パーソナル
オーディオシステム
取扱説明書 • 保証書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品
の取り扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読み
のうえ、製品を安全にお使いください。
お読みになったあとは、いつでも見られるところに必ず保管し
てください。
3-046-452-05 (1)
ZS-D55
© 2000 Sony Corporation
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電
気製品はすべて、まちがった使いかたをすると、火災や感電など
により人身事故になることがあり危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
ペ−ジの注意事項をよくお読みください。製品全般の注意
4〜7
事項が記載されています。
定期的に点検する
度は、電源コードに傷みがないか、コンセントと電源プ
1年に1
ラグの間にほこりがたまっていないか、などを点検してくださ
い。
故障したら使わない
動作がおかしくなったり、キャビネットや電源コードなどが破損
しているのに気づいたら、すぐにお買い上げ店またはソニーサー
ビス窓口に修理をご依頼ください。
警告表示の意味
取扱説明書および製品で
は、次のような表示をして
います。表示の内容をよく
理解してから本文をお読み
ください。
この表示の注意事項を守ら
ないと、火災や感電などに
より死亡や大けがなど人身
事故の原因となります。
この表示の注意事項を守ら
ないと、感電やその他の事
故によりけがをしたり周辺
の家財に損害を与えたりす
ることがあります。
注意を促す記号
万一、異常が起きたら
変な音・においがしたら、
煙が出たら
はじめに
2
1 電源を切る
2 電源プラグを
b
3 お買い上げ店ま
コンセントから
抜く
たはソニーサー
ビス窓口に修理
を依頼する
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
目次
•
...................................
4
ここだけ読んでも使えます
CD
表示窓の見かた ..............................
聞きたい曲を選ぶ
(ダイレクト選曲
繰り返し聞く(リピート演奏).....
順不同に聞く(シャッフル演奏) .
聞きたい曲を好きな順に聞く
(プログラム演奏).......................
曲だけ聞く(1曲演奏) ..............
1
ラジオ
放送局を記憶させる.......................
記憶させた放送局を聞く
(プリセット選局).......................
テープ
曲の頭出しをする ..........................
音質
好みの音質で聞く ..........................
サーチ)...........
/
を聞く................................................
CD
ラジオを聞く.........................................
テープを聞く.........................................
録音する ................................................
タイマー
17
18
19
20
21
23
24
25
26
27
時計を合わせる ..............................
音楽で目覚める ..............................
音楽を聞きながら眠る
(スリープ機能) ..........................
留守中にラジオを録音する ............
準備
電源を準備する ..............................
などをつないで使う ................
MD
その他
使用上のご注意 ..............................
故障かな?と思ったら ....................
お手入れ.........................................
保証書とアフターサービス ............
主な仕様.........................................
各部のなまえ .................................
用語集 ............................................
索引 ................................................
8
10
12
14
28
29
31
32
34
36
38
39
42
43
43
45
49
50
この取扱説明書について
本書では、本体での操作を中心に説明しています。リモコンでの操作のしかたは、本体と違う場合に明記
してあります。
「各部のなまえ」(
ページ)も併せてご覧ください。
45〜48
はじめに
3
下記の注意事項を守らないと火災・
により死亡や大けがの原因
感電
となります。
内部に水や異物を落とさない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに本体の電源スイッチ
を切り、電源プラグをコンセントから抜き、お買い上げ店ま
たはソニーサービス窓口にご相談ください。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となります。
電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
•
重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
•
熱器具に近づけない。加熱しない。
•
電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
•
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店またはソニー
サービス窓口に交換をご依頼ください。
湿気やほこり、油煙、湯気の多い場所や直射日光の
あたる場所には置かない
火災や感電の原因となることがあります。とくに風呂場では
絶対に使用しないでください。
禁止
禁止
禁止
海外では使用しない
交流
電源電圧で使用すると、火災や感電の原因となります。
の電源でお使いください。海外などで、異なる
100V
雷が鳴りだしたら、アンテナや電源プラグに
触れない
感電の原因となります。ロッドアンテナ付き製品を屋外で
使用中に、遠くで雷が鳴りだしたときは、落雷を避けるた
め、すぐにアンテナをたたんで使用を中止し、その後は触
れないでください。
はじめに
4
交流100V
強制
接触禁止
ぬれた手で電源プラグにさわらない
感電の原因となることがあります。
通風孔をふさがない
布をかけたり、毛足の長いじゅうたんや布団の上または壁や
家具に密接して置いて、通風孔をふさがないでください。過
熱して火災や感電の原因となることがあります。
下記の注意事項を守らないとけがをしたり周辺の
家財に損害を与えたりすることがあります。
内部を開けない
感電の原因となることがあります。
内部の点検や修理はお買い上げ店またはソニーサービス窓口
にご依頼ください。
ぬれ手禁止
分解禁止
移動させるとき、長時間使わないときは、
電源プラグを抜く
電源プラグを差し込んだまま移動させると、電源コードが傷
つき、火災や感電の原因となることがあります。
またロッドアンテナ付きの製品を持ち運ぶ際は、目のけがな
どをしないように、アンテナを折りたたんでください。長期
間の外出・旅行のときは安全のため電源プラグをコンセント
から抜いてください。差し込んだままにしていると火災の原
因となることがあります。
プラグをコン
セントから抜く
はじめに
5
つづき
お手入れの際、電源プラグを抜く
電源プラグを差し込んだままお手入れをすると、感電の原因
となることがあります。
安定した場所に置く
ぐらついた台の上や傾いたところなどに置くと、製品が落ち
てけがの原因となることがあります。また、置き場所、取り
付け場所の強度も充分に確認してください。
大音量で長時間つづけて聞きすぎない
耳を刺激するような大きな音量で長時間つづけて聞くと、聴
力に悪い影響を与えることがあります。とくにヘッドホンで
聞くときにご注意ください。呼びかけられて返事ができるく
らいの音量で聞きましょう。
プラグをコン
セントから抜く
禁止
禁止
幼児の手の届かない場所に置く
トレイなどに手をはさまれ、けがの原因となることがあ
CD
ります。お子さまがさわらぬようにご注意ください。
円形ディスク以外は使用しない
円形以外の特殊な形状(星型、ハート型、カード型など)をしたディスクを使用すると、
高速回転によりディスクが飛び出し、けがの原因となることがあります。
はじめに
6
禁止
電池についての安全上のご注意
液漏れ•破裂•発熱•発火•誤飲による大けがや失明を避けるため、下記のことを必ずお
守りください。
小さい電池は飲み込む恐れがあるので、乳幼児の手の届くところに置かない。万が一飲み込んだ場合は、
•
窒息や胃などへの障害の原因になるので、ただちに医師に相談する。
機器の表示に合わせて+と−を正しく入れる。
•
充電しない。
•
火の中に入れない。分解、加熱しない。
•
コイン、キー、ネックレスなどの貴金属類と一緒に携帯・保管しない。ショートさせない。
•
火のそばや直射日光のあたるところ・炎天下の車中など、高温の場所で使用・保管・放置しない。
•
水などで濡らさない。風呂場などの湿気の多いところで使わない。
•
外装のビニールチューブをはがしたり、傷つけたりしない。
•
指定された種類以外の電池は使用しない。
•
液漏れした電池は使わない。
•
アルカリ電池の液が漏れたときは素手で液をさわらない
アルカリ電池の液が目に入ったり、身体や衣服につくと、失明やけが、皮膚の炎症の原因となること
•
があります。そのときに異常がなくても、液の化学変化により、時間がたってから症状が現れること
があります。
必ず次の処理をする
液が目に入ったときは、目をこすらず、すぐに水道水などのきれいな水で充分洗い、ただちに医師の
•
治療を受けてください。
液が身体や衣服についたときは、すぐにきれいな水で充分洗い流してください。皮膚の炎症やけがの
•
症状があるときには、医師に相談してください。
使いきった電池は取りはずす。長時間使用しないときや交流電源で使用するときも取りはずす。
•
新しい電池と使用した電池、種類の違う電池を混ぜて使わない。
•
録音についてのご注意
録り直しのきかない録音の場合は、必ず事前にためし録りをしてください。
•
パーソナルオーディオシステムの不具合により録音されなかった場合の録音内容の補償については、ご容赦
•
ください。
あなたが録音したものは、個人として楽しむなどのほかは、著作権法上、権利者に無断では使用できません。
•
著作権保護技術付音楽ディスクについて
本製品は、コンパクトディスク(CD)規格に準拠した音楽ディスクの再生を前提として、設計されています。
最近、いくつかのレコード会社より著作権保護を目的とした技術が搭載された音楽ディスクが販売されていま
すが、これらの中にはCD規格に準拠していないものもあり、本製品で再生できない場合があります。
DualDiscについて
DualDiscとはDVD
音楽専用面はコンパクトディスク(
規格に準拠した面と、音楽専用面とを組み合わせた新しい両面ディスクです。尚、この
)規格には準拠していないため、本製品での再生は保証致しません。
CD
はじめに
7
CD
を聞く
12
準備 ,「電源を準備する」(
1
ページ)をご覧ください。
34~35
オープン クローズ
Z
CD OPEN/CLOSE
してCDを入れる。
ボタンを押すと自動的に電源が入り、
トレイが出てきます。
CD
カチッと音がするまでCDをはめこんで
ください。
2 uボタンを押す。
(リモコンではCDのNボタ
ンを押す。)
トレイが閉まり、再生が始まりま
CD
す。
を押
文字のある面を上に
本体表示窓
演奏経過時間曲番
ここだけ読んでも使えます
8
その他の操作
パワー
POWER
pu
こ
使
こ
え
だ
ま
け
読
ボリューム
+、−
VOL
Z
CD
オープン クローズ
す
ん
で
も
OPEN/CLOSE
ジョグダイヤル
ちょっと一言
一度CDを入れておけば、次
に
を聞くときは^ボタン
CD
を押すだけで電源が入り、演
奏を始めることができます。
こんなときは 押すボタン/操作
音量を調節する
再生を止める x
再生中に一時停止する u(X)
曲の頭に戻す ジョグダイヤルを左へ回す。
次の曲へ進む ジョグダイヤルを右へ回す。
を取り出す
CD
電源を入/切する
( )内はリモコンのボタンです。
ボリューム
+、−
VOL
もう一度押すと演奏が始まる。
(.を押す。)
(>を押す。)
Z
オープン クローズ
CD OPEN/CLOSE
パワー
POWER
ここだけ
読んでも
使えます
9
ラジオを聞く
21
準備 ,「電源を準備する」(
1
ページ)をご覧ください。
34~35
バンド
BAND
FM1、FM2
ぶ。
ボタンを押すと自動的に電源が入り、
「
切り換えるときは、もう一度押します。
ボタンを押して、
」、「
FM1
FM2
、またはAMを選
」または「AM」が出ます。
2 −mまたはM
(リモコンでは
−ボタン)を押したままに
し、数字が動き始めたら指を
離す。
放送局を自動的に受信して止まります。
受信できなかったときは、−mまたは
M
ボタンを繰り返し押して、聞きた
+
い局の周波数に合わせます。
TUNE+
ボタン
+
チューン
または
本体表示窓
ステレオ放送のとき出る
ここだけ読んでも使えます
10
その他の操作
パワー
POWER
モード
MODE
ボリューム
VOL
+、−
使
え
ま
す
こ
こ
だ
け
読
ん
で
も
ちょっと一言
• FM1、FM2
す。放送局を分けて記憶さ
せるのに便利です(24ペー
ジ)。
本機では、FMステレオ放
•
送のみステレオで聞くこと
ができます。AM、
のステレオ放送はモノラル
になります。
• FM
多いときは、
を押して、表示窓に
「
Mono
モノラルになります。
一度放送局を受信すれば、
•
次にラジオを聞くときは
BAND
入り、ラジオを聞くことが
できます。
は同じ機能で
ステレオ放送の雑音が
MODE
」を出します。音は
を押すだけで電源が
TV1−3
ボタン
こんなときは 押すボタン
音量を調節する
電源を入/切する
ボリューム
+、−
VOL
パワー
POWER
受信状態をよくする
FM(TV1 - 3ch
)放送のとき
アンテナを伸ばし、向きを変える。
放送のとき
AM
本体を最も受信状態の良い方向へ向ける。
ここだけ
読んでも
使えます
11
テープを聞く
3 1,2
準備 ,「電源を準備する」(
1
2
ページ)をご覧ください。
34~35
プッシュ オープン クローズ
Z
PUSH OPEN/CLOSE
押してカセットぶたを開け、
カセットを入れる。
プッシュ オープン クローズ
Z
PUSH OPEN/CLOSE
押してカセットぶたを閉め
る。
3 Nボタンを押す。
(リモコンでは
タンを押す。)
自動的に電源が入り、再生が始まり
ます。
TAPE
を
を
のNボ
聞きたい面を上に
本体表示窓
テープカウンターが出る
ここだけ読んでも使えます
12
その他の操作
パワー
POWER n
Z
OPEN/CLOSE
x
プッシュ
PUSH
オープンクローズ
COUNTER RESET
ボリューム
VOL
ディレクション モード
DIR MODE
m、M
カウンターリセット
+、−
使
え
ま
す
こ
こ
だ
け
読
ん
で
も
ちょっと一言
テープカウンターは
•
COUNTER RESET
を押すと、
す。あとから頭出しするの
に便利です。
一度テープを入れておけ
•
ば、次にテープを聞くとき
は
N
押すだけで電源が入り、聞
くことができます。
• TYPE
TYPE
ン)、
TYPE
のどのテープも再生に使え
ます。
に戻りま
000
または
n
ボタンを
I(ノーマル)、
II(ハイポジショ
IV(メタル)
ボタン
こんなときは 押すボタン
音量を調節する
ボリューム
VOL
+、ー
再生を止める x
反対面を再生する n
早送りや早戻しをする mまたはM
カセットを取り出す
電源を入/切する
プッシュ オープン クローズ
Z
PUSH OPEN/CLOSE
パワー
POWER
再生する面(片面か両面)を選ぶには
DIR MODE
ボタンを押すたびに、下のように切り換わりま
す。
表示窓
片面だけを聞く
両面を聞く
両面を繰り返して聞く
ここだけ
読んでも
使えます
13
録音する−
TYPE I
(ノーマル)テープ専用
13
準備 ,「電源を準備する」(
MDなどへの録音, 「MDなどをつないで使う」(36ページ)をご覧ください。
1
ページ)をご覧ください。
34~35
プッシュ オープン クローズ
Z
PUSH OPEN/CLOSE
押してカセットぶたを開け、
録音用カセットを入れる。
(ノーマル)テープをお使いくだ
TYPE I
さい。
閉めるときもZ
を押します。
PUSH OPEN/CLOSE
録音を始める面を上に
を
2 録音するものを選ぶ。
を録音するとき
CD
を入れる(8ページ参照)。CDの
CD
pボタンを押して、CDを録音できる
状態にする。
ラジオを録音するとき
録音する局を受信する(10ページ参
照)。
本体表示窓
ここだけ読んでも使えます
14
3 録音を始める。
をまるごと録音するとき
CD
(ワンタッチダビング)
ダビング
CD DUB
が始まります。
•
•
ラジオを録音するとき(CDもこの方法
で録音できます。テープが回ってから
CD
z/X
押す。(リモコンでは、z/Xボタンを押
しながら
ボタンを押す。上面から録音
が表示されている時は
曲の途中でテープが反転してし
まった場合は、
で戻って
始まります。
が表示されている時は
片面の最後まで録音し終えると、
自動的にテープとCDの再生が停
止します。
の再生を始めてください。)
ボタンを押したあと、Nボタンを
TAPE
再生中の曲の頭ま
反対面の最初から録音が
のNボタンを押す。
こ
使
こ
え
だ
ま
け
読
す
ん
で
も
)
v
ご注意
本体では、z/Xボタンを押してから4秒
以内にNボタンを押してください。
ここだけ
読んでも
次のページへつづく
使えます
15
録音する(つづき)
その他の操作
パワー
POWER
ディレクション モード
x
DIR MODE
z/X
モード
MODE
ちょっと一言
反対面に録音するには、N
•
ボタンの代わりにnボタン
を押します。
録音中、音量や音質を変え
•
ても録音される音は変わり
ません。
表示窓に または
•
が出ていると、テープの両
面に録音されます。片面だ
けに録音するときは、
ボタンを押して
MODE
を出します。
放送を録音するとき、手
•
AM
順
でz/Xボタンを押したあ
3
とピーという雑音が出ていた
ら、
雑音が消える状態を選んでく
ださい。
• CD
するには、
「
1TRACK
ら
す。
ボタンを押して
MODE
の最初の1曲だけを録音
ボタンで
MODE
」を表示させてか
CD DUB
ボタンを押しま
DIR
こんなときは 押すボタン
録音を止める x
録音を一時停止する z/X
(ワンタッチダビング
もう一度押すと録音が始まります
時はできません。)
電源を入/切する
録音した音を消去するには
デッキに音を消したいカセットを入れ、テープのpボタンを押す。
1
Xボタンを押したあと、Nボタンを押す。(リモコンでは、z/Xボタンを
2z/
押しながら、
のNボタンを押す。)
TAPE
パワー
POWER
ここだけ読んでも使えます
16