Sony CYBER-SHOT DSC-F707 User Manual [it]

3-071-064-03 (1)
デジタルスチルカメラ
取扱説明書
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、 火災や人身事故になることがあります。
準備
ページ
6
基本操作: 撮影
ページ
17
基本操作: 再生
ページ
33
応用操作 の前にお 読みくだ さい
ページ
49
この取扱説明書には、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の 取り扱いかたを示しています。この取扱説明書と別冊の「安全のた めに」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みに なったあとは、いつでも見られるところに必ず保管してください。
DSC-F707
2001 Sony Corporation
応用操作: 使いこな すー撮影
ページ
59
応用操作: 使いこな すー再生
ページ
76
応用操作: 編集
ページ
81
その他
ページ
95
必ずお読みください
ためし撮り
必ず事前にためし撮りをして、正常に記 録されていることを確認してください。
撮影内容の補償はできません
万一、カメラや記録メディアなどの不 具合により撮影や再生がされなかった 場合、画像や音声などの撮影内容の補 償については、ご容赦ください。
画像の互換性について
本機は、(社)電子情報技術産業協会
)にて制定された統一規格
JEITA
Design rule for Camera File
に対応しています。
system
統一規格に対応していない機器
DCR-TRV900、DSC-D700
DSC-D770
本機では再生できません。 本機で撮影した画像の他機での再生、
他機で撮影/修正した画像の本機での 再生は保証いたしません。
)で記録された静止画像は
著作権について
あなたがカメラで撮影したものは、個 人として楽しむほかは、著作権法上、 権利者に無断で使用できません。な お、実演や興業、展示物などのうちに は、個人として楽しむなどの目的が あっても、撮影を制限している場合が ありますのでご注意ください。
この装置は、情報処理装置等電波障 害自主規制協議会( 基づくクラスB情報技術装置です。 この装置は、家庭環境で使用するこ とを目的としていますが、この装置 がラジオやテレビジョン受信機に近 接して使用されると、受信障害を引 き起こすことがあります。 取扱説明書に従って正しい取り扱い をしてください。
VCCI
)の基準に
本機に振動や衝撃を与えないでくだ さい!
誤作動したり、画像が記録できなくな るだけでなく、メモリースティック が使えなくなったり、撮影済みの画像 データが壊れることがあります。
液晶画面、液晶ファインダー(搭載機 種のみ)およびレンズについて
液晶画面や液晶ファインダーは有効画
素 技術で作られていますが、黒い点が現 れたり、白や赤、青、緑の点が消えな いことがあります。これは故障ではあ りません。これらの点は記録されませ んので安心してお使いください。 液晶画面や液晶ファインダー、レンズ
を太陽に向けたままにすると故障の原 因になります。窓際や屋外に置くとき はご注意ください。
以上の非常に精密度の高い
99.99%
湿気にご注意ください!
雨の日などに屋外で撮影するときは、本 機を濡らさないようにご注意ください。 結露が起きたときは、95ページの記載 に従って結露を取り除いてからご使用 ください。
バックアップのおすすめ
万一の誤消去や破損にそなえ、必ず予 備のデータコピーをおとりください。
日光および強い光に向けて本機を使 用しないでください!
目に回復不可能なほどの障害をきたす おそれがあります。
長時間使用時のご注意
本体が熱くなることがありますのでご 注意ください。
2
こんなことができます
撮影した画像をすぐに確認できます
静止画を撮る:19ページ 静止画を見る:33ページ 画像を消す:81ページ
パソコンに取り込めます
撮影した画像を付属の フトウェアを使って、画像を加工したり、Eメールに添付したりできます。
接続したパソコンで画像を見る:36ページ
メールに添付する画像を撮る:64ページ
E
目的に合わせて動画を撮影できます
MPEG
記録することができます。(30ペー ジ)
ムービー、またはクリップモーション)
MPEG
ムービー撮影時は、音声も
ケーブルを使ってパソコンに取り込み、パソコンのソ
USB
状況に応じた撮影方法を選べます
静止画に音声をつけて撮る:65ページ 画像に圧縮をかけないで撮る:66ページ ホームページに載せるアニメーション(クリップモーション)を撮る:67ページ
3
目次
準備
各部の名前 ..........................................
電源を準備する ...................................
バッテリーを本体に入れる ..........
バッテリーを充電する ..............
外部電源を使用する ..................
日付・時刻を合わせる .....................
メモリースティックを入れる......
基本操作
基本的な操作 ...................................
モードダイヤルの使いかた .......
コントロールボタンの使いかた ..
x
撮影
静止画を撮る ...................................
動画を撮る .......................................
x
再生
静止画を見る ...................................
動画を見る .......................................
パソコンで画像を見る .....................
Windows Macintosh
画像ファイルの保存先と
ファイル名 ................................
「プレイステーション 2」に画像を
取り込む ....................................
応用操作
応用操作の前にお読みください
設定の変えかた .............................
ジョグダイヤルの使いかた ...........
画像サイズとは .............................
x
使いこなすー撮影
露出を固定して撮る
AE LOCK
手動調整で撮る ................................
場面に合わせて撮る
枚連写 ............................................
3
最適な露出を探す
4
で画像を見る ............
で画像を見る..........
...........................
シーンセレクション.............
ブラケット ...........................
メール添付用の画像を撮る
E
6
画像に音声を記録する
9 9
画像を圧縮せずに撮る
10 13
コマ送りの画像を撮る
14 16
手動でピントを合わせる .................
近くのものを撮る
露出を補正する
17 17
色合いを調節する
17
画像に特殊効果を加えて撮る
19 30
静止画に日付や時刻を入れる
33 34
露出を決定する
36 37 42
46
48
x
9
静止画の一部を拡大する
連続して再生する
静止画を回転する ............................
テレビで見る ...................................
x
49 55 57
59 59
62 63
63
画像を消す 画像を保護する 画像のサイズを変える
コピーを作る プリントしたい画像を選ぶ
動画ファイルを分割する
メモリースティックを初期化する
いろいろな設定を変える
メール................................
E
ボイスメモ ...........................
モード ..........................
TIFF
クリップモーション.............
マクロ撮影 ...........................
補正.................................
EV
ホワイトバランス ................
ピクチャーエフェクト
  (
)...................................
PFX
日付/時刻 ...........................
測光モード ...........................
使いこなすー再生
画面表示する
インデックス画面表示 .........
再生ズーム/トリミング .....
スライドショー ....................
編集
削除 .........................
リサイズ...............................
プリントマーク ....................
分割......................................
フォーマット .......................
セットアップ .......................
プロテクト .......
コピー ..................
64
65
66
67 69
70
70
71
73
74
75
76
77
78 79 80
81 82
84 85
87
89
90
92
その他
使用上のご注意 ................................
メモリースティックについて......
InfoLITHIUM
バッテリーについて ..................
故障かな?と思ったら .....................
警告表示について ..........................
自己診断表示
始まる表示が出たら ................
主な仕様.........................................
保証書とアフターサービス ............
海外で使うとき ..............................
画面表示.........................................
索引 ................................................
(インフォリチウム)
アルファベットで
95 96
97 99
104
106 107 108 109 110 113
5

各部の名前

使いかたの説明は、( )内のページにあります。
1 モードダイヤル(
: 静止画撮影
シャッタースピード優先
S
モード
絞り優先モード
A
M: マニュアル露出モード
:シーンセレクション
SCN SET UP
2
:セットアップ(92)
動画/クリップモーショ
ン撮影
: 画像再生/編集
イーブィ
(EV補正)ボタン70)
3 ジョグダイヤル 4 シャッターボタン 5 フォーカスリング 6 赤外線発光部
27
17
55
19、31
69
7 レンズ
8
ホログラフィックAF発光部26)
エーエフ
6
9 内蔵マイク
撮影時触れないでください。
ナイトショット
0
NIGHTSHOT/
ナイトフレーミング
NIGHTFRAMING
(27、28、31)
スイッチ
qa スピーカー qs アクセサリーシュー qd フラッシュ発光部
ホワイト バランス
qf
WHT BAL
ボタン71)
24
qg (ワンプッシュホワイトバラ
ンス)ボタン71)
qh (測光モード)ボタン(
エーイー ロック
qj
AE LOCK
フォーカス オート マニュアル
qk
FOCUS(AUTO/MANUAL
イッチ69)
ズーム
ql
ZOOM
ボタン59)
ボタン22)
75
)ス
バッテリー/メモリースティック カバーを開けたところ
準 備
アクセサリー
w;
ACC
端子
外部フラッシュ(別売り)やリモ コン三脚を接続するためのもので す。
メニュー
wa
MENU
ボタン18)
ws (インデックス)ボタン
ディスプレイ
wd
DISPLAY
wf 視度調節ダイヤル
ボタン23)
21
wg ファインダー
ファインダーは取りはずしできま
せん。
エーブイ アウト
wh
A/V OUT
オーディオ出力はモノラルです。
ディーシー イン
wj
DC IN
端子80)
端子10、13)
76
ファインダー
wk
FINDER/LCD
エルシーディー
スイッチ21)
wl セルフタイマーランプ
パワー
e;
ea
POWER POWER
パワー
ランプ14) スイッチ14)
es バッテリー取りはずしつまみ ed バッテリー/メモリースティッ
クカバー
ef アクセスランプ
リセット
eg
RESET
ボタン99)
eh コントロールボタン
チャージ
ej
(フラッシュチャージ)ラ
CHG/
16
17
ンプ10、24)
ek 液晶画面
カール ツァイスレンズ搭載
本機はカール ツァイスレンズを搭載し、繊細な映像表現を可能にしました。本機用に生 産されたレンズは、ドイツ ムを用いてその品質を管理され、カール
モジュレーション トランスファー ファンクション
*
Modulation Transfer Function
体のある部分の光を、画像の対応する位置にどれだけ集められるかを表す数値。
カール ツァイスとソニーで共同開発した、
ツァイスレンズとしての品質を維持しています。
の略。コントラストの再現性を表す指標です。被写
MTF*
測定システ
24、31
9
7
各部の名前(つづき)
ユーエスビー
el
)端子38、40)
USB
r; ショルダーストラップ取付部
レンズキャップ(付属)とショルダーストラップ(付属)を取り付ける
ra 三脚用ネジ穴(底面)
ネジの長さが をお使いください。ネジの長い三 脚ではしっかり固定できず、本機 を傷つけることがあります。
5.5 mm
rs ショルダーストラップ取付部
未満の三脚
レンズキャップ
レンズキャップひも
8
ショルダーストラップ

電源を準備する

バッテリーを本体に入れる

本機の電源にはインフォリチウムバッテリー*(Mシリーズ) 属)を使用します。それ以外のバッテリーはお使いになれません。インフォリ チウムバッテリーについて、詳しくは97ページをご覧ください。
バッテリー取りはずしつまみ
NP-FM50
1 バッテリー/メモリースティックカバーを開ける。
矢印の方向にスライドさせて開けます。
2 バッテリーを入れる。
バッテリーのvマークを奥にして入れます。
3 バッテリー/メモリースティックカバーを閉める。
(付
準 備
バッテリーを取り出す
バッテリー/メモリースティック カバーを開け、バッテリー取りはず しつまみを押して取り出してくださ い。 取り出すときは、バッテリーが落下 しないようにご注意ください。
*
バッテリーとは
インフォリチウムに対応している機
器とバッテリーの使用状況に関する データ通信を行うことができるバッテ リーです。本機はインフォリチウム 対応です。 リチウム)はソニー株式会社の商標で す。
(インフォリチウム)
InfoLITHIUM
(インフォ
9
電源を準備する(つづき)

バッテリーを充電する

本機の電源が入っているとバッテリーを充電できません。必ず本機の電源を切っ ておいてください。
端子カバー
DC IN
端子
パワーアダプター
AC
CHG/
ランプ
AC-L10A
バッテリー(Mシリーズ)
電源コード
(付属)
1 バッテリーを本体に入れる。
2 端子カバーを開け、vマークを上にして、本機の
ぐ。
3 電源コードを
充電が始まると、
(満充電)。
パワーアダプターは
AC
コンセントの近くでお使いくださ い。使用中、不具合が生じたとき は、すぐにコンセントからプラグを 抜き、電源を遮断してください。
バッテリーの充電が終わったら
パワーアダプターを本機の
AC
端子から取りはずしてください。
パワーアダプターとコンセントにつなぐ。
AC
ランプが点灯します。充電が終わると消えます
CHG/
海外でも充電できます
詳しくは い。
バッテリーは
室温
10°C〜30°C
おすすめします。
ページをご覧くださ
109
DC IN
コンセントへ
端子につな
DC IN
で充電することを
10
バッテリー
NP-FM50
について
寒冷地で撮影すると使用時間が短くなります。バッテリーをポケットなどに入れ て暖かくしておき、撮影の直前に本機に取り付けてください。カイロをお使いの 場合は、直接バッテリーに触れないようにご注意ください。
充電時間
バッテリー 満充電時間
NP-FM50
使い切ったバッテリーを温度 たときの時間です。
(付属)約
150
の環境でACパワーアダプター
25°C
AC-L10A
で充電し
バッテリーの使用時間と撮影/再生可能枚数
静止画を撮影*するとき
(付属)
2500 2500
(付属)
6600
枚 枚
液晶画面で撮影 約 ファインダーで撮影
静止画を再生**するとき
液晶画面で再生
NP-FM50
使用時間 撮影枚数
分約
150
分約
150
NP-FM50
使用時間 再生枚数
分約
330
準 備
温度25℃で満充電して使用した場合。 画像サイズが
*約4 **約3
640×480
秒ごとに連続撮影 秒ごとにシングル画面を順番に再生
、画質がスタンダード、撮影モードが通常撮影の場合。
動画を撮影するとき
NP-FM50
液晶画面で撮影 ファインダーで撮影
連続撮影時
温度25℃で満充電して使用した場合。 画像サイズが
160×112
の場合。
分約
210
(付属)
210
11
電源を準備する(つづき)
Pご注意
次のような場合は使用時間と撮影/再生枚数は、画面表示よりも少なくなります。
周囲が低温のとき
フラッシュ使用時
電源の入/切をくり返したとき
ズームを多用したとき
バックライト、
LCD
表の時間と枚数は目安です。使用状況によっては、これらの数字を下回ることも
あります。
メモリースティックの容量は限られています。表の枚数はメモリースティッ
クを交換しながら連続撮影/再生したときの目安です。
FINDER/LCD
のに約1分かかります。 バッテリー残量表示時間が充分なのに電源がすぐ切れるときは満充電すると正し
く表示されます。
パワーアダプターのDCプラグを金属類でショートさせないでください。故障
AC
の原因になります。
スイッチで画面を切り換えたときは、正しい残量時間を表示する
バックライトが「明」になっているとき
EVF
12

外部電源を使用する

準 備
端子カバー
端子
DC IN
パワーアダプター
AC
電源コード
AC-L10A
(付属)
1 端子カバーを開け、vマークを上にして、本機の
ぐ。
2 電源コードを
自動車電源は
別売りDCアダプター/チャージャーでご使用いただけます。
パワーアダプターとコンセントにつなぐ。
AC
DC IN
コンセントへ
端子につな
13

日付・時刻を合わせる

本機をはじめて使うときは、日付・時刻を設定してください。設定しないと、電 源を入れるたびに日付設定画面が表示されます。
コントロールボタン
矢印キー(vVbB)で 項目を選び、中央のz キーで決定します
1 モードダイヤルを「 」または「
にする。
2
POWER
して電源を入れる。
POWER
時計設定画面が表示されます。
14
スイッチを矢印の方向に動か
ランプが緑色に点灯します。
S」「A」「M」「SCN
POWER
ランプ
」「 」「
3 コントロールボタンのv/Vで年月日の
表示順を選び、中央のzを押す。
[年/月/日]、[月/日/年]、[日/月/年]の中か
ら選びます。
時計設定
2001
1
/:
/
12 00
1
ジッコウ
年/月/日 月/日/年 日/月/年
実行
AM
キャンセル
準 備
4 コントロールボタンのb
Bで設定する年、
/
月、日、時、分の項目を選ぶ。
設定する項目の上下にv/Vが表示されます。
5 コントロールボタンのv
Vで数値を設
/
定して、中央のzを押す。
数値が確定され、次の項目に移ります。 手順3で[日/月/年]を選んだときは、24時 間表示で設定してください。
6 コントロールボタンのBで[実行]を選び、
時報と同時に中央のzを押す。
日付・時刻が設定されます。
中止するには
コントロールボタンのv/V/b/Bで
[キャンセル]を選び、中央のzを押
します。
一度設定した日付・時刻を 合わせ直すときは
Pご注意
充電式ボタン電池の残量がなくなる と(96ページ)、再び日付/時刻の設 定画面が表示されます。このときは 手順3以降を繰り返して日付、時刻 を設定し直してください。
時計設定
2001
1
/:
/
12 00
1
ジッコウ
時計設定
2001
1
/:
/
12 00
7
ジッコウ
時計設定
2001
4
/:
/
10 30
7
ジッコウ
年/月/日 月/日/年 日/月/年
実行
AM
キャンセル
年/月/日 月/日/年 日/月/年
実行
AM
キャンセル
年/月/日 月/日/年 日/月/年
実行
PM
キャンセル
モードダイヤルを「
SET UP
」にして
(設定1)の「時計設定」で合わせ直
します(93ページ)。
15
メモリースティックを入れる
アクセスランプ
1 バッテリー/メモリースティックカバーを開ける。
矢印の方向にスライドさせて開けます。
2メモリースティックを入れる。
メモリースティックのbマークを奥にして、「カチッ」と音がするまで差
し込みます。
3 バッテリー/メモリースティックカバーを閉める。
メモリースティックを取り出す
バッテリー/メモリースティックカバーを開け、メモリースティックを軽く一 回押して取り出してください。
Pご注意
メモリースティックを入れるとき
は、奥まできちんと差し込んでくだ さい。正しく差し込まれないと「メモ リースティックエラー」等が表示され ます。 アクセスランプが点灯しているとき
は、データの読み込み、または書き 込みを行っています。絶対にメモ リースティックを取り出したり、電 源を切ったりしないでください。画 像データが壊れることがあります。 誤消去防止スイッチを「
ると記録や画像編集ができません。
LOCK
16
」にす
本機ではマジックゲートメモリー
スティックと一般のメモリース ティックのどちらもご使用いただ けます(96ページ)。
誤消去防止 スイッチ
誤消去防止スイッチの位置や形状は、
*
お使いの て異なることがあります。
端子
ラベル貼り付け部
メモリースティックによっ

基本的な操作

モードダイヤルの使いかた

撮影、再生、編集などの機能を切り換えるダイヤルです。 操作を始める前に、あらかじめ以下のように切り換えておきます。
:静止画を撮影する(19ページ)
:シャッタースピード優先モードで撮影する(59ページ)
S
:絞り優先モードで撮影する(60ページ)
A
M:シャッタースピードと絞りを手動調整して撮影する
(61ページ)
:シーンセレクションを選んで撮影する(62ページ)
SCN SET UP

コントロールボタンの使いかた

撮影時、メニュー画面が消えているとき
コントロールボタンは次のような操作をおこなうことができます。
:セットアップをする(92ページ)
:動画/クリップモーションを撮影する(30、67ペー
ジ)
:画像を再生/編集する(33、34、76、81ページ)
v): フラッシュを使って撮る(24ページ) (V): セルフタイマーで撮る(24、31ページ)
7b): 最後に撮影した画像を確かめる(21ページ)
B): 近くのものを撮る(マクロ撮影)(70ページ)
基 本 操 作
メニューや
本機はコントロールボタンで画面上の表示や画像、メニューを選び操作します。
SET UP
画面が表示されているとき
選択する 決定する
17
基本的な操作(つづき)
画面上の操作ボタン(メニュー)を表示/非表示するには
400 200 100
ボタンを押すたびに
MENU
画面上のメニューが表示/ 非表示されます。
オート
メニュー
MODE
18

静止画を撮る

静止画を
POWER
ジェイペグ
形式で記録します。
JPEG
スイッチで電源を入れ、メモリースティックを入れておきます。
POWER
1 モードダイヤルを「 」または「
スイッチ
S」「A」「M」「SCN
」にする。
2 シャッターを軽く押す。
ピピッと音がします。このときはまだ撮影されていません。 本機は被写体と撮影状況に合わせた露出・フォーカスを自動調節します。 自動調節が終わると、画面上で点滅していた わります*。 このときシャッターを離すと、撮影を中止します。
点灯すれば、撮影可能です。
ロック表示(緑)が点滅→点灯
AE/AF
ロック表示が点灯に変
AE/AF
測距枠
AF
撮りたい被写 体をこの枠に 合わせます。
基 本 操 作
撮 影
点滅していた
*
が合わせにくいことを意味します。(周囲が暗い、被写体と背景のコントラストが弱 い、被写体が近すぎる、など。)このようなときは一度シャッターを離して、フォー カスを合わせなおしてください。
ロック表示が遅い点滅に変わったときは、被写体にフォーカス
AE/AF
19
静止画を撮る(つづき)
3 シャッターを深く押し込む。
カシャッと音がして、撮影されます。 画面に「記録中」と表示され、画像がメモリースティックに記録されま す。「記録中」の文字が消えると、次の撮影ができます。
記録中
オートパワーオフ機能
撮影時または再生時、本機の電源を入れたまま約3分間操作をしないと、バッテ リーの消耗を防ぐため、自動的に電源が切れます。再び使いたいときは、
POWER
のは、バッテリーを電源として使用しているときだけです。また、動画再生時、 スライドショー(78ページ)をおこなっているとき、
A/V OUT
スイッチで、電源を入れ直してください。オートパワーオフ機能が働く
端子、
USB
端子にケーブルが接続されているときは働きません。
DC IN
端子、
メモリースティック(
58、64〜68
ページをご覧ください。
16MB)1
枚に記録できる枚数は
Pご注意
ロック時に以下のようになることがありますが、記録される画像は正常で
AE/AF
す。 ー被写体が明るいと、画面の色合いが変わる。 ー被写体が暗いと、一時的に画面が明るくなる。 手順2で自動調整が完了する前にシャッターを押し込んでも撮影できます。ただ
し、次のときは撮影できません。 ーフラッシュが必要な撮影状態で、
ラッシュの充電が完了していない)とき。
ランプ(24ページ)が点滅している(フ
CHG/
20
ファインダーで撮る
FINDER/LCD
かを切り換えることができます。 ファインダーで撮影すると、液晶画面に画像は映りません。視力に合わせて視度 調節ダイヤルを回し、ファインダー内の画像がはっきり見えるように調節してく ださい。
FINDER/LCD
スイッチを使ってファインダーで撮影するか液晶画面で撮影する
視度調節ダイヤル
スイッチ
最後に撮影した画像を確かめる(クイックレビュー)
メニューを消し(18ページ)、コントロールボタンのb(7)を押すと、最後に撮 影した画像が表示されます。
画像を削除するには:
 メニューを表示する。
1
 コントロールボタンのBで[削除]を選んで、zを押す。
2
 コントロールボタンのvで[実行]を選んで、zを押す。
3
通常の撮影モードに戻るには:シャッターボタンを軽く押す。または、もう1度 コントロールボタンのb(7)を押す。
基 本 操 作
撮 影
21
静止画を撮る(つづき)
ズームする
ボタン
ZOOM
軽く押すとゆっくりズームし、 さらに深く押すと速くズームします。
フォーカスを合わせるために必要な被写体までの距離は
側:約
W
側: 約
T
さらに近くのものを撮影するときは、マクロ撮影(70ページ)をお使いください。
50cm 90cm
以上 以上
デジタルズームについて
画像をデジタル処理して拡大する機能です。5倍を超えるズームはデジタルズー ムになります。
広角(
望遠(
ワイド
):被写体が小さく写る
Wide
テレフォト
Telephoto
):被写体が大きく写る
W
このラインよりT側がデジ タルズームになります。
T
デジタルズームを使うと
•最大10
倍までのズームをすることができます。 画質は劣化します。デジタルズームを使う必要がないときは、 ジタルズーム]を[切]にします(92ページ)。
Pご注意
SET UP
の[コンバージョンレンズ](93ページ)が[入]の場合、ズームはできませ ん。 デジタルズームは動画撮影中には使用できません。 デジタルズーム中は、AF測距枠(19ページ)は画面に出ません。
22
SET UP
で[デ
レンズ部を回転させて撮る
レンズ部
レンズ部を上側に77度、下側に36度まで回転させ、角度を調節できます。
画面上の表示
基 本 操 作
撮 影
DISPLAY
(表示可能なアイコンをすべて表示)
(警告表示とジョグダイヤルを使って操作可能な手動調節の数値のみ表示)
画面に表示される項目については
ボタンを押すたびに次のように変わります。
画面表示
画面表示
Y
ON
OFF
DISPLAY
ボタン
110
ページをご覧ください。
Pご注意
セルフタイマー表示と、一部の応用操作の表示は消すことができません。
画面上の表示は記録されません。
23
静止画を撮る(つづき)
セルフタイマーで撮る
セルフタイマーを使用すると、約10秒後に撮影されます。
シャッター
セルフタイマーランプ
コントロールボタンV( )
メニューを消す(18ページ)。
1
コントロールボタンのV( )を押し、シャッターを深く押し込む。
2
画面に (セルフタイマー)が表示されます。約10秒間ピッピッピという ビープ音とともに、セルフタイマーランプが点滅します。 その後シャッターが切れ、撮影されます。
セルフタイマーを中止するには
もう一度コントロールボタンのV( )を押します。
フラッシュを使って撮る
撮影状況の光量が足りないと判断した場合、フラッシュが自動で持ち上がり発光 します。
フラッシュ発光部
コントロールボタンv( )
ランプ
CHG/
メニューを消し(18ページ)、コントロールボタンのv( )を繰り返し押して希 望のフラッシュ表示を出します。 ボタンを押すたびに、以下のように表示が変わります。
(表示なし)t
強制発光:周囲の明るさに関係なく発光します。
発光禁止:発光しません。
t
t(表示なし)
24
ただし、モードダイヤルの設定によりオート(表示なし)にできないモードもあ ります。(zはお買い上げ時の設定です)
モードダイヤル オート 強制発光 発光禁止
zaa
S A M SCN
夜景 × az 風景 × az ポートレート zaa
(クリップモーションのみ) zaa
× az × az × az
フラッシュの発光量は
メニューの[フラッシュレベル]で変えることができます(51ページ)。
人物の目が赤くなるのを軽減するには
の[赤目軽減]を[入]にします(92ページ)。撮影前に予備発光し、目が赤く
SET UP
写るのを軽減します。赤目軽減[入]を選んだときは、画面上に が表示されます。
Pご注意
メニューの[
です。[オート]以外のときは、フラッシュレベルを変えても効果が得られ
4.5 m
ないことがあります。 コンバージョンレンズ(別売り)をつけていると、内蔵フラッシュの光をさえぎ
り、レンズの影が映り(ケラレ)ます。 外部フラッシュ(別売り)と内蔵フラッシュを同時に使うことはできません。外部
フラッシュを取り付けていると、重みでレンズ部が固定できません。左手でレン ズ部をささえて撮るか、三脚のご使用をおすすめします。 赤目軽減の効果には個人差があります。また被写体までの距離や予備発光を見て
いないなどの条件によって、効果が表れにくいことがあります。 明るい場所で 強制発光を使うとフラッシュ効果が得られにくいことがあります。
フラッシュを充電している間は、
消灯します。
NIGHTSHOT
きはフラッシュは使用できません。
NIGHTFRAMING
]が[オート]のとき、内蔵フラッシュの推奨撮影距離は
ISO
ランプが点滅します。充電が完了すると
CHG/
時、動画撮影時(
時は、 強制発光になります。
ムービー)、ブラケット、および連写のと
MPEG
0.3 m
基 本 操 作
撮 影
25
静止画を撮る(つづき)
ホログラフィックAFを使って撮る
暗い場所でフォーカスを合わせるための補助光です。
SET UP
買い上げ時は[オート]に設定されています。撮影時に が表示され、シャッ ターを半押ししてフォーカスがロックされるまでの間だけ自動的に発光します。
ホログラフィックAFとは
「ホログラフィックAF」はレーザーホログラムを応用し、 暗闇での静止画撮影を
可能にした新しいAF補助光システムです。このシステムはレーザー出力クラス を満たしており、 従来の高輝度 やさしく、安全性が高いという特長があります。
ホログラフィックAFの発光部を至近距離から直接のぞき込んでも安全上問題は ありませんが、懐中電灯を直接のぞき込んだ時と同様、数分間残像が残ったり、 目が眩むことがありますので、お控えください。
* JIS規格(JP)、IEC規格(EU)、FDA規格(US)
の[ホログラフィックAF](92ページ)を[オート]にしてください。お
ホログラフィック
発光部
AF
や高輝度ランプを用いたシステムより、目に
LED
全ての時間基準 満たしています。これはレーザー光を直接、またはレンズなどで集光して 間のぞき込んでも安全なレーザー製品を意味しています。
30000
秒のクラス1を
30000
1*
26
Pご注意
ホログラフィックAFを発光しても、充分な光が被写体に届かない場合(推奨距離
は約 ん。
NIGHTSHOT
シーンセレクション(62ページ)の夜景モードでは、フラッシュの 強制発光が設
定されている場合のみ、ホログラフィックAFは発光します。 シーンセレクション(62ページ)の風景モードが選ばれていたり、
バージョンレンズ](93ページ)が[入]の場合、ホログラフィックAFは発光しません。 ホログラフィックAFの光が画像の中心からずれる場合がありますが、光が被写体
に届いていれば、フォーカスは合います。 フォーカスを手動で調整しているときは発光しません。
フィルター(別売り)を付けているとホログラフィックAFの発光がさまたげられる
場合があります。 ホログラフィックAFの発光部が汚れていると、ホログラフィックAFの光がぼや
けてフォーカスが合いにくくなることがあります。このような場合は、ホログラ フィックAF発光部をかわいた布などで拭いてください。
)やコントラストが弱い被写体を撮影する場合、フォーカスは合いませ
4.5 m
時は発光しません。
SET UP
の[コン
基 本 操 作
撮 影
暗闇で撮る−
夜間に動植物を観察するときやキャンプなど、暗い場所で撮影できます。
NIGHTSHOT
(ナイトショット)
NIGHTSHOT NIGHTFRAMING
スイッチ
赤外線発光部
1 モードダイヤルを「 」にする。
2
NIGHTSHOT/NIGHTFRAMING
チを「
NIGHTSHOT
NIGHTSHOT
表示が点灯します。ナイトショットは5秒後に消 えます。
表示 とナイトショットという
」にする。
スイッ
"ナイトショット"
27
静止画を撮る(つづき)
3 シャッターを軽く押す。
4 シャッターを深く押し込む。
画像がメモリースティックに記録されます。
解除するには
NIGHTSHOT/NIGHTFRAMING
スイッチを「z」にします。
NIGHTSHOT
ホワイトバランス
測光モード切り換え
AE LOCK
ホログラフィックAF撮影
フラッシュ撮影
Pご注意
モードダイヤルは「 」にしてください。「 」以外のときは、「ナイトショットは
無効です」と表示されます。 昼間の屋外の明るいところでは使用しないでください。故障の原因になります。
NIGHTSHOT
NIGHTSHOT
をご使用ください。ただし、フォーカス距離情報は表示されません。
NIGHTSHOT
が5秒間点灯します。 フィルター(別売り)によっては赤外線がケラレます。推奨されるアクセサリーを
ご使用ください。
NIGHTSHOT
SET UP
できません。
暗闇で撮る−
夜間でも被写体を確認でき、フラッシュによる自然な色合いで撮影ができます。
中は以下の操作ができません
で撮影中の画像は、正しい色が表現されません。 時、オートフォーカスが合いにくいときは、マニュアルフォーカス
時、無効なキー操作をすると が点滅し、ナイトショット表示
の推奨撮影距離は
の[コンバージョンレンズ](93ページ)が[入]の場合、
0.3 m〜4.5 m
NIGHTFRAMING
です。
NIGHTSHOT
(ナイトフレーミング)
は使用
1 モードダイヤルを「 」にする。
28
2
NIGHTSHOT/NIGHTFRAMING
イッチを「
NIGHTFRAMING
ングという表示が点灯します。ナイトフレー ミングは5秒後に消えます。
NIGHTFRAMING
表示 とナイトフレーミ
」にする。
"ナイトフレーミング"
3 シャッターを軽く押す。
補助光(ホログラフィックAF)(26ページ)が発光し、フォーカスを自動調 節します。
4 シャッターを深く押し込む。
カシャッと音がしてフラッシュが光り、撮影されます。
解除するには
NIGHTSHOT/NIGHTFRAMING
スイッチを「z」にします。
基 本 操 作
撮 影
NIGHTFRAMING
ホワイトバランス
測光モード切り換え
中は以下の操作ができません
AE LOCK
マニュアルフォーカス
Pご注意
モードダイヤルは「 」にしてください。「 」以外のときは、「ナイトフレーミン
グは無効です」と表示されます。 シャッターを半押しにした状態でカシャッと音がしますが、シャッターを切る音
ではありません。この時はまだ撮影されていません。
NIGHTFRAMING
ブラケットおよび連写のときはフラッシュは発光しません。
NIGHTFRAMING
「マニュアルフォーカスは無効です」と表示されます。
その他の無効な操作をすると、 アイコンが点滅し、ナイトフレーミング表
示が5秒間点灯します。 フィルター(別売り)によっては赤外線がケラレます。推奨されるアクセサリーを
ご使用ください。
NIGHTFRAMING
SET UP
の[コンバージョンレンズ](93ページ)が[入]の場合、
使用できません。
機能は動画撮影には使用できません。
時、フォーカスリングをまわすと、 アイコンが点滅し、
の推奨撮影距離は
0.3 m〜4.5 m
です。
NIGHTFRAMING
29

動画を撮る

音声つきの動画を
POWER
スイッチで電源を入れ、メモリースティックを入れておきます。
エムペグ
MPEG
形式で記録します(47ページ)。
1 モードダイヤルを「
SET UP
」にする。
2 コントロールボタンのv/Vで[ ](カ
メラ)を選び、Bを押す。
3 コントロールボタンのv/Vで[動画選
択]を選び、Bを押す。
4 コントロールボタンのv/Vで[
ムービー]を選び、中央のzを押す。
MPEG
POWER
ページセンタク
ジッコウ
ページセンタク
スイッチ
カメラ
拡大フォーカス表示: 動画選択: 日付/時刻: デジタルズーム: ブラケット設定: 赤目軽減: ホログラフィックAF:
カメラ
拡大フォーカス表示:
動画選択:
日付/時刻: デジタルズーム: ブラケット設定: 赤目軽減: ホログラフィックAF:
カメラ
拡大フォーカス表示: 動画選択: 日付/時刻: デジタルズーム: ブラケット設定: 赤目軽減: ホログラフィックAF:
 入 MPEGムービー  切  入 ±0.7EV  切  オート
 MPEG
ムービー

クリップモーション
 入 MPEGムービー  切  入 ±0.7EV  切  オート
5 モードダイヤルを「 」にする。
動画を撮影する準備ができました。
30
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