Steinberger VSTi Waldorf PPG User's Manual

バージョン・ヒストリー
PPG Wave 1.2
2002 / 11 / 07
パラメーター・オートメーションに関する重要事項:
MIDIコントロール信号にはMIDIチャンネル情報が含まれるので、MIDIコントロール信号が記録されるトラックが正しいMIDI出 力とMIDIチャンネルに割り当てられているかご確認ください。オートメーションを含んだ既存のソング・データとの互換性は保 持されるようにプログラムしています。オートメーション信号の受けて側はPPGのこれまでのバージョンと同じように動作し ます。新しくオートメーションを作ろうとした場合のみVSTオートメーションではなく、MIDIコントロール信号を出力します。
変更点:
プリセット・メニューに全プログラムと全サウンドが表示されるようになりました。そのためのスペースを稼ぐために サブ・メニューが設けられました。キットを構成する24種類のサウンドから選択可能なアイテムを含む16種類のエン
トリーとともに、メニューの中に最初に表示される「ROM」には今までのプリセット・メニューがあります。サウン ド選択方法は有効な状態のキット上で変更したいサウンドを選択して、新しいサウンドをそこに上書きコピーするだけ です。
プリセット・メニューに全プログラムと全サウンドが含まれるようになりました。
[Mac] カーボンバージョンが追加されました。Mac OS X 10.1.5および10.2にて動作確認を行っています。
[Win] Windows XPでの動作確認を行いました。
修正点:
[Mac & Win] Emagic Logicでエディタとコントロール・モードの切り替え時に起こるクラッシュを修正しました。
[Mac & Win] Emagic Logicでプラグインをマルチ出力に切り替えた場合に起こるクラッシュを修正しました。
改良点:
• [Mac & Win] ノブが下記にご説明するように動作するようになりました。:
* VSTホストアプリケーションのノブ・モードに追従するようになりました。(例えばホスト側の設定"Circular(円 を描くようにパラメーターを変更)"、"Linear(直線をひくようにパラメーターを変更)"、 "Relative Circular(相 対的なポジションを保ったまま円を描くようにパラメーターを変更)"に合せてPPG 2.Vのノブが機能します。
* Shift+PPGロゴをクリックするとホストアプリケーションの設定に関係なく、ノブが"Linear(直線をひくように パラメーターを変更)"で使用できます。ホストアプリケーションが“Linear”モードを搭載していない場合に便利 な機能です。
* Shift+PPGロゴを再度クリックするとホストの設定に戻ります。
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• [Mac & Win] エンベロープ3のディケイ・レート 62と63がPPG Wave 2.2、および2.3と同じように機能するよう
になりました。オリジナル版PPGはこれら2つのレートを連続ディケイ(infinite decay)に使用していました。ENV3が ピッチにルーティングされている場合は、デチューン・パラメーター値の限られたレンジを利用したデチューン・サウン ドを作るために使用されていました。連続ディケイほどではないものの、長めのディケイ・サウンドを作り出したい場合 は、ENV3のディケイ・パラメーターを61以下に設定してください。付属する”Wave 2.2、2.3のファクトリー・プリセ ットが正確に再現されていない問題は今回のバージョンで改善されました。
PPG Wave 1.0.1 2000 / 05 / 24
修正点:
z [Mac & Win] Emagic Logic内でウェーブテーブルを変更した場合の問題を修正しました。 z [Mac & Win]ホストアプリケーションでオーディオの書き出し機能を使用している最中にMIDIプログラムチェンジが
正しく適用されるようになりました。
z [Mac & Win]ボリューム・パラメーターがスムーズに機能するようになりました。 z [Mac & Win]カットオフ・パラメーターがスムーズに機能するようになりました。
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