して間違っ
EXB tmd キューに入れることがある (BugId 4801180) 15
管理ネットワーク (MAN) のバグ 15
ネットインストール時の MAN ドライバのエラーメッセージ (BugId
4368815) 15
MAN ドライバの構成関数は、sysidtool フレームワークに存在する必
要がある (BugId 4469050) 15
他のドメインの起動ディスクで起動すると、ドメイン MAN の構成で問題
が発生する (BugId 4482112) 16
smsconfig -m によるインストール済みドメインの MAN I1 ネットワー
IP アドレス設定に、ドメインでの変更が反映されない (BugId
4484851) 16
その他のバグ 16
ohci ドライバが SOF 割り込みを受信しない (BugId 4485012) 16
最新の eri パッチをインストールした I2 のアクティブなパス構成を変更で
きない (BugId 4742858) 17
キャッシュ不可の要求への対応づけを解除された応答が、AXQ ロックモ
ジュールの状態を破壊する (BugId 4761277) 17
33 MHz 対応カードを 66 MHz の空のスロットに挿入すると、ホットプラグが
機能しない (BugId 4785070) 18
SF15K プラットフォーム固有の Begin/Finish スクリプトが、HPCI+ のみの
ドメインでハングアップする (BugId 4797577) 18
3. 動的再構成 (DR) ご使用にあたって 19
既知の制限事項 19
SMS 側での制限事項 20
ドメイン側での制限事項 20
一般的な情報 20
DR に関連するマニュアルについて 20
パーツ番号 21
既知のバグ 21
SMS 側でのバグ 21
目次
v
dca が障害の発生したネットワーク接続を検出しない (BugId
4628314) 21
ドメイン側でのバグ 22
Solaris 8 xntpd RT クラスで実行されるため、DR 操作のコピーや名
前の変更ができない (BugId 4396562) 22
memscrubber プロセスが、大容量のメモリー構成のドメインでスリー
プしない (BugId 4647808) 22
特定のギガビット Ethernet オプションカードが、DR により IO ボードを
初めて追加した後で自動構成されない (BugId 4698684) 23
特定の I/O オプションカードを構成すると、pci:map-out failed メッ
セージが表示されることがある (BugId 4722493) 23
deleteboard を実行するとリークエラーが表示される (BugId
4730142) 24
DR 中に scsi_transport glm によるハングアップが発生する
(BugId 4737786) 24
ハードウェアのバグ 25
GigaSwift Ethernet MMF のリンクが、DR 接続後の CISCO 4003 スイッ
チで停止する (BugId 4709629) 25
vi System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
• 2003 年 1
はじめに
このマニュアルでは、 情報を説明します。
System Management Services (SMS) 1.3
ソフトウェアに固有の
お読みになる前に
このマニュアルは、UNIX® システム、特に Solaris™ オペレーティング環境のシス テムでの作業経験を持つ 経験がない場合は、まずこのシステムに付属の 者向けマニュアルを読み、 さい。
次世代の クラスタとして構成できます。ただしこのマニュアルでは、 のシステム管理については解説しません。
Sun Fire
Sun Fire
UNIX システム管理のトレーニングの受講を検討してくだ
サーバーファミリのすべてのメンバーは、ゆるやかに結合された
システム管理者を対象にしています。このような
Solaris
ユーザーおよびシステム管理
Sun Fire
のクラスタ構成
マニュアルの構成
このマニュアルは、以下の章で構成されています。
1
2
3
第 す。
章では、
章では、
章では、
SMS 1.3
SMS 1.3
SMS 1.3
に固有の情報を示します。
のバグと
での動的再構成
RFE
、およびその他のバグについて説明します。
(DR)
に関する情報とバグについて説明しま
vii
UNIX
コマンド
このマニュアルには、
UNIX
の基本的なコマンド、およびシステムの停止、システム
の起動、デバイスの構成などの基本的な手順の説明は記載されていません。
これらの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。
Sun 周辺機器 使用の手引き』
Solaris ソフトウェア環境に関するオンラインマニュアル
ご使用のシステムに付属のその他のソフトウェアマニュアル
書体と記号について
書体または記号 意味
AaBbCc123
AaBbCc123
AaBbCc123
またはゴシック
参照する書名を示します。
コマンド名、ファイル名、ディ レクトリ名、画面上のコン ピュータ出力、コード例。
ユーザーが入力する文字を、画 面上のコンピュータ出力と区別 して表します。
コマンド行の可変部分。実際の 名前や値と置き換えてくださ い。
.login ls -a
% You have mail.
マシン名
Password:
rm filename rm
ファイルを編集します。
を実行します。
% su
と入力します。
ファイル名 と入力します。
ユーザーマニュアル』
Solaris
参照する章、節、または、
強調する語を示します。
\
viii System Management Services (SMS) 1.3
枠で囲まれたコード例で、テキ ストがページ行幅をこえる場合 に、継続を示します。
ご使用にあたって
• 2003 年 1
章「データの管理」を参照。
6
この操作ができるのは「スーパーユー ザー」だけです。
% grep ‘^#define \
XV_VERSION_STRING’
シェルプロンプトについて
シェル プロンプト
UNIX の C
UNIX
スーパーユーザー (シェルの種類を問わない
シェル マシン名
Bourne
シェルと
Korn
シェル
関連マニュアル
用途 タイトル
管理者マニュアル
リファレンス
概要
オプション
(man1M)
System Management Services (SMS) 1.3
管理者マニュアル
System Management Services (SMS) 1.3
リファレンスマニュアル
Sun Fire 15K/12K
System Management Services (SMS) 1.3 Dynamic Reconfiguration
ニュアル
Sun Fire 15K/12K Dynamic Reconfiguration
Sun Fire 15K/12K
の手引き
OpenBoot 4.x Command Reference Manual
$
)
ソフトウェアの概要
ユーザーマニュアル
システムサイト計画
#
ユーザーマ
%
Part No.
817-1340-10
817-1341-10
817-1353-10
817-1382-10
817-1383-10
816-2184-11
816-1177-10
はじめに
ix
Sun
のオンラインマニュアル
サンの各種システムマニュアルは下記
http://www.sun.com/products-n-solutions/hardware/docs
Solaris
http://docs.sun.com
およびその他のマニュアルは下記
より参照できます。
URL
より参照できます。
URL
コメントをお寄せください
弊社では、マニュアルの改善に努力しており、お客様からのコメントおよびご忠告を お受けしております。コメントは下記宛に電子メールでお送りください。
docfeedback@sun.com
電子メールの表題にはマニュアルの
なお、現在日本語によるコメントには対応できませんので、英語で記述してくださ い。
Part No. (817-1348-10)
を記載してください。
x System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
1
System Management Services (SMS) 1.3 ご使用にあたって
この章では、
(SMS) 1.3
SMS 1. 3 で既知の制限事項
一般的な問題
SMS
Sun Fire 15K/12K
に固有の情報として、以下の項目について説明します。
のマニュアルについて
システムサーバー上の
System Management Services
SMS 1. 3 で既知の制限事項
この節では、 ます。
この SMS 1. 3 のリリース時点では、
-c csb
システムが不安定になる可能性があるため、
プロダクションドメインと、デバイスドライバなどの新規またはテストされてい ない特権モードソフトウェアが含まれているドメインでは、両方のドメインで
dstop
いでください。
setkeyswitch standby
行すると、拡張ボードを共有しているドメインに ます。
hsPCI ボードには、66 Mhz スロットが 1 つあります。ドメインの再起動を行わな
い場合、このスロットに
4785070
Sun Fire 15K/12K
が唯一の指定形式です。
が発生する可能性があるため、これらドメイン間で拡張ボードを共有しな
システムの
-
b
BugId 4761277 を参照してください。
または setkeyswitch off コマンドを複数同時に実
BugId 4799169
を参照してください。
を参照してください。
33Mhz
のカードを装着しないでください。
SMS
に関連する既知の制限事項を説明し
setbus
オプションや location オペランドを使用すると
を使用する必要がある場合、
使用しないでください
dstops
が発生することがあり
setbus
BugId
1
Sun Fire 15K/12K
実行しても、ドメイン構成の設定値は自動的には復元されません。手動でドメイ ン構成を復元する必要があります。詳細は、『
(SMS) 1.3
してください。
また、たとえば
SMS 1.2
hsPCI+ 機能を使用するには hsPCI + ボードが必要です。
Sun Fire Link
クラスタリング機能を使用するには、
インストールマニュアル』の
に戻すとサポートされなくなります。
システムで
COD
など、
ファブリックマネージャーサーバーをはじめとする
SMS 1.3 から SMS 1.2
System Management Services
83
ページの「未構成のドメイン」を参照
SMS 1.3
には存在しても
wPCI
ボードが必要です。
に戻す場合、
SMS 1.2
smsversion
にはない機能は、
Sun Fire Link
一般的な問題
この節では、 明します。
Sun Fire 15K/12K
システムの
SMS
に関連する一般的な問題について説
Capacity on Demand (COD)
Capacity on Demand (COD)
できる、予備の処理リソースを提供します。
CPU/
ンスのない
COD CPU/
し、この 購入しない限り、このボードに搭載されている
COD CPU/
COD RTU
た個数の
COD
Sun Fire 15K/12K
メモリーボードと できます。システムの各ドメインには、アクティブな
COD
を利用するには、『 ル』の「 ドと、そのボードに対応する にお問合せください。 アを使用して の
Demand
ル』を参照してください。
Capacity on Demand
COD CPU を監視する方法の詳細については、上記マニュアルの「Capacity on
」の章と、『System Management Services (SMS) 1.3 リファレンスマニュア
メモリーボードがシステムに取り付けられます。これらのボードは
メモリーボードとして区別され、4 つの
メモリーボードに対する
ライセンスを購入すると、ライセンスキーを受け取り、ライセンスに応じ
プロセッサが使用できるようになります。
システムでは、システムの最大許容量まで、アクティブな
COD CPU/
COD CPU/メモリーボードを取り付けた後、SMS ソフトウェ
COD RTU
オプションは、必要になった時点で代金を支払って使用
COD
オプションを使用すると、ライセ
CPU
が搭載されています。しか
COD RTU (right-to-use)
CPU
を使用する権利はありません。
メモリーボードを任意に組み合わせて使用することが
CPU が 1
つ以上必要です。
System Management Services (SMS) 1.3
」の章を参照してください。
COD RTU
ライセンスを割り当て、
ライセンス数を購入される際には、購入先
COD CPU
COD CPU/
を使用可能にし、使用中
ライセンスも
管理者マニュア
メモリーボー
CPU/
2 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
COD 関連の SMS コマンド
COD
以下の
addcodlicense - Capacity on Demand (COD) RTU (right-to-use)
キーを
deletecodlicense - COD RTU
スから削除します。
showcodlicense - COD
RTU showcodusage - COD
関連のコマンドが、
COD
ライセンスデータベースに追加します。
ライセンスを表示します。
SMS 1.3
ライセンスデータベースに格納されている現在の COD
資源の現在の使用統計情報を表示します。
の新規コマンドです。
ライセンスキーを
COD
ライセンスデータベー
ライセンス
COD 1.1 からのアップグレード
COD 1.1
現在 する場合は、購入先に連絡してアップグレードの手続きを行ってください。購入先の 販売担当者がサービス代理店と協力して、 ように、お使いの
新規
COD
SMS 1.3
についての詳細は、『 ル』を参照してください。
を使用中であり、
COD 1.1 CPU/
オプションの使用を希望する場合は、
にアップグレードする必要があります。
System Management Services (SMS) 1.3
SMS 1.3
とともに新規
SMS 1.3 の COD
メモリーボードをアップグレードいたします。
COD
オプションの使用を希望
オプションで使用できる
SMS
ソフトウェアを
SMS
ソフトウェアのアップグレード
SMS 1.2 から
インストールマニュア
システムコントローラ (SC) 外部ネットワークの 構成
各システムコントローラ て構成する必要があります。
Solaris 9 System Administrator Collection の『Solaris
は、 とネットワークサービス 成をサポートしています。
このリリースでは、 をサポートしています。この接続は、各
eri1
と対応します。使用する
hme0 または eri1 を構成する必要があります。この構成により、各 SC は個別の
IP
ホスト名およびアドレスを持ち、外部のネットワークアプリケーションに認識さ
れるようになります。
(SC)
は、その接続先である
TCP/IP
)
』を参照してください。
SC
は各
SC
ネットワークの計画および構成の詳細について
の背面板にある
SC の Solaris
TCP/IP
1 章System Management Services (SMS) 1.3
ネットワークに適した情報を使って、各
TCP/IP
SMS
RJ45
ジャックでのネットワーク接続
ネットワークに合わせ
のシステム管理 (資源管理
IPv4 と IPv6
では、
ソフトウェアの
hme0
ご使用にあたって
両方の構
および
SC
3
注意 – Sun Fire 15K/12K
用例の
IP アドレスは、あくまで
アドレスについては、必ず『 照してください。特定の状況のもとでは、無効なネットワーク ると、システムが起動できなくなる場合があります。
SC
は、相互に排他的な スペアモードで動作します。メインモードの す。スペアモードの SC は、メイン SC に障害が発生した際に自動的に交代するスペ アとして動作します。システムコントローラのうち、どれがメイン
SC
であるかを確認しておくことは重要です。
ア グインしてから以下のコマンドを使用します。
システムのマニュアルに記載されている smsconfig の使
例に過ぎません
Sun Fire 15K/12K
2
つのモードのうちの
。使用するネットワークで有効な IP
システムサイト計画の手引き』を参
IP
アドレスを使用す
1
つ、すなわちメインモードまたは
SC が、コンピュータを制御する SC
SC
でどれがスペ
SC
の役割を判別するには、
SC
にロ
sc0:
sms-user
MAIN
外部コミュニティーネットワークを構成していない場合は、
Center
IP hostname
な のアプリケーションの再起動では新しいメイン あります。
注 – smsconfig -m
SC
他の 動的に反映されることはありません。
:> showfailover -r
Sun Management
telnet
にも同じ変更を行う必要があります。ネットワーク構成が、他方の
などのアプリケーションには、メインシステムコントローラの適切
を指定する必要があります。
を使用して
1 つの SC
SC
のフェイルオーバーの場合、これら
SC の IP
のネットワーク構成を変更した場合は、
アドレスを指定する必要が
SC
に自
システムの BREAK 処理
SMS 1.3 では、フェイルオーバーを容易にするために、システムを停止する BREAK
STOP-A
処理が す。
注 –
各文字間は 0.5 秒以上の間隔を開け、文字列全体は 5 秒以内に入力する必要があ
ります。
から代替の
[RETURN] [TILDE] [CONTROL B]
に変更されていま
無作為または不必要なブレークによって意図しない停止を引き起こすことなく、必要 な場合にはハングアップしているシステムを強制的に停止できるように、 この新機能が導入されました。この機能は、コンソールとして動作しているシリアル デバイスでのみ有効で、キーボードが装備されているシステムでは必要ありません。
4 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
Solaris 8
SMS 1.3
解除されています。
/etc/default/kbd
では、
ファイルの以下の行は、デフォルトでコメント
KEYBOARD_ABORT=alternate
注 –
システムに対して、STOP-A は使用しないでください。システムでフェイル
オーバー機能を利用できなくなります。
IPSec の構成
Sun Fire 15K/12K 12K
コンピュータを使用してインストールする必要があります。
/etc/inet/inetd.conf /etc/inet/ipsecinit.conf
/etc/inet/inetd.conf /etc/inet/ipsecinit.conf
Bug Id 4449848
システムで使用するディスクは、
に記述されているポリシーは、手動で
にも追加する必要があります。
から削除するポリシーは、
からも手動で削除する必要があります。
を参照してください。
Sun Fire 15K
または
Sun Fire
smsconnectsc コマンド
smsconnectsc
ない場合に使用するためのコマンドです。 から遠隔コンソールセッションを作成すると、ローカル 失う場合があります。システムの回復という明確な目的でない限り、 を使用しないでください
は、遠隔
SC
がハングアップして、
smsconnectsc
login
SC
では正常にアクセスでき
を使用してローカル
は監視能力と監視機能を
SC
smsconnectsc
再インストールとアップグレード
以前のバージョンの
SMS
て、 アルに記載されていました。
パッケージを
smsupgrade
りマニュアルに記載したりする必要がない程度に、インストールとアップグレード処 理が簡略化および合理化されています。 ンストールまたはアップグレードするときには、『
(SMS) 1.3
さい。記載されている以外の方法を使用すると、間違った構成となり、機能が低下す る可能性があります。
インストールマニュアル』に記載されている方法以外は使用しないでくだ
SMS
Sun Fire 15K/12K
スクリプトを採用しており、
Java WebStart GUI と pkgadd
では、
システムにインストールする方法がマニュ
SMS 1.3 では、
smsinstall
WebStart と pkgadd
SMS の構成は複雑であるため、SMS 1.3 をイ
コマンドを使用し
スクリプトと
コマンドを推奨した
System Management Services
1 章System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
5
SMS
この節では、Sun Fire 15K/12K システムの SMS に関連するマニュアルについて説明 します。
のマニュアルについて
パーツ番号
このリリースのソフトウェアマニュアルは、以下の
http://www.sun.com/products-n-solutions/hardware/docs/Servers/High-End_Se rvers/Sun_Fire_15K
マニュアルのファイル名は、パーツ番号と同じです。以下にマニュアル名との対応を 示します。
817-1340-10.pdf - System Management Services (SMS) 1.3 (816-7243-10
817-1341-10.pdf - System Management Services (SMS) 1.3 (816-7244-10
817-1343-10.pdf - System Management Services (SMS) 1.3 (816-7239-10
817-1348-10.pdf - System Management Services (SMS) 1.3 (816-7239-10
817-1353-10.pdf - Sun Fire 15K/12K
と差し替え
と差し替え
と差し替え
と差し替え
)
)
)
)
ソフトウェアの概要
Web
サイトで入手できます。
管理者マニュアル
リファレンスマニュアル
インストールマニュアル
ご使用にあたって
(816-7234-10
と差し替え
)
6 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
2
SMS 1.3 のバグ
この章では、
(RFE : request for enhancement) に加え、SMS 1.3 に影響することが確認されて
機能 いるその他のバグについて説明します。
この章では、以下の項目を説明します。
SMS 1.3
その他のバグ
SMS 1.3
ソフトウェアのバグと
で既知のバグとユーザーの要望により
RFE
SMS 1.3
で実現した拡張
SMS 1.3 ソフトウェアのバグと RFE
この節では、SMS 1.3 に関して判明している重要なバグや RFE の概要と Sun BugId 番号を説明します。このリストには、すべてのバグと ありません。
RFE
が含まれているわけでは
7
ドメインが POST を実行しているときに、dsmd が誤ったタイムアウトメッセージをログに記録す る (BugId 4709190)
その後に たときに、
しかし、実際にはタイムアウトは発生していません。
回避策
dstop
Aug 29 18:29:40 2001 xc46-sc1 dsmd[16345]-A(): [2502 202120580239855 ERR STCDirector.cc 494] OBP initialization timed out in state OBP/PRERUN/NULL Aug 29 18:32:35 2001 xc46-sc1 dsmd[16345]-A(): [0 202295223111371 NOTICE STCDirector.cc 87] Domain state changed to 20290/17/0 right after timeout.
:
メッセージを無視してください。
が発生するパニックや、緊急時の
dsmd
が次のようなメッセージをログに記録する場合があります。
esmd
シャットダウンから回復し
scman がアクティブなパスの変更を検出できない (BugId 4737187)
SC
メイン 変更されることがあります。アクティブなパスを インタフェース以外に設定すると、ドメインは
回避策
フェースに設定し、
の開始後、
: scman0
Solaris
のアクティブなパスを
boot man-net -s
ソフトウェアのタイムアウトによりアクティブなパスが
G-IOSRAM
boot man-net
G-IOSRAM
を再実行します。
に関連付けられているインタ
に関連付けられている
に失敗します。
IOSRAM コンソールが低速なため、コンソール データが消失してしまう (BugId 4750509)
ドメインコンソールプログラムを使用して IOSRAM モードでドメインと通信すると き、つまり、 の結果、短い出力部分が、 落する可能性があります。
回避策
の問題が発生しないようにします。
8 System Management Services (SMS) 1.3
Solaris
: Solaris の起動直後にコンソールを「ネットワーク」モードに切り替えて、こ
が起動する前に、タイムアウトが発生することがあります。そ
console
ご使用にあたって
コマンド出力とドメインコンソールログから欠
2003 年 1
smsconnectsc をスペア SC で実行すると、制御 操作が混乱する (BugId 4776482)
smsconnectsc
作に使用するものではありません。外部コンソール接続が SC に接続されているとき にこのコマンドを使用すると、内部ネットワークが混乱する場合があります。
smsconnectsc
をスペア メイン
回避策
SC
SC
:
スペア
は、ハングアップした SC の回復に使用するコマンドで、日常の操
コマンドを実行すると、
で実行した場合、
に戻ることはありません。
SC で smsconnectsc
I2C
I2C
バスの制御が占有されます。このコマンド
の制御がメイン
コマンドを実行しないでください。
SC
から引き継がれます。制御が
断続的な受信メールボックスの障害により DR 操 作が失敗する (BugId 4778572)
このエラーは、 ドウで発生することがあります。 プラットフォームログに記録されます。
:
回避策
の場合は、 ださい。
スクリプトを再起動するか、
DR
デーモンが起動する前に
DR
DR
DR
コマンドを実行する前に、コンソールログインプロンプトを探してく
OS
を再起動した直後に、小さなウィン
コマンドが失敗し、エラーメッセージ
コマンドを再実行します。自動スクリプト
1141
何も装着されていない IO スロットが、hpost 行後に hsPCI として表示される (BugId 4783670)
hpost
を取り外し、そのボードをドメインのリストに表示させて、ドメインを起動し、
hpost
合は、ドメインは正常に起動して動作します。
回避策
のレポートにわずかな間違いがあります。このバグを確認するには、ボード
レポートを調べる必要があります。機能しているボードが必要な枚数ある場
:
なし。
2 章SMS 1.3
のバグ
9
スペア SC OBP プロンプト状態にある場合、 SC クロックはフェーズロックされない (BugId
4783775)
アップグレード後にスペア フェーズに一致していないことを示す 録されます。
:
回避策
メッセージを停止するには、スペア
SC が OBP
プロンプト状態にある場合、
esmd
メッセージがプラットフォームログに記
SC
を起動します。
SC
クロックが
Hpc3130 カセットの状態に対して、断続的な I2C タイムアウト (1124) が発生する (BugId 4785961)
Hpc3130 hsPCI I2C
タイムアウトが報告されます。このバグの影響は害のないもので、プラット フォーム、ドメイン、およびドメインコンソールのメッセージログにエラーメッセー ジを生成するだけです。
回避策
:
なし。
カセットの状態を取得するときに、
dxs
frad
によって断続的な
最初のドメインの POST 中に HASRAM テストと通 信が失敗する (BugId 4789435)
最初のドメインで します。 ストが失敗します。 されるまで、フェイルオーバーが失敗します。このバグが頻繁に発生する可能性は少 なく、いくつかのエラーメッセージが表示されたり、約 敗するだけです。
HASRAM
POST
が実行されると、拡張ボード上のコンソールバスをリセット
通信ではそのパスが機能している必要があるため、
I2
ネットワークがダウンしている場合には、次にテストが繰り返
1
分間フェイルオーバーが失
HASRAM
回避策
:
なし。
10 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
SC が削除されると、esmd SCPER からデータ へのアクセスを試行し続ける (BugId 4789560)
強制フェイルオーバー後に新しいスペア SC が削除されると、読み取り時間切れエ ラーメッセージがメッセージログに送信されます。このエラーメッセージは、メッ セージ限度に達し、その限度を宣言する新しいメッセージが送信され、その条件が監 視されなくなるまで送信され続けます。
回避策
: メッセージを無視してください。
SC が削除されると、frad SCPER からデータ へのアクセスを試行し続ける (BugId 4789565)
強制フェイルオーバー後に新しいスペア ラーメッセージがメッセージログに送信されます。このエラーメッセージは、メッ セージ限度に達し、その限度を宣言する新しいメッセージが送信され、その条件が監 視されなくなるまで送信され続けます。
回避策
:
メッセージを無視してください。
SC
が削除されると、読み取り時間切れエ
数字で始まるプラットフォーム名の場合、mand の起動に失敗する (BugId 4790002)
smsconfig -m
英字でなければなりません。最初の文字に数字または特殊文字を使用すると、 は起動せず、エラーがプラットフォームのメッセージログに記録されます。
回避策
:
プラットフォーム名の最初の文字を英字にします。
コマンドを使用して設定したプラットフォーム名の最初の文字は、
mand
2 章SMS 1.3
のバグ
11
/etc/inet/inetd.confsun-dr エントリを 削除すると、ネットワークまたはドメインがハン グアップする (BugId 4791943)
dcs
ネットワークサービスの基となるプロトコルは して
DCS
sun-dr stream tcp wait root /usr/lib/dcs dcs
これらのエントリにより、遠隔 削除してもサーバーに悪影響を与えることはありませんが、遠隔ホストから開始され る
回避策
イルで対応する以下のエントリも同時に削除する必要があります。
{ dport sun-dr ulp tcp } permit { auth_algs md5 } { sport sun-dr ulp tcp } apply { auth_algs md5 sa unique }
sun-dr
は、
inetd サーバーとして起動されます。
用のエントリは次のようになります。
sun-dr stream tcp6 wait root /usr/lib/dcs dcs
DR
操作はすべて失敗します。
:
これらのエントリを削除する場合には、
というラベルが付いたネットワークサービスで待機します。この
TCP で、TCP
/etc/inet/inetd.conf
DR
操作が使用可能になります。これらのエントリを
/etc/inet/ipsecinit.conf
トランスポートを使用
ファイルの
ファ
フェイルオーバー後に、フェイルオーバーメカニ ズムが自動的に使用不可にならないことがある
(BugId 4792450)
フェイルオーバーまたはテイクオーバーの後、手動で使用可能にするまで、フェイル オーバーは使用不可になる必要があります。 のフェイルオーバーでは、フェイルオーバー後も使用可能な状態のままになります。
回避策
:
回避策は必要ありません。しかし、新しいメイン
を実行すると、フェイルオーバーを使用不可にすることができます。
showenvironment コマンドがスペア SC で実行 しようとする (BugId 4793237)
showenvironment
メッセージを表示して終了する前に、このコマンドがスペア
12 System Management Services (SMS) 1.3
は、メイン
SC
ご使用にあたって
15
回のうちの約
でだけ実行する必要があります。正しいエラー
2003 年 1
1 回 (
つまり、約
SC で setfailover off
SC
で実行を試みます。
8%)
回避策
:
なし。
setbus 接続準備メッセージが長すぎるとき、 メッセージの途中から表示されなくなる (BugId
4793542)
電源が入っていてもアクティブでないボードがドメインにある場合、失われた接続準 備情報に関する警告が 合、このメッセージは途中までしか表示されません。
回避策
: なし。表示結果は次の例のようになるはずです。
setbus
コマンドの出力に含まれます。表示内容が長すぎる場
sc0:
sms-user
The following boards are powered on but are not active in a domain: SB13 IO9 assigned to domain J IO16 assigned to domain Q SB17 These boards will be reset, and any attach-ready state will be lost. Are you sure you want to continue the reconfiguration? [y|n]:y
:> setbus -c CS0
hwad プロキシ呼び出しエラーメッセージがプ
ラットフォームログに記録される (BugId
4793662)
ドメインを起動すると、 ラーがプラットフォームログに記録されることがあります。次に例を示します。
Dec 13 11:38:09 2002 dr3-sc0 hwad[399]: [1124 8306910789055 ERR I2cComm.cc 557] I2c write time out - bus: 50, address: 54 Dec 13 11:38:09 2002 dr3-sc0 frad[431]: [9916 8306913978761 ERR SeepromInfoPro.cc 2043] Seeprom Info HWAD proxy call failed on C5V at IO2/C5V0, ecode: 1124 for client 1006 Dec 13 11:38:09 2002 dr3-sc0 frad[431]: [9942 8306915016941 ERR FRUData.cc 754] Failed to read packet SD/ManR on C5V at IO2/C5V0
HWAD
プロキシ呼び出しに関する
fradhwad
からのエ
回避策
:
他のエラーなしにドメインが起動する限り、これらのメッセージは無視して
かまいません。
2 章SMS 1.3
のバグ
13
SC0 Secure Shell を起動できない (BugID
4796675)
コマンド smsconfig -s ssh を初めて SC0 で実行すると失敗し、次のエラーメッ セージが表示されることがあります。
# /opt/SUNWSMS/bin/smsconfig -s ssh Enabling ssh... Password/passphrase authentication can be ignored /usr/bin/ssh: Permission denied. /usr/bin/ssh is not enabled.
この問題は
回避策
認します。次に、スーパーユーザーとして します。
# awk /SC1-I2/{print $3,"root"} /etc/opt/SUNWSMS/config/MAN.cf > /var/opt/SUNWSMS/data/.remotesc
:
まず、
SC0
に対してのみ影響を与えます。
SC1 で smsconfig -s ssh
を実行し、エラーが発生しないことを確
SC0
にログインし、次のコマンドを実行
setkeyswitch standby/off を実行すると、拡 張ボードのグローバル dstops が発生し、分割構 成を使用している場合に POST が失敗する (BugId
4799169)
setkeyswitch standby
と、拡張ボードを共有しているドメインで に続いて 場合があります。
回避策
standby
POST
が失敗し、影響を受けたドメインを手動で再起動しなければならない
:
分割スロット拡張ボード構成になっているドメインでは、
off
または
または setkeyswitch off コマンドを同時に実行する
dstops
コマンドを同時に実行しないでください。
が発生することがあります。それ
setkeyswitch
14 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
テストボードの失敗 -- dxs が、入出力ボードテス トメモリーに対して間違った EXB を tmd キュー に入れることがある (BugId 4801180)
分割スロット構成を作成する して失敗することがあります。
回避策
:
成功するまで、
DR
コマンドを同時に実行すると、ロックの問題が発生
DR
コマンドを繰り返し実行します。
管理ネットワーク (MAN) のバグ
この節では、 します。このリストには、すべてのバグが含まれているわけではありません。
ネットインストール時の
MAN
に関して判明している重要なバグの概要と
MAN
ドライバのエラーメッセージ
(BugId 4368815)
SC
をインストールサーバーとして使用してドメインをネット起動し、
すると、
回避策
Solaris
ifconfig: setifflags: SIOCSLIFFLAGS: eri1: Cannot assign requested address
:
無視してください。
ソフトウェアの起動時に以下のエラーが表示されます。
Sun BugId
MAN
番号を説明
を経由
MAN
ドライバの構成関数は、
sysidtool フレームワークに
存在する必要がある (BugId 4469050)
Solaris
行すると、 成起動時に再生成されないため、 ません。
回避策
ニュアル』の
ソフトウェアによりあらかじめ構成されているドメインで
/etc/hostname.dman0
: 詳細については、『System Management Services (SMS) 1.3 インストールマ
83
ページの「未構成のドメイン」を参照してください。
ファイルが失われます。これらのファイルは再構
SC
とドメイン間の
MAN
sys-unconfig
ネットワークが確立され
2 章SMS 1.3
のバグ
を実
15
他のドメインの起動ディスクで起動すると、ドメイン MAN の 構成で問題が発生する (BugId 4482112)
あるドメインにインストールされた起動ディスクを使用して別のドメインを起動する と、ドメインの ます。
dman0
インタフェースが誤った
IP
アドレスで構成されることになり
:
回避策
ニュアル』の
詳細については、『
83
ページの「未構成のドメイン」を参照してください。
System Management Services (SMS) 1.3
インストールマ
smsconfig -m によるインストール済みドメインの MAN I1 ネットワーク IP アドレス設定に、ドメインでの変更が反映さ れない (BugId 4484851)
インストール済みのドメインがあり、 トワーク構成を変更したときは、インストール済みドメインの 報を手動で構成する必要があります。
:
回避策
ニュアル』の
詳細については、『
83
ページの「未構成のドメイン」を参照してください。
System Management Services (SMS) 1.3
smsconfig -m
を使用してその
MAN
MAN I1
ネットワーク情
インストールマ
ネッ
その他のバグ
この節では、 の概要と いるわけではありません。
Sun Fire 15K/12K
Sun BugId
番号を説明します。このリストには、すべてのバグが含まれて
システムに影響することが判明している重要なバグ
ohci ドライバが SOF 割り込みを受信しない (BugId 4485012)
SC
ことがあります。
WARNING: <device_tree_path> (ohci0): No SOF interrupts (refer to ohci(7D))
16 System Management Services (SMS) 1.3
または
Sun Fire 15K
ドメインの起動時に、以下のようなメッセージが表示される
ご使用にあたって
2003 年 1
この警告は、 だし、このメッセージは、割り込みがないために フェースを使用不可にした結果、 示します。また、このバグにより
Sun Fire 15K
サーバーで使用しない
SC
またはドメインで
SC
およびドメインの起動時間が大幅に延びます。
Solaris
OpenHCI
のドライバが原因です。た
USB
ドライバがこのインタ
装置が動作しないことを
現在、このバグの回避策は発見されていません。しかし、
/etc/system
間をわずかに短縮できます。
exclude: drv/ohci
ファイルに次の行を追加すれば、エラーメッセージを抑制して起動時
SC
および各ドメインで
最新の eri パッチをインストールした I2 のアク ティブなパス構成を変更できない (BugId
4742858)
SC0
で次のコマンドを実行しても無効です。
sc0:# ndd -set /dev/scman man_set_active_path
ここで、
path_id は、アダプタ
: I2
回避策
実行します。
ネットワークのアクティブなパスを変更するには、
0(hme0)
または
1(eri1)
です。
path_id
SC1 で ndd
コマンドを
キャッシュ不可の要求への対応づけを解除された 応答が、AXQ ロックモジュールの状態を破壊する
(BugId 4761277)
2 つのドメインで 1 つの拡張ボードを共有し、1 つのドメインのデバイスドライバ (
OS
たは ると、両方のドメインで イバなど、特権モードで実行されている欠陥のある
回避策
イバなど インとの間で、拡張ボードを共有しないでください。
拡張機能) が間違ったアドレスをプログラム済みの入出力空間に対して実行す
dstop
: テストされていなかったり問題がある特権モードソフトウェア (デバイスドラ
)
がドメインに含まれている場合には、このドメインとプロダクションドメ
が発生する可能性があります。これは、デバイスドラ
OS 拡張機能でのみ起こります。
2 章SMS 1.3
のバグ
17
33 MHz 対応カードを 66 MHz の空のスロットに 挿入すると、ホットプラグが機能しない (BugId
4785070)
33 MHz
ないと動作しません。
回避策
カードを
: 33 MHz
66 MHz
スロットを使用するか、ドメインを再起動してください。
スロットにホットプラグ接続しても、ドメインを再起動し
SF15K プラットフォーム固有の Begin/Finish スク リプトが、HPCI+ のみのドメインでハングアップ する (BugId 4797577)
Solaris 8 Update 7
hsPCI+
ん。 開始後、インストールがハングアップします。
回避策
:
Ctrl-C
のインストールを継続させることができるため、インストールが正常に行われます。
注 – MAN
ンタフェース インストールマニュアル』の「未構成のドメイン」に記載されている手順に従ってく ださい。
を押して、
インタフェース
オペレーティング環境は、
ボードのみで構成されているドメインでは、
Begin/Finish
(dman0)
を構成するには、『
スクリプトに割り込みをかけます。これにより残り
(dman0)
が構成されていないことがあります。
hsPCI+
System Management Services (SMS) 1.3
ボードをサポートしていませ
Begin/Finish
スクリプトの
MAN
18 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
3
動的再構成 (DR) ご使用にあたって
この章では、
Fire 12K
明します。 情報についても説明します。
注 –
ここに記載されている内容は、このマニュアルの作成時点での正確な情報で
す。最新の更新情報については、
SMS 1.3
サーバーの動的再構成 (DR) 機能に関する既知の制限事項とバグについて説
Solaris 8 と Solaris 9
ソフトウェアのリリース時点での、
オペレーティング環境を実行するドメインに関する
Web
ページ
Sun Fire 15K
および
http://www.sun.com/servers/highend/dr_sunfire/software.html
Web
照してください。この ます。
この章では、以下の項目を説明します。
既知の制限事項
SMS
側での制限事項
ドメイン側での制限事項
一般的な情報
DR
に関連するマニュアルについて
既知のバグ
SMS
側でのバグ
ドメイン側でのバグ
ハードウェアのバグ
ページには、最新の
DR
パッチのリストも記載されてい
Sun
を参
既知の制限事項
この節では、 します。
Sun Fire 15K/12K
システムでの
DR
に関連する既知の制限事項を説明
19
SMS 側での制限事項
現時点ではありません。
ドメイン側での制限事項
現時点ではありません。
一般的な情報
この節では、 る一般的な情報について説明します。
Sun Fire 15K
拡張ボードを る上部のアセンブリで、 点では、 す。
今までのリリースでは、 ボードでの を実行しているシステムで、特定のパッチを適用した メインであれば、この制限はなくなりました。ただし、 ステムでは、
Solaris 8
SMS 1.3
を実行している
Sun Fire 12K
および
18
個までサポートします。
Slot 1
Slot 1 には MaxCPU
Sun Fire 15K
DR
操作をサポートしていませんでした。現在、
Slot 1
のボードでの
パッチ番号については、
http://www.sun.com/servers/highend/dr_sunfire
い。
Sun Fire 15K/12K
サーバーでは、2 つのスロットを装備している
Slot 0 は CPU/
は下部のアセンブリです。このマニュアルの発行時
ボートと
hsPCI
および
アセンブリのどちらも装着可能で
Sun Fire 12K
システムでの
メモリーボードを装着す
サーバーは、
SMS 1.3
Solaris 8
SMS 1.2
DR
操作はサポートされません。詳細と、適用す
を参照してくださ
DR
ソフトウェア
を実行しているド
を実行しているシ
DR に関連するマニュアルについて
Sun Fire 15K/12K Dynamic Reconfiguration
『 のマニュアルは現在ありません。このマニュアルに記載されていた内容は、 『
System Management Services (SMS) 1.3
います。前述したように、
x/xx
ハードウェアマニュアル (補足)』と
Solaris
の各バージョンに付属する最新版の『
http://www.sun.com/servers/highend/dr_sunfire
ご使用にあたって』というタイトル
ご使用にあたって』のこの章に収録されて
Solaris 9
Web
ページ
も参照してください。
に関連す
Slot 1
20 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
パーツ番号
DR
関連マニュアルは、次の
http://www.sun.com/products-n-solutions/hardware/docs/Servers/High-End_Se rvers/Sun_Fire_15K
マニュアルのファイル名は、パーツ番号と同じです。以下にマニュアル名との対応を 示します。
817-1382-10.pdf - System Management Services (SMS) 1.3 Dynamic Reconfiguration
ユーザーマニュアル
817-1383-10.pdf - Sun Fire 15K/12K Dynamic Reconfiguration (816-7250-10
(816-7251-10
と差し替え)
Web
サイトで入手できます。
と差し替え
)
ユーザーマニュアル
既知のバグ
この節では、 す。
Sun Fire 15K/12K
SMS 側でのバグ
システムでの
DR
に関連する既知のバグを説明しま
dca
が障害の発生したネットワーク接続を検出しない
4628314)
DCA
が障害の発生したネットワーク接続を検出せず、このために
ングアップすることがあります。
: addboard(1M)
回避策
showdevices(1M)
たは ドを終了します。
moveboard(1M)、deleteboard(1M)、rcfgadm(1M)
のうち、ハングアップしたように思われる遠隔
3
章 動的再構成
DR
(DR)
ご使用にあたって
(BugId
コマンドがハ
、ま
DR
コマン
21
ドメイン側でのバグ
Solaris 8 xntpd が RT
クラスで実行されるため、
コピーや名前の変更ができない
(BugId 4396562)
DR
操作の
Solaris 8 では (このバグは Solaris 9 を実行しているドメインには影響しません) xntpd
んど ただちに実行する必要があるため、この設定は便利です。しかし、 プロセスが実行中のときは、
回避策
目または
は自身を RT (realtime) スケジューリングクラスに設定します。
CPU
を使用しませんが、きわめてタイムクリティカルであり、準備が整ったら
DR
操作はシステムを一時停止しません。
: この問題を回避するときは次の最初の回避策を選択し、修正するときは 2
3
番目の回避策
以下のコマンドを実行して、
priocntl -s -c TS -i pid ‘pgrep xntpd‘
テキストエディタを使用し、
set dr:dr_skip_user_threads = 1
-f
オプションを使用して、
RT
スレッドチェックにより
対処できます。
(DR 固有)
xntpd
/etc/system
cfgadm(1M)
DR
を選択してください。
TS (timeshare)
ファイルに以下の行を追加します。
DR
操作が失敗した場合に、この回避策を選択すると
クラスに設定します。
操作を強制的に実行させます。
xntpd
xntpd
はほと
などの
RT
memscrubber
でスリープしない
起動時またはそれ以降の
(340GB
DR
ロックが解放されるまでハングアップします。この理由により グアップしている限り、その他の
回避策
動前に、
22 System Management Services (SMS) 1.3
以上) で構成されると、メモリー取り消しスレッドが
90
分間特定のシステムロックを独占します。独占中のウィンドウのいずれかで、
操作がドメインのメモリーの構成または構成解除を行おうとしても、システム
: この問題は、そのままでも 90 分以内に解決します。問題を回避するには、起
/etc/system
set memscrub_span_pages = 0x3000
プロセスが、大容量のメモリー構成のドメイン
(BugId 4647808)
DR
操作のいずれかにより、ドメインが大容量のメモリー
12
時間ごとに
1 つの DR
DR
操作もすべてハングアップします。
ファイルに以下の行を追加します。
ご使用にあたって
2003 年 1
1 回、60
操作がハン
特定のギガビット
IO
ボードを初めて追加した後で自動構成されない
Ethernet
オプションカードが、
4698684)
DR
により
(BugId
NIC
以下の はホットプラグ操作を実行するとき、ネットワークデバイスがデフォルトで されません。ただし、それ以降の DR または ホットプラグ操作中では plumb されま す。
Sun GigaSwift Ethernet UTPOption X1150APart No. 595-5812
Gigabit Ethernet 2.0 (GBE/P)Option X1141APart No. 605-1601
このバグは、
回避策
を実行するときには、手動でネットワークデバイスを
特定の
failed
以下の ラグ操作を実行すると、以下に示すようなメッセージが表示されることがあります。 このメッセージが表示されても問題はなく、 了するはずです。このバグは、 実行するドメインに影響します。
アダプタ
Dual FastEthernet + Dual SCSI PCI Adapter、Option X2222A、Part No. 595-5624
PCI Dual Fibre Channel Network Adapter+、Option X6727A、Part No. 595-5853
PCI Dual Ultra3 SCSI Host Adapter、Option X6758A、Part No. 595-5945
アダプタのいずれかを使用しているシステムでは、初めて
Solaris 8
: 上記のアダプタを使用している場合は、初めて DR またはホットプラグ操作
I/O
オプションカードを構成すると、
メッセージが表示されることがある
1
つまたは複数のアダプタを使用しているシステムで
:
を実行しているドメインに影響します。
plumb
(BugId 4722493)
DR
DR
またはホットプラグ操作は正常に終
Solaris 8 と Solaris 9
オペレーティング環境の両方を
します。
pci:map-out
DR
操作また
plumb
操作またはホットプ
メッセージ
Jul 29 15:39:43 xc15p13-b9 interpreter[435]: pci:map-out: dafc000 not mcookie! Jul 29 15:39:43 xc15p13-b9 interpreter[435]: /usr/lib/efcode/sparcv9/interpreter: FC_RUN_PRIV: Priv violation: map-out ( 4000 3000dafc000 ) Jul 29 15:39:43 xc15p13-b9 interpreter[435]: pci:map-out: failed
回避策
:
:
メッセージを無視してください。
3
章 動的再構成
(DR)
ご使用にあたって
23
deleteboard
4730142)
を実行するとリークエラーが表示される
(BugId
Freshchoice
されているシステムで れることがあります。
Aug 12 12:27:41 machine genunix: WARNING: vmem_destroy(’pcisch2_dvma’): leaked
このメッセージが表示されても問題はなく、 レッシュされます。実際には、カーネルのメモリーリークは発生していません。この バグは、 響します。
回避策
/etc/system
DR
生する
glm
構成解除操作がハングアップすることがあります。これは、常時メモリーに関連した
DR
あります。問題は、 ペレーティング環境の両方を実行するドメインに影響します。
Solaris 8 と Solaris 9
:
回避策は必要ありませんが、メッセージが表示されないようにするには、
set pcisch:pci_preserve_iommu_tsb=0
scsi_transport で glm
中に
(BugId 4737786)
ドライバがアクティブなシステムで動作している常時メモリーで、
操作に特有の問題で、
(SunSwift PCI、Option 1032
カード
DR
コマンドを実行すると、下記のようなメッセージが表示さ
DR 操作中に DVMA 空間は正常にリフ
オペレーティング環境の両方を実行するドメインに影
ファイルに以下の行を追加します。
suspend/resume
glm
ドライバにあります。このバグは、
を使用してシステムを休止する必要が
とも呼ばれる) を使用するよう構成
によるハングアップが発
cfgadm(1M)
Solaris 8 と Solaris 9
:
回避策
24 System Management Services (SMS) 1.3
システムの常時メモリーの構成解除を行わないようにします。
ご使用にあたって
2003 年 1
ハードウェアのバグ
GigaSwift Ethernet MMF 4003
スイッチで停止する
のリンクが、
(BugId 4709629)
DR
接続後の
CISCO
Sun GigaSwift Ethernet MMF Option X1151A (Part No. 595-5773) が特定の CISCO
スイッチに接続されているシステムで DR 操作を実行しようとすると、リンクに失敗 します。この問題は、以下の るバグが原因で発生します。
CISCO WS-c4003
CISCO WS-c4003
CISCO WS-c5500
NmpSW: 4.2(1))
よび
この問題は
回避策
い。
CISCO 6509
:
別のスイッチを使用するか、パッチについて
スイッチ スイッチ スイッチ
スイッチでは見られません。
CISCO
(f/w: WS-C4003 Software、Version NmpSW: 4.4(1)) (f/w: WS-C4003 Software、Version NmpSW: 7.1(2)) (f/w: WS-C5500 Software、Version McpSW: 4.2(1)
ハードウェア/ファームウェアで確認されてい
Cisco
にお問い合わせくださ
3
章 動的再構成
(DR)
ご使用にあたって
25
26 System Management Services (SMS) 1.3
ご使用にあたって
2003 年 1
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