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お客様•販売店様•特約店様用
フローティングスタンド
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
お客様へ
本製品の取り付けには、確実な作業が必要になります。必ず 、販売店や工事
店に依頼して、安全性に充分考慮して確実な取り付けを行ってください。
安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り
扱いかたを示しています。この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品
を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られる
ところに必ず保管してください。
販売店様・特約店様へ
プラズマテレビの取り付けには特別な技術が必要ですので、設置の
際には取扱説明書をよくご覧の上、設置を行ってください。取り付
け不備や、取り扱い不備による事故、損傷については、当社では責
任を負いません。なお、この取扱説明書は、取り付け作業後にお客
様に渡してください。
このフローティングスタンドはソニー製の下記指定機器専用です。
指定機器以外にはお使いにならないでください。
指定機器(
フラットパネルデジタルテレビ
(
KDE-P32HV2/KDE-P37HV2/KDE-P42HV2
フラットパネルカラーテレビ
(
KE-P32TC2/KE-P37TC2
壁側に寄せて設置することをおすすめします。
2004年4
月現在):
)
SU-PF2
2003 Sony Corporation
)
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安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。
しかし、まちがった使いかたをすると、火災・感電・転
倒・落下などにより人身事故になることがあり危険で
す。事故を防ぐために安全のための注意事項を必ずお守
りください。
警告表示の意味
取扱説明書では、右のような表示をしています。表示の
内容をよく理解してから本文をお読みください。
お客様へ
下記の注意事項を守らないと
落下
注意を促す記号 行為を禁止する記号
などにより
この表示の注意事項を守らないと、火
災・感電・転倒・落下などにより死亡や
大けがなどの人身事故につながることが
あります。
この表示の注意事項を守らないと、感電
やその他の事故によりけがをしたり周辺
の家財に損害を与えたりすることがあり
ます。
火災 ・感電・転倒・
死亡や大けが
の原因となります。
取り付けや設置作業は専門業者が行う
テレビおよびスタンドは大変重い
ので、落下や転倒により打撲や骨
折など大けがの原因になります。
取り付けは専門業者にご依頼くだ
さい。
スタンドに寄りかかったり、ぶら下がったりし
ない
スタンドが転倒して、けが
の原因になります。
転倒防止の処置をする
転倒防止の処置をしないと、スタ
ンドが転倒したり、テレビが落下
して、けがの原因となることがあ
ります。テレビと壁などをつない
で転倒防止の処置を行ってくださ
い。
ひび割れが入ったスタンドは使わない
多少のひび割れでも使わないでく
ださい。ガラスが割れて、けがの
原因になります。
スタンドにテレビを取り付けた状態で、ぶら下
がらない
スタンドが転倒したり、テレビが
落下して、大けが、死亡などの原
因となることがあります。
堅くて平坦な床面に設置する
傾いた床面に設置するとフロー
ティングスタンドが転倒したり、
テレビが落下してけがの原因とな
ることがあります。
畳、じゅうたん、カーペットなど
の上に置く場合は、板など堅いも
のを敷いてください。
2
テレビの通風孔をふさがない
テレビの上に布をかけて通風孔を
ふさぐと、内部に熱がこもり、火
災の原因となることがあります。
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テレビの電源コードおよび接続ケーブルをはさ
まないようにする
テレビをスタンドに取り付けるときは、
•
電源コードおよび接続ケーブルをは
さみこまないようにする。
電源コードおよび接続ケーブルに傷
がついて火災や感電の原因となりま
す。
テレビスタンドを動かすときは、
•
電源コードおよび接続ケーブルを
踏まないようにする。
電源コードおよび接続ケーブルに
傷がついて火災や感電の原因とな
ります。
下記の注意事項を守らないとけがをしたり周辺の家財に
損害を与えたりすることがあります。
指定機器以外の物を取り付けない
このスタンドは指定機器専用です。
指定機器以外の物を取り付けると、
落下によるけがや破損の原因とな
ることがあります。
テレビを固定する
付属のネジでテレビをスタンドに
固定してください。固定しないと、
スタンドが転倒したり、テレビが
落下して、けがの原因となること
があります。
体重をかけたり、硬いものをぶつけない
テレビを取り付けるときに、スタ
ンドに手をついて体重をかけたり、
ドライバーなどの硬いものをぶつ
けたりしないように注意してくだ
さい。
ガラスが割れたりしてけがの原因
となることがあります。
スタンドを動かすときのご注意
無理に動かそうとすると、腰を痛めたり、足をけがした
りする原因になりますので、下記のことをお守りくださ
い。
スタンドを動かすときは、必ず
•
テレビをはずしてから、2人以上
で行う。
スタンドを動かすときは、手足
•
を底板と床の間にはさまないよ
うに注意する。
ガラスに強い衝撃を与えない
スタンドには強化処理を施し
たガラスを使用していますが、
絶対割れないわけではありま
せん。割れると、けがの原因
となりますので下記のことを
お守りください。
物をぶつける、先端の
•
とがった物を落とすなど、
強い衝撃を与えない。
鋭利な物で傷をつけたり、
•
ガラス面を突いたりしな
い。
掃除機など、固い物をガラ
•
スの端面に当てない。
設置上のご注意
組み立てるときは、床に傷がつくのを防ぐため、梱包
•
材などを敷いてください。
設置場所は、堅くて平坦な床面にしてください。設置
•
場所によってはスタンドの変形や傾きが生じることが
ありますので下記のことをお守りください。
畳、じゅうたん、カーペットなどの上に置く場合
—
は板など堅い物を敷く
直射日光が当たる場所や、暖房器具のそばに置か
—
ない
高温多湿の場所や屋外に置かない
—
使用上のご注意
お手入れをする際には、やわらかい布で、から拭きして
ください。汚れがひどいときは食器用洗剤を
薄め、やわらかい布に含ませて軽く拭き取ってくださ
い。シンナーやベンジンなどの化学薬品はテレビスタン
ドの仕上げを傷めることがありますので、使わないでく
ださい。
5〜6
倍に
3
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これ以降の取り付け•設置手順は
販売店様•特約店様用です。
先に示した安全上のご注意をよくお読みの上、取り付けや設置、保守、点検、修理などを安全に行ってください。
販売店様•特約店様用
設置は2人以上で行う
テレビをフローティングスタンド
に取り付けるときは、2人以上で
行ってください。
人で行うと腰を痛めたり、けが
1
の原因となることがあります。
また、設置するときは、子供が近
づかないようにしてください。
組み立てるときには、手や指を傷つけないよう
に注意する
フローティングスタンドを組み立
てるときや、テレビを取り付ける
ときには、手や指を傷つけないよ
うにご注意ください。
取り付け手順に従って、テレビをしっかりと取
組み立て手順に従って、しっかりと組み立てる
ネジがゆるんでいたり、抜
けていたりすると、フロー
ティングスタンドが傾いて
転倒し、落下によるけがや
破損の原因となることがあ
ります。
り付ける
ネジを確実に締めてください。
テレビがしっかり取り付けられて
いないと、テレビが落下し、けが
の原因となることがあります。
部品を確認する
名 称 数 量 名 称 数 量
底板
支柱
ケーブルカバー(支柱用)
1
ケーブルカバー(底板用)
ネジ(大)
×
M6
L80
2
1
2
ネジ(小)
×
M6
1
組み立てる前に上記ネジに合った3ドライバーをご用意ください。
L30
テレビ固定用ネジ
×
M5
L25
転倒防止部品
4
4
4
2
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フローティングスタンドを組み立てる
販売店様•特約店様
以下の説明は、サービス専用です。安全上のご注意をよくお読みの上、設置および
保守・点 検 などを安全に行ってください。
zちょっと一言
スタンドが梱包されていた箱などを使用し、その上に支柱を、ケーブルカバーが付く面を上にして置
いてください。下図のように底板をまっすぐ立てて組み立てられる高さを確保すると、安定した状態
で作業ができます。
また、取り付けるときは、床を傷つけないように梱包材などを敷いてください。
支柱と底板を合わせ、ネジで固定する。
1 支柱底面の凸部(ネジ頭)と底板の凹部(大きな穴)を合わせる。
2 すべてのネジを仮留めしてから、しっかり締めていく。
zちょっと一言
長いネジを先に仮留めすると組み立てやすくなります。
底板
ネジ(小)
ネジ(大)
支柱
梱包されていた箱
などを使用して、
ネジ穴の高さを合
わせる。
電動ドライバーを使用する場合、締め付けトルクはおよそ
インパクトドライバーは使わないでください。インパクトドライバーや指定外のトルク設定をし
た電動ドライバーを使用するとネジを過大なトルクで締め付けることになり、部品やネジを破壊
し、製品が落下してケガの原因となります。
1.5N・m
に設定してください。
5
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テレビを取り付ける
機器などに電源コードをはさみこむと、ショートして感電する恐れがあります。また、電源コード
や接続ケーブルを引っかけると、転んだりスタンドが倒れたりしてけがの原因となることがありま
す。
テレビの設置場所を決め、あらかじめフローティングスタンドを置く。
テレビは重いので、取り付ける前に場所を決め、フローティングスタンドを置いてください。
ご注意
フローティングスタンドを押したり、引いたりしないでください。スタンドの底に付いているゴム足がはがれる恐
れがあります。
テレビをフローティングスタンドに載せる。
1
テレビ後面
テレビ底面
テレビを載せると
きに、手をはさま
ないようにテレビ
の端から
内を持ってくださ
い。
20cm
以
※これ以降に出てくるイラスト内のテレビは
テレビとフローティングスタンドをネジで固定する。
2
差し込み口
テレビ固定用ネジのネ
ジ穴を囲むくぼみとス
タンドの接合部をまっ
すぐ合わせて差し込ん
でください。
テレビ固定用ネジ
KDE-P42HV2
です。
6
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電源コードおよび接続ケーブルをテレビにつなぐ。
3
zちょっと一言
電源コードおよび接続ケーブルのつなぎかたについては、フラットパネルデジタルテレビ(
P37HV2/KDE-P42HV2
)、フラットパネルカラーテレビ(
KE-P32TC2/KE-P37TC2
電源コードおよび
接続ケーブル
フローティングスタンドにケーブルカバーを取り付ける。
4
1 たるみのないようにケーブルを引っ張り、スタンドの左右の柱にバランスよく分ける。
2 底板用ケーブルカバーの両端のツメを支柱にかけて置く。
KDE-P32HV2/KDE-
)の取扱説明書をご覧ください。
ケーブルカバー(底板用)
3 支柱用ケーブルカバーのツメを、内側から柱にかけ、ゆっくり指を離して外側のツメもかける。
ツメ
ケーブルカバー
をはずすとき
も、ツメとツメ
の間
2
右から両手で押
さえてくださ
い。
ケーブルカバー(支柱用)
か所を左
内側から取り付ける
7
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転倒防止の処置をする
転倒防止の処置をしないと、テレビが転倒し、けがの原因となることがあります。テレビと壁や柱などをつないで、転倒
防止の処置を行ってください。
あらかじめ市販のひもまたはクサリと、壁につなぐための取り付け具をご用意ください。
1 テレビ後面上部のネジ2本をはずし、転倒防止部品に付け替える。
2 しっかりした壁や柱に取り付け具を固定する。
3 テレビに取り付けた転倒防止部品にひもやクサリなどを通して、壁側の取り付け具にしっかりとつなぐ。
主な仕様
単位:
質量:
mm
24 kg
835
1
2
3
取り付け具
490
513
434
ガラス厚さ
462
ガラス高さ
ガラス幅
352
460 75
547
607
120
90
5
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更する
ことがありますが、ご了承ください。
10
4725
この説明書は100%古紙再生紙とVOC
(揮発性有機化合物)ゼロ植物油型インキを
使用しています。
Printed in Japan