Stihl HSA 66, HSA 86 Instruction Manual [ja]

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STIHL HSA 66, 86
取扱説明書
目次
日本語
はじめに 2 使用上の注意および作業方法 2 本機の使い方 7 充電器の電源への接続 8 バッテリーの充電 8 バッテリーの発光ダイオード
(LED) 9 充電器の発光ダイオード (LED) 11
元の取扱説明書無塩素漂白紙使用
スイッチを入れる 11 スイッチを切る 12 機械の保管 13 目立ての注意事項 14 整備表 15 磨耗の低減と損傷の回避 16 主要構成部品 17 技術仕様 18 トラブルシューティング 20 整備と修理 22 廃棄 22 CE 適合証明書 22 パワーツールの安全上の一般的警
告事項 23
印刷インクには植物油が使用され、紙はリサイクル可能です。
お客様各位 この度は STIHL 社の製品をお買上げい
ただきまして誠に有難うございます。 この製品は、最新の製造技術と入念な
品質保証処置を施して製造されまし た。 私共は、お客様がこの製品を支障 なく使用され、その性能に満足してい ただくために最善の努力を尽くす所存 でおります。
ご使用の製品に関して御質問がおあり の際は、お買上げの販売店あるいは直 接当社カスタマー サービスにお問い合 わせください。
敬具
ニコラス・スチール博士
{
© ANDREAS STIHL AG & Co. KG, 2015
0458-703-9321-A. VA3.C15.
0000006262_008_J
この取扱説明書は、著作権によって保護されています。全権留保。特に複製、翻訳および電子システムを使用した処理に対 して保護されています。
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日本語
はじめに 使用上の注意および作業方
シンボル マークについて
マシンに表示されているシンボルマー クは、本取扱説明書で説明されていま す。
段落の前に付いたシンボルや数字
警告
人に及ぼす事故やケガ、更に重大な物 的損傷に対する警告。
注記
本機本体あるいは構成部位の損傷に対 する警告。
技術改良
当社の信条として、常に自社製品の改 良を心がけております。この理由か ら、製品の設計、技術、外観が定期的 に改良される場合があります。
そして、変更、修正、改良の種類によ っては、本取扱説明書に記載されてい ない場合があります。
使用に関する注意事項
生垣、潅木、低木などの剪定にだけ、 バッテリー ヘッジトリマーを使用して ください。
パワーツールは、これ以外の目的には 使用しないでください。事故の発生や パワーツール本体の損傷の危険が増大 します。 非常に危険なので、パワーツ ールにはいかなる改造も加えないでく ださい。事故の誘因となり本機を損傷 する恐れがあります。
基本的な注意事項
現地の安全規制、基準、条例を遵守し てください。
騒音を発するパワーツールの使用が、 国や地域の規則によって規制されてい る場合があります。
このパワーツールはカッ ティング ブレードが非常 に鋭利なため、作業時に は特別な安全に関する注 意事項を守ってくださ い。
初めて使用するときは取 扱説明書をよく読んで理 解し、必要なときに見ら れるよう安全な場所に確 実に保管してください。 取扱説明書を順守しない と生命を脅かすようなケ ガを負いやすくなりま す。
このモデルを初めて使用する人は: STIHL サービス店または経験豊富なユ ーザーに機械の操作方法を教えてもら うか、その専門的な研修に参加してく ださい。
未成年者は本製品を使用しないでくだ さい。
作業場所に見物人、特に子供や動物を 近づけないでください。
他者およびその所有物に対して生じた 事故または危険に関しては、その一切 の責任をユーザーが負います。
パワーツールを貸したり譲渡したりす る場合は、取扱説明書を一緒に手渡し てください。 本機の使用者が取扱説明 書の記載事項に精通していることを確 認します。
パワーツールで作業する人は、十分に 休息をとり、身体的・精神的に健康で なければなりません。
激しい労働に耐えられない体調の方 は、パワーツールの使用前にかかりつ けの医師に相談してください。
アルコールや薬品などを服用した状態 では、パワーツールを使用しないでく ださい。視力が低下し、動作や判断が 鈍くなる可能性があります。
衣服と装備
規定に沿った作業服と装備を身に付け てください。
衣服は、作業しやすく作 業の妨げにならないこと が必要です。 作業用のコ ートではなく、身体にぴ ったりしたオーバーオー ルと上着を組み合わせた 安全作業服を、着用して ください。
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HSA 66, HSA 86
日本語
3901BA022 KN
枝、藪、機械の可動部などに引っかか る物を、身に付けないでください。 ス カーフ、ネクタイ、装身具を身に付け ないでください。 長い髪は後ろで束 ね、引っかからないようにしてくださ い ( ヘアネット、帽子、ヘルメットに 押し込むなど )。
靴底が滑らず、頑強な作 りの靴を履いてくださ い。
警告
目の負傷の危険性を低減 するため、EN166 基準に 準拠した、しっかりとフ ィットする安全メガネを 着用してください。安全 メガネが正しくフィット していることを確認して ください。
イヤープロテクター ( 防音用耳栓など ) を着用してください 。
耐性素材 (革など)でで きた、丈夫な保護手袋を 着用してください。
STIHL では、作業者の防護のために各 種の作業服や装備をご用意していま す。
パワーツール
人身への傷害の危険性を増加させるこ とがあるので、いかなる方法でも機械 を改造しようとしないでください。 STIHL は、承認されていないアタッチ
メントを使用した際の人的傷害および 物的損害に対しては当社は一切保証を 行いません。
パワーツールの運搬
必ずパワーツールの電源をオフにし、 保持レバーを ƒ に動かし、バッテリー を取り外し、ブレード鞘を取り付けま す - パワーツールを短い距離運搬する だけであっても、このようにします。 これにより、モーターが意図せずして 始動する危険を避けることができま す。
ヘッジトリマーはハンドルを持って、 カッティング ブレードが体の後ろに来 るようにして運搬してください。
乗り物で運搬する時: パワーツールが 倒れたり、損傷しないように、適切に 固定します。
パワーツールの掃除
本パワーツールの掃除に高圧洗浄機を 使用しないでください。 強力な水の噴 流が、パワーツールの部品を損傷する 恐れがあります。
水をパワーツールに吹き付けないでく ださい。
パワーツールの保管
本機を使用しないときは、他人に危険 が及ばないように、安全に保管してく ださい。 無断で使用されないように、 安全に保管してください。
アクセサリーおよびスペアパーツ
当社がこのパワーツールへの使用を明 確に承認した、または同等の仕様に基 づいた、カッティング ブレードおよび アクセサリーのみを取り付けてくださ い。 これに関して不明な点がある場合 は、STIHL サービス店へお問い合わせ ください。 高品質の工具およびアクセ サリーのみを使用して、事故および本 機の損傷を回避してください。
当社は、STIHL 純正のツールとアクセ サリーのご使用をお勧めします。 これ らは、お客様の製品およびご使用にな る性能要件に合わせて、特別に設計さ れています。
駆動
バッテリー STIHL バッテリーに同梱されている説
明書や取扱説明書に記載されている情 報を順守し、説明書を安全な場所に保 管してください。
詳細な安全上の注意事項については、 www.stihl.com/safety-data-sheets を参 照してください
充電器 STIHL 充電器に同梱されている取扱説
明書に記載されている情報を順守し、 取扱説明書を安全な場所に保管してく ださい。
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日本語
運転に関する注意事項
パワーツールからバッテ リーを取り外します。
テスト、調整、または掃除の実施
カッティング アタッチメントでの
作業前
機械から離れる前 機械の運搬前 機械の保管前 修理および整備作業の実施の前 危険または緊急の事態
これにより、モーターが意図せずして 始動する危険を避けることができま す。
使用前
パワー ツールが正しく組み立てられ、 良好な状態になっているかチェックし ます - 本取扱説明書の関連項目を参照 してください。
トリガー スイッチ、トリガー ロッ
クアウトおよびスイッチレバーが 自由に動く ( 保持レバーが へ ) 必要があります - これらを解放す ると、スイッチはアイドリング位 置に戻る必要があります。
カッティング ブレードが正しく確
実に取り付けられ、良好な状態に 保たれており ( 埃や汚れが付いて なく、自由に動き、曲がっていな い )、適正に目立てされ、スチール 樹脂溶剤が十分に吹き付けられて いるか。
カッター ガード ( 装着されている
場合 ) が損傷していないか確認し ます。
操作部や安全装置に改造を加えな
いでください。
パワーツールを安全に操作するた
め、ハンドルは乾いた清潔な ( オ イルや汚れのない ) 状態に保ちま す。
バッテリー コンパートメントの接
点の異物を点検します。
バッテリーを正しく取り付けます -
音がしてかみ合う必要がありま す。
欠陥のあるまたは変形したバッテ
リーを絶対に使用しないでくださ い。
事故の危険を低減するため、正しく取 り付けられていない機械や良好な状態 でないパワーツールは使用しないでく ださい。
作業中
差し迫った危険や緊急の場合、速やか にモーターの電源を切り、保持レバー を ƒ に動かし、バッテリーを取り外し ます。
パワーツールには、カッティング ブレ ードを迅速に停止するように設計され たシステムが搭載されています - ルー プハンドルのトリガー スイッチおよび / またはスイッチ レバーを放すと、直 ちに停止します。
この機能を、頻繁に定期的に確認して ください。 ケガの危険を低減するた め、スイッチをオフにした後もカッテ ィングブレードが回転し続ける場合、 パワーツールを操作しないでくださ い。 STIHL サービス店に問い合わせて ください。
エンジンの作動中は、カ ッティング ブレードに触 れないでください。 カッ ティング ブレードが茂っ た枝や障害物に挟まった 場合は、ブレードを自由 に動かせるようにする前 に、すぐにモーターの電 源を切り、保持レバーを ƒ に動かし、バッテリー を取り外します - ケガの 危険があります。
作業場所一帯に第三者がいないことを 確認します。
常にカッティング ブレードに留意し、 生垣の見えない部分は切らないでくだ さい。
背の高い生垣の切断時には特に注意 し、作業開始前に生垣の反対側も確認 します。
生垣や作業場にカッティングブレード を損傷するものがないことを確認しま す:
石、岩、金属片などの固い障害物
を取り除きます。
地面近くで作業するときは、砂、
砂利、石などがブレードの間には さまらないように注意してくださ い。
鉄条網の近くや鉄条網に向かって
生垣を切断するときは、特に慎重 に作業を進めてください。
感電の危険を避けるため、電線に触れ ないでください - 決して電線を切断し ないでください。
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HSA 66, HSA 86
日本語
3901BA002 KN
火災が発生しないように、モーターか ら草木の切れ端、木片、葉、および余 分な潤滑グリースを、必ず取り除きま す。
高所で作業する場合は次の事項に留意 してください:
常にリフト バケットから作業しま
はしごや木に乗って作業しないで
ください
足場の不安定な場所で作業しない
でください
生垣がとても埃っぽい場合や汚れてい る場合、切断時に時々カッティングブ レードにスチール樹脂溶剤を吹きつけ てください。 樹液や蓄積された粉塵に よる悪影響およびブレードの摩擦を軽 減します。
作業中に発生するほこりは、健康を害 する恐れがあります。 塵埃の発生量が 非常に多い場合、防塵マスクを着用し てください。
駆動モーターは防水構造 ではありません。 降雨時 や、濡れているまたは非 常に湿気の多い場所で は、機械を使用しないで ください。
降雨の中でパワーツールを屋外に放置 しないでください。
滑りやすい状態に特に注意してくださ い ( 氷、濡れた地面、雪、傾斜や凸凹 のある地面 ) 。
日中で十分な視界のある場所で、冷静 かつ思慮深く作業してください。 他人 に危険が及ばないよう作業します。
落下した枝、低木、切りくずなどを取 り除きます。
障害物に注意: 木の根、切り株などつ まずきそうな障害物に注意してくださ い。
イヤー プロテクターをつけている場合 は、より大きな注意力が必要です。危 険を告げる音、叫び声、警笛などが聞 こえにくくなるからです。
事故が発生しやすくなりますので、疲 労が蓄積しないように、適切な時期に 休息をとってください。
パワーツールに強い衝撃が加わったり 落下するなど、設計強度を越える異常 な負荷がかかった場合は、作業を続け る前にパワーツールが良好な状態にあ ることを必ず確認してください ( 「作 業開始前」を参照 )。 安全装置が支障な く作動することを確認します。 お使い のパワーツールに損傷がある場合は、 作業を続けないでください。 不明な場 合は、STIHL サービス店にお問い合わ せください。
パワーツールから離れる場合: 常にパ ワーツールの電源をオフにし、保持レ バーを ƒ に動かし、バッテリーを取り 外します。
作業中は定期的に短い時間間隔で、ま たは切断動作に目立った変化が認めら れる場合は直ちに、カッティングブレ ードを点検します:
モーターの電源をオフにし、保持
レバーを ƒ に動かし、カッティン グ ブレードが静止するまで待って から、バッテリーを取り外しま す。
状態、締め付け具合、クラックの
有無を点検します。 – 目立ての状況を確認します。 カッティング ブレードを交換するに
は、パワーツールの電源をオフにし、 保持レバーを ƒ に動かし、バッテリー
を取り外します。 これにより、モータ ーが予期せずに回転し始めてケガをす る危険を、なくすことができます。
作業後
必ずパワーツールから、汚れや泥を取 り除いてください - これには、グリー ス溶剤を使わないでください。
ブレードに STIHL 樹脂溶剤を吹きつけ てください。 モーターをごく短時間動 かすことで、溶剤が均等に塗布されま す。
パワーツールの保持と操作
必ず両手でパワーツールのハンドルを しっかりと保持します。 ハンドルをす べての指でしっかり握ります。
右利きの場合
右手で操作ハンドルを握り、左手でル ープハンドルを握ります。
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日本語
3901BA003 KN
左利きの場合
左手で操作ハンドルを握り、右手でル ープハンドルを握ります。
安定した足場に配慮して、カッティン グ ブレードを常に身体から離して、パ ワーツールを把持します。
振動
チェンソーを長時間使用した場合に は、振動の影響により手の血行不良が 生じることがあります ( 「白ろう病」 )。
以下をはじめ、多くの事柄が影響する ため、一般的な使用時間の設定は不可 能です。常に各国の安全規制、基準、 条例をお守りください。
以下の対策をとると使用時間を延長で きます:
手の防護 ( 暖かい手袋 ) 休憩を取りながら作業する
以下の場合には使用時間を短くしま す:
血行不良の特殊体質 ( 症状:指が頻
繁に冷たくなる、指が疼く )。
低い外気温。 ハンドルを掴む力の強さ (掴む力が
強いと血行が低下します )。
機械を日常的に長時間使用したり、該 当する症状 ( 指のしびれ等 ) が繰り返 し発症する時は、医師による診断をお 薦めします。上記のいずれかの症状が 現れたら ( 指が疼くなど )、医師にご相 談ください。 
整備と修理
パワーツールの修理や整備をする前 に、必ず保持レバーを ƒ に移動し、バ ッテリーを取り外します。 これによ り、モーターが予期せずに回転し始め る危険をなくします。
定期的に本機を整備してください。 取 扱説明書に書かれている整備や修理だ けを行ってください。 その他すべての 作業はスチール サービス店に依頼して ください。
当社では整備や修理を、認定を受けた スチール サービス店のみに依頼される ことをお勧めします。 スチール サービ ス店には定期的にトレーニングを受け る機会が与えられ、必要な技術情報の 提供を受けています。
高品質の交換部品のみを使用して、事 故および本機の損傷を回避してくださ い。 これに関して不明な点がある場合 は、スチール サービス店へお問い合わ せください。
当社ではスチール純正交換部品のご使 用をお勧めします。 これらは、お客様 の機種およびご使用になる性能要件に 合わせて、特別に設計されています。
人身への傷害の危険を増加させるの で、いかなる方法でもパワーツールを 改造しようとしないでください。
定期的に電気接点部分を点検し、接続 ケーブルおよび充電器のプラグの絶縁 状態が適切な状態で、劣化の兆候 ( 脆 くなっている ) が認められないことを、 確認してください。
充電器の接続ケーブルなど電気部品の 修理や交換は、必ず電気専門技術者に 依頼してください。
プラスチック製構成部品は、布で掃除 します。 浸食性の洗剤を使用しないで ください。 プラスチックを傷める可能 性があります。
安全装置およびカッティング アタッチ メントの取り付けスクリューが固く締 め付けられていることを確認し、必要 に応じて再度締め付けます。
必要に応じて、モーター ハウジングの 冷却空気吸入口を掃除します。
バッテリー ガイドに異物が混入しない ようにします - 必要に応じて掃除しま す。
パワーツールは、保持レバーをロック 位置 ƒ にし、バッテリーを取り外して から、乾燥した場所に保管します。
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HSA 66, HSA 86
日本語
3901BA004 KN
3901BA005 KN
3901BA006 KN
本機の使い方
切断時期
生垣の切断に関する国と市町村の規則 と規制を遵守してください。
N 他の人が休憩しているときに、パ
ワーツールを使用しないでくださ い。
切断の順序
N 最初に、太い枝を剪定ばさみまた
はチェンソーで切断します。
N 最初に生垣の両端を、次に上側を
切断します。
アドバイス: 胸より下にある生垣だけ を切断してください。
廃棄
N 切断した枝は、家庭用ゴミ箱に一
緒に捨てないでください - 堆肥に する可能性があります!
作業方法
垂直切断
カッティング ブレードを下から上へ円 弧状に振り、ブレードの先端を下げて 生垣に沿って移動し、再び上へ向けて 円弧状に振ります。
頭上の切断作業は、どの作業位置でも 疲れます。 事故が起きないように、そ のような位置の作業は短時間に限って ください。
水平切断
ヘッジトリマーを水平に振る際に、ブ レードの両側を使用して、カッティン グ ブレードを 0 ~ 10° の角度に保持し ます。
切断した枝が地面に落ちるように、カ ッティング ブレードを生垣の外側に向 けて弓形に振ります。
生垣の幅が広い場合は、この手順を数 回繰り返します。
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日本語
3901BA015 KN
2
1
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3901BA019 KN
2
3901BA009 KN
4
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3
充電器の電源への接続
電源電圧と動作電圧は同一である必要 があります。
N 電源プラグ (1) を壁コンセント (2)
に挿入します。
充電器が電源に接続されると、自己テ ストが実行されます。 このプロセス 中、充電器の発光ダイオード (1) が約 1 秒間緑色に点灯してから、赤色にな り、再び消灯されます。
バッテリーの充電
工場出荷される新しいバッテリーは、 フル充電されていません。
推奨: 初めて使用する前に、バッテリ ーを完全に充電してください。
N 充電器を電源に接続します - 電源
電圧および充電器の動作電圧は同
一である必要があります - 「電源
への充電器の接続」を参照してく
ださい。 充電器は周囲温度 +5°C ~ +40°C
(+41°F ~ +104°F) の、締め切った、乾 燥した部屋で使用してください
乾燥したバッテリーのみ充電してくだ さい。 湿ったバッテリーは乾燥させて から充電してください。
N バッテリー (1) を充電器 (2) に、手
ごたえがあるまで押し込みます -
次に止まるまで押し込みます。
バッテリーが挿入されると、充電器の LED (3) が点灯します - 「充電器の LED」を参照してください。
バッテリーの LED (4) が緑色に点灯す るとすぐに充電が始まります - 「バッ テリーの LED」を参照してください。
充電時間は、バッテリーの状態、周囲 温度などの、さまざまな要因によって 異なります - そのため、記載されてい る時間と異なることがあります。
バッテリーは、パワーツールでの作業 中に、しだいに熱くなります。 熱くな ったバッテリーを充電器に挿入する場 合、充電する前に冷却が必要になるこ とがあります。 充電プロセスが始まる のは、バッテリーが冷えてからのみで す。 冷却に必要な時間のため、充電時 間が長くなることがあります。
充電プロセス中、バッテリーと充電器 はしだいに熱くなります。
AL 300、AL 500 充電器
充電器 AL300 および AL 500 には、バ ッテリー冷却ファンが装備されていま す。
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HSA 66, HSA 86
日本語
1
3901BA010 KN
AL 100 充電器
AL100 充電器にはファンが搭載されて おらず、充電プロセスを始める前にバ ッテリーが冷えるまで待ちます。 バッ テリーは周囲の空気への熱伝達によっ て冷却されます。
充電終了
バッテリーが完全に充電されると、充 電器は自動的にオフになります:
バッテリーの LED が消灯します。 充電器の LED が消灯します。 充電器のファンがオフになります (
充電器に搭載されている場合 )
フル充電されたバッテリーを充電器か ら外します。
バッテリーの発光ダイオー ド (LED)
4 個の LED が、バッテリーの充電状態 およびバッテリーやパワーツールで発 生している問題を示します。
N ボタン (1) を押してディスプレイを
起動します - ディスプレイは、5 秒
後に自動的にオフになります LED は、緑色、赤色に点灯するか、点
滅します。
LED は、継続的に緑色に点灯し ます。
LED は、緑色で点滅します。
LED は、継続的に赤色に点灯し ます。
LED は、赤色で点滅します。
充電中
LED は、継続的に点灯するか点滅し て、充電の進捗を示します。
緑色に点滅する LED は、現在充電中の 容量を示します。
0 - 20 %
20 - 40 %
40 - 60 %
60 - 80 %
80 - 100 %
3901BA018 KN
充電プロセスが完了すると、バッテリ ーの発光ダイオードは自動的に消灯し ます。
バッテリーの LED が赤色に点灯または 点滅している場合、「赤色の LED が点 灯 / 点滅している場合」を参照してく ださい。
9
日本語
3901BA016 KN
80 - 100 %
60 - 80 %
40 - 60 %
20 - 40 %
0 - 20 %
3901BA041 KN
A
B
C
D
作業中
緑色の LED は、継続的に点灯するか点 滅して、充電の状態を示します。
バッテリーの LED が赤色に点灯または 点滅している場合、「赤色の LED が点 灯 / 点滅している場合」を参照してく ださい。
赤色の LED が点灯 / 点滅している場合
A 1 個の LED が
継続して赤色 に点灯:
B 4 個の LED が
赤色で点滅
C 3 個の LED が
赤色に点灯:
バッテリーが熱
1) 2)
すぎる すぎる
バッテリーに異 常がある
1)
/冷た
3)
パワーツールが 熱すぎます - 冷え るまで待ちます。
D 3 個の LED が
赤色で点滅
1)
充電中: 充電プロセスが、バッテ
パワーツールに 異常がある
4)
リーが冷えると / 温まると、自動
的に開始します。
2)
作業中: パワーツールが停止しま
す - バッテリーが冷えるまで待ち
ます。必要に応じて、冷やすため
にバッテリーをパワーツールから
取り外します。
3)
電磁界干渉または障害。 バッテリ ーをパワーツールから取り出し て、再度取り付ける。 機械のスイ ッチをオンにします - LED の点滅 が続く場合、バッテリーに異常が あり、交換する必要があります。
4)
電磁界干渉または障害。 バッテリ ーを機械から取り出します。 先の 尖っていない工具を使用して、バ ッテリー コンパートメントの接触 部分から汚れを除きます。 バッテ リーを再び取り付けます。 パワー ツールの電源をオンにします - 発 光ダイオードの点滅が続く場合、 パワーツールに欠陥があり、サー ビス店に依頼して点検する必要が あります - STIHL は、STIHL 認定 サービス店に依頼することをお勧 めします。
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HSA 66, HSA 86
日本語
1
3901BA019 KN
3901BA028 KN
1
充電器の発光ダイオード (LED)
充電器の LED (1) は、緑色に点灯する か赤色に点滅します。
緑色に点灯する ...
... 以下を示します。 バッテリー
充電中 熱くなり過ぎて、充電する前に冷
やす必要がある
「バッテリーの LED」も参照してくだ
さい。 バッテリーの充電が完了すると、充電
器の緑色の LED が消えます。
赤色に点滅する ...
... これは次を意味することがありま す。
バッテリーと充電器の間に電気的
な接触がない - バッテリーを外し
て、再度取り付けます – バッテリーに不具合がある - 「バ
ッテリーの LED」も参照してくだ
さい。 – 充電器に不具合がある - 点検をサ
ービス店に依頼してください。
STIHL では STIHL サービス店をお
勧めします。
スイッチを入れる
工場出荷される新しいバッテリーは、 フル充電されていません。
アドバイス: 初めて使用する前に、バ ッテリーを完全に充電してください。
N 必要な場合、バッテリーを取り付
ける前に、カバーをバッテリー コ ンパートメントから外します。そ れには、両方のロッキング タブを 押してロックを解除して、カバー を取り外します。
バッテリーの取り付け
N バッテリー (1) をパワーツールに挿
入します - バッテリーをコンパー トメントに滑り込ませます - 所定 の位置にはまるまで、バッテリー を慎重に押し込みます - バッテリ ーはハウジングの上部と揃うはず です。
機械の電源を入れる
N 安全で安定した足場に配慮してく
ださい。
N まっすぐ立ちます - パワーツール
をゆとりのある位置に保持しま す。
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日本語
3901BA029 KN
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3901BA031 KN
3
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4
3
3901BA034 KN
N カッティング アタッチメントが地
面やその他の物体と接触していな いことを確認します。
N パワーツールを両手で保持します -
片手でループ ハンドルを、もう一 方の手でループハンドルを保持し ます。
N 保持レバー (2) を . に動かしてパ
ワーツールのロックを解除しま す。
N スイッチ レバー (3) をループ ハン
ドルに向かって押し、その位置で 保持します。
N トリガー スイッチ ロックアウ
ト (4) を押し下げ、トリガー スイ ッチ (5) を押し、その位置で保持し ます。
モーターは、保持レバー (2) が の位 置で、スイッチレバー (3) とトリガー スイッチ (5) を同時に操作した場合の み、動作します。
トリガー
モーター回転速度は、トリガー スイッ チで制御できます。 トリガー スイッチ を握って、モーターを加速します。
スイッチを切る
N スイッチ レバー (1) およびトリガ
ー スイッチ (2) を放します。
N 保持レバー (3) を ƒ に動かします -
トリガー スイッチ (4) を操作する ことはできません - パワーツール は起動しないようにロックされま す。
作業の休憩中または作業終了後は、必 ずバッテリーをパワーツールから取り 外します。
12
HSA 66, HSA 86
日本語
3901BA035 KN
1
2
1
1
3901BA039 KN
バッテリーの取り外し
N 両方のロッキング タブ (1) を同時
に押して、バッテリーのロックを 解除します。
N バッテリー (2) をハウジングから取
り出します。
機械を使用しない時は、他人に危険が 及ばないように保管します。
無断で使用されないように、安全に保 管してください。
機械の保管
N 保持レバーを ƒ に動かします。 N バッテリーを取り外します。 N カッティング ブレードを掃除し
て、状態を点検して、STIHL 樹脂
溶剤を吹きつけます。 N ブレード鞘 (カバー)を取り付け
ます。 N 本機を、特に冷却空気経路を完全
に掃除します。 N 機械を乾いた、鍵の掛かる場所に
保管してください - ブレード鞘を
壁に取り付けて保管することがで
きます。 子どもや他の許可されて
いない人の手の届かない所に保管
してください。
バッテリー コンパートメント用カバー ( 特殊アクセサリー )
カバーにより、空のバッテリー コンパ ートメントに汚れが入りません。
バッテリーの保管
N バッテリーをパワーツールまたは
充電器から取り出します。
N 乾燥した安全な室内の場所に保管
します。 子供や他の許可されてい ない人による使用を避け、汚染か ら保護した状態に維持します。
N 予備のバッテリーを、使用しない
まま保管しないでください - 順番 に使用します。
バッテリーの寿命を最適化するため、 およそ 30% 充電した状態で保管してく ださい。
充電器の保管
N バッテリーを取り外します。 N プラグを壁コンセントから外しま
す。
N 乾燥した、安全な室内の場所に充
電器を保管します。 子供や他の許 可されていない人による使用を避 け、汚染から保護した状態に維持 します。
N 作業終了後、カバー (1) を、所定の
位置に音がしてかみ合うまでスラ
イドさせます。
13
日本語
目立ての注意事項
切れ味や切れ具合が悪くなって、ブレ ードが頻繁に枝に挟まる場合: カッテ ィングブレードを再目立てします。
カッティングブレードは、整備工場の 目立て機を使用してサービス店で目立 てされることをお勧めします。 スチー ルではスチール サービス店をお勧めし ます。
クロスカット平ヤスリもご使用いただ けます。 目立てやすりを所定の角度で 握ります ( 「技術仕様」を参照 )。
N カッター先端のみを目立てします -
カッティングブレードの尖ってい ない突き出た部分やカッティング ブレードガード ( 「主要構成部品」 を参照 ) にやすりをかけないでく ださい
N 常にカッティング エッジに向かっ
て目立てします。
N ヤスリは前方ストロークのみで目
立てをします - 後方ストロークの ときは、ヤスリをブレードから離 します。
N 砥石でカッティング エッジのバリ
を取り除きます。
N 削る量は、できるだけ少なくして
ください。
N 目立て後、カッティング ブレード
に残ったヤスリやグラインダーの 切削粉を除いて、スチール樹脂溶 剤を吹き付けてください。
ださい。 機械の過負荷の原因となり、 切断状態も十分でなくなることがあり ます。
注記
切れ味が悪いカッティング ブレードや 傷んでいるカッティング ブレードが装 着されている機械で、作業しないでく
14
HSA 66, HSA 86
日本語
整備表
以下の整備周期は通常の作業条件を対象としていることに注意してください。 毎 日の作業時間が長い場合、あるいは作業条件が悪い場合 ( 非常にほこりの多い場 所など ) は、それに応じて、提示された間隔よりも短くしてください。
パワーツールに対して何らかの作業をする前に、保持レバーを
機械本体
コントロール ( 保持レバー、トリガー ス イッチ ロックアウト、トリガー スイッ チ、スイッチ レバー )
両手操作コントロール
冷気吸引開口部
全てのスクリューとナット 締め直し X
バッテリー 目視検査 XXX
バッテリー コンパートメント
カッティング ブレード
ギヤーボックスおよびコネクティング ロ ッド
安全ラベル 交換 X
1)
掃除後にスチール樹脂溶剤を吹き付けます
2)
スチールではスチール サービス店をお勧めします。
目視検査 ( 状態 ) X
掃除 X
作動検査 X
掃除 XX
機能の確認 - トリガー スイッチおよび / またはスイッチ レバーを放すと、ブレ ードがすばやく静止する必要がありま す
目視検査 X
掃除 X
掃除 XX
作動検査 ( バッテリー取り出し ) X
目視検査 XXX
1)
掃除
目立て XX
50 運転時間ごとにサービス店 を依頼します
50 運転時間ごとに、スチール ギヤー グリースの補充を、サービス店 頼します
ƒ に動かします。
2)
に点検
2)
に依
始動前
作業終了後または毎日点検
毎週
毎月
12 ヵ月毎
故障の場合
損傷の場合
必要な場合
X
X
15
日本語
磨耗の低減と損傷の回避
本取扱説明書の記述を遵守して使用す ると、機械の過度の磨耗や損傷が回避 されます。
パワーツールの使用、整備および保管 は、この取扱説明書の記述に従って十 分な注意を払って行ってください。
安全に関する注意事項、取扱説明書、 および保守指示を遵守しなかったこと に起因する全ての損傷については、ユ ーザーに責任があります。 これには、 特に以下が含まれます。
スチールが許可していない製品の
改造。
当製品への適用が承認されていな
い、適していない、または低品質 のツールやアクセサリーの使用。
指定外の目的に当製品を使用。 スポーツまたは競技等の催し物に
当製品を使用。
損傷部品を装備したままで当製品
を使用したことから生じる派生的 損傷。
整備作業
上記整備作業を怠ったことが原因で生 じた損傷に対しては、全てユーザーが 責任を負うことになります。 特に、こ れには以下が含まれます。
指定された時期に実施されなかっ
た整備や不十分な整備が原因で生
じた、モーターの損傷 ( 冷却空気
経路の掃除が不十分など ) – 誤った電気接続 ( 電圧 ) に起因する
充電器の損傷。 – 不適切な保管および使用に起因す
る機械、バッテリーおよび充電器
の腐食およびその他の間接的損
傷。 – 低品質の交換部品を使用したこと
による当製品の損傷。
磨耗部品
パワーツールの部品によっては、規定 どおりに使用しても通常の磨耗は避け られません。これらの部品は、使用の 種類や期間に合わせて適時に交換して ください。 上記の例として、以下の部 品が挙げられます :
カッティング ブレード バッテリー
「整備表」に列記されている作業は、
必ず全て定期的に行ってください。 整 備作業を使用者が自ら行えない場合 は、サービス店に依頼してください。
当社では整備や修理を、認定を受けた スチール サービス店のみに依頼される ことをお勧めします。 スチール サービ ス店には定期的にトレーニングを受け る機会が与えられ、必要な技術情報の 提供を受けています。
16
HSA 66, HSA 86
主要構成部品
8
3
1
4
9
9
10
2
5
6
7
11
12
#
13
14
15
18
17
16
9938BA002 KN
日本語
1 コントロール ハンドル 2 トリガースイッチ ロックアウト 3 トリガー 4 保持レバー 5 バッテリー コンパートメント 6 スイッチ レバー 7 ループ ハンドル 8 ハンド ガード 9 バッテリー ロックキング タブ 10 バッテリー 11 バッテリーの発光ダイオード
(LED)
12 バッテリーの LED 駆動用押しボタ
ン 13 ブレード鞘 (カバー) 14 カッター ガード (HSA 86 のみ ) 15 カッティング ブレード 16 充電器 17 充電器の LED 18 電源プラグ付き電源コード # シリーズ番号
17
日本語
技術仕様
バッテリー
種類: リチウムイオ
製品名: AP、AR 機械は、スチール純正充電式バッテリ
ーのみで使用できます。 動作時間は、バッテリーのエネルギー
容量によって異なります。
カッティング アタッチメント
歯間スペース: HSA 66: 30 mm HSA 86: 33 mm ストローク速度: 3,000 / 分 ブレード長さ: HSA 66: 500 mm HSA 86: 450 mm
620 mm 水平目立て角度: HSA 66: 35° HSA 86: 45°
重量
バッテリーを除く、カッティング アタ ッチメント付き、ブレード鞘を除く
HSA 66: 3.1 kg HSA 86: 3.0 kg
3.3 kg
1)
1)
2)
3)
音圧・騒音・振動数値
騒音および振動データは、定格最大回 転数に基づいて測定されています。
振動に関する指令 2002/44/EC の遵守 の詳細については、www.stihl.com/vib をご覧ください。
EN 60745-2-15 による音圧レベル L
p
HSA 66: 83 dB(A) HSA 86: 83 dB(A)
EN 60745-2-15 による音響出力レベル L
w
HSA 66: 94 dB(A) HSA 86: 94 dB(A)
EN 60745-2-15 による振動加速度 a
hv
ハンドル、左 ハンドル、右 HSA 66:3.7 m/s HSA 86:3.7 m/s
2
2
2.3 m/s
2.3 m/s
2
2
指令 2006/42/EC に準拠した K-係数 は、音圧レベルおよび音響出力レベル ついて 2.5 dB(A) です。指 令 2006/42/EC に準拠した K-係数は、 振動加速度について 2.0 m/s
2
です。
上記で引用されている振動値は、標準 化されたテスト手順に従って測定され たもので、電動パワーツールの比較に 使用できます。
用途の種類によっては、実際に発生す る振動が引用値と異なる場合がありま す。
1)
機種によって異なります
2)
450 mm ブレード搭載機種
3)
620 mm ブレード搭載機種
引用されている振動値は、作業者が受 ける振動の初期評価として使用するこ とができます。
実際に受ける振動は、評価する必要が あります。 この過程では、電動パワー ツールのスイッチがオフの時間、およ びスイッチがオンでも無負荷で運転さ れている時間も考慮に入れることがあ ります。
運搬
スチール バッテリーは、国連-マニュア ル ST/SG/AC.10/11/ 改訂 5、パート III、サブセクション 38.3 に記述されて いる要件に適合しています。
スチール バッテリーは、追加要件の適 用を受けることなく、機械を使用する 場所に道路輸送によって輸送すること ができます。
同梱のリチウムイオンバッテリーは、 危険物に関する法律の条項に従ってい ます。
第三者 ( 空輸 / 運送会社など ) による輸 送時は、特別な梱包あるいは識別要件 に従う必要があります。
本品を輸送用に準備する時は、危険物 の専門家に相談する必要があります。 国の法律がさらにあれば遵守するよう にしてください。
パッケージの中でバッテリーが動かな いように梱包してください。
輸送上の詳細は、 www.stihl.com/safety-data-sheets を参 照してください。
18
HSA 66, HSA 86
REACH
REACH は EC の規定で、化学物質 (CHemical substances) の登録 (Registration)、評価 (Evaluation)、認可 (Authorisation)、規制を意味します。
REACH 規定 (EC) No. 1907/2006 の遵 守の詳細については www.stihl.com/reach をご覧ください。
日本語
19
日本語
トラブルシューティング
パワーツールに対して何らかの作業をする前に、必ずバッテリーを取り外してください。 状態 原因 処置
スイッチを入れても、モーターが起動しな い
機械が作動中に急に止まる
パワーツールとバッテリーの間に電気 的な接触がない
バッテリーの充電状態が低い ( バッテリーの 1 個の LED が緑色に点
滅) バッテリーが熱すぎる / 冷たすぎる
( バッテリーの 1 個の LED が赤色に点 灯)
バッテリーに障害がある ( バッテリーの 4 個の LED が赤色に点
滅)
パワーツールが熱すぎる ( バッテリーの 3 個の LED が赤色に点
灯) 機械に電磁的機能不良または障害があ
る ( バッテリーの 3 個の LED が赤色に点
滅)
パワーツールおよび / またはバッテリ ーに水滴がある
バッテリーまたは機械の電子装置が熱 すぎる
電気または電磁的機能不良がある バッテリーを取り外して、再度取り付
バッテリーを取り外して、目視で接点 を点検し、バッテリーを再度取り付け ます
バッテリーを充電する
15°C ~ 20°C 位の気温で、バッテリー が徐々に冷える / 温まるのを待ちます
バッテリーをパワーツールから取り出 して、再度取り付けます。機械のスイ ッチをオンにします - LED の点滅が続 く場合、バッテリーに異常があり、交 換する必要があります。
パワーツールが冷えるまで待つ
バッテリーをパワーツールから取り出 して、再度取り付けます。パワーツー ルの電源をオンにします - LED の点滅 が続く場合、パワーツールに異常があ り、サービス店に依頼して点検する必 要があります
パワーツール / バッテリーを乾燥させ ます
機械からバッテリーを取り外し、バッ テリーと機械が冷めるまで放置します
けます
1)
20
HSA 66, HSA 86
パワーツールに対して何らかの作業をする前に、必ずバッテリーを取り外してください。 状態 原因 処置
バッテリーが完全に充電されていない バッテリーを充電する バッテリーの耐用年数に達したか寿命
バッテリーを点検して
を超えた
作動時間が短かすぎる
ブレードが固着している / 汚れている ブレードを掃除して、ブレードに
STIHL 樹脂溶剤を吹きつけてくださ い。
ブレードが曲がっている ブレードの点検をサービス店に依頼し
てください
バッテリーをパワーツール / 充電器に挿入す
ガイドが汚れている ガイドを慎重に掃除する
るときに引っかかる
充電器の LED が緑色に点灯しているのに、 バッテリーの充電が行われていない
バッテリーが熱すぎる / 冷たすぎる ( バッテリーの 1 個の LED が赤色に点
灯)
15°C ~ 20°C 位の気温で、バッテリー が徐々に冷える / 温まるのを待ちます
充電器は周囲温度 +5°C ~ +40°C の、 締め切った、乾燥した部屋で使用して ください
充電器の LED が赤色に点滅する
充電器とバッテリーの間に電気的な接 触がない
バッテリーに障害がある ( バッテリーの 4 個の LED が約 5 秒間
赤色に点滅 )
バッテリーを取り外して、再度取り付 けます
バッテリーをパワーツールから取り出 して、再度取り付けます。機械のスイ ッチをオンにします - LED の点滅が続 く場合、バッテリーに異常があり、交 換する必要があります。
充電器に欠陥がある 充電器の点検をサービス店に依頼して
ください
1)
STIHL では STIHL サービス店をお勧めします。
日本語
1)
交換します
1)
1)
21
日本語
000BA073 KN
整備と修理 廃棄
本機を使用する方が実施できる保守お よび整備作業は、本取扱説明書に記述 されていることだけです。それ以外の 修理はすべてサービス店に依頼してく ださい。
当社では整備や修理を、認定を受けた スチール サービス店のみに依頼される ことをお勧めします。スチール サービ ス店には定期的にトレーニングを受け る機会が与えられ、必要な技術情報の 提供を受けています。
修理時には、当社が本機への使用を承 認した、または技術的に同等な交換部 品だけをご使用ください。高品質の交 換部品のみを使用して、事故および本 機の損傷を回避してください。
当社ではスチール オリジナルの交換部 品のご使用をお勧めします。
スチール純正部品には、スチール部品 番号、 { ロゴマークおよびス チール部品シンボル マーク K が刻印 されています。( 小さな部品では、シン ボルマークだけが刻印されているもの もあります。)
国別の廃棄の規則および規制を順守し てください。
スチール製品は、家庭用ごみ入れに廃 棄しないでください。 製品、アクセサ リー、包装は、環境に配慮してリサイ クルを行うため、認可された廃棄場に 持ち込んでください。
廃棄物処理の最新情報については、ス チール サービス店へお問い合わせくだ さい。
CE 適合証明書
ANDREAS STIHL AG & Co. KG Badstr.115 D-71336 Waiblingen
は、下記の製品が
製品名: バッテリー ヘッ
ジ トリマー メーカー名: STIHL 型式: HSA 66
HSA 86 機械識別番号: 4851
指令 2006/42/EU、2004/108/EC、 2011/65/EC、および 2011/65/EC の仕 様に適合しており、製造の時点で有効 であった次の規格のバージョンに準拠 して開発および製造されたことを保証 いたします:
EN 55014-1、EN 55014-2、 EN 60745-1、EN 60745-2-15
音響出力レベルは、測定値並びに確保 数値共に、2000/14/EC の補遺条項 V 規 定に準拠した ISO 11094 に基づいてい ます。
音響出力レベル測定値
22
HSA 66: 94 dB(A) HSA 86: 94 dB(A)
確保される音響出力レベル
HSA 66: 96 dB(A) HSA 86: 96 dB(A)
技術資料の保管場所: ANDREAS STIHL AG & Co. KG
Produktzulassung 製品の製造年および機械番号は、機械
に表示されています。
HSA 66, HSA 86
日本語
20.08.2014、Waiblingen にて発行 ANDREAS STIHL AG & Co. KG
Thomas Elsner 製品管理グループ 部長
パワーツールの安全上の一 般的警告事項
この章は、手持型モーター駆動電動工具 の欧州標準 EN 60745 に指定されてい る、策定済みの一般安全注意事項を複 製したものです。STIHL は法律によ り、これらの標準化されているテキス トを逐語的に印刷する必要がありま す。
「2) 電気の注意事項」に基づく感電の
回避に関する安全上の注意事項および 警告は、STIHL バッテリー電動パワー ツールには適用されません。
警告
すべての安全上の警告および指示をお 読みください。警告や指示に従わない と、感電、火災や重大なケガの原因に なることがあります。
後日参照するために、すべての警告と 指示を保管してください。
警告の中の用語 「パワーツール」は、 主電源駆動 ( コード接続 ) パワーツール またはバッテリー駆動 ( コードレス ) パ ワーツールを指しています。
1) 作業範囲の安全
a) 作業範囲では、きれいで明るい状
態を維持します。 散らかっていた り、明るさが十分でないと、事故 を招くことがあります。
b) 可燃性の液体、ガスまたは粉塵が
存在するような、爆発性の雰囲気 で、パワーツールを使用しないで ください。パワーツールは火花を 発生することがあり、それによっ て粉塵やガスに点火することがあ ります。
c) パワーツールの使用中は、子ども
や第三者を近づけないでくださ い。 気が散って、制御できなくな ることがあります。
2) 電気的な安全
a) パワーツールのプラグは、コンセ
ントと適合している必要がありま す。 プラグには、決してどのよう な改造も加えないでください。 接 地されたパワーツールにアダプタ ー プラグを使用しないでくださ い。 改造されていないプラグおよ び適合しているコンセントを使用 することにより、感電の危険が低 減されます。
b) 接地された面 ( パイプ、ラジエー
タ、レンジ、冷蔵庫など) に、体 が触れないようにしてください。 使用者の身体が接地されると、感 電の危険が増加します。
c) パワーツールを雨や湿った条件下
にさらさないでください。 パワー ツールに水が入ると、感電の危険 が増加します。
23
日本語
d) ケーブルに間違った使い方をしな
いでください。 ケーブルを使って パワーツールを、運搬したり、引 っ張ったり、プラグを引き抜いた りしないでください。 ケーブルを、 高温、油分、鋭利な先端、可動部 品から遠ざけてください。 損傷し たまたは絡まったケーブルを使用 すると、感電の危険が増加しま す。
e) 屋外でパワーツールを使用すると
きは、屋外での使用に適した延長 ケーブルを使用してください。 屋 外での使用に適した延長ケーブル を使用すると、感電の危険性が低 くなります。
f) やむを得ずパワーツールを湿った
場所で使用しなければならない場 合は、残留電流装置 (RCD) で保護 された電源を使用してください。 RCD を使用すると、感電の危険性 が低くなります。
3) 作業者の安全
a) パワーツールで作業するときは、
警戒を怠らず、どんな作業を行っ ているかを確認し、常識を働かせ てください。 疲れているときや、 薬物、アルコール、またはその他
の薬剤の影響下にあるときは、パ ワーツールを使用しないでくださ い。 パワーツールでの作業中の一 瞬の不注意が、重大なケガの原因 になることがあります。
b) 作業者用保護装備を使用してくだ
さい。 必ず目のプロテクターを着 用してください。 防塵マスク、滑 り止め加工された安全靴、ヘルメ ット、イヤー プロテクターなどの 保護装備を適切な条件下で使用す ることで、作業者のケガの危険を 低減することができます。
c) 予期しない始動を回避してくださ
い。 電源やバッテリー パックを接 続する前、またはパワーツールを 持ち上げたり、運搬したりする前 に、スイッチがオフの位置にある ことを確認してください。 指をス イッチの上に置いた状態でパワー ツールを運搬したり、スイッチが オンになっているパワーツールに 電圧を印加したりすると、事故を 引き起こすことがあります。
d) パワーツールの電源を入れる前
に、調整キーやレンチを外してく ださい。 パワーツールの回転部分 にレンチやキーを付けたままにし ておくと、ケガの原因になること があります。
e) 前のめりになり過ぎて作業をしな
いでください。 常に適切な足場と バランスを維持してください。 こ れにより、予期しない状況下での パワーツールの制御が、容易にな ります。
f) 適切な服装をしてください。 ゆっ
たりした服を着たり、装飾品を身 に付けたりしないでください。 髪、 衣服、手袋が、可動部分に近づか ないようにしてください。 ゆった りした衣服、装飾品、長い髪は、 可動部分に絡まる可能性がありま す。
g) 集塵機等に接続する装置が提供さ
れている場合、-これらが接続さ れ、適切に使用されていることを 確認してください。 集塵機を使用 することで、粉塵に関連する危険 を低減することができます。
4) パワーツールの使用と保守
a) パワーツールを無理に使用しない
でください。 用途に適したパワー ツールを使用してください。 適切 なパワーツールを使用すること で、設計されたとおりに、より優 れた性能で、より安全に作業でき ます。
b) スイッチをオン / オフできない場
合、パワーツールを使用しないで ください。 スイッチで制御できな いパワーツールは危険であり、修 理する必要があります。
c) パワーツールに何らかの調整、ア
クセサリーの変更を行う前、また は保管する前に、電源やバッテリ ーパックからのプラグをパワーツ ールから外します。このような安 全予防措置を講じることで、予期 しないパワーツールの始動の危険 を低減することができます。
24
HSA 66, HSA 86
日本語
d) 使用されていないパワーツール
は、子どもの手の届かない所に保 管し、パワーツールやこれらの指 示に精通していない人がパワーツ ールを使用することがないように してください。 パワーツールは、 訓練を受けていない作業者が使用 すると危険です。
e) パワーツールを保守してくださ
い。 可動部分がずれていたり、動 かなくなっていないか、部品が損 傷していないか、パワーツールの 動作に影響する可能性があるその 他の状態がないか、確認してくだ さい。 損傷している場合は、使用 前にパワーツールを修理してくだ さい。 事故の多くは、保守が十分 でないパワーツールによって引き 起こされています。
f) カッティング アタッチメントを、
目立てされた、清潔な状態に維持 してください。 刃先が目立てされ た、適切に保守されたカッティン グ アタッチメントを使用すると、 動かなくなる可能性が少なく、制 御が容易です。
g) パワーツール、アクセサリー、工
具ビットなどは、作業条件と実行 する作業内容を考慮して、これら の指示に従って使用してくださ い。 これらの意図と異なる方法で パワーツールを動作させて使用す ると、危険な状況を招く可能性が あります。
5) バッテリー ツールの使用と保守
a) バッテリーを充電するには、メー
カーが指定した充電器のみを使用 します。 ある種類のバッテリー パ ックに適した充電器を他のバッテ リー パックに使用すると、火災の 危険が生じることがあります。
b) パワーツールは、専用のバッテリ
ーパックのみで使用します。 他の バッテリーパックを使用すると、 ケガおよび火災の危険が生じるこ とがあります。
c) バッテリーパックを使用していな
いときは、端子同士を接続する可 能性のある、ペーパークリップ、 硬貨、鍵、くぎ、ねじやその他の 小さい物体などの金属製の物体に 近づけないでください。 バッテリ ー端子を短絡させると、火傷や火 災の原因になることがあります。
d) 誤った使用方法により、バッテリ
ーから液体が漏れる場合がありま す。 液体に触れないようにしてく ださい。 誤って触れた場合は、水 ですすいでください。 液体が目に 入った場合は、さらに医師の診断 を受けてください。 バッテリーか ら噴出した液体は、炎症や火傷を 起こすことがあります。
6) 修理
a) パワーツールの修理は、認可を受
けた修理技術者により、同じ交換 部品のみを使用して実施してくだ さい。 これにより、パワーツール の安全性を維持および確保するこ とができます。
ヘッジ トリマーの安全上の警告事項
身体のどの部分もカッティング ブ
レードに近づけないでください。 ブレードが作動しているときに、 切断物を取り除いたり、切断対象 物を保持しないでください。 挟ま った物を取り除くときは、必ずス イッチをオフにしてください。 ヘ ッジ トリマーでの作業中の一瞬の 不注意が、重大なケガの原因にな ることがあります。
ヘッジ トリマーは、カッティング
ブレードが停止した状態で、ハン ドルを持って運搬してください。 ヘッジ トリマーを運搬するときま たは保管するときは、必ずブレー ド鞘を取り付けてください。 ヘッ ジ トリマーを正しく取り扱うと、 カッティング ブレードによる人身 事故の可能性が低減されます。
カッティング ブレードが、見えな
い所にある電線に接触する可能性 があるため、電動パワーツール は、必ず絶縁ハンドル部分を握っ てください。ブレードが電線に接 触すると、パワーツールの金属部 分に電圧がかかり、感電の原因に なる場合があります。
25
0458-703-9321-A
SOA
J
www.stihl.com
*04587039321A*
0458-703-9321-A
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