4-290-200-01 (2)
Electronic Viewfinder
取扱説明書 JP
Operating Instructions_____ GB
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の取り扱いかたを示してあります。
この取扱説明書をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
DXF-C50WA
© 2011 Sony Corporation
日本語
安全のために
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や感電などにより死亡や
大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
3、4 ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検をする
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめしま
す。点検の内容や費用については、ソニーのサービス窓口にご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、またはソニーのサービス窓口にご連絡ください。
警告表示の意味
この取扱説明書および製品では、
次のような表示をしています。表
示の内容をよく理解してから本文
をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、
火災や感電などにより死亡や大け
がなど人身事故につながることが
あります。
万一、異常が起きたら
・ 異常な音、におい、煙が出たら
・ 落下させたら
m
a カメラの電源を切る。
b カメラから本製品をはずす。
c ソニーのサービス担当者、またはソニーのサービス窓口に相談する。
炎が出たら
m
a すぐにカメラの電源を切り、消火する。
この表示の注意事項を守らないと、
感電やその他の事故によりけがを
したり周辺の物品に損害を与えた
りすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
2
目次
警告 ...................................................................................3
注意 ...................................................................................4
使用上のご注意 ....................................................................... 4
概要........................................................................................... 5
各部の名称と働き.................................................................... 6
カメラに取り付ける................................................................7
電源を入れる ........................................................................... 8
位置を調整する ....................................................................... 8
パンニング調整.....................................................................................8
チルティング調整...............................................................................9
アクセサリーを取り付ける ....................................................9
フードの取り付け...............................................................................9
ナンバープレートの取り付け................................................. 10
フォーカスアシスト機能を使う .........................................10
ピーキング(PEAKINGPLUS)機能..............................10
拡大表示(MAGNIFICATION)機能.............................12
レベルアジャスト機能を使う .............................................13
メニューを使う .................................................................... 14
メニューモードの基本操作.......................................................14
メニュー一覧.......................................................................................16
エラーメッセージ................................................................. 21
保証書とアフターサービス .................................................21
保証書 .......................................................................................................21
アフターサービス............................................................................21
仕様........................................................................................ 22
分解しない、改造しない
外装を外したり、改造したりすると、感
電の原因となります。
ビューファインダー内部の調整や設定お
よび点検を行う必要がある場合は、必ず
サービストレーニングを受けた技術者に
ご依頼ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因とな
ることがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに
カメラの電源を切り、カメラから本製品
をはずし、ソニーのサービス担当者また
はソニーのサービス窓口にご相談くださ
い。
油煙、湯気、湿気、ほこりの
多い場所では設置・使用しな
い
上記のような場所で設置・使用すると、
火災や感電の原因となります。
警
JP
目次 / 警告
目次
3
ビューファインダーの取り付
け、取りはずしの際は三脚を
チルトロックする
ビューファインダーを取り付け、取りは
ずすときは、三脚のチルトロックを確実
に固定してください。転倒してけがの原
因となることがあります。
画面を動かす際に手指を挟ま
ないように注意する
ビューファインダーの位置を調節すると
きは、手指をはさまないように注意して
ください。
使用上のご注意
• 本機の液晶パネルは有効画素 99.99%以上の非常に精密度
の高い技術で作られていますが、画面上に黒い点が現れ
たり(画素欠け)、常時点灯している輝点(赤、青、緑な
ど)や滅点がある場合があります。また、液晶パネルの
特性上、長期間ご使用の間に画素欠けが生じることもあ
ります。これらの現象は故障ではありませんので、ご了
承の上本機をお使いください。なお、これらの現象はカ
メラの映像出力には影響しません。
• 静止画を継続的に表示すると残像が現れることがありま
す。長時間使用しないときは電源を切ってください。
• 低温でのご使用時には、電源投入直後、動解像度が低下
いたします。
• 画面の表面からほこりを取り除くときは、ブロアーをお
使いください。
• 画面をクリーニングするときは、シンナーなどの溶剤は
いっさい使用しないでください。
スクリーンセーバーについて
• 本機には、焼き付きを軽減するためのスクリーンセー
バー機能が内蔵されています。ほぼ静止した画像を表示
したまま 5 分以上経過すると、自動的にこの機能が働き、
画面の輝度を下げます。
• カメラ画像を変化させたり、本機のステータスを表示さ
せることで解除できます。
注意
4
注意 / 使用上のご注意
概要
本体は約 1.2kg と軽量で、堅牢なアルミダイキャストボ
ディを採用しており、重心移動もないため、操作性にすぐ
れています。
エレクトロニックビューファインダー DXF-C50WA は、ソ
ニーカラービデオカメラおよびカムコーダー用の 5 型カ
ラービューファインダーです。
本機には以下のような特長があります。
広視野角特性
5 型 IPS 液晶を採用し、広視野角を実現しています。
フォーカスアシスト機能
独自のフォーカスアシスト機能の搭載により、正確な
フォーカス調整をサポートします。
• 画像拡大表示機能
画枠合わせ用の画像を表示しつつ、画像の一部を拡大表
示します。
• ピーキング・プラス機能
色、表示エリアもしくはその両方で特定した被対象物に
対してのみ輪郭を強調します。
プリセット調整値への切り換え
あらかじめ調整しておいた明るさ、コントラスト、ピーキ
ング、クロマレベルの設定を、アサイナブルスイッチ操作
またはメニュー操作により切り換えられます。
スタジオ用屋内フード(付属)および OB
用屋外フード VFH-570(別売)を取り付
け可能
付属のスタジオ用屋内フードと、遮光性に優れている別売
の OB 用屋外フード(VFH-570)を用意しています。
アサイナブルスイッチ
機能を任意に割り当てることができるスイッチのことで、2
つ搭載しています。
タリーランプ
タリー信号によって点灯する 2 系統(レッド、グリーン)
のタリーランプを備えています。
波形モニター表示機能
入力信号の波形(ウェーブフォーム)を子画面で簡易表示
できます。
ガイドフレーム表示機能
水平/垂直のライン合わせの目安となるマーカーを表示で
きます。
優れた操作性
パンニングは左右方向にそれぞれ 90°、チルティングは上
に 90°、下に 60°の範囲で調整できます。
概要
5
各部の名称と働き
qg
qf
qd
qs
qa
a MAG(拡大表示)インジケーター
画像を拡大表示しているとき(MAGNIFICATION 機能を
割り当てた ASSIGN. スイッチを ON にしたとき、または
MAGNIFICATION メニューの「MAGNIFICATION」を
「ON」にしたとき)、点灯します。
b RTALLY インジケーター(赤)
レッドタリー信号が入力されると、点灯します。
c GTALLY インジケーター(緑)
グリーンタリー信号が入力されると、点灯します。
d BATT(バッテリー)インジケーター
点灯または点滅して、カメラに接続したバッテリーの状態
を示します。
点灯:バッテリー消耗
点滅:バッテリーの電圧低下
カメラの動作中断を防ぐため、このインジケーターが点滅
を開始したらすみやかにバッテリーを交換してください。
◆ 点滅を開始する電圧を、カメラ側で設定することができます。
詳しくは、使用しているカメラの取扱説明書をご覧ください。
「ON」にしたとき、RTALLY インジケーターと同様に
レッドタリー信号が入力されると、点灯します。
f BRIGHT つまみ
画像の明るさを調整します。
g CONTRAST つまみ
画像のコントラスト(濃淡)を調整します。
h PEAKING つまみ
画像の輪郭を調整します。
時計方向に回すと画像の輪郭が強調されます。
1)
これらのつまみによる調整は、カメラの出力信号には影響あり
ません。
i チルティングロックつまみ
チルティングポジションを任意の位置でロックできます。
j 接続コネクター
カメラの VF コネクターと接続します。
カメラから電源、映像信号、タリー信号が入力されます。
1)
1)
1)
e アップタリーランプ(赤)
ナンバープレート(付属)が取り付け可能です。
UPTALLY を割り当てた ASSIGN. スイッチを ON にした
とき、または TALLY/IND メニューの「UPTALLY」を
各部の名称と働き
6
k (注意)インジケーター(アンバー)
カメラのシャッタースイッチを ON にしたとき、または
GAIN が 3dB 以上のとき、点灯します。
◆ 使用するカメラによっては、 インジケーターが点灯する条件
をカメラ側で設定できる場合があります。詳しくは、使用して
いるカメラの取扱説明書をご覧ください。
l POWER(電源)スイッチ
SAVE にすると LCD 部の電源がオフになり、省電力状態
になります。
カメラに取り付ける
1
ガイド板がストッパーにあたって止まるまで、カメラ
のアクセサリーシューにガイド板をはめこむ。
m ASSIGN.(アサイナブル)スイッチ
よく使う機能を任意で割り当てることができます。
上側が ASSIGN.1 スイッチ、下側が ASSIGN.2 スイッチで
す。
機能の割り当ては FUNCTION メニューの「ASSIGN.1」、
「ASSIGN.2」で設定します。
n MENU(メニュー)スイッチ
メニューを表示します。MENUSEL つまみと併用して、さ
まざまな機能の設定をします。
メニューが表示されていないときに 3 秒以上押すと「VR
LOCK」が表示され、BRIGHT、CONTRAST、PEAKING
つまみをロックして、誤操作を防ぐことができます。もう
一度 3 秒以上押すと「VRUNLOCK」が表示され、ロック
が解除されます。
◆ 操作方法については、「メニューを使う」(14 ページ)をご覧く
ださい。
o MENUSEL(メニュー選択)つまみ
つまみを回してメニュー項目を選択し、つまみを押して確
定します。MENU スイッチと併用して、さまざまな機能の
設定をします。
メニューが表示されていないときは、押している間、画面
に本機のステータス情報を表示します。
◆ 操作方法については、「メニューを使う」(14 ページ)をご覧く
ださい。
2
固定リングを締め、ビューファインダーをしっかりと
固定する。
固定
リング
ガイド板
3
本機の接続コネクターとカメラの VF コネクターとを接
続する。
接続ケーブルは、下図のようにクランプで固定してく
ださい。
カメラの
アクセサリー
シュー
ストッパー
クランプ
カメラの VF
コネクターへ
接続
ケーブル
取りはずすには
固定リングを緩め、差し込んだ側とは逆方向に本機を引い
て取りはずします。
カメラに取り付ける
7
電源を入れる
位置を調整する
カメラの電源を入れ、本機の POWER スイッチを ON にす
ると電源が入ります。
電源が入ると数秒後に、画像が表示されます。
ビューファインダーの位置を以下のように調整して、お使
いください。
パンニング調整
180°
正面をセンターとして左右に 90°ずつ動かすことができま
す。
電源を入れる/位置を調整する
8
チルティング調整
アクセサリーを取り付け
る
90°
60°
チルティング
ロックつまみ
(右回しでロッ
ク)
フードの取り付け
OB 用屋外フード VFH-570(別売)の取り付けかたは、ス
タジオ用モニターフード(付属)と同じです。
ここでは、スタジオ用モニターフード(付属)の取り付け
かたとして説明します。
1
溝に引っかけて、取り付ける。
溝
1
チルティングロックつまみを左に回してロックを解除
する。
2
チルティング角度を調整する。
3
チルティングロックつまみを右に回して固定する。
2
ネジを回して、固定する。
ネジ
アクセサリーを取り付ける
9
ナンバープレートの取り付け
ナンバープレート(付属)の左右のつめをアップタリーラ
ンプの溝に差し込みます。
アップタリーランプ
溝
フォーカスアシスト機能
を使う
◆ メニューの操作方法については、「メニューを使う」(14 ペー
ジ)をご覧ください。
ピーキング(PEAKINGPLUS)機
ナンバープレート
1
能
色または表示エリア、あるいはその両方で特定した画像の
輪郭を補正できます。通常どおり、画像全体に対して輪郭
補正をかけることもできます。カメラの映像出力には影響
しません。
色で特定した画像の輪郭を補正するには
1
PEAKINGPLUS機能を割り当てたASSIGN.スイッチを
押して、PEAKINGPLUS モードに切り換える。
PEAKING メニューの「PEAKINGMODE」でも設定
できます(17 ページ)。
2
PEAKING メニューの「COLOR/AREASEL」で
「COLOR」を選択する。
3
PEAKINGPLUS機能を割り当てたASSIGN.スイッチを
1 秒以上押したまま(画面中央部に検出エリアマー
カーが表示される)、補正したい色に検出エリアマー
カーを合わせてスイッチを離す。
補正したい色が検出されます。
フォーカスアシスト機能を使う
10
検出エリア
マーカー
:輪郭補正有効エリア
4
PEAKING メニューの以下のメニューで、輪郭補正する
色の有効範囲を調整する。
• HUEPHASE:色相の中心位相
• HUEWIDTH:色相の範囲
• SATWIDTH:彩度の範囲
−方向:有効範囲が狭くなる
色と表示エリアの両方で指定するには
1
PEAKINGPLUS機能を割り当てたASSIGN.スイッチを
押して、PEAKINGPLUS モードに切り換える。
+方向:有効範囲が広くなる
5
PEAKING つまみで補正量を調節する。
手順 3 で検出された色と一致した被写体の輪郭のみ補
正されます。
時計回りに回すと輪郭がはっきりします。
表示エリアで特定した画像の輪郭を補正す
るには
1
PEAKINGPLUS機能を割り当てたASSIGN.スイッチを
押して、PEAKINGPLUS モードに切り換える。
PEAKING メニューの「PEAKINGMODE」でも設定
できます(17 ページ)。
2
PEAKING メニューの「COLOR/AREASEL」で
「AREA」を選択する。
3
PEAKING メニューの「POSITION」でエリアを選択す
る。
PEAKING メニューの「PEAKINGMODE」でも設定
できます(17 ページ)。
2
PEAKING メニューの「COLOR/AREASEL」で
「BOTH」を選択する。
3
PEAKING メニューの「POSITION」でエリアを選択す
る。
CNT UPPER LOWERRIGHT LEFT
「POSITION」の設定を変更すると、MAGNIFICATION
メニューの「MAGPOSITION」の設定も連動して変更
されます。
4
PEAKINGPLUS機能を割り当てたASSIGN.スイッチを
1 秒以上押したまま(画面中央部に検出エリアマー
カーが表示される)、補正したい色に検出エリアマー
カーを合わせてスイッチを離す。
補正したい色が検出されます。
:輪郭補正有効エリア
CNT UPPER LOWERRIGHT LEFT
「POSITION」の設定を変更すると、MAGNIFICATION
メニューの「MAGPOSITION」の設定も連動して変更
されます。
4
PEAKING つまみで補正量を調節する。
手順 3 で選択したエリア内のみ補正されます。
時計回りに回すと輪郭がはっきりします。
:輪郭補正有効エリア
5
PEAKING メニューの以下のメニューで、輪郭補正する
色の有効範囲を調整する。
• HUEPHASE:色相の中心位相
• HUEWIDTH:色相の範囲
• SATWIDTH:彩度の範囲
6
PEAKINGつまみで補正量を調節する。
手順 4 で検出された色と一致した被写体の輪郭が、
手順 3 で選択したエリア内のみ補正されます。
時計回りに回すと輪郭がはっきりします。
フォーカスアシスト機能を使う
11
画像全体に対して輪郭補正をかけるには
1
PEAKINGPLUS機能を割り当てたASSIGN.スイッチを
押して、STD(通常)モードに切り換える。
PEAKING メニューの「PEAKINGMODE」でも設定
できます(17 ページ)。
2
PEAKING つまみで補正量を調節する。
MODE2:拡大表示内の右下に元画像を表示
時計回りに回すと輪郭がはっきりします。
拡大表示(MAGNIFICATION)機能
構図合わせ用とフォーカス合わせ用の画像を同時に表示で
きます。
1
MAGNIFICATION機能を割り当てたASSIGN.スイッチ
を押す。
画像が拡大表示されます。
MAGNIFICATION メニューでも設定できます(17
ページ)。
2
MAGNIFICATION機能を割り当てたASSIGN.スイッチ
を押したままにする。
拡大部分が以下の順で切り換わります。
「MAGNIFICATION」メニューの「MAGPOSITION」
でも設定できます(17 ページ)。
CNT UPPER LOWERRIGHT LEFT
MODE3:元画像表示の中央に拡大画像を表示
通常表示に戻すには
MAGNIFICATION メニューの「AUTORELEASE」の設
定により、次のようになります。
「AUTO」のとき:ASSIGN. スイッチを押して拡大表示し
てから約 5 秒後に、自動で通常表示に戻ります。
「MAN」のとき:もう一度 ASSIGN. スイッチを押すと、通
常表示に戻ります。
「MAGPOSITION」の設定を変更すると、PEAKING メ
ニューの「POSITION」の設定も連動して変更されま
す。
3
MAGNIFICATION メニューの「MODESEL」で表示
MODE1 〜 3 を選択する。
MODE1:通常の拡大表示
フォーカスアシスト機能を使う
12
5
「YES」を選択する。
レベルアジャスト機能を
使う
◆ メニューの操作方法については、「メニューを使う」(14 ペー
ジ)をご覧ください。
カメラの出力レベルを本機内部で補正して表示できます。
ご注意
• カメラの出力レベルを調整するものではありません。カ
メラの出力信号には影響しません。
•「AUTOSETUP」を実行する前に、カメラのキャラク
ターおよびマーカーを表示しない状態にしてください。
1
カメラの内蔵カラーバー信号を本機に入力する。
本機は以下のカラーバーに対応しています。
• 75% フルフィールドカラーバー
• 100-75% フルフィールドカラーバー
• 100% フルフィールドカラーバー
• SMPTE カラーバー
• マルチフォーマットカラーバー
補正が実行されます。補正をやめる場合は「NO」を選
択します。
補正が終了すると「COMPLETE」と表示されます。
正しく補正できなかったときは「ERROR」と表示され
ます。その場合はカメラからの内蔵カラーバーを正し
く入力し直し、手順 3 から再び行ってください。
◆ カメラの内蔵カラーバーについては、カメラの取扱説明書
をご覧ください。
2
LEVELADJUST メニューの「COLORBARS」で入力
するカラーバーを選択する。
「AUTO」を選択すると、入力されたカラーバーの種類
を本機が自動的に認識します。
入力するカラーバーを手動で設定するには、以下のい
ずれかを選択します。
7575:75% フルフィールドカラーバー
10075:100-75% フルフィールドカラーバー
100:100% フルフィールドカラーバー
SMPTE:SMPTE カラーバー
MULTI:マルチフォーマットカラーバー
3
LEVELADJUST メニューの「AUTOADJUST」で
「AUTO」を選択する。
自動で調整せず、プリセットされた調整値を使用する
こともできます。詳しくは LEVELADJUST メニュー
の「AUTOADJUST」(20 ページ)をご覧ください。
4
LEVELADJUST メニューの「AUTOSETUP」で
「EXEC」を選択する。
レベルアジャスト機能を使う
13
メニューを使う
本機では、メニューを使って操作全般の設定を行います。
メニューモードの基本操作
1
メニューモードに入る。
MENU スイッチを押す。
• ページを選びなおすときは、MENU スイッチを押す
と、ページ選択モードに戻ります。
• 設定値に ? マークがある場合(設定値変更モード)
は、MENU スイッチを押すと項目選択モードに戻り
ます。もう一度 MENU スイッチを押すと、ページ選
択モードになります。
3
項目を選ぶ。
選択したページの設定項目に
c マークが表示されてい
る状態(項目選択モード)で、MENUSEL つまみを回
して、 c マークを移動する。
メニュー画面がビューファインダー画面に表示されま
す。
VF MENUV
?
01 FUNCTION
ASS I GN 1
ASS I GN..2
KN EE
MON C HROM EO
CHR MAO:0
PEA I NG PL US SWK:EDOM1
FMENU
:
MONO
:
MAG
:
FOF
:
FOF
ビューファインダーの画面上にカメラからの映像やメ
ニューが表示されている状態でも、本機のメニューを表
示することができます。このとき、カメラからの映像
やメニュー表示は暗くなり、本機のメニューの背面に
薄く表示されます。
2
メニューページを選ぶ。
ページ番号の前に?マークが表示されている状態
(ページ選択モード)で、MENUSEL つまみを回す。
ページが移動します。
時計方向に回すと、 c マークが下へ移動し、反時計方
向に回すと
項目選択モード
設定したい項目に
c マークが上へ移動します。
c マーク
0MAGNIFICATION
MAGN I F I CA
c
MOD E
MAG
DISPLAY POSI TION
AUTO REL EASE
VF MENU
4
SEL
POS I ITON
TION
c マークを合わせ、MENUSEL つ
:
FOF
:
EDOM1
:
CNT
:
HGIRT
:
TUAO
まみを押す。
設定値に ? マークが表示され、設定画面(設定値変更
モード)になります。
設定値変更モード
V
0MAGNIFICATION4
MAGN I F I CA
MOD E
MAG
DISPLAY POSI TION
AUTO REL EASE
FMENU
TION
SEL
POS I ITON
:
FOF
:
EDOM1
?
:
CNT
:
HGIRT
:
TUAO
14
ページ選択モード
?マーク
0?MAGNIFICATION
MAG
MOD E S E L
MAG
DISPLAY POSI TION
AUTO REL EASE
VF MENU
NIF ICAT ION
POS I ITON
:
FOF
:
:
:
:
14EDOM
CNT
HGIRT
TUAO
希望のページを表示させ、MENUSEL つまみを押す。
選択したページの設定項目に
c マークが表示されます
(項目選択モード)。
メニューを使う
設定項目を選びなおすときは、MENU スイッチを押す
と、項目選択モードに戻ります。
4
設定値を変更する。
設定値に ? マークが表示されている状態(設定値変更
モード)で、MENUSEL つまみを回して、設定値を変
更する。
設定値が数字の場合、MENUSEL つまみを時計方向に
回すと数値が大きくなり、反時計方向に回すと数値が小
さくなります。
速く回すと数値が速く変化し、ゆっくり回すと微調整
ができます。
5
設定値を確定する。
MENUSEL つまみを押す。
設定値が確定され、項目選択モードに移ります。
MENUSEL つまみを押す前に、MENU スイッチを押
すと、設定値は変更前の値に戻り、項目選択モードに
戻ります。
6
続けて設定を変更する。
続けて他の設定項目を変更するには、手順 2 〜 5 を繰り
返す。
7
メニューモードから抜ける。
メニュー画面が消えるまで、MENU スイッチを繰り返
し押す。
設定値を工場出荷値に戻すには
戻したい設定項目に?マークが表示されている状態で、
MENUSEL つまみを 2 秒以上押します。
メニューを使う
15