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目次
1. 安全上の注意 ..................................................................22
2. 冷蔵庫の本来の使用目的 ........................................................22
3. 取り付けおよび接続 ............................................................23
3.1 設置場所を選ぶ ............................................................................. 23
3.2 器具の位置決めおよび平らに置く ............................................................. 23
3.3 電気の接続 ................................................................................. 23
4. 製品の解説 ....................................................................24
4.1 FAB 28 ..................................................................................... 24
4.2 FAB 30 ..................................................................................... 24
4.3 FAB 32 ..................................................................................... 25
4.4 棚 ......................................................................................... 25
4.5 ボトル用棚 ................................................................................. 25
4.6 冷蔵室の霜取り排水路 ....................................................................... 25
4.7 野菜室 ..................................................................................... 25
4.8 ドア棚および容器 ........................................................................... 26
4.9 チーズ用ボックス ........................................................................... 26
4.10 内部照明 .................................................................................. 26
4.11 ファン(一部機種のみ) ..................................................................... 26
5. 冷蔵室内の食料品の配置 ........................................................27
6. 作動温度の設定および選択 ......................................................27
7. 冷凍室の作動温度の設定および選択 ..............................................28
7.1 初期冷却スイッチなしの冷蔵庫(一部機種) .................................................... 28
7.2 初期冷却スイッチ付きの冷蔵庫(一部機種) .................................................... 28
7.3 初期冷却スイッチおよび冷却システム付きの冷蔵庫(一部機種) .................................. 28
8. 食料品の冷凍 ..................................................................29
8.1 冷凍食品の保存 ............................................................................. 29
8.2 冷凍食品の解凍 ............................................................................. 29
9. メンテナンスおよび清掃 ........................................................30
9.1 冷蔵室の霜取り ............................................................................. 30
9.2 冷凍庫の霜取り ............................................................................. 30
9.3 冷蔵庫の清掃 ............................................................................... 30
9.4 冷蔵庫のスイッチを切る ..................................................................... 30
9.5 省エネについての実践的なアドバイス ......................................................... 31
9.6 作動音 ..................................................................................... 31
9.7 故障の識別及び対処 ......................................................................... 31
9.8 内部電球の交換 ............................................................................. 31
10. トラブルシューティングガイド .................................................32
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使用者への指示:これらは推奨されている使用方法、制御盤の解説や器具の掃除やメ
ンテナンスのための正しい手順を供します
設置者への指示:これらは資格を持つエンジニアで製品の設置、委任および試験を行
うことを目的としています
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安全上の注意
廃棄方法 当社の環境に関する方針
当社の冷蔵庫は公害を発生しない環境にやさしいリサイクル可能な材料のみを使って梱包されています。お住まい
の自治体の指示にしたがって廃棄してください。集積、リサイクルあるいは廃棄処分場については、お住まいの自
治体あるいはお近くの代理店までお問い合わせください。
開梱後、梱包材料の一部あるいは全部を放置しないでください。梱包材料、特にビニール袋は子供が遊んだりしな
いように注意してください。
また、古い冷蔵庫は正しく処分してください。
重要 不要になった電気製品を回収する各自治体に出してください。正しく廃棄されることによって、リサイクルで
きる材料を賢く回収できます。冷蔵庫には環境を破壊するガスが含まれています;冷蔵庫の回収が来るまで、冷蔵
回路パイプラインが損傷されないことに注意してください。
冷蔵庫を解体する前に、万が一子供が中に入って遊んだりしても閉じ込められないようにドアや棚などを取り除い
てください。また、電源を切り、コンセントから抜いておいてください。
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安全上の注意
1. 安全上の注意
使用説明書を安全な場所に保管してください;説明書の中には取り付け、使用やアフターサービスにつ
いての重要な情報が記載されています。説明書は冷蔵庫の一部とみなされ、譲渡や転売する時にも添付
しなければなりません。
以下の注意事項をお守りいただけなかった場合は、当社は一切の責任については負いかねます:
- 故障している器具は絶対に使用しないでください:不明の場合、代理店までお問い合わせください。
- 器具は説明書に中に記載されている指示通りに取り付けおよび接続されなくてはなりません。電気
の接続状態は冷蔵庫本体の左下端にあるネームプレート上に記載されているようになっていなくて
はなりません。 器具の電気の安全性は関係している規定に従って住居用電気システムがアースされ
ている場合のみ保証されます。
- 修理やサービスは Smeg 社 アフターサービスからの資格のある技士によってのみ行われなくてはな
りません。故障や電球の交換あるいは清掃時や点検の時には必ず器具の電源を切ってください。電
気器具やスチームクリーナーなどを使っての霜取りは絶対にしないでください。冷蔵庫の壁を傷つ
けてしまうため、 鋭利なものを使っての霜取りは絶対に行わないでください。
- 冷蔵庫を移動する場合、絶対にドアやハンドルを引いて動かすようなことはしないでください。
- アルコール含有量が高い飲み物は密閉あるいは垂直に保存してください。炭酸飲料は缶やビンに関
係なく、フリーザーには入れないでください。ガス、可燃物や爆発物を含む製品を冷蔵庫で絶対に
保存しないでください。爆発の危険!
- アイスクリームメーカーや泡だて器などの電気器具は冷蔵庫内で絶対に使用しないでください。
- 冷蔵庫が正常に作動するためには、エアーダクトを妨害したり、塞いだりしないでください。
- フリーザーから出された冷凍食品を直に触ったり、口の中に入れたりしないでください。低温火傷
の恐れがあります。
- 変な匂いや形の飲食物は食べないでください。
- 子供が冷蔵庫で遊ばないように注意してください。また、棚や器具のその他の部分はこの説明書の
中で解説されている用途のみで使用し、それ以外の用途では使用しないでください。
停電の場合、ドアはなるべく開けないようにしてください。一部あるいは全部解凍した冷凍食品は再度
冷凍にしないでください。
警告:
この冷蔵庫にはイソブタン (R600a) が含まれており、冷蔵ガスにはフロンは含まれていませんが、可燃
性です。運搬、取り付け、清掃あるいは修理している時、ガス漏れを防ぐために、冷蔵回路部分を傷つ
けないように注意してください。損傷の場合、裸電球を使わずに、器具の接地されている部屋をよく換
気してください。
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2. 冷蔵庫の本来の使用目的
器具は家庭での使用を目的として作られており、新鮮な食品、冷凍食品の冷蔵保存や氷を作るために適
しています。営業目的で使用するためには設計されていません。Smeg 社は器具の正しくない使用方法
による損傷については責任を一切負いかねます。冷蔵庫は冷蔵回路の気密性についての必要な試験を行
い、電気器具の安全規定を満たしています。
警告:
メーカーは上記の規定を守らなかったために発生した怪我や損傷、あるいは器具の改造や純正部品を使
用しなかったために発生した怪我や損傷については責任を一切負いかねます。
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設置者への指示
3. 取り付けおよび接続
3.1 設置場所を選ぶ
冷蔵庫は換気の良い湿気のない場所に設置してください。直射日光の当たる場所や屋外には設置しない
でください。天候により(冷蔵庫内のネームプレートに記載)、器具は異なる温度状況でも使用できます。
等級 周囲の温度
平均以下 +10°Cから+32°C
平均温度 +16°Cから+32°C
亜熱帯 +16°Cから+38°C
熱帯 +18°Cから+43°C
冷蔵庫は火の近くや熱の発する場所の近くには絶対に置かないでください。これが不可能な場合、適切
な絶縁パネルを使って、器具が正しく機能するようにしなくてはなりません。上記以外の場合、器具を
電気あるいはガスレンジから最低 3 センチ離し、ストーブや暖房器具からは最低 30 センチ離してくだ
さい。
コンデンサーが正しく冷却するように、冷蔵庫を壁につけて設置しないでくだ
さい。これを避けるために、器具には 2 つのプラスチック製のスペーサーが添
付されており、それらをコンデンサー上に取り付けてください。冷蔵庫が壁の
棚の下に設置される場合、お互いの距離は最低 5 センチなくてはなりません。
フローリングやリノリューム上に器具を設置する場合、床を傷つけないように
注意してください。必要であれば、位置を決める場合に、電気のコンセントへ
の接続点を決めるために初めに木片やマットを敷き、その上に冷蔵庫を滑らせ
てください。
3.2 器具の位置決めおよび平らに置く
冷蔵庫を安定した平坦の床に置きます。床が完全に平坦でない場合、冷蔵庫の前部にある 2 本の調整可
能な脚を使います(図 1). 安定性、移動しやすさと製品の正しい位置付けを確実にするため、2 本の追
加脚(図 2)が後部にあります。どのような場合でも、床への損傷を防ぐために、冷蔵庫を動かす場合
は慎重に行ってください(特にフローリングの場合)。
1) 2)
3.3 電気の接続
冷蔵庫の電源を初めて入れる前に、最低 2 時間は垂直のままにしてください。そして、電気安全規定に
従ったアース接地のあるコンセントに器具のコードを接続してください。規定電圧および周波数は冷蔵
室内のネームプレートに記載されています。器具はソケットに接続され、関係している規定や条件に
従ってアースされていなくてはなりません。器具はネームプレート上に記載されている規定電圧の上下
15%以下あるいは 10%以上の変動に耐えられます。電源コードを交換する場合、この作業は Smeg 社の
テクニカルサービスエンジニアによって行われなくてはなりません。
ソケットは器具が設置された後でも、アクセス可能でなくてはなりません。
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使用者への指示
4. 製品の解説
4.1 FAB 28
冷蔵庫 (A):生鮮食品保存室
冷凍室 (B):生鮮食品の冷凍および冷凍食品の保存室。
ドアを開けるには、ハンドルを手前に引きます。(下の図参照)
閉めるには、ドアをフック側に押し、カチッと音がすることを
確認してください。
4.2 FAB 30
冷蔵庫 (A):生鮮食品保存室
冷凍室 (B):生鮮食品の冷凍および冷凍食品の保存室。
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使用者への指示
4.3 FAB 32
冷蔵庫 (A):生鮮食品保存室
冷凍室 (B):冷凍食品用冷凍室。多種類の食料品をバスケットの
中に入れられます。冷蔵室の下 (C) には霜取りによって発生した
水を集積および排水するための水路があります(メンテナンスお
よび清掃を参照)。
4.4 棚
各冷蔵庫には高さの位置を自由に変えられる数種類の棚が装備されています。各棚には完全に引き抜か
れたり、誤って取り除かれたりされないように、安全固定具があります。器具から取り外す場合、後ろ
を持ち上げ引き抜いてください。そして、棚の位置を変えてください。内部の全ての備品を簡単に取り
外すには、ドアを完全に開けていなくてはなりません。
4.5 ボトル用棚
通常の棚のように、ボトル用棚の高さも自由に変えられます。
冷蔵庫内では 2 つの異なる位置に固定できます:水平、あるいはボトルを
斜めに置けるよう、前の部分が持ち上がった状態。ボトル棚を取り外すに
は、後ろを持ち上げ、外側に引きます。
警告:ボトル棚に通常の高さ以上のビンを置く場合、ドアが完全に閉まる
ように高さが設定されていなくてはなりません。
4.6 冷蔵室の霜取り排水路
プレートの下の冷蔵室の後には霜取りから発生した排水を集めるための排水路および穴があります。冷
蔵庫が正しく機能するように、この穴は絶対に塞がないでください。固めのワイヤを使って定期的に点
検および清掃することをお奨めします。
4.7 野菜室
この容器(FAB32 モデルには 2 つある)は冷蔵室の下にあり、最高の保存状態を保つために一定の湿度
を必要とする生鮮食品を覆うためのガラス棚がはめ込まれています。
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使用者への指示
4.8 ドア棚および容器
ドアの内側には玉子、バター、乳製品、チューブ、保存剤やその他小さな物を置くための特別な棚がは
め込まれています。ドアの下にはビンを垂直に置くための棚があります。ドアの開閉時にビンが落ちな
いように、装備されている特別な保持ロッドによって固定されていなくてはなりません。
全てのドア棚やボックスは清掃用に取り外すことができます。ドアから取り外すには、取り付け具のど
ちらかの一方を上に持ち上げ、もう片方を持ち上げてください。ボトル棚には極端に重いビンを置いた
りせず、棚に置く場合ゆっくりと置いてください(図 1)。ビンを取り出す場合、保持ロッドに加重をが
かかるため、対角の方向に引き抜かないでください(図 2)。
図1) 図2)
4.9 チーズ用ボックス
特殊な蓋付きチーズ用ボックスが装備(モデルによって)。このボックスはどの棚にも置けます。
4.10 内部照明
冷蔵庫のドアが開いた時に、ライトが点灯し、ドアが完全に閉じるまでこのライトは点灯し続けます。
ライトは冷蔵庫の電源が切れている状態サーモスタットが 0(停止)に設定されていても点灯します。
4.11 ファン(一部機種のみ)
ファンは温度を均等に配分し、棚の上の結露を減らしてくれます。 冷蔵庫のドアが開いている場合は機
能しません。周囲の温度と湿度が割りと高い時にオンにすることをお奨めします。
ファンをオンにするには、記号を押してください 。 止めるには、記号 0 をオンにしてください。
ファンが作動中は、電力消費が上がります。
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使用者への指示
5. 冷蔵室内の食料品の配置
食料品を幾つかの棚に配置しながら、それぞれが気密性の高いラップあるいはカバーがしてあることに
注意してください。注意することによって:
- 食品の香り、湿度および新鮮さを保ちます;
- 他の食品へ匂いや味が移るのを防いでくれます;
- 食品の通常の呼吸(特に新鮮な果物や野菜)によって冷蔵庫内の湿度レベルが高くなりすぎるのを
防いでくれます。幾つかの作動状態においては、棚の上に結露ができる場合があります(周囲の温
度や湿度の上昇、ドアの頻繁な開閉)。
食品保存に適した容器のみを使ってください。温かい食品や飲み物は冷蔵庫に入れる前に、室温にして
から入れてください。
揮発性のものを保存したりしないでください。また、アルコール度数の高い飲み物はしっかりと密閉し、
垂直に保存してください。
6. 作動温度の設定および選択
冷蔵庫の右手角にあるノブ は冷蔵庫と冷凍庫両方の作動温度を設定するために使
用されます。
ノブを 0(停止)に回すと、器具のスイッチが切れます。
作動設定は1から7です。
器具のふたつの室において選択された設定と温度との間の直接の関係はありませ
ん。設定の数を増やすと、器具内の温度が下がります。必要な場合のみ、最高設
定(6 - 7)を使用してください:これらの設定によって、冷蔵庫内の温度は 0 ℃
に近くなり、電力消費も高くなります。通常の作動状態においては、中低(2 - 3)
がお奨めです。これによって冷蔵室の新鮮な食料品の効果的な保存および冷凍室内の冷凍食品の効果的
な保存を供します。
冷却ファンの付いている機種については、空気の流れが冷蔵庫内の温度を下げてしまうので、ファンが
オンの時は温度を若干高めに設定してください。
重要
天気の状態の変化(温度および湿度)や冷凍室と冷蔵室の別々のドアの開閉頻度が冷蔵庫の作動温度に
影響します。
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使用者への指示
7. 冷凍室の作動温度の設定および選択
7.1 初期冷却スイッチなしの冷蔵庫(一部機種)
新鮮な食料を大量に冷凍する 24 時間前に、サーモスタットを 5 から 7 の間に設定します。24 時間経過
後、食料品を入れ、サーモスタットのノブをお好みの設定してください(温度設定を参照)。
重要
天気の状態の変化(温度および湿度)やドアの開閉頻度が冷蔵庫の作動温度に影響します。
7.2 初期冷却スイッチ付きの冷蔵庫(一部機種)
大量の新鮮な食料品を冷凍する 24 時間前に、サーモスタットレギュレー
ターボックス上のスイッチを入れてください。機能はスイッチを押すこと
によって有効となり、色付きの "I" サインが見えます。"O" サイン が見え
る時は、スイッチがオフです。初期冷却機能をオンにした後、サーモスタッ
トを 5 から 7 の間の設定にします。24 時間経過後、食料品を入れ、スイッ
チを切り、サーモスタットノブをお好みの設定にします。この手順は初め
て冷蔵庫の電源を入れたときに行うとき、長期間使用しなかった場合に冷
凍室の温度を急速に低くするために行ってください。(温度設定を参照)
7.3 初期冷却スイッチおよび冷却システム付きの冷蔵庫(一部機種)
大量の新鮮な食料品を冷凍する 24 時間前に、サーモスタットレギュレー
ターボックス上のスイッチを入れてください。機能はスイッチを " ", 位
置にして有効にすることができ、 0 に戻すことによって無効にすることが
できます。初期冷却機能をオンにした後、サーモスタットを 5 から 7 の間
の設定にします。24 時間経過後、食料品を入れ、スイッチを切り、サーモ
スタットノブをお好みの設定にします。この手順は初めて冷蔵庫の電源を
入れたときに行うとき、長期間使用しなかった場合に冷凍室の温度を急速
に低くするために行ってください。(温度設定を参照) 。
冷却ファンと初期冷凍は同時に機能することはできません。
重要
天気の状態の変化(温度および湿度)やドアの開閉頻度が冷蔵庫の作動温度に影響します。
7.3.1 急速冷凍
電力を無駄にしないために、必要な場合以外、この機能をオンにしないでください。
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使用者への指示
8.
食料品の冷凍
正しい保存および冷凍方法のために、果物や野菜は 1 キロ以下の重量、肉や魚は 2 キロ以下の重量にま
とめてください。少量の食料品の方がそれだけ早く冷凍になりやすく、解凍後や料理する際も栄養素や
香りが失われません。フリーザーバッグ、アルミホイル、食料品用ポリエチレンフィルムやフリーザー
用容器のみを使用してください。紙袋、食料品用以外のセロハン袋、買い物袋あるいは使用済みのフ
リーザー用バッグは使用しないでください。気密性の高いものに食料品を詰め、空気は全て抜くように
してください。袋を使用する場合、包みを輪ゴムあるいはプラスチックがコーティングされているワイ
ヤで留めてください。温かい食品は冷凍庫に入れる前に必ず室温に戻してから入れ、冷凍食品が冷凍途
中の食品に触れないようにしてください。包みには冷凍した日、量や食品の種類を記し、新鮮であるこ
とに注意してください。24 時間の間の冷凍できる新鮮な食料品の最大量はネームプレートに記載されて
います。記載されている量を超えないようにしてください:超えると、冷凍庫の効力を減らし、既に冷
凍されている食品を保存する能力が低下します。
初期冷凍スイッチ付きの機種については: スイッチを入れ、大量の食料品を冷凍する 24 時間前にサー
モスタットノブを 5 - 7 にします。24 時間経過後、食料品を入れ、更に 24 時間経過後、スイッチを切
り、サーモスタットノブをお好みの位置にします。I、 あるいは色付きの表示が見える場合、スイッ
チがオンになっています。スイッチ上の 0 表示が見える時オフ、あるいは色付きの表示が見えない時は
オフです。
8.1 冷凍食品の保存
冷凍食品を購入する際に、梱包が破損していず、商品の賞味期限が切れていないことや商品の入っていた
フリーザーの温度 -18
保存期間やメーカーによる消費方法にも注意してください。購入した冷凍食品も運搬中に解凍してしまう
恐れを防ぐために、適切な絶縁された容器を使って保護してください。温度の上昇は保存寿命を縮め、品
質にも影響を与えます。
霜が付着し過ぎている冷凍食品は購入しないでください;一度解凍した恐れがあります。
食料品 保存期間(月数)
野菜 + + +
果物 + + +
パン、砂糖菓子 +
牛乳 +
調理済み食品 +
肉:牛肉 + + +
子牛肉 + + +
豚肉 + + +
鶏肉 + + +
獲物肉 + + +
ミンチ肉 +
スモークソーセージ +
魚:脂身 +
赤身 +
臓物 +
冷凍食品の劣化を防ぐために、食料品によって異なる保存期間を過ぎての保存はやめてください。
°
C 以上になっていないことに注意してください。また、温度の関するアドバイス、
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
8.2 冷凍食品の解凍
部分的に解凍されている食品はなるべく早く消費してください。低温は食品を保存しますが、解凍後に
発動する微生物を破壊しないため、保存食品を劣化させます。解凍した食品の匂いおよび外観が普通で
あれば、調理し、必要であれば、冷めた後に再度冷凍することもできます。
種類や意図する目的によって、冷凍食品は室温、冷蔵庫、電気オーブン(従来型あるいはファン)、あ
るいは電子レンジで解凍機能を使って解凍することができます。
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使用者への指示
9. メンテナンスおよび清掃
9.1 冷蔵室の霜取り
冷蔵室には自動霜取り装置が装備されています。冷蔵庫の通常の作動中、コンプレッサが作動中に後壁
に霜がつき、作動していない時に溶けます。コンプレッサが作動していない時、後壁についた霜が溶け、
水が冷蔵庫本体の底にある開口部に流れます。ここから、コンプレッサ上のトレーに流れ、蒸発します。
警告
後壁に形成される氷の量は温度状況(気温や湿度)、ドアの開閉頻度、器具の作動温度や中に保存され
ている食料品の量(特に野菜や果物)によって異なります。
9.2 冷凍庫の霜取り
冷凍室は手動で霜取りしなくてはなりません。棚の上の霜あるいは氷の厚さが 2 センチを超えた場合、
冷凍室の霜取りを行ってください。霜取りを行う数時間前に、冷凍食品の温度を更に下げるためにノブ
を使ってサーモスタットを 7 に設定してください。その後、ノブを 0(停止)に設定し、コンセントか
らコードを抜いてください。冷凍食品を冷凍室から取り出し、清掃中、解凍することは避けてください。
FAB32 モデルについては、器具の下にある溝の中にパイプをはめ込んでください。 霜取りによって発生
する水を集めるために、パイプの下に容器を置いてください。
9.3 冷蔵庫の清掃
清掃前に、コンセントからコードを抜いてください。外側を掃除する際には、水あるいは水に含ませた
洗剤(窓拭き用など)を使ってください。ペンキ部分を傷める研磨剤あるいは酸、化学溶剤などは絶対
に使用しないでください。スポンジあるいは柔らかい布を使用してください。
冷蔵庫内を掃除するのにスチームクリーナーは使用しないでください;指定の消毒薬を使用することを
お奨めします。指定の SMEG ブランドの消毒薬は当社のサービスセンターで購入できます。
棚や備品を取り外してください。取り外す際に余分な力をかけすぎないように注意してください。「ド
ア棚および容器」の項に記載されている指示に従ってください。取り外し可能なプラスチック部分は絶
対に皿洗い機の中で洗わないでください;ぬるま湯および洗剤あるいは水とお酢で洗ってください。水
や洗剤で電灯部分を濡らさないように注意してください。
ぬるま湯でガスケットを掃除し、乾燥させてください。
冷蔵庫がフルに機能できるよう、後にあるコンデンサをブラシあるいは電気掃除機
を使って定期的に清掃してください。
また、コンプレッサ上のトレーを定期的に点検し、必要に応じて清掃してください。
9.4 冷蔵庫のスイッチを切る
冷蔵庫を長期間使用しない場合、サーモスタットノブを 0(停止)に設定してください。FAB32 モデル
については、冷蔵部部分のスイッチを切るには上記の手順で行い、コントロールディスプレー上にある
スイッチを押して冷凍庫のスイッチを切ってください。その後、室内を空にし、冷蔵庫のコードをコン
セントから抜き、霜取りができたら、溜まった水滴を拭き取ってください。嫌な匂いを発生させないよ
う、ドアは開けたままにしてください。
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使用者への指示
9.5 省エネについての実践的なアドバイス
- 冷蔵庫は換気の良い冷暗で、直射日光の当たらない火気のない場所に設置してください。
- 熱い食物を冷蔵庫内あるいは冷凍室に入れないでください。棚に置く前に、食料品や飲み物が室温
になるまで待ってください。
- 冷蔵庫内の温度の上昇を避けるために、ドアの開閉時間はなるべく短くしてください。
- 器具の効率が低下することを避けるために、コンデンサ(冷蔵庫の後)を定期的に清掃してください。
- 初期冷却および急速冷凍機能が装備されている機種については、これらの機能を必要以上の時間作
動させないでください。
- 冷蔵庫を長期間使用しない場合、空にし、電源を切っておくことをお奨めします;
- 冷凍食品を解凍する場合、冷蔵庫内で解凍することによって、冷気が冷蔵庫内に広がります。
9.6 作動音
冷蔵庫と冷凍庫は圧縮システムによって冷やされます。冷蔵室および冷凍室内の前以て設定された温度
を維持するために、コンプレッサは必要とする冷蔵レベルに反応し作動し、必要に応じて継続的に作動
することがあります。コンプレッサから唸るような音が聞こえますが、数分後に音は静かになります。
その他の冷蔵庫の正常な作動音は回路内のパイプを流れる冷却剤によるゴロゴロ音です。この音は正常
な音で、器具が誤作動している音ではありません。もし音が大きすぎる場合、他に原因が考えられます。
この場合、以下を確認してください:
- 冷蔵庫が床の上に正しく設置されており、コンプレッサ作動中に振動しないこと。脚を正しく調整
してください;
- 引き出し、棚やドアボックスが正しくはめ込まれている:正しくはめ込んでください;
- 複数の棚の上のビンや容器は安定していて、触れていない。 コンプレッサ作動による振動が音を発
生させることがあります;
- キッチンユニットあるいはその他の器具が冷蔵庫に触れにように配置してください。
9.7 故障の識別及び対処
新しい冷蔵庫は厳正なる品質基準によって設計および製造されています。この項は Smeg 社アフターサー
ビスにお問い合わせをする前に故障原因を識別できるようにすることを目的としています。
9.8 内部電球の交換
電球を交換する前に、ランプソケット内の部分が緩くなったために、点
灯しなくなったわけではないことを確認してください。どのような場合
でも、ソケットが正しく接続されているか、あるいは電球交換のためで
も、安全上の理由から、コンセントから冷蔵庫のコードを抜いて電源を
切ってから行ってください。シートから取り外すには、指でカバー捻っ
てください(矢印 1 の方向に)。引き出して(方向 2 に引いて)、電球を
交換してください (E14, max 10W)。
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使用者へのアドバイス
10.トラブルシューティングガイド
問題 考えられる原因 解決策
作動音が大きい - 「作動音」の項を参照
コンプレッサがよく始動する、あるい
は継続的に作動する:
コンプレッサが始動しない: - 温度調節が 0 (停止)になってい
冷蔵室が十分に冷えていない - 内部温度設定サーモスタットが低
冷蔵室の下に水がある: - 「結露排水」開口部が遮断あるいは
閉じた後にドアが開けにくい: - 閉じてからすぐにドアを開けよう
- コンプレッサとコンデンサの冷却
が不適切。
- 外気温の上昇
- ドアを頻繁に開けたり、長時間開
けっ放し。
- 器具の中に生鮮食料品が多すぎる
る。
- 電源コードがコンセントに差し込
まれていない。
- コンセントから電力が供給されて
いない。
すぎに設定されている (1-2)
(器具内に高い温度を供する)
- ドアを頻繁に開けたり、長時間開
けっ放し。
- ドアが正しく閉じられていない
- 外気温の上昇。
凍結している
- 3.1 設置場所を選ぶで説明されて
いるようにコンデンサが汚れてい
ないかを確認し、器具の後が十分
に換気されていることに注意して
ください。
- 一度に大量の食料品を冷凍しな
い。
- コードを電源に接続する。
- 電力会社に問い合わせる。
- レギュレーターを中に設定する
(4-5)。
- ドアをなるべく開けずに、また短
時間にする。
- 食料品が棚の上に正しく並べられ
ており、ドアの開閉を邪魔せず、
冷蔵庫が床の上に平らに置かれて
いることを確認する。
- ガスケットのシーリングが正し
く、損傷していないことを確認す
る。
- 排水開口部を開く
とした場合(特に冷凍室のドア)、
ある一定の力が必要。これは器具
内に進入した暖かい空気を冷却す
るために発生する真空が原因。
32
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使用者へのアドバイス
問題 考えられる原因 解決策
食品を正しく冷凍するのに冷凍室内
の温度の低さが足りない
冷蔵室に結露が多すぎる - ドアが助っ人が冷蔵庫に気密性の
- 内部温度設定サーモスタットが低
すぎに設定されている。
- ドアを頻繁に開けたり、長時間開
けっ放し。
- ドアが完全に閉まらない。
- 冷凍するのに砂糖含有量が多す
ぎる
高さを供していることを確認す
る。
- ドアを頻繁に開けたり、長時間開
けっ放し。
- レギュレーターを中に設定する
(4-5)。
- ドアをなるべく開けずに、また短
時間にする。
- 食料品が棚の上に正しく並べられ
ており、ガスケットのシーリング
が正しく、損傷もなく、冷蔵庫が
床の上に平らに置かれていること
を確認する。
- 幾つかの食料品は非常に低い温度
でのみ完全に冷凍できます(アイス
クリーム、濃縮フルーツジュース)
- 割れがある場合、ガスケットを片
一方の手で引っ張り、中に沿って
指を滑らせる。
- 器具が暖かかったり、湿度の高い
状態で作動している場合は、ドア
をなるべく開けず、短時間にする;
- 冷蔵室の食料品を減らす。
冷蔵室内の温度が冷たすぎる、食料品
が凍っている:
冷蔵室の後壁に氷が多すぎ(霜の厚さ
が1センチ以上):
- 棚の上に生鮮食料品(果物や野菜)
が多すぎる。
- 食料品の蓋が正しくされていない
か、気密性の高い容器に入ってい
ない
- 冷却温度レギュレーター装置が高
すぎに設定されている(器具内の
温度が低すぎ)
- 冷却温度レギュレーター装置が高
すぎに設定されている(器具内の
温度が低すぎ)。
- ドアを頻繁に開けたり、長時間開
けっ放し。
- 容器の蓋をして、食料品を密封
する。
- レギュレーターを低に設定する
(1-2)。
- 適切なバッグや容器を使って食料
品に蓋をする。
- 濡れすぎた野菜や果物は入れない
- 冷蔵庫の後に触れるように食料品
を入れない。
- 冷蔵庫内の温度を僅かに上げるた
めにレギュレーターをより低い設
定(1-2)にする。
- ガスケットが気密性の高い密閉性
を供しているかを確認する。
- ドアの開閉頻度を減らし、短時間
にする。
- 大気中の温度と湿度の上昇。
- 熱い食物や飲み物を冷蔵庫内に置
かない。
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使用者へのアドバイス
問題 考えられる原因 解決策
冷凍室内の氷が多すぎる - 内部温度設定サーモスタットが低
すぎる温度に設定されている。
キャビネットの前を触ると熱い - 冷蔵庫は正常に作動している。
ドアが正しく配列されていない
(FAB28 以外)
冷凍室ドア(FAB28)のガスケット上あ
るいはドアの隣の冷凍室の壁に形成
される結露
ご購入された商品が上述されている問題点に含まれていない場合で、より詳しく知りたい場合、アフターサービス
までお問い合わせください。最寄の SMEG 社の住所電話番号は電話帳に載っています。
- ガスケットが冷凍室に十分な気密
性を供していない。
アフターサービス ネームプレートを読む。
- 冷蔵庫内の温度を僅かに上げるた
めにレギュレーターをより低い設
定(1-2)にする。
- ガスケットが気密性の高い密閉性
を供しているかを確認する:割れ
ている場合、ガスケットを片一方
の手で引っ張り、中に沿って指を
滑らせる。
- ドアの開閉頻度を減らし、短時間
にする。
- 大気中の温度と湿度の上昇;
- 熱い食物や飲み物を冷凍庫内に置
かない。
キャビネット内にドアガスケット
が閉じる部分に結露が形成するこ
とを防ぐために設計された表面冷
却システムがある。
- 冷蔵庫が正しく平らに置かれてい
ることを確認し、必要であれば、
後脚 2 本を調整する。2 本の脚の
設定を変更したら、配置が向上し
たかを確認する。
- 必要に応じて、ちょうつがいを調
整する:2 本のねじを緩め、ちょ
うつがいを僅かに上下させる。そ
の後、固定するためにねじを締め
る。結露が上にある場合、ちょう
つがいを上げる;下にある場合、
下げる。
- 暖かくて、湿度の高い状態の場合、
ドアの開閉時間をなるべく減ら
す。
サービスを迅速に行えるよう、オペレーターにご購入された機種名および冷蔵庫内に記載されているシリアル番号
を知らせられるように控えておいてください。ご協力ありがとうございます。
914773121/ B
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